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JP2017132120A - 露光装置、画像形成装置及び露光装置製造方法 - Google Patents

露光装置、画像形成装置及び露光装置製造方法 Download PDF

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JP2017132120A
JP2017132120A JP2016013479A JP2016013479A JP2017132120A JP 2017132120 A JP2017132120 A JP 2017132120A JP 2016013479 A JP2016013479 A JP 2016013479A JP 2016013479 A JP2016013479 A JP 2016013479A JP 2017132120 A JP2017132120 A JP 2017132120A
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琢磨 石川
Takuma Ishikawa
琢磨 石川
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Abstract

【課題】簡易な構成により容易に製造できる露光装置を提供する。【解決手段】LEDヘッド23は、保持板41の平板部61に複数の取付孔66、67を設け、LED基板42及びロッドレンズアレイ43の位置を調整した状態で、平板部61の−Y側から、接着剤シリンジにより各取付孔66、67に接着剤60を塗布して硬化させるようにした。これによりLEDヘッド23は、その製造時に複数方向から接着剤を塗布する必要や保持板41等の各部品の姿勢を変化させる必要が無いため、LED基板42及びロッドレンズアレイ43の位置精度を保ったまま容易に製造できる。【選択図】図4

Description

本発明は露光装置、画像形成装置及び露光装置製造方法に関し、例えば電子写真式の画像形成装置に搭載される露光装置に適用して好適なものである。
従来、画像形成装置としては、露光用の光を発光する露光装置から、感光体ドラムの表面に光を照射して感光体ドラムの表面に静電潜像を形成し、さらにその静電潜像にトナーを付着させてトナー像を現像することにより、画像の印刷を行うものが広く普及している。この露光装置としては、例えば発光素子であるLED(Light Emitting Diode)から出射される光を利用するLEDヘッドがある。
LEDヘッドは、例えば、複数のLEDが直線状に配置されたLEDアレイチップが実装されたLED基板と、各LEDから出射される光をそれぞれ集光させる複数のレンズが整列されたレンズアレイと、LED基板及びレンズアレイを保持するホルダとを有するものがある。このホルダとしては、例えば鋼板が屈曲されることにより、天板及び2枚の側板が互いに連結されて断面が英文字の「U」を上下反転した形状となるように形成され、さらにその天板にレンズアレイを挿通させる孔が形成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
LEDヘッドは、その製造時に、例えばホルダの孔にレンズアレイが挿通されると共に2枚の側板の間を塞ぐようにLED基板が配置された上で、各レンズにより集光された光を感光体ドラムの表面に相当する所定の位置に合わせるように調整された状態で、接着剤等により該レンズアレイ及び該LED基板が固定される。
特開2012−66499号公報(第5図及び第9図等)
ところで上述したLEDヘッドは、ホルダの天板にレンズアレイを接着する場合、例えば接着剤を吐出する接着剤シリンジを該ホルダの天板側から近接させ、接着箇所に接着剤が塗布される。その一方でLEDヘッドは、ホルダにおける側板同士の間にLED基板を接着する場合、底側や側面側から接着剤シリンジをホルダに近接させて接着箇所に接着剤が塗布される。
すなわちLEDヘッドは、ホルダにレンズアレイ及びLED基板を接着する場合に、複数の方向から各接着箇所へ接着剤シリンジをそれぞれ近接させる必要がある。このためLEDヘッドは、その製造時に、例えば作業員の手作業により接着箇所ごとにホルダの姿勢を変化させる工程、或いは該ホルダに対し複数の方向から接着剤シリンジを自動的に順次近接させるような複雑な構成の製造装置等が必要となる。
このようにLEDヘッドは、その構造により、製造工程においてレンズアレイ及びLED基板を接着するために複雑な工程や複雑な製造装置が必要となっており、その結果として多大な製造コストを要してしまう、という問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡易な構成により容易に製造し得る露光装置、画像形成装置及び露光装置製造方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の露光装置においては、複数の発光素子が実装された発光素子基板と、前記発光素子からそれぞれ出射された光をそれぞれ収束するレンズアレイと、一面側に前記レンズアレイを保持すると共に、複数の基板取付孔が設けられ、該基板取付孔に塗布された接着剤により前記発光素子基板を一面側に保持する保持板とを設けるようにした。
また本発明の画像形成装置においては、上述した露光装置を設けるようにした。
さらに本発明の露光装置製造方法においては、複数の基板取付孔が設けられた保持板の一面側において、複数の発光素子が実装された発光素子基板と前記発光素子からそれぞれ出射された光をそれぞれ収束するレンズアレイとの相対位置を調整する位置調整ステップと、前記保持板の他面側から前記基板取付孔に接着剤を塗布することにより、該保持板に前記発光素子基板を接着する接着ステップとを設けるようにした。
本発明は、保持板に基板取付孔を設けたことにより、露光装置の製造時に、保持板の一面側において発光素子基板及びレンズアレイの位置を調整した状態で、該保持板の他面側からのみ接着剤を塗布し硬化させるだけで、その位置を保ったまま発光素子基板を接着できる。このため本発明では、保持板等に対し様々な方向から接着剤を塗布する必要や、保持板等の姿勢や向きを変更しながら接着剤を塗布する必要が無く、簡易な工程により露光装置を製造し得る。
本発明によれば、簡易な構成により容易に製造し得る露光装置、画像形成装置及び露光装置製造方法を実現できる。
画像形成装置の構成を示す略線図である。 画像形成ユニットの構成を示す略線図である。 第1の実施の形態によるLEDヘッドの構成を示す略線的平面図である。 第1の実施の形態によるLEDヘッドの構成を示す略線的断面図である。 LEDヘッド製造処理手順を示すフローチャートである。 接着装置の構成を示す略線図である。 封止装置の構成を示す略線図である。 接着処理手順を示すフローチャートである。 各部品のセットを示す略線図である。 LED基板及びロッドレンズアレイの接着を示す略線図である。 カバーの接着を示す略線図である。 比較用のLEDヘッドの構成を示す略線図である。 第2の実施の形態によるLEDヘッドの構成を示す略線的平面図である。 第2の実施の形態によるLEDヘッドの構成を示す略線的断面図である。 第3の実施の形態によるLEDヘッドの構成を示す略線的断面図である。 部品の伸張による位置ずれの発生を示す略線図である。 他の実施の形態による保持板の構成を示す略線図である。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.第1の実施の形態]
[1−1.画像形成装置の構成]
図1に示すように、第1の実施の形態による画像形成装置1は、電子写真式のプリンタとして構成されており、例えばA3サイズやA4サイズ等の大きさでなる用紙Pに対し、所望のカラー画像を印刷するようになっている。
画像形成装置1は、略箱型に形成されたプリンタ筐体2の内部に種々の部品が配置されている。因みに以下では、図1における右端部分を画像形成装置1の正面とし、この正面と対峙して見た場合の上下方向、左右方向及び前後方向をそれぞれ定義した上で説明する。
画像形成装置1は、制御部3により全体を統括制御するようになっている。この制御部3は、図示しない通信処理部を介して、パーソナルコンピュータのような上位装置(図示せず)と無線又は有線により接続されている。制御部3は、上位装置から印刷対象のカラー画像を表す画像データが与えられると共に当該カラー画像の印刷が指示されると、用紙Pの表面に印刷画像を形成する印刷処理を実行する。
プリンタ筐体2内の最下部には、用紙Pを収容する用紙収容カセット4と、用紙収容カセット4に集積された状態で収容されている用紙Pを1枚ずつ分離して給紙する給紙部5とが設けられている。給紙部5は、用紙収容カセット4の前端上側に位置しており、一点鎖線で示す搬送路Wに沿って用紙Pを進行させる。この給紙部5には、用紙収容カセット4の前端上側に設けられ中心軸を左右方向に向けたホッピングローラ6や、用紙Pを搬送する搬送ローラ対7のような複数のローラに加え、用紙Pを案内する搬送ガイド8等が設けられている。
給紙部5は、制御部3の制御によりホッピングローラ6等を回転させ、用紙収容カセット4に収容されている用紙Pを1枚ずつに分離して取り込むと共に、取り込んだ用紙Pを搬送路Wに沿って前上方へ進行させた後、プリンタ筐体2内の前端近傍における上下ほぼ中央となる位置において、後方へ折り返すように進行させる。
用紙Pは、給紙部5を経た後、プリンタ筐体2内を後側から前側へ大きく横切るように形成された中搬送部10により、後方へ向けて搬送される。この中搬送部10の上側、すなわちプリンタ筐体2における中央よりも上寄りには、4個の画像形成ユニット15C、15M、15Y及び15K(以下、これらをまとめて画像形成ユニット15と呼ぶ)が後側から前側へ向かって順に配置されている。すなわち各色の画像形成ユニット15は、いわゆるタンデム方式で配置されている。
因みに画像形成ユニット15C、15M、15Y及び15Kは、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)の各色にそれぞれ対応している。また画像形成ユニット15C、15M、15Y及び15Kは、互いに同様に構成されており、対応するトナーの色のみがそれぞれ相違する。この画像形成ユニット15は、用紙Pの左右幅に対応するべく、左右方向に比較的長い略箱状に形成されている。
各画像形成ユニット15は、制御部3から供給される画像データに基づき、それぞれの色によるトナー画像を形成し、搬送路Wに沿って前方から搬送されて来る用紙Pに対し、このトナー画像を順次転写して重ねながら、後方へ進行させていく(詳しくは後述する)。
中搬送部10の後端近傍には、定着ユニット16が設けられている。定着ユニット16は、搬送路Wを上下から挟むようにして、内部にヒータが設けられた加熱ローラ16Aと、該加熱ローラ16Aに押し付けられた加圧ローラ16Bとを有している。
この定着ユニット16は、制御部3の制御に基づき、加熱ローラ16Aを加熱すると共に該加熱ローラ16A及び加圧ローラ16Bをそれぞれ所定方向へ回転させる。これにより定着ユニット16は、画像形成ユニット15から搬送されてきた用紙P、すなわち4色のトナー画像が重ねられた用紙Pに対し、熱及び圧力を加えることによりトナーを定着させ、さらに後方へ引き渡す。
定着ユニット16の後方ないし上方には、排紙部17が配置されている。排紙部17は、給紙部5と同様、複数の搬送ローラ対や搬送ガイド等の組み合わせにより構成されている。排紙部17は、各搬送ローラ対を適宜回転させることにより、搬送ガイドに沿って用紙Pを後上方へ搬送してから前方へ向けて折り返し、プリンタ筐体2の上面に形成された排出トレイ18へ排出する。
このように画像形成装置1は、印刷処理を実行する際、各色の画像形成ユニット15によってトナー画像をそれぞれ形成し、これを用紙Pに順次転写するようになっている。
[1−2.画像形成ユニットの構成]
次に、画像形成部としての画像形成ユニット15の構成について説明する。図2に模式的な断面図を示すように、画像形成ユニット15は、大きく分けて画像形成部21、トナーカートリッジ22、LED(Light Emitting Diode)ヘッド23及び転写ローラ25により構成されている。
露光装置としてのLEDヘッド23は、複数のLED素子を左右方向、すなわち主走査方向に沿って配置しており、制御部3(図1)から供給される画像データに基づいた発光パターンで各LED素子を発光させる。トナーカートリッジ22は、現像剤としてのトナーを収容しており、画像形成部21の前上側に取り付けられている。このトナーカートリッジ22は、収容しているトナーを、画像形成部21の前上部に形成されたトナー収容部31へ供給する。
画像形成部21には、トナー収容部31の他、画像形成フレーム32内に供給ローラ33、現像ローラ34、規制ブレード35、感光体ドラム36及び帯電ローラ37等が組み込まれている。供給ローラ33、現像ローラ34及び帯電ローラ37は、何れも中心軸を左右方向に沿わせた円筒状に形成され、それぞれの中心軸を中心として矢印R2方向へ回転し、またそれぞれ周側面を帯電させ得るようになっている。規制ブレード35は、左右方向に長い板状の金属材でなり、その長辺を現像ローラ34の周側面に当接させている。
感光体ドラム36は、LEDヘッド23の真下に配置されており、供給ローラ33等と同様に中心軸を左右方向に沿わせた円筒状に形成され、この中心軸を中心として回転する。また感光体ドラム36は、その周側面に感光材料が塗布されている。転写ローラ25は、感光体ドラム36の真下に位置しており、中心軸を左右方向に沿わせた円筒状に形成され、この中心軸を中心として回転し、また周側面を帯電させ得るようになっている。
画像形成ユニット15は、制御部3(図1)の制御に基づき、図示しないモータから駆動力が供給されると、供給ローラ33、現像ローラ34、帯電ローラ37及び転写ローラ25をそれぞれ矢印R2方向へ回転させると共に、感光体ドラム36を矢印R1方向へ回転させる。このため画像形成ユニット15は、用紙Pが搬送路Wに沿って前方から搬送されて来ると、該用紙Pを感光体ドラム36の下端及び転写ローラ25の上端の間に挟み込み、後方へ搬送する。
また画像形成ユニット15は、供給ローラ33、現像ローラ34、規制ブレード35及び帯電ローラ37にそれぞれ所定のバイアス電圧を印加することにより、それぞれ帯電させる。供給ローラ33は、この帯電によりトナー収容部31内のトナーを周側面に付着させ、回転によりこのトナーを現像ローラ34の周側面に付着させる。回転する現像ローラ34は、規制ブレード35によって周側面から余分なトナーが除去されることにより、該トナーを均一な薄膜状に付着させた後、この周側面を感光体ドラム36の周側面に当接させる。
一方、帯電ローラ37は、帯電した状態で感光体ドラム36と当接することにより、当該感光体ドラム36の周側面における当接箇所、すなわち後上側部分を一様に帯電させる。LEDヘッド23は、制御部3(図1)から供給される画像データに基づいた発光パターンで発光することにより、感光体ドラム36の周側面を露光する。これにより感光体ドラム36は、その周側面における上端近傍に、画像データに基づいた静電潜像が形成される。
続いて感光体ドラム36は、矢印R1方向への回転に伴い、静電潜像が形成された箇所を現像ローラ34に順次当接させる。これにより感光体ドラム36は、現像ローラ34の周側面からトナーが転写され、静電潜像に基づいたトナー画像を周側面に現像していく。
さらに感光体ドラム36は、矢印R1方向へ回転することにより、現像されたトナー画像を下端、すなわち転写ローラ25との当接部分まで進行させる。このとき感光体ドラム36は、転写ローラ25との間に用紙Pを挟んでいれば、該転写ローラ25の帯電により、その周側面からトナー画像を該用紙Pへ転写させる。
このように画像形成ユニット15は、制御部3から供給される画像データに基づいてLEDヘッド23を発光させることにより、感光体ドラム36の周側面にトナー画像を形成し、このトナー画像を用紙Pに転写するようになっている。
[1−3.LEDヘッドの構成]
次に、LEDヘッド23の構成について説明する。図3(A)に前面図を示すと共にそのA1−A2断面及びB1−B2断面を図4(A)及び(B)に示すように、LEDヘッド23は、全体として、左右方向に長く前後方向に短い直方体状に形成されている。
説明の都合上、以下では、左方向、前方向及び下方向をそれぞれX方向、Y方向及びZ方向と定義して説明する。また以下では、便宜上、X方向側及びその反対側をそれぞれ+X側及び−X側とも呼ぶ。Y方向及びZ方向についても同様である。因みに図3(A)では、説明の都合上、図の上側が下方向(Z方向)を表している。また図4(A)及び(B)では、LEDヘッド23が画像形成ユニット15に組み込まれた場合における感光体ドラム36の位置を破線により表している。
LEDヘッド23は、大きく分けて保持板41、LED基板42、ロッドレンズアレイ43、カバー44及び封止材45により構成されている。図4(A)及び(B)に示したように、LEDヘッド23は、保持板41のY方向側にLED基板42及びロッドレンズアレイ43が取り付けられ、さらに該LED基板42及び該ロッドレンズアレイ43のY方向側を覆うようにカバー44が取り付けられている。またLEDヘッド23は、図3(A)に示したように、保持板41、ロッドレンズアレイ43及びカバー44の隙間が封止材45により適宜封止されている。
図3(B)は、図3(A)の状態(すなわち完成したLEDヘッド23)からカバー44及び封止材45を省略することにより、保持板41にLED基板42及びロッドレンズアレイ43が取り付けられた状態を表している。また図3(C)は、図3(B)の状態からさらにLED基板42及びロッドレンズアレイ43を省略することにより、保持板41のみをY方向から見た状態を表している。さらに図3(D)は、保持板41をZ方向から見た状態を表している。
LED基板42(図3(B)及び図4)は、回路基板47、複数のLEDチップ48及びコネクタ49により構成されている。回路基板47は、いわゆるプリント配線基板であり、X方向(すなわち左右方向)に長く、Z方向(上下方向)に短く、Y方向(前後方向)に薄い板状に形成されている。回路基板47は、一般的なプリント配線基板と同様、ガラスエポキシ樹脂等でなる基材の表面に銅箔層等でなる配線パターンが形成された上で、絶縁性の樹脂でなるレジスト材によりその表面が保護されている。
回路基板47の配線パターンは、各LEDチップ48やコネクタ49、或いは図示しない他の実装部品との間を電気的に接続するように形成されているものの、平坦領域47Aを回避するように配置されている。この平坦領域47Aは、例えば一様な銅箔層が形成され、或いは銅箔層が省略された上で一様にレジスト層が形成されることにより、Y方向側の表面が平坦に仕上げられている。
各LEDチップ48は、全体としてX方向に沿った細長い直方体状に形成されており、複数のLED素子がX方向に沿って整列されている。各LED素子は、図4(A)に示すように、Z方向へ向けて発散光でなる光L1を出射するようになっている。コネクタ49は、LEDヘッド23が画像形成ユニット15(図2)に取り付けられた上でプリンタ筐体2(図1)に組み込まれたときに、該プリンタ筐体2側に設けられた配線材(図示せず)が接続されるようになっている。
ロッドレンズアレイ43は、X方向に長い直方体状に形成されており、中心軸をZ方向に向けた円筒状の微小なレンズ(屈折率分布型レンズ)がX方向に沿って多数配置されている。因みにロッドレンズアレイ43におけるX方向の長さは、LED基板42に実装された全てのLEDチップ48におけるX方向の長さの合計値とほぼ同等となっており、回路基板47におけるX方向の長さよりも短くなっている。
LEDヘッド23は、後述するように、その製造時にLED基板42及びロッドレンズアレイ43の位置がそれぞれ適切に調整された上で、保持板41に取り付けられる。これによりLEDヘッド23は、図4(A)に示したように、画像形成ユニット15に組み込まれた場合に、LEDチップ48の各LED素子から出射される光L1をロッドレンズアレイ43の微小なレンズによりそれぞれ集光し、その焦点を感光体ドラム36の表面に合わせることができる。
カバー44は、例えば所定の樹脂材料が成型されることにより製造され、大きく分けてカバー本体部51及び4本のカバー脚部52により構成されている。カバー本体部51は、全体としてX方向に長くZ方向に短い板状に形成されている。カバー本体部51におけるX方向及びZ方向の長さは、何れも、保持板41よりも短く、且つLED基板42よりも長くなっている。このためカバー本体部51は、保持板41に取り付けられた場合、該保持板41からX方向及びZ方向にはみ出すこと無く、且つLED基板42のY側を覆うことができる。カバー脚部52は、Y方向に長く、且つZ方向及びX方向に短い、すなわちY方向に沿って細長い角柱状に形成されており、カバー本体部51の−Y側から−Y方向へ向けてそれぞれ立設されている。
保持板41は、図3(C)及び(D)並びに図4(A)及び(B)に示すように、大きく分けて平板状の平板部61と、該平板部61におけるZ方向側端辺の一部からY方向へ向けて立設された位置決め部62とにより構成されている。この保持板41は、例えば1枚の鋼板が所定形状に切削され、後述する孔等が穿設された後、位置決め部62が約90度の角度で屈曲されることにより製造される。
平板部61は、X方向に長く、Z方向に短く、Y方向に薄い板状に形成されている。平板部61におけるX方向及びZ方向の長さは、LED基板42におけるX方向及びZ方向の長さよりもそれぞれ長くなっている(図3(B))。また平板部61におけるY方向の長さ、すなわち厚さは、該平板部61が十分な曲げ強度を有し、容易に撓まない程度に長く(厚く)なっている。説明の都合上、以下では、平板部61のY側及び−Y側を、それぞれ一面側及び他面側とも呼ぶ。
位置決め部62は、平板部61の外周におけるZ側端辺のうち、X側及び−X側の端部寄りにそれぞれ立設されている。各位置決め部62は、平板部61と同等の厚さでなる板状に形成されている。また位置決め部62には、X側及び−X側に1箇所ずつ、その一部が切り欠かれることにより、切欠部62Cが形成されている。
平板部61におけるZ側端辺のうち、X側及び−X側の端部寄りにそれぞれ設けられた位置決め部62同士の間には、ロッドレンズアレイ支持部63が設けられている。ロッドレンズアレイ支持部63は、平板部61におけるZ側の端辺が、位置決め部62の立設位置よりもさらにZ側へ延設されることにより、該平板部61と連続した平面状に形成されている。またロッドレンズアレイ支持部63におけるX方向の長さは、ロッドレンズアレイ43におけるX方向の長さとほぼ同等となっている。
このため保持板41は、X側及び−X側にそれぞれ設けられた位置決め部62同士の間において、ロッドレンズアレイ支持部63と近接若しくは当接させる位置に、ロッドレンズアレイ43を取り付けることができる。因みにロッドレンズアレイ43は、図4(A)及び(B)に示したように、保持板41に対し、そのZ側端部近傍をロッドレンズアレイ支持部63におけるZ方向端部からZ側へはみ出させるようにして取り付けられる。
かかる構成に加えて、平板部61には、図3(C)に示したように、LED基板取付孔66、ロッドレンズアレイ取付孔67及びカバー取付孔68といった複数の取付孔が穿設されている。各取付孔は、直径が比較的小さい丸孔であり、図4に示したように、平板部61をY方向に貫通している。
LED基板取付孔66は、平板部61においてLED基板42(図3(B))が取り付けられる範囲内に配置されており、例えばZ方向に沿って2個、X方向に沿って12個のように、Z方向及びX方向にそれぞれ複数個を離散的に並べた格子状に整列されている。因みにLED基板取付孔66のうちZ側の列は、LED基板42におけるZ側の端部近傍に、すなわちLEDチップ48よりもZ側に位置している(図4(A))。
ロッドレンズアレイ取付孔67は、平板部61においてロッドレンズアレイ43(図3(B)及び図4(A))が取り付けられる範囲のうち−Z側の部分に配置されており、例えばZ方向に沿って1個、X方向に沿って8個のように、X方向に沿って1列に、且つ離散的に整列されている。
カバー取付孔68は、平板部61においてカバー44(図3(A))が取り付けられる長方形状の範囲のうち、この長方形の各頂点近傍であり、該カバー44における4本のカバー脚部52(図4(B))と対応する4箇所にそれぞれ配置されている。
保持板41は、後述するように、LED基板42、ロッドレンズアレイ43及びカバー44の位置がそれぞれ調整された状態で、LED基板取付孔66、ロッドレンズアレイ取付孔67及びカバー取付孔68にそれぞれ塗布された接着剤60が硬化することにより、このLED基板42、ロッドレンズアレイ43及びカバー44を保持できる。因みに接着剤60は、UV(Ultra Violet)光の照射により硬化するUV硬化型樹脂となっている。
[1−4.LEDヘッドの製造]
次に、LEDヘッド23の製造について説明する。LEDヘッド23は、図5に示すLEDヘッド製造処理手順RT1に従った手順で製造されるようになっている。このLEDヘッド製造処理手順RT1では、まずステップSP1において、準備処理として、作業員等により、LEDヘッド23を構成する各部品、すなわち保持板41、LED基板42、ロッドレンズアレイ43及びカバー44が用意される。因みにLED基板42は、LEDチップ48及びコネクタ49(図3)等が既に実装されているものとする。
LEDヘッド製造処理手順RT1では、続くステップSP2において、図6に示す接着装置70により、保持板41に対し、LED基板42、ロッドレンズアレイ43及びカバー44(図3及び図4)がそれぞれ接着される。さらにLEDヘッド製造処理手順RT1では、ステップSP3において、図7に示す封止装置90により、保持板41及びカバー44の隙間等に封止材45が塗布された後、ステップSP4へ移る。この結果、LEDヘッド23が完成する。
[1−4−1.接着装置の構成]
次に、接着装置70(図6)の構成について説明する。接着装置70は、接着制御部71により全体を統括制御するようになっている。接着制御部71は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びフラッシュメモリ等の記憶部を有しており、接着装置70全体を統括的に制御する。因みに接着装置70では、製造されるLEDヘッド23の姿勢に合わせて、図の下側がY方向であり、また図の左側がZ方向となっている。
この接着装置70には、位置基準部72、LED基板移動部73、LED駆動部74、ロッドレンズアレイ移動部75、カバー移動部76、カメラ77、カメラ移動部78、画像処理部79、接着剤シリンジ80及びシリンジ移動部81が設けられている。
位置基準部72は、全体としてX方向に長い直方体状に形成されており、その−Z側の側面である基準面72Sが平坦に形成されている。基準面72Sには、X方向に所定間隔だけ離れた2箇所に、位置決め突起72Pが−Z側に向けてそれぞれ立設されている。各位置決め突起72Pは、中心軸をZ方向に沿わせた円柱状に形成されており、その直径が保持板41(図3)の位置決め部62に設けられた切欠部62CにおけるX方向の長さよりも僅かに短くなっている。また位置基準部72には、基準面72Sに保持板41(図3及び図4)を吸着するための吸着部が組み込まれている。
この位置基準部72は、接着装置70に対する取付位置が固定されている。特に基準面72Sは、Z方向に関する位置が、所定のZ方向位置Z1に合わされている。また位置決め突起72Pにおける−Y側の端部(すなわち図6における上端)は、Y方向に関する位置が、所定のY方向位置Y1に合わせられている。
LED基板移動部73は、全体としてX方向に沿って長く形成されており、その−Y側(すなわち図5における上側)にLED基板42を吸着するための吸着部73Aが組み込まれている。このLED基板移動部73は、接着制御部71の制御に基づき、Y方向及びZ方向へ自在に移動し得る。
LED駆動部74は、LED基板42(図3及び図4)と接続された上で、該LED基板42に所定のLED駆動信号を供給することにより、該LED基板42のLEDチップ48(図4(A))から所定の発光パターンや光量で光L1を出射させる。
ロッドレンズアレイ移動部75は、全体としてX方向に沿って長く形成されており、その−Y側(すなわち図5における上側)にロッドレンズアレイ43を吸着するための吸着部75Aが組み込まれている。このロッドレンズアレイ移動部75は、LED基板移動部73と同様、接着制御部71の制御に基づき、Y方向及びZ方向へ自在に移動し得る。
カバー移動部76は、全体としてX方向に沿って長く形成されており、その−Y側(すなわち図5における上側)にカバー44を吸着するための吸着部76Aが組み込まれている。このカバー移動部76は、予め位置基準部72に対するZ方向の位置が適切に定められており、接着制御部71の制御に基づき、そのY側に位置する支持部76Sを介して、Y方向へ自在に移動し得る。
またカバー移動部76は、吸着部76A及び支持部76Sの間に、スプリングが組み込まれている。このためカバー移動部76は、吸着部76Aの移動が制限された状態で支持部76Sに対しY方向へ向かう力が加えられると該スプリングを圧縮して吸着部76Aを支持部76Sへ近づけ、この力が解放されると該スプリングを伸張させて該吸着部76Aを再び支持部76Sから遠ざける。
カメラ77は、カメラ移動部78の−Z側に取り付けられており、内蔵する撮像素子により−Z側の画像を撮像し、得られた画像を画像処理部79へ供給する。このカメラ77は、後述するように、LED基板42(図4等)のLEDチップ48から出射されロッドレンズアレイ43により集光された光L1を撮像することが想定されている。
またカメラ77は、Y方向に関する撮像中心の位置が、Y方向位置Y1(すなわち位置決め突起72Pの上端)からY方向へ所定の距離LYだけ離れたY方向位置Y2に設定されている。カメラ移動部78は、接着制御部71の制御に基づき、カメラ77と一体にZ方向へ自在に移動し得る。すなわちカメラ77は、撮像中心のY方向に関する位置をY方向位置Y1に保持したまま、Z方向へ移動することができる。
画像処理部79は、カメラ77から得られた画像に対して所定の画像処理を施すことにより、光L1におけるビームスポットの大きさやコントラスト等を算出し、これらを接着制御部71へ供給する。これに応じて接着制御部71は、LED基板42やロッドレンズアレイ43等を移動させるべき位置を決定し、LED基板移動部73及びロッドレンズアレイ移動部75等を適宜制御するようになっている。
接着剤シリンジ80は、液状の接着剤60を収納する収納部と、該収納部に連接され細長い管状に形成された管状部とにより構成されている。この接着剤シリンジ80は、接着制御部71の制御により、管状部の先端から適量の接着剤60を吐出させる。この接着剤シリンジ80は、シリンジ移動部81のY側に取り付けられている。シリンジ移動部81は、接着制御部71の制御に基づき、接着剤シリンジ80と一体にX方向、Y方向及びZ方向へ自在に移動し得る。
[1−4−2.接着処理]
次に、LEDヘッド製造処理手順RT1(図5)のステップSP2、すなわち接着処理について詳細に説明する。この接着処理では、接着装置70(図6)の接着制御部71により、図8に示す接着処理手順RT2に従った手順が順次行われる。因みに接着装置70は、初期状態として、図6に示したように、位置基準部72からLED基板移動部73、ロッドレンズアレイ移動部75、カバー移動部76、カメラ77及びカメラ移動部78、並びに接着剤シリンジ80及びシリンジ移動部81がそれぞれ遠ざけられている。
接着装置70の接着制御部71は、接着処理手順RT2を開始すると、まずステップSP11へ移る。ステップSP11において接着制御部71は、図9に示すように、作業員等の作業により、保持板41を位置基準部72に、LED基板42をLED基板移動部73に、ロッドレンズアレイ43をロッドレンズアレイ移動部75に、カバー44をカバー移動部76に、それぞれセットさせた後、次のステップSP12へ移る。
このとき保持板41は、位置決め部62におけるZ側の側面を位置基準部72の基準面72Sに当接させると共に、位置決め突起72Pを切欠部62C(図3(D))に入り込ませ、且つ平板部61におけるY側の面を位置決め突起72Pにおける−Y側の端部に当接させた位置にセットされる。この位置で保持板41は、位置基準部72に組み込まれた吸着部により位置決め部62が吸着される。これにより保持板41は、位置決め部62におけるZ側の面をZ方向位置Z1に合わせると共に、平板部61におけるY側の面をY方向位置Y1に合わせた状態で、位置基準部72に保持された状態となる。
LED基板42は、回路基板47に設けられた平坦領域47A(図3(B))がLED基板移動部73の吸着部73Aに吸着されることにより、該LED基板移動部73と一体にY方向及びZ方向へ移動し得る状態となる。またLED基板42は、所定の配線材により、LED駆動部74と電気的に接続される。
ロッドレンズアレイ43は、ロッドレンズアレイ移動部75の吸着部75AによりY側の面が吸着されることにより、該ロッドレンズアレイ移動部75と一体にY方向及びZ方向へ移動し得る状態となる。カバー44は、Y側の面がカバー移動部76の吸着部76Aに吸着されることにより、該カバー移動部76と一体にY方向へ移動し得る状態となる。
ステップSP12において接着制御部71は、図10に示すように、LED基板移動部73、ロッドレンズアレイ移動部75及びカメラ移動部78をそれぞれ所定の位置へ、すなわち位置基準部72に近づけさせるように移動させ、次のステップSP13へ移る。
具体的に接着制御部71は、LED基板移動部73及びロッドレンズアレイ移動部75をそれぞれ移動させることにより、LED基板42及びロッドレンズアレイ43を、平板部61のY側(すなわち一面側)における、完成後のLEDヘッド23(図3及び図4)におけるそれぞれの適切な取付位置におおよそ合わせる。
また接着制御部71は、カメラ移動部78を−Z側へ所定の距離だけ移動させることにより、カメラ77に内蔵された撮像素子の位置を、Z方向位置Z1からZ側へ所定の距離LZだけ離れたZ方向位置Z2に合わせる。因みに、このときの保持板41に対するカメラ77の撮像素子の位置は、図4(A)に示したLEDヘッド23における保持板41に対する感光体ドラム36の周側面の位置と同等となっている。またLED基板42は、保持板41の平板部61との間に、Y方向に十分な長さを有する空間(以下これを調整空間Sと呼ぶ)を形成する位置に移動される。
ステップSP13において接着制御部71は、LED駆動部74からLED基板42に対し所定の駆動信号を供給させることにより、LEDチップ48の各LED素子から光L1をそれぞれ出射させ、次のステップSP14へ移る。これによりLEDチップ48から出射された光L1は、Z方向へ進行し、ロッドレンズアレイ43により収束され、ビームスポットを形成した状態でカメラ77に照射される。すなわちカメラ77により撮像された画像には、光L1によるビームスポットが出現する。画像処理部79は、この画像を基にビームスポットの大きさやコントラスト等を算出し、これらを接着制御部71へ供給する。
ステップSP14において接着制御部71は、画像処理部79から供給されるビームスポットの大きさやコントラスト等を基に、LED基板42及びロッドレンズアレイ43の位置をそれぞれ調整し、次のステップSP15へ移る。
具体的に接着制御部71は、まず画像処理部79から供給されるビームスポットの大きさやコントラスト等を基に、LED基板42及びロッドレンズアレイ43を移動させるべき位置を決定する。次に接着制御部71は、決定された位置に合わせてLED基板移動部73及びロッドレンズアレイ移動部75をそれぞれ制御し、LED基板42及びロッドレンズアレイ43をそれぞれ移動させる。これに伴いカメラ77には、移動後のLED基板42及びロッドレンズアレイ43により形成された光L1によるビームスポットを撮像する。
さらに接着制御部71は、所定の位置調整アルゴリズムに従い、LED基板42及びロッドレンズアレイ43をそれぞれ複数の位置へ移動させた状態で、それぞれカメラ77により画像を撮像する。その上で接着制御部71は、得られた複数の画像それぞれにおけるビームスポットの大きさやコントラストを基に、最適なLED基板42及びロッドレンズアレイ43の位置をそれぞれ決定し、決定された位置にLED基板42及びロッドレンズアレイ43をそれぞれ移動させる。このときLED基板42は、平板部61との間に調整空間Sが形成されているため、該平板部61と干渉すること無く、決定された位置に移動される。
ステップSP15において接着制御部71は、接着剤シリンジ80を適宜移動させると共に接着剤60を吐出させることにより、保持板41に対しLED基板42及びロッドレンズアレイ43をそれぞれ接着し、次のステップSP16へ移る。
具体的に接着制御部71は、シリンジ移動部81を適宜制御することにより、接着剤シリンジ80における管状部の先端を、保持板41の平板部61(図3(C))における各LED基板取付孔66及び各ロッドレンズアレイ取付孔67に合わせて順次移動させると共に、−Y側(すなわち他面側)から接着剤60を吐出する。また接着制御部71は、接着剤シリンジ80における管状部の先端を、保持板41におけるロッドレンズアレイ支持部63のZ側端部に沿ってX方向へ移動させながら接着剤60を吐出する。
続いて接着制御部71は、保持板41の−Y側に配置されたUV光源(図示せず)からUV光を照射させることにより、液状であった接着剤60を硬化させる。これによりLED基板42及びロッドレンズアレイ43は、調整された位置を維持したまま、保持板41に固定される。
ステップSP16において接着制御部71は、吸着部73A及び75Aによる吸着をそれぞれ解除した上で、図11に示すように、LED基板移動部73、ロッドレンズアレイ移動部75及びカメラ移動部78をそれぞれ退避させ、すなわち位置基準部72から遠ざけるように移動させて、次のステップSP17へ移る。
ステップSP17において接着制御部71は、カバー移動部76を−Y方向へ移動させ、次のステップSP18へ移る。これによりカバー44は、図11に示したように、保持板41における平板部61のY側(すなわち一面側)において、4本のカバー脚部52を4箇所のカバー取付孔68(図3(C))にそれぞれ挿入した状態となる。
因みにカバー移動部76は、吸着部76Aにカバー44を吸着した状態で、支持部76SをY方向へ所定距離だけ移動させる。このときカバー移動部76は、各カバー脚部52を各カバー取付孔68に対し所定の長さだけ挿入した段階で、カバー44の一部をロッドレンズアレイ43のY側に当接させると、組み込まれたスプリングを適宜圧縮させる。これによりカバー移動部76は、カバー44の一部をロッドレンズアレイ43に押し付けた位置に、すなわち保持板41に対する適切な位置に、該カバー44を維持できる。
ステップSP18において接着制御部71は、ステップSP15と同様、接着剤シリンジ80を適宜移動させると共に接着剤60を吐出させることにより、保持板41に対しカバー44を接着し、次のステップSP19へ移る。
具体的に接着制御部71は、シリンジ移動部81を適宜制御することにより、接着剤シリンジ80における管状部の先端を、保持板41の平板部61(図3(C))における各カバー取付孔68に合わせて順次移動させると共に−Y側(すなわち他面側)から接着剤60を吐出した後、上述したUV光源(図示せず)からUV光を照射させて硬化させる。これによりカバー44は、その一部がロッドレンズアレイ43に押し付けられた位置を維持したまま、保持板41に固定される。
ステップSP19において接着制御部71は、吸着部76Aによる吸着を解除した上でカバー移動部76を退避させ、すなわち位置基準部72からY方向へ遠ざけて図6等に示した位置まで移動させて、次のステップSP20へ移る。ステップSP20において接着制御部71は、作業員等の作業により、製造途中のLEDヘッド23、すなわち保持板41にLED基板42、ロッドレンズアレイ43及びカバー44が取り付けられたもの(以下これを接着済保持板41Jとも呼ぶ)を位置基準部72から取り外させる。その後、接着制御部71は、次のステップSP21へ移って接着処理手順RT2を終了する。
[1−4−3.封止装置の構成及び封止処理]
次に、封止装置90(図6)の構成について説明する。封止装置90は、封止制御部91により全体を統括制御するようになっている。封止制御部91は、接着制御部71(図5)と同様、CPU、ROM、RAM及びフラッシュメモリ等の記憶部を有しており、封止装置90全体を統括的に制御する。因みに封止装置90では、接着装置70と比較して製造途中のLEDヘッド23の姿勢が相違しており(詳しくは後述する)、図の上側がY方向であり、また図の右側がZ方向となっている。
また封止装置90には、載置台92、封止材シリンジ94及びシリンジ移動部95が設けられている。載置台92は、製造途中のLEDヘッド23である接着済保持板41Jが載置される。この載置台92には、該LEDヘッド23の位置を合わせるための位置決め部93が設けられている。
封止材シリンジ94は、接着剤シリンジ80(図5)と類似した構成となっており、液状ないしゲル状の封止材45を収納する収納部と、該収納部に連接され細長い管状に形成された管状部とにより構成されている。この封止材シリンジ94は、封止制御部91の制御により、管状部の先端から適量の封止材45を吐出させる。また封止材シリンジ94は、シリンジ移動部95の載置台92側に取り付けられている。シリンジ移動部95は、封止制御部91の制御に基づき、封止材シリンジ94と一体にX方向、Y方向及びZ方向へ自在に移動し得る。
この封止装置90により封止処理が行われる場合、まず載置台92のY側(すなわち図7における上側)に接着済保持板41Jが載置される。このとき保持板41は、平板部61を載置台92のY側に当接させると共に、位置決め部62を載置台92の位置決め部93の−Z側に当接させることにより、Y方向及びZ方向の位置が定められる。
次に封止装置90は、シリンジ移動部95を制御することにより、封止材シリンジ94における管状部の先端を、保持板41及びカバー44の隙間(図3(A)及び図4)に沿って移動させながら封止材45を吐出し、この隙間を順次埋めるように充填していく。この結果、接着済保持板41Jにおける保持板41及びカバー44の隙間が封止材45により封止され、LEDヘッド23が完成する。
[1−5.効果等]
以上の構成において、第1の実施の形態によるLEDヘッド23は、保持板41の平板部61に、LED基板取付孔66、ロッドレンズアレイ取付孔67及びカバー取付孔68といった複数の取付孔を設けた。その上でLEDヘッド23は、その製造時に、保持板41における平板部61の−Y側(すなわち他面側)から、接着剤シリンジ80(図6等)により各取付孔に接着剤60を塗布して硬化させることにより、保持板41に対しLED基板42、ロッドレンズアレイ43及びカバー44を接着(すなわち固定)するようにした。
ここで、本実施の形態との比較用に、図12(A)及び(B)に、他の構成によるLEDヘッド323及び423を示す。LEDヘッド323は、保持板41に代えてアルミダイカストや樹脂等により形成された保持部材341が用いられ、またLED基板42に代わるLED基板342が用いられる。このLEDヘッド323は、その製造時に、LED基板342が取り付けられた取付部材345及びロッドレンズアレイ43を保持部材341における所定の位置にそれぞれ突き当てた状態で、接着剤60が塗布され硬化される。このためLEDヘッド323では、その製造時に、Z側及び−Z側からそれぞれ接着剤シリンジ80(図6)等により接着剤60を塗布する必要があった。
LEDヘッド423は、保持板41に代えて屈曲された板金等により形成された保持部材441が用いられ、またLED基板42に代わるLED基板442が用いられる。LEDヘッド423は、その製造時に、保持部材441に対して、LED基板442が取り付けられた取付部材445及びロッドレンズアレイ43の位置がそれぞれ調整された上で、接着剤60が塗布され硬化される。このためLEDヘッド423では、その製造時に、LED基板442及びロッドレンズアレイ43の位置を保ったまま、Z側、Y側及び−Y側からそれぞれ接着剤シリンジ80(図6)等により接着剤60を塗布する必要があった。
このように比較用のLEDヘッド343及び443では、何れも製造時に保持部材341等に対し、2以上の方向から接着剤60を塗布する必要があった。このため、比較用のLEDヘッド343及び443を製造するためには、例えば作業員等により保持部材341等の姿勢を変化させながら接着剤60を塗布することや、固定された保持部材341等に対し複数方向から接着剤シリンジを近接させて接着剤60を塗布する必要があった。
しかしながら、作業員等により保持部材341等の姿勢を変化させた場合には、手間を要する上、LED基板442等が調整された位置からずれてしまう恐れがあった。また複数方向から接着剤シリンジ80を近接させる場合には、接着装置の構成が複雑になってしまう。すなわちLEDヘッド343及び443は、その製造に比較的多くの手間やコストを要してしまう。
これに対し本実施の形態によるLEDヘッド23は、その製造時に、保持板41における平板部61の−Y側(他面側)からのみ、すなわち1方向からのみ、接着剤60を塗布することにより、該保持板41に対し、LED基板42、ロッドレンズアレイ43及びカバー44を何れも接着することができる。このためLEDヘッド23では、その製造時に、作業員等に保持板41の姿勢を変化させる必要や、複数方向から接着剤を塗布し得るような複雑な構成の接着装置を用いる必要が無いため、その工数を比較的少なく抑え、また簡素な接着装置を利用し得ることにより、製造コストの低廉化を図ることができる。
これを換言すれば、一般に接着剤を利用して2個の物体を接着させる場合、その接着面同士の間や当接箇所の周囲に接着剤を塗布することになる。仮に接着剤シリンジ80(図6)のように管状部の先端から接着剤を塗布する場合、その物体の接着面や周囲部分に応じて、該接着剤シリンジ80を近接させる方向や姿勢(角度)を様々に変化させる必要がある。この場合、接着剤シリンジの移動や姿勢変化をさせる機構が極めて複雑になるおそれがあった。
この点において、本実施の形態によるLEDヘッド23では、LED基板42、ロッドレンズアレイ43及びカバー44を所定の相対位置に保持することが目的であり、本来的に孔を設ける必要が無い保持板41に対し、LED基板取付孔66、ロッドレンズアレイ取付孔67及びカバー取付孔68の各取付孔を敢えて設けた。これによりLEDヘッド23は、保持板41の平板部61と各部品との間に、該平板部61の−Y側から接着剤を塗布することが可能となった。これに伴い、接着装置70では、接着剤シリンジ80を平板部61の−Y側にのみ近接させれば良く、またその姿勢を変化させる必要も無いため、シリンジ移動部81を極めて簡素に構成することができる。
またLEDヘッド23は、その製造時に、保持板41に対しLED基板42及びロッドレンズアレイ43を位置調整させた状態で、−Y側(他面側)から接着剤シリンジ80により接着剤60を塗布するようにした(図10)。これによりLEDヘッド23は、保持板41に対しそれぞれ適切な位置に調整されたLED基板42及びロッドレンズアレイ43の位置や姿勢を何れも変化させることなく、接着剤60により接着できるため、極めて高い位置精度を確保できる。
さらに接着装置70では、位置基準部72及びカメラ77の相対的な位置を予め適切に設定した(図6)。このためLEDヘッド23は、接着装置70により、LED基板42及びロッドレンズアレイ43の相対的な位置のみならず、保持板41にする両部品の位置についても、予め設定された適切な位置に合わせることができる。これによりLEDヘッド23は、画像形成ユニット15(図2)に取り付けられる際に、画像形成フレーム32に対する保持板41の取付位置を合わせるだけで、光L1の焦点を感光体ドラム36の周側面に合わせることができる。
以上の構成によれば、第1の実施の形態によるLEDヘッド23は、保持板41の平板部61に複数の取付孔を設け、LED基板42及びロッドレンズアレイ43の位置を調整した状態で、該平板部61の−Y側から、接着剤シリンジ80により各取付孔に接着剤60を塗布して硬化させるようにした。これによりLEDヘッド23は、その製造時に複数方向から接着剤を塗布する必要や保持板41等の各部品の姿勢を変化させる必要が無いため、LED基板42及びロッドレンズアレイ43の位置精度を保ったまま容易に製造でき、製造コストを格段に抑えることができる。
[2.第2の実施の形態]
図3と対応する図13に示すように、第2の実施の形態によるLEDヘッド123は、第1の実施の形態によるLEDヘッド23と比較して、保持板41に代わる保持板141が用いられる点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
保持板141は、図13(C)及び(D)に示すように、平板部61における−Z側の端部並びにX側及び−X側の両端部に、それぞれY側へ向けて側壁部162が垂設されている点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。この保持板141は、例えば1枚の鋼板が所定形状に切削され、各取付孔が穿設された後、位置決め部62及び各側壁部162が約90度の角度でそれぞれ屈曲されることにより製造される。
LEDヘッド123は、第1の実施の形態と同様、接着装置70(図6)により保持板141にLED基板42、ロッドレンズアレイ43及びカバー44が接着された後、封止装置90(図7)により封止材45が塗布される。
ところで第1の実施の形態によるLEDヘッド23(図3及び図4)では、保持板41の平板部61における−Z側の端部並びにX側及び−X側の両端部に何も設けられていない。このためLEDヘッド23では、仮に封止材45の塗布位置がカバー44から離れる方向へずれた場合、塗布された封止材45が保持板41上にのみ付着し、該保持板41及びカバー44の隙間が封止されない恐れがあった。
これに対し第2の実施の形態によるLEDヘッド123は、図4(A)と対応する図14に示すように、平板部61における−Z側の端部に側壁部162が形成されている。このためLEDヘッド123では、仮に封止材45の塗布位置がカバー44から離れる方向へずれたとしても、塗布された封止材45を側壁部162によりせき止め、その一部をカバー44に付着させて、両者の隙間を封止することができる。またLEDヘッド123は、平板部61のX側及び−X側においても、側壁部162により同様の効果を得ることができる。
その他の点においても、第2の実施の形態によるLEDヘッド123は、第1の実施の形態によるLEDヘッド23と同様の作用効果を奏し得る。
以上の構成によれば、第2の実施の形態によるLEDヘッド123は、保持板141の平板部61における−Z側の端部並びにX側及び−X側の両端部に、それぞれ側壁部162を設けた。これによりLEDヘッド123は、封止材45がカバー44から離れた箇所に塗布されたとしても、側壁部162により該封止材45をせき止め、その一部を該カバー44に付着させて、隙間を確実に封止することができる。
[3.第3の実施の形態]
図4(A)と対応する図15に示すように、第3の実施の形態によるLEDヘッド223は、第1の実施の形態によるLEDヘッド23と比較して、保持板41に代わる保持板241が用いられる点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
保持板241は、平板部61に代わる平板部261を中心に構成されている。平板部261は、平板部61と比較して、LED基板取付孔66のうちZ側(すなわちロッドレンズアレイ43に近い側)の列が、LED基板42のLEDチップ48よりも−Z側に位置している点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
ところでLEDヘッド223に組み込まれたLED基板42のLEDチップ48は、光L1を出射させる場合、LED素子としての性質上、発熱することが知られている。またLEDヘッド223は、埃や塵等の侵入を防ぐ観点から、LEDチップ48の周囲の空間を封止材45により密封しているため、熱がこもりやすく、温度が上昇しやすくなっている。
LEDヘッド223では、その温度が上昇した場合、各構成部品が膨張又は伸張する可能性がある。例えば図16(A)に示すように、保持板241の平板部261は、矢印T1のようにZ方向に伸張することが考えられる。このとき保持板241は、Z側に位置するLED基板取付孔66の列とロッドレンズアレイ取付孔67との間隔を広げることになり、LEDチップ48とロッドレンズアレイ43との間隔を広げて、光L1の集光位置を感光体ドラム36の周側面から外れさせる恐れがある。
ここで図16(B)に示すように、第1の実施の形態によるLEDヘッド23の場合、LED基板取付孔66のうちZ側の列が、LED基板42のLEDチップ48よりもZ側に位置している。このためLEDヘッド23では、LED基板42が熱によってZ方向へ伸張した場合、矢印T2のように、接着剤60による接着箇所からLEDチップ48を−Z側へ移動させるおそれ、すなわちロッドレンズアレイ43との間隔を広げるおそれがある。
これを換言すれば、LEDヘッド23では、ロッドレンズアレイ43を基準とした場合、平板部61の伸張によりLEDチップ48との間隔が広がり、これに加えてLED基板42の伸張によりLEDチップ48との間隔がさらに拡大されるおそれがあった。
この点において第3の実施の形態によるLEDヘッド223では、LED基板取付孔66のうちZ側の列が、LED基板42のLEDチップ48よりも−Z側に位置している。このためLEDヘッド223では、図16(A)に示したように、LED基板42の回路基板47が熱によってZ方向へ伸張した場合、矢印T3のように、接着剤60による接着箇所からLEDチップ48をZ側へ移動させ、ロッドレンズアレイ43との間隔を狭めることができる。
これを換言すれば、LEDヘッド223では、ロッドレンズアレイ43を基準とした場合、平板部61の伸張によりLEDチップ48との間隔が広がるものの、回路基板47の伸張によりLEDチップ48との間隔を狭めること、すなわち間隔の拡大幅を小さく抑えて光L1の集光位置を感光体ドラム36の周側面に近づけることができる。
その他の点においても、第3の実施の形態によるLEDヘッド223は、第1の実施の形態によるLEDヘッド23と同様の作用効果を奏し得る。
以上の構成によれば、第3の実施の形態によるLEDヘッド223は、保持板241の平板部261に設けるLED基板取付孔66のうちZ側の列を、LED基板42のLEDチップ48よりも−Z側に位置させた。これによりLEDヘッド223は、発熱により各部品が伸張した場合に、平板部261の伸張がLEDチップ48に作用する方向と、回路基板47の伸張が該LEDチップ48に作用する方向とを、互いに反対方向とすることができる。この結果、LEDヘッド223は、ロッドレンズアレイ43に対する該LEDチップ48の変位幅を小さく抑えて、光L1の集光位置を感光体ドラム36の周側面に近づけることができる。
[4.他の実施の形態]
なお上述した第1の実施の形態においては、接着装置70により、保持板41に対しLED基板42、ロッドレンズアレイ43及びカバー44を何れも接着する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば他の製造工程により保持板41に対し予めロッドレンズアレイ43を取り付けておき、接着装置70によりLED基板42及びカバー44を取り付けるようにしても良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
また上述した第1の実施の形態においては、保持板41の平板部61に設けたロッドレンズアレイ取付孔67(図3(C))を利用してロッドレンズアレイ43を該平板部61に接着する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば図17に示す保持板541のように、ロッドレンズアレイ取付孔67を省略すると共にZ側の端部に矩形波状のロッドレンズアレイ支持部63を設け、この矩形波状に沿って接着剤60を塗布して接着しても良い。要は、平板部61に対し、Z方向に異なる複数箇所において、−Y側から接着剤60を塗布してロッドレンズアレイ43を接着できれば良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、保持板41の平板部61において、LED基板取付孔66をZ方向に2列の格子状に配置する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えばLED基板取付孔66をZ方向の列ごとにX方向の位置を相違させるように配置しても良く、またはコネクタ49の周囲のみ密度を高めるように配置しても良く、さらにはランダムに配置する等、種々の位置に配置しても良い。ロッドレンズアレイ取付孔67についても同様である。また第2及び第3の実施の形態についても同様である。ただし第3の実施の形態では、LEDチップ48よりも−Z側に配置させれば良い。
さらに上述した第1の実施の形態においては、各取付孔をほぼ同等の大きさでなる丸孔とする場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば角孔や長孔等、種々の形状の孔としても良く、また複数種類の形状の孔を混在させても良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、保持板41の平板部61とLED基板42との間に調整空間Sを形成する場合について述べた(図10)。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば該平板部61にLED基板42を当接させて調整空間Sを省略しても良い。この場合、例えば保持板41の平板部61とロッドレンズアレイ43との間に調整空間を形成する等して、平板部61により阻害されること無く、LED基板42及びロッドレンズアレイ43の相対的な位置を調整し得るようにすれば良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、LED基板42(図3(B))の回路基板47におけるLEDチップ48の−Z側に、一様に平坦な平坦領域47Aを形成する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば接着装置70(図6)のLED基板移動部73おいて吸着部73AがX方向に沿って離散的な複数箇所に設けられ手いる場合に、当該吸着部73Aにより吸着される箇所の近傍のみ平坦領域47Aを形成しても良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、保持板41の位置決め部62に切欠部62C(図3(D))を設け、接着装置70の位置基準部72に保持板41を取り付ける際に該位置基準部72の位置決め突起72Pを切欠部62Cに入り込ませることにより、該位置基準部72に対する保持板41の位置を合わせる場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば保持板41側にZ方向やY方向へ突出した突起部を設けると共に、位置基準部72に孔部や切欠部等を形成しておき、これらを係合させる(嵌め合わせる)ことにより、位置基準部72に対する保持板41の位置を合わせるようにしても良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、保持板41に位置決め部62(図3(D))を設け、位置基準部72(図6)に組み込まれた吸着部により該位置決め部62を吸着させる場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば保持板41から位置決め部62を省略すると共に平板部61の一部をZ方向へ延長しておき、この延長した部分を利用して位置基準部72に保持板41を取り付けるようにしても良い。この場合、位置基準部72は、例えば磁力や吸引力を利用して保持板41を保持し、或いはY側及び−Y側から所定の挟持部材により挟持することで保持板41を保持する等、種々の手法により保持板41を保持することができる。要は、位置基準部72により保持板41を容易に保持し得ると共に容易に解放することができ、且つ保持した場合の位置を高精度に合わせることができれば良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、カバー44のカバー脚部52における−Y側の先端を保持板41の平板部61におけるカバー取付孔68に挿入した状態で、該カバー44を該保持板41に接着する場合について述べた(図11)。しかしながら本発明はこれに限らず、例えばカバー脚部52における−Y側の先端をカバー取付孔68のY側に浮かせた状態や平板部61に当接させた状態で接着しても良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、保持板41にロッドレンズアレイ43を接着する際に、ロッドレンズアレイ支持部63のZ側端部に沿って接着剤60を塗布する場合について述べた(図4(A))。しかしながら本発明はこれに限らず、例えばロッドレンズアレイ支持部63のZ側端部における離散的な複数箇所に接着剤60を塗布して接着した上で、該ロッドレンズアレイ支持部63のZ側端部に沿って封止材45を塗布することにより、ロッドレンズアレイ支持部63とロッドレンズアレイ43との隙間を封止しても良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第2の実施の形態においては、保持板141の平板部61における−Z側の端部並びにX側及び−X側の両端部にそれぞれ側壁部162を設ける場合について述べた(図13(C))。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば平板部61における−Z側の端部のみ等、平板部61における外周の一部にのみ側壁部162を設けるようにしても良い。
さらに上述した第1の実施の形態においては、封止材45により保持板41及びカバー44の隙間を封止する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えばカバー44の形状や素材の性質等を工夫することにより該カバー44を保持板41に密着させ得る場合に、封止材45を省略しても良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、LEDヘッド23にカバー44を設ける場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えばLEDヘッド23からカバー44および封止材45を省略しても良い。この場合、例えば画像形成ユニット15(図2)における画像形成フレーム32側の形状を工夫し、該画像形成フレーム32にLEDヘッド23を取り付けることにより、LEDチップ48の周囲の空間を密閉するようにしても良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、保持板41を製造する際に、1枚の鋼板を所定形状に切削し、各取付孔を穿設した後、位置決め部62を約90度の角度で屈曲する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば直方体状の金属材料に対し削り出し加工を行うことや、樹脂材料を成型することにより、保持板41を製造しても良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、接着剤60をUV硬化型の樹脂とする場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば短時間で硬化する接着剤等、種々の性質の接着剤を使用しても良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、電子写真式のプリンタである画像形成装置1の画像形成ユニット15におけるLEDヘッド23に本発明を適用する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば複写機やファクシミリ装置、或いはこれらを組み合わせたMFP(Multi Function Printer)等、LEDヘッドを用いて用紙に画像を形成する種々の装置に適用しても良い。
さらに本発明は、上述した各実施の形態及び他の実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した各実施の形態と上述した他の実施の形態の一部又は全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
さらに上述した実施の形態においては、発光素子基板としてのLED基板42と、レンズアレイとしてのロッドレンズアレイ43と、保持板としての保持板41とによって露光装置としてのLEDヘッド23を構成する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる発光素子基板と、レンズアレイと、保持板とによって露光装置を構成しても良い。
本発明は、例えば電子写真式のプリンタに搭載する露光装置のLEDヘッドで利用できる。
1……画像形成装置、2……プリンタ筐体、3……制御部、15……画像形成ユニット、23、123、223……LEDヘッド、32……画像形成フレーム、36……感光体ドラム、41、141、241……保持板、41J……接着済保持板、42……LED基板、43……ロッドレンズアレイ、44……カバー、45……封止材、47……回路基板、47A……平坦領域、48……LEDチップ、49……コネクタ、51……カバー本体部、52……カバー脚部、60……接着剤、61、261……平板部、62……位置決め部、62C……切欠部、63……ロッドレンズアレイ支持部、66……LED基板取付孔、67……ロッドレンズアレイ取付孔、68……カバー取付孔、70……接着装置、71……接着制御部、72……位置基準部、72P……位置決め突起、72S……基準面、73……LED基板移動部、74……LED駆動部、75……ロッドレンズアレイ移動部、76……カバー移動部、77……カメラ、78……カメラ移動部、79……画像処理部、80……接着剤シリンジ、81……シリンジ移動部、90……封止装置、91……封止制御部、92……載置台、93……位置決め部、94……封止材シリンジ、95……シリンジ移動部、162……側壁部、L1……光、S……調整空間、Y1、Y2……Y方向位置、Z1、Z2……Z方向位置。

Claims (13)

  1. 複数の発光素子が実装された発光素子基板と、
    前記発光素子からそれぞれ出射された光をそれぞれ収束するレンズアレイと、
    一面側に前記レンズアレイを保持すると共に、複数の基板取付孔が設けられ、該基板取付孔に塗布された接着剤により前記発光素子基板を前記一面側に保持する保持板と
    を具えることを特徴とする露光装置。
  2. 前記保持板は、接着剤により前記レンズアレイを保持する
    ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記保持板は、複数のレンズアレイ取付孔が設けられ、該レンズアレイ取付孔に塗布された接着剤により、前記レンズアレイを保持する
    ことを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
  4. 前記発光素子基板を覆う本体部と、該本体部から延設された複数のカバー脚部とを有するカバー
    をさらに具え、
    前記保持板は、複数のカバー取付孔がさらに設けられ、該カバー取付孔に塗布された接着剤により前記カバー脚部を介して前記カバーを保持する
    ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  5. 前記保持板は、前記カバー脚部の一部が前記カバー取付孔に挿入された状態で前記接着剤により該カバー脚部を介して前記カバーを保持する
    ことを特徴とする請求項4に記載の露光装置。
  6. 前記保持板と前記カバーとの隙間を封止する封止材
    をさらに具えることを特徴とする請求項4に記載の露光装置。
  7. 前記保持板は、外周の少なくとも一部に、該発光素子基板側へ延長された側壁部を有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の露光装置。
  8. 前記保持板は鋼板でなり、前記側壁部は前記鋼板の屈曲により形成されている
    ことを特徴とする請求項7に記載の露光装置。
  9. 前記保持板は、前記発光素子基板との間に該発光素子基板の位置を調整する調整空間を形成している
    ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  10. 前記発光素子基板は、配線パターンにより回路が形成されたプリント配線基板であり、且つ前記配線パターンが配置されていない平坦領域が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  11. 前記発光素子基板は、前記発光素子を基準として前記レンズアレイと反対側に位置する箇所において、前記接着剤により前記保持板に保持されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  12. 請求項1〜請求項11の何れか1項に記載された露光装置
    を具えることを特徴とする画像形成装置。
  13. 複数の基板取付孔が設けられた保持板の一面側において、複数の発光素子が実装された発光素子基板と前記発光素子からそれぞれ出射された光をそれぞれ収束するレンズアレイとの相対位置を調整する位置調整ステップと、
    前記保持板の他面側から前記基板取付孔に接着剤を塗布することにより、該保持板に前記発光素子基板を接着する接着ステップと
    を具えることを特徴とする露光装置製造方法。
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