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JP2018058213A - 造形装置、飛散物体の捕捉装置、及び飛散物体の捕捉方法 - Google Patents

造形装置、飛散物体の捕捉装置、及び飛散物体の捕捉方法 Download PDF

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JP2018058213A
JP2018058213A JP2016194992A JP2016194992A JP2018058213A JP 2018058213 A JP2018058213 A JP 2018058213A JP 2016194992 A JP2016194992 A JP 2016194992A JP 2016194992 A JP2016194992 A JP 2016194992A JP 2018058213 A JP2018058213 A JP 2018058213A
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智紹 加藤
Tomoaki Kato
智紹 加藤
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Abstract

【課題】粉体材料の酸化を抑制することのできる造形装置、飛散物体の捕捉装置、及び飛散物体の捕捉方法を提供する。【解決手段】造形装置は、粉体材料Mの表面25aに対してレーザを照射して粉体材料Mを部分的に溶融させることにより三次元造形物を造形する。造形装置は、粉体層25の表面25aのうちレーザの照射時にレーザが照射されない非照射領域の少なくとも一部を覆うカバー部材60を有する。カバー部材60は、レーザの走査に応じて移動可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、造形装置、飛散物体の捕捉装置、及び飛散物体の捕捉方法に関する。
特許文献1に記載されるように、粉体材料にレーザを照射して三次元造形物を造形する造形装置が知られている。この造形装置は、三次元造形物の各横断面領域に相当する各層にレーザを照射して順次溶融することで三次元造形物を造形する。
このような造形装置では、粉体材料にレーザを照射した際に照射箇所からスパッタと呼ばれる微粒子等の物体が飛散する。この飛散物体は、レーザによって溶融されているため飛散している間に酸化して粉体材料に落下する。その結果、酸化していない粉体材料に酸化した粉体材料が含まれることとなる。
特表2011−526222号公報
ところで、上記の造形装置では、レーザによって溶融されなかった粉体材料が回収されて三次元造形物の造形に再利用される。このように再利用される粉体材料に、酸化した粉体材料が含まれていると、造形される三次元造形物の靱性が低下する。従って、粉体材料を再利用することのできる回数に制限がある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、溶融されていない粉体材料への飛散物体の混入を抑制することのできる造形装置、飛散物体の捕捉装置、及び飛散物体の捕捉方法を提供することにある。
上記課題を解決する造形装置は、粉体材料の表面にレーザ又は電子ビームを照射して前記粉体材料を部分的に溶融させることにより三次元造形物を造形する造形装置であって、前記表面のうち前記レーザ又は前記電子ビームの照射時に前記レーザ又は前記電子ビームが照射されない非照射領域の少なくとも一部を覆うカバー部材を有し、前記カバー部材は、前記レーザ又は前記電子ビームの走査に応じて移動可能である。
上記課題を解決する飛散物体の捕捉装置は、粉体材料の表面にレーザ又は電子ビームを照射して前記粉体材料を部分的に溶融させることにより三次元造形物を造形する造形装置に取り付けられ、前記表面から飛散する物体を捕捉する飛散物体の捕捉装置であって、前記表面のうち前記レーザ又は前記電子ビームの照射時に前記レーザ又は前記電子ビームが照射されない非照射領域の少なくとも一部を覆うカバー部材を有し、前記カバー部材は、前記レーザ又は前記電子ビームの走査に応じて移動可能である。
上記課題を解決する飛散物体の捕捉方法は、レーザ又は電子ビームの走査に応じてカバー部材を移動させつつ、当該カバー部材に設けられている開口部を通じて前記レーザ又は前記電子ビームを粉体材料の表面に対して照射させ、前記レーザ又は前記電子ビームの照射により前記表面から飛散した物体を前記カバー部材の上面で捕捉する。
上記構成もしくは方法によれば、レーザ又は電子ビームの照射領域から飛散物体の一部がカバー部材の上面に落下するようになるため、粉体層の上に落下する飛散物体の量が減少する。したがって、溶融していない、つまり酸化していない粉体材料への飛散物体の混入を抑制することができる。
上記造形装置について、前記カバー部材は、前記レーザ又は前記電子ビームの照射時に前記レーザ又は前記電子ビームが通過する開口部を有することが好ましい。
上記構成によれば、飛散した物体の一部が開口部を通過してカバー部材の上面に落下するようになるため、飛散物体が捕捉されやすくなる。
上記造形装置について、前記カバー部材は、前記開口部の大きさを変更する変更機構を備えることが好ましい。
上記構成によれば、開口部を通過してカバー部材の上面に落下する飛散物体の量が多くなるように、開口部の大きさを調整することができる。
上記造形装置について、前記カバー部材の縁部は、上方に向けて延びるように設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、カバー部材の縁部が上方に向けて延びるように設けられているため、カバー部材の上面に落下した飛散物体がカバー部材の縁部から溶融していない粉体材料の上に落下することを抑制することができる。
上記造形装置について、前記開口部の縁部に相当する部分を除く前記カバー部材の縁部は、上方に向けて延びるように設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、カバー部材の縁部が上方に向けて延びるように設けられているため、カバー部材の上面に落下した飛散物体がカバー部材の縁部から溶融していない、つまり酸化していない粉体材料の上に落下することを抑制することができる。一方、カバー部材の縁部のうち開口部の縁部に相当する部分が上方に向けて延びていないため、開口部を通過しようとする飛散物体が縁部に当たって粉体材料の上に落下してしまうことがない。
上記造形装置について、前記カバー部材の上面は、前記開口部の縁部から前記カバー部材の外縁部に向かって下方に傾斜していることが好ましい。
上記構成によれば、カバー部材の上面に落下した飛散物体が転がって開口部の縁部から粉体材料の上に落下することを抑制することができる。
上記造形装置について、前記開口部は、前記非照射領域の少なくとも一部を覆うカバー部により全周に亘って囲まれていることが好ましい。
上記構成によれば、レーザ又は電子ビームの照射領域の上方がカバー部材によって囲まれるため、飛散物体をカバー部材により多く落下させることができる。
上記造形装置について、前記開口部の形状は、円形であることが好ましい。
一般に、飛散物体はレーザの照射領域から放射状に飛散する。このため、上記構成によれば、例えば開口部をスリット状とした構成と比較して、飛散物体が開口部を通過しやすくなる。
また、このように飛散物体がレーザ又は電子ビームの照射領域から放射状に飛散する場合、前記開口部は、前記カバー部材の中央に設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、開口部を通過した飛散物体を全方向において均等にカバー部に落下させることができる。
上記造形装置について、前記開口部は、前記カバー部材の外縁部寄りに偏在して設けられており、前記カバー部材は、回転軸周りに回転可能であることが好ましい。
上記構成によれば、レーザ又は電子ビームの照射領域が造形エリアの端部寄りに位置した際に、カバー部材が造形エリアからはみ出す量を抑えながら造形エリアの端部までカバー部材によって覆うことができる。
上記造形装置について、前記カバー部材の上面には、低反発部材が設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、低反発部材が設けられているため、カバー部材の上面に落下した粉体材料が跳ね返り難くなり、飛散物体がカバー部材の上面から落下することを抑制することができる。
上記造形装置について、前記カバー部材の上面には、すべり防止部材が設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、すべり防止部材が設けられているため、飛散物体がカバー部材の上面において転がり難くなり、カバー部材の上面から落下することを抑制することができる。
上記造形装置について、前記カバー部材は、複数設けられていることが好ましい。
上記構成によれば、複数のレーザ又は電子ビームを同時に照射する造形装置にも対応可能となる。
上記造形装置について、前記カバー部材の上面を傾斜させる傾斜装置を備えることが好ましい。
上記構成によれば、カバー部材を傾斜させることでカバー部材の上面に落下した飛散物体を容易に廃棄することができる。
上記造形装置について、前記カバー部材は、板状であって、前記レーザ又は前記電子ビームの照射時に前記表面と平行に配置されるものであり、前記表面に沿った層状の流体の流れを形成するフロー形成部を備え、前記カバー部材を前記層状の流体の流れの高さと同等の高さに配置することが好ましい。
上記構成によれば、カバー部材が整流部材として機能するようになるため、層状の流体の流れを安定させることができる。このため、レーザ又は電子ビームの照射領域から発生するヒュームを除去することができる。
上記飛散物体の捕捉方法について、前記レーザ又は前記電子ビームによって単位面積及び単位時間あたりに前記粉体材料に与えられるエネルギ密度、前記レーザ又は前記電子ビームの照射範囲の面積、及び前記粉体材料の粒径の少なくとも一つに基づいて前記カバー部材の外形の大きさを変更することが好ましい。
カバー部材の外形の大きさ及び開口部の大きさは、エネルギ密度、レーザ又は電子ビームの照射範囲の面積、及び粉体材料の粒径の少なくとも一つに基づいて決定される。すなわち、レーザ又は電子ビームによって単位面積及び単位時間あたりに材料に与えられるエネルギ密度が大きくなれば、飛散物体の飛距離が長くなる。また、エネルギ密度が小さくなれば、飛散物体の飛距離が短くなる。このため、上記方法によれば、カバー部材の外形の大きさを、飛散物体を捕捉するうえで適切な大きさに設定することができる。
上記飛散物体の捕捉方法について、前記レーザ又は前記電子ビームによって単位面積及び単位時間あたりに前記粉体材料に与えられるエネルギ密度、前記レーザ又は前記電子ビームの照射範囲の面積、及び前記粉体材料の粒径の少なくとも一つに基づいて前記開口部の大きさを変更することが好ましい。
また、同様に、エネルギ密度が大きくなれば、飛散物体の飛距離が長くなり、エネルギ密度が小さくなれば、飛散物体の飛距離が短くなるので、上記方法によれば、開口部の大きさを、飛散物体を捕捉するうえで適切な大きさに設定することができる。
本発明によれば、溶融されていない粉体材料への飛散物体の混入を抑制することができる。
造形装置の第1の実施形態において、その概略構成を示す図。 同実施形態の造形装置のチャンバー内を示す斜視図。 同実施形態の造形装置のチャンバー内を示す斜視図。 同実施形態の造形装置のチャンバー内を示す斜視図。 造形装置の第2の実施形態において、その概略構成を示す斜視図。 同実施形態の造形装置を示す斜視図。 造形装置に設けられるカバー部材の変形例を示す上面図。 造形装置に設けられるカバー部材の変形例を示す上面図。 造形装置に設けられるカバー部材の変形例を示す上面図。 造形装置に設けられるカバー部材の変形例を示す上面図。 造形装置に設けられるカバー部材の変形例を示す上面図。 造形装置に設けられるカバー部材の変形例を示す上面図。 造形装置に設けられるカバー部材の変形例を示す断面図。 造形装置に設けられるカバー部材の変形例を示す断面図。 造形装置に設けられるカバー部材の変形例を示す上面図。 造形装置に設けられるカバー部材の変形例を示す上面図。
(第1の実施形態)
以下、図1〜図4を参照して、造形装置の第1の実施形態について説明する。
図1に示すように、造形装置1は、三次元物体の造形を行う造形部20を備えている。造形部20の内部(以下、「チャンバー20a」という)には、不活性ガスが充填されている。不活性ガスとしてはArガスが用いられている。
造形部20は、造形される三次元造形物Oを支持する造形テーブル22を有するコンテナ21と、造形テーブル22上に粉体材料Mからなる粉体層25を所定の厚さで積層するリコータ24と、造形テーブル22上の粉体層25の上面(表面25a)にレーザを照射するレーザ照射部10と、を備えている。粉体材料Mは、金属粉体であって、例えばTiである。
コンテナ21の造形テーブル22は、上下に昇降可能であって、粉体層25の上面の所望の部分を溶融するためにレーザが照射された後、一層分だけ降下する。造形テーブル22の上面には、三次元造形物Oを載せる台となる造形プレート23が設置されている。
リコータ24は、造形テーブル22が一層分だけ降下する毎に、粉体材料Mを一層分の厚みだけ造形プレート23上に積層し、粉体層25を形成する。造形テーブル22(造形プレート23)上に積層された粉体層25のレーザ照射部10側の面はレーザが照射される粉体層25の上面(表面25a)である。
レーザ照射部10は、図示しないレーザ光源から出射されたレーザを、ガルバノミラー等の走査系によって走査することで、粉体層25の表面25aの所望の位置に照射する。粉体層25の表面25aにレーザが照射されると、レーザ照射領域からヒュームと呼ばれる粉体材料Mやそれに含まれる不純物が気化した煙状のものが発生するとともに、粉体材料Mがレーザ照射によって突沸等することにより溶融した粉体材料Mやそれに含まれる不純物が飛散物体として飛散する。
造形装置1は、チャンバー20a内に新たな不活性ガスを供給するとともに、チャンバー20a内に供給された不活性ガスを循環させ、造形プレート23の上方に層状の不活性ガスの流れを形成するフロー形成部を備えている。フロー形成部は、ヒュームを除去するための不活性ガスを吐出する吐出部30と、吐出部30から吐出された不活性ガスを吸引する吸引部40とを備えている。吐出部30と吸引部40とは対向する側壁20bにそれぞれ設けられている。フロー形成部は、吐出部30から吐出される不活性ガスにより造形プレート23上に形成される粉体層25の上方に表面25aに沿った層状の流体の流れ(ラミナーフロー)LFを形成する。なお、層状の流体の流れLFは、粉体層25の表面25aに沿って、粉体層25の上方に層状に形成されるガスの流れである。また、層状の流体の流れLFの高さや幅は、造形材料や造形方法等によって定められるものである。
図2及び図3に示すように、造形装置1は、照射領域から飛散した粉体材料M等(飛散物体)を捕捉する捕捉装置50を備えている。捕捉装置50は、コンテナ21の奥行き方向Yに延出してコンテナ21の側面に位置する一対の支持レール51,52と、両支持レール51,52に対してコンテナ21の奥行き方向Yに移動可能に取り付けられる支持部材53とを備えている。支持部材53は、逆U字状の形状である。支持部材53の各端部53a,53bは、駆動部54,55を介して支持レール51,52に移動可能に取り付けられている。支持レール51と支持部材53の端部53aとの間に駆動部54が設けられ、支持レール52と支持部材53の端部53bとの間に駆動部55が設けられている。駆動部54,55は、例えばモータを有し、そのモータの回転力によって支持部材53を支持レール51,52に沿って移動させる。
また、捕捉装置50は、支持部材53の支持部53cに対してコンテナ21の幅方向Xに移動可能に取り付けられるカバー部材60を備えている。カバー部材60は、駆動部56を介して支持部材53の延びる方向に沿って相対移動可能に取り付けられている。駆動部56は、例えばモータを有し、そのモータの回転力によってカバー部材60を支持部材53に沿って移動させる。
カバー部材60は、レーザの照射時においてレーザが通過する開口部61と、レーザが照射されない非照射領域の少なくとも一部を覆うカバー部62とを有している。カバー部材60は、板状の部材である。開口部61の形状は、円形である。したがって、開口部61は、カバー部62により全周に亘って囲まれている。カバー部62の形状は、四角形である。開口部61は、カバー部材60の中央に設けられている。なお、カバー部材60の外形の大きさ及び開口部61の大きさは、レーザによって単位面積及び単位時間あたりに材料に与えられるエネルギ密度、レーザの照射範囲の面積、及び粉体材料Mの粒径の少なくとも一つに基づいて決定される。すなわち、エネルギ密度が大きくなれば、飛散物体の飛距離が長くなるので、エネルギ密度が大きくなるに従いカバー部材60の外形の大きさを大きくする。また、エネルギ密度が小さくなれば、飛散物体の飛距離が短くなるので、エネルギ密度が小さくなるに従い開口部61の大きさを小さくする。なお、エネルギ密度が大きくなるに従い開口部61の大きさを大きくしたり、エネルギ密度が小さくなるに従いカバー部材60の外形の大きさを小さくしたりしても良い。
駆動部54〜56は、図示しない制御装置によって制御される。具体的には、制御装置は、レーザが走査されることでレーザの照射領域が変化しても、その照射領域の上方に開口部61が位置するように、駆動部54〜56を制御する。したがって、カバー部材60は、開口部61にレーザを通過させて、粉体層25にレーザを照射することができるようになる。
カバー部材60の取付位置は、層状の流体の流れLFの高さと同等の高さであって、粉体層25の表面25aと平行に配置されている。このため、カバー部材60が整流部材として機能するようになるため、層状の流体の流れLFの流れを安定させることができる。
図4に示すように、捕捉装置50は、カバー部材60の表面を傾斜させる傾斜装置57を備えている。傾斜装置57は、駆動部56に設けられ、棒が突出することでカバー部材60を支持部材53に対して傾斜させる。傾斜装置57は、支持部材53がコンテナ21の手前側に移動した状態で、カバー部材60をコンテナ21の手前側へ傾斜させる。その結果、回収箱70にカバー部材60の一部が挿入される。この状態でカバー部材60の上面に付着している飛散物体の多くは転がって回収箱70に落下する。また、カバー部材60を傾斜させただけでは回収箱70に落下しなかった飛散物体は、掻き落としたり、カバー部材60に振動を与えたりすることで回収箱70に落下させることができる。
次に、図1〜図4を参照して、上記のように構成された造形装置1の動作について説明する。
図1に示すように、造形装置1は、粉体材料Mからなる粉体層25を積層する処理と、粉体層25の表面25aに対してレーザを照射して粉体層25を部分的に溶融させる処理とを交互に繰り返すことにより三次元造形物Oを造形する。
レーザを粉体層25に照射する際には、不活性ガスによって粉体層25の表面25aに沿った層状の流体の流れLFが形成される。
図2及び図3に示すように、捕捉装置50は、レーザの照射領域の上方にカバー部材60の開口部61が位置するようにカバー部材60を移動させる。すなわち、制御装置が駆動部54〜56を駆動させることでカバー部材60を移動させる。そして、捕捉装置50は、レーザの走査に応じてカバー部材60を随時移動させる。よって、レーザは、カバー部材60の開口部61を通過して粉体層25の表面25aに照射される。
粉体層25の表面25aにレーザが照射されると、レーザの照射領域からヒュームが発生するとともに、飛散物体が飛散する。レーザの照射領域から発生したヒュームは、層状の流体の流れLFによって流されるので、上昇してレーザの経路を遮ることはなく吸引部40に吸引される。また、飛散物体は、照射領域からカバー部材60の開口部61を通過して、カバー部材60のカバー部62の上面に落下する。
図4に示すように、捕捉装置50は、三次元造形物Oの造形が終了すると、支持部材53をコンテナ21の手前側に移動させて、傾斜装置57によってカバー部材60を傾斜させることで回収箱70にカバー部材60が捕捉した飛散物体を回収することができる。なお、カバー部材60が飛散物体の熱等によって劣化した場合には、カバー部材60を新しいカバー部材60に交換してもよい。
このようにレーザの照射領域から飛散する物体をカバー部材60の上面に落下させながら三次元造形物Oを造形することで、粉体材料Mが酸化し、その酸化した粉体材料Mが造形時に含まれることにより三次元造形物O自体が酸化したのと同様の状態になり、三次元造形物Oの品質劣化を抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)レーザの照射領域から飛散した粉体材料M等(飛散物体)がカバー部材60に落下することで、飛散物体、言い換えれば酸化した粉体材料M等が溶融していない粉体材料Mに混入することを抑制することができる。よって、酸化した粉体材料M等が粉体材料Mに混入することにより粉体材料M全体の酸化を抑制することができる。
(2)開口部61によってレーザを通過させつつ、カバー部62に飛散物体を落下させることができる。
(3)カバー部材60が照射領域を囲むので、飛散物体をカバー部材60により多く落下させることができる。
(4)開口部61の形状が円形であるので、円中央の溶融部分からどの方向にも等しくカバー部62が位置して飛散物体をカバー部材60に落下させやすい。
(5)開口部61がカバー部材60の中央に設けられているので、簡素な構成で飛散物体を捕捉することができる。
(6)カバー部材60の外形の大きさ及び開口部61の大きさがレーザによって単位面積及び単位時間あたりに粉体材料Mに与えられるエネルギ密度、レーザの照射範囲の面積、及び粉体材料Mの粒径の少なくとも一つに基づいて決定されるので、カバー部材の外形の大きさを、飛散物体を捕捉するうえで適切な大きさに設定することができる。
(7)カバー部材60が整流部材として機能するようになるため、層状の流体の流れLFの流れを安定させることができる。このため、レーザの照射領域から発生するヒュームを除去することができる。
(第2の実施形態)
以下、図5及び図6を参照して、造形装置の第2の実施形態について説明する。この実施形態の造形装置は、カバー部材の外形が円形である点、カバー部材の開口部の位置が偏在している点、及びカバー部材が支持部材53に対して回転する点が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図5及び図6に示すように、捕捉装置50は、第1の実施形態と同様に、支持レール51,52と支持部材53とを備えている。そして、捕捉装置50は、支持部材53に対してコンテナ21の幅方向Xに移動可能であるとともに、回転可能に取り付けられるカバー部材80を備えている。カバー部材80は、駆動部58を介して支持部材53の延びる方向に沿って相対移動可能に取り付けられている。駆動部58は、例えばモータ有し、そのモータの回転力によってカバー部材80を支持部材53に沿って移動する。また、カバー部材80は、駆動部58に回転軸83を介して取り付けられ、回転軸83の周りに回転可能である。すなわち、カバー部材80は、駆動部58によって回転軸83が回転することで回転軸83とともに回転する。
カバー部材80は、レーザの照射時においてレーザが通過する開口部81と、レーザが照射されない非照射領域の少なくとも一部を覆うカバー部82とを有している。カバー部材80の外形は、円形である。開口部81の形状は、円形である。開口部81は、カバー部材80の外縁部寄りに偏在して設けられている。回転軸83は、カバー部材80の外縁部寄りに偏在して設けられている。なお、回転軸83の位置は、カバー部材80の中心において開口部81と点対称の位置に限らない。
駆動部54,55,58は、図示しない制御装置によって制御される。具体的には、制御装置は、レーザが走査されることでレーザの照射領域が変化しても、その照射領域の上方に開口部81が位置するように、駆動部54,55,58を制御する。したがって、カバー部材80は、開口部81にレーザを通過させて、粉体層25にレーザを照射することができるようになる。
次に、図5及び図6を参照して、上記のように構成された捕捉装置50の動作について説明する。
捕捉装置50は、レーザの照射領域がカバー部材80の開口部81に含まれるようにカバー部材80を移動させる。すなわち、制御装置が駆動部54,55,58を駆動させることでカバー部材80を移動させる。このとき、カバー部材80は、支持部材53に対して回転可能であるので、支持部材53よりも開口部81がコンテナ21の外縁部寄りに位置するように回転軸83を中心として回転される。すなわち、レーザの照射位置が例えば右奥の角であるとき(図5参照)又は左手前の角であるとき(図6参照)には、カバー部材80の開口部81が支持部材53よりもコンテナ21の外縁部寄りに位置して、カバー部82が粉体層25の表面25aのできる限り広い範囲を覆う。
このようにすることで、レーザの照射位置が粉体層25の表面25aの縁部寄りのときにカバー部材80が粉体層25の表面25aからはみ出す量を抑制することができる。また、支持部材53の奥行き方向Yにおける移動距離を短くすることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(4)、(6)、(7)の効果に加え、以下の効果を奏することができる。
(8)レーザの照射領域が粉体層25の表面25a(造形エリア)の端部寄りに位置した際に、カバー部材80が造形エリアからはみ出す量を抑えながら造形エリアの端部までカバー部材80によって覆うことができる。
なお、上記各実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記各実施形態において、フロー形成部による層状の流体の流れLFの高さは、カバー部材60,80の高さに関係なく、任意に設定してもよい。
・上記各構成において、ヒュームの影響が小さければ、フロー形成部を省略してもよい。
・上記各構成において、カバー部材60,80の開口部61,81に開口部の大きさを変更する変更機構を備えてもよい。例えば、図7に示すように、カバー部材60の開口部61に開口部61の内径を変更可能な絞り63を設け、駆動部を制御する制御装置がレーザのエネルギ密度及び粉体材料Mの粒径の少なくとも一方に基づいて変更する。このような構成によれば、開口部61,81を通過してカバー部材60,80の上面に落下する飛散物体の量が多くなるように、開口部61,81の大きさを調整することができる。
・上記第1の実施形態において、傾斜装置57を省略してもよい。
・上記各実施形態において、カバー部材60の上面に低反発部材が設けてもよい。低反発部材として低反発ゴム等を採用する。なお、飛散物体と低反発部材との間の反発係数は、飛散物体とカバー部材60の上面との間の反発係数よりも小さくすることが望ましい。低反発部材を設けた場合には、カバー部材60の上面に落下した飛散物体が跳ねることが抑制されている。
・また、カバー部材60の上面にすべり防止部材を設けてもよい。すべり防止部材は、例えば摩擦抵抗の高い部材としてもよい。なお、飛散物体とすべり防止部材との間の静摩擦係数は飛散物体とカバー部材60の上面との間の静摩擦係数よりも大きくすることが望ましい。また、すべり防止部材は粘着部材としてもよい。また、粉体材料が磁性体であればカバー部材60の上面に磁石を設けるようにしてもよい。また、すべり防止部材として溝や凹凸を形成した部材としてもよい。このように、すべり防止部材を設けた場合には、カバー部材60の上面に落下した飛散物体が転がることを抑制することができる。
・また、カバー部材60の上面に熱可塑性部材を設けてもよい。熱可塑性部材を設けた場合には、カバー部材60の上面に落下した飛散物体が熱可塑性部材を溶かして熱可塑性部材に埋まることとなる。多くの飛散物体が埋まったカバー部材は交換することが望ましい。
・上記各構成において、カバー部材60自体を低反発部材、滑り防止部材、熱可塑性部材等で形成してもよい。
・上記第1の実施形態では、カバー部材60の開口部61を円形としたが、図8に示す四角形の開口部61aを採用してもよい。また、図9に示す三角形や五角形以上の多角形(ここでは6角形)の開口部61bを採用してもよい。
・上記第1の実施形態では、カバー部材60の外形を四角形としたが、図10や図11に示す外形が円形であるカバー部材60aを採用してもよい。また、外形が円形であるカバー部材60aの開口部は、図10に示す円形の開口部61や図11に示す四角形の開口部61aを採用してもよい。なお、カバー部材の外形と開口部の形状との組み合わせは任意に選択可能である。
・上記実施形態において、図8〜図12に実線で示すように、開口部61の縁部を除いたカバー部材60(60a)の外縁部を上方に向けて延びる凸条部64としてもよい。このようにすれば、カバー部材60(60a)の上面に落下した飛散物体がカバー部材60の縁部から溶融していない、つまり酸化していない粉体材料Mの上に落下することを抑制することができる。一方、カバー部材60(60a)の縁部のうち開口部61の縁部に相当する部分が上方に向けて延びるように設けられていないため、開口部61を通過しようとする飛散物体が上方に向けて延びる縁部に当たって粉体材料Mの上に落下してしまうことがない。なお、外縁部を上方に向けて延び、縁部に沿って連続的に設けられる凸条部64としたが、外縁部を上方に向けて延び、ピン状等の凸部が並んでいるようにしてもよい。
・上記実施形態において、図8〜図12に破線で示すように、カバー部材60(60a)の外縁部の凸条部64に加えて、内縁部を上方に向けて延びる凸条部65としてもよい。このようにすれば、カバー部材60(60a)の上面に落下した飛散物体がカバー部材60(60a)から溶融していない粉体材料Mに落下することを抑制することができる。なお、内縁部の凸条部65に飛散物体が当たるかもしれないがカバー部材60(60a)の上面に乗った飛散物体は落ちにくくなる。なお、内縁部を上方に向けて延び、内縁部に沿って連続的に設けられる凸条部65としたが、内縁部を上方に向けて延び、ピン状等の凸部が並んでいるようにしてもよい。
・上記実施形態において、カバー部材60の上面をカバー部材60の外縁部に向かって下方に傾斜してもよい。例えば、図13に示すように、カバー部材60の形状を中空の円錐状として、カバー部材60の中央に開口部61を設けてもよい。また、図14に示すように、カバー部材60の断面形状を外縁部に向かうほど厚みが小さくなるようにして、カバー部材60の中央に開口部61を設けてもよい。なお、カバー部材60の外縁部を上方に向けて延びる凸条部64とすることが望ましい。このようにすれば、カバー部材60の上面に落下した飛散物体が転がってレーザの照射領域に落下することを防止することができる。
・上記実施形態において、カバー部材60(60a)に上方に向けて突出する凸条部64,65を設けた場合に、カバー部材60(60a)に落下した飛散物体を除去する際に、凸条部64,65が倒れるようにしてもよい。
・上記実施形態では、カバー部材60(60a)の開口部61(61a)がカバー部62により全周に亘って囲むようにしたが、開口部がカバー部によって囲まれないカバー部材としてもよい。例えば、図15に示すように、カバー部92がコ字状に形成され、開口部91がカバー部92に囲まれていないカバー部材90を採用してもよい。このようなカバー部材90であっても、レーザの照射領域に開口部91が位置して、その周囲の非照射領域にカバー部92が位置することになるので、カバー部材90のカバー部92が位置する部分に落下した飛散物体は捕捉することができ、溶融していない、つまり酸化していない粉体材料Mに飛散物体が混入することを抑制することができる。
・また、図16に示すように、カバー部102が2枚の板からなり、これらカバー部102の間が開口部101に相当し、開口部101がカバー部102に囲まれていないカバー部材100を採用してもよい。このようなカバー部材100であっても、レーザの照射領域に開口部101が位置して、その周囲の非照射領域にカバー部102が位置することになるので、カバー部材100のカバー部102が位置する部分に落下した飛散物体は捕捉することができ、溶融していない粉体材料Mに飛散物体が混入することを抑制することができる。また、カバー部が1枚の板からなるカバー部材であってもよい。
・上記構成において、造形装置1台に対してカバー部材を複数設けてもよい。この場合、粉体層25の表面25aのうち各カバー部材が担当する範囲を分けることが望ましい。
・上記実施形態では、カバー部材の外形の大きさ及び開口部の大きさをレーザによって単位面積及び単位時間あたりに材料に与えられるエネルギ密度及び粉体材料Mの粒径の少なくとも一方に基づいて決定した。しかしながら、カバー部材の外形の大きさ及び開口部の大きさを実際に飛散する物体の状況に基づいて設定してもよい。また、カバー部材が存在すれば、少なからず飛散物体がカバー部材の上面に落下するので、カバー部材の外形の大きさ及び開口部の大きさを任意に設定してもよい。
・上記実施形態では、チャンバー20a内に充填される不活性ガスとしてArガスを用いたがArガスに限らず、HeガスやNeガス、Nガス等を用いてもよい。また、チャンバー20a内に充填されるガスとしてCOガスを用いてもよい。さらに、水素脆性の可能性が低ければ、チャンバー内に充填されるガスとしてHガスを用いてもよい。
・上記実施形態では、レーザを粉体材料Mに照射することで粉体材料Mを部分的に溶融させて三次元造形物Oを造形したが、レーザに代えて電子ビーム(電磁波)を粉体材料Mに照射することで粉体材料Mを部分的に溶融させて三次元造形物Oを造形してもよい。
・上記実施形態では、粉体材料MとしてTiの金属粉体を用いたが、Fe,Al,Cu等の他の金属粉体としてもよい。また、粉体材料Mとして金属に限らず、ナイロンやポリエステル等の樹脂粉体を用いてもよい。
1…造形装置、10…レーザ照射部、20…造形部、20a…チャンバー、20b…側壁、21…コンテナ、22…造形テーブル、23…造形プレート、24…リコータ、25…粉体層、25a…表面、30…吐出部、40…吸引部、50…捕捉装置、51,52…支持レール、53…支持部材、54〜56,58…駆動部、57…傾斜装置、60,60a…カバー部材、61,61a,61b…開口部、62…カバー部、63…絞り、64,65…凸条部、80…カバー部材、81…開口部、82…カバー部、83…回転軸、90…カバー部材、91…開口部、92…カバー部、100…カバー部材、101…開口部、102…カバー部、LF…層状の流体の流れ、M…粉体材料、O…三次元造形物。

Claims (19)

  1. 粉体材料の表面にレーザ又は電子ビームを照射して前記粉体材料を部分的に溶融させることにより三次元造形物を造形する造形装置であって、
    前記表面のうち前記レーザ又は前記電子ビームの照射時に前記レーザ又は前記電子ビームが照射されない非照射領域の少なくとも一部を覆うカバー部材を有し、
    前記カバー部材は、前記レーザ又は前記電子ビームの走査に応じて移動可能である
    造形装置。
  2. 前記カバー部材は、前記レーザ又は前記電子ビームの照射時に前記レーザ又は前記電子ビームが通過する開口部を有する
    請求項1に記載の造形装置。
  3. 前記カバー部材は、前記開口部の大きさを変更する変更機構を備える
    請求項2に記載の造形装置。
  4. 前記カバー部材の縁部は、上方に向けて延びるように設けられている
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の造形装置。
  5. 前記開口部の縁部に相当する部分を除く前記カバー部材の縁部は、上方に向けて延びるように設けられている
    請求項2又は請求項3に記載の造形装置。
  6. 前記カバー部材の上面は、前記開口部の縁部から前記カバー部材の外縁部に向かって下方に傾斜している
    請求項5に記載の造形装置。
  7. 前記開口部は、前記非照射領域の少なくとも一部を覆うカバー部により全周に亘って囲まれている
    請求項2、請求項3、請求項2を直接的又は間接的に引用する請求項4、請求項5、請求項6のいずれか一項に記載の造形装置。
  8. 前記開口部の形状は、円形である
    請求項7に記載の造形装置。
  9. 前記開口部は、前記カバー部材の中央に設けられている
    請求項7又は請求項8に記載の造形装置。
  10. 前記開口部は、前記カバー部材の外縁部寄りに偏在して設けられており、
    前記カバー部材は、回転軸周りに回転可能である
    請求項7又は請求項8に記載の造形装置。
  11. 前記カバー部材の上面には、低反発部材が設けられている
    請求項1〜10のいずれか一項に記載の造形装置。
  12. 前記カバー部材の上面には、すべり防止部材が設けられている
    請求項1〜10のいずれか一項に記載の造形装置。
  13. 前記カバー部材は、複数設けられている
    請求項1〜12のいずれか一項に記載の造形装置。
  14. 前記カバー部材の上面を傾斜させる傾斜装置を備える
    請求項1〜13のいずれか一項に記載の造形装置。
  15. 前記カバー部材は、板状であって、前記レーザ又は前記電子ビームの照射時に前記表面と平行に配置されるものであり、
    前記表面に沿った層状の流体の流れを形成するフロー形成部を備え、
    前記カバー部材を前記層状の流体の流れの高さと同等の高さに配置する
    請求項1〜14のいずれか一項に記載の造形装置。
  16. 粉体材料の表面にレーザ又は電子ビームを照射して前記粉体材料を部分的に溶融させることにより三次元造形物を造形する造形装置に取り付けられ、前記表面から飛散する物体を捕捉する飛散物体の捕捉装置であって、
    前記表面のうち前記レーザ又は前記電子ビームの照射時に前記レーザ又は前記電子ビームが照射されない非照射領域の少なくとも一部を覆うカバー部材を有し、
    前記カバー部材は、前記レーザ又は前記電子ビームの走査に応じて移動可能である
    飛散物体の捕捉装置。
  17. レーザ又は電子ビームの走査に応じてカバー部材を移動させつつ、当該カバー部材に設けられている開口部を通じて前記レーザ又は前記電子ビームを粉体材料の表面に対して照射させ、前記レーザ又は前記電子ビームの照射により前記表面から飛散した物体を前記カバー部材の上面で捕捉する
    飛散物体の捕捉方法。
  18. 前記レーザ又は前記電子ビームによって単位面積及び単位時間あたりに前記粉体材料に与えられるエネルギ密度、前記レーザ又は前記電子ビームの照射範囲の面積、及び前記粉体材料の粒径の少なくとも一つに基づいて前記カバー部材の外形の大きさを変更する
    請求項17に記載の飛散物体の捕捉方法。
  19. 前記レーザ又は前記電子ビームによって単位面積及び単位時間あたりに前記粉体材料に与えられるエネルギ密度、前記レーザ又は前記電子ビームの照射範囲の面積、及び前記粉体材料の粒径の少なくとも一つに基づいて前記開口部の大きさを変更する
    請求項17又は請求項18に記載の飛散物体の捕捉方法。
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