JP2018095040A - 発進制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料消費量を低減しつつ、発進時に牽引力が不足することを回避することができる発進制御装置を提供する。【解決手段】発進制御装置1は、車両V全体の重量を検出するための重量検出部21と、車両Vが位置する路面の勾配を検出するための勾配検出部22と、モータ3の出力可能仕事を検出するための出力可能仕事検出部23と、車両Vの発進に実行する制御を選択する制御部30と、を備える。制御部30は、車両Vの発進時において、重量に基づく走行抵抗仕事と勾配に基づく勾配抵抗仕事との和に基づく第1値が、出力可能仕事に基づく第2値よりも小さい場合、モータ3の駆動力のみを用いた第1発進制御を実行し、第1値が第2値以上である場合、エンジン2及びモータ3の駆動力を用いた第2発進制御を実行する。【選択図】図1
Description
本発明は、発進制御装置に関する。
エンジン及びモータを備えるハイブリッド車両の発進制御方法として、例えば特許文献1には、車両の発進時に、エンジン及びモータの駆動力を用いた発進制御に代えて、モータの駆動力のみを用いた発進制御が行われることが記載されている。
モータの駆動力のみを用いた発進制御では、エンジンの出力を低減して燃料消費量を低減することができるが、エンジン及びモータの駆動力を用いた発進制御の場合と比べて牽引力が小さくなる。そのため、上記従来の発進制御方法では、積載量が多い場合や、路面が上り勾配である場合には、ドライバが牽引力不足によるもたつきを感じるおそれがある。
そこで、本発明は、燃料消費量を低減しつつ、発進時に牽引力が不足することを回避することができる発進制御装置を提供することを目的とする。
本発明の発進制御装置は、エンジン及びモータを備える車両の発進を制御する発進制御装置であって、車両全体の重量を検出するための重量検出部と、車両が位置する路面の勾配を検出するための勾配検出部と、モータの出力可能仕事を検出するための出力可能仕事検出部と、少なくとも重量検出部の検出結果、勾配検出部の検出結果及び出力可能仕事検出部の検出結果に基づいて、車両の発進に実行する制御を選択する制御部と、を備え、制御部は、車両の発進時において、重量に基づく走行抵抗仕事と勾配に基づく勾配抵抗仕事との和に基づく第1値が、出力可能仕事に基づく第2値よりも小さい場合、モータの駆動力のみを用いた第1発進制御を実行し、第1値が第2値以上である場合、エンジン及びモータの駆動力を用いた第2発進制御を実行する。
この発進制御装置では、車両全体の重量に基づく走行抵抗仕事と車両が存在する路面の勾配に基づく勾配抵抗仕事との和に基づく第1値が、モータの出力可能仕事に基づく第2値よりも小さい場合には、モータの駆動力のみを用いた第1発進制御が実行される一方、第1値が第2値以上である場合には、エンジン及びモータの駆動力を用いた第2発進制御が実行される。これにより、モータのみの駆動力によって十分な牽引力が得られる場合には第1発進制御が実行されるため、車両の発進時におけるエンジンの出力を低減して燃料消費量を低減することができる。また、モータのみの駆動力では牽引力が不足する場合には第2発進制御が実行されるため、そのような場合でもエンジンの駆動力を用いて十分な牽引力を得ることができる。よって、この発進制御装置によれば、燃料消費量を低減しつつ、発進時に牽引力が不足することを回避することができる。
また、本発明の発進制御装置は、アクセル操作量を検出するためのアクセル操作量検出部を更に備え、制御部は、第1値が第2値よりも小さい場合において、アクセル操作量が所定値よりも大きいときには、第2発進制御を実行してもよい。これにより、大きな牽引力が要求されている場合には第2発進制御が実行されるため、発進時に牽引力が不足することを確実に回避することができる。
また、本発明の発進制御装置は、車両の加速度を検出するための加速度検出部を更に備え、制御部は、第1値が第2値よりも小さい場合において、加速度が所定値よりも大きいときには、第2発進制御を実行してもよい。これにより、車両の加速度が所定値よりも大きく、路面の勾配や車両の重量の検出が難しい場合には第2発進制御が実行されるため、発進時に牽引力が不足することを一層確実に回避することができる。
また、本発明の発進制御装置では、制御部は、重量及び勾配の一方を第1固定値とした場合の第1値が第2値よりも小さい場合、第1発進制御を実行し、重量及び勾配の一方を第1固定値とした場合の第1値が第2値以上である場合、第2発進制御を実行してもよい。これにより、重量及び勾配の一方を固定値として、第1発進制御及び第2発進制御のいずれを実行するかを判定することができる。
また、本発明の発進制御装置では、制御部は、重量及び勾配の一方を第1固定値とした場合の第1値、及び重量及び勾配の他方を第2固定値とした場合の第1値の双方が、第2値よりも小さい場合、第1発進制御を実行し、重量及び勾配の一方を第1固定値とした場合の第1値、及び重量及び勾配の他方を第2固定値とした場合の第1値の少なくとも一方が、第2値以上である場合、第2発進制御を実行してもよい。これにより、重量及び勾配の一方及び他方をそれぞれ固定値として、第1発進制御及び第2発進制御のいずれを実行するかを判定することができる。
また、本発明の発進制御装置は、エンジン及びモータを備える車両の発進を制御する発進制御装置であって、車両全体の重量、及び路面の勾配の一方を検出するための検出部と、モータの出力可能仕事を検出するための出力可能仕事検出部と、少なくとも検出部の検出結果及び出力可能仕事検出部の検出結果に基づいて、車両の発進時に実行する制御を選択する制御部と、を備え、制御部は、重量に基づく走行抵抗仕事と勾配に基づく勾配抵抗仕事との和に基づく値を第1値とすると、車両の発進時において、重量及び勾配の他方を固定値とした場合の第1値が、出力可能仕事に基づく第2値よりも小さい場合、モータの駆動力のみを用いた第1発進制御を実行し、重量及び勾配の他方を固定値とした場合の第1値が第2値以上である場合、エンジン及びモータの駆動力を用いた第2発進制御を実行する。
この発進制御装置によっても、上述した発進制御装置と同様に、燃料消費量を低減しつつ、発進時に牽引力が不足することを回避することができる。
本発明によれば、燃料消費量を低減しつつ、発進時に牽引力が不足することを回避することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
図1に示される発進制御装置1は、車両Vの発進を制御するための装置である。車両Vは、エンジン2及びモータジェネレータ3を駆動力源として備えるハイブリッド車両である。車両Vは、利用する駆動力源を適宜切り替えると共に、各駆動力源からの駆動力の割合を適宜変更しながら走行する。車両Vは、例えば、差込みプラグを用いてバッテリに直接給電可能なプラグインハイブリッド車両である。車両Vは、例えばバスやトラック等の商用車である。車両Vは、特に限定されるものではなく、大型車両や中型車両、普通乗用車、小型車両又は軽車両等の何れであってもよい。また、車両Vは、プラグインハイブリッド車両以外のハイブリッド車両であってもよい。以下では、まず、車両Vの構成について説明した後、発進制御装置1の構成について説明する。
車両Vは、エンジン2と、モータジェネレータ3と、AMT(AMT:Automated Manual Transmission)4と、バッテリ6と、インバータ7と、を備えている。AMT4は、クラッチ5を含んで構成されており、エンジン2とモータジェネレータ3とは、クラッチ5を介して互いに接続されている。
エンジン2は、例えばディーゼルエンジン又はガソリンエンジン等である。エンジン2の動作は、エンジン2と通信可能に接続されたエンジンECU(ECU:Electronic Control Unit)11によって制御される。モータジェネレータ3は、バッテリ6の電力により駆動されて車両Vの駆動力源として機能すると共に、アクセルオフ時に回生制動力を車両Vの車輪Wに作用させて発電し、バッテリ6を充電するための発電機としても機能する。
AMT4は、機械式自動変速機として構成され、そのギア位置の変更(変速)並びにクラッチ5の接続及び分離の制御等の変速動作を自動で行う。AMT4は、エンジン2及びモータジェネレータ3の駆動力を、プロペラシャフト、デファレンシャルギア及びドライブシャフト等を介して車輪Wに伝達する。より詳細には、クラッチ5が分離されている場合には、モータジェネレータ3の駆動力のみが車輪Wに伝達され、車両Vを推進する駆動力として用いられる。一方、クラッチ5が接続されている場合には、エンジン2及びモータジェネレータ3の駆動力が車輪Wに伝達され、車両Vを推進する駆動力として用いられる。AMT4の動作は、AMT4と通信可能に接続されたAMTECU12によって制御される。
バッテリ6は、その内部で複数の二次電池が互いに接続されることにより構成されている。バッテリ6としては、例えばリチウムイオン電池等の種々の二次電池を用いることができる。バッテリ6は、インバータ7から供給される電力により充電される。バッテリ6の状態は、バッテリ6と通信可能に接続されたバッテリECU13によって監視されている。
インバータ7は、モータジェネレータ3とバッテリ6とに電気的に接続されている。インバータ7は、バッテリ6から入力される電力を交流に変換し、当該変換した電力をモータジェネレータ3へ出力する。また、インバータ7は、モータジェネレータ3から入力される電力を直流に変換し、当該変換した電力をバッテリ6へ出力する。
続いて、発進制御装置1の構成について説明する。発進制御装置1は、重量検出部21と、勾配検出部22と、出力可能仕事検出部23と、加速度検出部24と、アクセル操作量検出部25と、方向指示入力検出部26と、ハザード入力検出部27と、HVECU30と、を備えている。重量検出部21、勾配検出部22、出力可能仕事検出部23、加速度検出部24、アクセル操作量検出部25、方向指示入力検出部26及びハザード入力検出部27は、HVECU30と通信可能に接続されている。重量検出部21及び勾配検出部22による検出結果は、例えば車両Vが停車する度に更新される。
重量検出部21は、車両V全体の重量を検出するために用いられる。ここで、車両V全体の重量とは、車両Vに燃料を入れた重量である車両重量に、車両Vに積載した荷物の重量や、車両Vに乗車した乗員の重量等を加えた重量である。このため、車両Vに積載した荷物の量や車両Vに乗車した乗員の数等に応じて、車両V全体の重量は変動する。この重量を検出する手法としては、公知の様々な手法を採用することができる。一例として、変速前後における車両Vの加速度の変化に基づいて車両V全体の重量を算出する方法が挙げられる。
勾配検出部22は、車両Vが位置する路面(以下、単に「路面」ともいう)の勾配の有無及び大きさを検出するために用いられる。この勾配を検出する手法としては、公知の様々な手法を採用することができる。一例として、車両Vの加速度に基づいて勾配を算出する方法が挙げられる。
出力可能仕事検出部23は、モータジェネレータ3が出力可能な仕事である出力可能仕事を検出するために用いられる。本実施形態では、出力可能仕事は、バッテリECU13によって算出される。つまり、バッテリECU13が出力可能仕事検出部23を構成している。出力可能仕事は、例えばバッテリ6の充電率(SOC:state of charge)やモータジェネレータ3の出力制限値、モータジェネレータ3の温度等に基づいて算出される。
加速度検出部24は、車両Vの加速度を検出するために用いられる。加速度検出部24は、例えば車両Vに取り付けられた加速度センサである。
アクセル操作量検出部25は、アクセル操作量を検出するために用いられる。アクセル操作量検出部25は、例えばアクセル操作を行うための操作レバーの操作量を検出する。
方向指示入力検出部26は、方向指示器への入力を検出するために用いられる。方向指示入力検出部26は、例えば方向指示器の点灯を操作するための操作レバーの状態を検出することにより、左右の方向指示器のオンオフを検出する。
ハザード入力検出部27は、ハザードランプへの入力を検出するために用いられる。ハザード入力検出部27は、例えばハザードランプの点灯を操作するための操作スイッチのオンオフを検出する。
HVECU(制御部)30は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read OnlyMemory)、RAM(Random Access Memory)を含むコンピュータにより構成されている。HVECU30は、例えば車両Vをハイブリッド車両として機能させるための総合的な制御を実施する。また、HVECU30は、重量検出部21、勾配検出部22、出力可能仕事検出部23、加速度検出部24、アクセル操作量検出部25、方向指示入力検出部26及びハザード入力検出部27のそれぞれの検出結果に基づいて、車両Vの発進時に実行する制御を選択する。
続いて、図2のフローチャートを参照しつつ、車両Vの発進時にHVECU30が実行する処理を説明する。HVECU30は、例えば停車状態においてアクセルが踏まれ、車両Vが発進する場合に図2の処理を開始する。処理開始後、まず、HVECU30は、第1値を算出する(ステップS1)。
第1値は、車両V全体の重量に基づく走行抵抗仕事と、路面の勾配に基づく勾配抵抗仕事との和に基づいて算出される。走行抵抗仕事(加速抵抗仕事)は、車両Vが加速する際に車両Vに作用する抵抗である。走行抵抗仕事は、車両V全体の重量と、車速の二乗とに比例する。本実施形態では、HVECU30は、車両Vが発進後、所定速度まで加速するまでの間に車両Vに作用する抵抗を走行抵抗仕事として算出する。例えば、予め設定された速度増加予想線に沿って所定速度まで車両Vの速度が増加したと仮定して、走行抵抗仕事を算出する。
勾配抵抗仕事は、傾斜のある路面を登坂する際に車両に作用する抵抗である。勾配抵抗仕事は、車両V全体の重量と勾配とに比例する。なお、車両Vの走行に必要なエネルギーとしては、走行抵抗仕事及び勾配抵抗仕事の他に、空気抵抗仕事と転がり抵抗仕事とがあるが、車両Vの発進時においては車速が小さく、移動距離も短いため、空気抵抗仕事及び転がり抵抗仕事を無視することができる。
ステップS1では、HVECU30は、重量検出部21の検出結果と勾配検出部22の検出結果とに基づいて第1値を算出する。第1値は、走行抵抗仕事と勾配抵抗仕事との和自体であってもよいし、例えばバッファを考慮する場合等には当該和に所定値を加算又は乗算した値であってもよい。なお、HVECU30は、車両V全体の重量と勾配とに基づいて第1値を算出することに代えて、車両V全体の重量及び勾配と第1値とが対応付けられたマップを参照することにより第1値を得てもよい。このマップは、例えばHVECU30の記憶領域(例えばROM)に予め記憶されている。
続いて、HVECU30は、出力可能仕事検出部23の検出結果に基づいて第2値を算出する(ステップS2)。第2値は、モータジェネレータ3の出力可能仕事に基づいて算出される。第2値は、モータジェネレータ3の出力可能仕事自体であってもよいし、例えばバッファを考慮する場合等には出力可能仕事に所定値を加算又は乗算した値であってもよい。
続いて、HVECU30は、第1値が第2値よりも小さいか否かを判定する(ステップS3)。判定の結果、第1値が第2値よりも小さいと判定した場合(ステップS3でYES)にはステップS4に進み、第1値が第2値以上であると判定した場合(ステップS3でNO)にはステップS8に進む。
続いて、HVECU30は、方向指示器及びハザードランプが非点灯であるか否かを判定する(ステップS4)。判定の結果、方向指示器及びハザードランプの双方が点灯していないと判定した場合(ステップS4でYES)にはステップS5に進み、方向指示器及びハザードランプの少なくとも一方が点灯していると判定した場合(ステップS4でNO)にはステップS8に進む。
続いて、HVECU30は、アクセル操作量が所定値よりも小さいか否かを判定する(ステップS5)。判定の結果、アクセル操作量が所定値よりも小さいと判定した場合(ステップS5でYES)にはステップS6に進み、アクセル操作量が所定値以上であると判定した場合(ステップS5でNO)にはステップS8に進む。なお、この判定に用いられる所定値は、例えばHVECU30の記憶領域(例えばROM)に予め記憶されている。
続いて、HVECU30は、車両Vの加速度が所定値よりも小さいか否かを判定する(ステップS6)。判定の結果、車両Vの加速度が所定値よりも小さいと判定した場合(ステップS6でYES)にはステップS7に進み、車両Vの加速度が所定値以上であると判定した場合(ステップS6でNO)にはステップS8に進む。なお、この判定に用いられる所定値は、例えばHVECU30の記憶領域(例えばROM)に予め記憶されている。
ステップS7では、HVECU30は、モータジェネレータ3の駆動力のみを用いたモータ発進制御(第1発進制御)を実行する。ステップS8では、HVECU30は、エンジン2及びモータジェネレータ3の駆動力を用いたアシスト発進制御(第2発進制御)を実行する。
図3及び図4を参照しつつ、モータ発進制御及びアシスト発進制御について説明する。図3に示されるアシスト発進制御では、発進と同時にクラッチ5は分離された状態から半クラッチ状態になる。半クラッチ状態の間、エンストを防止するために、エンジン2の回転数はアイドル回転数よりも高くなっており、エンジン2はトルク(駆動力)を発生している。そして、エンジン2の回転数とモータジェネレータ3の回転数(インプットシャフト回転数)とが同一となった時点で、クラッチ5が接続される。つまり、エンジン2の回転数がアイドル回転数よりも高い状態でクラッチ5が接続される。クラッチ5の接続と略同時に又はそれよりも少し前に、駆動力源のモータジェネレータ3からエンジン2への切り替えが開始される。アシスト発進制御では、モータジェネレータ3の駆動力に加えてエンジン2の駆動力をも利用するため、十分な牽引力を得ることができる。
図4に示されるモータ発進制御では、発進開始後、まず、クラッチ5が分離された状態で、モータジェネレータ3の駆動力のみによって車両Vが加速する。クラッチ5が分離された状態では、エンジン2の回転数はアイドル回転数と略等しくなっており、エンジン2のトルクはフリクショントルクと略等しくなっている。そして、エンジン2及びモータジェネレータ3の回転数がアイドル回転数で互いに等しくなった時点で、クラッチ5が接続される。クラッチ5の接続と略同時に又はそれよりも少し前に、駆動力源のモータジェネレータ3からエンジン2への切り替えが開始される。すなわち、エンジン2で発生するトルクが増加すると共に、モータジェネレータ3で発生するトルクが減少し、エンジン2とモータジェネレータ3のトルクの入れ替えが実施される。
モータ発進制御では、半クラッチ状態となる時間がクラッチを接続するための時間のみとなるため、アシスト発進制御と比べて半クラッチ時間を短縮することができる。そのため、半クラッチ状態においてエンジン2で発生する熱損失を低減することができる。また、クラッチ5が接続されるまでの間にエンジン2で発生するトルクを低減することができるため、燃料消費量を低減することができる。
以上説明した発進制御装置1では、車両V全体の重量に基づく走行抵抗仕事と車両Vが存在する路面の勾配に基づく勾配抵抗仕事との和に基づく第1値が、モータジェネレータ3の出力可能仕事に基づく第2値よりも小さい場合には、モータジェネレータ3の駆動力のみを用いたモータ発進制御が実行される一方、第1値が第2値以上である場合には、エンジン2及びモータジェネレータ3の駆動力を用いたアシスト発進制御が実行される。これにより、モータジェネレータ3のみの駆動力によって十分な牽引力が得られる場合にはモータ発進制御が実行されるため、車両Vの発進時におけるエンジン2の出力を低減して燃料消費量を低減することができる。また、モータジェネレータ3のみの駆動力では牽引力が不足する場合にはアシスト発進制御が実行されるため、そのような場合でもエンジン2の駆動力を用いて十分な牽引力を得ることができる。よって、発進制御装置1によれば、燃料消費量を低減しつつ、発進時に牽引力が不足することを回避することができる。
また、発進制御装置1では、第1値が第2値よりも小さい場合において、アクセル操作量が所定値よりも大きいとき(ステップS5でNO)には、アシスト発進制御が実行される。これにより、大きな牽引力が要求されている場合にはアシスト発進制御が実行されるため、発進時に牽引力が不足することを確実に回避することができる。
また、発進制御装置1では、第1値が第2値よりも小さい場合において、加速度が所定値よりも大きいとき(ステップS6でNO)には、アシスト発進制御が実行される。これにより、車両Vの加速度が所定値よりも大きく、路面の勾配や車両Vの重量の検出が難しい場合にはアシスト発進制御が実行されるため、発進時に牽引力が不足することを一層確実に回避することができる。このような場合としては、例えば減速後、完全に停車していない状態から再度発進する場合等が考えられる。
また、発進制御装置1では、第1値が第2値よりも小さい場合において、方向指示器又はハザードランプが点灯しているとき(ステップS4でNO)には、アシスト発進制御が実行される。これにより、方向指示器又はハザードランプが点灯している場合にはアシスト発進制御が実行されるため、そのような状況での発進時に牽引力が不足することを回避することができる。このような制御は、車両Vの右折時の牽引力不足を回避するために特に有効である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られない。例えば、上記実施形態では、車両Vが備えるECUとして、HVECU30、エンジンECU11、AMTECU12及びバッテリECU13を例示したが、車両Vが備えるECUの数及び種類は限定されない。例えば、車両Vは、他のECUを更に備えていてもよいし、これらのECUが機能的に統合されたECUを備えていてもよい。
また、図5に示されるように処理が行われてもよい。この変形例では、処理開始後、HVECU30は、重量を第1固定値とした場合の第1値が第2値よりも小さいか否かを判定する(ステップS9)。判定の結果、重量を第1固定値とした場合の第1値が第2値よりも小さいと判定した場合(ステップS9でYES)にはステップS10に進み、重量を第1固定値とした場合の第1値が第2値以上であると判定した場合(ステップS9でNO)にはステップS8に進む。第1固定値は、例えば車両V全体の重量の最悪値、つまり想定される範囲内の最大値である。この場合、走行抵抗仕事が最大値となる。なお、第1固定値は、任意の値であってよく、例えば車両V全体の重量の最悪値に所定値を加算又は乗算した値であってもよい。
続いて、HVECU30は、勾配を第2固定値とした場合の第1値が第2値よりも小さいか否かを判定する(ステップS10)。判定の結果、勾配を第2固定値とした場合の第1値が第2値よりも小さいと判定した場合(ステップS10でYES)にはステップS4に進み、勾配を第2固定値とした場合の第1値が第2値以上であると判定した場合(ステップS10でNO)にはステップS8に進む。第2固定値は、例えば勾配の最悪値、つまり想定される範囲内の最大値(最大上り傾斜)である。この場合、勾配抵抗仕事が最大値となる。なお、第2固定値は、任意の値であってよく、例えば勾配の最悪値に所定値を加算又は乗算した値であってもよい。
このような変形例によっても、上記実施形態と同様に、燃料消費量を低減しつつ、発進時に牽引力が不足することを回避することができる。また、上記実施形態において、発進制御装置1は、重量検出部21及び勾配検出部22の一方のみを備えていてもよい。すなわち、発進制御装置1は、重量検出部21及び勾配検出部22の双方ではなく、車両V全体の重量及び勾配の一方を検出するための検出部のみを備えていてもよい。この場合、HVECU30は、重量及び勾配の他方を固定値とした場合の第1値が第2値よりも小さい場合、モータ発進制御を実行し、重量及び勾配の他方を当該固定値とした場合の第1値が第2値以上である場合、アシスト発進制御を実行すればよい。この固定値は、例えば重量及び勾配の他方の最悪値等である。このような変形例によっても、上記実施形態と同様に、燃料消費量を低減しつつ、発進時に牽引力が不足することを回避することができる。
1…発進制御装置、2…エンジン、3…モータジェネレータ、21…重量検出部、22…勾配検出部、23…出力可能仕事検出部、24…加速度検出部、25…アクセル操作量検出部、V…車両。
Claims (6)
- エンジン及びモータを備える車両の発進を制御する発進制御装置であって、
前記車両全体の重量を検出するための重量検出部と、
前記車両が位置する路面の勾配を検出するための勾配検出部と、
前記モータの出力可能仕事を検出するための出力可能仕事検出部と、
少なくとも前記重量検出部の検出結果、前記勾配検出部の検出結果及び前記出力可能仕事検出部の検出結果に基づいて、前記車両の発進時に実行する制御を選択する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記車両の発進時において、
前記重量に基づく走行抵抗仕事と前記勾配に基づく勾配抵抗仕事との和に基づく第1値が、前記出力可能仕事に基づく第2値よりも小さい場合、前記モータの駆動力のみを用いた第1発進制御を実行し、
前記第1値が前記第2値以上である場合、前記エンジン及び前記モータの駆動力を用いた第2発進制御を実行する、発進制御装置。 - アクセル操作量を検出するためのアクセル操作量検出部を更に備え、
前記制御部は、前記第1値が前記第2値よりも小さい場合において、前記アクセル操作量が所定値よりも大きいときには、前記第2発進制御を実行する、請求項1に記載の発進制御装置。 - 前記車両の加速度を検出するための加速度検出部を更に備え、
前記制御部は、前記第1値が前記第2値よりも小さい場合において、前記加速度が所定値よりも大きいときには、前記第2発進制御を実行する、請求項1又は2に記載の発進制御装置。 - 前記制御部は、前記重量及び前記勾配の一方を第1固定値とした場合の前記第1値が前記第2値よりも小さい場合、前記第1発進制御を実行し、
前記重量及び前記勾配の一方を前記第1固定値とした場合の前記第1値が前記第2値以上である場合、前記第2発進制御を実行する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発進制御装置。 - 前記制御部は、前記重量及び前記勾配の一方を前記第1固定値とした場合の前記第1値、及び前記重量及び前記勾配の他方を第2固定値とした場合の前記第1値の双方が、前記第2値よりも小さい場合、前記第1発進制御を実行し、
前記重量及び前記勾配の一方を前記第1固定値とした場合の前記第1値、及び前記重量及び前記勾配の他方を前記第2固定値とした場合の前記第1値の少なくとも一方が、前記第2値以上である場合、前記第2発進制御を実行する、請求項4に記載の発進制御装置。 - エンジン及びモータを備える車両の発進を制御する発進制御装置であって、
前記車両全体の重量、及び路面の勾配の一方を検出するための検出部と、
前記モータの出力可能仕事を検出するための出力可能仕事検出部と、
少なくとも前記検出部の検出結果及び前記出力可能仕事検出部の検出結果に基づいて、前記車両の発進時に実行する制御を選択する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記重量に基づく走行抵抗仕事と前記勾配に基づく勾配抵抗仕事との和に基づく値を第1値とすると、
前記車両の発進時において、
前記重量及び前記勾配の他方を固定値とした場合の前記第1値が、前記出力可能仕事に基づく第2値よりも小さい場合、前記モータの駆動力のみを用いた第1発進制御を実行し、
前記重量及び前記勾配の他方を前記固定値とした場合の前記第1値が前記第2値以上である場合、前記エンジン及び前記モータの駆動力を用いた第2発進制御を実行する、発進制御装置。
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