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JP2018072531A - Led表示装置およびその輝度補正方法 - Google Patents

Led表示装置およびその輝度補正方法 Download PDF

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JP2018072531A
JP2018072531A JP2016211320A JP2016211320A JP2018072531A JP 2018072531 A JP2018072531 A JP 2018072531A JP 2016211320 A JP2016211320 A JP 2016211320A JP 2016211320 A JP2016211320 A JP 2016211320A JP 2018072531 A JP2018072531 A JP 2018072531A
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led display
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leds
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JP2016211320A
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俊之 岡野
Toshiyuki Okano
俊之 岡野
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】LEDの輝度補正の精度を向上することができるLED表示装置およびその輝度補正方法を提供することを目的とする。【解決手段】LED表示装置100Aは、複数の第1LED1のそれぞれを画素として有する第1LED表示部10と、入力される表示データに基づいて第1LED表示部10を駆動する第1駆動部5とを備えるLED表示装置である。LED表示装置100Aは積算部6および輝度補正部4を備える。積算部6は、ランダムな時間間隔で、複数の第1LED1それぞれの点灯時間を個別に積算した累積点灯時間を算出する。輝度補正部4は、積算部6で算出される複数の第1LED1それぞれの累積点灯時間に基づいて、複数の第1LED1それぞれの輝度を個別に補正する。【選択図】図1

Description

本発明は、LED表示装置およびその輝度補正方法に関するものであり、特に、複数のLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)をマトリクス状に配置し、個々のLEDに対する点滅制御により映像情報を表示するLED表示装置およびその輝度補正方法に関するものである。
複数のLEDのそれぞれを画素として用いるLED表示装置は、LEDの技術発展と低コスト化により、屋内外での広告表示などに多く使用されている。これらのLED表示装置はこれまで、自然画像、およびアニメーションなどの動画像を表示することが主であったが、画素ピッチの狭ピッチ化に伴い視認距離が短くなることで、屋内用途においては会議および監視などの用途にも使用されている。特に監視用途においては、LED表示装置は、例えばパソコンなどから入力される静止画に近い画像を表示することが多くなっている。
LEDは点灯時間が長くなるにしたがって輝度が低下する。このため、LED表示部に表示する画像の内容によっては各LEDの輝度低下率が異なり、結果的に画素毎に輝度ばらつき、および色ばらつきが発生する。
これらの輝度ばらつき、および色ばらつきを低減するために、LED表示部の輝度を検出し、この検出結果に基づいて各LEDの輝度を補正する方法、また、各LEDの点灯時間を個別に積算し、この積算結果と、すでに測定されたLEDの点灯時間と輝度との関係とに基づいて輝度補正係数を算出し、当該輝度補正係数に基づいて各LEDの輝度を個別に補正する方法が提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2を参照。)。
特開平11−15437号公報 特開2006−330158号公報
しかしながら、各LEDの点灯時間を個別に積算し、この積算結果に基づいて各LEDの輝度を個別に補正する従来の技術では、この積算処理を行うタイミングが一定周期となっていることが多い。この場合、LED表示部が、映像が変化しない静止画を表示する場合には問題ないが、監視用途における警告信号などLEDが一定周期で点滅するような映像を表示する場合には、LEDの点滅周期が積算処理の周期と重なってしまうことがある。その結果、実際にはLEDが点滅しているにも関わらず、点灯もしくは消灯しているかのように積算処理が行われるという問題が発生する。
そこで、本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、各LEDの点灯時間をランダムな時間間隔で個別に積算し、この積算結果に基づいて各LEDの輝度を個別に補正することによって、一定周期で積算する場合よりもLEDの輝度補正の精度を向上することができるLED表示装置およびその輝度補正方法を提供することを目的とする。
本発明に係るLED表示装置は、複数のLEDのそれぞれを画素として有するLED表示部と、入力される表示データに基づいてLED表示部を駆動する駆動部とを備えるLED表示装置である。LED表示装置は積算部および輝度補正部を備える。積算部は、ランダムな時間間隔で、複数のLEDそれぞれの点灯時間を個別に積算した累積点灯時間を算出する。輝度補正部は、積算部で算出される複数のLEDそれぞれの累積点灯時間に基づいて、複数のLEDそれぞれの輝度を個別に補正する。
また、本発明に係るLED表示装置の輝度補正方法は、複数のLEDのそれぞれを画素として有するLED表示部と、入力される表示データに基づいてLED表示部を駆動する駆動部とを備えるLED表示装置の輝度補正方法である。LED表示装置の輝度補正方法は、(a)ランダムな時間間隔で、複数のLEDそれぞれの点灯時間を個別に積算した累積点灯時間を算出する工程と、(b)工程(a)において算出される複数のLEDそれぞれの累積点灯時間に基づいて、複数のLEDそれぞれの輝度を個別に補正する工程とを備える。
本発明によれば、ランダムな時間間隔で複数のLEDそれぞれの累積点灯時間が算出されることから、LEDが一定周期で点滅する場合においても、LEDの点滅周期と複数のLEDそれぞれの累積点灯時間が算出されるタイミングとが一致することを抑制することができる。これにより、実際にはLEDが点滅しているにも関わらず、LEDが点灯または消灯しているかのように累積点灯時間が算出されることを抑制することができる。このようにLEDの累積点灯時間をより正確に算出することによって、LEDの輝度補正の精度を向上することができる。
実施の形態1に係るLED表示装置の構成を示すブロック図である。 PWM駆動を説明するための図である。 第1LEDにおける累積点灯時間と輝度低下率との関係を示す図である。 第2LEDにおける累積点灯時間と輝度低下率との関係を示す図である。 輝度補正処理の動作を示すフローチャートである。 第1LEDの点滅と積算処理のタイミングとの関係を示す図である。 積算処理毎のデューティ比および累積稼働時間を示す図である。 積算処理(1)における積算処理毎の計算結果を示す図である。 積算処理(1)〜(3)それぞれにおける最大累積点灯時間および輝度低下率を示す図である。 積算処理(2)における積算処理毎の計算結果を示す図である。 積算処理(3)における積算処理毎の計算結果を示す図である。 実施の形態2に係るLED表示装置の構成を示すブロック図である。 第1LEDの点滅と積算処理のタイミングとの関係を示す図である。 実施の形態3に係るLED表示装置の構成を示すブロック図である。 タイミング情報を示す図である。 実施の形態4に係るLED表示装置の構成を示すブロック図である。 LED表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
<LED表示装置の構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係るLED表示装置100Aの構成の一例を示すブロック図である。図1に示されるように、LED表示装置100Aは、入力端子2、映像信号処理回路3、輝度補正部4、第1駆動部5、第1LED表示部10、積算部6および点灯時間記憶部7を備える。さらにLED表示装置100Aは、駆動データ生成部16、第2駆動部8、第2LED表示部20、輝度測定部9、輝度低下率記憶部11および補正係数演算部12を備える。
第1LED表示部10は、画素としてマトリクス状に配置された複数の第1LED1を備える。図1の例では、第1LED表示部10は、縦4×横4の計16個の第1LED1を備える。本実施例では、第1LED1は、フルカラー表示用のLEDであって、赤(R)、緑(G)および青(B)の3個のLED素子1aを備える。
入力端子2には、外部機器(図示せず)などから、文字、記号および図形などの映像情報を含む表示データが入力される。
映像信号処理回路3は、入力端子2を介して入力される表示データに対して、映像表示に必要な領域を選択する処理、およびガンマ補正などの映像信号処理を行う。映像信号処理回路3は、映像信号処理を行った表示データを輝度補正部4に出力する。
輝度補正部4は、後述する補正係数演算部12で算出される補正係数に基づいて、映像信号処理回路3で映像処理された表示データに対して、複数の第1LED1それぞれの輝度を個別に補正する輝度補正処理を行う。輝度補正部4は、輝度補正処理を行った表示データを第1駆動部5に出力する。
第1駆動部5は、輝度補正部4で輝度補正処理が行われた表示データに基づいて、第1LED表示部10を駆動する。これにより、映像信号処理および輝度補正処理が行われた表示データに基づく映像が第1LED表示部10に表示される。
積算部6は、第1駆動部5が第1LED表示部10を駆動する駆動条件、つまり複数の第1LED1をそれぞれ駆動するのに用いる表示データに基づいて、複数の第1LED1それぞれの点灯時間を個別に積算した累積点灯時間を算出する。積算部6で算出される複数の第1LED1それぞれの累積点灯時間は、点灯時間記憶部7に記憶される。
第2LED表示部20は、第1LED1と同一のLEDである第2LED21を備える。ここで第1LED1と同一のLEDとは、点灯時間に対する輝度低下特性が第1LED1と同一のLEDを意味する。本明細書では、説明のため、第1LED表示部10が備えるLEDを「第1LED1」と称し、第2LED表示部20が備えるLEDを「第2LED21」と称して区別する。図1の例では、第2LED表示部20は、縦2×横2の計4個の第2LED21を備える。第2LED21は、赤(R)、緑(G)および青(B)の3個のLED素子21aを有する。赤(R)、緑(G)および青(B)のLED素子21aは、それぞれ、赤(R)、緑(G)および青(B)のLED素子1aと同一のLED素子である。ここでLED素子1aと同一のLED素子とは、点灯時間に対する輝度低下特性がLED素子1aと同一のLED素子を意味する。
第2駆動部8は、駆動データ生成部16で生成される駆動データに基づいて、第2LED表示部20を駆動する。
輝度測定部9は、第2LED表示部20の輝度、つまり第2LED21の輝度を測定する。
輝度低下率記憶部11は、輝度測定部9で測定される第2LED21の輝度を第2LED21の累積点灯時間に対応づけた第2LED21の輝度低下率を記憶する。
補正係数演算部12は、点灯時間記憶部7に記憶された複数の第1LED1それぞれの累積点灯時間と、輝度低下率記憶部11に記憶された第2LED21の輝度低下率とに基づいて、輝度補正部4での輝度補正処理に用いる補正係数を算出する。
<輝度補正処理>
以下では、輝度補正部4が行う輝度補正処理について説明する。
なお、以降の説明では、説明を簡単化するため、第1LED1が有する3色のLED素子1aのそれぞれを特に区別する必要がない場合には、これらをまとめて単に第1LED1と呼ぶ。また、第2LED21が有する3色のLED素子21aを特に区別する必要がない場合には、これらをまとめて単に第2LED21と呼ぶ。したがって、以下で説明する第1LED1に対する各種処理は、3色のLED素子1aのそれぞれに対して行われる処理を示しており、第2LED21に対する処理は、3色のLED素子21aのそれぞれに対して行われる処理を示している。
第1LED1の輝度調整においては、PWM(Pulse Width Modulation)方式が使用される。図2は、PWM駆動を説明するための図である。図2において、波形PFはPWM駆動における基本周期(「1フレーム」とも呼ばれる。)を示している。以下、この基本周期を「PWM基本周期」と呼ぶ。波形PW1および波形PW2は、それぞれ、デューティ比が85%および80%の場合の駆動波形の例を示している。このように、第1LED1を駆動する駆動波形のデューティ比を変化させることによって、第1LED1の輝度を調整することができる。具体的には、駆動波形のデューティ比が大きいほど、PWM基本周期内において第1LED1が点灯する時間が長くなり、第1LED1の輝度がより高いようにユーザに視認される。
積算部6は、複数の第1LED1それぞれの点灯時間を個別に積算した累積点灯時間を算出する。複数の第1LED1それぞれの累積点灯時間の積算処理においては、第1LED1の輝度が最短で表示データの1フレームごとに変化するため、PWM基本周期の時間と駆動波形のデューティ比との乗算結果をPWM基本周期ごとに積算することが望ましい。しかしながら、複数の第1LED1のそれぞれについてPWM基本周期ごとに積算処理を行うには、膨大な量の積算処理が必要となる。そこで、本実施の形態に係るLED表示装置100Aでは、以下で説明する方法によってより効率よく積算処理を行う。
<一定周期での積算処理>
以下、積算部6が行う積算処理について説明する。なお、本実施の形態では、積算部6は、後述するようにランダムな時間間隔で複数の第1LED1それぞれの点灯時間を個別に積算する積算処理を行うが、説明を簡単化するため、まず積算部6が一定周期で積算処理を行う場合について説明する。
積算部6は、複数の第1LED1それぞれの点灯時間を個別に積算した累積点灯時間を、第1LED表示部10が第1駆動部5によって駆動された、つまり複数の第1LED1のそれぞれが第1駆動部5によって駆動された累積稼働時間と、複数の第1LEDのそれぞれを駆動する駆動波形を個別に平均化したデューティ比(以下、「平均駆動係数」とも呼ぶ。)との乗算によって算出する。
ここで、累積稼働時間は、駆動波形のデューティ比が100%でない場合に第1LED1が実際には点灯していない時間も含む。また、平均駆動係数は、前回の積算処理から現在の積算処理までの時間(以下、「積算処理間隔」とも呼ぶ。)における、第1駆動部5が複数の第1LED1のそれぞれを駆動する際の駆動波形のデューティ比を個別に平均化して示すものである。具体的には、複数の第1LED1のそれぞれについて、現在の積算処理における駆動波形のデューティ比が積算処理間隔におけるすべてのPWM基本周期において一定であったと仮定して、以下に示すように平均駆動係数が算出される。
前回の積算処理における、第1LED表示部10が第1駆動部5によって駆動された、つまり複数の第1LED1のそれぞれが第1駆動部5によって駆動された累積稼働時間をtとし、平均駆動係数をRとすると、第1LED1の累積点灯時間Sは下記の式(1)で示される。
Figure 2018072531
次に、現在の積算処理における、累積稼働時間をtとし、駆動波形のデューティ比をRとする。ここで、累積稼働時間tから累積稼働時間tまでの積算処理間隔中のすべてのPWM基本周期において駆動波形のデューティ比がRで一定であったと仮定すると、累積稼働時間tでの累積点灯時間Sは下記の式(2)で示される。
Figure 2018072531
式(1)および式(2)より、累積稼働時間tでの平均駆動係数Rは下記の式(3)で示される。
Figure 2018072531
積算部6は、第1LED表示部10の稼働時間がゼロ、すなわちt=0から一定時間ごとに平均駆動係数Rを算出し、当該平均駆動係数Rを点灯時間記憶部7に記憶する。点灯時間記憶部7に記憶される平均駆動係数Rは一定時間ごとに更新される。
第1LED表示部10が表示する表示パターンの変化が少ない場合、すなわち第1LED1の輝度変化が少ない場合、第1LED1を駆動する駆動波形のデューティ比の変化が少なくなる。したがって、積算処理間隔をPWM基本周期に対して十分長く設定しても、第1LED1の実際の点灯時間と点灯時間記憶部7に記憶された平均駆動係数Rから算出される第1LED1の累積点灯時間Sとの誤差は小さくなる。このため、当該累積点灯時間Sを後述する輝度補正処理に用いることができる。このように、積算処理間隔をPWM基本周期に対して長くすることにより、積算処理量を低減することができる。
<輝度低下率>
次に、輝度低下率について説明する。図3は、第1LED1における累積点灯時間と輝度低下率との関係の一例を示す図である。図3の例では、緑(G)のLED素子1aについてのみ示している。また、累積点灯時間がゼロの場合の輝度つまり初期輝度を100%として、当該初期輝度からの輝度の低下率を示している。
図3に示されるように、緑(G)のLED素子1aの輝度低下率は累積点灯時間が長くなるにつれて増加する。つまり、緑(G)のLED素子1aの輝度は累積点灯時間が長くなるにつれて低下する。図3では緑(G)のLED素子1aの輝度低下率を示しているが、赤(R)および青(B)のLED素子1aそれぞれの輝度低下率も同様に、累積点灯時間が長くなるにつれて増加する(図示せず)。
本実施の形態に係るLED表示装置100Aでは、第1LED1の輝度低下率は事前の測定によって算出されるのではなく、第2LED21の輝度を輝度測定部9によって実時間で測定することによって算出される。以下、輝度低下率の測定方法について説明する。
第2LED表示部20は、駆動データ生成部16で生成された駆動データに基づいて第2駆動部8によって駆動される。第2駆動部8が第2LED表示部20を駆動する駆動波形のデューティ比は100%である。これにより、第2LED21の累積点灯時間は、複数の第1LED1の中で最も長い累積点灯時間よりも長くなる。なお、第2LED21の累積点灯時間が第1LED1の累積点灯時間よりも長ければ、第2LED21を駆動する駆動波形のデューティ比は100%よりも小さくてもよい。
輝度測定部9によって測定される第2LED21の輝度は、第2LED21の累積点灯時間に対応づけられた輝度低下率として輝度低下率記憶部11に記憶される。
図4は、第2LED21における累積点灯時間と輝度低下率との関係の一例を示す図である。図4の例では、第2LED21における、R、GおよびBの3色のLED素子21aの輝度低下率を、それぞれ、短破線、実線および長破線で示している。
図4に示されるように、R、GおよびBの3色のLED素子21aの輝度低下率は、累積点灯時間が長くなるにつれて増加する。つまり、R、GおよびBの3色のLED素子21aの輝度は累積点灯時間が長くなるにつれて低下する。また、図4の例では、R、GおよびBの3色のLED素子21aの輝度低下率の変化はそれぞれ異なっている。
R、GおよびBの3色のLED素子21aの輝度低下率は、それぞれ、累積点灯時間tの関数としてkr(t)、kg(t)およびkb(t)として示される。図4には、後述する3色のLED素子1aそれぞれの最大累積点灯時間trmax、tgmaxおよびtbmaxにおける輝度低下率kr(trmax)、kg(tgmax)およびkb(tbmax)の一例を示している。
R、GおよびBの3色のLED素子21aの輝度を輝度測定部9で測定することにより、3色のLED素子21aそれぞれにおける累積点灯時間に対する輝度低下率を実時間で計測することができる。第2LED21と第1LED1とは同一のLEDであることから、第2LED21の輝度低下率を計測することにより、第1LED1における累積点灯時間に対する3色のLED素子1aそれぞれの輝度低下率を実時間で計測していることとなる。これにより、第1LED1の輝度低下率を高精度に算出することができる。
<輝度補正処理の動作>
次に、輝度補正処理について説明する。図5は、LED表示装置100Aの輝度補正処理の動作の一例を示すフローチャートである。
図5に示されるように、まず、ステップST1において、積算部6は、累積点灯時間から最大累積点灯時間を算出する。具体的には、積算部6は、複数の第1LED1それぞれにおける3色のLED素子1a、つまり第1LED表示部10が有するすべてのLED素子1aそれぞれについて算出した平均駆動係数Rの中から、R、GおよびBの各色の最大の平均駆動係数Rを探索し、R、GおよびBの各色の最大累積点灯時間を算出する。
次に、ステップST2において、補正係数演算部12は、最大輝度低下率を算出する。具体的には、補正係数演算部12は、輝度低下率記憶部11を参照し、ステップST1で算出されたR、GおよびBの各色の最大累積点灯時間それぞれに対するR、GおよびB各色のLED素子1aの輝度低下率から、最も大きい輝度低下率を選択し、最大輝度低下率を算出する。
R、GおよびB各色のLED素子1aについての最大累積点灯時間をそれぞれ、trmax、tgmaxおよびtbmaxとすると、輝度低下率関数kr(t)、kg(t)およびkb(t)より、最大輝度低下率krgb(tmax)は下記の式(4)で示される。
Figure 2018072531
図4の例では、最大累積点灯時間trmax、tbmaxおよびtgmaxは、その順で長くなっており、それぞれに対応する輝度低下率kr(trmax)、kb(tbmax)およびkg(tgmax)は、その順で小さくなっており、RのLED素子1aの最大累積点灯時間trmaxにおける輝度低下率kr(trmax)が最大輝度低下率krgb(tmax)となる。
次に、ステップST3において、補正係数演算部12は、複数の第1LED1それぞれの輝度を個別に補正するための補正係数を算出する。具体的には、補正係数演算部12は、点灯時間記憶部7および輝度低下率記憶部11を参照し、第1LED表示部10が備えるすべての第1LED1について、第2LED21の累積点灯時間に対する輝度低下率と、ステップST2で算出した最大輝度低下率krgb(tmax)とから、複数の第1LED1それぞれの輝度を個別に補正するための補正係数を算出する。
次に、ステップST4において、輝度補正部4は、複数の第1LED1それぞれの輝度を個別に補正する。具体的には、輝度補正部4は、映像信号処理回路3で映像信号処理された表示データを、ステップST3で算出された補正係数によって補正し、複数の第1LED1それぞれの輝度を個別に補正する。輝度補正部4は、複数の第1LED1のそれぞれを駆動する駆動波形のデューティ比を補正係数によって個別に補正することによって、複数の第1LED1それぞれの輝度を個別に補正する。
第1LED1におけるR、GおよびB各色のLED素子1aの現在の輝度をそれぞれRp、GpおよびBpとし、それぞれの累積点灯時間tにおける各色のLED素子1aの輝度低下率をkr(t)、kg(t)およびkb(t)とし、最大輝度低下率をkrgb(tmax)とすると、補正後の第1LED1のR、GおよびB各色のLED素子1aそれぞれの輝度Rcomp、GcompおよびBcompは下記の式(5)で示される。
Figure 2018072531
式(5)におけるRp、GpおよびBpは、それぞれ、第1LED1のR、GおよびB各色のLED素子1aそれぞれの初期輝度をR0、G0およびB0とすると下記の式(6)のように示される。
Figure 2018072531
式(6)を式(5)に代入すると、Rcomp、GcompおよびBcompは下記の式(7)で示される。
Figure 2018072531
式(7)に示されるように、Rcomp、GcompおよびBcompは、それぞれの初期輝度R0、G0およびB0に対し、最大輝度低下率krgb(tmax)で統一的に補正されたものとなる。
映像表示時の輝度調整と同様に輝度の補正においても、駆動波形のデューティ比を変化させることによって輝度の補正が可能となる。例えば、RのLED素子1aに対しては、krgb(tmax)=0.2、kr(t)=0.1の場合には、式(5)より、Rpに対する補正係数は(1−0.2)/(1−0.1)=8/9となるので、PWM駆動の駆動波形のデューティ比を8/9倍することにより、輝度を補正することができる。
ここで、例えば、監視用途において監視対象が異常状態となり、LED表示装置100Aは警告をユーザに通知するための警告映像を表示するとする。この場合、1つ以上の第1LED1は、当該警告映像の一部である、警告信号のような点滅を繰り返す部分を表示している。当該警告信号は一定間隔で点滅し、第1LED1は規則的に点灯と消灯とを繰り返している。なお、ここでいう「第1LED1の点滅」は、PWM駆動におけるPWM基本周期内での第1LED1の点滅(点灯・消灯)ではなく、PWM基本周期以上の周期での第1LED1の輝度の変化のことを意味しており、以下においても同様である。
図6は、第1LED1の点滅(点灯・消灯)と、積算部6が行う積算処理のタイミングとの時間関係を示す図である。
図6における最上段の波形は、一定周期で点滅する第1LED1のデューティ比の変化を示している。図6の例では、第1LED1における点灯時のデューティ比を80%とし、消灯時のデューティ比を20%としている。ここでは便宜上、消灯時のデューティ比を0%でなく20%とし、計算が理解しやすいようにしている。また、第1LED1の点滅周期は4秒であり、第1LED1のR、GおよびB各色のLED素子1aはすべて同じデューティ比で動作しているとする。このように一定周期で点滅している第1LED1に対して上記のような積算処理を行い、輝度補正処理を行う。
図6における上から2〜4段目に示す波形は、それぞれ、異なるタイミングで積算処理を行う積算処理(1)〜(3)における積算処理のタイミングを示している。図7は、図6に示される積算処理(1)〜(3)それぞれにおける、積算処理回数毎の時間と第1LED1の駆動波形のデューティ比とを示す図である。
図6,7に示されるように、積算処理(1)では、積算処理の周期が第1LED1の点滅周期の半分の2秒である。このため、第1LED1が点灯から消灯するとき、またはその逆の場合であっても、タイミング良く積算処理を行うことができるため、複数の第1LED1それぞれの累積点灯時間を正確に計測することができる。図6,7の例では、第1LED1のデューティ比は、積算処理(1)の奇数回目の積算処理時には80%になっており、偶数回目の積算処理時には20%となっている。積算処理(2)および積算処理(3)については後で詳細に説明する。
図8は、図6,7に示される積算処理(1)における積算処理毎の、前回の積算処理における累積点灯時間S、累積稼働時間tおよび平均駆動係数R、ならびに現在の積算処理における累積点灯時間S、累積稼働時間t、駆動波形のデューティ比Rおよび平均駆動係数Rの計算結果を示す図である。
第1LED1の各色のLED素子1aのそれぞれについて、S、R、t、S,R、tおよびRを求め、式(4)からkrgb(tmax)を算出する。算出されたkrgb(tmax)から式(7)に則って輝度補正を行う。
図8に示される値は、krgb(tmax)となるLED素子1aのものとする。図8に示されるように、積算処理(1)における8回目の積算処理つまり16秒時点での平均駆動係数Rは50%となっている。よって、第1LED1の最大累積点灯時間は、累積稼働時間tの50%である8秒になっていることが分かる。ここで、複数の第1LED1間のデューティ比に違いは無いものとしているため、第1LED1間での最大輝度低下率の比較の記述は省略している。
図9は、積算処理(1)〜(3)それぞれにおける最大累積点灯時間および輝度低下率を示す図である。図9のグラフは、第1LED1の累積点灯時間に対する輝度低下率の変化を表している。本来、最も輝度低下率が高い色のデータを示すべきであるが、簡易化のため色を特定しない。
図9における点Aは、第2LED21の最大累積点灯時間に対する輝度低下率とする。図8に示されるように、積算処理(1)における第1LED1の累積点灯時間Sは8秒であるため、図9において、積算処理(1)における最大累積点灯時間に対する輝度低下率は点Bとなる。図9における点Cおよび点Dは、それぞれ、後述する積算処理(2)および積算処理(3)において算出される最大累積点灯時間に対する輝度低下率を示している。
上記説明では、積算処理(1)では理想的な周期で積算処理を行うことができると想定してきたが、実際には第1LED1の点滅周期と同じ周期で積算処理を行うことは、デバイスおよびソフトウェアの性能上の限界などから現実的には難しい。そのため、積算処理の周期は、第1LED1の点滅周期に比べて長くなることがある。
図6,7に示されるように、積算処理(2)は、第1LED1の点滅周期よりも長い4秒周期で積算処理を行う。図6,7の例では、積算処理(2)における各積算処理は、第1LED1のデューティ比が80%のときに行われている。
図10は、図6,7に示される積算処理(2)における積算処理毎の、前回の積算処理における累積点灯時間S、累積稼働時間tおよび平均駆動係数R、ならびに現在の積算処理における累積点灯時間S、累積稼働時間t、駆動波形のデューティ比Rおよび平均駆動係数Rの計算結果を示す図である。
図10に示されるように、積算処理(2)における16秒時点、つまり4回目の積算処理時での累積点灯時間Sは12.8秒であり、積算処理(1)での8秒に比べて長くなっている。つまり、補正係数演算部12は、第1LED1が実際に点灯していた時間よりも長い時間点灯していたと認識し、実際よりも経年劣化が進み輝度が低下していると判断する。そのため、輝度補正時に各第1LED1の輝度を必要以上に下げて補正してしまい、第1LED表示部10全体が実力よりも暗くなってしまう。
図9において、点Cは、積算処理(2)における第1LED1の最大累積点灯時間に対する輝度低下率を示している。図9に示されるように、点Cは、第1LED1の実力である点Bよりも輝度が大きく低下したポイントにある。
<ランダムな周期での積算処理>
上記説明のように、第1LED1の累積点灯時間Sを算出する積算処理を一定周期で行う場合には、第1LED1の輝度補正の精度が低下する場合がある。そこで、本実施の形態では、積算部6は、図6,7の積算処理(3)に示されるように、ランダムな時間間隔つまりランダムな周期で積算処理を行う。図6,7の例では、積算処理(3)における1,2,3および5回目の積算処理は、第1LED1のデューティ比が80%のときに行われ、4回目の積算処理は、第1LED1のデューティ比が20%のときに行われている。
図11は、図6,7に示される積算処理(3)における積算処理毎の、前回の積算処理おける累積点灯時間S、累積稼働時間tおよび平均駆動係数R、ならびに現在の積算処理における累積点灯時間S、累積稼働時間t、駆動波形のデューティ比Rおよび平均駆動係数Rの計算結果を示す図である。
図11に示されるように、積算処理(3)における16秒時点つまり8回目の積算処理での累積点灯時間Sは9.2秒であり、積算処理(2)での12.8秒に比べ、実力値である積算処理(1)での8秒により近い。
図9において、積算処理(3)による第1LED1の最大累積点灯時間に対する輝度低下率を示す点は点Dとなる。図9に示されるように、点Dが点Cよりも点Bに近い、つまり積算処理(3)での処理は、積算処理(2)での処理よりも実力値である積算処理(1)の処理結果により近く、輝度補正の精度を向上することができる。
上述のように、一定周期で積算処理を行うと、監視用途での映像コンテンツなどのように大部分が静止画であり、一部が一定周期で点滅している内容を含むものであった場合、その点滅周期が積算処理のタイミングと一致することがある。この場合、第1LED1の点灯または消灯時にのみ積算処理が行われるなどして精度の悪い輝度補正が行われることがある。その結果、複数の第1LED1間の色ずれ、および輝度ずれが発生したり、表示映像を全く別の映像に切り替えた際にも切り替え前の映像が残像のように表示されたりすることがある。
これに対し、本実施の形態においては、ランダムな周期で積算処理を行うことから、第1LED1の点滅周期と積算処理のタイミングとが重なることを抑制することができる。その結果、第1LED1の輝度補正の精度を向上させることができる。
また、第1LED1と同一のLEDである第2LED21の輝度を輝度測定部9で測定し、第2LED21の輝度低下率を実測することから、事前に輝度低下率を測定しておく場合と比較して、輝度低下率の精度を向上することができる。よって、より高精度の輝度補正が可能となる。
なお、本実施の形態では、前記積算処理を行う周期をランダムに決定する方法を明記しなかったが、デバイスまたはソフトウェアに標準装備されているランダム関数で乱数を発生させ、それに従って積算処理を行ってもよい。また、標準的なランダム関数でなくとも、ポアソン分布などの確率分布関数を用いてもっともらしい乱数を発生させ、それを利用してもよい。この場合にも、積算処理の計算量を調整するため、積算処理の頻度は適切に設定される。
<実施の形態2>
積算処理の周期は、予めLED表示装置内に登録されていることがある。しかしながら、表示する映像内に存在する点滅の周期が予め判明している場合には、点滅の周期に合わせて積算処理の周期を決定した方が良い場合がある。
図12は、実施の形態2に係るLED表示装置100Bの構成の一例を示すブロック図である。図12に示されるようにLED表示装置100Bは、図1に示されるLED表示装置100Aと比較して、入力部13をさらに備える。なお、実施の形態2において、実施の形態1で説明したものと同一の構成要素については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
ユーザは、入力部13に積算部6が行う積算処理のタイミングつまり積算処理の周期を示すタイミング情報を入力することができる。積算部6は、入力部13に入力されるタイミング情報に基づいて、積算処理の周期を設定することができる。
例えば、実施の形態1と同様に第1LED1が点滅する映像を表示しており、点滅の周期も同様に4秒とする。ユーザがこの点滅周期を知っている場合には、当該点滅周期に合わせて積算処理のタイミングを設定することができる。
例えば、第1LED1の点滅周期が4秒である場合に、積算処理の周期を3秒とすると、積算処理の1〜4回目は、それぞれ、第1LED1の消灯時、点灯時、点灯時および消灯時となるように繰り返され、第1LED1の点滅周期に同期して、積算処理が行われることになる。
このように、予め第1LED1の点滅の周期が判明している場合には、その周期に合わせて積算部6が積算処理を行うようにユーザが入力部13を介して設定を変更することができる。これにより、より適切な周期で積算処理を行うことによって第1LED1の輝度補正の精度をより向上することができる。
なお、本実施の形態においても、入力部13にタイミング情報が入力されない場合には、積算部6はランダムな周期で積算処理を行ってもよい。
<実施の形態3>
映像が点滅している場合、その周期は常に一定ではなく、時間経過とともに変化する場合がある。また、映像コンテンツ自体も時間経過とともに変化する場合がある。
これらの変化のタイミングおよび内容が予め判明している場合には、ユーザが、積算処理のタイミングが時系列に変化するように設定することによって輝度補正の精度向上を図ることができる。
図13は、第1LED1の点滅と積算処理のタイミングとの関係を示す図である。図13の例では、1〜6秒の間、第1LED1の点滅周期は2秒であり、デューティ比は明るいときは80%で暗い時は20%となっている。また6〜14秒の間、第1LED1の点滅周期は4秒であり、デューティ比は明るいときは60%または40%、暗い時は20%となっている。また14秒以降は、第1LED1の点滅周期は2秒であり、デューティ比は明るい時は60%または80%、暗い時は20%となっている。
このように、第1LED1の点滅周期が時間経過とともに変化する場合には、積算処理は、一定周期で行われるよりも、図13の積算処理(5)のように、第1LED1の点滅周期の変化に合わせて積算処理の周期を変更することが好ましい。
図14は、実施の形態3に係るLED表示装置100Cの構成の一例を示すブロック図である。LED表示装置100Cは、図12に示される実施の形態2に係るLED表示装置100Bと比較してスケジュール管理部14をさらに備える。なお、実施の形態3において、実施の形態1,2で説明したものと同一の構成要素については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
ユーザは、入力部13に積算部6が行う積算処理のタイミングを示すタイミング情報を入力することができる。本実施の形態では、ユーザは、当該タイミング情報として、時系列に変化する積算処理のタイミングを入力することができる。タイミング情報は、スケジュール管理部14に記憶される。積算部6は、スケジュール管理部14に記録されるタイミング情報が示す時系列に変化するタイミングに基づいて、積算処理の周期を変更しながら積算処理を行うことができる。
図15は、スケジュール管理部14に記憶される時系列に変化する積算処理のタイミングを示すタイミング情報の一例を示す図である。図15において、上段が経過時間であり、下段が積算処理の周期である。図15に示されるように、経過時間が0〜6秒の間、積算処理の周期は1秒と登録されており、積算部6は0〜6秒の間、1秒周期で積算処理を行う。同様に、6〜14秒の間、2秒周期で積算処理を行い、14秒以降は1秒周期で積算処理を行う。このように、積算部6は、図15に示されるスケジュールに基づいて、図13の積算処理(5)に示されるようなタイミングで第1LED1の点滅周期に同期して積算処理を行う。
以上のように、映像の変化やそのタイミングが予め判明している場合、ユーザがそれらに合わせて時系列に変化する積算処理の周期をスケジュール管理部14に登録しておけば、最適なタイミングで積算処理を行うことができ、輝度補正の精度を向上させることができる。
なお、本実施の形態においても、入力部13にタイミング情報が入力されない場合には、積算部6はランダムな周期で積算処理を行ってもよい。
<実施の形態4>
監視用途において、緊急時は所定の周期で点滅する警告映像が表示されるが、緊急時以外の通常時は警告映像が表示されない場合がある。その場合、積算処理のタイミングをLED表示装置の動作状態に合わせて変更することが望ましい。以下では、LED表示部に警告映像が表示されて当該LED表示部が有するLEDが所定の周期で点滅するLED表示装置の動作モードを「点滅モード」と呼び、当該点滅モード以外の動作モードを「通常モード」と呼ぶ。
積算処理のタイミングをLED表示装置の動作モードに応じて切り替えるために、予め動作モード毎の積算処理のタイミングがLED表示装置内に記憶される。点滅モード用には、LEDが所定の周期で点滅している場合に適した積算処理のタイミングが登録される。一方、通常モード用には、点滅モード用とは異なる積算処理のタイミングが登録される。
図16は、実施の形態4に係るLED表示装置100Dの構成の一例を示すブロック図である。LED表示装置100Dは、図12に示される実施の形態2に係るLED表示装置100Bと比較してモード管理部15をさらに備える。なお、実施の形態4において、実施の形態1,2で説明したものと同一の構成要素については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
ユーザは、入力部13に積算部6が行う積算処理のタイミングを示すタイミング情報をモード毎に対応づけて入力することができる。当該タイミング情報は、モード管理部15に記憶される。モード管理部15は、LED表示装置100Dの動作モードを判定し、その判定結果に基づいて、判定された動作モードに対応づけられたタイミング情報を積算部6に出力する。積算部6は、モード管理部15から出力されるタイミング情報が示すタイミングに基づいて積算処理を行う。
例えば、第1LED1が2秒周期で点滅する場合を点滅モードとし、それ以外の場合を通常モードとする。モード管理部15には、点滅モード用には1秒周期での積算処理のタイミング情報が登録される。また、通常モード用には2秒周期で積算処理を行うタイミング情報が登録されているものとする。
この場合、モード管理部15は、LED表示装置100Dの動作モードが点滅モードであるか否かを判定し、点滅モードであると判定する場合には、点滅モードに対応づけられた1秒周期での積算処理のタイミング情報を積算部6に出力する。この場合、積算部6は、モード管理部15から出力されるタイミング情報が示すタイミング、つまり1秒周期で積算処理を行う。
一方、モード管理部15は、LED表示装置100Dの動作モードが点滅モードでない、つまり通常モードであると判定する場合には、通常モードに対応づけられた2秒周期での積算処理のタイミング情報を積算部6に出力する。この場合、積算部6は、モード管理部15から出力されるタイミング情報が示すタイミング、つまり2秒周期で積算処理を行う。
このように、図13の上段のように第1LED1が点滅する場合、本実施の形態において、動作モードに応じて積算処理のタイミングを切り替えて積算処理をしても、図13の積算処理(5)と同様の効果が得られる。具体的には、図13の積算処理(5)の0〜6秒までは、点滅モードの周期で前記積算処理を行う。6〜14秒までは、通常モードの周期で積算処理を行う。14秒以降は、再び点滅モードの周期で積算処理を行う。
このように、モード管理部15に記憶された、LED表示装置の動作モードに応じたタイミングで積算処理を行う場合でも、少なくとも実施の形態3と同様の効果は得ることができ、一定周期で積算処理を行う場合よりも輝度補正の精度を向上させることができる。
なお、本実施の形態においても、入力部13にタイミング情報が入力されない場合には、積算部6はランダムな周期で積算処理を行ってもよい。
<LED表示装置のハードウェア構成>
図17は、上述したLED表示装置100A〜100Dのいずれか一つとして用い得るLED表示装置200のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図17に示されるように、LED表示装置200は、入力インターフェース201、処理回路202、第1駆動回路203、第1表示装置204、記憶装置205、メモリ206、輝度測定装置207、第2駆動回路208および第2表示装置209を備える。また、これらの各構成要素は、バス210で相互に接続されている。
入力端子2および入力部13は、入力インターフェース201により実現される。輝度測定部9は、輝度測定装置207により実現される。
第1LED表示部10および第2LED表示部20は、それぞれ、第1表示装置204および第2表示装置209に相当する。また、第1駆動部5および第2駆動部8は、それぞれ、第1駆動回路203および第2駆動回路208に相当する。
点灯時間記憶部7および輝度低下率記憶部11は、記憶装置205により実現される。記憶装置205は、例えば不揮発性のメモリである。
映像信号処理回路3、輝度補正部4、積算部6、補正係数演算部12、駆動データ生成部16、スケジュール管理部14、およびモード管理部15の各機能は、処理回路202により実現される。処理回路202は、専用のハードウェアであってもよいし、メモリ206に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSPともいう)であってもよい。
処理回路202が専用のハードウェアである場合、処理回路202は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらを組み合わせたものが該当する。映像信号処理回路3、輝度補正部4、積算部6、補正係数演算部12、駆動データ生成部16、スケジュール管理部14、およびモード管理部15の各部の機能それぞれを個別に設けた処理回路で実現してもよいし、各部の機能をまとめて1つの処理回路202で実現してもよい。
処理回路202がCPUの場合、映像信号処理回路3、輝度補正部4、積算部6、補正係数演算部12、駆動データ生成部16、スケジュール管理部14、およびモード管理部15の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアやファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ206に格納される。処理回路202は、メモリ206に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。また、これらのプログラムは、映像信号処理回路3、輝度補正部4、積算部6、補正係数演算部12、駆動データ生成部16、スケジュール管理部14、およびモード管理部15の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ206とは、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリや、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等が該当する。
なお、映像信号処理回路3、輝度補正部4、積算部6、補正係数演算部12、駆動データ生成部16、スケジュール管理部14、およびモード管理部15の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路202は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
なお、上記の各例では、第1LED1および第2LED21がフルカラー用のLEDである場合について説明したが、第1LED1および第2LED21は、LED素子を一つだけ含む単色表示用のLEDなど、その他の構成のLEDであってもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 第1LED、1a,21a LED素子、2 入力端子、3 映像信号処理回路、4 輝度補正部、5 第1駆動部、6 積算部、7 点灯時間記憶部、8 第2駆動部、9 輝度測定部、10 第1LED表示部、11 輝度低下率記憶部、12 補正係数演算部、13 入力部、14 スケジュール管理部、15 モード管理部、16 駆動データ生成部、20 第2LED表示部、21 第2LED、100A〜100D,200 LED表示装置、201 入力インターフェース、202 処理回路、203 第1駆動回路、204 第1表示装置、205 記憶装置、206 メモリ、207 輝度測定装置、208 第2駆動回路、209 第2表示装置、210 バス。

Claims (7)

  1. 複数のLEDのそれぞれを画素として有するLED表示部と、入力される表示データに基づいて前記LED表示部を駆動する駆動部とを備えるLED表示装置であって、
    ランダムな時間間隔で、前記複数のLEDそれぞれの点灯時間を個別に積算した累積点灯時間を算出する積算部と、
    前記積算部で算出される前記複数のLEDそれぞれの累積点灯時間に基づいて、前記複数のLEDそれぞれの輝度を個別に補正する輝度補正部と
    を備える、LED表示装置。
  2. 請求項1に記載のLED表示装置であって、
    前記積算部はランダムな時間間隔で、前記LED表示部が前記駆動部によって駆動された累積駆動時間を算出し、前記駆動部が前記LED表示部を駆動する現在の駆動条件に基づいて、前記複数のLEDそれぞれの、前記累積稼働時間に対する点灯時間の割合を個別に平均化して示す平均駆動係数を算出し、前記累積駆動時間および前記平均駆動係数に基づいて前記複数のLEDそれぞれの累積点灯時間を算出する、LED表示装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のLED表示装置であって、
    前記LED、前記LED表示部および前記駆動部を、それぞれ、第1LED、第1LED表示部および第1駆動部とし、
    前記LED表示装置は、
    前記第1LEDと同一のLEDである第2LEDを有する第2LED表示部と、
    前記第2LEDの累積点灯時間が前記複数の第1LEDそれぞれの累積点灯時間よりも長くなるように、前記第2LED表示部を駆動する第2駆動部と、
    前記第2LEDの輝度を測定する輝度測定部と
    をさらに備え、
    前記輝度補正部は、前記積算部で算出される前記複数の第1LEDそれぞれの累積点灯時間と、前記輝度測定部で測定される前記第2LEDの輝度が記第2LEDの累積点灯時間に対応づけられた輝度低下率とに基づいて、前記複数の第1LEDそれぞれの輝度を個別に補正する、LED表示装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のLED表示装置であって、
    前記LEDを第1LEDとし、
    前記LED表示装置は、
    前記積算部が前記複数の第1LEDそれぞれの累積点灯時間を算出するタイミングを示すタイミング情報が入力される入力部をさらに備え、
    前記積算部は、前記入力部に入力される前記タイミング情報が示す前記タイミングで前記複数の第1LEDそれぞれの累積点灯時間を算出する、LED表示装置。
  5. 請求項4に記載のLED表示装置であって、
    前記タイミング情報は時系列に変化する前記タイミングを示す情報である、LED表示装置。
  6. 請求項4に記載のLED表示装置であって、
    前記第1LEDが所定の周期で点滅する点滅モードを含む複数の動作モードを有し、
    前記LED表示装置の動作モードが前記点滅モードであるか否かを判定するモード管理部をさらに備え、
    前記タイミング情報は、前記複数の動作モードのそれぞれに対応付けられた複数の前記タイミングを示す情報であって、
    前記積算部は、前記モード管理部で前記LED表示装置の動作モードが前記点滅モードであると判定される場合には、前記タイミング情報が示す前記点滅モードに対応付けられた前記タイミングで前記第1LEDそれぞれの累積点灯時間を算出する、LED表示装置。
  7. 複数のLEDのそれぞれを画素として有するLED表示部と、入力される表示データに基づいて前記LED表示部を駆動する駆動部とを備えるLED表示装置の輝度補正方法であって、
    (a)ランダムな時間間隔で、前記複数のLEDそれぞれの点灯時間を個別に積算した累積点灯時間を算出する工程と、
    (b)前記工程(a)において算出される前記複数のLEDそれぞれの累積点灯時間に基づいて、前記複数のLEDそれぞれの輝度を個別に補正する工程と
    を備える、LED表示装置の輝度補正方法。
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