JP2018094118A - 医療用メス - Google Patents
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Abstract
【課題】制御装置に設置されるコネクターの個数を減らせる医療用メスを提供する。【解決手段】液体噴射システム1は電気信号を入出力する第1コネクター25を備える制御装置4と、第1コネクター25と接続する第2コネクター26を備えるハンドピース部11と、第1コネクター25と接続する第3コネクター32を備えるケーブル部31と、を有し、第1コネクター25には第2コネクター26と第3コネクター32とが交互に接続される。【選択図】図2
Description
本発明は、医療用メスに関するものである。
電気を利用した医療用メスが手術に用いられている。この医療用メスには、例えば、電気メス、超音波メス、ウォータージェットメスがある。電気メスは内部で発生させた高周波電流をメス先端から人体に流し、接触した細胞組織を発熱させて爆発・蒸散させることにより切断する。超音波メスは超音波振動子を用いて金属の刃部を細かく振動させる。これにより、超音波メスは軽い力で細胞組織を切断できる。ウォータージェットメスは高圧のジェット水流を細胞組織に当てて切断する。このとき硬い細胞に与える損傷を小さくして柔らかい細胞のみ切断することができる。
メスに電気を供給する制御装置と、制御装置を点検する点検装置を備える電気手術器点検システムが特許文献1に開示されている。制御装置は複数のコネクターを備え、このコネクターとメスとを配線にて接続する。また、制御装置を点検するときには複数のコネクターに配線を接続して制御装置と点検装置とを接続する。そして、点検装置は制御装置の電気的な動作を点検していた。
医療用メスがウォータージェットメスのときには制御装置にメモリーを設置して電気的動作を記録する。そして、点検装置が記録内容を受信して分析することにより制御装置を点検できる。例えば、メモリーに累積駆動時間、水を噴射した時間、筐体内部の温度推移、ポンプの駆動速度を記憶する。これらのデータの推移から制御装置の部品の寿命を点検装置が推定する。これにより操作者が制御装置の部品交換等のメインテナンスを適切なタイミングで行うことができる。
特許文献1の制御装置と点検装置とは4個のコネクターを接続して点検をしている。制御装置にメスをセットするときには4個のコネクターの内の2つが用いられる。メスの種類はモノポーラタイプとバイポーラタイプがあるのでメスのタイプに合わせてコネクターを選択して利用する。4個のコネクターの内の1つはシリアル通信用のコネクターであり点検するときにのみ使用される。医療用の装置は手術中の誤動作を防ぐために使用しないときコネクターにカバーを設置する必要がある。カバーがコネクターから取れると異物の混入や誤接続等のトラブルが生ずる原因になる。そこで、制御装置に設置されるコネクターの個数を減らせる医療用メスが望まれていた。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例にかかる医療用メスであって、電気信号を入出力する第1コネクターを備える本体部と、前記第1コネクターと接続する第2コネクターを備えるハンドピース部と、前記第1コネクターと接続する第3コネクターを備えるケーブル部と、を有し、前記第1コネクターと前記第2コネクターとが接続されているとき、前記第3コネクターは前記第1コネクターと接続されず、前記第1コネクターと前記第3コネクターとが接続されているとき、前記第2コネクターは前記第1コネクターと接続されないことを特徴とする。
本適用例にかかる医療用メスであって、電気信号を入出力する第1コネクターを備える本体部と、前記第1コネクターと接続する第2コネクターを備えるハンドピース部と、前記第1コネクターと接続する第3コネクターを備えるケーブル部と、を有し、前記第1コネクターと前記第2コネクターとが接続されているとき、前記第3コネクターは前記第1コネクターと接続されず、前記第1コネクターと前記第3コネクターとが接続されているとき、前記第2コネクターは前記第1コネクターと接続されないことを特徴とする。
本適用例によれば、医療用メスは本体部、ハンドピース部及びケーブル部を有している。本体部は電気信号を入出力する第1コネクターを備える。ハンドピース部は第1コネクターと接続する第2コネクターを備える。ハンドピース部及び本体部は第1コネクター及び第2コネクターを介して電気信号にて通信をする。ケーブル部は第1コネクターと接続する第3コネクターを備える。ケーブル部及び本体部は第1コネクター及び第3コネクターを介して電気信号にて通信をする。
また、第1コネクターと第2コネクターとが接続されているとき、第3コネクターは第1コネクターと接続されない。そして、第1コネクターと第3コネクターとが接続されているとき、第2コネクターは第1コネクターと接続されない。
ケーブル部はこのケーブル部に接続された機器と本体部とが通信するときに用いられる。そして、本体部とケーブル部に接続された機器との間の通信と本体部とハンドピース部との間の通信とは同時に行われない。従って、本体部に第2コネクターと第3コネクターとを同時に接続しなくても良い。そして、本体部に接続するコネクターが2つあるのに対して本体部には第1コネクター1つのみ設置されている。従って、本体部に第2コネクターと接続するコネクターと第3コネクターと接続するコネクターの2つのコネクターを設置するときに比べて本体部に設置されるコネクターの個数を減らすことができる。
[適用例2]
上記適用例にかかる医療用メスにおいて、前記本体部は前記第1コネクターに接続されたコネクターが前記第2コネクターか前記第3コネクターかを識別する識別部を備えることを特徴とする。
上記適用例にかかる医療用メスにおいて、前記本体部は前記第1コネクターに接続されたコネクターが前記第2コネクターか前記第3コネクターかを識別する識別部を備えることを特徴とする。
本適用例によれば、第1コネクターに接続されたコネクターが第2コネクターか第3コネクターかを識別部が識別する。従って、本体部はハンドピース部と通信するときに第1コネクターに接続されたコネクターが第2コネクターであるか否かを確認できる。また、本体部は外部機器と通信するときに第1コネクターに接続されたコネクターが第3コネクターであるか否かを確認できる。従って、本体部は第1コネクターを介した通信を行って本体部が実施する処理を確認に実施できるかを判定できる。
[適用例3]
上記適用例にかかる医療用メスにおいて、前記第1コネクターは第1端子群及び第2端子群を備え、前記第1端子群は前記第2コネクターに設置された第3端子群と接続され、前記第2端子群は前記第3コネクターに設置された第4端子群と接続されることを特徴とする。
上記適用例にかかる医療用メスにおいて、前記第1コネクターは第1端子群及び第2端子群を備え、前記第1端子群は前記第2コネクターに設置された第3端子群と接続され、前記第2端子群は前記第3コネクターに設置された第4端子群と接続されることを特徴とする。
本適用例によれば、第1コネクターは第1端子群及び第2端子群を備えている。第2コネクターには第3端子群が設置され、第3端子群は第1端子群と接続する。第3コネクターには第4端子群が設置され、第4端子群は第2端子群と接続する。従って、第1コネクターは第2コネクターと接続する端子群と第3コネクターと接続する端子群とをそれぞれ備えている。
第1端子群が第3端子群及び第4端子群に接続する構成の場合、接続するコネクターに対応して出力信号を切りかえる切替部が必要であるが、本適用例では接続し合うコネクターの端子群の組合わせが決まっているので切替部が不要である。従って、本体部は回路構成を簡単にできる。
[適用例4]
上記適用例にかかる医療用メスにおいて、注意を喚起する警告部を備え、前記識別部は前記第1コネクターに前記第2コネクター及び前記第3コネクターがともに接続されていないことを識別して接続情報を前記警告部に出力し、前記警告部は前記第1コネクターに前記第2コネクター及び前記第3コネクターがともに接続されていないことを警告することを特徴とする。
上記適用例にかかる医療用メスにおいて、注意を喚起する警告部を備え、前記識別部は前記第1コネクターに前記第2コネクター及び前記第3コネクターがともに接続されていないことを識別して接続情報を前記警告部に出力し、前記警告部は前記第1コネクターに前記第2コネクター及び前記第3コネクターがともに接続されていないことを警告することを特徴とする。
本適用例によれば、識別部は第1コネクターに第2コネクター及び第3コネクターの一方が接続されているか、または、2つのコネクターがいずれも接続されていないことを識別する。そして、2つのコネクターがいずれも接続されていないことを識別したとき、識別部は接続情報を警告部に出力する。警告部は接続情報を入力して警告する。従って、医療用メスは第1コネクターにコネクターがともに接続されていないで第1端子群及び第2端子群が露出していることを警告できる。
[適用例5]
上記適用例にかかる医療用メスにおいて、前記ハンドピース部を制御するハンドピース制御信号及び駆動状態を示す駆動データ信号の出力を制御する出力制御部を備え、前記出力制御部は前記識別部が識別した結果を入力し、前記第1コネクターに接続されたコネクターが前記第2コネクターのとき前記出力制御部は前記第1コネクターに前記ハンドピース制御信号を出力し、前記第1コネクターに接続されたコネクターが前記第3コネクターのとき前記出力制御部は前記第1コネクターに前記駆動データ信号を出力することを特徴とする。
上記適用例にかかる医療用メスにおいて、前記ハンドピース部を制御するハンドピース制御信号及び駆動状態を示す駆動データ信号の出力を制御する出力制御部を備え、前記出力制御部は前記識別部が識別した結果を入力し、前記第1コネクターに接続されたコネクターが前記第2コネクターのとき前記出力制御部は前記第1コネクターに前記ハンドピース制御信号を出力し、前記第1コネクターに接続されたコネクターが前記第3コネクターのとき前記出力制御部は前記第1コネクターに前記駆動データ信号を出力することを特徴とする。
本適用例によれば、医療用メスは出力制御部を備えている。そして、出力制御部は識別部が識別した結果を入力する。第1コネクターに接続されたコネクターが第2コネクターであることを識別部が識別するとき、出力制御部はハンドピース部を制御するハンドピース制御信号を第1コネクターに出力する。従って、出力制御部から駆動データ信号が誤って第1コネクター及び第2コネクターを介してハンドピース部に出力されることを抑制できる。
第1コネクターに接続されたコネクターが第3コネクターであることを識別部が識別するとき、出力制御部は第1コネクターに駆動状態を示す駆動データ信号を出力する。従って、出力制御部からハンドピース制御信号が誤って第1コネクター及び第3コネクターを介して外部機器に出力されることを抑制できる。
[適用例6]
上記適用例にかかる医療用メスにおいて、前記ハンドピース部は脈動した液体を噴射することを特徴とする。
上記適用例にかかる医療用メスにおいて、前記ハンドピース部は脈動した液体を噴射することを特徴とする。
本適用例によれば、医療用メスはハンドピース部から脈動した液体を噴射する。従って、医療用メスは脳細胞のように柔らかい細胞組織を切削できる。
以下、実施形態について図面に従って説明する。尚、各図面における各部材は、各図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各部材毎に縮尺を異ならせて図示している。
(第1の実施形態)
本実施形態では、液体噴射装置を備える液体噴射システムと、この液体噴射装置を用いて液体を噴射する、液体噴射方法との特徴的な例について、図に従って説明する。第1の実施形態にかかわる液体噴射装置について図1〜図4に従って説明する。図1は、液体噴射装置の構成を説明するための概略斜視図である。図1に示すように、医療用メスとしての液体噴射システム1は液体噴射装置2及び装置状態検査装置3を備えている。
本実施形態では、液体噴射装置を備える液体噴射システムと、この液体噴射装置を用いて液体を噴射する、液体噴射方法との特徴的な例について、図に従って説明する。第1の実施形態にかかわる液体噴射装置について図1〜図4に従って説明する。図1は、液体噴射装置の構成を説明するための概略斜視図である。図1に示すように、医療用メスとしての液体噴射システム1は液体噴射装置2及び装置状態検査装置3を備えている。
液体噴射装置2は患者の柔構造の組織に脈動した液体を噴射して組織を切削する装置である。装置状態検査装置3は液体噴射装置2の状態を検査する装置である。液体噴射装置2を保守する保守者が装置状態検査装置3を用いて液体噴射装置2の状態を検査する。従って、通常は液体噴射装置2が単体で用いられる。そして、定期的に装置状態検査装置3が用いられる。
液体噴射装置2は本体部としての制御装置4を備えている。制御装置4の図中左側が前側であり、制御装置4の前側には操作パネル5が設置されている。
制御装置4の図中右側が背面であり、制御装置4の背面にはパック設置棒6が設置されている。パック設置棒6には生理食塩水が収納されたパック7が設置される。パック7にはチューブ8が接続され、チューブ8はポンプ9に接続される。さらに、チューブ8はポンプ9から延びて、流速計10に接続されている。さらに、チューブ8はハンドピース部11に接続されている。ハンドピース部11にはノズル12が設置されている。ポンプ9により、パック7に収納された生理食塩水がチューブ8を通ってハンドピース部に送液され、ノズル12から噴射される。以下生理食塩水を液体という。液体は水に食塩を溶解したものである。生理食塩水は生体に対して害が無いので、外科手術に広く用いられている。本実施形態ではノズル12から噴射される液体は脈動する脈流になっている。
操作パネル5には操作者が液体噴射装置2を操作するためのスイッチ群や表示装置が設置されている。操作パネル5の図中下側には液体噴射装置2を起動するメインスイッチ13が設置されている。メインスイッチ13は液体噴射装置2を起動させるスイッチである。メインスイッチ13を操作することにより液体噴射装置2が起動する。
他にも、操作パネル5には図中右側に脈動量入力スイッチ14が設置されている。脈動量入力スイッチ14は操作者がノズル12から噴射する液体の流速と脈動の変動量を入力して調整するためのスイッチである。以下、脈動の変動量を脈動量とする。操作者は脈動量入力スイッチ14を操作して脈動量を設定する。脈動量入力スイッチ14は、例えば、脈動量を増やすスイッチと脈動量を減らす押しボタンスイッチ等により構成されている。操作者が設定する脈動量の段階数は特に限定されないが、本実施形態では、例えば、16段階に設定されている。
脈動量入力スイッチ14の図中左側にはデジタル表示部15が設置されている。デジタル表示部15には液体噴射装置2の制御状態を示す数値が表示される。デジタル表示部15は噴射する液体の流速、脈動量、動作モード、アラームコード等各種の情報を表示する。操作者はデジタル表示部15を確認しながら液体噴射装置2の操作を行う。
デジタル表示部15の図中下側には動作モードスイッチ16が設置されている。動作モードスイッチ16は液体噴射装置2を作動させる動作モードを選択するためのスイッチである。液体37を脈流にして噴射するモード、脈流にせずに液体37を噴射するモード、流路中の気泡を排除するためのメインテナンスのモード等の、複数のモードが用意されており、操作者はモードを選択して液体噴射装置2に所定の動作をさせることができる。さらに、動作モードスイッチ16は駆動波形の周期を入力できる。
デジタル表示部15の図中左側には光学式のインジケーター17が設置されている。インジケーター17は光の点滅や点灯で液体噴射装置2の状態を報知する。インジケーター17の図中左側には警告灯18及びスピーカー19が設置されている。警告灯18は点滅する光を発信して操作者の注意をひく。スピーカー19は警告音を発声して操作者の注意をひく。警告灯18及びスピーカー19は操作者に警告する部位である。
動作モードスイッチ16の図中下側には噴射スイッチコネクター22が設置されている。噴射スイッチコネクター22は配線コード23を介して噴射スイッチ24と接続されている。噴射スイッチ24はノズル12からの脈流の噴射と停止とを制御するスイッチである。この噴射スイッチ24は足踏み式のスイッチである。操作者は噴射スイッチ24を操作してノズル12からの脈流の噴射と噴射停止とを制御する。
噴射スイッチコネクター22の図中右側には第1コネクター25及び第2コネクター26が設置されている。第1コネクター25は制御装置4に設置されている。第2コネクター26は第1コネクター25と着脱可能に接続される。第2コネクター26と接続して配線コード27が設置され、配線コード27は第2コネクター26とハンドピース部11とを接続する。
このように、制御装置4は電気信号を入出力する第1コネクター25を備える。第2コネクター26が第1コネクター25と分離したときにも第2コネクター26及び配線コード27はハンドピース部11と繋がっている。従って、ハンドピース部11は第1コネクター25と接続する第2コネクター26を備える。そして、制御装置4とハンドピース部11とは第1コネクター25、第2コネクター26及び配線コード27を通して電気信号の通信を行う。
装置状態検査装置3は検査本体部28、表示装置29、入力装置30及びケーブル部31を備えている。検査本体部28は液体噴射装置2から情報を入力して検査する演算を行う。検査本体部28はCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)及びメモリーを備え、メモリーに記憶されたプログラムにより演算を行っている。
表示装置29は検査結果や操作者の入力内容を表示する。表示装置29は各種情報や検査結果を表示可能であれば良く特に限定されず、液晶表示装置やOLED(Organic light−emitting diodes)表示装置を用いることができる。本実施形態では、例えば、表示装置29にOLEDを用いている。
入力装置30はキーボードやマウスパッド、専用スイッチ、トラックボール等のポインター等の装置であり、操作者が検査本体部28に指示する内容を入力するための装置である。
ケーブル部31は第3コネクター32及び配線コード33を備えている。第3コネクター32は第1コネクター25と着脱可能に接続される。第1コネクター25には第2コネクター26と第3コネクター32とが交互に接続される。操作者がハンドピース部11を操作するときには第2コネクター26を第1コネクター25に接続する。制御装置4のメモリーに記憶された情報(駆動データ信号)を装置状態検査装置3に出力するときには操作者が第3コネクター32を第1コネクター25に接続する。このように、操作者は第1コネクター25と接続するコネクターを差し替える。換言すれば、第1コネクター25には第2コネクター26と第3コネクター32とが排他的に接続される。
従って、第1コネクター25と第2コネクター26とが接続されているとき、第3コネクター32は第1コネクター25と接続されない。そして、第1コネクター25と第3コネクター32とが接続されているとき、第2コネクター26は第1コネクター25と接続されない。
ケーブル部31は装置状態検査装置3と制御装置4とが通信するときに用いられる。そして、制御装置4と装置状態検査装置3との間の通信と制御装置4とハンドピース部11との間の通信とは同時に行われない。従って、制御装置4に第2コネクター26と第3コネクター32とを同時に接続しなくても良い。そして、制御装置4に接続するコネクターが2つあるのに対して制御装置4には第1コネクター25が1つのみ設置されている。従って、制御装置4に第2コネクター26と接続するコネクターと第3コネクター32と接続するコネクターの2つのコネクターを設置するときに比べて制御装置4に設置されるコネクターの個数を減らすことができる。
第1コネクター25には第2コネクター26または第3コネクター32のうちいずれか一方が接続されるので第1コネクター25を覆うカバーが不要となる。そして、第1コネクター25に異物の混入が入ることを抑制できる。また、第1コネクター25に他のコネクターを誤接続することを抑制できる。
図2は、液体噴射システムの構成を示すブロック図である。図2に示すように、液体噴射システム1はハンドピース部11を備えている。ハンドピース部11は手術をするときに操作者が手に持って操作する器具である。ハンドピース部11には液体の流路である噴射管34が設置されている。噴射管34の一端には液体を噴射させるノズル12が設置されている。噴射管34の他端には脈流発生部35が設置されている。脈流発生部35にはチューブ8を介して流速計10、ポンプ9がこの順に接続されている。さらに、ポンプ9はチューブ8を介してパック7に接続されている。制御装置4は配線36によりポンプ9、流速計10と接続され、配線コード27により脈流発生部35と接続されている。そして、制御装置4は配線コード27及び配線36を介して液体噴射装置2の動作を制御する。
パック7の内部には液体37が収納され、液体37がポンプ9に供給される。ポンプ9はモーターによって複数のローラーを回転させることでチューブ8を外側から扱き、チューブ8内の液体37を移動させる方式のポンプである。ポンプ9はチューブポンプともいわれ液体37を連続して流動させることができる。
流速計10は、チューブ8を流動する液体の流速を測定する。そして、流速計10はチューブ8及びハンドピース部11内の流路が閉塞しているか否かや、ハンドピース部11に対してチューブが適切にセットされているか否かを検出する。流速計10には熱線式流速計や羽根車式流速計等を用いることができる。尚、流速計10はチューブ内を流動する液体の流速を測定する構成としたが、チューブ8から受ける力(膨張圧力)を測定する構成や、チューブ8内の液体の圧力を測定する構成としても良い。
制御装置4にはメインスイッチ13が設置されている。メインスイッチ13は液体噴射装置2を起動させるスイッチである。メインスイッチ13をONにすると制御装置4に電力が供給される。また、制御装置4には配線コード23を介して噴射スイッチ24等が接続されている。噴射スイッチ24は足で操作するフットスイッチである。噴射スイッチ24はノズル12から液体の噴射と非噴射とを切り換えるスイッチである。
操作者がメインスイッチ13をONにすると制御装置4が起動する。制御装置4が起動した後、使用開始前の検査工程や液体の充填工程等の初期設定処理が実行される。初期設定処理が完了した後、操作者が噴射スイッチ24をONにすると、ポンプ9が起動し、液体37がチューブ8の内部を進行する。
チューブ8を進行する液体は脈流発生部35に到達する。脈流発生部35に到達した液体37は脈流発生部35により脈動が加えられる。脈流発生部35を通過した液体37は噴射管34を通過しノズル12から噴射される。脈流発生部35を通過した液体37には脈動が加えられているので、ノズル12から噴射される液体37はパルス状の液体である脈流になっている。
このように、液体噴射装置2はハンドピース部11から脈動した液体を噴射する医療用メスになっている。そして、液体噴射装置2は脳細胞のように柔らかい細胞組織を切削できる。
制御装置4には第1コネクター25が設置されている。脈流発生部35には配線コード27を介して第2コネクター26が接続されている。検査本体部28には配線コード33を介して第3コネクター32が接続されている。操作者は目的とする処理に応じて、第1コネクター25に第2コネクター26と第3コネクター32とのうちいずれか一方を接続する。
他にも、制御装置4には警告灯18、スピーカー19、表示装置20及び入力装置21が設置されている。表示装置20はデジタル表示部15及びインジケーター17を示している。入力装置21は脈動量入力スイッチ14及び動作モードスイッチ16を示している。装置状態検査装置3では検査本体部28に表示装置29、入力装置30及びケーブル部31が接続されている。
図3は液体噴射装置の電気制御ブロック図であり、第1コネクター25に第2コネクター26が接続されたとき、つまり操作者が液体噴射装置を医療用メスとして手術に用いるときのブロック図である。図3において、液体噴射装置2は液体噴射装置2の動作を制御する制御装置4を備えている。そして、制御装置4はプロセッサーとして各種の演算処理を行うCPU38(中央演算処理装置)と、各種情報を記憶する記憶部としてのメモリー41を備えている。識別部42、脈動駆動部43、通信装置44、流速計駆動部45及びポンプ駆動部46は入出力インターフェイス47及びデータバス48を介してCPU38に接続されている。さらに、警告灯18、スピーカー19、噴射スイッチ24、表示装置20及び入力装置21も入出力インターフェイス47及びデータバス48を介してCPU38に接続されている。
識別部42は第1コネクター25に接続されたコネクターが第2コネクター26か第3コネクター32かを識別する。第2コネクター26は15個の端子を備えている。図中左側から順に第1端子26a、第2端子26b、…、第15端子26qが配列されている。そして、第2コネクター26は第1端子26aと第2端子26bとが短絡している。そして、第3端子26cには何も接続されていない。
第1コネクター25は15個の端子を備えている。図中左側から順に第1端子25a、第2端子25b、…、第15端子25qが配列されている。そして、第1コネクター25の第1端子25aは第2コネクター26の第1端子26aと接続する。同様に、第1コネクター25の第2端子25bは第2コネクター26の第2端子26bと接続する。第1コネクター25の第3端子25c以降の端子も第2コネクター26の対応する端子とそれぞれ接続する。
第2コネクター26は第1端子26aと第2端子26bとが短絡しており、第3端子26cには何も接続されていない開放端になっている。従って、第1コネクター25でも第1端子25aと第2端子25bとが短絡し、第3端子25cは何も接続されていない開放端になる。識別部42は第1端子25aと第2端子25bとが短絡し、第3端子25cが何も接続されていない開放端のとき第1コネクター25と接続するコネクターが第2コネクター26であると判断する。
脈動駆動部43は脈流発生部35と接続され、脈流発生部35を駆動する回路を備えている。詳しくは、脈動駆動部43はD/Aコンバーター(Digital to Analogconverter)及び出力アンプを備えている。脈動駆動部43はCPU38から脈流発生部35を駆動する駆動波形のデータを入力する。そして、D/Aコンバーターが駆動波形のデータをアナログ信号に変換する。次に、出力アンプがアナログ信号を電力増幅して脈流発生部35を駆動する駆動波形を脈流発生部35に出力する。脈流発生部35は圧電素子を備え、圧電素子は駆動波形により駆動される。そして、圧電素子の変動が液体37の流路を振動させることにより、液体37の脈流を発生させる。このようにして、脈動駆動部43は脈流発生部35を駆動する。
脈動駆動部43は第1コネクター25の第4端子25d及び第5端子25eと接続されている。第1コネクター25の第4端子25d及び第5端子25eは第2コネクター26の第4端子26d及び第5端子26eと接続されている。第2コネクター26の第4端子26d及び第5端子26eは配線コード27を介して脈流発生部35と接続されている。
第1コネクター25は第1端子群51及び第2端子群52を備えている。第1コネクター25における第4端子25d〜第9端子25iの6個の端子群を第1端子群51とする。第1コネクター25における第10端子25j〜第15端子25qの6個の端子群を第2端子群52とする。第2コネクター26には第3端子群53が設置されている。第2コネクター26における第4端子26d〜第9端子26iの6個の端子群を第3端子群53とする。
第2コネクター26は第3端子群53とハンドピース部11とが配線コード27により接続されている。そして、第2コネクター26における第10端子26j〜第15端子26qの6個の端子群には配線コード27が接続されない。このように、第1コネクター25は第1端子群51及び第2端子群52を備え、第1端子群51は第2コネクター26に設置された第3端子群53と接続される。第1端子群51にはハンドピース部11と通信する信号だけが入力される。
通信装置44は制御装置4が装置状態検査装置3と通信するときに用いられる装置である。通信装置44は第1コネクター25の第2端子群52と接続される。第1コネクター25が第2コネクター26と接続するとき第2コネクター26において第2端子群52と接続する端子は何も接続されない開放端になっている。
流速計駆動部45は流速計10を駆動する回路、増幅回路及びA/Dコンバーター(Analog to Digital converter)を備えている。流速計10はチューブ8を流れる液体37の速度を示すアナログの電気信号を流速計駆動部45に出力する。流速計駆動部45は増幅回路でこの電気信号を増幅する。そして、A/Dコンバーターがこの電気信号をデジタル信号に変換してCPU38に出力する。
ポンプ駆動部46はポンプ9が流動させる液体37の流速を制御する回路を備えている。ポンプ9はモーターを備え、このモーターの回転数をポンプ駆動部46が制御する。ポンプ駆動部46はCPU38から流速のデータを入力する。そして、入力した流速の目標値にあわせるようにポンプ9を駆動する。
メモリー41は、RAM、ROM等といった半導体メモリーや、ハードディスク、DVD−ROMといった外部記憶装置を含む概念である。
メモリー41は液体噴射装置2の動作の制御手順が記述されたプログラムソフト54を記憶する。他にも、メモリー41は脈流発生部35を駆動する駆動波形を示す駆動波形データ55を記憶する。他にも、メモリー41は駆動データ信号として、液体噴射装置2の駆動状態を示す駆動履歴データ56を記憶する。駆動履歴データ56には液体噴射装置2を使用した使用時間、ノズル12から液体37を噴射した時間を示す噴射時間のデータが含まれる。他にも、駆動履歴データ56には液体噴射装置2の筐体の内部温度の推移、ポンプ9の駆動速度のデータが含まれる。さらに、メモリー41はCPU38のためのワークエリアやテンポラリーファイル等として機能する記憶領域やその他各種の記憶領域を備える。
CPU38は、メモリー41内に記憶されたプログラムソフト54に従って、ハンドピース部11のノズル12から液体37を噴射する制御を行うものである。具体的な機能実現部としてポンプ制御部57を有する。ポンプ制御部57はポンプ駆動部46に指示信号を出力し、ポンプ駆動部46にポンプ9を駆動させて液体37を流動させる制御を行う。
他にも、CPU38は脈動制御部58を有する。脈動制御部58は脈動量入力スイッチ14により操作者が設定した脈動量を入力する。そして、脈動制御部58は設定された脈動量に対応する駆動波形データをメモリー41から入力する。さらに、脈動制御部58は動作モードスイッチ16により操作者が設定した周期データをメモリー41から入力する。そして、脈動制御部58は駆動波形データ及び周期データを脈動駆動部43に出力する。脈動駆動部43はこの駆動波形データ及び周期データをアナログの電圧信号に変換してハンドピース制御信号を形成する。そして、脈動駆動部43はハンドピース制御信号を脈流発生部35に出力し、脈動駆動部43に脈流発生部35を駆動させる。このようにして、脈動制御部58は脈流発生部35を制御する。
他にも、CPU38は出力制御部61を有する。出力制御部61はハンドピース部11を制御するハンドピース制御信号及び液体噴射装置2の駆動状態を示す駆動データ信号(駆動履歴データ56)の出力を制御する。まず、出力制御部61は識別部42が識別した結果を入力する。そして、出力制御部61は第1コネクター25から出力する信号を制御する。第1コネクター25に接続されたコネクターが第2コネクター26のとき出力制御部61は第1コネクター25にハンドピース制御信号を出力する。従って、出力制御部61から駆動データ信号が誤って第1コネクター25及び第2コネクター26を介してハンドピース部11に出力されることを抑制できる。
第1コネクター25に接続されたコネクターが第3コネクター32のとき出力制御部61は第1コネクター25に駆動データ信号を出力する。そして、出力制御部61は通信装置44と装置状態検査装置3とを通信させる。従って、出力制御部61からハンドピース制御信号が誤って第1コネクター25及び第3コネクター32を介して装置状態検査装置3に出力されることを抑制できる。
他にも、CPU38は閉塞検出部62を有する。閉塞検出部62は流速計10が検出するチューブ8内の液体37の流速を入力する。そして、ポンプ9が駆動されているときにチューブ8内を液体37が流動していない場合、あるいは流速が所定の速度より遅い場合に異常状態であると認識して警告する。
他にも、CPU38は警告制御部63を有する。警告制御部63は液体噴射装置2に異常が認められたとき操作者に警告する制御を行う。警告制御部63は警告灯18を点滅して操作者が近くにいるときには視覚的に異常状態を報知する。さらに、警告制御部63はスピーカー19から警告音を発声して操作者に音声にて異常状態を報知する。
警告制御部63、警告灯18及びスピーカー19等により注意を喚起する警告部64が構成されている。識別部42は第1コネクター25に第2コネクター26及び第3コネクター32がともに接続されていないことを識別して接続情報を警告部64に出力する。そして、警告部64は第1コネクター25に第2コネクター26及び第3コネクター32がともに接続されていないことを警告する。従って、液体噴射装置2は第1コネクター25にコネクターがともに接続されていないで第1端子群51及び第2端子群52が露出していることを警告できる。
他にも、CPU38は転送制御部65を有する。転送制御部65はメモリー41に記憶された駆動履歴データ56を通信装置44から装置状態検査装置3に転送する制御を行う。他にも、CPU38は情報記憶制御部66を有する。情報記憶制御部66は液体噴射装置2の駆動に伴って生じる駆動履歴データ56を収集してメモリー41に記憶する制御を行う。
図4は液体噴射装置の電気制御ブロック図であり、第1コネクター25に第3コネクター32が接続されたときのブロック図である。図4において、装置状態検査装置3は液体噴射装置2の動作を検査する検査本体部28を備えている。そして、検査本体部28は各種の演算処理を行うCPU67と、各種情報を記憶するメモリー68を備えている。通信装置71、表示装置29及び入力装置30は入出力インターフェイス74及びデータバス75を介してCPU67に接続されている。通信装置71は液体噴射装置2の制御装置4に設置された通信装置44と通信を行う装置である。通信装置71と通信装置44との通信はシリアル通信でも良くパラレル通信でも良い。
メモリー68は、RAM、ROM等といった半導体メモリーや、ハードディスク、DVD−ROMといった外部記憶装置を含む概念である。メモリー68は装置状態検査装置3の動作の制御手順が記述されたプログラムソフト76を記憶する。他にも、メモリー68は液体噴射装置2を駆動した履歴を示す駆動履歴データ77を記憶する。駆動履歴データ77には液体噴射装置2を使用した使用時間、ノズル12から液体37を噴射した時間を示す噴射時間のデータが含まれる。他にも、駆動履歴データ77には液体噴射装置2の筐体の内部温度の推移、ポンプ9の駆動速度のデータが含まれる。駆動履歴データ77は液体噴射装置2のメモリー41の駆動履歴データ56を転送したデータである。さらに、メモリー68はCPU67のためのワークエリアやテンポラリーファイル等として機能する記憶領域やその他各種の記憶領域を備える。
CPU67は、メモリー68内に記憶されたプログラムソフト76に従って、駆動履歴データ77を解析する演算を行うものである。具体的な機能実現部として状態解析部78を有する。状態解析部78は駆動履歴データ77を解析して液体噴射装置2の保守や部品交換が必要か否かを判断する。そして、状態解析部78は解析結果を表示装置29に表示する。
通信装置71にはケーブル部31が接続されている。ケーブル部31の第3コネクター32は15個の端子を備えている。図中左側から順に第1端子32a、第2端子32b、…、第15端子32qが配列されている。そして、第3コネクター32は第2端子32bと第3端子32cとが短絡している。そして、第1端子32aには何も接続されていない。
第1コネクター25も15個の端子を備えている。図中左側から順に第1端子25a、第2端子25b、…、第15端子25qが配列されている。そして、第1コネクター25の第1端子25aは第3コネクター32の第1端子32aと接続する。同様に、第1コネクター25の第2端子25bは第3コネクター32の第2端子32bと接続する。第1コネクター25の第3端子25c以降の端子も第3コネクター32の対応する端子とそれぞれ接続する。
第3コネクター32は第2端子32bと第3端子32cとが短絡しており、第1端子32aには何も接続されていない開放端になっている。従って、第1コネクター25でも第2端子25bと第3端子25cとが短絡し、第1端子25aは何も接続されていない開放端になる。識別部42は第2端子25bと第3端子25cが短絡し、第1端子25aが何も接続されていない開放端のとき第1コネクター25と接続するコネクターが第3コネクター32であると判断する。
このように、第1コネクター25に接続されたコネクターが第2コネクター26か第3コネクター32かを識別部42が識別する。従って、第1コネクター25を介した通信を行って制御装置4が実施する処理を確認に実施できるかを判定できる。
第3コネクター32における第10端子32j〜第15端子32qの6個の端子群を第4端子群79とする。第3コネクター32は第4端子群79と装置状態検査装置3とが配線コード33により接続されている。そして、第3コネクター32における第4端子32d〜第9端子32iの6個の端子群には配線コード33が接続されない。このように、第1コネクター25は第1端子群51及び第2端子群52を備え、第2端子群52は第3コネクター32に設置された第4端子群79と接続される。通信装置44は第1コネクター25の第2端子群52と接続される。第2端子群52には装置状態検査装置3と通信する信号だけが入力される。
第1コネクター25が第3コネクター32と接続するとき第3コネクター32において第1端子群51と接続する端子は何も接続されない開放端になっている。
第1端子群51が第3端子群53及び第4端子群79に接続する構成のとき、接続するコネクターに対応して出力信号を切りかえる切替部が必要になる。液体噴射システム1では各コネクターの端子群が分かれているので切替部が不要である。従って、制御装置4は回路構成を簡単にできる。
次に上述した液体噴射システム1を用いて液体37の噴射及び液体噴射装置2の点検を行う方法について図5にて説明する。図5は、液体を噴射する噴射方法及び液体噴射装置を点検する点検方法のフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、ステップS1はコネクター接続工程である。この工程では操作者が第2コネクター26または第3コネクター32を第1コネクター25に接続する。ハンドピース部11から液体37を噴射するときには第2コネクター26を第1コネクター25に接続する。液体噴射装置2を保守点検するときには第3コネクター32を第1コネクター25に接続する。
ステップS2は操作入力工程である。この工程は、操作者が脈動量入力スイッチ14及び動作モードスイッチ16を操作する。操作者は動作モードスイッチ16を操作してCPU38はハンドピース部11から液体37を噴射する噴射モードまたは通信装置44から駆動履歴データ56を送信する情報転送モードを選択する。
ステップS3は操作判定工程である。この工程は、操作者が選択したモードが噴射モードか情報転送モードかをCPU38が判定する工程である。操作者が選択したモードが噴射モードのときステップS4に移行する。操作者が選択したモードが情報転送モードのときステップS11に移行する。
ステップS4は第1接続判定工程である。この工程は、第1コネクター25と接続されているコネクターが第2コネクター26であるか否かを判定する工程である。第1コネクター25の第1端子25aと第2端子25bが短絡しており、第3端子25cが開放端のとき識別部42は第1コネクター25と接続されているコネクターが第2コネクター26であることを判定する。このとき、第1コネクター25に第2コネクター26が接続されているときには正常接続であると判定して、次にステップS5に移行する。第1コネクター25に第2コネクター26が接続されていないときには接続不良であると判定して、次に、ステップS15に移行する。なお、後述するステップS5からステップS10までの工程を脈流噴射工程という。
ステップS5は噴射開始判定工程である。この工程は、操作者が噴射スイッチ24を操作するまでCPU38が待機する工程である。操作者が噴射スイッチ24を操作しないとき、待機状態を継続する。操作者が噴射を開始する判断をして噴射スイッチ24を操作したときにはステップS6に移行する。
ステップS6はポンプ駆動開始工程である。この工程では、ポンプ制御部57がポンプ駆動部46にポンプ9を駆動する指示信号を出力する。そして、ポンプ駆動部46がポンプ9を駆動してハンドピース部11に液体37を流動させる。次に、ステップS7に移行する。
ステップS7は脈動開始工程である。この工程は、脈動制御部58が脈動駆動部43に脈流発生部35を駆動させる指示信号を出力する。そして、脈動駆動部43が脈流発生部35を駆動して脈流発生部35に脈動を発生させる。ポンプ9及び脈流発生部35が駆動することにより、ハンドピース部11はノズル12から脈動した液体37が噴射される。次に、ステップS8に移行する。
ステップS8は噴射終了判定工程である。この工程は、操作者が噴射スイッチ24に噴射を継続する操作をしている間、ハンドピース部11が液体37の噴射を継続する工程である。操作者が噴射スイッチ24に噴射を終了する操作をするときにはステップS9に移行する。
ステップS9はポンプ駆動終了工程である。この工程は、ポンプ制御部57がポンプ駆動部46にポンプ9の駆動を終了する指示信号を出力する。そして、ポンプ駆動部46がポンプ9の駆動を終了してハンドピース部11への液体37の流動を終了する。次に、ステップS10に移行する。
ステップS10は脈動終了工程である。この工程は、脈動制御部58が脈動駆動部43に脈流発生部35の駆動を終了させる指示信号を出力する。そして、脈動駆動部43が脈流発生部35の駆動を終了する。脈流発生部35は脈動の発生を停止する。ポンプ9及び脈流発生部35が停止することにより、ハンドピース部11はノズル12から液体37を噴射しなくなる。そして、脈流噴射工程が終了する。
ステップS11は第2接続判定工程である。この工程は、第1コネクター25と接続されているコネクターが第3コネクター32であるか否かを判定する工程である。第1コネクター25の第2端子25bと第3端子25cが短絡しており、第1端子25aが開放端のとき識別部42は第1コネクター25と接続されているコネクターが第3コネクター32であることを判定する。このとき、第1コネクター25に第3コネクター32が接続されているときには正常接続であると判定して、次にステップS12に移行する。第1コネクター25に第3コネクター32が接続されていないときには接続不良であると判定して、次に、ステップS15に移行する。なお、後述するステップS12からステップS14までの工程を点検工程という。
ステップS12は通信工程である。この工程は、出力制御部61が通信装置44と装置状態検査装置3とを通信させる工程である。通信装置44は駆動履歴データ56を装置状態検査装置3の通信装置71に出力する。通信装置71は駆動履歴データ56を受信してメモリー68に駆動履歴データ77として記憶する。次に、ステップS13に移行する。
ステップS13は解析工程である。この工程は、状態解析部78が駆動履歴データ77を解析して液体噴射装置2の状態を解析する工程である。解析内容は特に限定されないが本実施形態では、例えば、液体噴射装置2の使用時間から部品の交換時期を推定する。他にも、液体37の噴射時間からポンプ9や脈流発生部35の交換時期を推定する。他にも、制御装置4の内部温度の推移を解析することにより回路基板に発熱している部品が有るか無いかを検出する。他にも、流速計10が検出する液体37の流動速度とポンプ9の駆動状況からハンドピース部11の内部及びチューブ8の液体抵抗を検出する。そして、ハンドピース部11及びチューブ8の不良を検出する。次にステップS14に移行する。
ステップS14は結果表示工程である。この工程は、状態解析部78が解析した解析結果を表示装置29に表示する工程である。表示装置29は解析結果を表示する。そして、表示装置29は必要に応じて部品交換や精密検査を促すメッセージを表示する。操作者はメッセージを見て液体噴射装置2を継続使用するか、さらに、保守工程に移行するかを判断できる。そして、点検工程が終了する。
ステップS15は警告工程である。この工程は、操作者が動作モードスイッチ16により選択したモードと第1コネクター25に接続されたコネクターとが合っていないことを警告する工程である。第1コネクター25にコネクターが接続されていないときにも警告する。識別部42は接続情報を警告部64に出力する。警告部64は接続情報を入力して警告する。従って、液体噴射システム1は第1コネクター25にコネクターがともに接続されていないで第1端子群51及び第2端子群52が露出していることを警告できる。
制御装置4は警告灯18を点滅して警告する。他にも、制御装置4はスピーカー19から警告音を発声して警告する。そして、デジタル表示部15にエラー内容を示すエラーコードを表示する。エラーコードが示す内容は取扱い説明書に記載してある。操作者はエラーコードが示す内容を取扱い説明書にて確認できる。操作者は動作モードスイッチ16を操作して警告を停止する。そして、警告工程が終了する。以上の工程により液体噴射システム1を用いて液体37の噴射及び液体噴射装置2の点検を行う工程が終了する。
上述したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)本実施形態によれば、液体噴射システム1は制御装置4、ハンドピース部11及びケーブル部31を有している。制御装置4は電気信号を入出力する第1コネクター25を備える。ハンドピース部11は第1コネクター25と接続する第2コネクター26を備える。ハンドピース部11及び制御装置4は第1コネクター25及び第2コネクター26を介して電気信号にて通信をする。ケーブル部31は第1コネクター25と接続する第3コネクター32を備える。ケーブル部31及び制御装置4は第1コネクター25及び第3コネクター32を介して電気信号にて通信をする。
(1)本実施形態によれば、液体噴射システム1は制御装置4、ハンドピース部11及びケーブル部31を有している。制御装置4は電気信号を入出力する第1コネクター25を備える。ハンドピース部11は第1コネクター25と接続する第2コネクター26を備える。ハンドピース部11及び制御装置4は第1コネクター25及び第2コネクター26を介して電気信号にて通信をする。ケーブル部31は第1コネクター25と接続する第3コネクター32を備える。ケーブル部31及び制御装置4は第1コネクター25及び第3コネクター32を介して電気信号にて通信をする。
第1コネクター25には第2コネクター26と第3コネクター32とが排他的に接続される。つまり、第1コネクター25と第2コネクター26とが接続されているとき、第3コネクター32は第1コネクター25と接続されない。そして、第1コネクター25と第3コネクター32とが接続されているとき、第2コネクター26は第1コネクター25と接続されない。
ケーブル部31は装置状態検査装置3と制御装置4とが通信するときに用いられる。そして、制御装置4と装置状態検査装置3との間の通信と制御装置4とハンドピース部11との間の通信とは同時に行われない。従って、制御装置4に第2コネクター26と第3コネクター32とを同時に接続しなくても良い。そして、制御装置4に接続する第2コネクター26及び第3コネクター32の2つのコネクターがあるのに対して制御装置4には第1コネクター25が1つのみ設置されている。従って、制御装置4に第2コネクター26と接続するコネクターと第3コネクター32と接続するコネクターの2つのコネクターを設置するときに比べて制御装置4に設置されるコネクターの個数を減らすことができる。
(2)本実施形態によれば、第1コネクター25に接続されたコネクターが第2コネクター26か第3コネクター32かを識別部42が識別する。従って、制御装置4はハンドピース部11と通信するときに第1コネクター25に接続されたコネクターが第2コネクター26であるか否かを確認できる。また、制御装置4は装置状態検査装置3と通信するときに第1コネクター25に接続されたコネクターが第3コネクター32であるか否かを確認できる。従って、第1コネクター25を介した通信を行って制御装置4が実施する処理を確認に実施できるかを判定できる。
(3)本実施形態によれば、第1コネクター25は第1端子群51及び第2端子群52を備えている。第2コネクター26には第3端子群53が設置され、第3端子群53は第1端子群51と接続する。第3コネクター32には第4端子群79が設置され、第4端子群79は第2端子群52と接続する。従って、第1コネクター25は第2コネクター26と接続する端子群と第3コネクター32と接続する端子群とをそれぞれ備えている。
第1端子群51が第3端子群53及び第4端子群79に接続する構成のときには、接続するコネクターに対応して出力信号を切りかえる切替部が必要になる。液体噴射システム1ではコネクター毎に接続する端子群が分かれているので切替部が不要である。従って、制御装置4は回路構成を簡単にできる。
(4)本実施形態によれば、識別部42は第1コネクター25に第2コネクター26及び第3コネクター32の一方が接続されているか、または、2つのコネクターがともに接続されていないことを識別する。そして、2つのコネクターがともに接続されていないことを識別したとき、識別部42は接続情報を警告部64に出力する。警告部64は接続情報を入力して警告する。従って、液体噴射システム1は第1コネクター25にコネクターがともに接続されていないで第1端子群51及び第2端子群52が露出していることを警告できる。
(5)本実施形態によれば、液体噴射システム1は出力制御部61を備えている。そして、出力制御部61は識別部42が識別した結果を入力する。第1コネクター25に接続されたコネクターが第2コネクター26であることを識別部42が識別するとき、出力制御部61はハンドピース部11を制御するハンドピース制御信号を第1コネクター25に出力する。従って、出力制御部61からハンドピース制御信号が誤って第1コネクター25及び第3コネクター32を介して装置状態検査装置3に出力されることを抑制できる。
第1コネクター25に接続されたコネクターが第3コネクター32であることを識別部42が識別するとき、出力制御部61は第1コネクター25に駆動状態を示す駆動履歴データ56を出力する。従って、出力制御部61から駆動データ信号(駆動履歴データ56)が誤ってハンドピース部11に出力されることを抑制できる。従って、操作者が間違えたコネクターを第1コネクター25に接続しても液体噴射システム1が壊れることを抑制できる。
(6)本実施形態によれば、液体噴射装置2はハンドピース部11から脈動した液体37を噴射する。従って、液体噴射装置2は脳細胞のように柔らかい細胞組織を切削できる。
(第2の実施形態)
次に、液体噴射システムの一実施形態について図6〜図8を用いて説明する。本実施形態が第1の実施形態と異なるところは、液体噴射装置が第1コネクターから出力する信号を切り替える信号切替部を備える点にある。尚、第1の実施形態と同じ点については説明を省略する。
次に、液体噴射システムの一実施形態について図6〜図8を用いて説明する。本実施形態が第1の実施形態と異なるところは、液体噴射装置が第1コネクターから出力する信号を切り替える信号切替部を備える点にある。尚、第1の実施形態と同じ点については説明を省略する。
図6は液体噴射装置の電気制御ブロック図であり、制御装置とハンドピース部とが互いに接続されたときのブロック図である。すなわち、本実施形態では、図6に示すように、液体噴射システム81は液体噴射装置82を備えている。液体噴射装置82は制御装置83及びハンドピース部84を備えている。制御装置83は第1の実施形態における第1コネクター25の代わりに第1コネクター85が設置されている。さらに、制御装置83には信号切替部86が設置されている。ハンドピース部84は第1の実施形態における第2コネクター26の代わりに第2コネクター87が設置されている。ハンドピース部84の他の構成は第1の実施形態におけるハンドピース部11と同じ構成になっている。
第2コネクター87は9個の端子を備えている。図中左側から順に第1端子87a、第2端子87b、…、第9端子87iが配列されている。そして、第2コネクター87は第1端子87aと第2端子87bとが短絡している。そして、第3端子87cには何も接続されていない。
第1コネクター85も9個の端子を備えている。図中左側から順に第1端子85a、第2端子85b、…、第9端子85iが配列されている。そして、第1コネクター85の第1端子85aは第2コネクター87の第1端子87aと接続する。同様に、第1コネクター85の第2端子85bは第2コネクター87の第2端子87bと接続する。第1コネクター85の第3端子85c以降の端子も第2コネクター87の対応する端子とそれぞれ接続する。
第2コネクター87は第1端子87aと第2端子87bとが短絡しており、第3端子87cには何も接続されていない開放端になっている。従って、第1コネクター85でも第1端子85aと第2端子85bとが短絡し、第3端子85cは何も接続されていない開放端になる。識別部42は第1端子85aと第2端子85bとが短絡し、第3端子85cが何も接続されていない開放端のとき第1コネクター85と接続するコネクターが第2コネクター87であると判断する。CPU38には切替制御部88が設置され、識別部42は判断結果を切替制御部88に出力する。
切替制御部88は信号切替部86を制御する部位である。信号切替部86には脈動駆動部43、通信装置44、入出力インターフェイス47及び第1コネクター85が接続されている。信号切替部86は入出力インターフェイス47及びデータバス48を介して切替制御部88から切替指示信号を入力する。この切替指示信号は脈動駆動部43が出力する信号を第1コネクター85に出力するか、通信装置44が出力する信号を第1コネクター85に出力するかを指示する信号である。
信号切替部86は切替指示信号に従って第1コネクター85に出力する信号を切り替える。第1コネクター85に第2コネクター87が接続されるとき識別部42が第1コネクター85に第2コネクター87が接続されていることを認識する。そして、識別部42は切替制御部88に第1コネクター85に第2コネクター87が接続されていることを示す信号を出力する。切替制御部88は識別部42から信号を入力する。そして、切替制御部88は信号切替部86に指示信号を出力する。第1コネクター85に第2コネクター87が接続されるときの指示信号は、脈動駆動部43が出力する信号を第1コネクター85に出力させる指示になっている。信号切替部86は指示信号を入力して、脈動駆動部43が出力する信号を第1コネクター85に出力する。このとき、通信装置44が出力する信号は第1コネクター85に出力されない。従って、通信装置44が出力する信号が誤ってハンドピース部84に出力されることを抑制できる。
図7は液体噴射装置の電気制御ブロック図であり、制御装置と装置状態検査装置とが互いに接続されたときのブロック図である。図7に示すように、液体噴射システム81は装置状態検査装置89を備えている。装置状態検査装置89は第1の実施形態における第3コネクター32の代わりに第3コネクター90が設置されている。装置状態検査装置89の通信装置71は配線コード33により第3コネクター90と接続されている。この配線コード33及び第3コネクター90によりケーブル部91が構成されている。装置状態検査装置89の他の構成は第1の実施形態における装置状態検査装置3と同じ構成になっている。
第3コネクター90は9個の端子を備えている。図中左側から順に第1端子90a、第2端子90b、…、第9端子90iが配列されている。そして、第3コネクター90は第2端子90bと第3端子90cとが短絡している。そして、第1端子90aには何も接続されていない。
第1コネクター85の第1端子85aは第3コネクター90の第1端子90aと接続する。同様に、第1コネクター85の第2端子85bは第3コネクター90の第2端子90bと接続する。第1コネクター85の第3端子85c以降の端子も第3コネクター90の対応する端子とそれぞれ接続する。
第3コネクター90は第2端子90bと第3端子90cとが短絡しており、第1端子90aには何も接続されていない開放端になっている。従って、第1コネクター85でも第2端子85bと第3端子85cとが短絡し、第1端子85aは何も接続されていない開放端になる。識別部42は第2端子85bと第3端子85cが短絡し、第1端子85aが何も接続されていない開放端のとき第1コネクター85と接続するコネクターが第3コネクター90であると判断する。
このように、第1コネクター85に接続されたコネクターが第2コネクター87か第3コネクター90かを識別部42が識別する。従って、第1コネクター85を介した通信を行って制御装置83が実施する処理を確実に実施できるかを判定できる。そして、識別部42は判断結果を切替制御部88に出力する。
第1コネクター85に第3コネクター90が接続されるとき識別部42は第1コネクター85に第3コネクター90が接続されていることを認識する。そして、識別部42は切替制御部88に第1コネクター85に第3コネクター90が接続されていることを示す信号を出力する。切替制御部88は識別部42から信号を入力する。そして、切替制御部88は信号切替部86に指示信号を出力する。第1コネクター85に第3コネクター90が接続されるときの指示信号は、通信装置44が出力する信号を第1コネクター85に出力させる指示になっている。信号切替部86は指示信号を入力して、通信装置44が出力する信号を第1コネクター85に出力する。このとき、脈動駆動部43が出力する信号は第1コネクター85に出力されない。従って、脈動駆動部43が出力する信号が誤って装置状態検査装置89に出力されることを抑制できる。
次に上述した制御装置83が信号切替部86を用いて第1コネクター85に出力する信号を切り替える方法について図8にて説明する。図8は、第1コネクターに出力する信号を切り替える方法のフローチャートである。図8のフローチャートにおいて、ステップS1はコネクター接続工程に相当する。この工程では操作者が第2コネクター87または第3コネクター90を第1コネクター85に接続する。ハンドピース部84から液体37を噴射するときには第2コネクター87を第1コネクター85に接続する。液体噴射装置82を保守点検するときには第3コネクター32を第1コネクター85に接続する。
ステップS21は接続判定工程である。この工程は、第1コネクター85に接続されたコネクターが第2コネクター87か第3コネクター90かを識別部42が判定する工程である。第1コネクター85に第2コネクター87が接続されているときステップS22に移行する。第1コネクター85に第3コネクター90が接続されているときステップS23に移行する。さらに、第1コネクター85にコネクターが接続されていないときにステップS15の警告工程に移行しても良い。
ステップS22は駆動信号切替工程に相当する。この工程では脈動駆動部43が出力する信号を信号切替部86が第1コネクター85に出力する工程である。第1コネクター85には第2コネクター87が接続されているので脈動駆動部43が出力する信号は脈流発生部35に入力される。これによりハンドピース部84が噴射する液体37は脈流になる。そして、第1コネクター85に出力する信号の切り替えは終了する。
ステップS23は通信信号切替工程に相当する。この工程では通信装置44が出力する信号を信号切替部86が第1コネクター85に出力する工程である。第1コネクター85には第3コネクター90が接続されているので通信装置44が出力する信号は装置状態検査装置89に入力される。これにより、制御装置83のメモリー41に記憶された駆動履歴データ56が装置状態検査装置89のメモリー68に転送される。そして、第1コネクター85に出力する信号の切り替えは終了する。
上述したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)本実施形態によれば、第1コネクター85の第4端子85d〜第9端子85iを用いて制御装置83とハンドピース部84とが信号の通信を行っている。そして、同じ第1コネクター85の第4端子85d〜第9端子85iを用いて制御装置83と装置状態検査装置89とが信号の通信を行っている。従って、第1の実施形態の第1コネクター25よりも第1コネクター85の端子数を少なくできる。
(1)本実施形態によれば、第1コネクター85の第4端子85d〜第9端子85iを用いて制御装置83とハンドピース部84とが信号の通信を行っている。そして、同じ第1コネクター85の第4端子85d〜第9端子85iを用いて制御装置83と装置状態検査装置89とが信号の通信を行っている。従って、第1の実施形態の第1コネクター25よりも第1コネクター85の端子数を少なくできる。
尚、本実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により種々の変更や改良を加えることも可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)
前記第1の実施形態では、第1コネクター25に第2コネクター26または第3コネクター32が接続された。第1コネクター25に3種類以上のコネクターを接続しても良い。そして、接続されたコネクターに対応した信号を出力しても良い。このときにも第1の実施形態と同様にコネクターの個数を減らすことができる。
前記第1の実施形態では、第1コネクター25に第2コネクター26または第3コネクター32が接続された。第1コネクター25に3種類以上のコネクターを接続しても良い。そして、接続されたコネクターに対応した信号を出力しても良い。このときにも第1の実施形態と同様にコネクターの個数を減らすことができる。
(変形例2)
前記第1の実施形態では、識別部42は第1端子25a、第2端子25b及び第3端子25cの短絡状態で第1コネクター25に第2コネクター26が接続されているか第3コネクター32が接続されているかを識別した。識別部42は他の方法で第1コネクター25に接続されたコネクターを識別しても良い。例えば、第2コネクター26及び第3コネクター32にマークを設置して、光学式にマークを読み取っても良い。他にも、第2コネクター26及び第3コネクター32に磁石や金属片を設置して電磁気を用いてコネクターを識別してもよい。これらの方法により第1コネクター25に接続するコネクターの種類が多くなっても対応できる。
前記第1の実施形態では、識別部42は第1端子25a、第2端子25b及び第3端子25cの短絡状態で第1コネクター25に第2コネクター26が接続されているか第3コネクター32が接続されているかを識別した。識別部42は他の方法で第1コネクター25に接続されたコネクターを識別しても良い。例えば、第2コネクター26及び第3コネクター32にマークを設置して、光学式にマークを読み取っても良い。他にも、第2コネクター26及び第3コネクター32に磁石や金属片を設置して電磁気を用いてコネクターを識別してもよい。これらの方法により第1コネクター25に接続するコネクターの種類が多くなっても対応できる。
(変形例3)
前記第1の実施形態では、医療用メスはハンドピース部11から脈動した液体を噴射するウォータージェットメスであった。他にも、連続的に液体を噴射するウォータージェットメスや高周波電流を流すことにより細胞組織を発熱させて切断する電気メスに液体噴射システム1の構造を応用しても良い。他にも、超音波振動子を用いて金属の刃部を細かく振動させる超音波メスに液体噴射システム1の構造を応用しても良い。これらの場合にも、第1の実施形態と同様にコネクターの個数を減らすことができる。
前記第1の実施形態では、医療用メスはハンドピース部11から脈動した液体を噴射するウォータージェットメスであった。他にも、連続的に液体を噴射するウォータージェットメスや高周波電流を流すことにより細胞組織を発熱させて切断する電気メスに液体噴射システム1の構造を応用しても良い。他にも、超音波振動子を用いて金属の刃部を細かく振動させる超音波メスに液体噴射システム1の構造を応用しても良い。これらの場合にも、第1の実施形態と同様にコネクターの個数を減らすことができる。
1…医療用メスとしての液体噴射システム、4…本体部としての制御装置、11…ハンドピース部、25…第1コネクター、26…第2コネクター、31…ケーブル部、32…第3コネクター、37…液体、42…識別部、51…第1端子群、52…第2端子群、53…第3端子群、56…駆動データ信号としての駆動履歴データ、61…出力制御部、64…警告部、79…第4端子群。
Claims (6)
- 電気信号を入出力する第1コネクターを備える本体部と、
前記第1コネクターと接続する第2コネクターを備えるハンドピース部と、
前記第1コネクターと接続する第3コネクターを備えるケーブル部と、を有し、
前記第1コネクターと前記第2コネクターとが接続されているとき、前記第3コネクターは前記第1コネクターと接続されず、前記第1コネクターと前記第3コネクターとが接続されているとき、前記第2コネクターは前記第1コネクターと接続されないことを特徴とする医療用メス。 - 請求項1に記載の医療用メスであって、
前記本体部は前記第1コネクターに接続されたコネクターが前記第2コネクターか前記第3コネクターかを識別する識別部を備えることを特徴とする医療用メス。 - 請求項1または2に記載の医療用メスであって、
前記第1コネクターは第1端子群及び第2端子群を備え、
前記第1端子群は前記第2コネクターに設置された第3端子群と接続され、
前記第2端子群は前記第3コネクターに設置された第4端子群と接続されることを特徴とする医療用メス。 - 請求項2に記載の医療用メスであって、
注意を喚起する警告部を備え、
前記識別部は前記第1コネクターに前記第2コネクター及び前記第3コネクターがともに接続されていないことを識別して接続情報を前記警告部に出力し、
前記警告部は前記第1コネクターに前記第2コネクター及び前記第3コネクターがともに接続されていないことを警告することを特徴とする医療用メス。 - 請求項2または3に記載の医療用メスであって、
前記ハンドピース部を制御するハンドピース制御信号及び駆動状態を示す駆動データ信号の出力を制御する出力制御部を備え、
前記出力制御部は前記識別部が識別した結果を入力し、
前記第1コネクターに接続されたコネクターが前記第2コネクターのとき前記出力制御部は前記第1コネクターに前記ハンドピース制御信号を出力し、前記第1コネクターに接続されたコネクターが前記第3コネクターのとき前記出力制御部は前記第1コネクターに前記駆動データ信号を出力することを特徴とする医療用メス。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の医療用メスであって、
前記ハンドピース部は脈動した液体を噴射することを特徴とする医療用メス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016241958A JP2018094118A (ja) | 2016-12-14 | 2016-12-14 | 医療用メス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016241958A JP2018094118A (ja) | 2016-12-14 | 2016-12-14 | 医療用メス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018094118A true JP2018094118A (ja) | 2018-06-21 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016241958A Pending JP2018094118A (ja) | 2016-12-14 | 2016-12-14 | 医療用メス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018094118A (ja) |
-
2016
- 2016-12-14 JP JP2016241958A patent/JP2018094118A/ja active Pending
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