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JP2018002428A - かご操作盤 - Google Patents

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JP2018002428A
JP2018002428A JP2016133705A JP2016133705A JP2018002428A JP 2018002428 A JP2018002428 A JP 2018002428A JP 2016133705 A JP2016133705 A JP 2016133705A JP 2016133705 A JP2016133705 A JP 2016133705A JP 2018002428 A JP2018002428 A JP 2018002428A
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祐起雄 渡邊
Yukio Watanabe
祐起雄 渡邊
秀哉 南地
Hideya Nanchi
秀哉 南地
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
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Toshiba Elevator Co Ltd
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Abstract

【課題】操作位置が低い利用者であっても、行先階ボタンを操作しやすいかご操作盤を提供すること。【解決手段】実施形態に係るかご操作盤は、乗りかごの停止階に対応した複数の第1行先階ボタンを表示する表示手段と、表示手段によって表示された各第1行先階ボタンへのオブジェクトの接触を検出し、当該オブジェクトが接触した位置に表示される第1行先階ボタンに対応した呼びを登録する呼び登録手段とを備え、表示手段は、特定の利用者が乗りかごに乗車したとき、各第1行先階ボタンとは異なる複数の第2行先階ボタンを当該各第1行先階ボタンよりも低い位置に追加表示する。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、かご操作盤に関する。
一般的に、操作盤に配設される行先階ボタンの位置は、エレベータ利用者の平均身長に基づいて決定されている。このため、子供や車椅子利用者など、高さが平均身長に満たない利用者(換言すると、操作位置が低い利用者)の場合、行先階ボタンを押し辛いまたは押すことができないという不都合が生じてしまう。
実開平4−117883号公報 特開2013−119438号公報
本発明が解決しようとする課題は、操作位置が低い利用者であっても、行先階ボタンを操作しやすいかご操作盤を提供することである。
実施形態に係るかご操作盤は、乗りかごの停止階に対応した複数の第1行先階ボタンを表示する表示手段と、前記表示手段によって表示された各第1行先階ボタンへのオブジェクトの接触を検出し、当該オブジェクトが接触した位置に表示される第1行先階ボタンに対応した呼びを登録する呼び登録手段とを具備し、前記表示手段は、特定の利用者が前記乗りかごに乗車したとき、前記各第1行先階ボタンとは異なる複数の第2行先階ボタンを当該各第1行先階ボタンよりも低い位置に追加表示する。
図1は、第1の実施形態に係るかご操作盤を含むエレベータシステムの構成を示す図である。 図2は、一般利用者だけが乗りかごに乗車している場合の行先階ボタンの表示例を示す図である。 図3は、特定の利用者が乗りかごに乗車している場合の行先階ボタンの表示例を示す図である。 図4は、特定の利用者が乗りかごに乗車している場合の行先階ボタンの別の表示例を示す図である。 図5は、特定の利用者が乗りかごに乗車している場合の行先階ボタンのさらに別の表示例を示す図である。 図6は、追加行先階ボタンを拡大した拡大図である。 図7は、同実施形態に係るエレベータシステムによって実現される動作の一例を示すフローチャートである。 図8は、第2の実施形態に係る追加表示ボタンの表示例を示す図である。 図9は、同実施形態に係るエレベータシステムによって実現される動作の一例を示すフローチャートである。 図10は、その他の実施形態に係る操作部の表示例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
なお、以下では、所定値(例えば140cm)以上の高さを有した利用者を「一般利用者」と称し、所定値未満の高さを有した利用者を「特定の利用者」と称する。特定の利用者には、例えば、子供や車椅子利用者などが含まれる。所定値は、例えば、エレベータ利用者の平均身長に基づいて決定される。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係るかご操作盤を含むエレベータシステムの構成を示す図である。図1に示すエレベータシステムにおいては、乗りかご11の乗降口にかごドア12が開閉自在に取り付けられ、そのかごドア12の横にタッチパネル式の操作部14を有するかご操作盤13が設置されている。操作部14は、液晶表示装置(LCD: Liquid Crystal Display)とこのLCD上に載置された透明のタッチパネルとで構成され、乗りかご11の停止階に対応した行先階ボタン15をタッチ操作可能に表示している。LCDは、タッチパネル制御装置(T/P制御装置)21から出力される表示信号に基づいて画面イメージを表示する。タッチパネルは、オブジェクト(例えば、利用者の指など)が接触した画面上の位置を検出可能なポインティングデバイスである。なお、タッチパネルの方式としては、例えば「抵抗膜方式」や「静電容量方式」などがあるが、特にこれらの方式に限定されるものではない。
利用者が操作部14上の任意の階の行先階ボタン15をタッチすると、タッチパネル制御装置21は、当該行先階ボタン15に対応したかご呼びを生成してエレベータ制御装置(EL制御装置)22に送る。なお、「かご呼び」とは、行先階ボタン15の操作により登録される呼びの信号のことであり、行先階(目的階、かご呼び登録階)の情報を含む。
また、このかご操作盤13の下部には戸開ボタン16a、戸閉ボタン16b、非常呼びボタン17が設けられ、上部には表示部18とアナウンス部19とが設けられている。
戸開ボタン16aはかごドア12の戸開を指示するためのボタンであり、戸閉ボタン16bはかごドア12の戸閉を指示するためのボタンである。非常呼びボタン17は、外部(例えば、建物の監視室または遠隔地に存在するエレベータの監視センタなど)と連絡するためのボタンである。これらのボタン16a,16b,17は、非常時に重要となるボタンであるため、操作の確実性の面から押下式の操作ボタンで構成されている。また、これらのボタン16a,16b,17が利用者によって操作された場合に生成される操作信号は、図示しない伝送ケーブルを介してエレベータ制御装置22に与えられる。なお、操作の確実性が担保されるのであれば、ボタン16a,16b,17についても操作部14に配置して行先階ボタン15と同様にタッチ操作可能な構成としても良い。
表示部18はLCDからなり、かご内インジケータとして乗りかご11の運転方向や現在位置を表示している。アナウンス部19は、音声アナウンスを出力する部分である。
乗りかご11の乗降口近傍には、センサ装置20が設置されている。このセンサ装置20は、乗りかご11に乗車する利用者を検出すると共に、当該検出された利用者の高さに関する高さ情報をエレベータ制御装置22に送る。なお、センサ装置20としては、例えば「超音波センサ装置」や「光センサ装置」などがあるが、特にこれらに限定されるものではない。
タッチパネル制御装置21は、エレベータ制御装置からの指示にしたがって、操作部14の表示制御(例えば、行先階ボタンの表示や行先階ボタンの点灯/消灯など)を行う。エレベータ制御装置22は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備えたコンピュータからなり、乗りかご11の運転制御を含むエレベータ全体の制御を行う。
図2は、一般利用者だけが乗りかご11に乗車している場合の行先階ボタン15の表示例を示す。この場合、操作部14には、図2に示すように、乗りかご11の停止階に対応した複数の一般行先階ボタン(第1行先階ボタン)15aだけが好適なレイアウトで画面全体に表示される。一般行先階ボタン15aとは、一般利用者によって使用されることを想定したボタンであり、乗りかご11に利用者が乗車している間中、操作部14に常に表示されているボタンである。好適なレイアウト(例えば、ボタン間の間隔やボタン配列など)は、乗りかご11の停止階の数や操作部14の大きさ(表示面積)によって決定される。
図3は、特定の利用者が乗りかご11に乗車している場合の行先階ボタン15の表示例を示す。この場合、操作部14には、図3に示すように、一般行先階ボタン15aに加えて、追加行先階ボタン(第2行先階ボタン)15bが表示される。追加行先階ボタン15bとは、特定の利用者によって使用されることを想定したボタンであり、操作部14の画面上において、一般行先階ボタン15aよりも低い位置に表示される。また、前述したように、操作部14には、一般行先階ボタン15aと追加行先階ボタン15bの2種類の行先階ボタンが表示されるため、一般行先階ボタン15aは、追加行先階ボタン15bを表示するスペースの確保のために、図2に示した一般行先階ボタン15aだけが表示されている場合とは異なるレイアウトで表示される(換言すると、ボタンの表示位置が変更される)。具体的には、ボタン間の間隔を狭めたり、ボタンの大きさを縮小したり、ボタン配列を変更したりすることで、一般行先階ボタン15aの表示位置は変更される。図3では、ボタン間の間隔を狭めることで、一般行先階ボタン15aの表示位置が変更された場合を例示している。
図4及び図5は、特定の利用者が乗りかご11に乗車している場合の一般行先階ボタン15aのレイアウトの一例を示す。図4では、ボタンの大きさを縮小することで、一般行先階ボタン15aの表示位置が変更された場合を例示し、図5では、ボタン配列を変更することで、一般行先階ボタン15aの表示位置が変更された場合を例示している。図4及び図5に示すように、一般行先階ボタン15aの表示位置を変更するために、ボタンの大きさを縮小したり、ボタン配列を変更したりするのは、主に、乗りかご11の停止階の数が多い(多階床)ときに使用される。一方で、一般行先階ボタン15aの表示位置を変更するために、図3に示したように、ボタン間の間隔を狭めるのは、乗りかご11の停止階の数があまり多くない(低階床)ときに使用される。
図6は、追加行先階ボタン15bを拡大した拡大図である。追加行先階ボタン15bは、特定の利用者の手の届く範囲に乗りかご11の停止階に対応した全ての行先階ボタンを配置する必要がある。このため、追加行先階ボタン15bは、図6に示すように、ボタン配列を2行−4列にするなど、一般行先階ボタン15aとは異なるレイアウトで表示されても良い。
追加行先階ボタン15bを操作することで登録されるかご呼びには、行先階を示す情報の他に、追加行先階ボタン15bを操作することで登録された呼びであることを示す属性情報が含まれる。なお、追加行先階ボタン15bを操作することで登録されるかご呼びは、特定の利用者、すなわち、子供や車椅子利用者の操作により登録される呼びであるので、特殊呼びとして登録されても良い。「特殊呼び」とは、行先階に到着したときのかごドア12の戸開速度や戸開時間などが通常のかご呼びとは異なる呼びのことであり、特殊呼びであることを示す属性情報がさらに含まれる。
次に、図7のフローチャートを参照して、本実施形態に係るエレベータシステムによって実現される動作の一例について説明する。但し、ここでは、操作部14には一般行先階ボタン15aだけが既に好適なレイアウトで表示されているものとして説明する。また、後述する「乗場呼び」とは、各階の乗場で図示しない乗場呼びボタンの操作により登録される呼びの信号のことであり、登録階(乗場呼び登録階)と行先方向の情報を含む。
利用者によって登録された乗場呼びに応答した乗りかご11が乗場呼び登録階に到着し、利用者が乗りかご11に乗車すると、センサ装置20は、乗りかご11に乗車する利用者を検出し、当該検出された利用者の高さに関する高さ情報をエレベータ制御装置22に出力する(ステップS1)。
例えば、センサ装置20が超音波センサ装置である場合、センサ装置20はかごドア12の戸開と共に超音波を発生させ、超音波が利用者に反射して返ってくるまでの時間を測定し、センサ装置20から利用者までの距離を算出する。このため、エレベータ制御装置22には、センサ装置20から利用者までの距離が高さ情報として出力される。なお、公知の別の手法にて利用者の高さを測定し、利用者の高さそのものを示す高さ情報がエレベータ制御装置22に出力されても良い。
エレベータ制御装置22は、センサ装置20から出力された高さ情報の入力を受け付けると、当該入力を受け付けた高さ情報に基づいて、乗りかご11に乗車している利用者の中に特定の利用者が含まれているか否かを判定する(ステップS2)。
例えば、前述したようにセンサ装置20が超音波センサ装置であって、センサ装置20から利用者までの距離が高さ情報として出力されている場合、エレベータ制御装置22は、乗りかご11の床面からセンサ装置20までの距離と、入力を受け付けた高さ情報によって示される距離との差分、つまり、利用者の高さを算出し、当該利用者の高さが所定値以上であるか否かを判定することで、当該利用者が一般利用者であるか、特定の利用者であるかを判定する。エレベータ制御装置22は、当該判定の結果に基づいて、乗りかご11に乗車している利用者の中に特定の利用者が含まれているか否かを判定する。
乗りかご11に乗車している利用者の中に特定の利用者が含まれていない、つまり、利用者が一般利用者のみであると判定された場合(ステップS2のNO)、操作部14に表示された一般行先階ボタン15aによりかご呼びの登録が行われる。操作部14は、利用者によってタッチされた位置を示す位置情報をタッチパネル制御装置21に出力する。タッチパネル制御装置21は、当該位置情報によって示される位置に表示される一般行先階ボタン15aに対応したかご呼びを生成してエレベータ制御装置22に出力し、エレベータ制御装置22は、当該かご呼びの登録を行う(ステップS3)。
なお、エレベータ制御装置22によってかご呼びの登録が行われると、タッチパネル制御装置21は、かご呼び登録階に対応した行先階ボタン15を点灯させる。
その後、乗りかご11はかご呼び登録階に移動し、かご呼び登録階に到着すると、かごドア12を戸開する(ステップS4)。このとき、エレベータ制御装置22は、センサ装置20により新たな利用者が検出されたか否かを判定する(ステップS5)。なお、新たな利用者が検出されたと判定された場合(ステップS5のYES)、ステップS2の処理に戻る。
一方、新たな利用者が検出されなかったと判定された場合(ステップS5のNO)、エレベータ制御装置22は、乗りかご11が登録された全てのかご呼びに応答したか否かを判定し(ステップS6)、全てのかご呼びに応答し終えたと判定された場合(ステップS6のYES)、ここでの処理を終了させる。一方、全てのかご呼びに応答していない、つまり、登録されたかご呼びがまだ残っている場合(ステップS6のNO)、ステップS4の処理に戻り、乗りかご11は、かごドア12を戸閉し終えると、次のかご呼び登録階への移動を開始する。
なお、かご呼び登録階に到着し、かごドア12が戸開すると、当該かご呼び登録階に対応した行先階ボタン15はタッチパネル制御装置21によって消灯される。
ステップS2の判定処理において、乗りかご11に乗車している利用者の中に特定の利用者が含まれていると判定された場合(ステップS2のYES)、エレベータ制御装置22は、一般行先階ボタン15aに加えて、追加行先階ボタン15bを操作部14に追加表示させるよう指示する表示指示信号をタッチパネル制御装置21に出力する。タッチパネル制御装置21は、この表示指示信号にしたがって、一般行先階ボタン15aの表示位置を変更した上で、一般行先階ボタン15a及び追加行先階ボタン15bを操作部14に表示させる(ステップS7)。
利用者は、操作部14に表示された一般行先階ボタン15a及び/または追加行先階ボタン15bにタッチすることでかご呼びの登録を行う。操作部14は、利用者によってタッチされた位置を示す位置情報をタッチパネル制御装置21に出力する。タッチパネル制御装置21は、当該位置情報によって示される位置に表示される一般行先階ボタン15a及び/または追加行先階ボタン15bに対応したかご呼びを生成してエレベータ制御装置22に出力し、エレベータ制御装置22は、当該かご呼びの登録を行う。なお、前述したように、利用者が追加行先階ボタン15bにタッチすることで登録されたかご呼びには、行先階を示す情報に加えて、追加行先階ボタン15bを操作することで登録された呼びであることを示す属性情報が含まれる(ステップS8)。
続いて、エレベータ制御装置22は、追加行先階ボタン15bが操作されたことによるかご呼びが登録されたか否かを判定する(ステップS9)。具体的には、エレベータ制御装置22は、追加行先階ボタン15bを操作することで登録された呼びであることを示す属性情報を含むかご呼びが登録されているか否かに基づいて、追加行先階ボタン15bが操作されたことによるかご呼びが登録されているか否かを判定する。
追加行先階ボタン15bが操作されたことによるかご呼びが登録されていないと判定された場合(ステップS9のNO)、エレベータ制御装置22は、追加行先階ボタン15bが操作部14に表示されてから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS10)。なお、追加行先階ボタン15bが表示されてからまだ所定時間が経過していないと判定された場合(ステップS10のNO)、ステップS8の処理に戻り、利用者の操作に応じて、さらなるかご呼びの登録を行う。
一方、追加行先階ボタン15bが表示されてから所定時間が経過したと判定された場合(ステップS10のYES)、エレベータ制御装置22は、追加行先階ボタン15bの表示を終了させるよう指示する表示指示信号をタッチパネル制御装置21に出力する。タッチパネル制御装置21は、この表示指示信号にしたがって、追加行先階ボタン15bの表示を終了させると共に、操作部14に一般行先階ボタン15aだけを好適なレイアウトで(元の表示位置に)表示させ(ステップS11)、後述するステップS12の処理に進む。
ステップS9の判定処理において、追加行先階ボタン15bが操作されたことによるかご呼びが登録されていると判定された場合(ステップS9のYES)、乗りかご11はかご呼び登録階への移動を開始する。そして、乗りかご11はかご呼び登録階に到着すると、かごドア12を戸開する(ステップS12)。このとき、エレベータ制御装置22は、当該かご呼び登録階が追加行先階ボタン15bを操作したことによるかご呼びのかご呼び登録階であるか否かを判定する(ステップS13)。具体的には、エレベータ制御装置22は、当該かご呼び登録階が、追加行先階ボタン15bを操作することで登録された呼びであることを示す属性情報を含むかご呼びのかご呼び登録階であるか否かを判定する。
なお、追加行先階ボタン15bが操作されたことによるかご呼びのかご呼び登録階でないと判定された場合(ステップS13のNO)、後述するステップS16の処理に進む。一方、追加行先階ボタン15bが操作されたことによるかご呼びのかご呼び登録階であると判定された場合(ステップS13のYES)、エレベータ制御装置22は、追加行先階ボタン15bが操作されたことにより登録されたかご呼びがまだ残っているか否かを判定する(ステップS14)。
追加行先階ボタン15bが操作されたことにより登録されたかご呼びがまだ残っていると判定された場合(ステップS14のYES)、後述するステップS16の処理に進む。
一方、追加行先階ボタン15bが操作されたことにより登録されたかご呼びが残っていないと判定された場合(ステップS14のNO)、エレベータ制御装置22は、追加行先階ボタン15bの表示を終了させるよう指示する表示指示信号をタッチパネル制御装置21に出力する。タッチパネル制御装置21は、この表示指示信号にしたがって、追加行先階ボタン15bの表示を終了させると共に、操作部14に一般行先階ボタン15aだけを好適なレイアウトで(元の表示位置に)表示させる(ステップS15)。
続いて、エレベータ制御装置22は、センサ装置20により新たな利用者が検出されたか否かを判定する(ステップS16)。なお、新たな利用者が検出されたと判定された場合(ステップS16のYES)、ステップS2の処理に戻る。
一方、新たな利用者が検出されなかったと判定された場合(ステップS16のNO)、エレベータ制御装置22は、乗りかご11が登録された全てのかご呼びに応答したか否かを判定し(ステップS17)、全てのかご呼びに応答し終えたと判定された場合(ステップS17のYES)、ここでの処理を終了させる。一方、全てのかご呼びに応答していない、つまり、登録されたかご呼びがまだ残っている場合(ステップS17のNO)、ステップS12の処理に戻り、乗りかご11は、かごドア12を戸閉し終えると、次のかご呼び登録階への移動を開始する。
以上説明した第1の実施形態によれば、かご操作盤13は、所定値未満の高さを有した特定の利用者が乗りかご11に乗車してきたときに、一般行先階ボタン15aよりも低い位置に追加行先階ボタン15bを表示可能な操作部14を備えているので、一般行先階ボタン15aには手の届かない特定の利用者であっても行先階ボタンを操作することができるようになる。
また、本実施形態によれば、特定の利用者が乗りかご11に乗車してきたときに、操作部14は、一般行先階ボタン15aを表示したまま、追加行先階ボタン15bを追加表示するので、一般利用者が行先階ボタンを操作し辛くなることがない。例えば、特定の利用者が乗りかご11に乗車していない(換言すると、一般利用者だけが乗りかご11に乗車している)場合、一般行先階ボタン15aだけを表示し、特定の利用者が乗りかご11に乗車している場合、追加行先階ボタン15bだけを表示する構成の場合、前述と同様に、特定の利用者であっても行先階ボタンを操作することができるようになる一方で、特定の利用者が乗りかご11に乗車している場合、一般利用者にとっては低い位置に行先階ボタンが表示されてしまうため、行先階ボタンを操作し辛いという不都合が生じてしまう。この点、本実施形態によれば、特定の利用者が乗りかご11に乗車してきたときに、操作部14は、一般行先階ボタン15aを表示したまま、追加行先階ボタン15bを追加表示するので、前述のような不都合の発生を抑制することができる。つまり、一般利用者及び特定の利用者の双方にとって行先階ボタンを操作しやすい環境を提供することができる。
なお、本実施形態では、特定の利用者が乗りかご11に乗車したことを検出するために、センサ装置20を利用するとしたがこれに限定されず、例えばセンサ装置20の代わりに、1秒間に数コマ(例えば30コマ/秒)の画像を連続的に撮影可能なカメラが利用されても良い。これによれば、カメラの撮影範囲が検出範囲となり、広角レンズなどを用いてカメラの撮影範囲を広くすればそれだけ検出範囲も広くすることができるので、センサ装置20に比べてより検出範囲を広くすることができるようになる。また、センサ装置20を利用する場合、検出範囲の都合上、センサ装置20は乗降口近傍に設置しなければならないが、カメラの場合、前述したように、センサ装置20に比べて検出範囲を広くすることができるため、設置位置の自由度も向上させることができるという利点を得ることができる。さらに、特定の利用者を検出するためにカメラを利用する場合、既に設置された防犯カメラなどの一機能として特定の利用者を検出する機能を追加することができるため、センサ装置20の設置にかかるコストを低減させることもできる。
また、本実施形態では、エレベータ制御装置22は、乗りかご11に乗車した利用者の高さが所定値(例えば140cm)未満である場合に、当該利用者を特定の利用者と判定するとしたが、これに限定されず、エレベータ制御装置22は、乗りかご11に乗車した利用者の高さが第1の所定値(例えば50cm)以上第2の所定値(例えば140cm)未満である場合に、当該利用者を特定の利用者と判定するとしても良い。このように、特定の利用者であるか否かを判定する指標として固定値ではなく、範囲をもった値が設定されることで、例えばペットなど(具体的には50cm未満の高さを有した利用者)が特定の利用者として判定されてしまうことを防ぐことができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態において説明したように、特定の利用者が乗りかご11に乗車したときに、一般行先階ボタン15aのレイアウト(表示位置)を変更した上で、追加行先階ボタン15bを追加表示する場合、次のような不都合が生じる恐れがある。
特定の利用者が乗りかご11に乗車したときに、一般行先階ボタン15aの表示位置を変更して、追加行先階ボタン15bを追加表示してしまうと、表示位置が変わる直前に一般行先階ボタン15aを操作しようとしていた一般利用者がいた場合、一般行先階ボタン15aの表示位置が変更されたことに起因して、操作しようとしていた行先階ボタンとは異なる行先階ボタンを誤って操作してしまうという不都合が生じる恐れがある。
そこで、本実施形態では、図8に示すように、特定の利用者が乗りかご11に乗車した時点では、一般行先階ボタン15aの表示位置を変更せずに、追加行先階ボタン15bを操作部14に追加表示させるための追加表示ボタン15cだけを追加表示する構成としている。そして、この追加表示ボタン15cが操作されたときに、一般行先階ボタン15aの表示位置を変更した上で、操作部14に追加行先階ボタン15bを追加表示する構成としている。
なお、追加表示ボタン15cは、特定の利用者の手の届く範囲に表示する必要があるので、図8に示すように、一般行先階ボタン15aよりも低い位置に表示される。
ここで、図9のフローチャートを参照して、第2の実施形態に係るエレベータシステムによって実現される動作の一例について説明する。但し、図7に示す動作と同一の処理については同一の符号を付し、ここではその詳しい説明を省略するものとする。
ステップS1,S2の処理が実行され、ステップS2の判定処理において、乗りかご11に乗車している利用者の中に特定の利用者が含まれていると判定された場合(ステップS2のYES)、エレベータ制御装置22は、一般行先階ボタン15aに加えて、追加表示ボタン15cを操作部14に追加表示させるよう指示する表示指示信号をタッチパネル制御装置21に出力する。タッチパネル制御装置21は、この表示指示信号にしたがって、一般行先階ボタン15aの表示位置を変更せずに、一般行先階ボタン15a及び追加表示ボタン15cを操作部14に表示させる(ステップS21)。
なお、ステップS2の判定処理において、乗りかご11に乗車している利用者の中に特定の利用者が含まれていない、つまり、利用者が一般利用者のみであると判定された場合(ステップS2のNO)、ステップS3〜S6の処理が順次実行され、ここでの処理は終了する。
続いて、エレベータ制御装置22は、利用者によって追加表示ボタン15cが操作されたか否かを判定する(ステップS22)。なお、追加表示ボタン15cが操作されていないと判定された場合(ステップS22のNO)、エレベータ制御装置22は、追加表示ボタン15cが操作部14に表示されてから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS23)。
なお、追加表示ボタン15cが表示されてから所定時間が経過していないと判定された場合(ステップS23のNO)、ステップS22の処理に戻り、利用者によって追加表示ボタン15cが操作されたか否かを再度判定する。
一方、追加表示ボタン15cが表示されてから所定時間が経過したと判定された場合(ステップS23のYES)、エレベータ制御装置22は、追加表示ボタン15cの表示を終了させるよう指示する表示指示信号をタッチパネル制御装置21に出力する。タッチパネル制御装置21は、この表示指示信号にしたがって、追加表示ボタン15cの表示を終了させ(つまり、操作部14には一般行先階ボタン15aだけが表示され)(ステップS24)、ステップS8の処理に進む。
ステップS22の判定処理において、追加表示ボタン15cが操作されたと判定された場合(ステップS22のYES)、ステップS7〜S17の処理が順次実行され、ここでの処理は終了する。
以上説明した第2の実施形態によれば、かご操作盤13は、特定の利用者が乗りかご11に乗車したときに、まずは一般行先階ボタン15aの表示位置を変更せずに、一般行先階ボタン15aよりも低い位置に追加表示ボタン15cを表示し、追加表示ボタン15cが操作されたときに、一般行先階ボタン15aよりも低い位置に追加行先階ボタン15bを表示可能な操作部14を備えているので、一般行先階ボタン15aの表示位置の変更に起因した誤操作の発生を抑制することができる。
また、前述したように、追加表示ボタン15cを操作することで、追加行先階ボタン15bを表示することができるので、前述した第1の実施形態と同様な効果を得ることもできる。
(その他の実施形態)
以下、各実施形態に共通して追加しても良い機能について説明する。
・非常時における操作部14のレイアウト変更機能
非常呼びボタン17が利用者によって押下された場合、エレベータ制御装置22は、行先階ボタン15の表示を終了させるよう指示する表示指示信号(換言すると、行先階ボタン15を一時的に非表示にさせるよう指示する表示指示信号)をタッチパネル制御装置21に出力すると共に、図示しない監視センタなどにいるオペレータの映像を操作部14に表示させるよう指示する表示指示信号をタッチパネル制御装置21に出力する。これによれば、図10に示すように、操作部14には行先階ボタン15の代わりにオペレータの映像が通話可能に表示される。このとき、オペレータの発言がテキスト情報として操作部14にさらに表示されても良い。なお、テキスト情報は、オペレータの映像と共に常に表示されても良いし、オペレータの判断によって(例えば、利用者が聴覚障害者であるとオペレータが判断したときに)適宜表示されても良い。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、操作位置が低い利用者であっても、行先階ボタンを操作しやすいかご操作盤を提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…乗りかご、12…かごドア、13…かご操作盤、14…操作部、15…行先階ボタン、15a…一般行先階ボタン、15b…追加行先階ボタン、15c…追加表示ボタン、16a…戸開ボタン、16b…戸閉ボタン、17…非常呼びボタン、18…表示部、19…アナウンス部、20…センサ装置、21…タッチパネル制御装置(T/P制御装置)、22…エレベータ制御装置(EL制御装置)。
実施形態に係るかご操作盤は、乗りかごの停止階に対応した複数の第1行先階ボタンを表示する表示手段と、前記表示手段によって表示された各第1行先階ボタンへのオブジェクトの接触を検出し、当該オブジェクトが接触した位置に表示される第1行先階ボタンに対応した呼びを登録する呼び登録手段とを具備し、前記表示手段は、特定の利用者が前記乗りかごに乗車したとき、前記各第1行先階ボタンとは異なるレイアウトの複数の第2行先階ボタンを当該各第1行先階ボタンよりも低い位置に追加表示する。

Claims (10)

  1. 乗りかごの停止階に対応した複数の第1行先階ボタンを表示する表示手段と、
    前記表示手段によって表示された各第1行先階ボタンへのオブジェクトの接触を検出し、当該オブジェクトが接触した位置に表示される第1行先階ボタンに対応した呼びを登録する呼び登録手段と
    を具備し、
    前記表示手段は、
    特定の利用者が前記乗りかごに乗車したとき、前記各第1行先階ボタンとは異なる複数の第2行先階ボタンを当該各第1行先階ボタンよりも低い位置に追加表示することを特徴とするかご操作盤。
  2. 前記表示手段は、
    前記各第2行先階ボタンを追加表示するために、前記各第1行先階ボタンの表示位置を変更することを特徴とする請求項1に記載のかご操作盤。
  3. 前記表示手段は、
    前記各第1行先階ボタン間の間隔を狭めて、当該各第1行先階ボタンの表示位置を変更することを特徴とする請求項2に記載のかご操作盤。
  4. 前記表示手段は、
    前記各第1行先階ボタンを縮小して、当該各第1行先階ボタンの表示位置を変更することを特徴とする請求項2に記載のかご操作盤。
  5. 前記表示手段は、
    前記各第1行先階ボタンの配列を変更して、当該各第1行先階ボタンの表示位置を変更することを特徴とする請求項2に記載のかご操作盤。
  6. 前記特定の利用者は、高さが所定値未満であることを特徴とする請求項1に記載のかご操作盤。
  7. 前記特定の利用者は、車椅子利用者を含むことを特徴とする請求項6に記載のかご操作盤。
  8. 前記表示手段は、
    前記特定の利用者が前記乗りかごに乗車したとき、前記各第2行先階ボタンを表示させるための表示ボタンを表示し、
    前記表示ボタンへのオブジェクトの接触が検出されたとき、前記各第2行先階ボタンを追加表示することを特徴とする請求項1に記載のかご操作盤。
  9. 前記表示手段は、
    前記各第2行先階ボタンが操作されたことによって登録された呼びの目的階に前記乗りかごが到着したとき、前記表示された各第2行先階ボタンの表示を終了させ、前記各第1行先階ボタンを元の表示位置に表示させることを特徴とする請求項2に記載のかご操作盤。
  10. 前記表示手段は、
    非常呼びボタンが押下された場合、前記各第1行先階ボタン及び前記各第2行先階ボタンを一時的に非表示にし、オペレータの映像を表示することを特徴とする請求項1に記載のかご操作盤。
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