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JP2017129318A - 調湿装置 - Google Patents

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JP2017129318A
JP2017129318A JP2016009594A JP2016009594A JP2017129318A JP 2017129318 A JP2017129318 A JP 2017129318A JP 2016009594 A JP2016009594 A JP 2016009594A JP 2016009594 A JP2016009594 A JP 2016009594A JP 2017129318 A JP2017129318 A JP 2017129318A
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JP
Japan
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air
flow path
heat exchanger
air flow
damper
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JP2016009594A
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English (en)
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昌弘 村上
Masahiro Murakami
昌弘 村上
裕香 崎山
Yuka Sakiyama
裕香 崎山
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

【課題】吸着熱交換器における空気の偏流を抑制できる調湿装置を提供する。【解決手段】上流空気流路(31,32)及び仕切板(21,22)は、吸着熱交換器(52,53)の空気通過面(P)に沿うように延びている。上流空気通路(31,32)及び下流空気通路(33,34)は、上流空気通路(31,32)の空気流れの方向と、熱交換器室(33,34)から下流空気通路(35,36,37,38)へ流出する空気流れの方向とが反対側となるように構成され、内気側ダンパ(D1,D2)の開口(O)における上流空気流路(31,32)の延びる方向の中間部は、外気側ダンパ(D3,D4)における上流空気流路(31,32)の延びる方向の中間部よりも、上流空気流路(31,32)の上流側にオフセットして配置される。【選択図】図16

Description

本発明は、調湿装置に関する。
従来より、空気の湿度を調節する調湿装置が知られている。
特許文献1に記載の調湿装置は、ケーシングの内部の熱交換器室に吸着熱交換器が収容される。熱交換器室は仕切板で区画される。仕切板には、空気の流れを切り換えるための複数のダンパが設けられる。
調湿装置では、例えば室外空気が、上流空気流路、開状態のダンパを順に通過し、熱交換器室に流入する。熱交換器室では、空気中の水分が吸着熱交換器の吸着剤に吸着される。このようにして除湿された空気は、下流空気流路を通じて室内空間へ供給される。
特開2013−64590号公報
特許文献1に記載のような調湿装置において、本願の発明者は、次のような空気流路の構成を考案した。
熱交換器室と上流空気流路とを仕切る仕切板、及び上流空気流路は、吸着熱交換器の空気通過面に沿うように延びて形成される。下流空気流路は、ケーシングの内部のうち上流空気流路の上流側寄りの部分に形成される。
上流空気流路では、例えば空気が下方へ流れる。上流空気流路を下方に流れた空気は、側方のダンパの開口を通じて熱交換器室に流入する。この空気は、吸着熱交換器の空気通過面を流れた後、下流空気流路に向かって上方へと流れる。
本願の発明者は、このような空気流路を採用することで新たな課題に直面した。即ち、上記の例の構成では、上流空気流路を下方へ流れる空気が、側方へと向きを変え、ダンパの開口を通じて熱交換器室に流入する。上流空気流路を流れる空気では、空気流れの下流側(下向き)への慣性力が発生する。このため、ダンパの開口より熱交換器室に流入した空気は、このような慣性力の影響により、熱交換器室の下部を流れ易くなる。これにより、吸着熱交換器では、その空気通過面のうち下寄り(上流空気流路の下流方向寄り)の部分を空気が偏流する。この結果、吸着熱交換器では、空気通過面の全域を空気の調湿に利用できなくなり、調湿性能が低下してしまうという問題が生じてしまう。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、吸着熱交換器における空気の偏流を抑制できる調湿装置を提供することである。
第1の発明は、調湿装置を対象とし、水分を吸着する吸着剤が担持される吸着熱交換器(52,53)と、該吸着熱交換器(52,53)を収容する熱交換器室(33,34)、該熱交換器室(33,34)の上流に形成される上流空気流路(31,32)、及び該熱交換器室(33,34)の下流に形成される下流空気流路(35,36,37,38)が区画されるケーシング(11)と、上記上流空気流路(31,32)と上記熱交換器室(33,34)とを仕切る仕切板(21,22)と、該仕切板(21,22)に設けられ、上記上流空気流路(31,32)と上記熱交換器室(33,34)とを断続するように開閉するダンパ(D1,D2,D3,D4)とを備え、上記上流空気流路(31,32)及び仕切板(21,22)は、上記吸着熱交換器(52,53)の空気通過面(P)に沿うように延びており、上記上流空気通路(31,32)及び上記下流空気通路(35,36,37,38)は、上記上流空気通路(31,32)の空気流れの方向と、上記熱交換器室(33,34)から該下流空気通路(35,36,37,38)へ流出する空気流れの方向とが反対側となるように構成され、上記ダンパ(D1,D2,D3,D4)の開口(O)における上流空気流路(31,32)の延びる方向の中間部は、上記吸着熱交換器(52,53)における上流空気流路(31,32)の延びる方向の中間部よりも、上記上流空気通路(31,32)の上流側にオフセットして配置されることを特徴とする。
第1の発明では、上流空気流路(31,32)及び仕切板(21,22)が、吸着熱交換器(52,53)の空気通過面(P)に沿うように延びて形成される。これにより、ケーシング(11)は、吸着熱交換器(52,53)の空気通過面(P)に沿った方向と直交する方向において、コンパクト化される。
上記上流空気通路(31,32)及び上記下流空気通路(35,36,37,38)は、上記上流空気通路(31,32)の空気流れの方向と、上記熱交換器室(33,34)から該下流空気通路(35,36,37,38)へ流出する空気流れの方向とが反対側となるように構成される。つまり、ケーシング(11)の内部では、上流空気流路(31,32)の少なくとも上流部分と、下流空気流路(35,36,37,38)とが集約されるため、空気流路の簡素化、ケーシング(11)のコンパクト化を図ることができる。
このような構成では、上述したように、上流空気流路(31,32)を流れる空気の慣性力に起因して、熱交換器室(33,34)の空気が、吸着熱交換器(52,53)の空気通過面(P)の端の部分(上流空気流路(31,32)の下流側方向の端の部分)に偏流し易くなる。
これに対し、本発明では、仕切板(21,22)に設けるダンパ(D1,D2,D3,D4)が、吸着熱交換器(52,53)よりも上流空気流路(31,32)の上流側にオフセットして配置される。つまり、調湿装置では、上流空気流路(31,32)を流れる空気の慣性力を考慮し、ダンパ(D1,D2,D3,D4)の位置が吸着熱交換器(52,53)よりも上流空気流路(31,32)の上流側にオフセットされる。これにより、ダンパ(D1,D2,D3,D4)の開口(O)を通過した空気は、吸着熱交換器(52,53)の中間部分を流れ易くなる。従って、吸着熱交換器(52,53)の端の部分ばかりに空気が偏流することを抑制できる。
第2の発明は、第1の発明において、上記ケーシング(11)には、室内空気が流れる内気側の上記上流空気流路(31)と、室外空気が流れる外気側の上記上流空気流路(32)とが形成され、上記内気側上流空気流路(31)に対応する内気側の上記仕切板(21)と、上記外気側上流空気流路(32)に対応する上記仕切板(22)と、上記内気側仕切板(21)に対応する内気側の上記ダンパ(D1,D2)と、上記外気側仕切板(22)に対応する外気側の上記ダンパ(D3,D4)と、上記外気側上流空気流路(32)に配置されるフィルタ(43)とを備え、上記内気側ダンパ(D1,D2)の開口(O)における上流空気流路(31,32)の延びる方向の中間部は、上記外気側ダンパ(D3,D4)における上流空気流路(31,32)の延びる方向の中間部よりも、上記上流空気流路(31,32)の上流側にオフセットして配置されることを特徴とする。
第2の発明のケーシング(11)の内部には、室内空気が流れる内気側上流空気流路(31)と、室外空気が流れる外気側上流空気流路(32)とが形成される。内気側上流空気流路(31)に対応する内気側仕切板(21)には、内気側ダンパ(D1,D2)が設けられ、外気側上流空気流路(32)に対応する外気側仕切板(22)には、外気側ダンパ(D3,D4)が設けられる。
外気側上流空気流路(32)には、フィルタ(43)が設けられる。このため、外気側上流空気流路(32)を流れる室外空気中の塵埃等をフィルタ(43)によって捕捉できる。また、外気側上流空気流路(32)にフィルタ(43)を設けると、このフィルタ(43)を設けない構成と比較して、外気側上流空気流路(32)を流れる空気の流速が平均化される。このようにすると、外気側上流空気流路(32)を流れる空気の最大流速を低減でき、ひいてはこの空気の最大慣性力も低減できる。これにより、外気側上流空気流路(32)から熱交換器室(33,34)に流入した空気が、吸着熱交換器(52,53)の端の部分(上流空気流路(31,32)の下流側方向の端の部分)に偏流してしまうことを抑制できる。
一方、内気側上流空気流路(31)には、フィルタ(43)が設けられておらず、外気側上流空気流路(32)のように、空気の流速を平均化できず、この空気の最大流速を低減できない。このため、内気側上流空気流路(31)から熱交換器室(33,34)に流入した空気の最大慣性力が大きく、空気が吸着熱交換器(52,53)の端の部分に偏流し易くなる。しかし、本発明では、内気側ダンパ(D1,D2)が外気側ダンパ(D3,D4)よりも上流空気流路(31,32)の上流側にオフセットして配置される。これにより、内気側ダンパ(D1,D2)の開口(O)を通過した空気は、吸着熱交換器(52,53)の中間部分を流れ易くなる。従って、内気側ダンパ(D1,D2)を通過した空気が、吸着熱交換器(52,53)の端の部分ばかりに空気が偏流することを抑制できる。
第3の発明は、第2の発明において、上記ダンパ(D1,D2,D3,D4)は、駆動部(M)と、該駆動部(M)によって駆動され、回動軸(A)を中心に回動することで上記開口(O)を開閉する板状のシャッタ(S)とを有し、上記ダンパ(D1,D2,D3,D4)の上記開口(O)及び上記シャッタ(S)が、上記上流空気流路(31,32)の空気流れに沿った方向に延びている。
第3の発明では、ダンパ(D1,D2,D3,D4)の開口(O)及びシャッタ(S)が上流空気流路(31,32)の空気流れに沿った方向に延びている。これにより、空気流れに対してシャッタ(S)が抵抗となることを抑制でき、圧力損失を低減できる。
一方、このようにダンパ(D1,D2,D3,D4)の開口(O)及びシャッタ(S)を上流空気流路(31,32)の空気流れ方向に延ばすと、この空気の流速が比較的大きくなり、この空気の慣性力も比較的大きくなる。この結果、吸着熱交換器(52,53)での空気の偏流が生じやすくなる。しかし、上述したように、ダンパ(D1,D2,D3,D4)を吸着熱交換器(52,53)に対してシフトさせることで、空気が吸着熱交換器(52,53)の中間部を通り易くなる。この結果、吸着熱交換器(52,53)での空気の偏流を抑制できる。
第1の発明によれば、空気流路の簡素化、ケーシング(11)の小型化を図ることができる。また、上流空気流路(31,32)から熱交換器室(33,34)に流入した空気が、吸着熱交換器(52,53)の端の部分ばかりを偏流することを抑制でき、吸着熱交換器(52,53)の空気通過面(P)の全域を空気の調湿に利用できる。この結果、吸着熱交換器(52,53)の調湿性能を十分に確保できる。
第2の発明によれば、室外空気中の塵埃等を捕捉するためのフィルタ(43)を用いて、空気の流速の平均化できる。従って、室外空気の慣性力を低減でき、吸着熱交換器(52,53)での室外空気の偏流を抑制できる。フィルタ(43)は、塵埃等の捕捉手段だけでなく、吸着熱交換器(52,53)での室外空気の偏流を抑制する手段を兼ねるため、部品点数が増加することもない。また、内気側ダンパ(D1,D2)を外気側ダンパ(D3,D4)よりも上流空気流路(31,32)の上流側にオフセットさせることで、吸着熱交換器(52,53)での室内空気の偏流も抑制できる。
第3の発明によれば、ダンパ(D1,D2,D3,D4)の開口(O)及びシャッタ(S)が、空気流れに沿う方向に形成されるため、圧力損失を低減できる。従って、例えばファンの動力を軽減できる。
図1は、実施形態に係る調湿装置の斜視図である。 図2は、図1のII-II断面図である。 図3は、図2のIII-III断面図である。 図4は、図2のIV-IV断面図である。 図5は、図3のV-V断面図である。 図6は、図3のVI-VI断面図である。 図7は、図3のVII-VII断面図である。 図8は、冷媒回路の概略構成図である。 図9は、第1動作及び第3動作における図7相当図である。 図10は、第1動作及び第3動作における図5の要部拡大図である。 図11は、第1動作及び第3動作における図6の要部拡大図である。 図12は、第2動作及び第4動作における図7相当図である。 図13は、第2動作及び第4動作における図5の要部拡大図である。 図14は、第2動作及び第4動作における図6の要部拡大図である。 図15は、ダンパを拡大した斜視図である。 図16は、図3において、ダンパ及び吸着熱交換器の要部を拡大した図である。 図17は、図3において、内気流路から熱交換器室に流入した空気の流れを白抜きの矢印で模式的に表したものである。 図18は、図3において、外気流路から熱交換器室に流入した空気の流れを白抜きの矢印で模式的に表したものである。 図19は、比較例の調湿装置に係る図3に対応する図であり、内気流路から熱交換器室に流入した空気の流れを白抜きの矢印で模式的に表したものである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
《発明の実施形態》
実施形態に係る調湿装置(10)は、室内を除湿する除湿運転と室内を加湿する加湿運転とを行う。調湿装置(10)は、2つの吸着熱交換器(52,53)を用いて空気を調湿する吸着方式である。
調湿装置(10)は室内の換気を行う換気式に構成される。調湿装置(10)では、室外空気(OA)が吸着熱交換器(52,53)を通過した後、供給空気(SA)として室内へ供給される。同時に室内空気(RA)が吸着熱交換器(52,53)を通過した後、排出空気(EA)として室外へ排出される。
調湿装置(10)は、例えば住宅などの室内に設置される据置式、あるいは床置式に構成される。
〈ケーシング〉
図1に示すように、調湿装置(10)は、箱形のケーシング(11)を有している。ケーシング(11)は、縦長の直方体状に形成されている。ケーシング(11)では、前後の長さが左右の幅よりも大きい。ケーシング(11)は、室内の床面に設置される。ケーシング(11)は、その後面が家屋の側壁と接するように配置される。
ケーシング(11)は、天板(12)、底板(13)、前板(14)、後板(15)、第1側板(16)、及び第2側板(17)を有している。天板(12)はケーシング(11)の上端部を構成し、底板(13)はケーシング(11)の下端部を構成する。前板(14)はケーシング(11)の前端部を構成し、後板(15)はケーシング(11)の後端部を構成する。第1側板(16)はケーシング(11)の左端部を構成し、第2側板(17)はケーシング(11)の右端部を構成する。
天板(12)には、内気接続部(12a)、給気接続部(12b)、排気接続部(12c)、及び外気接続部(12d)が設けられる。内気接続部(12a)は、天板(12)の前側寄り且つ左側寄りに配置される。給気接続部(12b)は、天板(12)の前側寄り且つ右側寄りに配置される。排気接続部(12c)は、天板(12)の後側寄り且つ左側寄りに配置される。外気接続部(12d)は、天板(12)の後側寄り且つ右側寄りに配置される。
内気接続部(12a)には内気ダクト(5)が接続され、給気接続部(12b)には給気ダクト(6)が接続される。排気接続部(12c)には排気ダクト(7)が接続され、外気接続部(12d)には外気ダクト(8)が接続される。内気ダクト(5)の流入端、及び給気ダクト(6)の流出端は室内空間に連通している。排気ダクト(7)の流出端、及び外気ダクト(8)の流入端は室外空間に連通している。
ケーシング(11)では、天板(12)、底板(13)、後板(15)、第1側板(16)、及び第2側板(17)がケーシング本体(11a)を構成する。つまり、ケーシング本体(11a)は、前側が開放された箱状に形成される。前板(14)は、ケーシング本体(11a)の前側開放部に着脱可能に取り付けられる。前板(14)を取り外すことでケーシング本体(11a)の内部が作業者に対して露出される。この状態で、作業者は各種の構成部品(例えば電装品、圧縮機(51)、ダンパ(D1〜D8)、ファン(41,42)など)のメンテナンスを行うことができる。
図2に示すように、前板(14)は、内板(14a)と化粧パネル(14b)とで構成される。内板(14a)はケーシング(11)の内部に面し、化粧パネル(14b)はケーシング(11)の外部に面する。
〈ケーシングの内部構造〉
ケーシング(11)の内部構造について図2〜図14を参照しながら説明する。
〔仕切板及び内部空間〕
図3〜図6に示すように、ケーシング(11)の底板(13)寄りには、下部仕切板(20)が設けられる。下部仕切板(20)は、前板(14)、後板(15)、第1側板(16)、及び第2側板(17)に亘る水平な板を構成する。
下部仕切板(20)の下側には機械室(30)が区画される。
下部仕切板(20)と天板(12)との間には、第1仕切板(21)と第2仕切板(22)とが設けられる。第1仕切板(21)は第1側板(16)寄りに配置され、第2仕切板(22)は第2側板(17)寄りに配置される。第1仕切板(21)及び第2仕切板(22)は、天板(12)、下部仕切板(20)、前板(14)、及び後板(15)に亘る鉛直な板を構成する。
第1側板(16)と第1仕切板(21)との間には、内気流路(31)が区画される。第2側板(17)と第2仕切板(22)の間には、外気流路(32)が区画される。内気流路(31)は内気ダクト(5)と連通し、外気流路(32)は外気ダクト(8)と連通する。内気流路(31)には室内空気(RA)が導入され、外気流路(32)には室外空気(OA)が導入される。
第1仕切板(21)と第2仕切板(22)との間には、下側水平仕切板(23)と上側水平仕切板(24)とが設けられる。下側水平仕切板(23)は、第1仕切板(21)及び第2仕切板(22)の下部に支持される。上側水平仕切板(24)は、第1仕切板(21)及び第2仕切板(22)の上下方向の中間部に支持される。下側水平仕切板(23)及び上側水平仕切板(24)は、前板(14)、後板(15)、第1仕切板(21)、及び第2仕切板(22)に亘る水平な板を構成する。
図7に示すように、第1仕切板(21)の下部と第2仕切板(22)の下部との間には、下側中央仕切板(25)が設けられる。下側中央仕切板(25)は、第1仕切板(21)及び第2仕切板(22)の前後方向の中間部に支持される。下側中央仕切板(25)は、第1仕切板(21)、第2仕切板(22)、下側水平仕切板(23)、及び上側水平仕切板(24)に亘る鉛直な板を構成する。
下側中央仕切板(25)の前側には第1熱交換器室(33)が区画され、下側中央仕切板(25)の後側には第2熱交換器室(34)が区画される。
図2に示すように、第1仕切板(21)の上部と第2仕切板(22)の上部との間には、上側中央仕切板(26)が設けられる。上側中央仕切板(26)は、第1仕切板(21)及び第2仕切板(22)の前後方向の中間部(厳密にはやや後方寄り)に支持される。上側中央仕切板(26)は、第1仕切板(21)、第2仕切板(22)、及び天板(12)に亘る鉛直な板を構成する。上側中央仕切板(26)の下端と上側水平仕切板(24)の上端とは離間している。
上側中央仕切板(26)の前側には給気流路(35)が区画され、上側中央仕切板(26)の後側には排気流路(36)が区画される。給気流路(35)は給気ダクト(6)と連通し、排気流路(36)は排気ダクト(7)と連通する。
前板(14)と上側中央仕切板(26)との間には、前側仕切板(27)が設けられる。図3に示すように、前側仕切板(27)は縦断面がLの字に形成される。前側仕切板(27)の下端は上側水平仕切板(24)に接続され、前側仕切板(27)の右端は第2仕切板(22)に接続される。
前板(14)と上側水平仕切板(24)と第2仕切板(22)と前側仕切板(27)との間には、排気連通路(37)が形成される。排気連通路(37)は、上側中央仕切板(26)と上側水平仕切板(24)との間の空間を介して排気流路(36)と連通し、給気流路(35)とは遮断される。
後板(15)と上側中央仕切板(26)との間には、後側仕切板(28)が設けられる。図4に示すように、後側仕切板(28)は縦断面がLの字に形成される。後側仕切板(28)の下端は上側水平仕切板(24)に接続され、後側仕切板(28)の左端は第1仕切板(21)に接続される。
後板(15)と上側水平仕切板(24)と第1仕切板(21)と後側仕切板(28)との間には、給気連通路(38)が形成される。給気連通路(38)は、上側中央仕切板(26)と上側水平仕切板(24)との間の空間を介して給気流路(35)と連通し、排気流路(36)と遮断される。
〔電装品箱〕
図3、図5、図6に示すように、機械室(30)には、電装品箱(40)が設けられる。電装品箱(40)は、底板(13)のうち前板(14)寄りの部分に設置される。電装品箱(40)の内部には、各種の電装品が収容される。
〔圧縮機〕
図3〜図6に示すように、機械室(30)には、圧縮機(51)が設けられる。圧縮機(51)は、冷媒回路(50)に接続される(図8を参照)。圧縮機(51)は、底板(13)のうち後板(15)寄りの部分に設置される。圧縮機(51)は、電装品箱(40)の後側に配置される。
〔ダンパ〕
調湿装置(10)は、流路切換機構を構成する8つのダンパ(D1〜D8)を備えている。8つのダンパは、第1ダンパ(D1)、第2ダンパ(D2)、第3ダンパ(D3)、第4ダンパ(D4)、第5ダンパ(D5)、第6ダンパ(D6)、第7ダンパ(D7)、及び第8ダンパ(D8)で構成される。
図5に示すように、第1ダンパ(D1)及び第2ダンパ(D2)は、第1仕切板(21)に取り付けられる。第1ダンパ(D1)及び第2ダンパ(D2)の高さ位置は概ね等しい。第1ダンパ(D1)及び第2ダンパ(D2)は、第1仕切板(21)の下部寄りに配置される。第1ダンパ(D1)は、第1仕切板(21)の前側寄りに配置され、第2ダンパ(D2)は、第1仕切板(22)の後側寄りに配置される。
図6に示すように、第3ダンパ(D3)及び第4ダンパ(D4)は、第2仕切板(22)に取り付けられる。第3ダンパ(D3)及び第4ダンパ(D4)の高さ位置は概ね等しい。第3ダンパ(D3)及び第4ダンパ(D4)は、第2仕切板(22)の下部寄りに配置される。第3ダンパ(D3)は、第2仕切板(22)の前側寄りに配置され、第4ダンパ(D4)は、第2仕切板(22)の後側寄りに配置される。
図7に示すように、第5ダンパ(D5)、第6ダンパ(D6)、第7ダンパ(D7)、及び第8ダンパ(D8)は、上側水平仕切板(24)に取り付けられる。第5ダンパ(D5)は上側水平仕切板(24)の前側寄り且つ左側寄りに配置され、第6ダンパ(D6)は上側水平仕切板(24)の後側寄り且つ左側寄りに配置される。第7ダンパ(D7)は上側水平仕切板(24)の前側寄り且つ右側寄りに配置され、第8ダンパ(D8)は上側水平仕切板(24)の後側寄り且つ右側寄りに配置される。
図10、図11に例示するように、8つのダンパ(D1〜D8)の各々は、1つの開口(O)と、1つのモータ(M)と、2枚のシャッタ(S)とを有している。各ダンパ(D1〜D8)では、モータ(M)により2枚のシャッタ(S)が駆動される。これにより、各ダンパ(D1〜D8)では、シャッタ(S)が開口(O)を閉鎖する状態と開口(O)を開放する状態とに切り換わる。
第1ダンパ(D1)は内気流路(31)と第1熱交換器室(33)とを断続し、第2ダンパ(D2)は内気流路(31)と第2熱交換器室(34)とを断続する。第3ダンパ(D3)は外気流路(32)と第1熱交換器室(33)とを断続し、第4ダンパ(D4)は外気流路(32)と第2熱交換器室(34)とを断続する。
第5ダンパ(D5)は給気流路(35)と第1熱交換器室(33)とを断続し、第6ダンパ(D6)は給気流路(35)と第2熱交換器室(34)とを断続する。第7ダンパ(D7)は排気流路(36)と第1熱交換器室(33)とを断続し、第8ダンパ(D8)は排気流路(36)と第2熱交換器室(34)とを断続する。
流路切換機構である8つのダンパ(D1〜D8)は、ケーシング(11)の内部において、第1空気流路と第2空気流路とを切り換えて形成する。
図9〜図11に示すように、第1空気流路を形成するときには、第2ダンパ(D2)、第3ダンパ(D3)、第5ダンパ(D5)、及び第8ダンパ(D8)が開状態となり、第1ダンパ(D1)、第4ダンパ(D4)、第6ダンパ(D6)、及び第7ダンパ(D7)が閉状態となる。つまり、この状態では、外気流路(32)、第1熱交換器室(33)、給気流路(35)が連続して連通し、且つ内気流路(31)、第2熱交換器室(34)、排気流路(36)が連続して連通する。第1空気流路では、外気流路(32)の空気が第1吸着熱交換器(52)を通過し給気流路(35)へ送られ且つ内気流路(31)の空気が第2吸着熱交換器(53)を通過し排気流路(36)へ送られる。
図12〜図14に示すように、第2空気流路を形成するときには、第1ダンパ(D1)、第4ダンパ(D4)、第6ダンパ(D6)、及び第7ダンパ(D7)が開状態となると同時に第2ダンパ(D2)、第3ダンパ(D3)、第5ダンパ(D5)、及び第8ダンパ(D8)が閉状態とる。つまり、この状態では、外気流路(32)、第2熱交換器室(34)、給気流路(35)が連続して連通し、且つ内気流路(31)、第1熱交換器室(33)、排気流路(36)が連続して連通する。第2空気流路では、外気流路(32)の空気が第2吸着熱交換器(53)を通過し給気流路(35)へ送られ且つ内気流路(31)の空気が第1吸着熱交換器(52)を通過し排気流路(36)へ送られる。
〔吸着熱交換器〕
図3、図4、図7に示すように、第1熱交換器室(33)には第1吸着熱交換器(52)が設けられ、第2熱交換器室(34)には第2吸着熱交換器(53)が設けられる。第1吸着熱交換器(52)及び第2吸着熱交換器(53)は、冷媒回路(50)に接続される(図8を参照)。
2つの吸着熱交換器(52,53)の各々は、伝熱管と、該伝熱管と接続する多数のフィンと、該多数のフィンの表面に担持される吸着剤とを有する。吸着剤は水分の吸着及び脱着が可能に構成される。吸着剤としては、ゼオライト、シリカゲル、活性炭、親水性の官能基を有する有機高分子材料等が用いられる。吸着剤としては、水分を吸着する機能だけでなく、水分を吸収する機能を有する材料(いわゆる収着剤)を用いてもよい。
〔給気ファン及び排気ファン〕
図2及び図3に示すように、給気流路(35)には給気ファン(41)が設けられる。給気ファン(41)は、前側仕切板(27)の上面に設置される。給気ファン(41)の吹出口は、給気ダクト(6)に連通している。
図2及び図4に示すように、排気流路(36)には排気ファン(42)が設けられる。排気ファン(42)は、後側仕切板(28)の上面に設置される。排気ファン(42)の吹出口は、排気ダクト(7)に連通している。
〔外気フィルタ〕
外気流路(32)には、外気接続部(12d)の下方に外気フィルタ(43)が設けられる。外気フィルタ(43)は、前板(14)から後板(15)にわたって(すなわち、外気流路(32)の全域を覆うように)設けられる。外気フィルタ(43)は、HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)等の比較的高性能のフィルタである。外気フィルタ(43)は、室外空気(OA)中の塵埃等を捕集する。
〔冷媒回路〕
図8に示すように、調湿装置(10)は、冷媒回路(50)を備えている。冷媒回路(50)では、充填された冷媒が循環し冷凍サイクルが行われる。冷媒回路(50)には、圧縮機(51)、第1吸着熱交換器(52)、第2吸着熱交換器(53)、膨張弁(54)、及び四方切換弁(55)が接続される。
圧縮機(51)の吐出部は四方切換弁(55)の第1ポートに繋がり、圧縮機(51)の吸入部は四方切換弁(55)の第2ポートに繋がる。第1吸着熱交換器(52)のガス側端部は四方切換弁(55)の第3ポートに繋がり、第2吸着熱交換器(53)のガス側端部は四方切換弁(55)の第4ポートに繋がる。膨張弁(54)は、第1吸着熱交換器(52)の液側端部と第2吸着熱交換器(53)の液側端部との間に接続される。
四方切換弁が第1状態(図8の実線で示す状態)になると、第1ポートと第3ポートとが連通し、且つ第2ポートと第4ポートとが連通する。四方切換弁(55)が第2状態(図8の破線で示す状態)になると、第1ポートと第4ポートとが連通し、且つ第2ポートと第3ポートとが連通する。
〔制御部〕
上述した電装品箱の内部には、制御部(図示省略)が設けられる。制御部は、圧縮機(51)の容量、膨張弁(54)の開度、ダンパ(D1〜D8)の開閉状態、給気ファン(41)のモータの回転数、排気ファン(42)のモータの回転数などを制御する。
制御部は、室内へ供給される供給空気(SA)の風量が一定となるように給気ファン(41)のモータの回転数を制御する。制御部は、室外へ排出される排出空気(RA)の風量が一定となるように排気ファン(42)のモータの回転数を制御する。制御部は、供給空気(SA)の風量と排出空気(EA)の風量とが等しくなるように、各ファン(41,42)のモータの回転数をそれぞれ制御する。
〈運転動作〉
調湿装置(10)の運転について図2〜図4、図8〜図14を参照しながら説明する。調湿装置(10)は、除湿運転と加湿運転とを行う。
〔除湿運転〕
除湿運転では、圧縮機(51)、給気ファン(41)、及び排気ファン(42)が駆動される。除湿運転では、第1動作(図9〜図11を参照)と第2動作(図12〜図14を参照)とが交互に繰り返し行われる。
[第1動作]
第1動作では、四方切換弁(55)が第2状態となる。第1動作中の冷媒回路(50)では、第1吸着熱交換器(52)が蒸発器となり第2吸着熱交換器(53)が凝縮器(放熱器)となる。第1動作では、8つのダンパ(D1〜D8)が第1空気流路を形成する。
第1動作において、外気ダクト(8)に導入された室外空気(OA)は、外気流路(32)に流入し下方へ流れる。外気流路(32)の空気は第1熱交換器室(33)に流入し、第1吸着熱交換器(52)を通過する。第1吸着熱交換器(52)では、空気中の水分が吸着剤に吸着される。この際に生じる吸着熱が冷媒の蒸発熱として利用される。第1吸着熱交換器(52)で除湿された空気は、給気流路(35)、給気ダクト(6)を順に通過し、供給空気(SA)として室内へ供給される。
第1動作において、内気ダクト(5)に導入された室内空気(RA)は、内気流路(31)に流入し下方へ流れる。内気流路(31)の空気は第2熱交換器室(34)に流入し、第2吸着熱交換器(53)を通過する。第2吸着熱交換器(53)では、冷媒の凝縮熱が吸着剤に付与され、吸着剤が再生される。吸着剤の水分が付与された空気は、排気流路(36)、排気ダクト(7)を順に通過し、排出空気(EA)として室外へ排出される。
[第2動作]
第2動作では、四方切換弁(55)が第1状態となる。第2動作中の冷媒回路(50)では、第1吸着熱交換器(52)が凝縮器(放熱器)となり第2吸着熱交換器(53)が蒸発器となる。第2動作では、8つのダンパ(D1〜D8)が第2空気流路を形成する。
第2動作において、外気ダクト(8)に導入された室外空気(OA)は、外気流路(32)に流入し下方へ流れる。外気流路(32)の空気は第2熱交換器室(34)に流入し、第2吸着熱交換器(53)を通過する。第2吸着熱交換器(53)では、空気中の水分が吸着剤に吸着される。この際に生じる吸着熱が冷媒の蒸発熱として利用される。第2吸着熱交換器(53)で除湿された空気は、給気流路(35)、給気ダクト(6)を順に通過し、供給空気(SA)として室内へ供給される。
第2動作において、内気ダクト(5)に導入された室内空気(RA)は、内気流路(31)に流入し下方へ流れる。内気流路(31)の空気は第1熱交換器室(33)に流入し、第1吸着熱交換器(52)を通過する。第1吸着熱交換器(52)では、冷媒の凝縮熱が吸着剤に付与され、吸着剤が再生される。吸着剤の水分が付与された空気は、排気流路(36)、排気ダクト(7)を順に通過し、排出空気(EA)として室外へ排出される。
〔加湿運転〕
加湿運転では、圧縮機(51)、給気ファン(41)、及び排気ファン(42)が駆動される。加湿運転では、第3動作(図9〜図11を参照)と第4動作(図12〜図14を参照)とが交互に繰り返し行われる。
[第3動作]
第3動作では、四方切換弁(55)が第1状態となる。第3動作中の冷媒回路(50)では、第1吸着熱交換器(52)が凝縮器(放熱器)となり第2吸着熱交換器(53)が蒸発器となる。第3動作では、8つのダンパ(D1〜D8)が第1空気流路を形成する。
第3動作において、外気ダクト(8)に導入された室外空気(OA)は、外気流路(32)に流入し下方へ流れる。外気流路(32)の空気は第1熱交換器室(33)に流入し、第1吸着熱交換器(52)を通過する。第1吸着熱交換器(52)では、冷媒の凝縮熱が吸着剤に付与され、吸着剤が再生される。第1吸着熱交換器(52)で加湿された空気は、給気流路(35)、給気ダクト(6)を順に通過し、供給空気(SA)として室内へ供給される。
第3動作において、内気ダクト(5)に導入された室内空気(RA)は、内気流路(31)に流入し下方へ流れる。内気流路(31)の空気は第2熱交換器室(34)に流入し、第2吸着熱交換器(53)を通過する。第2吸着熱交換器(53)では、空気中の水分が吸着剤に吸着される。この際に生じる吸着熱が冷媒の蒸発熱として利用される。吸着剤に水分を付与した空気は、排気流路(36)、排気ダクト(7)を順に通過し、排出空気(EA)として室外へ排出される。
[第4動作]
第4動作では、四方切換弁(55)が第2状態となる。第4動作中の冷媒回路(50)では、第1吸着熱交換器(52)が蒸発器となり第2吸着熱交換器(53)が凝縮器(放熱器)となる。第4動作では、8つのダンパ(D1〜D8)が第2空気流路を形成する。
第4動作において、外気ダクト(8)に導入された室外空気(OA)は、外気流路(32)に流入し下方へ流れる。外気流路(32)の空気は第2熱交換器室(34)に流入し、第2吸着熱交換器(53)を通過する。第2吸着熱交換器(53)では、冷媒の凝縮熱が吸着剤に付与され、吸着剤が再生される。第2吸着熱交換器(53)で加湿された空気は、給気流路(35)、給気ダクト(6)を順に通過し、供給空気(SA)として室内へ供給される。
第4動作において、内気ダクト(5)に導入された室内空気(RA)は、内気流路(31)に流入し下方へ流れる。内気流路(31)の空気は第1熱交換器室(33)に流入し、第1吸着熱交換器(52)を通過する。第1吸着熱交換器(52)では、空気中の水分が吸着剤に吸着される。この際に生じる吸着熱が冷媒の蒸発熱として利用される。吸着剤に水分を付与した空気は、排気流路(36)、排気ダクト(7)を順に通過し、排出空気(EA)として室外へ排出される。
〈偏流抑制対策〉
本実施形態では、各吸着熱交換器(52,53)において空気の偏流を抑制するための対策が講じられる。この対策に関連する構成、作用、及び効果について図5、図6、図15〜図19を参照しながら詳細に説明する。
〔ダンパの詳細構造〕
上述したように、ダンパ(D1〜D8)の各々は、1つの開口(O)と、1つのモータ(M)と、回動軸(A)を中心に回動する2枚のシャッタ(S)とを有している(図15を参照)。開口(O)は、回動軸(A)に沿った方向に延びる長方形状に形成される。モータ(M)は、2枚のシャッタ(S)を同時に回動させる駆動部を構成している。2枚のシャッタ(S)は、回動軸(A)に沿った方向に延びる長方形板状に形成される。
ダンパ(D1〜D8)を開状態にするときには、モータ(M)により駆動された2枚のシャッタ(S)の各平面が互いに対向する、あるいは各平面が互いに平行となる。この結果、開口(O)の外縁部と各シャッタ(S)との間や、2枚のシャッタ(S)との間に、空気の流路が形成される。
〔吸着熱交換器〕
第1吸着熱交換器(52)と第2吸着熱交換器(53)とは、縦置き式に構成される。つまり、各吸着熱交換器(52,53)の各伝熱管は、水平方向に延びている。各吸着熱交換器(52,53)の多数のフィンは、伝熱管の延びる方向(即ち、水平方向)に所定の間隔を置いて配列される。これにより、吸着熱交換器(52,53)の水平方向の両側の側面(左右の側面)には、空気通過面(P)がそれぞれ形成される。つまり、空気通過面(P)は、鉛直な平面を構成している。各熱交換器室(33,34)に流入した空気は、この空気通過面(P)を通過する。
〔仕切板〕
図16〜図18に示すように、第1仕切板(21)と第2仕切板(22)とは、吸着熱交換器(52,53)の空気通過面(P)に沿うように上下に延びている。第1仕切板(21)は、内気流路(31)と各熱交換器室(33,34)とを仕切っており、第2仕切板(22)は、外気流路(32)と各熱交換器室(33,34)とを仕切っている。第1仕切板(21)は、内気流路(31)に面する内気側の仕切板を構成している。第2仕切板(22)は、外気流路(32)に面する外気側の仕切板を構成している。
〔上流空気流路〕
内気流路(31)及び外気流路(32)は、各熱交換器室(33,34)の上流側に区画される上流空気流路を構成している。
内気流路(31)は、吸着熱交換器(52,53)の空気通過面(P)に沿うように上下に延びている。内気流路(31)では、その上流側から下流側に向かって空気が下方へ流れる。内気流路(31)は、室内空気が流れる内気側の上流空気流路を構成する。
外気流路(32)は、吸着熱交換器(52,53)の空気通過面(P)に沿うように上下に延びている。外気流路(32)では、その上流側から下流側に向かって空気が下方へ流れる。外気流路(32)は、室外空気が流れる外気側の上流空気流路を構成する。
外気流路(32)には、外気フィルタ(43)が配置される。外気フィルタ(43)は、捕捉する対象となる粒子の径が比較的小さな高性能フィルタである。このため、外気流路(32)の室外空気が外気フィルタ(43)を通過すると、外気流路(32)の流路断面における空気の流速が平均化され、この空気の最大流速も小さくなる。つまり、外気フィルタ(43)は、塵埃等の捕捉する機能と、空気の流速を平均化させる機能との双方を有する。
〔下流空気流路〕
給気流路(35)、排気流路(36)、排気連通路(37)、及び給気連通路(38)は、熱交換器室(33,34)の下流側に区画される下流空気流路を構成している。各流路(35,36,37,38)は、ケーシング(11)の内部のうち上流空気流路(31,32)の上流側寄りに形成される。具体的に、給気流路(35)、排気流路(36)、排気連通路(37)、及び給気連通路(38)は、内気流路(31)の上流部と、外気流路(32)の上流部との間に形成される。
〔第1〜第4ダンパの配置〕
第1ダンパ(D1)及び第2ダンパ(D2)は、第1仕切板(21)に設けられる内気側のダンパを構成している。第3ダンパ(D3)及び第4ダンパ(D4)は、第2仕切板(22)に設けられる外気側のダンパを構成している。
第1〜第4ダンパ(D4)では、各モータ(M)が各開口(O)の上方に位置している。第1ダンパ(D1)及び第2ダンパ(D2)の各開口(O)及び各シャッタ(S)は、内気流路(31)の空気流れに沿った方向(即ち、上下方向)に延びている。第3ダンパ(D3)及び第4ダンパ(D4)の各開口(O)及び各シャッタ(S)は、外気流路(32)の空気流れに沿った方向(即ち、上下方向)に延びている。
このように、各シャッタ(S)を空気流れに沿った方向に延ばすことで、空気流れに対してシャッタ(S)が抵抗になってしまうことを抑制できる。従って、外気流路(32)及び内気流路(31)の圧力損失を低減できる。
例えば図16に示すように、各吸着熱交換器(52,53)の空気通過面(P)の上下方向の中間部の高さ位置をh1、第1ダンパ(D1)及び第2ダンパ(D2)の各開口(O)の上下方向の中間部の高さ位置をh2、第3ダンパ(D3)及び第4ダンパ(D4)の各開口(O)の上下方向の中間部の高さ位置をh3とする。
本実施形態では、第1ダンパ(D1)及び第2ダンパ(D2)の高さh2が、各吸着熱交換器(52,53)の高さh1よりも高い位置にある。つまり、第1ダンパ(D1)及び第2ダンパ(D2)は、各吸着熱交換器(52,53)よりも内気流路(31)の上流側寄り(上方寄り)に位置している。同様に、第3ダンパ(D3)及び第4ダンパ(D4)の高さh3が、各吸着熱交換器(52,53)の高さh1よりも高い位置にある。つまり、第3ダンパ(D3)及び第4ダンパ(D4)は、各吸着熱交換器(52,53)よりも外気流路(32)の上流側寄り(上方寄り)に位置している。
本実施形態では、第1ダンパ(D1)及び第2ダンパ(D2)の高さh2が、第3ダンパ(D3)及び第4ダンパ(D4)の高さh3よりも高い位置にある。つまり、第1ダンパ(D1)及び第2ダンパ(D2)は、第3ダンパ(D3)及び第4ダンパ(D4)よりも外気流路(32)ないし内気流路(31)の上流側寄り(上方寄り)に位置している。
〔作用〕
本実施形態では、吸着熱交換器(52,53)での空気の偏流を抑制できる。
図19に示す調湿装置は、比較例に係る調湿装置である。この調湿装置では、第1ダンパ(D1)及び第2ダンパ(D2)の高さh2が各吸着熱交換器(52,53)の高さh1と等しく、第3ダンパ(D3)及び第4ダンパ(D4)の高さh3が各吸着熱交換器(52,53)の高さh1と等しい。この比較例では、各熱交換器室(33,34)に流入した空気が、各吸着熱交換器(52,53)の端の部分(下側寄りの部分)に偏流し易くなるという問題があった。
例えば図19に示す調湿装置において、内気流路(31)を室内空気が下方に流れると、この室内空気には下方への慣性力が生じる。このため、第1ダンパ(D1)又は第2ダンパ(D2)を通過した空気は、この慣性力によって斜め下方へと流れ易くなる。従って、各熱交換器室(33,34)では、室内空気が吸着熱交換器(52,53)の空気通過面(P)の下部寄りを流れ易くなり、吸着熱交換器(52,53)の全域を除湿や加湿に有効に利用できないという問題が生じてしまう。このことは、外気流路(32)から各熱交換器室(33,34)に流入する室外空気についても同様である。
本実施形態は、このような課題を鑑み、各吸着熱交換器(52,53)での偏流を抑制する対策を講じている。
第1ダンパ(D1)及び第2ダンパ(D2)の高さh2を各吸着熱交換器(52,53)の高さh1よりも内気流路(31)の上流寄りにオフセットさせている。このため、図17に示すように、第1ダンパ(D1)又は第2ダンパ(D2)を通過した室内空気が、慣性力の影響で斜め下方へ流れたとしても、この空気は吸着熱交換器(52,53)の空気通過面(P)の高さ方向の中間部に流入し易くなる。従って、吸着熱交換器(52,53)の端の部分ばかりを空気が通過してしまうことを抑制できる。この結果、吸着熱交換器(52,53)では、空気の除湿や加湿に実質的に機能する領域を十分確保でき、除湿能力や加湿能力の低下を抑制できる。
外気流路(32)には、外気フィルタ(43)を配置している。このため、室外空気が外気フィルタ(43)を通過すると、室外空気の流速が外気流路(32)の流路断面の全域に亘って平均化される。これにより、外気流路(32)では、該流路断面に亘る室外空気の最大流速も低減される。
このようにすると、室外空気の下方への慣性力が小さくなる。このため、図18に示すように、第3ダンパ(D3)又は第4ダンパ(D4)を通過した室外空気が、慣性力に起因して斜め下方へ流れてしまうことを抑制できる。この結果、空気が吸着熱交換器(52,53)の下部ばかりに偏流してしまうことを抑制できる。
このように、第3ダンパ(D3)又は第4ダンパ(D4)を通過する室外空気は、第1ダンパ(D1)又は第2ダンパ(D2)を通過する室内空気と比較すると、熱交換器室(33,34)の下方へ偏流しにくくなる。このため、第1ダンパ(D1)及び第2ダンパ(D2)の高さh2を、第3ダンパ(D3)及び第4ダンパ(D4)の高さh3よりも内気流路(31)ないし外気流路(32)の上流側寄りにオフセットさせるとよい(図16を参照)。これにより、室外空気及び室内空気の各吸着熱交換器(52,53)での偏流をバランスよく抑制できる。
−実施形態の効果−
実施形態によれば、以下の効果を奏する。
上記実施形態では、各吸着熱交換器(52,53)を縦置きとし、各吸着熱交換器(52,53)の空気通過面(P)に沿うように第1仕切板(21)及び第2仕切板(22)を上下方向に延ばし、且つ外気流路(32)及び内気流路(31)も上下方向に延ばしている。このため、ケーシング(11)の前後の長さや左右の幅を短くでき、床置きのケーシング(11)の設置面を縮小できる。
ケーシング(11)の上部において、上流空気流路(31,32)と下流空気流路(35,36,37,38)とを集約している。これにより、空気流路の簡素化、ケーシング(11)の小型化を図ることができる。
第1ダンパ(D1)及び第2ダンパ(D2)の高さh2を、各吸着熱交換器(52,53)の高さh1よりも内気流路(31)の上流側にオフセットさせることで、熱交換器室(33,34)に取り込まれた室内空気が各吸着熱交換器(52,53)の下部寄りに偏流してしまうことを抑制できる。
第3ダンパ(D3)及び第4ダンパ(D4)の高さh3を、各吸着熱交換器(52,53)の高さh1よりも外気流路(32)の上流側にオフセットさせることで、熱交換器室(33,34)に取り込まれた室外空気が各吸着熱交換器(52,53)の下部寄りに偏流してしまうことを抑制できる。
外気流路(32)に外気フィルタ(43)を配置することで、室外空気の慣性力を低減でき、吸着熱交換器(52,53)での室外空気の偏流を抑制できる。外気フィルタ(43)は、塵埃等の捕捉手段だけでなく、吸着熱交換器(52,53)での室外空気の偏流を抑制する手段を兼ねるため、部品点数が増加することもない。
ダンパ(D1,D2,D3,D4)の開口(O)及びシャッタ(S)が、空気流れに沿う方向に形成されるため、内気流路(31)や外気流路(32)での圧力損失を低減できる。従って、給気ファン(41)や排気ファン(42)の動力を軽減できる。
《その他の実施形態》
第3ダンパ(D3)及び第4ダンパ(D4)の高さh3を各吸着熱交換器(52,53)の高さh1と略一致させてもよい。この場合、外気流路(32)の外気フィルタ(43)の通気孔のサイズを更に小さくするとよい。
ダンパ(D1,D2,D3,D4)では、シャッタ(S)を駆動する駆動部として、モータ(M)以外のものを採用してもよい。
以上説明したように、本発明は調湿装置について有用である。
10 調湿装置
11 ケーシング
21 第1仕切板(内気側仕切板、仕切板)
22 第2仕切板(外気側仕切板、仕切板)
31 内気流路(内気側上流空気流路、上流空気流路)
32 外気流路(外気側上流空気流路、上流空気流路)
33 第1熱交換器室
34 第2熱交換器室
35 給気流路
36 排気流路
37 排気連通路
38 給気連通路
52 第1吸着熱交換器
53 第2吸着熱交換器
D1 第1ダンパ(内気側ダンパ)
D2 第2ダンパ(内気側ダンパ)
D3 第3ダンパ(外気側ダンパ)
D4 第4ダンパ(外気側ダンパ)

Claims (3)

  1. 水分を吸着する吸着剤が担持される吸着熱交換器(52,53)と、
    上記吸着熱交換器(52,53)を収容する熱交換器室(33,34)、該熱交換器室(33,34)の上流に形成される上流空気流路(31,32)、及び該熱交換器室(33,34)の下流に形成される下流空気流路(35,36,37,38)が区画されるケーシング(11)と、
    上記上流空気流路(31,32)と上記熱交換器室(33,34)とを仕切る仕切板(21,22)と、
    上記仕切板(21,22)に設けられ、上記上流空気流路(31,32)と上記熱交換器室(33,34)とを断続するように開閉するダンパ(D1,D2,D3,D4)とを備え、
    上記上流空気流路(31,32)及び仕切板(21,22)は、上記吸着熱交換器(52,53)の空気通過面(P)に沿うように延びており、
    上記上流空気通路(31,32)及び上記下流空気通路(35,36,37,38)は、上記上流空気通路(31,32)の空気流れの方向と、上記熱交換器室(33,34)から該下流空気通路(35,36,37,38)へ流出する空気流れの方向とが反対側となるように構成され、
    上記ダンパ(D1,D2,D3,D4)の開口(O)における上流空気流路(31,32)の延びる方向の中間部は、上記吸着熱交換器(52,53)における上流空気流路(31,32)の延びる方向の中間部よりも、上記上流空気通路(31,32)の上流側にオフセットして配置される
    ことを特徴とする調湿装置。
  2. 請求項1において、
    上記ケーシング(11)には、室内空気が流れる内気側の上記上流空気流路(31)と、室外空気が流れる外気側の上記上流空気流路(32)とが形成され、
    上記内気側上流空気流路(31)に対応する内気側の上記仕切板(21)と、上記外気側上流空気流路(32)に対応する上記仕切板(22)と、
    上記内気側仕切板(21)に対応する内気側の上記ダンパ(D1,D2)と、上記外気側仕切板(22)に対応する外気側の上記ダンパ(D3,D4)と、
    上記外気側上流空気流路(32)に配置されるフィルタ(43)とを備え、
    上記内気側ダンパ(D1,D2)の開口(O)における上流空気流路(31,32)の延びる方向の中間部は、上記外気側ダンパ(D3,D4)における上流空気流路(31,32)の延びる方向の中間部よりも、上記上流空気流路(31,32)の上流側にオフセットして配置される
    ことを特徴とする調湿装置。
  3. 請求項2において、
    上記ダンパ(D1,D2,D3,D4)は、駆動部(M)と、該駆動部(M)によって駆動され、回動軸(A)を中心に回動することで開口(O)を開閉する板状のシャッタ(S)とを有し、
    上記ダンパ(D1,D2,D3,D4)の上記開口(O)及び上記シャッタ(S)が、上記上流空気流路(31,32)の空気流れに沿った方向に延びている
    ことを特徴とする調湿装置。
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