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JP2018083284A - ロボット制御装置、ロボット、ロボットシステム、及び、ロボット制御方法 - Google Patents

ロボット制御装置、ロボット、ロボットシステム、及び、ロボット制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】移動する対象物に対して作業するロボットの提供。
【解決手段】対象物の移動方向への、ロボットのエンドエフェクターの移動中に、前記ロボットが備える力検出部の出力に基づいて、力を前記対象物に作用させる力制御を行って、前記エンドエフェクターによる前記対象物に対する作業を前記ロボットに行わせる、ロボット制御装置が構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボット制御装置、ロボット、ロボットシステム、及びロボット制御方法に関する。
従来、搬送装置によって搬送される対象物(ワーク)をロボットによってピックアップする技術が知られている。例えば、特許文献1においては搬送装置上の領域に2個の座標系を定義し、対象物の位置に応じていずれかの座標系を選択し、選択された座標系を用いてロボットに対して動作指示を出力することでコンベアの撓み、膨らみ、傾斜の影響を抑制する技術が開示されている。
特開2015−174171号公報
上述の従来技術においては、搬送装置によって搬送される対象物やロボットに把持されて運ばれる対象物など、移動する対象物に対してロボットによって作業を行うことはできなかった。すなわち、移動する対象物に対してネジ締めや研磨など、各種の作業を行うことは困難であった。
上記課題の少なくとも一つを解決するために、本発明のロボット制御装置は、対象物の移動方向への、ロボットのエンドエフェクターの移動中に、ロボットが備える力検出部の出力に基づいて、力を対象物に作用させる力制御を行って、エンドエフェクターによる対象物に対する作業をロボットに行わせる。
すなわち、対象物の移動方向へのエンドエフェクターの移動中に、対象物に対して力を作用させる力制御を行い、ロボットにエンドエフェクターによる作業を行わせる。このため、対象物の移動に合わせて当該対象物の移動方向にエンドエフェクターが移動する状況において、当該力によって作業を行うことができる。以上の構成によれば、対象物が移動しながらであっても力制御による作業を行うことができる。
上記ロボット制御装置において、対象物の移動にエンドエフェクターが追従する過程で、作業を開始可能であるか否かを判定し、開始可能であると判定された場合に、作業を開始する構成が採用されてもよい。この構成によれば、準備が完了する前に作業が開始されることはなく、作業の失敗が発生する可能性を低減することができる。
上記ロボット制御装置において、作業をロボットに行わせる際に、対象物が静止していると想定したときの目標位置と、対象物の移動量を表す第1位置補正量と、力制御により算出される第2位置補正量と、を加算することによって制御目標位置を求め、制御目標位置を利用したフィードバック制御を実行する構成であってもよい。この構成によれば、対象物の移動に追従しながら力制御による作業を行う際のフィードバック制御を容易に実行できる。
上記ロボット制御装置において、第2位置補正量の履歴から決定された代表補正量を取得し、新たな対象物に対してエンドエフェクターを追従させる場合に代表補正量を、新たな対象物に関する第1位置補正量に加算する構成であっても良い。この構成によれば、新たな対象物に関する制御が簡易な制御になる。
上記ロボット制御装置において、目標位置及び第1位置補正量を求める位置制御部と、第2位置補正量を求める力制御部と、目標位置と第1位置補正量と第2位置補正量とを加算することによって制御目標位置を求め、制御目標位置を利用したフィードバック制御を実行する司令統合部と、を備える構成であってもよい。この構成によれば、対象物の移動に追従しながら力制御による作業を行う際のフィードバック制御を容易に実行できる。
或いは、上記ロボット制御装置において、コンピューター実行可能な命令を実行してロボットを制御するように構成されたプロセッサーを備え、プロセッサーは、目標位置と第1位置補正量と第2位置補正量を求め、目標位置と第1位置補正量と第2位置補正量とを加算することによって制御目標位置を求め、制御目標位置を利用したフィードバック制御を実行するように構成されていてもよい。この構成によっても、対象物の移動に追従しながら力制御による作業を行う際のフィードバック制御を容易に実行できる。
上記ロボット制御装置において、対象物に対してエンドエフェクターを追従して、エンドエフェクターを、対象物の移動方向に平行な方向に移動させ、ロボットに力制御を行わせるために、エンドエフェクターを、対象物の移動方向に垂直な方向に移動させる構成であっても良い。この構成によれば、対象物の移動方向に垂直な方向への移動を伴う作業を実施することが可能である。
上記ロボット制御装置において、エンドエフェクターが備えるスクリュードライバーによって対象物にネジ締めを行う作業を行わせる構成であっても良い。この構成によれば、移動する対象物に対してロボットによってネジ締め作業を行うことができる。
上記ロボット制御装置において、エンドエフェクターが備える把持部によって把持された嵌合物を対象物に形成された嵌合部に嵌合する作業を行わせる構成であっても良い。この構成によれば、移動する対象物に対してロボットによって嵌合作業を行うことができる。
上記ロボット制御装置において、エンドエフェクターが備える研磨ツールによって対象物を研磨する作業を行わせる構成であってもよい。この構成によれば、移動する対象物に対してロボットによって研磨作業を行うことができる。
上記ロボット制御装置において、エンドエフェクターが備えるバリ取りツールによって対象物のバリを除去する作業を行わせる構成であってもよい。この構成によれば、移動する対象物に対してロボットによってバリ取り作業を行うことができる。
ロボットシステムの斜視図である。 複数のプロセッサーを有する制御装置の一例を示す概念図である。 複数のプロセッサーを有する制御装置の他の例を示す概念図である。 ロボット制御装置の機能ブロック図である。 GUIを示す図である。 コマンドの例を示す図である。 ネジ締め処理のフローチャートである。 ネジ穴HとTCPとの関係を模式的に示す図である。 ロボット制御装置の機能ブロック図である。 ロボットシステムの斜視図である。 ロボットシステムの斜視図である。 ロボットシステムの斜視図である。 嵌合処理のフローチャートである。 ロボットシステムの斜視図である。 研磨処理のフローチャートである。 ロボットシステムの斜視図である。 バリ取り処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら以下の順に説明する。なお、各図において対応する構成要素には同一の符号が付され、重複する説明は省略される。
(1)ロボットシステムの構成:
(2)ネジ締め処理:
(3)他の実施形態:
(1)ロボットシステムの構成:
図1は本発明の一実施形態にかかるロボット制御装置で制御されるロボットおよび対象物(ワーク)の搬送経路を示す斜視図である。本発明の一実施例としてのロボットシステムは、図1に示すように、ロボット1と、エンドエフェクター20と、ロボット制御装置40と、教示装置45(ティーチングペンダント)と、を備えている。ロボット制御装置40はケーブルによりロボット1と通信可能に接続される。なお、ロボット制御装置40の構成要素がロボット1に備えられていても良い。ロボット制御装置40と教示装置45とはケーブルで、または無線通信可能に接続される。教示装置45は、専用のコンピューターであってもよいし、ロボット1を教示するためのプログラムがインストールされた汎用のコンピューターであってもよい。さらに、ロボット制御装置40と教示装置45とは、図1に示すように別々の筐体を備えていてもよいし、一体に構成されていてもよい。
ロボット制御装置40の構成としては、図1に示した構成以外の種々の構成を採用することが可能である。例えば、プロセッサーとメインメモリーを図1の制御装置40から削除し、この制御装置40と通信可能に接続された他の装置にプロセッサーとメインメモリーを設けるようにしてもよい。この場合には、当該他の装置と制御装置40とを合わせた装置全体が、ロボット1の制御装置として機能する。他の実施形態では、制御装置40は、2つ以上のプロセッサーを有していてもよい。更に他の実施形態では、制御装置40は、互いに通信可能に接続された複数の装置によって実現されていてもよい。これらの各種の実施形態において、制御装置40は、コンピューター実行可能な命令を実行してロボット1を制御するように構成された1つ以上のプロセッサーを備える装置又は装置群として構成される。
図2は、複数のプロセッサーによってロボット制御装置が構成される一例を示す概念図である。この例では、ロボット1及びその制御装置40の他に、パーソナルコンピューター400,410と、LANなどのネットワーク環境を介して提供されるクラウドサービス500とが描かれている。パーソナルコンピューター400,410は、それぞれプロセッサーとメモリーとを含んでいる。また、クラウドサービス500においてもプロセッサーとメモリーを利用可能である。これらの複数のプロセッサーの一部又は全部を利用して、ロボット1の制御装置を実現することが可能である。
図3は、複数のプロセッサーによってロボット制御装置が構成される他の例を示す概念図である。この例では、ロボット1の制御装置40が、ロボット1の中に格納されている点が図2と異なる。この例においても、複数のプロセッサーの一部又は全部を利用して、ロボット1の制御装置を実現することが可能である。
図1のロボット1は、アーム10に各種のエンドエフェクター20を装着して使用される単腕ロボットである。アーム10は6つの関節J1〜J6を備える。関節J2、J3、J5は曲げ関節であり、関節J1、J4、J6はねじり関節である。関節J6には、対象物(ワーク)に対して把持や加工等の作業を行うための各種のエンドエフェクター20が装着される。アーム10の先端の所定位置をツールセンターポイント(TCP)と表す。TCPは、エンドエフェクター20の位置の基準として使用される位置であり、任意に設定可能である。例えば、関節J6の回転軸上の位置をTCPとして設定することができる。また、エンドエフェクター20としてスクリュードライバーが使用される場合には、スクリュードライバーの先端をTCPとして設定可能である。なお、本実施例では6軸ロボットを例にしているが、力制御する方向と搬送装置の搬送方向に移動可能なロボットであればよく、どのような関節機構を用いてもよい。
ロボット1は、6軸のアーム10を駆動させることによって、可動範囲内においてエンドエフェクター20を任意の位置に配置し、任意の姿勢(角度)とすることができる。エンドエフェクター20には力覚センサーPとスクリュードライバー21が備えられている。力覚センサーPは、エンドエフェクター20に作用する3軸の力と、当該3軸まわりに作用するトルクを計測するセンサーである。力覚センサーPは、固有の座標系であるセンサー座標系において互いに直交する3個の検出軸と平行な力の大きさと、当該3個の検出軸まわりのトルクの大きさとを検出する。なお、関節J6以外の関節J1〜J5のいずれか1つ以上に力検出器としての力覚センサーを備えても良い。なお、力の検出手段としての力検出部は、制御する方向の力やトルクを検出できればよく、力覚センサーのように直接、力やトルクを検出手段や、ロボットの関節のトルクを検出し間接的に求める手段などを用いてもよい。また、力を制御する方向のみの力やトルクを検出してもよい。
ロボット1が設置された空間を規定する座標系をロボット座標系というとき、ロボット座標系は、水平面上において互いに直交するx軸とy軸と、鉛直上向きを正方向とするz軸とによって規定される3次元の直交座標系である(図1参照)。z軸における負の方向は概ね重力方向と一致する。またx軸周りの回転角をRxで表し、y軸周りの回転角をRyで表し、z軸周りの回転角をRzで表す。x,y,z方向の位置により3次元空間における任意の位置を表現でき、Rx,Ry,Rz方向の回転角により3次元空間における任意の姿勢を表現できる。以下、位置と表記した場合、姿勢も意味し得ることとする。また、力と表記した場合、トルクも意味し得ることとする。ロボット制御装置40は、アーム10を駆動することによって、ロボット座標系においてTCPの位置を制御する。
図4に示すように、ロボット1は、教示を行うことにより各種作業が可能となる汎用ロボットであり、アクチュエーターとしてのモーターM1〜M6と、位置センサーとしてのエンコーダーE1〜E6とを備える。アーム10を制御することはモーターM1〜M6を制御することを意味する。モーターM1〜M6とエンコーダーE1〜E6とは、関節J1〜J6のそれぞれに対応して備えられており、エンコーダーE1〜E6はモーターM1〜M6の回転角度を検出する。
ロボット制御装置40は、モーターM1〜M6の回転角度の組み合わせと、ロボット座標系におけるTCPの位置との対応関係U1を記憶している。また、ロボット制御装置40は、ロボット1が行う作業の工程ごとに目標位置Sと目標力fStの少なくともいずれかをコマンドに基づいて記憶する。当該コマンドは既定の制御言語によって記述される。TCPの目標位置SとTCPの目標力fStを引数(パラメーター)とするコマンドはロボット1が行う作業の工程ごとに設定される。
ここでSの文字は、ロボット座標系を規定する軸の方向(x,y,z,Rx,Ry,Rz)のなかのいずれか1個の方向を表すこととする。また、Sは、S方向の位置も表すこととする。例えば、S=xの場合、ロボット座標系にて設定された目標位置のx方向成分がS=xと表記され、目標力のx方向成分がfSt=fxtと表記される。目標力とは、TCPに作用すべき力であり、TCPに当該力が作用すべきときに力覚センサーPが検出すべき力は座標系の対応関係やTCPと力覚センサーPの位置関係を利用して特定可能である。本実施形態において、目標位置Sと目標力fStはロボット座標系で定義される。
ロボット制御装置40は、モーターM1〜M6の回転角度Daを取得し、対応関係U1に基づいて、当該回転角度Daをロボット座標系におけるTCPの位置S(x,y,z,Rx,Ry,Rz)に変換する。またロボット制御装置40は、TCPの位置Sと、力覚センサーPの検出値および位置とに基づいて、力覚センサーPに現実に作用している力をTCPに作用している作用力fに変換してロボット座標系において特定する。
具体的には力覚センサーPに作用している力は、TCPとは別の点を原点とするセンサー座標系で定義される。ロボット制御装置40は、ロボット座標系におけるTCPの位置Sごとに、力覚センサーPのセンサー座標系における検出軸の方向を規定した対応関係U2を記憶している。従って、ロボット制御装置40は、ロボット座標系におけるTCPの位置Sと対応関係U2と力覚センサーPの検出値に基づいて、ロボット座標系においてTCPに作用する作用力fを特定できる。また、ロボットに作用するトルクは、作用力fと、ツール接触点(エンドエフェクター20と対象物Wの接触点)から力覚センサーPまでの距離とから算出することができ、図示されないfトルク成分として特定される。
本実施形態においては、対象物Wに形成されたネジ穴Hにスクリュードライバー21によってネジを挿入するネジ締め作業を行うための教示が行われ、当該ネジ締め作業が行われる場合を例として説明する。
本実施形態において、対象物Wは搬送装置50によって搬送される。すなわち、搬送装置50は、図1に示すxyz座標系によって規定されるx−y平面に平行な搬送面を有している。搬送装置50は、搬送ローラー50a,50bを備えており、これらの搬送ローラー50a,50bを回転させることによって搬送面をy軸方向に移動させることができる。従って、搬送装置50は、搬送面上に載置された対象物Wをy軸方向に搬送することができる。なお、図1に示すxyz座標系は予めロボット1に対して固定的に定義されている。従って、当該xyz座標系において、対象物Wの位置やロボット1の位置(アーム10やスクリュードライバー21の位置)、及びそれらの姿勢を定義することができる。
搬送装置50の搬送ローラー50aには、図示しないセンサーが取り付けられており、当該センサーは、搬送ローラー50aの回転量に応じた信号を出力する。搬送装置50においては、搬送ローラー50a,50bの回転とともに搬送面が滑らずに移動するため、センサーの出力は搬送装置50による搬送量(搬送される対象物Wの移動量)を示している。
搬送装置50の上方(z軸正方向)においては、カメラ30が図示しない支持部によって支持されている。カメラ30は、z軸負方向側の破線に示す範囲が視野に含まれるように支持部に支持されている。本実施形態においては、カメラ30で撮影される画像の位置と搬送装置50の搬送面上の位置とが対応づけられている。従って、カメラ30の視野内に対象物Wが存在する場合、カメラ30の出力画像における対象物Wの像の位置に基づいて対象物Wのx−y座標を特定することが可能である。
ロボット1にはロボット制御装置40が接続されており、当該ロボット制御装置40の制御により、アーム10およびスクリュードライバー21、搬送装置50およびカメラ30の駆動を制御することができる。ロボット制御装置40はCPU,RAM,ROM等を備えるコンピューターによってロボット制御プログラムが実行されることによって実現される。コンピューターの態様は任意の態様であってよく、例えば、可搬型のコンピューター等によって構成可能である。
搬送装置50は、ロボット制御装置40に接続されており、ロボット制御装置40は、搬送ローラー50a,50bに制御信号を出力し、搬送ローラー50a,50bの駆動開始および終了を制御することができる。また、ロボット制御装置40は、搬送装置50が備えるセンサーの出力に基づいて搬送装置50に搬送される対象物Wの移動量を取得することができる。
カメラ30は、ロボット制御装置40に接続されており、カメラ30によって対象物Wが撮影されると、撮影された画像がロボット制御装置40に対して出力される。スクリュードライバー21は、ビットに吸着したネジを回転させることでネジをネジ穴に挿入することができる。ロボット制御装置40は、スクリュードライバー21に対する制御信号を出力し、ネジの吸着およびネジの回転を行わせることができる。
さらに、ロボット制御装置40は、ロボット1が備えるモーターM1〜M6(図4)に制御信号を出力することにより、ロボット1が備えるアーム10を可動範囲内の任意の位置に移動させ、可動範囲内で任意の姿勢にさせることができる。従って、可動範囲内でエンドエフェクター20を任意の位置に移動させ、任意の姿勢にさせることができ、スクリュードライバー21の先端を可動範囲内で任意の位置に移動させ、可動範囲内で任意の姿勢にさせることができる。そこで、ロボット制御装置40は、スクリュードライバー21の先端を図示しないネジの供給装置に移動させてビットに対してネジを吸着させることでネジをピックアップすることができる。さらに、ロボット制御装置40は、ネジが対象物Wのネジ穴の上空に位置するようにロボット1を制御してエンドエフェクター20を移動させる。そして、ロボット制御装置40は、スクリュードライバー21の先端をネジ穴に近づけ、ビットに吸着しているネジを回転させることでネジ締め作業を行う。
本実施形態においてロボット制御装置40は、このような作業を行うために力制御および位置制御を実行することができる。力制御は、ロボット1(ロボット1に連動するエンドエフェクター20等の部位を含む)に作用する力を所望の力にする制御であり、本実施形態においてはTCPに作用する力を目標力にする制御である。すなわち、ロボット制御装置40は、力覚センサーPが検出した現在の力に基づいてロボット1に連動するTCPに作用する力を特定することができる。そこで、ロボット制御装置40は、力覚センサーPの検出値に基づいて当該TCPに作用する力が目標力となるようにアーム10の各関節を制御することができる。
アームの制御量は種々の手法によって決定されて良く、例えば、インピーダンス制御によって制御量が決められる構成等が採用可能である。いずれにしても、力覚センサーPが検出した力に基づいて特定されたTCPへの作用力が目標力ではなかった場合、ロボット制御装置40は、TCPに作用する力が目標力に近づくようにアーム10の各関節を制御し、エンドエフェクター20を移動させる。この処理を繰り返すことにより、TCPに作用する力を目標力にする制御を行う。むろん、ロボット制御装置40は、力覚センサーPから出力されるトルクを目標トルクにするように、アーム10を制御しても良い。
位置制御は、ロボット1(ロボット1に連動するエンドエフェクター20等の部位を含む)を予定された位置に移動させる制御である。すなわち、ロボット1に連動する特定の部位の目標位置および目標姿勢が教示や軌道計算等によって特定され、ロボット制御装置40は当該目標位置および目標姿勢となるようにアーム10の各関節を制御し、エンドエフェクター20を移動させる。むろん、当該制御においては、PID(Proportional−Integral−Derivative)制御等のフィードバック制御によってモーターの制御量が取得されても良い。
以上のように、ロボット制御装置40は、力制御および位置制御によってロボット1を駆動するが、本実施形態において、作業の対象となる対象物Wは搬送装置50によって移動するため、ロボット制御装置40は、移動中の対象物Wに対して作業を行うための構成を備えている。
図4は、ロボット制御装置40が、移動中の対象物Wに対して作業を行うために備える構成の一例を示すブロック図である。ロボット制御装置40においてロボット制御プログラムが実行されると、ロボット制御装置40は、位置制御部41、力制御部42、指令統合部43として機能する。位置制御部41と、力制御部42と、指令統合部43は、ハードウェア回路として構成されていてもよい。
位置制御部41は、予め作成されたコマンドで指定される目標位置に従って、ロボット1のエンドエフェクター20の位置を制御する機能を有する。位置制御部41は、更に、移動する対象物Wに対してロボット1のエンドエフェクター20を追従して移動させる機能も有している。移動する対象物Wの位置は種々の手法で取得されて良いが、本実施形態においては、カメラ30で撮影した画像に基づいて、撮影された時刻における対象物Wの位置(x−y座標)が取得され、搬送装置50が備えるセンサーに基づいて対象物Wの移動量が取得され、対象物Wが撮影された時刻以後の対象物Wの移動量に基づいて任意の時刻における対象物Wの位置が特定される。
このような対象物Wの位置の特定と追従とを行うために、本実施形態において、位置制御部41は、さらに、対象物位置取得部41a、目標位置取得部41b、位置制御指令取得部41c、トラッキング補正量取得部41dの各機能を実行する。対象物位置取得部41aは、カメラ30の出力画像に基づいて視野内の対象物W(詳しくは対象物W上のネジ穴)の位置(x−y座標)を取得する機能である。
目標位置取得部41bは、ネジ締め作業においてスクリュードライバー21を所望の位置(姿勢を含む)としたときのTCPの位置を目標位置Sとして取得する機能である。目標位置Sは、教示装置45を用いた教示により作成されたコマンドで指定される。本実施形態においては、例えば、ネジ穴からz軸正方向に所定量オフセットされた位置が作業開始直前の目標位置として教示され、そこからネジ締め量(ネジ締めによりネジが進む距離)だけz軸負方向に進んだ位置が作業開始後の目標位置として教示される。本実施形態において、この教示により指定される目標位置は、ロボット座標系の位置でなく、対象物Wを基準とした相対位置である。但し、目標位置をロボット座標系の位置として教示することも可能である。教示が行われると、教示内容を示すコマンドが生成され、ロボット制御装置40に記憶される。
例えば、対象物Wのネジ穴に対してネジを挿入する作業の開始前のTCPの目標位置は、ネジの先端をネジ穴から既定距離(例えば5mm)上方に配置するために、TCPが配置されるべき位置である。コマンドは、対象物Wのネジ穴から既定距離だけ上方の位置がネジの先端の位置であることを示している。この場合、目標位置取得部41bは、対象物位置取得部41aが取得したネジ穴の位置(x−y座標)を取得し、z軸の原点から上方に向けて、対象物Wの高さおよび上述の既定距離に相当するオフセットを設けた位置にネジが配置されるようなTCPの位置を目標位置Sとして取得する。このTCPの目標位置Sは、ロボット座標系で表現された位置である。
位置制御指令取得部41cは、目標位置取得部41bによって取得された目標位置SにTCPを移動させるための制御指令を取得する。本実施形態においては、微小時間毎に位置制御(および後述の力制御)を繰り返すことにより、TCPを目標位置Sに移動させる。
TCPを作業開始前の目標位置に移動させる際に、位置制御指令取得部41cは、カメラ30による対象物Wの撮影時刻から目標位置への移動が完了する移動完了時刻までの時間間隔を微小時間毎に分割する。そして、位置制御指令取得部41cは、カメラ30による対象物Wの撮影時刻におけるTCPの位置を、移動完了時刻までの期間で目標位置Sに移動させる際における各時刻でのTCPの位置を微小時間毎の目標位置Stcとして特定する。この結果、微小時間をΔT、撮影時刻をT、目標位置Sへの移動完了時刻をTとすると、T,T+ΔT,T+2ΔT,,,,T−ΔT、Tの各時刻におけるTCPの目標位置Stcが特定される。位置制御指令取得部41cは、各時刻において次の時刻における目標位置Stcを順次出力する。例えば、撮影時刻Tにおいては、時刻T+ΔTにおける目標位置Stcが出力され、時刻T+ΔTにおいては、時刻T+2ΔTにおける目標位置Stcが出力される。
ここで出力される微小時間毎の目標位置Stcは、対象物Wが静止していると想定された場合の位置指令である。すなわち、対象物位置取得部41aはカメラ30で対象物Wが撮影された時刻における対象物W(のネジ穴)の位置を取得し、目標位置取得部41bは、当該時刻における対象物Wの位置に基づいて目標位置Stcを取得する。一方、実際の作業において対象物Wは搬送装置50によって搬送されるため、搬送装置50の搬送速度でy軸正方向に移動する。そこで、トラッキング補正量取得部41dは、搬送装置50が備えるセンサーからの出力を取得し、微小時間ΔT毎の搬送装置50による対象物Wの移動量を取得する。
具体的には、トラッキング補正量取得部41dは、位置制御指令取得部41cが目標位置Stcを出力する際に想定されている時刻(上述の次の時刻)に同期させて当該時刻での対象物の移動量を推定する。例えば、現在の時刻が時刻T+2ΔTであれば、位置制御指令取得部41cは時刻T+3ΔTにおける目標位置Stcを出力し、トラッキング補正量取得部41dは時刻T+3ΔTにおける対象物Wの移動量を補正量Stmとして出力する。時刻T+2ΔTにおける移動量は、例えば、撮影時刻Tから現在時刻T+2ΔTまでの対象物Wの移動量から微小時間ΔTにおける移動量を推定し、当該移動量を撮影時刻Tから現在時刻T+2ΔTまでの対象物Wの移動量に加えるなどして取得可能である。指令統合部43は、目標位置Stcと補正量Stmを加算して、移動目標位置Sttを生成する。この移動目標位置Sttは、位置制御における制御目標値に相当する。
力制御部42は、TCPに作用する力を目標力に制御する機能である。力制御部42は、力制御指令取得部42aを備えており、教示装置45の操作によってロボット制御装置40が記憶したコマンドに基づいて目標力fStを取得する。すなわち、当該コマンドは作業において力制御が必要な各工程における目標力fStを示しており、力制御指令取得部42aは指定された工程における目標力fStを取得する。例えば、作業においてスクリュードライバー21の先端に取り付けられたネジを対象物Wに既定の力で押しつける必要がある場合、当該力に基づいてTCPに作用すべき目標力fStが特定される。さらに、スクリュードライバー21の先端に取り付けられたネジと対象物Wとの間に作用する力を0にする制御(衝突の回避や倣い制御)が必要である場合、当該力0がとなるためにTCPに作用すべき力が目標力fStとなる。本例にかかるネジ締め作業の場合、力制御部42は、ネジをz軸負方向に一定の力で押しつけ、ネジのx軸およびy軸方向に作用する力を0にする倣い制御(対象物の移動方向を含む平面内の力が0となる制御)を実行する。
本実施形態において力制御部42は、作用力fに対して重力補償を行う。重力補償とは、作用力fから重力に起因する力やトルクの成分を除去することである。重力補償を行った作用力fは、力覚センサーPに作用している重力以外の力と見なすことができる。
力覚センサーPに作用している重力以外の作用力fとTCPに作用すべき目標力fStとが特定されると、力制御部42は、インピーダンス制御によって位置補正量ΔSを取得する。本実施例のインピーダンス制御は、仮想の機械的インピーダンスをモーターM1〜M6によって実現する能動インピーダンス制御である。力制御部42は、このようなインピーダンス制御を、エンドエフェクター20が対象物Wから力を受ける接触状態の工程で適用する。インピーダンス制御では、目標力を後述する運動方程式に代入して取得した位置補正量ΔSに基づいてモーターM1〜M6の回転角度を導出する。ロボット制御装置40がモーターM1〜M6を制御する信号は、PWM(Pulse Width Modulation)変調された信号である。
ロボット制御装置40は、エンドエフェクター20が対象物Wから力を受けない非接触状態の工程では、移動目標位置Sttから線形演算で導出する回転角度でモーターM1〜M6を制御する。
指令統合部43は、位置制御モードと力制御モードと位置・力制御モードとのいずれか、又はその組み合わせによってロボット1を制御する機能を有している。例えば、図1に示すネジ締め作業では、x軸k方向とy軸方向については目標力をゼロとするような「倣い動作」を行うので力制御モードが使用される。また、z軸方向については、ゼロでない目標力でスクリュードライバー21を押し付けながらネジ穴にネジを挿入するので位置・力制御モードが使用される。更に、各軸回りの回転方向Rx,Ry,Rzについては、倣いも押し付けも行わないので位置制御モードが使用される。
(1)力制御モード:運動方程式に基づいて目標力から回転角度を導出してモーターM1〜M6を制御するモード。
力制御モードは、各時刻の目標位置Stcが作業中に経時的に変化しない場合に、目標力fStに関するフィードバック制御を実行する制御である。例えば、ネジ締め作業や後述する嵌合作業では、目標位置Stcが作業終了位置になると、その後の作業中には目標位置Stcが経時的に変化しないので、力制御モードで作業が実行される。本実施形態の制御装置40は、力制御モードにおいても、対象物Wの搬送による移動量に応じた補正量Stmを用いた位置フィードバックを行うことが可能である。
(2)位置制御モード:目標位置から線形演算で導出する回転角度でモーターM1〜M6を制御するモード。
位置制御モードは、作業中に力を制御する必要が無い場合に、目標位置Stcに対するフィードバック制御を実行する制御である。換言すれば、位置制御モードは、力制御による位置補正量ΔSが常にゼロであるモードである。本実施形態の制御装置40は、位置制御モードにおいても、対象物Wの搬送による移動量に応じた補正量Stmを用いた位置フィードバックを行うことが可能である。
(3)位置・力制御モード:目標位置から線形演算で導出する回転角度と目標力を運動方程式に代入して導出する回転角度とを線型結合によって統合し、統合した回転角度でモーターM1〜M6を制御するモード。
位置・力制御モードは、各時刻の目標位置Stcが作業中に経時的に変化する場合に、経時的に変化する目標位置Stcと目標力fStに応じた位置補正量ΔSとに関するフィードバック制御を実行する制御である。例えば、後述する研磨作業やバリ取り作業において、対象物Wに対する作業位置が経時的に変化する場合(研磨位置やバリ取り位置が1点でなく、長さ又は面積を有する場合)には、位置・力制御モードで作業が実行される。本実施形態の制御装置40は、位置・力制御モードにおいても、対象物Wの搬送による移動量に応じた補正量Stmを用いた位置フィードバックを行うことが可能である。
これらのモードは、力覚センサーPまたはエンコーダーE1〜E6の検出値に基づいて自律的に切り替えることもできるし、コマンドに応じて切り替えることもできる。力制御モード又は位置・力制御モードでは、ロボット制御装置40は、TCPが目標の位置において目標の姿勢となり、かつ、TCPに作用している力が目標力(目標の力と目標のモーメント)になるようにアーム10を駆動することができる。
より具体的には、力制御部42は、目標力fStと作用力fとをインピーダンス制御の運動方程式に代入することにより、力由来補正量ΔSを特定する。力由来補正量ΔSとは、TCPが機械的インピーダンスを受けた場合に、目標力fStと作用力fとの力偏差Δf(t)を解消するために、TCPが移動すべき位置Sの大きさを意味する。下記の(1)式は、インピーダンス制御の運動方程式である。
Figure 2018083284
(1)式の左辺は、TCPの位置Sの2階微分値に仮想慣性パラメーターmを乗算した第1項と、TCPの位置Sの微分値に仮想粘性パラメーターdを乗算した第2項と、TCPの位置Sに仮想弾性パラメーターkを乗算した第3項とによって構成される。(1)式の右辺は、目標力fStから現実の作用力fを減算した力偏差Δf(t)によって構成される。(1)式における微分とは、時間による微分を意味する。ロボット1が行う作業の工程において、目標力fStとして一定値が設定される場合もあるし、目標力fStとして時間の関数が設定される場合もある。
仮想慣性パラメーターmはTCPが仮想的に有する質量を意味し、仮想粘性パラメーターdはTCPが仮想的に受ける粘性抵抗を意味し、仮想弾性パラメーターkはTCPが仮想的に受ける弾性力のバネ定数を意味する。各パラメーターm,d,kは方向ごとに異なる値に設定されてもよいし、方向に拘わらず共通の値に設定されてもよい。
力由来補正量ΔSが得られると、指令統合部43は、対応関係U1に基づいて、ロボット座標系を規定する各軸の方向の動作位置を、各モーターM1〜M6の目標の回転角度である目標角度Dtに変換する。そして、指令統合部43は、目標角度DtからモーターM1〜M6の現実の回転角度であるエンコーダーE1〜E6の出力(回転角度Da)を減算することにより、駆動位置偏差De(=Dt−Da)を算出する。そして、指令統合部43は、駆動位置偏差Deに位置制御ゲインKpを乗算した値と、現実の回転角度Daの時間微分値である駆動速度と、の差である駆動速度偏差を求め、この駆動速度偏差に速度制御ゲインKvを乗算することにより、制御量Dcを導出する。
なお、位置制御ゲインKpおよび速度制御ゲインKvは、比例成分だけでなく微分成分や積分成分にかかる制御ゲインを含んでもよい。制御量Dcは、モーターM1〜M6のそれぞれについて特定される。以上説明した構成により、指令統合部43は、目標力fStに基づいてアーム10を力制御モード又は位置・力制御モードで制御することができる。指令統合部43は、微小時間毎の移動目標位置Sttに、力由来補正量ΔSを加算することにより動作位置(Stt+ΔS)を特定する。
前述したように、指令統合部43は、位置制御モードと力制御モードと位置・力制御モードのいずれにおいても、トラッキング補正量取得部41dが出力する補正量Stmに基づいてロボット1を制御することが可能である。この結果、ロボット1のエンドエフェクター20は、補正量Stmで指定された方向(本例においては対象物Wの移動方向であるy軸正方向)に移動する。例えば、ネジ締め作業の開始前は、位置制御モードによる制御が実行され、エンドエフェクター20が備えるスクリュードライバー21は、対象物Wのネジ穴の上方に定義された目標位置(コマンドで指定された目標位置)まで移動する。そして、ネジ締め作業が開始されると、3つの制御モードの組み合わせによって制御が実行される。具体的には、x軸方向とy軸方向については目標力をゼロとするような「倣い動作」を行うので力制御モードが使用される。また、z軸方向については、ゼロでない目標力でスクリュードライバー21を押し付けながらネジ穴にネジを挿入するので位置・力制御モードが使用される。更に、各軸回りの回転方向Rx,Ry,Rzについては、倣いも押し付けも行わないので位置制御モードが使用される。この時にも、トラッキングの補正量Stmによる位置補正が行われるので、スクリュードライバー21は、対象物Wのy軸正方向への移動に追従して移動していく(対象物Wとスクリュードライバー21とのy軸正方向への相対移動速度が実質的に0になる)。
本実施形態にかかる力制御によれば、スクリュードライバー21に取り付けられたネジが対象物Wに接触した場合に、ネジをz軸負方向に一定の力で押しつけ、対象物Wのネジ穴とネジが接触したとしてもx軸およびy軸方向には力が作用しないようにロボット1が制御される。そこで、当該力制御を開始する際にロボット制御装置40は、スクリュードライバー21に対して制御信号を出力し、スクリュードライバー21を回転させる。なお、ネジをz軸負方向に一定の力で対象物Wに押しつけると、対象物Wに対してz軸負方向の力が作用する。当該力は対象物の移動方向であるy軸正方向と異なる方向である。従って、本実施形態では、対象物の移動方向であるy軸正方向へのエンドエフェクター20の移動中に、当該移動方向と異なるz軸負方向に向けた力が対象物Wに作用する。
ロボット制御装置40は、対象物Wの搬送による移動量を考慮しないときの目標位置Stcに対して、搬送による移動量を表す補正量Stmを加えて移動目標位置Sttを求めることにより、対象物Wにエンドエフェクター20を追従させる。そして、ネジ締め作業が開始されると、ロボット制御装置40は、目標位置Sのz軸方向の座標を、ネジ締め完了の際のTCPの座標に修正する。この場合、ロボット制御装置40は、位置制御指令取得部41cの機能により、y軸方向のみならずz軸方向の目標位置にロボット1を移動させる制御指令が取得され、指令統合部43により、z軸方向の目標位置にも移動するようにロボット1が制御される。従って、スクリュードライバー21が回転しながらz軸負方向に一定の力が作用する状態でz軸方向の目標位置に向けてTCPが移動されることでネジ締め作業が行われる。TCPがz軸方向の目標位置に達すると1個のネジ穴に対するネジ締め作業は終了される。このように、ネジ締め作業では、各方向について3つの制御モードのいずれかによって制御が実行される。
上述した目標位置Stcは「対象物が静止していると想定したときの目標位置」に相当し、補正量Stmは「対象物の移動量を表す第1位置補正量」に相当し、力由来補正量ΔSは「力制御により算出される第2位置補正量」に相当し、移動目標位置Sttは「目標位置と第1位置補正量と第2位置補正量とを加算した制御目標位置」に相当する。
以上の制御においてロボット制御装置40は、エンドエフェクター20を対象物Wに対して追従して移動させるために、当該エンドエフェクター20を対象物Wの移動方向に平行な方向(y軸方向)に移動させる。さらに、TCPに作用する力を目標力に制御するために、当該エンドエフェクター20を対象物Wの移動方向に垂直な方向(z軸方向)に移動させる。この構成によれば、対象物Wの移動方向に垂直な方向への移動を伴う作業を実施することが可能である。
以上の構成によれば、対象物Wに追従するようにエンドエフェクター20を移動させながら、TCPに作用する力を目標力に制御して、エンドエフェクター20による作業を行わせることができる。このため、エンドエフェクター20による作業によってエンドエフェクター20と対象物Wとが接触するなどの相互作用が生じた場合には、TCPに作用する力が目標力になる。当該目標力は対象物Wに対する作業に必要な力であるため、以上の構成によれば、対象物が移動しながらであっても対象物の移動を妨げることなく、ネジ締め作業を行うことができる。このため、搬送装置を一旦停止させ、または、搬送装置から対象物を退避させること無くネジ締め作業を行うことが可能である。また、退避のための作業スペースも不要になる。
さらに、本実施形態においては、位置制御に加えて力制御も行われているため、各種の誤差要因を吸収して作業を実施することができる。例えば、搬送装置50のセンサーによって検出される対象物Wの移動量には誤差が含まれ得る。また、搬送装置50の搬送面のブレやカメラ30の撮影画像から特定される対象物Wの位置にも誤差が含まれ得る。さらに、複数の対象物Wに対して作業が行われる場合において、個別の対象物Wには設計に対する誤差(ネジ穴の大きさや形状の変動など)が発生し得る。さらに、スクリュードライバー21等のツールにも摩耗等の変化が生じ得る。
従って、位置制御によってロボット1をネジ穴の移動に追従させるのみでは、複数の対象物のそれぞれに対して適正にネジ締め作業を遂行し続けることは困難である。しかし、力制御によれば、これらの誤差を吸収し得る。例えば、TCPの位置と目標位置との関係が理想的な関係からずれていたとしても、ネジがネジ穴に近づく際にはx軸方向およびy軸方向の力が0になるように制御されているため、誤差があったとしてもネジ穴に対するネジの挿入に支障が無いように(x軸方向およびy軸方向の力が0になるように)ロボットが移動する。このため、各種の誤差を吸収しながらネジ締め作業を行うことができる。
なお、利用者は、本実施形態における教示装置45によって各作業工程の目標位置および目標力を教示することができ、当該教示に基づいて上述のコマンドが生成される。当該教示装置45による教示は、種々の態様で行われて良く、例えば、利用者がロボット1を手で移動させることによって目標位置が教示されてもよいし、教示装置45にてロボット座標系における座標を指定することにより目標位置が教示されてもよい。
図5は、教示装置45のGUIの一例を示している。目標力fStは種々の態様で教示することができ、目標力fStとともにインピーダンス制御のパラメーターm,d,kを教示可能であっても良い。例えば、図5に示すGUIを利用して教示可能に構成されていても良い。すなわち、教示装置45は、図示しないディスプレイに図5に示すGUIを表示可能であり、図示しない入力装置によってGUIを利用した入力を受け付けることが可能である。当該GUIは、例えば、目標力fStによる力制御を利用した作業の開始位置までTCPが移動され、実際の対象物Wが配置された状態で表示される。当該GUIは、図5に示すように、入力窓N1〜N3と、スライダーバーBhと、表示窓Q1,Q2と、グラフG1,G2と、ボタンB1,B2とを含んでいる。
当該GUIにおいて教示装置45は、入力窓N1,N2によって力の方向(目標力fStの方向)と、力の大きさ(目標力fStの大きさ)とを受け付けることが可能である。すなわち、教示装置45は、入力窓N1において、ロボット座標系を規定するいずれかの軸の方向の入力を受け付ける。また、教示装置45は、入力窓N2において、力の大きさとして任意の数値の入力を受け付ける。
さらに、GUIにおいて教示装置45は、入力窓N3に入力された数値によって仮想弾性パラメーターkを受け付けることが可能である。仮想弾性パラメーターkを受け付けると、教示装置45は、仮想弾性パラメーターkに対応する記憶波形VをグラフG2にて表示する。グラフG2の横軸は時刻を示し、グラフG2の縦軸は作用力を示す。記憶波形Vは、作用力の時間応答波形であり、予め教示装置45の記憶媒体に仮想弾性パラメーターkごとに記憶されている。記憶波形Vは、入力窓N1にて受け付けられた大きさの力へと収束していく波形である。記憶波形Vは、一般的な条件において、入力窓N2にて受け付けた大きさの力がTCPに作用するようにアーム10を制御した場合に、TCPに実際に作用する力を力覚センサーPに基づいて取得した場合の時間応答波である。仮想弾性パラメーターkが異なると記憶波形Vの形状(傾き)が大きく異なることとなるため、仮想弾性パラメーターkごとに記憶波形Vを記憶することとしている。
さらに、GUIにおいて教示装置45は、スライダーバーBh上におけるスライダーH1の操作に応じて仮想粘性パラメーターdと仮想慣性パラメーターmを受け付ける。図5のGUIにおいて、仮想慣性パラメーターmと仮想粘性パラメーターdとを受け付けるための構成として、スライダーバーBhと、当該スライダーバーBh上をスライド可能なスライダーH1とが設けられている。教示装置45は、スライダーH1をスライダーバーBh上にてスライドさせる操作を受け付ける。なお、スライダーバーBhには、右方向にスライダーH1が移動するほど安定性を重視する設定となり、左方向にスライダーH1が移動するほど応答性を重視する設定となることが表示されている。
そして、教示装置45は、スライダーバーBh上におけるスライダーH1のスライド位置を取得し、当該スライド位置に対応する仮想慣性パラメーターmと仮想粘性パラメーターdとを受け付ける。具体的に、教示装置45は、仮想慣性パラメーターmと仮想粘性パラメーターdとの比が一定(例えば、m:d=1:1000)となるように、仮想慣性パラメーターmと仮想粘性パラメーターdの設定を受け付ける。また、教示装置45は、スライダーH1のスライド位置に対応する仮想慣性パラメーターmと仮想粘性パラメーターdを表示窓Q1,Q2に表示する。
さらに、教示装置45は、ボタンB1の操作に応じて現在の設定値でアーム10を制御する。すなわち、教示装置45は、ロボット制御装置40に対して、GUIにて設定された目標力fStとインピーダンス制御のパラメーターm,d,kとを出力し、これらの設定値に基づいてアーム10を制御するように指令する。この場合、力覚センサーPの検出値は教示装置45に送信され、教示装置45は、検出値に基づいてTCPに作用している力の検出波形VLをグラフG1に表示する。利用者は、記憶波形Vと検出波形VLとを比較することにより、目標力fStおよびインピーダンス制御のパラメーターm,d,kを設定する操作を実行することができる。
以上のようにして、各工程における目標位置、目標力およびインピーダンス制御のパラメーターm,d,kが設定されると、教示装置45は、ロボット制御装置40に目標位置と目標力とインピーダンス制御のパラメーターm,d,kを引数とするコマンドで記述されたロボット制御プログラムを生成する。当該ロボット制御プログラムがロボット制御装置40にロードされると、ロボット制御装置40は、指定されたパラメーターによる制御を実行することができる。
ロボット制御プログラムは予め定められたプログラム言語によって記述され、翻訳プログラムにより中間言語を経て機械語プログラムに変換される。ロボット制御装置40のCPUはクロックサイクルで機械語プログラムを実行する。翻訳プログラムは教示装置45で実行しても良いし、ロボット制御装置40で実行しても良い。ロボット制御プログラムのコマンドは本体と引数とから構成される。コマンドには、アーム10やエンドエフェクター20を動作させる動作制御コマンド、エンコーダーやセンサーの検出値を読み出すモニターコマンド、各種の変数を設定する設定コマンド等が含まれる。なお、本明細書において、コマンドの実行は、当該コマンドが翻訳された機械語プログラムの実行と同義である。
図6に動作制御コマンド(本体)の一例を示す。図6に示すように動作制御コマンドは、力制御モードでアーム10を動作させることができる力制御対応コマンドと、力制御モードでアーム10を動作させることができない位置制御コマンドとを含む。力制御対応コマンドでは、引数により力制御モードのオンを指定できる。当該引数により力制御モードのオンが指定されない場合には、位置制御モードで当該力制御対応コマンドが実行され、当該引数により力制御モードのオンが指定される場合には、当該力制御対応コマンドは力制御モードで実行される。また力制御対応コマンドは力制御モードにおいて実行可能であり、位置制御コマンドは力制御モードでは実行不能である。力制御モードにおいて位置制御コマンドが実行されることがないように、翻訳プログラムによる構文エラーチェックが実行される。
さらに、力制御対応コマンドでは、引数により力制御モードの継続を指定できる。力制御モードで実行される力制御対応コマンドにおいて当該引数により力制御モードの継続が指定された場合、力制御モードは継続され、当該引数により力制御モードの継続が指定されない場合、当該力制御対応コマンドの実行完了までに力制御モードは終了する。すなわち力制御対応コマンドが力制御モードで実行されるとしても、引数により明示的に指定されない限り、力制御モードは当該力制御対応コマンドに応じて自律的に終了し、当該力制御対応コマンドの実行終了後においてまで力制御モードが継続することはない。なお図6において「CP」は移動方向を指定できるコマンドの分類、「PTP」は目標位置を指定できるコマンドの分類、「CP+PTP」は移動方向と目標位置を指定できるコマンドの分類である。
(2)ネジ締め処理:
図7は、ネジ締め処理のフローチャートである。ネジ締め処理は、上述のコマンドによって記述されたロボット制御プログラムによって位置制御部41,力制御部42,指令統合部43が実行する処理と、カメラ30および搬送装置50の動作に応じて位置制御部41が実行する処理とによって実現される。本実施形態においてネジ締め処理は、搬送装置50による対象物Wの搬送が開始された場合に実行される。ネジ締め処理が開始され、カメラ30の視野で対象物Wを撮影可能な状態になると、カメラ30が対象物Wの撮影画像を出力する。すると、ロボット制御装置40は、対象物位置取得部41aの処理により、カメラの撮影画像を取得する(ステップS100)。
次に、ロボット制御装置40は、目標位置取得部41bの機能により、対象物Wの画像からネジ穴の位置を特定する(ステップS105)。すなわち、ロボット制御装置40は、ステップS100で取得された画像の特徴量や、パターンマッチング処理結果、対象物Wにおける設計情報(ネジ穴の設計位置情報)等に基づいて、ネジ穴の位置(x−y座標)を特定する。
次に、ロボット制御装置40は、目標位置取得部41bの機能により、ステップS105で特定されたネジ穴の位置およびコマンドに基づいて目標位置Sを取得する(ステップS110)。すなわち、搬送装置50の搬送面のz軸方向の位置は予め特定されており、対象物Wの高さ(z軸方向の寸法)も予め特定されている。従って、ステップS105において、ネジ穴のx−y座標が特定されると、ネジ穴のxyz座標も特定されていることになる。ネジ穴に対する作業開始位置として教示される位置は、コマンドによってネジ穴からz軸正方向にオフセットされた位置として記述されているため、ロボット制御装置40は、ネジ穴のxyz座標に対してz軸正方向にオフセットされた位置にネジを配置するためのTCPの位置を目標位置Sとして特定する。
次に、ロボット制御装置40は、位置制御指令取得部41cの機能により、微小時間ΔT毎の目標位置Stcを取得する(ステップS115)。すなわち、カメラ30による対象物Wの撮影時刻からコマンドによって指定された目標位置Sへの移動が完了する移動完了時刻までの時間間隔を微小時間毎に分割する。そして、位置制御指令取得部41cは、カメラ30による対象物Wの撮影時刻におけるTCPの位置を、移動完了時刻までの期間でコマンドによって指定された目標位置Sに移動させる際における各時刻でのTCPの目標位置Stcを特定する。すなわち、位置制御指令取得部41cは、工程毎の最終的な目標位置Sに基づいて、TCPを当該最終的な目標位置Sに順次近づけるための微小時間毎の目標位置Stcを取得する。
図8は、ネジ穴HとTCPとの関係を模式的に示す図である。図8においては、カメラ30による撮影時刻Tにおけるネジ穴Hが、時刻T+ΔT,T+2ΔT,T+3ΔTにおいてH,Hと移動した場合の例を示している。また、撮影時刻TにおけるTCPの位置はTPCである。この例においては、単純のため、例示した工程におけるTCPの最終的な目標位置Sがネジ穴Hのx−y座標と一致する例を示す。すなわち、TCPが最終的な目標位置Sに達すると、図8に示すx−y平面上でネジ穴Hに重なるような例を説明する。
この例であれば、ロボット制御装置40は、撮影時刻TからTCPがネジ穴Hに到達する移動完了時刻Tまでの期間を微小時間ΔT毎に分割し、各時刻における目標位置を特定する。図8においては、T+ΔT,T+2ΔT,T+3ΔT,,,T−ΔT、Tにおける目標位置P,P,P,,,Pf−1,Pを取得する。各時刻において位置制御指令取得部41cは、次の時刻の目標位置Stcを出力する。例えば、時刻T+2ΔTにおいて位置制御指令取得部41cは、時刻T+3ΔTの目標位置Pを目標位置Stcとして出力する。
次に、ロボット制御装置40は、トラッキング補正量取得部41dの機能により、目標位置の補正量Stmを取得する(ステップS120)。ロボット制御装置40は、ΔTの期間毎にステップS120〜S130の処理を繰り返す際に、ステップS120において、カメラ30による撮影時刻T以後、現在までの移動量を取得し、当該移動量に基づいて現在から微小時間ΔTの間における対象物Wの移動量を推定し、これを目標位置の補正量Stmとして取得する。例えば、現在の時刻が図8に示す時刻T+2ΔTであれば、トラッキング補正量取得部41dは時刻T+3ΔTにおける対象物Wの移動量を補正量Stmとして取得する。
ここで、時刻T+3ΔTにおける対象物Wの移動量は、撮影時刻T以後の移動量(図8に示すL)である。そこで、トラッキング補正量取得部41dは、撮影時刻Tから現在時刻T+2ΔTまでの対象物Wの移動量(L+L)から次の微小時間ΔTにおける移動量Lを推定し、当該移動量Lを撮影時刻Tから現在時刻T+2ΔTまでの対象物Wの移動量(L+L)に加えるなどして移動量Lを取得する。各時刻における移動量Lは、各時刻においてトラッキング補正量取得部41dから出力される補正量Stmとなる。
次に、ロボット制御装置40は、現在の制御目標でロボット1を制御する(ステップS125)。制御目標には位置制御の移動目標位置Sttと力制御の目標力fStとが含まれ、力制御の目標力fStが設定されていない場合、ロボット制御装置40は、位置制御モードで現在時刻におけるパラメーターでTCPを移動させる。すなわち、位置制御指令取得部41cは、ステップS115において取得された微小時間ΔT毎の目標位置に基づいて、現在の時刻の次の時刻におけるTCPの目標位置Stcを出力する。また、トラッキング補正量取得部41dは、ステップS120において取得された現在の時刻におけるTCPの位置の補正量Stmを出力する。
そして、ロボット制御装置40は、指令統合部43の機能により、当該位置Stcと補正量Stmを結合して得られる移動目標位置Sttに基づいて、TCPが現在時刻の移動目標位置Sttに移動するようにロボット1を制御する。この結果、ロボット1(スクリュードライバー21)が対象物Wの搬送装置50による搬送に追従して移動する状態となる。図8においては、微小時間毎の目標位置P,P,Pが補正量L,(L+L),(L+L+L)で補正された結果、TCPが移動する位置を位置P’,P’,P’として示している。このように、本実施形態によれば、TCPが工程毎の最終的な目標位置としてのネジ穴H上空に向かう位置制御と、搬送装置50の搬送に追従する位置制御が結合された状態で位置制御が行われる。
力制御の目標力fStが設定されている場合、ロボット制御装置40は、力制御指令取得部42aの機能により、力覚センサーPの出力を取得し、TCPに対して現在作用している作用力fを特定する。そして、ロボット制御装置40は、力制御指令取得部42aの機能により、作用力fと目標力fStとを比較し、両者が異なる場合に作用力fが目標力fStとなるようにロボット1を移動させるための制御指令(力由来補正量ΔS)を取得する。ロボット制御装置40は、指令統合部43の機能により、位置制御の制御指令(移動目標位置Stt)と力制御の制御指令(力由来補正量ΔS)との双方を統合してロボット1に出力する。この結果、搬送装置50による対象物Wの移動にロボット1が追従する状態で、力制御を伴うネジ締め作業が行われる。
次に、ロボット制御装置40は、指令統合部43の機能により、ネジ締め作業が開始可能であるか否かを判定する(ステップS130)。すなわち、力制御の伴う作業(工程)は、エンドエフェクター20が対象物Wに対して既定の関係(位置および姿勢)になった状態で開始可能である。このため、本実施形態においては、ロボット1が対象物Wの移動に追従して移動している過程において、当該既定の関係が実現されたか否かを判定し、実現されたと判定された場合に作業を開始するように構成されている。本実施形態において、作業開始前は位置制御モードで制御が実行され、作業開始後は力制御モードで制御が実行される。
作業が開始可能であるか否かの判定は、種々の指標に基づいて行われてよい。例えば、作業が開始可能であるか否かを判定するための情報をセンサーで検出する構成を採用可能である。センサーは、種々の構成であって良く、各種の波長の電磁波を検出するカメラや距離センサーであっても良いし、力覚センサーPであっても良い。カメラや距離センサーは、任意の位置に取り付けられて良く、例えば、作業開始前の対象物Wが検出範囲に含まれるようにエンドエフェクター20やスクリュードライバー21に対してカメラや距離センサーが取り付けられる構成を採用可能である。
力覚センサーPが利用される場合、例えば、スクリュードライバー21等のツールを対象物Wに近づけた場合に予定外の力が検出されず、予定の範囲内の力が検出された場合にロボット制御装置40が作業を開始可能であると判定する構成が挙げられる。また、各種のセンサーの出力が安定化した場合に作業開始可能と判定されても良いし、作業開始前の工程の最終的な目標位置(例えば、ネジ穴であればネジ穴の上空)への到達後、所定時間が経過した場合に作業開始可能と判定されても良い。この構成によれば、準備が完了する前に作業が開始されることはなく、作業の失敗が発生する可能性を低減することができる。
ステップS130において、ネジ締め作業が開始可能であると判定されない場合、ロボット制御装置40は、ステップS120以降の処理を繰り返す。すなわち、ロボット1が対象物Wに対して追従して移動し、ネジ穴の上方の作業開始可能な位置にTCPが存在する状態で安定的に追従するまでステップS120以降の処理が繰り返される。
ステップS130において、ネジ締め作業が開始可能であると判定された場合、ロボット制御装置40は、作業が終了したか否かを判定する(ステップS135)。作業の終了は、種々の判定要素で判定可能であり、例えば、ネジ穴に対するネジの挿入の完了した場合や、ロボット1がz軸方向の目標位置に達した場合、スクリュードライバー21によって適正なトルクでネジ締めが行われた場合に作業が終了したと判定する構成を採用可能である。ステップS135において、ネジ締め作業が終了したと判定された場合、ロボット制御装置40は、ネジ締め処理を終了する。
一方、ステップS135において、ネジ締め作業が終了したと判定されない場合、ロボット制御装置40は、目標力fStが設定済であるか否かを判定する(ステップS140)。ステップS140において、目標力fStが設定済であると判定された場合、ロボット制御装置40は、ステップS120以降の処理を繰り返す。
一方、ステップS140において、目標力fStが設定済であると判定されない場合、ロボット制御装置40は、力制御指令取得部42aの機能により、ネジに対してz軸負方向に一定値、xy軸方向に0の力が作用するような目標力fStを設定する(ステップS145)。すなわち、ロボット制御装置40は、力制御指令取得部42aの機能により、ネジに対してz軸負方向に一定値、xy軸方向に0の力を作用させるためにTCPに作用すべき力を目標力fStに設定する。この結果、力制御部42は、インピーダンス制御に基づいて特定された力由来補正量ΔSを出力可能な状態となる。従って、この状態でステップS125が実行されると、TCPに作用する力を目標力fStとする力制御が行われる。
次に、ロボット制御装置40は、z軸方向の目標位置を作業終了位置に修正し、スクリュードライバー21を駆動する(ステップS150)。すなわち、ロボット制御装置40は、目標位置取得部41bの機能により、コマンドに基づいてネジ締め完了の際の位置を特定し、z軸方向の目標位置を当該位置に修正する。y軸方向の目標位置は、ステップS120において対象物Wの移動量に応じた補正量Stmで経時的に修正されるため、ステップS150の修正後におけるステップS125では、y軸方向において対象物Wにスクリュードライバー21が追従する。さらに、ステップS150において、ロボット制御装置40は、指令統合部43の機能により、スクリュードライバー21に対して制御信号を出力し、スクリュードライバー21を回転させる。
ステップS150が実行された後、ステップS120〜S140が繰り返されると、ロボット制御装置40は、ステップS125において、指令統合部43により、ロボット1をy軸方向に移動させつつz軸方向にも移動させる(この過程でスクリュードライバー21は回転している)。そして、スクリュードライバー21の先端のネジがネジ穴に接し得る状態においては、z軸負方向に一定の力が作用し、x軸、y軸方向には力が0になるように制御される。このため、ネジは対象物Wの移動に阻害されることなくネジ穴に挿入される。
(3)他の実施形態:
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、他にも種々の実施形態を採用可能である。例えば、上述の実施形態の一部の構成が省略されてもよいし、処理の順序が変動または省略されてもよい。さらに、上述の実施形態においては、TCPについて目標位置Sや目標力fStが設定されたが、他の位置、例えば力覚センサーPについてのセンサー座標系の原点やネジの先端等について目標位置や目標力が設定されても良い。
さらに、カメラで撮影した複数の画像(例えば動画)に基づいて、対象物Wの位置、移動方向、移動速度が取得されても良い。さらに、搬送装置による搬送経路は直線状でなくてもよい。この場合、対象物の位置や搬送経路に沿った対象物の移動速度は、センサー等によって補足される。さらに、対象物に存在する複数のネジ穴に対してネジ締めの作業が行われる構成であっても良い。この場合、1個のネジ穴に対するネジ締め作業の終了後、他のネジ穴に対するネジ締めが行われるため、他のネジ穴の現在位置を補足するための処理が行われる。例えば、ステップS105で複数のネジ穴が特定された後、各ネジ穴の現在位置が補足され続けても良いし、1個のネジ穴の現在位置から見て他のネジ穴が存在する位置が設計情報等から特定されることにより他のネジ穴の現在位置が特定されても良い。
ロボットは、力制御によって動作することができればよく、任意の態様の可動部で対象物に関する作業を実施できれば良い。エンドエフェクターは、対象物に関する作業に利用される部位であり、任意のツールが取り付けられても良い。対象物は、ロボットによる作業対象となる物体であれば良く、エンドエフェクターによって把持された物体であっても良いし、エンドエフェクターが備えるツールで扱われる物体であっても良く、種々の物体が対象物となり得る。
図10および図11は対象物の例を示す図であり、これらの図において、図1と同様の構成は同様の符号で示している。図10は、対象物Wがプリンターである例を示しており、ロボット1は、対象物Wの本体に対して筐体の外枠を取り付けるためのネジ締め作業を行う。すなわち、ロボット制御装置40がカメラ30で撮影された対象物Wのネジ穴Hを特定する。また、ロボット制御装置40は、ロボット1を制御し、搬送装置50による搬送に伴う当該ネジ穴Hの移動にエンドエフェクター20(スクリュードライバー21)を追従させる。そして、ロボット制御装置40は、力制御を伴う制御によってロボット1にネジ締め作業を行わせる。この結果、対象物の移動を妨げることなく、作業を行うことができる。
図11は、対象物Wが車両である例を示しており、ロボット100は、対象物Wである車両の車体が備えるネジ穴(図示せず)に対してスクリュードライバー21によってネジ締め作業を行う。なお、図11に示す例において、搬送装置52は、製造中の車両を搬送台52aに乗せてy軸負方向に搬送することが可能である。また、カメラ32は、破線で示すようにy−z平面を向いた視野を有しており、搬送装置52によって搬送される車両を撮影することができる。また、ロボット100は、車輌製造工場内の天井や梁、壁等に設置される。
このような構成においてロボット制御装置40は、カメラ30で撮影された対象物Wのネジ穴を特定する。また、ロボット制御装置40は、ロボット100を制御し、搬送装置50による搬送に伴う当該ネジ穴Hの移動にエンドエフェクター20(スクリュードライバー21)を追従させる。そして、ロボット制御装置40は、力制御を伴う制御によってロボット100にネジ締め作業を行わせる。この結果、対象物の移動を妨げることなく、作業を行うことができる。なお、図11において、ロボット制御装置40と搬送装置500との接続線は省略されている。以上のように、対象物は、種々の作業対象を想定可能である。
ロボットの可動部は、ロボットの設置位置に対して相対的に移動し、姿勢が変化するように構成されていれば良く、その自由度(可動軸の数等)は任意である。ロボットの態様は、種々の態様であって良く、直交ロボット、水平多関節ロボット、垂直多関節ロボット、双腕ロボット等であって良い。むろん、軸の数やアームの数、エンドエフェクターの態様等は種々の態様を採用可能である。
ロボットに作用させる目標力は、当該ロボットを力制御によって駆動する際にロボットに作用させる目標力であれば良く、例えば、力覚センサー、ジャイロセンサー、加速度センサー等の力検出部によって検出される力(または当該力から算出される力)を特定の力に制御する際に、当該力が目標力となる。
力制御によって対象物に作用させる力は、任意の方向の力とすることが可能であり、特に、対象物の移動方向と異なる方向の力とすることが好ましい。例えば、対象物がy軸正方向に移動するのであれば、y軸負方向に向いた力を含め、y軸正方向と異なる方向の各種力が力制御によって対象物に作用させるべき力となり得る。いずれにしても、対象物に当該力が作用することにより、力制御によって対象物に対する作業が行われればよい。力制御によって対象物に作用させる力を対象物の移動方向と異なる方向の力とする形態は、力制御をより正確に実行できる点で好ましい。
図9は、ロボット制御装置40の他の構成例を示す機能ブロック図である。ここでは、対象物に対する力制御による制御結果を、次回以降の対象物の制御に利用するために、力制御部42内にトラッキングオフセット取得部42bが追加されている。トラッキングオフセット取得部42bは、ロボットに作用する力を目標力にするための力制御が行われた場合に、当該力制御に必要であった移動量である力由来補正量ΔSを取得し、過去の力制御における力由来補正量ΔSの履歴に応じて代表補正量ΔSrを決定する。代表補正量ΔSrは、トラッキング補正量取得部41dに供給される。トラッキング補正量取得部41dは、新たな対象物に対してエンドエフェクター20を追従させる場合に、通常通りに特定された対象物Wの移動量に、代表補正量ΔSrを加算して位置補正量Stmを求める。なお、トラッキングオフセット取得部42bは、位置制御部41内に設けても良い。
過去の力制御における力由来補正量ΔSを代表する代表補正量ΔSrを利用する理由は以下の通りである。ロボットに作用する力を目標力にする力制御は、現在の力が目標力と異なる場合にはエンドエフェクター20を移動させることで現在の力を目標力に近づける。そして、同一の形状および大きさの対象物に対して同一の作業を複数回実行する場合、当該力制御による力由来補正量ΔSは再現され得る。そこで、力制御ではなく、エンドエフェクター20を対象物に追従させる位置制御を行う際の対象物の移動量に、力制御において再現され得る力由来補正量ΔSに相当する代表補正量ΔSrを加えれば、力制御において必要な補正を位置制御によって実現することが可能になる。このため、新たな対象物に関する制御が簡易な制御になり、作業のサイクルタイムを短くすることができる。なお、力制御の代表補正量ΔSrは、種々の手法によって特定されて良く、例えば、複数回の力制御における力由来補正量ΔSの統計値(例えば、平均値又は中央値)であっても良いい。統計値の他の例としては、力制御による力由来補正量ΔSの分散や標準偏差が所定の範囲内に収束した場合には、当該力由来補正量ΔSの分布のピークに相当する力由来補正量ΔS(すなわち、最頻値)を採用可能である。
さらに、上述の図4や図9に示す制御のための構成は一例であり、他の構成が採用されてもよい。例えば、目標位置取得部41bで目標位置Sを取得する際に、搬送装置50による対象物Wの移動による補正量で目標位置が補正される構成であっても良い。さらに、指令統合部43でモーターM1〜M6の制御量が取得される際に、搬送装置50による対象物Wの移動に追従するように制御量が補正される構成であっても良い。
さらに、実施形態で実施し得る作業はネジ締めに限定されず、他の種々の作業を実施可能である。以下では、他の実施形態として、次の3つの作業を行う形態を順次説明する。
(a)嵌合作業:
エンドエフェクターが備える把持部によって把持された嵌合物を対象物に形成された嵌合部に嵌合する作業。
(b)研磨作業:
エンドエフェクターが備える研磨ツールによって対象物を研磨する作業。
(c)バリ取り作業:
エンドエフェクターが備えるバリ取りツールによって対象物のバリを除去する作業。
図12は、嵌合作業を行うロボットシステムを示しており、図1に示すロボット1のエンドエフェクター20にグリッパー210が取り付けられた構成を示している。図12に示す構成において、グリッパー210以外の構成は図1に示すロボット1と同様である。
エンドエフェクター20にグリッパー210が取り付けられた場合、搬送装置50によって搬送される対象物に対して、グリッパー210でグリップした物体を利用した作業を行うことができる。図12に示す例においては、対象物Wの上面(カメラ30によって撮影される面)に嵌合穴Hが形成されており、ロボット1はグリッパー210で把持した嵌合物Weを嵌合穴Hに嵌合させる作業を行う。
図13は、図12に示す嵌合作業を行う嵌合処理の例を示すフローチャートである。嵌合処理は、搬送装置50による対象物Wの搬送が開始された場合に実行される。図13のフローチャートは、ステップS205,S210,S250以外は図7のフローチャートとほぼ同じである。図13の処理は、図7の処理における「ネジ締め作業」を「嵌合作業」と読み替え、また、「ネジ穴」を「嵌合穴」と、「スクリュードライバー21」を「グリッパー210」とそれぞれ読み替えることにより理解できるので、以下では主としてステップS250の内容を説明する。
図13のステップS145において、ロボット制御装置40は、力制御指令取得部42aの機能により、嵌合物Weに対してz軸負方向に一定値、x軸、y軸方向に0の力を作用させるためにTCPに作用すべき力を目標力fStに設定する。
次に、ロボット制御装置40は、z軸方向の目標位置を作業終了位置に修正する(ステップS250)。すなわち、ロボット制御装置40は、目標位置取得部41bの機能により、コマンドに基づいて嵌合完了の際の位置を特定し、z軸方向の目標位置を当該位置に修正する。y軸方向の目標位置は、ステップS120によって経時的に修正されるため、ステップS250の修正後におけるステップS125では、y軸方向において対象物Wにグリッパー210が追従し、z軸方向において嵌合穴の方向にグリッパー210が下降するように目標位置が設定される。
ステップS250が実行された後、ステップS120〜S140が繰り返されると、ロボット制御装置40は、ステップS125において、指令統合部43により、ロボット1をy軸方向に移動させつつz軸方向にも移動させる。そして、嵌合物Weが嵌合穴Hに接し得る状態においては、z軸負方向に一定の力が作用し、x軸、y軸方向には力が0になるように制御される。このため、嵌合物Weは対象物Wの移動に阻害されることなく挿入される。
図14は、研磨作業を行うロボットシステムを示しており、図1に示すロボット1のエンドエフェクター20にグラインダー211が取り付けられた構成を示している。図14に示す構成において、グラインダー211以外の構成は図1に示すロボット1と同様である。
エンドエフェクター20にグラインダー211が取り付けられた場合、搬送装置50によって搬送される対象物に対して、グラインダー211によって研磨作業を行うことができる。図14に示す例においてロボット1は、直方体である対象物Wの稜H(カメラ30によって撮影される稜)をグラインダー211で研磨する作業を行う。
図15は、図14に示す研磨作業を行う研磨処理の例を示すフローチャートである。研磨処理は、搬送装置50による対象物Wの搬送が開始された場合に実行される。図15のフローチャートは、ステップS305,S310,S345,S350以外は図7のフローチャートとほぼ同じである。図15の処理は、図7の処理における「ネジ締め作業」を「研磨作業」と読み替え、また、「ネジ穴」を「稜」と、「スクリュードライバー21」を「グラインダー211」とそれぞれ読み替えることにより理解できるので、以下では主としてステップS345,S350の内容を説明する。
図15のステップS140において、目標力が設定済であると判定されない場合、ロボット制御装置40は、力制御指令取得部42aの機能により、グラインダー211の砥石に対してx軸、y軸およびz軸の負方向に一定の力が作用するような目標力を設定する(ステップS345)。すなわち、グラインダー211においてx軸負方向に一定の力が作用し、y軸負方向の力およびz軸負方向の力の合力でグラインダー211の砥石を対象物W方向に押しつけながら研磨が行われるようにTCPに作用すべき目標力fStが設定される。
この結果、力制御部42は、インピーダンス制御に基づいて特定された補正量ΔSを出力可能な状態となる。従って、この状態でステップS125が実行されると、TCPに作用する力を目標力fStとする力制御が行われる。当該力制御により、対象物Wの稜Hに沿ってグラインダー211がスムーズに移動し、かつ、研磨対象に砥石が押しつけられた状態で研磨を行うことができる。
次に、ロボット制御装置40は、x軸方向の目標位置を作業終了位置に修正し、グラインダー211を駆動する(ステップS350)。すなわち、ロボット制御装置40は、目標位置取得部41bの機能により、コマンドに基づいて研磨完了の際の位置を特定し、x軸方向の目標位置を当該位置に修正する。y軸方向の目標位置は、ステップS120において対象物Wの移動量に応じた補正量Stmで経時的に修正されるため、ステップS350の修正後におけるステップS125では、y軸方向において対象物Wにグラインダー211が追従し、x軸方向において稜の方向にグラインダー211が移動するように目標位置が設定される。さらに、ステップS350において、ロボット制御装置40は、指令統合部43の機能により、グラインダー211に対して制御信号を出力し、グラインダー211の回転を開始させる。
ステップS350が実行された後、ステップS120〜S140が繰り返されると、ロボット制御装置40は、ステップS125において、指令統合部43により、ロボット1をy軸方向に移動させつつx軸負方向にも移動させる。そして、グラインダー211の砥石が稜Hに接し得る状態においては、x軸負方向に一定の力が作用し、y軸負方向の力とz軸負方向の力の合力で砥石が稜Hに押しつけられるように制御される。このため、移動中の対象物Wに対して移動を阻害することなく研磨を行うことができる。
図16は、バリ取り作業を行うロボットシステムを示しており、図1に示すロボット1のエンドエフェクター20にバリ取りツール212が取り付けられた構成を示している。図16に示す構成において、バリ取りツール212以外の構成は図1に示すロボット1と同様である。
エンドエフェクター20にバリ取りツール212が取り付けられた場合、搬送装置50によって搬送される対象物に対して、バリ取りツール212によってバリ取り作業を行うことができる。図16に示す例においてロボット1は、直方体である対象物Wの稜H(カメラ30によって撮影される稜)をバリ取りツール212でバリ取りする作業を行う。
図17は、図16に示すバリ取り作業を行うバリ取り処理の例を示すフローチャートである。バリ取り処理は、搬送装置50による対象物Wの搬送が開始された場合に実行される。図17のフローチャートは、ステップS450以外は図15のフローチャートとほぼ同じである。図17の処理は、図15の処理における「研磨作業」を「バリ取り作業」と読み替え、また、「グラインダー211」を「バリ取りツール212」とそれぞれ読み替えることにより理解できるので、以下では主としてステップS450の内容を説明する。
ステップS345においてバリ取りツール212のバリ取り部に対してx軸、y軸およびz軸の負方向に一定の力が作用するような目標力を設定すると、ロボット制御装置40は、x軸方向の目標位置を作業終了位置に修正し、バリ取りツール212を駆動する(ステップS450)。すなわち、ロボット制御装置40は、目標位置取得部41bの機能により、コマンドに基づいてバリ取り完了の際の位置を特定し、x軸方向の目標位置を当該位置に修正する。y軸方向の目標位置は、ステップS120において対象物Wの移動量に応じた補正量Stmで経時的に修正されるため、ステップS450の修正後におけるステップS125では、y軸方向において対象物Wにバリ取りツール212が追従し、x軸方向において稜の方向にバリ取りツール212が移動するように目標位置が設定される。さらに、ステップS450において、ロボット制御装置40は、指令統合部43の機能により、バリ取りツール212に対して制御信号を出力し、バリ取りツール212の回転を開始させる。
ステップS450が実行された後、ステップS120〜S140が繰り返されると、ロボット制御装置40は、ステップS125において、指令統合部43により、ロボット1をy軸方向に移動させつつx軸負方向にも移動させる。そして、バリ取りツール212のバリ取り部が稜Hに接し得る状態においては、x軸負方向に一定の力が作用し、y軸負方向の力とz軸負方向の力の合力でバリ取り部が稜Hに押しつけられるように制御される。このため、移動中の対象物Wに対して移動を阻害することなくバリ取りを行うことができる。
1…ロボット、10…アーム、20…エンドエフェクター、21…スクリュードライバー、30,32…カメラ、40…ロボット制御装置、41…位置制御部、41a…対象物位置取得部、41b…目標位置取得部、41c…位置制御指令取得部、41d…トラッキング補正量取得部、42…力制御部、42a…力制御指令取得部、42b…トラッキングオフセット取得部、43…指令統合部、45…教示装置、50…搬送装置、50a,50b…搬送ローラー、52…搬送装置、52a…搬送台、100…ロボット、210…グリッパー、211…グラインダー、212…バリ取りツール、400…パーソナルコンピューター、500…クラウドサービス

Claims (14)

  1. 対象物の移動方向への、ロボットのエンドエフェクターの移動中に、
    前記ロボットが備える力検出部の出力に基づいて、力を前記対象物に作用させる力制御を行って、前記エンドエフェクターによる前記対象物に対する作業を前記ロボットに行わせる、ロボット制御装置。
  2. 前記対象物の移動に前記エンドエフェクターが追従する過程で、前記作業を開始可能であるか否かを判定し、
    開始可能であると判定された場合に、前記作業を開始させる、請求項1に記載のロボット制御装置。
  3. 前記作業を前記ロボットに行わせる際に、前記対象物が静止していると想定したときの目標位置と、前記対象物の移動量を表す第1位置補正量と、前記力制御により算出される第2位置補正量と、を加算することによって制御目標位置を求め、前記制御目標位置を利用したフィードバック制御を実行する、請求項1に記載のロボット制御装置。
  4. 前記第2位置補正量の履歴から決定された代表補正量を取得し、新たな対象物に対して前記エンドエフェクターを追従させる場合に前記代表補正量を、前記新たな対象物に関する前記第1位置補正量に加算する、請求項3に記載のロボット制御装置。
  5. 前記目標位置及び前記第1位置補正量を求める位置制御部と、
    前記第2位置補正量を求める力制御部と、
    前記目標位置と前記第1位置補正量と前記第2位置補正量とを加算することによって前記制御目標位置を求め、前記制御目標位置を利用したフィードバック制御を実行する司令統合部と、を備える、請求項3又は請求項4に記載のロボット制御装置。
  6. コンピューター実行可能な命令を実行して前記ロボットを制御するように構成されたプロセッサーを備え、
    前記プロセッサーは、前記目標位置と前記第1位置補正量と前記第2位置補正量を求め、前記目標位置と前記第1位置補正量と前記第2位置補正量とを加算することによって前記制御目標位置を求め、前記制御目標位置を利用したフィードバック制御を実行するように構成されている、請求項3又は請求項4に記載のロボット制御装置。
  7. 前記対象物に対して前記エンドエフェクターを追従して、前記エンドエフェクターを、前記移動方向に平行な方向に移動させ、
    前記ロボットに力制御を行わせるために、前記エンドエフェクターを、前記移動方向に垂直な方向に移動させる、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  8. 前記エンドエフェクターが備えるスクリュードライバーによって前記対象物にネジ締めを行う前記作業を行わせる、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  9. 前記エンドエフェクターが備える把持部によって把持された嵌合物を前記対象物に形成された嵌合部に嵌合する前記作業を行わせる、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  10. 前記エンドエフェクターが備える研磨ツールによって前記対象物を研磨する前記作業を行わせる、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  11. 前記エンドエフェクターが備えるバリ取りツールによって前記対象物のバリを除去する前記作業を行わせる、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のロボット制御装置。
  12. 請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載されたロボット制御装置によって制御されるロボット。
  13. 請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載されたロボット制御装置と、前記ロボット制御装置によって制御される前記ロボットとを備えるロボットシステム。
  14. 対象物の移動方向への、ロボットのエンドエフェクターの移動中に、
    前記ロボットが備える力検出部の出力に基づいて、力を前記対象物に作用させる力制御を行って、前記エンドエフェクターによる前記対象物に対する作業を前記ロボットに行わせる、ロボット制御方法。
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