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JP2018091165A - 圧縮機 - Google Patents

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JP2018091165A
JP2018091165A JP2016232842A JP2016232842A JP2018091165A JP 2018091165 A JP2018091165 A JP 2018091165A JP 2016232842 A JP2016232842 A JP 2016232842A JP 2016232842 A JP2016232842 A JP 2016232842A JP 2018091165 A JP2018091165 A JP 2018091165A
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discharge
valve body
pressure
compressor
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JP2016232842A
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俊輔 藥師寺
Shunsuke Yakushiji
俊輔 藥師寺
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Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems Ltd
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    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/12Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet
    • F04C29/124Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet with inlet and outlet valves specially adapted for rotary or oscillating piston pumps
    • F04C29/126Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet with inlet and outlet valves specially adapted for rotary or oscillating piston pumps of the non-return type
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Abstract

【課題】圧縮流体の逆流を抑止/防止でき、従来よりも圧縮効率の向上を可能にした圧縮機を提供する。【解決手段】吐出ポート(23)によって連通する一方の側(21)と他方の側(22)の圧力差に応じて自動的に吐出ポート(23)の他方の側(22)に開口する吐出口(24)を開閉する吐出弁機構(B)を備え、吐出弁機構(B)が、一方の側(21)の圧力が他方の側(22)の圧力よりも大きくなるとともに弾性変形して吐出口(24)を開き、一方の側(21)の圧力が他方の側(22)の圧力以下になるとともに元に戻って吐出口(24)を閉じる弁体(25)と、吐出口(24)が形成された他方の側(22)の一面(17a)から突出し、吐出口(24)の周囲に、且つ弁体(25)の周囲に設けられた壁部(30)とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、圧縮機に関する。
空調機、冷凍機などには、冷媒などの流体を圧縮するための圧縮機が具備されている。また、この種の圧縮機には、スクロール圧縮機、ロータリー圧縮機などが適用されている。
例えば、スクロール圧縮機は、円筒状のハウジング本体、ハウジング本体の上部及び下部の開口を閉塞する上部カバー及び下部カバーからなるハウジングと、ハウジングの内部を仕切って上部側に吐出チャンバを区画形成するディスチャージカバーと、ハウジング内に収容され、吸入管を通じてハウジング内に導入された冷媒などの流体を固定スクロールに対する旋回スクロールの公転旋回運動によって圧縮するスクロール圧縮機構と、旋回スクロールを公転旋回運動させるための電動モータ及び回転軸とを備えて構成されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
ディスチャージカバーには、スクロール圧縮機構側の圧縮室(一方の側)と吐出チャンバ(他方の側)を連通させる吐出ポートが貫通形成されている。また、ディスチャージカバーの吐出チャンバ側に開口する吐出口を旋回スクロールの1回転中の圧縮イベントに応じて、すなわち、圧縮室と吐出チャンバの圧力差に応じて自動的に開閉し、吐出チャンバから圧縮室に圧縮流体が逆流することを防ぐための弁体、これを有する吐出弁機構が具備されている。
スクロール圧縮機では、電動モータによって回転軸が回転し、スクロール圧縮機構の旋回スクロールが公転旋回運動することにより、吸入管からハウジング内に導入された冷媒などの流体が圧縮室で圧縮され、圧縮流体(高温高圧の圧縮ガス)が生成される。
圧縮室が吐出チャンバよりも高圧になると、この圧力差によって弁体(リード弁体)が押し上げられ、吐出ポートの吐出口が開き、圧縮流体が吐出ポート、吐出口を通じて吐出チャンバに噴出して給送される。さらに、圧縮流体が、吐出チャンバから吐出管を通じて、例えばスクロール圧縮機が接続されている冷凍サイクル側に吐出し給送される。
特開2014−040827号公報 特開2013−167215号公報
しかしながら、上記従来の圧縮機においては、圧縮イベントが終わるときにリード弁体が吐出口を閉じるが、このリード弁体の弁閉じ時に、一方の側の圧縮室と他方の側の吐出チャンバの圧力差が小さくなるため、瞬間的にリード弁体と吐出口の隙間を通って一部の冷媒などの圧縮流体が逆流する場合があり、この圧縮流体の逆流が圧縮効率を低下させる要因となるおそれがあった。
また、冷媒などの圧縮流体の逆流により、圧力脈動が生じ、これに伴って脈動音(騒音)が発生する場合があった。
さらに、一方の側の圧縮室と他方の側の吐出チャンバの圧力差に応じてリード弁体が開閉し、圧縮室から吐出チャンバへの限定された一方向のみに圧縮流体が吐出されるため、リード弁体が吐出口を開いて圧縮流体が吐出ポートから吐出チャンバに噴出する際にチョーク流れが発生し、これによって圧縮効率の低下を招くおそれもある。
本発明の圧縮機は、吐出ポートによって連通する一方の側と他方の側の圧力差に応じて自動的に前記吐出ポートの前記他方の側に開口する吐出口を開閉する吐出弁機構を備え、前記吐出弁機構が、前記一方の側の圧力が前記他方の側の圧力よりも大きくなるとともに弾性変形して前記吐出口を開き、前記一方の側の圧力が前記他方の側の圧力以下になるとともに元に戻って前記吐出口を閉じる弁体と、前記吐出口が形成された前記他方の側の一面から突出し、前記吐出口の周囲に、且つ前記弁体の周囲に設けられた壁部とを備える。
また、本発明の圧縮機は、前記壁部が、前記吐出口が開いて前記一方の側から前記他方の側に吐出された圧縮流体が渦流となる渦流発生領域に配設されていることが望ましい。
さらに、本発明の圧縮機は、前記弁体が一端側を固定し、他端側で前記吐出口を開閉するリード弁体であり、前記吐出口を開く際の前記リード弁体の一端から他端に沿う長手方向のリフト量に応じて、前記壁部の配置及び/又は高さが設定されていてもよい。
また、本発明の圧縮機は、前記吐出弁機構が、前記吐出口が形成された前記他方の側の一面に凹設され、前記吐出口の周囲に、且つ前記弁体の周囲に設けられた凹部とを備えてもよい。
本発明の圧縮機は、吐出ポートによって連通する一方の側と他方の側の圧力差に応じて自動的に前記吐出ポートの前記他方の側に開口する吐出口を開閉する吐出弁機構を備え、前記吐出弁機構が、前記一方の側の圧力が前記他方の側の圧力よりも大きくなるとともに弾性変形して前記吐出口を開き、前記一方の側の圧力が前記他方の側の圧力以下になるとともに元に戻って前記吐出口を閉じる弁体と、前記吐出口が形成された前記他方の側の一面に凹設されるとともに、前記吐出口の周囲に、且つ前記弁体の周囲に設けられた凹部とを備える。
本発明の圧縮機においては、吐出口の周囲に、且つ弁体の周囲に壁部及び/又は凹部が設けられているため、一方の側と他方の側の圧力差に応じ、弾性変形して吐出口を開いていた弁体が元に戻って吐出口を閉じる弁閉じ時に、壁部や凹部によって瞬間的に他方の側から一方の側への圧縮流体の逆流が生じることを抑止(防止)することができる。
これにより、従来と比較し、圧縮流体の生成効率を高めることが可能になるとともに、圧縮流体の逆流に伴う脈動ひいては脈動に伴う騒音の発生を防止することが可能になる。また、壁部や凹部によって圧縮流体の流れを制御できるため、チョーク流れの発生を防止でき、この点からも圧縮流体の生成効率の低下を防止できる。
本発明の第1、第2実施形態に係る圧縮機を示す縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係る吐出弁機構を示す縦断面図である。 図2のX1−X1線矢視図であり、本発明の第1実施形態に係る吐出弁機構を示す横断面図である。 本発明の第1実施形態に係る吐出弁機構の変更例を示す縦断面図である。 従来の吐出弁機構を示す縦断面図である。 図5のX1−X1線矢視図であり、従来の吐出弁機構を示す横断面図である。 本発明の第1実施形態に係る吐出弁機構の変更例を示す縦断面図である。 図7のX1−X1線矢視図であり、本発明の第1実施形態に係る吐出弁機構の変更例を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る吐出弁機構を示す縦断面図である。 図9のX1−X1線矢視図であり、本発明の第2実施形態に係る吐出弁機構を示す平面図である。
以下、図1から図8を参照し、本発明の第1実施形態に係る圧縮機について説明する。ここで、本実施形態では、本発明に係る圧縮機が空気調和機、冷凍機などに具備される縦型のスクロール圧縮機であるものとして説明を行う。
本実施形態の圧縮機Aは、図1に示すように、ハウジング1と、ハウジング1内に設けられる電動モータ2と、同じくハウジング1内に設けられ、電動モータ2の駆動によって冷媒等の流体を圧縮するスクロール圧縮機構3とを備えて構成されている。
ハウジング1は、円筒状のハウジング本体1aと、ハウジング本体1aの上端の開口を閉塞する上部カバー1bと、ハウジング本体1aの下端の開口を閉塞する下部カバー1cとを備えて形成されている。ハウジング1には、ハウジング本体1aの側面にアキュムレータなどからハウジング1内に冷媒などの流体を供給するための吸入管4が設けられ、上部カバー1bにスクロール圧縮機構3で圧縮した流体を外部に吐出するための吐出管5が設けられている。
電動モータ2は、ステータ6とロータ7とを備え、電源からステータ6に給電されるとともにロータ7が上下方向S1に延びる軸線O1周りの一方向に回転するように構成されている。
また、ロータ7には、回転軸8が軸線O1方向を上下方向S1に向けて一体に取り付けられている。回転軸8は、軸線O1方向上端側が上部軸受10に、下端側が下部軸受11にそれぞれ軸支され、ロータ7の回転とともに軸線O1周りに回転するように設けられている。上部軸受10及び下部軸受11はそれぞれハウジング本体1aに一体に固定して設けられている。
回転軸8の上端部には、その軸線O2を上下方向S1に向け、且つ回転軸8の軸線O1に対して偏心(オフセット)させて、偏心ピン12が一体に設けられている。
スクロール圧縮機構3は、固定スクロール15と、固定スクロール15に対して公転旋回する旋回スクロール16と、ディスチャージカバー17と、吐出弁機構Bとを備えている。
固定スクロール15は、円盤状の端板15aと、端板15aの下面から下方に突出するとともに渦巻状に設けられた固定ラップ15bとを備えて形成されている。固定スクロール15は、上部軸受10にボルト接合するなどしてハウジング1内に固定して配設されている。また、固定スクロール15には、端板15aの下面から上面に貫通形成して連通孔18が設けられている。
旋回スクロール16は、円盤状の端板16aと、端板16aの上面から上方に突出するとともに渦巻き状に配設された旋回ラップ16bとを備えて形成されている。
また、旋回スクロール16の端板16aの下面(背面)にボス20が一体に設けられ、ボス20に軸受を介してドライブブッシュが組み付けられている。
ドライブブッシュの内側に偏心ピン12が嵌合されている。これにより、旋回スクロール16は、回転軸8に偏心して接続され、回転軸8の軸線O1周りの回転に従動し、回転軸8の軸線(軸心)O1からの偏心距離を半径として回転(公転)するように設けられている。なお、旋回スクロール16が公転し、自転しないようにするため、旋回スクロール16と回転軸8との間にオルダムリングなどの自転拘束部材が設けられている。
固定スクロール15と旋回スクロール16は、上下に重なるように固定ラップ15bと旋回ラップ16bを噛合させて配設されている。このとき、固定スクロール15と旋回スクロール16は、互いに所定量だけ偏心し、180度位相をずらして固定ラップ15bと旋回ラップ16bが噛合するように設けられ、旋回スクロール16の回転角に応じて固定ラップ15bと旋回ラップ16bが複数箇所で接触するように配設されている。
また、固定スクロール15の下面と旋回スクロール16の上面との間、すなわち、固定ラップ15bと旋回ラップ16bが噛合する部分が冷媒などの流体を圧縮する圧縮室21とされ、本実施形態のスクロール圧縮機構3においては、この圧縮室21が固定ラップ15b及び旋回ラップ16bの渦巻きの中心部(最内周部)に対して点対称に形成され、旋回スクロール16の旋回運動に応じてその容積を減少させながら漸次内周側に遷移することにより、渦巻きの中心部で流体が最大に圧縮されるように構成されている。
ディスチャージカバー17は、固定スクロール15の上方に配設されるとともに、ハウジング1内を吐出管5が接続された上部側の吐出チャンバ22と、吸入管4が接続された下部側の空間(圧縮室21)とに仕切って区画するように設けられている。
一方、本実施形態の吐出弁機構Bは、図1、図2、図3、図4に示すように、ディスチャージカバー17の下面から上面(一面)に貫通形成され、固定スクロール15の端板15aに貫通形成された連通孔18を通じて圧縮室21と吐出チャンバ22を連通させる吐出ポート23と、吐出ポート23のディスチャージカバー17の上面(一面)17aに開口形成された円形状の吐出口24を圧縮室21と吐出チャンバ22の圧力差に応じて開閉する弁体25とを備えている。
弁体25は、リード弁体であり、一端(基端)25a側をディスチャージカバー17の上面17aに固定し、他端(先端)25b側が上下方向S1に重なって吐出口24を閉塞するように設けられている。
弁体25は、一端25a側をディスチャージカバー17に固定した固定部分を支点とし、圧縮室21の圧力が吐出チャンバ22の圧力以下のとき、他端25b側が吐出口24を閉じた状態となり、圧縮室21の圧力が吐出チャンバ22の圧力よりも大きくなったとき、一端25a側をディスチャージカバー17に固定した固定部分を支点とし、圧力差によって弾性変形して他端25b側が上方にリフトアップして吐出口24を開き、圧縮室21から吐出チャンバ22に吐出口24を通じて圧縮流体Rを給送させる。また、弁体25は、吐出口24を開き、圧縮流体Rを吐出チャンバ22に給送し、圧縮室21の圧力が吐出チャンバ22の圧力以下になると、他端25b側が元の状態まで下がり、吐出口24を閉じる。
すなわち、この弁体25は、圧縮室21と吐出チャンバ22の圧力差に応じて自動的に吐出口24を開閉し、圧縮室21から吐出チャンバ22に圧縮流体Rを給送するように構成されている。
また、本実施形態では、ディスチャージカバー17に、円形の吐出口24を囲繞するようにディスチャージカバー17の上面(一面)17aから上方に突出し、円環状に繋がる弁座17bが設けられており、弁体25の下面が弁座17bの突出方向上端に密着することで吐出口24を閉じるように構成されている。
さらに、本実施形態では、一端側をディスチャージカバー17に固定して支持させ、他端側に向かうに従い上方に傾斜するように、且つ、弁体25及び吐出口24の上方に重なるようにして、リテーナ26が設けられている。このリテーナ26は、圧力差によって弁体25が弾性変形し、リフトアップした際に当接し、それ以上のリフトアップを規制するためのものである。すなわち、リテーナ26は、一端側から他端側に向かって所定の傾斜角度で形成されていることにより、弁体25の一端25a側から他端25bまでの弾性変形してリフトアップする部分の長手方向S2のそれぞれの位置のリフト量を規制するように設けられている。
これにより、本実施形態の吐出弁機構Bは、吐出口24を開く際に弁体25が過剰に弾性変形することがないように構成されている。
上記のように構成した本実施形態の圧縮機Aにおいては、例えば、空気調和機や冷凍機が備える制御装置によってその運転が制御され、この圧縮機Aを起動する際には、制御装置により電動モータ2を励磁するとともに、吸入管4を通じてハウジング1内に冷媒などの流体を導入する。
電動モータ2が励磁されると回転軸8が回転し、これとともに旋回スクロール16が固定スクロール15に対して公転旋回運動する。これにより、旋回スクロール16と固定スクロール15の間の圧縮室21で冷媒などの流体が圧縮される。なお、旋回スクロール16の公転旋回運動によって流体が圧縮されるとともに、吸入管4からハウジング1内、さらに旋回スクロール16及び固定スクロール15の外周部から旋回スクロール16と固定スクロール15との間に順次吸い込まれてゆく。
そして、渦巻きの中心部に形成される圧縮室21内で最大に圧縮された圧縮流体Rは、連通孔18、吐出ポート23を流通して吐出弁機構Bの弁体25を押し上げ、弁体25の押し上げによって開口した吐出口24から吐出チャンバ22内に噴出して給送される。さらに、吐出チャンバ22から吐出管5を通じて外部の冷媒回路などに吐出される。このとき、渦巻き中心部の圧縮室21内の流体は、圧縮室21と、連通孔18及び吐出ポート23内の圧力が吐出チャンバ22内の圧力と平衡になるまで吐出される。
すなわち、圧縮流体Rが吐出チャンバ22に吐出され、圧縮室21内の圧力が吐出チャンバ22の圧力以下になると、弁体25が押し下げられ、自動的に吐出口24が閉塞される。これにより、制御装置によって圧縮機Aの運転が停止制御されるまで、電動モータ2の駆動とともに継続する旋回スクロール16の公転旋回運動によって所望の圧力をもった圧縮流体Rが生成され、上記の圧縮流体Rの冷媒回路などへの吐出、供給が繰り返し行われる。
ここで、圧縮流体Rが吐出口24から噴出し、圧縮室21と吐出チャンバ22の圧力差が小さくなるに従い、徐々に弁体25が押し下がってゆき、弁体25が弁座17bに当接した段階で吐出口24が閉じる。
この弁閉じ時に、図5、図6に示すように、圧縮室21と吐出チャンバ22の圧力差が小さくなり、完全に弁体25が吐出口24を閉じていない状態で瞬間的に圧力バランスが崩れ、吐出チャンバ22から圧縮室21への圧縮流体R(R’)の逆流が生じるおそれがあった。この逆流現象が発生すると、圧縮流体Rの生成効率の低下を招くことになる。また、圧縮流体Rの逆流によって圧力脈動、ひいては騒音が発生するおそれもある。さらに、圧縮流体Rが吐出口24から吐出チャンバ22内に噴出するとき、吐出口24のある限定された方向のみに圧縮流体Rが噴出するため、チョーク流れが発生しやすい。
これに対し、本実施形態の吐出弁機構Bにおいては、図2、図3、図4に示すように、吐出口24の周囲に、且つ弁体25の周囲に、ディスチャージカバー17の上面(一面)17aから上方に突出する壁部30を設けて構成されている。
また、本実施形態では、壁部30が、圧縮室21の圧力が吐出チャンバ22の圧力よりも大きくなり、弁体25が弾性変形して開いた吐出口24から圧縮流体Rが吐出チャンバ22に給送される際に、吐出ポート23内を流通し、吐出口24から吐出した圧縮流体Rが渦流となる渦流発生領域に設けられている。
さらに、図7、図8に示すように、圧縮室21と吐出チャンバ22の圧力差によって弾性変形した弁体25の傾斜角度に対応するように、すなわち、弁体25の一端25a側から他端25bまでの長手方向S2の各位置のリフト量Lの大きさに対応(例えば比例)するように、壁部30が吐出口24の周囲及び弁体25の周囲の位置に応じてその突出方向の高さ寸法を変えて形成されていてもよい。言い換えれば、圧縮流体Rの逆流が少ない部分(ない部分)や渦流の発生が少ない部分(ない部分)には、壁部30を設けなかったり、壁部30の高さを小さくするようにしている。
なお、図8に示すように、弁体25は、他端25b側の部分に対してくびれを設け、一端25a側の幅を小さくして形成する必要はなく、特にその形状を限定する必要はない。
したがって、本実施形態の圧縮機Aにおいては、吐出口24の周囲に、且つ弁体25の周囲に壁部30が設けられていることで、吐出口24を開くように弾性変形した弁体25が元に戻って吐出口24を閉じる弁閉じの瞬間に、この壁部30によって吐出チャンバ22から圧縮室21への圧縮流体R(R’)の逆流が生じることを抑止/防止できる。
これにより、従来と比較し、圧縮流体Rの生成効率を高めることが可能になるとともに、圧縮流体Rの逆流に伴う脈動ひいては脈動に伴う騒音の発生を防止することが可能になる。また、壁部30によって圧縮流体Rの流れを制御できるため、チョーク流れの発生を防止でき、この点からも圧縮流体Rの生成効率の低下を抑止/防止できる。
また、本実施形態の圧縮機Aにおいては、吐出口24から吐出した圧縮流体Rが渦流となる渦流発生領域に壁部30を設けることで、圧縮流体Rの渦流の発生を抑止/防止することができる。これにより、圧縮流体Rの渦流の発生に伴う圧縮流体Rの生成効率の低下を抑止/防止することも可能になる。
さらに、圧縮流体Rの逆流が少ない部分(ない部分)や渦流の発生が少ない部分(ない部分)に対し、壁部30を設けなかったり、壁部30の高さを小さくすることで、壁部30を設けることによる圧力損失が生じることを防止して上記の作用効果を奏功することができる。
以上、本発明に係る圧縮機の第1実施形態について説明したが、本発明は上記の第1実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、本発明に係る圧縮機が空気調和機、冷凍機などに具備される縦型のスクロール圧縮機であるものとして説明を行ったが、本発明の圧縮機は、横型のスクロール圧縮機やロータリー圧縮機など、他の形式の圧縮機であってもよい。
すなわち、本発明は、一方の側(21)から他方の側(22)に連通し、圧縮流体Rを給送する吐出ポート23の吐出口24を一方の側(21)と他方の側(22)の圧力差によって開閉する弁体25を有する吐出弁機構Bを備えるとともに、この吐出弁機構Bに、圧縮流体Rの逆流や渦流の発生を抑止/防止するための壁部30を設けて構成されていればよく、特に圧縮流体Rを生成する形式/構成を限定する必要はない。
そして、本実施形態の圧縮機Aと圧縮流体Rを生成する形式/構成が異なる場合であっても、吐出弁機構Bに、圧縮流体Rの逆流や渦流の発生を抑止/防止するための壁部30を設けて構成されていれば、本実施形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
また、本実施形態では、圧縮流体Rの渦発生領域に壁部30を設けるものとしたが、弁体25の他端25b側の弁座17b付近に壁部30を設けるなど、渦流の発生の大小、有無を問わず、圧縮流体Eの逆流量が多い箇所に壁部30を設けるようにしてもよい(図7、図8参照)。また、壁部30の側面を多段状(階段状)に形成し、逆流や渦流の発生をより効果的に抑止/防止できるように構成してもよい。
次に、図6、図7(図1)を参照し、本発明の第2実施形態に係る圧縮機について説明する。ここで、本実施形態は、第1実施形態と同様、本発明に係る圧縮機が空気調和装置、冷凍機などに具備されるスクロール圧縮機に関し、第1実施形態に対して吐出弁機構の構成のみが異なるものである。よって、本実施形態では、第1実施形態と同様の構成に対して同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本実施形態の圧縮機Aは、第1実施形態と同様、ハウジング1と、ハウジング1内に設けられる電動モータ2と、同じくハウジング1内に設けられ、電動モータ2の駆動によって冷媒等の流体を圧縮するスクロール圧縮機構3とを備えて構成されている。
スクロール圧縮機構3は、固定スクロール15と、固定スクロール15に対して公転旋回する旋回スクロール16と、ディスチャージカバー17と、吐出弁機構Bとを備えている。
また、本実施形態の吐出弁機構Bは、ディスチャージカバー17の下面から上面17aに貫通形成され、固定スクロール15の端板15aに貫通形成された連通孔18を通じて圧縮室21と吐出チャンバ22を連通させる吐出ポート23と、吐出ポート23のディスチャージカバー17の上面17aに開口形成された円形状の吐出口24を圧縮室21と吐出チャンバ22の圧力差に応じて開閉する弁体25とを備えている。
一方、本実施形態の吐出弁機構Bにおいては、図6、図7に示すように、吐出口24の周囲に、且つ弁体25の周囲に、ディスチャージカバー17の上面17aから下方に凹む凹部31を設けて構成されている。
さらに、本実施形態では、圧縮室21と吐出チャンバ22の圧力差によって弾性変形した弁体25の傾斜角度に対応するように、すなわち、弁体25の一端25a側から他端25bまでの長手方向S2の各位置のリフト量Lの大きさに対応(例えば比例)するように、凹部31が吐出口24の周囲及び弁体25の周囲の位置に応じてその凹設方向の深さ寸法を変えて形成されていてもよい。言い換えれば、圧縮流体Rの逆流が少ない部分(ない部分)には、凹部31を設けなかったり、凹部31の深さを小さくするようにしてもよい。
したがって、本実施形態の圧縮機Aにおいては、吐出口24の周囲に、且つ弁体25の周囲に凹部31が設けられていることで、吐出口24を開くように弾性変形した弁体25が元に戻って吐出口24を閉じる弁閉じの瞬間に、この凹部31によって吐出チャンバ22から圧縮室21への圧縮流体Rの逆流が生じることを抑止/防止できる。
これにより、従来と比較し、圧縮流体Rの生成効率を高めることが可能になるとともに、圧縮流体Rの逆流に伴う脈動ひいては脈動に伴う騒音の発生を防止することが可能になる。また、凹部31によって圧縮流体Rの流れを制御できるため、チョーク流れの発生を防止でき、この点からも圧縮流体Rの生成効率の低下を抑止/防止できる。
さらに、圧縮流体Rの逆流が少ない部分(ない部分)に対し、凹部31を設けなかったり、凹部31の深さを小さくすることで、凹部31を設けることによる圧力損失が生じることを防止して上記の作用効果を奏功することができる。
以上、本発明に係る圧縮機の第2実施形態について説明したが、本発明は上記の第2実施形態に限定されるものではなく、第1実施形態の変更例(第1実施形態の変更例と同様の変更例)を含め、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、第1実施形態の壁部30と、本実施形態の凹部31とを兼ね備えて吐出弁機構Bを構成するようにしてもよい。例えば図10に示すように、T1側に壁部30を設け、T2側に凹部31を設けると、その効果を好適に発揮させることができる。
1 ハウジング
1a ハウジング本体
1b 上部カバー
1c 下部カバー
2 電動モータ
3 スクロール圧縮機構
4 吸入管
5 吐出管
6 ステータ
7 ロータ
8 回転軸
10 上部軸受
11 下部軸受
12 偏心ピン
15 固定スクロール
15a 端板
15b 固定ラップ
16 旋回スクロール
16a 端板
16b 旋回ラップ
17 ディスチャージカバー
17a 上面(一面)
17b 弁座
18 連通孔
20 ボス
21 圧縮室(一方の側)
22 吐出チャンバ(他方の側)
23 吐出ポート
24 吐出口
25 弁体(リード弁体)
25a 一端
25b 他端
26 リテーナ
30 壁部
31 凹部
A 圧縮機
B 吐出弁機構
L リフト量
O1 軸線
O2 軸線
R 圧縮流体
R’ 逆流した圧縮流体
S1 上下方向
S2 弁体の長手方向

Claims (5)

  1. 吐出ポートによって連通する一方の側と他方の側の圧力差に応じて自動的に前記吐出ポートの前記他方の側に開口する吐出口を開閉する吐出弁機構を備え、
    前記吐出弁機構が、前記一方の側の圧力が前記他方の側の圧力よりも大きくなるとともに弾性変形して前記吐出口を開き、前記一方の側の圧力が前記他方の側の圧力以下になるとともに元に戻って前記吐出口を閉じる弁体と、
    前記吐出口が形成された前記他方の側の一面から突出し、前記吐出口の周囲に、且つ前記弁体の周囲に設けられた壁部とを備える圧縮機。
  2. 前記壁部が、前記吐出口が開いて前記一方の側から前記他方の側に吐出された圧縮流体が渦流となる渦流発生領域に配設されている請求項1記載の圧縮機。
  3. 前記弁体が一端側を固定し、他端側で前記吐出口を開閉するリード弁体であり、前記吐出口を開く際の前記リード弁体の一端から他端に沿う長手方向のリフト量に応じて、前記壁部の配置及び/又は高さが設定されている請求項1または請求項2に記載の圧縮機。
  4. 前記吐出弁機構が、前記吐出口が形成された前記他方の側の一面に凹設され、前記吐出口の周囲に、且つ前記弁体の周囲に設けられた凹部とを備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の圧縮機。
  5. 吐出ポートによって連通する一方の側と他方の側の圧力差に応じて自動的に前記吐出ポートの前記他方の側に開口する吐出口を開閉する吐出弁機構を備え、
    前記吐出弁機構が、前記一方の側の圧力が前記他方の側の圧力よりも大きくなるとともに弾性変形して前記吐出口を開き、前記一方の側の圧力が前記他方の側の圧力以下になるとともに元に戻って前記吐出口を閉じる弁体と、
    前記吐出口が形成された前記他方の側の一面に凹設されるとともに、前記吐出口の周囲に、且つ前記弁体の周囲に設けられた凹部とを備える圧縮機。
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