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JP2018000095A - 密封容器入りきざみ食 - Google Patents

密封容器入りきざみ食 Download PDF

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JP2018000095A
JP2018000095A JP2016130944A JP2016130944A JP2018000095A JP 2018000095 A JP2018000095 A JP 2018000095A JP 2016130944 A JP2016130944 A JP 2016130944A JP 2016130944 A JP2016130944 A JP 2016130944A JP 2018000095 A JP2018000095 A JP 2018000095A
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瑛莉奈 酒井
Erina Sakai
瑛莉奈 酒井
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Kewpie Corp
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Abstract

【課題】本発明は、根菜を含有した密封容器入りきざみ食であるにもかかわらず、喫食した際に纏まりがあり嚥下しやすく、かつ食材本来の食感を味わうことができる、密封容器入りきざみ食を提供する。【解決手段】最長径 が1mm以上7mm未満のゴボウ、レンコン、タケノコから選択される一種以上の野菜(A)と、最長径が7mm以上30mm未満のジャガイモ、サツマイモ、カボチャ、サトイモから選択される一種以上の野菜(B)を、野菜(A)と野菜(B)が重量比で1:2以上となるように含有する、密封容器入りきざみ食。【選択図】 なし

Description

本発明は、根菜を含有した密封容器入りきざみ食であるにもかかわらず、喫食した際に纏まりがあり嚥下しやすく、かつ食材本来の食感を味わうことができる、密封容器入りきざみ食に関する。
咀嚼(食物をよくかみくだすこと)や嚥下(食物を飲み込むこと)機能が低下した高齢者や、何らかの疾病から回復し、経管栄養摂取から経口栄養摂取へのリハビリが必要な人にとって、通常の食事をするのは困難であり、食事をすること自体も大変な労力である。このような咀嚼・嚥下困難者向けの食事の一つとして、食材を細かく刻んで調理された「きざみ食」が提供されている(非特許文献1)。
ところで、ゴボウやレンコン、タケノコなどの食材は、風味が良く食物繊維等も豊富であることから、和食を中心に積極的に配合されている。しかしながら、前述した食材をきざみ食に配合する場合には、繊維質が多いためか、食材を細かく刻んでいるにもかかわらず、喫食時に前記食材の繊維質が口内に残ってしまい嚥下しにくい状態となる。
また、食材を細かく刻んで調理されたきざみ食において、食材を軟らかくするために加熱処理を行った場合、過加熱により根菜の形状や食感が失われてしまい食材本来の食感を味わいにくいものとなる。
このことから、野菜本来の食感を維持しつつ、喫食・嚥下しやすい状態に調整されたきざみ食が、強く求められている。
藤谷順子・金谷節子・林静子,「嚥下障害食のつくりかた」,株式会社日本医療企画,2000年4月28日,p.15
本発明の目的は、根菜を含有した密封容器入りきざみ食であるにもかかわらず、喫食した際に纏まりがあり嚥下しやすく、かつ食材本来の食感を味わうことができる、密封容器入りきざみ食を提供するものである。
本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた。
その結果、密封容器入りきざみ食に配合する特定野菜類の配合割合及び配合量を調整することにより、意外にも、根菜を含有した密封容器入りきざみ食であるにもかかわらず、喫食した際に纏まりがあり嚥下しやすく、かつ食材本来の食感を味わうことができる、密封容器入りきざみ食が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1)最長径 が1mm以上7mm未満のゴボウ、レンコン、タケノコから選択される一種以上の野菜(A)と、
最長径が7mm以上30mm未満のジャガイモ、サツマイモ、カボチャ、サトイモから選択される一種以上の野菜(B)を、
野菜(A)と野菜(B)が重量比で1:2以上となるように含有する、密封容器入りきざみ食、
(2)(1)に記載の密封容器入りきざみ食であって、
さらに増粘剤を含有する、
密封容器入りきざみ食、
である。
本発明によれば、根菜を含有した密封容器入りきざみ食であるにもかかわらず、喫食した際に纏まりがあり嚥下しやすく、かつ食材本来の食感を味わうことができる、密封容器入りきざみ食を提供することができる。これによって、きざみ食の品位向上と需要拡大に貢献できる。
以下本発明を詳細に説明する。なお、本発明において「%」は「質量%」を、「部」は「質量部」を意味する。
<本発明の特徴>
本発明は、根菜類等で繊維質の多い野菜(A)を含有する密封容器入りきざみ食であって、特定野菜(B)を特定の大きさで含有し、さらに前記野菜(A)(B)を特定比率で含有することにより、根菜を含有した密封容器入りきざみ食であるにもかかわらず、喫食した際に纏まりがあり嚥下しやすく、かつ食材本来の食感を味わうことができる密封容器入りきざみ食が得られることに特徴を有する。
<密封容器入りきざみ食>
きざみ食は、噛む力が弱い人のために、食物を小さく刻んで食べやすくし、とろみをつけて調理された食事をいい、本発明の密封容器入りきざみ食は、前記きざみ食を密封容器に充填して保存可能にしたものをいう。このような密封容器入りきざみ食は、製造後に5℃前後の低温度帯(チルド)に調製して保管する方法や、冷凍処理・加圧加熱処理を施すことにより、長期保存することが可能となる。これにより、施設や病院等での提供時に開封・加温処理を施して提供することができ、調理者の負担が軽減される。
<野菜(A)>
本発明の密封容器入りきざみ食は、ゴボウ、レンコン、タケノコから選択される一種以上の野菜(A)を含有する。
前述したゴボウ、レンコン、タケノコは繊維質が多く、喫食時に口内に繊維が残る傾向にあるが、後述する本発明の密封容器入りきざみ食とするならば、喫食した際に纏まりがあり嚥下しやすく、かつ食材本来の食感を味わうことができる。
<野菜(A)の最長径>
野菜(A)の最長径は、1mm以上7mm未満であり、喫食した際に纏まりがあり嚥下しやすく、かつ食材本来の食感を味わうことができることから、当該最長径は1mm以上6mm以下であるとよい。
野菜(A)の最長径が前記範囲より小さい場合は、密封容器入りきざみ食を喫食した際に、食材本来の食感が味わいにくいものとなる。野菜(A)の最長径が前記範囲より大きい場合は、密封容器入りきざみ食を喫食した際に、纏まりが得られにくく、その結果嚥下しにくい物性となる。
本発明において、最長径とは、野菜の対角線のうち最も長い部分を測定したものをいう。
<野菜(B)>
本発明の密封容器入りきざみ食は、ジャガイモ、サツマイモ、カボチャ、サトイモから選択される一種以上の野菜(B)を含有する。密封容器入りきざみ食中に、澱粉質を豊富に含む野菜(B)を含有することにより、喫食時に野菜(B)が適度に崩壊して野菜(A)を包み込み、口内で食塊が作りやすい状態となる。その結果、根菜を含有した密封容器入りきざみ食であるにもかかわらず、喫食した際に纏まりがあり嚥下しやすい密封容器入りきざみ食となる。
<野菜(B)の最長径>
野菜(B)の最長径は7mm以上30mm未満であり、密封容器入りきざみ食を喫食した際に、纏まりがあり嚥下しやすい物性となり、喫食時に野菜(B)が適度に崩壊して野菜(A)を包み込み、口内で食塊が作りやすい状態となることから、当該最長径は7mm以上25mm以下であるとよく、さらに7mm以上20mm以下であるとよい。
野菜(B)の最長径が前記範囲より大きい場合は、密封容器入りきざみ食を喫食する際に、野菜(A)(B)をバランス良く喫食することが困難となり、その結果、喫食した際に纏まりが不足し嚥下しにくいものとなる。
本発明において、最長径とは、野菜の対角線のうち最も長い部分をいう。
<野菜(A)と野菜(B)の体積比>
本発明の密封容器入りきざみ食は、喫食した際に纏まりがあり嚥下しやすいことから、さらに野菜(A)と野菜(B)の体積比が1:2以上であるとよく、さらに1:2〜1:3500であるとよい。本発明において体積比とは、密封容器入りきざみ食に含有する野菜(A)、野菜(B)1個あたりの体積を求め、前記体積を比率で示したものをいう。
本発明において、野菜(A)および野菜(B)の体積の求め方は、常法により行えばよく、略立方体である場合には体積の算出方法、略球状の場合には清水などの液体を用い、前記液体に沈めたときの液体の体積の増加分の測定により特定する方法、例えば容器に清水を充填し、前記容器内に特定対象を入れた際に溢れ出た清水の体積から算出する方法により行うことができる。
<野菜(A)(B)の含有割合>
本発明の密封容器入りきざみ食は、野菜(A)と野菜(B)の重量比が1:2以上であり、密封容器入りきざみ食を喫食した際に、野菜(B)が適度に崩壊して野菜(A)を包み込み、口内で食塊が作りやすく、喫食した際に纏まりがあり嚥下しやすい物性となることから、1:2〜1:12であるとよく、さらに1:3〜1:8であるとよい。
野菜(A)と野菜(B)の含有割合が前記範囲を満たさない場合は、密封容器入りきざみ食を喫食した際に纏まりが不足し、嚥下しにくいものとなる。
<野菜(A)の含有量>
本発明の密封容器入りきざみ食は、野菜(A)を少なくとも密封容器入りきざみ食全量中に1%以上含有し、食材本来の食感を味わうことができることから、1%以上20%以下であるとよく、さらに1%以上10%以下であるとよい。
<密封容器入りきざみ食の硬さ>
本発明の密封容器入りきざみ食は、硬さが5×10N/m以下であるとよく、喫食時に野菜(B)が適度に崩壊して野菜(A)を包み込み、口内で食塊が作りやすい状態となり、その結果、纏まりがあり嚥下しやすく、かつ食材本来の食感を味わうことができることから、当該硬さは1×10N/m2以下であるとよい。
なお、本発明における硬さとは、円筒形の試料の上部に円柱プランジャーを当てて上下して試料に変形を与え、応力と歪みの関係をもとめたときの圧縮ピークの高さをいう。より詳細には、日本介護食品協議会の基準に基づいて、強度測定機としてクリープメーター((株)山電社製、RE−3305)を用い、直径40mmの容器に高さ15mmまで充填した品温20±2℃のサンプルを、円柱プランジャーの直径20mmで圧縮速度10mm/sec、クリアランス5mmにて測定した時の硬さをいう。
<増粘剤>
本発明の密封容器入りきざみ食は、喫食した際に纏まりがあり嚥下しやすく、かつ食材本来の食感を味わうことができる密封容器入りきざみ食がより得られやすいことから、密封容器入りきざみ食全量に対しさらに増粘剤を含有するとよく、当該含有量は0.05%以上5%以下であるとよい。
本発明の密封容器入りきざみ食に用いる増粘剤としては、加工澱粉、増粘多糖類などが挙げられる。加工澱粉は、食品衛生法で添加物に指定された化学的処理を施された澱粉であって食用として供されるものであれば特に限定するものではない。例えば、アセチル化アジピン酸架橋澱粉、アセチル化リン酸架橋澱粉、アセチル化酸化澱粉、オクテニルコハク酸澱粉ナトリウム、酢酸澱粉、酸化澱粉、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋澱粉、ヒドロキシプロピル澱粉、リン酸化澱粉、リン酸架橋澱粉、リン酸モノエステル化リン酸架橋澱粉等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用いるとよい。増粘多糖類は、食用に適するものであればいずれのものでもよく、例えば、キサンタンガム、タマリンドシードガム、ジェランガム、グアガム、アラビアガム、サイリウムシードガム、アルギン酸、ペクチン等が挙げられる。
<その他原料>
本発明の密封容器入りきざみ食は、本発明の必須原料である野菜(A)、野菜(B)以外の原料を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜選択し、配合することができる。
具体的には、ニンジン、シイタケなどの野菜類、畜肉類、魚介類、豆類、豆腐等の豆類加工品類、食塩、醤油、酢、砂糖、ショ糖、デキストリン、又はトレハロース等の糖類、糖アルコール、卵殻カルシウム、難消化性デキストリン、イヌリン、グルコマンナン、結晶セルロース、キトサン、ポリデキストロース又はカルボメチルセルロース等の食物繊維、各種調味料、各種ペプチド、各種アミノ酸、各種エキス、各種香辛料等が挙げられる。
なお、本発明の密封容器入りきざみ食においては、きざみ食として好ましいこと、喫食した際に纏まりがあり嚥下しやすいことから、大きさが1mmを超える配合原料は、配合原料の最長径が30mm未満となるように調製した原料を用いると良い。
<密封容器>
本発明の密封容器入りきざみ食に用いる容器は、食品用に用いられ細菌等の侵入を防ぎ、密封できるものであれば特に限定されない。容器の形態はパウチ等の形状であるとよく、材質としては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等の単層材料、酸素透過性の低いエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、塩化ビニリデン(PVDC)、アルミニウム、その他のガスバリア材料とポリエチレン(PE)又はポリプロピレン(PP)とからなる多層材料等が挙げられる。
<密封容器入りきざみ食の製造方法>
次に、本発明の密封容器入りきざみ食の製造方法について説明する。本発明の密封容器入りきざみ食は上述の各原料を常法により混合して製造すれば特に限定されないが、必要に応じて加熱処理や殺菌処理を施して調整することができる。具体的には、特定の野菜類、増粘剤、清水、その他配合原料を鍋に投入して混合した後、65〜100℃の加熱条件下で撹拌を行う方法が挙げられる。
本発明の密封容器入りきざみ食の製造方法において、加熱条件下での撹拌は常法に従い実施すればよい。加熱方法としては、例えば、鍋やニーダーによる加熱、ジャケット付タンクやプレート式殺菌機での加熱、上記注入式加熱、マイクロ波加熱、通電加熱などが挙げられる。用途によってはレトルト殺菌を行ってもよい。レトルト処理は常法に従い実施すればよい。
以下、本発明について、実施例、比較例及び試験例に基づき具体的に説明する。なお、本発明は、これらに限定するものではない。
[実施例1]
下記の配合割合に準じ、本発明の密封容器入りきざみ食(けんちん煮込み)を製造した。すなわち、表1記載の配合原料1kgを鍋に投入し、90℃で20分間加熱後透明パウチ袋に詰めて凍結し、本発明の密封容器入りきざみ食を製した。
得られた密封容器入りきざみ食の野菜(A)と野菜(B)の含有割合は重量比で1:3であり、野菜(A)野菜(B)の硬さは1×10N/m2以下であった。また、密封容器入りきざみ食に配合する野菜(A)と野菜(B)の体積比は、1:37であった。
[表1]
<配合割合>
野菜(A):ゴボウ(※1) 5%
野菜(B):ジャガイモ(※2) 15%
鶏肉 5%
ニンジン 5%
サヤインゲン 2%
豆腐 10%
加工澱粉(ヒドロキシプロピルリン酸架橋澱粉) 2%
増粘多糖類(キサンタンガム) 0.05%
砂糖 1%
醤油 3%
清水 残余
―――――――――――――――――――――――――――
合計 100%
(※1)最長径4mm(一辺が約3mmのダイス状)のものが、全体の90%以上
(※2)最長径15mm(一辺が約10mmのダイス状)のものが、全体の90%以上
[試験例1]
密封容器入りきざみ食に含有する野菜(A)と野菜(B)の割合の違いが、密封容器入りきざみ食の喫食・嚥下のしやすさ、および食材本来の食感へ与える影響を検討するため、実施例1の野菜(A)と野菜(B)を表2記載の含有量に変更した以外は、実施例1と同様の方法で密封容器入りきざみ食を製した(実施例2〜4、比較例1)。得られた各密封容器入りきざみ食を、下記の評価基準により評価した。結果を表2に示す。
なお、実施例2〜4の密封容器入りきざみ食は、硬さが1×10N/m2以下であった。
<評価条件>
各試験により得られた密封容器入りきざみ食を95℃の湯中で加温解凍した後開封し、専門パネラーが舌で潰して喫食することにより、[喫食・嚥下のしやすさ]、[食材の食感]を評価した。
<評価基準>
[喫食・嚥下のしやすさ]
○:喫食した際の食材に纏まりがあり、嚥下しやすい
△:喫食した際の食材の纏まりがやや不足するものの、十分に嚥下できる物性である
×:喫食した際の食材の纏まりが不足し、嚥下しにくい
[食材の食感]
○:食材本来の食感を味わうことができる
△:食材本来の食感がやや不足するものの、問題のない範囲である
×:食材本来の食感を感じにくい
[総合評価]
◎:喫食・嚥下のしやすさ、食材の食感ともに評価が○である
○:喫食・嚥下のしやすさ、食材の食感のいずれか一つが○であり、他方が△である
△:喫食・嚥下のしやすさ、食材の食感ともに評価が△である
×:喫食・嚥下のしやすさ、食材の食感のいずれか一つ以上が×である
[表2]
<結果>
Figure 2018000095
表2の結果より、最長径 が1mm以上7mm未満のゴボウ、レンコン、タケノコから選択される一種以上の野菜(A)と、最長径が7mm以上30mm未満のジャガイモ、サツマイモ、カボチャ、サトイモから選択される一種以上の野菜(B)を、野菜(A)と野菜(B)が重量比で1:2以上となるように含有する実施例1〜4の密封容器入りきざみ食は、根菜を含有した密封容器入りきざみ食であるにもかかわらず、喫食した際に纏まりがあり嚥下しやすく、かつ食材本来の食感を味わうことができ、好ましいものであった。
特に、野菜(A)と野菜(B)の比率が1:3〜1:8である実施例1〜3の密封容器入りきざみ食は、喫食した際に纏まりがあり非常に嚥下しやすく、かつ食材本来の食感を味わうことができ、大変好ましかった。
一方、野菜(A)と野菜(B)の含有割合が1:1である比較例1の密封容器入りきざみ食は、喫食した際に、口腔内で纏まりが不足してしまい嚥下しにくいものであった。
[試験例2]
密封容器入りきざみ食に含有する野菜(B)の最長径の違いが、密封容器入りきざみ食の喫食・嚥下のしやすさ、食材本来の食感へ与える影響を検討するため、実施例5〜6、比較例2〜3により得られた密封容器入りきざみ食を、試験例1と同様の評価基準により評価した。結果を表3に示す。
なお、実施例5〜6の密封容器入りきざみ食は、硬さが1×10N/m2以下であり、野菜(A)と野菜(B)の体積比は1:2以上であった。
[表3]
<結果>
Figure 2018000095
表3の結果より、野菜(B)の最長径が7mm以上30mm未満である実施例1、5〜6の密封容器入りきざみ食は、根菜を含有した密封容器入りきざみ食であるにもかかわらず、喫食した際に纏まりがあり嚥下しやすく、かつ食材本来の食感を味わうことができ、好ましいものであった。
一方、密封容器入りきざみ食に含有する野菜(B)の最長径が7mm未満である比較例2、最長径が30mm以上である比較例3の密封容器入りきざみ食は、いずれも喫食した際に口腔内で纏まりが不足し、嚥下しにくいものであった。
[実施例7]
実施例1において、野菜(A)をレンコン(最長径5mm(一辺約3.5mmダイス状)が全体の90%以上)3%、野菜(B)をサツマイモ(最長径25mm(一辺約18mmダイス状)が全体の90%以上)9%に変更し、加工澱粉を含有せず、過不足分を清水で調整する以外は実施例1と同様の方法で調製し、密封容器入りきざみ食を得た。得られた密封容器入りきざみ食を試験例1と同様に評価したところ、実施例1と比較して喫食した際の食材の纏まりがやや不足するものの、十分に嚥下できる物性であった。なお、密封容器入りきざみ食に含有する野菜(A)と野菜(B)の体積比は1:125であった。
[実施例8]
実施例1において、野菜(A)をタケノコ(最長径2mm(一辺約1.4mmダイス状)が全体の90%以上)8%、野菜(B)をサトイモ(最長径26mm(一辺約18mmダイス状)が全体の90%以上)24%に変更し、増粘多糖類を含有せず、過不足分を清水で調整する以外は実施例1と同様の方法で調製し、密封容器入りきざみ食を得た。得られた密封容器入りきざみ食を試験例1と同様に評価したところ、実施例1と比較して喫食した際の食材の纏まりがやや不足するものの、十分に嚥下できる物性であった。なお、密封容器入りきざみ食に含有する野菜(A)と野菜(B)の体積比は1:2160であった。
[実施例9]
実施例1により得られたきざみ食を加圧加熱可能な容器に密封充填し、118℃30分殺菌処理を施すことにより、実施例1と同様に密封容器入りきざみ食を得た。得られた密封容器入りきざみ食を試験例1と同様に評価したところ、実施例1と比較して食材本来の食感がやや不足するものの、問題のない範囲であった。
[実施例10]
実施例1において、密封容器入りきざみ食を製造後、チルド(5℃)で1日保存する以外は、実施例1と同様に密封容器入りきざみ食を得た。得られた密封容器入りきざみ食を試験例1と同様に評価したところ、実施例1と同様、喫食した際に纏まりがあり非常に嚥下しやすく、かつ食材本来の食感を味わうことができ、大変好ましかった。

Claims (2)

  1. 最長径 が1mm以上7mm未満のゴボウ、レンコン、タケノコから選択される一種以上の野菜(A)と、
    最長径が7mm以上30mm未満のジャガイモ、サツマイモ、カボチャ、サトイモから選択される一種以上の野菜(B)を、
    野菜(A)と野菜(B)が重量比で1:2以上となるように含有する、密封容器入りきざみ食。
  2. 請求項1に記載の密封容器入りきざみ食であって、
    さらに増粘剤を含有する、
    密封容器入りきざみ食。
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