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JP2018000374A - 画像処理装置およびプログラム - Google Patents

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JP2018000374A
JP2018000374A JP2016129031A JP2016129031A JP2018000374A JP 2018000374 A JP2018000374 A JP 2018000374A JP 2016129031 A JP2016129031 A JP 2016129031A JP 2016129031 A JP2016129031 A JP 2016129031A JP 2018000374 A JP2018000374 A JP 2018000374A
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尾見 康夫
Yasuo Omi
康夫 尾見
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General Electric Co
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General Electric Co
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Abstract

【課題】読影者に関わらず読影精度を向上させることが可能な技術を提供する。【解決手段】画像処理装置は、3D画像I1、I2、およびI3の位置合せを行う位置合せ手段を有している。また、画像処理装置は、位置合せが行われた3D画像IM1、IM2、およびIM3ごとに、撮影部位IP内の部分Qに対応するボクセル値を求め、3D画像IM1、IM2、およびIM3ごとに求められた部分Qに対応するボクセル値S1、S2、およびS3に基づいて、撮影部位の疾患の種類を特定する特定手段を有している。【選択図】図5

Description

本発明は、画像を処理する画像処理装置、およびこの画像処理装置に適用されるプログラムに関する。
CT/MR検査において高速撮像が可能になったことにより、多時相のダイナミックスキャン(dynamic scan)による検査が普及している(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−012133号公報
多時相のダイナミックスキャンを実行することにより疾患の鑑別診断が可能になるという臨床上の利点がある。しかし、時相間の濃染の変化がわかりにくい場合もあり、読影者によっては異なる診断を行う可能性があるという問題がある。
このような事情により、読影者に関わらず読影精度を向上させることが可能な技術が望まれている。
本発明の第1の観点は、異なる時相において得られた撮影部位の複数の画像を処理する画像処理装置であって、
前記画像ごとに、前記撮影部位内の第1の部分に対応するボクセル値を求め、前記画像ごとに求められた前記第1の部分に対応するボクセル値に基づいて、前記撮影部位の前記第1の部分における疾患の種類を特定する特定手段を有する画像処理装置である。
本発明の第2の観点は、異なる時相において得られた撮影部位の複数の画像を処理する画像処理装置であって、
前記画像ごとに、前記撮影部位内の第1の部分に対応するピクセル値を求め、前記画像ごとに求められた前記第1の部分に対応するピクセル値に基づいて、前記撮影部位の前記第1の部分における疾患の種類を特定する特定手段を有する画像処理装置である。
本発明の第3の観点は、異なる時相において得られた撮影部位の複数の画像を処理する画像処理装置に適用されるプログラムであって、
前記画像ごとに、前記撮影部位内の第1の部分に対応するボクセル値を求め、前記画像ごとに求められた前記第1の部分に対応するボクセル値に基づいて、前記撮影部位の前記第1の部分における疾患の種類を特定する特定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明の第4の観点は、異なる時相において得られた撮影部位の複数の画像を処理する画像処理装置に適用されるプログラムであって、
前記画像ごとに、前記撮影部位内の第1の部分に対応するピクセル値を求め、前記画像ごとに求められた前記第1の部分に対応するピクセル値に基づいて、前記撮影部位の前記第1の部分における疾患の種類を特定する特定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
異なる時相における複数の画像の各々に対して、撮影部位内の第1の部分に対応するボクセル値又はピクセル値を求め、画像ごとに求められた前記第1の部分に対応するボクセル値又はピクセル値に基づいて、前記撮影部位の前記第1の部分における疾患の種類を特定している。したがって、読影者に関わらず読影精度を向上させることが可能となる。
第1の形態に係る画像処理装置1のハードウェア(hardware)的な構成を概略的に示す図である。 画像処理装置1の機能ブロック(block)図を示す図である。 第1の形態における診断方法を実行するためのフローを示す図である。 画像処理装置1に入力された複数の画像を概略的に示す図である。 3D画像I1、I2、およびI3を前処理することにより得られた画像を概略的に示す図である。 3D画像IM1、IM2、およびIM3に現れる造影パターンの説明図である。 テーブルの説明図である。 診断支援画像DS1、DS2、およびDS3を概略的に示す図である。 第2の形態の画像処理装置1における機能ブロック図である。 第2の形態において実行されるフローを示す図である。 3D画像IM1、IM2、およびIM3に、それぞれ、R階調、G階調、およびB階調を割り当てることにより得られた画像を概略的に示す図である。 テーブルの説明図である。 第3の形態の画像処理装置1における機能ブロック図である。 第3の形態において実行されるフローを示す図である。 合成画像DFを概略的に示す図である。 表示装置に表示された合成画像DFと診断支援画像DSを概略的に示す図である。 合成画像DFおよび診断支援画像DSの一例を示す図である。
以下、発明を実施するための形態について説明するが、本発明は、以下の形態に限定されることはない。
(1)第1の形態
図1は、第1の形態に係る画像処理装置1のハードウェア(hardware)的な構成を概略的に示す図である。画像処理装置1は、例えば、コンピュータにより構成することができる。画像処理装置1は記憶部Mに接続されている。画像処理装置1は、コンピュータ読取り可能な記憶部Mに記憶されているプログラムを読み込んで各処理を実行することができる。記憶部Mには、コンピュータCは、ネットワーク(network)Nからプログラムをダウンロード(download)して実行することもできる。
図2は、画像処理装置1の機能ブロック(block)図を示す図である。図示の如く、画像処理装置1は、機能ブロックとして、前処理手段2と、位置合せ手段3と、ROI設定手段4と、特定手段5とを有する。本例では、コンピュータに所定のプログラムを実行させることにより、当該コンピュータをこれら各部として機能させる。
前処理手段2は、画像処理装置1に読み込まれた画像に対して前処理を行う。前処理としては、平滑化処理などを行うことができる。
位置合せ手段3は、画像処理装置1に読み込まれた複数の画像の位置合せを行う。
ROI設定手段4は、関心領域(ROI)を設定する。ROI設定手段4は、ユーザ(例えば、読影医)により入力された情報に基づいてROIを設定することができる。また、ROI設定手段4は、ユーザによる入力情報を用いずに、セグメンテーション法などを用いてROIを設定することもできる。
特定手段5は、異なる時相における複数の画像に基づいて、撮影部位の疾患の種類を特定する。疾患の種類の特定方法については後で詳述する。
以下に、画像処理装置1を用いて疾患の鑑別診断を行う例について説明する。
図3は、第1の形態における診断方法を実行するためのフローを示す図である。
ステップST1では、画像処理装置1に、処理対象の複数の画像が入力される。本形態では、処理対象の複数の画像として、被検者を造影撮像することにより得られた異なる時相における複数の画像が入力されるとする。複数の画像は、例えば、ネットワークNを介して、画像処理装置1に入力される。図4に、画像処理装置1に入力された複数の画像を概略的に示す。図4では、画像処理装置1に、3D画像I1、I2、およびI3が入力された例が示されているが、3D画像の代わりに、2D画像でもよい。3D画像I1、I2、およびI3は、被検者の肝臓を含む撮影部位IPを造影撮影することにより得られた画像である。3D画像I1、I2、およびI3は、それぞれ、第1の時相P1、第2の時相P2、および第3の時相P3における3D画像を表している。ここでは、3D画像IM1、IM2、およびIM3は、グレースケールの画像であるとする。3D画像I1、I2、およびI3を入力した後、ステップST2に進む。
ステップST2では、前処理手段2(図2参照)が3D画像I1、I2、およびI3に対して前処理を行う。図5は、3D画像I1、I2、およびI3を前処理することにより得られた画像を概略的に示す図である。図5では、前処理された後の3D画像が、符号「IM1」、「IM2」、および「IM3」で示されている。3D画像IM1、IM2、およびIM3に示されたボクセルQ1、Q2、およびQ3は、撮影部位IP内の部分Qに対応する点を表している。前処理としては、例えば、以下の3つの処理のうちの一つ以上の処理を実行することができる。
−平滑化処理
−ヒストグラムの平滑化によるコントラスト強調の処理
−異なる時相間において、ダイナミックレンジ(最小値から最大値までの範囲)を同一にするための処理
図6は、3D画像IM1、IM2、およびIM3に現れる造影パターンの説明図である。
図6には、肝臓の疾患の造影パターンとして、疾患Xの造影パターン、疾患Yの造影パターン、および疾患Zの造影パターンが概略的に示されている。
図6(a)は、肝臓に疾患Xがみられる場合の造影パターンの説明図である。
図6(a)では、説明の便宜上、肝臓を横切る断面CSの画像D1、D2、およびD3が概略的に示されている。
疾患Xの場合、第1の時相P1の断面画像D1において腫瘍全体が強く強調され、第2の時相P2の断面画像D2において腫瘍全体が中程度に強調され、第3の時相P3の断面画像D3では腫瘍全体が肝実質よりも低輝度値を持っている。
図6の(b)は、肝臓に疾患Yがみられる場合の造影パターンの説明図である。
図6(b)でも、図6(a)と同様に、肝臓を横切る断面CSの画像D1、D2、およびD3が概略的に示されている。
疾患Yの場合、第1の時相P1の断面画像D1において、腫瘍は、肝実質よりも低輝度値を持ち、かつ辺縁部から中心部にむかうほど、より低輝度値となる。更に、第2の時相P2の断面画像D2において腫瘍辺縁部はわずかに肝実質よりも高輝度値を持ち、かつ辺縁部から中心部にむかうにしたがって低輝度値となる。第3の時相P3の断面画像D3では腫瘍は肝実質よりも低輝度値を持ち、かつ辺縁部から中心部に向かうにしたがって、より低輝度値となる。
図6の(c)は、肝臓に疾患Zがみられる場合の造影パターンの説明図である。
図6(c)でも、図6(a)および(b)と同様に、肝臓を横切る断面CSの画像D1、D2、およびD3が概略的に示されている。
疾患Zの場合、第1の時相P1の断面画像D1において腫瘍は肝実質よりも高輝度値を持ち、かつ中心部から辺縁部にむかうほどより高輝度値となる。更に、第2の時相P2の断面画像D2では、腫瘍全体が中程度に強調される。第3の時相P3の断面画像D3では腫瘍全体が肝実質よりも低輝度値を持つ。
このように、一般的に、肝腫瘍における造影パターンは、疾患の種類に応じて異なる。本願発明者は、この点に着目し、被検体の造影パターンがどの疾患の造影パターンに当てはまるのかを特定することができれば、疾患の種類を特定できることを見出した。以下、疾患の造影パターンの特定方法について具体的に説明する。
ステップST2において前処理を行った後、ステップST3に進む。
ステップST3では、位置合せ手段3(図2参照)が、前処理が実行された3D画像の位置合せを行う。
スキャン中は被検体の撮影部位は動かないことが理想であるが、実際には、撮影部位が全く動かないようにすることはできない。そこで、時相間における3D画像の位置ずれをできるだけ小さくするために、ステップST3において、前処理が実行された3D画像の位置合せを行う。位置合せのアルゴリズムとしては、相互情報量、標準勾配場、相互相関係数、ポイントセット法などの公知のアルゴリズムを用いることができる。位置合せを行った後、ステップST4に進む。
ステップST4では、読影者が、ROIを設定するか否かを判定する。読影の対象が3D画像全体の場合には、ROIは不要である。この場合、ステップST6に進む。一方、読影の対象が、画像中の特定の部位(例えば、所定の臓器、あるいは、所定の臓器内の特定の部位)である場合、ROIを設定した方が、病変の観察がしやすい画像になる。そこで、読影の対象が、画像の中の特定の部位の場合、ROIを設定するために、ステップST5に進む。
以下では、先ず、ROIを設定しないと判定された場合について説明する。したがって、ステップST6に進む。
ステップST6では、特定手段5(図2参照)が、疾患の種類を特定する。第1の形態では、複数の疾患の各々と画像のボクセル値との対応関係を表すテーブルを用いて、疾患の種類を特定するための処理が行われる。このテーブルは、鑑別診断を行う前に予め用意されている。以下に、テーブルについて説明する。
図7はテーブルの説明図である。
テーブルは、2つのカラム1および2を有している。
カラム1はn種類の疾患を表している。第1の形態では、説明の便宜上、n=3、即ち、疾患の種類として、3つの疾患X、Y、およびZが示されている。
カラム2は、時相ごとに、各疾患に対応する画像のボクセル値の範囲を示している。以下、各疾患とボクセル値の範囲との関係について説明する。
(1)疾患Xとボクセル値の範囲との関係について
先ず、時相P1における疾患Xとボクセル値の範囲との関係について考える。時相P1における3D画像のボクセル値を「S1」で表すと、時相P1に対して、疾患Xに対応するボクセル値S1の範囲X1は、以下のように表される。
範囲X1:SX11≦S1≦SX12
ここで、SX11:疾患Xの恐れがあると考えられる場合の
時相P1におけるボクセル値の下限値
SX12:疾患Xの恐れがあると考えられる場合の
時相P1におけるボクセル値の上限値
次に、時相P2における疾患Xとボクセル値の範囲との関係について考える。時相P2における3D画像のボクセル値を「S2」で表すと、時相P2に対して、疾患Xに対応するボクセル値S2の範囲X2は、以下のように表される。
範囲X2:SX21≦S2≦SX22
ここで、SX21:疾患Xの恐れがあると考えられる場合の
時相P2におけるボクセル値の下限値
SX22:疾患Xの恐れがあると考えられる場合の
時相P2におけるボクセル値の上限値
次に、時相P3における疾患Xとボクセル値の範囲との関係について考える。時相P3における3D画像のボクセル値を「S3」で表すと、時相P3に対して、疾患Xに対応するボクセル値S3の範囲X3は、以下のように表される。
範囲X3:SX31≦S3≦SX32
ここで、SX31:疾患Xの恐れがあると考えられる場合の
時相P3におけるボクセル値の下限値
SX32:疾患Xの恐れがあると考えられる場合の
時相P3におけるボクセル値の上限値
例えば、3D画像IM1、IM2、およびIM3の、撮影部位IP内の部分Qに対応するボクセルQ1、Q2、およびQ3に着目し(図5参照)、ボクセルQ1、Q2、およびQ3におけるボクセル値S1、S2、およびS3について考える。ボクセルQ1、Q2、およびQ3におけるボクセル値S1、S2、およびS3が、それぞれ、上記の範囲X1、X2、およびX3に含まれている場合、撮影部位IP内の部分Qは、疾患Xが生じている恐れが高いと判定される。一方、ボクセル値S1、S2、およびS3のうちの一つでも、疾患Xに対応するボクセル値の範囲から外れている場合、疾患Xの恐れは低いと判定される。
(2)疾患Yとボクセル値の範囲との関係について
疾患Yの場合、時相P1に対するボクセル値S1の範囲Y1、時相P2に対するボクセル値S2の範囲Y2、および時相P3に対するボクセル値S3の範囲Y3は、以下のように表される。
範囲Y1:SY11≦S1≦SY12
範囲Y2:SY21≦S2≦SY22
範囲Y3:SY31≦S3≦SY32
ボクセルQ1、Q2、およびQ3におけるボクセル値S1、S2、およびS3が、それぞれ、上記の範囲Y1、Y2、およびY3に含まれている場合、撮影部位IP内の部分Qは、疾患Yが生じている恐れが高いと判定される。一方、ボクセル値S1、S2、およびS3のうちの一つでも、疾患Yに対応するボクセル値の範囲から外れている場合、疾患Yの恐れは低いと判定される。
(3)疾患Zとボクセル値の範囲との関係について
疾患Zの場合、時相P1に対するボクセル値S1の範囲Z1、時相P2に対するボクセル値S2の範囲Z2、および時相P3に対するボクセル値S3の範囲Z3は、以下のように表される。
範囲Z1:SZ11≦S1≦SZ12
範囲Z2:SZ21≦S2≦SZ22
範囲Z3:SZ31≦S3≦SZ32
ボクセルQ1、Q2、およびQ3におけるボクセル値S1、S2、およびS3が、それぞれ、上記の範囲Z1、Z2、およびZ3に含まれている場合、撮影部位IP内の部分Qは、疾患Zが生じている恐れが高いと判定される。一方、ボクセル値S1、S2、およびS3のうちの一つでも、疾患Zに対応するボクセル値の範囲から外れている場合、疾患Zの恐れは低いと判定される。
したがって、撮影部位IP内の部分Qに対応するボクセル値(S1,S2,S3)が、疾患X、Y、およびZのうちのどの疾患のボクセル値に該当するかを判定することにより、撮影部位IP内の部分Qに生じている疾患の種類を特定することができる。尚、上記の説明では、撮影部位IP内の部分Qについて説明したが、ステップST6では、撮影部位IP内の各部分について、ボクセル値(S1,S2,S3)が、疾患X、Y、およびZのうちのどの疾患のボクセル値に該当するかを判定する。したがって、撮影部位IP内に疾患X、Y、およびZが生じているか否かを判定することができる。
この判定を行った後、ステップST7に進む。
ステップST7では、表示装置に、ステップST6の判定結果を反映した診断支援画像が表示される。図8に、診断支援画像DS1、DS2、およびDS3を概略的に示す。診断支援画像DS1、DS2、およびDS3は、それぞれ、時相P1、P2、およびP3において、肝臓を横切る断面画像を表している。各診断支援画像には、疾患が生じている部分(疾患部)r0と、疾患名(図8では、「疾患X」)が示されている。したがって、読影者は、診断支援画像を参照することにより、被検体の疾患の種類を認識することができる。
尚、上記の説明では、ステップST4(図3参照)においてROIを設定しないと判定された例について説明されている。次に、ステップST4において、ROIを設定すると判定された例について説明する。
ステップST4においてROIを設定すると判定された場合、ステップST5に進む。
ステップST5では、ROIが設定される。ROIを設定する場合、ユーザは、例えば、描画ツールを用いてROIを設定するための情報を入力する。ROI設定手段4(図2参照)は、入力された情報に基づいて、ROIの範囲を設定する。尚、描画ツールを用いずに、ROI設定手段4が、例えば、領域拡張法やレベルセット法、エッジ検出に基づく手法などのセグメンテーション(segmentation)手法を用いることにより、ROIを設定してもよい。また、各時相の画像の各々に閾値を設定して、該当するボクセル群をROIとしてもよい。閾値には、CT画像のように臓器ごとに一般的なCT値がわかっている場合はその既知の値を設定してもよく、あるいはヒストグラム解析から閾値を設定してもよい。ROIは、各時相に対して1個ずつ設定してもよく、全時相に対して共通のROIを使用してもよい。臓器や病変の種類によって最適なセグメンテーション手法は異なるため、検査対象に応じて適宜使い分けできるようなシステムである事が望ましい。例えば臓器や病変の種類、撮像シーケンスに応じて、ROIの作成に使用するセグメンテーション手法を個別に設定しておけばよい。ROIを設定した後、ステップST6に進む。
ステップST6では、特定手段5は、ステップST5で設定されたROIの範囲内で疾患の種類を特定するための処理を行う。疾患の種類を特定した後、ステップST7に進み、診断支援画像が表示され、フローが終了する。
第1の形態では、テーブル(図7参照)に基づいて、時相ごとに、画像のボクセル値が、各疾患に対応したボクセル値の範囲に含まれているか否かを判定することにより、疾患の種類を特定している。したがって、読影者の経験や勘に頼らずに疾患を特定することができるので、診断の客観性や再現性を向上させることができ、読影精度を格段に向上させることができる。また、第1の形態では、診断支援画像が表示される(図8参照)。診断支援画像には、疾患部(病変)r0が示されているので、読影者は、撮影部位における疾患の位置を視覚的に容易に認識することができる。
(2)第2の形態
図9は、第2の形態の画像処理装置1における機能ブロック図である。
第2の形態では、画像処理装置1は、前処理手段2〜特定手段5を有している。前処理手段2〜特定手段5のうち、前処理手段2、位置合せ手段3、およびROI設定手段4は、第1の形態と同じであるので、説明は省略し、割当手段41および特定手段5について説明する。
割当手段41は、第1の時相P1における画像にR階調を割り当て、第2の時相P
2における画像にG階調を割り当て、第3の時相P3における画像にB階調を割り当てる。
特定手段5は、割当手段41によりRGBの階調が割り当てられた後の画像に基づいて、疾患の種類を特定する。疾患の種類の特定方法については後で詳述する。
図10は、第2の形態において実行されるフローを示す図である。
ステップST1〜ST4は、第1の形態と同じであるので詳しい説明は省略する。ステップST4では、ROIを設定するか否かが判定される。ROIを設定しない場合は、ステップST51に進む。一方、ROIを設定する場合は、ステップST5に進み、ROIが設定される。ROIの設定方法は、第1の形態と同様に、ユーザが任意に設定してもよく、自動的に設定してもよい。ROIを設定した後、ステップST51に進む。
ステップST51では、割当手段41(図9参照)が、各時相の画像に対して、赤,緑,青(R,G,B)のいずれかの表示色を割り当てる。通例として、CTやMRなどの医用画像は8−16ビット程度の白黒階調(グレースケール)で表示するが、第2の形態では白黒階調にR,G,Bのいずれかの階調を割り当てる。例えば第1の時相P1の3D画像IM1にR階調を、第2の時相P2の3D画像IM2にG階調を、第3の時相P3の3D画像IM3にB階調を割り当てる。図11は、3D画像IM1、IM2、およびIM3に、それぞれ、R階調、G階調、およびB階調を割り当てることにより得られた画像を概略的に示す図である。図11では、各階調が割り当てられた後の3D画像が、符号「IMR」、「IMG」、および「IMB」で示されている。3D赤画像IMR、3D緑画像IMG、および3D青画像IMBに示されたボクセルQ1、Q2、およびQ3は、撮影部位IP内の部分Qに対応する点を表している。
RGBの階調を割り当てた後、ステップST6に進む。
ステップST6では、特定手段5(図9参照)が、疾患の種類を特定する。第2の形態では、複数の疾患の各々と画像のボクセル値との対応関係を表すテーブル(図12参照)を用いて、疾患の種類を特定するための処理が行われる。このテーブルは、鑑別診断を行う前に予め用意されている。以下に、第2の形態で使用されるテーブルについて説明する。
図12はテーブルの説明図である。
テーブルはカラム1および2を有している。
カラム1はn種類の疾患を表している。第2の形態でも、第1の形態と同様に、n=3、即ち、疾患の種類として、3つの疾患X、Y、およびZが示されている。
カラム2には、時相ごとに、各疾患に対応したボクセル値の範囲を示している。以下、各疾患とボクセル値の範囲との関係について説明する。
(1)疾患Xとボクセル値の範囲との関係について
先ず、時相P1における疾患Xとボクセル値の範囲との関係について考える。時相P1における3D赤画像のボクセル値を「S1」で表すと、時相P1に対して、疾患Xに対応するボクセル値S1の範囲X1は、以下のように表される。
範囲X1(R階調):SXR1≦S1≦SXR2
ここで、SXR1:疾患Xの恐れがあると考えられる場合の
時相P1におけるボクセル値の下限値
SXR2:疾患Xの恐れがあると考えられる場合の
時相P1におけるボクセル値の上限値
次に、時相P2における疾患Xとボクセル値の範囲との関係について考える。時相P2における3D緑画像のボクセル値を「S2」で表すと、時相P2に対して、疾患Xに対応するボクセル値S2の範囲X2は、以下のように表される。
範囲X2(G階調):SXG1≦S2≦SXG2
ここで、SXG1:疾患Xの恐れがあると考えられる場合の
時相P2におけるボクセル値の下限値
SXG2:疾患Xの恐れがあると考えられる場合の
時相P2におけるボクセル値の上限値
次に、時相P3における疾患Xとボクセル値の範囲との関係について考える。時相P3における3D青画像のボクセル値を「S3」で表すと、時相P3に対して、疾患Xに対応するボクセル値S3の範囲X3は、以下のように表される。
範囲X3(B階調):SXB1≦S3≦SXB2
ここで、SXB1:疾患Xの恐れがあると考えられる場合の
時相P3におけるボクセル値の下限値
SXB2:疾患Xの恐れがあると考えられる場合の
時相P3におけるボクセル値の上限値
例えば、3D赤画像IMR、3D緑画像IMG、および3D青画像IMBの、撮影部位IP内の部分Qに対応するボクセルQ1、Q2、およびQ3に着目し(図11参照)、ボクセルQ1、Q2、およびQ3におけるボクセル値S1、S2、およびS3について考える。ボクセルQ1、Q2、およびQ3におけるボクセル値S1、S2、およびS3が、それぞれ、上記の範囲X1、X2、およびX3に含まれている場合、撮影部位IP内の部分Qは、疾患Xが生じている恐れが高いと判定される。一方、ボクセル値S1、S2、およびS3のうちの一つでも、疾患Xに対応するボクセル値の範囲から外れている場合、疾患Xの恐れは低いと判定される。
(2)疾患Yとボクセル値の範囲との関係について
疾患Yの場合、時相P1に対するボクセル値S1の範囲Y1、時相P2に対するボクセル値S2の範囲Y2、および時相P3に対するボクセル値S3の範囲Y3は、以下のように表される。
範囲Y1(R階調):SYR1≦S1≦SYR2
範囲Y2(G階調):SYG1≦S2≦SYG2
範囲Y3(B階調):SYB1≦S3≦SYB2
ボクセルQ1、Q2、およびQ3におけるボクセル値S1、S2、およびS3が、それぞれ、上記の範囲Y1、Y2、およびY3に含まれている場合、撮影部位IP内の部分Qは、疾患Yが生じている恐れが高いと判定される。一方、ボクセル値S1、S2、およびS3のうちの一つでも、疾患Yに対応するボクセル値の範囲から外れている場合、疾患Yの恐れは低いと判定される。
(3)疾患Zとボクセル値の範囲との関係について
疾患Zの場合、時相P1に対するボクセル値S1の範囲Z1、時相P2に対するボクセル値S2の範囲Z2、および時相P3に対するボクセル値S3の範囲Z3は、以下のように表される。
範囲Z1(R階調):SZR1≦S1≦SZR2
範囲Z2(G階調):SZG1≦S2≦SZG2
範囲Z3(B階調):SZB1≦S3≦SZB2
ボクセルQ1、Q2、およびQ3におけるボクセル値S1、S2、およびS3が、それぞれ、上記の範囲Z1、Z2、およびZ3に含まれている場合、撮影部位IP内の部分Qは、疾患Zが生じている恐れが高いと判定される。一方、ボクセル値S1、S2、およびS3のうちの一つでも、疾患Zに対応するボクセル値の範囲から外れている場合、疾患Zの恐れは低いと判定される。
したがって、撮影部位IP内の部分Qに対応するボクセル値(S1,S2,S3)が、疾患X、Y、およびZのうちのどの疾患のボクセル値に該当するかを判定することにより、撮影部位IP内の部分Qに生じている疾患の種類を特定することができる。尚、上記の説明では、撮影部位IP内の部分Qについて説明したが、ステップST6では、撮影部位IP内の各部分について、ボクセル値(S1,S2,S3)が、疾患X、Y、およびZのうちのどの疾患のボクセル値に該当するかを判定する。したがって、撮影部位IP内に疾患X、Y、およびZが生じているか否かを判定することができる。尚、ステップST5でROIが設定されている場合は、ROIの範囲内のみで、ボクセル値(S1,S2,S3)が、疾患X、Y、およびZのうちのどの疾患のボクセル値に該当するかが判定される。この判定を行った後、ステップST7に進む。
ステップST7では、ステップST6の判定結果を反映した診断支援画像DS1、DS2、およびDS3(図8参照)が出力される。第2の形態では、診断支援画像DS1、DS2、およびDS3は、それぞれ、R階調、G階調、およびB階調が割り当てられた画像として表示される。診断支援画像が表示されたら、フローが終了する。
第2の形態では、テーブル(図12参照)に基づいて、時相ごとに、画像のボクセル値が、各疾患に対応したボクセル値の範囲に含まれているか否かを判定することにより、疾患の種類を特定している。したがって、第2の形態でも、第1の形態と同様に、読影者の経験や勘に頼らずに疾患を特定することができるので、診断の客観性や再現性を向上させることができ、読影精度を格段に向上させることができる。また、第2の形態では、診断支援画像DS1、DS2、およびDS3は、異なる色が割り当てられている。したがって、読影者は、診断支援画像を比較することにより、3つの時相のうちのどの時相で撮影部位内のどの部分が造影剤で染まったのかを、確認することができる。
また、第2の形態では、3D画像IM1、IM2、およびIM3の白黒階調(グレースケール)にRGBの各階調を割り当て(ステップST51)、テーブル(図12参照)を用いて疾患の種類を特定している(ステップST6)。一般に、グレースケール画像上でのボクセル値のダイナミックレンジは、医用装置や撮影条件によってばらつきがあるので、グレースケール画像のボクセル値に基づいて疾患の種類を特定する場合、医用装置や撮影条件ごとにテーブル(図7参照)を用意する必要がある。これに対して、第2の形態では、上記のように、RGBの各階調が割り当てられているので、ボクセル値を標準化することができる。したがって、第2の形態では、疾患の種類を特定するために用いるテーブルの個数が少なくて済むという利点がある。更に、ボクセル値が標準化されているので、診断精度や再現性の向上も期待できる。
(3)第3の形態
図13は、第3の形態の画像処理装置1における機能ブロック図である。
第3の形態では、画像処理装置1は、前処理手段2〜決定手段53を有している。前処理手段2〜決定手段53のうち、前処理手段2、位置合せ手段3、ROI設定手段4、割当手段41、および特定手段5は、第2の形態と同じであるので、説明は省略し、不透明度設定手段51、合成手段52、および決定手段53について説明する。
不透明度設定手段51は、R,G,Bのいずれかの階調で表示される各時相の画像に対して不透明度(transparency)を設定する。合成手段52は、R,G,Bの階調で表示される各時相の画像を合成し、合成画像を生成する。決定手段53は、合成画像および診断支援画像を生成するために使用される背景画像を決定する。
尚、各手段51、52、および53のより詳細な機能については、画像処理装置1における処理の流れを説明する際に併せて述べる。
図14は、第3の形態において実行されるフローを示す図である。
ステップST1〜ST4は、第1の形態と同じであるので詳しい説明は省略する。ステップST4では、ROIを設定するか否かが判定される。ROIを設定しない場合は、ステップST51に進む。一方、ROIを設定する場合は、ステップST5に進む。ここでは、先ず、ROIを設定しない場合について説明する。したがって、ステップST51に進む。
ステップST51では、割当手段41(図13参照)が、各時相の画像に対して、赤,緑,青(R,G,B)のいずれかの表示色を割り当てる。表示色の割当方法は、第2の形態と同様である。したがって、図11に示すように、3D赤画像IMR、3D緑画像IMG、および3D青画像IMBが生成される。RGBの階調を割り当てた後、ステップST6に進む。
ステップST6では、特定手段5(図13参照)が疾患の種類を特定する。疾患の種類の特定方法は、第2の形態と同様であるので、説明は省略する。疾患を特定した後、ステップST61に進む。
ステップST61では、不透明度設定手段51(図13参照)が、R,G,Bのいずれかの階調で表示される各時相の画像に対して不透明度を設定する(重みを設定する)。不透明度は、R,G,Bで表示される各時相の画像に対して1/3ずつ均等に設定してもよく、所定の時相における不透明度を他の時相における不透明度よりも高い値に設定してもよい。例えば第2の時相の画像において病変が特徴的に描出されている場合には、第2の時相の画像に対する不透明度を高く設定することができる。
尚、各時相の画像において、コントラストノイズ比(CNR)や信号ノイズ比(SNR)が一定であるとは限らない。このような場合、CNRやSNRに応じて不透明度を変更することが望ましい。例えば、以下の式に基づいて、CNRと不透明度の積算値が各時相で一定値になるように設定することで、実質的に均等な重みが設定される。
CNRxT=CNRxT=CNRxT
+T+T=1
ここで、CNR:k番目の時相のコントラストノイズ比
:k番目の時相の不透明度
不透明度を設定した後、ステップST62に進む。
ステップST62では、合成手段52(図13参照)が、3D赤画像IMR(第1の時相P1)、3D緑画像IMG(第2の時相P2)、および3D青画像IMB(第3の時相P3)を合成し、合成画像を作成する。合成画像におけるRGB値は次式で決定される。
=TxV
=TxV
=TxV
ここで、R,G,B:合成画像におけるRGB成分
Vk:k番目の時相の画像のボクセル値
図15に、合成画像DFを概略的に示す。合成画像DFを作成した後、ステップST7に進む。
ステップST7では、表示装置に、合成画像DFと診断支援画像DSが表示される。図16に、表示装置に表示された合成画像DFと診断支援画像DSを概略的に示す。診断支援画像DSは、合成画像DFに「疾患X」の文字を重ねることにより得られた画像を表している。合成画像DFと診断支援画像DSが表示されたら、フローが終了する。
第3の形態では、第2の形態と同様に、テーブル(図12参照)に基づいて、時相ごとに、画像のボクセル値が、各疾患に対応したボクセル値の範囲に含まれているか否かを判定することにより、疾患の種類を特定している。したがって、読影者の経験や勘に頼らずに疾患を特定することができるので、診断の客観性や再現性を向上させることができ、読影精度を格段に向上させることができる。また、第3の形態では、合成画像DFおよび診断支援画像DSは、RGB画像として表示される。したがって、読影者は、3つの時相それぞれの画像を比較しなくても読影ができるので、読影に必要な時間を短縮することができ、読影効率を向上させることが可能となる。
尚、上記の例では、ステップST4(図14参照)においてROIを設定しないと決定された場合について説明されている。次に、ステップST4においてROIを設定すると決定された場合について説明する。
ステップST4において、ROIを設定すると決定された場合、ステップST5に進む。ステップST5では、ROI設定手段4(図13参照)がROIを設定する。ROIは、描画ツールを用いて設定してもよいし、描画ツールを用いずに、セグメンテーション手法などを用いて設定してもよい。ROIを設定した後、ステップST50に進む。
ステップST50では、決定手段53(図13参照)が、後述する合成画像DFおよび診断支援画像DS(図17参照)を生成するときに使用される背景画像DBを決定する。決定手段53は、例えば、ステップST1で読み出された3D画像のうちのいずれかの時相の3D画像や、全時相の加算平均画像など任意の演算画像を、背景画像DBとして決定することができる。背景画像DBを決定した後、ステップST51に進む。ステップST51では、RGBが割り当てられ(図11参照)、RGBを割り当てた後、ステップST6に進む。ステップST6では、特定手段5は、ステップST5で設定されたROIの範囲内のみで、疾患の種類を特定するための処理を行う。疾患の種類を特定した後、ステップST61で不透明度を設定し、ステップST62に進む。ステップST62では、合成手段52が、ステップST50で決定された背景画像を用いて合成画像を作成する。合成画像を作成した後、ステップST7に進む。ステップST7では、合成画像DFおよび診断支援画像DSが表示される。図17に、合成画像DFおよび診断支援画像DSの一例を示す。合成画像DFは、ステップST50で選択された背景画像DBに、疾患部r0の画像部分を重ねることにより生成される画像である。また、診断支援画像DSは、合成画像DFに、疾患名(疾患X)を付加することにより生成された画像である。合成画像DFおよび診断支援画像DSでは、背景画像DBに疾患部r0が重ねられているので、読影者は、疾患が現れている領域と疾患が現れていない領域とを視覚的に容易に区別することができる。
尚、第3の形態では不透明度Tkが設定されているが、不透明度Tkの値は、読影者によって手動で変更できるようにすることが望ましい。不透明度Tkの値を変更できるようにすることによって、合成画像DFおよび診断支援画像DSのRGBの明るさを、色ごとに個別に変更することができる。したがって、読影者は、不透明度Tkの値を調整することにより、合成画像DFおよび診断支援画像DSの明るさを、疾患を視覚的に認識するのに適した明るさに調整することが可能となる。
第1〜第3の形態では、3時相の画像に基づいて疾患を特定する例について説明されている。しかし、本発明は、3時相の画像に限定されることはなく、m(≧2)時相の画像に基づいて疾患を特定する場合に適用することができる。
第1〜第3の形態では、造影撮影により得られた複数の画像に基づいて疾患を特定する例について説明されている。しかし、本発明では、疾患を特定するために使用される画像は、異なる時相において得られた画像であればよく、造影撮影により得られた画像に限定されることは無い。
尚、第1〜第3の形態の画像処理装置1に、第1の形態で使用されているテーブルの情報を更新するための更新手段を備えてもよい。テーブルの情報を更新することにより、疾患の種類を、より高い精度で特定することが可能となる。テーブルの情報の更新は、ユーザが手動で行ってもよく、機械学習の手法を用いて自動的に行ってもよい。
また、第1〜第3の形態では、3D画像に基づいて鑑別診断を行う方法について説明されている。しかし、3D画像の代わりに2D画像に基づいて鑑別診断を行ってもよい。2D画像を用いる場合には、各時相の2D画像のピクセル値に基づいて、疾患の種類を特定することができる。尚、2D画像を用いる場合には、各疾患とピクセル値の範囲との対応関係を表すテーブルを用いることにより、撮影部位の疾患の種類を特定することができる。
1 画像処理装置
2 前処理手段
3 位置合せ手段
4 ROI設定手段
5 特定手段
41 割当手段
51 不透明度設定手段
52 合成手段
53 決定手段

Claims (13)

  1. 異なる時相において得られた撮影部位の複数の画像を処理する画像処理装置であって、
    前記画像ごとに、前記撮影部位内の第1の部分に対応するボクセル値を求め、前記画像ごとに求められた前記第1の部分に対応するボクセル値に基づいて、前記撮影部位の前記第1の部分における疾患の種類を特定する特定手段を有する画像処理装置。
  2. 前記特定手段は、
    前記時相ごとに複数の疾患の各々とボクセル値との対応関係を表すテーブルを用いて、前記画像ごとに求められた前記第1の部分に対応するボクセル値が、前記複数の疾患のうちのどの疾患のボクセル値に該当するかを判定し、この判定結果に基づいて、前記撮影部位の前記第1の部分における疾患の種類を特定する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記撮影部位の関心領域を設定する設定手段を有し、
    前記特定手段は、
    前記画像ごとに、前記関心領域内の第1の部分に対応するボクセル値を求め、前記画像ごとに求められた前記第1の部分に対応するボクセル値に基づいて、前記関心領域内の前記第1の部分における疾患の種類を特定する、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 異なる時相において得られた撮影部位の複数の画像を処理する画像処理装置であって、
    前記画像ごとに、前記撮影部位内の第1の部分に対応するピクセル値を求め、前記画像ごとに求められた前記第1の部分に対応するピクセル値に基づいて、前記撮影部位の前記第1の部分における疾患の種類を特定する特定手段を有する画像処理装置。
  5. 前記特定手段は、
    前記時相ごとに複数の疾患の各々とピクセル値との対応関係を表すテーブルを用いて、前記画像ごとに求められた前記第1の部分に対応するピクセル値が、前記複数の疾患のうちのどの疾患のピクセル値に該当するかを判定し、この判定結果に基づいて、前記撮影部位の前記第1の部分における疾患の種類を特定する、請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記撮影部位の関心領域を設定する設定手段を有し、
    前記特定手段は、
    前記画像ごとに、前記関心領域内の第1の部分に対応するピクセル値を求め、前記画像ごとに求められた前記第1の部分に対応するピクセル値に基づいて、前記関心領域の第1の部分における疾患の種類を特定する、請求項4又は5に記載の画像処理装置。
  7. 前記複数の画像の各々はグレースケールの画像である、請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 前記複数の画像の各々は、グレースケールの画像に色の情報が割り当てられることにより得られる画像である、請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の画像処理装置。
  9. 前記複数の画像は、赤の色の情報が割り当てられた赤画像、緑の色の情報が割り当てられた緑画像、青の色の情報が割り当てられた青画像を含む、請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記複数の画像を位置合せする位置合せ手段を有し、
    前記特定手段は、
    位置合せされた前記複数の画像に基づいて、前記撮影部位の前記第1の部分における疾患の種類を特定する、請求項1〜9のうちのいずれか一項に記載の画像処理装置。
  11. 前記テーブルに含まれる情報を更新する更新手段を有する、請求項1〜10のうちのいずれか一項に記載の画像処理装置。
  12. 異なる時相において得られた撮影部位の複数の画像を処理する画像処理装置に適用されるプログラムであって、
    前記画像ごとに、前記撮影部位内の第1の部分に対応するボクセル値を求め、前記画像ごとに求められた前記第1の部分に対応するボクセル値に基づいて、前記撮影部位の前記第1の部分における疾患の種類を特定する特定処理、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 異なる時相において得られた撮影部位の複数の画像を処理する画像処理装置に適用されるプログラムであって、
    前記画像ごとに、前記撮影部位内の第1の部分に対応するピクセル値を求め、前記画像ごとに求められた前記第1の部分に対応するピクセル値に基づいて、前記撮影部位の前記第1の部分における疾患の種類を特定する特定処理、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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