JP2018000089A - 水田作業機の伝動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メインケース部3から出力された動力を苗植付装置又は播種装置に変速して伝達する植播系変速機構を内装した植播作業ケース部4が備えられ、播種作業ケース部4は、メインケース部3とは別体で構成され、かつメインケース部3に対して一体的に連結固定されているとともに、メインケース部3と播種作業ケース部4は、互いの連結箇所に形成されている開口部同士を接合させた密閉状態で、それぞれの内部空間同士が連通している。
【選択図】図6
Description
[1] ミッションケースの内部に走行駆動系の変速機構と株間変速機構が内装され、ミッションケースの後部に施肥駆動ケースが配備されている。そして、ミッションケースから後方へ突出する後輪駆動用の走行伝動軸が施肥駆動ケースを貫通して後方側へ延出され、走行伝動軸の途中から施肥装置へ向けて駆動力を分岐伝動できるようにしてある(特許文献1参照)。
また、このように施肥駆動ケースをミッションケースとは別に備えれば、施肥装置を備えない仕様の水田作業機では施肥駆動ケースを外し、施肥装置を備える仕様の水田作業機にのみ施肥駆動ケースを装備させるというように、水田作業機の仕様に応じた構造を得やすい点では有利である。
しかしながら、ミッションケースと施肥駆動ケースを、互いに独立した別ケースによって構成すると、仕様の多様化を図り易い便利さがある反面、各ケース毎に、その内部で軸受け構造やシール構造が必要になって、部品点数の増加を招き易い。また、ケース同士の接続箇所では、接続部分で対向する壁面同士が接続され、二重壁構造になるために全体重量が増す虞があり、これらの点で改善の余地がある。
したがって、ケース部自体は、それぞれが個別に形成されているのであるが、組み合わされ連結された状態では、内部空間が連通する一つの密閉ケースとして構成されることなる。これにより、完全個別のケース同士を連結する場合のような、接続箇所で対向する壁面部分が二重構造になって重量が増すとか、軸支構造やシール部が数多く必要になることを避けられる点でも有利である。
また、メインケース部と分岐ケース部は、互いの連結箇所に形成されている開口部同士を接合させた密閉状態で、それぞれの内部空間同士が連通させた状態で連結されている。したがって、ケース部自体は、それぞれが個別に形成されているのであるが、組み合わされ連結された状態では、内部空間が連通する一つの密閉ケースとして構成されることなる。これにより、完全個別のケース同士を連結する場合のような、接続箇所で対向する壁面部分が二重構造になって重量が増すとか、軸支構造やシール部が数多く必要になることを避けられる。
また、下手側ギヤの軸支孔と連なることで、噛み合い凹部の形状もシンプルなものとし易いものである。
尚、本実施形態での説明における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、次のように記載している。つまり、本発明を適用した乗用型田植機などの走行機体1の作業走行時における前進側の進行方向(図1,2における矢印F参照)が「前」、後進側への進行方向(図1,2における矢印B参照)が「後」、その前後方向での前向き姿勢を基準としての右側に相当する方向(図2,3における矢印R参照)が「右」、同様に左側に相当する方向(図2,3における矢印L参照)が「左」である。
図1に、地面に対して苗植え付けを行う苗植付装置又は地面に対して種籾を播く直播装置などの作業装置(植播系作業装置)を備えた水田作業機の一例としての乗用型田植機の左側面が示されている。
この乗用型田植機は、機体フレーム10の下方に、走行駆動装置として左右一対の操向操作及び駆動自在な前輪11Fと、左右一対の駆動自在な後輪11Rとを備え、機体フレーム10に搭載されたエンジンEからの動力を受けて、前輪11Fと後輪11Rとが駆動される自走式の走行機体1を備えている。
運転座席12の後部には、施肥装置9(粉粒体供給装置に相当する)が搭載されている。施肥装置9は、肥料タンク90に貯留させた肥料を、図示しない繰り出し装置から所定量ずつ繰り出して、図示しない供給経路を経て苗植付装置2に装備した作溝器91へ送り込み、圃場へ供給するように構成されている。走行機体1の後方側には、昇降作動用の油圧シリンダ26を有したリンク機構25を介して苗植付装置2が昇降自在に支持されている。
このように構成された乗用型田植機は、苗植付装置2によって圃場に対する稲等の苗の植え付け作業を行うものである。
このように構成された乗用型田植機は、苗植付装置2によって圃場に対する稲等の苗の植え付け作業を行うものである。
図2、及び図3に示すように、ミッションケースMの左右両側には、車軸ケース16が左右両外側に向けて延出され、左右の前輪11F,11Fが設けられている。
後輪11Rの車軸ケース19は、左右一対の前後向きフレーム10A,10Aの下側に、サスペンションバネ18を介して左右各別に上下動可能に弾性支持されて、左右ローリング作動可能に設けられている。
エンジンEの動力が伝達されるミッションケースMでの動力伝達構造について説明する。
ミッションケースMに入力されたエンジンEの動力は、ミッションケースM内で、前輪11F、及び後輪11R等を駆動するための走行駆動系と、植播系作業装置としての苗植付装置2又は播種装置(図示せず)を駆動するための作業装置駆動系と、施肥装置9を駆動するための施肥駆動系とに分岐して出力される。
株間ケース部4は、メインケース部3から出力された動力を苗植付装置2に変速して伝達する株間変速機構4A(植播系変速機構に相当する)を内装し、分岐ケース部5は、メインケース部3から出力された動力を施肥装置9へ分岐伝動する分岐伝動機構5Aを内装している。
まず、走行駆動系の伝動構造について説明する。
図2に示すように、エンジンEの動力は、ベルト伝動機構62を介して、静油圧式無段変速装置6の変速入力軸であるポンプ軸60aに伝達されて油圧ポンプ60が回転駆動される。
静油圧式無段変速装置6の変速出力軸であるモータ軸61aが、メインケース部3のケース本体30内における第一変速軸31(上手側変速軸に相当する)に、スプライン嵌合状態で接続され、モータ61の回転にともなって第一変速軸31が回転駆動される。
この第一変速軸31のうち、モータ軸61aに連結された側とは反対側の端部は、ケース本体30の側壁30bを貫通してケース本体30の外側へ突出する軸部33aを備えた延長軸33の筒ボス部33bに挿嵌され、相対回転自在に枢支されている。延長軸33は、筒ボス部33bの外周部に植付伝動ギヤ33cを備え、側壁30bを貫通してケース本体30の外側へ突出した軸部33aに第一外部ギヤ36aが一体回転可能に支持されている。
前記減速伝動用の出力ギヤ31c、及び植付伝動ギヤ33cは、後述する第二変速軸32に回転自在に遊嵌させた中継ギヤ32fに噛合させてある。
上記の上手側低速ギヤ31aと下手側低速ギヤ32aとのギヤ対、及び上手側高速ギヤ31bと下手側高速ギヤ32bとのギヤ対、並びに、これらのギヤ対同士の間で第二変速軸32に軸支されたシフト部材34を備えることによって副変速機構3Aが構成されている。
前記ギヤ対のうち、上手側低速ギヤ31aと下手側低速ギヤ32aとの組み合わせが作業走行に適した低速用のギヤ対であり、上手側高速ギヤ31bと下手側高速ギヤ32bとの組み合わせが路上走行に適した高速用のギヤ対である。
そして、シフト部材34と対向する位置の、下手側低速ギヤ32aと下手側高速ギヤ32bとのそれぞれには、シフト部材34の噛み合い歯部34a,34bに対して択一的に噛合する噛み合い凹部32c,32dが形成されている。
そして、噛み合い凹部32c,32dのうち、下手側低速ギヤ32aに形成される噛み合い凹部32cは、これに対向する位置のシフト部材34側の噛み合い歯部34aに噛合可能な形状で、第二変速軸32の外周面からは離れた箇所に形成されている。また、下手側高速ギヤ32bに形成される噛み合い凹部32dは、これに対向する位置のシフト部材34側の噛み合い歯部34bに噛合可能な形状で、第二変速軸32の外周面に近い箇所に形成されている。
操作ロッド34dを最もケース本体30内へ押し込んだ位置が、作業走行に適した低速用のギヤ対をシフト部材34が選択した位置であり、操作ロッド34dを最もケース本体30の外方へ引き出した位置が、路上走行に適した高速用のギヤ対をシフト部材34が選択した位置である。シフト部材34がいずれのギヤ対も選択していない中間位置に存在する状態が中立位置である。
したがって、前輪出力ギヤ35bが駆動されると、筒部材35cを介して後輪出力用ベベルギヤ35dとデフケース70が回転駆動される。これにより、デフケース70の回転にともなって左右の前輪駆動軸63が回転駆動され、後輪出力用ベベルギヤ35dの回転に伴って、これに噛合する後輪入力用ベベルギヤ64a及び後輪出力軸64(走行用伝動軸に相当する)が回転駆動される。
デフロック用摺動爪部71bがデフロック用爪部71aに係合したデフロック状態では、デフ装置7による差動がロックされる。
上述した走行駆動系とは別に、植播系作業装置の苗植付装置2へ動力を伝達する作業装置駆動系について説明する。
苗植付装置2への動力は、メインケース部3の後部に取り付けられた株間ケース部4内の、株間変速機構4A及び植付クラッチ8(作業クラッチに相当する)を介して、株間ケース部4から後方側へ延出された出力伝動軸体42から取り出され、後方の苗植付装置2へ伝達される。
作業系伝動軸37へは、ケース本体30の外側へ突出する作業系伝動軸37の軸部分に設けた第二外部ギヤ36bを、延長軸33のケース本体30の外側へ突出する軸部分に設けた第一外部ギヤ36aと噛合させてあり、これによって動力伝達が行われる。
作業駆動軸41は、後方の苗植付装置2への伝動軸27が連結される出力伝動軸体42と、その出力伝動軸体42の前端側部分に相対回動自在に外嵌して、伝動方向上手側の動力が伝達される筒状軸体43とによる、部分的な二重軸構造に構成されている。
出力用ベベルギヤ38は、メインケース部3のケース本体30側に備えたボールベアリング38aによってボス部外周側が支持され、これによって内周側に挿入された筒状軸体43も支持されている。
また、このケース本体30側に備えたボールベアリング38aには、筒状軸体43のうちの、出力用ベベルギヤ38に挿入された部位よりも後方側の少し大径の部位が内嵌して支持されている。さらにそのボールベアリング38aのインナーレースの後端側には、筒状軸体43のうちのさらに大径の部位が当接して、前方側への位置規制が行われている。
中間筒状体44の後端部と後方筒状体45の前端部との間にトルクリミッタ46が設けられている。
後方筒状体45の後端部と、その後方筒状体45よりも後方側における出力伝動軸体42との間に、植付クラッチ8が設けられている。
このように、出力伝動軸体42の外周部に、中間筒状体44と後方筒状体45とが相対回転自在に外嵌された状態に存在し、この出力伝動軸体42が筒状軸体43の内周側通路に存在しているので、株間ケース部4内における潤滑を良好に行い易い。
つまり、メインケース部3の内部空間に存在する潤滑油が、出力用ベベルギヤ38の筒ボス内周側を通って流れ込み、図4に破線の矢印で示すように、筒状軸体43と中間筒状体44との間、中間筒状体44と後方筒状体45との間、及び後方筒状体45と後方側の出力伝動軸体42との間から、作業駆動軸41上で回転する部材の回転に伴う遠心力を利用しながら、良好に潤滑することができる。
シフトギヤ47は、僅かに歯数の異なる近似した径の第一歯部47aと第二歯部47bとを備え、いずれか一方の歯部47a,47bが、択一的に従動側ギヤ47cに噛合可能であるように、筒状軸体43の軸線方向に沿って位置変更可能に構成されている。
このシフトギヤ47の移動範囲は、図4に示すように、第一歯部47aと第二歯部47bとの両方が株間ケース部4内に位置する状態と、第一歯部47a部分の前部もしくは一部が、株間ケース部4からはみ出してメインケース部3の内部空間に位置する状態とに切り換え可能であるように、株間用変速操作部材100による操作範囲を設定してある。
変速軸48には、出力伝動軸体42側の中間筒状体44に固定された複数(図中では3枚)の変速ギヤ44aと常時噛み合い状態で設けられた複数(図中では3枚)の変速ギヤ48aが遊嵌状態に設けられている。そして、これらの常時噛み合い状態にある変速ギヤ44a,48aと、変速軸48内でスライド操作される変速ロッド48b、及びデテント機構を利用した位置決め機構48cにより、常噛み状態にある変速ギヤ44a,48a同士の組み合わせを択一的に選択できるようにしてある。
つまり、株間ケース部4の上部壁部分を貫通する操作軸101の下端部に、第一歯部47aと第二歯部47bとの間に嵌り込む係止ピン102が固定されており、上部壁部分の外部に位置する操作軸101の上端部に板状操作体103が設けられている。
この板状操作体103を操作軸101の軸心まわりで回動操作することにより、偏心位置に存在する係止ピン102がシフトギヤ47を作業駆動軸41の軸線方向で位置変更操作するように構成されている。板状操作体103の軸心まわりでの位置は、ボールデテント機構104によって位置決めされる。
作業駆動軸41のうち、後方筒状体45の後端部には、後方筒状体45の外周側スプラインと係合して後方筒状体45と一体回動する円盤状の駆動側回転部材80が設けられている。
後方筒状体45よりも後方側へ延出されている出力伝動軸体42の外周側には、その出力伝動軸体42の外周面に形成されているスプライン部42aと係合して、出力伝動軸体42と一体回動、及び出力伝動軸体42の軸線方向で位置移動可能な従動側回転部材81が設けられている。
この従動側回転部材81は、押し付けバネ82によって駆動側回転部材80側へ向けて押圧付勢されており、駆動側回転部材80と従動側回転部材81との、それぞれの対向面には、互いに噛み合い状態で動力伝達を行うことが可能な噛合部80a,81aが形成されている。
そして、押し付けバネ82の形状は、作業駆動軸41の軸線方向でバネ受け部81bに当接する側の端部における巻径が、インナーレ−ス49aの内側端部に当接する側の巻径よりも大きく設定された円錐台状に形成されている。
この押し付けバネ82のうち、インナーレ−ス49aの内側端部に当接する側の巻径は、外嵌した出力伝動軸体42の外径と同程度か、僅かに大きい程度に構成されている。したがって、特別に位置決め手段を要することなく、出力伝動軸体42を支持するボールベアリング49のインナーレ−ス49aの内側端部を利用して、その端部位置を位置決めすることができる。
クラッチ操作部材83は、株間ケース部4の上部壁部分を貫通する操作ピン84を備え、その操作ピン84の下端部に、従動側回転部材81の係合部81cと当接して、操作ピン84の回動操作にともなって、従動側回転部材81を出力伝動軸体42の軸線方向で位置移動させる操作部84aが形成されている。
これにより、操作ピン84は、回転軸心p1に沿う方向での位置移動を操作プレート85で規制され、回転軸心p1まわりでの操作範囲を、操作プレート85と操作ガイド部材86との当接によって規制される。
このように、バネ受け部81bが、操作ピン84と従動側回転部材81の係合部81cとの係合箇所よりも半径方向での内方側で、かつ、噛合部81aが存在する側に近接するように大きく凹入した形状である。このことにより、押し付けバネ82の作業駆動軸41の軸線方向長さが、作業駆動軸41の軸線方向での操作ピン84の位置によって制約を受けることを避けられ、株間ケース部4のコンパクト化を図ることができる。
上述した走行駆動系から、施肥装置9に対して駆動力を分岐伝動する施肥装置駆動系は次のように構成されている。
図6に示されるように、メインケース部3の後部側には、メインケース部3とは別体で構成された分岐ケース部5が、取付ボルト等(図示せず)を介して連結固定されている。
メインケース部3と分岐ケース部5は、互いの連結箇所に形成されている開口部30a,50a同士を接合させた密閉状態で、それぞれの内部空間同士が連通している。
後輪出力軸64から分岐伝動軸51へ動力を伝達する分岐出力用ベベルギヤ52は入力側筒状部50A内に装備され、その分岐出力用ベベルギヤ52に噛合する施肥用ベベルギヤ53(分岐入力用ベベルギヤに相当する)は、出力側筒状部50B内に装備されている。
分岐出力用ベベルギヤ52は、分岐伝動軸51よりもメインケース部3に近い側の入力側筒状部50A内に設けられている。
この後輪出力軸64は、その軸線方向の途中位置に段部64C(位置決め部に相当する)が設けられており、段部64Cよりも伝動方向での上手側に相当する前部が大径軸部分64Aで、段部64Cよりも伝動方向での下手側に相当刷る後方側が小径軸部分64Bに形成されている。
段部64Cはメインケース部3と分岐ケース部5との境界近くに形成されており、小径軸部分64Bのうちの段部64Cに近い部位にスプライン部64Dが形成され、このスプライン部64Dに分岐出力用ベベルギヤ52をスプライン嵌合させてある。
したがって、分岐ケース部5に後輪出力軸64を組み込む際に、予め後輪出力軸64に分岐出力用ベベルギヤ52を支持させた状態で、分岐ケース部5に組み込むことができ、組み付け分解時の便宜を図ることができる。
この出力側開口50bから外側へ突出した分岐伝動軸51の突出部分に、施肥装置9への図示しない連動軸が連結されている。
筒状シフト部材56はコイルスプリング57によって施肥用ベベルギヤ53側へ押圧付勢されており、この押圧付勢力に抗して筒状シフト部材56を施肥用ベベルギヤ53から離れる側へ操作するクラッチ操作軸体58が、出力側筒状部50Bを貫通して設けられている。
図10に示すように、前輪駆動軸63から駆動力を伝達される車軸ケース16には、上下方向に沿う伝動軸65が設けられ、この伝動軸65の上部側に位置する伝動上手側の上部ベベルギヤ対66と、伝動軸65の下部側に位置する伝動下手側の下部ベベルギヤ対67とが備えられている。
これらの各ベベルギヤ対66,67は、それぞれが減速伝動するものである。そして、伝動上手側の上部ベベルギヤ対66よりも伝動下手側の下部ベベルギヤ対67における減速比が大きく設定されている。
上記の実施形態では、植播作業ケース部として株間ケース部4を備えた田植機を示したが、これに限られるものではない。例えば、直播装置を備えた播種機に用いた場合には、植播作業ケース部は、直播装置による点播間隔を変更するための作業ケース部となる。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
上記の実施形態では、粉粒体供給装置として施肥装置9を用いたものであるが、これに限られるものではない。
例えば、除草剤や、害虫忌避剤などの薬剤を供給するものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
上記の実施形態では、植播作業ケース部と分岐ケース部との両方を備えて、それぞれを開口部40a,50aで脱着できるようにした構造のものを例示したが、植播作業ケース部のみを開口部40aで脱着できるようにしたものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
上記の実施形態では、副変速機構3Aにおける路上走行に適した高速用のギヤ対における下手側高速ギヤ32bの噛み合い凹部32c,32dが、軸支孔32eと連なる形状に形成したものを例示したが、必ずしもこの形状でなくてもよい。
例えば、軸支孔32eが完全な丸孔で、噛み合い凹部32c,32dが軸支孔32eに近接してはいるが、軸支孔32eとは別の独立した凹入部形状に形成されたものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
2 苗植付装置(作業装置)
3 メインケース部
3A 副変速機構
4A 植播系変速機構
4 播種ケース部
5 分岐ケース部
5A 分岐伝動機構
6 主変速機構
30a 開口部
16 車軸ケース
31 上手側変速軸
32 下手側変速軸
32a,32b 下手側ギヤ
32c,32d 噛み合い凹部
32e 軸支孔
34 シフト部材
34a,34b 噛み合い歯部
40a 開口部
41 変速操作軸
47 シフトギヤ
50a 開口部
50A 入力側筒状部
50B 出力側筒状部
51 分岐駆動軸
52 分岐出力用ベベルギヤ
53 分岐入力用ベベルギヤ
64 走行用伝動軸
64C 位置決め部
65 伝動軸
66 ベベルギヤ対
67 ベベルギヤ対
Claims (9)
- 入力されたエンジン動力を変速する主変速機構と、その主変速機構から伝達された動力を複数段に変速して走行駆動系へ出力する副変速機構と、を装備するメインケース部が備えられ、
前記メインケース部から出力された動力を苗植付装置又は播種装置に変速して伝達する植播系変速機構を内装した植播作業ケース部が備えられ、
前記植播作業ケース部は、前記メインケース部とは別体で構成され、かつ前記メインケース部に対して一体的に連結固定されているとともに、
前記メインケース部と前記植播作業ケース部は、互いの連結箇所に形成されている開口部同士を接合させた密閉状態で、それぞれの内部空間同士が連通している水田作業機の伝動装置。 - 分岐伝動機構を内装して前記メインケース部から出力された動力を粉粒体供給装置へ分岐伝動する分岐ケース部が備えられ、
前記分岐ケース部は、前記メインケース部とは別体で構成され、かつ前記メインケース部に対して一体的に連結固定されているとともに、
前記メインケース部と前記分岐ケース部は、互いの連結箇所に形成されている開口部同士を接合させた密閉状態で、それぞれの内部空間同士が連通している請求項1記載の水田作業機の伝動装置。 - 前記植播系変速機構は、前記植播作業ケース部の内部空間と前記メインケース部の内部空間とにわたる変速操作軸と、その変速操作軸の軸線方向に沿ってスライド操作可能に前記変速操作軸に支持されたシフトギヤとを備え、
前記シフトギヤの変速操作に伴うスライド操作範囲が、前記植播作業ケース部の内部空間と前記メインケース部の内部空間とにわたって設けられている請求項1又は2記載の水田作業機の伝動装置。 - 前記分岐ケース部は、前記メインケース部から延出された走行駆動系の走行用伝動軸に外嵌して、その走行用伝動軸を支持する入力側筒状部と、
前記走行用伝動軸に交差する方向に延出された分岐駆動軸に外嵌して、その分岐駆動軸を支持する出力側筒状部とを備え、
前記入力側筒状部が前記メインケース部に接続され、前記出力側筒状部は前記入力側筒状部に一体に形成され、
前記分岐駆動軸よりも前記メインケース部に近い側の前記入力側筒状部内に、分岐出力用ベベルギヤが装備されている請求項2記載の水田作業機の伝動装置。 - 前記分岐出力用ベベルギヤと噛合する分岐入力用ベベルギヤが前記分岐駆動軸に支持され、
前記分岐出力用ベベルギヤは、前記走行用伝動軸に支持され、
前記走行用伝動軸には、前記分岐入力用ベベルギヤが存在する側とは反対側への前記分岐出力用ベベルギヤの位置移動を規制する位置決め部が設けられている請求項4記載の水田作業機の伝動装置。 - 前記メインケース部との対向箇所に形成される前記分岐ケース部の開口部は、前記走行用伝動軸に支持された前記分岐出力用ベベルギヤが挿通可能な内径を有したものである請求項4又は5記載の水田作業機の伝動装置。
- 前記分岐駆動軸の入力側の端部は、前記分岐ケース部に形成された出力側開口に対して挿抜可能に構成され、
前記分岐ケース部には、前記分岐駆動軸における入力側の端部の挿入限界位置に相当する箇所で、前記分岐駆動軸の入力側の端部に当接する位置に前記走行用伝動軸が支持されている請求項4〜6のいずれか一項記載の水田作業機の伝動装置。 - 前記副変速機構は、動力伝達方向での上手側に位置する上手側変速軸と、動力伝達方向での下手側に位置する下手側変速軸とにわたって、路上走行に適した高速用のギヤ対と、作業走行に適した低速用のギヤ対とが備えられているとともに、前記下手側変速軸上で、前記ギヤ対同士の間に位置するシフト部材が備えられ、
前記シフト部材は、前記下手側変速軸の軸線方向で位置移動可能に支持され、かつ、前記各ギヤ対のうちの、動力伝達方向での下手側に位置する下手側ギヤの存在方向に突出する噛み合い歯部を備え、
前記シフト部材の両側に対向して位置する前記下手側ギヤのそれぞれには、前記シフト部材の前記噛み合い歯部に噛合する噛み合い凹部が形成され、
前記噛み合い凹部のうち、路上走行に適した高速用のギヤ対における前記下手側ギヤの前記噛み合い凹部は、前記下手側変速軸に外嵌する前記下手側ギヤの軸支孔と連なる形状である請求項1〜7のいずれか一項記載の水田作業機の伝動装置。 - 走行駆動系の動力が伝達される車軸ケースを備え、
この車軸ケースには、上下方向に沿う伝動軸の上部側に位置する伝動上手側のベベルギヤ対と、前記伝動軸の下部側に位置する伝動下手側のベベルギヤ対と、が備えられ、かつ各ベベルギヤ対が減速伝動するものであるとともに、前記伝動上手側のベベルギヤ対よりも前記伝動下手側のベベルギヤ対における減速比が大きく設定されている請求項1〜8のいずれか一項記載の水田作業機の伝動装置。
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113380683A (zh) * | 2021-07-09 | 2021-09-10 | 通威太阳能(安徽)有限公司 | 转向机、转向单元及光伏电池丝网分选系统 |
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-
2016
- 2016-06-30 JP JP2016130644A patent/JP2018000089A/ja active Pending
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