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JP2018055614A - ジェスチャ操作システム、ジェスチャ操作方法およびプログラム - Google Patents

ジェスチャ操作システム、ジェスチャ操作方法およびプログラム Download PDF

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JP2018055614A JP2016194322A JP2016194322A JP2018055614A JP 2018055614 A JP2018055614 A JP 2018055614A JP 2016194322 A JP2016194322 A JP 2016194322A JP 2016194322 A JP2016194322 A JP 2016194322A JP 2018055614 A JP2018055614 A JP 2018055614A
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祐司 篠村
Yuji Shinomura
祐司 篠村
藤原 直樹
Naoki Fujiwara
直樹 藤原
克尚 平井
Katsuhisa Hirai
克尚 平井
督之 市原
Yoshiyuki Ichihara
督之 市原
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Yazaki Corp
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Abstract

【課題】右手か左手かを判別してそれぞれに応じた操作対象を変更し、複数の各種操作対象への操作指示を操作者がより簡易にかつ正確に行うことができるジェスチャ操作システム等を提供すること。【解決手段】ジェスチャ操作システムは、車両の操舵装置を操作する操作者の手を撮像する撮像部と、操作者によるジェスチャ入力の受付期間前に、撮像された操作者の手の撮像データに基づいて、操舵装置と操作者との間に設定される検出領域内に存在する手を検出し、右手または左手のいずれかの手を判別する判別部と、受付期間前に、判別された手のパターンに応じて、車両に関連する複数の異なる操作対象の中からいずれかの操作対象を選択する選択部と、受付期間に、前記手によるジェスチャ入力に基づいて、前記操作対象に対する操作指示を行う指示部とを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、操作者によるジェスチャ入力に応じて、操作対象に対する操作の指示を行うためのジェスチャ操作システムおよびジェスチャ操作方法に関する。
一般に、ヘッドアップディスプレイやカーナビゲーションシステムなどの車載機器の操作方法として、スイッチやタッチパネル等を用いることが知られている。しかしながら、設置可能なスイッチの個数がスペースの関係で制限される場合もあり得るし、運転者がタッチパネルに注視し、状況次第では安全性の配慮に欠ける場合もあり得る。そのため、スイッチ操作やタッチパネル操作ではなく、運転者によるジェスチャ入力により車載機器を操作する装置が提案されている(特許文献1〜5)。
特開2010−184600号公報 特開2016−18223号公報 特開2015−58804号公報 特開2014−21748号公報 特開2014−109994号公報
上記のように、運転者によるジェスチャ入力により車載機器を操作する装置は従来から存在するものの、運転者の右手か左手かを判別してそれぞれに応じた操作対象を変更する装置は存在せず、かかる装置が要望されていた。
また、近年、車内に搭載される機器が増加し、また、運転時に利用されるアプリケーションも増加しており、このような様々な操作対象に対しても操作者によるジェスチャ入力によって操作指示を簡易にかつ正確に行うことが要望されていた。
本発明は、上述した状況下においてなされたもので、右手か左手かを判別してそれぞれに応じた操作対象を変更し、複数の各種操作対象への操作指示を操作者がより簡易にかつ正確に行えるようにすることができるジェスチャ操作システム、ジェスチャ操作方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るジェスチャ操作システムは、車両の操舵装置を操作する操作者の手を撮像する撮像部と、前記操作者によるジェスチャ入力の受付期間前に、前記撮像された操作者の手の撮像データに基づいて、前記操舵装置と前記操作者との間に設定される検出領域内に存在する手を検出し、右手または左手のいずれかの手を判別する判別部と、前記受付期間前に、前記判別された手のパターンに応じて、前記車両に関連する複数の異なる操作対象の中からいずれかの操作対象を選択する選択部と、前記受付期間に、前記手によるジェスチャ入力に基づいて、前記操作対象に対する操作指示を行う指示部とを含む。
ここで、本発明に係るジェスチャ操作システムは、前記判別された右手または左手のいずれかの手に応じて、前記ジェスチャ入力を受け付けるための操作領域の形状を変更し、当該操作領域を、前記操舵装置と前記操作者との間に設定する設定部をさらに含み、前記指示部は、前記操作領域内における前記手によるジェスチャ入力に基づいて前記操作指示を行うようにしてもよい。
前記操作領域の形状は、前記操舵装置の操作に支障が生じないように、前記判別された手を、前記操作者からみて左右非対称にして上下および左右にスワイプ動作可能に設定するようにしてもよい。
前記設定部は、前記受付期間前において前記操作者にかざされた手の位置を基準にして、前記操作領域を配置するようにしてもよい。
前記指示部は、前記手のパターンと前記操作対象に対する前記操作指示の内容とが対応付けられている場合はさらに、前記判別された右手または左手の手の状態に対応付けられた操作指示の内容に基づく前記操作対象に対する操作指示を行うようにしてもよい。
本発明に係るジェスチャ操作システムは、前記操舵装置と前記操作者との間に、前記ジェスチャ入力を受け付けるための操作領域を生成する生成部をさらに含み、前記指示部は、前記操作領域内における前記手によるジェスチャ入力に基づいて前記操作指示を行うようにしてもよい。
前記指示部は、前記操作指示の結果をフィードバックするようにしてもよい。
上記目的を達成するために、本発明に係るジェスチャ操作方法は、車両の操舵装置を操作する操作者の手を撮像するステップと、前記操作者によるジェスチャ入力の受付期間前に、前記撮像された操作者の手の撮像データに基づいて、前記操舵装置と前記操作者との間に設定される検出領域内に存在する手を検出し、右手または左手のいずれかの手を判別するステップと、前記受付期間前に、前記判別された手のパターンに応じて、前記車両に関連する複数の異なる操作対象の中からいずれかの操作対象を選択するステップと、
前記受付期間に、前記手によるジェスチャ入力に基づいて、前記操作対象に対する操作指示を行うステップとを含む。
上記目的を達成するために、本発明に係るプログラムは、上記ジェスチャ操作方法をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、右手か左手かを判別してそれぞれに応じた操作対象を変更し、複数の各種操作対象への操作指示を操作者がより簡易にかつ正確に行うことが実現する。
本発明の実施形態に係るジェスチャ操作システムの構成例を示すブロック図である。 図1のジェスチャ操作システムを搭載した車内の一例を示す図である。 実施形態に係るジェスチャ操作システムによって実現されるジェスチャ入力の概略を時系列に説明するための図である。 検出領域の設定例を説明するための図である。 操作領域の設定例を説明するための図である。 ジェスチャ操作システムの全体的な処理例を示すフローチャートである。 図6の予備動作検出処理の詳細を示すフローチャートである。 図6の本操作処理の詳細を示すフローチャートである。 手の状態と操作対象との対応関係の一例を示す図である。 様々な手の状態を示す図である。 操作対象と操作指示内容との第1の対応関係を示す図である。 操作対象と操作指示内容との第2の対応関係を示す図である。 操作対象と操作指示内容との第3の対応関係を示す図である。 予備動作検出処理時に検出された手の位置を基準に生成されるようにした操作領域の設定例を説明するための図である。 左右非対称に生成されるようにした操作領域の設定例を説明するための図である。 予備動作検出時に手の予備動作を検出するために実行される判別処理を説明するための図である。 センサの配置例を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態であるジェスチャ操作システム(コンピュータ)について説明する。このジェスチャ操作システム1は、車両の運転者である操作者のジェスチャ入力に応じて、車両に関連する操作対象機器に対する操作の指示を与える。
[ジェスチャ操作システム1の構成]
図1は、本発明の一実施形態に係るジェスチャ操作システム1の構成例を示すブロック図である。
図1において、ジェスチャ操作システム1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、センサ31とを備え、これらの構成要素11,12,13は、バス40と接続される。バス40には、操作対象20も接続される。
操作対象20は、例えば、HUD(Head-Up Display)21、表示部221を備えたカーナビゲーション装置22、室内またはヘッドライト23等を含む。
ナビゲーション装置22は、単独のナビゲーション装置の場合について説明するが、CPU11、ROM12およびRAM13に一体的に組み込むこともできる。
CPU11は、各構成要素11〜13,20,31とバス40で接続されて制御信号やデータの転送処理を行うとともに、ジェスチャ操作システム1全体の動作を実現するための各種のプログラムの実行、演算処理、ジェスチャ入力に関する処理等を行う。
このCPU11の各種機能については、後述するジェスチャ操作システム1の動作説明で適宜説明する。
ROM12には、ジェスチャ操作システム1全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラムや各種のデータが記録されており、当該プログラムがRAM13に読み出されてCPU11による実行が開始される。上記プログラムは、DVD-ROMやHDD等の記録媒体に格納される。
RAM13には、ジェスチャ入力に必要なデータやプログラムを一時的に記憶するための記録領域が設けられ、上記データやプログラムが保持される。
センサ31は、運転時の操作者によって行われるジェスチャ入力を検出するための撮像装置であり、そのセンサ出力がCPU11によって処理されて、ジェスチャ入力に応じて操作指示される。後述するように、この実施形態のジェスチャ操作システム1では、ステアリング(操舵装置)5を操作する運転者は、手によるジェスチャを行うが、このジェスチャの検出が可能であれば、センサ31の構成としていかなる方式のセンサもとり得る。例えば、センサ31は、手の撮像が可能なRGBカラーセンサ、赤外線距離センサ、レーザ距離センサ、超音波距離センサ、距離画像センサ、電解センサ、またはイメージセンサ等であってもよい。
[車内の様子]
図2は、ジェスチャ操作システム1を搭載した車内の様子を説明するための図である。
図2に示すように、車内には、ステアリング5と、インスツゥルメントパネル(計器盤パネル)26が設けられている。また、操作者が視認可能なフロントガラス面には、HUD21が設けられている。
センサ31は、インスツゥルメントパネル26のほぼ中央に設けられている。このセンサ31によって、操作者の手によるジェスチャが検出されるようになる。
表示部221は、カーナビゲーション装置22に備えられている。
[ジェスチャ入力の概略]
次に、ジェスチャ操作システム1によって実現されるジェスチャ入力の概略について、図3を参照して説明する。図3(a)〜図3(e)は、かかる概略を時系列的に説明するための図である。
車内において、操作者100がステアリング5を操作している場合に(図3(a))、検出領域t1内で右手101をかざすと(図3(b))、CPU11は、検出領域t1に手101が存在していると判定し、ステアリング5と操作者100との間に、その手101によるジェスチャ入力を受け入れるための操作領域s1を生成する(図3(c))。
そして、操作領域s1が生成された後の所定の期間内に、例えば図3(d)および図3(e)に示すように、操作者100が、x方向に右手101を動かしてジェスチャ入力をした場合、CPU11は、そのジェスチャ入力を検出し、カーナビゲーション装置22等の操作対象20への操作指示を実施する。
このように本実施形態のジェスチャ操作システム1では、検出領域t1で手が検出された後に操作領域s1が生成される。さらに、操作領域s1において、操作者100の手によるジェスチャ入力が受け入れられることによって、操作対象20への操作指示が行われる。
以下の実施形態の説明では、操作領域s1が生成された後の所定の期間を、ジェスチャ入力の「受付期間」と称する。この実施形態のジェスチャ操作システム1では、その「受付期間前」に、検出領域t1が設定される。
上述したジェスチャ入力の受付期間前の検出領域t1(図3(b))と受付期間の操作領域s1(図3(c)〜図3(e))は、それぞれ後述する図4および図5において、詳細な配置態様を示してある。
図4は、(a)検出領域t1の上面図と、(b)検出領域t1の側面図とを説明するための図である。図5は、(a)操作領域s1の上面図と、(b)操作領域s1の側面図とを説明するための図である。なお、図4および図5は、各領域t1,s1の配置や形状を例示的に示しているに過ぎない。
[ジェスチャ操作システム1の動作]
次に、このジェスチャ入力を実現するために実行される処理の全体について、図1、図2、図4〜図6を参照して説明する。図6は、ジェスチャ操作の制御処理の全体を示すフローチャートである。
図6において、ジェスチャ操作システム1では、ジェスチャ入力の受付期間前に予備動作検出処理が行われた後に(ステップS10)、本操作処理が行われる(ステップS11)。なお、ステップS10〜S11の処理は、それぞれ後述する図7〜図8において、詳細なフローチャートを示してある。
図7は、ジェスチャ入力の受付期間前に逐次実行される処理(予備動作検出処理)のフローチャートである。図8は、ジェスチャ入力の受付期間に逐次実行される処理(本操作処理)のフローチャートである。
[予備動作検出処理]
図7において、CPU11は、センサ31によって撮像された1フレームの画像データ(撮像データ)を取得し(ステップS101)、当該画像データ中に、操作者100の手が存在しているか判定する(ステップS102)。ステップS102において、CPU11は、センサ31からの画像データから一定の距離(例えば、3次元成分)をもつ領域のみを抽出して、その領域を検出領域t1(図4)として設定し、検出領域t1内に操作者100の手が存在しているか判定する。
このジェスチャ操作システム1では、取得された画像データから得られる物体(手など)の移動量や形状、重心座標などの各種要素の解析結果から、手が存在していると判定する。例えば、図4(a)および図4(b)の例では、CPU11は、センサ31からの画像データをあらかじめ設定された閾値に基づいて二値化し、画像データに含まれる物体の輪郭の検出をする。そして、CPU11は、検出された複数の輪郭の中から、あらかじめ設定された面積を有する輪郭を抽出し、その輪郭の重心座標が検出領域t1内に含まれる場合に、その輪郭を手101として認識した場合に、手が存在していると判定する。
ステップS102で手が存在していると判定された場合には、CPU11は、予備動作条件を満たすか判断する(ステップS103)。
このジェスチャ操作システム1では、ジェスチャ入力を有効なものとするための予備動作が一定の条件を満たすことにより、後述するジェスチャ入力の受け入れが有効になる。
予備動作としては、例えば、掌を拡げた状態で手を静止する動作が挙げられる。この場合、CPU11は、検出領域t1において、掌を拡げた状態で手が一定時間静止している場合に、予備動作条件を満たすと判断する。
上述した掌を拡げた状態か否かの判断は、例えば手の凹凸情報に基づいて行うことができる。また、手が静止しているか否かの判断は、手の重心座標の移動量に基づいて行うことができる。例えば、一定のフレーム内で手の重心座標の移動量が閾値以下の場合に、手が静止していると判断される。
なお、上述した予備動作や予備動作条件は、上記の例示に限られず、自由に設定することができる。
上述した検出領域t1は、操作者100の手の検出が可能なものであればよく、他の様々な代替の位置や大きさ、形状などによっても実施することができる。例えば、検出領域t1は、ステップS103の検出時に、同じ位置に固定して配置させることなく、移動させるようにしてもよい。このような移動により、例えば、ステップS103の判断時における検出領域t1の位置は、ステップS102の判定時(手が存在しているかの判定時)における検出領域t1の位置と異なるようにすることもできる。
ステップS103で予備動作条件を満たすと判断された場合には、CPU11は、操作対象20の初期設定を行う(ステップS104)。
この実施形態では、初期設定として、ハードウェア(HUD21、カーナビゲーション装置22等)やソフトウエア(音楽、地図等)の操作対象の中から、前述のステップS102の予備動作条件を満たす手の状態(パターン)に応じて、対応する操作対象を決定することが考えられる。
ここで、上述した操作対象20の決定に関連して、図9を参照して説明する。図9(a)は、ハードウェアが決定される場合の手の状態を含むデータd1の一例を示す図である。図9(b)は、ソフトウェアが決定される(呼び出される)場合の手の状態を含むデータd2の一例を示す表である。
例えば、図9(a)によれば、左手がパーの状態であると判別された場合には、HUD21が操作対象20として決定されることや、右手がグーの状態であると判別された場合には、空調を操作対象20として決定されること等が例示されている。
このジェスチャ操作システム1では、図9(a)または図9(b)に示すデータd1,d2のいずれかがROM12に記録されている。図7のステップS104の処理時には、CPU11は、データd1,d2をROM12から読み出して、右手または左手の手の状態に対応する操作対象20を決定する。
すなわち、CPU11(判別部)は、ジェスチャ入力の受付期間前(ステップS104)において、ステップS102で判定された操作者の手が右手または左手のいずれかを判別する。例えば、かかる判別方法として、センサ31の光軸方向の水平面上で手の重心位置が相対的に右側または左側(あらかじめ設定された範囲)にあるか否かに基づいて、右手または左手と判別すること等が考えられる。
そして、CPU11(選択部)は、複数の各種操作対象の中から、いずれかの手の状態に対応付けられた操作対象20を選択する。
なお、上述した手の状態は、図9(a)または図9(b)に示した例に限られず、様々な状態を含めるようにしてもよい。
図10(a)〜(o)は、様々な手の状態を例示している。図10(i)は、図9(a)および図9(b)におけるグーの状態を示し、図10(j)は、図9(a)および図9(b)におけるチョキの状態を示し、図10(k)は、図9(a)および図9(b)におけるパーの状態を示してある。図10では、それ以外にも様々な手の状態が示してある。これにより、複数の各種操作対象20との対応関係が設定できる。
図7のステップS104の処理後に、CPU11(生成部)は、操作領域s1を生成する(ステップS105)。例えば、図5(a)および図5(b)では、CPU11は、センサ31からの画像データに基づいて、操作者100がかざした手101を検出し、ステアリング5と操作者100との間において、手101の周辺に操作領域s1を生成している。
なお、上述した操作領域s1は、図5(a)および図5(b)に示した形状に限られず、自由に設定することができる。
[本操作処理]
図8において、CPU11は、センサ31によって撮像された1フレームの画像データを取得し(ステップS111)、当該画像データ中に、操作者100によるジェスチャ入力の操作があるか判定する(ステップS112)。ステップS112において、CPU11は、センサ31からの画像データから、操作領域s1内における操作者100の手の動きを解析し、それがジェスチャ入力の操作か判定する。このジェスチャ操作システム1では、手の移動量や移動方向、手の状態の変化などの各種要素の解析結果から、ジェスチャ入力の操作と判定する。
例えば、画像データに基づく右手または左手の手の状態が、あらかじめ登録されている手の状態(図9(a)または図9(b))と一致する場合には、CPU11(指示部)は、ジェスチャ入力に対応した操作対象20への操作指示を行う(ステップS113)。
このジェスチャ操作システム1では、右手または左手の手の状態に対応付けられた操作対象20への操作指示の内容が、データとしてROM12に記録されている。ステップS113の処理時には、そのデータが読み出されて、CPU11によって操作指示が行われる。
図11〜図13は、操作対象20とその操作指示内容25との対応関係のデータd11〜d13を示す図である。ROM12は、このデータd11〜d13を記憶する。ステップS113の処理によれば、CPU11は、これらのデータをROM12から読み出し、ジェスチャ入力に対応した操作対象20への操作指示を、操作指示内容25にそって行う。例えば、図11では、操作対象20として地図スケールなどが挙げられ、その地図の広域/詳細などの操作に関連する操作指示内容25が示してある。図12では、操作対象20としてエンジンなどが挙げられ、そのエンジンのオン/オフなどの操作に関連する操作指示内容25が示してある。図13では、操作対象20としてカメラ映像などが挙げられ、そのバックカメラ映像/パノラマ映像の切替えなどの操作に関連する操作指示内容25が示してある。
次にCPU11(指示部)は、ステップS113で操作指示された結果のフィードバックを行う(ステップS114)。フィードバックの一例として、例えば、HUD21、カーナビゲーション装置22の表示部221またはインストゥルメントパネル26上で表示を変化させることや、操作対象20の動作を変化させること(例えば、エアコンのON/OFFなど)、スピーカから音声を出力させることにより通知することなどが考えられる。このフィードバックは、操作者100の適切な操作対象に対する操作指示を視覚または聴覚的に確認させる役割を果たす。
さらに、CPU11(指示部)は、操作が終了した状態、すなわち操作終了状態かを判断する(ステップS115)。例えば、手が検出領域t1外へ移動した状態、または、手が操作領域s1外へ移動した状態の場合に、CPU11は、操作終了状態と判断する。図9のフローチャートによれば、ステップS112の判定処理において、手の状態があらかじめ登録されている手のパターン(図9)と一致しない場合にも、ステップS115において、CPU11は、操作終了状態と判断する。
以上説明したように、本実施形態のジェスチャ操作システム1によると、ジェスチャ入力の受付期間前に、検出領域t1に存在する手を検出して、その手が右手または左手のいずれかの手かを判別し、その手の状態に応じて、操作対象を選択する。そして、ジェスチャ入力の受付期間に、操作者100の手によるジェスチャ入力に基づいて、操作対象に対する操作指示を行う。ここで、手の状態には、右手または左手の様々な状態が含まれるので、様々な手の状態と複数の各種操作対象(ハードウェアおよびソフトウェアを含む。)20との対応関係が設定できることを意味し、これにより、複数の各種操作対象20への操作指示を操作者に実施させることができる。例えば、同一のハードウェア(カーナビゲーション装置等)に対しても、複数の異なるアプリケーション機能(地図表示や音楽再生等)の操作を指示することができる。
また、上述した操作対象20は、ジェスチャ入力の受付期間前に選択されるので、仮に操作対象が誤って選択された場合でも、当該受入期間前にその選択をし直すことで、正しい操作対象20を選択することができる。
そして、操作対象20の選択後にジェスチャ入力を受け付けるように構成したものであり、車両の運転をしつつ簡易に操作指示を実施できるように構成されている。
次に、本実施形態のジェスチャ操作システム1のいくつかの変形例について説明する。
(変形例1)
以上では、操作領域s1が配置される位置について言及しなかったが、予備動作直後の手の位置を基準に操作領域s1を配置するようにしてもよい。
図14は、かかる操作領域s1の配置例を示す。図14(a)および図14(b)の配置例では、予備動作直後の検出領域t1内に操作者100がかざした手101の位置に対応する位置に、操作領域s1が配置されている。したがって、このジェスチャ操作システム1では、操作者の所望の位置で手を動かしつつ、ジェスチャ入力を行うことができる。
(変形例2)
操作領域s1の形状は、自由に設定することができる。図15は、図5(a)および図5(b)に示したものと異なり、右手か左手かによって変更する形状を示している。
図15(a)および図15(b)では、右肘を左側に動かしながら、右手101のスワイプ動作が可能な操作領域s1がCPU11によって生成されている。
一方、図15(c)および図15(d)では、左肘を右側に動かしながら、左手102のスワイプ動作が可能な操作領域s1がCPU11(設定部)によって設定されている。
これにより、操作者100は、ステアリング5の操作に支障が生じないように運転しながら、対応する手を、操作者100からみて左右非対称にして上下および左右にスワイプ動作可能にすることができ、ジェスチャ入力の操作性が向上する。
(変更例3)
ジェスチャ操作システム1において、予備動作条件を満たすか判断する場合(図7のステップS103)に、複数の検出領域を用いるように構成してよい。例えば図16は、2つの検出領域t1,t11を用いる場合において、予備動作を検出する態様について例示している。図16では、検出領域t1に手101が存在するほかにも、検出領域t1よりも小さい別の検出領域t11において、手101の重心位置p(例えば、世界座標系におけるx軸、y軸およびz軸の各値)が存在し、かつ手101が一定時間静止している。これにより、上記ステップS103で説明した手の存在を判断しつつ、予備動作条件を満たすか判断することも可能となる。
(変更例4)
また、図7に示したステップS103において、センサ31からの画像データに基づいて、操作者100の手の重心位置pを解析し、この重心位置pを有する手の状態とあらかじめ登録された手の状態とが一致した場合に、その手の動作が予備動作として予備動作条件を満たすと判断することもできる。
(変更例5)
センサ31は、ステアリング5を操作する操作者100の手101,102の動きを撮像可能な位置であれば、変更することもできる。例えば図17は、(a)センサ31が車両の天井に設置される場合と、(b)センサ31がマップランプ付近に設置される場合と、(c)センサ31がカーナビゲーション装置22の付近に設置される場合と、(d)センサ31がダッシュボードに設置される場合とを示す配置例を示している。
(変更例6)
上記実施形態のジェスチャ操作システム1では、ステップS105の処理において操作領域s1を生成する場合について説明した。これとは別に、操作領域s1は、その都度生成するのではなく、操作者100のために予め生成したものを設定するようにしてもよい。
(変更例7)
以上では、運転者以外の同乗者(助手席、後部座席)の態様について言及しなかったが、これらの同乗者についても、運転者と同様に、操作者100としてジェスチャ入力ができるようにしてもよい。例えば、同乗者の撮像が可能なセンサ31を設けておき、上記実施形態のジェスチャ操作システム1は、このセンサ31からの画像データに基づいて、その同乗者のジェスチャ入力に対する処理(ステップS101〜S105およびステップS111〜S115)を行うようにしてもよい。
上記各変形例は、上記実施形態のジェスチャ操作システム1と組み合わせて実施することができる。
1 ジェスチャ操作システム
5 ステアリング
11 CPU
12 ROM
13 RAM
20 操作対象
21 ヘッドアップディスプレイ(HUD)
22 ナビゲーション装置(操作対象の一例)
23 ライト
25 操作指示内容
26 インスツゥルメントパネル
31 センサ
100 操作者
101,102 手
221 表示部
t1,t11 検出領域
s1 操作領域

Claims (10)

  1. 車両の操舵装置を操作する操作者の手を撮像する撮像部と、
    前記操作者によるジェスチャ入力の受付期間前に、前記撮像された操作者の手の撮像データに基づいて、前記操舵装置と前記操作者との間に設定される検出領域内に存在する手を検出し、右手または左手のいずれかの手を判別する判別部と、
    前記受付期間前に、前記判別された手のパターンに応じて、前記車両に関連する複数の異なる操作対象の中からいずれかの操作対象を選択する選択部と、
    前記受付期間に、前記手によるジェスチャ入力に基づいて、前記操作対象に対する操作指示を行う指示部と
    を含むことを特徴とするジェスチャ操作システム。
  2. 前記判別された右手または左手のいずれかの手に応じて、前記ジェスチャ入力を受け付けるための操作領域の形状を変更し、当該操作領域を、前記操舵装置と前記操作者との間に設定する設定部をさらに含み、
    前記指示部は、前記操作領域内における前記手によるジェスチャ入力に基づいて前記操作指示を行うことを特徴とする請求項1に記載のジェスチャ操作システム。
  3. 前記操作領域の形状は、前記操舵装置の操作に支障が生じないように、前記判別された手を、前記操作者からみて左右非対称にして上下および左右にスワイプ動作可能に設定されることを特徴とする請求項2に記載のジェスチャ操作システム。
  4. 前記設定部は、前記受付期間前において前記操作者にかざされた手の位置を基準にして、前記操作領域を配置することを特徴とする請求項2または3に記載のジェスチャ操作システム。
  5. 前記指示部は、前記手のパターンと前記操作対象に対する前記操作指示の内容とが対応付けられている場合はさらに、前記判別された右手または左手の手の状態に対応付けられた操作指示の内容に基づく前記操作対象に対する操作指示を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のジェスチャ操作システム。
  6. 前記操舵装置と前記操作者との間に、前記ジェスチャ入力を受け付けるための操作領域を生成する生成部をさらに含み、
    前記指示部は、前記操作領域内における前記手によるジェスチャ入力に基づいて前記操作指示を行うことを特徴とする請求項1または5のいずれか1項に記載のジェスチャ操作システム。
  7. 前記指示部は、前記操作指示の結果をフィードバックすることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のジェスチャ操作システム。
  8. 前記指示部は、前記ジェスチャ入力の操作が終了したかを判断することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のジェスチャ操作システム。
  9. 車両の操舵装置を操作する操作者の手を撮像するステップと、
    前記操作者によるジェスチャ入力の受付期間前に、前記撮像された操作者の手の撮像データに基づいて、前記操舵装置と前記操作者との間に設定される検出領域内に存在する手を検出し、右手または左手のいずれかの手を判別するステップと、
    前記受付期間前に、前記判別された手のパターンに応じて、前記車両に関連する複数の異なる操作対象の中からいずれかの操作対象を選択するステップと、
    前記受付期間に、前記手によるジェスチャ入力に基づいて、前記操作対象に対する操作指示を行うステップと
    を含むことを特徴とするジェスチャ操作方法。
  10. 請求項9に記載のジェスチャ操作方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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