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JP2018076734A - 穿孔ビット、及び掘削装置 - Google Patents

穿孔ビット、及び掘削装置 Download PDF

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JP2018076734A JP2016220388A JP2016220388A JP2018076734A JP 2018076734 A JP2018076734 A JP 2018076734A JP 2016220388 A JP2016220388 A JP 2016220388A JP 2016220388 A JP2016220388 A JP 2016220388A JP 2018076734 A JP2018076734 A JP 2018076734A
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哲臣 宮本
Tetsuomi Miyamoto
哲臣 宮本
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KURISUTENSEN MAIKAI KK
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KURISUTENSEN MAIKAI KK
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Abstract

【課題】硬質な対象物であっても掘削障害を抑制して円滑に穿孔することができる穿孔ビット及び掘削装置を提供する。
【解決手段】穿孔ビット10は、全体略円筒状の胴部13と、胴部13の前端部に設けられて対象物を穿孔する第一刃部15と、胴部13の中空内部に設けられた切削刃(第二刃部)18と、を備え、第一刃部15は、回転中心を除いて設けられ、回転中心には、胴部13の内外を連通する貫通孔16が設けられ、第一刃部15によって対象物を穿孔しつつ前進する際に、貫通孔16を通して胴部13の内部に小径コアCを取り込み、取り込んだ小径コアCを切削刃18によって切削して破壊する。
【選択図】図2

Description

本発明は、穿孔ビット、及び掘削装置に関するものである。
従来、ドリリングビットやドリルビット、切削ビット、掘削ビット等とも称される穿孔ビットが知られている。このような穿孔ビットとしては、例えば、地盤の掘削に利用されるものであって、掘削装置の先端に固定されるとともに、掘削装置によって回転駆動されることで、地盤を穿孔しながら掘進するものが一般的である。また、穿孔ビットは、その形態によって、円筒状の胴部の先端に環状の刃部が設けられたコアビットや、略円柱状の胴部の底面に刃部が設けられたノンコアビット、特殊な刃先形状を有したドラグビット(ドラッグビット)などがあり、用途に応じて使い分けられている。
コアビットは、環状の刃部によって岩盤等から円柱状のコア(岩のサンプル)を切り出し、このコアを採取するコア採取装置に利用されることがある。一方、ノンコアビットやドラグビットは、刃部によって胴部の全断面に相当する直径の地盤を破砕し、地盤に掘削孔を形成するものであって、例えば、油田や天然ガス田、温泉などの抗井掘削に利用される(例えば、特許文献1参照)。
このような各種の穿孔ビットでは、硬質な岩石をも穿孔する必要があることから、刃部として、超硬合金チップや多結晶ダイアモンド(PDC)カッターなどが利用される。胴部(ボディ)としては、鋼製ボディや、鋼製の芯にタングステンカーバイドを焼結して被せたマトリクスボディなどが代表的であり、これらのボディにチップやカッターが埋め込まれて刃部が形成されている。
特表2013−517400号公報
しかしながら、従来のノンコアビットやドラグビット等のように、ビット前端の略全面に設けられた刃部を対象物に押し付け、ビットの回転により対象物を穿孔しようとする場合、ビット周辺部は対象物に対して所定の切削速度で移動するものの、ビット中心部に向かうにしたがって切削速度がゼロに近づくことから、ビット周辺部と比較して中心部で切削能力が低下してしまう。特に、穿孔する対象物がビットの切削により中心部も破壊されるような岩石等ではなく、岩盤や鉱物、鉄筋コンクリート等であって非常に硬質なもの、あるいは金属構造物等の延性が大きいものの場合、ビット中心部では対象物を切削して破壊することができず、破壊されずに残った対象物が掘進抵抗となり、掘削不能となったり掘削時間が長期化したりビットが破損したりなどの掘削障害を引き起こす要因となっている。
本発明は、硬質な対象物であっても掘削障害を抑制して円滑に穿孔することができる穿孔ビット及び掘削装置を提供することを目的とする。
本発明の穿孔ビットは、掘削装置の先端に固定されるとともに該掘削装置の回転駆動によって対象物を穿孔する穿孔ビットであって、全体略円筒状の胴部と、前記胴部の前端部に設けられて対象物を穿孔する第一刃部と、前記胴部の中空内部に設けられた第二刃部と、を備え、前記第一刃部は、前記胴部の前端部のうち回転中心を除いて設けられ、該回転中心には、前記胴部の内外を連通する貫通孔が設けられ、前記第一刃部によって対象物を穿孔しつつ前進する際に、前記貫通孔を通して前記胴部の内部に対象物の小径コアを取り込み、取り込んだ前記小径コアを前記第二刃部によって破壊することを特徴とする。
以上の本発明によれば、穿孔ビットの前端部において、中心部(回転中心の近傍)の貫通孔を除く周辺部に第一刃部が設けられているので、穿孔ビットの回転に伴う第一刃部と対象物との切削速度がゼロになることがなく、第一刃部によって対象物を切削することができる。また、切削速度がゼロになる穿孔ビット前端の中心部では、第一刃部によって切削されなかった対象物が小径コアとなって残るが、この小径コアを貫通孔から胴部の内部に取り込み、取り込んだ小径コアを第二刃部によって破壊することで、穿孔を継続することができる。従って、穿孔ビットの中心部における切削残りによる掘進抵抗の増大を招くことなく、穿孔ビットの全断面において対象物を円滑に穿孔することができる。
この際、前記第二刃部は、前記回転中心を通る中心軸に沿って前記貫通孔に対向して設けられるとともに、前記小径コアを切削する切削刃を有して構成されていることが好ましい。
この構成によれば、貫通孔に対向した切削刃を有して第二刃部が構成されていることで、貫通孔から取り込んだ小径コアを切削刃に接触させることができ、切削刃によって小径コアを切削して破壊することができる。
また、前記第二刃部は、前記回転中心を通る中心軸上に傾斜して設けられるとともに、前記小径コアを折る切断刃を有して構成されていてもよい。
この構成によれば、中心軸上に傾斜して設けられた切断刃を有して第二刃部が構成されていることで、貫通孔から取り込んだ小径コアが切断刃に接触した際に斜め方向の力を作用させ、これにより小径コアを折って破壊することができる。なお、切断刃としては、小径コアを折って破壊するものであればよく、小径コアの先端部を切削してから折るものでもよいし、切削せずに単に折るものでもよい。
また、前記第二刃部は、前記回転中心を通る中心軸上に傾斜して設けられる硬質傾斜面と、該硬質傾斜面に当接させて曲げた前記小径コアを切削する切削刃と、を有して構成されていてもよい。
この構成によれば、中心軸上に傾斜して設けられた硬質傾斜面と、硬質傾斜面に当接させて曲げた小径コアを切削する切削刃と、を有して第二刃部が構成されていることで、延性を有して折れにくい対象物であっても、硬質傾斜面で曲げてから切削刃で切削して破壊することができる。
以上において、前記胴部には、前記第二刃部によって破壊された前記小径コアの細片を収容する収容部が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、胴部の内部で破壊した小径コアの細片を収容部に収容することで、細片が穿孔ビットと対象物との間に入り込んで障害となることが防止でき、穿孔ビットの破損を抑制することができる。
さらに、前記胴部には、掘削流体を流通させる流体通路と、この掘削流体を前記第一刃部の外側に排出する排出口と、が設けられ、前記第二刃部によって破壊された前記小径コアの細片を前記掘削流体とともに前記排出口から排出することが好ましい。
この構成によれば、胴部の内部で破壊した小径コアの細片を掘削流体とともに排出口から排出することで、掘削流体の流れによって細片を掘削孔の上方に排出することができる。
本発明の掘削装置は、前記いずれかの穿孔ビットと、前記穿孔ビットが固定される長尺状の接続体と、前記接続体を介して前記穿孔ビットを回転駆動する駆動部と、を備えたことを特徴とする。
このような掘削装置によれば、前述の穿孔ビットと同様に、掘進抵抗を抑制して穿孔ビットの全断面において対象物を円滑に穿孔することができる。
以上のような本発明の穿孔ビット及び掘削装置によれば、硬質な対象物であっても掘削障害を抑制して円滑に穿孔することができ、掘削時間の短縮化やビットの長寿命化を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係る掘削装置の先端部を示す断面図及び底面図である。 前記掘削装置の穿孔ビットによって地盤を穿孔する様子を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る掘削装置の先端部を示す断面図及び底面図である。 前記掘削装置の穿孔ビットによって地盤を穿孔する様子を示す断面図である。 発明の第3実施形態に係る掘削装置の先端部を示す断面図である。 前記掘削装置の穿孔ビットによって地盤を穿孔する様子を示す断面図である。
本発明の第1実施形態に係る掘削装置及び穿孔ビットについて以下説明する。本実施形態の掘削装置1は、対象物である地盤を掘削して掘削孔を形成するためのものであって、地上や海上に設置されたやぐら等の支持装置と、支持装置に支持された吊り下げ装置と、吊り下げ装置にスイベルを介して吊り下げられるドリルストリング等の接続体と、支持装置に設けられて接続体を回転駆動するロータリーテーブル等の駆動部と、接続体の先端に固定される穿孔ビット10と、支持装置からスイベル及び接続体を介して穿孔ビット10まで掘削流体を循環させるポンプ等の流体循環装置と、を備えている。
図1に示すように、掘削装置1の先端部は、接続体の最下部を構成するドリルパイプ等の管部材2と、この管部材2の前端(下端)に固定される穿孔ビット10と、で構成されている。このような構成の掘削装置1は、図2に示すように、吊り下げ装置で吊り下げた接続体及び穿孔ビット10を掘削孔Hに挿入し、穿孔ビット10を掘削孔の孔底Bに接触させ、吊り下げ装置の荷重を調整することで、接続体の重量に応じた押圧力を穿孔ビット10から孔底Bに作用させる。さらに、駆動部によって接続体を回転させることで、接続体を介して穿孔ビット10を回転駆動し、中心軸X回りに回転する穿孔ビット10によって孔底Bを穿孔し、これにより接続体及び穿孔ビット10が掘削孔H中を下方に掘進するように構成されている。
穿孔ビット10は、前端側を構成する第一ビット体11と、第一ビット体11と接続体の管部材2との間に設けられる第二ビット体12と、の二部材から構成されている。第二ビット体12は、管部材2に螺合により固定され、第一ビット体11は、第二ビット体12に螺合により固定されている。これらの管部材2、第一ビット体11及び第二ビット体12は、略同一の外径寸法を有しており、互いに固定されることで一本の棒状体として掘削孔H中で回転しつつ前進(掘進)するようになっている。
第一ビット体11は、全体略円筒状の胴部13と、前端部を構成する底部14と、底部14に設けられて孔底Bを切削する第一刃部15と、を有して構成されている。第一刃部15は、円盤状の底部14の表面に一体化された焼結マトリクスからなる硬質表皮体15Aと、この硬質表皮体15Aに埋め込まれる複数のPDCカッター15Bと、によって構成されている。第一刃部15は、底部14のうち中心軸X(回転中心)周辺を除いて設けられ、中心軸X部分には、底部14を貫通する貫通孔16が設けられている。貫通孔16の直径は、穿孔ビット10の外径の1/5程度以下であればよく、好ましくは1/10程度以下である。
第二ビット体12は、第一ビット体11の胴部13内側に延びる延出部17と、この延出部17の先端に一体に設けられる多結晶ダイアモンド体を含んだ切削刃18(第二刃部)と、を有して形成されている。切削刃18は、中心軸Xに沿って貫通孔16に対向するとともに、中心軸Xに対して偏心して設けられている。第一ビット体11の胴部13と第二ビット体12の延出部17との間には空間Sが形成されている。第二ビット体12には、管部材2の内部と空間Sとを連通するとともに、流体循環装置から送られた掘削流体を流通させる流体通路19が形成されている。
第一ビット体11の底部14には、空間Sから孔底Bに向かって掘削流体を排出する排出口20と、この排出口20の出口側に連通して径方向外側に延びる導水路21と、が形成されている。従って、流体循環装置から接続体の管部材2に送られた掘削流体は、流体通路19を通って空間Sに導入された後に排出口20から外部に排出され、第一刃部15を冷却する。さらに、掘削流体は、第一刃部15が切削した地盤の切削屑とともに導水路21を通って径方向外側に流れ、穿孔ビット10及び接続体の外周面と掘削孔Hの内周面との隙間を通って上昇し、流体循環装置に戻されるようになっている。
以上のような穿孔ビット10が地盤を穿孔する際の動作について説明する。図2に示すように、穿孔ビット10が回転することで第一刃部15が孔底Bを切削すると、第一刃部15が設けられていない貫通孔16の位置(中心部)では、切削されない地盤が貫通孔16の内部に入り込んで小径コアCとなる。この小径コアCは、穿孔ビット10の穿孔に伴って長くなり、空間Sに取り込まれる。空間Sに取り込まれた小径コアCは、やがて切削刃18に接触し、切削刃18によって切削されて破壊され、切削屑(細片)となって空間S内の掘削流体とともに排出口20から外部に排出される。
以上の本実施形態によれば、穿孔ビット10の中心軸X位置の貫通孔16を除いて第一刃部15が設けられているので、穿孔ビット10の回転に伴う第一刃部15と地盤との切削速度がゼロになることがなく、第一刃部15によって孔底Bの大部分を切削することができる。また、穿孔ビット10の中心軸X付近では、第一刃部15によって切削されなかった地盤が小径コアCとなって残り、この小径コアCが貫通孔16から内部の空間Sに取り込まれ、切削刃18によって切削される。従って、穿孔ビット10の中心部における切削残りによる掘進抵抗の増大を招くことなく、穿孔ビット10の全断面において地盤を円滑に穿孔することができる。
また、貫通孔16に対向した位置に切削刃18が設けられていることで、貫通孔16から取り込んだ小径コアCを切削刃18に確実に接触させることができ、切削刃18によって小径コアCを切削して破壊することができる。さらに、切削刃18によって切削された小径コアCの切削屑(細片)は、掘削流体とともに排出口20から外部に排出されるので、掘削流体の流れによって細片を掘削孔Hの上方に排出することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る穿孔ビットについて、図3、4を参照して説明する。本実施形態の穿孔ビット10Aは、第1実施形態の穿孔ビット10と比較して第二ビット体12の構造が相違するものの、他の構成は第1実施形態と略同様である。以下では、相違点について詳しく説明し、第1実施形態と共通の構成については同一符号を付して説明を省略または簡略する。
図3に示すように、穿孔ビット10Aの第二ビット体12は、第1実施形態の切削刃18に代えて延出部17の先端に切断刃22を有して構成されている。切断刃22は、中心軸X上に傾斜して設けられた硬質材料から形成されている。さらに、第二ビット体12には、空間Sの上方に連続する収容部23が形成されている。
以上のような穿孔ビット10Aが地盤を穿孔する際の動作について説明する。図4に示すように、穿孔ビット10Aが回転することで第一刃部15が孔底Bを切削し、貫通孔16から空間Sに小径コアCを取り込む。小径コアCが切断刃22に接触すると、切断刃22によって小径コアCが折られて破壊され、切断片(細片)C1となる。この切断片C1は、空間S内の掘削流体の圧力によって収容部23に導かれ、収容部23に複数の切断片C1が収容されるようになっている。
また、本実施形態の穿孔ビット10Aにおいて、貫通孔16から取り込んだ小径コアCを切断刃22によって折る前に、切断刃22によって小径コアCの先端部を切削してもよい。このように切断刃22で切削された小径コアCの切削屑(細片)は、掘削流体とともに排出口20から外部に排出され、切削後に折られた切断片(細片)C1は、空間S内の掘削流体の圧力によって収容部23に導かれて収容されるようになっている。
以上の本実施形態によれば、前記第1実施形態と同様に、穿孔ビット10Aの中心部における切削残りによる掘進抵抗の増大を招くことなく、穿孔ビット10Aの全断面において地盤を円滑に穿孔することができる。
また、中心軸X上に傾斜して設けられた切断刃22によって小径コアCに斜め方向の力を作用させ、これにより小径コアCを折って破壊することができる。従って、掘削対象物である地盤が硬質な岩盤であって、脆性的な岩を折って破壊する場合に、本実施形態の穿孔ビット10Aは好適である。さらに、切断刃22によって切断された切断片C1が収容部23に収容されるので、切断片C1が穿孔ビット10Aと地盤との間に入り込んで障害となることが防止でき、穿孔ビット10Aの破損を抑制することができる。
次に、本発明の第3実施形態に係る穿孔ビットについて、図5、6を参照して説明する。本実施形態の穿孔ビット10Bは、第2実施形態の穿孔ビット10Aと比較して第一ビット体11の構造が相違するものの、他の構成は第2実施形態と略同様である。以下では、相違点について詳しく説明し、第1、2実施形態と共通の構成については同一符号を付して説明を省略または簡略する。
図5に示すように、穿孔ビット10Bの第一ビット体11は、その胴部13の内面に複数(3個)の切削刃24を有して構成されている。切削刃24は、PDCカッターと同様の超硬材料から構成されている。第二ビット体12は、その延出部17の先端に第2実施形態の切断刃22と同様に硬質材料から形成された硬質傾斜面25を有して構成されている。硬質傾斜面25は、中心軸X上に傾斜して設けられ、この硬質傾斜面25と略同一高さ位置に切削刃24が設けられている。
以上のような穿孔ビット10Bが地盤を穿孔する際の動作について説明する。図6に示すように、穿孔ビット10Bが回転することで第一刃部15が孔底Bを切削し、貫通孔16から空間Sに小径コアCを取り込む。小径コアCが硬質傾斜面25に接触すると、小径コアCが径方向に曲がり、その先端が複数の切削刃24のうちのいずれかに接触することで、切削刃24によって小径コアCが切削されて破壊される。切削された小径コアCのうち、細かい切削屑(細片)は、掘削流体とともに排出口20から外部に排出され、比較的大きな切断片(細片)C1は、収容部23に収容されるようになっている。
以上の本実施形態によれば、前記第1、2実施形態と同様に、穿孔ビット10Bの中心部における切削残りによる掘進抵抗の増大を招くことなく、穿孔ビット10Bの全断面において地盤を円滑に穿孔することができる。
また、中心軸X上に傾斜して設けられた硬質傾斜面25によって小径コアCを側方に曲げ、この小径コアCを切削刃24で切削して破壊することができる。従って、掘削対象物である地盤に金属層が含まれていて、延性を有して折れにくい金属を破壊する場合に、本実施形態の穿孔ビット10Bは好適である。また、切削刃24が複数設けられていることで、硬質傾斜面25によって曲げられた小径コアCの先端が左右に振れたとしても、いずれかの切削刃24によって小径コアCを切削することができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、前記実施形態の掘削装置1では、掘削対象物が地盤の場合を例示したが、本発明の掘削装置及び穿孔ビットは、地盤に限らず、人工の構築物であるコンクリート構造物や金属構造物等を穿孔の対象物としてもよく、このような対象物の構造や材質は特に限定されるものではない。
また、前記実施形態の掘削装置1では、地上や海上に設置された支持装置から接続体が吊り下げられ、この接続体の重量によって穿孔ビットが対象物(地盤)に押圧される構成であったが、このような構成に限定されない。すなわち、掘削装置は、鉛直下方に向かって掘削孔を形成するものに限らず、斜め下方や水平方向、さらには斜め上方や上方に向かって掘削孔を形成するものであってもよい。この際、対象物に向かって穿孔ビットを押圧するための押圧手段を備えて掘削装置が構成されることが好ましい。
また、前記実施形態の掘削装置1は、支持装置から穿孔ビット10まで掘削流体を循環させる流体循環装置が設けられていたが、掘削流体を循環させる流体循環装置は必須の構成ではなく、適宜に省略することが可能である。また、前記実施形態の穿孔ビット10,10A,10Bは、第一ビット体11及び第二ビット体12によって構成されていたが、これらが一体で構成されていてもよい。また、前記第2、3実施形態の穿孔ビット10A,10Bでは、小径コアCの細片を収容する収容部23が設けられていたが、小径コアを切削または切断した際に十分細かい細片となって排出可能な対象物の場合には、収容部を省略してもよい。
1 掘削装置
2 管部材(接続体)
10,10A,10B 穿孔ビット
13 胴部
15 第一刃部
16 貫通孔
18 切削刃(第二刃部)
19 流体通路
20 排出口
22 切断刃(第二刃部)
23 収容部
24 切削刃(第二刃部)
25 硬質傾斜面
X 中心軸(回転中心)

Claims (7)

  1. 掘削装置の先端に固定されるとともに該掘削装置の回転駆動によって対象物を穿孔する穿孔ビットであって、
    全体略円筒状の胴部と、
    前記胴部の前端部に設けられて対象物を穿孔する第一刃部と、
    前記胴部の中空内部に設けられた第二刃部と、を備え、
    前記第一刃部は、前記胴部の前端部のうち回転中心を除いて設けられ、該回転中心には、前記胴部の内外を連通する貫通孔が設けられ、
    前記第一刃部によって対象物を穿孔しつつ前進する際に、前記貫通孔を通して前記胴部の内部に対象物の小径コアを取り込み、取り込んだ前記小径コアを前記第二刃部によって破壊する
    ことを特徴とする穿孔ビット。
  2. 前記第二刃部は、前記回転中心を通る中心軸に沿って前記貫通孔に対向して設けられるとともに、前記小径コアを切削する切削刃を有して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の穿孔ビット。
  3. 前記第二刃部は、前記回転中心を通る中心軸上に傾斜して設けられるとともに、前記小径コアを折る切断刃を有して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の穿孔ビット。
  4. 前記第二刃部は、前記回転中心を通る中心軸上に傾斜して設けられる硬質傾斜面と、該硬質傾斜面に当接させて曲げた前記小径コアを切削する切削刃と、を有して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の穿孔ビット。
  5. 前記胴部には、前記第二刃部によって破壊された前記小径コアの細片を収容する収容部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の穿孔ビット。
  6. 前記胴部には、掘削流体を流通させる流体通路と、この掘削流体を前記第一刃部の外側に排出する排出口と、が設けられ、
    前記第二刃部によって破壊された前記小径コアの細片を前記掘削流体とともに前記排出口から排出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の穿孔ビット。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の穿孔ビットと、
    前記穿孔ビットが固定される長尺状の接続体と、
    前記接続体を介して前記穿孔ビットを回転駆動する駆動部と、
    を備えたことを特徴とする掘削装置。
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