JP2018053098A - 無機粒子含有組成物、塗膜、塗膜付きプラスチック基材、および表示装置 - Google Patents
無機粒子含有組成物、塗膜、塗膜付きプラスチック基材、および表示装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】照射量が2000mJ/cm2以上の光(紫外線等)を照射しても、基材等に対する密着性が低下しない塗膜を形成することができる無機粒子含有組成物、塗膜、塗膜付きプラスチック基材、および表示装置を提供する。【解決手段】本発明の無機粒子含有組成物は、屈折率が1.9以上の無機粒子と、溶媒と、成膜成分と、を含む無機粒子含有組成物であって、前記成膜成分が、紫外線硬化型樹脂と、熱硬化性樹脂と、を含み、前記無機粒子の平均一次粒子径が3nm以上かつ40nm以下であり、前記成膜成分中における前記紫外線硬化型樹脂の含有量が40質量%以上である。【選択図】なし
Description
本発明は、無機粒子含有組成物、塗膜、塗膜付きプラスチック基材、および表示装置に関する。
表示装置の表示部に用いられる光学用高透明接着剤は、両面テープタイプの透明粘着シート(OCA:Optically Clear Adhesive)と、熱や紫外線によって硬化される液体タイプ(OCR:Optically Clear Resin)とに大別される。
例えば、タッチパネル表示装置では、表示部にITO電極が設けられる。表示部にITO電極を設けるには、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の光透過性の基材の一面に屈折率調整層を形成し、その屈折率調整層上にITO電極を形成し、基材、屈折率調整層およびITO電極を備えた積層体を作製する。次いで、ITO電極がタッチパネル表示装置の表示部側を向くようにして、OCR等を介して、その表示部に積層体を貼り合わせる。
例えば、タッチパネル表示装置では、表示部にITO電極が設けられる。表示部にITO電極を設けるには、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の光透過性の基材の一面に屈折率調整層を形成し、その屈折率調整層上にITO電極を形成し、基材、屈折率調整層およびITO電極を備えた積層体を作製する。次いで、ITO電極がタッチパネル表示装置の表示部側を向くようにして、OCR等を介して、その表示部に積層体を貼り合わせる。
従来、表示装置用の屈折率調整層を形成するために、ジルコニア等の高屈折率無機酸化物粒子を含有する紫外線硬化型の樹脂組成物(屈折率調整塗料)が用いられてきた(例えば、特許文献1参照)。
上述のように、基材の一面に屈折率調整層を形成するためには、基材の一面に屈折率調整塗料を塗布し、その塗料に照射量が数百mJ/cm2の光(紫外線等)を照射して、塗料を硬化させる。また、OCRを介して、上記表示部に上記積層体を貼り合わせる場合、OCRを硬化するために、追加で、照射量が2000mJ/cm2〜3000mJ/cm2の光(紫外線等)を照射する必要がある。基材に形成された屈折率調整層には前記光(紫外線等)が透過して照射されるため、屈折率調整層が劣化して、基材に対する密着性が低下するという課題があった。このため、OCRを介して、上記積層体を貼り合わせる場合、屈折率調整層には2000mJ/cm2以上の光(紫外線等)を照射しても劣化しないことが必要である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、照射量が2000mJ/cm2以上の光(紫外線等)を照射しても、基材等に対する密着性が低下しない塗膜を形成することができる無機粒子含有組成物、塗膜、塗膜付きプラスチック基材、および表示装置を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、無機粒子含有組成物の成膜成分として、紫外線硬化型樹脂とともに熱硬化性樹脂を含有させることにより、照射量が2000mJ/cm2以上の光(紫外線等)を照射しても、塗膜の密着性が低下するのを抑制できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の無機粒子含有組成物は、屈折率が1.9以上の無機粒子と、溶媒と、成膜成分と、を含む無機粒子含有組成物であって、前記成膜成分が、紫外線硬化型樹脂と、熱硬化性樹脂と、を含み、前記無機粒子の平均一次粒子径が3nm以上かつ40nm以下であり、前記成膜成分中における前記紫外線硬化型樹脂の含有量が40質量%以上であることを特徴とする。
本発明の塗膜は、本発明の無機粒子含有組成物を塗布してなることを特徴とする。
本発明の塗膜付きプラスチック基材は、本発明の塗膜を有することを特徴とする。
本発明の表示装置は、本発明の塗膜および本発明の塗膜付きプラスチック基材の少なくとも一方を備えたことを特徴とする。
本発明の無機粒子含有組成物によれば、成膜成分が、紫外線硬化型樹脂と、熱硬化性樹脂と、を含むため、照射量が2000mJ/cm2以上の光(紫外線等)を照射しても、基材等に対する密着性が低下しない塗膜を形成することができる。
本発明の塗膜によれば、本発明の無機粒子含有組成物を塗布して形成されているため、耐擦傷性および耐紫外線性に優れた塗膜を得ることができる。
本発明の塗膜付きプラスチック基材によれば、本発明の塗膜を有するため、耐擦傷性および耐紫外線性に優れた塗膜を有する塗膜付きプラスチック基材を得ることができる。
本発明の表示装置によれば、本発明の塗膜および本発明の塗膜付きプラスチック基材の少なくとも一方を備えているため、視認性に優れた表示装置を得ることができる。
本発明の無機粒子含有組成物、塗膜、塗膜付きプラスチック基材、および表示装置を実施するための形態について説明する。
なお、本実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
なお、本実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
[無機粒子含有組成物]
本実施形態の無機粒子含有組成物は、屈折率が1.9以上の無機粒子と、溶媒と、成膜成分と、を含む無機粒子含有組成物であって、前記成膜成分が、紫外線硬化型樹脂と、熱硬化性樹脂と、を含み、前記無機粒子の平均一次粒子径が3nm以上かつ40nm以下であり、前記成膜成分中における前記紫外線硬化型樹脂の含有量が40質量%以上である。
本実施形態の無機粒子含有組成物は、屈折率が1.9以上の無機粒子と、溶媒と、成膜成分と、を含む無機粒子含有組成物であって、前記成膜成分が、紫外線硬化型樹脂と、熱硬化性樹脂と、を含み、前記無機粒子の平均一次粒子径が3nm以上かつ40nm以下であり、前記成膜成分中における前記紫外線硬化型樹脂の含有量が40質量%以上である。
「無機粒子」
本実施形態における無機粒子は、屈折率が1.9以上である無機粒子であれば、特に限定されないが、例えば、ジルコニウム、亜鉛、鉄、銅、チタン、スズ、セリウム、タンタル、ニオブ、タングステン、ユーロピウムおよびハフニウムからなる群から選択される少なくとも1種の金属元素を含む金属酸化物粒子が好適に用いられる。
本実施形態における無機粒子は、屈折率が1.9以上である無機粒子であれば、特に限定されないが、例えば、ジルコニウム、亜鉛、鉄、銅、チタン、スズ、セリウム、タンタル、ニオブ、タングステン、ユーロピウムおよびハフニウムからなる群から選択される少なくとも1種の金属元素を含む金属酸化物粒子が好適に用いられる。
1種の金属元素を含む金属酸化物粒子としては、例えば、酸化ジルコニウム(IV)(ZrO2:屈折率2.05〜2.4)、酸化亜鉛(II)(ZnO:屈折率2.01〜2.1)、酸化鉄(III)(Fe2O3:屈折率3.01)、酸化銅(I)(Cu2O:屈折率2.71)、酸化チタン(IV)(TiO2:屈折率2.3〜2.7)、酸化錫(IV)(SnO2:屈折率2.00)、酸化セリウム(IV)(CeO2:屈折率2.1)、酸化タンタル(V)(Ta2O5:屈折率2.2)、酸化ニオブ(V)(Nb2O5:屈折率2.4)、酸化タングステン(VI)(WO3:屈折率2.2)、酸化ユーロピウム(III)(Eu2O3:屈折率1.98)、酸化ハフニウム(IV)(HfO2:屈折率2.0)等が好適に用いられる。
2種の金属元素を含む金属酸化物粒子としては、例えば、チタン酸カリウム(K2Ti6O13:屈折率2.68)、チタン酸バリウム(BaTiO3:屈折率2.3〜2.5)、チタン酸ストロンチウム(SrTiO3:屈折率2.37)、ニオブ酸カリウム(KNbO3:屈折率2.17)、ニオブ酸リチウム(LiNbO3:屈折率2.35)、タングステン酸カルシウム(CaWO4:屈折率1.91)、アンチモン添加酸化スズ(ATO;Sb固溶SnO2:屈折率1.95〜2.05)、インジウム添加酸化スズ(ITO;In固溶SnO2:屈折率1.95〜2.05)等が好適に用いられる。
これらの金属酸化物粒子の中でも、原材料費や製造コストの点から、酸化ジルコニウム(IV)、酸化亜鉛(II)、酸化チタン(IV)、アンチモン添加酸化錫(ATO)、インジウム添加酸化スズ(ITO)がより好適に用いられ、400nm付近の吸収・散乱により着色することが少ないため、酸化ジルコニウム(IV)がさらに好適に用いられる。
無機粒子の平均一次粒子径は、3nm以上かつ40nm以下であり、10nm以上かつ30nm以下であることが好ましく、10nm以上かつ25nm以下であることがより好ましい。
無機粒子の平均一次粒子径が3nm以上であれば、無機粒子の結晶性が高く、目的とする屈折率が得られる。また、溶媒に無機粒子を分散したときに、無機粒子が凝集し難くなるため、透明性の高い分散液が得られる。また、無機粒子の比表面積が小さくなるため、分散液を得るために必要なケイ素化合物量が少なくなり、表面処理された無機粒子として十分な屈折率が得られる。一方、無機粒子の平均一次粒子径が40nm以下であれば、溶媒に無機粒子を分散したときの分散粒径が小さくなり、透明性の高い分散液が得られる。
無機粒子の平均一次粒子径が3nm以上であれば、無機粒子の結晶性が高く、目的とする屈折率が得られる。また、溶媒に無機粒子を分散したときに、無機粒子が凝集し難くなるため、透明性の高い分散液が得られる。また、無機粒子の比表面積が小さくなるため、分散液を得るために必要なケイ素化合物量が少なくなり、表面処理された無機粒子として十分な屈折率が得られる。一方、無機粒子の平均一次粒子径が40nm以下であれば、溶媒に無機粒子を分散したときの分散粒径が小さくなり、透明性の高い分散液が得られる。
本実施形態において、「平均一次粒子径」とは、個々の粒子そのものの粒子径を意味する。平均一次粒子径の測定方法としては、走査型電子顕微鏡(SEM)や透過型電子顕微鏡(TEM)等を用いて、無機粒子それぞれの長径、例えば、100個以上の無機粒子それぞれの長径、好ましくは500個の無機粒子それぞれの長径を測定し、その算術平均値を算出する方法が挙げられる。
無機粒子の比表面積は、70m2/g以上かつ95m2/g以下であることが好ましい。
無機粒子の比表面積が大きい程、表面処理に必要なケイ素化合物量が多くなり、表面処理した無機粒子の屈折率が低くなる結果、所望の屈折率の屈折率調整層を得るために無機粒子含有組成物中の無機粒子量を多くする必要があり、塗工性や無機粒子含有組成物の分散安定性が損なわれることがある。また、無機粒子の比表面積が小さい程、無機粒子の粒子径が大きいか、または、無機粒子がネッキング等の強凝集しているため、透明性の高い無機粒子含有組成物を得ることが困難となる。このため、無機粒子の比表面積は、上記範囲が好ましい。
無機粒子の比表面積が大きい程、表面処理に必要なケイ素化合物量が多くなり、表面処理した無機粒子の屈折率が低くなる結果、所望の屈折率の屈折率調整層を得るために無機粒子含有組成物中の無機粒子量を多くする必要があり、塗工性や無機粒子含有組成物の分散安定性が損なわれることがある。また、無機粒子の比表面積が小さい程、無機粒子の粒子径が大きいか、または、無機粒子がネッキング等の強凝集しているため、透明性の高い無機粒子含有組成物を得ることが困難となる。このため、無機粒子の比表面積は、上記範囲が好ましい。
本実施形態において、無機粒子が下記一般式(1)で表わされるケイ素化合物で表面処理されていることが好ましい。
R’nSi(OR)m・・・(1)
(但し、Rは水素原子またはアルキル基、R’は有機基、nおよびmは整数であり、n+m=4、0<n<4)
R’nSi(OR)m・・・(1)
(但し、Rは水素原子またはアルキル基、R’は有機基、nおよびmは整数であり、n+m=4、0<n<4)
「ケイ素化合物」
本実施形態におけるケイ素化合物は、上記一般式(1)で表わされる。すなわち、本実施形態におけるケイ素化合物は、シラノール基を有するか、または、加水分解によってシラノール基を生成する基を有する有機ケイ素化合物である。
上記一般式(1)におけるRは、水素原子または炭素原子数1〜22のアルキル基であることが好ましい。アルキル基は、直鎖状、分岐鎖状および環状のいずれでもよい。アルキル基が環状である場合、単環状および多環状のいずれでもよい。そして、アルキル基は、炭素原子数が1〜22であることが好ましいが、後述する溶媒への親和性がより高い化合物とするためには、炭素原子数が1以上かつ6以下であることがより好ましい。
本実施形態におけるケイ素化合物は、上記一般式(1)で表わされる。すなわち、本実施形態におけるケイ素化合物は、シラノール基を有するか、または、加水分解によってシラノール基を生成する基を有する有機ケイ素化合物である。
上記一般式(1)におけるRは、水素原子または炭素原子数1〜22のアルキル基であることが好ましい。アルキル基は、直鎖状、分岐鎖状および環状のいずれでもよい。アルキル基が環状である場合、単環状および多環状のいずれでもよい。そして、アルキル基は、炭素原子数が1〜22であることが好ましいが、後述する溶媒への親和性がより高い化合物とするためには、炭素原子数が1以上かつ6以下であることがより好ましい。
直鎖状または分岐鎖状のアルキル基は、炭素原子数が1〜22であることが好ましく、このようなアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、tert−ペンチル基、1−メチルブチル基、n−ヘキシル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、2,2−ジメチルブチル基、2,3−ジメチルブチル基、n−ヘプチル基、2−メチルヘキシル基、3−メチルヘキシル基、2,2−ジメチルペンチル基、2,3−ジメチルペンチル基、2,4−ジメチルペンチル基、3,3−ジメチルペンチル基、3−エチルペンチル基、2,2,3−トリメチルブチル基、n−オクチル基、イソオクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、イコシル基、ヘンイコシル基、ドコシル基等が挙げられる。
直鎖状または分岐鎖状のアルキル基は、後述する溶媒への親和性の観点からは、炭素原子数が1以上かつ6以下であることがより好ましい。
直鎖状または分岐鎖状のアルキル基は、後述する溶媒への親和性の観点からは、炭素原子数が1以上かつ6以下であることがより好ましい。
環状のアルキル基は、炭素原子数が3〜22であることが好ましく、炭素原子数が3〜10であることがより好ましい。このような環状のアルキル基としては、例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、シクロノニル基、シクロデシル基、ノルボルニル基、イソボルニル基、1−アダマンチル基、2−アダマンチル基等が挙げられる。さらに、アルキル基としては、これら環状のアルキル基の1個以上の水素原子が、直鎖状、分岐鎖状または環状のアルキル基で置換されたもの等が挙げられる。
環状のアルキル基は、後述する溶媒への親和性の観点からは、炭素原子数が3以上かつ6以下であることがさらに好ましい。
環状のアルキル基は、後述する溶媒への親和性の観点からは、炭素原子数が3以上かつ6以下であることがさらに好ましい。
また、アルキル基中の1つまたは2つ以上の水素原子は、任意にハロゲン原子に置換されていてもよい。水素原子と置換されるハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
上記一般式(1)におけるR’は、有機基である。後述する溶媒との親和性を考慮して適宜選択すればよい。例えば、アクリロイル基、メタクリロイル基、ビニル基、プロピル基、ブタジエニル基、スチリル基、エチニル基、シンナモイル基、マレエート基、アクリルアミド基、アミノ基、アリル基、エポキシ基、グリシドキシ基等が挙げられる。
有機基は、重合性不飽和基を有する官能基であることが好ましい。重合性不飽和基としては、特に限定されないが、例えば、アクリロイル基、メタクリロイル基、ビニル基、プロペニル基、ブタジエニル基、スチリル基、エチニル基、シンナモイル基、マレエート基、アクリルアミド基等が挙げられる。これらの重合性不飽和基は、活性ラジカル種により付加重合をする構成単位である。
有機基は、重合性不飽和基を有する官能基であることが好ましい。重合性不飽和基としては、特に限定されないが、例えば、アクリロイル基、メタクリロイル基、ビニル基、プロペニル基、ブタジエニル基、スチリル基、エチニル基、シンナモイル基、マレエート基、アクリルアミド基等が挙げられる。これらの重合性不飽和基は、活性ラジカル種により付加重合をする構成単位である。
上記一般式(1)におけるnおよびmは整数であり、n+m=4、および、0<n<4を満たす。nは2または3であることが好ましい。
上記一般式(1)で表わされるケイ素化合物としては、具体的には、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、p−スチリルトリメトキシシラン、p−スチリルトリエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、アリルトリエトキシシラン、ビニルエチルジメトキシシラン、ビニルエチルジエトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、トリス−(トリメトキシシリルプロピル)イソシアヌレート、3−ウレイドプロピルトリアルコキシシラン、3−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、ビス(トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、3−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン等が挙げられる。
上記一般式(1)で表わされるケイ素化合物は、アクリロイル基、メタクリロイル基、ビニル基、プロペニル基、ブタジエニル基、スチリル基、エチニル基、シンナモイル基、マレエート基、アクリルアミド基等の重合性不飽和基を有する官能基を含むことが好ましい。この場合、樹脂等と結合できるため、本実施形態の無機粒子含有組成物を塗料として用いて、塗膜の作製等を行う際、無機粒子が凝集し難いため好ましい。
また、本発明の別の実施形態として、無機粒子が、ウレタン結合と(メタ)アクリロイル基を有するシランカップリング剤で表面処理されていることが好ましい。ウレタン結合と(メタ)アクリロイル基を有するシランカップリング剤で表面処理された無機粒子は、耐紫外線性により優れる。
ウレタン結合と(メタ)アクリロイル基を有するシランカップリング剤の分子量は、所望の分散性と耐光性が得られるように適宜調整して用いればよいが、230以上かつ550以下であることが好ましく、260以上かつ500以下であることがより好ましく、300以上かつ450以下であることがさらに好ましい。ウレタン結合と(メタ)アクリロイル基を有するシランカップリング剤の分子量が上記範囲であることにより、分散性に優れ、耐紫外線性により優れる。
このようなウレタン結合と(メタ)アクリロイル基を有するシランカップリング剤で表面処理されることにより耐紫外線性に優れる理由の詳細は不明であるが、例えば、次のように考えられる。
ウレタン結合と(メタ)アクリロイル基を有するシランカップリング剤を作製すると、3−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシランと比較して、必然的に長鎖(分子量が大きい)のシランカップリング剤となる。また、ウレタン結合は、分子構造に靱性を付与することができる。そのため、このようなウレタン結合を有する長鎖のシランカップリング剤を用いることで、塗膜硬化時の膜収縮が緩和され、柔軟な膜になりやすいため、結果として、塗膜において、紫外線による密着性等の特性劣化が起き難いと推定される。
ウレタン結合と(メタ)アクリロイル基を有するシランカップリング剤を作製すると、3−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシランと比較して、必然的に長鎖(分子量が大きい)のシランカップリング剤となる。また、ウレタン結合は、分子構造に靱性を付与することができる。そのため、このようなウレタン結合を有する長鎖のシランカップリング剤を用いることで、塗膜硬化時の膜収縮が緩和され、柔軟な膜になりやすいため、結果として、塗膜において、紫外線による密着性等の特性劣化が起き難いと推定される。
ウレタン結合と(メタ)アクリロイル基を有するシランカップリング剤は、下記一般式(2)で表されるケイ素化合物であることが好ましい。
(RO)3−Si−Xo−NHCOO−Xp−Yq−Xr−O−Z・・・(2)
(但し、Rは水素原子またはアルキル基、Xは直鎖状または分岐鎖状のアルキル基、Yは環状のアルキル基、Zは(メタ)アクリロイル基、oとpは1以上の整数、qとrは0または1以上の整数である。)
(RO)3−Si−Xo−NHCOO−Xp−Yq−Xr−O−Z・・・(2)
(但し、Rは水素原子またはアルキル基、Xは直鎖状または分岐鎖状のアルキル基、Yは環状のアルキル基、Zは(メタ)アクリロイル基、oとpは1以上の整数、qとrは0または1以上の整数である。)
上記一般式(2)におけるRは、上記一般式(1)におけるRと同一であるため、説明を省略する。
直鎖状または分岐鎖状のアルキル基であるXは、上記一般式(1)における直鎖状または分岐鎖状のアルキル基と同一であるため、説明を省略する。上記一般式(2)におけるXは直鎖状のアルキル基であることが好ましい。
環状のアルキル基であるYは、上記一般式(1)における環状のアルキル基と同一であるため、説明を省略する。
oは特に限定されないが、例えば、Xoとしては、oが1〜22のものを好適に使用することができ、1〜5のものをより好適に使用することができ、1〜3のものをさらに好適に使用することができる。
pは特に限定されないが、例えば、Xpとしては、pが1〜22のものを好適に使用することができ、1〜10のものをより好適に使用することができ、1〜5のものをさらに好適に使用することができる。
qは特に限定されないが、例えば、Yqとしては、qが0〜5のものを好適に使用することができ、0〜3のものをより好適に使用することができ、0〜2のものをより好適に使用することができる。
rはq=0のときは0である。rが1以上の場合には特に限定されないが、例えば、Xrとしては、rが1〜22のものを好適に使用することができ、1〜4のものをより好適に使用することができ、1〜2のものをさらに好適に使用することができる。
o+p+rは2〜22となるように調整することが好ましく、3〜10となるように調整することがより好ましく、4〜8となるように調整することがさらに好ましい。
直鎖状または分岐鎖状のアルキル基であるXは、上記一般式(1)における直鎖状または分岐鎖状のアルキル基と同一であるため、説明を省略する。上記一般式(2)におけるXは直鎖状のアルキル基であることが好ましい。
環状のアルキル基であるYは、上記一般式(1)における環状のアルキル基と同一であるため、説明を省略する。
oは特に限定されないが、例えば、Xoとしては、oが1〜22のものを好適に使用することができ、1〜5のものをより好適に使用することができ、1〜3のものをさらに好適に使用することができる。
pは特に限定されないが、例えば、Xpとしては、pが1〜22のものを好適に使用することができ、1〜10のものをより好適に使用することができ、1〜5のものをさらに好適に使用することができる。
qは特に限定されないが、例えば、Yqとしては、qが0〜5のものを好適に使用することができ、0〜3のものをより好適に使用することができ、0〜2のものをより好適に使用することができる。
rはq=0のときは0である。rが1以上の場合には特に限定されないが、例えば、Xrとしては、rが1〜22のものを好適に使用することができ、1〜4のものをより好適に使用することができ、1〜2のものをさらに好適に使用することができる。
o+p+rは2〜22となるように調整することが好ましく、3〜10となるように調整することがより好ましく、4〜8となるように調整することがさらに好ましい。
ウレタン結合と(メタ)アクリロイル基を有するシランカップリング剤や、上記一般式(2)で表されるケイ素化合物は、イソシアネートシリル化剤とヒドロキシアクリレートを重合促進剤の存在下で、加熱混合することにより得られる。加熱温度と混合時間は、使用するイソシアネートシリル化剤とヒドロキシアクリレートの特性に合わせて、適宜調節して反応させればよい。
ケイ素化合物による無機粒子の表面処理とは、ケイ素化合物と無機粒子とが何らかの相互作用をして、互いに結合していればよい。共有結合により結合していてもよいし、物理吸着等の非共有結合により結合していてもよい。また、無機粒子についてプレ加水分解を行い、一部または全部の加水分解を進行させた後、ケイ素化合物によって、無機粒子を表面処理してもよい。
「溶媒」
本実施形態における溶媒は、無機粒子の凝集が抑制され、成膜成分と混合できるものであれば特に限定されない。例えば、溶解度パラメーター(SP値)が8.0以上かつ12以下であり、水への溶解度が1.5g/100mL以上である有機溶媒を70質量%以上含有することが好ましく、80質量%以上含有することがより好ましく、90質量%以上含有することがさらに好ましい。
有機溶媒の含有量が70質量%以上であれば、本実施形態の無機粒子含有組成物を用いて塗膜を形成する際や、本実施形態の無機粒子含有組成物から溶媒を除去する際に無機粒子が凝集することが抑制され、ゲル化することが抑制される。また、ケイ素化合物の加水分解に必要な水分を溶解できる。また、本実施形態の無機粒子含有組成物を塗料として用いて塗膜を形成する際や、その塗料(無機粒子含有組成物)から溶媒を除去する際に適度な揮発速度が得られ、無機粒子が偏析することがない。
本実施形態における溶媒は、無機粒子の凝集が抑制され、成膜成分と混合できるものであれば特に限定されない。例えば、溶解度パラメーター(SP値)が8.0以上かつ12以下であり、水への溶解度が1.5g/100mL以上である有機溶媒を70質量%以上含有することが好ましく、80質量%以上含有することがより好ましく、90質量%以上含有することがさらに好ましい。
有機溶媒の含有量が70質量%以上であれば、本実施形態の無機粒子含有組成物を用いて塗膜を形成する際や、本実施形態の無機粒子含有組成物から溶媒を除去する際に無機粒子が凝集することが抑制され、ゲル化することが抑制される。また、ケイ素化合物の加水分解に必要な水分を溶解できる。また、本実施形態の無機粒子含有組成物を塗料として用いて塗膜を形成する際や、その塗料(無機粒子含有組成物)から溶媒を除去する際に適度な揮発速度が得られ、無機粒子が偏析することがない。
有機溶媒の溶解度パラメーターが、上記範囲であれば、本実施形態の無機粒子含有組成物を、エポキシ樹脂(SP値:10.9)、アクリル樹脂(SP値:9.5)、ポリスチレン(SP値:8.5〜10.3)、ウレタン樹脂(SP値:10〜11)、フェノール樹脂(SP値:11.5)、セルロース樹脂(SP値:10〜12)、ポリエステル樹脂(SP値:10〜11)、エポキシ樹脂(SP値:10〜11)のように極性が中程度の樹脂(SP値:8.5〜12)に好適に配合できる。
また、有機溶媒の溶解度パラメーターが、上記範囲であれば、本実施形態の無機粒子含有組成物と、上記樹脂との極性の差が小さくなり、透明な無機粒子含有組成物が得られる。また、本実施形態の無機粒子含有組成物を塗料として用いて塗膜を形成する際や、その塗料(無機粒子含有組成物)から溶媒を除去する際に無機粒子が凝集することが抑制され、ゲル化することも抑制される。
また、有機溶媒の溶解度パラメーターが、上記範囲であれば、本実施形態の無機粒子含有組成物と、上記樹脂との極性の差が小さくなり、透明な無機粒子含有組成物が得られる。また、本実施形態の無機粒子含有組成物を塗料として用いて塗膜を形成する際や、その塗料(無機粒子含有組成物)から溶媒を除去する際に無機粒子が凝集することが抑制され、ゲル化することも抑制される。
本実施形態における有機溶媒としては、例えば、メチルイソブチルケトン(SP値:8.4)、酢酸ブチル(SP値:8.5)、アクリル酸エチル(SP値:8.6)、ジアセトンアルコール(SP値:9.2)、メチルエチルケトン(SP値:9.3)、シクロヘキサノン(SP値:9.9)、1−メトキシ−2−プロパノール(SP値:9.5)、ドデカノール(SP値:9.8〜10.3)、シクロペンタノン(SP値:10.4)、2,3−ブタンジオール(SP値:11.1)、1−プロパノール(SP値:11.9)等が挙げられる。
本実施形態において、溶解度パラメーター((cal/cm)1/2)は、例えば、J.Brandrup等による「Polymer Handbook fourth edition」のVII 675から713に記載されている方法(特に、B3式、B8式)で算出することができる。また、前記文献の表1(VII 711)、表7(VII 688−694)、表8(VII 694−697)の値を用いることができる。
有機溶媒の沸点は、80℃以上であることが好ましい。
有機溶媒の沸点が、80℃以上であれば、本実施形態の無機粒子含有組成物を塗料として用いて塗膜を形成する際や、その塗料(無機粒子含有組成物)から溶媒を除去する際に適度な揮発速度が得られ、無機粒子が偏析することが抑制される。
有機溶媒の沸点が、80℃以上であれば、本実施形態の無機粒子含有組成物を塗料として用いて塗膜を形成する際や、その塗料(無機粒子含有組成物)から溶媒を除去する際に適度な揮発速度が得られ、無機粒子が偏析することが抑制される。
また、有機溶媒の水への溶解度が、上記範囲でない場合、ケイ素化合物の加水分解に必要な量の水分を有機溶媒に溶解できなくなることがある。
溶解度パラメーターが8.0以上かつ12以下であり、水の溶解度が1.5g/100mL以上である有機溶媒としては、例えば、メチルイソブチルケトン(MIBK)、シクロヘキサノン、ジアセトンアルコール、1−メトキシ−2−プロパノール(PGM)、イソプロパノール、メチルエチルケトン(MEK)、酢酸エチル等が挙げられる。
有機溶媒としては、溶解度パラメーターが8.0以上かつ12以下であり、水への溶解度が1.5g/100mL以上である溶媒を単独で用いてもよいし、2種以上を混合した混合溶媒であってもよい。
有機溶媒としては、溶解度パラメーターが8.0以上かつ12以下であり、水への溶解度が1.5g/100mL以上である溶媒を単独で用いてもよいし、2種以上を混合した混合溶媒であってもよい。
本実施形態における溶媒は、上記の有機溶媒の他に、本実施形態の無機粒子含有組成物を塗料として用いて塗膜を形成する際の乾燥速度や、塗膜から溶媒を除去する際の揮発速度等を調整するために、高沸点溶剤や分散剤等を含んでいてもよい。
「成膜成分」
本実施形態における成膜成分は、紫外線硬化型樹脂と、熱硬化性樹脂と、を含む。
本実施形態における成膜成分は、紫外線硬化型樹脂と、熱硬化性樹脂と、を含む。
「紫外線硬化型樹脂」
本実施形態における紫外線硬化型樹脂としては、紫外線硬化型樹脂のモノマー、紫外線硬化型樹脂のオリゴマーおよび紫外線硬化型樹脂のポリマーを用いることができる。
紫外線硬化型樹脂のモノマーとしては、例えば、1官能アクリレート、2官能アクリレート、3官能アクリレート、4−6官能アクリレート等のラジカル重合系モノマーや、脂環式エポキシ樹脂、グリシジルエーテルエポキシ樹脂、ウレタンビニルエーテル、ポリエステルビニルエーテル等のカチオン重合系モノマーが挙げられる。
紫外線硬化型樹脂のオリゴマー、紫外線硬化型樹脂のポリマーとしては、例えば、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、共重合系アクリレート、ポリブタジエンアクリレート、シリコンアクリレート、アミノ樹脂アクリレート等のラジカル重合系オリゴマー、ポリマーや、脂環式エポキシ樹脂、グリシジルエーテルエポキシ樹脂、ウレタンビニルエーテル、ポリエステルビニルエーテル等のカチオン重合系オリゴマー、ポリマーが挙げられる。
本実施形態における紫外線硬化型樹脂としては、紫外線硬化型樹脂のモノマー、紫外線硬化型樹脂のオリゴマーおよび紫外線硬化型樹脂のポリマーを用いることができる。
紫外線硬化型樹脂のモノマーとしては、例えば、1官能アクリレート、2官能アクリレート、3官能アクリレート、4−6官能アクリレート等のラジカル重合系モノマーや、脂環式エポキシ樹脂、グリシジルエーテルエポキシ樹脂、ウレタンビニルエーテル、ポリエステルビニルエーテル等のカチオン重合系モノマーが挙げられる。
紫外線硬化型樹脂のオリゴマー、紫外線硬化型樹脂のポリマーとしては、例えば、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、共重合系アクリレート、ポリブタジエンアクリレート、シリコンアクリレート、アミノ樹脂アクリレート等のラジカル重合系オリゴマー、ポリマーや、脂環式エポキシ樹脂、グリシジルエーテルエポキシ樹脂、ウレタンビニルエーテル、ポリエステルビニルエーテル等のカチオン重合系オリゴマー、ポリマーが挙げられる。
これらの中でも、複数成分を配合しやすく、光重合開始剤と光安定化剤等を用いることで硬化障害を抑制できるラジカル重合性のモノマー、オリゴマー、ポリマーが好適に用いられる。
耐擦傷性、耐摩耗性が必要とされる用途には、ジペンタリストルヘキサアクリレート等のラジカル重合系多官能モノマーが好適に用いられる。
耐擦傷性、耐摩耗性が必要とされる用途には、ジペンタリストルヘキサアクリレート等のラジカル重合系多官能モノマーが好適に用いられる。
密着性、柔軟性、低収縮性が必要とされる用途には、ウレタンアクリレート等のラジカル重合系オリゴマー、ポリマーが好適に用いられる。
これらの紫外線硬化型樹脂のモノマー、紫外線硬化型樹脂のオリゴマーおよび紫外線硬化型樹脂のポリマーは単独で用いることもでき、必要とされる機能に併せて2種以上を混合して用いることもできる。
多官能モノマーのアクリロイル基、メタクリロイル基以外の官能基としては、例えば、ビニル基、アリル基、アリルエーテル基、スチリル基、水酸基等が挙げられる。
これらの紫外線硬化型樹脂のモノマー、紫外線硬化型樹脂のオリゴマーおよび紫外線硬化型樹脂のポリマーは単独で用いることもでき、必要とされる機能に併せて2種以上を混合して用いることもできる。
多官能モノマーのアクリロイル基、メタクリロイル基以外の官能基としては、例えば、ビニル基、アリル基、アリルエーテル基、スチリル基、水酸基等が挙げられる。
多官能アクリレートの具体例としては、例えば、(メタ)トリメチロールプロパントリアクリレート、(メタ)ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、(メタ)ペンタエリスリトールトリアクリレート、(メタ)ペンタエリスリトールテトラアクリレート、(メタ)ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等のポリオールポリアクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウレタンアクリレート、ポリシロキサンアクリレート等が挙げられる。これらの多官能アクリレートは、1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
本実施形態の無機粒子含有組成物の成膜成分中における紫外線硬化型樹脂の含有量は40質量%以上であり、40質量%以上かつ90質量%以下であることが好ましく、40質量%以上かつ80質量%以下であることがより好ましく、40質量%以上かつ70質量%以下であることがさらに好ましい。
成膜成分中における紫外線硬化型樹脂の含有量が40質量%以上であれば、無機粒子含有樹脂組成物が紫外線硬化性を示すため好ましい。成膜成分中における紫外線硬化型樹脂の含有率が90質量%を超えると、熱硬化性樹脂の含有率が低くなる結果、本実施形態の効果(耐紫外線性)が得られなくなることがあるからである。
成膜成分中における紫外線硬化型樹脂の含有量が40質量%以上であれば、無機粒子含有樹脂組成物が紫外線硬化性を示すため好ましい。成膜成分中における紫外線硬化型樹脂の含有率が90質量%を超えると、熱硬化性樹脂の含有率が低くなる結果、本実施形態の効果(耐紫外線性)が得られなくなることがあるからである。
「熱硬化性樹脂」
本実施形態における熱硬化性樹脂としては、例えば、メラミン樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、アルキド樹脂、キシレン樹脂、グアナミン樹脂、フラン樹脂、イミド樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等が挙げられる。
本実施形態における熱硬化性樹脂としては、例えば、メラミン樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、アルキド樹脂、キシレン樹脂、グアナミン樹脂、フラン樹脂、イミド樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等が挙げられる。
熱硬化性樹脂は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
これらの中でも、熱硬化性樹脂としては、無機粒子と水素結合等によって相互作用する、メラミン樹脂が好ましい。メラミン樹脂としては、例えば、DIC社製のスーパーベッカミン、三井化学社製のユーバン等を好適に用いることができる。
熱硬化性樹脂としては、メラミン樹脂を単独で用いてもよいが、メラミン樹脂とアクリル樹脂を組み合わせて用いることが好ましい。メラミン樹脂とアクリル樹脂を組み合わせて用いることにより、無機粒子との相互作用がより大きくなるとともに、本実施形態の無機粒子含有組成物を基材の一面に塗布した場合に、基材に対する成膜成分の密着性がより高くなる。
メラミン樹脂とアクリル樹脂を組み合わせて用いる場合、メラミン樹脂と、アクリル樹脂との質量比(メラミン樹脂/アクリル樹脂)は、10/90〜50/50であることが好ましく、20/80〜40/60であることがより好ましい。
本実施形態における成膜成分中の熱硬化性樹脂の含有量は20質量%以上であることが好ましく、30質量%以上かつ50質量%以下であることがより好ましい。
熱硬化性樹脂の含有量が20質量%以上であれば、本実施形態の効果(耐紫外線性)を十分に得ることができるため好ましい。
熱硬化性樹脂の含有量が20質量%以上であれば、本実施形態の効果(耐紫外線性)を十分に得ることができるため好ましい。
本実施形態の無機粒子含有組成物における無機粒子や成膜成分の含有量は、所望の屈折率と膜強度等に応じて適宜調整すればよい。例えば、屈折率を1.60〜1.70に調整する場合には、無機粒子と成膜成分の合計量に対する無機粒子の含有量(無機粒子/(無機粒子+成膜成分))は、40質量%以上かつ70質量%以下であることが好ましく、45質量%以上かつ70質量%以下であることがより好ましく、45質量%以上かつ67質量%以下であることがさらに好ましい。
無機粒子の含有量を上記範囲に調整することで、屈折率が高く、組成物の経時安定性および塗膜の成膜性に優れた組成物を得ることができる。
無機粒子の含有量を上記範囲に調整することで、屈折率が高く、組成物の経時安定性および塗膜の成膜性に優れた組成物を得ることができる。
無機粒子含有組成物における無機粒子の分散粒径が光の波長よりも十分に小さい場合、すなわち、下記式(3)においてα<<1(一般に、α<0.4)の場合、無機粒子による光の散乱はレイリー散乱となる。一方、無機粒子含有組成物における無機粒子の分散粒径が光の波長よりも大きい場合、無機粒子による光の散乱はミー散乱となる。
α=π・D/λ・・・(3)
但し、上記式(3)において、αは粒径パラメーター、Dは無機粒子の分散粒径、λは光の波長である。
よって、可視光領域(波長400nm〜800nm)では、無機粒子の分散粒径が約50nmを超えると、レイリー散乱ではなく、より散乱強度の高いミー散乱となる。散乱強度は、無機粒子の分散粒径だけでなく、無機粒子の屈折率にも依存するため、特に、屈折率が1.9以上の無機粒子を含む無機粒子含有組成物の透明性を高くするためには、無機粒子の分散粒径を約50nm以下に保持することが重要となる。
α=π・D/λ・・・(3)
但し、上記式(3)において、αは粒径パラメーター、Dは無機粒子の分散粒径、λは光の波長である。
よって、可視光領域(波長400nm〜800nm)では、無機粒子の分散粒径が約50nmを超えると、レイリー散乱ではなく、より散乱強度の高いミー散乱となる。散乱強度は、無機粒子の分散粒径だけでなく、無機粒子の屈折率にも依存するため、特に、屈折率が1.9以上の無機粒子を含む無機粒子含有組成物の透明性を高くするためには、無機粒子の分散粒径を約50nm以下に保持することが重要となる。
そのため、透明性が高い、本実施形態の無機粒子含有組成物の粒度分布の累積堆積百分率が90%のときの粒径(D90)が60nm以下であることが好ましく、50nm以下であることがより好ましい。
無機粒子含有組成物の粒度分布の累積堆積百分率が90%のときの粒径(D90)が60nm以下であれば、無機粒子含有組成物の透明性を高くすることができる。
無機粒子含有組成物の粒度分布の累積堆積百分率が90%のときの粒径(D90)が60nm以下であれば、無機粒子含有組成物の透明性を高くすることができる。
また、無機粒子含有組成物の粒度分布が幅広いと、粗大粒子も多くなるため、無機粒子含有組成物の透明性が低くなり易い。また、粗大粒子ほど沈降し易いため、無機粒子含有組成物の経時安定性を向上させるには、粒度分布がシャープな分散液を得る必要がある。そのため、より高い透明性、さらに優れた経時安定性の両面から、本実施形態の無機粒子含有組成物では、粒度分布の累積体積百分率が90%のときの粒径(D90)を、粒度分布の累積体積百分率が50%のときの粒径(D50)で除した値が、3以下であることが好ましく、2以下であることがより好ましい。特に、無機粒子含有組成物の作製に必要なケイ素化合物の含有量と、無機粒子の結晶性との観点から、平均一次粒子径3nm以上かつ40nm以下の無機粒子を含む無機粒子含有組成物を作製する場合、D90/D50が3以下であることは重要となる。なお、D90/D50の下限は1以上である。
本実施形態の無機粒子含有組成物中には、発明の効果を阻害しない範囲で、官能基が1個または2個であり、上述のモノマーには含まれないモノマーやオリゴマー、分散剤、重合開始剤、帯電防止剤、屈折率調節剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定化剤、レベリング剤、消泡剤、無機充填剤、カップリング剤、防腐剤、可塑剤、流動調整剤、増粘剤、pH調整剤、重合開始剤等の一般的な各種添加剤が適宜含有されていてもよい。
分散剤としては、例えば、硫酸エステル系、カルボン酸系、ポリカルボン酸系等のアニオン型界面活性剤、高級脂肪族アミンの4級塩等のカチオン型界面活性剤、高級脂肪酸ポリエチレングリコールエステル系等のノニオン型界面活性剤、シリコン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、アマイドエステル結合を有する高分子系界面活性剤等が挙げられる。
重合開始剤は、用いる紫外線硬化型樹脂のモノマー、紫外線硬化型樹脂のオリゴマーまたは紫外線硬化型樹脂のポリマーの種類に応じて、適宜選択される。紫外線硬化型樹脂のモノマーを用いる場合には、光重合開始剤が用いられる。光重合開始剤の種類や量は、使用する紫外線硬化型樹脂のモノマーに応じて適宜選択される。
光重合開始剤としては、例えば、ベンゾフェノン系、ジケトン系、アセトフェノン系、ベンゾイン系、チオキサントン系、キノン系、ベンジルジメチルケタール系、アルキルフェノン系、アシルフォスフィンオキサイド系、フェニルフォスフィンオキサイド系等の公知の光重合開始剤が挙げられる。
光重合開始剤としては、例えば、ベンゾフェノン系、ジケトン系、アセトフェノン系、ベンゾイン系、チオキサントン系、キノン系、ベンジルジメチルケタール系、アルキルフェノン系、アシルフォスフィンオキサイド系、フェニルフォスフィンオキサイド系等の公知の光重合開始剤が挙げられる。
本実施形態の無機粒子含有組成物は、基材に塗布して塗膜を形成するものであることから、塗工を容易にするために、粘度が0.2mPa・s以上かつ500mPa・s以下であることが好ましく、0.5mPa・s以上かつ200mPa・s以下であることがより好ましい。
無機粒子含有組成物の粘度が0.2mPa・s以上であれば、塗膜にしたときの膜厚が薄くなりすぎず、膜厚の制御が容易であるため好ましい。一方、無機粒子含有組成物の粘度が500mPa・s以下であれば、粘度が高すぎず塗工時における無機粒子含有組成物の取扱いが容易となるため好ましい。
無機粒子含有組成物の粘度が0.2mPa・s以上であれば、塗膜にしたときの膜厚が薄くなりすぎず、膜厚の制御が容易であるため好ましい。一方、無機粒子含有組成物の粘度が500mPa・s以下であれば、粘度が高すぎず塗工時における無機粒子含有組成物の取扱いが容易となるため好ましい。
無機粒子含有組成物の粘度は、無機粒子含有組成物中の上記溶媒の含有量を調整することにより、上記範囲に調整することが好ましい。
本実施形態の無機粒子含有組成物によって形成される塗膜としては、例えば、タッチパネル表示装置の表示部に設けられる屈折率調整層等が挙げられる。
本実施形態の無機粒子含有組成物によれば、成膜成分が、紫外線硬化型樹脂と、熱硬化性樹脂と、を含むため、照射量が2000mJ/cm2以上の光(紫外線等)を照射しても、基材等に対する密着性が低下しない塗膜を形成することができる。また、基材等に、塗膜との密着性を向上するための易接着層が設けられている場合、その易接着層に対する密着性が低下しない塗膜を形成することができる。
また、本実施形態の無機粒子含有組成物によれば、成膜成分が紫外線硬化型樹脂のみからなる従来の無機粒子含有組成物と比較しても、同等の耐擦傷性を有する塗膜を形成することができる。
また、本実施形態の無機粒子含有組成物によれば、成膜成分が紫外線硬化型樹脂のみからなる従来の無機粒子含有組成物と比較しても、同等の耐擦傷性を有する塗膜を形成することができる。
[無機粒子含有組成物の製造方法]
本実施形態の無機粒子含有組成物の製造方法としては、特に限定されないが、例えば、無機粒子の懸濁液を調製した後、その懸濁液にケイ素化合物を添加して、無機粒子の表面処理反応を行って分散液を調製し、次いで、その分散液に成膜成分を添加して機械的に混合する方法、上記の無機粒子含有組成物の各成分を配合した後、機械的に混合する方法等が用いられる。
本実施形態の無機粒子含有組成物の製造方法としては、特に限定されないが、例えば、無機粒子の懸濁液を調製した後、その懸濁液にケイ素化合物を添加して、無機粒子の表面処理反応を行って分散液を調製し、次いで、その分散液に成膜成分を添加して機械的に混合する方法、上記の無機粒子含有組成物の各成分を配合した後、機械的に混合する方法等が用いられる。
無機粒子の懸濁液を調製した後、その懸濁液にケイ素化合物を添加して、無機粒子の表面処理反応を行って分散液を調製し、次いで、その分散液に成膜成分を添加して機械的に混合する場合、分散液の調製には、ジルコニアビーズ等のメディアを用いたビーズミル、ボールミル、ホモジナイザー、ディスパー、撹拌機等が好適に用いられる。また、アンモニア、アミン、塩酸、または硝酸等の触媒や水を、懸濁液に添加してもよく、無機粒子の表面処理反応の際に添加してもよい。また、触媒や水を、無機粒子の表面処理反応の反応速度を調整するために、段階的にまたは連続的に添加することもできる。
上記の無機粒子含有組成物の各成分を配合した後、機械的に混合する場合、ジルコニアビーズ等のメディアを用いたビーズミル、ボールミル、ホモジナイザー、ディスパー、撹拌機等が好適に用いられる。また、アミンや水を、無機粒子の表面処理反応の反応速度を調整するために、段階的にまたは連続的に添加することもできる。
上記の無機粒子含有組成物の各成分を配合した後、機械的に混合する場合、ジルコニアビーズ等のメディアを用いたビーズミル、ボールミル、ホモジナイザー、ディスパー、撹拌機等が好適に用いられる。また、アミンや水を、無機粒子の表面処理反応の反応速度を調整するために、段階的にまたは連続的に添加することもできる。
[塗膜]
本実施形態の塗膜は、本実施形態の無機粒子含有組成物を塗布して形成される。すなわち、本実施形態の塗膜は、本実施形態の無機粒子含有組成物の硬化物からなる膜である。
本実施形態の塗膜の膜厚は、用途に応じて適宜調整されるが、通常0.01μm以上かつ20μm以下であることが好ましく、0.5μm以上かつ10μm以下であることがより好ましく、0.5μm以上かつ2μm以下であることがさらに好ましい。
本実施形態の塗膜は、本実施形態の無機粒子含有組成物を塗布して形成される。すなわち、本実施形態の塗膜は、本実施形態の無機粒子含有組成物の硬化物からなる膜である。
本実施形態の塗膜の膜厚は、用途に応じて適宜調整されるが、通常0.01μm以上かつ20μm以下であることが好ましく、0.5μm以上かつ10μm以下であることがより好ましく、0.5μm以上かつ2μm以下であることがさらに好ましい。
本実施形態の塗膜の製造方法は、光透過性の基材等の一面に、上記の無機粒子含有組成物を塗工することで塗膜を形成する工程と、この塗膜を硬化させる工程とを有する。
塗膜を形成する塗工方法としては、例えば、バーコート法、フローコート法、ディップコート法、スピンコート法、ロールコート法、スプレーコート法、メニスカスコート法、グラビアコート法、吸上げ塗工法、はけ塗り法等、通常のウェットコート法が用いられる。
塗膜を形成する塗工方法としては、例えば、バーコート法、フローコート法、ディップコート法、スピンコート法、ロールコート法、スプレーコート法、メニスカスコート法、グラビアコート法、吸上げ塗工法、はけ塗り法等、通常のウェットコート法が用いられる。
塗膜を硬化させる硬化方法としては、紫外線照射により塗膜を硬化させる方法が用いられる。紫外線照射により塗膜を硬化させる方法は、塗膜の硬化速度が速く、装置の入手および取り扱いが容易である点から好ましい。
紫外線照射による硬化の場合、200nm〜500nmの波長帯域の紫外線を発生する高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、ケミカルランプ等を用いて、200mJ/cm2〜300mJ/cm2のエネルギーにて、紫外線を照射する方法等が挙げられる。
紫外線照射による硬化の場合、200nm〜500nmの波長帯域の紫外線を発生する高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、ケミカルランプ等を用いて、200mJ/cm2〜300mJ/cm2のエネルギーにて、紫外線を照射する方法等が挙げられる。
本実施形態の塗膜は、上記無機粒子含有組成物を用いて形成される。上述したように、上記無機粒子含有組成物は、成膜成分が、紫外線硬化型樹脂と、熱硬化性樹脂と、を含む。そのため、照射量が2000mJ/cm2以上の光(紫外線等)を照射しても、基材等に対する密着性が低下しない。
本実施形態の塗膜によれば、本実施形態の無機粒子含有組成物を用いて形成されているため、耐擦傷性および耐紫外線性に優れた塗膜を得ることができる。
本実施形態の塗膜によれば、本実施形態の無機粒子含有組成物を用いて形成されているため、耐擦傷性および耐紫外線性に優れた塗膜を得ることができる。
[塗膜付きプラスチック基材]
本実施形態の塗膜付きプラスチック基材は、樹脂材料を用いて形成された基材本体(プラスチック基材)と、基材本体の少なくとも一面に設けられた本実施形態の塗膜と、を有する。
本実施形態の塗膜付きプラスチック基材は、樹脂材料を用いて形成された基材本体(プラスチック基材)と、基材本体の少なくとも一面に設けられた本実施形態の塗膜と、を有する。
塗膜付きプラスチック基材は、本実施形態の無機粒子含有組成物を、公知の塗工法を用いて基材本体上に塗工することで塗膜を形成し、その塗膜を硬化させることにより得られる。
基材本体は、プラスチック基材であれば特に限定されない。例えば、ポリエチレンテレフタレート、トリアセチルセルロース、アクリル、アクリル−スチリル共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、塩化ビニル等のプラスチックから形成されたものが用いられる。
表示装置用途で用いる場合には、基材本体としては、光透過性を有するプラスチック基材を用いることが好ましい。
表示装置用途で用いる場合には、基材本体としては、光透過性を有するプラスチック基材を用いることが好ましい。
基材本体は、シート状であってもよく、フィルム状であってもよいが、フィルム状であることが好ましい。
本実施形態の塗膜付きプラスチック基材は、空気を基準として測定した場合に、ヘーズ値が1.4%以下であることが好ましく、1.0%以下であることがより好ましい。
ここで、「ヘーズ値」とは、全光線透過光に対する拡散透過光の割合(%)のことであり、空気を基準として、ヘーズメーターNDH−2000(日本電色社製)を用い、日本工業規格JIS−K−7136に基づいて測定した値を意味する。
本実施形態の塗膜付きプラスチック基材は、プラスチック基材と塗膜の間にハードコート膜を設けてもよい。また、塗膜とは屈折率等の性能が異なる膜を積層させてもよい。
本実施形態の塗膜付きプラスチック基材によれば、本実施形態の塗膜が形成されているため、耐擦傷性および耐紫外線性に優れた塗膜を有する塗膜付きプラスチック基材を得ることができる。
[表示装置]
本実施形態の表示装置は、本実施形態の塗膜および本実施形態の塗膜付きプラスチック基材の少なくとも一方を備える。
表示装置は、特に限定されないが、本実施形態ではタッチパネル用の液晶表示装置について説明する。
本実施形態の表示装置は、本実施形態の塗膜および本実施形態の塗膜付きプラスチック基材の少なくとも一方を備える。
表示装置は、特に限定されないが、本実施形態ではタッチパネル用の液晶表示装置について説明する。
[タッチパネル]
タッチパネルはITO電極と透明基材(ポリエチレンテレフタレート等のプラスチック基材)との屈折率差が大きい場合には、ITO電極部分が見え易くなる、いわゆる骨見え現象が起こる。
そのため、屈折率が1.9以上の無機粒子を選択した本実施形態の塗膜を、透明基材とITO電極との間の層として設けることにより、透明基材とITO電極の屈折率差を緩和して、骨見え現象を抑制することができる。
タッチパネルはITO電極と透明基材(ポリエチレンテレフタレート等のプラスチック基材)との屈折率差が大きい場合には、ITO電極部分が見え易くなる、いわゆる骨見え現象が起こる。
そのため、屈折率が1.9以上の無機粒子を選択した本実施形態の塗膜を、透明基材とITO電極との間の層として設けることにより、透明基材とITO電極の屈折率差を緩和して、骨見え現象を抑制することができる。
本実施形態の塗膜および本実施形態の塗膜付きプラスチック基材の少なくとも一方をタッチパネルに設ける方法は、特に限定されない。公知の方法により実装すればよい。例えば、本実施形態の塗膜付きプラスチック基材の塗膜面に、ITO電極をパターニングし、配向膜、液晶層を積層した構造等が挙げられる。
本実施形態の表示装置は、透明性と成膜性に優れる、本実施形態の塗膜および本実施形態の塗膜付きプラスチック基材のいずれか一方または両方を備えている。従って、本実施形態の表示装置は、塗膜面内における光学特性のばらつきがほとんどないため、視認性に優れた表示装置となる。
以下、実施例および比較例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
[実施例1]
「無機粒子含有組成物」
酸化ジルコニウム(IV)(平均一次粒子径12nm、住友大阪セメント社製)を40質量%、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(商品名:KBM−503、信越化学化学工業社製)を6質量%、アルキルジメチルアミン(アミン価140)を0.3質量%、メチルイソブチルケトンを53.7質量%混合した後、ビーズミルを用いて、分散処理を行って、ケイ素化合物で表面処理されたジルコニア分散液を得た。
得られたジルコニア分散液を63.5質量%と、紫外線硬化型樹脂(商品名:EXP−1851(固形分含有率50質量%)、大日精化工業社製)を12.7質量%と、アクリル樹脂(商品名:WNU−531(固形分含有率45質量%)、DIC社製)を9.8質量%と、メラミン樹脂(商品名:スーパーベッカミン L117−60(固形分含有率60質量%)、DIC社製)を3.2質量%と、重合開始剤(商品名:Irgacure127(固形分含有率100質量%)、BASF社製)を0.7質量%と、メチルイソブチルケトンを10.1質量%と、を混合して、実施例1の無機粒子含有組成物を得た。なお、成膜成分である、紫外線硬化型樹脂と、アクリル樹脂と、メラミン樹脂とを質量比で50:35:15となるように混合した。
「無機粒子含有組成物」
酸化ジルコニウム(IV)(平均一次粒子径12nm、住友大阪セメント社製)を40質量%、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(商品名:KBM−503、信越化学化学工業社製)を6質量%、アルキルジメチルアミン(アミン価140)を0.3質量%、メチルイソブチルケトンを53.7質量%混合した後、ビーズミルを用いて、分散処理を行って、ケイ素化合物で表面処理されたジルコニア分散液を得た。
得られたジルコニア分散液を63.5質量%と、紫外線硬化型樹脂(商品名:EXP−1851(固形分含有率50質量%)、大日精化工業社製)を12.7質量%と、アクリル樹脂(商品名:WNU−531(固形分含有率45質量%)、DIC社製)を9.8質量%と、メラミン樹脂(商品名:スーパーベッカミン L117−60(固形分含有率60質量%)、DIC社製)を3.2質量%と、重合開始剤(商品名:Irgacure127(固形分含有率100質量%)、BASF社製)を0.7質量%と、メチルイソブチルケトンを10.1質量%と、を混合して、実施例1の無機粒子含有組成物を得た。なお、成膜成分である、紫外線硬化型樹脂と、アクリル樹脂と、メラミン樹脂とを質量比で50:35:15となるように混合した。
「塗膜」
得られた無機粒子含有組成物を50μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムに、乾燥膜厚が1μmとなるようにバーコーティング法で塗布し、90℃ にて1分間加熱して乾燥させ、塗膜を形成した。
次いで、高圧水銀灯(120W/cm)を用い、塗膜に紫外線を250mJ/cm2のエネルギーとなるように露光し、塗膜を硬化させて、実施例1の塗膜付きプラスチック基材を得た。
得られた無機粒子含有組成物を50μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムに、乾燥膜厚が1μmとなるようにバーコーティング法で塗布し、90℃ にて1分間加熱して乾燥させ、塗膜を形成した。
次いで、高圧水銀灯(120W/cm)を用い、塗膜に紫外線を250mJ/cm2のエネルギーとなるように露光し、塗膜を硬化させて、実施例1の塗膜付きプラスチック基材を得た。
「塗膜付きプラスチック基材の評価」
「全光線透過率、ヘーズ値」
塗膜付きプラスチック基材の全光線透過率とヘーズ値を、空気を基準として、ヘーズメーターNDH−2000(日本電色社製)を用い、日本工業規格:JIS−K−7136に基づいて測定した。全光線透過率とヘーズ値の測定には、作製した塗膜付きプラスチック基材から100mm×100mmの試験片を作製し、その試験片を用いた。結果を表1に示す。
「全光線透過率、ヘーズ値」
塗膜付きプラスチック基材の全光線透過率とヘーズ値を、空気を基準として、ヘーズメーターNDH−2000(日本電色社製)を用い、日本工業規格:JIS−K−7136に基づいて測定した。全光線透過率とヘーズ値の測定には、作製した塗膜付きプラスチック基材から100mm×100mmの試験片を作製し、その試験片を用いた。結果を表1に示す。
「耐擦傷性」
塗膜付きプラスチック基材の耐擦傷性を評価した。
塗膜付きプラスチック基材の塗膜の表面に対して、#0000のスチールウールを250g/cm2の荷重を掛けて10往復摺動させた。スチールウールは、ラビングテスター(太平理化工業社製)に装着して、往復摺動させた。
スチールウールを往復摺動させた後の塗膜の表面を目視により観察し、次の基準で耐擦傷性を評価した。結果を表1に示す。
評価結果がAであるものが良品であり、評価結果がBからEとなるに従い、耐擦傷性が低いことを示している。
A:傷0本
B:傷1−10本
C:傷11−20本
D:傷20−30本
E:傷31本以上
塗膜付きプラスチック基材の耐擦傷性を評価した。
塗膜付きプラスチック基材の塗膜の表面に対して、#0000のスチールウールを250g/cm2の荷重を掛けて10往復摺動させた。スチールウールは、ラビングテスター(太平理化工業社製)に装着して、往復摺動させた。
スチールウールを往復摺動させた後の塗膜の表面を目視により観察し、次の基準で耐擦傷性を評価した。結果を表1に示す。
評価結果がAであるものが良品であり、評価結果がBからEとなるに従い、耐擦傷性が低いことを示している。
A:傷0本
B:傷1−10本
C:傷11−20本
D:傷20−30本
E:傷31本以上
「耐紫外線性」
塗膜付きプラスチック基材の塗膜を、800mJ/cm2、1000mJ/cm2、2000mJ/cm2、2500mJ/cm2、3000mJ/cm2または6000mJ/cm2のそれぞれのエネルギーの紫外線で露光した。
露光後の塗膜付きプラスチック基材について、日本工業規格:JIS−K−5600−5−6「塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第6節:付着性(クロスカット法)」に基づき密着性の評価を行った。ここでは、剥がれが生じていないものを「○」、剥がれが生じたものを「×」とした。結果を表2に示す。
塗膜付きプラスチック基材の塗膜を、800mJ/cm2、1000mJ/cm2、2000mJ/cm2、2500mJ/cm2、3000mJ/cm2または6000mJ/cm2のそれぞれのエネルギーの紫外線で露光した。
露光後の塗膜付きプラスチック基材について、日本工業規格:JIS−K−5600−5−6「塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第6節:付着性(クロスカット法)」に基づき密着性の評価を行った。ここでは、剥がれが生じていないものを「○」、剥がれが生じたものを「×」とした。結果を表2に示す。
[実施例2]
「無機粒子含有組成物」
実施例1と同様にして、ケイ素化合物で表面処理されたジルコニア分散液を得た。
得られたジルコニア分散液を63.5質量%と、紫外線硬化型樹脂(商品名:EXP−1851(固形分含有率50質量%)、大日精化工業社製)を14.1質量%と、アクリル樹脂(商品名:WNU−531(固形分含有率45質量%)、DIC社製)を9.9質量%と、メラミン樹脂(商品名:スーパーベッカミン L125−60(固形分含有率60質量%)、DIC社製)を3.2質量%と、重合開始剤(商品名:Irgacure127(固形分含有率100質量%)、BASF社製)0.7質量%と、メチルイソブチルケトンを8.6質量%と、を混合して、実施例2の無機粒子含有組成物を得た。なお、成膜成分である、紫外線硬化型樹脂と、アクリル樹脂と、メラミン樹脂とを質量比で53:33:14となるように混合した。
「無機粒子含有組成物」
実施例1と同様にして、ケイ素化合物で表面処理されたジルコニア分散液を得た。
得られたジルコニア分散液を63.5質量%と、紫外線硬化型樹脂(商品名:EXP−1851(固形分含有率50質量%)、大日精化工業社製)を14.1質量%と、アクリル樹脂(商品名:WNU−531(固形分含有率45質量%)、DIC社製)を9.9質量%と、メラミン樹脂(商品名:スーパーベッカミン L125−60(固形分含有率60質量%)、DIC社製)を3.2質量%と、重合開始剤(商品名:Irgacure127(固形分含有率100質量%)、BASF社製)0.7質量%と、メチルイソブチルケトンを8.6質量%と、を混合して、実施例2の無機粒子含有組成物を得た。なお、成膜成分である、紫外線硬化型樹脂と、アクリル樹脂と、メラミン樹脂とを質量比で53:33:14となるように混合した。
「塗膜付きプラスチック基材の評価」
実施例1と同様にして塗膜を得て、全光線透過率、ヘーズ値および耐擦傷性を評価した。結果を表1に示す。
また、実施例1と同様にして、耐紫外線性を評価した。結果を表2に示す。
実施例1と同様にして塗膜を得て、全光線透過率、ヘーズ値および耐擦傷性を評価した。結果を表1に示す。
また、実施例1と同様にして、耐紫外線性を評価した。結果を表2に示す。
[比較例1]
「無機粒子含有組成物」
塗膜の屈折率が1.65となるように、実施例1のジルコニア分散液にジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)、重合開始剤を混合して、熱硬化性樹脂を含まない比較例1の無機粒子含有組成物を得た。なお、重合開始剤を成膜成分に対して5質量%となるように混合した。
「無機粒子含有組成物」
塗膜の屈折率が1.65となるように、実施例1のジルコニア分散液にジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)、重合開始剤を混合して、熱硬化性樹脂を含まない比較例1の無機粒子含有組成物を得た。なお、重合開始剤を成膜成分に対して5質量%となるように混合した。
「塗膜付きプラスチック基材の評価」
実施例1と同様にして塗膜を得て、全光線透過率、ヘーズ値および耐擦傷性を評価した。結果を表1に示す。
また、実施例1と同様にして、耐紫外線性を評価した。結果を表2に示す。
実施例1と同様にして塗膜を得て、全光線透過率、ヘーズ値および耐擦傷性を評価した。結果を表1に示す。
また、実施例1と同様にして、耐紫外線性を評価した。結果を表2に示す。
[比較例2]
「無機粒子含有組成物」
塗膜の屈折率が1.65となるように、実施例1のジルコニア分散液にウレタン樹脂(EXP−142(成膜成分含有率55質量%)、大日精化社製)、重合開始剤を混合して、熱硬化性樹脂を含まない比較例2の無機粒子含有組成物を得た。なお、重合開始剤を成膜成分に対して5質量%となるように混合した。
「無機粒子含有組成物」
塗膜の屈折率が1.65となるように、実施例1のジルコニア分散液にウレタン樹脂(EXP−142(成膜成分含有率55質量%)、大日精化社製)、重合開始剤を混合して、熱硬化性樹脂を含まない比較例2の無機粒子含有組成物を得た。なお、重合開始剤を成膜成分に対して5質量%となるように混合した。
「塗膜付きプラスチック基材の評価」
実施例1と同様にして塗膜を得て、全光線透過率、ヘーズ値および耐擦傷性を評価した。結果を表1に示す。
また、実施例1と同様にして、耐紫外線性を評価した。結果を表2に示す。
実施例1と同様にして塗膜を得て、全光線透過率、ヘーズ値および耐擦傷性を評価した。結果を表1に示す。
また、実施例1と同様にして、耐紫外線性を評価した。結果を表2に示す。
表1および表2の結果から、実施例1および2と、比較例1および2とを比較すると、実施例1および2の塗膜付きプラスチック基材の塗膜は、比較例1および2の塗膜付きプラスチック基材の塗膜と同等の全光線透過率、ヘーズ値および耐擦傷性を有するうえに、2000mJ/cm2以上の紫外線に対しても耐性を有することが確認できた。
本発明の無機粒子含有組成物は、従来、無機粒子含有組成物が使用されている全ての工業用途に適用することができ、例えば、光学フィルム用途、表示装置用途等に適用することができる。
Claims (7)
- 屈折率が1.9以上の無機粒子と、溶媒と、成膜成分と、を含む無機粒子含有組成物であって、
前記成膜成分が、紫外線硬化型樹脂と、熱硬化性樹脂と、を含み、
前記無機粒子の平均一次粒子径が3nm以上かつ40nm以下であり、
前記成膜成分中における前記紫外線硬化型樹脂の含有量が40質量%以上であることを特徴とする無機粒子含有組成物。 - 前記熱硬化性樹脂がメラミン樹脂を含むことを特徴とする請求項1に記載の無機粒子含有組成物。
- 前記熱硬化性樹脂がアクリル樹脂とメラミン樹脂を含むことを特徴とする請求項1に記載の無機粒子含有組成物。
- 前記無機粒子が下記一般式(1)で表わされるケイ素化合物で表面処理されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の無機粒子含有組成物。
R’nSi(OR)m・・・(1)
(但し、Rは水素原子またはアルキル基、R’は有機基、nおよびmは整数であり、n+m=4、0<n<4) - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の無機粒子含有組成物を塗布してなることを特徴とする塗膜。
- 請求項5に記載の塗膜を有することを特徴とする塗膜付きプラスチック基材。
- 請求項5に記載の塗膜および請求項6に記載の塗膜付きプラスチック基材の少なくとも一方を備えたことを特徴とする表示装置。
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