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JP2018001677A - 印刷装置 - Google Patents

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JP2018001677A
JP2018001677A JP2016134333A JP2016134333A JP2018001677A JP 2018001677 A JP2018001677 A JP 2018001677A JP 2016134333 A JP2016134333 A JP 2016134333A JP 2016134333 A JP2016134333 A JP 2016134333A JP 2018001677 A JP2018001677 A JP 2018001677A
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史祥 吉澤
Fumiaki Yoshizawa
史祥 吉澤
征典 勝野
Yukinori Katsuno
征典 勝野
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Roland DG Corp
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Abstract

【課題】インクヘッドの側面に付着した付着物を自動で取り除くことができる。【解決手段】印刷装置100は、インクヘッド40と、接触機構60と、移動機構79と、制御装置80とを備えている。インクヘッド40は、インクが吐出されるノズル41aが形成された底面41、および、底面41から上方に延びた側面42を有している。接触機構60は側面42に接触可能なものである。移動機構79は、接触機構60をインクヘッド40に対して相対的に移動させる。制御装置80は、第1移動制御部82と、第2移動制御部84を備えている。第1移動制御部82は、接触機構60を側面42に接触させるように移動機構79を制御する。第2移動制御部84は、接触機構60が側面42に接触している状態で、接触機構60を側面42に対して相対的に移動させるように移動機構79を制御する。【選択図】図8

Description

本発明は、印刷装置に関する。
従来から、インクジェット式の印刷装置(以下、インクジェットプリンタとも称する。)が知られている。例えば、この種の印刷装置は、インクを吐出するノズルが形成されたノズル面を有するインクヘッドを備えている。
ところで、インクヘッドのノズル面には、インクまたは異物などの付着物が付着することがあり得る。そこで、ノズル面に付着した付着物を取り除くために、特許文献1には、インクヘッドのノズル面をワイピングするワイパーを備えたインクジェットプリンタが開示されている。
特開2008−194981号公報
ところで、インクヘッドは、ノズル面から上方に向かって延びた側面を有している。インクヘッドの側面には、ノズル面と同様に、インクまたは異物などの付着物が付着することがあり得る。例えば、印刷装置は、インクヘッドのノズル面をワイピングするワイパーを備えている。ノズル面をワイピングした後のワイパーには、ノズル面に付着したインクが付着する。例えば、ワイパーにおけるワイピングが終了するノズル面の位置を終了位置としたとき、インクヘッドの側面のうち、上記終了位置側の側面には、ワイパーに付着したインクが付くことがあり得る。インクヘッドの側面に付着したインクは、時間の経過と共に乾燥し、剥離する。仮に、乾燥して剥離したインクが印刷中に記録媒体に落下すると、記録媒体が汚れたり、剥離して乾燥したインクがインクヘッドのノズル面と接触することで、ノズルの吐出不良が発生したりするおそれがある。また、印刷装置の中には、印刷を行わないときに、ノズル面を覆うキャップを備えている装置がある。キャップとインクヘッドが密着することで、ノズルが乾燥することを抑制する。しかしながら、インクヘッドの側面に付着したインクが固化すると、固化したインクが原因で、キャップとインクヘッドとの密着性が低下するおそれがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、インクヘッドの側面に付着した付着物を自動で取り除くことが可能な印刷装置を提供することである。
本発明に係る印刷装置は、インクヘッドと、接触機構と、移動機構と、制御装置とを備えている。前記インクヘッドは、インクが吐出されるノズルが形成された底面、および、前記底面から上方に延びた側面を有している。前記接触機構は、前記側面に接触可能なものである。前記移動機構は、前記接触機構を前記インクヘッドに対して相対的に移動させる。前記制御装置は、前記移動機構に電気的に接続されている。前記制御装置は、第1移動制御部と、第2移動制御部とを備えている。前記第1移動制御部は、前記接触機構を前記側面に接触させるように前記移動機構を制御する。前記第2移動制御部は、前記接触機構が前記側面に接触している状態で、前記接触機構を前記側面に対して相対的に移動させるように前記移動機構を制御する。
前記印刷装置によれば、接触機構は、インクヘッドの側面に接触した状態で、側面に沿って側面に対して相対的に移動する。このことで、インクヘッドの側面に付着したインクなどの付着物を、接触機構が取り除くことができる。したがって、インクヘッドの側面に付着した付着物を自動で取り除くことができるとともに、付着物が側面から落下して印刷物に付着することで、印刷物が汚れることを抑制することができる。
本発明によれば、インクヘッドの側面に付着した付着物を自動で取り除くことができる。
第1実施形態に係る印刷装置を示す斜視図である。 印刷装置の内部構成を示す平面図である。 インクヘッドの正面図である。 1つのインクヘッドの底面図である。 印刷装置のブロック図である。 キャップの正面断面図であり、キャップにインクヘッドが装着されている状態を示す図である。 インクヘッドの底面をワイパーがワイピングする状態を示す正面図である。 1つのインクヘッドと、接触機構を示す斜視図であり、インクヘッドの終了側面に接触機構が接触している状態を示す図である。 インクヘッドの終了側面に付着した付着物を接触機構が取り除く手順を示したフローチャートである。 第2実施形態において、1つのインクヘッドと接触機構を示す斜視図である。 第2実施形態の変形例において、1つのインクヘッドの終了側面、前側の側面および後側の側面に、接触機構がそれぞれ接触している状態を示す平面図である。 第3実施形態において、1つのインクヘッドの終了側面に接触機構が接触している状態を示す底面図である。 第3実施形態において、1つのインクヘッドの終了側面に接触機構が接触している状態を示す正面図である。 側面用ワイパーの正面図である。 第3実施形態の変形例における側面用ワイパーの斜視図である。 第3実施形態の変形例における側面用ワイパーが終了側面に接触している状態を示す正面図である。 第4実施形態において、1つのインクヘッドと接触機構を示す斜視図である。 第5実施形態において、接触機構の嵌合部材を示す平面図である。 嵌合部材の正面断面図であり、嵌合部材にインクヘッドが嵌合した状態を示す図である。 第6実施形態において、接触機構の嵌合部材およびキャップ用接触部材の正面断面図であり、嵌合部材にインクヘッドが嵌合した状態であって、キャップ用接触部材にキャップが装着された状態を示す図である。 接触機構のキャップ用接触部材の底面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る印刷装置について説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る印刷装置100の斜視図である。以下の説明では、印刷装置100を正面から見たときに、印刷装置100から遠ざかる方を前方、印刷装置100に近づく方を後方とする。左、右、上、下とは、印刷装置100を正面から見たときの左、右、上、下をそれぞれ意味するものとする。また、図面中の符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を意味するものとする。ただし、上記方向は説明の便宜上定めた方向に過ぎず、印刷装置100の設置態様を何ら限定するものではなく、本発明を何ら限定するものでもない。また、図面中の符号Yは主走査方向を示している。ここでは、主走査方向Yは左右方向である。符号Xは、副走査方向を示している。ここでは、副走査方向Xは前後方向である。主走査方向Yと副走査方向Xとは平面視において直交している。符号Zは、高さ方向、すなわち、上下方向を示している。ただし、主走査方向Y、副走査方向Xおよび高さ方向Zは、特に限定されず、印刷装置100の形態に応じて適宜に設定可能である。
図1に示すように、印刷装置100は、インクジェット式のプリンタである。印刷装置100は、記録媒体5に印刷を行うものである。記録媒体5はロール状の記録紙であり、所謂ロール紙である。しかしながら、記録媒体5は記録紙に限定されない。例えば、記録媒体5は、樹脂製のシートであってもよい。また、記録媒体5は、可撓性を有するシートに限らず、ガラス基板などの材質が硬い媒体であってもよい。
印刷装置100は、本体10と、脚11と、操作パネル12と、カバー15とを備えている。本体10は、主走査方向Yに延びたケーシングを有する。脚11は、本体10を支持するものである。脚11は、本体10の下面に設けられている。操作パネル12は、本体10の右側の前面に設けられている。操作パネル12は、使用者が印刷に関する操作を行うものである。図示は省略するが、操作パネル12には、モノクロ印刷またはカラー印刷、解像度、インクの濃さなどの印刷に関する情報や、印刷中の印刷装置100のステータスなどが表示される表示部、および、印刷に関する情報を入力するための入力部などが備えられている。
カバー15は、本体10に設けられている。ここでは、カバー15は、本体10の上部に開閉自在に取り付けられている。カバー15の下方であって、本体10の下側には、記録媒体5を排出する排出口13が形成されている。排出口13の前方かつ下方の位置には、排出口13から排出される記録媒体5を案内するガイド14が設けられている。ガイド14は、排出口13から前方斜め下向きに延びている。
次に、印刷装置100の内部構成について説明する。図2は、印刷装置100の内部構成を示す平面図である。図3は、インクヘッド40の正面図である。図4は、1つのインクヘッド40の底面図である。図5は、印刷装置100のブロック図である。図2に示すように、印刷装置100は、ガイドレール20と、プラテン25と、第1移動機構51と、第2移動機構52と、キャリッジ30と、インクヘッド40(図3参照)と、制御装置80(図5参照)を備えている。ガイドレール20は、カバー15(図1参照)の下方に配置されている。ガイドレール20は主走査方向Yに延びている。
プラテン25は、記録媒体5への印刷の際、記録媒体5を支持するものである。プラテン25には、記録媒体5が載置される。記録媒体5への印刷は、プラテン25上において行われる。プラテン25は、主走査方向Yに延びている。プラテン25は、ガイドレール20の中央部分の下方かつ前方に配置されている。プラテン25は、ガイド14(図1参照)と連なっている。なお、記録媒体5への印刷の際、記録媒体5を支持するものとしては、プラテン25に限定されず、例えば、ベルト搬送型の印刷装置の場合、記録媒体5を支持するものは、搬送ベルトである。印刷装置がフラットベッド型の場合、記録媒体5を支持するものは、フラットベッドである。
本実施形態では、第1移動機構51によって、プラテン25に載置された記録媒体5がインクヘッド40(図3参照)に対して相対的に副走査方向Xに移動される。第1移動機構51は、上下一対のローラ26(なお、図2では上側のローラ26のみ図示されており、下側のローラ26は省略されている)と、モータ27を有している。上下一対のローラ26は、プラテン25の左端部および右端部にそれぞれ配置されている。ただし、上下一対のローラ26の数および設置位置は特に限定されない。上下一対のローラ26のうち、何れか一方のローラ26は自ら回転する駆動ローラ(グリッドローラともいう。)である。この一方のローラ26には、モータ27が接続されており、モータ27が駆動することで、一方のローラ(グリッドローラ)26は回転する。他方のローラ26は、上記駆動ローラと共に記録媒体5を挟み込むためのピンチローラである。ピンチローラは、上下方向に移動可能に構成されている。
第2移動機構52は、プラテン25に載置された記録媒体5に対してインクヘッド40(図3参照)を相対的に主走査方向Yに移動させる機構である。ここでは、第2移動機構52は、プーリ21と、プーリ22と、無端状のベルト23と、モータ24を有している。プーリ21は、ガイドレール20の右端部分に設けられている。プーリ22は、ガイドレール20の左端部分に設けられている。ベルト23は、プーリ21とプーリ22とに巻き掛けられている。ここでは、モータ24は、プーリ21に接続されているが、プーリ22に接続されていてもよい。モータ24がプーリ21を駆動すると、プーリ21とプーリ22との間においてベルト23が走行する。
キャリッジ30は、ベルト23に取り付けられている。図示は省略するが、キャリッジ30は、ガイドレール20に係合している。キャリッジ30は、ベルト23の走行に従って、ガイドレール20に沿って主走査方向Yに移動する。
次に、インクヘッド40について説明する。図3に示すように、インクヘッド40は、インクを吐出するものである。図3に示すように、インクヘッド40は、キャリッジ30に搭載されている。インクヘッド40は、プラテン25(図2参照)よりも上方に配置され、キャリッジ30を介してガイドレール20(図2参照)にスライド自在に係合している。インクヘッド40は、第2移動機構52によってガイドレール20に沿って主走査方向Yに移動する。インクヘッド40の数は特に限定されない。本実施形態では、インクヘッド40の数は、4つである。4つのインクヘッド40は、主走査方向Yに並んで配置されている。例えば、4つのインクヘッド40から異なる色のインクが吐出される。図示は、省略するが、4つのインクヘッド40には、それぞれインクが収容されたインクカードリッジが接続されている。
ここでは、4つのインクヘッド40のそれぞれは同じ構成をしている。1つのインクヘッド40は、底面41と、側面42を有している。図4に示すように、底面41には、複数のノズル41aが形成されている。これらノズル41aから下方に向かってインクが吐出される。本実施形態では、1つのインクヘッド40の底面41に形成された複数のノズル41aは、副走査方向Xに1列に並ぶように配置されている。ここでは、底面41は、矩形状である。図3に示すように、側面42は、底面41から上方に延びたものである。本実施形態では、側面42は、底面41の前端、後端、左端、および、右端からそれぞれ上方に向かって延びており、1つのインクヘッド40において、4つの側面42が存在する。換言すると、4つの側面42は、底面41の前端、後端、左端、および、右端とそれぞれ連続している。
なお、図2に示すように、本実施形態では、記録媒体5に印刷をしていないとき、および、主走査方向Yにインクヘッド40が移動していないときには、ガイドレール20の右端側のホームポジションHPにインクヘッド40が待機するように構成されている。第2移動機構52は、複数のインクヘッド40をホームポジションHPに移動させるように構成されている。なお、ホームポジションHPの位置は特に限定されない。例えば、ホームポジションHPは、ガイドレール20の左端側であってもよい。
本実施形態では、本体10内の右端部分の下側であって、ホームポジションHPには、キャップ45が配置されている。図6は、キャップ45の正面断面図であり、キャップ45にインクヘッド40が装着されている状態を示す図である。図6に示すように、インクヘッド40は、ホームポジションHPにおいて待機しているときに、キャップ45の上方に位置する。このとき、少なくともインクヘッド40の底面41は、キャップ45によって下方から覆われている。このことによって、底面41に形成されたノズル41a(図4参照)の乾燥が抑制される。ここでは、キャップ45は、1つのインクヘッド40の底面41を覆うようなものであり、インクヘッド40と同じ数のキャップ45が設けられている。しかしながら、キャップ45は1つであって、複数のインクヘッド40の底面41をまとめて覆うようなものであってもよい。
本実施形態では、インクヘッド40の底面41がキャップ45によって覆われている状態において、インクヘッド40内のインクを吸引する動作が行われる。ここでは、キャップ45には、インクヘッド40内のインクを吸引する吸引装置46が接続されている。なお、図示は省略するが、吸引装置46は、吸引したインクを溜めるインク溜め容器を備えている。
本実施形態では、図2に示すように、平面視において、プラテン25とホームポジションHP(言い換えると、キャップ45)との間には、ワイパー47が配置されている。ワイパー47は、インクヘッド40のノズル41aが形成された底面41をワイピングすることによって、底面41を清掃するものである。ワイパー47が底面41をワイピングすることによって、インクヘッド40の底面41に付着したインクなどの付着物が取り除かれる。詳しくは、インクヘッド40がワイパー47の上方を通過する際、インクヘッド40の底面41がワイパー47によって適度に擦られることで、底面41に付着した付着物が除去される。ただし、ワイパー47は、インクヘッド40の下方を通過するように構成されていてもよい。この場合、ワイパー47が移動することによって、インクヘッド40の底面41がワイパー47によって適度に擦られることになる。
ところで、インクヘッド40の側面42にもインクが付着することがあり得る。図7は、インクヘッド40の底面41をワイパー47がワイピングする状態を示す正面図である。図7に示すように、インクヘッド40が方向Y1に移動することで、ワイパー47が底面41をワイピングするものとする。ここで、インクヘッド40の底面41において、ワイパー47におけるワイピングが開始する位置を開始位置P1とし、ワイパー47におけるワイピングが終了する位置を終了位置P2とする。本実施形態では、開始位置P1は底面41の右端であり、終了位置P2は底面41の左端である。しかしながら、開始位置P1および終了位置P2の位置は特に限定されず、ワイパー47がインクヘッド40に対して相対的に移動する方向によって適宜変更される。
ワイパー47における底面41のワイピングが終了したとき、ワイパー47には、底面41に付着したインクなどの付着物が付着する。そのため、インクヘッド40の側面42のうち終了位置P2側の側面である終了側面42aには、ワイパー47に付着したインクが付くことがあり得る。終了側面42aに付着したインクは、時間の経過と共に乾燥し、剥離する。仮に、乾燥して剥離したインクが印刷中に記録媒体5に落下すると、記録媒体5が汚れたり、インクヘッド40の底面41と接触することで、ノズル41aの吐出不良が発生したりするおそれがある。また、印刷が行われていないときには、インクヘッド40には、キャップ45が装着される。このとき、インクヘッド40とキャップ45が密着することで、ノズル41aが乾燥することを抑制する。しかしながら、インクヘッド40の終了側面42aに付着したインクが固化すると、固化したインクが原因で、インクヘッド40とキャップ45との密着性が低下するおそれがある。そのため、インクヘッド40の側面42(特に、終了側面42a)は、定期的に清掃されることが好ましい。
なお、上述のような記録媒体5の汚れ、ノズル41aの吐出不良、インクヘッド40とキャップ45との密着性の低下などの課題が発生し易いのは、インクヘッド40から吐出されるインクが、終了側面42aに付着した状態において、洗浄液が染み込んだ部材で拭き取り難いインク、すなわち、終了側面42aに強固に固化するインクのときである。終了側面42aに強固に固化するインクとは、例えば、速乾性が高い材料を有するインク、または、紫外線硬化インクである。速乾性が高い材料を有するインクとは、例えば、水性レジンインク、もしくは、樹脂が水または有機溶媒に乳濁または懸濁しているインクのことである。紫外線硬化インクとは、紫外線が照射されることによって、硬化するインクのことである。本実施形態では、インクヘッド40から吐出されるインクは、速乾性が高い材料を有するインク、または、紫外線硬化インクである。
そこで、本実施形態では、印刷装置100は、インクヘッド40の側面42に付着したインクを取り除く接触機構60を備えている。以下、接触機構60について説明する。図8は、1つのインクヘッド40と接触機構60を示す斜視図である。図8には、インクヘッド40の側面42のうち終了側面42aに接触機構60が接触している状態が示されている。本実施形態に係る接触機構60は、インクヘッド40の終了側面42aに付着した付着物を取り除くものである。接触機構60は、インクヘッド40の終了側面42aに接触可能なものである。接触機構60が配置される位置は、特に限定されないが、例えば、接触機構60は、ホームポジションHP(図2参照)に配置されている。ここでは、接触機構60は、軸61と、接触ローラ62を備えている。軸61は、高さ方向Zに延びた棒状の部材である。接触ローラ62は、インクヘッド40の終了側面42aと接触可能な部材である。接触ローラ62は軸61に設けられている。詳しくは、接触ローラ62は、軸61の上部に設けられている。ただし、接触ローラ62は、軸61の高さ方向Zの中央部分に設けられていてもよいし、軸61の下部に設けられていてもよい。接触ローラ62は軸61を中心に回転可能である。図示は省略するが、軸61および接触ローラ62は、支持部材によって支持されており、上記支持部材に対して軸61を中心に回転可能である。接触ローラ62を形成する材料は特に限定されない。ここでは、接触ローラ62は、多孔質材料によって形成されている。例えば、接触ローラ62は、スポンジによって形成されている。
本実施形態では、接触機構60の下方には、洗浄液槽70が配置されている。洗浄液槽70には、接触機構60の一部(ここでは、接触ローラ62)が浸される洗浄液が貯留されている。なお、洗浄液槽70の位置は、接触機構60の下方に限定されず、例えば、接触機構60の左方または右方であってもよい。
印刷装置100は、第1接触移動機構75と、第2接触移動機構76を備えている。第1接触移動機構75は、接触機構60がインクヘッド40の終了側面42aに接触している状態において、接触機構60を終了側面42aに対して相対的に移動させるものである。ここでは、第1接触移動機構75は、接触機構60に接続しており、接触機構60が終了側面42aに接触している状態において、接触機構60を水平方向(ここでは、副走査方向X)に移動させる。なお、第1接触移動機構75の構成は特に限定されない。例えば、第1接触移動機構75は、水平方向(ここでは、副走査方向X)に延び、接触機構60が係合するガイドレール(図示せず)と、接触機構60に接続されたモータ75aを備えている。モータ75aが駆動することによって、接触機構60の軸61および接触ローラ62は、終了側面42aに沿って副走査方向Xに移動する。このとき、軸61および接触ローラ62は、回転しながら副走査方向Xに移動する。
第2接触移動機構76は、インクヘッド40の終了側面42aと接触機構60の接触ローラ62が接触する位置である接触位置P3と、洗浄液槽70に貯留された洗浄液に接触ローラ62が浸漬する位置である浸漬位置P4との間において、接触機構60を移動させるものである。第2接触移動機構76の構成は特に限定されない。例えば、第2接触移動機構76は、接触機構60の軸61の下端に設けられた回転軸(図示せず)と、上記回転軸を介して軸61に接続されたモータ76aを備えている。モータ76aが駆動することによって、軸61の下端を中心に、接触機構60が回転する。このことで、接触機構60の接触ローラ62は、接触位置P3と、浸漬位置P4との間を移動する。
本実施形態では、第2移動機構52(図2参照)によってインクヘッド40が主走査方向Yに移動することで、インクヘッド40は、接触機構60に対して相対的に主走査方向Yに移動する。第1接触移動機構75によって接触機構60が水平方向(ここでは、副走査方向X)に移動することで、接触機構60は、インクヘッド40に対して相対的に水平方向に移動する。また、第2接触移動機構76によって接触機構60が接触位置P3と浸漬位置P4との間、すなわち、高さ方向Zに移動することで、接触機構60は、インクヘッド40に対して相対的に高さ方向Zに移動する。本実施形態では、第2移動機構52、第1接触移動機構75および第2接触移動機構76を制御することで、接触機構60は、インクヘッド40に対して相対的に3次元方向に移動することが可能である。本実施形態では、第2移動機構52、第1接触移動機構75および第2接触移動機構76を総称して、移動機構79という。
次に、制御装置80について説明する。制御装置80は、記録媒体5への印刷を制御する装置であり、インクヘッド40の底面41および終了側面42aに付着したインクを除去するための制御を行う装置である。制御装置80は、マイクロコンピュータからなっており、本体10の内部に設けられている。制御装置80は、中央処理装置(CPU)と、CPUが実行するプログラムなどを格納したROMと、RAMなどを備えている。ここでは、マイクロコンピュータ内に保存されたプログラムを使用して、印刷に関する制御、および、インクヘッド40の底面41および終了側面42aに付着したインクを除去するための制御を行う。
図5に示すように、制御装置80は、第1移動機構51のモータ27と、第2移動機構52のモータ24と、インクヘッド40と、吸引装置46と電気的に接続しており、モータ27、モータ24、インクヘッド40、および吸引装置46を制御する。制御装置80は、第1移動機構51のモータ27の駆動を制御してグリッドローラ26の回転を制御することで、プラテン25に載置された記録媒体5における副走査方向Xへの移動を制御する。制御装置80は、第2移動機構52のモータ24の駆動を制御することで、プーリ21の回転、および、ベルト23(図2参照)の走行を制御する。このことで、制御装置80は、インクヘッド40における主走査方向Yへの移動を制御する。また、制御装置80は、インクヘッド40がインクを吐出するタイミングなどを制御する。制御装置80は、吸引装置46を制御することで、インクヘッド40内のインクを吸引するタイミングを制御する。
本実施形態では、制御装置80は、第1接触移動機構75のモータ75aおよび第2接触移動機構76のモータ76aに電気的に接続されており、第1接触移動機構75および第2接触移動機構76を制御する。接触機構60がインクヘッド40の終了側面42aに接触している状態(図8参照)において、制御装置80は、第1接触移動機構75のモータ75aの駆動を制御することで、接触機構60を終了側面42aに沿って移動させる。制御装置80は、第2接触移動機構76のモータ76aの駆動を制御することで、接触機構60における接触位置P3と浸漬位置P4との間の移動を制御する。
制御装置80は、第1移動制御部82と、第2移動制御部84とを備えている。第1移動制御部82は、接触機構60をインクヘッド40の終了側面42aに接触させるように移動機構79を制御する。第2移動制御部84は、接触機構60が終了側面42aに接触している状態で、接触機構60を終了側面42aに対して相対的に移動させるように移動機構79を制御する。上述した各部は、ソフトウェアによって構成されていてもよいし、ハードウェアによって構成されていてもよい。例えば、上述した各部は、プロセッサによって行われるものであってもよいし、回路に組み込まれるものであってもよい。
図9は、インクヘッド40の終了側面42aに付着した付着物を接触機構60が取り除く手順を示したフローチャートである。次に、インクヘッド40の終了側面42aに付着した付着物を接触機構60が取り除く手順について、図9のフローチャートに沿って説明する。上述のように、終了側面42aとは、図7に示すように、複数のインクヘッド40のうち何れかのインクヘッド40における側面42のうち、ワイパー47によるワイピングが終了する終了位置P2側の側面のことである。ここでは、終了側面42aの清掃に先立って、インクヘッド40は、ワイパー47によるワイピングが終了して、ホームポジションHP(図2参照)に待機しているものとする。接触機構60の接触ローラ62は、洗浄液槽70内の洗浄液に浸漬している位置である浸漬位置P4(図8参照)に位置しているものとする。
まず、ステップS101では、接触機構60を終了側面42aに接触させる。第1移動制御部82は、接触機構60を終了側面42aに接触させるように移動機構79を制御する。具体的には、第1移動制御部82は、第2接触移動機構76のモータ76aの駆動を制御することで、図8に示すように、接触機構60の接触ローラ62を、浸漬位置P4から接触位置P3へ移動させるように制御する。また、第1移動制御部82は、第2移動機構52のモータ24の駆動を制御して、インクヘッド40を主走査方向Yに移動させることで、インクヘッド40と接触機構60における主走査方向Yの位置合わせを行う。このことで、接触ローラ62の一部が終了側面42aに接触した状態となる。
次に、ステップS103では、接触機構60を終了側面42aに沿って移動させる。第2移動制御部84は、接触機構60の接触ローラ62が終了側面42aに接触している状態で、接触機構60を終了側面42aに対して移動させるように移動機構79を制御する。具体的には、第2移動制御部84は、接触ローラ62が終了側面42aに接触している状態において、第1接触移動機構75のモータ75aを駆動させる。モータ75aが駆動することで、接触機構60が終了側面42aに沿って副走査方向Xに移動する。このとき、接触ローラ62は、軸61と共に軸61を中心に回転しながら終了側面42aに沿って移動する。接触ローラ62は、終了側面42aに付着したインクなどの付着物を拭い取りながら移動する。
以上、1つのインクヘッド40の終了側面42aに付着したインクを除去する手順について説明したが、実際には、他のインクヘッド40の終了側面42aにおける清掃も行われる。他のインクヘッド40の終了側面42aにおける清掃においても、図9のフローチャートに沿って行えばよい。
以上、本実施形態では、図8に示すように、接触機構60は、インクヘッド40の終了側面42aに接触した状態で、終了側面42aに沿って移動する。このことによって、接触機構60によって、インクヘッド40の終了側面42aに付着した付着物を自動で取り除くことができる。したがって、印刷中、終了側面42aに付着した付着物が記録媒体5に落下して記録媒体5汚れることを抑制することができる。
本実施形態では、接触機構60は、軸61と、接触ローラ62を備えている。接触ローラ62は、軸61に設けられ、終了側面42aに接触可能である。接触ローラ62は、終了側面42aに対して回転可能である。このことによって、接触ローラ62が終了側面42aに接触した状態で、回転しながら移動することで、終了側面42aに付着した付着物を拭い取りながら取り除くことができる。よって、終了側面42aに付着した付着物をより確実に取り除くことができる。
本実施形態では、インクヘッド40の側面42のうち、終了側面42aの付着物を接触機構60が取り除いている。終了側面42aとは、図7に示すように、ワイパー47によるワイピングが終了する終了位置P2側のインクヘッド40の側面である。終了側面42aには、ワイピングの際にワイパー47に付着した付着物が付着することがあり得るため、インクヘッド40の側面42の中で最も汚れている側面と言える。本実施形態では、最も汚れている終了側面42aを接触機構60が清掃することができる。
従来では、インクヘッド40の終了側面42aに付着した付着物(特に、インク)を取り除く作業は、ユーザが定期的(例えば、1日1回)に手動で行っていた。このとき、終了側面42aに付着した付着物がユーザに付着するおそれがあった。しかしながら、本実施形態では、接触機構60が終了側面42aに付着した付着物を自動で取り除くため、ユーザによる作業を削減することができる。よって、付着物がユーザに付着する可能性を低くすることができる。
本実施形態では、インクヘッド40が吐出するインクは、速乾性が高い材料を有するインク、例えば、ラテックスインクであった。速乾性が高いインクの場合、従来では、終了側面42aに付着した付着物(特に、インク)を取り除くユーザの作業を行う頻度が高くなる。しかしながら、本実施形態では、接触機構60が終了側面42aに付着した付着物を自動で取り除くため、速乾性が高いインクを使用した場合であっても、ユーザによる作業を増やすことがない。
本実施形態では、印刷装置100は、図8に示すように、接触機構60の少なくとも一部(ここでは、接触ローラ62)が浸される洗浄液が貯留された洗浄液槽70を備えている。接触ローラ62は、多孔質材料、例えば、スポンジによって形成されている。このように、洗浄液に接触ローラ62を浸すことで、洗浄液が接触ローラ62に染み込んだ状態で、接触ローラ62が終了側面42aに接触しながら移動する。よって、洗浄液が染み込んだ接触ローラ62が、終了側面42aに付着した付着物を適切に取り除くことができる。
本実施形態では、接触機構60は、インクヘッド40の終了側面42aに付着した付着物を取り除くものである。接触機構60の接触ローラ62が終了側面42aに接触した状態で移動することで、終了側面42aの付着物を取り除くことができる。しかしながら、本実施形態に係る接触機構60は、インクヘッド40の複数の側面42に付着した付着物を取り除くものであってもよい。この場合、接触機構60の接触ローラ62が、インクヘッド40の1つの側面42に接触した状態で、インクヘッド40の周方向に接触ローラ62を移動させるように第1接触移動機構75が構成されていてもよい。第2移動制御部84は、1つのインクヘッド40における複数の側面42に対して、接触ローラ62を接触させながら移動させるように第1接触移動機構75を制御する。例えば、第2移動制御部84は、1つのインクヘッド40の全ての側面42に対して、接触ローラ62を接触させながら移動させるように第1接触移動機構75を制御してもよい。このことで、1つのインクヘッド40における複数の側面42に付着した付着物を取り除くことができる。
以上、第1実施形態に係る印刷装置100について説明した。本発明に係る印刷装置は、第1実施形態に係る印刷装置100に限定されず、他の種々の形態で実施することができる。次に、他の実施形態について簡単に説明する。なお、以下の説明では、既に説明した構成と同様の構成には同じ符号を使用し、その説明は適宜省略する。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る印刷装置200について説明する。図10は、第2実施形態において、1つのインクヘッド40と接触機構160を示す斜視図である。本実施形態に係る接触機構160は、第1実施形態に係る接触機構60と構成が異なる。本実施形態では、接触機構160は、接触部材161と、接触従動ローラ162と、接触駆動ローラ163を備えている。
接触部材161は、インクヘッド40の終了側面42aと接触可能な部材である。接触部材161は、可撓性を有する部材によって形成されている。例えば、接触部材161は、ロール状の部材である。接触部材161には、洗浄液が染み込まれているとよい。接触部材161には、洗浄液が含まれているとよい。接触従動ローラ162は、高さ方向Zに延びたローラである。接触従動ローラ162には、接触部材161の一端が接続されている。接触従動ローラ162には、接触部材161が巻き付けられている。
接触駆動ローラ163は、高さ方向Zに延びたローラである。接触駆動ローラ163は、接触従動ローラ162と所定の距離離れた位置に配置されている。この所定の距離は、例えば、終了側面42aの水平方向(ここでは、副走査方向X)の長さ以上の長さである。本実施形態では、接触駆動ローラ163は、接触従動ローラ162よりも前方に配置されている。しかしながら、接触駆動ローラ163は、接触従動ローラ162よりも後方に配置されていてもよい。接触駆動ローラ163には、接触部材161の一端とは反対側の他端が接続されている。接触駆動ローラ163は、接触部材161を巻き取ることが可能な部材である。
本実施形態では、接触駆動ローラ163には、第1接触移動機構75が接続されている。本実施形態における第1接触移動機構75は、接触駆動ローラ163を回転させる機構である。第1接触移動機構75は、接触駆動ローラ163に接続されたモータ75aによって構成されている。モータ75aが駆動することによって、接触駆動ローラ163は回転する。そして、接触駆動ローラ163の回転に伴い、接触駆動ローラ163に接触部材161が巻き付けられる。本実施形態では、第1接触移動機構は、本発明の「回転機構」に対応している。なお、本実施形態では、移動機構79は、第1実施形態に係る第2移動機構52と同様の第2移動機構52(図5参照)、および、第1接触移動機構75によって構成されている。
次に、本実施形態において、インクヘッド40の終了側面42aに付着した付着物を接触機構160が取り除く手順について、図9のフローチャートに沿って説明する。まず、ステップS101では、接触機構160をインクヘッド40の終了側面42aに接触させる。ここでは、ホームポジションHP(図2参照)において、接触機構160の接触部材161とインクヘッド40の終了側面42aとが接触する。第1移動制御部82は、第2移動機構52のモータ24(図2参照)の駆動を制御して、インクヘッド40をホームポジションHPへ移動させることで、図10に示すように、接触機構160の接触部材161を終了側面42aに接触させる。
次に、ステップS103では、接触機構160の接触部材161を終了側面42aに沿って移動させる。第2移動制御部84は、接触部材161が終了側面42aに接触している状態で、第1接触移動機構75のモータ75aを駆動させる。このとき、モータ75aが駆動することで、接触駆動ローラ163が回転する。接触駆動ローラ163が回転することで、接触部材161が接触駆動ローラ163に巻き取られる。このとき、接触部材161は、終了側面42aに付着したインクを拭い取りながら、接触駆動ローラ163に向かって搬送される。そして、終了側面42aに接触している接触部材161の搬送に伴い、接触従動ローラ162に巻き付けられている接触部材161が搬送され、終了側面42aに接触する。
以上のように、本実施形態のような接触機構160であっても、接触駆動ローラ163を回転させて、接触部材161が接触駆動ローラ163に巻き取られながら、かつ、終了側面42aに接触しながら移動することで、終了側面42aに付着した付着物を取り除くことができる。よって、接触機構160によって、インクヘッド40の終了側面42aに付着した付着物を自動で取り除くことができる。本実施形態では、接触従動ローラ162に巻き付けられていた接触部材161が終了側面42aに接触する。接触従動ローラ162に巻き付けられていた接触部材161には、事前に付着物が付いていないため、接触部材161が終了側面42aに付着した付着物を取り除き易い。
本実施形態では、接触機構160は、インクヘッド40の終了側面42aに付着した付着物を取り除くものであった。図11は、第2実施形態の変形例において、1つのインクヘッド40の終了側面42a、前側の側面42bおよび後側の側面42cに接触機構160が接触している状態を示す平面図である。本実施形態では、図11に示すように、接触機構160は、例えば、1つのインクヘッド40の終了側面42a、終了側面42aと連続する前側の側面42b、および、前側の側面42bと対向し、かつ、終了側面42aと連続する後側の側面42cのそれぞれに付着した付着物を同時に取り除くものであってもよい。第2実施形態の変形例では、接触部材161は、側面42a、42b、42cに接触可能である。接触部材161が側面42a、42b、42cに接触している状態において、接触従動ローラ162は、前側の側面42bの右端部の前、または、前側の側面42bよりも右方に配置されている。接触部材161が側面42a、42b、42cに接触している状態において、接触駆動ローラ163は、後側の側面42cの右端部の後ろ、または、後側の側面42cよりも右方に配置されている。
この変形例では、接触部材161が終了側面42a、前側の側面42b、および、後側の側面42cに接触している状態で、第2移動制御部84は、第1接触移動機構75のモータ75aを駆動させる。このとき、モータ75aが駆動して、接触駆動ローラ163が回転することで、接触部材161が接触駆動ローラ163に巻き取られる。このとき、接触部材161は、終了側面42a、前側の側面42b、および、後側の側面42cに付着したそれぞれの付着物を拭い取りながら、接触駆動ローラ163に向かって搬送される。よって、第2実施形態の変形例に係る接触機構160では、1つのインクヘッド40の終了側面42a、前側の側面42b、および、後側の側面42cに付着したそれぞれの付着物を同時に取り除くことができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態に係る印刷装置300について説明する。図12は、第3実施形態において、1つのインクヘッド40の終了側面42aに接触機構260が接触している状態を示す底面図である。図13は、第3実施形態において、1つのインクヘッド40の終了側面42aに接触機構260が接触している状態を示す正面図である。本実施形態では、図12に示すように、接触機構260は、側面用ワイパー261を備えている。側面用ワイパー261は、インクヘッド40の終了側面42aと接触可能なワイパーである。側面用ワイパー261は、副走査方向Xに延びたものである。
図示は省略するが、側面用ワイパー261は、インクヘッド40の終了側面42aと接触する前では、インクヘッド40よりも前方に配置されている。そして、側面用ワイパー261が前方から後方へ移動することで、側面用ワイパー261が終了側面42aと接触する。ここで、側面用ワイパー261の端部のうち、終了側面42aと最初に接触する側の端部のことを開始端部261aという。本実施形態では、側面用ワイパー261の右後部が終了側面42aと最初に接触するため、側面用ワイパー261の右後部が開始端部261aである。また、図13に示すように、側面用ワイパー261の端部のうち、終了側面42aと接触する端部のことを接触端部261bという。本実施形態では、側面用ワイパー261の右端部が接触端部261bである。
本実施形態では、底面視において、図12に示すように、側面用ワイパー261の開始端部261aには、第1ガイド面262が形成されている。第1ガイド面262は、側面用ワイパー261が終了側面42aと接触する際、側面用ワイパー261が後方に向かって移動し易いようにガイドする面のことである。ここでは、第1ガイド面262は、底面視において、側面用ワイパー261の開始端部261aの後端から側面用ワイパー261の接触端部261b(ここでは、右端)に向かって斜めに延びた面である。
図14は、側面用ワイパー261の正面図である。図14に示すように、本実施形態では、側面用ワイパー261の接触端部261bには、第2ガイド面263が形成されている。第2ガイド面263は、側面用ワイパー261が終了側面42aと接触する際に、側面用ワイパー261の移動をガイドするものである。本実施形態では、第2ガイド面263は、正面視において、側面用ワイパー261の右端(接触端部261b)から下端(詳しくは、接触端部261bから離れた部位の下端)に向かって斜めに延びた面である。
本実施形態では、図12に示すように、印刷装置300は、第3接触移動機構77を備えている。第3接触移動機構77は、側面用ワイパー261とインクヘッド40の終了側面42aが接触する位置に側面用ワイパー261を移動させる機構である。第3接触移動機構77は、副走査方向Xに延びたガイドレール(図示せず)と、上記ガイドレールに摺動自在に設けられ、側面用ワイパー261を支持する摺動部材(図示せず)と、上記摺動部材に接続されたモータ77aを備えている。モータ77aは、制御装置80と電気的に接続されている。モータ77aが駆動することで、側面用ワイパー261は、副走査方向Xへ移動しながら、インクヘッド40の終了側面42aと接触する。なお、本実施形態では、第3接触移動機構は、本発明の「接触移動機構」に対応する。
ここでは、印刷装置300は、第1接触移動機構75を備えている。第1接触移動機構75は、側面用ワイパー261が終了側面42aに接触している状態において、側面用ワイパー261を終了側面42aに沿って下方に移動させる。ここでは、第1接触移動機構75のモータ75aが駆動することで、側面用ワイパー261は、終了側面42aと接触した状態で下方に向かって移動する。
次に、本実施形態において、インクヘッド40の終了側面42aに付着した付着物を接触機構260の側面用ワイパー261が取り除く手順について、図9のフローチャートに沿って説明する。まず、ステップS101では、第1移動制御部82は、第2移動機構52のモータ24(図5参照)の駆動を制御することで、インクヘッド40をホームポジションHP(図2参照)へ移動させる。そして、第1移動制御部82は、第3接触移動機構77のモータ77aの駆動を制御することで、側面用ワイパー261を後方へ移動させる。このことで、図13に示すように、終了側面42aに側面用ワイパー261が接触する。このとき、側面用ワイパー261の一部は、上方に撓みながら終了側面42aと接触する。
次に、ステップS103では、第2移動制御部84は、側面用ワイパー261が終了側面42aに接触している状態において、第1接触移動機構75のモータ75aを駆動させる。モータ75aが駆動することで、側面用ワイパー261は終了側面42aに沿って下方に移動する。このとき、側面用ワイパー261は、終了側面42aに付着した付着物を拭い取りながら下方に移動する。
以上のように、図13に示すように、本実施形態のような接触機構260であっても、側面用ワイパー261が終了側面42aと接触ながら下方に移動することで、終了側面42aに付着した付着物を取り除くことができる。よって、接触機構260によって、インクヘッド40の終了側面42aに付着した付着物を自動で取り除くことができる。
本実施形態では、側面用ワイパー261の開始端部261aには、図12に示すように、第1ガイド面262が形成されている。図13に示すように、接触端部261bには、第2ガイド面263が形成されている。第1ガイド面262および第2ガイド面263は、側面用ワイパー261が終了側面42aと接触する際に、側面用ワイパー261の移動をガイドする役割を担っている。そのため、側面用ワイパー261が終了側面42aに接触し易い。
なお、側面用ワイパー261において、第1ガイド面262および第2ガイド面263は省略されていてもよい。また、側面用ワイパー261は、図15に示すような形状であってもよい。図15は、第3実施形態の変形例における側面用ワイパー261の斜視図である。図16は、第3実施形態の変形例における側面用ワイパー261が終了側面42aに接触している状態を示す図である。図15に示すように、平面視において、側面用ワイパー261の形状は、矩形状である。側面用ワイパー261の開始端部261aには、第3ガイド面264が形成されている。第3ガイド面264は、側面用ワイパー261の上面から、側面用ワイパー261の下面の右後端に向かって斜めに延びた面である。このことによって、終了側面42aに側面用ワイパー261が接触するとき、図16に示すように、側面用ワイパー261の一部が下方に撓みながら、側面用ワイパー261を終了側面42aと接触させることができる。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態に係る印刷装置400について説明する。図17は、第4実施形態において、1つのインクヘッド40と接触機構360を示す斜視図である。本実施形態では、接触機構360は、軸361と、接触ローラ362を備えている。この軸361と接触ローラ362は、インクヘッド40の終了側面42aに付着した付着物を取り除くものである。
軸361は、水平方向(ここでは、副走査方向X)に延びた部材である。軸361は、終了側面42aに沿った方向に延びた部材である。接触ローラ362は、インクヘッド40の終了側面42aに接触可能なローラである。ここでは、接触ローラ362は、軸361に対して回転可能に軸361に設けられている。接触ローラ362は、多孔質材料によって形成されている。例えば、接触ローラ362は、スポンジによって形成されている。接触ローラ362の長さは、終了側面42aの副走査方向Xの長さ以上である。本実施形態では、接触機構360の下方には、洗浄液槽70が設けられていてもよい。
本実施形態では、接触機構360は、高さ方向Z(上下方向)に移動可能である。具体的には、接触機構360には、接触機構360を高さ方向Zに移動させる第1接触移動機構75が接続されている。ここでは、第1接触移動機構75は、高さ方向Zに延び、軸361が摺動可能に設けられたガイドレール(図示せず)と、軸361に接続されたモータ75aを備えている。モータ75aが駆動することで、軸361および接触ローラ362は、高さ方向Zに移動する。そのため、モータ75aの駆動によって、接触ローラ362が終了側面42aと接触する位置である接触位置P41と、接触ローラ362が洗浄液槽70内の洗浄液に浸漬する浸漬位置P42との間において、接触ローラ362が移動する。
次に、本実施形態において、インクヘッド40の終了側面42aに付着した付着物を接触機構360が除去する手順について、図9のフローチャートに沿って説明する。まず、ステップS101では、第1移動制御部82は、第2移動機構52のモータ24(図5参照)の駆動を制御することで、インクヘッド40をホームポジションHPへ移動させる。そして、第1移動制御部82は、第1接触移動機構75のモータ75aの駆動を制御することで、接触ローラ362を浸漬位置P42から接触位置P41へ移動させることで、終了側面42aに接触ローラ362を接触させる。
次に、ステップS103では、第2移動制御部84は、接触ローラ362が終了側面42aに接触している状態において、第1接触移動機構75のモータ75aを駆動させる。モータ75aが駆動することで、接触機構360が終了側面42aに沿って下方に移動する。このとき、接触ローラ362は、軸361を中心に回転しながら終了側面42aに沿って下方に移動する。このことによって、接触ローラ362は、終了側面42aに付着したインクを拭い取りながら下方に移動する。なお、接触ローラ362による終了側面42aの接触が終了した後、接触ローラ362が洗浄液槽70内の洗浄液に浸漬するように、モータ75aを駆動させてもよい。
以上、本実施形態では、図17に示すように、接触ローラ362が終了側面42aに接触した状態で、回転しながら下方に移動することで、終了側面42aに付着した付着物を拭い取りながら取り除くことができる。よって、終了側面42aに付着した付着物を自動で取り除くことができる。
本実施形態では、接触機構360は、インクヘッド40の終了側面42aに付着した付着物を取り除くものであるが、インクヘッド40の複数の側面42にそれぞれ付着した付着物を取り除くものであってもよい。第1接触移動機構75は、インクヘッド40の複数の側面42に対して、接触機構360の接触ローラ362を接触させながら移動させるように構成されていてもよい。例えば、第2移動制御部84は、終了側面42aに接触ローラ362が接触している状態で、接触ローラ362を移動させるように第1接触移動機構75を制御する。次に、例えば、第2移動制御部84は、インクヘッド40の前側の側面42に接触する位置に接触ローラ362が移動するように、第1接触移動機構75を制御する。そして、第2移動制御部84は、前側の側面42に接触ローラ362が接触している状態で、接触ローラ362を移動させるように第1接触移動機構75を制御する。このことによって、1つのインクヘッド40における複数の側面42にそれぞれ付着した付着物を取り除くことができる。
上記第1実施形態から第4実施形態に係る印刷装置100〜400では、接触機構60、160、260、360が終了側面42aと接触して移動することで、終了側面42aに付着した付着物が取り除かれていた。しかしながら、本発明の接触機構は、インクヘッド40の終了側面42a以外の側面42と接触して移動することで、側面42に付着した付着物が取り除かれてもよい。この場合、インクヘッド40の各側面42に対して接触機構が複数設けられていてもよいし、1つの接触機構が、インクヘッド40の各側面42に接触した状態で移動することで、側面42に付着した付着物が取り除かれるような構成であってもよい。例えば、印刷中などにおいて、ノズル41a(図4参照)から吐出されたインクのミストがインクヘッド40の全ての側面42に付着することがあり得る。このように、全ての側面42にインクなどの付着物が付着した場合であっても、接触機構で各側面42に付着した付着物を取り除くことができる。
<第5実施形態>
次に、第5実施形態に係る印刷装置500について説明する。図18は、第5実施形態において、接触機構460の嵌合部材461の平面図である。図19は、嵌合部材461の正面断面図であり、嵌合部材461にインクヘッド40が嵌合した状態を示す図である。本実施形態に係る接触機構460は、インクヘッド40の全ての側面42に付着した付着物を取り除くことが可能な機構である。
図18に示すように、接触機構460は、嵌合部材461を有している。嵌合部材461は、1つのインクヘッド40の下部と嵌合可能な部材である。本実施形態では、嵌合部材461は、多孔質材料によって形成されている。ここでは、嵌合部材461は、スポンジによって形成されている。嵌合部材461には、インクヘッド40の下部が嵌合される嵌合孔461aが形成されている。図19に示すように、嵌合部材461は、嵌合孔461aの側面において、インクヘッド40の側面42が接触する接触面463を有している。また、嵌合部材461には、嵌合孔461aの接触面463の上端から嵌合部材461の上端に向かって延びた傾斜面462が形成されている。この傾斜面462は、インクヘッド40の下部が嵌合孔461aに向かって移動することをガイドする面である。なお、ここでは、接触機構460の下方には、洗浄液槽70が設けられていてもよい。
本実施形態では、接触機構460は、高さ方向Zに移動可能である。図18に示すように、接触機構460には、接触機構460を高さ方向Zに移動させる第1接触移動機構75が接続されている。ここでは、第1接触移動機構75は、高さ方向Zに延びたガイドレール(図示せず)と、上記ガイドレールに摺動自在に設けられ、接触機構460の嵌合部材461が設けられた摺動部材(図示せず)と、上記摺動部材に接続されたモータ75aを備えている。モータ75aが駆動することで、嵌合部材461は、高さ方向Zに移動する。そのため、モータ75aの駆動によって、図19に示すように、嵌合部材461の接触面463とインクヘッド40の側面42が接触する位置である接触位置P51と、嵌合部材461が洗浄液槽70内の洗浄液に浸漬する浸漬位置P52との間において、嵌合部材461は移動する。
次に、本実施形態において、インクヘッド40の側面42に付着した付着物を接触機構460の嵌合部材461が取り除く手順について説明する。まず、第1移動制御部82は、第2移動機構52のモータ24(図5参照)の駆動を制御することで、インクヘッド40をホームポジションHP(図2参照)へ移動させる。そして、第1移動制御部82は、第1接触移動機構75のモータ75aの駆動を制御して、嵌合部材461を上方へ移動させることで、図19に示すように、インクヘッド40の側面42が嵌合部材461の接触面463と接触する。詳しくは、インクヘッド40の側面42は、嵌合部材461の嵌合孔461aに嵌め込まれる。このとき、インクヘッド40の側面42は、嵌合孔461aの接触面463と接触する。なお、嵌合部材461の嵌合孔461aと、嵌合孔461aに嵌め込まれるインクヘッド40とが主走査方向Y、または、副走査方向Xにズレている場合であっても、傾斜面462とインクヘッド40が接触しながら嵌合部材461が移動することで、嵌合部材461の位置が補正される。そのため、嵌合孔461aと、嵌合孔461aに嵌め込まれるインクヘッド40との位置がズレている場合であっても、インクヘッド40の側面42は、嵌合部材461の嵌合孔461aに嵌め込まれる。
次に、嵌合部材461を上下方向(ここでは、高さ方向Z)に沿って移動させる。第2移動制御部84は、嵌合部材461の嵌合孔461aの接触面463に、インクヘッド40の側面42が接触している状態において、第1接触移動機構75のモータ75aを駆動させる。モータ75aが駆動することで、嵌合部材461は、側面42と接触しながら高さ方向Zに移動する。このとき、嵌合孔461aの接触面463がインクヘッド40の側面42と擦れ合うことで、嵌合部材461は、側面42に付着したインクを拭い取ることができる。なお、嵌合部材461による側面42の清掃が終了した後、第2移動制御部84は、嵌合部材461が洗浄液槽70内の洗浄液に浸漬するように、モータ75aを駆動させてもよい。
以上、図19に示すように、本実施形態のような接触機構460であっても、嵌合部材461に形成された嵌合孔461aとインクヘッド40の側面42が接触しながら嵌合部材461が上下方向に移動することで、インクヘッド40の各側面42に付着した付着物を取り除くことができる。例えば、印刷中にノズル41a(図4参照)から吐出されたインクのミストがインクヘッド40の全ての側面42に付着した場合であっても、接触機構460によって、インクヘッド40の各側面42に付着したインクを一度に自動で取り除くことができる。
<第6実施形態>
次に、第6実施形態に係る印刷装置600について説明する。図20は、接触機構560の嵌合部材461およびキャップ用接触部材561の正面断面図であり、嵌合部材461にインクヘッド40が嵌合した状態であって、キャップ用接触部材561にキャップ45が装着された状態を示す図である。図21は、接触機構560のキャップ用接触部材561の底面図である。図20に示すように、本実施形態に係る接触機構560は、嵌合部材461と、キャップ用接触部材561とを備えている。嵌合部材461は、第5実施形態の嵌合部材461と同じ構成のため、ここでの説明は省略する。
キャップ用接触部材561は、キャップ45が接触することが可能な部材である。キャップ用接触部材561は、嵌合部材461の底面と連続している。すなわち、キャップ用接触部材561は、嵌合部材461の底面に設けられている。キャップ用接触部材561は、多孔質材料、例えば、スポンジによって形成されている。本実施形態では、キャップ用接触部材561の底面には、キャップ45の上端が接触する接触溝561a(図21参照)が形成されている。接触溝561aは、キャップ45の上端に対応した形状をしている。
本実施形態では、印刷装置600は、キャップ45を高さ方向Zへ移動させるキャップ用移動機構78を備えている。キャップ用移動機構78の構成は特に限定されず、ここでは、キャップ45に接続されたモータ78aによって構成されている。キャップ用移動機構78のモータ78aは、制御装置80に接続されている。制御装置80がモータ78aの駆動を制御することで、キャップ45は高さ方向Zへ移動する。
本実施形態において、接触機構560によってインクヘッド40の側面42の付着物を取り除く際、インクヘッド40は、ホームポジションHP(図2参照)に位置している。ホームポジションHPにおいて、第1移動制御部82は、第1接触移動機構75によって接触機構560の嵌合部材461およびキャップ用接触部材561を上方へ移動させることで、インクヘッド40の側面42を嵌合部材461の嵌合孔461aに嵌め込む。その後、第1移動制御部82は、キャップ用移動機構78のモータ78aの駆動を制御することで、キャップ45を上方へ移動させる。キャップ45が上方へ移動することで、キャップ用接触部材561の接触溝561aに、キャップ45の上端が嵌る。このとき、接触機構560の嵌合部材461およびキャップ用接触部材561は、インクヘッド40とキャップ45によって挟まれた状態となる。
次に、接触機構560の嵌合部材461およびキャップ用接触部材561がインクヘッド40とキャップ45によって挟まれた状態において、第2移動制御部84は、キャップ用移動機構78のモータ78aを駆動させる。モータ78aが駆動することで、キャップ45が更に上方へ移動することで、キャップ45に押されながら、嵌合部材461は側面42と接触しながら高さ方向Zに移動する。このとき、嵌合孔461aの接触面463がインクヘッド40の側面42と擦れ合うことで、嵌合部材461は、側面42に付着した付着物を拭い取ることができる。
以上、本実施形態では、嵌合部材461がインクヘッド40の側面42と接触しながら高さ方向Zに移動することで、各側面42に付着した付着物を取り除くことができる。そして、キャップ45の上端がキャップ用接触部材561の接触溝561aに嵌ることで、キャップ45の上端に付着したインクは、キャップ用接触部材561に吸着する。よって、本実施形態では、インクヘッド40の側面42に付着した付着物を自動で取り除くとともに、キャップ45の上端に付着したインクを自動で取り除くことができる。
上記各実施形態において、各接触機構は、インクヘッド40の側面42(第1実施形態から第4実施形態では、例えば、終了側面42a)の全体に付着した付着物を取り除くように構成されていてもよいし、インクヘッド40の側面42の一部、例えば、側面42の下部に付着した付着物を取り除くように構成されていてもよい。例えば、インクヘッド40の側面42に付着した付着物の一例であるインクは、側面42において凝集する。凝集したインクは、重力の影響で、側面42の下端へ向かって移動することがあり得る。そのため、側面42の上部に付着したインクは、重力の影響で、側面42の下端へ移動することがあり得る。よって、側面42において、上部よりも下部の方が付着物が溜まり易い。したがって、上記各実施形態において、各接触機構は、インクヘッド40の側面42の下部(特に、下端)に少なくとも接触して移動するように構成されているとよい。また、上記各実施形態において、各接触機構は、インクヘッド40の側面42の全体に接触して移動するように構成され、かつ、側面42において、上部に接触する回数が第1の回数であり、下部に接触する回数が上記第1の回数よりも多い第2の回数となるように制御装置80に制御されてもよい。
上述したように、制御装置80の第1移動制御部82および第2移動制御部84は、ソフトウェアによって構成されていてもよい。すなわち、上記各部は、コンピュータプログラムがコンピュータに読み込まれることにより、当該コンピュータによって実現されるようになっていてもよい。本発明には、コンピュータを上記各部として機能させるための印刷用のコンピュータプログラムが含まれる。また、本発明には、当該コンピュータプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体が含まれる。また、上記各部は、制御装置80が備える1つのプロセッサによって、実現されるものであってもよいし、複数のプロセッサによって実現されるものであってもよい。また、本発明には、各部が実行するプログラムと同様の機能が実現された回路が含まれる。
40 インクヘッド
42 側面
42a 終了側面(側面)
60、160、260、360、460、560 接触機構
79 移動機構
80 制御装置
82 第1移動制御部
84 第2移動制御部
100、200、300、400、500、600 印刷装置

Claims (12)

  1. インクが吐出されるノズルが形成された底面、および、前記底面から上方に延びた側面を有するインクヘッドと、
    前記側面に接触可能な接触機構と、
    前記接触機構を前記インクヘッドに対して相対的に移動させる移動機構と、
    前記移動機構に電気的に接続された制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記接触機構を前記側面に接触させるように前記移動機構を制御する第1移動制御部と、
    前記接触機構が前記側面に接触している状態で、前記接触機構を前記側面に対して相対的に移動させるように前記移動機構を制御する第2移動制御部と、
    を備えた、印刷装置。
  2. 前記接触機構は、
    軸と、
    前記軸に設けられ、前記側面に接触可能であり、かつ、前記側面に対して回転可能な接触ローラと、
    を有し、
    前記第1移動制御部は、前記接触ローラを前記側面に接触させるように前記移動機構を制御し、
    前記第2移動制御部は、前記接触ローラが前記側面に接触している状態で、前記接触ローラを前記側面に対して相対的に移動させるように前記移動機構を制御する、請求項1に記載された印刷装置。
  3. 前記軸および前記接触ローラは、高さ方向に延びており、
    前記第2移動制御部は、前記接触ローラが前記側面に接触している状態において、前記接触ローラを水平方向に移動させるように前記移動機構を制御する、請求項2に記載された印刷装置。
  4. 前記軸および前記接触ローラは、水平方向に延びており、
    前記第2移動制御部は、前記接触ローラが前記側面に接触している状態において、前記接触ローラを高さ方向に移動させるように前記移動機構を制御する、請求項2に記載された印刷装置。
  5. 前記接触機構は、
    前記側面に接触可能であり、可撓性を有する接触部材と、
    前記接触部材の一端に接続され、前記接触部材が巻き付けられた接触従動ローラと、
    前記接触従動ローラと所定の距離離れた位置に配置され、前記接触部材における一端と反対側の他端に接続され、かつ、前記接触部材を巻き取り可能な接触駆動ローラと、
    を備え、
    前記移動機構は、前記接触駆動ローラを回転させる回転機構を備え、
    前記第1移動制御部は、前記接触部材を前記側面に接触させるように前記移動機構を制御し、
    前記第2移動制御部は、前記接触部材が前記側面に接触している状態で、前記接触駆動ローラが前記接触部材を巻き取るように前記回転機構を制御する、請求項1に記載された印刷装置。
  6. 前記接触機構は、水平方向に延びた側面用ワイパーを備え、
    前記第1移動制御部は、前記側面用ワイパーを前記側面に接触させるように前記移動機構を制御し、
    前記第2移動制御部は、前記側面用ワイパーが前記側面に接触している状態で、前記側面を下方に移動させるように前記移動機構を制御する、請求項1に記載された印刷装置。
  7. 前記移動機構は、前記側面用ワイパーを前後方向に移動させる接触移動機構を備え、
    前記側面用ワイパーにおいて、前記側面と最初に接触する端部を開始端部とし、かつ、前記側面と接触する端部を接触端部としたとき、
    前記開始端部には、平面視において、前記開始端部から前記接触端部に向かって斜めに延びた第1ガイド面が形成され、
    前記接触端部には、正面視において、前記接触端部から前記接触端部から離れる方向かつ下方に向かって斜めに延びた第2ガイド面が形成され、
    前記第1移動制御部は、前記側面用ワイパーを前記側面に接触させるように前記接触移動機構を制御する、請求項6に記載された印刷装置。
  8. 前記移動機構は、前記側面用ワイパーを前後方向に移動させる接触移動機構を備え、
    前記側面用ワイパーにおいて、前記側面と最初に接触する端部を開始端部とし、かつ、前記側面と接触する端部を接触端部としたとき、
    前記開始端部には、前記側面用ワイパーの上面から前記開始端部の下部に向かって斜めに延びた第3ガイド面が形成され、
    前記第1移動制御部は、前記側面用ワイパーを前記側面に接触させるように前記接触移動機構を制御する、請求項6に記載された印刷装置。
  9. 前記インクヘッドの前記底面に接触可能であり、前記底面に対してワイピングを行うワイパーを備え、
    前記底面において、前記ワイパーによるワイピングが終了する位置を終了位置とし、かつ、前記側面のうち前記終了位置側に設けられた側面を終了側面としたとき、
    前記接触機構は、前記終了側面に少なくとも接触可能であり、
    前記第1移動制御部は、前記接触機構を前記終了側面に接触させるように前記移動機構を制御し、
    前記第2移動制御部は、前記接触機構が前記終了側面に接触している状態で、前記接触機構を前記終了側面に対して相対的に移動させるように前記移動機構を制御する、請求項1から8までの何れか一つに記載された印刷装置。
  10. 前記接触機構は、前記インクヘッドが嵌合可能な嵌合孔が形成され、前記嵌合孔の側面において、前記インクヘッドの前記側面と接触可能な接触面を有する嵌合部材を備え、
    前記第1移動制御部は、前記嵌合部材の前記接触面が前記インクヘッドの前記側面と接触するように前記移動機構を制御し、
    前記第2移動制御部は、前記接触面が前記インクヘッドの前記側面と接触した状態において、前記嵌合部材を高さ方向へ移動させるように前記移動機構を制御する、請求項1に記載された印刷装置。
  11. 前記インクヘッドの前記底面を覆うことが可能なキャップと、
    前記キャップを前記インクヘッドの前記底面に向かって移動させるキャップ用移動機構と、
    を備え、
    前記接触機構は、前記嵌合部材の底面に設けられ、前記キャップの上端が接触する接触溝が形成されたキャップ用接触部材を備え、
    前記第1移動制御部は、前記嵌合部材の前記接触面が前記インクヘッドの前記側面と接触するように前記移動機構を制御すとともに、前記接触溝に前記キャップの上端が接触するように前記キャップ用移動機構を制御する、請求項10に記載された印刷装置。
  12. 前記接触機構の少なくとも一部が浸される洗浄液が貯留された洗浄液槽を備えた、請求項1から11までの何れか一つに記載された印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021000730A (ja) * 2019-06-20 2021-01-07 武蔵エンジニアリング株式会社 計数機

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