JP2018094648A - 制御装置、ロボットおよびロボットシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】第1撮像部を移動させて周辺機器等に干渉しない箇所で第1対応付けをすることができる制御装置、かかる制御装置により制御されているロボット、および、かかる制御装置とロボットとを備えるロボットシステムを提供すること。【解決手段】マーカーを含むツールが設けられた可動部を有するロボットを制御する制御装置であって、前記マーカーを撮像する移動可能な第1撮像部により前記マーカーが撮像された第1撮像画像を取得する取得部と、前記第1撮像部が移動した後、前記取得部が取得した前記第1撮像画像に基づいて前記第1撮像部の座標系と前記ロボットの座標系との第1対応付けを行う制御部と、を備えることを特徴とする制御装置。【選択図】図1
Description
本発明は、制御装置、ロボットおよびロボットシステムに関するものである。
従来から、対象物に対して作業を行うエンドエフェクターを備えたロボットアームと、ロボットアームの先端部に取り付けられたカメラとを有するロボットと、当該ロボットの駆動を制御する制御装置と、を備えたロボットシステムが知られている。
このようなロボットシステムの一例として、例えば特許文献1には、アームを備えたロボットと、ロボットのアーム先端部に取り付けられたツールと、ロボットの周辺に設置されたカメラと、を備えた計測装置について開示されている。この計測装置では、カメラを用いて、ロボットのツール取付面に対するツールの位置を計測する。また、一般的に、計測したツールの位置は、カメラの座標系とロボットとの座標系とのキャリブレーションに用いられる。
ここで、特許文献1に記載の計測装置では、カメラがロボットの周辺の箇所に固定して設けられている。そのため、この計測装置によりツールの位置を計測する際やキャリブレーションを実行する際に、ロボットとその周辺機器との配置関係によってはロボットが周辺機器に干渉するおそれがあった。その結果、ツールの位置の計測やキャリブレーションの実行を的確に行うことができないという問題があった。
本発明は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下により実現することが可能である。
本発明の制御装置は、マーカーを含むツールが設けられた可動部を有するロボットを制御する制御装置であって、
前記マーカーを撮像する移動可能な第1撮像部により前記マーカーが撮像された第1撮像画像を取得する取得部と、
前記第1撮像部が移動した後、前記取得部が取得した前記第1撮像画像に基づいて前記第1撮像部の座標系と前記ロボットの座標系との第1対応付けを行う制御部と、を備えることを特徴とする。
このような本発明の制御装置によれば、第1撮像部を移動させて周辺機器等に干渉しない箇所で第1対応付け(キャリブレーション)を行うことができる。このため、比較的狭い領域でも第1対応付けを行うことができる。また、第1撮像部を移動させた後に停止させた状態で第1対応付けを行うことができるため、第1撮像部の移動方向を考慮する必要がない。そのため、第1撮像部の座標系とロボットの座標系との第1対応付けが容易である。
前記マーカーを撮像する移動可能な第1撮像部により前記マーカーが撮像された第1撮像画像を取得する取得部と、
前記第1撮像部が移動した後、前記取得部が取得した前記第1撮像画像に基づいて前記第1撮像部の座標系と前記ロボットの座標系との第1対応付けを行う制御部と、を備えることを特徴とする。
このような本発明の制御装置によれば、第1撮像部を移動させて周辺機器等に干渉しない箇所で第1対応付け(キャリブレーション)を行うことができる。このため、比較的狭い領域でも第1対応付けを行うことができる。また、第1撮像部を移動させた後に停止させた状態で第1対応付けを行うことができるため、第1撮像部の移動方向を考慮する必要がない。そのため、第1撮像部の座標系とロボットの座標系との第1対応付けが容易である。
本発明の制御装置では、前記制御部は、複数の位置において前記第1対応付けを行うことが好ましい。
これにより、第1撮像部を移動させる毎に第1対応付けすることで、各箇所でのロボットの作業の精度を特に高めることができる。
これにより、第1撮像部を移動させる毎に第1対応付けすることで、各箇所でのロボットの作業の精度を特に高めることができる。
本発明の制御装置では、前記制御部は、第1位置において前記第1対応付けを行い、
前記第1位置とは異なる第2位置において前記第1位置における前記第1対応付けを用いて前記ロボットの駆動を制御することが好ましい。
これにより、第1位置での第1対応付けのデータを基にして、第1位置とは異なる第2位置での第1対応付けを求めることができるため、第2位置での第1対応付けを行う手間を省くことができ、第2位置でも第1位置と同様にロボットの作業の精度を高めることができる。
前記第1位置とは異なる第2位置において前記第1位置における前記第1対応付けを用いて前記ロボットの駆動を制御することが好ましい。
これにより、第1位置での第1対応付けのデータを基にして、第1位置とは異なる第2位置での第1対応付けを求めることができるため、第2位置での第1対応付けを行う手間を省くことができ、第2位置でも第1位置と同様にロボットの作業の精度を高めることができる。
本発明の制御装置では、前記第1撮像部の移動における繰り返し精度をR1とし、前記ロボットの作業における繰り返し精度をR2としたとき、0.8≦R1/R2≦1.2であることが好ましい。
このような関係を満足することで、例えば1つの任意の位置(第1位置)での第1対応付けのデータを基にした複数の位置での第1対応付けの精度を特に高めることができる。そのため、複数の位置でのロボットの作業の精度を任意の位置(第1位置)と同様に高めることができる。
このような関係を満足することで、例えば1つの任意の位置(第1位置)での第1対応付けのデータを基にした複数の位置での第1対応付けの精度を特に高めることができる。そのため、複数の位置でのロボットの作業の精度を任意の位置(第1位置)と同様に高めることができる。
本発明の制御装置では、前記制御部は、前記マーカーを撮像する第2撮像部の座標系と前記ロボットの座標系との第2対応付けを行った後、前記取得部は、前記第2撮像部により前記マーカーが撮像された第2撮像画像を取得し、前記制御部は、前記取得部が取得した前記第2撮像画像に基づいて前記ロボットの座標系における前記マーカーの位置を算出することが好ましい。
これにより、ロボットの所定の部位(例えばツールセンターポイント)に対するマーカーの位置、すなわちマーカーのオフセットを容易かつ適切に求めることができる。そのため、このマーカーのオフセットを用いることで、第1対応付けを適切に行うことができる。
これにより、ロボットの所定の部位(例えばツールセンターポイント)に対するマーカーの位置、すなわちマーカーのオフセットを容易かつ適切に求めることができる。そのため、このマーカーのオフセットを用いることで、第1対応付けを適切に行うことができる。
本発明の制御装置では、前記制御部は、前記ロボットの座標系における前記マーカーの位置を算出した後、前記ロボットの座標系における前記マーカーの位置に基づいて前記ロボットの所定の部位と前記マーカーとのオフセットを算出し、前記オフセットと前記第1撮像画像とに基づいて前記第1対応付けを行うことが好ましい。
これにより、第1撮像部により所定の部位を撮像することができなくても、マーカーの位置およびオフセットを基にして第1対応付けを適切に行うことができる。
これにより、第1撮像部により所定の部位を撮像することができなくても、マーカーの位置およびオフセットを基にして第1対応付けを適切に行うことができる。
本発明の制御装置では、前記マーカーは、光透過性を有する透過部であることが好ましい。
これにより、例えばマーカーの輪郭を明確に認識することができ、第1撮像画像の取り込み精度を向上させることができ、マーカーの測定精度を高めることができる。そのため、第1対応付けをより高精度に行うことができる。
これにより、例えばマーカーの輪郭を明確に認識することができ、第1撮像画像の取り込み精度を向上させることができ、マーカーの測定精度を高めることができる。そのため、第1対応付けをより高精度に行うことができる。
本発明の制御装置では、前記第1撮像部は、前記可動部とは異なる箇所に設けられていることが好ましい。
これにより、例えばロボットの周辺に設けられた第1撮像部における第1対応付けを行うことができる。
これにより、例えばロボットの周辺に設けられた第1撮像部における第1対応付けを行うことができる。
本発明のロボットは、本発明の制御装置によって制御され、マーカーを含むツールが設けられた可動部を有することを特徴とする。
このようなロボットによれば、制御装置の制御の下、第1対応付けにかかる動作を的確に行うことができる。
このようなロボットによれば、制御装置の制御の下、第1対応付けにかかる動作を的確に行うことができる。
本発明のロボットシステムは、本発明の制御装置と、当該制御装置によって制御され、マーカーを含むツールが設けられた可動部を有するロボットと、撮像する機能を有する第1撮像部とを備えることを特徴とする。
このようなロボットシステムによれば、第1撮像部を移動させて周辺機器等に干渉しない箇所で第1対応付けを行うことができ、また、制御装置の制御の下、ロボットは第1対応付けにかかる動作を的確に行うことができる。
このようなロボットシステムによれば、第1撮像部を移動させて周辺機器等に干渉しない箇所で第1対応付けを行うことができ、また、制御装置の制御の下、ロボットは第1対応付けにかかる動作を的確に行うことができる。
以下、本発明の制御装置、ロボットおよびロボットシステムを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
[第1実施形態]
≪ロボットシステム≫
≪ロボットシステム≫
図1は、本発明の第1実施形態に係るロボットシステムの斜視図である。図2は、図1に示すロボットシステムのシステム構成図である。図3は、図1に示すロボットシステムが有するロボットを示す側面図である。図4は、図1に示すロボットシステムの作業空間を示す側面図である。図5は、図1に示すロボットシステムが有する移動機構を示す斜視図である。なお、以下では、説明の便宜上、図1中の上側を「上」、下側を「下」と言う。また、説明の便宜上、図1中に、互いに直交する3つの軸であるX軸、Y軸およびZ軸を矢印で図示しており、その矢印の先端側を「+(プラス)」、基端側を「−(マイナス)」としている。また、図3中の基台110側を「基端」、その反対側(エンドエフェクターとしての吸着部150側)を「先端」と言う。また、図1の上下方向を「鉛直方向」とし、左右方向を「水平方向」とする。本明細書において、「水平」とは、完全に水平な場合のみならず、水平に対して±5°以内で傾斜している場合も含む。同様に、本明細書において、「鉛直」とは、完全に鉛直な場合のみならず、鉛直に対して±5°以内で傾斜している場合も含む。また、本明細書において、「平行」とは、2つの線(軸を含む)または面が、互いに完全な平行である場合のみならず、±5°以内で傾斜している場合も含む。また、本明細書において、「直交」とは、2つの線(軸を含む)または面が、互いに完全な直交である場合のみならず、±5°以内で傾斜している場合も含む。
図1に示すロボットシステム100は、例えば、電子部品および電子機器等の対象物800の保持、搬送および組立て等の作業で用いられる装置である。
図1に示すように、ロボットシステム100は、セル80と、ロボット1と、第2撮像部4と、第1撮像部3と、移動機構7と、コンベアー81と、複数の作業部82と、制御装置5と、を有する。
〈セル〉
図1に示すように、セル80は、筐体としての機能を有する。セル80は、基部801と、基部801の上面804上の角部に設けられた複数の柱802(側面部)と、複数の柱802上に設けられた天井部803と、を有する。また、上面804と複数の柱802と天井部803とで囲まれた領域は、ロボット1が作業する作業空間Sを構成している。この作業空間Sには、ロボット1、第2撮像部4、第1撮像部3、移動機構7、コンベアー81および複数の作業部82が設置されている。なお、セル80は、図示はしないが、移動可能であり、移設を容易に行えるよう構成されている。また、セル80の構成は、筐体として機能するものであればよく、図示のものに限定されない。
図1に示すように、セル80は、筐体としての機能を有する。セル80は、基部801と、基部801の上面804上の角部に設けられた複数の柱802(側面部)と、複数の柱802上に設けられた天井部803と、を有する。また、上面804と複数の柱802と天井部803とで囲まれた領域は、ロボット1が作業する作業空間Sを構成している。この作業空間Sには、ロボット1、第2撮像部4、第1撮像部3、移動機構7、コンベアー81および複数の作業部82が設置されている。なお、セル80は、図示はしないが、移動可能であり、移設を容易に行えるよう構成されている。また、セル80の構成は、筐体として機能するものであればよく、図示のものに限定されない。
〈ロボット〉
図1に示すように、ロボット1は、天井部803に取り付けられている。図3に示すように、ロボット1は、いわゆる水平多関節ロボット(スカラロボット)であり、基台110と、基台110に接続されたロボットアーム10(可動部)とを有する。ロボットアーム10は、第1アーム101(アーム)と、第2アーム102(アーム)と、作業ヘッド104と、吸着部150とを有している。また、図2および図3に示すように、ロボット1は、ロボットアーム10を駆動させる動力を発生させる複数の駆動部130と、位置センサー131とを有する。
図1に示すように、ロボット1は、天井部803に取り付けられている。図3に示すように、ロボット1は、いわゆる水平多関節ロボット(スカラロボット)であり、基台110と、基台110に接続されたロボットアーム10(可動部)とを有する。ロボットアーム10は、第1アーム101(アーム)と、第2アーム102(アーム)と、作業ヘッド104と、吸着部150とを有している。また、図2および図3に示すように、ロボット1は、ロボットアーム10を駆動させる動力を発生させる複数の駆動部130と、位置センサー131とを有する。
図3に示す基台110は、ロボット1を天井部803に取り付ける部分である。基台110の下端部には、基台110に対して鉛直方向に沿う第1軸J1(回動軸)まわりに回動可能な第1アーム101が連結されている。また、第1アーム101の先端部には、第1アーム101に対して鉛直方向に沿う第2軸J2(回動軸)まわりに回動可能な第2アーム102が連結されている。また、第2アーム102には、作業ヘッド104が配置されている。作業ヘッド104は、第2アーム102の先端部に同軸的に配置されたスプラインナットおよびボールネジナット(ともに図示せず)に挿通されたスプラインシャフト103(アーム)を有している。スプラインシャフト103は、第2アーム102に対して、その第3軸J3まわりに回動可能であり、かつ、上下方向に移動(昇降)可能となっている。
図3に示すように、スプラインシャフト103の先端部(下端部)には、エンドエフェクターとして、図1に示す対象物800等を吸着して保持することが可能な吸着パッドを備える吸着部150が着脱可能に取り付けられている。なお、本実施形態では、エンドエフェクターとして吸着部150を用いているが、エンドエフェクターとしては、各種対象物等に対して作業(対象部材の保持等)を行う機能を有すれば如何なる構成であってもよい。
また、吸着部150は、設計上、吸着部150の中心軸がスプラインシャフト103の第3軸J3と一致するように取り付けられている。そのため、吸着部150は、スプラインシャフト103の回動に伴って回動する。ここで、図3に示すように、吸着部150の先端中心をツールセンターポイントTCPという。
また、ロボットアーム10の先端部には、後述するキャリブレーションで用いるマーカー61を有する治具6が着脱可能に取り付けられている。なお、治具6については、後述するキャリブレーションにおいて説明する。
また、図3に示すように、基台110内には、第1アーム101を駆動(回動)させる駆動部130が設置されている。また、同様に、第1アーム101内には、第2アーム102を駆動させる駆動部130が設けられており、作業ヘッド104内には、スプラインシャフト103を駆動させる駆動部130が設置されている。すなわち、ロボット1は、3つの駆動部130を有している。駆動部130は、駆動力を発生させるモーター(図示せず)とモーターの駆動力を減速する減速機(図示せず)とを有する。駆動部130が有するモーターとしては、例えば、ACサーボモーター、DCサーボモーター等のサーボモーターを用いることができる。減速機としては、例えば、遊星ギア型の減速機、波動歯車装置等を用いることができる。また、各駆動部130には、モーターまたは減速機の回転軸の回転角度を検出する位置センサー131(角度センサー)が設けられている(図2および図3参照)。
また、各駆動部130は、図3に示す基台110に内蔵されたモータードライバー120に電気的に接続されている。このモータードライバー120を介して各駆動部130は制御装置5により制御されている。
このような構成のロボット1では、図3に示すように、ロボット1の基台110を基準としたベース座標系として、水平方向に対してそれぞれ平行なxr軸とyr軸と、水平方向に対して直交し、かつ、鉛直上向きを正方向とするzr軸とによって定まる3次元の直交座標系を設定している。本実施形態では、ベース座標系は、基台110の下端面の中心点を原点としている。xr軸に対する並進成分を「成分xr」とし、yr軸に対する並進成分を「成分yr」とし、zr軸に対する並進成分を「成分zr」とし、zr軸周りの回転成分を「成分ur」とし、yr軸周りの回転成分を「成分vr」とし、xr軸周りの回転成分を「成分wr」とする。成分xr、成分yrおよび成分zrの長さ(大きさ)の単位は「mm」であり、成分ur、成分vrおよび成分wrの角度(大きさ)の単位は「°」である。
また、ロボット1では、吸着部150の先端部を基準とした先端座標系が設定されている。先端座標系は、互いに直交するxa軸、ya軸およびza軸とによって定まる3次元の直交座標系である。本実施形態では、先端座標系は、ツールセンターポイントTCPを原点としている。また、ベース座標系と先端座標系との校正(キャリブレーション)は済んでおり、ベース座標系を基準とした先端座標系の座標を算出することができる状態である。また、xa軸に対する並進成分を「成分xa」とし、ya軸に対する並進成分を「成分ya」とし、za軸に対する並進成分を「成分za」とし、za軸周りの回転成分を「成分ua」とし、ya軸周りの回転成分を「成分va」とし、xa軸周りの回転成分を「成分wa」とする。成分xa、成分yaおよび成分zaの長さ(大きさ)の単位は「mm」であり、成分ua、成分vaおよび成分waの角度(大きさ)の単位は「°」である。
以上、ロボット1の構成について簡単に説明した。このようなロボット1は、上述したように基台110が天井部803に取り付けられており、基台110よりもロボットアーム10が鉛直下方に位置している(図1参照)。これにより、ロボット1に対して鉛直下方の領域におけるロボット1の作業性を特に高めることができる。
なお、ロボット1は、図示はしないが、例えば、吸着部150に加わる力(モーメントを含む)を検出する力覚センサー(例えば、6軸力覚センサー)等で構成された力検出部を備えていてもよい。
〈第2撮像部〉
図4に示すように、第2撮像部4は、セル80が有する基部801の上面804に固定されている。この第2撮像部4は、撮像機能を有し、鉛直方向上方を撮像できるように設置されている。
図4に示すように、第2撮像部4は、セル80が有する基部801の上面804に固定されている。この第2撮像部4は、撮像機能を有し、鉛直方向上方を撮像できるように設置されている。
第2撮像部4は、例えば、複数の画素を有するCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサで構成された撮像素子41と、レンズ42(光学系)と、同軸落射照明43とを有する。この第2撮像部4は、撮像対象で反射した光をレンズ42によって撮像素子41の受光面(センサー面)で結像させて、光を電気信号に変換し、その電気信号を制御装置5へと出力する。ここで、受光面とは、撮像素子41の表面であって、光が結像する面である。なお、本実施形態では、照明として同軸落射照明43に限定されず、例えば、透過照明等であってもよい。また、第2撮像部4は、設計上、その光軸A4(レンズ42の光軸)が鉛直方向に沿うように設けられている。
このような第2撮像部4は、第2撮像部4の画像座標系(第2撮像部4から出力される第2撮像画像40の座標系)として、第2撮像画像40の面内方向に対してそれぞれ平行なxc軸とyc軸とによって定まる2次元の直交座標系を設定している(図13参照)。また、xc軸に対する並進成分を「成分xc」とし、yc軸に対する並進成分を「成分yc」とし、xc−yc平面の法線周りの回転成分を「成分uc」とする。成分xcおよび成分ycの長さ(大きさ)の単位は「ピクセル」であり、成分ucの角度(大きさ)の単位は「°」である。なお、第2撮像部4の画像座標系は、第2撮像部4のカメラ視野に写る3次元直交座標を、レンズ42の光学特性(焦点距離、歪みなど)と撮像素子41の画素数および大きさとを加味して非線形変換した2次元の直交座標系である。
〈第1撮像部〉
図4に示すように、第1撮像部3は、移動機構7に取り付けられている。この第1撮像部3は、撮像機能を有し、鉛直方向下方を撮像できるように設置されている。
図4に示すように、第1撮像部3は、移動機構7に取り付けられている。この第1撮像部3は、撮像機能を有し、鉛直方向下方を撮像できるように設置されている。
第1撮像部3は、例えば、複数の画素を有するCCDイメージセンサで構成された撮像素子31と、レンズ32(光学系)と、同軸落射照明33とを有する。この第1撮像部3は、撮像対象で反射した光をレンズ32によって撮像素子31の受光面(センサー面)で結像させて、光を電気信号に変換し、その電気信号を制御装置5へと出力する。ここで、受光面とは、撮像素子31の表面であって、光が結像する面である。なお、本実施形態では、照明として同軸落射照明33に限定されず、例えば、透過照明等であってもよい。また、第1撮像部3は、設計上、その光軸A3(レンズ32の光軸)が鉛直方向に沿うように設けられている。
このような第1撮像部3は、第1撮像部3の画像座標系(第1撮像部3から出力される第1撮像画像30の座標系)として、第1撮像画像30の面内方向に対してそれぞれ平行なxb軸とyb軸とによって定まる2次元の直交座標系を設定している(図17参照)。また、xb軸に対する並進成分を「成分xb」とし、yb軸に対する並進成分を「成分yb」とし、xb−yb平面の法線周りの回転成分を「成分ub」とする。成分xbおよび成分ybの長さ(大きさ)の単位は「ピクセル」であり、成分ubの角度(大きさ)の単位は「°」である。なお、第1撮像部3の画像座標系は、第1撮像部3のカメラ視野に写る3次元直交座標を、レンズ32の光学特性(焦点距離、歪みなど)と撮像素子31の画素数および大きさとを加味して非線形変換した2次元の直交座標系である。
〈移動機構〉
図1および図4に示すように、移動機構7は、セル80の柱802に取り付けられている。図5に示すように、移動機構7は、第1撮像部3を移動させる機能を有し、X軸、Y軸およびZ軸の直交3軸(図5中の矢印a11、a12、a13の3方向)に第1撮像部3を往復移動させることが可能である。すなわち、移動機構7は、水平面内および鉛直方向に沿って第1撮像部3を移動させることができる。なお、移動機構7は、第1撮像部3を移動させることが可能であればよく、移動機構7による第1撮像部3の移動方向は直交3軸に限定されず任意である。例えば、1方向にのみ移動可能な構成であってもよい。
図1および図4に示すように、移動機構7は、セル80の柱802に取り付けられている。図5に示すように、移動機構7は、第1撮像部3を移動させる機能を有し、X軸、Y軸およびZ軸の直交3軸(図5中の矢印a11、a12、a13の3方向)に第1撮像部3を往復移動させることが可能である。すなわち、移動機構7は、水平面内および鉛直方向に沿って第1撮像部3を移動させることができる。なお、移動機構7は、第1撮像部3を移動させることが可能であればよく、移動機構7による第1撮像部3の移動方向は直交3軸に限定されず任意である。例えば、1方向にのみ移動可能な構成であってもよい。
移動機構7は、図示はしないが、第1撮像部3を移動させるための動力を発生させる動力源と、駆動源の動力を第1撮像部3に伝達する動力伝達機構と、動力伝達機構に接続され、第1撮像部3を支持する支持部材と、動力伝達機構に伝達された動力に基づき支持部材を所定の移動方向に沿った移動を案内するレールと、を有する。駆動源としては、例えば、サーボモーター、リニアモーター等のモーターや、油圧シリンダー、空気圧シリンダー等を備えるものが挙げられる。また、動力伝達機構としては、例えば、ベルト、歯車、ラックおよびピニオンの組み合わせ、ボールねじおよびボールナットの組み合わせ等を備えるものが挙げられる。
〈コンベアー〉
図1に示すように、コンベアー81は、セル80が有する基部801の上面804に設置されていて、移動機構7の下方に位置している。本実施形態では、コンベアー81には、対象物800が載置されており、コンベアー81は、この対象物800をY軸方向に沿って搬送する機能を有する。なお、コンベアー81の搬送方向はこれに限定されず任意である。また、コンベアー81は、移動機構7の下方に設けられていることで、コンベアー81によって搬送された対象物800は、第1撮像部3により撮像することができる。
図1に示すように、コンベアー81は、セル80が有する基部801の上面804に設置されていて、移動機構7の下方に位置している。本実施形態では、コンベアー81には、対象物800が載置されており、コンベアー81は、この対象物800をY軸方向に沿って搬送する機能を有する。なお、コンベアー81の搬送方向はこれに限定されず任意である。また、コンベアー81は、移動機構7の下方に設けられていることで、コンベアー81によって搬送された対象物800は、第1撮像部3により撮像することができる。
なお、コンベアー81の具体的な構成としては、対象物800を搬送可能であればいかなる構成であってもよく、例えば、ベルトコンベアー、ローラーコンベアー、チェーンコンベアー等が挙げられる。
〈作業部〉
図1に示すように、複数の作業部82は、セル80が有する基部801の上面804に設置されている。1つの作業部82は、セル80の+X軸側に設けられており、他の作業部82は、セル80の−Y軸側に設けられている。これらの作業部82は、例えば作業台等で構成されており、作業部82においてロボット1は対象物800に対する梱包や対象物800の組立て等の各種作業を行う。なお、作業部82は、例えば対象物800が供給される供給部としての機能や、対象物800を検査する検査部として機能してもよい。
図1に示すように、複数の作業部82は、セル80が有する基部801の上面804に設置されている。1つの作業部82は、セル80の+X軸側に設けられており、他の作業部82は、セル80の−Y軸側に設けられている。これらの作業部82は、例えば作業台等で構成されており、作業部82においてロボット1は対象物800に対する梱包や対象物800の組立て等の各種作業を行う。なお、作業部82は、例えば対象物800が供給される供給部としての機能や、対象物800を検査する検査部として機能してもよい。
〈制御装置〉
図1に示す制御装置5は、ロボット1、第1撮像部3および第2撮像部4の各部の駆動(作動)を制御する。制御装置5は、セル80の基部801内に設けられている。制御装置5は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)が内蔵されたパーソナルコンピューター(PC)等で構成することができる。なお、制御装置5は、ロボット1、第1撮像部3および第2撮像部4のそれぞれに対して有線通信および無線通信のいずれにより接続されていてもよい。また、図2に示すように、制御装置5には、ディスプレイ等のモニター(図示せず)を備える表示装置83と、例えばマウスやキーボード等を備える入力装置84とに接続されている。
図1に示す制御装置5は、ロボット1、第1撮像部3および第2撮像部4の各部の駆動(作動)を制御する。制御装置5は、セル80の基部801内に設けられている。制御装置5は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)が内蔵されたパーソナルコンピューター(PC)等で構成することができる。なお、制御装置5は、ロボット1、第1撮像部3および第2撮像部4のそれぞれに対して有線通信および無線通信のいずれにより接続されていてもよい。また、図2に示すように、制御装置5には、ディスプレイ等のモニター(図示せず)を備える表示装置83と、例えばマウスやキーボード等を備える入力装置84とに接続されている。
以下、制御装置5が備える各機能(機能部)について説明する。
図2に示すように、制御装置5は、表示制御部51と、入力制御部52と、制御部53(ロボット制御部)と、入出力部54(取得部)と、記憶部55と、を備える。
図2に示すように、制御装置5は、表示制御部51と、入力制御部52と、制御部53(ロボット制御部)と、入出力部54(取得部)と、記憶部55と、を備える。
表示制御部51は、例えばグラフィックコントローラーで構成されており、表示装置83に接続されている。この表示制御部51は、表示装置83のモニターに各種画面(例えば、操作用の画面等)を表示させる機能を有する。また、入力制御部52は、入力装置84に接続されており、入力装置84からの入力を受け付ける機能を有する。
制御部53は、ロボット1の駆動、第1撮像部3の作動および第2撮像部4の作動等を制御する機能、各種演算および判断等の処理をする機能等を有する。この制御部53は、例えばCPU等で構成され、制御部53の各機能は、CPUにより記憶部55に記憶された各種プログラムを実行することにより実現することができる。
具体的には、制御部53は、各駆動部130の駆動を制御し、ロボットアーム10を駆動させたり停止させたりする。例えば、制御部53は、各駆動部130に設けられた位置センサー131から出力された情報を基にして、吸着部150を目標位置に移動させるために各駆動部130が有するモーター(図示せず)の目標値を導出する。また、制御部53は、入出力部54で取得した位置センサー131、第1撮像部3および第2撮像部4等からの情報を基にして各種演算や各種判断等の処理を行う。例えば、制御部53は、第1撮像画像30(図17参照)を基にして第1画像座標系における撮像対象の座標(成分xb、yb、ub:位置および姿勢)を演算したりする。同様に、制御部53は、第2撮像画像40(図13参照)を基にして第2画像座標系における撮像対象の座標(成分xc、yc、uc:位置および姿勢)を演算したりする。また、例えば、制御部53は、第1撮像部3の第1画像座標系での座標(第1画像座標)をロボット1の先端座標系での座標(ロボット座標)またはロボット1のベース座標系での座標(ベース座標)に変換するための補正パラメーターを求めたりする。また、同様に、制御部53は、第2撮像部4の第2画像座標系での座標(第2画像座標)をロボット1の先端座標系での座標(ロボット座標)またはロボット1のベース座標系での座標(ベース座標)に変換するための補正パラメーターを求めたりする。なお、本実施形態では、ロボット1の先端座標を「ロボット座標」と捉えているが、ベース座標を「ロボット座標」と捉えてもよい。
なお、本実施形態では、制御部53は、移動機構7の駆動を制御する機能を有しておらず、移動機構7の駆動は、図示しないPC等で構成された移動機構制御装置に制御されているが、移動機構制御装置の代わりに制御部53が、移動機構7の駆動を制御する機能を有していてもよい。また、本実施形態では、制御部53は、第1撮像部3および第2撮像部4の作動を制御可能であるが、これらの制御は図示しないPC等で構成された撮像部制御装置により制御されていてもよい。制御装置5は、少なくとも第1撮像部3および第2撮像部4からの情報を取得することができればよい。
入出力部54(取得部)は、例えばインターフェイス回路等で構成され、ロボット1、第1撮像部3および第2撮像部4と情報のやり取りを行う機能を有する。例えば、入出力部54は、ロボット1の各駆動部130が有するモーターまたは減速機の回転軸の回転角度、第1撮像画像30および第2撮像画像40等の情報を取得する機能を有する。また、入出力部54は、移動機構7の移動量(第1撮像部3の移動量)等の情報を取得する機能を有する。また、例えば、入出力部54は、制御部53から導出されたモーターの目標値をロボット1に対して出力する。
記憶部55は、例えばRAMおよびROM等で構成されており、制御装置5が各種処理等を行うためのプログラムや、各種データ等を記憶する。例えば、記憶部55には、キャリブレーションを実行するプログラムやロボットアーム10のツールセンターポイントTCPを目標箇所に位置させるためのロボットアーム10の各部の移動量等を記憶している。なお、記憶部55は、制御装置5に内蔵されるもの(RAMおよびROM等)に限らず、いわゆる外部記憶装置(図示せず)を有する構成であってもよい。
また、表示装置83は、上述したように、ディスプレイ等のモニター(図示せず)を備えており、例えば第1撮像画像30および第2撮像画像40等を表示する機能を有する。したがって、作業者は、表示装置83を介して第1撮像画像30および第2撮像画像40やロボット1の作業等を確認することができる。また、入力装置84は、上述したように、例えばマウスやキーボード等で構成されている。したがって、作業者は、入力装置84を操作することで、制御装置5に対して各種処理等の指示を行うことができる。なお、表示装置83および入力装置84の代わりに、表示装置83および入力装置84を兼ね備えた表示入力装置(図示せず)を用いてもよい。表示入力装置としては、例えばタッチパネル等を用いることができる。
以上、ロボットシステム100の基本的な構成について簡単に説明した。このようなロボットシステムでは、第1撮像画像30や第2撮像画像40を基にロボット1に作業を行わせる。そのためには、第1画像座標(xb,yb,ub)をロボット座標(xa,ya,ua)に変換する変換行列式(補正パラメーター)を求めること、および、第2画像座標(xc,yc,uc)をロボット座標(xa,ya,ua)に変換する変換行列式(補正パラメーター)を求めることが必要である。すなわち、第1撮像部3とロボット1とのキャリブレーション(第1対応付け)と、第2撮像部4とロボット1とのキャリブレーション(第2対応付け)が必要である。このキャリブレーションは、制御装置5が、作業者による指示に応じて、キャリブレーションを実行するプログラムに基づき自動で行う。
以下、キャリブレーション(キャリブレーションのための各種設定および実行)について説明する。
≪キャリブレーション≫
図6は、図1に示すロボットシステムによるキャリブレーションの流れを示すフロー図である。
図6は、図1に示すロボットシステムによるキャリブレーションの流れを示すフロー図である。
キャリブレーションを行う前に、作業者は、例えば所謂ジョグ送りにより(入力装置84を用いた表示装置83を介した手動の指示により)ロボットアーム10を駆動させて、第2撮像部4によりツールセンターポイントTCPを撮像できる位置に移動させる(図8参照)。その後、作業者が制御装置5に対して開始の指示を行うことによって、制御装置5によるキャリブレーションが開始する。以後、制御装置5の制御の下、自動でキャリブレーションを行うことができる。そのため、作業者の簡単な操作や作業のみでキャリブレーションを行うことができる。
また、制御装置5は、キャリブレーションを行う前に、第1撮像部3および第2撮像部4の画素数の情報等を記憶すること、ロボット1の速度、加速度(より具体的には、例えば吸着部150の移動速度、移動加速度)を設定すること、および、ローカル平面(作業面)の設定等を行っておく。
〈第2対応付け(図6:ステップS11)〉
図7は、図6に示すステップS11を説明するためのフロー図である。図8は、図6に示すステップS11におけるロボットの状態の一例を示す図である。図9は、図6に示すステップS11において用いる複数の基準点を示す図である。
図7は、図6に示すステップS11を説明するためのフロー図である。図8は、図6に示すステップS11におけるロボットの状態の一例を示す図である。図9は、図6に示すステップS11において用いる複数の基準点を示す図である。
まず、制御部53は、第2画像座標系とロボット座標系との対応付け(第2対応付け)を行う。これにより、上述したように、ロボット座標系とベース座標系との対応付けが済んでいる状態なので、第2画像座標系とベース座標系との対応付けを行うことができる。
図7に示すように、第2対応付けでは、例えば、低精度傾き補正、焦点調整、高精度傾き補正およびキャリブレーションの実行を行う。
また、第2対応付けを行うにあたり、例えば第2撮像部4で撮像可能な円形のマーカー65等をツールセンターポイントTCPに設けておく(図8参照)。なお、マーカー65の形状は、円形に限定されず、円形以外の図形または文字等であってもよい。また、ステップS11は、ツールセンターポイントTCPまたはそれに設けられたマーカー65を第2撮像部4により撮像可能であれば、治具6をロボットアーム10の先端に装着した状態で行ってもよい。また、治具6以外の他のキャリブレーションボードを用いてもよい。
(低精度傾き補正(図7:ステップS111))
まず、制御部53は、ロボットアーム10を駆動させて、図9に示すような仮想的な基準平面401内の例えば格子状に配列された任意の複数の基準点405(仮想の目標点)のそれぞれにツールセンターポイントTCPに位置するマーカー65を移動させる。このとき、制御部53は、マーカー65を1つの基準点405に対して位置させる毎に、第2撮像部4にマーカー65を撮像させ、入出力部54は、マーカー65が撮像された第2撮像画像40を取得する。また、このとき、記憶部55は、各基準点405における第2画像座標とロボット座標とを記憶する。そして、制御部53は、複数の第2撮像画像40に基づいた各基準点405におけるツールセンターポイントTCPの第2画像座標(成分xc、yc)と、ロボット座標(成分xa、ya)とに基づいて、第2画像座標をロボット座標に変換する補正パラメーター(座標変換行列)を求める。また、求めた補正パラメーターに基づき、第2画像座標をベース座標に変換する補正パラメーター(座標変換行列)を求める。
まず、制御部53は、ロボットアーム10を駆動させて、図9に示すような仮想的な基準平面401内の例えば格子状に配列された任意の複数の基準点405(仮想の目標点)のそれぞれにツールセンターポイントTCPに位置するマーカー65を移動させる。このとき、制御部53は、マーカー65を1つの基準点405に対して位置させる毎に、第2撮像部4にマーカー65を撮像させ、入出力部54は、マーカー65が撮像された第2撮像画像40を取得する。また、このとき、記憶部55は、各基準点405における第2画像座標とロボット座標とを記憶する。そして、制御部53は、複数の第2撮像画像40に基づいた各基準点405におけるツールセンターポイントTCPの第2画像座標(成分xc、yc)と、ロボット座標(成分xa、ya)とに基づいて、第2画像座標をロボット座標に変換する補正パラメーター(座標変換行列)を求める。また、求めた補正パラメーターに基づき、第2画像座標をベース座標に変換する補正パラメーター(座標変換行列)を求める。
また、基準点405の数は少なくとも3つ以上であればよく、その数は任意であるが、基準点405の数が多い程キャリブレーションの精度が向上する。本実施形態では、図9に示すように、基準点405の数は9つである。また、基準平面401は、第2撮像部4の光軸A4に直交する仮想的な面である。また、この基準平面401は、先端座標系に基づいて設定され、原点がマーカー65である平面座標系を有する。また、複数の基準点405は、第2撮像画像40内(撮像領域内)にあり、図9中の中央に位置する基準点405は、第2撮像画像40の中心O40と一致している。また、上述したように、各基準点405に対してマーカー65を位置させるが、これは、例えば、所謂ジョグ送りにより行ってもよいし、予め設定された目標値(ロボット座標またはベース座標)と出力することにより行ってもよい。
また、本実施形態では、キャリブレーションの精度をさらに向上させるために、ステップS112、S113、S114を行っている(図7参照)。したがって、必要に応じて以下のステップS112、S113、S114は省略してもよい。
(焦点調整(図7:ステップS112))
次に、制御部53は、ツールセンターポイントTCPをza方向に移動させるようにロボットアーム10を駆動して(スプラインシャフト103を上下に移動させて)、第2撮像画像40に写るマーカー65の輪郭が最も鮮明になる箇所を探索する(図8参照)。そして、記憶部55は、探索結果に基づいてマーカー65の輪郭が最も鮮明になる箇所を基準平面401が第2撮像部4に合焦している状態(合焦状態)として記憶する。すなわち、記憶部55は、光軸A4に直交し、かつ、合焦状態である新たな基準平面401を設定(更新)する。
次に、制御部53は、ツールセンターポイントTCPをza方向に移動させるようにロボットアーム10を駆動して(スプラインシャフト103を上下に移動させて)、第2撮像画像40に写るマーカー65の輪郭が最も鮮明になる箇所を探索する(図8参照)。そして、記憶部55は、探索結果に基づいてマーカー65の輪郭が最も鮮明になる箇所を基準平面401が第2撮像部4に合焦している状態(合焦状態)として記憶する。すなわち、記憶部55は、光軸A4に直交し、かつ、合焦状態である新たな基準平面401を設定(更新)する。
(高精度傾き補正(図7:ステップS113))
ここで、ステップS112で求めた基準平面401は、光軸A4に対して垂直であるが、ツールセンターポイントTCPに設けたマーカー65の位置や第2撮像部4の設置位置等の誤差により、光軸A4に対して垂直な状態から傾斜していることがある。そこで、制御部53は、ステップS113で、より完全に垂直な状態である新たな基準平面401を設定(更新)する。
ここで、ステップS112で求めた基準平面401は、光軸A4に対して垂直であるが、ツールセンターポイントTCPに設けたマーカー65の位置や第2撮像部4の設置位置等の誤差により、光軸A4に対して垂直な状態から傾斜していることがある。そこで、制御部53は、ステップS113で、より完全に垂直な状態である新たな基準平面401を設定(更新)する。
具体的には、まず、制御部53は、現在の基準平面401の傾き指標H1(成分va、wa)を求める。次いで、制御部53は、図9中の中心に位置する基準点405とその左側に位置する基準点405との間の距離d1と、中心に位置する基準点405とその右側に位置する基準点405との間の距離d2との差が所定の閾値範囲R1内になるように、xb方向に沿った軸周りに回転させる。同様に、中心に位置する基準点405とその上側に位置する基準点405との間の距離d3と、中心に位置する基準点405とその下側に位置する基準点405との間の距離d4との差が所定の閾値範囲R2内になるように、yb方向に沿った軸周りに回転させる。ここで、所定の閾値範囲R1、R2は、それぞれ、0(零)であることが好ましく、よって、閾値範囲R1、R2内としては、それぞれ、例えば±10内であることが好ましい。
次いで、制御部53は、所定の閾値範囲R1内であるときの基準平面401の傾き指標H2(成分va、wa)を求める。また、制御部53は、所定の閾値範囲R2内であるときの基準平面401の傾き指標H3(成分va、wa)を求める。次いで、制御部53は、傾き指標H1、H2、H3に基づいて、ステップS112で求めた基準平面401に対する傾き補正量(Δva、Δwa)を求める。そして、ステップS112で求めた基準平面401と傾き補正量(Δva、Δwa)に基づいて新たな基準平面401を設定(更新)する。また、制御部53は、新たな401に基づいて、新たに基準点405における目標値(ロボット座標またはベース座標)を設定する。
このような高精度傾き補正(ステップS113)を行うことで、キャリブレーションの精度をより高めることができる。
(キャリブレーションの実行(図7:ステップS114))
次に、制御部53は、ステップS113で求めた目標値をロボット1に対して出力し、ロボットアーム10を駆動させて、新たな基準点405にそれぞれマーカー65を移動させる。このとき、制御部53は、マーカー65を1つの基準点405に対して位置させる毎に、第2撮像部4にマーカー65を撮像させ、記憶部55は、各基準点405における第2画像座標とロボット座標とを記憶する。そして、制御部53は、複数の第2撮像画像40に基づいた各基準点405におけるツールセンターポイントTCPの第2画像座標(成分xc、yc)と、ロボット座標(成分xa、ya)とに基づいて、第2画像座標をロボット座標に変換する補正パラメーターを求める(更新する)。また、求めた補正パラメーターに基づき、第2画像座標をベース座標に変換する補正パラメーターを求める(更新する)。
次に、制御部53は、ステップS113で求めた目標値をロボット1に対して出力し、ロボットアーム10を駆動させて、新たな基準点405にそれぞれマーカー65を移動させる。このとき、制御部53は、マーカー65を1つの基準点405に対して位置させる毎に、第2撮像部4にマーカー65を撮像させ、記憶部55は、各基準点405における第2画像座標とロボット座標とを記憶する。そして、制御部53は、複数の第2撮像画像40に基づいた各基準点405におけるツールセンターポイントTCPの第2画像座標(成分xc、yc)と、ロボット座標(成分xa、ya)とに基づいて、第2画像座標をロボット座標に変換する補正パラメーターを求める(更新する)。また、求めた補正パラメーターに基づき、第2画像座標をベース座標に変換する補正パラメーターを求める(更新する)。
以上のようにして、第2撮像部4とロボット1とのキャリブレーション(第2対応付け)が完了する。これにより、第2撮像画像40に写る撮像対象のロボット座標における位置を求めることができる。また、上述したように、本実施形態では、焦点調整(ステップS112)や基準平面401の傾き補正量を求める高精度傾き補正(ステップS113)を行っていることで、第2撮像画像40に写る撮像対象のロボット座標における位置精度を特に高くすることができる。
〈オフセットの算出(図6:ステップS12)〉
図10は、図6に示すステップS12を説明するためのロボットの概略図である。図11は、図3に示すロボットが有するロボットアームに取り付けられた治具の平面図である。図12は、図6に示すステップS12におけるロボットの状態の一例を示す図である。図13は、図6に示すステップS12における第2撮像画像の一例を示す図である。図14は、図6に示すステップS12を説明するための参考図である。
図10は、図6に示すステップS12を説明するためのロボットの概略図である。図11は、図3に示すロボットが有するロボットアームに取り付けられた治具の平面図である。図12は、図6に示すステップS12におけるロボットの状態の一例を示す図である。図13は、図6に示すステップS12における第2撮像画像の一例を示す図である。図14は、図6に示すステップS12を説明するための参考図である。
次に、制御部53は、ロボットアーム10の先端に治具6を取り付け、キャリブレーション済みの第2撮像部4を用いて治具6のマーカー61のロボット座標を算出(計測)することにより、ツールセンターポイントTCPに対するマーカー61の位置のずれ、すなわちオフセットを求める。
ここで、上述した第2対応付け(ステップS11)と同様に、後述するステップS13における第1画像座標系とロボット座標系との対応付け(第1対応付け)では、本来、ツールセンターポイントTCPを第1撮像部3で撮像することが必要である。しかし、図10に示すように、第1撮像部3では、ツールセンターポイントTCPを撮像することができない。これは、ツールセンターポイントTCPがロボット1の鉛直下方に位置し、第1撮像部3が鉛直下方を撮像する構成であり、第1撮像部3の視野内にツールセンターポイントTCPを位置させることができないことによる。そこで、図11にマーカー61が設けられた治具6を用いて、第1撮像部3によりツールセンターポイントTCPの代わりにマーカー61を撮像する(図12参照)。これにより、後述するステップS13において、このマーカー61のロボット座標を基にして第1対応付けを行う。そのため、ステップS13の前にステップS12において、マーカー61のロボット座標を算出する。
以下、ステップS12を説明する前に治具6の詳細を説明する。図11に示す治具6は、ロボットアーム10の先端部(本実施形態では吸着部150の先端部)に取り付けることが可能である(図3参照)。この治具6は、例えばSUS304等の金属材料を用いて形成された長尺な薄い板で構成されている。また、この治具6は、ロボットアーム10の先端部に取り付けられた状態で、第3軸J3に平行な軸に沿った方向から見て、スプラインシャフト103よりも外側に突出する長さを有する(図3参照)。
図11に示すように、治具6は、板状の本体部60と、ロボットアーム10の先端部に取り付けるために用いられる取付部62と、マーカー61と、梁63と、切り欠き64とを有する。
本実施形態では、取付部62は、本体部60の図11中の右端部(一方の端部)に設けられている。この取付部62は、本体部60の両主面(2つの板面)を貫通する孔で構成されており、この孔内に、例えば吸着部150の先端を挿通することでロボットアーム10の先端部に治具6を取り付けることができる。なお、「取付部」は、ロボットアーム10の先端部に取り付けるために用いることが可能な構成であれば如何なる構成であってもよい。
マーカー61は、本体部60の図11中の左端部(取付部62とは反対側の端部)に設けられている。マーカー61は、光透過性(撮像における光を透過する性質)を有する透過部を構成しており、本実施形態では本体部60の両面(板面)を貫通する孔で構成されている。なお、マーカー61は、孔でなく、光透過性を有する部材で構成されていてもよい。また、マーカー61が透過部を構成していない場合には、マーカー61は、例えば、本体部60の両面のそれぞれに付されたマーカー(2つのマーカー)を備える構成であってもよい。その場合、2つのマーカーは、治具6の厚さ方向に沿った方向から見て、重なっていればよい。
梁63は、本体部60の長手方向に沿って設けられ、本体部60の図11中の下側の縁に沿って設けられている(図5参照)。治具6は、この梁63を備えることで、本体部60の剛性を高めることができ、よって、本体部60の反りを低減することができる。また、梁63を備えることで、治具6の剛性を確保しつつ本体部60の厚さを比較的薄くすることができる。そのため、ロボットアーム10の駆動に伴って治具6が移動しても治具6が周辺機器と干渉するおそれを低減することができる。また、切り欠き64は、本体部60のマーカー61が位置する側の端部に設けられている。これにより、治具6のマーカー61側の端部が周辺機器と干渉するおそれを低減することができる。
このような構成の治具6のマーカー61を除く部分には、黒色の艶消し塗膜等の光吸収膜が設けられていることが好ましい。これにより、光の反射率を抑え、同軸落射によりマーカー61の輪郭をより認識し易くなる。このような光吸収膜は、例えばレイデント処理を用いて形成することができる。なお、光吸収膜は、治具6のマーカー61を除く全ての部分に設けられていなくてもよく、少なくともマーカー61の外周部に設けられていることで上述した効果を得ることができる。
このような治具6を用いて、ステップS12を実行する。以下、ステップS12を説明する。
まず、制御部53は、マーカー61がキャリブレーション済みの第2撮像部4の視野内に位置するようにロボットアーム10を駆動させる(図12参照)。より具体的には、制御部53は、第2撮像画像40の中心O40にマーカー61が写るように(位置するように)ロボットアーム10を駆動させる(図13参照)。なお、上述のロボットアーム10の駆動は、例えば、所謂ジョグ送りにより行ってもよいし、または、例えば、治具6の取付部62とマーカー61との間の設計上の距離(長さ)とロボットアーム10に対する治具6の取付方向とから求めた目標値(ロボット座標)に基づいて移動させてもよい。
また、制御部53は、中心O40にマーカー61を位置させたら、第2撮像部4にマーカー65を撮像させて、入出力部54は、マーカー61が撮像された第2撮像画像40を取得する(図13参照)。次いで、制御部53は、第2撮像画像40に基づいて、中心O40にマーカー61が位置しているときの第2画像座標を求める。また、制御部53は、ステップS11(ステップS113)で求めた第2対応付けのための補正パラメーターを用いてマーカー61のベース座標を求める。そして、制御部53は、このマーカー61のベース座標と、中心O40にマーカー61が位置しているときのツールセンターポイントTCPのベース座標とから、マーカー61のベース座標とツールセンターポイントTCPのベース座標との間の距離を求める。また、記憶部55は、この距離をツールセンターポイントTCPに対するマーカー61のオフセットとして記憶する。
このようにして、キャリブレーション済みの第2撮像部4を用いることで、1回の撮像にてマーカー61のオフセットを求めることができる。そのため、ロボットアーム10を過剰に駆動させること無くオフセットを求めることができる。例えば、図14に示すようにツールセンターポイントTCPを互いに異なる2箇所に移動させ、ツールセンターポイントTCPとマーカー61との間の距離と、マーカー61を中心としたツールセンターポイントTCPの回転角度と、ツールセンターポイントTCPの2つの箇所でのベース座標と、マーカー61の第2画像座標とを用いた連立方程式を解くことでオフセットを求める方法を省略することができる。すなわち、このオフセットの方法の代わりに、ステップS12のオフセットの算出を用いることができる。そのため、オフセットを求める際に、ロボットアーム10を過剰に駆動させることが無いため、治具6が周辺機器等に干渉することを低減することができる。
また、上述したように、第2撮像部4では、同軸落射照明43を用いている(図4参照)。また、上述したように、治具6は、その表面に光吸収膜を有する。また、マーカー61は、光透過性を有する透過部である。そのため、第2撮像部4でマーカー61およびその周辺を撮像することで、マーカー61の輪郭を明確に撮像することができる(図13参照)。その結果、第2撮像画像40の取り込み精度を向上させることができ、マーカー61の測定精度を高めることができる。その結果、オフセットの算出精度をより高めることができる。なお、第2撮像部4は、同軸落射照明43に代えて透過照明を備える構成であっても同様の効果を発揮することができる。
〈第1対応付け(図6:ステップS13)〉
図15は、図6に示すステップS13を説明するためのフロー図である。図16は、図6に示すステップS13におけるロボットの状態の一例を示す図である。図17は、図6に示すステップS13における第1撮像画像の一例を示す図である。
図15は、図6に示すステップS13を説明するためのフロー図である。図16は、図6に示すステップS13におけるロボットの状態の一例を示す図である。図17は、図6に示すステップS13における第1撮像画像の一例を示す図である。
次に、制御部53は、第1画像座標系とロボット座標系との対応付け(第1対応付け)を行う。これにより、上述したように、ロボット座標系とベース座標系との対応付けが済んでいる状態なので、第1画像座標系とベース座標系との対応付けを行うことができる。また、本実施形態では、上述したように第1撮像部3が移動可能であるため、制御部53は、複数の箇所で第1対応付けを行う。
以下、図15に示すフロー図を参照しつつ説明する。
以下、図15に示すフロー図を参照しつつ説明する。
(第1撮像部の第1位置への移動(図15:ステップS131))
まず、第1対応付けを行うにあたり、ロボット1が対応付けの際に周辺機器と干渉しないよう第1撮像部3を図16に示す位置(第1位置)に移動させておく。
まず、第1対応付けを行うにあたり、ロボット1が対応付けの際に周辺機器と干渉しないよう第1撮像部3を図16に示す位置(第1位置)に移動させておく。
ここで、本実施形態では、例えば、図4に示す状態から、第1撮像部3の視野内にマーカー61を位置させるためにロボットアームを駆動して図4中の矢印a1方向にマーカー61を移動させると、ロボット1が周辺機器に干渉するおそれがある。上述したように、セル80の作業空間Sの下方には、図示はしないが周辺機器である作業部82やコンベアー81等に接続された配線等や各種機器等が配置されている。そのため、図4に示す状態から矢印a1方向にマーカー61を移動させると、治具6やロボット1が周辺機器に干渉し易い。したがって、本実施形態では、ロボット1の第1対応付けの際に治具6やロボット1が周辺機器と干渉しないように第1撮像部3を移動させておく。例えば、図16に示すように、第1撮像部3を移動機構7によりZ軸方向に移動させ、作業空間Sの上側の領域に第1撮像部3を位置させておく。この移動機構7によりZ軸方向に移動させた後の第1撮像部3の位置を「第1位置」とする。
なお、第1撮像部3の移動方向は、周辺機器と干渉し難い方向への移動であればよく、Z軸方向に限定されない。これにより、第1撮像部3の視野内にマーカー61を位置させても、周辺機器等に治具6やロボット1が干渉する(衝突する)ことを回避することができる。
(ロボットの第1撮像部の視野内への移動(図15:ステップS132))
次に、制御部53は、移動機構7の移動が完了したら、治具6のマーカー61を第1位置における第1撮像部3の視野内に位置するようにロボットアーム10を駆動させる。より具体的には、制御部53は、第1撮像画像30の中心O30にマーカー61が写るように(位置するように)ロボットアーム10を駆動させる(図17参照)。
次に、制御部53は、移動機構7の移動が完了したら、治具6のマーカー61を第1位置における第1撮像部3の視野内に位置するようにロボットアーム10を駆動させる。より具体的には、制御部53は、第1撮像画像30の中心O30にマーカー61が写るように(位置するように)ロボットアーム10を駆動させる(図17参照)。
(第1位置でのキャリブレーションの実行(図15:ステップS133))
次いで、制御部53は、第1位置での第1対応付けを行う。これにより、第1位置において、第1撮像画像30に写る撮像対象のロボット座標における位置を求めることができる。
次いで、制御部53は、第1位置での第1対応付けを行う。これにより、第1位置において、第1撮像画像30に写る撮像対象のロボット座標における位置を求めることができる。
なお、第1対応付けでは、上述した第2対応付け(ステップS11)と同様に、例えば、低精度傾き補正、焦点調整、高精度傾き補正およびキャリブレーションの実行を行う(図7参照)。この第1対応付けは、ツールセンターポイントTCPの代わりにマーカー61を用いること以外は同様な処理ためその説明を省略する。なお、上述したように、本実施形態では、焦点調整(ステップS112)や基準平面401の傾き補正量を求める高精度傾き補正(ステップS113)を行っていることで、第1撮像画像30に写る撮像対象のロボット座標における位置精度を特に高くすることができる。
ここで、上述したように、ステップS131において、ロボット1が周辺機器と干渉し難い方向に第1撮像部3を移動させているため、治具6への干渉を回避できる。
また、上述のように、第1位置における第1対応付けでは、第2対応付けと異なり、第1撮像部3によりツールセンターポイントTCPを撮像することができないため、治具6を用いている。そして、ツールセンターポイントTCPの代わりにマーカー61を撮像している。これにより、マーカー61を用いて第1画像座標系と先端座標系との第1対応付けを行うことができる。また、ステップS12においてマーカー61のオフセットを求めているため、マーカー61のオフセットを差し引くことで、ツールセンターポイントTCPの位置が特定できる。そのため、マーカー61を用いてキャリブレーションを行うことでも、第1対応付けを行うことができる。
また、上述したステップS12では、治具6の下面(一方の面)側からマーカー61を撮像したが、ステップS13では、治具6の上面(他方の面)側からマーカー61を撮像する。これは、第2撮像部4が鉛直上方を撮像可能であることに対し、第1撮像部3が鉛直下方を撮像可能であるからである。このように、第2撮像部4と第1撮像部3との撮像方向が互いに反対方向である場合でも、マーカー61またはマーカー61の孔を形成する壁部(縁部)を治具6の両主面から把握することができるので、上述したステップS12で求めたオフセットを用いて第1位置における第2対応付けを適切に行うことができる。特に、マーカー61が孔で構成されていることで、両主面でのマーカーの位置ずれを低減することができる。また、形成も容易であるため、好ましい。
また、上述したように、第1撮像部3においても、第2撮像部4と同様に、同軸落射照明33を用いている(図4参照)。また、上述したように、治具6は、その表面に光吸収膜を有する。また、マーカー61は、光透過性を有する透過部である。そのため、第1撮像部3でマーカー61およびその周辺を撮像することで、マーカー61の輪郭を明確に撮像することができる(図17参照)。その結果、第1撮像画像30の取り込み精度を向上させることができ、マーカー61の測定精度を高めることができる。その結果、第1対応付けをより高めることができる。なお、第1撮像部3が、同軸落射照明33に代えて透過照明を備える構成であっても同様の効果を発揮することができる。
(第2位置での第1対応付けを求める(図15:ステップS134))
次に、制御部53は、第1位置のキャリブレーション結果を基に、例えば図4に示す第1撮像部3の位置(第2位置)における第1対応付けを行う(求める)。この第2位置での対応付けは、第1位置でのキャリブレーション結果と、第1位置と第2位置との間の距離(移動機構7での移動量)とを基に行う。すなわち、第2位置における第1撮像部とロボットとのキャリブレーションを行う。このようにすれば、実際に、キャリブレーションを実行せずとも、第2位置での第1対応付けを行うことができる。
次に、制御部53は、第1位置のキャリブレーション結果を基に、例えば図4に示す第1撮像部3の位置(第2位置)における第1対応付けを行う(求める)。この第2位置での対応付けは、第1位置でのキャリブレーション結果と、第1位置と第2位置との間の距離(移動機構7での移動量)とを基に行う。すなわち、第2位置における第1撮像部とロボットとのキャリブレーションを行う。このようにすれば、実際に、キャリブレーションを実行せずとも、第2位置での第1対応付けを行うことができる。
さらに、同様にして、制御部53は、第1位置および第2位置とは異なる任意の箇所での第1対応付けを行う。このようにすれば、実際に、キャリブレーションを実行せずとも、複数の箇所での第1対応付けを行うことができる。
以上のようにして、第1対応付け(ステップS13)が完了する。
以上のようにして、第1対応付け(ステップS13)が完了する。
以上説明したように、本発明の制御装置の一例である制御装置5は、マーカー61を含む「ツール」としての治具6が設けられた「可動部」としてのロボットアーム10を有するロボット1を制御する。そして、制御装置5は、マーカー61を撮像する移動可能な第1撮像部3によりマーカー61が撮像された第1撮像画像30(画像データ)を取得する「取得部」としての入出力部54と、第1撮像部3が移動した後、入出力部54が取得した第1撮像画像30に基づいて第1撮像部3の座標系(第1画像座標系)とロボット1の座標系(先端座標系)との第1対応付け(ステップS13)を行う制御部53と、を備える。このような制御装置5によれば、第1撮像部3を移動させて周辺機器等に干渉しない箇所で第1対応付け(キャリブレーション)を行うことができる。そのため、比較的狭い領域でも第1対応付けを行うことができるので、ロボット1の作業空間Sを小さくすることができる。また、第1撮像部3を移動させた後に停止させた状態で第1対応付けを行うことができるため、第1撮像部3の移動方向を考慮する必要がない。そのため、第1画像座標系と先端座標系との第1対応付けが容易である。また、マーカー61を有する治具6を設けることで、ツールセンターポイントTCPの代わりにマーカー61を用いて第1画像座標系と先端座標系との第1対応付けを行うことができる。また、治具6が第3軸J3に沿った方向から見てスプラインシャフト103よりも外側に突出した部分を有する。そのため、第1撮像部3によりロボット1の所定の部位(本実施形態ではツールセンターポイントTCP)を撮像することができない場合でも、マーカー61を撮像した第1撮像画像30を取得することで第1対応付けを行うことができる。
なお、「ロボットの座標系」とは、本実施形態では先端座標系として捉えているが、ロボット1のベース座標系と捉えてもよいし、先端座標系以外のロボット1の所定部の座標系と捉えてもよい。また、「ツール」としては、治具6に限定されず、「マーカー」を第1撮像部3により撮像可能な構成であれば、他の構成であってもよい。
また、上述したように、第1撮像部3は、「可動部」としてのロボットアーム10とは異なる箇所に設けられている。これにより、ロボット1の周辺に設けられた第1撮像部3における第1対応付けを行うことができる。そのため、第1対応付けが済んだ第1撮像部3を用いて撮像された第1撮像画像30を基にした作業、例えば、コンベアー81上での作業を適切に行うことができる。なお、ロボットアーム10とは異なる箇所としては、例えば、基台110等であってもよい。
また、上述したように、制御部53は、マーカー61を撮像する第2撮像部4の座標系(第2画像座標系)とロボット1の座標系(先端座標系)との第2対応付け(ステップS11)を行った後、「取得部」としての入出力部54は、第2撮像部4によりマーカー61が撮像された第2撮像画像40(画像データ)を取得し、制御部53は、入出力部54が取得した第2撮像画像40に基づいてロボット1の座標系(先端座標系)におけるマーカー61の位置を算出する(ステップS12)。これにより、ロボット1の所定の部位(本実施形態ではツールセンターポイントTCP)に対するマーカー61の位置、すなわちマーカー61のオフセットを容易かつ適切に求めることができる。そのため、このマーカー61のオフセットを用いることで、第1対応付けを適切に行うことができる。
また、上述したように、制御部53は、ロボット1の座標系(先端座標系)におけるマーカー61の位置を算出した後、先端座標系におけるマーカー61の位置に基づいてロボット1の所定の部位(本実施形態ではツールセンターポイントTCP)とマーカー61とのオフセットを算出し(ステップS12)、オフセットと第1撮像画像30とに基づいて第1対応付け(ステップS13)を行う。これにより、図10に示すように、第1撮像部3により所定の部位を撮像することができなくても、ステップS12で求めたマーカー61の位置およびオフセットを基にして、ステップS13において第1対応付けを適切に行うことができる。なお、「所定の部位」は、ツールセンターポイントTCPに限定されず、ロボット1の任意の箇所でよく、例えば、スプラインシャフト103(先端のアーム)の先端であってもよい。
また、上述したように、ステップS13において、制御部53は、第1位置において第1対応付けを行い、第1位置とは異なる第2位置において第1位置における第1対応付けを用いてロボット1の駆動を制御する。ステップS13では、第1位置での第1対応付けのデータを基にして、第1位置とは異なる第2位置での第1対応付けを求めることができるため、第2位置での第1対応付けを行う手間を省くことができ、第2位置でも第1位置と同様にロボット1の作業の精度を高めることができる。さらには、上述したように、第1位置での第1対応付けのデータを基にして、第1位置および第2位置とは異なる他の位置での第1対応付けを行うことができる。そのため、1つの第1撮像部3であたかも複数の第1撮像部3を備えているかのように振る舞うことができる。その結果、複数箇所において、第1撮像画像30に基づいた作業をロボット1に適切に行わせることができる。また、このように第1位置でのキャリブレーション結果を基に複数箇所での第1対応付けを行うことで、周辺機器と干渉し易い箇所における第1撮像部3の第1対応付けを完了できるため、実際にキャリブレーションを実行して周辺機器と干渉するおそれを回避することができる。
また、制御装置5では、第1撮像部3の移動における繰り返し精度をR1とし、ロボット1の作業における繰り返し精度をR2としたとき、0.8≦R1/R2≦1.2であることが好ましい。
このような関係を満足することで、1つの任意の位置(第1位置)での第1対応付けのデータを基にした複数の位置での第1対応付けの精度を特に高めることができる。そのため、複数の位置でのロボット1の作業の精度を任意の位置(第1位置)と同様に高めることができる。
ここで、第1撮像部の移動における繰り返し精度とは、移動機構7の移動精度であり、同一箇所に第1撮像部を繰り返して位置させたときにどのくらい位置ずれが生じるかを示している。また、ロボットの作業における繰り返し精度とは、同一箇所で同一作業内容を行ったときの繰り返し精度である。例えば、本実施形態では、コンベアー81上の対象物800に対して他の対象物(図示せず)を載置(貼り付け)したときの、対象物800に対する他の対象物の位置ずれがどのくらい生じるかを示している。
第1撮像部3の移動における繰り返し精度としては、例えば、5〜50μmが好ましく、10〜20μmであることがより好ましい。ロボットの作業における繰り返し精度としては、例えば、5〜50μmが好ましく、10〜20μmであることがより好ましい。このような繰り返し精度であると、第1撮像部3の移動とロボット1の作業とその他の要因(例えば、キャリブレーション精度、第1撮像部3や第2撮像部4の画像認識精度)を含めたロボットシステム100による総合精度を比較的高精度にすることができる。具体的には、総合精度を10〜40μmにすることができる。
以上、ロボット1の構成について簡単に説明した。このような本発明のロボットの一例であるロボット1は、制御装置5によって制御され、マーカー61を含む「ツール」としての治具6が設けられた「可動部」としてのロボットアーム10を有する。このようなロボット1によれば、制御装置5の制御の下、第1対応付けにかかる動作を的確に行うことができる。
以上説明した本発明のロボットシステムの一例であるロボットシステム100は、制御装置5と、制御装置5によって制御され、マーカー61を含む「ツール」としての治具6が設けられた「可動部」としてのロボットアーム10を有するロボット1と、撮像する機能を有する第1撮像部3とを備える。このようなロボットシステム100によれば、第1撮像部3を移動させて周辺機器等に干渉しない箇所で第1対応付けを行うことができ、また、制御装置5の制御の下、ロボット1は第1対応付けにかかる動作を的確に行うことができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図18は、本発明の第2実施形態に係るロボットシステムにおけるキャリブレーションでのステップS13を説明するためのフロー図である。
本実施形態に係るロボットシステムは、第1対応付けのステップS13が異なること以外は、上述した第1実施形態と同様である。なお、以下の説明では、第2実施形態に関し、上述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。
(第1撮像部の第2位置への移動(図18:ステップS135))
第1位置でのキャリブレーションの実行が完了したら(ステップS133)、第1撮像部3を第2位置に移動させる。なお、本実施形態では、周辺機器等の配置により、第2位置においても、ロボット1は周辺機器に干渉しないものとする。
第1位置でのキャリブレーションの実行が完了したら(ステップS133)、第1撮像部3を第2位置に移動させる。なお、本実施形態では、周辺機器等の配置により、第2位置においても、ロボット1は周辺機器に干渉しないものとする。
(ロボットの第1撮像部の視野内への移動(図18:ステップS136))
次に、制御部53は、移動機構7の移動が完了したら、治具6のマーカー61を第2位置における第1撮像部3の視野内に位置するようにロボットアーム10を駆動させる。
次に、制御部53は、移動機構7の移動が完了したら、治具6のマーカー61を第2位置における第1撮像部3の視野内に位置するようにロボットアーム10を駆動させる。
(第2位置でのキャリブレーションの実行(図18:ステップS137))
次いで、制御部53は、第2位置での第1対応付けを行う。これにより、第2位置においても、第1撮像画像30に写る撮像対象のロボット座標における位置を求めることができる。
次いで、制御部53は、第2位置での第1対応付けを行う。これにより、第2位置においても、第1撮像画像30に写る撮像対象のロボット座標における位置を求めることができる。
このように本実施形態では、第1位置と第2位置とにおける第1対応付けを行う。すなわち、制御部53は、複数の位置において第1対応付けを行う。このように、第1撮像部3を移動させる毎に実際に第1対応付けを実行することで、各箇所での第1対応付けの精度を特に高めることができる。そのため、ロボット1の作業の精度を特に高めることができる。また、このような方法によっても、1つの第1撮像部3であたかも複数の第1撮像部3を備えているかのように振る舞うことができる。その結果、複数箇所で、第1撮像画像30に基づいた作業をロボット1に適切に行わせることができる。
以上、本発明の制御装置、ロボットおよびロボットシステムを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
また、本発明にかかるロボットは、任意の部材(例えば基台)に対して回動可能な可動部(例えばロボットアーム)を有する構成であり、マーカーが付されたツールを取り付け可能であればよく、図示のロボットの形態に限定されない。例えば、本発明のロボットは、垂直多関節ロボットであってもよい。
また、ロボットアームの数は、特に限定されず、2つ以上であってもよい。また、ロボットアームの回動軸の数は、特に限定されず、任意である。
また、ロボットの設置箇所は、セルの天井部に限定されない。例えば、第1撮像部の撮像方向によっては、ロボットは底部の上面や柱に取り付けられていてもよい。
また、本発明のロボットシステムは、セルを備えていなくてもよい。その場合、ロボットの設置箇所は、任意の箇所(床、壁、天井、移動可能な台車上等)に設けてよい。
また、本発明のロボットシステムは、コンベアーを備えていなくてもよい。また、本発明のロボットシステムは、作業部を備えていなくてもよい。
1…ロボット、3…第1撮像部、4…第2撮像部、5…制御装置、6…治具、7…移動機構、10…ロボットアーム、30…第1撮像画像、31…撮像素子、32…レンズ、33…同軸落射照明、40…第2撮像画像、41…撮像素子、42…レンズ、43…同軸落射照明、51…表示制御部、52…入力制御部、53…制御部、54…入出力部、55…記憶部、60…本体部、61…マーカー、62…取付部、63…梁、64…切り欠き、65…マーカー、80…セル、81…コンベアー、82…作業部、83…表示装置、84…入力装置、100…ロボットシステム、101…第1アーム、102…第2アーム、103…スプラインシャフト、104…作業ヘッド、110…基台、120…モータードライバー、130…駆動部、131…位置センサー、150…吸着部、401…基準平面、405…基準点、800…対象物、801…基部、802…柱、803…天井部、804…上面、A3…光軸、A4…光軸、H1…傾き指標、H2…傾き指標、H3…傾き指標、J1…第1軸、J2…第2軸、J3…第3軸、O30…中心、O40…中心、R1…閾値範囲、R2…閾値範囲、S…作業空間、S11…ステップ、S111…ステップ、S112…ステップ、S113…ステップ、S114…ステップ、S12…ステップ、S13…ステップ、S131…ステップ、S132…ステップ、S133…ステップ、S134…ステップ、S135…ステップ、S136…ステップ、S137…ステップ、TCP…ツールセンターポイント、a1…矢印、d1…距離、d2…距離、d3…距離、d4…距離、a11…矢印、a12…矢印、a13…矢印
Claims (10)
- マーカーを含むツールが設けられた可動部を有するロボットを制御する制御装置であって、
前記マーカーを撮像する移動可能な第1撮像部により前記マーカーが撮像された第1撮像画像を取得する取得部と、
前記第1撮像部が移動した後、前記取得部が取得した前記第1撮像画像に基づいて前記第1撮像部の座標系と前記ロボットの座標系との第1対応付けを行う制御部と、を備えることを特徴とする制御装置。 - 前記制御部は、複数の位置において前記第1対応付けを行う請求項1に記載の制御装置。
- 前記制御部は、第1位置において前記第1対応付けを行い、
前記第1位置とは異なる第2位置において前記第1位置における前記第1対応付けを用いて前記ロボットの駆動を制御する請求項1に記載の制御装置。 - 前記第1撮像部の移動における繰り返し精度をR1とし、前記ロボットの作業における繰り返し精度をR2としたとき、0.8≦R1/R2≦1.2である請求項3に記載の制御装置。
- 前記制御部は、前記マーカーを撮像する第2撮像部の座標系と前記ロボットの座標系との第2対応付けを行った後、前記取得部は、前記第2撮像部により前記マーカーが撮像された第2撮像画像を取得し、前記制御部は、前記取得部が取得した前記第2撮像画像に基づいて前記ロボットの座標系における前記マーカーの位置を算出する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の制御装置。
- 前記制御部は、前記ロボットの座標系における前記マーカーの位置を算出した後、前記ロボットの座標系における前記マーカーの位置に基づいて前記ロボットの所定の部位と前記マーカーとのオフセットを算出し、前記オフセットと前記第1撮像画像とに基づいて前記第1対応付けを行う請求項1ないし5のいずれか1項に記載の制御装置。
- 前記マーカーは、光透過性を有する透過部である請求項1ないし6のいずれか1項に記載の制御装置。
- 前記第1撮像部は、前記可動部とは異なる箇所に設けられている請求項7に記載の制御装置。
- 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の制御装置によって制御され、マーカーを含むツールが設けられた可動部を有することを特徴とするロボット。
- 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の制御装置と、当該制御装置によって制御され、マーカーを含むツールが設けられた可動部を有するロボットと、撮像する機能を有する第1撮像部とを備えることを特徴とするロボットシステム。
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