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JP2018000520A - 下軸ユニットと縫製装置 - Google Patents

下軸ユニットと縫製装置 Download PDF

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JP2018000520A
JP2018000520A JP2016131097A JP2016131097A JP2018000520A JP 2018000520 A JP2018000520 A JP 2018000520A JP 2016131097 A JP2016131097 A JP 2016131097A JP 2016131097 A JP2016131097 A JP 2016131097A JP 2018000520 A JP2018000520 A JP 2018000520A
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pulley
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JP2016131097A
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宏明 鬼頭
Hiroaki Kito
宏明 鬼頭
祐二 田川
Yuji Tagawa
祐二 田川
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

【課題】縫製装置の上軸の延設方向に沿って移動可能な下軸ユニットにおいて縫針と釜剣先の距離のばらつきを低減した下軸ユニットと縫製装置を提供すること。【解決手段】縫製装置の下軸ユニット4は、外周に釜剣先を有する釜を駆動する釜機構41と、釜機構を収容する筐体42を有し、縫製装置の下側スプライン軸の軸線方向に沿って筐体を移動する。下軸ユニット4は挿通孔48、49、変換機構、下軸を備える。挿通孔48、49は筐体42に下側スプライン軸を挿通する。変換機構は挿通孔48、49に挿通した下側スプライン軸の軸線周りの回転力を、縫製装置の針棒の延設方向と下側スプライン軸の軸線に垂直な垂直軸周りの回転力に変換する。下軸は変換機構と釜機構に連結し、釜を垂直軸周りに回動する。【選択図】図3

Description

本発明は下軸ユニットと縫製装置に関する。
エアバッグ、カーシート等の比較的大きな布を縫製する縫製装置は上軸ユニット、下軸ユニット、タイミングベルトを備える。上軸ユニット、下軸ユニットは上軸と下軸の延設方向に沿って移動する(例えば、特許文献1参照)。上軸ユニットは上軸の回転で駆動する針棒機構、天秤機構等を備える。下軸ユニットは下軸の回転で駆動する釜機構を備える。釜機構は外周に釜剣先を有する釜を備え、下軸の延設方向と平行な回転軸により回転する。タイミングベルトは上軸と下軸に架設し、上軸と下軸を同期する。
実開昭59−174167号公報
特許文献1の縫製装置の上軸ユニットは下軸ユニットと別体である。上軸ユニットと下軸ユニットは上軸と平行な移動方向の振動を受け、縫針と釜剣先の上軸と平行な方向における距離がばらつくことがある。該時、縫製装置は釜剣先が上糸ループを補足できず、目飛びを生じることがある。縫製装置は釜剣先が縫針と衝突し、釜剣先及び縫針の破損、糸切れ、縫い締まり不良が生じることがある。
本発明の目的は縫製装置の上軸の延設方向に沿って移動可能な下軸ユニットにおいて縫針と釜剣先の距離のばらつきを低減した下軸ユニットと縫製装置を提供することにある。
本発明の第一態様の下軸ユニットは外周に釜剣先を有する釜を駆動する釜機構と、前記釜機構を収容する筐体を有し、縫製装置の下側スプライン軸の軸線方向に沿って前記筐体を移動する縫製装置の下軸ユニットにおいて、前記筐体に前記下側スプライン軸を挿通する挿通孔と、前記挿通孔に挿通した前記下側スプライン軸の軸線周りの回転力を、前記縫製装置の針棒の延設方向と前記下側スプライン軸の前記軸線に垂直な垂直軸周りの回転力に変換する変換機構と、前記変換機構と前記釜機構に連結し、前記釜を前記垂直軸周りに回動する下軸とを備える。
該下軸ユニットを縫製装置に適用した時、釜は下側スプライン軸の軸線に垂直な垂直軸周りに回動する。故に、該下軸ユニットを備える縫製装置は下軸ユニットが下側スプライン軸と平行な方向の振動を受けても、従来の縫製装置に比べ針棒に装着した縫針と釜剣先の距離はばらつき難い。
第一態様の下軸ユニットの前記下軸ユニットは、前記下側スプライン軸の前記軸線の延設方向に移動するベルトの一端と他端を固定する固定部を備えてもよい。該下軸ユニットに不具合がある時、作業者は下軸ユニットの固定部をベルトの一端と他端から取り外すことで下軸ユニットを簡単に交換できる。
第一態様の下軸ユニットの前記変換機構は、前記下側スプライン軸と平行に延びる変換軸と、前記変換軸に設けた第一歯車と、前記第一歯車と噛み合う第二歯車を備え、前記下軸ユニットは、前記下側スプライン軸に連結した第一プーリと、前記変換軸に設けた第二プーリと、前記第一プーリと前記第二プーリの間に架け渡したタイミングベルトを備え、前記第二歯車は、前記下軸に設けてもよい。該下軸ユニットは第一プーリと縫製装置の下側スプライン軸の連結を解除すれば、縫製装置から容易に取り外しできる。故に下軸ユニットは簡単に交換できる。
第一態様の下軸ユニットの前記変換機構は、前記下側スプライン軸と平行に延びる変換軸と、前記変換軸に設けた第一歯車と、前記第一歯車と噛み合う第二歯車を備え、前記下軸ユニットは、前記下側スプライン軸に連結した第一プーリと、前記変換軸に設けた第二プーリと、前記第一プーリと前記第二プーリの間に架け渡したタイミングベルトを備え、前記第二歯車は、前記下軸と平行に設けた中間軸に設け、前記中間軸の一方向の回転を前記下軸の往復回動に変換する揺動機構を備えてもよい。該下軸ユニットは第一プーリと縫製装置の下側スプライン軸の連結を解除すれば、縫製装置から容易に取り外しできる。故に下軸ユニットは簡単に交換できる。
本発明の第二態様の縫製装置は縫針を装着した針棒を上下動する針棒機構と前記針棒機構を収容する上側筐体を有する上軸ユニットと、前記上軸ユニットの前記上側筐体に挿通し、前記針棒機構に動力を伝達する上側スプライン軸と、外周に釜剣先を有する釜を駆動する釜機構と前記釜機構を収容する下側筐体を有する下軸ユニットと、前記上側スプライン軸と平行に延び、前記下軸ユニットの前記下側筐体に挿通し、前記釜機構に動力を伝達する下側スプライン軸と、前記上側スプライン軸と前記下側スプライン軸に架設し、前記上側スプライン軸と前記下側スプライン軸の回転を同期する同期機構と、前記上側スプライン軸の軸線方向に沿って前記上軸ユニットを移動し、前記上軸ユニットの移動に同期して前記下側スプライン軸の軸線方向に沿って前記下軸ユニットを移動するX移動機構を備える縫製装置において、前記下側スプライン軸の軸線周りの回転力を、前記針棒の延設方向と前記下側スプライン軸の前記軸線に垂直な垂直軸周りの回転力に変換する変換機構と、前記変換機構と前記釜機構に連結し、前記釜を前記垂直軸周りに回動する下軸とを備える。
該縫製装置は釜が下側スプライン軸の軸線に垂直な垂直軸周りに回動する。故に、該縫製装置は下軸ユニットが下側スプライン軸と平行な方向の振動を受けても、従来の縫製装置に比べ縫針と釜剣先の距離はばらつき難い。
第二態様の縫製装置は前記針棒機構と連結し、前記上側スプライン軸と平行に設けた上軸と、前記上側スプライン軸の軸線周りの回転を前記上軸に伝達する伝達部材とを更に備えてもよい。該縫製装置は上軸ユニットで上側スプラインの軸線周りの回転力を垂直軸と平行な方向の回転力に変換する必要がない。故に縫製装置は上側スプラインの軸線周りの回転力を垂直軸と平行な方向に変換する時に比べ上軸ユニットの構成を簡単にできる。縫製装置は上軸と下軸を同期する為の維持管理が容易である。
第二態様の縫製装置は縫製対象を前記下軸ユニットに対して相対的に前記垂直軸の延設方向に移動するY移動機構を更に備えてもよい。該縫製装置はX移動機構とY移動機構で縫製対象を下軸ユニットに対し相対的に移動できる。縫製装置は上軸ユニットと下軸ユニットが別体であるので、縫製対象の大きさに合わせて縫製装置の大きさを設計しやすい。
第二態様の縫製装置の前記X移動機構は、前記下側スプライン軸の前記軸線の延設方向に移動するベルトと、前記ベルトの一端と他端を前記下側筐体に取り外し可能に固定する固定部とを備えてもよい。該縫製装置は下軸ユニットに不具合がある時、固定部をベルトの一端と他端から取り外すことで下軸ユニットを簡単に交換できる。
第二態様の縫製装置の前記変換機構は、前記下側スプライン軸と平行に延びる変換軸と、前記変換軸に設けた第一歯車と、前記第一歯車と噛み合う第二歯車を備え、前記下軸ユニットは、前記下側スプライン軸に連結した第一プーリと、前記変換軸に設けた第二プーリと、前記第一プーリと前記第二プーリの間に架け渡したタイミングベルトを備え、前記第二歯車は、前記下軸に設けてもよい。該縫製装置は下軸ユニットの第一プーリと縫製装置の下側スプライン軸の連結を解除すれば、下軸ユニットを縫製装置から容易に取り外しできる。故に縫製装置は下軸ユニットを簡単に交換できる。
第二態様の縫製装置の前記変換機構は、前記下側スプライン軸と平行に延びる変換軸と、前記変換軸に設けた第一歯車と、前記第一歯車と噛み合う第二歯車を備え、前記下軸ユニットは、前記下側スプライン軸に連結した第一プーリと、前記変換軸に設けた第二プーリと、前記第一プーリと前記第二プーリの間に架け渡したタイミングベルトを備え、前記第二歯車は、前記下軸と平行に設けた中間軸に設け、前記中間軸の一方向の回転を前記下軸の往復回動に変換する揺動機構を備えてよい。該縫製装置は下軸ユニットの第一プーリと縫製装置の下側スプライン軸の連結を解除すれば、下軸ユニットを縫製装置から容易に取り外しできる。故に縫製装置は下軸ユニットを簡単に交換できる。
縫製装置1の斜視図。 上軸ユニット2の斜視図。 下軸ユニット4、下側スプライン軸5、ベルト72の斜視図。 下軸ユニット4とベルト72の平面図。 下軸ユニット4とベルト72の右側面図。 下軸ユニット4の釜12が全回転釜である時の変換機構43の斜視図。 下軸ユニット4の釜12が全回転釜である時の変換機構43の正面図。 X移動機構6の正面図。 Y移動機構7の斜視図。 Y移動機構7の右側面図。 下軸ユニット4の釜12が全回転釜である時の同期機構8の左側面図。 第二実施形態の変換機構143の斜視図。 第二実施形態の変換機構143の正面図。 第二実施形態の同期機構208の左側面図。 第三実施形態の下軸ユニット304の左側面図。
本発明の縫製装置の下軸ユニットは、釜として半回転釜と全回転釜の内の任意の一つを備える。図面を参照し、釜が全回転釜である時を第一実施形態とし、釜が半回転釜である時を第二実施形態とし、釜が全回転釜である時の第一実施形態とは別の形態を第三実施形態として順に説明する。以下説明は、図中に矢印で示す左右、前後、上下を使用する。以下説明は、異なる実施形態で同じ構成を有する時、同じ符号を付与する。
第一実施形態の縫製装置1の概略構造を説明する。図1に示す如く、縫製装置1は、上軸ユニット2、上側スプライン軸3、下軸ユニット4、下側スプライン軸5、X移動機構6、Y移動機構7、同期機構8、制御部を備える。図2に示す如く、上軸ユニット2は針棒機構21、上側筐体22を備える。針棒機構21は針棒24を上下動する。上側筐体22は針棒機構21を収容する。上側スプライン軸3は左右方向に延びる棒状の部材であり、外周面に左右方向に延びる溝を有する。上側スプライン軸3は上軸ユニット2の上側筐体22に挿通し、針棒機構21に動力を伝達する。図3に示す如く、下軸ユニット4は釜機構41、下側筐体42を備える。釜機構41は外周に釜剣先11(図7参照)を有する釜12を駆動する。下側筐体42は釜機構41を収容する。下側スプライン軸5は上側スプライン軸3と平行に延びる棒状の部材であり、外周面に左右方向に延びる溝を有する。下側スプライン軸5は下軸ユニット4の下側筐体42に挿通し、釜機構41に動力を伝達する。下軸ユニット4の釜12は全回転釜であり、縫製装置1は駆動源の動力で上軸25と下軸44を異なる方向に回転する。X移動機構6は上側スプライン軸3の軸線方向に沿って上軸ユニット2を移動し、上軸ユニット2の移動に同期して下側スプライン軸5の軸線14(図6参照)方向に沿って下軸ユニット4を移動する。X移動機構6は上軸ユニット2と下軸ユニット4を左右方向に移動する。Y移動機構7は縫製対象である布を下軸ユニット4に対して相対的に下軸44(図6参照)の延設方向(前後方向)に移動する。同期機構8は、上側スプライン軸3と下側スプライン軸5に架設し、上側スプライン軸3と下側スプライン軸5の回転を同期する。制御部は、X移動機構6、Y移動機構7、同期機構8を制御する。
上軸ユニット2を説明する。図2に示す如く、上軸ユニット2は針棒機構21、上側筐体22に加え上軸25、伝達部材26、天秤機構を備える。上側筐体22は下側筐体42に対向する。上側筐体22は本体部27、先端部28、固定部30を備える。本体部27は左右方向に長い箱状である。先端部28は本体部27左端部よりも下方に延びる。固定部30は本体部27よりも上下方向に長い略矩形枠状であり、本体部27の背面側に位置する。固定部30は孔32、33、四つの支持部材34、腕部37を備える。孔32、33は右側面視円状である。孔32は固定部30の左面に設け、孔33は固定部30の右面に設ける。孔32、33は上側スプライン軸3を挿通する。各支持部材34は左右方向に延びる右側面視C字状で、背面に溝部35を有する。支持部材34は固定部30背面の右上部、左上部、右下部、左下部に設ける。固定部30背面の右上部、左上部に設けた支持部材34の溝部35は左右方向に延びるレール67に係合し、固定部30背面の右下部、左下部に設けた支持部材34の溝部35はレール67の下方で左右方向に延びるレール68に係合する。腕部37は固定部30の下端部にて本体部27の右側面と平行に延び、本体部27の右側面に螺子で固定する。
上軸25は上側スプライン軸3と平行に設け、本体部27内を左右方向に延びる。伝達部材26は上側スプライン軸3の軸線周りの回転を上軸25に伝達する。左側から見た上軸25の回転方向を上軸回転方向と言う。上軸回転方向は時計回りである。左側は上軸25に対して針棒24側である。本例の伝達部材26は上側スプライン軸3に設けたボールスプライン軸受け36、ボールスプライン軸受け36と連結した第一プーリ、上軸25に設けた第二プーリ、第一プーリと第二プーリに掛け渡したタイミングベルトである。ボールスプライン軸受け36は孔33にて支持する。上軸25は針棒機構21と天秤機構と連結し、上側スプライン軸3を介して伝達した回転力で、針棒機構21と天秤機構を駆動する。天秤機構は天秤29を備える。天秤29は縫製時に上下動して上糸を引上げる。針棒機構21は天秤29の上下動と連動して針棒24を上下動する。針棒24の下端部は先端部28の下側から露出し下方へ延びる。針棒24は下端部に縫針23を装着する。
下軸ユニット4を説明する。図3〜7に示す如く、下軸ユニット4は釜機構41、下側筐体42に加え変換機構43、下軸44、第一プーリ45、第二プーリ46、タイミングベルト47を備える。下側筐体42は略直方体状の箱状である。下側筐体42は挿通孔48、49、針板50、固定部51、52を備える。挿通孔48は下側筐体42の左面に設け、挿通孔49は下側筐体42の右面に設ける。挿通孔48、49は下側スプライン軸5を挿通する。下側筐体42は下側スプライン軸5をボールスプライン軸受け39を介して支持する。ボールスプライン軸受け39は挿通孔48にて支持する。下側筐体42は上面に針板50を設ける。針板50は針棒24が下降した時に縫針23の下端部が通る針穴53を有する。
固定部51、52は正面視上下方向に延び、梁を有する枠状である。固定部51は下側筐体42の背面左部に設け、固定部52は下側筐体42の背面右部に設ける。固定部51、52は下軸ユニット4を下側スプライン軸5の軸線14の延設方向(左右方向)に移動するベルト72を通し、ベルト72の一端と他端を固定する。詳細にはベルト72は内歯を有する。内歯はベルトを環状に掛け渡した時、内周側にある歯である。ベルト72の外周側は平面状である。固定部51、52は下側筐体42の背面との間にベルト72を配置し、固定部51、52の梁の間にベルト72の内歯を通した状態で固定部51、52の四隅を下側筐体42の背面に螺子で固定する。下軸ユニット4は縫製装置1に対して着脱可能である。下軸ユニット4を縫製装置1から取り外す時、作業者はベルト72の一端と他端を固定部51、52から取り外し、下側スプライン軸5を左右方向に移動して挿通孔48、49から抜く。下側筐体42の下面は支持台54の上面に固定する。支持台54は平面視矩形状の板状である。支持台54は下面に右側面視逆U字状の支持部材55を四つ有する。四つの支持部材55は支持台54の前右部、前左部、後右部、後左部に設け、左右方向に延びる。四つの支持部材55は上側に凹む溝部56を有する。溝部56は左右方向に延びるレール69(図1参照)と係合する。
図6に示す如く、変換機構43は下側スプライン軸5の軸線14周りの回転力を縫製装置1の針棒24の延設方向(上下方向)と下側スプライン軸5の軸線14に垂直な垂直軸15周りの回転力に変換する。垂直軸15は水平面と平行な面上に延びる。変換機構43は、変換軸57、第一歯車58、第二歯車59を備える。変換軸57は下側スプライン軸5と平行に延びる。変換軸57は下側スプライン軸5の後方で左右方向に延びる。第一歯車58は変換軸57に設ける螺子歯車である。第二歯車59は下軸44に設ける螺子歯車であり、第一歯車58と噛み合う。
下軸44は変換機構43と釜機構41に連結し、釜12を下側スプライン軸5の軸線14に垂直な垂直軸15周りに回動する。下軸44は前後方向に延び、下側筐体42にて回動可能に支持する。正面側から見た下軸44の回転方向を下軸回転方向と言う。正面側は下軸44に対して釜12側である。下軸回転方向は反時計回りであり、上軸回転方向の逆である。下軸44はモータ131の動力で上軸25の回転に応じて回転する。第一プーリ45は下側スプライン軸5にボールスプライン軸受け39を介して連結する。第二プーリ46は変換軸57左端部に設ける。タイミングベルト47は帯状の部材であり、第一プーリ45と第二プーリ46の間に掛け渡す。第一プーリ45の径は第二プーリ46の径より大きい。故に下側スプライン軸5の回転力がタイミングベルト47を介して変換軸57に伝達した時、変換軸57の回転数は下側スプライン軸5の回転数より大きい。第一歯車58の径と第二歯車59の径は同一である。故に下軸44の回転数は変換軸57の回転数と同じであり、下側スプライン軸5の回転数より大きい。
X移動機構6を説明する。図1、図8に示す如く、X移動機構6は左右一対の支持板61、62、板部63、64、土台部65、レール67〜69、ベルト71、72、モータ73、伝達部材75、軸76、プーリ77、78、軸79、80を備える。支持板61、62は右側面視上下方向に長い矩形状の板状部材である。支持板61、62は下端が設置面から離間した位置で土台部65の側面に固定する。支持板61、62の延設方向は鉛直方向と略一致する。支持板61は板部63、64、上側スプライン軸3、下側スプライン軸5の左端部を支持する。支持板61は左面に後述の同期機構8を支持し、右面に上下方向に延びる軸79、80を支持する。支持板62は板部63、64、上側スプライン軸3、下側スプライン軸5の右端部を支持する。支持板62は右面にモータ73、伝達部材75、軸76、プーリ77、78を支持する。
板部63、64は水平面と略平行に延びる板部材であり、平面視左右方向に長い矩形状である。板部63の左端と右端は正面視略L字状の固定具81、82で支持板61、62に固定する。板部63は左右方向に延びるレール67を前面に固定する。板部64の左端と右端は正面視略L字状の固定具83、84で支持板61、62に固定する。板部64は板部63の下方に設ける。板部64は左右方向の延びるレール68を前面に固定する。レール67、68は上軸ユニット2の支持部材34と係合し、上軸ユニット2の左右方向の移動を案内する。
土台部65は正面視矩形状箱体である。土台部65は板部63、64と平行に延びる上下一対の板部85、86、支持板61、62と平行に延びる左右一対の板部87、88を備える。板部85は上面に左右方向に延びるレール69を備える。レール69は下軸ユニット4の支持部材55と係合し、下軸ユニット4の左右方向の移動を案内する。板部86は縫製装置1の設置面と接する。板部87は支持板61の下端部を固定する。板部88は支持板62の下端部を固定する。
ベルト71はプーリ77と軸79に掛け渡す帯状の部材である。ベルト71の一端と他端は上軸ユニット2の背面側に設けた固定部30に着脱可能に固定する。ベルト72はプーリ78と軸80に掛け渡す帯状の部材である。ベルト72の一端と他端は下軸ユニット4の背面側に設けた固定部51、52に着脱可能に固定する。モータ73は上軸ユニット2と下軸ユニット4を左右方向に移動する為の動力を供給する。モータ73は支持板62の右面に固定する。伝達部材75は上下方向に延びる軸76に設ける。伝達部材75はモータ73の出力軸と連結し、モータ73の駆動力を軸76に伝達する。軸76は上端部にプーリ77を設け、下端部にプーリ78を設ける。支持板62は軸76を鉛直方向に延びる軸周りに回動可能に支持する。モータ73の駆動力で軸76が回転した時、ベルト71、72は軸76の回転方向と回転量に応じて平面視時計回り又は反時計回りに移動する。ベルト71が移動した時、上軸ユニット2はレール67、68に沿って、ベルト71と同じ量だけ左右方向に移動する。ベルト72が移動した時、下軸ユニット4はレール69に沿ってベルト72と同じ量だけ左右方向に移動する。
Y移動機構7を説明する。図9、図10に示す如く、Y移動機構7は縫製対象を保持する保持体91を備え、保持体91を前後方向に移動する。Y移動機構7はX移動機構6に依る上軸ユニット2と下軸ユニット4の移動方向と直交する水平面上の方向に保持体91を移動する。保持体91は下枠92、上枠93、支持部94〜96、エアシリンダ97を備える。下枠92と上枠93は平面視矩形状の枠であり、間に縫製対象を挟持する。縫製装置1の縫製可能領域は下枠92、上枠93の内側に設定する。支持部94は上枠93の左辺後方と連結し、支持部95は上枠93の右辺後方と連結する。支持部96は左右方向に延びる板状であり、前面に支持部94、95の背面を固定する。エアシリンダ97は空気の吸排気で下枠92に対して上枠93を開閉する動力を供給する。支持部94、95はエアシリンダ97の駆動力で上枠93を上下方向に移動する。
Y移動機構7は支持板101、102、土台板部103、支持台104、105、軸106、モータ107、支持台108、109、軸110、111、ベルト112、113を備える。Y移動機構7は更に上側案内部114、115、梁部116、125、枠支持部117、118、土台部119、120、案内部121、122を備える。Y移動機構7は左右方向の中心Mについて対称であるので、Y移動機構7の右側について説明し、左側の説明は省略する。
支持板102は正面視上下方向に長い矩形状の板部材である。支持板102はY移動機構7の右後端に鉛直面と略平行に設ける。土台板部103は平面視矩形状の板状である。支持板102は土台板部103の右後端を支持する。土台板部103は水平面と略平行である。支持台105は右側面視台形状、正面視U字状の部材である。支持台105は土台板部103の右前部上面に設ける。モータ107は土台板部103の左右方向中央の前部上面に設け、保持体91を前後方向に移動する動力を供給する。軸106は左右方向に延び、モータ107の出力軸と歯車を介して連結する。支持台105は軸106の右端部を支持し、支持台104は軸106の左端部を支持する。軸106はモータ107の駆動により回転する。支持台109は支持板102の前面下部に設け、左右方向に延びる軸111を支持する。ベルト113は軸106と軸111に掛け渡す帯状部材である。上側案内部115は支持板102の前面から前方に延びる四角柱状の部材である。上側案内部115は下面に前後方向に延びるレール123を有し、保持体91の前後方向の移動を案内する。レール123はベルト113の上方にベルト113と平行に設ける。梁部116、125は左右方向に延びる四角柱状の部材である。梁部116の左端は上側案内部114右前部に固定し、右端は上側案内部115左前部に固定する。梁部125の左端は上側案内部114右後部に固定し、右端は上側案内部115左後部に固定する。土台部120は枠支持部118の後端下側を支持し、ベルト113の上面に固定する。土台部120はベルト113と一体的に移動する。案内部122は枠支持部118の後端上面に固定し、上側案内部115の下面に設けたレール123と係合する。枠支持部118の前端部は支持部96の右端部と連結する。
モータ107が駆動した時、軸106が回転する。ベルト113、112は軸106の回転量と回転方向に応じて右側面視時計回り又は反時計回りに移動する。ベルト113に固定した土台部120は、ベルト113と共に移動する。ベルト112に固定した土台部119は、ベルト112と共に移動する。土台部120が前後方向に移動すると、保持体91を支持する枠支持部118は案内部122を介してレール123に沿って前後方向に移動する。土台部119が前後方向に移動すると、保持体91を支持する枠支持部117は案内部121を介してレールに沿って前後方向に移動する。故に保持体91は前後方向に移動する。
同期機構8を説明する。図11に示す如く、同期機構8はモータ131、駆動プーリ133、上側プーリ134、下側プーリ135、アイドラプーリ138、両歯ベルト139、プーリ140、141、取付部144を備える。モータ131は支持板61の右後方に設け、左右方向に延びる出力軸132を有する。出力軸132は支持板61の右方から左方に挿通する。駆動プーリ133は出力軸132の左端に固定する。上側プーリ134は支持板61の左面に設け、上側スプライン軸3の左端に固定する。下側プーリ135は上側プーリ134の下方で支持板61の左面に設け、下側スプライン軸5の左端に固定する。上側プーリ134、下側プーリ135は出力軸132よりも前方に位置する。下側プーリ135の径は上側プーリ134の径と同じである。アイドラプーリ138は支持板61の左面に設ける。アイドラプーリ138は両歯ベルト139の駆動経路の内、上側プーリ134と下側プーリ135との間で両歯ベルト139の張力を調整可能なプーリである。アイドラプーリ138の上下方向の固定位置は、上側プーリ134と下側プーリ135の間、且つ下側プーリ135寄りである。アイドラプーリ138の前後方向の固定位置は上側プーリ134と下側プーリ135を結ぶ線分より前側である。アイドラプーリ138の径は上側プーリ134と下側プーリ135の径より小さい。取付部144はアイドラプーリ138を取り外し可能に支持板61に取り付ける。
両歯ベルト139は内歯127と外歯128を有する帯状である。両歯ベルト139は駆動プーリ133、上側プーリ134、下側プーリ135、アイドラプーリ138に掛け渡す。両歯ベルト139は下側プーリ135の外周部に内歯127と外歯128の一方が噛合し、上側プーリ134の外周部に内歯127と外歯128の他方が噛合する。両歯ベルト139は駆動プーリ133の外周部に内歯127又は外歯128が噛合する。本例の両歯ベルト139の外歯128は下側プーリ135の外周部に噛合し、内歯127は上側プーリ134の外周部に噛合する。両歯ベルト139の内歯127は駆動プーリ133の外周部に噛合する。プーリ140は上側プーリ134と駆動プーリ133の間に設け、両歯ベルト139の外歯128と噛合する。プーリ141は上側プーリ134とアイドラプーリ138の間に設け、両歯ベルト139の外歯128と噛合する。プーリ140、141は両歯ベルト139の撓みを防ぐ。モータ131が駆動し出力軸132が左側面視時計回りに回転すると、両歯ベルト139を介して上側プーリ134と下側プーリ135が回転する。上側プーリ134は左側面視時計回りに回転し、下側プーリ135は左側面視反時計回りに回転する。
縫製装置1の縫製動作を説明する。作業者は保持体91の下枠92と上枠93の間に縫製対象を挟む。作業者は制御部に縫製データに従った縫製を開始する指示を入力する。縫製データは針落ち点を順に定めた座標データを含む。針落ち点は針棒24と共に縫針23が下方に移動した時に縫針23が刺さる縫製対象上の予定位置である。制御部は指示に応じて縫製データに従って縫製を開始する。制御部は縫製データに従って、X移動機構6、Y移動機構7を駆動し、上軸ユニット2と下軸ユニット4に対して縫製対象を相対的に移動する。制御部は同期機構8を駆動し、上側スプライン軸3を左側面視時計回りに回転し、下側スプライン軸5を両歯ベルト139を用い左側面視反時計回りに回転する。上軸ユニット2は上側スプライン軸3の回転を上軸25に伝達する。上軸回転方向は時計回りである。針棒機構21は上軸25の回転力で針棒24を上下動する。下軸ユニット4は下側スプライン軸5の左側面視反時計回りの回転を、変換機構43を介して下軸44に伝達する。下軸回転方向は反時計回りであり、上軸回転方向の逆である。下軸44は正面視反時計回りに釜12を回転する。釜12は、針棒24と協働し、縫針23が保持する上糸にボビンケースから引出した下糸を絡める。天秤機構は、下糸に絡んだ上糸を針板50上に引き上げ、縫製対象に縫目を形成する。
第二実施形態の縫製装置1を説明する。図1に示す如く、第二実施形態の縫製装置1は上軸ユニット2、上側スプライン軸3、下軸ユニット204、下側スプライン軸5、X移動機構6、Y移動機構7、同期機構208、制御部を備える。第二実施形態の縫製装置1は同期機構208と下軸ユニット204の構成が第一実施形態の縫製装置1と異なり他の構成は同じである。以下、第一実施形態の縫製装置1と同じ構成の説明は省略し、第一実施形態の縫製装置1と異なる下軸ユニット204と同期機構208を説明する。第一実施形態の縫製装置1と同じ部材は、説明を簡略化又は省略する。
図12、図13に示す如く、第二実施形態の下軸ユニット204は釜機構241、下側筐体242を備える。釜機構241は外周に釜剣先211(図13参照)を有する釜212を駆動する。下側筐体242は釜機構241を収容する。下軸ユニット204の釜212は半回転釜であり、下軸44はモータ131の動力で上軸25の回転に応じて往復回動する。下軸ユニット204は釜機構241、下側筐体242に加え、変換機構143、下軸44、第一プーリ45、第二プーリ46、タイミングベルト47を備える。下側筐体242は略直方体状の箱状である。下側筐体242は挿通孔248、249、針板50、固定部51、52を備える。挿通孔248は下側筐体242の左面に設け、挿通孔249は下側筐体42の右面に設ける。挿通孔248、249は下側スプライン軸5を挿通する。下側筐体242は下側スプライン軸5をボールスプライン軸受け39を介して支持する。ボールスプライン軸受け39は挿通孔248にて支持する。針板50は針棒24が下降した時縫針23の下端部が通る針穴53を有する。下側筐体242の下面は第一実施形態と同様の支持台54の上面に固定する。
変換機構143は下側スプライン軸5の軸線14周りの回転力を縫製装置1の針棒24の延設方向と下側スプライン軸5の軸線14に垂直な垂直軸225周りの回転力に変換する。垂直軸225は水平面と平行な面上に延びる。変換機構143は変換軸157、第一歯車158、第二歯車160を備える。変換軸157は下側スプライン軸5と平行に延びる。第一歯車158は変換軸157に設ける螺子歯車である。第二歯車160は中間軸159に設けた螺子歯車である。中間軸159は変換軸157下方で変換軸157と垂直且つ水平に延び、下側筐体242にて回動可能に支持する。中間軸159は下軸44と平行に延びる。揺動機構168は中間軸159の一方向の回転を下軸44の往復回動に変換する。揺動機構168は偏心輪161、クランクロッド167、リンク片163、ギア片165、ギア166を備える。偏心輪161は正面視略円形の柱状であり、中間軸159の軸心から偏心して中間軸159に連結する。クランクロッド167は左右方向に長い板状であり、クランクロッド167左端部は偏心輪161に連結する。クランクロッド167は第二歯車160前方に設ける。リンク片163は長円状の板部材である。クランクロッド167の右端は連結部162でリンク片163の一端と回動可能に連結する。リンク片163は一端から上方に延びる。ギア片165は扇状のセクタギアである。リンク片163の他端は連結部164でギア片165と連結する。連結部164は下側筐体242にて支持する。ギア166は下軸44に設ける。ギア片165はギア166と噛み合う。
変換軸157の回転で中間軸159が回転すると、クランクロッド167は偏心輪161を介して左右方向に往復揺動する。クランクロッド167が往復揺動すると、リンク片163を介してギア片165は連結部164を中心に往復揺動する。故に下軸44は往復回動する。
図14に示す如く、第二実施形態の同期機構208はモータ131、駆動プーリ133、上側プーリ134、下側プーリ135、ベルト239、プーリ140、141を備える。ベルト239は内側と外側の双方に歯を有してもよいし内側のみ歯を有してもよい。ベルト239は内側の歯が駆動プーリ133、上側プーリ134、下側プーリ135の外周部に噛み合うように掛け渡す。プーリ140は上側プーリ134と駆動プーリ133の間に設け、ベルト239の外側と接触する。プーリ141は上側プーリ134と下側プーリ135の間に設け、ベルト239の外側と接触する。プーリ140、141はベルト239の撓みを防ぐ。モータ131が駆動し出力軸132が左側面視時計回りに回転すると、ベルト239を介して上側プーリ134と下側プーリ135が回転する。上側プーリ134、下側プーリ135は左側面視時計回りに回転する。
第二実施形態の縫製装置1の縫製動作を説明する。作業者は保持体91の下枠92と上枠93の間に縫製対象を挟む。作業者は制御部に縫製データに従った縫製を開始する指示を入力する。制御部は指示に応じて縫製データに従って縫製を開始する。制御部は縫製データに従って、X移動機構6、Y移動機構7を駆動し、上軸ユニット2と下軸ユニット4に対して縫製対象を相対的に移動する。制御部は同期機構208を駆動し、上側スプライン軸3と下側スプライン軸5を左側面視時計回りに回転する。上軸ユニット2は上側スプライン軸3の回転を、上軸25に伝達する。上軸25は針棒24を上下動する。下軸ユニット204は下側スプライン軸5の回転を、変換機構143と揺動機構168を介し下軸44に伝達し、釜212を往復回動する。変換機構143は中間軸159を正面視時計回りに回動する。揺動機構168は中間軸159の正面視時計回りの回転を、垂直軸225を中心とする釜212の揺動運動に変換する。釜212は、針棒24と協働し、縫針23が保持する上糸にボビンケースから引出した下糸を絡める。天秤機構は、下糸に絡んだ上糸を針板50上に引き上げ、縫製対象に縫目を形成する。
第三実施形態の縫製装置1について説明する。第三実施形態の縫製装置1は釜が全回転釜であり、下軸ユニット内で下軸回転方向を上軸回転方向と逆にする。縫製装置1は、上軸ユニット2、上側スプライン軸3、下軸ユニット304、下側スプライン軸5、X移動機構6、Y移動機構7、同期機構208、制御部を備える。第三実施形態の縫製装置1は下軸ユニット304、同期機構208の構成が第一実施形態の縫製装置1と異なり他の構成は同じである。第三実施形態の同期機構208は第二実施形態の縫製装置1と同様である。第三実施形態の同期機構208は取付部144を備える必要はない。以下、第一、第二実施形態の縫製装置1と同じ構成の説明は省略し、第一、二実施形態の縫製装置1と異なる下軸ユニット304を説明する。第一、第二実施形態の縫製装置1と同じ部材は説明を簡略化又は省略する。
図15に示す如く第三実施形態の縫製装置1の下軸ユニット304はアイドラプーリ342を有する点、タイミングベルトが内歯345と外歯346を有する両歯ベルト347である点で第一実施形態の下軸ユニット4と異なり、他の構成は同じである。アイドラプーリ342は第二プーリ46の上方に設け、アイドラプーリ342の回転軸343は下側筐体42にて支持する。両歯ベルト347の内歯345は第一プーリ45、アイドラプーリ342の外周部と噛合し、両歯ベルト347の外歯346は第二プーリ46の外周部に噛合する。下軸ユニット304は下側スプライン軸5の左側面視時計回り回転を、両歯ベルト347で変換軸57の左側面視反時計回りの回転に変換する。故に、下軸回転方向は反時計回りであり、上軸回転方向の逆である。釜が全回転釜である時を第三実施形態の構成とし、釜が半回転釜である時を第二実施形態の構成とした時、縫製装置1の同期機構208は取付部144を備える必要がない。
第三実施形態の縫製装置1が縫製動作をする時、制御部は同期機構208駆動し、上側スプライン軸3と下側スプライン軸5を左側面視時計回りに回転する。下軸ユニット304は下側スプライン軸5の左側面視時計回り回転を、第一プーリ45、第二プーリ46、両歯ベルト347を介して下軸44に伝達し、下軸回転方向を上軸回転方向と逆にする。
第一〜第三実施形態の縫製装置1は、本発明の縫製装置の一例である。上軸ユニット2、上側スプライン軸3、下側スプライン軸5、X移動機構6、Y移動機構7は本発明の上軸ユニット、上側スプライン軸、下側スプライン軸、X移動機構、Y移動機構の一例である。下軸ユニット4、204、304は本発明の下軸ユニットの一例である。同期機構8、208は本発明の同期機構の一例である。釜剣先11、211は本発明の釜剣先の一例である。釜12、212は本発明の釜の一例である。釜機構41、241は本発明の釜機構の一例である。下側筐体42、242は本発明の筐体、下側筐体の一例である。変換機構43、143は本発明の変換機構の一例である。固定部51、52は本発明の固定部の一例である。第一プーリ45、第二プーリ46、タイミングベルト47は本発明の第一プーリ、第二プーリ、タイミングベルトの一例である。変換軸57、第一歯車58、第二歯車59は本発明の変換軸、第一歯車、第二歯車の一例である。変換軸157、第一歯車158、第二歯車160、中間軸159、揺動機構168は本発明の変換軸、第一歯車、第二歯車、中間軸、揺動機構の一例である。針棒機構21、上側筐体22は本発明の針棒機構、上側筐体の一例である。ベルト72は本発明のベルトの一例である。
下軸ユニット4、204はレール69、下側スプライン軸5により移動方向と垂直な前後方向の縫製装置1での相対位置が決まる。故に下軸ユニット4、204、304は前後方向の振動の影響を受け難い。下軸ユニット4、204、304は前後方向の縫製装置1での相対位置を変更可能である。故に下軸ユニット4、204、304は下軸ユニット4、204の移動方向の振動の影響を受けることがある。縫製装置1、下軸ユニット4、304は釜12が下側スプライン軸5の軸線14に垂直な垂直軸15周りに回動する。縫製装置1、下軸ユニット204は釜212が下側スプライン軸5の軸線14に垂直な垂直軸225周りに回動する。釜剣先11、211の回転軌跡は下側スプライン軸5の延設方向(左右方向)に延びる鉛直面上にある。下軸ユニット4、204の移動方向と釜剣先11、211の回転軌跡を含む面の延設方向は一致する。故に、該縫製装置1は下軸ユニット4、204が下側スプライン軸5と平行な方向(左右方向)の振動を受けても、従来の縫製装置に比べ縫針23と釜剣先11、211の距離はばらつき難い。
縫製装置1は針棒機構21と連結し、上側スプライン軸3と平行に設けた上軸25と、上側スプライン軸3の軸線周りの回転を上軸25に伝達する伝達部材26を備える。故に縫製装置1は上軸ユニット2で上側スプライン軸3の軸線周りの回転力を垂直軸15、225と平行な方向(前後方向)の回転力に変換する必要がない。故に縫製装置1は上側スプライン軸3の軸線周りの回転力を垂直軸15、225と平行な方向に変換する時に比べ上軸ユニット2の構成を簡単にできる。縫製装置1は上軸25と下軸44を同期する為の維持管理が容易である。
縫製装置1は縫製対象を下軸ユニット4(304)、204に対して相対的に垂直軸15、225の延設方向(前後方向)に移動するY移動機構7を備える。縫製装置1はX移動機構6とY移動機構7で縫製対象を下軸ユニット4(304)、204に対し相対的に移動できる。縫製装置1は上軸ユニット2と下軸ユニット4(304)、204が別体であるので、縫製対象の大きさに合わせて縫製装置1の大きさを設計しやすい。
縫製装置1のX移動機構6は、下側スプライン軸5の軸線14の延設方向(左右方向)に移動するベルト72と、ベルト72の一端と他端を下側筐体42、242に取り外し可能に固定する固定部51、52を備える。縫製装置1は下軸ユニット4、204、304に不具合がある時、固定部51、52をベルト72の一端と他端から取り外すことで下軸ユニット4、204を簡単に交換できる。
第一、第三実施形態の縫製装置1の変換機構43は、下側スプライン軸5と平行に延びる変換軸57と、変換軸57に設けた第一歯車58と、第一歯車58と噛み合う第二歯車59を備える。下軸ユニット4は、下側スプライン軸5に連結した第一プーリ45と、変換軸57に設けた第二プーリ46と、第一プーリ45と第二プーリ46の間に架け渡したタイミングベルト47を備え、第二歯車59は下軸44に設ける。縫製装置1は下軸ユニット4の第一プーリ45と縫製装置1の下側スプライン軸5の連結を解除すれば、下軸ユニット4を縫製装置1から容易に取り外しできる。故に縫製装置1は下軸ユニット4を簡単に交換できる。第一実施形態の縫製装置1は左側から見た上軸25の回転方向と正面側から見た下軸44の回転方向を逆にする構成を下軸ユニット4外の同期機構8に設ける。故に縫製装置1は回転方向を逆にする構成を下軸ユニット4内に設ける時より下側筐体42の大きさを小さくし、下側筐体42の重さを軽くできる。第三実施形態の縫製装置1は第一実施形態の縫製装置1よりも、上軸回転方向と下軸回転方向を変更する為の両歯ベルトの長さが短くて済む。
第二実施形態の縫製装置1の変換機構143は、下側スプライン軸5と平行に延びる変換軸157、変換軸157に設けた第一歯車158、第一歯車158と噛み合う第二歯車160を備える。下軸ユニット204は下側スプライン軸5に連結した第一プーリ45、変換軸157に設けた第二プーリ46、第一プーリ45と第二プーリ46の間に架け渡したタイミングベルト47を備える。第二歯車160は下軸44と平行に設けた中間軸159に設ける。縫製装置1は中間軸159の一方向の回転を下軸44の往復回動に変換する揺動機構168を備える。縫製装置1は下軸ユニット204の第一プーリ45と縫製装置1の下側スプライン軸5の連結を解除すれば、下軸ユニット204を縫製装置1から容易に取り外しできる。故に縫製装置1は下軸ユニット204を簡単に交換できる。
本発明は上記実施形態の他に種々の変更が可能である。上記実施形態の縫製装置1は本縫い、閂止め、千鳥縫い、穴かがり、ボタン付け等、種々の縫目を形成する縫製装置においても適用可能である。縫製装置はY移動機構を備えなくてもよい。縫製装置は上軸ユニット、下軸ユニットの少なくとも何れかを取り外し不能でもよい。下軸ユニットと上軸ユニットの構成は適宜変更してよい。例えば下軸ユニット4、204、304は上軸ユニット2と同様に固定部に下側スプライン軸5を挿通する挿通孔を備えてもよい。下軸ユニット4、204は上軸ユニット2と同様に背面にレールと係合する支持部材55を設けてよい。下軸ユニットは固定部51、52を省略してもよい。ベルト72の一端と他端は固定部51、52で固定されなくてもよい。固定部51、52の構成、配置、大きさ、数等は適宜変更してよい。下軸ユニットが有する釜の種類は適宜変更してよい。釜が全回転釜である時、上軸回転方向と下軸回転方向が同じでもよい。該時縫製装置は下軸回転方向を上軸回転方向と逆にする構成が不要である。上軸ユニット2は下軸ユニット4、204と同様に本体部27に上側スプライン軸3を挿通する挿通孔を備えてもよい。上軸ユニット2は下軸ユニット4、204、304と同様に上面にレールと係合する支持部材34を設けてよい。上軸ユニットの上軸は上側スプライン軸と針棒に垂直でもよい。該時上軸ユニットに下軸ユニットと同様の変換機構を設けてもよい。アイドラプーリ138の径は上側プーリ134と下側プーリ135の径より大きくてもよい。アイドラプーリ138の代わりにプーリ140、141が両歯ベルト139の張力を調整可能でもよい。
1 縫製装置
2 上軸ユニット
3 上側スプライン軸
4、204、304 下軸ユニット
5 下側スプライン軸
6 X移動機構
7 Y移動機構
8、208 同期機構
11、211 釜剣先
12、212 釜
14 軸線
15、225 垂直軸
21 針棒機構
22 上側筐体
23 縫針
24 針棒
25 上軸
26 伝達部材
41、241 釜機構
42、242 下側筐体
43、143 変換機構
44 下軸
45 第一プーリ
46 第二プーリ
47 タイミングベルト
48、49、248、249 挿通孔
51、52 固定部
57、157 変換軸
58、158 第一歯車
59、160 第二歯車
159 中間軸
72 ベルト
75 伝達部材
168 揺動機構

Claims (10)

  1. 外周に釜剣先を有する釜を駆動する釜機構と、前記釜機構を収容する筐体を有し、縫製装置の下側スプライン軸の軸線方向に沿って前記筐体を移動する縫製装置の下軸ユニットにおいて、
    前記筐体に前記下側スプライン軸を挿通する挿通孔と、
    前記挿通孔に挿通した前記下側スプライン軸の軸線周りの回転力を、前記縫製装置の針棒の延設方向と前記下側スプライン軸の前記軸線に垂直な垂直軸周りの回転力に変換する変換機構と、
    前記変換機構と前記釜機構に連結し、前記釜を前記垂直軸周りに回動する下軸と
    を備えることを特徴とする下軸ユニット。
  2. 前記下軸ユニットは、前記下側スプライン軸の前記軸線の延設方向に移動するベルトの一端と他端を固定する固定部を備えることを特徴とする請求項1に記載の下軸ユニット。
  3. 前記変換機構は、
    前記下側スプライン軸と平行に延びる変換軸と、
    前記変換軸に設けた第一歯車と、
    前記第一歯車と噛み合う第二歯車を備え、
    前記下軸ユニットは、
    前記下側スプライン軸に連結した第一プーリと、
    前記変換軸に設けた第二プーリと、
    前記第一プーリと前記第二プーリの間に架け渡したタイミングベルトを備え、
    前記第二歯車は、前記下軸に設けることを特徴とする請求項1又は2に記載の下軸ユニット。
  4. 前記変換機構は、
    前記下側スプライン軸と平行に延びる変換軸と、
    前記変換軸に設けた第一歯車と、
    前記第一歯車と噛み合う第二歯車を備え、
    前記下軸ユニットは、
    前記下側スプライン軸に連結した第一プーリと、
    前記変換軸に設けた第二プーリと、
    前記第一プーリと前記第二プーリの間に架け渡したタイミングベルトを備え、
    前記第二歯車は、前記下軸と平行に設けた中間軸に設け、
    前記中間軸の一方向の回転を前記下軸の往復回動に変換する揺動機構を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の下軸ユニット。
  5. 縫針を装着した針棒を上下動する針棒機構と前記針棒機構を収容する上側筐体を有する上軸ユニットと、
    前記上軸ユニットの前記上側筐体に挿通し、前記針棒機構に動力を伝達する上側スプライン軸と、
    外周に釜剣先を有する釜を駆動する釜機構と前記釜機構を収容する下側筐体を有する下軸ユニットと、
    前記上側スプライン軸と平行に延び、前記下軸ユニットの前記下側筐体に挿通し、前記釜機構に動力を伝達する下側スプライン軸と、
    前記上側スプライン軸と前記下側スプライン軸に架設し、前記上側スプライン軸と前記下側スプライン軸の回転を同期する同期機構と、
    前記上側スプライン軸の軸線方向に沿って前記上軸ユニットを移動し、前記上軸ユニットの移動に同期して前記下側スプライン軸の軸線方向に沿って前記下軸ユニットを移動するX移動機構を備える縫製装置において、
    前記下側スプライン軸の軸線周りの回転力を、前記針棒の延設方向と前記下側スプライン軸の前記軸線に垂直な垂直軸周りの回転力に変換する変換機構と、
    前記変換機構と前記釜機構に連結し、前記釜を前記垂直軸周りに回動する下軸と
    を備えることを特徴とする縫製装置。
  6. 前記針棒機構と連結し、前記上側スプライン軸と平行に設けた上軸と、
    前記上側スプライン軸の軸線周りの回転を前記上軸に伝達する伝達部材とを更に備えることを特徴とする請求項5の縫製装置。
  7. 縫製対象を前記下軸ユニットに対して相対的に前記垂直軸の延設方向に移動するY移動機構を更に備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の縫製装置。
  8. 前記X移動機構は、
    前記下側スプライン軸の前記軸線の延設方向に移動するベルトと、
    前記ベルトの一端と他端を前記下側筐体に取り外し可能に固定する固定部と
    を備えることを特徴とする請求項5から7の何れかに記載の縫製装置。
  9. 前記変換機構は、
    前記下側スプライン軸と平行に延びる変換軸と、
    前記変換軸に設けた第一歯車と、
    前記第一歯車と噛み合う第二歯車を備え、
    前記下軸ユニットは、
    前記下側スプライン軸に連結した第一プーリと、
    前記変換軸に設けた第二プーリと、
    前記第一プーリと前記第二プーリの間に架け渡したタイミングベルトを備え、
    前記第二歯車は、前記下軸に設けることを特徴とする請求項5から8の何れかに記載の縫製装置。
  10. 前記変換機構は、
    前記下側スプライン軸と平行に延びる変換軸と、
    前記変換軸に設けた第一歯車と、
    前記第一歯車と噛み合う第二歯車を備え、
    前記下軸ユニットは、
    前記下側スプライン軸に連結した第一プーリと、
    前記変換軸に設けた第二プーリと、
    前記第一プーリと前記第二プーリの間に架け渡したタイミングベルトを備え、
    前記第二歯車は、前記下軸と平行に設けた中間軸に設け、
    前記中間軸の一方向の回転を前記下軸の往復回動に変換する揺動機構を備えることを特徴とする請求項5から8の何れかに記載の縫製装置。
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