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JP2018047190A - 吸収体及び吸収性物品 - Google Patents

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JP2018047190A JP2016186316A JP2016186316A JP2018047190A JP 2018047190 A JP2018047190 A JP 2018047190A JP 2016186316 A JP2016186316 A JP 2016186316A JP 2016186316 A JP2016186316 A JP 2016186316A JP 2018047190 A JP2018047190 A JP 2018047190A
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Abstract

【課題】コアラップシートと吸収性コアに圧搾溝が形成された吸収体において,コアラップシートと吸収性コアの剥離を抑制する。【解決手段】粒状の吸収性ポリマー31bを少なくとも有する吸収性コア31と,この吸収性コア31を被覆したコアラップシート32とを有する吸収体30において,少なくともコアラップシート32及び吸収性コア31に亘って厚み方向に一又は複数の圧搾溝40が形成されている。圧搾溝40周辺の溝形成領域に位置する吸収性ポリマー31bは,粒子形状の平均真円度が0.4以上となる。【選択図】図5

Description

本発明は,着用者の股下に装着され,尿などの液体を吸収し保持するための吸収体,及びこれを備える吸収性物品に関する。
従来から,排泄された体液を吸収保持することを目的として,着用者の股下に装着される吸収性物品が知られている。吸収性物品の例は,使い捨ておむつ,尿とりパッド,及び生理用ナプキンである。また,使い捨ておむつとしては,例えば,前身頃と後身頃の左右両側部が接合されているパンツ型のものや,後身頃に取り付けられた止着テープを前身頃に取り付けて着用されるテープ型のものが知られている。このような吸収性物品は,一般的に,液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートとの間に,尿などの体液を吸収保持するための吸収体を備えている。この吸収体は,主にフラッフパルプと粒子状の吸水性ポリマー(SAP:Superabsorbent polymer)とが混合された吸収性コアと,この吸収性コアを包むティッシュなどのコアラップシートとで構成される。
また,従来から,上記構成のような吸収性物品において,吸収体の肌対向面側から押圧し,コアラップシート,及び吸収性コアに掛けて圧搾溝を形成する技術が知られている(例えば特許文献1)。このように,吸収体に圧搾溝を形成することで,吸収体に接した体液が圧搾溝を伝って流動するため,体液を素早く広い範囲に拡散することができる。また,吸収体に圧搾溝を形成することで,その曲げ剛性が高まり,保型性が維持されるため,着用時においても吸収体を潰れにくくすることができる。
特開2012−143535号公報
ところで,上記のように,コアラップシート,及び吸収性コアに亘って圧搾溝を形成すると,時間の経過に伴って,コアラップシートの形状が復元される。その結果,コアラップシートと吸収性コアとが剥離されて,両者の間に隙間(浮き)が生じるという問題があることが判明した。コアラップシートから吸収性コアへの体液を素早く移行させるためには,吸収性コアを構成するフラッフパルプ及び吸収性ポリマーによって,コアラップシートに保持された体液を吸着することが重要である。しかし,前述のようにコアラップシートと吸収性コアの間に隙間が生じていると,吸収性コアによる体液の吸着効果が効果的に発揮されず,コアラップシートから吸収性コアへの体液の移行が妨げられる。そうすると,コアラップシートに体液が残留することとなり,結果として着用者に湿った感触を与え,着用時の不快感につながるおそれがある。
また,吸収体に圧搾線が形成されにくい場合,吸収体に圧搾線を形成するためのプレスロールを吸収体により近づけて,吸収体を強く潰すことが求められる。しかし,吸収体に付加する押圧力を強くしすぎると,吸収体を構成するコアラップシートに粒状の吸収性ポリマーが強く食い込むこととなり,コアラップシートにダメージを与えてしまう。また,コアラップシートに破損が生じた場合,その破損部位から吸収性ポリマーやフラッフパルプが外部へと漏れ出し,着用者に不快感を与えるおそれもある。
そこで,本発明は,少なくともコアラップシートと吸収性コアに圧搾溝が形成された吸収性物品において,コアラップシートと吸収性コアの剥離を抑制しつつ,コアラップシートに与えるダメージを低減させて破損を防止することを解決課題とする。
本発明の発明者は,上記課題を解決する手段について鋭意検討した結果,コアラップシートと吸収性コアとに亘って形成された圧搾溝の近傍の領域において,角が丸く球形に近い吸収性ポリマーを分布させるこことした。これにより,圧搾溝が形成されたときに,コアラップシートの構成繊維が吸収性コア内の吸収性ポリマーの隙間に食い込んだ場合であっても,コアラップシートに対して与えるダメージを低減することができる。そして,本発明者は,上記知見に基づけば従来技術の課題を解決できることに想到し,本発明を完成させた。具体的に説明すると,本発明は以下の構成を有する。
本発明は,着用者の股下に装着され,尿などの液体を吸収し保持するための吸収体,及びこれを備える使い捨ておむつなどの吸収性物品に関する。本発明に係る吸収体30は,吸収性コア31とコアラップシート32を有する。吸収性コアは,少なくとも粒状の吸収性ポリマー31bを有する。コアラップシート32は,吸収性コア31の少なくとも肌対向面及び肌非対向面のいずれかを被覆している。なお,コアラップシート32は,吸収性コア31の肌対向面,肌非対向面,及び側面を被包するものであることが好ましい。そして,本発明の吸収性物品は,少なくともコアラップシート32及び吸収性コア31に亘って厚み方向に一又は複数の線状の圧搾溝40が形成されている。本発明に係る吸収性物品は,液透過性のトップシート10と,液不透過性のバックシート20と,これらトップシート10とバックシート20の間に配置された本発明に係る前記吸収体30とを備える。なお,この圧搾溝40は,トップシート10,コアラップシート32,及び吸収性コア31に亘って形成されていてもよい。
ここで,本発明において,圧搾溝40周辺の溝形成領域に位置する吸収性ポリマー31bは,粒子形状の平均真円度が0.4以上となるものが用いられる。
上記構成のように,コアラップシート32及び吸収性コア31を肌対向面側及び肌非対向面のいずれか又は両方から押圧して圧搾溝40を形成した場合,コアラップシート32の構成繊維が吸収性コア31内の吸収性ポリマー31bの間に食い込むこととなるため,コアラップシートと吸収性コアの剥離が抑制される。このような吸収性ポリマー31bによるコアラップシート32の保持効果を,本願明細書では「アンカー効果」と称する。ただし,このときに,圧搾線40の周囲に存在する吸収性ポリマー31bが角の多いゴツゴツした形状であると,コアラップシート32に与えるダメージが大きくなり過ぎてしまい,コアラップシート32の破損が生じるおそれがある。これに対して,上記したように,圧搾線40の周囲に,粒子形状の平均真円度が0.4以上となる吸収性ポリマー31b,すなわち角が丸い吸収性ポリマー31bを分布させることで,適度なアンカー効果を奏しつつ,コアラップシート32に与えるダメージを低減させて,その破損を防止することができる。
本発明において,圧搾溝40は,吸収体の長手方向と平行に延びる仮想線Pに対して一方向に傾斜した第1圧搾溝41と,この仮想線Pに対して他方側に傾斜した第2圧搾溝42を含むことが好ましい。この場合に,第1圧搾溝41と第2圧搾溝42は互いに交差していることが特に好ましい。また,圧搾溝40は,斜方形格子状のパターンを形成していてもよい。
上記構成のように,異なる方向に傾斜した第1圧搾溝41と第2圧搾溝42が設けられていることで,これらの圧搾溝を介して体液を多様な方向に拡散することができる。特にこれらの圧搾溝が互いに交差していることで,この交点では体液が少なくとも4方向に拡散するため,体液の拡散効率が高まる。さらに,この圧搾溝の交点では吸収性コア31とコアラップシート32が比較的強く結合されるため,このような圧搾溝の交点を設けることで,コアラップシート32が吸収性コア31から剥離する事態をさらに効果的に抑止できる。また,圧搾溝の交点近傍の領域では,コアラップシート32の構成繊維が吸収性コア31内の吸収性ポリマーの隙間により強く食い込むため,この吸収性ポリマーによるアンカー効果をさらに効果的に発揮できる。
本発明において,吸収性ポリマーはポリアクリル酸ナトリウムを主体としたものであることが好ましい。具体的には,吸収性ポリマーは,少なくとも80重量%以上がポリアクリル酸ナトリウムによって構成されていればよく,ポリアクリル酸ナトリウムのみからなるものであってもよい。
吸収性ポリマーは,例えば,ポリアクリル酸塩系,ポリスルホン酸塩系,無水マレイン酸塩系,ポリアクリルアミド系,及びポリビニルアルコール系などの公知の架橋構造を有する親水性ポリマーから選択することができる。これらのうち,ポリアクリル酸ナトリウム系の吸収性ポリマーは,コアラップシート32(特にスパンボンド不織布からなるもの)との相性がよく,前述したアンカー効果をより効果的に発揮する。
本発明において,吸収体30に形成された第1圧搾溝41と第2圧搾溝42の深さは,吸収体30の厚みに対して30〜95%であることが好ましい。各圧搾線41,42の深さ30%以上である場合に,吸収性ポリマー31bがコアラップシート32に与えるダメージが大きくなる。このとき,各圧搾線41,42付近に分布させる吸収性ポリマー31bとして角が丸いものを採用することで,適度なアンカー効果を奏しつつ,コアラップシート32に与えるダメージを低減できる。
本発明によれば,コアラップシートと吸収性コアに圧搾溝が形成された吸収体において,コアラップシートと吸収性コアの剥離を抑制しつつ,コアラップシートに与えるダメージを低減させて破損を防止することができる。
図1は,本発明の一実施形態に係る吸収体を備える吸収性物品を示した展開図である。 図2は,本発明の一実施形態に係る吸収体を備える吸収性物品の構成要素を説明するための分解図である。 図3は,図1に示したIII−III線に沿った断面図である。 図4は,図1に示した実施形態における吸収性本体の拡大平面図であり,サイドシートを除去した状態を示している。 図5は,図4に示したV−Vに沿った拡大断面図である。
以下,図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。本発明は,以下に説明する形態に限定されるものではなく,以下の形態から当業者が自明な範囲で適宜変更したものも含む。
本願明細書において,「長手方向」とは,吸収体においては,装着される際の装着者の腹側部分と背側部分とを結ぶ方向を,吸収性物品(使い捨ておむつなど)においては,前身頃と後身頃とを結ぶ方向を意味する。また,「幅方向」とは,長手方向に平面的に直交する方向を意味する。また,「厚み方向」とは,吸収体又は吸収性物品の平面に対して立体的に直交する方向であり,具体的には,吸収体の肌対向面側と肌非対向面側とを結ぶ方向,吸収性物品のトップシート,吸収体,及びバックシートが積層される方向を意味する。本願の図において,「長手方向」はY軸で示され,「幅方向」はX軸で示され,「厚み方向」はZ軸で示されている。
また,本願明細書において,「肌対向面」とは,吸収体又は吸収性物品の着用時において,着用者の肌に向かい合う面を意味する。また,「肌非対向面」とは,吸収体又は吸収性物品の着用時において,着用者の肌に向かい合わない面,すなわち肌対向面の反対側の面を意味する。
また,本願明細書において,「A〜B」とは,「A以上B以下」であることを意味する。
本発明に係る吸収体30及びこれを備える吸収性物品100の実施形態について,図1〜図5を参照して具体的に説明する。図示した実施形態では,本発明に係る吸収性物品100は,いわゆるパンツ型の使い捨ておむつである。ただし,本発明はこれに限定されず,例えば,後身頃に取り付けられた止着テープを前身頃に取り付けて着用するいわゆるテープ型の使い捨ておむつにも適用できる。また,その他にも,本発明は,女性用生理用品や,軽中度失禁パッド,ペット用排泄処理用品などの公知の吸収性物品に適用可能である。
パンツ型の使い捨ておむつには,いわゆる一体タイプのものと分離タイプのものがある。図示した実施形態は,一体タイプのパンツ型使い捨ておむつであり,前身頃から股下部を通って後身頃に掛けて一体的に形成された外装体の肌対向面側に,股下部を中心として吸収性本体が固定されている。他方で,分離タイプのパンツ型使い捨ておむつは,分離された前身頃外装体と後身頃外装体の間に,吸収性本体が架け渡すように固定される。分離タイプの場合,前身頃外装体と後身頃外装体の間には隙間があり,吸収性本体の股下部を被覆位置に外装体は設けられていない。以下では,これらのパンツ型使い捨ておむつのうち,一体タイプのものを例に挙げて,本発明の内容を具体的に説明する。
図1は,本実施形態に係るパンツ型の使い捨ておむつ100の展開状態を示し,図2は,パンツ型の使い捨ておむつ100を構成要素に分解した状態を示し,図3は,図1中のIII−III線に沿った断面構造を模式的に示している。また,図4は,吸収性本体5の拡大平面図であり,図5は,図4に示したV−Vに沿った拡大断面図である。図1に示されるように,使い捨ておむつ100は,長手方向(Y軸方向)と幅方向(X軸方向)を有している。使い捨ておむつ100は,装着された際に着用者の腹部に接する前身頃1と,着用者の背部に接する後身頃2と,着用者の股下にあてがわれる股下部3とに,長手方向に区分される。また,本実施形態において,使い捨ておむつ100は,前身頃1から股下部3を通り後身頃2に至るまで一体的に形成された外装体6を備える。また,外装体6の肌対向面側には,股下部3を中心として前身頃1と後身頃2に延在するように,吸収性本体5が配置されている。
図1に示された展開状態から,前身頃1と後身頃2の幅方向の左右両側部を互いに重ね合わせた状態で接合する。これにより,前身頃1と後身頃2の左右両端に,サイドシール部4が形成される。このように,サイドシール部4において,前身頃1と後身頃2を互いに接合することにより,図1に示された展開状態から,パンツ型の状態に組み上がる。パンツ型の使い捨ておむつ100においては,前身頃1の上端縁と後身頃2の上端縁により,ウエスト開口部が形成される。また,前身頃1と後身頃2がサイドシール部4において接合されることにより,装着時に着用者の左右の脚部周りに位置する一対のレッグ開口部が形成される。このため,着用者は,ウエスト開口部から両脚部を入れ,各脚部をレッグ開口部から出すことで,パンツ型の使い捨ておむつ100を装着することができる。
吸収性本体5は,本実施形態において,使い捨ておむつの長手方向に延びる細長い矩形状をなしており,使い捨ておむつの前身頃1から股下部3を通って後身頃2にまで延在するように,外装体6の肌対向面側に固定されている。吸収性本体5は,基本的に,液透過性のトップシート10と,液不透過性のバックシート20と,これらの間に介在する吸収体30を有している。トップシート10は,吸収体30の肌対向面側を被覆しており,バックシート20は,吸収体30の肌非対向面側を被覆している。吸収体30の周囲においては,トップシート10とバックシート20が,ホットメルト接着剤や,ヒートシール,あるいは超音波シールなどによって互いに接合されている。これにより,吸収体30は,トップシート10とバックシート20の接合部によって周囲を囲われたものとなる。また,吸収性本体5の幅方向左右両側に,一対の立体ギャザー50が形成されている。一対の立体ギャザー50は,吸収体30の左右両側において起立するものであり,尿漏れを防ぐための防漏壁として機能する。
トップシート10は,着用者の股下の肌に直接接し,尿などの体液を吸収体30へ透過させるためのシート状の部材である。このため,トップシート10は,柔軟性が高い液透過性材料で構成される。液透過性とは,例えば,標準の大気圧下において常温の水を5mlその上に載せた場合に,1分未満の時間で水を透過する性質を意味する。トップシート10を構成する液透過性材料の例は,織布,不織布,又は多孔性フィルムである。また,例えばポリプロピレンやポリエチレン,ポリエステル,ナイロンのような熱可塑性樹脂の繊維を親水化処理してさらに不織布にしたものを用いることとしてもよい。不織布としては,エアスルー不織布,ポイントボンド不織布,スパンボンド不織布,メルトブロー不織布などを挙げることができる。
バックシート20は,トップシート10を透過して吸収体30に吸収された体液が,おむつの外部へ漏出することを防止するためのシート状の部材である。このため,バックシート20は,液不透過性材料によって構成されることが好ましい。液不透過性とは,例えば,標準の大気圧下において常温の水を5mlその上に載せた場合に,1分以上経過してもその水を透過しない性質を意味する。バックシート20を構成する液不透過材料の例は,ポリエチレン樹脂からなる液不透過性のフィルムである。特に,バックシート20としては,液不透過性を維持しつつ通気性を確保するために,0.1〜4μmの微細な孔が複数形成された微多孔性ポリエチレンフィルムを用いることが好ましい。
吸収体30は,尿などの体液を吸収し,吸収した体液を保持するための部材である。吸収体30は,吸収性コア31と,それを被覆するコアラップシート32とによって構成されている。吸収性コア31は,その大部分が針葉樹や広葉樹などの繊維材料を解砕してなる親水性のフラッフパルプ31aによって構成され,そのフラッフパルプ31aの中に粒状の吸収性ポリマー31b(SAP)が混合されている。フラッフパルプ31aは,極細の繊維材料が絡まり合って形成された繊維の集合体であり,吸収性ポリマー31bは,この繊維材料に混合されることによって,その中に埋没保持されている。
具体的に説明すると,フラッフパルプ31aとしては,例えば,針葉樹若しくは広葉樹などのパルプ繊維,レーヨン繊維,又はコットン繊維のようなセルロース系繊維の短繊維や,その他にポリエチレン,ポリプロピレン,又はポリエチレンテレフタレートのような合成繊維に親水化処理を施した短繊維であってもよい。これらの繊維は,1種を単独で用いてもよいし,2種以上を組み合わせて,用いることとしてもよい。
また,吸収性ポリマー31bとしては,従来から,使い捨ておむつや尿パッドのような吸収性物品における吸収体の材料として用いられている各種のものを用いることができる。吸収性ポリマー31bとしては,例えば,自重の5倍以上1000倍以下の水を吸収し保持することが可能なものが採用される。また,吸収性ポリマー31bとしては,例えば,デンプン系,セルロース系,又は合成ポリマー系の物を用いることとしてもよい。特に,本発明において,吸収性ポリマー31bとしては,ポリアクリル酸ナトリウムを主体するとするものを用いることが好ましい。具体的には,吸収性ポリマー31bは,少なくとも80重量%以上がポリアクリル酸ナトリウムによって構成されていることが好ましく,ポリアクリル酸ナトリウムのみからなるものであってもよい。
コアラップシート32は,吸収性コア31を包み込むことで,フラッフパルプ31aや吸水性ポリマー31bが漏れ出すことを防止する。コアラップシート32は,柔らかと強度とを有する親水性の不織布で構成されていることが好ましい。コアラップシート32を構成する不織布としては,スパンボンド不織布,エアスルー不織布,ポイントボンド不織布,スパンレース不織布等を親水化処理したものが挙げられる。特に,尿等の透過性や柔らかさ,吸収性コア31の保形性に必要な強度との観点から,スパンボンド不織布を用いることが好ましい。ただし,コアラップシート32としては,不織布以外にも,公知のティシュペーパーなどを用いることができる。
一対の立体ギャザー50は,吸収体の左右両側において起立するものであり,尿漏れを防ぐための防漏壁となる。一対の立体ギャザー50は,それぞれ,サイドシート51と一又は複数の弾性伸縮部材52によって構成される。サイドシート51は,股下部3においては,幅方向の外側部分がトップシート10やバックシート20の肌対向面側に接合され,幅方向の内側部分は接合されずに開放されている。そして,開放されたサイドシート51の内側端部に,一又は複数の弾性伸縮部材52が,長手方向の沿った伸長状態で固定されている。このため,弾性伸縮部材52が収縮すると,サイドシート51の内側端部が弾性伸縮部材52の収縮力によって立ち上がるとともに,弾性伸縮部材52が収縮した部位に皺(ギャザー)が形成される。サイドシート51としては,例えば,カードエンボスやスパンボンド等の製法により得られた不織布シートを使用することができ,特に防水性及び通気性が高いSMSやSMMS等の不織布シートを用いることが好ましい。
外装体6は,上記した吸収性本体5を着用者の股下に保持するための部材である。外装体6は,肌対向面側に位置するインナーシート60と,肌非対向面側に位置するアウターシート70を有する。インナーシート60とアウターシート70は,互いに重ね合わされて,ホットメルト接着剤などによって接合されている。インナーシート60とアウターシート70は,それぞれ,手触りの良い不織布などで構成することが好ましい。
また,外装部材6は,使い捨ておむつのウエスト開口部の周縁に配置されたウエスト伸縮部材81と,レッグ開口部に沿った位置に配置された左右一対のレッグ伸縮部材82を有する。ウエスト伸縮部材81とレッグ伸縮部材82は,インナーシート60とアウターシート70の間に伸長状態で配される。ウエスト伸縮部材81によって着用者のウエストの部分に対応するウエスト開口部が絞られ,ここにウエストギャザーが形成される。また,左右一対のレッグ伸縮部材82によって着用者の両脚の太股部分に対応する左右一対のレッグ開口部がそれぞれ絞られ,そこにレッグギャザーが形成される。
ここで,特に図4及び図5に示されるように,吸収性本体5には,吸収体30を厚み方向に窪ませた圧搾溝40が複数形成されている。より具体的には,圧搾溝40は,吸収性本体5の肌対向面側から,トップシート10,コアラップシート32,及び吸収性コア31を同時に押圧することによって形成されたものである。その結果,トップシート10,コアラップシート32,及び吸収性コア31に亘って,厚み方向に圧搾溝40が形成されている。このように,圧搾溝40は,肌対向面側からトップシート10と吸収体30を押圧して圧縮することによって形成することが可能である。このため,圧搾溝40が形成された部位においては,吸収性コア31を構成するフラッフパルプ31a及び吸収性ポリマー31bの密度が高まることとなる。
図4に示されるように,圧搾溝40は,使い捨ておむつの長手方向と平行に延びる仮想線Pに対して一方向に傾斜した第1圧搾溝41と,この仮想線Pに対して他方側に傾斜した第2圧搾溝42とを含む。第1圧搾溝41と第2圧搾溝42はそれぞれ複数形成されており,複数の第1圧搾溝41はすべて平行(仮想線Pに対する傾斜角が等角)であり,同様に複数の第2圧搾溝42もすべて平行(仮想線Pに対する傾斜角が等角)である。また,第1圧搾溝41と第2圧搾溝42とは,互いに交差している。具体的には,第1圧搾溝41のそれぞれは,複数の第2圧搾溝42との交差していることが好ましく,同様に,第2圧搾溝42のそれぞれは,複数の第1圧搾溝41と交差していることが好ましい。
さらに具体的に説明すると,図4に示したにおいて,トップシート10と吸収体30に形成された圧搾溝40は,斜方形格子状のパターンで形成されている。ここにいう「斜方形格子状のパターン」とは,長手方向及び幅方向に対して傾斜した方向に延びる複数の圧搾溝が交差して,斜方形(菱形)の非圧搾領域が区画されるパターンをいう。このため,各圧搾溝が長手方向と平行に延びる仮想線Pに対して傾斜する角度θは,90度未満であり,特に20〜80度,30〜60度,又は40〜50度の範囲であることが好ましい。図示した例では,各圧搾溝の傾斜角度θは45度となっている。また,斜方形格子状のパターンは,各圧搾溝41,42によって四方を囲われた非圧搾領域43がすべて正斜方形(正菱形)となる規則的なパターンとなっている。このように,斜方形格子状のパターンにおいては,複数の第1圧搾溝41,複数の第2圧搾溝42,これらの圧搾溝41,42によって周囲を囲われた非圧搾領域43,及び第1圧搾溝41と第2圧搾溝42とが交差した交点部44が形成されているものと観念することができる。
ここで,吸収体30に関する具体的な数値について説明する。吸収体30の厚み,すなわち非圧搾領域43の厚みは,10mm〜40mmであることが好ましく,特に15mm〜30mmであることが好ましい。また,圧搾溝40の深さは,吸収体30の厚みに対して,30〜95%であることが好ましく,50〜95%又は60〜95%であることが特に好ましい。例えば,圧搾溝40が形成された部位における吸収体30の厚みは,少なくとも1mm以上であればよく,特に2mm以上又は5mm以上であることが好ましい。
また,圧搾溝40の幅は,1mm〜5mmであることが好ましく,特に2mm〜4mmであることが好ましい。また,図4に示した非圧搾領域43の長手方向における対角線の長さD1は,10mm〜50mmであることが好ましく,特に20mm〜40mm,あるいは30mmであることが好ましい。また,非圧搾領域43の幅方向における対角線の長さD2の好ましい数値範囲は,前述した長さD1と同様である。長さD1と長さD2は,ほぼ等しいことが好ましいが,異なっていてもよい。なお,非圧搾領域43の形状は,正斜方形(正菱形)に限られず,その他の斜方形とすることも可能である。
また,吸収体30に形成された圧搾溝40は,股下部近傍に排出された体液を前身頃及び後身頃まで広く拡散することができるように,長手方向に亘って広い範囲に形成されていることが好ましい。具体的には,圧搾溝40が形成された領域の長手方向の長さは,各吸収体30の長手方向の長さに対して60%以上であることが好ましく,60%〜100%,70%〜100%,又は80%〜100%であることが特に好ましい。また,吸収体30に形成された圧搾溝40は,幅方向の中心近傍に排出された体液を幅方向外側に広く拡散することができるように,幅方向に亘って広い範囲に形成されていることが好ましい。具体的には,圧搾溝40が形成された領域の幅方向の最大幅は,各吸収体30の幅方向の最少幅に対して60%以上であることが好ましく,60%〜100%,70%〜100%,又は80%〜100%であることが特に好ましい。
図5に示した拡大断面図においては,吸収性コア31に含まれる吸収性ポリマー31bを模式的に“黒丸”で示している。吸収性コア31は,圧搾溝40が形成された付近の領域,すなわち少なくとも圧搾溝40から平面方向周囲3mm以内の溝形成領域において,この吸収性コア31の圧搾溝40が形成された側の表面付近に位置する吸収性ポリマーの密度が高くなっている。具体的には,吸収性コア31全体の厚みに対して吸収性コアの肌面表面から10%以内の厚さ範囲の吸収性コアの構成が,当該範囲の全体を100質量部とした場合に,吸収性ポリマーが50質量部以上である。特に,吸収性ポリマー31bの密度は,55〜80質量部であることが好ましく,特に60〜75質量部であることが好ましい。
なお,本発明において,「溝形成領域」とは,例えば図5に「3mm」として示すように,吸収性コア31に存在する領域であって,圧搾溝40の吸収体コア31平面方向近傍の領域を意味する。ここで前記近傍とは,圧搾溝40から平面方向周囲0.5mm以内の距離内に存在する範囲とするが,圧搾溝40から1mm以内の距離内に存在する範囲としてもよいし,圧搾溝40から3mm以内の距離内に存在する範囲としてもよい。
また,本発明において,「吸収性コアの肌面表面から10%以内の厚さ範囲の吸収性コアの構成」とは,より詳細に説明すると,吸収性コア31の非圧搾領域(肌対向面側及び肌非対向面側のいずれにも圧搾溝が存在しない領域)の厚みを基準として,吸収性コアの圧搾溝40が形成された側(両面に形成されている場合は,少なくともいずれか一方の側)の吸収性コア31のいずれかの表面から10%以内の厚さ範囲(なお,当該表面の圧搾溝40が存在しない部分の表面位置を基準とする。)の吸収性コアの構成を意味する。
上記した吸収性ポリマーの密度,すなわち吸収性コアにおける吸収性ポリマーの配合比は,次の方法に従って測定することができる。
<吸収性コアにおける吸収性ポリマーの配合比(重量部)の測定>
予め,測定対象となる吸収性コアから任意重量の吸収性ポリマーをサンプルとして取り出し,1mol/L塩酸を用いて中和滴定を行い,検量線を作成し,当該サンプルのポリマー係数を割り出す(なお,ポリマー係数はポリマーの種類により異なる)。
次に,測定対象となる範囲(肌面表面から10%以内の厚さ範囲)のコアを取り出し,その範囲のコア平面への投射面積と,取り出したコアの重量を測定する。
その後,適量の塩化ナトリウムを溶解させたイオン交換水に,前記取り出したコアを投入したうえで,1mol/L塩酸を1mlずつ注入し,当該イオン交換水のpHを測定するpHメーターの数値が大きく変動した時点における1mol/L塩酸の注入量を読み取る。当該読み取った数値と上記のポリマー係数を掛けあわせたものが,前記取り出したコアに含まれていた吸収性ポリマーの重量となる。この重量,及び上記で測定した取り出したコアの重量をもとに,前記取り出したコア全体を100重量部とする,前記取り出したコアに含まれる吸収性ポリマーの重量部を算出する。
なお,上記取り出すコアの吸収体平面方向の範囲は,吸収体の厚み方向の構成が吸収体の大部分にわたって略一様である場合には,吸収体の全域であってもよいし,本発明の効果との関係に鑑みて,吸収体の任意の一部(例えば,1cm〜5cm角の領域)であってもよい。また,例えば,吸収体の厚み方向の構成が略一様でない場合も含めて,圧搾溝の周辺(例えば,圧搾溝40から平面方向周囲3mm以内の溝形成領域)範囲内の一角を,取り出す範囲としてもよい。本発明においては,少なくとも一以上の上記取り出し範囲から取り出したコアサンプルについて,吸収性ポリマーの配合比の条件が満足されていればよい。
上記のように,吸収性コア31の圧搾溝40が形成された側(両面に形成されている場合は,少なくともいずれか一方の側)の表面から1mmの厚さ範囲に吸収性ポリマーを高密度で配置することで,コアラップシート32及び吸収性コア31を肌対向面側から同時に押圧して圧搾溝40を形成したときに,コアラップシート32の構成繊維が吸収性コア31内の吸収性ポリマー31bの間にしっかりと食い込むこととなる。このように,吸収性コア31にコアラップシート32を繋ぎ止めるアンカー効果を発揮させることで,吸収性コア31とコアラップシート32との結合強度が高まり,時間が経過してもコアラップシート32が吸収性コア31から剥離しにくくなる。その結果,吸収性コア31とコアラップシート32の間に不必要な隙間が発生するのを抑止できる。
また,溝形成領域に配置された吸収性ポリマー31b,特に吸収性コア31の圧搾溝40が形成された側(両面に形成されている場合は,少なくともいずれか一方の側)の面から1mm以内の厚さ範囲に位置するものは,次の保水特性を有するものであることが好ましい。すなわち,吸収性ポリマー31bは,保水倍率が37g/g以上であり,DW5分値(吸水性ポリマーを生理食塩水に5分間浸漬したときの吸収量)が60ml/g以下であることが好ましい。また,保水倍率の範囲は,例えば37〜100g/gであることが好ましく,50〜100g/gであることが特に好ましい。また,DW5分値の範囲は,5〜60ml/gであることが好ましく,10〜50g/gであることが特に好ましい。
上記した吸収性ポリマーの保水倍率とDW5分値は,次の方法に従って測定することができる。
<保水倍率の測定>
保水倍率は,吸収性ポリマーの粒子1グラムをティーバッグに秤取し,25℃の生理食塩水中に1時間浸漬して,吸収量を測定した後,450Gで遠心脱水して保水倍率を求めた。なお,特に断りのない限り,本願での測定は全て20℃,65%RHの恒温恒湿室内で行っている。
<DW5分値の測定>
吸収性ポリマーの粒子1.000gを秤取し,DW測定装置にセットした250メッシュのナイロンメッシュにできるだけ均一に散布して,生理食塩水の吸収量を読み取った。初期吸収量として,5分間で吸収した量(ml/g)を読み取り,DW5分値とした。測定に使用したDW測定装置は,Scientific Machine & Supplies Co. LTD 製のDemand Wettability Testerであり,250メッシュのナイロンメッシュは,NBC工業製のN-NO.250HDであった。
前述したとおり,本発明では,吸収性コア31の肌対向面側の表面付近に吸収性ポリマー31bを多く配置する。この場合に,この吸収性ポリマー31bの膨潤速度が速くすぐにゲル化するものであると,吸収性コア31の表面付近にゲルブロックが形成され,それよりも下方に体液が浸透しにくくなる。このため,吸収性ポリマーとしては,保水倍率が37g/g以上と比較的多くの水を吸収可能であり,DW5分値が60ml/g以下と水の吸収速度が遅いものを採用することで,上記のようなゲルブロックがすぐに発生するのを回避できる。
また,溝形成領域に配置された吸収性ポリマー31b,特に吸収性コア31の肌対向面から1mm以内の厚さ範囲に位置するものは,平均真円度が0.4以上であることが好ましい。なお,粒状の吸収性ポリマーの真円度は,粒子の撮影画像について4π×(面積)/(周長の2乗)で表される。
上記した吸収性ポリマーの粒子形状の平均真円度は,次の方法に従って測定することができる。
<吸収性ポリマーの粒子形状の平均真円度の測定>
溝形成領域内に位置する吸収性ポリマー31bを粒状の状態で採取し,電子顕微鏡(キーエンス製VHX2000/D500)を使用して倍率50倍で写真を撮影し,JPEG形式で画像を保存する。撮影した画像ファイルを,Mathematica10(WolframResearch社)に読み込んで,以下のコマンドを使用して画像処理を行う。
・BilateralFilter[画像名,7,0.1]
・Binarize[%]
処理後の画像を保存したのち,画像処理ソフト(ImageJ)に読み込む。ImageJに読み込んだ後は,Invertコマンドにて白黒反転を行い,Thresholdコマンドで粒子部分の2値化を行った後,AnalyzeParticlesコマンドにて真円度(SetMesurementコマンドでShapeDiscriptorを選択する)を測定する(50〜100点程度)。真円度測定の際に,100pixel^2以下の物はリジェクトする設定を行う。測定した真円度の算術平均を取り,その値をもって,本発明の吸収性ポリマーの粒子形状の平均真円度とする。
前述したとおり,本発明では,吸収性コア31の肌対向面側の表面付近に吸収性ポリマー31bを多く配置する。この場合に,吸収性ポリマー31bが角の多いゴツゴツしたものであると,コアラップシート32と吸収性コア31を同時に押圧したときに,吸収性ポリマー31bの間へのコアラップシート32の食い込みが強くなりすぎるおそれがある。つまり,コアラップシート32が角の多い吸収性ポリマー31bによって損傷させられてしまい,最悪の場合にはコアラップシート32に破れが発生する。このような事態を予防するために,本発明において,溝形成領域に位置する吸収性ポリマー31bとしては真円度の高く角の少ないものを採用することが好ましい。すなわち,このような構成によれば,吸収性ポリマー31bのアンカー効果によって吸収性コア31とコアラップシート32を適度に結合させるとともに,この吸収性ポリマー31がコアラップシート32に与えるダメージを効果的に低減することができる。
なお,本発明において採用される吸収性ポリマー31bの平均粒径は,未吸収時において1000μm以下であることが好ましい。吸収性コア31には,未吸収時の粒径が106μm以上の吸収性ポリマー31bが全体の99重量%以上含まれていることが好ましく,特に150〜850μmのものが全体の99重量%以上含まれていることが好ましい。未吸収時の吸収性ポリマー31bの平均粒径は250〜500μm程度とすればよい。また,吸収性ポリマー31bは,吸収後の平均粒径が未吸収時の平均粒径の3倍以上,具体的には500μm以上となることが好ましい。
未吸収時及び吸収時の吸収性ポリマーの平均粒径の定義は次のとおりである。
<平均粒径の測定>
未吸収時の高吸収性ポリマー粒子の平均粒径は,重量基準粒度分布における積算値50%での粒径を意味する。この場合における重量基準粒度分布は,JIS Z8815−1994に準拠して測定される。すなわち,内径150mm,深さ45mmの710μm,500μm,300μm,150μm及び106μmの目開きのふるいを,目開きの狭いふるいを下にして重ね,一番上の最も目開きの広い710μmのふるいの上に,測定試料50gを入れ,ふるい振動機にて10分間ふるい,各ふるいの上に残った測定試料の重量を測定し,最初の測定試料の重量に基づく各ふるいの上に残った測定試料の重量%を求めることによって測定される。また,吸収後の粒径は,粒子画像分析装置(Malvern社製モフォロギ G3:静止画像解析)等の静止画像解析技術を用い,代表径を長軸最大径として得られる個数基準粒度分布における,積算値50%での粒径を意味する。
以上,本願明細書では,本発明の内容を表現するために,図面を参照しながら本発明の実施形態の説明を行った。ただし,本発明は,上記実施形態に限定されるものではなく,本願明細書に記載された事項に基づいて当業者が自明な変更形態や改良形態を包含するものである。
本発明は,着用者の股下に装着され,尿などの液体を吸収し保持するための吸収体,及び使い捨ておむつなどの吸収性物品の製造業において好適に利用し得る。
1…前身頃 2…後身頃
3…股下部 4…サイドシール部
5…吸収性本体 6…外装体
10…トップシート 20…バックシート
30…吸収体 31…吸収性コア
31a…フラッフパルプ 31b…吸収性ポリマー
32…コアラップシート 40…圧搾溝
41…第1圧搾溝 42…第2圧搾溝
43…非圧搾領域 44…交点部
50…立体ギャザー 51…サイドシート
52…弾性伸縮部材 60…インナーシート
70…アウターシート 81…ウエスト伸縮部材
82…レッグ伸縮部材 100…吸収性物品(使い捨ておむつ)

Claims (5)

  1. 粒状の吸収性ポリマー(31b)を少なくとも有する吸収性コア(31)と,
    前記吸収性コア(31)の肌対向面及び肌非対向面の少なくともいずれかを被覆したコアラップシート(32)と,を有し,
    前記コアラップシート(32)及び前記吸収性コア(31)に亘ってその厚み方向に一又は複数の圧搾溝(40)が形成された
    吸収体であって,
    前記圧搾溝(40)から平面方向周囲0.5mm以内の溝形成領域に位置する前記吸収性ポリマー(31b)は,その粒子形状の平均真円度が0.4以上であることを特徴とする
    吸収体。
  2. 前記圧搾溝(40)は,前記吸収体の長手方向と平行に延びる仮想線(P)に対して一方向に傾斜した第1圧搾溝(41)と,前記仮想線(P)に対して他方側に傾斜した第2圧搾溝(42)を含み,前記第1圧搾溝(41)と前記第2圧搾溝(42)は交差している
    請求項1に記載の吸収体。
  3. 前記吸収性ポリマー(31b)がポリアクリル酸ナトリウムを主体とするものである
    請求項1又は請求項2に記載の吸収体。
  4. 前記圧搾溝(40)の最深部の深さが,前記吸収体(30)の厚みに対して30〜95%である
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の吸収体。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の吸収体を備える吸収性物品。
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