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JP2018068032A - 電力変換システム - Google Patents

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Abstract

【課題】IL電流センサの測定値を用いてスイッチング素子32へのデューティ比を求めるフィードバック制御部を備える電力変換システムにおいて、電圧センサの検出値変動を判定手段に用いることなく電流センサの異常判定を可能とする。【解決手段】電力変換システムは、フィードバック制御部56と、ILセンサ異常判定部60を備える。フィードバック制御部56は、二次側の指令電圧VH*と実電圧VHとの差、及び、IL電流センサ48の測定値ILを用いてスイッチング素子32へのデューティ比Duty_FBを求める。ILセンサ異常判定部60は、デューティ比の変化量ΔDuty_FBが所定の閾値Duty_FBthを超過する状態が所定期間に亘って継続される場合に、IL電流センサ48に対して異常有りと判定する。【選択図】図2

Description

本発明は、バッテリの電力変換を行う電力変換システムに関し、特に、電力変換システム内の電流センサの異常判定が可能な、電力変換システムに関する。
電気自動車やハイブリッド車両等、回転電機を駆動源とする車両には、直流電源であるバッテリが搭載されている。バッテリと回転電機との間には電力変換システムが設けられる。電力変換システムは例えば昇降圧DC/DCコンバータを含む。昇降圧DC/DCコンバータは、回転電機の力行時にはバッテリ電圧を昇圧させ、回転電機の回生時には回転電機から印加された電圧を降圧させる。
昇降圧DC/DCコンバータはIGBT等のスイッチング素子を備えており、このスイッチング素子に与えられるデューティ比を介して昇圧比及び降圧比が制御される。デューティ比とは通流率とも呼ばれ、スイッチング周期に対するオン時間の比率を表す。
例えば昇圧時には、バッテリ側(一次側、低圧側)の電圧VLと、負荷側(二次側、高圧側)の指令電圧VH*(目標電圧)との差分に基づいてデューティ比が定められるフィードフォワード制御が実行される。さらに、実際の二次側電圧VH(実電圧)と指令電圧VH*との差分に基づいたフィードバック制御も実行される。フィードフォワード制御に基づくデューティ比Duty_FF(FFデューティ比)とフィードバック制御に基づくデューティ比Duty_FB(FBデューティ比)とが加算されて、最終的なデューティ比指令Duty*が生成される。
二次側(高圧側、負荷側)には、電圧変動を抑制する平滑コンデンサが設けられており、この平滑コンデンサの両端電圧が二次側実電圧VHとしてフィードバック制御に用いられる。二次側実電圧VHと指令電圧VH*とに差(ΔVH)がある場合、I=C*dV/dtから、電流値に基づいてFBデューティ比が求められる。電流値演算に当たり、平滑コンデンサに流れる電流を測定する電流センサが用いられる。
この電流センサに検知異常が発生する、例えば実電流に関わらず固定値(例えば0[A])が出力されると、フィードバックループの入力に狂いが生じることから、制御に不具合が生じる。例えばFBデューティ比Duty_FBやデューティ比指令Duty*が高周期で乱高下するハンチングが生じる。高周期大振幅のハンチングにより高周波成分を含む電流がバッテリに流れ込み、過熱に至るおそれがある。
そこで例えば特許文献1では、電流センサの値に加えて昇圧前電圧(一次側電圧)を測定する電圧センサの値をモニタリングしている。電流センサの検出値の変動が所定値未満であるにも関わらず、電圧センサの検出値の変動が所定値よりも大きい場合には、電流センサが故障したものと判定される。
特開2015−139236号公報
ところで、電圧センサは平滑コンデンサの両端電圧を測定するように接続される場合がある。平滑コンデンサは電圧変動(リップル)を抑えるために設けられており、その容量が大きくなるほど、その両端電圧の変動幅は小さくなり、電圧変動を基にした電流センサの異常判定は困難となる。そこで本発明は、電圧センサの検出値変動を判定手段に用いることなく電流センサの異常判定が可能な、電力変換システムを提供することを目的とする。
本発明は、電力変換システムに関する。当該システムは、スイッチング素子を備える電力変換器、前記電力変換器よりも高圧の二次側に設けられた平滑コンデンサ、前記平滑コンデンサに流れる電流を測定する電流センサ、さらにはフィードバック制御部、及び異常判定部を備える。フィードバック制御部は、前記二次側の指令電圧と前記平滑コンデンサの両端実電圧との差及び前記電流センサの測定値を用いて前記スイッチング素子へのデューティ比を求める。異常判定部は、前記デューティ比の変化量が所定の閾値を超過する状態が所定期間に亘って継続される場合に、前記電流センサに対して異常有りと判定する。
本発明によれば、デューティ比のモニタリングにより電流センサの異常有無判定を行っており、電圧センサの検出値変動を判定手段に用いることなく、電流センサの異常有無を判定可能となる。
本実施形態に係る電力変換システムを含む車両の構成を例示する図である。 制御部の機能ブロックを例示する図である。 電流センサの異常判定の原理を説明する図である。 本実施形態に係る電流センサ異常判定フローを例示する図である。 電流センサの異常発生から電力制限を行うまでのタイムチャートを例示する図である。 電流センサの異常発生から電力制限を行うまでのタイムチャートの別例を示す図である。
図1に、本実施形態に係る電力変換システム及び当該システムが搭載された車両の構成を例示する。なお、図示を簡略化するために、図1では、本実施形態に係る電力変換システムとの関連性の低い構成については適宜図示を省略している。また、矢印線は信号線を表している。
図1に示す車両では、メインバッテリ10から電力変換システムを介して、駆動源である回転電機MG1,MG2等の負荷に電力が供給される。電力変換システムは、昇降圧DC/DCコンバータ12、インバータ14、制御部16、及び後述する各種センサ(一次側電圧センサ40、二次側電圧センサ42、バッテリ電圧センサ44、バッテリ電流センサ46、リアクトル電流センサ48)を備える。
メインバッテリ10から出力された直流電力は昇降圧DC/DCコンバータ12にて昇圧される。昇圧された直流電力はインバータ14にて直交変換される。変換後の交流電力は回転電機MG1,MG2の少なくとも一方に供給される。回転電機MG1,MG2から動力分配機構18を経由して車輪20に至る動力伝達経路については既知であるのでここでは説明を省略する。
回転電機MG1,MG2の回生時には、回生電力はインバータ14にて交直変換される。変換後の直流電力は昇降圧DC/DCコンバータ12にて降圧され、メインバッテリ10に供給される。
メインバッテリ10は、複数の電池セルから構成される。例えば電池セルはリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池等の、角型電池または円筒電池(円柱電池)から構成される。これらの電池セルが複数積層された積層体を含んでメインバッテリ10が構成される。例えば、メインバッテリ10には、並列接続された複数の電池セルからなる電池パックが複数直列接続される。
昇降圧DC/DCコンバータ12は、直流電圧の昇圧及び降圧が可能な双方向の電力変換器(2象限チョッパ回路)である。昇降圧DC/DCコンバータ12の一次側(低圧側)はメインバッテリ10に接続され、二次側(高圧側)はインバータ14や回転電機MG1,MG2等の負荷に接続される。
昇降圧DC/DCコンバータ12は、高圧電路24にリアクトル26が設けられ、さらにその先の接点28から基準電路30側に下アーム、すなわちスイッチング素子32及びダイオード34が設けられる。スイッチング素子32は基準電路30側を順方向とし、ダイオード34はこれとは逆並列に接続される。またリアクトル26と直列に上アーム、すなわちスイッチング素子36及びダイオード38が設けられる。スイッチング素子36はリアクトル26に向かう向きを順方向とし、ダイオード38はこれとは逆並列に接続される。
昇圧時には主に下アームのスイッチング素子32がデューティ比に応じてオン/オフ制御される。降圧時には主に上アームのスイッチング素子36がデューティ比に応じてオン/オフ制御される。これらの動作については既知であるため、以下では説明を省略する。
インバータ14は、直流電力と交流電力との変換(直交変換及び交直変換)を行う。インバータ14は例えば三相交流インバータであって、昇降圧DC/DCコンバータ12によって昇圧された直流電力を三相交流電力に変換して回転電機MG1,MG2に供給する。
また、昇降圧DC/DCコンバータ12の一次側とシステムメインリレーSMRとの間にフィルタコンデンサCLが設けられる。さらに、昇降圧DC/DCコンバータ12の二次側とインバータ14の間に平滑コンデンサCHが設けられる。フィルタコンデンサCLや平滑コンデンサCHは、主に昇降圧DC/DCコンバータ12やインバータ14の駆動に伴う電圧変動(リップル)を平滑化する。
フィルタコンデンサCLと並列に、一次側電圧センサ40が設けられる。一次側電圧センサ40は、フィルタコンデンサCLの両端実電圧VLを測定し、これを一次側電圧として制御部16に出力する。また平滑コンデンサCHと並列に、二次側電圧センサ42が設けられる。二次側電圧センサ42は、平滑コンデンサCHの両端実電圧VHを測定し、これを二次側電圧として制御部16に出力する。さらにメインバッテリ10の両端にバッテリ電圧センサ44が設けられ、またメインバッテリ10の正極端または負極端にバッテリ電流センサ46が設けられる。
また、フィルタコンデンサCLとリアクトル26との間に、リアクトル電流センサ48が設けられる。リアクトル電流センサ48は、リアクトル26を流れる電流ILを測定するためのものであるが、図1の回路図から明らかなように、この電流ILは平滑コンデンサCHにも流れる。したがって後述するように、リアクトル電流センサ48の検出電流値は、平滑コンデンサCHを流れる電流値として、制御部16におけるフィードバック制御に用いられる。このように本実施形態では、リアクトル電流センサ48の測定値をリアクトル26のモニタリング以外の用途に用いる。以下ではリアクトル電流センサ48をIL電流センサと呼ぶ。
制御部16は、例えばコンピュータから構成され、演算回路であるCPU50、及び記憶部52を備える。記憶部52はSRAM等の揮発性メモリ及びROMやハードディスク等の不揮発性メモリを含んで構成される。記憶部52には、後述する電流センサ異常判定フローを実行するためのプログラム、スイッチング素子のオンオフ制御を行うPWM制御を実行するためのプログラム、及びこれらに用いられる設定値(初期値)等が記憶されている。
制御部16は、車両内の種々の機器を制御する。例えば、昇降圧DC/DCコンバータ12及びインバータ14の図示しないスイッチング素子に対してPWM制御を行う。PWM制御を介して、回転電機MG1,MG2の回転数やトルクが制御される。
スイッチング素子のPWM制御に当たり、制御部16はデューティ比指令Duty*を生成する。デューティ比はスイッチング周期に対するオン時間の比率を表すものであり、要するにスイッチング期間におけるスイッチング素子のオン時間を定めるものとなる。昇降圧DC/DCコンバータ12を例に取ると、制御部16はデューティ比の生成を通じて昇圧率や降圧率を制御する。
制御部16の記憶部52に記憶されたPWM制御実行プログラム及び電流センサ異常判定プログラムを実行することで、制御部16には、図2に示すような機能部が構成される。制御部16は、フィードフォワード制御部54、フィードバック制御部56、加算部58、リアクトル電流センサ異常判定部60(以下、ILセンサ異常判定部と呼ぶ)、及びタイマー62を備える。
フィードフォワード制御部54には、一次側電圧センサ40から取得した一次側実電圧VLと、二次側指令電圧VH*とが入力される。二次側指令電圧VH*は、例えば図示しないアクセルストロークセンサから演算された出力要求と速度センサ等に基づいて生成される。
フィードフォワード制御部54は、二次側指令電圧VH*に対する一次側実電圧VLの比VL/VH*を求め、これをフィードフォワードデューティ比(以下、FFデューティ比と呼ぶ)Duty_FFとして出力する。
フィードバック制御部56では、平滑コンデンサCHを二次側指令電圧VH*まで充電させるための電荷量(電流量)が算出され、これに基づいてフィードバックデューティ比(以下、FBデューティ比と呼ぶ)Duty_FBが求められる。フィードバック制御部56は、加減算部64,70、除算部66、及びPI演算部68,72を備える。
加減算部64、除算部66、PI演算部68では、平滑コンデンサCHに不足しているエネルギが算出される。加減算部64には、二次側指令電圧VH*と、二次側電圧センサ42から取得した二次側実電圧VHとが入力される。加減算部64では、下記数式(1)から不足分のエネルギΔW[J]を求める。
続いて除算部66では上記ΔWから平滑コンデンサCHのキャパシタンスCが除算される。キャパシタンスCは予め試験や仕様から求めることができる。続いてPI演算部68では除算部66から取得したパラメータ(ΔW/C)が指令電流IL*に変換される。
さらに加減算部70では指令電流IL*から実電流測定値ILが減算される。実電流測定値ILはIL電流センサ48から送られる。指令電流IL*から実電流測定値ILを引いた電流差分ΔILはPI演算部72に送られてFBデューティ比Duty_FBが生成される。
加算部58では、FFデューティ比Duty_FFとFBデューティ比Duty_FBとが足し合わされてデューティ比指令Duty*が生成される。このデューティ比指令Duty*がスイッチング素子に送信され、そのオンオフ動作が制御される。例えば昇降圧DC/DCコンバータ12が昇圧駆動されているときに、下アームのスイッチング素子32にデューティ比指令Duty*が送られる。
ここで、IL電流センサ48に故障等の異常が発生して、実電流測定値ILが実電流と乖離する場合、実電流測定値ILを入力値とするフィードバック制御が不調となる。例えば、IL電流センサ48が実電流に関わらず固定値(例えば0[A])を出力し続けるいわゆる張り付き故障が生じた場合に、FBデューティ比Duty_FB及びこれを反映させたデューティ比指令Duty*が高周期で乱高下するハンチングが発生する。
例えば実電流測定値が実電流よりも低い場合、加減算部70にて求められる電流差分ΔILは、実電流ベースの電流差分ΔILよりも高い値となる。この結果、デューティ比指令Duty*による二次側実電圧VHは二次側指令電圧VH*よりも高く(過充電)となる。一方、実電流測定値が実電流よりも高い場合は、二次側実電圧VHは二次側指令電圧VH*よりも低くなる。
この二次側指令電圧VH*と二次側実電圧VHとの差異(開き)は、IL電流センサ48の正常時と比較して大きくなる。この差異を補償するようにフィードバック制御が機能して、その結果、FBデューティ比Duty_FB及びデューティ比指令Duty*がハンチングする。
図3には、IL電流センサ48の故障前後の実電流測定値IL、デューティ比指令Duty*、及びFBデューティ比Duty_FBの変化が例示されている。IL電流センサ48が時刻t0にて故障(0故障)すると、デューティ比指令Duty*及びFBデューティ比Duty_FBがハンチングする。この振幅(変化量)を比較すると、IL電流センサ48が故障時のデューティ比指令Duty*の変化量平均Duty*ave_Aは、IL電流センサ48が正常時(故障前)のデューティ比指令Duty*の変化量平均Duty*ave_Nよりも明らかに大きいことが理解される。同様にして、IL電流センサ48が故障時のFBデューティ比Duty_FBの変化量平均Duty_FBave_Aは、IL電流センサ48が正常時(故障前)のFBデューティ比Duty_FBの変化量平均Duty_FBave_Nよりも明らかに大きいことが理解される。
そこでILセンサ異常判定部60(図2参照)は、FBデューティ比Duty_FBを取得して、その変化量を求め、これに基づいてIL電流センサ48の異常有無を判定する。
図4には、ILセンサ異常判定部60によるIL電流センサ48の異常判定フローが例示されている。当該フローは、車両の図示しないスタートボタン(パワースイッチ)がオン操作され、システムメインリレーSMRが遮断状態から接続状態に切り替わった際に起動される。また初期値として時間カウンタt=1、異常カウンタn=0が設定されている。
ILセンサ異常判定部60は、時間カウンタtが1を超過するか否かを判定する(S10)。t≦1である場合、ステップS20に進み所定時間待機する。時間カウンタtが1を超過する場合、ILセンサ異常判定部60は、現在時のFBデューティ比Duty_FB(t)から前回のFBデューティ比Duty_FB(t−1)を引いたデューティ比変化量ΔDuty_FB(t)を求める(S12)。
さらにILセンサ異常判定部60は、デューティ比変化量ΔDuty_FB(t)の絶対値が所定のデューティ閾値Duty_FBthを超過したか否かを判定する(S14)。デューティ閾値Duty_FBthは、図3に示すように、IL電流センサ48正常時の変化量平均Duty_FBave_Nより大きく、かつ、IL電流センサ48故障時の変化量平均Duty_FBave_A以下となる値に定められる。デューティ比は0(0%)以上1.0(100%)以下の値を取ることから、例えばデューティ閾値Duty_FBthとして0.2(20%)を設定してもよい。
デューティ比変化量ΔDuty_FB(t)の絶対値がデューティ閾値Duty_FBth以下である場合、ILセンサ異常判定部60は異常カウンタnを0にリセットする(S16)。さらに車両のスタートボタン(パワースイッチ)がオフ操作され、システムメインリレーSMRが接続状態から遮断状態に切り替わったか否かが判定される(S18)。スタートボタンがオフ操作された場合には、本フローが終了する。オフ操作されていない場合には、タイマー62を起動させて時間を計測させ、所定時間待機(S20)の後、時間カウンタtがインクリメントされて(S22)、ステップS10に戻る。
ステップS14にて、デューティ比変化量ΔDuty_FB(t)の絶対値がデューティ閾値Duty_FBthを超過する場合、この超過が要求出力の急変による正常なものであるか、IL電流センサ48の異常によるものかが判定される。まず、異常カウンタnがインクリメントされる(S24)。
次に、異常カウンタnが所定の異常カウンタ閾値n_thを超過したか否かが判定される(S26)。つまり、デューティ比変化量ΔDuty_FB(t)の絶対値がデューティ閾値Duty_FBthを超過する状態が所定期間に亘って継続されるか否かが判定される。この所定期間の上限は、メインバッテリ10の耐熱性に基づいて定められる。また所定期間の下限は、車両への出力要求に対する応答速度に基づいて定められる。例えば所定期間として、1.0[sec]以上5.0[sec]以下の値が設定される。
異常カウンタnが所定の異常カウンタ閾値n_th以下である場合、ステップS18に進む。ステップS18にて車両のスタートボタン(パワースイッチ)がオフ操作されていない場合、ステップS20及びS22に進み、時間カウンタtがインクリメントされる。異常カウンタnが所定の異常カウンタ閾値n_thを超過した場合、ILセンサ異常判定部60は、IL電流センサ48に異常有りと判定し、電力制限を実行する(S28)。具体的には、入力電力(回生電力)の上限値Win及び出力電力(力行電力)の上限値Woutを制限する(0側に引き下げる)。加えて、ILセンサ異常メッセージを車両のディスプレイ等に表示させる(S30)。例えば、ディーラーでの点検を勧めるメッセージをディスプレイに表示させる。
図5には、本実施形態に係るIL電流センサ48の異常判定フローのタイムチャートが示されている。図5は、上段から、IL電流センサ48の測定値(実電流測定値)IL、入力電力上限値Win及び出力電力上限値Wout、メインバッテリ10の電流、電圧、一次側実電圧VL及び二次側実電圧VH、デューティ比指令Duty*、FBデューティ比Duty_FBの時間変化が示されている。横軸は時間を表し、いずれのグラフも同期されている。
時刻t0にてIL電流センサ48に異常が生じて固定値0[A]を出力し続ける0故障が発生すると、デューティ比指令Duty*及びFBデューティ比Duty_FBにハンチングが生じ、その結果メインバッテリ10の電圧、電流が乱高下する。
このハンチング期間に図4の異常判定が実行され、IL電流センサ48に異常有りと判定されると、時刻t1にて入力電力上限値Win及び出力電力上限値Woutが0に引き下げられる。これにより昇降圧DC/DCコンバータ12の昇降圧が中断され、ハンチングが解消される。
なお、図2、図4では、監視対象のデューティ比としてFBデューティ比Duty_FBが選択されていたが、これに代えて、デューティ比指令Duty*を監視対象としてもよい。図3に示したように、IL電流センサ48の異常発生に伴ってデューティ比指令Duty*にもハンチングが生じるから、これを捉えることでIL電流センサ48の異常発生を判定可能となる。
また、図4及び図5では、いわゆるフェイルセーフ手段として入力電力上限値Win及び出力電力上限値Woutを制限していたが、これに代えて、いわゆるダイアグ(故障診断)に伴い昇降圧の中断を指令してもよい。図6にはダイアグを用いたIL電流センサ48の異常判定フローのタイムチャートが例示されている。
図6は、上段から、IL電流センサ48の測定値(実電流測定値)IL、メインバッテリ10の電流、電圧、一次側実電圧VL及び二次側実電圧VH、デューティ比指令Duty*、FBデューティ比Duty_FB、及び、ダイアグ値の時間変化が示されている。横軸は時間を表し、いずれのグラフも同期されている。
図6の時刻t2に示すように、ILセンサ異常判定部60によりIL電流センサ48に異常有りとの異常信号が出力されると、図6最下段に示すように、制御部16の図示しない故障診断部がこれを受けてダイアグ値を0から1に切り替える(ダイアグフラグを立てる)。これに伴いデューティ比指令Duty*生成そのものが中断される。その結果、ハンチングが解消される。
10 メインバッテリ、 12 昇降圧DC/DCコンバータ、16 制御部、32 スイッチング素子、40 一次側電圧センサ、42 二次側電圧センサ、48 IL電流センサ、54 フィードフォワード制御部、56 フィードバック制御部、60 ILセンサ異常判定部、62 タイマー、CH 平滑コンデンサ、CL フィルタコンデンサ。

Claims (1)

  1. スイッチング素子を備える電力変換器と、
    前記電力変換器よりも高圧の二次側に設けられた平滑コンデンサと、
    前記平滑コンデンサに流れる電流を測定する電流センサと、
    前記二次側の指令電圧と前記平滑コンデンサの両端実電圧との差、及び、前記電流センサの測定値を用いて前記スイッチング素子へのデューティ比を求めるフィードバック制御部と、
    前記デューティ比の変化量が所定の閾値を超過する状態が所定期間に亘って継続される場合に、前記電流センサに対して異常有りと判定する異常判定部と、
    を備えることを特徴とする、電力変換システム。
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