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JP2018040268A - 燃料供給装置および燃料供給方法 - Google Patents

燃料供給装置および燃料供給方法 Download PDF

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JP2018040268A
JP2018040268A JP2016173258A JP2016173258A JP2018040268A JP 2018040268 A JP2018040268 A JP 2018040268A JP 2016173258 A JP2016173258 A JP 2016173258A JP 2016173258 A JP2016173258 A JP 2016173258A JP 2018040268 A JP2018040268 A JP 2018040268A
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JP2016173258A
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真 鴻巣
Makoto Konosu
真 鴻巣
秀樹 片山
Hideki Katayama
秀樹 片山
聯蔵 神田
Renzo Kanda
聯蔵 神田
佐藤 寛
Hiroshi Sato
佐藤  寛
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Daiichi Electric Co Ltd
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Daiichi Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】往復式ポンプの稼動数を変更するときに複数の往復式ポンプから吐出される液体燃料の総量の変動を抑制する。【解決手段】燃料供給装置は、2n個(nは自然数)の燃料供給部と、2n個の燃料供給部のそれぞれを制御する制御部と、を備え、2n個の燃料供給部のそれぞれは、軸方向に往復する昇圧用ピストンを有する往復式ポンプを有し、制御部は、2n個の燃料供給部のそれぞれの昇圧用ピストンを同一の周期Tで位相をπ/nラジアンずらして駆動し、往復式ポンプのそれぞれにおいて、吐出開始から吐出終了までの吐出期間T1を、吸入開始から吸入終了までの吸入期間T2よりも長くする。【選択図】 図1

Description

本発明は、ディーゼルエンジン等の内燃機関に燃料を供給する燃料供給装置および燃料供給方法に関する。
従来の船舶においては、低速での出力が可能であり、プロペラに直結して駆動することができる、2ストロークサイクルの低速ディーゼルエンジンが用いられている。
近年、低速ディーゼルエンジンの燃料として、NO、SO、排出量の少ない天然ガスが注目されている。低速ディーゼルエンジンの燃焼室に高圧の天然ガスを燃料として噴射して燃焼させることで、高熱効率で出力が得られる。
例えばクランク軸を用いて回転運動を往復運動に変えることで、往復式ポンプを駆動することが行われている。クランク軸を用いて往復式ポンプのピストンを駆動する場合、ピストンストロークがクランク軸によって定まるため、ピストンストロークを自由に調整することができない。また、複数の往復式ポンプを同一のクランク軸によって駆動する場合、往復式ポンプのそれぞれを独立して制御することができなかった。
一方、特許文献1には、往復式ポンプを用いて液体の燃料を昇圧してエンジンに供給する装置が記載されている。特許文献1の装置では、往復式ポンプのピストンを軸方向に駆動しており、ピストンを駆動するリニアアクチュエータとして、「線形油圧モータ」(油圧シリンダユニット)が用いられている。特許文献1では、油圧シリンダユニットへ油圧ポンプから供給する作動油の方向を方向切替弁で切り替えることにより、往復式ポンプのピストンの移動方向を切り替えている。油圧シリンダユニットを用いる場合、クランク軸を用いる場合よりも、低速で往復式ポンプを駆動することができる。また、ピストンが一定の速度で移動するようにピストン行程を制御することができるという利点がある。
特表2005−504927号公報
ところで、往復式ポンプを用いて内燃機関に燃料を供給する燃料供給装置では、脈動が生じるという問題があった。その原因の1つとして、往復式ポンプから燃料が吐出されるタイミングにより脈動が生じるという問題がある。
特許文献1には、ピストンが一定の速度で移動するようにピストン行程を制御することで、圧力パルスの発生を低減することが記載されている。しかし、特許文献1の装置では、往復式ポンプの下流側では燃料の吐出時に吸入時と比較して圧力が上昇するため、ピストンの往復サイクルに応じた脈動が生じるという問題がある。
図6(a)、図6(b)はクランク軸を用いて2台の往復式ポンプを同一の周期かつ位相をπラジアンずらして駆動する場合のそれぞれの往復式ポンプの吐出量の時間変化の例を示す図であり、図6(c)は図6(a)、図6(b)の吐出量の合計の時間変化を示す図である。クランク軸の回転運動がピストンの直進運動に変換されるため、各ピストンは正弦波状に移動し、それぞれの往復式ポンプの吐出量の時間変化もまた正弦波状となる。2台の往復式ポンプによる吐出タイミングを1/2周期ずつずらすことで、図6(c)に示すように、2台の往復式ポンプから交互に燃料が吐出され、脈動の原因となっていた。
図7(a)〜(d)はクランク軸を用いて4台の往復式ポンプを同一の周期かつ位相をπ/2ラジアンずつずらして駆動する場合のそれぞれの往復式ポンプの吐出量の時間変化の例を示す図であり、図7(e)は図7(a)〜(d)の吐出量の合計の時間変化を示す図である。クランク軸の回転運動がピストンの直進運動に変換されるため、各ピストンは正弦波状に移動し、それぞれの往復式ポンプの吐出量の時間変化もまた正弦波状となる。4台の往復式ポンプによる吐出タイミングを1/4周期ずつずらした場合、図7(e)に示すように吐出量が変動し、図6(c)に示す波形よりも低減されるものの、依然として脈動が生じることとなる。
そこで、本発明は、往復式ポンプに起因する燃料の圧力の脈動をさらに低減することができる燃料供給装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、内燃機関の燃焼室内へ燃料を供給する燃料供給装置であって、
低圧の燃料が供給される低圧燃料供給管と、
前記燃焼室内へ供給される高圧の燃料が供給される高圧燃料供給管と、
前記低圧燃料供給管と前記高圧燃料供給管との間に並列に設けられ、前記低圧燃料供給管内の燃料を昇圧してそれぞれ前記高圧燃料供給管に供給する2n個(nは自然数)の燃料供給部と、
前記2n個の燃料供給部のそれぞれを制御する制御部と、
を備え、
前記2n個の燃料供給部のそれぞれは、軸方向に往復する昇圧用ピストンを有する往復式ポンプを有し、
前記制御部は、前記2n個の燃料供給部のそれぞれの昇圧用ピストンを同一の周期Tで位相をπ/nラジアンずらして駆動し、
前記往復式ポンプのそれぞれにおいて、
吐出開始から吐出終了までの吐出期間Tを、吸入開始から吸入終了までの吸入期間Tよりも長くする、ことを特徴とする。
本発明の第2の態様は、内燃機関の燃焼室内へ燃料を供給する燃料供給方法であって、
低圧の燃料が供給される低圧燃料供給管と、前記燃焼室内へ供給される高圧の燃料が供給される高圧燃料供給管との間に並列に設けられた2n個(nは自然数)の燃料供給部により前記低圧燃料供給管内の低圧の燃料を吸入し、昇圧して前記高圧燃料供給配管に高圧の燃料を吐出する昇圧処理を有し、
前記昇圧処理は、前記2n個の燃料供給部のそれぞれの昇圧用ピストンを同一の周期Tで位相をπ/nラジアンずらして駆動し、
前記往復式ポンプのそれぞれにおいて、
吐出開始から吐出終了までの吐出期間Tを、吸入開始から吸入終了までの吸入期間Tよりも長くする、ことを特徴とする。
前記吐出期間において、前記昇圧用ピストンを周期2Tの正弦波運動を半周期分させ、
前記吸入期間において、前記昇圧用ピストンを周期2Tの正弦波運動を半周期分させる、ことが好ましい。
吐出期間Tとの吸入期間Tとの比T/Tは1よりも大きく3以下であることが好ましい。
本発明によれば、位相がπラジアンずれて駆動される1対の燃料供給部のうち一方から吐出が開始された後、他方からの吐出が終了するため、吐出期間のうち燃料の単位時間当たりの吐出量が少ない開始時期と終了時期を1対の燃料供給部で重ね合わせることができる。このため、燃料の単位時間当たりの吐出量の変化を低減することができる。
第1実施形態の燃料供給装置10Aの概略構成図である。 リニアアクチュエータ30および往復式ポンプ50の断面図である。 (a)は燃料供給部20Aの昇圧用ピストン52の速度の時間変化、(b)は燃料供給部20Bの昇圧用ピストン52の速度の時間変化を示す図である。また、(c)は燃料供給部20Aからの燃料の吐出量と燃料供給部20Bからの燃料の吐出量の総和の時間変化を示す図である。 第2実施形態の燃料供給装置10Bの概略構成図である。 (a)は燃料供給部20Aからの燃料の吐出量の時間変化、(b)は燃料供給部20Bからの燃料の吐出量の時間変化、(c)は燃料供給部20Cからの燃料の吐出量の時間変化、(d)は燃料供給部20Dからの燃料の吐出量の時間変化を示す図である。また、(e)は燃料供給部20A〜20Dからの燃料の吐出量の総和の時間変化を示す図である。 (a)、(b)はクランク軸を用いて2台の往復式ポンプを駆動する場合のそれぞれの往復式ポンプの吐出量の時間変化の例を示す図であり、(c)は(a)、(b)の合計の一例を示す図である。 (a)〜(d)はクランク軸を用いて4台の往復式ポンプを同一の周期かつ位相をπ/2ラジアンずつずらして駆動する場合のそれぞれの往復式ポンプの吐出量の時間変化の例を示す図であり、(e)は(a)〜(d)の吐出量の合計の時間変化を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る燃料供給装置を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は第1の実施形態にかかる燃料供給装置10Aの概略構成図である。図1に示すように、本実施形態の燃料供給装置10Aは、液体燃料を昇圧・加熱し、内燃機関90の燃焼室内へ高圧で噴射して供給する装置である。内燃機関90はシリンダ内の燃焼室で燃料を燃焼させ、その熱エネルギーによって仕事をする原動機であり、例えばレシプロエンジン、ガスタービンである。特に、燃料を圧縮着火させるディーゼルエンジンを内燃機関90として用いることが好ましい。以下の実施形態では、内燃機関90として船舶に搭載されるディーゼルエンジンを用いる場合について説明するが、本発明は船舶以外のディーゼルエンジンへの燃料供給装置に適用することもできる。
燃料供給装置10Aは、図1に示すように、液体燃料タンク11と、低圧燃料供給管12と、2個の燃料供給部20A、20Bと、高圧燃料供給管13と、熱交換器14と、高温燃料供給管15と、調圧弁16と、圧力計17と、制御部80と、を備える。燃料供給装置10Aのこれらの構成要素は全て船舶に搭載される。
液体燃料タンク11は、内燃機関90に供給される燃料を液体の状態で貯留する。液体燃料タンク11に貯留される液体燃料として、例えば、液化メタン、液化エタン、液化プロパン等を用いることができる。液体燃料タンク11は、低圧燃料供給管12と接続されており、低圧燃料供給管12を介して液体燃料を燃料供給部20A、20B、20Cに供給する。
低圧燃料供給管12内の液体燃料の圧力は、液体燃料タンク11内の液体燃料の温度、液面高さ等に応じた圧力となっている。この圧力を高め有効吸込みヘッド(NPSH:Net Positive Suction Head)を確保し、燃料供給部20Aに液体燃料を供給しやすくするために、液体燃料タンク11は、燃料供給部20Aよりも高い位置に配置されている。
なお、液体燃料タンク11が高い位置に配置できない場合は、液体燃料タンク11に液体燃料を供給するブースターポンプにより液体燃料タンク11内の液体燃料の圧力を高めることで、有効吸込ヘッドを確保してもよい。
燃料供給部20A、20Bは、低圧燃料供給管12と高圧燃料供給管13との間に設けられている。燃料供給部20A、20Bは、それぞれコントローラ21と、リニアアクチュエータ30と、往復式ポンプ50とを備える。
往復式ポンプ50は、低圧燃料供給管12から供給される液体燃料を昇圧し、高圧燃料供給管13を介して熱交換器14に供給する。高圧燃料供給管13には、内部の燃料の圧力変動を吸収するパルセーションダンパー(アキュムレータ)13aが設けられていてもよい。
低圧燃料供給管12および高圧燃料供給管13は、往復式ポンプ50から着脱可能としてもよい。
リニアアクチュエータ30は往復式ポンプ50のピストンを駆動するものである。リニアアクチュエータ30を用いることで、クランク軸を用いる場合よりも往復式ポンプ50のピストンを低速で駆動することができる。また、ピストン行程において往復式ポンプの液流入始め、液昇圧始め、液昇圧終了時以外は、ピストンが一定の速度で移動するように駆動制御することができる。リニアアクチュエータ30として、例えば、油圧シリンダユニット、電動シリンダユニット等を用いることができる。以下の実施形態では、リニアアクチュエータ30として油圧シリンダユニットを用いる場合について説明するが、リニアアクチュエータ30は油圧シリンダユニットに限られるものではない。
コントローラ21は、制御部80から入力される制御信号により、後述するようにリニアアクチュエータ30を制御する。また、コントローラ21には、後述するように、往復式ポンプ50のピストンの位置を示す位置信号が入力される。コントローラ21は、位置信号に応じて往復式ポンプ50の吐出量が調節されるようにリニアアクチュエータ30を制御する。
熱交換器14は、入口側が高圧燃料供給管13と接続され、出口側が高温燃料供給管15と接続されている。熱交換器14は、高圧燃料供給管13を介して供給される昇圧後の液体燃料を加熱する。液体燃料を加熱する熱源として、例えば、液体燃料タンク11で発生するボイルオフガスの燃焼熱を用いることができる。あるいは、ボイルオフガスの燃焼熱で加熱した温水との熱交換により液体燃料を加熱してもよい。
高温燃料供給管15には、調圧弁16が設けられており、高温燃料供給管15の一端は熱交換器14と接続され、他端は内燃機関90の燃焼室と接続されている。熱交換器14で加熱後の液体燃料は、調圧弁16により内燃機関90が必要とする所定の範囲の圧力に調圧された後、高温燃料供給管15を介して内燃機関90の燃焼室に供給される。調圧弁16は制御部80により制御される。
ここで、内燃機関90が必要とする所定の範囲の圧力は、内燃機関90の種類や性能に応じて異なる。内燃機関90が船舶用の2ストロークサイクルの低速ディーゼルエンジンであれば、所定の範囲の圧力は、例えば5〜100MPa、好ましくは20〜70MPaであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、高温燃料供給管15には、圧力計17が設けられている。圧力計17は高温燃料供給管15内の圧力を計測し、計測信号を制御部80に出力する。
制御部80には、内燃機関90から内燃機関90の負荷を示す信号が入力される。内燃機関90の負荷を示す信号は、例えば、回転数を示す信号である。
制御部80は、コントローラ21に制御信号を出力することで、燃料供給部20A、20Bのそれぞれの往復式ポンプ50の吐出量を調整する。複数の往復式ポンプ50の吐出量の総和は、高温燃料供給管15内の圧力が、必要とされる内燃機関90の負荷に応じた圧力となるように調整される。
なお、内燃機関90により駆動される推進用プロペラ(図示せず)の回転数を計測し、回転数に応じて高温燃料供給管15内の圧力を調整してもよい。
本実施形態においては、稼動している燃料供給部20A、20Bのそれぞれの往復式ポンプ50の周期Tおよび周期T当たりの燃料の吐出量が同一となるように、かつ位相がπラジアンずれるように、調整されている。
液体燃料タンク11、低圧燃料供給管12、リニアアクチュエータ30、往復式ポンプ50、高圧燃料供給管13、熱交換器14、高温燃料供給管15、調圧弁16、圧力計17は、危険区域に配置される。一方、コントローラ21および制御部80は、一般に非防爆対応品であり、危険区域から防爆隔壁により隔離された非危険区域に配置するか、危険区域から十分に距離を隔てた非防爆区域に配置しなければならない。
次に、図2を用いて、リニアアクチュエータ30および往復式ポンプ50の構成について説明する。
本実施形態においては、リニアアクチュエータ30および往復式ポンプ50が軸方向を同一にして配置される。なお、図2の左右方向がリニアアクチュエータ30および往復式ポンプ50の軸方向であり、図2においてリニアアクチュエータ30の左側に往復式ポンプ50が配置されている。
図2に示すように、リニアアクチュエータ30は、サーボアンプ31、電動モータ32、油圧ポンプ33、第1の油圧配管34、第2の油圧配管35、油圧シリンダ41、油圧ピストン42、ピストンロッド47等を備える。
サーボアンプ31はコントローラ21によって制御され、電動モータ32を駆動する。電動モータ32には、サーボモータを用いることができる。電動モータ32はサーボアンプ31によって駆動され、油圧ポンプ33を回転させる。電動モータ32としてサーボモータを用いる場合、インバータモータと比較して応答速度を速くすることができ、また、微細な制御をすることができる。
油圧ポンプ33は第1の油圧配管34および第2の油圧配管35と接続されている。油圧ポンプ33は電動モータ32によって駆動される。電動モータ32の正逆の回転方向に応じて油圧ポンプ33から作動油が吐出される方向が切り替わる。例えば、電動モータ32の正回転時には、油圧ポンプ33は第1の油圧配管34内の作動油を吸引し、吸引した作動油を第2の油圧配管35側へ吐出する。また、電動モータ32の逆回転時には、油圧ポンプ33は第2の油圧配管35内の作動油を吸引し、吸引した作動油を第1の油圧配管34側へ吐出する。第1の油圧配管34および第2の油圧配管35内の作動油の流量、圧力は、油圧ポンプ33の吐出量によって決定される。作動油の流量、圧力は電動モータ32の回転数によって調整することができる。
作動油としては、石油系作動油、合成系作動油、水性系作動油等から任意の作動油を採用することができる。
油圧シリンダ41は筒形状であり、図2の左右方向を軸方向としている。油圧シリンダ41は、作動油を収容する作動油収容空間43を有しており、作動油収容空間43内に油圧ピストン42が軸方向に移動可能に収容されている。
油圧ピストン42は作動油収容空間43を油圧ピストン42よりも左側(往復式ポンプ50側)の第1チャンバ43aと油圧ピストン42よりも右側(往復式ポンプ50と反対側)の第2チャンバ43bとに区画する。油圧ピストン42はシングルロッド型であり、油圧シリンダ41Aの左側端部(図2の左端部)から外部へ突出するピストンロッド47を有している。ピストンロッド47は油圧ピストン42とともに軸方向に移動する。
また、油圧シリンダ41の側壁の左側端部には、第1チャンバ43aに通じる第1貫通孔44が設けられ、油圧シリンダ41Aの側壁の右側端部には、第2チャンバ43bに通じる第2貫通孔45が設けられている。第1貫通孔44の外側開口部は第1の油圧配管34と接続されており、第2貫通孔45の外側開口部は第2の油圧配管35と接続されている。
ピストンロッド47の外側端部(図2の左側)は、連結部49により往復式ポンプ50の昇圧用ピストン52の右側端部と連結されている。連結部49は、ピストンロッド47と昇圧用ピストン52の軸芯ずれ調整機能を持っていてもよい。
往復式ポンプ50として、例えば特許第5519857号に記載されているのと同様の構造を有する往復式ポンプを用いることができる。
往復式ポンプ50は、昇圧用シリンダ51と、昇圧用ピストン52と、シリンダライナ53と、カバー54と、弁箱60と、等を有する。
昇圧用シリンダ51は内部にシリンダライナ53および弁箱60を収容する空間を有する。昇圧用ピストン52はシリンダライナ53内で軸方向に移動可能となるように昇圧用シリンダ51に収容されている。弁箱60はカバー54によって昇圧用シリンダ51内に固定されている。
昇圧用シリンダ51の側壁には、内部に弁箱60が固定される位置に、吸入口55が設けられている。吸入口55は低圧燃料供給管12と接続されている。
カバー54は、昇圧用シリンダ51の昇圧用ピストン52が挿入される側と反対側の端部に固定されている。カバー54には、昇圧用ピストン52の軸方向に貫通する吐出口56が設けられている。吐出口56は高圧燃料供給管13と接続されている。
昇圧用ピストン52の外側端部(図2の右側端部)は、連結部49によってピストンロッド47の一端(図2の左側端部)と連結されており、昇圧用ピストン52はピストンロッド47と連動して軸方向(図2の左右方向)に移動する。
また、昇圧用ピストン52には、位置センサ70が設けられる。位置センサ70は、昇圧用ピストン52の軸方向(図2の左右方向)の位置を検出し、位置信号をコントローラ21に出力する。なお、位置信号を用いて、昇圧用ピストン52の変位を時間微分することにより、昇圧用ピストン52の速度を求めることができる。すなわち、位置センサを速度センサとしても用いることができる。さらに、昇圧用ピストン52の速度を時間微分することにより、昇圧用ピストン52の加速度を求めることができる。すなわち、位置センサ70を加速度センサとしても用いることができる。
位置センサ70として、例えば、磁歪式位置センサや超音波センサを用いることができる。ここでは磁歪式位置センサを使用した場合について説明する。
具体的には、位置センサ70は、センサプローブ71(磁歪線)と、環状マグネット72と、検出器73とを有する。センサプローブ71は昇圧用ピストン52と平行に設けられる。環状マグネット72は中央にセンサプローブ71が挿入された状態で、センサプローブ71に沿って昇圧用ピストン52とともに軸方向に移動するように昇圧用ピストン52に取り付けられる。センサプローブ71の一端にはセンサプローブ71に生じる歪みを検出する検出器73が設けられている。センサプローブ71に電流パルス信号を与えると、センサプローブ71を中心とする円周方向の磁場が生じる。センサプローブ71の環状マグネット72と同じ位置では、センサプローブ71の軸方向に磁場が与えられるため、軸方向に対して斜め方向の合成磁場が生じる。これにより、センサプローブ71に局部的なねじり歪みが生じる。検出器73はこのねじり歪みを検出することで、環状マグネット72の位置を検出し、昇圧用ピストン52の軸方向の位置を示す位置信号をコントローラ21に出力する。
なお、位置センサ70を昇圧用ピストン52に設ける代わりに、ピストンロッド47に取り付けてもよい。
弁箱60は昇圧用シリンダ51内でシリンダライナ53とカバー54との間に固定されている。弁箱60には、吐出流路61、吐出用逆止弁62、吸入流路64、吸入用逆止弁65、等が設けられている。
吐出流路61は弁箱60を昇圧用ピストン52の軸方向に貫通するように設けられている。吐出流路61のカバー54側の開口はカバー54の吐出口56と対向する位置に設けられている。吐出流路61の内部には、シリンダライナ53側からカバー54側への流体の流れを許容する一方、カバー54側からシリンダライナ53側への流体の流れを防ぐ吐出用逆止弁62が設けられている。
吸入流路64は弁箱60の外側壁からシリンダライナ53内の空間に連通するように設けられている。吸入流路64の弁箱60の外側壁側の開口は昇圧用シリンダ51の吸入口55と対向する位置に設けられている。吸入流路64には、吸入口55側からシリンダライナ53側への流体の流れを許容する一方、シリンダライナ53側から吸入口55側への流体の流れを防ぐ吸入用逆止弁65が設けられている。
〔リニアアクチュエータおよび往復式ポンプの動作〕
次に、リニアアクチュエータ30および往復式ポンプ50の動作について説明する。
まず、電動モータ32により油圧ポンプ33を駆動し、図2に実線の矢印で示すように、第1チャンバ43a内の作動油を第1貫通孔44から排出し、第1の油圧配管34、第2の油圧配管35を経て第2貫通孔45から第2チャンバ43bへ供給する。すると、第2チャンバ43bの容積が大きくなり、第1チャンバ43aの容積が小さくなるように、油圧ピストン42が作動油収容空間43内で図2の左方向に移動する。
油圧ピストン42が図2の左方向に移動すると、往復式ポンプ50では、連結部49でピストンロッド47の左側端部と連結されている昇圧用ピストン52がシリンダライナ53内で図2の左方向に移動する。すると、シリンダライナ53の内部であって昇圧用ピストン52よりも左側の空間にある液体燃料が吐出流路61および吐出口56を通じて高圧燃料供給管13に吐出される。このとき、吐出用逆止弁62は吐出流路61を開いた状態であり、吸入用逆止弁65は吸入流路64を閉じた状態である。
次に、コントローラ21により電動モータ32の回転方向を切り替え、油圧ポンプ33を反対方向に駆動し、図2に破線矢印で示すように、第2チャンバ43b内の作動油を第2貫通孔45から排出し、第2の油圧配管35、第1の油圧配管34を経て第1貫通孔44から第1チャンバ43aへ供給する。すると、第2チャンバ43bの容積が小さくなり、第1チャンバ43aの容積が大きくなるように、油圧ピストン42が作動油収容空間43内で図2の右方向へ移動する。
油圧ピストン42が図2の右方向へ移動すると、往復式ポンプ50では、連結部49でピストンロッド47の左側端部と連結されている昇圧用ピストン52がシリンダライナ53内で図2の右方向に移動する。すると、シリンダライナ53の内部であって昇圧用ピストン52よりも左側の空間に、吸入口55から吸入流路64を通って液体燃料が供給される。このとき、吸入用逆止弁65は吸入流路64を開いた状態であり、吐出用逆止弁62は吐出流路61を閉じた状態である。
このように、電動モータ32の回転方向を切り替え、油圧ポンプ33の駆動方向を切り替えることで、第1チャンバ43aと第2チャンバ43bとの間で作動油を交互に行き来させ、油圧ピストン42および昇圧用ピストン52を図2の左右方向に往復移動させ、往復式ポンプ50に液体燃料の吸入と吐出を交互に行わせることができる。
図3(a)は、燃料供給部20Aの往復式ポンプ50の昇圧用ピストン52の速度の時間変化を示す図であり、図3(b)は燃料供給部20Bの往復式ポンプ50の昇圧用ピストン52の速度の時間変化を示す図である。図3(a)、(b)において、横軸は時間、縦軸は速度を示し、上方向を吐出時の速度(正の速度)、下方向を吸入時の速度(負の速度)とする。
図3(a)、(b)に示すように、燃料供給部20Aの昇圧用ピストン52と、燃料供給部20Bの昇圧用ピストン52とは、同一の周期Tで、位相をπラジアン(180度)ずらした状態で交互に往復運動している。すなわち、燃料供給部20Aの昇圧用ピストン52が吐出を開始する吐出開始時刻をt、燃料供給部20Bの昇圧用ピストン52が吐出を開始する吐出開始時刻をt’とするとき、t−t’=T/2である。
本実施形態においては、吐出開始から吐出終了までの吐出期間Tを吸入開始から吸入終了までの吸入期間Tよりも長くしている。すなわち、吐出期間TをT/2よりも長くし、吸入期間TをT/2よりも短くしている。吐出期間Tとの吸入期間Tとの比T/Tは1よりも大きく3以下であることが好ましい。T/Tを3以下とすることで、吸入速度が速くなりすぎてキャビテーションが生じやすくなることを抑制することができる。
なお、図3(a)、(b)においては、吐出期間Tを1周期Tの2/3とし、吸入期間Tを1周期Tの1/3の期間として、それぞれの昇圧用ピストン52を駆動している。
なお、図3(a)では、燃料供給部20Aの昇圧用ピストン52が吐出を開始する吐出開始時刻をt、吸入を終了する吸入終了時刻をt(t−t=T)として、1周期Tの間の速度の時間変化を示している。図3(b)では、燃料供給部20Bの昇圧用ピストン52の位相が燃料供給部20Aの時刻t、t、t、t、t、t、t(t−t=t−t=t−t=t−t=t−t=t−t=T/6)と同位相となる時刻をそれぞれt’、t’、t’、t’、t’、t’、t’ (t’−t’=t’−t’=t’−t’=t’−t’=t’−t’=t’−t’=T/6)としている。燃料供給部20Aの昇圧用ピストン52と、燃料供給部20Bの昇圧用ピストン52とは、同一の周期Tで、位相をπラジアン(180度)ずらした状態で交互に往復運動しているため、t(t)とt’、tとt’、tとt’、tとt’(t’)、tとt’、tとt’とが同一の時刻となっている。このため、t−t’=t−t’=t−t’=t−t’=t−t’=t−t’=t−t’=T/2となっている。
燃料供給部20Aのコントローラ21は、図3(a)に示すように、吐出開始時刻tからt−t=2T/3となる吐出終了時刻tの間に、吐出期間T(=t−t)を半周期とする正弦波振動をするように、昇圧用ピストン52の速度を制御する。すなわち、昇圧用ピストン52の吐出方向の速度を正とするとき、燃料供給部20Aの昇圧用ピストン52のtからtにおける速度Vは、以下の式により表される。
=Aπ/T・sin{π(t−t)/T
ここで、Aは燃料供給部20Aの昇圧用ピストン52の振幅である。
一方、燃料供給部20Aのコントローラ21は、図3(a)に示すように、吐出終了時刻tから吸入終了時刻tの間に、吸入期間T(=t−t)を半周期とする正弦波振動をするように、昇圧用ピストン52の速度を制御する。すなわち、昇圧用ピストン52の吸入方向の速度を負とするとき、tからtにおける昇圧用ピストン52の速度Vは、以下の式により表される。
=Aπ/T・sin{π(t−t)/T
同様に、燃料供給部20Bのコントローラ21は、図3(b)に示すように、吐出開始時刻t’からt’−t’=Tとなる吐出終了時刻t’の間に、Tを半周期とする正弦波振動をするように、昇圧用ピストン52の速度を制御する。すなわち、昇圧用ピストン52の吐出方向の速度を正とするとき、t’からt’における燃料供給部20Bの昇圧用ピストン52の速度Vは、以下の式により表される。
=Aπ/T・sin{π(t−t’)/T
ここで、Aは燃料供給部20Bの昇圧用ピストン52の振幅である。
図3(a)に示す速度となるように昇圧用ピストン52の速度を制御する場合、時刻tからtの間で吐出量が急激に増加し、時刻tと時刻tとの間の時刻tで吐出量が最大となり、時刻tからtにかけて吐出量が急激に減少し、時刻tからtにかけて吐出量がゼロとなる。
一方、燃料供給部20Bのコントローラ21は、図3(b)に示すように、吐出終了時刻t’から吸入終了時刻t’の間に、T2を半周期とする正弦波振動をするように、昇圧用ピストン52の速度を制御する。すなわち、昇圧用ピストン52の吸入方向の速度を負とするとき、t’からt’における昇圧用ピストン52の速度Vは、以下の式により表される。
=Aπ/T・sin{π(t−t’)/T
なお、燃料供給部20A、20Bのそれぞれの往復式ポンプ50は、一往復当たり同一の体積の燃料を吐出するように設けられている。このため、燃料供給部20Aの昇圧用ピストン52の断面積をS、燃料供給部20Bの昇圧用ピストン52の断面積をS2とするとき、A=Aが成り立つ。
図3(b)に示す速度となるように昇圧用ピストン52の速度を制御する場合、時刻t’からt’の間で往復式ポンプ50の吐出量が急激に増加し、時刻t’と時刻t’との間の時刻t’で吐出量が最大となり、時刻t’からt’にかけて吐出量が急激に減少し、時刻t’からt’にかけて吐出量がゼロとなる。
本実施形態においては、燃料供給部20Aの昇圧用ピストンを図3(a)に示す速度となるように制御し、燃料供給部20Bの昇圧用ピストンを図3(b)に示す速度となるように制御し、両者の位相をπラジアンずらすことにより、燃料供給部20Aの往復式ポンプ50の吐出量が急激に増加する時刻tからt(時刻t’からt’)の間に、燃料供給部20Bの往復式ポンプ50の吐出量を急激に減少させる。また、燃料供給部20Aの往復式ポンプ50の吐出量が最大となる時刻tと時刻tとの間(時刻t’から時刻t’の間)で燃料供給部20Bの往復式ポンプ50の吐出量をゼロとする。そして、燃料供給部20Aの往復式ポンプ50の吐出量が急激に減少する時刻tからt(時刻t’からt’)にかけて燃料供給部20Bの往復式ポンプ50の吐出量を急激に増加させ、燃料供給部20Aの往復式ポンプ50の吐出量がゼロとなる時刻tとtとの間で燃料供給部20Bの往復式ポンプ50の吐出量を最大とする。
このため、単に半周期ずれた位相で同一の周期で正弦波振動をするピストンを有する2つの往復式ポンプを並列に接続した場合と比較して、脈動を抑制することができる。
〔第2実施形態〕
図4は第2の実施形態にかかる燃料供給装置10Bの概略構成図である。なお、図1に示す第1の実施形態にかかる燃料供給装置10Aと同様の構成については、同符号を付して説明を割愛する。
第2実施形態にかかる燃料供給装置10Bにおいては、低圧燃料供給管12と高圧燃料供給管13との間に、4つの燃料供給部20A、20B、20C、20Dが設けられている。燃料供給部20C、20Dは、燃料供給部20A、20Bと同様に、それぞれコントローラ21と、リニアアクチュエータ30と、往復式ポンプ50とを備える。
なお、燃料供給部20A、20B、20C、20Dのそれぞれの往復式ポンプ50は、一往復当たり同一の体積の燃料を吐出するように設けられている。
図5(a)は燃料供給部20Aからの燃料の吐出量の時間変化、図5(b)は燃料供給部20Bからの燃料の吐出量の時間変化、図5(c)は燃料供給部20Cからの燃料の吐出量の時間変化、図5(d)は燃料供給部20Dからの燃料の吐出量の時間変化の一例を示す図である。また、図5(e)は燃料供給部20A〜20Dからの燃料の吐出量の総和の時間変化を示す図である。
本実施形態においても、燃料供給部20A〜20Dの昇圧用ピストン52のそれぞれは、同一の周期Tで往復運動しており、それぞれの往復式ポンプ50が、1周期Tの2/3の期間でそれぞれの往復式ポンプ50が燃料の吐出を行い、1周期Tの1/3の期間で燃料の吸入を行うように、それぞれの昇圧用ピストン52を駆動している。
本実施形態においては、燃料供給部20Aの昇圧用ピストン52と燃料供給部20Bの昇圧用ピストン52、燃料供給部20Bの昇圧用ピストン52と燃料供給部20Cの昇圧用ピストン52、燃料供給部20Cの昇圧用ピストン52と燃料供給部20Dの昇圧用ピストン52、燃料供給部20Dの昇圧用ピストン52と燃料供給部20Aの昇圧用ピストン52は、それぞれ位相をπ/2ラジアン(90度)ずらした状態で往復運動している。すなわち、燃料供給部20Aの昇圧用ピストン52が吐出を開始する吐出開始時刻をt、燃料供給部20Bの昇圧用ピストン52が吐出を開始する吐出開始時刻をt’、燃料供給部20Cの昇圧用ピストン52が吐出を開始する吐出開始時刻をt’’、燃料供給部20Dの昇圧用ピストン52が吐出を開始する吐出開始時刻をt’’’、とするとき、t−t’=t’−t’’=t’’−t’’’=T/4である。
ここで、燃料供給部20Aの昇圧用ピストン52と燃料供給部20Cの昇圧用ピストン52とは同一の周期Tで位相がπラジアンずれているため、燃料供給部20Aおよび燃料供給部Cの往復式ポンプ50の吐出量の総和は図3(c)に示すのと同様の波形となる。この波形の波長はT/2となっている。
同様に、燃料供給部20Bの昇圧用ピストン52と燃料供給部20Dの昇圧用ピストン52とは同一の周期Tで位相がπラジアンずれているため、燃料供給部20Bおよび燃料供給部Dの往復式ポンプ50の吐出量の総和は図3(c)に示すのと同様の波形となる。この波形の波長はT/2となっている。ただし、燃料供給部20Aの昇圧用ピストン52と燃料供給部20Bの昇圧用ピストン52、燃料供給部20Cの昇圧用ピストン52と燃料供給部20Dの昇圧用ピストン52は位相がπ/2ラジアンずれているため、燃料供給部20Bおよび燃料供給部Dの往復式ポンプ50の吐出量の総和の波形は、燃料供給部20Aおよび燃料供給部Cの往復式ポンプ50の吐出量の総和の波形よりも半周期(T/4)ずれている。
このため、燃料供給部20A〜20Dのそれぞれの往復式ポンプ50の吐出量の総和の波形は、図5(e)に示すような形状となる。本実施形態においては、燃料供給部20A〜20Dの昇圧用ピストンを図5(a)〜(d)に示す速度となるように制御し、それぞれの位相をπ/2ラジアンずつずらすことにより、第1実施形態(図3(c))や図7(e)と比較して、脈動をさらに抑制することができる。
第1実施形態においては2つの燃料供給部において同一の周期かつ位相をπラジアンずらした場合、第2実施形態においては4つの燃料供給部において同一の周期かつ位相をπ/2ラジアンずつずらした場合について説明したが、本発明はこれに限らない。例えば、2n個(nは自然数)の燃料供給部を用いて、それぞれ同一の周期かつ位相をπ/nラジアンずつずらしてもよい。
なお、上記実施形態においては、往復式ポンプ50の昇圧用シリンダ51を水平方向に駆動した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、昇圧用シリンダ51を垂直方向に駆動してもよい。
10A、10B 燃料供給装置
11 液体燃料タンク
12 低圧燃料供給管
13 高圧燃料供給管
14 熱交換器
15 高温燃料供給管
16 調圧弁
17 圧力計
20A、20B、20C、20D 燃料供給部
21 コントローラ
30 リニアアクチュエータ
31 サーボアンプ
32 電動モータ
33 油圧ポンプ
34 第1の油圧配管
35 第2の油圧配管
41 油圧シリンダ
42 油圧ピストン
43 作動油収容空間
43a 第1チャンバ
43b 第2チャンバ
47 ピストンロッド
49 連結部
50 往復式ポンプ
51 昇圧用シリンダ
52 昇圧用ピストン
53 シリンダライナ
54 カバー
55 吸入口
56 吐出口
60 弁箱
61 吐出流路
62 吐出用逆止弁
64 吸入流路
65 吸入用逆止弁
70 位置センサ
71 センサプローブ
72 環状マグネット
73 検出器
80 制御部
90 内燃機関

Claims (6)

  1. 内燃機関の燃焼室内へ燃料を供給する燃料供給装置であって、
    低圧の燃料が供給される低圧燃料供給管と、
    前記燃焼室内へ供給される高圧の燃料が供給される高圧燃料供給管と、
    前記低圧燃料供給管と前記高圧燃料供給管との間に並列に設けられ、前記低圧燃料供給管内の燃料を昇圧してそれぞれ前記高圧燃料供給管に供給する2n個(nは自然数)の燃料供給部と、
    前記2n個の燃料供給部のそれぞれを制御する制御部と、
    を備え、
    前記2n個の燃料供給部のそれぞれは、軸方向に往復する昇圧用ピストンを有する往復式ポンプを有し、
    前記制御部は、前記2n個の燃料供給部のそれぞれの昇圧用ピストンを同一の周期Tで位相をπ/nラジアンずらして駆動し、
    前記往復式ポンプのそれぞれにおいて、
    吐出開始から吐出終了までの吐出期間Tを、吸入開始から吸入終了までの吸入期間Tよりも長くする、燃料供給装置。
  2. 前記吐出期間において、前記昇圧用ピストンを周期2Tの正弦波運動を半周期分させ、
    前記吸入期間において、前記昇圧用ピストンを周期2Tの正弦波運動を半周期分させる、請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 吐出期間Tとの吸入期間Tとの比T/Tは1よりも大きく3以下である、請求項1または2に記載の燃料供給装置。
  4. 内燃機関の燃焼室内へ燃料を供給する燃料供給方法であって、
    低圧の燃料が供給される低圧燃料供給管と、前記燃焼室内へ供給される高圧の燃料が供給される高圧燃料供給管との間に並列に設けられた2n個(nは自然数)の燃料供給部により前記低圧燃料供給管内の低圧の燃料を吸入し、昇圧して前記高圧燃料供給配管に高圧の燃料を吐出する昇圧処理を有し、
    前記昇圧処理は、前記2n個の燃料供給部のそれぞれの昇圧用ピストンを同一の周期Tで位相をπ/nラジアンずらして駆動し、
    前記往復式ポンプのそれぞれにおいて、
    吐出開始から吐出終了までの吐出期間Tを、吸入開始から吸入終了までの吸入期間Tよりも長くする、燃料供給方法。
  5. 前記吐出期間において、前記昇圧用ピストンを周期2Tの正弦波運動を半周期分させ、
    前記吸入期間において、前記昇圧用ピストンを周期2Tの正弦波運動を半周期分させる、請求項4に記載の燃料供給方法。
  6. 吐出期間Tとの吸入期間Tとの比T/Tは1よりも大きく3以下である、請求項4または5に記載の燃料供給方法。
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