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JP2018066461A - オイル供給システム - Google Patents

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JP2018066461A JP2016207018A JP2016207018A JP2018066461A JP 2018066461 A JP2018066461 A JP 2018066461A JP 2016207018 A JP2016207018 A JP 2016207018A JP 2016207018 A JP2016207018 A JP 2016207018A JP 2018066461 A JP2018066461 A JP 2018066461A
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suction
supply
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畑 浩一
Koichi Hata
浩一 畑
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】内燃機関で駆動されるオイルポンプと電動型のオイルポンプとのオイルを油圧機器に供給するオイル供給システムの無駄なエネルギーの損失を低減する。【解決手段】内燃機関1で駆動される第1オイルポンプP1と、電動型の第2オイルポンプP2とを備え、第2オイルポンプP2の吐出圧の上昇時にオイルの排出を許容するリリーフ流路24を備えている。第1オイルポンプP1にオイル貯留部のオイルを吸引する第1吸引流路11にリリーフ流路24の下流側を合流させた。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の内燃機関で駆動される第1オイルポンプと電動型の第2オイルポンプとからのオイルを油圧機器に供給するオイル供給システムに関する。
特許文献1には、自動変速機にオイルを供給するため内燃機関で駆動される第1オイルポンプと電動型の第2オイルポンプとを備え、内燃機関が停止する際には第2オイルポンプを駆動する技術が記載されている。
この特許文献1では、第1オイルポンプから自動変速機にオイルを供給する主油圧回路が形成され、第2オイルポンプから逆止弁を介してオイルを送り出す補助油圧回路が形成され、第2オイルポンプの圧力上昇時にオイルを排出するリリーフ回路を備えている。
特開2006‐161853号公報
特許文献1に記載されるように、オイル圧で変速を行う自動変速機を備えた車両において、停車時に内燃機関を自動停止させるアイドルストップ制御や、停車のための減速開始から内燃機関を自動停止させるコーストストップ制御を行う場合には、自動変速機の変速状態を維持するためオイル圧を必要とする。
このような理由から 内燃機関の自動停止時には、自動変速機の変速状態を維持するに必要なオイル圧を供給するため電力の目標値を設定し、この目標値の電力を供給する形態で第2オイルポンプを作動している。
特許文献1では、第1オイルポンプと第2オイルポンプとが共通する単一の吸引流路を介してオイルパンのオイルを吸引するように構成されている。このような構成では、第2オイルポンプだけが作動しても吸引流路に負圧が作用するため、第2オイルポンプから自動変速機に供給されるべきオイルの一部が停止状態の第1オイルポンプを逆流する現象(ポンプの吐出側から吸引側に流れる現象)を生じ、オイル圧の低下を招くことになり改善の余地がある。
尚、この現象によりオイル圧の低下を招く場合には、第2オイルポンプに供給する電力の目標値を高く設定する必要があり電力を無駄に消費することになる。
また、この構成のオイル供給システムでは、内燃機関の作動状況に拘わらず自動変速機に継続的にオイル圧を作用させる必要があるため、例えばアイドルストップ制御が行われる際には、内燃機関が完全に停止する以前に第2オイルポンプの作動を開始している。これと同様の理由から、アイドルストップ制御が解除され内燃機関が始動する際には、設定時間だけ(オイル圧が設定圧に達するまででも良い)第2オイルポンプの駆動を継続する制御が行われる。
更に、第1オイルポンプと第2オイルポンプとが同時に作動する際に、第1オイルポンプの吐出圧が、第2オイルポンプの吐出圧より高い場合には、第2オイルポンプからのオイルの一部がリリーフ回路を介して排出され、この排出時には、第2オイルポンプに作用する負荷が増大し、エネルギーを無駄に消費する点において改善の余地がある。
このような理由から、内燃機関で駆動されるオイルポンプと電動型のオイルポンプとからのオイルを油圧機器に供給するオイル供給システムにおいて無駄なエネルギーの損失を低減することが求められる。
本発明の特徴は、車両の走行状況に対応して停止制御と始動制御とが行われる内燃機関で発生する駆動力により駆動される第1オイルポンプと、電動型の第2オイルポンプとを備えると共に、
前記第1オイルポンプがオイル貯留部のオイルを吸引する第1吸引流路と、吸引したオイルを油圧機器に供給する第1供給流路とを備え、
前記第2オイルポンプが前記オイル貯留部のオイルを吸引する第2吸引流路と、吸引したオイルを前記第1吸引流路に合流させるための逆止弁を有する第2供給流路と、当該第2オイルポンプの吐出圧の上昇時にオイルの排出を許容するリリーフ流路とを備え、
前記リリーフ流路が、前記第1吸引流路に接続している点にある。
この特徴構成によると、第2オイルポンプのみが作動する際には、オイル貯留部のオイルが第2吸引流路を介して吸引されるため、特許文献1に記載される構成のように、第2オイルポンプから供給されるオイルの一部が第1オイルポンプを逆流する現象を招くことがなく、油圧機器に作用するオイル圧が低下する不都合が抑制される。ここで、リリーフ流路にリリーフ弁を備えた構成を想定すると、第1オイルポンプと第2オイルポンプとが同時に作動しリリーフ弁が開放する状況では、リリーフ流路の下流側が第2吸引流路に接続するため、このリリーフ流路の下流側に第2オイルポンプの負圧が作用することになり、リリーフ弁のリリーフ圧を実質的に低下させ、第2オイルポンプに作用する負荷の軽減が可能となる。
従って、内燃機関で駆動されるオイルポンプと電動型のオイルポンプとからのオイルを油圧機器に供給するオイル供給システムにおいて無駄なエネルギーの損失の低減が実現した。
他の構成として、前記リリーフ流路と前記第1吸引流路とが合流する位置に切換弁を備え、当該切換弁と前記第2オイルポンプとを制御する制御部を備えると共に、
前記切換弁が、前記第1吸引流路のうち前記オイル貯留部に接続する吸引側ポートと、前記第1吸引流路のうち前記第1オイルポンプに接続する供給側ポートと、前記リリーフ流路に接続するリリーフ側ポートと、前記第2吸引流路に接続する接続流路に接続する給排側ポートとを備えており、
前記制御部が、前記第2オイルポンプの制御に連係して前記切換弁を制御しても良い。
これによると、第2オイルポンプの制御に連係して制御部が制御弁を制御することによりオイル貯留部のオイルが第1オイルポンプと第2オイルポンプとの何れに供給される場合にも、不必要な流路にオイルが流れる不都合を抑制し、オイルに作用する流路抵抗の軽減も可能となる。
他の構成として、前記制御部は、前記内燃機関の作動時には前記第2オイルポンプを停止すると共に、前記吸引側ポートと前記供給側ポートと前記給排側ポートとの3つのポートを開状態に制御しても良い。
これによると、第1吸引流路のうちオイル貯留部に接続する部位からのオイルを吸引側ポートから第1吸引流路のうち第1オイルポンプに接続する流路に流す。また、オイル貯留部のオイルを第2吸引流路から接続流路を介して吸引側ポートに流し、第1吸引流路のうち第1オイルポンプに接続する流路に流す。その結果、第1吸引流路と第2吸引流路とからのオイルを第1オイルポンプに供給することが可能となり、流路抵抗を軽減し第1オイルポンプの負荷を低減できる。
他の構成として、前記制御部は、前記内燃機関が前記停止制御によって停止状態に移行する際には、前記第2オイルポンプを作動させると共に、前記吸引側ポートと、前記供給側ポートと、前記リリーフ側ポートとを開状態に設定し、前記給排側ポートを閉状態に制御しても良い。
これによると、内燃機関が完全に停止する以前には、第1オイルポンプと第2オイルポンプとが同時に作動する状況にある。従って、切換弁の制御により、第1吸引流路からのオイルを第1オイルポンプに供給し、第2吸引流路からのオイルを第2オイルポンプに供給するため、単一の吸引流路を備えたものと比較して流路抵抗を軽減できる。また、このように第1オイルポンプと第2オイルポンプとが同時に作動する状況において、第1オイルポンプの吐出圧が上昇しリリーフ流路にオイルが流れる状況では、リリーフ流路の下流側が第1吸引流路に接続することになるため、このリリーフ流路の下流側の圧力を低下させてリリーフ流路でのオイルの流れを可能にする圧力(例えば、リリーフ圧)を実質的に低下させ、第2オイルポンプに作用する負荷の低減が可能となる。
他の構成として、前記制御部は、前記内燃機関が停止する状態において、前記第2オイルポンプを作動させると共に、前記吸引側ポートと前記給排側ポートとを開状態に設定し、前記供給側ポートを閉状態に設定しても良い。
これによると、第2オイルポンプのみが作動する状況では、オイル貯留部のオイルを、第1吸引流路と第2吸引流路とを介して吸引することが可能となり、流路抵抗を軽減し第2オイルポンプの負荷を低減できる。しかも、第2オイルポンプから供給されるオイルの一部が第1オイルポンプを逆流する現象を招くことがなく、油圧機器に供給されるオイル圧が低下する不都合を抑制できる。
第1実施形態のオイル供給システムの構成を示す図である。 第2実施形態のオイル供給システムの構成を示す図である。 第2実施形態で第1オイルポンプと第2オイルポンプとが同時に作動した際のオイルの流れを示す図である。 第2実施形態で第2オイルポンプの作動時のオイルの流れを示す図である。 第3実施形態のオイル供給システムの構成を示す図である。 第3実施形態で第1オイルポンプと第2オイルポンプとが同時に作動した際のオイルの流れを示す図である。 第3実施形態で第2オイルポンプの作動時のオイルの流れを示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
1.第1実施形態
〔オイル供給システムの概要〕
図1に示すように、内燃機関としてのエンジン1で駆動される第1オイルポンプP1と、内蔵した電動モータ2で駆動される第2オイルポンプP2と、これらのオイルポンプからのオイルを油圧機器としての変速機3に供給する流路と、を備えてオイル供給システム100が構成されている。
このオイル供給システム100は乗用車等の車両に備えられ、ECUとして機能する制御部4が第2オイルポンプP2の電動モータ2を制御する。また、この制御部4は、エンジン1と変速機3とを制御する機能を有している。
制御部4は、車両の走行時に走行系に作用する負荷や、運転者のアクセル操作等に基づいてエンジン1の回転数と変速機3の変速段とを自動設定すると共に、ブレーキペダルの踏み込み操作により停車する際にはエンジン1の停止制御(所謂、アイドルストップ制御)を行い、これに連係して第2オイルポンプP2を作動させる。このように第2オイルポンプP2を作動させる際には、変速状態を維持するに必要な圧力のオイルが変速機3に供給される。
更に制御部4は、停止制御の後にブレーキペダルの踏み込み操作が解除された場合には、エンジン1を始動する始動制御を行い、これに連係して第2オイルポンプP2を停止させる。これらの制御形態については後述する。
変速機3は、変速段を切り換える油圧クラッチや油圧シリンダ等の油圧アクチュエータを備えて構成されている。第2オイルポンプP2に内蔵される電動モータ2にはブラシレスDCモータが使用され、供給される電力に対応した駆動力を得る。
第1オイルポンプP1は、変速機3のオイル貯留部としてのオイルパン3aのオイルを吸引する第1吸引流路11と、吸引したオイルを変速機3に供給する第1供給流路12とを備えている。第2オイルポンプP2は、オイルパン3aのオイルを吸引する第2吸引流路21と、吸引したオイルを第1吸引流路11に合流させる第2供給流路22と、この第2オイルポンプP2の吐出圧の上昇時にオイルの排出を許容するリリーフ流路24とを備えている。このリリーフ流路24の下流側は第1吸引流路11に接続されている。
また、第2供給流路22には、第1供給流路12の圧力上昇時に閉塞する逆止弁23を備えており、リリーフ流路24には、第2オイルポンプP2の吐出圧が設定値を超えた場合にオイルの排出を可能にするリリーフ弁25を備えている。
〔制御部の制御形態〕
制御部4は、エンジン1が作動する際には、第2オイルポンプP2を停止させ、エンジン1が停止する際には、第2オイルポンプP2を作動させるように基本的な制御形態が設定されている。
前述したように、制御部4は、車両が走行する状況からブレーキペダルが踏み込み操作され停車する際にエンジン1の停止制御を行い、この停止制御の後にブレーキペダルの踏み込み操作が解除されるとエンジン1を始動する始動制御を行う。
この停止制御と始動制御との何れの制御においても、変速機3にオイルが継続的に供給されるように、制御部4はエンジン1の作動(第1オイルポンプP1の作動)と、第2オイルポンプP2の作動とが同時に行われる。
つまり、停止制御と始動制御との何れの制御であってもエンジン1の回転数は徐々に変化するため、停止制御ではエンジン1の回転数が所定値まで低下したタイミングで第2オイルポンプP2を作動させ、始動制御ではエンジンの回転数が所定値まで上昇したタイミングで第2オイルポンプP2を停止させる制御が行われる。
〔オイルの流れ〕
このオイル供給システム100では、エンジン1が作動し第2オイルポンプP2が完全に停止する状況では、オイルパン3aのオイルが第1吸引流路11から第1オイルポンプP1に吸引され、このように吸引されたオイルが第1供給流路12を介して変速機3に供給される。
また、エンジン1が完全に停止し、第2オイルポンプP2が作動する状況では、オイルパン3aのオイルが第2吸引流路21から第2オイルポンプP2に吸引され、吸引されたオイルが第2供給流路22を介して変速機3に供給される。
このようにオイルを供給する場合のオイル圧は、変速機3の変速状態を維持するに必要な圧力を超える値であれば良いため、このオイル圧を得るに必要な電力が電動モータ2に供給される。また、リリーフ弁25のリリーフ圧は変速機3の変速状態を維持するに必要な圧力より少し高い値に設定されている。これにより、エンジン1が停止する状況でリリーフ弁25が開放する現象を抑制している。
特に、このオイル供給システム100と、特許文献1に記載されるように2つのオイルポンプの吸引側の流路が単一の流路として構成されるものとを比較すると、本第1実施形態の第2オイルポンプP2が作動する際に第1オイルポンプP1の第1吸引流路11に負圧を作用させることがないため、第2オイルポンプP2から変速機3に供給されるオイルの一部が第1オイルポンプP1を逆流する不都合を招くこともない。
また、前述した停止制御と始動制御との何れの制御においても、第1オイルポンプP1と第2オイルポンプP2とが同時に作動するため、エンジン1が比較的高速で回転する状況では、逆止弁23が閉じ、第2オイルポンプP2の吐出圧が上昇する。この吐出圧の上昇に伴いリリーフ弁25が開放して第2オイルポンプP2の吐出圧の低減が図られる。
このように、第1供給流路12の圧力が高い場合にリリーフ弁25が開放する場合には、第1吸引流路11の負圧が作用するため、リリーフ流路24の下流側に対して第1吸引流路11の負圧が作用する結果、実質的にリリーフ圧を低減する。
つまり、リリーフ弁25のリリーフ圧は、変速機3において変速状態を維持するために必要な圧力を超える値に設定されるものであるため、第1オイルポンプP1と第2オイルポンプP2とが同時に作動する結果、リリーフ弁25が開放する場合にはリリーフ圧を実質的に低減し、電動モータ2に作用する負荷の低減を実現している。
2.第2実施形態
第2実施形態は、基本的な構成が第1実施形態と共通するものであるが、図2に示すようにリリーフ流路24と第1吸引流路11とが合流する位置に切換弁Vを備え、この切換弁Vと第2吸引流路21との間に新たに接続流路27を形成した点において第1実施形態と異なる。
切換弁Vは、第1吸引流路11のうちオイルパン3aの側に接続する吸引側ポート31と、第1吸引流路11のうち第1オイルポンプP1の側に接続する供給側ポート32と、リリーフ流路24に接続するリリーフ側ポート33と、第2吸引流路21に接続する接続流路27に接続する給排側ポート34とを備えている。
切換弁Vは、電動アクチュエータの駆動により各ポートの開閉を可能にするロータリ弁として構成されるものであり、制御部4によって制御される。
〔エンジン作動時のオイルの流れ〕
この第2実施形態のオイル供給システム100において、エンジン1が作動し第2オイルポンプP2が停止する状況では、吸引側ポート31と供給側ポート32とリリーフ側ポート33と給排側ポート34との全てのポートが開状態に設定される。尚、リリーフ側ポート33は閉状態に設定されても良い。
この制御により、第1オイルポンプP1の作動に伴い切換弁Vの供給側ポート32に負圧が作用する。また、吸引側ポート31が開状態にあるためオイルパン3aのオイルは第1吸引流路11から第1オイルポンプに供給される。更に、給排側ポート34が開状態にあるためオイルパン3aのオイルは第2吸引流路21から接続流路27を介して第1吸引流路11に合流し、結果として第1オイルポンプP1に供給される。
この制御によるオイルの流れを同図に矢印で示しており、第1吸引流路11と第2吸引流路21とからのオイルが第1オイルポンプP1に供給されるため流路抵抗を小さくしてエンジン1に作用する負荷を軽減している。
〔オイルポンプの同時作動時のオイルの流れ〕
停止制御と始動制御との何れの制御であっても、この制御を実行する際にはオイルを継続的に供給する目的から制御部4が第1オイルポンプP1と第2オイルポンプP2とを同時に作動させている。
このように第1オイルポンプP1と第2オイルポンプP2とを同時に作動させた際のオイルの流れを図3に示しており、この同時作動時において制御部4は、切換弁Vの吸引側ポート31と、供給側ポート32と、リリーフ側ポート33とを開状態に設定し、給排側ポート34を閉状態に制御する。この制御において閉状態にある給排側ポート34を図3に黒く表示している。
この制御により、第1オイルポンプP1の作動に伴い切換弁Vの供給側ポート32に負圧が作用し、吸引側ポート31が開状態にあるためオイルパン3aのオイルは第1吸引流路11から第1オイルポンプP1に供給される。
また、第2オイルポンプP2の作動に伴い、オイルパン3aのオイルは第2吸引流路21から第2オイルポンプP2に供給され第2供給流路22から第1供給流路12に送られ、この第1供給流路12において合流する。特に、この制御において、エンジン1が比較的高速で回転する状況では、第1供給流路12の圧力が上昇する。これにより逆止弁23が閉じ、第2オイルポンプP2の吐出圧が上昇する。この吐出圧の上昇に伴い、リリーフ弁25が開放して第2オイルポンプP2の吐出圧の低減が図られる。
特に、このようにリリーフ弁25が開放する場合には、第1オイルポンプP1の作動に伴い第1吸引流路11に作用する負圧が作用するため、リリーフ流路24の下流側に対して第1吸引流路11の負圧が作用する結果、実質的にリリーフ圧を低減する。
つまり、リリーフ弁25のリリーフ圧は、変速機3において変速状態を維持するために必要な圧力を超える値に設定されるものであるため、第1オイルポンプP1と第2オイルポンプP2とが同時に作動する状況でリリーフ弁25が開放する場合にはリリーフ圧を実質的に低減し、電動モータ2に作用する負荷の低減を実現している。
〔エンジン完全停止時のオイルの流れ〕
エンジン1が完全に停止する状況では、制御部4が第2オイルポンプP2を作動させ、切換弁Vの吸引側ポート31と給排側ポート34とリリーフ側ポート33とを開状態に設定し、供給側ポート32を閉状態に設定する。尚、リリーフ側ポート33は閉状態に設定されても良い。
このように第2オイルポンプP2だけを作動させた際のオイルの流れを図4に示しており、この制御において閉状態にある供給側ポート32を図4に黒く表示している。
この制御により、第2オイルポンプP2の作動に伴い第2吸引流路21の負圧が接続流路27を介して給排側ポート34に負圧が作用する。この負圧の作用で第1吸引流路11のうちオイルパン3aに連通する部位で吸引したオイルが接続流路27に供給されると同時に、オイルパン3aのオイルが第2吸引流路21で吸引される。
これにより、第1吸引流路11と第2吸引流路21とからのオイルを第2オイルポンプP2に供給し、第2供給流路22から送り出すことが可能となり、流路抵抗を小さくして電動モータ2に作用する負荷の軽減を実現している。
3.第3実施形態
第3実施形態は、図5に示すように第2実施形態と共通する構成を有するものの、リリーフ流路24にリリーフ弁25を備えない構成が採用されている。
〔エンジン作動時のオイルの流れ〕
この第3実施形態のオイル供給システム100において、エンジン1が作動し第2オイルポンプP2が停止する状況では、吸引側ポート31と供給側ポート32とリリーフ側ポート33と給排側ポート34との全てのポートが開状態に設定される。尚、リリーフ側ポート33は閉状態に設定されても良い。
この制御により、第1オイルポンプP1の作動に伴い切換弁Vの供給側ポート32に負圧が作用する。また、吸引側ポート31が開状態にあるためオイルパン3aのオイルは第1吸引流路11から第1オイルポンプP1に供給される。更に、給排側ポート34が開状態にあるためオイルパン3aのオイルは第2吸引流路21から接続流路27を介して第1吸引流路11に合流し、結果として第1オイルポンプP1に供給される。
この制御によるオイルの流れを同図に矢印で示しており、第1吸引流路11と第2吸引流路21とからのオイルが第1オイルポンプP1に供給されるため流路抵抗を小さくしてエンジン1に作用する負荷を軽減している。
〔オイルポンプの同時作動時のオイルの流れ〕
停止制御と始動制御との何れの制御であっても、この制御を実行する際にはオイルを継続的に供給する目的から制御部4が第1オイルポンプP1と第2オイルポンプP2とを同時に作動させる。
このように第1オイルポンプP1と第2オイルポンプP2とを同時に作動させた際のオイルの流れを図6に示しており、この同時作動時において制御部4は、切換弁Vの吸引側ポート31と、供給側ポート32と、リリーフ側ポート33とを開状態に設定し、給排側ポート34を閉状態に制御する。この制御において閉状態にある給排側ポート34を図6に黒く表示している。
この制御により、第1オイルポンプP1の作動に伴い切換弁Vの供給側ポート32に負圧が作用し、吸引側ポート31が開状態にあるためオイルパン3aのオイルは第1吸引流路11から第1オイルポンプP1に供給される。
また、第2オイルポンプP2の作動に伴い、オイルパン3aのオイルは第2吸引流路21から第2オイルポンプP2に供給され第2供給流路22から第1供給流路12に送られ、この第1供給流路12において合流する。特に、この制御において、エンジン1が比較的高速で回転する状況では、第1供給流路12の圧力が上昇する。これにより逆止弁23が閉じ、第2オイルポンプP2の吐出圧が上昇する。
その結果、第2オイルポンプP2からのオイルが、切換弁Vにおいてリリーフ側ポート33から供給側ポート32に流れ、結果として、リリーフ流路24に合流して第1オイルポンプP1に供給される。
このように、第2オイルポンプP2のオイルが第1オイルポンプP1の第1吸引流路11に供給されることにより、第2オイルポンプP2に作用する負荷を軽減し電動モータ2に作用する負荷の低減を実現している。
〔エンジン完全停止時のオイルの流れ〕
エンジン1が完全に停止する状況では、制御部4が第2オイルポンプP2を作動させ、切換弁Vの吸引側ポート31と給排側ポート34とを開状態に設定し、供給側ポート32とリリーフ側ポート33とを閉状態に設定する。
このように第2オイルポンプP2だけを作動させた際のオイルの流れを図7に示しており、この制御において閉状態にある供給側ポート32を図7に黒く表示している。
この制御により、第2オイルポンプP2の作動に伴い第2吸引流路21の負圧が接続流路27を介して給排側ポート34に負圧が作用する。この負圧の作用で第1吸引流路11のうちオイルパン3aに連通する部位で吸引したオイルが接続流路27に供給されると同時に、オイルパン3aのオイルが第2吸引流路21で吸引される。
これにより、第1吸引流路11と第2吸引流路21とからのオイルを第2オイルポンプP2に供給し、第2供給流路22から送り出すことが可能となり、流路抵抗を小さくして電動モータ2に作用する負荷の軽減を実現している。特に、この構成では、リリーフ弁25を備えずに済むため部品点数を低減し、コストの低下も実現する。
4.別実施形態
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い(実施形態と同じ機能を有するものには、実施形態と共通の番号、符号を付している)。
例えば、エンジン1の吸気弁の開閉時期をオイル圧によって制御する弁開閉時期制御装置に対してエンジン1の潤滑オイルを作動オイルとして供給するようにオイル供給システム100を構成する。
この構成では、エンジン1で駆動される第1オイルポンプP1と、電動モータ2で駆動される第2オイルポンプP2とを備え、エンジン1のオイルパン3aに貯留される潤滑オイルを油圧機器としての弁開閉時期制御装置に供給するように構成される。
本発明は、内燃機関で駆動される第1オイルポンプと、電動型の第2オイルポンプとから油圧機器に対してオイルを供給するオイル供給システムに利用することができる。
1 エンジン(内燃機関)
3 変速機(油圧機器)
3a オイルパン(オイル貯留部)
4 制御部
11 第1吸引流路
12 第1供給流路
21 第2吸引流路
22 第2供給流路
24 リリーフ流路
31 吸引側ポート
32 供給側ポート
33 リリーフ側ポート
34 給排側ポート
P1 第1オイルポンプ
P2 第2オイルポンプ
V 切換弁

Claims (5)

  1. 車両の走行状況に対応して停止制御と始動制御とが行われる内燃機関で発生する駆動力により駆動される第1オイルポンプと、電動型の第2オイルポンプとを備えると共に、
    前記第1オイルポンプがオイル貯留部のオイルを吸引する第1吸引流路と、吸引したオイルを油圧機器に供給する第1供給流路とを備え、
    前記第2オイルポンプが前記オイル貯留部のオイルを吸引する第2吸引流路と、吸引したオイルを前記第1吸引流路に合流させるための逆止弁を有する第2供給流路と、当該第2オイルポンプの吐出圧の上昇時にオイルの排出を許容するリリーフ流路とを備え、
    前記リリーフ流路が、前記第1吸引流路に接続しているオイル供給システム。
  2. 前記リリーフ流路と前記第1吸引流路とが合流する位置に切換弁を備え、当該切換弁と前記第2オイルポンプとを制御する制御部を備えると共に、
    前記切換弁が、前記第1吸引流路のうち前記オイル貯留部に接続する吸引側ポートと、前記第1吸引流路のうち前記第1オイルポンプに接続する供給側ポートと、前記リリーフ流路に接続するリリーフ側ポートと、前記第2吸引流路に接続する接続流路に接続する給排側ポートとを備えており、
    前記制御部が、前記第2オイルポンプの制御に連係して前記切換弁を制御する請求項1に記載のオイル供給システム。
  3. 前記制御部は、前記内燃機関の作動時には前記第2オイルポンプを停止すると共に、前記吸引側ポートと前記供給側ポートと前記給排側ポートとの3つのポートを開状態に制御する請求項2に記載のオイル供給システム。
  4. 前記制御部は、前記内燃機関が前記停止制御によって停止状態に移行する際には、前記第2オイルポンプを作動させると共に、前記吸引側ポートと、前記供給側ポートと、前記リリーフ側ポートとを開状態に設定し、前記給排側ポートを閉状態に制御する請求項2又は3に記載のオイル供給システム。
  5. 前記制御部は、前記内燃機関が停止する状態において、前記第2オイルポンプを作動させると共に、前記吸引側ポートと前記給排側ポートとを開状態に設定し、前記供給側ポートを閉状態に設定する請求項2〜4のいずれか一項に記載のオイル供給システム。
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