JP2018078183A - 希土類磁石の製造方法 - Google Patents
希土類磁石の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018078183A JP2018078183A JP2016218773A JP2016218773A JP2018078183A JP 2018078183 A JP2018078183 A JP 2018078183A JP 2016218773 A JP2016218773 A JP 2016218773A JP 2016218773 A JP2016218773 A JP 2016218773A JP 2018078183 A JP2018078183 A JP 2018078183A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rare earth
- molded body
- alloy powder
- cavity
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
Description
まず、希土類合金粉末を用意する。希土類合金とは希土類元素を含む合金である。
続いて、図1の(a)に示すように、筒状部10a、及び、平板状の底板部10bを有するダイ10を用意する。底板部10bの上面上に筒状部10aが載置され、ダイ10内にキャビティVが形成されている。キャビティVは上方に開放されている。
続いて、このダイ10を重量測定器50に載せる。重量測定器50は、載置された物体の重量に関する情報を出力する。重量測定器50に特に限定は無い。たとえば、ロードセルにより重量を測定する重量測定器などが好適に用いられる。重量測定器50は、所定の時間間隔で定期的に重量に関する情報を出力することができ、また、コンピュータなど外部からの要求に応じて重量に関する情報を出力することもできる。
つづいて、フィーダ40によりダイ10のキャビティV内に希土類合金粉末Pを供給する。
次に、図3の(a)に示すように、ダイ10内にパンチ15を挿入して希土類合金粉末をプレスして成形体5を得る。プレス圧力は、低圧、すなわち、0.049〜20MPaとすることができる。プレス圧力とは、例えば、パンチの先端面が合金粉末に及ぼす圧力である。低圧成形であると、ダイ10やパンチ15の消耗が少なくて好ましい。これにより、樹脂製のダイ及びパンチを使用することも可能となり、低コスト化が可能となる。また、パンチ15に突起15bを設けてパンチ15が圧縮後の高さを制限して、意図しない高圧でのプレスを予防することもできる。
パンチの後、ダイ10のキャビティVから成形体5を取り出す前に、成型体に対して磁場を印加する配向工程を行ってもよい。
配向工程では、ダイ10のキャビティV内に保持された成形体5に磁場を印加して、成形体5を構成する合金粉末をキャビティV内で磁場に沿って配向させる。磁場は、パルス磁場又は静磁場であってよい。例えば、ダイ10のキャビティV内に保持された成形体5を、ダイ10と共に(パンチ15と共にでもよい)、空芯コイルの内側に配置して、空芯コイルに電流(交流)を流すことにより、ダイ10内の成形体5に磁場を印加してよい。着磁ヨークを用いて、ダイ10内の成形体5に磁場を印加してもよい。ダブルコイル又はヘルムホルツコイルに電流を流すことにより、キャビティV内の成形体5に磁場を印加してよい。ダブルコイル又はヘルムホルツコイルを用いることにより、空芯コイルを用いる場合に比べて、より均質な磁場を成形体に印加することができる。その結果、成形体における合金粉末の配向性が向上し易く、最終的に得られる希土類磁石の磁気特性が向上し易い。
キャビティV内の成形体5に印加する磁場の強度は、例えば、796kA/m以上5173kA/m以下(10kOe以上65kOe以下)であってよい。配向工程後、成形体を脱磁してもよい。型内の成形体に印加する磁場の強度は、必ずしも上記の範囲に限定されない。
パンチ中、すなわち、キャビティV内の合金粉末を加圧しながら、合金粉末に上述の磁場を印加して配向させてもよい。
その後、ダイ10のキャビティVから成形体5を取り出す分離工程を行う。具体的には、たとえば、図3中の(b)に示されるように、分離工程では、鉛直方向(Z軸方向)におけるパンチ15の位置を固定した状態で、筒状部10aを上へ移動させる。その結果、筒状部10a内へ挿入されていたパンチ15が筒状部10aを貫通して、パンチ15の端面が成形体5を筒状部10aの下方へ押し出す。つまり、筒状部10a内に保持されていた成形体5が、筒状部10aの下から抜き出される。続いて、図3中の(c)に示されるように、筒状部10a及びパンチ15を上方へ移動させることにより、底板部10bの上に載置された成形体5が、キャビティVから分離される。このように成形体5を筒状部10aの下方から抜き出すことにより、成形体5の形状を保った状態で、成形体5をキャビティVから取り出すことできる。仮に、成形体5をチャック等で直接掴んで筒状部10aの上方から取り出す場合、成形体5が破損し易い。本実施形態では、成形体5を直接掴むことなく、成形体5を容易にキャビティVから分離することができる。仮に、筒状部10aを複数の部材へ分解することにより、成形体5をキャビティVから分離する場合、誤って力が成形体5へ作用して、成形体5が破損することがある。本実施形態では、筒状部10aを分解することなく、キャビティVから成形体5を容易に取り出することができる。底板部10bは加熱工程用トレイとして使用できる。
なお、図3及び図4において、キャビティV及びパンチ15の軸は鉛直方向であるが、鉛直に対して45°以内で傾斜していてもよい。
続いて、低圧で成形された成形体5は強度が低くハンドリングが困難であるので、成形体を加熱(熱処理)して成形体の強度を高くすることが好適である。
加熱工程における成形体の温度は、200〜450℃に調整することができる。加熱工程では、成形体の温度を200〜400℃、又は200〜350℃に調整してもよい。
焼結前の成形体の密度も3.0〜4.4g/cm3、好ましくは3.2〜4.2g/cm3、より好ましくは3.4〜4.0g/cm3に調整されていてよい。
次に、成形体を焼結して焼結磁石を得る。焼結工程では、底板部10b上に載置された成形体、及び、加熱工程用トレイに載置された成形体をそのまま焼結してもよいが、焼結工程前に、底板部10b又は加熱工程用トレイ上の成形体5を焼結用トレイの上に移すことが好適である。上述の加熱工程を経ている場合、成形体の保形性が向上しているため、成形体を搬送用チャックで掴んで焼結用トレイ上に並べる際に、成形体の破損が抑制される。
従来は、ダイ10とは別の容器内で希土類合金粉末の重量を測定し、その後、容器内の希土類合金粉末をキャビティ内に移し替えていた。しかしながら、希土類合金粉末は付着性が強いため、キャビティ内に移し替える際に、一部の希土類合金粉末が容器に付着したまま残る場合が多く、成形体間で重量が不均一となっていた。本実施形態によれば、重量測定器上に載置されたダイのキャビティV内に希土類合金粉末を供給し、重量測定器から得られる重量に関する情報に基づいてキャビティ内の希土類合金粉末の重量を所定の範囲内に制御している。さらに、重量測定後にキャビティ内の粉末を他に移し替えずにそのままパンチで成形している。したがって、成形体の希土類合金粉末の重量を高い精度で一定に管理することができる。なかでも、Nd―Fe―B系合金粉末は、付着性が特に強いので効果が高い。
そして、成形体の重量の均一性が高いと、焼結体間での形状のバラツキが抑制され、焼結後の焼結磁石の加工量を減らすことができ、材料歩留まりを高くすることができる。特に、低圧成形の場合には、成形体間の重量バラツキにより、成形体の形状及び焼結磁石の形状が大きくばらつくので効果が高い。
例えば、上記実施形態では、サークルフィーダ及びテーブルフィーダを採用しているが、他の粉体フィーダ、たとえば、スクリューフィーダ等を採用しても実施は可能である。
希土類磁石の寸法及び形状は、希土類磁石の用途に応じて様々であり、特に限定されない。希土類磁石の形状は、例えば、直方体状、立方体状、多角柱状、セグメント状、扇状、矩形状、板状、球状、円板状、円柱状、リング状、又はカプセル状であってよい。希土類磁石の断面の形状は、例えば、多角形状、円弦状、弓状、又は円状であってよい。
Claims (9)
- 重量測定器上に載置されたダイのキャビティ内に希土類合金粉末を供給する工程と、
前記重量測定器から得られる重量に関する情報に基づいて前記キャビティ内の希土類合金粉末の重量を所定の範囲内に制御する工程と、
前記重量の制御後に、前記キャビティ内の希土類合金粉末をパンチでプレスして成形体を得る工程と、
前記成形体を焼結する工程と、を備える、希土類磁石の製造方法。 - 前記キャビティ内に供給する希土類合金粉末の量を制御して前記キャビティ内の希土類合金粉末の重量を前記所定の範囲内に制御する、請求項1記載の方法。
- 前記ダイは樹脂製である、請求項1又は2記載の方法。
- 前記希土類合金粉末はNd−Fe―B系合金粉である、請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。
- 前記プレスの圧力を0.049〜20MPaとする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
- サークルフィーダ又はテーブルフィーダにより前記キャビティ内へ前記希土類合金粉末を供給する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
- 前記ダイのキャビティ内から前記成形体を取出す工程をさらに備え、
前記キャビティ内から取出された前記成形体を焼結する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。 - 前記キャビティ内から取出された前記成形体を、前記焼結前に200〜450℃に加熱する加熱工程をさらに備える、請求項7に記載の方法。
- 前記パンチのキャビティ内に保持された前記成形体に磁場を印加して、前記成形体に含まれる前記希土類合金粉末を配向させる配向工程をさらに備える、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016218773A JP2018078183A (ja) | 2016-11-09 | 2016-11-09 | 希土類磁石の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016218773A JP2018078183A (ja) | 2016-11-09 | 2016-11-09 | 希土類磁石の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018078183A true JP2018078183A (ja) | 2018-05-17 |
Family
ID=62150887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016218773A Pending JP2018078183A (ja) | 2016-11-09 | 2016-11-09 | 希土類磁石の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018078183A (ja) |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0740321A (ja) * | 1993-07-30 | 1995-02-10 | Akebono Brake Ind Co Ltd | モールド材投入装置 |
| JPH0917672A (ja) * | 1995-06-26 | 1997-01-17 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 希土類系焼結磁石の製造方法 |
| JP2001009595A (ja) * | 1999-04-30 | 2001-01-16 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | 給粉装置、給粉方法およびプレス成形装置 |
| JP2007277655A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Showa Denko Kk | 合金の製造装置 |
| WO2011142321A1 (ja) * | 2010-05-10 | 2011-11-17 | インターメタリックス株式会社 | NdFeB系焼結磁石製造装置 |
| WO2015012412A1 (ja) * | 2013-07-24 | 2015-01-29 | Ndfeb株式会社 | 希土類焼結磁石製造方法と希土類焼結磁石焼結用モールド |
| WO2016047593A1 (ja) * | 2014-09-28 | 2016-03-31 | Ndfeb株式会社 | 希土類焼結磁石の製造方法及び当該製法にて使用される製造装置 |
-
2016
- 2016-11-09 JP JP2016218773A patent/JP2018078183A/ja active Pending
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0740321A (ja) * | 1993-07-30 | 1995-02-10 | Akebono Brake Ind Co Ltd | モールド材投入装置 |
| JPH0917672A (ja) * | 1995-06-26 | 1997-01-17 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 希土類系焼結磁石の製造方法 |
| JP2001009595A (ja) * | 1999-04-30 | 2001-01-16 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | 給粉装置、給粉方法およびプレス成形装置 |
| JP2007277655A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Showa Denko Kk | 合金の製造装置 |
| WO2011142321A1 (ja) * | 2010-05-10 | 2011-11-17 | インターメタリックス株式会社 | NdFeB系焼結磁石製造装置 |
| WO2015012412A1 (ja) * | 2013-07-24 | 2015-01-29 | Ndfeb株式会社 | 希土類焼結磁石製造方法と希土類焼結磁石焼結用モールド |
| WO2016047593A1 (ja) * | 2014-09-28 | 2016-03-31 | Ndfeb株式会社 | 希土類焼結磁石の製造方法及び当該製法にて使用される製造装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4391980B2 (ja) | 磁気異方性希土類焼結磁石の製造方法及び製造装置 | |
| JP5815655B2 (ja) | R−t−b−m−c系焼結磁石の製造方法、及びその製造装置 | |
| WO2006004014A1 (ja) | 磁気異方性希土類焼結磁石の製造方法及び製造装置 | |
| JP6780707B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
| KR101601583B1 (ko) | 희토류 영구 자석, 희토류 영구 자석의 제조 방법 및 희토류 영구 자석의 제조 장치 | |
| US20150332821A1 (en) | Soft magnetic metal powder and soft magnetic metal powder core using the same | |
| US9881721B2 (en) | Soft magnetic metal powder and soft magnetic metal powder core using the same | |
| JP4819104B2 (ja) | 磁気異方性希土類焼結磁石の製造方法及び製造装置 | |
| JP4819103B2 (ja) | 磁気異方性希土類焼結磁石の製造方法及び製造装置 | |
| JP6780706B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
| CN105390264B (zh) | 稀土磁体的制造方法 | |
| JP7056086B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
| JP2006265601A (ja) | 希土類磁石焼結用容器及びそれを用いた希土類磁石の製造方法 | |
| JP6809150B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
| JP2012204823A (ja) | 希土類焼結磁石の製造方法 | |
| JP2018078183A (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
| JP6677140B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
| JP6733507B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
| JP2020009886A (ja) | 焼結磁石の製造方法 | |
| JP7135377B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
| JP6939639B2 (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
| CN113921260A (zh) | 一种稀土永磁体的热压制备方法 | |
| JP2019173102A (ja) | 焼結体を有する工業製品の製造方法 | |
| JPH06224061A (ja) | 異方性希土類磁石の製造方法 | |
| JP2005209838A (ja) | 希土類焼結磁石の製造方法及び製造装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190628 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200127 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200204 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20200402 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200521 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20201104 |