JP2018041081A - 偏光板、画像表示装置、および画像表示装置における明所コントラストの改善方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に示されるように、偏光板10は、偏光子11と、偏光子11の観察者側の面に設けられた光透過性フィルム12と、光透過性フィルム12の偏光子11が設けられている面とは反対側の面に設けられた機能層13とを備えている。本発明の偏光板は、偏光子と、光透過性フィルムとを備えていればよく、機能層を備えていなくともよい。
偏光子11は吸収軸を有するものであるが、偏光子11は、図2に示されるように、偏光子11の吸収軸方向11Aが水平方向に沿うように配置されるものである。「偏光子の吸収軸方向が水平方向に沿う」とは、偏光子の吸収軸方向が水平方向に対して±10°未満の範囲内にあることを意味する。偏光子11は、偏光子11の吸収軸方向11Aが水平方向に対して±5°未満の範囲内となるように配置されていることが好ましい。
光透過性フィルム12は、偏光子11を保護するための保護フィルムとして機能する。
光透過性フィルム12は、面内に複屈折性を有するものである。光透過性フィルムが面内に複屈折性を有しているか否かは、波長550nmの屈折率において、Δn(nx−ny)≧0.0005であるものは、複屈折性を有しているとし、Δn<0.0005であるものは、複屈折性を有していないとした。複屈折率は、王子計測機器社製KOBRA−WRを用いて、測定角0°かつ測定波長552.1nmに設定して、測定を行うことができる。この時、複屈折率算出には、膜厚、平均屈折率が必要となる。膜厚は、例えば、マイクロメーター(Digimatic Micrometer、ミツトヨ社製)や、電気マイクロメータ(アンリツ社製)を用いて測定できる。平均屈折率は、アッベ屈折率計や、エリプソメーターを用いて測定することができる。
R(%)=(1−n)2/(1+n)2 …式(1)
リタデーション(Re)=(nx−ny)×d …式(2)
また、これらトリアセチルセルロースには、必要に応じて、ジアセチルセルロース等の他のセルロース低級脂肪酸エステル、或いは可塑剤、紫外線吸收剤、易滑剤等の各種添加剤が添加されていてもよい。
機能層13は、上記したように光透過性フィルム12の偏光子11が設けられている面とは反対側の面に設けられている。機能層13とは、何らかの機能を発揮することを意図された層であり、具体的には、例えば、ハードコート性、防眩性、反射防止性、帯電防止性、または防汚性等の一以上の機能を発揮する層が挙げられる。機能層13は、光透過性フィルム12の進相軸方向12Bと平行となる方向における屈折率が光透過性フィルム12の進相軸方向12Bの屈折率よりも低くなっている。なお、光透過性フィルムの遅相軸方向と平行となる方向における屈折率が光透過性フィルムの遅相軸方向の屈折率よりも高い機能層を用いる場合には、光透過性フィルムは、光透過性フィルムの遅相軸方向が水平方向に沿うように配置されることが好ましい。
ハードコート層は、ハードコート性を発揮する層であり、具体的には、JIS K5600−5−4(1999)で規定される鉛筆硬度試験(4.9N荷重)で「H」以上の硬度を有するものである。
光重合性モノマーは、重量平均分子量が1000未満のものである。光重合性モノマーとしては、光重合性官能基を2つ(すなわち、2官能)以上有する多官能モノマーが好ましい。本明細書において、「重量平均分子量」は、テトラヒドロフラン(THF)等の溶媒に溶解して、従来公知のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法によるポリスチレン換算により得られる値である。
光重合性オリゴマーは、重量平均分子量が1000以上10000未満のものである。
光重合性オリゴマーとしては、2官能以上の多官能オリゴマーが好ましい。多官能オリゴマーとしては、ポリエステル(メタ)アクリレート、 ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル−ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、イソシアヌレート(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
光重合性ポリマーは、重量平均分子量が10000以上のものであり、重量平均分子量としては10000以上80000以下が好ましく、10000以上40000以下がより好ましい。重量平均分子量が80000を超える場合は、粘度が高いため塗工適性が低下してしまい、得られる光学フィルムの外観が悪化するおそれがある。上記多官能ポリマーとしては、ウレタン(メタ)アクリレート、イソシアヌレート(メタ)アクリレート、ポリエステル−ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
防眩層は、防眩性を発揮させる層である。防眩層の表面は、凹凸面となっている。防眩層の表面を凹凸面とすることにより、外光を拡散反射させることができる。なお、「防眩層の表面」とは、防眩層の光透過性フィルム側の面(裏面)とは反対側の面を意味するものとする。防眩層は、上記ハードコート層用組成物中に凹凸面を形成するための有機微粒子または無機微粒子を含有させることで形成することができる。
帯電防止層は、帯電防止性を発揮する層である。帯電防止層は、上記ハードコート層用組成物中に帯電防止剤を含有させることで形成することができる。上記帯電防止剤としては従来公知のものを用いることができ、例えば、第4級アンモニウム塩等のカチオン性帯電防止剤や、スズドープ酸化インジウム(ITO)等の微粒子や、導電性ポリマー等を用いることができる。上記帯電防止剤を用いる場合、その含有量は、全固形分の合計質量に対して1〜30質量%であることが好ましい。
防汚層は、防汚性を発揮する層であり、具体的には、画像表示装置の最表面に汚れ(指紋、水性又は油性のインキ類、鉛筆等)が付着しにくく、又は付着した場合でも容易に拭取ることができるという役割を担う層である。また、上記防汚層の形成により、液晶表示装置に対して防汚性と耐擦傷性の改善を図ることも可能となる。防汚層は、例えば、防汚染剤及び樹脂を含む組成物により形成することができる。
低屈折率層は、外部からの光(例えば蛍光灯、自然光等)が偏光板の表面にて反射する際に、その反射率を低下させるためのものである。低屈折率層はハードコート層や防眩層よりも低い屈折率を有する。具体的には、例えば、低屈折率層は、1.45以下の屈折率を有することが好ましく、1.42以下の屈折率を有することがより好ましい。
dA=mλ/(4nA) …(3)
上記式中、nAは低屈折率層の屈折率を表し、mは正の奇数を表し、好ましくは1であり、λは波長であり、好ましくは480nm以上580nm以下の範囲の値である。
120<nAdA<145 …(4)
本実施形態においては、偏光板10が、偏光子11の吸収軸方向11Aが水平方向に沿うように配置された偏光子11と、偏光子11の吸収軸方向11Aに対する光透過性フィルム12の進相軸方向12Bの角度αが5度以上40度以下となるように配置された光透過性フィルム12とを備えている。本件発明者らが確認したところ、この偏光板10を表示装置の観察者側に位置する偏光板、いわゆる上偏光板として用いることにより、目視にて改善の程度を感知し得る程度にまで明所コントラストを効果的に上昇させることができた。このような現象が生じる詳細な理由は不明であるが、以下のことが一要因と考えられ得る。ただし、本発明は以下の推定に拘束されるものではない。
偏光子11を透過した直線偏光は、光透過性フィルム12の複屈折性により偏光状態が変化し、楕円偏光となり、この楕円偏光の状態で光透過性フィルム12から出射される。そして、この楕円偏光を維持したまま機能層13を介して偏光板10から出射される。
I=I0・sin2(2θ)・sin2(π・Re/λ) …式(5)
上記式(5)中、Iはクロスニコルを透過した光の強度、I0は面内に複屈折性を有する光透過性フィルムに入射する光の強度、λは光の波長、Reは光透過性フィルムのリタデーションである。
偏光板20は、画像表示装置に組み込んで使用することができる。画像表示装置としては、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、陰極線管表示装置(CRT)、プラズマディスプレイ(PDP)、エレクトロルミネッセンスディスプレイ(ELD)、フィールドエミッションディスプレイ(FED)、タッチパネル、タブレットPC、電子ペーパー等が挙げられる。図3は本実施形態に係る光学フィルムを組み込んだ画像表示装置の一例である液晶ディスプレイの概略構成図である。
以下、実施例、および比較例で得られた各偏光板において、明所コントラストを評価したが、明所コントラストの評価は、以下のようにして行った。偏光子の吸収軸方向が水平方向となるように、液晶モニター(FLATORON IPS226V(LG Electronics Japan社製))の観察者側に設置された偏光板の代わりに、実施例および比較例にかかる偏光板を、偏光板の後述するTD80UL−M側が液晶パネル側となるように感圧接着剤(P−3132、リンテック社製)を介して設置し、周辺照度400ルクス(明所)において、黒表示した液晶モニターから50〜60cm程度離れた場所から、この黒表示を被験者15人が目視(偏光サングラス非装着状態)により画像観察を行い、下記の基準に従い、評価した。評価は、同じ材料を用いて形成された偏光板ごとに行い、偏光子の吸収軸方向に対する光透過性フィルムの進相軸方向の角度が45度に設置した偏光板をリファレンスとした。
A:リファレンスよりも黒く見え、明所コントラストが大変優れていた。
B:リファレンスよりも黒く見え、明所コントラストが優れていた。
C:リファレンスよりも僅かではあるが、明所コントラストが優れていた。
D:リファレンスと同等、または明所コントラストが劣っていた。
明所コントラスト:CR=LW/LB
明所白輝度(LW):外光がある明所(周辺照度400ルクス)にて、表示装置を白表示した時の輝度
明所黒輝度(LB):外光がある明所(周辺照度400ルクス)にて、表示装置を黒表示した時の輝度
以下、実施例及び比較例で得られた各偏光板において、反射率を測定したが、反射率の測定は以下のようにして行った。偏光板の光透過性フィルム側とは反対側に、黒ビニールテープ(ヤマトビニールテープNo200−38−21 38mm幅を貼った後、分光光度計(V7100型、自動絶対反射率測定ユニットVAR−7010 日本分光社製)を用いて、S偏光に対して、偏光子の吸収軸を平行に設置した場合における5度反射率を測定した。
以下、実施例及び比較例で得られた各偏光板において、視認性を評価したが、視認性の評価は、以下のようにして行った。液晶モニター(FLATORON IPS226V(LG Electronics Japan社製))の観察者側に設置された偏光板の代わりに、偏光子の吸収軸方向が水平方向となるように実施例および比較例にかかる偏光板を、偏光板の後述するTD80UL−M側が液晶パネル側となるように感圧接着剤(P−3132、リンテック社製)を介して設置した。暗所にて、液晶表示装置を白表示とし、偏光サングラスの吸収軸と偏光子の吸収軸とのなす角度が0°(パラレルニコル)から90°(クロスニコル)となるように回転させ、下記の基準に従い、評価した。
A:どのような角度でも表示画像を視認できた(偏光サングラス対応ができていた)。
B:角度によっては、視認性がやや低下するが、実使用上問題ないレベルであった。
C:角度によっては、視認性が低下するが、表示画像は認識できた。
D:角度によって、表示画像を視認できない角度があった(偏光サングラス対応ができていなかった)。
以下、実施例及び比較例で得られた各偏光板において、以下のようにして、パラレルニコル状態の光透過率を測定した。偏光子の吸収軸方向が水平方向となるように、液晶モニター(FLATORON IPS226V(LG Electronics Japan社製))の観察者側に設置された偏光板の代わりに、実施例および比較例にかかる偏光板を、偏光板の後述するTD80UL−M側が液晶パネル側となるように感圧接着剤(P−3132、リンテック社製)を介して設置し、暗所にて、白表示とし、偏光サングラスの吸収軸方向と偏光板の吸収軸方向とのなす角度が0°(パラレルニコル)となる時の正面輝度を、輝度計BM−5A(トプコン社製)にて測定した。透過率は、後述するTD80UL−Mを偏光子両面に設置した偏光板透過率を100%として示した。
下記の基準にて総合評価を行った。
◎:明所コントラスト評価、視認性評価においてB評価以上。
○:明所コントラスト評価、視認性評価においてC評価以上。
×:明所コントラスト評価、視認性評価においてD評価がある。
(光透過性フィルムの作製)
ポリエチレンテレフタレート材料を290℃で溶融して、フィルム形成ダイを通して、シート状に押出し、水冷冷却した回転急冷ドラム上に密着させて冷却し、未延伸フィルムを作製した。この未延伸フィルムを二軸延伸試験装置(東洋精機製)にて、120℃にて1分間予熱した後、120℃で4.0倍固定端一軸延伸して、面内に複屈折性を有する光透過性フィルムを作製した。この光透過性フィルムの波長550nmにおける屈折率nx=1.701、ny=1.6015であり、Δn=0.0995であった。この光透過性フィルムの膜厚は75μmであり、Re=7500nmであった。
平均重合度約2400、ケン化度99.9モル%以上で厚さ75μmのポリビニルアルコールフィルムを、30℃の純水に浸漬した後、ヨウ素/ヨウ化カリウム/水の重量比が0.02/2/100の水溶液に30℃で浸漬した。その後、ヨウ化カリウム/ホウ酸/水の重量比が12/5/100の水溶液に56.5℃で浸漬した。引き続き8℃の純水で洗浄した後、65℃で乾燥して、ポリビニルアルコールにヨウ素が吸着配向された偏光子を得た。延伸は、主に、ヨウ素染色およびホウ酸処理の工程で行い、トータル延伸倍率は5.3倍であった。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を10度とした以外は、実施例1と同様の方法にて、実施例2に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を15度とした以外は、実施例1と同様の方法にて、実施例3に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を30度とした以外は、実施例1と同様の方法にて、実施例4に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を35度とした以外は、実施例1と同様の方法にて、実施例5に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を40度とした以外は、実施例1と同様の方法にて、実施例6に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を0度とした以外は、実施例1と同様の方法にて、比較例1に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を45度とした以外は、実施例1と同様の方法にて、比較例2に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を60度とした以外は、実施例1と同様の方法にて、比較例3に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を75度とした以外は、実施例1と同様の方法にて、比較例4に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を90度とした以外は、実施例1と同様の方法にて、比較例5に係る偏光板を作製した。
ペンタエリスリトールトリアクリレート(PETA)を、メチルイソブチルケトン(MIBK)溶媒に30質量%溶解させ、光重合開始剤(イルガキュア184、BASF社製)を固形分に対して5質量%添加したハードコート層用組成物を、バーコーターにより、乾燥後の膜厚が5μmとなるように塗工し塗膜を、実施例1で作製した光透過性フィルム上に形成した。次いで、形成した塗膜を70℃で1分間加熱して、溶剤を除去し、塗工面に紫外線を照射することにより、固定化し、屈折率1.53のハードコート層を有するハードコート層付き光透過性フィルムを得た。
偏光子の吸収軸と、ハードコート層付き光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を30度とした以外は、実施例7と同様の方法にて、実施例8に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、ハードコート層付き光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を0度とした以外は、実施例7と同様の方法にて、比較例6に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、ハードコート層付き光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を45度とした以外は、実施例7と同様の方法にて、比較例7に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、ハードコート層付き光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を60度とした以外は、実施例7と同様の方法にて、比較例8に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、ハードコート層付き光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を90度とした以外は、実施例7と同様の方法にて、比較例9に係る偏光板を作製した。
未延伸フィルムの膜厚を調整し、120℃で3.0倍固定端一軸延伸とした以外は、実施例1同様の方法にて、面内に複屈折性を有する光透過性フィルムを作製した。この光透過性フィルムの波長550nmにおける屈折率nx=1.6922、ny=1.6123であり、Δn=0.0799であった。この光透過性フィルムの膜厚は36μmであり、Re=2900nmであった。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を30度とした以外は、実施例9と同様の方法にて、実施例10に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を0度とした以外は、実施例9と同様の方法にて、比較例10に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を45度とした以外は、実施例9と同様の方法にて、比較例11に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を60度とした以外は、実施例9と同様の方法にて、比較例12に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を90度とした以外は、実施例9と同様の方法にて、比較例13に係る偏光板を作製した。
セルロースアセテートプロピオネート(イーストマンケミカル社製CAP504−0.2)を、塩化メチレンを溶剤として固形分濃度が15%になるように溶解後、ガラス上に流延し、乾燥させ、未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを二軸延伸試験装置(東洋精機製)にて、160℃で1.5倍自由端一軸延伸して、面内に複屈折性を有する光透過性フィルムを作製した。この光透過性フィルムの波長550nmにおける屈折率nx=1.4845、ny=1.4835であり、Δn=0.001であった。この光透過性フィルムの膜厚は138μmであり、Re=138nmであった。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を30度とした以外は、実施例11と同様の方法にて、実施例12に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を0度とした以外は、実施例11と同様の方法にて、比較例14に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を45度とした以外は、実施例11同様の方法にて、比較例15に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を60度とした以外は、実施例11同様の方法にて、比較例16に係る偏光板を作製した。
偏光子の吸収軸と、光透過性フィルムの進相軸とのなす角度を90度とした以外は、実施例11と同様の方法にて、比較例17に係る偏光板を作製した。
これに対し、実施例9および10においては、リファレンスである比較例11よりも明所コントラストが優れ、かつ比較例11よりもパラレルニコル状態での光透過率も高かった。また、視認性もある程度以上確保されていた。
11…偏光子
11A…吸収軸方向
12…光透過性フィルム
12A…遅相軸方向
12B…進相軸方向
13…機能層
14…偏光サングラス
14A…吸収軸方向
20…画像表示装置
Claims (9)
- 偏光子と、前記偏光子の観察者側の面に設けられた、面内に複屈折性を有する光透過性フィルムとを備える偏光板であって、
前記偏光子の吸収軸方向が水平方向に沿うように前記偏光子が配置され、かつ
前記光透過性フィルムの面内における屈折率が最も大きい方向を遅相軸方向とし、前記面内における前記遅相軸方向と直交する方向を進相軸方向としたとき、前記吸収軸方向に対する前記進相軸方向の角度が5度以上40度以下となるように前記光透過性フィルムが配置されることを特徴とする、偏光板。 - 前記光透過性フィルムが、ポリエステルフィルムである、請求項1に記載の偏光板。
- 前記光透過性フィルムにおける前記偏光子が形成されている面とは反対側の面に形成され、かつ前記光透過性フィルムの進相軸方向と平行となる方向における屈折率が前記光透過性フィルムの進相軸方向の屈折率よりも低い機能層をさらに備える、請求項1または2に記載の偏光板。
- 前記機能層が、ハードコート層または防眩層である、請求項3に記載の偏光板。
- 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の偏光板を備え、前記偏光子の吸収軸方向が水平方向に沿うように前記偏光板が配置されている、画像表示装置。
- 前記画像表示装置が、VAモード又はIPSモードの液晶表示装置である、請求項5に記載の画像表示装置。
- 光源として発光ダイオードを備える、請求項5または6に記載の画像表示装置。
- 前記画像表示装置が、λ/4位相差板をさらに備え、かつ前記λ/4位相差板よりも観察者側に前記偏光板が配置された有機エレクトロルミネッセンスディスプレイである、請求項5に記載の画像表示装置。
- 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の偏光板を、前記偏光板における前記偏光子の吸収軸方向が水平方向に沿うように画像表示装置に配置することを特徴とする、画像表示装置における明所コントラストの改善方法。
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