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JP2018088347A - 導光板及びそれを用いた照明装置 - Google Patents

導光板及びそれを用いた照明装置 Download PDF

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JP2018088347A JP2016231004A JP2016231004A JP2018088347A JP 2018088347 A JP2018088347 A JP 2018088347A JP 2016231004 A JP2016231004 A JP 2016231004A JP 2016231004 A JP2016231004 A JP 2016231004A JP 2018088347 A JP2018088347 A JP 2018088347A
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Abstract

【課題】点灯時には高い意匠性を有しつつも、消灯時には透明で開放感のあるデザインを付与することが可能な導光板、及び当該導光板を用いた照明装置を提供する。【解決手段】導光板10は、可視光線に対して透過性を有する基板1と、基板1の少なくとも一面に設けられ、さらに特定の波長の可視光線を吸収する光吸収剤と可視光線に対して透過性を有する樹脂とを含む塗膜2とを備える。照明装置100は、上述の導光板10と、導光板10に入射される光を放出する光源20とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、導光板及びそれを用いた照明装置に関する。詳細には、本発明は、消灯時には透明であるが、点灯時には色の変化がついた発光面を得られる導光板、及び当該導光板を用いた照明装置に関する。
導光板を用いた一般の照明装置は、発光ダイオードなどの発光素子から出射した光を、導光板の側面から内部に入射させ、入射した光を導光板の内部で反射させた後、導光板の表示領域から出射させる構造を有している。
このような照明装置としては、例えば、加飾した部材(シート、フィルムなど)を一方の面に配設した導光板や、直接インクなどで加飾した導光板を用いたものがある。例えば、特許文献1では、意匠性ないし装飾性に優れ、自動車のスカッフプレート部などの加飾に使用される加飾装置を開示している。当該加飾装置は、第1導光板と、第1導光板の下に配置される金属製の文字板であって、貫通孔によってメッシュ状に形成された文字部を備える文字板と、文字板の下に配置される第2導光板と、第2導光板の下に配置される光反射層とを備えている。さらに当該加飾装置は、第1導光板に導入される光を放出する第1光源と、第2導光板に導入される光を放出する第2光源とを備えている。
特開2005−221661号公報
特許文献1の加飾装置は、第1導光板を介して文字板に光を照射することによって、光が文字板の表面で反射され、これによって文字板の材質を反映した金属色で表示されることが記載されている。ただ、光源を消灯した場合には、文字板に形成されたメッシュ状の文字部が外部から見えるため、導光板本来の透明で開放感のあるデザインが損なわれるという問題があった。
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものである。そして、本発明の目的は、点灯時には高い意匠性を有しつつも、消灯時には透明で開放感のあるデザインを付与することが可能な導光板、及び当該導光板を用いた照明装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第一の態様に係る導光板は、可視光線に対して透過性を有する基板と、基板の少なくとも一面に設けられ、さらに特定の波長の可視光線を吸収する光吸収剤と可視光線に対して透過性を有する樹脂とを含む塗膜と、を備える。
本発明の第二の態様に係る照明装置は、上述の導光板と、導光板に入射される光を放出する光源と、を備える。
本発明によれば、点灯時には高い意匠性を有しつつも、消灯時には透明で開放感のあるデザインを付与することが可能な導光板、及び当該導光板を用いた照明装置を提供することが可能となる。
本実施形態に係る導光板、及び導光板に入射される光を放出する光源を概略的に示す斜視図である。 本実施形態に係る照明装置を適用したペンダントライトを概略的に示す断面図である。 図2のペンダントライトを下面側から見た平面図である。 図2における符号Aの部分の拡大図である。 本実施形態に係る照明装置を適用した洗面化粧台を示す概略図である。 実施例1に係る導光板と当該導光板で用いた基板とにおける、全光線透過率と波長との関係を示すグラフである。 実施例2に係る導光板と当該導光板で用いた基板とにおける、全光線透過率と波長との関係を示すグラフである。 比較例に係る導光板と当該導光板で用いた基板とにおける、全光線透過率と波長との関係を示すグラフである。 実施例1に係る導光板と当該導光板で用いた基板の色度分布を示す図である。
以下、本実施形態に係る導光板、及び当該導光板を用いた照明装置について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
[導光板]
本実施形態に係る導光板10は、図1に示すように、可視光線に対して透過性を有する基板1を備えている。導光板10は、さらに、基板1の少なくとも一面に設けられ、特定の波長の可視光線を吸収する光吸収剤と、可視光線に対して透過性を有する樹脂とを含む塗膜2を備えるものである。
基板1は、380nm〜780nmの可視光線に対して透過性を有している。導光板10に、このような透光性の高い基板1を用いることにより、後述する光源20が消灯している場合には導光板10が透明となり、開放感のあるデザインとすることができる。
基板1としては、可視光線に対して透過性を有するものであれば特に限定されない。基板1としては、例えば、アクリル樹脂(アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの重合体)、ポリカーボネート樹脂、スチレン樹脂、エポキシ樹脂及びガラスからなる群より選ばれる少なくとも一つで形成されたものを用いることができる。なかでもアクリル樹脂及びポリカーボネート樹脂は光線透過率が高い。そのため、基板1は、アクリル樹脂及びポリカーボネート樹脂の少なくともいずれか一方で形成されていることが好ましい。なお、基板1における可視光線の全光線透過率は90〜100%であることが好ましく、全光線透過率は分光ヘーズメーターを用いて測定することができる。
基板1の厚さは特に限定されないが、例えば0.1mm〜10mmであることが好ましい。強度や透光性を考慮すると、基板1の厚さは1mm〜5mmであることがより好ましい。なお、基板1は、ガラスキャスト製法、連続キャスト製法、押出し製法等のシート成型方法により得たものを使用することができる。
本実施形態の導光板10は、基板1の少なくとも一面に塗膜2を備えている。塗膜2は、主成分として、可視光線に対して透過性を有する樹脂を含んでいる。さらに、塗膜2では、透光性の樹脂の内部に光吸収剤が分散している。このような構成により、光源20が消灯している場合には塗膜2は透明となるが、光源20が点灯している場合には、光源20から基板1に入射した光の一部を吸収し、色度の変化を生じさせることが可能となる。
塗膜2の主成分としての樹脂は、可視光線に対して透過性を有し、光吸収剤を安定的に分散させることが可能ならば特に限定されない。透光性の樹脂は、アクリル樹脂、ポリエステル及びエポキシ樹脂からなる群より選ばれる少なくとも一つであることが好ましい。これらの樹脂は可視光線に対して高い透過性を有し、さらに耐久性も高いため、塗膜2の透明性を長期に亘り維持することができる。また、透光性の樹脂として、アルキド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン樹脂、メラミン樹脂、ジエチレングリコールビスアリルカーボネート樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体、メチルメタクリレート−スチレン共重合体、これらを主成分とするアロイ材料からなる群より選ばれる少なくとも一つの透光性バインダーも使用することができる。
アクリル樹脂は、(メタ)アクリレート系モノマーを重合して得られる樹脂である。また、アクリル樹脂は、(メタ)アクリレート系モノマーと、炭素−炭素二重結合を有するモノマーとの共重合物であってもよい。炭素−炭素二重結合を有するモノマーとしては、スチレン系モノマー、オレフィン系モノマー、及びビニル系モノマーからなる群より選ばれる少なくとも一つを挙げることができる。なお、「(メタ)アクリレート」とは、アクリレート又はメタクリレートを意味する。
(メタ)アクリレート系モノマーとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、及び2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレートからなる群より選ばれる少なくとも一つを挙げることができる。また、スチレン系モノマーとしては、例えばスチレンなどが挙げられる。オレフィン系モノマーとしては、例えば、エチレン及びプロピレンなどが挙げられる。ビニル系モノマーとしては、例えば、塩化ビニル及び塩化ビニリデンなどが挙げられる。上記のモノマー成分は、一種を単独で用いてもよく、二種以上を混合して用いてもよい。
ポリエステルを用いる場合は、公知のものを用いることができる。ポリエステルとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレートなどを用いることができる。ポリエステルは、これらのうちの一種を単独で使用してもよく、二種以上を組み合わせて使用してもよい。
エポキシ樹脂を用いる場合も、公知のものを用いることができる。エポキシ樹脂としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ナフタレンジオール型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂を用いることができる。また、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂、環状脂肪族エポキシ樹脂、複素環式エポキシ樹脂(トリグリシジルイソシアヌレート、ジグリシジルヒダントイン等)を用いることもできる。さらに、これらのエポキシ樹脂を種々の材料で変性させた変性エポキシ樹脂等を使用することができる。また、これらのエポキシ樹脂の臭素化物、塩素化物等のハロゲン化物も用いることができる。エポキシ樹脂は、これらのうちの一種を単独で使用してもよく、二種以上を組み合わせて使用してもよい。
塗膜2に含まれる光吸収剤は、380nm〜780nmの可視光線の少なくとも一部を吸収することが可能な化合物ならば、特に限定されない。光吸収剤は、アンチモンドープ酸化スズ(ATO)、スズドープ酸化インジウム(ITO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(AZO)、ガリウムドープ酸化亜鉛(GZO)、インジウムドープ酸化亜鉛(IZO)、ポリスチレンスルホン酸を添加したポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT:PSS)からなる群より選ばれる少なくとも一つであることが好ましい。つまり、光吸収剤は、透明性と導電性を兼ね備えた材料を使用することができる。このような材料は、薄膜にすることによって透明に見えるが、基本的に可視光に光吸収帯を有するため、塗膜2に好適に用いることができる。
塗膜2の透明性を高めるため、光吸収剤は粒子状であることが好ましい。光吸収剤の平均二次粒子径は特に限定されないが、光源からの可視光線を効率的に吸収しつつも、塗膜2の透光性を高める観点から、1μm以下であることが好ましく、100nm以下であることがより好ましい。また、光吸収剤の平均二次粒子径の下限も特に限定されないが、例えば10nm以上とすることができる。なお、光吸収剤の平均二次粒子径は、塗膜2を走査型電子顕微鏡(SEM)又は透過型電子顕微鏡(TEM)で観察することにより測定することができる。また、光吸収剤の形状も特に限定されず、球状、針状、鱗片状のいずれの形状であってもよい。
塗膜2の厚みtは、透光性を有しつつも光吸収剤が高分散することが可能ならば特に限定されない。ただ、塗膜2は、厚みtが0.1μm〜100μmであることが好ましく、0.5μm〜10μmであることが特に好ましい。塗膜2の厚みtがこの範囲内であることにより、塗膜2の着色を抑制し、導光板10を透明に保つことが可能となる。
本実施形態の導光板10は、基板1の少なくとも一面(主面)に、上述の光吸収剤が透光性の樹脂に分散してなる塗膜2を備えている。そして、図1に示すように、導光板10の一端面1aに面して光源20が設けられ、光源20から発せられた可視光線が一端面1aを通じて基板1の内部に入射する。入射した可視光線3は、基板1の主面で反射し、この反射を繰り返すことにより、一端面1aの反対側にある他端面1bに向けて伝播する。このとき、伝播する光の一部は、基板1の主面からY軸方向に向けて出射する。
ここで、基板1の内部に入射した可視光線3は、基板1の主面で反射し、この反射を繰り返すが、その過程で、塗膜2に含まれる光吸収剤が可視光線3における特定波長の光を吸収する。そして、入射した可視光線3が基板1の一端面1aから他端面1bに向けて伝播するにつれて、特定波長の光が光吸収剤によって徐々に吸収されるため、光源から遠ざかるにつれて、特定波長の光が徐々に減少した可視光線が表面2aから出射する。そのため、表面2aから出射する可視光線は、一端面1aから他端面1bにかけて色度が変化することから、意匠性の高い照明装置を得ることができる。また、吸収される特定波長の光は、使用する光吸収剤の吸収波長領域により変化する。そのため、適切な光吸収剤を使用することにより、所望の色度を有する可視光線を出射させることが可能となる。
例えば、光吸収剤としてアンチモンドープ酸化スズ(ATO)を使用し、光源20として白色光を出射する発光ダイオードを使用した場合、基板1の内部に入射した可視光線3はATOにより特定波長の光のみが徐々に吸収される。そのため、光源20の近傍では、導光板10から白色光が出射されるが、光源20から遠ざかるにつれて黄色を帯びた光が出射される。したがって、光吸収剤はアンチモンドープ酸化スズであることが好ましい。
このように、点灯時には、一枚の導光板から異なる波長の可視光線が出射されるため、導光板全体の意匠性を高めることが可能となる。
また、上述のように、基板1及び塗膜2は可視光線に対して透過性を有しているため、光源20が消灯している場合には透明性が高い。そのため、消灯時には、導光板本来の透明で開放感のあるデザインを得ることができる。また、本実施形態の導光板は、従来のように基板に凹凸を設けて加飾しているわけではなく、さらに特許文献1のように金属製の文字板も使用していない。そのため、消灯時に加飾模様が現れないことから、より高い透明性が得られ、開放感を向上させることが可能となる。
次に、本実施形態の導光板10の製造方法について説明する。本実施形態では、まず、可視光線に対して透過性を有する樹脂と光吸収剤とを混合することにより、塗料組成物を調製する。この際、塗料組成物に溶媒を添加して、塗装しやすいように粘度を調整してもよい。
粘度調整用の溶媒としては、例えば水や有機溶剤を使用することが好ましい。有機溶剤は特に限定されないが、塗膜作成時に容易に揮発し、かつ、塗膜形成時に硬化阻害などを生じないものを適宜選択することが好ましい。有機溶剤としては、例えば芳香族炭化水素類(トルエン及びキシレン等)、アルコール類(メタノール、エタノール及びイソプロピルアルコール等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン及びシクロヘキサノン等)を挙げることができる。さらに、脂肪族炭化水素類(ヘキサン及びヘプタン等)、エーテル類(テトラヒドロフラン等)、アミド系溶剤(N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)及びジメチルアセトアミド(DMAc)等)が挙げられる。これらのうち好ましいのは、芳香族炭化水素類及びアルコール類である。これらの有機溶剤は、一種を単独で使用してもよく、二種以上を組み合わせて使用してもよい。
次に、得られた塗料組成物を、基板1の主面に塗布し乾燥する。この際、塗料組成物の塗布方法及び乾燥条件は特に限定されない。塗料組成物を基板1の主面に塗布する方法としては、塗工法や印刷法を用いることができる。塗工法においては、エアスプレー、ハケ、バーコーター、メイヤーバー、エアナイフ等を用いてコーティング剤組成物を塗布することができる。また、印刷法では、グラビア印刷、リバースグラビア印刷、オフセット印刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷等の方法を用いることができる。なお、乾燥条件としては、溶媒が除去される条件ならば特に限定されず、必要に応じて加熱処理を行ってもよい。このようにして、基板1の主面に塗膜2が形成された導光板10を得ることができる。
このように、本実施形態に係る導光板10は、可視光線に対して透過性を有する基板1と、基板1の少なくとも一面に設けられ、さらに特定の波長の可視光線を吸収する光吸収剤と可視光線に対して透過性を有する樹脂とを含む塗膜2とを備える。そのため、導光板に直接グラデーションなどの模様を付与しなくとも、塗料組成物を均一に塗布して塗膜2を形成するだけで、外観を変えることなく光源面の発色パターンを付与することが可能となる。
なお、図1に示す導光板10は、基板1の一方の主面(XZ面)にのみ塗膜2を形成している。しかし、本実施形態の導光板10は図1の態様に限定されず、基板1の両方の主面に塗膜2を形成してもよい。基板1の両面に塗膜2を形成した場合、光吸収剤による可視光線3の吸収が効率的に行われるため、色度が変化しやすくなり、意匠性を高めることが可能となる。
[照明装置]
次に、本実施形態に係る照明装置について、図面に基づき詳細に説明する。本実施形態の照明装置100は、上述の導光板10と、導光板10に入射される光を放出する光源20とを備える。
光源20は、基板1の一端面1aを通じて基板1の内部に可視光線を入射させることができるものならば特に限定されない。光源20としては、例えば発光ダイオード(LED)などの点光源や、蛍光灯など線状の光源を用いることができる。
図1に示すように、光源20は、導光板10の一端面1aに面しており、光源20から発せられた可視光線が一端面1aを通じて基板1の内部に入射する。そのため、本実施形態の照明装置100において、光源20は、導光板10の端部に位置することが好ましい。図1に示すように、導光板10が平板状の場合、光源20を導光板10の一端面1aに設けることにより、導光板10の主面からY軸方向に光が放出される。その結果、照明装置の省スペース化を図りつつも、効率的に光を照射することが可能となる。
図2乃至図4は照明装置100の適用例を示しており、照明装置100を、天井から吊り下げられて用いられるペンダントライトに適用した例を示している。図2に示すように、照明装置100Aは、装置本体30と、装置本体30から導出され、装置本体30に給電するための給電線41とを備える。さらに照明装置100Aは、給電線41の端部に取り付けられ、天井Cに設けられた引掛シーリングC1に係合するコネクタ42を備える。そして、装置本体30は、光源20と、光源20から出射された光を導光して外部に出射する導光板10と、光源20及び導光板10を保持する筐体50とを有する。
図2及び図4に示すように、筐体50は、光源20を保持する光源保持部51と、光源保持部51の上側に配置され、導光板10を保持する第1の導光板保持部52と、光源保持部51の下側に配置され、導光板10を保持する第2の導光板保持部53とを有する。光源保持部51は、円筒状に形成され、その円筒軸が鉛直方向と一致するように配置されている。第1の導光板保持部52及び第2の導光板保持部53は、それぞれ円板状に形成され、それらの中心が光源保持部51の円筒軸と交差するように配置されている。筐体50は、軽量で放熱性及び光反射性に優れた材料、例えば、白色のポリブチレンテレフタレート樹脂により形成されている。
導光板10は、第1の導光板保持部52及び第2の導光板保持部53よりも大きい円板状に形成されている。そして、導光板10の中心が光源保持部51の円筒軸と交差した状態で、導光板10は、第1の導光板保持部52と第2の導光板保持部53との間に挟持されている。導光板10は、天井Cに相対して配置され、外部に露出している。導光板10は中央に円形状の開口11を有し、開口11には、光源20を保持した光源保持部51が配置されている。
図4に示すように、光源20は、光源保持部51の外周面に亘って取り付けられた配線基板21と、配線基板21上において所定間隔毎に実装された複数のLED22と、LED22の点灯を制御する点灯回路23とを有する。配線基板21は、フレキシブル回路基板により構成され、熱伝導性及び電気絶縁性に優れた絶縁シートを介して光源保持部51に取り付けられている。複数のLED22は、それぞれの光軸Axが配線基板21に直交するように配置され、導光板10の内端面13と対向している。LED22は、例えば白色光を出射する白色LEDにより構成される。点灯回路23は、光源保持部51の内部に収納され、配電線及び配線基板21に設けられた配線パターンを介して、各々のLED22と電気的に接続されている。
LED22から出射された光は、図2において破線矢印で示すように、内端面13から導光板10に入射して、導光板10の内部を外端面12の方向に導光されつつ、表面2a及び裏面4から外部に出射する。裏面4から出射した光は、天井C方向に照射される。表面2aから出射した光は、天井C方向とは反対側の床面方向に照射される。
そして、照明装置100Aにおいて、光源20が点灯している場合には、導光板10の内端面13から外端面12にかけて色度が変化するため、意匠性に優れたペンダントライトとすることが可能となる。また、光源20が点灯していない場合には導光板10が透明となるため、開放感のあるデザインとすることができる。つまり、図2に示すように、導光板10と天井Cの間には隙間があるため、開放感のある空間演出を行うことが可能となる。
図5は、照明装置100の他の適用例を示しており、照明装置100を洗面化粧台に適用した例を示している。図5の洗面化粧台では、正面に位置する鏡200の左右両側に照明装置100を配置している。そして、照明装置100の光源20が点灯していない場合には導光板10が透明となるため、導光板10の裏側の状態を見ることができ、開放感のあるデザインとすることができる。また、照明装置100の光源20が点灯している場合には、鏡200の両側から光が放出されるため、使用者の背の高さに関係なく、顔面及び上半身を効率的に照らすことが可能となる。
なお、照明装置100を洗面化粧台に適用した場合、光源20の位置は特に限定されないが、例えば図5に示すように、導光板10の上部に設けることができる。これにより、照明装置100の省スペース化を図ることが可能となる。また、光源20が点灯している場合には、導光板10の上部から下部にかけて色度が変化するため、意匠性に優れた洗面化粧台とすることが可能となる。
以下、本実施形態を実施例及び比較例によりさらに詳細に説明するが、本実施形態はこれら実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
まず、透光性樹脂として、DIC株式会社製のアクリル樹脂であるアクリディック(登録商標)WAL−578(固形分50質量%)を準備した。また、光吸収剤として、アンチモンドープ酸化スズ(ATO)の分散液である石原産業株式会社製のFSS−10M(固形分30質量%)を準備した。
そして、透光性樹脂の固形分100質量部に対して、ATOを固形分が40質量部となるように添加した。次に、この混合物を、固形分が10質量%になるようにシクロヘキサノンで希釈することにより、塗料組成物を得た。この塗料組成物を、スプレーで基板に塗布し乾燥させることにより、膜厚が1μmである塗膜を有する本例の導光板を得た。なお、基板としては、アクリル樹脂で形成され、縦50mm横70mm厚さ2mmのアクリル板を用いた。
[実施例2]
まず、光吸収剤として、シグマアルドリッチ社製のスズドープ酸化インジウム(ITO)ナノ粒子(粒子径:50nm以下)を準備した。
そして、実施例1と同じ透光性樹脂の固形分100質量部に対して、ITOを固形分が40質量部となるように添加した。次に、この混合物を、固形分が10質量%になるようにシクロヘキサノンで希釈することにより、塗料組成物を得た。この塗料組成物を、スプレーで実施例1と同じ基板に塗布し乾燥させることにより、膜厚が1μmである塗膜を有する本例の導光板を得た。
[実施例3]
まず、光吸収剤として、ハクスイテック株式会社製のアルミニウムドープ酸化亜鉛(AZO)ナノ粒子であるパゼットCK−K(BET径:12nm以下)を準備した。
そして、実施例1と同じ透光性樹脂の固形分100質量部に対して、AZOを固形分が40質量部となるように添加した。次に、この混合物を、固形分が10質量%になるようにシクロヘキサノンで希釈することにより、塗料組成物を得た。この塗料組成物を、スプレーで実施例1と同じ基板に塗布し乾燥させることにより、膜厚が1μmである塗膜を有する本例の導光板を得た。
[実施例4]
まず、光吸収剤として、ナガセケムテックス株式会社製のPEDOT:PSS分散液であるデナトロン(登録商標)P−800SLを準備した。
そして、実施例1と同じ透光性樹脂の固形分100質量部に対して、PEDOT:PSS分散液を固形分が40質量部となるように添加した。次に、この混合物を、固形分が10質量%になるようにシクロヘキサノンで希釈することにより、塗料組成物を得た。この塗料組成物を、スプレーで実施例1と同じ基板に塗布し乾燥させることにより、膜厚が1μmである塗膜を有する本例の導光板を得た。
[比較例]
まず、シグマアルドリッチ社製のシリカナノ粒子(粒子径:100nm以下)を準備した。
そして、実施例1と同じ透光性樹脂の固形分100質量部に対して、ナノシリカ微粒子を固形分が40質量部となるように添加した。次に、この混合物を、固形分が10質量%になるようにシクロヘキサノンで希釈することにより、塗料組成物を得た。この塗料組成物を、スプレーで実施例1と同じ基板に塗布し乾燥させることにより、膜厚が1μmである塗膜を有する本例の導光板を得た。
なお、実施例1〜4及び比較例の導光板を目視で観察した結果、いずれも略無色透明であることを確認した。
[評価]
(全光線透過率測定)
実施例1、実施例2及び比較例の導光板に対し、分光光度計(島津製作所株式会社製UV−2600)を用い、380nm〜780nmの波長範囲における各波長の全光線透過率を測定した。なお、全光線透過率は5nmの波長間隔で測定した。測定結果を図6〜図8に示す。
図6及び図7に示すように、実施例1及び実施例2の導光板は380nm〜780nmの全範囲にかけて全光線透過率が低下していることが分かる。つまり、光吸収剤の作用により、可視光線が吸収されていることが分かる。また、図6及び図7より、実施例1及び実施例2の導光板は、基板と比較して、全光線透過率に波長依存性が存在することが分かる。そして、特に450nm付近の透過率が低く、光の吸収が大きいことが分かる。これに対し、図8に示すように、比較例の導光板は、380nm〜780nmの全範囲で全光線透過率が殆ど低下せず、可視光線の吸収が生じていないことが分かる。
(色度分布測定)
2次元色彩輝度計(コニカミノルタ株式会社製CA−2000)を用いて、実施例1の導光板及び実施例1で用いた基板の出光面における色度分布を測定した。測定結果を図9に示す。なお、図9では、長方形の導光板の下辺に光源があり、導光板の下辺から上辺に行くにつれて光源から遠ざかっている。
図9に示すように、基板の色度分布は全体として略同じであり、出光面全体で色の変化は見られない。これに対し、実施例1の導光板は、光源から遠ざかるにつれて色の変化が生じている。つまり、出光面から発せられる光が導光板の下辺から上辺に行くにつれて、x色度が連続的に変化し、x色度が徐々に大きくなっていることが分かる。そして、実施例1の導光板を目視した結果、光源から遠ざかるにつれて白色から黄色に変化していることを確認した。
このように、実施例1の導光板では、光源から入射した光がその内部で反射を繰り返すが、その過程で光吸収剤により特定の波長のみが徐々に吸収され、出射光の色度が連続的に変化していることが分かる。
以上、実施例に沿って本実施形態の内容を説明したが、本実施形態はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
1 基板
2 塗膜
3 可視光線
10 導光板
20 光源
100 照明装置

Claims (4)

  1. 可視光線に対して透過性を有する基板と、
    前記基板の少なくとも一面に設けられ、さらに特定の波長の可視光線を吸収する光吸収剤と可視光線に対して透過性を有する樹脂とを含む塗膜と、
    を備える、導光板。
  2. 前記光吸収剤はアンチモンドープ酸化スズである、請求項1に記載の導光板。
  3. 前記塗膜は、厚みが0.1μm〜100μmである、請求項1又は2記載の導光板。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の導光板と、
    前記導光板に入射される光を放出する光源と、
    を備える、照明装置。
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