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JP2018042094A - 表示装置 - Google Patents

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JP2018042094A
JP2018042094A JP2016174548A JP2016174548A JP2018042094A JP 2018042094 A JP2018042094 A JP 2018042094A JP 2016174548 A JP2016174548 A JP 2016174548A JP 2016174548 A JP2016174548 A JP 2016174548A JP 2018042094 A JP2018042094 A JP 2018042094A
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恒史郎 下田
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Abstract

【課題】筐体の継ぎ目近傍の隙間に溜まった水や、隙間を通過する水による防水性の低下を抑制できる表示装置を提供する。【解決手段】表示装置2は、画像形成部、画像光が左方向に出射される第1開口を有する筐体21、筐体21の左方向を覆う押圧部材24、筐体21と押圧部材24との間に介在する弾性部材25、押圧部材24及び筐体21によって挟まれた挟持部に連通し、筐体の外側に向けて延びる穴部27、筐体21の外面に設けられ、前後方向に延び、一部に穴部27が連通する溝部22を備える。穴部27は、溝部22の端部222に連通する。溝部22の端部221は、連通部よりも下側に配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、使用者の眼前に保持されて使用される表示装置に関する。
ヘッドマウントディスプレイ(以下、「HMD」という。)において、表示部、光学系等を収容する筐体の内部への水の浸入を防止するための構造が提案されている。例えば、特許文献1に記載されたHMDは、一対の透明部材からなる筐体の継ぎ目をパッキンで封止することによって、筐体の内部に収容された映像表示装置等を外部から密閉する。
特開2009−65310号公報
パッキン等のシール部材によって筐体の継ぎ目が封止される場合、継ぎ目近傍に形成される隙間に水が溜まり易い。この場合、HMDの落下時の衝撃で隙間が広がり、隙間に溜まった水が筐体の内部に浸入する場合があるという問題点がある。
本発明の目的は、筐体の継ぎ目近傍の隙間に溜まった水や、隙間を通過する水による防水性の低下を抑制できる表示装置を提供することである。
本発明に係る表示装置は、画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部を内部に収容し、且つ、前記画像の画像光が第1方向に出射される第1開口を有する筐体と、前記筐体の前記第1方向側の少なくとも一部を覆う覆部材と、前記筐体と前記覆部材との間に介在する介在部を有する介在部材と、前記覆部材及び前記筐体によって挟まれた挟持部に連通し、前記筐体の外側に向けて延びる穴部と、前記筐体の外面に設けられ、前記第1方向と反対の第2方向側に向けて延び、一部に前記穴部が連通する溝部とを備えた表示装置であって、前記覆部材及び前記介在部材の少なくとも一方に、前記第1開口を覆う透明部が形成され、前記溝部の前記第1方向側の第1端部は、前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向において、前記穴部と同一位置又は前記穴部よりも前記第3方向側に配置され、前記溝部の前記第2方向側の第2端部は、前記第3方向と反対の第4方向において、前記穴部と同一位置又は前記穴部よりも前記第4方向側に配置されることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、覆部材及び介在部材の少なくとも一方の透明部によって筐体の第1開口を覆うことによって、第1開口を介して筐体の内部に水が浸入することを防止する。このため、筐体に収容された画像形成部に水の影響が及ぶことを抑制できる。又、表示装置では、挟持部に溜まった水を、穴部を介して筐体の外側に排出できる。更に、表示装置は、排出された水を、筐体の外面に設けられた溝部によって案内できる。このため、表示装置は、落下時の衝撃で覆部材がずれ、挟持部に溜まった水や、挟持部を通過する水が筐体内部に浸入することを防止できる。従って、表示装置は、挟持部に溜まった水や、挟持部を通過する水による防水性の低下を抑制できる。
HMD1Aの斜視図である。 表示装置2の斜視図である。 表示装置2の分解斜視図である。 図2のB−B線を矢印方向から見た断面図である。 第1角度θ1及び第2角度θ2を説明する為の図である。 表示装置2の分解斜視図である。 図2のB−B線を矢印方向から見た断面図である。 表示装置3の分解斜視図である。 図8のC−C線を矢印方向から見た断面図(A)、及び、図8のD−D線を矢印方向から見た断面図(B)である。 表示装置4の分解斜視図である。 図10のE−E線を矢印方向から見た断面図である。 表示装置5の分解斜視図である。 図12のF−F線を矢印方向から見た断面図である。 表示装置6の分解斜視図である。 図14のG−G線を矢印方向から見た断面図である。 表示装置7の分解斜視図である。 図16のH−H線を矢印方向から見た断面図である。 表示装置8の分解斜視図である。 図18のI−I線を矢印方向から見た断面図である。 HMD1Bの斜視図である。
本発明の第1実施形態について説明する。図1に示すように、ヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display、以下、「HMD」という。)1Aは、ビデオ透過型のHMDである。HMD1Aは、装着具11、連結具12、及び、表示装置2を備える。以下、図の説明の理解を助けるため、HMD1Aの上側、下側、左側、右側、前側、及び、後側を定義する。HMD1Aの上側、下側、左側、右側、前側、及び、後側は、例えば、図1の上側、下側、左斜め上側、右斜め下側、左側、及び、右側にそれぞれ対応する。HMD1Aの上側、下側、左側、右側、前側、及び、後側は、それぞれ、装着具11が着用された使用者にとって、上側、下側、右側、左側、前側、及び、後側に対応する。
<装着具11、連結具12>
図1に示すように、装着具11は、樹脂や金属(例えば、ステンレス)などの、可撓性を有する材質で構成される。装着具11は、第1部分11A及び第2部分11B、11Cを有する。なお、以下では、理解を容易とするために、装着具11を第1部分11A及び第2部分11B、11Cに区分して説明するが、装着具11は、第1部分11A及び第2部分11B、11Cのそれぞれの部材に分かれておらず、全体として一体の部材である。
第1部分11A及び第2部分11B、11Cは、それぞれ、湾曲した細長い板状部材である。第1部分11Aは、装着具11のうち、位置112と位置113との間で左右方向に延びる。第1部分11Aは、前側に凸状に湾曲する。位置112は、装着具11の左右方向中心111よりも左側に位置する。位置113は、装着具11の左右方向中心111よりも右側に位置する。第2部分11Bは、装着具11のうち、位置112から後側に延びる。第2部分11Cは、装着具11のうち、位置113から後側に延びる。第2部分11B、11Cは、それぞれ、後端部が互いに近づく方向に延びる。装着具11は、使用者の前頭部、右側頭部、及び、左側頭部のそれぞれに、第1部分11A、第2部分11B、11Cを接触させた状態で、使用者の頭部に着用される。
連結具12は略棒状である。連結具12は、樹脂や金属などで構成される。連結具12は、正面から見た状態で上下方向に延びる。連結具12の上端部は、ボールジョイント13及び接続部材14を介して装着具11に接続される。連結具12の下端部は、ボールジョイント15を介して表示装置2に接続される。表示装置2の筐体21は、連結具12を介して装着具11と連結する。連結具12は、装着具11が使用者の頭部に着用された状態で、使用者の左眼の前側に表示装置2を配置させることができる。
<表示装置2>
表示装置2について説明する。表示装置2は、液晶パネル10B、ケーブル10C、筐体21、押圧部材24、及び、弾性部材25(図3参照)を有する。なお、以下では、理解を容易とするために、使用者の左眼の前側に表示装置2が配置された状態(図1の状態、以下、「使用状態」という。)を基準として、HMD1Aの各方向(上側、下側、左側、右側、前側、及び、後側)を、表示装置2にも適用する。
<筐体21>
筐体21は略箱状である。筐体21は、壁面21F、21R、21U、21L、21D、21E(図3参照)を有する。壁面21F、21R、21U、21L、21D、21Eは、それぞれ、筐体21の左側、右側、上側、下側、前側、及び、後側の壁面に対応する。壁面21F、21R、21U、21Lは、それぞれ、湾曲した板状である。図2、図3に示すように、壁面21U、21Lの各左右方向略中央部分は、夫々左右方向両端部よりも上側、下側に僅かに突出する。壁面21F、21Rの各上下方向略中央部分は、夫々上下方向両端部よりも左側、右側に僅かに突出する。図3に示すように、壁面21D、21Eは平板状である。
壁面21Uの後側の端部212Uは、前側の端部211Uよりも下側に配置される。壁面21Uは、端部211Uから端部212Uに向けて斜め下方向に傾斜する。図2に示すように、壁面21Lの前側の端部211Lは、後側の端部212Lよりも下側に配置される。壁面21Lは、端部212Lから端部211Lに向けて斜め下方向に傾斜する。
図2に示すように、壁面21Lの外面のうち左右方向略中央部分に、溝部22が形成される。溝部22は、壁面21Lの端部211L、212Lに亘って前後方向に直線状に延びる。溝部22は、左側の溝壁22A及び右側の溝壁22Bを有する。なお前述のように、壁面21Lは、端部212Lから端部211Lに向けて斜め下方向に傾斜する。このため、溝部22の前側の端部221は、溝部22の後側の端部222よりも下側に配置される。溝部22の溝壁22A、22B間の幅、より詳細には、溝壁22A、22B間の左右方向の長さは、端部221から端部222に向けて次第に大きくなる。溝壁22A、22B間の幅は、端部222で最も大きくなり、端部221で最も小さくなる。
図2に示すように、壁面21Fの後側の端部212Fは、前側の端部211Fよりも右側に配置される。壁面21Fは、端部211Fから端部212Fに向けて斜め右方向に傾斜する。図1に示すように、壁面21Rの前側の端部211Rは、後側の端部212Rよりも右側に配置される。壁面21Rは、端部212Rから端部211Rに向けて斜め右方向に傾斜する。
壁面21Rにボールジョイント15が接続する。筐体21は、壁面21Rにおいて、ボールジョイント15を介して連結具12と接続する。壁面21Rのうちボールジョイント15が接続する部分の上側に設けられた非図示の穴を、ケーブル10Cが貫通する。ケーブル10Cのうち壁面21Rを貫通する部分は、壁面21Lよりも上側に配置される。このため、ケーブル10Cのうち壁面21Rを貫通する部分は、溝部22の端部221(図2参照)よりも上側に配置される。
ケーブル10Cの一端側は、筐体21の内側に配置される。ケーブル10Cの一端側の端部は、筐体21の内側で液晶パネル10Bと電気的に接続する。ケーブル10Cの他端側は、壁面21Rから筐体21の外側に露出する。ケーブル10Cの他端側の端部は、非図示の外部機器と電気的に接続する。外部機器は、例えば、液晶パネル10Bに画像を表示させるための制御を行うコントロールボックスである。ケーブル10Cは、液晶パネル10Bと外部機器とを電気的に接続する。
図3に示すように、壁面21Eは、第1開口23A、第1突出部23B、第2突出部23C、及び、第3突出部23Dを有する。第1開口23Aは、左右方向に長い長方形である。第1突出部23Bは、壁面21Eのうち第1開口23Aの上側の第1突出部23B、下側の第1突出部23B、左側の第1突出部23B、右側の第1突出部23Bを有する。第3突出部23Dは、壁面21Eの右端部を上下方向に亘って延びる。
第2突出部23Cは、第1突出部23Bの後端部から外側に突出する。左側の第1突出部23Bには、上端部から下端部に亘って延び、左側に突出する1つの左側の第2突出部23Cが設けられる。上側の第1突出部23Bには、互いに間隔を空けて左右方向に並び、上側に突出する3つの上側の第2突出部23Cが設けられる。下側の第1突出部23Bには、互いに間隔を空けて左右方向に並び、下側に突出する3つの下側の第2突出部23Cが設けられる。上側及び下側のそれぞれの第2突出部23Cは、第1突出部23Bの左側部分、左右方向略中央、及び、右側部分に設けられる。
<液晶パネル10B>
液晶パネル10Bは、筐体21の内部に収容される。液晶パネル10Bは、ケーブル10Cを介して外部機器から受信した信号に基づき、表示面101Bに画像を表示させる。表示面101Bは後側を向く。表示面101Bに表示された画像の画像光は、後側に向けて出射される。画像光は、筐体21の第1開口23Aを、前側から後側に向けて通過する。
<弾性部材25>
弾性部材25は、後述する押圧部材24よりも軟らかい樹脂製の軟性物質からなる。弾性部材25は、可撓性を有する透明の部材である。弾性部材25は、左右方向に長い略長方形である。弾性部材25は、筐体21の第1開口23A、及び、後述する押圧部材24の第2開口24Dよりも、左右方向及び上下方向のそれぞれにおいて僅かに大きい。
<押圧部材24>
押圧部材24は、弾性部材25よりも硬い硬質物質からなる。押圧部材24は、基部24A、第1突出部24B、第2突出部24Cを有する。基部24Aは平板状である。基部24Aは第2開口24Dを有する。第2開口24Dは、左右方向に長い長方形である。第2開口24Dの形状は、筐体21の第1開口23Aの形状と略同一である。第1突出部24Bは、基部24Aの上端部から前側に突出する上側の第1突出部24B、下端部から前側に突出する下側の第1突出部24B、及び、左端部から前側に突出する左側の第1突出部24Bを有する。図2に示すように、下側の第1突出部24Bの前端部のうち左右方向略中央に、切欠き部240Bが形成される。切欠き部240Bは矩形状である。下側の第1突出部24Bの前端部は、切欠き部240Bによって後側に凹む。
図3に示すように、第2突出部24Cは、第1突出部24Bの前端部から内側に突出する。上側の第1突出部24Bには、互いに間隔を空けて左右方向に並び、下側に突出する3つの上側の第2突出部24C(図示略)が設けられる。下側の第1突出部24Bには、互いに間隔を空けて左右方向に並び、上側に突出する4つの下側の第2突出部24Cが設けられる。左側の第1突出部24Bには、上端部から下端部に亘って延び、右側に突出する1つの左側の第2突出部24Cが設けられる。
押圧部材24は、次の工程(矢印Y21、Y22)を経て筐体21に係合する。はじめに、弾性部材25の中心部分が筐体21の第1開口23Aを後側から覆うように、筐体21の壁面21Eの後側に弾性部材25が配置される。以下、弾性部材25のうち第1開口23Aを覆う矩形状の中心部分を、「第1覆部25A」という。弾性部材25のうち、第1覆部25Aを除く部分は、筐体21の第1突出部23B及び第2突出部23Cのそれぞれの後端部に後側から接触する。以下、弾性部材25のうち、第1覆部25Aを除く枠状の部分を、「介在部25B」という。
次に、弾性部材25の後側に押圧部材24が配置される。押圧部材24の第2突出部24Cと、筐体21の第2突出部23Cとが互い違いになるように、筐体21に対して押圧部材24が僅かに左側に配置される。次に、筐体21は後側に移動される(矢印Y21)。弾性部材25に押圧部材24の基部24Aが接触する。
次に、押圧部材24が右側に移動される(矢印Y22)。図4に示すように、筐体21の壁面21Eと第2突出部23Cとの間の隙間に、押圧部材24の第2突出部24Cが入り込む。押圧部材24の基部24Aと第2突出部24Cとの間の隙間に、筐体21の第2突出部23Cが入り込む。押圧部材24の上側の第1突出部24B(図3参照)、及び、下側の第1突出部24B(図2参照)のそれぞれの右端部が、筐体21の第3突出部23Dに左側から接触し、押圧部材24の右側の移動が規制される。押圧部材24の基部24Aは、筐体21の壁面21Eを後側から覆う。以上によって、押圧部材24は筐体21に係合する。
図4に示すように、弾性部材25の介在部25B(図3参照)は、押圧部材24の基部24Aと筐体21の第1突出部23Bとの間に配置された状態で前後両側から挟まれ、圧縮される。以下、筐体21の第1突出部23Bと弾性部材25との接触面を、「第1接触面251」という。押圧部材24の基部24Aと弾性部材25との接触面を、「第2接触面252」という。弾性部材25は弾性を有するので、介在部25Bは、圧縮された状態から元の状態に伸張しようとする。このため、弾性部材25の介在部25Bは、第1接触面251において筐体21に密着し、第2接触面252において押圧部材24に密着する。
以下、第1接触面251における摩擦力を、「第1摩擦力(F21)」という。第1接触面251における圧力損失を、「第1圧力損失(P21)」という。第2接触面252における摩擦力を、「第2摩擦力(F22)」という。第2接触面252における圧力損失を、「第2圧力損失(P22)」という。ここで、第1接触面251において弾性部材25と接触する筐体21の接触面の摩擦係数μ21が、第2接触面252において弾性部材25と接触する押圧部材24の接触面の摩擦係数μ22よりも大きくなるように、それぞれの表面が加工されている(μ21>μ22)。このため、第1摩擦力は第2摩擦力よりも大きくなる(F21>F22)。又、第1圧力損失は、第2圧力損失よりも大きくなる(P21>P22)。
圧縮された弾性部材25の介在部25Bが伸長しようとすることに応じて、押圧部材24に対して後側に向かう力が作用する。これに対し、押圧部材24の後側への移動は、筐体21の第2突出部23Cに対して押圧部材24の第2突出部24Cが前側から接触することによって規制される。つまり、押圧部材24には、筐体21側に押圧される力が相対的に作用する。以下、筐体21の第2突出部23Cと押圧部材24の第2突出部24Cとの接触面を、「第3接触面253」という。第3接触面253や外部から第1接触面251までの浸水経路における圧力損失を、「第3圧力損失(P23)」という。ここで、第1接触面251では、可撓性を有する弾性部材25と筐体21とが密着しているのに対し、第3接触面253では、可撓性の相対的に小さい筐体21と押圧部材24とが密着している。このため、第3接触面253における押圧部材24と筐体21との密着性は、第1接触面251における弾性部材25と筐体21との密着性よりも小さくなる。このため、第3圧力損失は、第1圧力損失よりも小さくなる(P21>P23)。
押圧部材24及び筐体21によって挟まれた部分に、挟持部26が形成される。挟持部26は、押圧部材24の基部24A、第1突出部24B、及び、第2突出部24Cと、筐体21の第1突出部23B、及び、第2突出部23Cと、弾性部材25とで囲まれた閉空間である。挟持部26は、第1開口23A及び第2開口24Dの外側を覆う枠状に形成される。
図2に示すように、押圧部材24の切欠き部240B及び筐体21の壁面21E(図3参照)によって穴部27が形成される。図4に示すように、穴部27の上端部は挟持部26に連通する。穴部27は、挟持部26から筐体21の外側に向けて延びる。図2に示すように、穴部27の下端部は、溝部22の端部222に連通する。穴部27の下端部は、溝部22の端部222と上下方向において同一位置に配置される。穴部27は、第1接触面251及び第2接触面252よりも、前後方向において前側に配置される。第1接触面251に沿って延びる仮想平面を定義した場合、この仮想平面と穴部27とは交差しない。第2接触面252と穴部27との関係についても同様である。このため、図4において、仮想平面と穴部27とは前後方向に離間した位置に配置される。
<HMD1Aの使用例>
HMD1Aの使用例の一例を説明する。はじめに、使用者は、HMD1Aの装着具11を頭部に固定する。使用者は、表示装置2及び連結具12を持ち、表示装置2の押圧部材24が左眼の前側に対向して配置されるように位置を調節する。このとき、ボールジョイント13、15は、装着具11に対して表示装置2を適切な位置に配置させることができる。
図3に示すように、外部機器からケーブル10Cを介して、表示装置2の液晶パネル10Bに信号が出力される。液晶パネル10Bの表示面101Bに画像が表示される。表示された画像の画像光は、筐体21の第1開口23Aに向けて後側に出射される。第1開口23Aは、透明な弾性部材25の第1覆部25Aによって後側が覆われている。このため、第1開口23Aを後側に通過した画像光は、第1覆部25Aを後側に透過する。第1覆部25Aを透過した画像光は、更に、押圧部材24の第2開口24Dを後側に通過する。画像光は使用者の左眼に入射する。これによって、使用者は画像を認識する。
図5(A)に示すように、画像光が水平方向に出射されるように表示装置2が配置された状態で、壁面21Uの端部212Uは、端部211Uよりも下側に配置される。壁面21Uは、端部211Lから端部212Lに向けて斜め下方向に傾斜する。又、壁面21Lの端部211Lは、端部212Lよりも下側に配置される。壁面21Lは、端部212Lから端部211Lに向けて斜め下方向に傾斜する。以下、画像光が出射される方向を、「出射方向S」という。壁面21Lに接する仮想的な平面を、「仮想平面T」という。出射方向Sと仮想平面Tとの間のなす角度を、「第1角度」といい、θ1と表記する。なお、詳細には、壁面21Lは湾曲している。このため、壁面21Lに接する仮想平面Tも、接点の位置に応じて多数存在する。第1角度θ1は、それぞれの仮想平面T毎に定義される。
連結具12と筐体21とを接続するボールジョイント15の左右方向を軸とした回転は、所定の角度範囲(以下、「第2角度θ2」という。)に制限される。詳細は次の通りである。図5(B)は、左側から見た場合において表示装置2が反時計回り方向に最も回転した状態を示している。この場合、表示装置2から出射される画像光の出射方向Sは、後側に向けて水平方向に延びている。一方、図5(C)は、左側から見た場合において表示装置2が時計回り方向に最も回転した状態を示している。この場合、表示装置2から出射される画像光の出射方向Sは、水平方向に対して後斜め下側に傾斜している。そして、図5(B)における出射方向Sと、図5(C)における出射方向Sとの間のなす角度は、ボールジョイント15が回転可能な角度範囲である第2角度θ2ということになる。ここで、HMD1Bは、第1角度θ1が第2角度θ2よりも大きくなるように、壁面21Lの傾斜角度、及び、ボールジョイント15の回転可能な角度範囲が調整されている。
<第1実施形態の主たる作用効果>
HMD1Aの表示装置2は、筐体21の第1開口23Aを弾性部材25で覆うことによって、第1開口23Aを介して筐体21の内部に水が浸入することを防止する。このため、筐体21に収容された液晶パネル10Bに水の影響が及ぶことを抑制できる。又、表示装置2の壁面21Uを伝って端部212U側に流れた水が、筐体21と押圧部材24との間の挟持部26に入り込む場合がある。これに対し、表示装置2では、挟持部26に溜まった水を、穴部27を介して筐体21の外側に排出できる。更に、表示装置2は、排出された水を、筐体21の壁面21Uに設けられた溝部22によって端部211U側に案内できる。このため、表示装置2は、落下時の衝撃で弾性部材25がずれ、挟持部26に溜まった水や、挟持部26を通過する水が筐体21内部に浸入することを防止できる。従って、表示装置2は、挟持部26に溜まった水や、挟持部26を通過する水による防水性の低下を抑制できる。
なお、表示装置2において、挟持部26に溜まった水が排出されない場合、状況によっては、溜まった水が腐ったりかびたりする場合がある。この場合、HMD1Aの衛生環境が悪化する。HMD1Aは使用者の眼前に保持されて使用されるので、衛生環境の悪化は特に好ましくない。これに対し、表示装置2では、挟持部26に溜まった水を、穴部27を介して排出できるので、溜まった水が腐ったりかびたりすることを抑制できる。このため、表示装置2は、衛生環境を良好に維持できる。
表示装置2において、溝部22の端部222は穴部27と連通する。又、溝部22の端部221は、端部222よりも下側に配置される。ここで、端部222は使用者に近接し、端部221は使用者から離隔する。表示装置2の壁面21Uを伝って端部212U側に水が流れた場合、使用者に近接する位置に水が近づくことになる。この場合、第1開口23A及び第2開口24Dを水が横切るように垂れることによって使用者の視認性に影響を及ぼす可能性があるため、好ましくない。
これに対し、挟持部26は、第1開口23A及び第2開口24Dの外側を覆う枠状に形成される。このため、挟持部26は、表示装置2の壁面21Uを伝って端部212U側に流れた水を、壁面21L側に向けて下側に誘導し、穴部27から筐体21の外部に排出できる。又、穴部27の下端部は溝部22の端部222に連通するので、排出された水を溝部22に導くことができる。更に、溝部22は、使用者から離隔する向きに水を流すことができる。このように、表示装置2は、表示装置2の壁面21Uを伝って端部212U側に流れた水が第1開口23A及び第2開口24Dを水が横切るように垂れることを、挟持部26によって抑制できる。更に、挟持部26から穴部27を介して水が排出されたときに、この水が使用者の近傍で垂れることを抑制できる。従って、表示装置2は、筐体21に付着した水による使用者の視認性の低下を抑制できる。
表示装置2の弾性部材25は、可撓性を有する。このため、押圧部材24によって筐体21に押し付けられた場合、弾性部材25の介在部25Bは圧縮変形し、筐体21と押圧部材24とに密着する。このため、表示装置2は、弾性部材25によって高い防水性を実現できる。
表示装置2の弾性部材25は透明であり、筐体21の第1開口23Aを第1覆部25Aで覆う。このため、弾性部材25は、第1覆部25Aを介して画像光を透過させると同時に、介在部25Bによって筐体21内に水が侵入することを抑制できる。このため、表示装置2は、筐体21と押圧部材24との間の防水性を高めるためのシール部材等を別途設けることなく、弾性部材25によって高い防水性を実現できる。
表示装置2において、穴部27は、筐体21と弾性部材25とが接触する第1接触面251、及び、押圧部材24と弾性部材25とが接触する第2接触面252よりも前側に配置される。更に、第1接触面251及び第2接触面252と穴部27との間に、筐体21と押圧部材24とが接触する第3接触面253が介在する。このため、表示装置2は、穴部27を介して外部から水が入り込んだ場合でも、第1接触面251を介して筐体21の内側に水が侵入することを防止できる。
表示装置2において、外部機器と液晶パネル10Bとを接続するケーブル10Cのうち、壁面21Rを貫通する部分は、溝部22の端部221よりも上側に配置される。この場合、溝部22を介して端部221まで流れた水は、そのまま下側に垂れるので、ケーブル10C側に水が垂れて接触したり、ケーブル10Cと筐体21との間の隙間を介して筐体21内に浸入したりすることを抑制できる。
溝部22の溝壁22A、22B間の幅は、端部221から端部222に向けて次第に大きくなる。この場合、穴部27を介して排出された水は、毛管現象によって溝部22を端部222から端部221に向けて流れやすくなる。従って、表示装置2は、溝部22に沿って端部221に向けて水を効率よく流すことができる。
表示装置2において、筐体21と弾性部材25とが接触する第1接触面251における第1摩擦力は、押圧部材24と弾性部材25とが接触する第2接触面252における第2摩擦力よりも大きい(F21>F22)。この場合、押圧部材24が筐体21に係合される工程で、筐体21と弾性部材25がずれにくい。このため、表示装置2の組立時、筐体21に対して弾性部材25が摺動することを抑制できる。従って、表示装置2の組立時において、弾性部材25のうち筐体21に接触する部分に傷がつくことを抑制できるので、高い防水性を実現できる。
表示装置2において、第1接触面251における第1圧力損失は、第2接触面252における第2圧力損失、及び、第3接触面253における第3圧力損失よりも大きい(P21>P22、P21>P23)。この場合、筐体21と弾性部材25とが接触する第1接触面251を水が通過する場合のエネルギー損失は、押圧部材24と弾性部材25とが接触する第2接触面252を水が通過する場合のエネルギー損失、及び、筐体21と押圧部材24とが接触する第3接触面253を水が通過する場合のエネルギー損失よりも大きい。従って、挟持部26に溜まった水は、第1接触面251よりも、第2接触面252及び第3接触面253を通過し易くなる。従って、表示装置2は、第1接触面251の防水性を、第2接触面252及び第3接触面253の防水性よりも高い状態で保持できる。表示装置2は、挟持部26に溜まった水を、第3接触面253及び穴部27を介して筐体21の外部に排出するだけでなく、第2接触面252を介して筐体21の外部に排出することもできる。
HMD1Aにおいて、壁面21Uは、使用者に対して離隔する側から近接する側に向かうに従い下側に傾斜する。このため、表示装置2の壁面21Uを伝う水は、使用者に近接する向きに流れる。しかし、表示装置2は、挟持部26(図4参照)を介して壁面21L側に向けて下側に水を誘導できる。このため、表示装置2は、壁面21Uを伝って流れる水が、画像光の通過経路である第1開口23A及び第2開口24D等を横切るように垂れて視認性を悪化させることを抑制できる。
又、表示装置2において、壁面21Lは、使用者に対して近接する側から離隔する側に向かうに従い下側に傾斜する。なお、HMD1Bでは、第1角度θ1が第2角度θ2よりも大きくなるように、壁面21Lの傾斜角度、及び、ボールジョイント15の回転可能な角度範囲が調整されている。このため、HMD1Bは、連結具12に対する筐体21の角度が変更された場合でも、筐体21の壁面21Lを、端部222から端部221に向けて下側に傾斜させることができる。この場合、挟持部26から穴部27(図4参照)を介して溝部22に排出された水を、使用者に対して近接する側から離隔する側に向けて流すことができる。従って、表示装置2は、筐体21に付着した水による使用者の視認性の低下を、表示装置2の使用状態に依らず常に抑制できる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態について、図6、図7を参照して説明する。第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、粘着部材28を新たに備える点である。その他の構成は、第1実施形態と同一である。以下、第1実施形態と同じ構成については、同一符号を付し、説明を省略する。
図6に示すように、粘着部材28は矩形板状である。粘着部材28は、矩形状の開口28Aを中心に有する。開口28Aの大きさは、筐体21の第1開口23Aの大きさよりも大きい。粘着部材28の各面は前後方向を向く。粘着部材28の両面は粘着性を有する。
図7に示すように、筐体21と弾性部材25との第1接触面251の一部は、粘着部材28によって貼り合わされている。この場合、第1接触面251における第1摩擦力は、粘着部材28を有さない場合の第1摩擦力と比べて大きくなる。このため、第1摩擦力は、第2摩擦力よりも更に大きくなる(F21>>F22)。又、第1接触面251における第1圧力損失は、粘着部材28を有さない場合の第1圧力損失と比べて大きくなる。このため、第1圧力損失は、第2圧力損失及び第3圧力損失よりも更に大きくなる(P21>>P22、P21>>P23)。
<第2実施形態の作用、効果>
上記のように、筐体21と弾性部材25とを粘着部材28によって貼り合わせることによって、押圧部材24が筐体21に係合されるときの筐体21と弾性部材25とのずれの発生を更に抑制できる。このため、弾性部材25のうち筐体21に接触する部分が傷つくことを抑制できるので、高い防水性を実現できる。更に、筐体21に対して弾性部材25を粘着部材28によって固定できるので、表示装置2の組み付け作業を容易化できる。又、筐体21と弾性部材25とを粘着部材28によって貼り合わせることによって、第1接触面251を水が通過する場合のエネルギー損失を、第2接触面252、及び、第3接触面253のそれぞれを水が通過する場合のエネルギー損失よりも更に大きくできる。従って、表示装置2は、第1接触面251の防水性をより高い状態で保持できる。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態について、図8、図9を参照して説明する。第3実施形態において、HMD1Aは表示装置3を備える。表示装置3は、第1実施形態における表示装置2と略同一の構成である。表示装置3は、第1突出部33B、第2突出部33C、押圧部材34等の構成が表示装置2と異なる。
図8に示すように、第1突出部33Bは、壁面21Eの上端部、下端部、及び、右部から後側に突出する上側の第1突出部33B、下側の第1突出部33B、右側の第1突出部33Bを有する。下側の第1突出部33Bの下側面のうち前後方向略中央に、溝部38が形成される。溝部38は、下側の第1突出部33Bの後端部から前端部に亘って延びる。溝部38の前側の端部381は、溝部22の端部222に連通する。溝部38の左側の端部382は、後述する穴部37(図9参照)に連通する。溝部22、38は、一体となって前後方向に直線状に延びる。第2突出部33Cは、第1突出部33Bの後端部から内側に突出する。上側の第1突出部33Bには、互いに間隔を空けて左右方向に並び、下側に突出する3つの上側の第2突出部33Cが設けられる。下側の第1突出部33Bには、互いに間隔を空けて左右方向に並び、上側に突出する3つの下側の第2突出部33Cが設けられる。
押圧部材34は、基部24A、第1突出部34B、第2突出部34Cを有する。図9に示すように、基部24Aの前側面のうち下端部且つ左右方向略中央に、切欠き部340Bが形成される。基部24Aの前側面は、切欠き部340Bによって後側に凹む。図8に示すように、第1突出部34Bは、基部24Aのうち第2開口24Dの上側、下側、左側、及び、右側から、前側に突出する上側の第1突出部34B、下側の第1突出部34B、左側の第1突出部34B、右側の第1突出部34Bを有する。第2突出部34Cは、第1突出部34Bの後端部から外側に突出する。上側の第1突出部34Bには、互いに間隔を空けて左右方向に並び、上側に突出する3つの上側の第2突出部34Cが設けられる。下側の第1突出部34Bには、互いに間隔を空けて左右方向に並び、下側に突出する3つの下側の第2突出部34C(図示略)が設けられる。
図8に示すように、押圧部材34は、第1実施形態の場合と同様に、矢印Y31、Y32の工程を経て筐体31に係合する。係合の過程で、図9に示すように、筐体31の壁面21Eと第2突出部33Cとの間の隙間に、押圧部材34の第2突出部34Cが入り込む。押圧部材34の基部24Aと第2突出部34Cとの間の隙間に、筐体31の第2突出部33Cが入り込む。押圧部材34の基部24Aは、筐体31の壁面21Eを後側から覆う。
図9(A)に示すように、弾性部材25の介在部25Bは、押圧部材34の第1突出部34Bと筐体31の壁面21Eとの間に配置された状態で前後両側から挟まれ、圧縮される。弾性部材25は、圧縮された状態から元の状態に伸張しようとするので、押圧部材34及び筐体31と弾性部材25とは密着する。以下、筐体31の壁面21Eと弾性部材25との接触面を、「第1接触面351」という。押圧部材34の第1突出部34Bと弾性部材25との接触面を、「第2接触面352」という。筐体31の第2突出部33Cと押圧部材34の第2突出部34Cとの接触面を、「第3接触面353」という。第1接触面351、及び、第2接触面352における摩擦力を、それぞれ、「第1摩擦力(F31)」「第2摩擦力(F32)」という。第1接触面351、第2接触面352、第3接触面353や外部から第1接触面351までの浸水経路における圧力損失を、それぞれ、「第1圧力損失(P31)」「第2圧力損失(P32)」「第3圧力損失(P33)」という。この場合、第1摩擦力は、第2摩擦力よりも大きくなる(F31>F32)。第1圧力損失は、第2圧力損失及び第3圧力損失よりも大きくなる(P31>P32、P31>P33)。
図9(B)に示すように、押圧部材34及び筐体31によって挟まれた部分に、挟持部36が形成される。挟持部36は、押圧部材34の基部24A、第1突出部34B、及び、第2突出部34Cと、筐体31の壁面21E、第1突出部33B、及び、第2突出部33Cと、弾性部材25とで囲まれた閉空間である。挟持部36は、第1開口23A及び第2開口24Dの外側を覆う枠状に形成される。
押圧部材34の切欠き部340B及び筐体31の第1突出部33Bによって穴部37が形成される。穴部37の上端部は挟持部36(図9(B)参照)に連通する。穴部37は、挟持部36から筐体31の外側に向けて延びる。図8に示すように、穴部37の下端部は、溝部38の端部382に連通する。第1接触面351に沿って延びる仮想平面を定義した場合、この仮想平面と穴部37とは交差しない。第2接触面352と穴部37との関係についても同様である。
<第3実施形態の作用、効果>
表示装置3では、第1実施形態における表示装置2と比べて、外部から第1接触面351までの浸水経路が長くでき、且つ、弾性部材25の側面を押圧部材34で覆うことができるので、第3圧力損失を大きくすることができる。従って、表示装置3は、更に防水性能を高めることができる。
<第4実施形態>
本発明の第4実施形態について、図10、図11を参照して説明する。第4実施形態において、HMD1Aは表示装置4を備える。表示装置4は、第1実施形態における表示装置2と略同一の構成である。表示装置5は、第1突出部43B、第2突出部43C、押圧部材44、係合部45A等の構成が表示装置2と異なる。
図10に示すように、第1突出部43Bは、第1開口23Aの上側、下側、左側、及び、右側から、後側に突出する上側の第1突出部43B、下側の第1突出部43B、左側の第1突出部43B、右側の第1突出部43Bを有する。第2突出部43Cは、第1突出部43Bの外側面から外側に突出する。第2突出部43Cは、前後方向に離隔する板状部431C、432Cを有する。板状部431Cは、板状部432Cに対して前側に配置される。上側の第1突出部43Bには、互いに間隔を空けて左右方向に並び、上側に突出する3つの上側の第2突出部43Cが設けられる。下側の第1突出部43Bには、互いに間隔を空けて左右方向に並び、下側に突出する3つの下側の第2突出部43Cが設けられる。左側の第1突出部43Bには、上下方向略中央に左側に突出する第2突出部43Cが設けられる。右側の第1突出部43Bには、上下方向略中央に右側に突出する第2突出部43Cが設けられる。
押圧部材44は、基部24A、第1突出部44B、及び、第2突出部44Cを有する。第1突出部44Bは、基部24Aのうち第2開口24Dの上側の第1突出部44B、下側の第1突出部44B、左側の第1突出部44B、右側の第1突出部44Bを有する。上側の第1突出部44Bには、互いに間隔を空けて左右方向に並ぶ2つの第1突出部44Bが含まれる。上側の第1突出部44Bは、基部24Aの上側の左右方向略中央よりも左側、右側に設けられる。同様に、下側の第1突出部44Bは、基部24Aの下側の左右方向略中央よりも左側、及び、右側に設けられる。左側の第1突出部44Bは、基部24Aの左側の上端部、及び、下端部に設けられる。右側の第1突出部44Bは、基部24Aの右側の上端部、及び、下端部に設けられる。第2突出部44Cは、第1突出部44Bの前端部から外側に突出する。それぞれの第2突出部44Cは、前後方向に離隔する板状部441C、442Cを有する。板状部441Cは、板状部442Cに対して前側に配置される。板状部442Cの後側面は、基部24Aの前側面に接する。板状部441C、442Cのそれぞれは、内側の端部で第1突出部44Bに接続する。
係合部材45は、押圧部材44を筐体41に係合させるための部材である。係合部材45は、係合部45A、45Bを有する。係合部45Aを後側から見たときの形状は、略逆C字型である。係合部45Bを後側から見たときの形状は、略C字型である。係合部45A,45Bは、互いの両端部を接触させた場合に枠状を形成する。
押圧部材44は、第1実施形態の場合と同様に、次の工程(矢印Y41〜Y43)を経て筐体41に係合する。はじめに、弾性部材25の第1覆部25Aが筐体41の第1開口23Aを後側から覆うように、筐体41の第1突出部43Bの後側に弾性部材25が配置される。弾性部材25の介在部25Bは、筐体41の第1突出部43Bの後端部に後側から接触する。押圧部材44の第2突出部44Cと筐体41の第2突出部43Cとは、互い違い配置される。筐体41は後側に移動される(矢印Y41)。筐体41の板状部431C、432C間の隙間、及び、押圧部材44の板状部441C、442C間の隙間のそれぞれの前後方向の位置が一致する。
次に、押圧部材44の板状部441C、442C、及び、筐体41の板状部431C、432Cのそれぞれの間の隙間に、係合部45Aが左側から挿入され(矢印Y42)、係合部45Bが右側から挿入される(矢印Y43)。筐体41からの押圧部材44の脱離が不可能な状態になる。押圧部材44の基部24Aは、筐体41の壁面21Eを後側から覆う。以上によって、押圧部材44は筐体41に係合する。
図11に示すように、押圧部材44が筐体41に係合した状態で、弾性部材25の介在部25B(図10参照)は、押圧部材44の基部24Aと筐体41の第1突出部43Bとの間に配置された状態で前後両側から挟まれ、圧縮される。弾性部材25は、圧縮された状態から元の状態に伸張しようとするので、押圧部材34及び筐体31と弾性部材25とは密着する。
以下、筐体41の第1突出部43Bと弾性部材25との接触面を、「第1接触面451」という。押圧部材44の基部24Aと弾性部材25との接触面を、「第2接触面452」という。筐体41の第2突出部43Cと押圧部材34の基部24Aとの接触面、及び、筐体41の壁面21Eと押圧部材44の第2突出部44Cとの接触面を、それぞれ「第3接触面453」という。第1接触面451、及び、第2接触面452における摩擦力を、それぞれ、「第1摩擦力(F41)」「第2摩擦力(F42)」という。第1接触面451、第2接触面452、及び、第3接触面453や外部から第1接触面451までの浸水経路における圧力損失を、「第1圧力損失(P41)」「第2圧力損失(P42)」「第3圧力損失(P43)」という。この場合、第1摩擦力は、第2摩擦力よりも大きくなる(F41>F42)。第1圧力損失は、第2圧力損失及び第3圧力損失よりも大きくなる(P41>P42、P41>P43)。
押圧部材44及び筐体41によって挟まれた部分に、挟持部46が形成される。挟持部46は、押圧部材44の基部24A、第1突出部44B、及び、第2突出部44Cと、筐体41の壁面21E、第1突出部43B、及び、第2突出部43Cと、弾性部材25とで囲まれた閉空間である。挟持部46は、第1開口23A及び第2開口24Dの外側を覆う枠状に形成される。
筐体41の下側の第2突出部43Cのうち左右方向量略中央の第2突出部43Cは、板状部432Cのみ有し、板状部431Cに対応する部材を有さない。このため、図10に示すように、板状部431Cに対応する部分は空洞となり、穴部47が形成される。図11に示すように、穴部47の上端部は、挟持部46に連通する。穴部47は、挟持部46から筐体41の外側に向けて延びる。図10に示すように、穴部47の下端部は、溝部22の端部222に連通する。第1接触面451に沿って延びる仮想平面を定義した場合、この仮想平面と穴部47とは交差しない。第2接触面452と穴部47との関係についても同様である。
<第4実施形態の作用、効果>
表示装置4では、筐体41及び押圧部材44によって弾性部材25を前後両側から挟むときの力を、係合部材45の形状(厚さ)を変更することによって容易に調整できる。従って、表示装置4は、例えば、形状や材質が異なる弾性部材25が用いられた場合でも、弾性部材25によって筐体41内への水の浸入を適切に抑制できる。又、筐体41の組みつけの際、弾性部材25と筐体41及び押圧部材44とを摺動させないようにできるため、組み付けやすく且つ防水性を高く保つことができる。
<第5実施形態>
本発明の第5実施形態について、図12、図13を参照して説明する。第5実施形態において、HMD1Aは表示装置5を備える。表示装置5は、第1実施形態における表示装置2と略同一の構成である。表示装置5は、第1突出部53B、第2突出部53C、押圧部材54、弾性部材59等の構成が表示装置2と異なる。
図12に示すように、第1突出部53Bは、壁面21Eの上端部、下端部、左端部、及び、右端部から、後側に突出する。第1突出部53Bの四隅に、螺子穴53Hが設けられる。下側の第1突出部53Bの後端部且つ左右方向略中央に、切欠き部530Bが形成される。下側の第1突出部53Bの後端部は、切欠き部530Bによって前側に凹む。下側の第1突出部53Bの下側面のうち左右方向略中央に、溝部58が形成される。溝部58の前側の端部581は、溝部22の端部222に連通し、後側の端部582は切欠き部530Bに連通する。第2突出部53Cは、第1開口23Aの上側、下側、左側、及び、右側から、後側に突出する。第2突出部53Cは、第1突出部53Bに対して内側に間隔を空けて配置される。
弾性部材59は、後述する押圧部材54よりも軟らかい樹脂製の軟性物質からなる。弾性部材59は可撓性を有する。弾性部材59は枠状を有し、中心に第3開口59Aを有する。弾性部材59の外径は第1開口23Aよりもわずかに大きい。弾性部材59の一例として、ゴム製のOリングが挙げられる。
押圧部材54は、弾性部材59よりも硬い硬質物質からなる透明の部材である。押圧部材54は、基部54A、及び、第1突出部54Bを有する。基部54Aは平板状である。基部54Aの四隅に、貫通穴54Hが設けられる。第1突出部54Bは、基部54Aから前側に突出する。第1突出部54Bは筒状を有する(図13参照)。第1突出部54Bを前後方向と直交する仮想平面で切断したときの外周面の断面形状は、筐体51の第1開口23Aと略同一である。図13に示すように、第1突出部54Bには、外周面に沿って溝部541Bが周回状に形成される。
図12に示すように、押圧部材54は、次の工程(矢印Y51)を経て、筐体51に係合する。はじめに、押圧部材54の第1突出部54Bの溝部541B(図13参照)に、弾性部材59が嵌められる。このとき、弾性部材59は、第1突出部54Bの外周面から僅かに外側に突出する。次に、筐体51の第1開口23Aに、押圧部材54の第1突出部54Bが後側から挿入される(矢印Y51)。筐体51の第1突出部53B、第2突出部53Cのそれぞれの後端部が、押圧部材54の基部54Aに前側から接触する。押圧部材54の基部54Aのうち、筒状の第1突出部54Bの内側部分は、第1開口23Aを後側から覆う。以下、押圧部材54の基部54Aのうち第1開口23Aを覆う部分を、「第2覆部541」という。次に、4つの螺子50のそれぞれが、押圧部材54の貫通穴54Hに後側から挿入され、筐体51の螺子穴53Hに螺合される。螺子50が螺子穴53Hに螺合されることによって、押圧部材54は、筐体51に対して前側に押し付けられる。以上によって、押圧部材54は筐体51に係合する。
図13に示すように、押圧部材54の第1突出部54Bは、弾性部材59を介して、筐体51の第2突出部53Cを外側に向けて押す。弾性部材59は、押圧部材54の第1突出部54B及び筐体51の第2突出部53Cによって挟まれ、圧縮される。なお、この場合の弾性部材59の圧縮方向は、弾性部材59の外側と内側の間に亘って延びる方向、即ち、前後方向と直交する方向を向く。弾性部材59は弾性を有するので、圧縮された状態から元の状態に伸張しようとする。弾性部材59は、筐体51及び押圧部材54に密着する。
以下、筐体51の第2突出部53Cと弾性部材59との接触面を、「第1接触面551」という。押圧部材54の第1突出部54Bと弾性部材59との接触面を、「第2接触面552」という。筐体51の第2突出部53Cの内周面と、押圧部材54の第1突出部54Bの外周面との接触面を、「第3接触面553」という。第1接触面551、及び、第2接触面552における摩擦力を、「第1摩擦力(F51)」「第2摩擦力(F52)」という第1接触面551、第2接触面552、及び、第3接触面553や外部から第1接触面551までの浸水経路における圧力損失を、「第1圧力損失(P51)」「第2圧力損失(P52)」「第3圧力損失(P53)」という。この場合、第2摩擦力は、第1摩擦力よりも大きくなる(F52>F51)。第1圧力損失と、第2圧力損失は、第3圧力損失よりも大きくなる(P51、P52>P53)。
押圧部材54及び筐体51によって挟まれた部分に、挟持部56が形成される。挟持部56は、押圧部材54の基部54Aと、筐体51の壁面51E、第1突出部53B、及び、第2突出部53Cとで囲まれた閉空間である。挟持部56は、第1開口23Aの外側を覆う枠状に形成される。図12に示すように、筐体51の第1突出部53Bの切欠き部530B及び押圧部材54の基部54Aによって、穴部57が形成される。図13に示すように、穴部57の上端部は挟持部56に連通する。穴部57は、挟持部56から筐体51の外側に向けて延びる。穴部57の下端部は、溝部58の端部582に連通する。液晶パネル10Bに表示された画像の画像光は、後側に出射され、弾性部材59の第3開口59Aを後側に通過し、使用者の左眼に入射する。
<第5実施形態の作用、効果>
表示装置5では、筐体51の第1開口23Aは、押圧部材54の第2覆部541によって覆われる。又、筐体51と押圧部材54との間の隙間は、可撓性を有する弾性部材59によって閉塞される。これによって、筐体51内への水の浸入が抑制される。なお、弾性部材59は、押圧部材54によって筐体51に押し付けられることによって圧縮変形し、筐体21と押圧部材24とに密着する。このため、表示装置5は、弾性部材59によって高い防水性を実現できる。なお、弾性部材59は、画像光を通過させる第3開口59Aを中心に有する。このため、表示装置5は、中心に開口を有する一般的なシール部材(例えば、Oリング)を、弾性部材59として使用できる。
表示装置5では、押圧部材54に開口が設けられない。代わりに、押圧部材54には、筐体51から出射された画像光を透過させる部位(第2覆部541)が形成される。押圧部材54は透明であるため、第2覆部541を介して画像光を透過できる。この場合、押圧部材54の開口を介して筐体51内に水が侵入することを抑制できるので、筐体51の防水性を高めることができる。
表示装置5の場合、壁面51Uを伝って流れた水を壁面51L側に向けて下側に誘導するための挟持部56は、筐体51の第1突出部53Bと第2突出部53Cとの間に形成される。このため、表示装置2〜4の場合と比べて、挟持部56を大きくすることが容易に可能となる。従って、表示装置5は、壁面51Uを伝って流れた水を、挟持部56を介して壁面51L側に向けて適切に誘導し、穴部57を介して筐体51の外部に排出できる。挟持部56が大きいために外部から侵入する水が直接第1、2接触部に浸水しにくいため防水性能を高めることができる。
押圧部材54は、螺子50が螺子穴53Hに螺合されることによって、筐体51に対して前側に押し付けられる。一方、弾性部材59の圧縮方向は、前後方向と直交する方向を向く。つまり、弾性部材59の圧縮方向と、押圧部材54が筐体51に押し付けられる方向とは交差する。このため、例えば、螺子穴53Hに対して螺子50が緩んだ場合でも、弾性部材59が筐体51及び押圧部材54に密着する状態は変化しない。従って、表示装置5は、螺子50が緩んだ場合でも、表示装置5の防水性を良好に維持できる。
なお、第1実施形態〜第4実施形態では、特に押圧部材の螺子による固定について触れなかったが、第5実施形態や後述の第6実施形態、第7実施形態の固定方法を用いてもよい。他の固定方法について触れていない実施形態についても同様である。
<第6実施形態>
本発明の第6実施形態について、図14、図15を参照して説明する。第6実施形態において、HMD1Aは表示装置6を備える。表示装置6は、第5実施形態における表示装置5と略同一の構成である。表示装置6は、第1突出部63B、第2突出部63C、第3突出部63D、押圧部材64等の構成が表示装置5と異なる。
図14、図15に示すように、第1突出部63Bは、第1開口23Aの上側、下側、左側、及び、右側から、後側に突出する上側の第1突出部63B、下側の第1突出部63B、左側の第1突出部63B、右側の第1突出部63Bを有する。図14に示すように、第2突出部63Cは、第1突出部63Bの後端部から外側に突出する。第2突出部63Cは、上側、下側、左側、及び、右側のそれぞれの第1突出部63Bから突出する上側の第2突出部63C、下側の第2突出部63C、左側の第2突出部63C、右側の第2突出部63Cを有する。第2突出部63Cの後側面に溝部63Eが形成される。溝部63Eは、第1開口23Aの外側に沿って周回状に形成される。左側の第2突出部63Cの左側面且つ上下方向略中央に、螺子穴63Hが設けられる。第3突出部63Dは、壁面21Eの右端部から後側に向けて延びる。第3突出部63Dは、壁面21Eの上端部から下端部に亘って延びる。第3突出部63Dの左端部は、右側の第2突出部63Cの右端部に接続する。
押圧部材64の基部64Aは、上側の第1突出部64B、下側の第1突出部64B、左側の第1突出部64Bを有する。左側の第1突出部64Bの上下方向略中央に、螺子穴64Hが設けられる。下側の第1突出部64Bの前端部のうち左右方向略中央に、切欠き部640Bが形成される。切欠き部640Bは矩形状である。下側の第1突出部64Bの前端部は、切欠き部640Bによって後側に凹む。図15に示すように、第2突出部64Cは、第1突出部64Bの前端部から内側に突出する。
図14に示すように、押圧部材64は、第1実施形態の場合と同様に、次の工程(矢印Y61、Y62)を経て筐体61に係合する。はじめに、筐体61の第2突出部63Cの溝部63Eに、弾性部材59が嵌められる。このとき、弾性部材59は、第2突出部63Cの後側面から僅かに後側に突出する。押圧部材64は、第2突出部64Cと筐体61の第1突出部63B(図15参照)とのそれぞれの前後方向の位置が一致するまで、前側に移動される(矢印Y61)。次に、押圧部材34が右側に移動される(矢印Y62)。図15に示すように、筐体61の壁面21Eと第2突出部63Cとの間の隙間に、押圧部材64の第2突出部64Cが入り込む。押圧部材64の基部64Aと第2突出部64Cとの間の隙間に、筐体61の第2突出部63Cが入り込む。押圧部材64の上側の第1突出部64B及び下側の第1突出部64Bのそれぞれの右端部が、筐体61の第3突出部63Dに左側から接触し、押圧部材64の右側の移動が規制される。押圧部材64の基部64Aは、筐体61の壁面21Eを後側から覆う。筐体61の第1開口23Aは、押圧部材64の第2覆部641(図14参照)によって後側から覆われる。次に、押圧部材64の螺子穴64Hに螺子60が左側から挿入され、筐体61の螺子穴63Hに螺合される。螺子60が螺子穴64Hに螺合されることによって、押圧部材64は、筐体61に対して右側に押し付けられる。以上によって、押圧部材64は筐体61に係合する。
図15に示すように、弾性部材59は、押圧部材64の基部64A及び筐体61の第2突出部63Cによって前後両側から挟まれ、圧縮される。なお、この場合の弾性部材59の圧縮方向は、前後方向を向く。弾性部材59は弾性を有するので、圧縮された状態から元の状態に伸張しようとする。弾性部材59は、筐体61及び押圧部材64に密着する。又、圧縮された弾性部材59が伸長しようとすることに応じて、押圧部材64に対して後側に向かう力が作用する。これに対し、押圧部材64の後側への移動は、筐体61の第2突出部63Cに対して押圧部材64の第2突出部64Cが前側から接触することによって規制される。つまり、押圧部材64には、筐体61側に押圧される力が相対的に作用する。
以下、筐体61の第2突出部63Cと弾性部材59との接触面を、「第1接触面651」という。押圧部材64の基部64Aと弾性部材59との接触面を、「第2接触面652」という。筐体61の第2突出部63Cと押圧部材64の基部64Aとの接触面を、「第3接触面653」という。第1接触面651、及び、第2接触面652における摩擦力を、「第1摩擦力(F61)」「第2摩擦力(F62)」という。第1接触面651、第2接触面652、及び、第3接触面653や外部から第1接触面651までの浸水経路における圧力損失を、「第1圧力損失(P61)」「第2圧力損失(P62)」「第3圧力損失(P63)」という。この場合、第1摩擦力は、第2摩擦力よりも大きくなる(F61>F62)。第1圧力損失と、第2圧力損失は、第3圧力損失よりも大きくなる(P61、P62>P63)。
押圧部材64及び筐体61によって挟まれた部分に、挟持部66が形成される。挟持部66は、押圧部材64の第2突出部64Cと、筐体61の壁面21E、第1突出部63B、及び、第2突出部63Cとで囲まれた閉空間である。挟持部66は、第1開口23Aの外側を覆う枠状に形成される。押圧部材64の第1突出部64Bの切欠き部640Bと筐体61の壁面21Eとによって穴部67が形成される。穴部67の上端部は挟持部66に連通する。穴部67は、挟持部66から筐体51の外側に向けて延びる。穴部67の下端部は、溝部22の端部222(図14参照)に連通する。第1接触面651に沿って延びる仮想平面を定義した場合、この仮想平面と穴部67とは交差しない。第2接触面652と穴部67との関係についても同様である。
<第6実施形態の作用、効果>
表示装置6では、表示装置5の場合と同様、弾性部材59と押圧部材64の接触面積を小さくできる。このため、表示装置6の組み付けを容易化できる。
押圧部材64は、螺子60が螺子穴64Hに螺合されることによって、筐体61に対して右側に押し付けられる。一方、弾性部材59の圧縮方向は、前後を向く。つまり、弾性部材59の圧縮方向と、押圧部材64が筐体61に押し付けられる方向とは交差する。このため、例えば、螺子穴64Hに対して螺子60が緩んだ場合でも、弾性部材59が筐体61及び押圧部材64に密着する状態は変化しない。従って、表示装置6は、螺子60が緩んだ場合でも、表示装置6の防水性を良好に維持できる。
<第7実施形態>
本発明の第7実施形態について、図16、図17を参照して説明する。第7実施形態において、HMD1Aは表示装置7を備える。表示装置7は、第6実施形態における表示装置6と略同一である。表示装置7は、第1突出部73B、第2突出部73C、押圧部材74が、表示装置6と異なる。
第1開口23Aの四隅に、貫通穴73Hが設けられる。図17に示すように、第1突出部73Bは、第1開口23Aの上側、下側、左側、及び、右側から、後側突出する上側の第1突出部73B、下側の第1突出部73B、左側の第1突出部73B、右側の第1突出部73Bを有する。第2突出部73Cは、第1突出部73Bの後端部近傍の外周面から外側に突出する。第2突出部73Cの外周面に、周回状の溝部73Eが形成される。
押圧部材74の基部74Aは、それぞれが前側に突出する上側の第1突出部74B、下側の第1突出部74B、左側の第1突出部74B、右側の第1突出部74Bを有する。下側の第1突出部74Bの前端部のうち左右方向略中央に、切欠き部740Bが形成される。切欠き部740Bは矩形状である。下側の第1突出部74Bの前端部は、切欠き部740Bによって後側に凹む。図17に示すように、基部74Aのうち第1突出部74Bよりも内側、且つ、四隅の近傍のそれぞれに、前側に向けて突出する突出部74Hが設けられる。それぞれの突出部74Hは、前端部に螺子穴を有する。
押圧部材74は、第5実施形態と同様に、矢印Y71を経て、筐体71に係合する。筐体71の第1突出部73Bの後端部は、押圧部材74の基部74Aに前側から接触する。押圧部材74の基部74Aは、筐体71の壁面21Eを後側から覆う。筐体71の第1開口23Aは、押圧部材74の第2覆部741によって後側から覆われる。次に、螺子70が、筐体71の貫通穴73Hに前側から挿入され、押圧部材74の突出部74Hの螺子穴に螺合される。以上によって、押圧部材74は筐体71に係合する。押圧部材74の第1突出部74Bは、弾性部材59を介して、筐体71の第1突出部73Bを内側に向けて押す。弾性部材59は、押圧部材74の第1突出部74B及び筐体71の第1突出部73Bによって挟まれ、圧縮される。弾性部材59は弾性を有するので、圧縮された状態から元の状態に伸張しようとする。弾性部材59は、筐体71及び押圧部材74に密着する。
以下、筐体71の第1突出部73Bと弾性部材59との接触面を、「第1接触面751」という。押圧部材74の第1突出部74Bと弾性部材59との接触面を、「第2接触面752」という。筐体71の第2突出部73Cの外周面と、押圧部材74の第1突出部74Bの内周面との接触面を、「第3接触面753」という。第1接触面751、及び、第2接触面752における摩擦力を、「第1摩擦力(F71)」「第2摩擦力(F72)」という。第1接触面751、第2接触面752、及び、第3接触面753や外部から第1接触面751までの浸水経路における圧力損失を、「第1圧力損失(P71)」「第2圧力損失(P72)」「第3圧力損失(P73)」という。この場合、第1摩擦力は、第2摩擦力よりも大きくなる(F71>F72)。第1圧力損失と、第2圧力損失は、第3圧力損失よりも大きくなる(P71、P72>P73)。
押圧部材74及び筐体71によって挟まれた部分に、挟持部76が形成される。挟持部76は、押圧部材74の第1突出部74Bと、筐体71の壁面21E、第1突出部73B、及び、第2突出部73Cで囲まれた閉空間である。押圧部材74の下側の第1突出部73Bの切欠き部740B及び筐体71の壁面21Eによって穴部77が形成される。図16に示すように、穴部77の上側の端部は挟持部76に連通する。穴部77は、挟持部76から筐体71の外側に向けて延びる。穴部77の下端部は、溝部22の端部222に連通する。
<第7実施形態の作用、効果>
表示装置7は、表示装置5、6と比べて、筐体71の第1突出部73B及び第2突出部73Cと、押圧部材74の第1突出部74Bの形状を単純化できる。
<第8実施形態>
本発明の第8実施形態について、図18、図19を参照して説明する。第8実施形態において、HMD1Aは表示装置8を備える。表示装置8は、第7実施形態における表示装置7と略同一である。表示装置8は、弾性部材59の代わりに介在部材89を有する点で、表示装置7と相違する。
第1突出部83Bは、第1開口23Aの上側、下側、前側、及び、後側から、左側に突出する。第2突出部83Cは、第1突出部83Bの左端部から外側に突出する(図19参照)。介在部材89は矩形板状である。介在部材89は、矩形状の第3開口89Aを中心に有する。第3開口89Aの形状は、筐体81の第1開口23Aと同一である。介在部材89の各面は前後方向を向く。介在部材89は、両面に粘着性を有する粘着部材である。
図18に示すように、押圧部材74は、次の工程(矢印Y81、Y82)を経て、介在部材89によって筐体81に貼付される。はじめに、筐体81に介在部材89が後側から近づけられる。介在部材89の前側面が、筐体81の第2突出部83Cの後側面に貼付される(矢印Y81)。このとき、筐体81の第1開口23Aと、介在部材89の第3開口89Aとのそれぞれの位置は一致する。次に、介在部材89の後側面は、押圧部材74の基部74Aの前側面に貼付される(矢印Y82)。以上によって、押圧部材74は介在部材89によって筐体81に貼付される。押圧部材74の基部74Aは、筐体81の壁面21Eを後側から覆う。筐体81の第1開口23Aは、押圧部材74の第2覆部741Aによって後側から覆われる。
図19に示すように、押圧部材74及び筐体81によって挟まれた部分に、挟持部86が形成される。挟持部86は、押圧部材74の基部74A及び第1突出部74Bと、筐体81の壁面21E、第1突出部83B、及び、第2突出部83Cで囲まれた閉空間である。押圧部材74の下側の第1突出部83Bの切欠き部840B及び筐体81の壁面21Eによって穴部87が形成される。穴部87の上側の端部は、挟持部86に連通する。穴部87は、挟持部86から筐体81の外側に向けて延びる。穴部87の下端部は、溝部82の端部822に連通する。
<第8実施形態の作用、効果>
筐体81と押圧部材74とを介在部材89によって貼り合わせることによって、表示装置8を組み立てるときの筐体81と押圧部材74とのずれの発生を更に抑制できる。このため、筐体81と押圧部材74との接触部分が組立時に傷つくことを抑制できるので、高い防水性を実現できる。更に、筐体81に対して押圧部材74を介在部材89によって固定できるので、表示装置8の組み付け作業を容易化できる。
<第9実施形態>
本発明の第9実施形態について、図20を参照して説明する。HMD1Bは、第1実施形態〜第8実施形態と異なり、光学透過型のシースルーHMDである。使用者の眼前の景色の光は、ハーフミラー10Aを透過することによって使用者の眼に直接導かれる。HMD1Bの投影形式は、虚像投影型である。ハーフミラー10Aは、筐体21に収容された液晶パネル10Bに表示される画像の光を、使用者の片側の眼に向けて反射させる。HMD1Bは、使用者に対して、眼前の景色に画像を重ねて認識させることができる。HMD1Bは、HMD1A(図1参照)の構成に加えて、支持部材29及びハーフミラー10A(図1参照)を更に備える。以下では、HMD1Bの表示装置として、第1実施形態における表示装置2が使用された場合を例に挙げて説明する。なお、HMD1Bの表示装置として、表示装置3〜8が代わりに用いられてもよい。
HMD1Aは、装着具11、連結具12、表示装置2、支持部材29、及び、ハーフミラー10Aを備える。なお、HMD1Bは、ハーフミラー10Aの代わりにフルミラーを備えていてもよい。HMD1Bでは、表示装置2の筐体21のうち壁面21Dに、ボールジョイント15が接続される。表示装置2がボールジョイント15を介して連結具12に連結された状態で、筐体21の壁面21F、21R、21U、21L、21D、21Eは、それぞれ、前側、後側、上側、下側、右側、及び、左側の各壁面に対応する。押圧部材24は、筐体21の左側に配置される。
<支持部材29、ハーフミラー10A>
支持部材29は、筐体21に係合した状態の押圧部材24の左側に配置される。支持部材29は、板部材29A、29Bを有する。板部材29A、29Bの各面は上下方向を向く。板部材29Aは、押圧部材24の基部24Aの上端部から左側に向けて延びる。板部材29Bは、押圧部材24の基部24Aの下端部から左側に向けて延びる。板部材29A、29Bは、上下方向に対向する。板部材29Aの下側端部は左側端部から右側に向かって下側に傾斜する。これによって板部材29Aに沿って水が流れるため、ハーフミラー10Aへの滴下を抑制できる。
ハーフミラー10Aは、板部材29A、29B間に配置される。ハーフミラー10Aは左右方向に長い長方形である。ハーフミラー10Aは、樹脂ガラス製の透明基板上に、アルミや銀などの金属を所定の反射率(例えば50%)となるように蒸着することで形成される。ハーフミラー10Aは、入射した光の一部(例えば50%)を反射させ、他部(例えば50%)を透過させることができる。ハーフミラー10Aは、支持部材29によって上下方向から保持される。ハーフミラー10Aの各面と直交する方向は、前後方向に対して傾斜する。詳細には、ハーフミラー10Aの前面に直交して前側に延びる向き(矢印Y1)は、左斜め前側を向く。ハーフミラー10Aの後面に直交して後側に延びる向きは、右斜め後側を向く。
液晶パネル10Bの表示面101Bに画像が表示された場合、表示された画像の画像光は、筐体21の第1開口23Aに向けて左側に出射される。第1開口23Aは、透明な弾性部材25の第1覆部25Aによって左側が覆われている。このため、第1開口23Aを左側に通過した画像光は、第1覆部25Aを左側に透過する。第1覆部25Aを透過した画像光は、更に、押圧部材24の第2開口24Dを左側に通過し、ハーフミラー10Aに到達する。ハーフミラー10Aは、後面で画像光を後側に反射させる。画像光は使用者の左眼に入射する。又、ハーフミラー10Aは、前面から入射した外界の光を後側に透過させる。これによって使用者は、HMD1Aの表示装置2に対して前側の景色に虚像を重ねて認識する。
<第9実施形態の作用、効果>
表示装置2の筐体21は、壁面21Dに接続するボールジョイント15を介して連結具12と連結する。このとき、使用者は、筐体21のうち壁面21Dと反対側、即ち、画像光の出射方向に対応する壁面21Eを、眼前側に配置させることになる。つまり、壁面21Dにボールジョイント15を設けることによって、壁面21Dを眼前から離隔させた状態で表示装置2を装着させることができる。なお、穴部27を介して排出された水は溝部22を伝って壁面21E側から壁面21D側に流れる。つまり、穴部27を介して排出された水は、眼前から遠ざかる向きに移動する。従って、表示装置2は、壁面21Dにボールジョイント15を設けることによって、穴部27によって排出された水を、使用者から離隔した側である壁面21D側に誘導できるので、使用者の眼前に水が垂れることを抑制できる。
<その他の変形例>
本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。上記の表示装置2は、使用者の左眼の前に配置される場合に限らず、右眼の前に配置されてもよい。画像を形成する機器は、上記実施形態のように液晶パネル10Bに限定されず、他の周知の表示機器でもよい。又、液晶パネル10Bを用いた虚像投影型の投影法式の代わりに、使用者の網膜に直接結像させる網膜投影型の表示機器が使用されてもよい。液晶パネル10Bと第1開口23A等との間に、レンズ等の光学系が介在してもよい。更に、光学系及び液晶パネル10Bの少なくとも一方を移動させることによってピントを調整する調整機能を更に有していてもよい。表示装置2の壁面21Uは端部211Uから端部222Uに向けて、上側に傾斜してもよい。これによって、壁面21Uを伝って流れる水を、使用者から遠ざかる向きに誘導できる。押圧部材24の第2開口24Dは、透明の板状部材によって閉塞されてもよい。
挟持部26から下側に向けて延びる穴部27の下端部は、溝部22の端部222よりも端部221側の何れかの位置に連通してもよい。この場合、溝部22の端部222は、上下方向において、穴部27が連通する連通位置と同一位置であってもよいし、連通位置よりも上側に配置されていてもよい。又、溝部22の端部221は、上下方向において、連通位置と同一位置であってもよいし、連通位置よりも下側に配置されていてもよい。穴部27は、筐体21と押圧部材24とが係合したときに形成される場合に限らず、例えば、筐体21に穴が直接設けられることによって形成されてもよい。溝部22は、直線状に形成される場合に限定されず、例えば、端部222から端部221に向けて、斜め方向に延びるように形成されてもよい。
弾性部材25は、介在部25Bが可撓性を有していればよく、第1覆部25Aは可撓性を有していなくてもよい。弾性部材25の第1覆部25Aは、押圧部材24と同程度の硬さであってもよいし、押圧部材24より硬くてもよい。押圧部材24の基部24Aのうち、第2開口24Dが設けられる部分は、透明の板状部材で覆われていてもよい。第1接触面251及び第2接触面252と、穴部27との間の前後方向の位置関係は、上記実施形態に限定されない。このため、例えば、穴部27は、第1接触面251及び第2接触面252の真下に配置されてもよい。つまり、穴部27は、前後方向において、第1接触面251及び第2接触面252と同一位置に配置されてもよい。液晶パネル10Bと外部機器とを電気的に接続するケーブル10Cは、筐体21の壁面21U、21D等の穴を介して外部に取り出されてもよい。筐体21内に、液晶パネル10Bの表示を制御する装置が組み込まれてもよい。この場合、表示装置2にケーブル10Cは接続されなくてもよい。
溝部22の幅は、前後方向に亘って略同一であってもよい。溝部22の深さが、端部222において最も深く、端部221において最も浅くなってもよい。つまり、溝部22は、端部222から端部221に向けて、深さが小さくなってもよい。
第1摩擦力、第2摩擦力、及び、第1〜第3圧力損失は、例えば、第1接触面251において弾性部材25と接触する筐体21の部分、第2接触面252において弾性部材35と接触する押圧部材24の部分、及び、第3接触面253において互いに接触する筐体21及び弾性部材25のそれぞれの部分に施されたシボ加工の粗さによって、調整されてもよい。第1摩擦力、第2摩擦力の大小関係は、上記実施形態に限定されない。例えば、第1摩擦力と第2摩擦力は略同一であってもよい。第1〜第3圧力損失の大小関係は、上記実施形態に限定されない。例えば、第1〜第3圧力損失は略同一であってもよい。
HMD1A、1Bにおいて、筐体21の壁面21Uにボールジョイント15が接続されてもよい。連結具12と筐体21とは、ボールジョイント15以外の治具(例えば、ラバージョイント等)によって接続されてもよい。又、連結具12と筐体21とが直接接続されてもよい。つまり、筐体21は、連結具12に対して移動不能であってもよい。また、HMD1A、1Bの筐体にクリップなどが取り付けられて、使用者が頭部に装着する帽子やヘルメットのつばなどの端部に装着されてもよい。
<その他>
液晶パネル10Bは、本発明の「画像形成部」の一例である。押圧部材24、34、44、54、64、74、84は、本発明の「覆部材」「弾性部材」の一例である。弾性部材25、59、及び、介在部材89は、本発明の「介在部材」の一例である。左方向は、本発明の「第1方向」の一例である。右方向は、本発明の「第2方向」の一例である。上方向は、本発明の「第3方向」の一例である。下方向は、本発明の「第4方向」の一例である。弾性部材25の第1覆部25A、押圧部材64の第2覆部641、及び、押圧部材74の第2覆部741は、本発明の「透明部」の一例である。端部222、322、422、522、622、722、822は、本発明の「第1端部」の一例である。端部221、321、421、521、621、721、821は、本発明の「第2端部」の一例である。螺子50と螺子穴53H、及び、螺子60と螺子穴63は、本発明の「保持部材」の一例である。
1A、1B :HMD
2、3、4、5、6、7、8 :表示装置
10B :液晶パネル
10C :ケーブル
11 :装着具
12 :連結具
15 :ボールジョイント
21、31、41、51、61、71、81 :筐体
23A、33A、43A、53A、63A、73A、83A:第1開口
24D、34D、44D :第2開口
59A、89A :第3開口部
24、34、44、54、64、74、84 :押圧部材
25、59 :弾性部材
25A :第1覆部
25B :介在部
26、36、46、56、66,76、86 :挟持部
27、37、47、57、67、77、87 :穴部
22、32、38、42、52、58、62、72、82 :溝部
89 :介在部材
θ1 :第1角度
θ2 :第2角度

Claims (15)

  1. 画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を内部に収容し、且つ、前記画像の画像光が第1方向に出射される第1開口を有する筐体と、
    前記筐体の前記第1方向側の少なくとも一部を覆う覆部材と、
    前記筐体と前記覆部材との間に介在する介在部を有する介在部材と、
    前記覆部材及び前記筐体によって挟まれた挟持部に連通し、前記筐体の外側に向けて延びる穴部と、
    前記筐体の外面に設けられ、前記第1方向と反対の第2方向側に向けて延び、一部に前記穴部が連通する溝部と
    を備えた表示装置であって、
    前記覆部材及び前記介在部材の少なくとも一方に、前記第1開口を覆う透明部が形成され、
    前記溝部の前記第1方向側の第1端部は、前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向において、前記穴部が前記溝部に連通する連通部と同一位置又は前記連通部よりも前記第3方向側に配置され、
    前記溝部の前記第2方向側の第2端部は、前記第3方向と反対の第4方向において、前記連通部と同一位置又は前記連通部よりも前記第4方向側に配置されることを特徴とする表示装置。
  2. 前記覆部材は、硬質物質からなり且つ前記筐体に向けて押圧される押圧部材であり、
    前記介在部材は、少なくとも前記介在部が可撓性を有する弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記弾性部材は、前記第1開口を覆う第1覆部を有する平面状の軟質樹脂からなり、
    前記透明部は、前記第1覆部に設けられたことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記押圧部材は、前記第1開口を覆う第2覆部を有し、
    前記透明部は、前記第2覆部に設けられ、
    前記弾性部材は、前記第1開口を介して出射された前記画像光が通過する第3開口を有することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  5. 前記溝部の前記第1端部に前記穴部が連通したことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の表示装置。
  6. 前記穴部は、前記筐体及び前記介在部材が接触する接触面と異なる位置に設けられたことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の表示装置。
  7. 前記画像形成部と外部機器とを電気的に接続するケーブルであって、一端側が前記画像形成部に接続され、他端側が前記筐体の前記第2方向側の端部から露出するケーブルを備え、
    前記溝部の前記第2端部は、前記ケーブルよりも前記第4方向側に配置されることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の表示装置。
  8. 前記溝部は、前記第2端部から前記第1端部に向けて幅が広くなることを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の表示装置。
  9. 前記筐体と前記弾性部材とが接触する部分における第1摩擦力は、前記押圧部材と前記弾性部材とが接触する部分における第2摩擦力よりも大きいことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  10. 前記筐体と前記弾性部材とが接触する部分における第1圧力損失は、前記押圧部材と前記弾性部材とが接触する部分における第2圧力損失、及び、前記筐体と前記押圧部材とが接触する部分における第3圧力損失よりも大きいことを特徴とする請求項3又は9に記載の表示装置。
  11. 前記筐体と前記弾性部材とが接触する部分における第1圧力損失と、前記押圧部材と前記弾性部材とが接触する部分における第2圧力損失は、前記筐体と前記押圧部材とが接触する部分における第3圧力損失よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  12. 前記筐体と前記弾性部材とが接触する部分の少なくとも一部分が、粘着部材によって貼り貼り合わされたことを特徴とする請求項1、請求項3、請求項9、請求項10の何れかに記載の表示装置。
  13. 使用者に装着される装着具に前記筐体を連結する連結部を備えたことを特徴とする請求項1から12の何れかに記載の表示装置。
  14. 前記筐体は前記連結部に対して回転可能であり、
    前記筐体の外面のうち前記第4方向側の端部に接する仮想面の前記第1方向に対する第1角度は、前記連結部に対する前記筐体の回転可能な第2角度よりも大きいことを特徴とする請求項13に記載の表示装置。
  15. 前記筐体に前押圧部材を保持する保持部材を備え、
    前記保持部材は、
    前記筐体と前記押圧部材とによって圧縮される前記弾性部材の圧縮方向と交差する方向に向けて、前記押圧部材を前記筐体に押し付けることによって、前記筐体に前記押圧部材を保持することを特徴とする請求項2から4の何れかに記載の表示装置。
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