JP2017119963A - コンクリート母材補修工法、穿孔工具、注入用プラグ、注入用ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンクリート母材10の注入孔13にねじ込んで定着可能な軸部21を有する注入用プラグ20、この注入用プラグ20にリング状のパッキン25を外挿した注入用ユニット20A、コンクリート母材10にその表面11に垂直に延在形成した注入孔13に軸部21をねじ込んだ注入用プラグ20を液状補修材の硬化後にねじ込み時とは逆向きに回転させて撤去する補修工法、注入孔13形成用の穿孔工具を提供する。
【選択図】図8
Description
高圧注入工法にて用いるプラグは、特許文献3記載のように、筒状のプラグ本体と、プラグ本体に外挿された拡張スリーブと、プラグ本体側周の雄ねじに螺着されたナット筒体と、プラグ本体先端部に螺着された延長用管体とを有する構成のものを使用する。プラグ本体の先端部には該先端部から後側部分に比べて径大の先端基盤部が形成されている。拡張スリーブは、プラグ本体の先端基盤部から後側部分に外挿されて、プラグ本体先端基盤部と、拡張スリーブよりもプラグ後側に位置するナット筒体との間に配置されている。このプラグは、その先端側(延長用管体側)から注入孔開口部に挿入して拡張スリーブ全体を注入孔開口部に収納し、この状態にて回転操作してプラグ先端側へ移動させたナット筒体によって拡張スリーブを押圧して拡張させることで注入孔内に固定する。
そして、高圧注入工法は、注入孔内に固定したプラグのプラグ本体内側にその後端から圧送した液状補修材を延長用管体内側を介して注入孔及びひび割れ部に注入し、硬化させる。
第1の態様は、硬化性の液状充填材を注入するための注入孔をコンクリート母材にその表面側から前記表面に垂直に形成し前記注入孔の内周面に前記コンクリート母材のひび割れ部を露呈させる注入孔形成工程と、前記注入孔形成工程にて形成した前記注入孔の前記コンクリート母材表面側の端部に注入用プラグを挿入し固定するプラグ挿入固定工程と、前記プラグ挿入固定工程の完了後、前記注入用プラグに接続した圧送装置から前記注入用プラグに形成された通液孔を介して前記注入孔に前記液状充填材を注入する補修材注入工程と、前記補修材注入工程にて前記注入孔に注入した前記液状充填材の硬化後に前記注入用プラグを前記注入孔から抜き去るプラグ撤去工程とを有し、前記注入用プラグは、前記注入孔にねじ込んで前記コンクリート母材に定着させるためのねじ山が形成された軸部を有し、前記通液孔は前記注入用プラグの前記注入孔にねじ込まれる先端側とは反対の後側に開口する入口側開口から前記軸部の側周に開口する出口側開口にわたって延在する前記通液孔が形成され、前記プラグ挿入固定工程では、前記注入用プラグをその前記軸部の前記注入孔へのねじ込みによって前記コンクリート母材に定着させ、前記プラグ撤去工程では、前記注入用プラグを前記軸部の前記注入孔へのねじ込み時とは逆向きに回転させて前記注入孔から抜き出すことを特徴するコンクリート母材補修工法である。
第2の態様は、第1の態様のコンクリート母材補修工法において、前記注入孔形成工程では、前記注入用プラグの前記軸部の前記ねじ山が形成された部分であるねじ軸部がねじ込まれる主孔部と、前記主孔部の前記コンクリート母材表面側に前記主孔部に比べて径大に形成され前記注入用プラグの前記軸部の側周の前記出口側開口が配置される拡張孔部、とを有する前記注入孔を形成し、前記拡張孔部内周面に前記ひび割れ部を露呈させることを特徴するコンクリート母材補修工法である。
第3の態様は、第1又は2の態様のコンクリート母材補修工法において、前記注入用プラグは、前記軸部と、前記軸部の後側に前記軸部に比べて太く形成された頭部とを有し、前記軸部にリング状のパッキンが外挿されたものを用い、前記パッキンはその軸線方向の圧縮によって軸線方向の少なくとも一部の側周を拡径する変形が可能であり、前記プラグ挿入固定工程では、前記注入用プラグの前記軸部を前記注入孔にねじ込むことで、前記注入孔の開口部の周囲の前記コンクリート母材と前記頭部との間に挟み込んだ前記パッキンを圧縮してその軸線方向の少なくとも一部の側周を拡径させることを特徴とするコンクリート母材補修工法である。
第4の態様は、第3の態様のコンクリート母材補修工法において、前記注入孔形成工程の前に、前記コンクリート母材表面に露呈するひび割れ部を封止材を用いて封止するひび割れ端部封止工程をさらに有し、前記注入孔形成工程は、前記封止材を貫通する前記注入孔を形成する作業と、前記封止材の前記注入孔の周囲に位置する部分を除去して、前記パッキンが当接される平坦な底面が前記封止材あるいは前記コンクリート母材に設けられた座繰り凹部を形成する作業とを含むことを特徴とするコンクリート母材補修工法である。
第5の態様は、第1〜4のいずれか1つの態様のコンクリート母材補修工法において、前記注入用プラグは、前記軸部と、前記軸部の後側に前記軸部に比べて太く形成された頭部とを有し、前記軸部にリング状のパッキンと山座金とが外挿され、前記山座金は、前記頭部と前記パッキンとの間にて、その軸線方向において径小側が前記頭部側、径大側が前記パッキン側に位置する向きで配置され、前記プラグ挿入固定工程では、前記注入用プラグの前記軸部を前記注入孔にねじ込むことで、前記注入孔の開口部の周囲の前記コンクリート母材と前記山座金との間に挟み込んだ前記パッキンを圧縮し、かつ前記山座金を平板状に変形させることを特徴とするコンクリート母材補修工法である。
第6の態様は、第1又は2の態様のコンクリート母材補修工法において、前記注入用プラグは、前記軸部と、前記軸部の後側に前記軸部に比べて太く形成された頭部とを有し、前記注入用プラグは、前記軸部と、前記軸部の後側に前記軸部に比べて太く形成された頭部とを有し、前記軸部にリング状の一対のパッキンと山座金とが外挿され、前記山座金は、ドーム状に形成され径方向中央部の開口部の周囲を頂部とするドーム状本体を有し、前記ドーム状本体の軸線方向において前記頂部が前記軸部の前端側、前記頂部とは反対の径大側が前記頭部側に位置する向きで前記一対のパッキンの間に配置され、かつ前記開口部の内周と前記軸部外周との間に確保されたクリアランスによって前記軸部に遊挿され、前記プラグ挿入固定工程では、前記注入用プラグの前記軸部を前記注入孔にねじ込むことで、前記注入孔の開口部の周囲の前記コンクリート母材と前記頭部との間に挟み込んだ前記一対のパッキンと前記山座金とに、前記山座金の前記ドーム状本体のドーム状を保つ範囲で圧縮力を作用させることを特徴とするコンクリート母材補修工法である。
第7の態様は、コンクリート母材への穿孔に用いられる穿孔工具であって、主孔部形成用ビットと、前記主孔部形成用ビットの後端部を収納固定するホルダ筒部材と、前記ホルダ筒部材の前記主孔部形成用ビットとは反対の後側に脱着可能に取り付けられ前記主孔部形成用ビットに同軸に設けられたシャンクとを有し、前記ホルダ筒部材は、前記シャンクが取り付けられた後筒部と、前記後筒部の前端部の側周に突出されたフランジ部と、前記フランジ部の内周部から前側に前記後筒部と同軸に突出され前記主孔部形成用ビットに外挿された前筒部と、前記前筒部の前端に突設された拡張孔用刃体とを有し、主孔部形成用ビットは前記前筒部内側から前記拡張孔用刃体よりも前側へ突出されていることを特徴とする穿孔工具である。
第8の態様は、第2の態様に係る第4の態様のコンクリート母材補修工法において、
前記注入孔形成工程にて、第7の態様の穿孔工具を前記注入孔の形成に用い、前記穿孔工具を回転させ、前記主孔部形成用ビットによって前記主孔部を、前記拡張孔用刃体によって前記拡張孔を形成することを特徴とするコンクリート母材補修工法である。
第9の態様は、第8の態様のコンクリート母材補修工法において、前記穿孔工具は前記フランジ部の前面側に突設され前記主孔部形成用ビットの径方向に延在する座繰り用刃体を有し、前記注入孔形成工程にて、前記座繰り用刃体によって前記座繰り凹部を形成することを特徴とするコンクリート母材補修工法である。
第10の態様は、コンクリート母材にその表面側から延在形成された注入孔の前記コンクリート母材表面側の端部に挿入されて、前記注入孔への硬化性の液状充填材の注入に用いられる注入用プラグであって、前記注入孔にねじ込んで前記コンクリート母材に定着させるためのねじ山が形成された軸部を有し、前記通液孔は前記注入用プラグの前記注入孔にねじ込まれる先端側とは反対の後側に開口する入口側開口から前記軸部の側周に開口する出口側開口にわたって延在する前記通液孔が形成されていることを特徴とする注入用プラグである。
第11の態様は、第10の態様の注入用プラグと、前記注入用プラグの前記軸部に外挿されたリング状のパッキンとを有し、前記注入用プラグは、前記軸部と、前記軸部の後側に前記軸部に比べて太く形成された頭部とを有し、前記パッキンは、前記注入用プラグの前記軸部の前記注入孔へのねじ込みによって、前記注入孔の開口部の周囲の前記コンクリート母材と前記頭部との間に配置されて、前記頭部側から前記コンクリート母材に向かって押圧されることを特徴とする注入用ユニットである。
第12の態様は、第10の態様の注入用プラグと、前記注入用プラグの前記軸部に外挿されたリング状の一対のパッキンと、前記軸部に外挿され前記一対のパッキンの間に配置された山座金とを有し、前記注入用プラグは、前記軸部と、前記軸部の後側に前記軸部に比べて太く形成された頭部とを有し、前記山座金は、ドーム状に形成され径方向中央部の開口部の周囲を頂部とするドーム状本体を有し、前記ドーム状本体の軸線方向において前記頂部が前記軸部の前端側、前記頂部とは反対の径大側が前記頭部側に位置する向きで前記一対のパッキンの間に配置され、かつ前記開口部の内周と前記軸部外周との間に確保されたクリアランスによって前記軸部に遊挿され、 前記注入用プラグの前記軸部を前記注入孔にねじ込むことで、前記一対のパッキンと前記山座金とが前記注入孔の開口部の周囲の前記コンクリート母材と前記頭部との間に挟み込まれることを特徴とする注入用ユニットである。
注入孔にねじ込んでコンクリート母材に定着可能な注入用プラグの使用は、注入孔への硬化性の液状充填材(液状補修材を含む)の注入を液状充填材に0.4N/mm2よりも高い圧力を作用させて行なうことを可能にする。
また、注入孔にねじ込んでコンクリート母材に定着させた注入用プラグは、注入孔に注入した液状充填材の硬化後に、注入孔へのねじ込み時とは逆向きに回転させることで注入孔から容易に抜き去ることができ、撤去を容易に行える。
まず、本発明に係る第1実施形態のコンクリート母材補修工法、穿孔工具、注入用プラグ、注入用ユニットを説明する。
図2〜図10は本実施形態のコンクリート母材補修工法を説明する図である。
図2〜図10に示すコンクリート母材補修工法(以下、単に、補修工法、とも言う)は、図1に示すようにひび割れ部12(クラック)が形成されたコンクリート母材10のひび割れ補修を行なうものである。
コンクリート母材10(以下、単に、母材、とも言う)は、例えば、鉄道トンネル等の地下構造物、堤防、擁壁、ビル等の建物のコンクリート躯体などの構造物躯体を構成するものである。但し、母材10は、構造物躯体に限定されず、例えば構造物への建て込み前のプレキャストコンクリート材等のコンクリート製品を構成するものであっても良い。
液状補修材は、例えばエポキシ樹脂等の液状樹脂材料である有機系液状充填材や、亜硝酸リチウム水溶液、セメント系注入材といった無機系液状充填材の他、ポリマーセメントモルタル等、コンクリート母材のひび割れ補修に使用される周知の液状充填材を採用可能である。液状補修材は、ひび割れ部への充填後の硬化によってひび割れ部の周囲に位置する母材に一体化する。ひび割れ部への液状補修材の充填、硬化によるひび割れ補修は、ひび割れ部内にて硬化させた液状補修材を介して、母材におけるひび割れ部の周囲に位置する部分を一体化するものである。
封止材14は母材表面11への塗布等によって、母材表面11に露呈するひび割れ部12の端部を覆って気密に封止する層状に設けて硬化させる。
図3(c)に示すように、封止材14は、母材表面11に線状に露呈延在するひび割れ部12に沿って概ね所定幅を保って延在する層状に設けて、ひび割れ部12の母材表面11側の端を封止する。
図3(a)〜(c)は、母材表面11に線状に露呈延在するひび割れ部12に沿って概ね所定幅を保って延在する封止材層14Aの形成方法の一例を示す。
図3(a)〜(c)に示す封止材層14Aの形成方法は、まず、図3(a)に示すように、母材表面11における、線状に露呈延在するひび割れ部12を介して両側に、粘着テープ14Tを貼着して母材表面11のひび割れ部12に沿って延在配置する。母材表面11において、ひび割れ部12の両側の粘着テープ14Tは、線状のひび割れ部12から概ね一定の離隔距離を保ってひび割れ部12に沿って延在配置する。次いで、図3(b)に示すように、母材表面11におけるひび割れ部12の両側の粘着テープ14Tの間の領域に封止材14を塗布等によって層状に設ける。このとき、封止材14は粘着テープ14Tの一部を覆うように設けても良い。次に、図3(c)に示すように粘着テープ14Tを母材表面11から除去する。母材表面11に貼着状態の粘着テープ14Tの母材表面11からの除去は、図3(b)の工程にて母材表面11に層状に設けた封止材14の可使時間内に行なう。粘着テープ14Tを母材表面11から除去した後、封止材14の硬化が完了することで、母材表面11に線状に露呈延在するひび割れ部12に沿って概ね所定幅を保って延在する封止材層14Aが形成される。
座繰り凹部15の底面15a(封止材14の底層部14aの凹部15に臨む面)は、母材表面11に平行に形成された平坦面である。
なお、図4等に示す母材表面11は平坦面であるが、母材表面11は、例えば、図11に示す凹曲面や凸曲面であっても良い。凹曲面や凸曲面の母材表面11の場合も、注入孔13は母材表面11に垂直(注入孔13軸線が母材表面11に垂直)に延在形成する。
座繰り凹部底面15aに開口する注入孔13の開口部は、拡張孔部13bの座繰り凹部底面15aに開口する開口部である。
図4、図5に示す注入孔形成工程では、具体的には、拡張孔部13b内周面にひび割れ部12を露呈させた注入孔13を形成する。
図2、図3(a)〜(c)に示すように、この実施形態では、注入孔13形成位置(形成する注入孔13の軸線位置13P)を母材表面11におけるひび割れ部12の存在箇所に設定して、注入孔形成工程にて注入孔13を形成する。
母材表面11におけるひび割れ部12の両側の粘着テープ14T間の領域を、以下、封止材層形成領域、とも言う。一次マーキング16aの延在方向両端部は、母材表面11における封止材層形成領域からその両側の粘着テープ14Tをそれぞれ越えた外側の領域に形成する。
また、図3(b)に示す工程(封止材層形成領域を封止材14によって覆う工程)の完了後、図3(c)に示すように母材表面11に貼着状態の粘着テープ14Tを母材表面11から除去することで、一次マーキング16aのうち粘着テープ14Tに形成された部分は粘着テープ14Tとともに除去される。
2本の一次マーキング16aのそれぞれについて、各一次マーキング16aの両端部間を結ぶ二次マーキング16bを形成することで、二次マーキング16b同士の交差部分によって、注入孔形成工程にて形成する注入孔13の軸線位置13Pを明示できる。
但し、形成予定の注入孔13の軸線位置13Pは、母材表面11に存在するひび割れ部12の少なくとも一部を形成予定の注入孔13の形成範囲内に位置させることが可能な範囲で、母材表面11のひび割れ部12からずれた位置に設定することも可能である。
注入孔形成工程では、母材表面11に存在するひび割れ部12の少なくとも一部が形成予定の注入孔13の母材表面11における形成範囲内に位置するように、形成予定の注入孔13の軸線位置13Pを設定して、注入孔13を形成する。その結果、注入孔13の母材表面11付近の内周面にひび割れ部12を露呈させることができる。
ここで穿孔工具30について説明する。
図4、図12(a)に示すように、穿孔工具30は、主孔部形成用ビット31と、主孔部形成用ビット31の後端部を収納固定するホルダ筒部材32と、ホルダ筒部材32の主孔部形成用ビット31が突出されている前側とは反対の後側に取り付けられたシャンク33とを有する。
主孔部形成用ビット31とシャンク33とは互いに同軸に設けられている。
なお、シャンク固定部品は、シャンク33の後筒部32aに対する固定状態を解除するための操作(固定解除操作)が可能である。ドリル固定部品は、シャンク33を抜き去った状態の後筒部32aの後側から、主孔部形成用ビット31の後筒部32aに対する固定状態を解除するための操作(固定解除操作)を行える。
主孔部形成用ビット31はホルダ筒部材32の前筒部32c内側からホルダ筒部32前側(以下、工具前側、とも言う)へ突出されている。主孔部形成用ビット31先端は、ホルダ筒部材32の拡張孔用刃体32dよりも工具前側に位置している。
図4に示すように、ホルダ筒部材32の拡張孔用刃体32dは、母材10(図4では母材10及び封止材層14A)に、注入孔13の主孔部13aよりも径大の孔(図4では拡張孔部13b)を形成できる。
図12(a)、(b)に示すように、座繰り用刃体32eは、前記主孔部形成用ビット31の径方向(フランジ部32b径方向)に延在する突条状に形成されている。
図4に示すように、座繰り用刃体32eは、封止材層14A(あるいは封止材層14A及び母材10)に拡張孔部13bよりも径大の凹部(図4では座繰り凹部15)を形成できる。
前筒部32c前端は、工具前後方向(ホルダ筒部材32軸線方向)において座繰り用刃体32e前端よりも工具前側に位置する。
図4に示す注入孔13及び座繰り凹部15は、電動回転装置に取り付けて軸回り回転させた穿孔工具30の主孔部形成用ビット31先端を封止材層14Aにその表面側(母材10とは反対の側)から母材10に向かって切り込ませ、封止材層14Aを貫通した主孔部形成用ビット31を母材10にも切り込ませていくだけで形成できる。
なお、封止材層14Aの厚みは、穿孔工具30の主孔部形成用ビット31と拡張孔用刃体32dとの間の工具前後方向の離隔距離に比べて格段に小さい。拡張孔用刃体32dによる拡張孔部13bの形成は、主孔部形成用ビット31による母材10の穿孔がある程度進行した後に開始される。
なお、封止材層14Aの厚みは、穿孔工具30の拡張孔用刃体32dと座繰り用刃体32eとの間の工具前後方向の離隔距離に比べて格段に小さい。座繰り用刃体32eによる座繰り凹部15の形成は、拡張孔用刃体32dによる母材10への拡張孔部13bの形成がある程度進行した後に開始される。
座繰り用刃体32eによる座繰り凹部15の形成は、穿孔工具30のホルダ筒部材32のフランジ部32b外周部が封止材層14A表面に当接するまで進行し、フランジ部32b外周部が封止材層14A表面に当接することで進行を停止する。その結果、封止材層14Aに、穿孔工具30のホルダ筒部材32のフランジ部32bからの座繰り用刃体32eの突出寸法に相当する深さの座繰り凹部15が形成される。
注入孔形成工程では、軸回り回転させた穿孔工具30を、フランジ部32b外周部が封止材層14A表面に当接するまで母材10に向かって押し込み、フランジ部32b外周部が封止材層14A表面に当接したところで母材10への押し込みを停止し、母材10から離隔させる。その結果、主孔部13aの開口部側(孔底とは反対の側)に主孔部13aと同軸に拡張孔部13bが形成された構成の注入孔13と、注入孔13に同軸の座繰り凹部15とを形成できる。
また、穿孔工具30を用いる注入孔形成工程は、軸回り回転させた穿孔工具30の座繰り用刃体32eによって、座繰り凹部15の底面15aを、主孔部13軸線に垂直(図4では母材表面11に平行)の平坦面に形成できる。
穿孔工具30を用いる注入孔形成工程は、封止材層14Aから母材10にわたって延在する注入孔13を形成する作業と、封止材層14Aに座繰り凹部15を形成する作業とを連続して行なうことができる。
但し、既述のように、注入孔形成工程は、母材表面11に存在するひび割れ部12の少なくとも一部が形成予定の注入孔13の母材表面11における形成範囲内に位置するように、形成予定の注入孔13の軸線位置13P(図3(c)参照)を設定しても良い。そして、設定した軸線位置13Pに主孔部形成用ビット31先端を位置合せした穿孔工具30を軸回り回転させたまま母材10に向かって押し込んでいくことで、拡張孔部13b内周面にひび割れ部12を露呈させた注入孔13と座繰り凹部15とを形成する。
図6、図7に示すように、プラグ挿入工程では、注入孔13への液状補修材52の注入用の注入用プラグ20を、注入孔13の母材10表面側の端部に挿入し固定する。
図6、図7に示すプラグ挿入工程では、具体的には、注入用プラグ20と、注入用プラグ20の軸部21(後述)に外挿したパッキン25及び山座金26とを有する構成の注入用ユニット20Aを用いる。
図6、図13(a)、(b)に示すように、注入用プラグ20は、軸部21の片端側に軸部21に比べて太い頭部22が形成されたボルト状のプラグ本体23と、頭部22の軸部21とは反対の後側に突出状態に設けられたニップル24とを有している。
注入用ユニット20Aは、注入用プラグ20と、注入用プラグ20の軸部21に外挿されたリング状のパッキン25及び山座金26とを有する。
図6、図13(a)、(b)に示すプラグ本体23の頭部22は、断面多角形状(図示例では六角形)で軸部21軸線と同軸に延在する工具係合部22aと、工具係合部22aの前側(軸部21側)に形成された座金部22bとを有する。
座金部22bの側周面は軸部21軸線と同軸で軸部21外径に比べて径大の円筒面状に形成されている。頭部前端面22cの外周は軸部21軸線を中心とする同心円状になっている。
工具係合部22aはその全体が座金部22b側周面の仮想延長の内側に位置する。
座金部22bの軸部21軸線方向の形成範囲は、工具係合部22aの軸部21軸線方向の寸法に比べて格段に小さい。座金部22bの外周部は、工具係合部22a前側(座金部22b側)において、工具係合部22a側周の前端(座金部22b側の端)からその周囲に張り出すフランジ状に形成されている。
ねじ軸部21bのねじ山21aは母材10に切り込ませる切刃の機能を有する。注入用プラグ20は、軸部21のねじ山21aを母材10に切り込ませながら、軸部21を注入孔主孔部13aにねじ込むことができる。
但し、注入用プラグ20は、軸部21の軸線方向全体の側周にねじ山21aが形成された構成も採用可能である。
出口側孔部27cの軸部21側周面に開口する開口部(出口側開口部27d)は、プラグ本体23の軸部21のねじ軸部21bから後側の後端部の側周面に位置する。
なお、本体通液孔27aは、1本の入口側孔部27bと1本又は3本以上の出口側孔部27cとを有する構成も採用可能である。
ニップル24は、プラグ本体23の本体通液孔27aの入口側孔部27b後端部にねじ込み可能な螺着軸部24aと、この螺着軸部24aの軸線方向片側に螺着軸部24aに比べて径大に形成された口金部24bとを有する。螺着軸部24aの側周には雄ねじ部が形成されている。螺着軸部24a側周の雄ねじ部は、プラグ本体23の本体通液孔27aの入口側孔部27b後端部内周の雌ねじ部に螺合可能に形成されている。
また、ニップル24は、螺着軸部24a軸線に同軸に形成された貫通孔24cが貫通する筒状に形成されている。
なお、プラグ本体23に締め付け固定されたニップル24は、プラグ本体23に対して、螺着軸部24aのプラグ本体23の本体通液孔27aの入口側孔部27b後端部にねじ込み時とは逆向きに回転させることで、プラグ本体23から取り外すことができる。
ニップル24の貫通孔24cの口金部24b側の開口部は、通液孔27へ液状補修材52を送り込むための通液孔27の入口側開口部27eである。通液孔27は、入口側開口部27eから送り込まれた液状補修材52を、注入用プラグ20の軸部21後端部側周の出口側開口部27dから流出させる。
山座金26は、金属板によってテーパ円筒状(より具体的には、径方向中央部の開口部の周囲を頂部とするドーム形)に形成されたリング状部材である。山座金26は、その軸線方向に径小側が注入プラグ20の頭部22側、径大側がパッキン25側に配置される向きで注入用プラグ20の軸部21に外挿されている。また、山座金26は注入用プラグ20の軸部21後端部にその軸線方向にスライド移動可能に外挿されている。
山座金26の内径(山座金26頂部内側の開口部径)は、プラグねじ軸部21b外径よりも大きい。また、注入用プラグ20の頭部前端面22cの外周の軸部21後端側周からの離隔距離は、頭部前端面22c外周全体にわたって、山座金26内径と軸部21後端部外径との差よりも大きく確保されている。注入用プラグ20の頭部22は、プラグ軸部21後端からの山座金26の抜けを防止する。
図13(b)に示す注入用ユニット20Aのパッキン25は円筒状に形成されている。
パッキン25の、外力による変形を与えていない状態における内径は、プラグ軸部21のねじ軸部21b外径よりも小さく、プラグ軸部21後端部外径と概ね同じである。図13(b)に示す注入用ユニット20Aにおいて、パッキン25は、注入用プラグ20の軸部21後端部に外挿されている。プラグ軸部21後端部に外挿されたパッキン25は、プラグ軸部21からその先端(前端)側へ抜け出しにくく、プラグ軸部21後端部に外挿された状態を保つことができる。プラグ軸部21後端部に外挿されたパッキン25は、プラグ軸部21後端部に外挿された山座金26のプラグ軸部21後端部からプラグ軸部21先端側への移動を規制する役割を果たす。但し、パッキン25は、作業者が手指でプラグ軸部21に挿脱可能であり、作業者の手作業によってプラグ軸部21後端部に挿脱できる。
内径が軸部21後端部外径に比べて僅かに小さいパッキン25は、内径を若干拡径させた状態で軸部21後端部に外挿され、軸部21後端部に圧縮力を作用させた状態で取り付けられる。
図7に示すように、注入孔主孔部13aは、プラグ挿入固定工程の完了時に、プラグ軸部21先端が孔底から後側(開口部側)に離隔した位置に配置される深さに形成しておく。
したがって、注入用プラグ20は、既述の低圧注入工法にて採用されている、コンクリート母材表面への接着材等による注入器具の固定に比べて、母材10への固定を短時間で確実に行なうことができる。
図6、図7に示すように、プラグ挿入固定工程の具体的一例は、プラグ頭部22に係合させたソケット形レンチ(係合工具53)を電動回転装置を用いて回転駆動することで注入用プラグ20を軸回り回転させることである。注入用プラグ20を電動回転装置を用いて軸回り回転させることは、注入用プラグ20のねじ軸部21bの注入孔主孔部13aへのねじ込みを短時間で行なうことに有利である。また、電動回転装置の回転トルク管理機能により、締め付けトルクが所望値に達したときに電動回転装置の出力軸の回転駆動を停止するように設定すれば、締め付けトルクが所望値に達したときに、出力軸にチャック固定されたソケット形レンチ(係合工具53)及び注入用プラグ20の回転を自動停止でき、しかも、注入用プラグ20の過剰な締め付けを回避できる。
図6、図7に示すように、座繰り凹部底面15aには注入用ユニット20Aのパッキン25の軸線方向片側の端面が当接される。山座金26を介して作用するプラグ頭部22からの押圧力によって座繰り凹部底面15aに押圧されたパッキン25は、その軸線方向に圧縮変形されることで、軸線方向の少なくとも一部の側周を拡径する変形を生じる。
パッキン25は、プラグ挿入固定工程にてパッキン25軸線方向に圧縮変形される結果、少なくとも軸線方向中央部の側周を拡径する変形を生じる。
板状(リング板状)に変形されたパッキン25側周の最大外径と平板状に変形された山座金26の外径との寸法差は、プラグ軸部21を注入孔13に挿入していない状態の注入用ユニット20A(図13(a)、(b)参照)におけるパッキン25側周の最大外径と山座金26外径との寸法差よりも大きい。すなわち、図7に示す板状(リング板状)に変形させたパッキン25の山座金26外周から外側への突出寸法は、プラグ軸部21を注入孔13に挿入していない状態の注入用ユニット20A(図13(a)、(b)参照)におけるパッキン25の山座金26外周から外側への突出寸法よりも大きい。
このため、プラグ挿入固定工程では、パッキン25の山座金26外周から外側への突出寸法増大を目視確認することで、注入孔主孔部13aへのプラグ軸部21のねじ込み、及びそれによるパッキン25圧縮の正常進行を把握できる。
なお、本発明者が実施した試験等から検討の結果、エチレン・プロピレン・ターポリマーは、特に好適に用いることができる。
パッキン25は、補修材注入工程において、注入孔13へ圧送される液状補修材の注入孔13開口部からの漏出を防ぐ役割を果たす。
図8に示すように、補修材注入工程では、注入用プラグ20のニップル24の口金部24bにチューブ54を接続する。そして、チューブ54のニップル24側とは反対の端部に接続されている圧送装置51から、チューブ54を介して注入用プラグ20の通液孔27へ液状補修材を圧送し、液状補修材52を通液孔27を介して注入孔13へ圧送注入する。
図9に示すように、プラグ撤去工程では、プラグ頭部22の工具係合部22aに係合工具53を係合させる。そして、係合工具53を利用して注入用プラグ20を、注入孔主孔部13aへのねじ軸部21bのねじ込み時とは逆向きに回転させ、図10に示すように、注入用プラグ20を注入孔13から抜き去る。
プラグ挿入固定工程を完了後の注入用ユニット20Aのパッキン25及び山座金26は、注入孔13内ではなく座繰り凹部15に存在するので、パッキン25及び山座金26の撤去は容易である。
プラグ撤去工程が完了することで、補修工法全体が完了する。
また、注入用プラグ20を注入孔13にねじ込んだ注入用ユニット20Aは、注入孔13に注入した液状充填材52の硬化後に全ての構成部品の撤去を容易に行える。注入用ユニット20Aは、液状充填材52の硬化後に全ての構成部品を撤去することで、構成部品の腐食が構造物に影響を与える等の心配が無い。
次に、本発明に係る第2実施形態のコンクリート母材補修工法、穿孔工具、注入用プラグ、注入用ユニットを説明する。
この実施形態のコンクリート母材補修工法、穿孔工具、注入用プラグ、注入用ユニットは、図21、図22に示すように注入孔13が母材表面11に垂直の向きに対して傾斜して穿孔された場合であっても、液状補修材52を注入孔13からの漏れを生じさせることなく注入孔13に注入することに有効に寄与するものである。
なお、図21、図22に示す母材表面11は平坦面ではなく、凹曲面である。
図14〜図20は本実施形態のコンクリート母材補修工法(以下、単に、補修工法、とも言う)を説明する図である。
封止材14は母材表面11への塗布等によって、母材表面11に露呈するひび割れ部12の端部を覆って気密に封止する層状に設ける。そして、例えば第1実施形態と同様の手法(図3(a)〜(c)参照。封止材層の形成方法)により、図3(c)に示すように、母材表面11に線状に露呈延在するひび割れ部12に沿って概ね所定幅を保って延在しひび割れ部12の母材表面11側の端を封止する封止材層14Aを形成する。
また、図3(c)に示すように、一次マーキング16aを利用して形成した二次マーキング16b同士の交差部分によって、注入孔形成工程にて形成する注入孔13の軸線位置13Pを明示する。
注入孔13は、第1実施形態にて説明したものと同様の構成である。
図14に示す注入孔13は、母材10及び封止材14に、母材表面11に垂直(注入孔13軸線が母材表面11に垂直)の向きで延在形成されている。
図14、図15に示すように、注入孔形成工程では、注入孔13をその内周面にひび割れ部12が露呈するように形成する。図14、図15に示す注入孔形成工程では、具体的には、拡張孔部13b内周面にひび割れ部12を露呈させた注入孔13を形成する。
図14に示す封止材層14Aの母材10とは反対側の表面は、母材表面11に平行に形成された平坦面である。
図14に示す穿孔工具30Aは、注入孔13の主孔部13aと拡張孔部13bとを形成できる。図14、図23(a)、(b)に示すように、穿孔工具30Aは、図12(a)、(b)に例示した穿孔工具30から座繰り用刃体32eを省略したものである。
なお、封止材層14Aの厚みは、穿孔工具30Aの主孔部形成用ビット31と拡張孔用刃体32dとの間の工具前後方向の離隔距離に比べて格段に小さい。拡張孔用刃体32dによる拡張孔部13bの形成は、主孔部形成用ビット31による母材10の穿孔がある程度進行した後に開始される。
注入孔形成工程は、軸回り回転させた穿孔工具30Aを、フランジ部32b外周部が封止材層14A表面に当接するまで母材10に向かって押し込むだけで、注入孔13を形成できる。
図16、図17に示すように、プラグ挿入工程では、注入孔13への液状補修材52の注入用の注入用プラグ20を、注入孔13の母材10表面側の端部に挿入し固定する。
図16、図17に示すプラグ挿入工程では、具体的には、注入用プラグ20と、注入用プラグ20の軸部21(後述)に外挿したパッキン251、252及び山座金26とを有する構成の注入用ユニット20Bを用いる。
図16、図24(a)、(b)に示すように、注入用プラグ20は、第1実施形態にて説明したものと同様の構成である。ここでは注入用プラグ20の説明を省略する。
注入用ユニット20Bは、リング状の一対のパッキン251、252と、これら一対のパッキン251、252の間に配置した山座金26とを、注入用プラグ20の軸部21に外挿している点で、第1実施形態の注入用ユニット20Aと異なる。
また、注入用ユニット20Bの山座金26は、その径大側が注入用プラグ20の頭部22側、径小側が軸部21前端(先端)側の向きで一対のパッキン251、252の間に配置されている。
パッキン251、252の、外力による変形を与えていない状態における内径は、プラグ軸部21のねじ軸部21b外径よりも小さく、しかも、軸部21後端部外径に比べて僅かに大きい(但しねじ軸部21b外径よりも小さい)か、軸部21後端部外径と同等か、あるいは軸部21後端部外径に比べて僅かに小さい。
内径が軸部21後端部外径に比べて僅かに小さいパッキン251、252は、内径を若干拡径させた状態で軸部21後端部に外挿され、軸部21後端部に圧縮力を作用させた状態で取り付けられる。
注入用プラグ20の頭部22は、プラグ軸部21後端からの一対のパッキン251、252及び山座金26の抜けを防止する。
一対のパッキン251、252のうち、山座金26を介して頭部22とは反対の側に配置された第1パッキン251の外径は、封止材層14A表面に開口する注入孔13の開口部径(拡張孔部13bの開口部径)よりも径大である。注入用ユニット20Bの注入用プラグ20のねじ軸部21bを注入孔13に挿入したときに、第1パッキン251は注入孔13に入り込まず封止材層14A表面に当接される。
なお、注入用ユニット20Bの山座金26と頭部22との間に配置されたパッキン252(以下、第2パッキンとも言う)の外径は、山座金26のドーム状本体26a外径よりも径小である。
図17に示すように、プラグ挿入固定工程では、注入用プラグ20のねじ軸部21bを注入孔主孔部13aにねじ込んで行き、プラグ頭部22によってパッキン251、252及び山座金26を封止材層14Aに向かって押圧することで、パッキン251、252及び山座金26にそれぞれの軸線方向の圧縮力を作用させる。
その結果、注入用ユニット20Bの第1パッキン251は封止材層14A表面に圧接される。
注入用プラグ20のねじ軸部21bの注入孔主孔部13aへのねじ込みは、山座金26にその軸線方向に作用する圧縮力が、ドーム状本体26aがドーム状の形状を保てる範囲となるようにねじ込みトルク(締め付けトルク)の基準値(上限値)を設定する。
図16、図24(b)に示す注入用ユニット20Bは、一対のパッキン251、252の間に山座金26を挟み込み、第2パッキン252のその軸線方向における注入用プラグ20の頭部22とは反対側の端面全体を山座金26のドーム状本体26a外周内側に配置した状態を保ってプラグ挿入固定工程に使用される。
なお、図16、図24(b)に示す注入用ユニット20Bにおいて、第2パッキン252は、プラグ本体23の通液孔27の出口側開口部27dよりもプラグ軸部21後端側にずれた所に位置する。
図17に示すように、注入孔主孔部13aは、プラグ挿入固定工程の完了時に、プラグ軸部21先端が孔底から後側(開口部側)に離隔した位置に配置される深さに形成しておく。
したがって、注入用プラグ20は、既述の低圧注入工法にて採用されている、コンクリート母材表面への接着材等による注入器具の固定に比べて、母材10への固定を短時間で確実に行なうことができる。
図16、図17に示すように、プラグ挿入固定工程の具体的一例は、プラグ頭部22に係合させたソケット形レンチ(係合工具53)を電動回転装置を用いて回転駆動することで注入用プラグ20を軸回り回転させることである。注入用プラグ20を電動回転装置を用いて軸回り回転させることは、注入用プラグ20のねじ軸部21bの注入孔主孔部13aへのねじ込みを短時間で行なうことに有利である。また、電動回転装置の回転トルク管理機能により、締め付けトルクが所望値(予め設定する基準値)に達したときに電動回転装置の出力軸の回転駆動を停止するように設定すれば、締め付けトルクが所望値に達したときに、出力軸にチャック固定されたソケット形レンチ(係合工具53)及び注入用プラグ20の回転を自動停止でき、しかも、注入用プラグ20の過剰な締め付けを回避できる。
なお、本発明者が実施した試験等から検討の結果、クロロプレンゴムは、特に好適に用いることができる。
第1パッキン251は、補修材注入工程において、注入孔13へ圧送される液状補修材の注入孔13開口部からの漏出を防ぐ役割を果たす。
第2パッキン252は、万一、液状補修材52がその注入圧によって注入孔13から第1パッキン251とプラグ軸部21後端部との間を介してドーム状本体26aの開口部26bに漏出しても、山座金26とプラグ軸部21後端部との間からの液状補修材52の漏出を確実に防ぐ役割を果たす。
図18に示すように、補修材注入工程では、注入用プラグ20のニップル24の口金部24bにチューブ54を接続する。そして、チューブ54のニップル24側とは反対の端部に接続されている圧送装置51から、チューブ54を介して注入用プラグ20の通液孔27へ液状補修材を圧送し、液状補修材52を通液孔27を介して注入孔13へ圧送注入する。
図19に示すように、プラグ撤去工程では、プラグ頭部22の工具係合部22aに係合工具53を係合させる。そして、係合工具53を利用して注入用プラグ20を、注入孔主孔部13aへのねじ軸部21bのねじ込み時とは逆向きに回転させ、図20に示すように、注入用プラグ20を注入孔13から抜き去る。
プラグ挿入固定工程を完了後の注入用ユニット20Bのパッキン251、252及び山座金26は、注入孔13内ではなく座繰り凹部15に存在するので、パッキン251、252及び山座金26の撤去は容易である。
プラグ撤去工程が完了することで、補修工法全体が完了する。
この実施形態は、注入孔13が母材表面11に対する垂直方向に若干傾斜して形成された場合でも、一対のパッキン251、252による液状補修材52の漏出防止、特に第1パッキン251による注入孔13からの液状補修材52の漏出防止を容易に実現する。
図21は、プラグ挿入固定工程にて、プラグ軸部21のねじ軸部21bのその軸線方向前端から中央部までを注入孔主孔部13にねじ込んだ状態、図22はプラグ挿入固定工程を完了した状態を示す。
なお、図21、図22に示す封止材層14Aの母材10とは反対側の表面は、注入孔形成工程にてマーキングにて設定した軸線位置13Pを以て注入孔13が母材表面11に垂直に形成された場合の注入孔13軸線に垂直の平坦面に形成されている。
なお、山座金26が、ドーム状本体26aの開口部26b内周と注入用プラグ20の軸部21後端部との間に確保されたクリアランスの範囲で軸部21後端部に遊挿され、軸部21後端部に対して揺動可能であることは、図16〜図18等でも同様である。
図21に示す状態からプラグ軸部21の注入孔13へのねじ込みを進行し図22に示す状態に至ったとき、第1パッキン251は、山座金26のドーム状本体26aと拡張孔部13b開口部の口縁部との間にて強く締め付けられる。その結果、第1パッキン251による注入孔13開口部の封止を確実にすることができる。
注入用ユニット20Bは、プラグ挿入固定工程での、軸部21後端部に対する山座金26の位置、向きの変更により、一対のパッキン251、252の山座金26と接する部分の圧縮変形を均等化できる。その結果、注入用ユニット20Bは、プラグ挿入固定工程にて、第1パッキン251の拡張孔部13b開口部の口縁部に対する押圧状態を均等化できる。したがい、注入用ユニット20Bは、第1パッキン251の拡張孔部13b開口部の口縁部に対する押圧力が低い箇所の発生、押圧力が低い箇所からの液状補修材52の漏出を防ぐことができる。
Claims (12)
- 硬化性の液状充填材を注入するための注入孔をコンクリート母材にその表面側から前記表面に垂直に形成し前記注入孔の内周面に前記コンクリート母材のひび割れ部を露呈させる注入孔形成工程と、前記注入孔形成工程にて形成した前記注入孔の前記コンクリート母材表面側の端部に注入用プラグを挿入し固定するプラグ挿入固定工程と、前記プラグ挿入固定工程の完了後、前記注入用プラグに接続した圧送装置から前記注入用プラグに形成された通液孔を介して前記注入孔に前記液状充填材を注入する補修材注入工程と、前記補修材注入工程にて前記注入孔に注入した前記液状充填材の硬化後に前記注入用プラグを前記注入孔から抜き去るプラグ撤去工程とを有し、
前記注入用プラグは、前記注入孔にねじ込んで前記コンクリート母材に定着させるためのねじ山が形成された軸部を有し、前記通液孔は前記注入用プラグの前記注入孔にねじ込まれる先端側とは反対の後側に開口する入口側開口から前記軸部の側周に開口する出口側開口にわたって延在する前記通液孔が形成され、
前記プラグ挿入固定工程では、前記注入用プラグをその前記軸部の前記注入孔へのねじ込みによって前記コンクリート母材に定着させ、前記プラグ撤去工程では、前記注入用プラグを前記軸部の前記注入孔へのねじ込み時とは逆向きに回転させて前記注入孔から抜き出すことを特徴するコンクリート母材補修工法。 - 請求項1に記載のコンクリート母材補修工法において、
前記注入孔形成工程では、前記注入用プラグの前記軸部の前記ねじ山が形成された部分であるねじ軸部がねじ込まれる主孔部と、前記主孔部の前記コンクリート母材表面側に前記主孔部に比べて径大に形成され前記注入用プラグの前記軸部の側周の前記出口側開口が配置される拡張孔部、とを有する前記注入孔を形成し、前記拡張孔部内周面に前記ひび割れ部を露呈させることを特徴するコンクリート母材補修工法。 - 請求項1又は2に記載のコンクリート母材補修工法において、
前記注入用プラグは、前記軸部と、前記軸部の後側に前記軸部に比べて太く形成された頭部とを有し、前記軸部にリング状のパッキンが外挿されたものを用い、
前記パッキンはその軸線方向の圧縮によって軸線方向の少なくとも一部の側周を拡径する変形が可能であり、
前記プラグ挿入固定工程では、前記注入用プラグの前記軸部を前記注入孔にねじ込むことで、前記注入孔の開口部の周囲の前記コンクリート母材と前記頭部との間に挟み込んだ前記パッキンを圧縮してその軸線方向の少なくとも一部の側周を拡径させることを特徴とするコンクリート母材補修工法。 - 請求項3に記載のコンクリート母材補修工法において、
前記注入孔形成工程の前に、前記コンクリート母材表面に露呈するひび割れ部を封止材を用いて封止するひび割れ端部封止工程をさらに有し、
前記注入孔形成工程は、前記封止材を貫通する前記注入孔を形成する作業と、前記封止材の前記注入孔の周囲に位置する部分を除去して、前記パッキンが当接される平坦な底面が前記封止材あるいは前記コンクリート母材に設けられた座繰り凹部を形成する作業とを含むことを特徴とするコンクリート母材補修工法。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンクリート母材補修工法において、
前記注入用プラグは、前記軸部と、前記軸部の後側に前記軸部に比べて太く形成された頭部とを有し、前記軸部にリング状のパッキンと山座金とが外挿され、前記山座金は、前記頭部と前記パッキンとの間にて、その軸線方向において径小側が前記頭部側、径大側が前記パッキン側に位置する向きで配置され、
前記プラグ挿入固定工程では、前記注入用プラグの前記軸部を前記注入孔にねじ込むことで、前記注入孔の開口部の周囲の前記コンクリート母材と前記山座金との間に挟み込んだ前記パッキンを圧縮し、かつ前記山座金を平板状に変形させることを特徴とするコンクリート母材補修工法。 - 請求項1又は2に記載のコンクリート母材補修工法において、
前記注入用プラグは、前記軸部と、前記軸部の後側に前記軸部に比べて太く形成された頭部とを有し、前記注入用プラグは、前記軸部と、前記軸部の後側に前記軸部に比べて太く形成された頭部とを有し、前記軸部にリング状の一対のパッキンと山座金とが外挿され、前記山座金は、ドーム状に形成され径方向中央部の開口部の周囲を頂部とするドーム状本体を有し、前記ドーム状本体の軸線方向において前記頂部が前記軸部の前端側、前記頂部とは反対の径大側が前記頭部側に位置する向きで前記一対のパッキンの間に配置され、かつ前記開口部の内周と前記軸部外周との間に確保されたクリアランスによって前記軸部に遊挿され、
前記プラグ挿入固定工程では、前記注入用プラグの前記軸部を前記注入孔にねじ込むことで、前記注入孔の開口部の周囲の前記コンクリート母材と前記頭部との間に挟み込んだ前記一対のパッキンと前記山座金とに、前記山座金の前記ドーム状本体のドーム状を保つ範囲で圧縮力を作用させることを特徴とするコンクリート母材補修工法。 - コンクリート母材への穿孔に用いられる穿孔工具であって、
主孔部形成用ビットと、前記主孔部形成用ビットの後端部を収納固定するホルダ筒部材と、前記ホルダ筒部材の前記主孔部形成用ビットとは反対の後側に脱着可能に取り付けられ前記主孔部形成用ビットに同軸に設けられたシャンクとを有し、
前記ホルダ筒部材は、前記シャンクが取り付けられた後筒部と、前記後筒部の前端部の側周に突出されたフランジ部と、前記フランジ部の内周部から前側に前記後筒部と同軸に突出され前記主孔部形成用ビットに外挿された前筒部と、前記前筒部の前端に突設された拡張孔用刃体とを有し、
主孔部形成用ビットは前記前筒部内側から前記拡張孔用刃体よりも前側へ突出されていることを特徴とする穿孔工具。 - 請求項2に係る請求項4に記載のコンクリート母材補修工法において、
前記注入孔形成工程にて、請求項7に記載の穿孔工具を前記注入孔の形成に用い、前記穿孔工具を回転させ、前記主孔部形成用ビットによって前記主孔部を、前記拡張孔用刃体によって前記拡張孔を形成することを特徴とするコンクリート母材補修工法。 - 請求項8に記載のコンクリート母材補修工法において、
前記穿孔工具は前記フランジ部の前面側に突設され前記主孔部形成用ビットの径方向に延在する座繰り用刃体を有し、
前記注入孔形成工程にて、前記座繰り用刃体によって前記座繰り凹部を形成することを特徴とするコンクリート母材補修工法。 - コンクリート母材にその表面側から延在形成された注入孔の前記コンクリート母材表面側の端部に挿入されて、前記注入孔への硬化性の液状充填材の注入に用いられる注入用プラグであって、
前記注入孔にねじ込んで前記コンクリート母材に定着させるためのねじ山が形成された軸部を有し、前記通液孔は前記注入用プラグの前記注入孔にねじ込まれる先端側とは反対の後側に開口する入口側開口から前記軸部の側周に開口する出口側開口にわたって延在する前記通液孔が形成されていることを特徴とする注入用プラグ。 - 請求項10に記載の注入用プラグと、前記注入用プラグの前記軸部に外挿されたリング状のパッキンとを有し、
前記注入用プラグは、前記軸部と、前記軸部の後側に前記軸部に比べて太く形成された頭部とを有し、
前記パッキンは、前記注入用プラグの前記軸部の前記注入孔へのねじ込みによって、前記注入孔の開口部の周囲の前記コンクリート母材と前記頭部との間に配置されて、前記頭部側から前記コンクリート母材に向かって押圧されることを特徴とする注入用ユニット。 - 請求項10に記載の注入用プラグと、前記注入用プラグの前記軸部に外挿されたリング状の一対のパッキンと、前記軸部に外挿され前記一対のパッキンの間に配置された山座金とを有し、
前記注入用プラグは、前記軸部と、前記軸部の後側に前記軸部に比べて太く形成された頭部とを有し、
前記山座金は、ドーム状に形成され径方向中央部の開口部の周囲を頂部とするドーム状本体を有し、前記ドーム状本体の軸線方向において前記頂部が前記軸部の前端側、前記頂部とは反対の径大側が前記頭部側に位置する向きで前記一対のパッキンの間に配置され、かつ前記開口部の内周と前記軸部外周との間に確保されたクリアランスによって前記軸部に遊挿され、
前記注入用プラグの前記軸部を前記注入孔にねじ込むことで、前記一対のパッキンと前記山座金とが前記注入孔の開口部の周囲の前記コンクリート母材と前記頭部との間に挟み込まれることを特徴とする注入用ユニット。
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