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JP2018068360A - 遊技機 - Google Patents

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JP2018068360A JP2016207918A JP2016207918A JP2018068360A JP 2018068360 A JP2018068360 A JP 2018068360A JP 2016207918 A JP2016207918 A JP 2016207918A JP 2016207918 A JP2016207918 A JP 2016207918A JP 2018068360 A JP2018068360 A JP 2018068360A
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Abstract

【課題】 スピーカの前方の空間を有効に利用して、効率よく発光演出を行うことができる遊技機を提供する。【解決手段】 遊技の進行に関連して音を出力可能なスピーカ82と、遊技の進行に関連して発光可能な複数のLEDを備える遊技機において、LEDがそれぞれ異なる面に設けられるLED基板87と、遊技機の前方側に設けられるセンターランプカバー84aと、スピーカ82の前方に設けられ、スピーカ82から出力される音を遊技機の前方側に導くためのガイド空間Kを形成するスピーカダクト81と、を備え、複数のLEDには、センターランプカバー84aに光を照射するLED871と、スピーカダクト81に光を照射するLED872とが含まれ、LED基板87には、表面87aにLED871が設けられ、裏面87bにLED872が設けられる構成としてある。【選択図】 図10

Description

本発明は、所定の演出を行う演出ユニットを備える遊技機に関する。
一般に、パチンコ機やスロットマシンなどの遊技機は、遊技に関連する演出を行う演出装置を備えており、演出装置は、遊技の進行に関連して発光する電球・LED等の発光手段のほか、遊技の進行に関連して音を出力するスピーカなどの音出力手段を用いた演出を実行する。
例えば、特許文献1には、前面側に凹室を有するコーン型のスピーカにおいて、凹室に発光手段を設けた遊技機が開示されている。
この遊技機によれば、スピーカの前面側に発光手段(LED)を配置することで、直接光によるインパクトのある演出を行うことができるようになっている。
特開2009−239851号公報
ところが、このような従来の遊技機には、改善の余地があった。
上記課題を解決するため、本発明の遊技機は、遊技の進行に関連して音を出力可能な音出力手段と、遊技の進行に関連して発光可能な複数の発光手段を備える遊技機において、発光手段がそれぞれ異なる面に設けられる基板と、遊技機の前方側に設けられる装飾部材と、音出力手段の前方に設けられ、音出力手段から出力される音を遊技機の前方側に導くためのガイド空間を形成するガイド部材と、を備え、複数の発光手段には、装飾部材に光を照射する第1発光手段と、ガイド部材に光を照射する第2発光手段と、が含まれ、基板には、一方の面に第1発光手段が設けられ、他方の面に第2発光手段が設けられる構成としてある。
遊技機の外観を示す概略正面図である。 遊技機の外観を示す概略斜視図である。 遊技機の内部構成を示す概略斜視図である。 遊技機の制御構成を示すブロック図である。 上部演出ユニットの要部分解図である。 LED基板を示す図であり、(a)は表面図、(b)は裏面図である。 スピーカユニットの要部分解図である。 スピーカユニットを示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は右側面図、(e)は左側面図である。 (a)は上部演出ユニットの正面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図である。 (a)は上部演出ユニットの斜視図、(b)は(a)のC−C断面図であり、ガイド空間において発光態様が視認される仕組みを示すイメージ図である。 下パネルユニットの要部分解図である。 照明光拡散カバーの取り付け構造を示す要部断面図であり、(a)は取り付け前の状態、(b)は取り付け後の状態を示す図である。 取付用部材の取り付け構造を示す要部拡大断面図であり、(a)はネジが螺入される前の状態、(b)はネジが螺入された状態、(c)は(a)と異なる取付面に取り付ける場合のネジが螺入される前の状態、(d)は(a)と異なる取付面に取り付ける場合のネジが螺入された状態を示す図である。
本発明に係る遊技機の好ましい実施形態について、図1〜図13を参照して説明する。
スロットマシン1は、遊技機の一例であり、従来のスロットマシンと同様に、スロットマシン1に備えられた複数のリール41a,41b,41cを回転させることによって遊技媒体であるメダルを獲得することができる回胴式遊技機を構成している。
具体的には、スロットマシン1は、図1〜図3に示すように、スロットマシン1の本体にあたる筐体1bを備えるとともに、筐体1bの前側を覆う扉体として前扉1aを備えている。
前扉1aは、スロットマシン1の筐体1bにヒンジ等を介して開閉可能に取り付けられている(図3等参照)。
前扉1aは、前側に、遊技者に操作される複数の操作部が設けられている。
例えば、機内にメダルを投入するためのメダル投入口2が設けられ、所定数(例えば、3枚)のメダルがメダル投入口2から投入されることで、メダル投入口2と連通するメダルセレクタ2bによってメダルが検出され、ゲーム開始可能な状態となる。
また、押下操作可能なベットボタン2a(例えば、マックスベットボタン)が設けられ、操作に応じて内部的に記憶したクレジットメダルからデータ形式のメダルをゲームに投入することもできる。
また、リール41a,41b,41cの回転を始動させるスタートレバー3が設けられ、ゲーム開始可能な状態において遊技者により操作されることで、スロットマシン遊技が開始され、リール41a,41b,41cが回転を開始する。
また、各リール41に対応して停止ボタン5a,5b,5cが設けられ、遊技者により各停止ボタン5が押下操作されることで、回転している各リール41を停止させることができる。
また、前扉1aには、操作部の他にも様々な装置が設けられ、例えば、停止状態にある各リール41に表された縦方向に連続する3つの図柄が視認可能な表示窓6、メダルが払い出されるメダル払出口7bなども設けられている。
また、前扉1aには、所定の演出を実行可能な演出装置として、上部演出ユニット8と下パネルユニット9が設けられている。
上部演出ユニット8や下パネルユニット9は、発光手段(例えばLED)や音出力手段(例えばスピーカ)を備えており、同じく前扉1aに設けられた副制御部20による制御によって、スロットマシン遊技に同期した発光演出や音出力演出を実行することができる。
筐体1bは、筐体構造を有し、スロットマシン遊技に必要な様々な機械、装置、遊技部品等が収納されている。
例えば、リール41a,41b,41c、各リール41を回転させる図示しないステッピングモータ及び回転位置を検出するセンサ等を備えるドラムユニット4が設けられている。
また、メダルの貯留・払い出し行うメダル払出装置7が設けられ、払い出されたメダルはメダル払出口7bを介して遊技者に提供される。
また、メダル払出装置7には、メダルを貯留するホッパー7aが設けられ、メダル投入口2より投入されたメダルがメダルセレクタ2bを介してホッパー7aに誘導される。
また、筐体1bには、スタートレバー3、停止ボタン5等の操作部からの操作信号に基づいて、ドラムユニット4、メダル払出装置7等の各装置を制御することでスロットマシン遊技を実行可能な主制御部10が設けられている(図3等参照)。
主制御部10は、種々の電子部品が実装された基板(主基板10a)からなり、筐体1b内の上部に取り付けられている。
主制御部10は、CPUなどを備えるコンピュータとして構成され、例えば、ゲーム開始可能な状態において、スタートレバー3に対する操作を検知すると、各リール41の回転を開始させる。
また、これと同時に、再遊技役、小役、ボーナス等の当選役を抽選により決定する内部抽選処理を実行し、各リール41の回転中において、各停止ボタン5に対する押下操作を検知すると、抽選結果に対応した図柄の組合せで停止するよう、回転している各リール41の停止制御を行う。
また、主制御部10は、停止した各リール41に表された縦方向に連続する3つの図柄の組合せを判定し、小役に対応する図柄の組合せでの停止を判定したときには、所定数のメダルを払い出すようにメダル払出装置7を制御する。
また、筐体1bには、スロットマシン遊技に同期した演出を実行可能な副制御部20が設けられている。
副制御部20は、種々の電子部品が実装されたプリント基板(副基板20a)からなり、これを外部から視認可能な透明の樹脂ケースに収めた状態で、前扉1aの背面に着脱可能に取り付けられる。
また、副制御部20は、コンピュータとして構成され、主制御部10から送信される制御コマンドに基づいて上部演出ユニット8、下パネルユニット9などの演出装置を制御して、所定の演出を行わせる。例えば、副制御部20は、主制御部10からボーナス遊技開始を示す制御コマンドを受信すると、上部演出ユニット8や下パネルユニット9等に発光や音出力を行わせる。
スロットマシン1は、このような一般的なスロットマシンの構成に加え、さらに以下に示す特徴的な構成を備えている。
[上部演出ユニット]
上部演出ユニット8は、前扉1aにおける最上部の位置に着脱可能に設けられた演出装置であり、副制御部20による制御に基づき、遊技状況に応じた発光演出や音出力演出を実行する。
上部演出ユニット8は、前部中央部がやや凸状に湾曲した形状に形成されており、前扉1aに対して前側にせり出す態様で設けられている。
上部演出ユニット8は、ランプユニットLU、LED基板87、LED基板88、遮蔽部材90、スピーカユニットSU、これらの部材が取り付けられるベース部材89等によって構成されている(図5参照)。
ランプユニットLUは、複数の部材から構成され、ランプカバー84(センターランプカバー84a、サイドランプカバー84b)、スピーカ開口部85、飾り部材86等によって構成されている。
ランプカバー84は、遊技機の前方側に設けられる装飾部材であり、透光性(無色又は有色の透明又は半透明)を有する樹脂部材である。例えば、センターランプカバー84aは半透明で赤色の透光性部材であり、サイドランプカバー84bは半透明で無色の透光性部材である。
センターランプカバー84aは、後述するLED基板87の表面87aに実装されたLED871によって照射され、サイドランプカバー84bは、LED基板88の表面88aに実装されたLED881によって照射され、照射された光をスロットマシン1の前方側に向けて透過する。
また、ランプカバー84は、遊技中の遊技者に面する部材正面部と、この部材正面部から後方に向かって延出する部材側面部からなり、ランプカバー84の内部に導光空間を形成しており、ランプカバー84の裏面(内面)には、光を拡散させるために、例えば、水平方向に延びる横線模様をなす凹凸構造や円形模様をなす凹凸構造が形成されている。このような凹凸構造を設けることで、各LEDから発光された光が、凹凸部で屈折し拡散され、ランプカバー84を均一に照射することができる。
ランプカバー84の端辺には、後方に向かって突出形成された係止爪841、842が複数設けられている。係止爪841、842は、ベース部材89の表面側上部に設けられた係止爪用孔891に押し込むように挿入することでランプユニットLUがベース部材89に取り付けられる。
スピーカ開口部85は、貫通孔が多数形成されており、スピーカ82から出力された音をスロットマシン1の前面側及び側方側に伝播させるための開口である。
また、本実施形態におけるスピーカ開口部85は、スロットマシン前方から見た場合に発光して見えるようになっている。
すなわち、スピーカ開口部85は、音を伝播させる聴覚的な機能だけでなく、光による視覚的な機能も備えており、音と光を組み合わせた演出が可能となる。なお、スピーカ開口部85の発光態様の詳細については後述する。
また、スピーカ開口部85は、スモークのかかった透光性部材であり、後方から照射され出射された光をスロットマシン1の前面側及び側方側へ透過し易くなっている。
ベース部材89は、非透光性の樹脂部材であり、表面にメッキ加工(例えばクロームメッキ)が施されており、光を反射可能に構成されている。
ベース部材89の表面側にはランプユニットLUが取り付けられ、裏面側にはLED基板87とLED基板88が取り付けられ、さらにその後方からスピーカユニットSUが取り付けられる(図5参照)。
また、ベース部材89の裏面側の端辺には、後方に向かって突出形成された係止爪892が複数設けられており、この係止爪892が前扉1aの所定箇所に係止することでベース部材89が前扉1aに取り付けられる。
LED基板87、88には、複数のLED(発光手段)が実装されている。
本実施形態のLED基板87は、図6に示すように、LEDを両面に実装している。
具体的には、表面87aには、センターランプカバー84aの形状に応じた箇所に複数のLED871が実装されており、スロットマシン1の前面側へ向けて光を出射し、センターランプカバー84aを照射可能に構成されている。
一方、裏面87bには、実装面に対して平行に光を出射可能なLED872(サイドビュー型のLED)が実装されており、後述するスピーカダクト81の傾斜部811を照射可能に構成されている。
LED基板88の表面88aには、複数のLED881が実装されており、サイドランプカバー84bを照射可能に構成されている。
これらのLED871、872、881は、例えば、フルカラーLEDであり、副制御部20によりそれぞれが独立して発光制御され、遊技の進行に応じて、例えば、左右方向に沿った移動点灯や点灯色を個々に変更することができる。
また、LEDの種類は、これに限るものではなく、例えば、砲弾型のLEDや単色に発光するLED等を用いてもよい。
遮蔽部材90は、LED基板87の裏面87b及び底面の一部を覆うように、設けられており、光の吸収率の高い黒色の樹脂により構成されている。
遮蔽部材90は、所望しない領域にLEDからの光が入射されることの防止や、光漏れを防止する。例えば、LED871から出射される光が、近傍に配置されるスピーカダクト81(傾斜部811や上面部812)側に入射することを防止する機能を有している。
[スピーカユニット]
スピーカユニットSUは、図7に示すように、スピーカダクト81、スピーカ82、スピーカカバー83等から構成されている。
なお、構成がほぼ同一な左右一対のスピーカユニットSUを備えており、以下の説明では、一方のスピーカユニットSUのみを説明する。
スピーカダクト81は、本発明に係るガイド部材の一例であって、スピーカ82の前方に位置し、スピーカ82から出力された音をスロットマシン1の前方側に導く導音機能を有する。
具体的には、スピーカ82の発音部と開口814とを連通させる音響通路が形成されており、音響通路の一部には、傾斜部811、上面部812、底面部813によってガイド空間Kが形成されている(図7、8参照)。
傾斜部811は、ガイド空間Kに対して所定角度傾いた傾斜面であり、透明部材(透光性部材)によって形成されている。
なお、傾斜部811は、傾斜角度が一定である必要はなく、傾斜角度が途中で変化するように形成してもよい。例えば、複数段階に傾斜するように形成してもよく、また、曲面に形成してもよい。
上面部812は、傾斜部811と連通する横長矩形状の面であり、透明部材(透光性部材)によって構成されている。
底面部813は、上面部812よりやや大きい横長矩形状の面であり、メッキ加工が施されており、光を反射可能に構成されている
なお、底面部813は、メッキ加工処理に限らず、光を効果的に反射し得る表面をもつ素材(例えば、白色や銀色の着色塗料、鏡面のシート材)によって形成してもよい。
開口814は、スピーカ開口部85が配置される位置に対応して形成されており、スピーカ82から出力された音をスロットマシン1の前面側及び側方側に向けて伝播させる。
このような構成により、スピーカ82から出力された音を、ガイド空間K(音響通路)を介して開口814からスロットマシン1の前面側及び側方側へ伝播させることができる。
また、スピーカユニットSUには、ネジ孔815が複数形成されており、スピーカユニットSUの裏面側からネジ固定することでベース部材89に取り付けられる。
スピーカ82は、コーンなどを振動させて音を出力させる音出力手段であり、スピーカカバー83は、スピーカ82を収容可能な透明の樹脂部材からなる部材である。
スピーカカバー83は、スピーカ82を収容した状態でスピーカ82とともに、ネジ孔831を介してスピーカダクト81の後方に取り付けられる。
このため、スピーカ82の内部に異物が侵入された(コーンが突き破られるなど)場合でも、スピーカカバー83が障壁となって機内への侵入を防ぐことができる。
このように構成される上部演出ユニット8において、スピーカ開口部85が、遊技の進行に応じて又はスロットマシン1の状態(異常時など)に応じて発光して見えるようになっている。
以下、スピーカ開口部85を発光させるための構成及び発光態様について、図9及び図10を参照して説明する。
図9(b)及び図9(c)に示すように、LED基板87は、スピーカダクト81の近傍に配置されており、具体的には、スピーカダクト81の傾斜部811の側方に位置している。また、LED基板87に設けられる各LED872の出射部が傾斜部811を向くように配置されている。
つまり、複数のLED872がスピーカダクト81の傾斜部811に沿った位置に配置されており、LED872それぞれが傾斜部811の異なる部位に側方から光を照射する構成となっている。
このような構成により、LED基板87のLED872から出射された光は、次のように伝播する。
例えば、図10(b)に示す矢印のように、各LED872からそれぞれ出射された光は、傾斜部811の異なる部位に照射され、傾斜部811をそのまま透過してガイド空間K内に入射する。
ガイド空間Kに入射した光は、底面部813に向けて直進する。底面部813に到達すると、光は反射面として機能する底面部813によって上方に向けて反射される。例えば、上面部812に向かった光は、上面部812に到達すると下方に向けて反射される。
ここで、上面部812の上面側には、メッキ加工が施されたベース部材89の底面が重なるように配置されている(図10(b)参照)。そのため、上面部812は透光性部材であるものの、上面部812の上面側に重ねて配置されるベース部材89の底面によって上面部812に到達した光は下方(底面部813)に向けて反射されることになる。
また、傾斜部811の上面側の一部(LED872の出射領域以外の部分)にも、ベース部材89の底面が重なるように配置されており、傾斜部811に到達した光の一部は下方(底面部813)に向けて反射される。
なお、傾斜部811、上面部812、底面部813に凹凸模様を形成することで光を乱反射させて光を拡散させてもよい。また、光を拡散しやすくなるように、例えば、白色顔料等の拡散部材を含有させる方法や光を拡散させる光拡散シートを内面に重ねる方法などを用いてもよい。
また、上面部812にメッキ加工を施すことで、光を反射可能な構成としてもよい。
このように、ガイド空間Kに入射した光は、上面部812と底面部813との間で反射を繰り返して、ガイド空間K内を伝播する。その結果、ガイド空間K全体が照らし出されることになる。
このように、スピーカダクト81は、音を導く導音部として機能するとともに、ガイド空間Kにおいて光を発光する発光部としても機能する。
このようにスピーカダクト81のガイド空間Kが照らされることで、遊技者がスピーカ開口部85を見た場合、スピーカ開口部85が発光して見えることになる。つまり、ガイド空間Kが照らされていることによって、スピーカ開口部85も後方から照らされて発光しているように見える。
そのため、遊技者に対し、視覚的に優れた効果を与えることができ、遊技をより楽しませることができる。
[下パネルユニット]
次に、下パネルユニット9について図11〜図13を参照して説明する。
図11に示すように、下パネルユニット9は、複数のLED971を有するLED基板97と、LED基板97の正面側を覆うように配置されLED971からの照射光を拡散する照明光拡散カバー95と、後側パネル94と、所定の絵柄や文字が印刷等により施された印刷シート93と、前側パネル92と、これらを一体にして前扉1aに取付けるための下パネル枠91等を備える。
LED基板97は、出射部をスロットマシン1の正面側に向けた状態で取付板98に取り付けられる。具体的には、長尺のLED基板97上に直線状に複数のLED971を並べ、これを複数列設ける。
なお、2つのLED基板97を取付板98に取り付けるようにしているが、LED基板97は、2つに限らず、1つ、又は、3つ以上でもよい。また、複数のLED971をチューブに入れるなどして製作された棒状の光源を、上記配列に沿って取り付ける態様であってもよい。
前側パネル92と後側パネル94は、透明又は半透明の樹脂からなり、重ね合わさることで印刷シート93を挟持する。
また、前側パネル92と後側パネル94は、相似の凹形状であり、前側パネル92の裏面凹部に後側パネル94の正面凸部を重ねることで、前側パネル92と後側パネル94とが一体化される。
下パネル枠91は、前側パネル92の周縁に取り付けられる枠体である。
前側パネル92と後側パネル94を一体化した状態で、下パネル枠91を、前側パネル92の周縁に嵌め、後側パネル94側からビス止めすることで前側パネル92と、後側パネル94と、下パネル枠91が一体化される。
この状態で、下パネル枠91の図示しない突出片と、後側パネル94の係止爪942を、取付板98に設けられた図示しない係止孔に係止させつつ、前扉1aの裏側から後側パネル94の固定ボス941にビス止めすることで、下パネルユニット9が前扉1aの下部に固定される。
[照明光拡散カバー]
照明光拡散カバー95は、本発明に係る第1部材の一例であって、光を拡散させるための拡散部材であり、これを、LED971の前方に配置することで、前側パネル92と後側パネル94が照明光拡散カバー95を介して均一の明るさで照射される。
照明光拡散カバー95は、凹形状を有しており、凹部を光源側に向けて配置するようにしている。このため、照明光拡散カバー95から照射される光は、その形状に基づき広範に射出されるようになっている。
照明光拡散カバー95は、例えば、ABSやポリカーボネイトなどの樹脂に、所定の無機系粒子や有機系微粒子の拡散剤を配合し、これを一定の肉厚に成形した乳白色半透明の樹脂板を用いる。
照明光拡散カバー95の上辺には、照明光拡散カバー95を取付板98に対して取り付け可能な取付用部材96が左右一対に設けられている。
照明光拡散カバー95を取付板98に取り付ける場合には、照明光拡散カバー95の裏面(凹面)を取付板98側に向けて、取付用部材96を取付板98に設けられる取付孔99に合わせて締結部材(以下、ネジ)により固定することで、取付板98に取り付けられるようになっている(図12参照)。なお、照明光拡散カバーの取り付け構造については後述する。
[取付用部材]
取付用部材96は、本発明に係る第2部材の一例であって、照明光拡散カバー95を取付板98にネジ固定によって取り付け可能な部材である。
図13(a)等に示すように、取付用部材96には、径の大きさが異なる第1挿通孔961と第2挿通孔962が二段で構成されており、第2挿通孔962は第1挿通孔961よりも大きな径で形成されている。
また、取付用部材96の内面には、周方向に沿って環状の第1座面当接部963が形成されており、取付用部材96の外表面には、周方向に沿って環状の第2座面当接部964が形成されている。
第1座面当接部963と第2座面当接部964は、所定のネジが取付孔99に螺入された際に、このネジの座面が当接するようになっている。
また、第1座面当接部963を含む面と、第2座面当接部964を含む面の傾斜角度が異なるように形成されている(図13(a)参照)。つまり、第1座面当接部963に当接して固定されるネジと第2座面当接部964に当接して固定されるネジは、この傾きに応じた方向(軸線方向)に取り付けられる。
このように構成される第1座面当接部963と第2座面当接部964を取付用部材96に備えるのは、以下の理由による。
例えば、部品の汎用化を図るために、同一の部品を異なる機種のスロットマシンでも使用したい場合がある。しかしながら、機種によって部品を取り付ける取付面の傾斜角度が異なることで、同一の部品を異なる機種のスロットマシンに取り付けることができない場合がある。
そこで、本実施形態では、傾斜角度が異なる取付面であっても、同一の部品(照明光拡散カバー95)を取り付け可能とするために、取付用部材96に傾斜角度の異なる第1座面当接部963と第2座面当接部964を設けている。
[照明光拡散カバーの取り付け構造]
次に、取付用部材96を用いた照明光拡散カバー95の取り付け構造について説明する。
以下の説明では、スロットマシン1の取付板98(取付孔99)と、スロットマシン1と異なる機種のスロットマシンの取付板980(取付孔990)に対して同一の照明光拡散カバー95を取り付ける場合を例に挙げて説明する。
また、取付孔99は、取付孔99の軸線がほぼ水平に設けられているものとし、一方、取付孔990は、取付孔990の軸線が所定角度傾いて設けられているものとする(図13参照)。つまり、照明光拡散カバー95(取付用部材96)を取り付ける対象(取付面)の傾きが異なる例で説明する。
また、取付板98の取付孔99に螺着するネジN1として「トラスネジ」を採用し、取付板980の取付孔990に螺着するネジN2として「バインドネジ」を採用した例で説明する(図12、13参照)。
照明光拡散カバー95を取付板98に取り付ける場合には、取付用部材96を取付板98に設けられる取付孔99に合わせた状態で、ネジN1を取付孔99に螺着する。
そして、ネジN1が取付孔99に螺着されると、ネジN1の座面が第2座面当接部964に当接する(図13(b)参照)。
一方、照明光拡散カバー95を取付板980に取り付ける場合には、取付用部材96を取付板980に設けられる取付孔990に合わせた状態で、ネジN2を取付孔990に螺着する。
そして、ネジN2が取付孔990に螺着されると、ネジN2の座面が第1座面当接部963に当接する(図13(d)参照)。
ここで、ネジN1(トラスネジ)とネジN2(バインドネジ)はネジ頭部の大きさが異なるものであり、具体的には、ネジN2のネジ頭部の外径はネジN1のネジ頭部の外径よりも大きく形成されている。
そのため、第1座面当接部963にネジの座面を当接させてネジ固定する場合には、第2挿通孔962の内径よりもネジ頭部の外径が小さく、かつ、第1挿通孔962の内径よりもネジ頭部の外径が大きい、ネジN1を用いることが好ましい。
一方、第2座面当接部964にネジの座面を当接させてネジ固定する場合には、第2挿通孔962の内径よりもネジ頭部の外径が大きい、ネジN2を用いることが好ましい。
このように、取付用部材96を取り付ける取付孔(取付面)の傾きに応じて、第1の座面当接部963又は第2の座面当接部964に対して当接可能なネジを螺着することで、傾きの異なる他の取付面においても同一の照明光拡散カバー95(取付用部材96)を取り付けることができる。
すなわち、取付用部材96に対して外形(ネジ頭部の径)の異なるネジと該ネジを取付可能な箇所(第1の座面当接部963又は第2の座面当接部964)を変えることで、傾きの異なる他の取付面に対しても同一の照明光拡散カバー95を取り付けることができる。
以上説明したように、本実施形態のスロットマシン1は、ランプユニットLU、スピーカユニットSUなどを有する上部演出ユニット8を備えるとともに、複数のLEDがそれぞれ異なる面に設けられるLED基板87と、スピーカ82の前方に設けられ、スピーカ82から出力される音をスロットマシン1の前方側に導くためのガイド空間Kを形成するスピーカダクト81を備え、複数のLEDには、スロットマシン1の前方側に設けられるセンターランプカバー84aに光を照射するLED871と、スピーカダクト81の傾斜部811に光を照射するLED872が含まれ、LED基板87は、表面87aにLED871が実装され、裏面87bにLED872が実装されている。
このような構成により、LED872を点灯させると、スピーカダクト81の傾斜部811に照射された光が傾斜部811を透過して、ガイド空間K内で多重反射し、ガイド空間K内全体を明輝することができる。これにより、ガイド空間K内が照らされることでスピーカ開口部85が内側(後方)から照らされ、遊技者にはスピーカ開口部85が発光して見えるようになっている。
また、サイドビュー型のLED872から傾斜部811を照射した光が、スピーカ82前方に形成されるガイド空間Kを発光させる構成としたので、スピーカ82の前方にLED基板を配置しなくとも、スピーカ82の前面側(スピーカ開口部85)を照らすことができる。
さらに、スピーカ82の前方にLED基板などの部品が配置されないので、音の出力範囲を確保することができ、スピーカ82から出力される音が遮られることで音質が劣化したり、音量が低下することがない。
また、LEDから直接的に出射される直接光ではなく、ガイド空間K内を伝播する間接光によってスピーカ82の前面側(スピーカ開口部85)を照らすため、直接光によりLEDが点状に発光して見え、粒状感が出てしまうことを防ぐことができる。
一方、従来の遊技機は、スピーカの前面側を照らすために、スピーカの前面側を覆うようにLED基板などを配置するものがある。
しかしながら、このような遊技機は、スピーカの前面側にLED基板を配置することで、スピーカから出力される音の伝播が基板面によって遮られて、音量や音質が低下することがあった。
また、スピーカの前面側にLED基板を配置することで、LEDが遊技者に直接的に視認されるため、LEDが点状に発光して見え、粒状感が出てしまい、見栄えが低下することがあった。
さらに、この点発光を回避するために遊技機の後方側にLED基板を配置しようとすると、スピーカも後方に配置することになるため、スピーカから出力される音の音量、音質が低下することがあった。
本発明の遊技機によれば、従来の遊技機が改善すべきこのような課題の全部又は一部を解決することができる。
また、本実施形態のスロットマシン1は、ランプカバー84を照射するためのLED871とスピーカ82の前方(スピーカ開口部85)を照射するためのLED872を同一の基板に設けている。
具体的には、LED基板87の表面87aにセンターランプカバー84aを照射するための複数のLED871が設けられ、LED基板87の裏面87bにスピーカ開口部85を照射するための複数のLED872が設けられている。
このような構成により、一枚の基板でランプカバー84とスピーカ82の前方の両方を発光させることができるため、スピーカ82の前方(スピーカ開口部85)を照射するための専用のLED基板を別途設ける必要がなく、機内の限られたスペースを有効に活用することができ、製造コストも抑えることができる。
また、LED基板87の表面87aに設けられたLED871はスロットマシン1の前方側に向かって光を出射し、一方、裏面87bに設けられたLED872はスロットマシン1の側方側に向かって光を出射する。
この構成により、例えば、センターランプカバー84aとスピーカ開口部85のように照射する対象が隣接するような場合でも、センターランプカバー84aを発光させるためにLED871から出射される光と、スピーカ開口部85を発光させるためにLED872から出射される光が互いに干渉することがない。
そのため、視認性を確保することができるとともに、専用のLED基板を別途設ける必要がなく、製造コストも抑えることができる。
また、本実施形態のスロットマシン1は、取付用部材96を備えることで、同一の照明光拡散カバー95を異なる機種のスロットマシンでも兼用することができ、部品の汎用化を図ることができる。
また、下パネルユニット8のコスト性や生産性の面においても向上させることができる。
以上、本発明の遊技機の好ましい実施形態について説明したが、本発明に係る遊技機は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。
例えば、上述したスピーカ前方照明に関する実施形態においては、上部演出ユニット8を例にあげて説明したが、他の装置(例えば、スピーカを備える下皿ユニットなど)においても適用することができ、この場合も同様の作用効果を奏することができる。
また、上述した照明光拡散カバーの取り付けに関する実施形態においては、下パネルユニット8の照明光拡散カバー95を例にあげて説明したが、これに限らず、スロットマシン1の前面側に取り付けられる装置(例えば、中パネルユニット、上パネルユニット、配当表ユニット)が備えるカバー部材に適用することができる。また、スロットマシン1の前面側に取り付けられる装置に限らず、スロットマシン1に設けられる種々のカバー部材に適用することができる。この場合も同様の作用効果を奏することができる。
また、上述した照明光拡散カバーの取り付けに関する実施形態においては、取付用部材96を照明光拡散カバー95と一体として設けた場合で説明したが、これに限らず、別部材としてもよい。
また、本実施形態では、本発明をスロットマシンに適用したがパチンコ(例えば、玉スロ)などその他の遊技機に適用することもできる。
また、メダル、遊技球等の現物の遊技媒体を用いることなく、データ形式の擬似遊技媒体を用いてゲームを実行可能な、いわゆる封入式遊技機にも、本発明を適用することができる。
1 スロットマシン
1a 前扉
8 上部演出ユニット
SU スピーカユニット
81 スピーカダクト
811 傾斜部
812 上面部
813 底面部
814 開口
K ガイド空間
82 スピーカ
LU ランプユニット
84a センターランプカバー
84b サイドランプカバー
85 スピーカ開口部
87 LED基板
871 LED
872 LED
9 下パネルユニット
95 照明光拡散カバー
96 取付用部材
961 第1挿通孔
962 第2挿通孔
963 第1座面当接部
964 第2座面当接部
98 取付板
99 取付孔
N1 ネジ(トラスネジ)
N2 ネジ(バインドネジ)

Claims (6)

  1. 遊技の進行に関連して音を出力可能な音出力手段と、遊技の進行に関連して発光可能な複数の発光手段を備える遊技機において、
    前記発光手段がそれぞれ異なる面に設けられる基板と、
    遊技機の前方側に設けられる装飾部材と、
    前記音出力手段の前方に設けられ、当該音出力手段から出力される音を遊技機の前方側に導くためのガイド空間を形成するガイド部材と、
    を備え、
    前記複数の発光手段には、前記装飾部材に光を照射する第1発光手段と、前記ガイド部材に光を照射する第2発光手段と、が含まれ、
    前記基板には、一方の面に前記第1発光手段が設けられ、他方の面に前記第2発光手段が設けられる
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記ガイド部材の少なくとも一部は、前記第2発光手段からの照射により前記ガイド空間に光を導く透光性部材で構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記ガイド部材の少なくとも一部は、前記ガイド空間に対して所定角度傾いた傾斜部により構成され、
    前記第2発光手段によって前記傾斜部が照射される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記第2発光手段は複数からなり、それぞれ前記傾斜部のうち異なる部位に光を照射する
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記基板は、前記ガイド部材の近傍に設けられ、
    前記第2発光手段は、サイドビュー型のLEDで構成され、前記ガイド部材を側方から照射する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の遊技機。
  6. 遊技機の所定部を覆うように配置される第1部材と、
    前記第1部材を、締結部材を用いて所定の取付面に取り付け可能な第2部材と、備え、
    前記第2部材は、
    前記第1部材を前記取付面に取り付ける際に締結部材の座面が当接する第1の座面当接部と、前記取付面と傾斜角度が異なる他の取付面に前記第1部材を取り付ける際に締結部材の座面が当接する第2の座面当接部とを有しており、
    前記第1の座面当接部と前記第2の座面当接部の傾斜角度が異なる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の遊技機。
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