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JP2017119734A - 繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物 - Google Patents

繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物 Download PDF

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JP2017119734A JP2015255692A JP2015255692A JP2017119734A JP 2017119734 A JP2017119734 A JP 2017119734A JP 2015255692 A JP2015255692 A JP 2015255692A JP 2015255692 A JP2015255692 A JP 2015255692A JP 2017119734 A JP2017119734 A JP 2017119734A
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Abstract

【課題】とりわけ、手洗い洗浄中の繊維製品の感触に優れ、そして、食品由来の部分的に付着した油汚れに対する高洗浄力を有し、洗浄時の手肌のぬるつきが低減され、また、洗浄後の繊維製品に洗剤成分が残留しにくい、繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物を提供する。【解決手段】(a)界面活性剤5質量%以上50質量%以下、(b)水溶性無機炭酸塩、(c)水溶性無機ナトリウム塩(但し、(b)及び(d)に属するものを除く)、並びに(d)アルミノケイ酸塩、結晶性ケイ酸塩及びリン酸塩から選ばれる一種以上の無機金属イオン捕捉ビルダーを含有する繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物であり、(a)/(c)の質量比が0.1以上3以下であり、(b)/(c)の質量比が0以上0.3以下であり、(d)/(c)の質量比が0.001以上0.33以下であり、該洗浄剤組成物を、温度が20℃、硬度が10°dH、アルカリ度がCaCO3換算で100mg/L、pHが7.5の水を用いて、質量で200倍に希釈したときのpHが2.5以上9以下である、繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物、及び繊維製品の手洗い洗浄方法に関する。
繊維製品を手洗いする洗濯においては、一般的に洗濯用洗剤が用いられる。特にアジア地域においては、洗浄力、経済性の観点、文化的背景、洗濯意識などから、粉末洗剤を用いた手洗い洗濯が依然として広く行われている。また手洗い洗濯は、洗濯従事者自らの力で汚れの落ち具合を確認しながら洗浄できるため、繊維に付着した全体的な汚れだけでなく部分的な食べこぼし等の汚れを落とす洗浄にも適している。
しかし、手洗い洗濯中は、長時間洗濯液の中に手を入れているため、アルカリ成分や洗浄成分の影響で手にぬるつきを感じ、また洗濯後にも手の乾燥や洗浄成分の残留によるべたつきが発生するために不快感を伴う場合がある。
さらに、洗剤は低浴比且つ高濃度で使用されるため、繊維製品に対してアルミノケイ酸塩などの無機塩の溶け残りが生じたり、活性剤の過剰吸着が発生してしまうことから、残留性の低い洗濯液での洗浄が望まれている。
特許文献1には、特定のアニオン性界面活性剤、クエン酸等のカルボン酸、及び無機硫酸塩及び/又は無機ハロゲン化合物を含有し、無機炭酸塩の含有量が10質量%以下である、手洗い時の感触に優れた粉末洗浄剤組成物が開示されている。
特許文献2には、アルミノケイ酸塩の配合量が少なく炭酸ナトリウム及び硫酸ナトリウムを配合し、衣類のエリ袖の汚れに対して優れた洗浄力を発揮する粉末洗剤が開示されている。
特許文献3には、アルミノケイ酸塩、炭酸ナトリウム及び硫酸ナトリウムを配合し、溶解性に優れる粉末洗剤が開示されている。
特許文献4には、洗濯洗剤、特に、洗濯機の洗浄水内で6前後のpHを提供することができるアルミノケイ酸塩が配合されていない液体洗剤が、汚れ落ちに優れ衣料に洗剤成分が残留しないことが開示されている。
特開2015−143329号公報 特開2014−141639号公報 国際公開2005−078058号 特表2015−508445号公報
特許文献1は、所定のアニオン性界面活性剤、所定のカルボン酸、及び所定の無機化合物を用いることに加えて、水で希釈された後の洗浄pHの条件や酵素造粒物の含有量を規定することで、手肌に優しく洗浄後の対象物にぬるつきが残留しにくい粉末洗浄剤組成物を得たものである。特許文献1には、手洗い作業中の繊維製品の感触を向上することについては言及されていない。
特許文献2及び3は、アルカリ成分を多量に含んでいるため洗浄力に優れるが、アジア地域での手洗い洗濯において、手洗い作業時に更に快適さを与える観点の改善の余地があった。
特許文献4の洗剤組成物は液体状態であり、洗濯機で使用することが想定されている。しかし、アジア地域での手洗い洗濯者は粉末洗剤の使用者が多いため、使用感に関して改善の余地があった。また、手の不快感や部分汚れに対する洗浄力は、洗浄時のpH、並びに界面活性剤の濃度によって大きく影響されるが、特許文献4では、組成物の手への影響に関しての開示は不十分であった。
本発明は、とりわけ、手洗い洗浄中の繊維製品の感触に優れ、そして、食品由来の部分的に付着した油汚れに対する高洗浄力を有し、洗浄時の手肌のぬるつきが低減され、また、洗浄後の繊維製品に洗剤成分が残留しにくい、繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物、及び繊維製品の手洗い洗浄方法を提供する。
本発明は、(a)界面活性剤5質量%以上50質量%以下、(b)水溶性無機炭酸塩、(c)水溶性無機ナトリウム塩(但し、(b)及び(d)に属するものを除く)、並びに(d)アルミノケイ酸塩、結晶性ケイ酸塩及びリン酸塩から選ばれる一種以上の無機金属イオン捕捉ビルダーを含有する繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物であり、
(a)/(c)の質量比が0.1以上3以下であり、
(b)/(c)の質量比が0以上0.3以下であり、
(d)/(c)の質量比が0.001以上0.33以下であり、
該洗浄剤組成物を、温度が20℃、硬度が10°dH、アルカリ度がCaCO換算で100mg/L、pHが7.5の水を用いて、質量で200倍に希釈したときのpHが2.5以上9以下である、
繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物に関する。
また、本発明は、下記工程を有する繊維製品の手洗い洗浄方法に関する。
<工程1>
(a)界面活性剤5質量%以上50質量%以下、(b)水溶性無機炭酸塩、(c)水溶性無機ナトリウム塩(但し、(b)及び(d)に属するものを除く)、(d)アルミノケイ酸塩、結晶性ケイ酸塩及びリン酸塩から選ばれる一種以上の無機多価金属イオン捕捉ビルダーを含有し、(a)/(c)の質量比が0.1以上3以下であり、(b)/(c)の質量比が0以上0.3以下であり、(d)/(c)の質量比が0.001以上0.33以下である繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物と、水とを混合して、繊維製品の手洗い用洗浄液を調製する工程。
<工程2>
工程1で調製された繊維製品の手洗い用洗浄液で、繊維製品を手洗い洗浄する工程。
以下、(a)界面活性剤を(a)成分、(b)水溶性無機炭酸塩を(b)成分、(c)水溶性無機ナトリウム塩(但し、(b)及び(d)に属するものを除く)を(c)成分、(d)アルミノケイ酸塩、結晶性ケイ酸塩及びリン酸塩から選ばれる一種以上の無機金属イオン捕捉ビルダーを(d)成分として説明する。
本発明によれば、とりわけ繊維製品を手洗いする際の繊維の感触に優れ、そして、水への溶解性に優れ、食品由来の油汚れに対する高洗浄力を有し、手肌への快適さに優れ、また、洗浄後の繊維製品に洗剤成分が残留しにくい、繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物が提供される。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、繊維製品の洗濯においては、アルミノケイ酸塩を低濃度で使用し、無機塩の使用比率を限定することで、手洗い時の繊維の感触に優れ、洗剤成分の残留を少なくすることができる。また、食品由来の油汚れに対して高い洗浄力を有する。本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、手肌への快適さを向上できる。
<繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物>
〔(a)成分〕
(a)成分は、界面活性剤である。(a)成分は、繊維製品に付着した汚れを洗浄する作用を有するが、手洗い作業の快適さ、又は手洗い洗浄時の繊維製品感触の快適さが低下する場合がある。
界面活性剤としては、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤が挙げられる。
陰イオン界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩及び脂肪酸塩から選ばれる1種以上の陰イオン界面活性剤が挙げられる。アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩及びポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩から選ばれる1種以上の陰イオン界面活性剤が挙げられる。陰イオン界面活性剤中のアルキル基の炭素数は、洗浄力の向上の観点から、好ましくは8以上、より好ましくは10以上、より好ましくは12以上であり、そして、好ましくは18以下、より好ましくは16以下、より好ましくは14以下である。また、オキシアルキレン基は、好ましくはエチレンオキシ基である。その平均付加モル数は、洗浄力の向上の観点から、好ましくは0.5以上、より好ましくは1以上であり、そして、好ましくは10以下、より好ましくは5以下である。陰イオン界面活性剤の塩は、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩が好ましい。
陰イオン界面活性剤としては、下記(a1)及び(a2)から選ばれる1種以上の陰イオン界面活性剤、更にこれらの組み合わせが挙げられる。
(a1):アルキル基の炭素数が10以上16以下、エチレンオキシド平均付加モル数が1以上5以下のポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩、及びアルキル基の炭素数が10以上16以下のアルキルベンゼンスルホン酸塩から選ばれる1種以上の界面活性剤
(a2):アルキル基の炭素数が10以上16以下のアルキル硫酸エステル塩から選ばれる1種以上の界面活性剤
(a1)と(a2)とを用いる場合、(a1)の含有量と(a2)の含有量との質量比である、(a2)/(a1)の質量比は、手洗い作業の快適さ又は手洗い洗浄時の繊維製品の感触の快適さが更に向上する観点から、好ましくは0.05以上、より好ましくは0.1以上、更に好ましくは0.15以上、更に好ましくは0.20以上、更に好ましくは0.25以上であり、そして、汚れの洗浄性が更に向上する観点から、好ましくは5以下、より好ましくは4以下、より好ましくは3以下、より好ましくは2以下、より好ましくは1.5以下、更に好ましくは1.2以下、更により好ましくは1.0以下である。
硬水中での洗浄力の向上の観点から、陰イオン界面活性剤中、(a1)と(a2)の合計の割合は、好ましくは60質量%以上、より好ましくは70質量%以上、より好ましくは80質量%以上、そして、好ましくは100質量%以下である、又は、100質量%である。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、手洗い作業の快適さが更に向上する観点、又は繊維製品を手洗いする際の繊維の感触が更に向上する観点から、(a)成分として、前記(a1)及び(a2)を含有することが好ましい。
また、本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、(a)成分として、(a1)のアルキル基の炭素数が10以上16以下、エチレンオキシド平均付加モル数が1以上5以下のポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩、及びアルキル基の炭素数が10以上16以下のアルキルベンゼンスルホン酸塩の両方と、(a2)のアルキル基の炭素数が10以上16以下のアルキル硫酸エステル塩とを含有することが洗浄力の向上の観点から好ましい。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、手洗い作業の快適さの改善効果、又は繊維製品を手洗いする際の繊維の感触の改善効果が実感しやすい点で、(a)成分中、(a1)と(a2)の合計の割合が、好ましくは50質量%以上、より好ましくは60質量%以上、更に好ましくは70質量%以上、そして、好ましくは100質量%以下である。または、100質量%である。
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド又はそのアルキレンオキシド付加物、アルキルグリコシド、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、グリセリルモノエーテル等が挙げられる。非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルが好ましく、アルキル基の炭素数が10以上20以下であり、エチレンオキシ基の平均付加モル数が5以上50以下であるポリオキシアルキレンアルキルエーテルがより好ましい。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとしては、具体的には、下記一般式(1)の化合物が挙げられる。
−O[(EO)/(PO)]−H (1)
〔式中、Rは炭素数10以上、好ましくは12以上、そして、18以下、好ましくは16以下、より好ましくは14以下のアルキル基又はアルケニル基を示す。EOはエチレンオキシ基、POはプロピレンオキシ基である。pは平均付加モル数であり0以上30以下の数、qは平均付加モル数であり0以上10以下の数を示し、a及びbの両者が0の場合を除く。EOとPOはランダム重合でもブロック重合でもいずれでもよい。“/”は、EOとPOとの結合がランダムでもブロックでもよいことを示す記号である。〕
一般式(1)中、Rは、直鎖又は分岐鎖である。R−Oにおいて、Rの酸素原子(O)と結合する炭素原子は1級であることが好ましい。
一般式(1)中、pの平均付加モル数は、好ましくは5以上、より好ましくは7以上、更に好ましくは8以上、そして、好ましくは30以下、より好ましくは27以下、更に好ましくは23以下である。
また、一般式(1)中、qの平均付加モル数は、0以上、そして、好ましくは10以下、より好ましくは5以下、更に好ましくは3以下である。また、一般式(1)においては、EOとPOとはランダム共重合体又はブロック共重合体のいずれの形態で配列されていてもよい。
一般式(1)中のqが0の場合は、当該化合物は下記一般式(1’)で表され、R、EO、pの定義は一般式(1)と同じであり、好ましい態様も一般式(1)と同じである。
−O(EO)−H (1’)
〔式中、Rは炭素数10以上、好ましくは12以上、そして、18以下、好ましくは16以下、より好ましくは14以下のアルキル基又はアルケニル基を示す。EOはエチレンオキシ基である。pは平均付加モル数であり0以上30以下の数である。〕
陽イオン界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、第4級アンモニウム型界面活性剤又は3級アミン型界面活性剤が挙げられ、更にはエーテル結合、オキシアルキレン基、エステル基、又はアミド基で分断されていてもよい炭素数6以上22以下の炭化水素基を1つ有する第4級アンモニウム型界面活性剤又は3級アミン型界面活性剤が挙げられる。
両性界面活性剤としては、特に限定されるものではないが、例えば炭素数8以上18以下のアルキル基を有するアルキルアミンオキシド、カルボベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン、アミドスルホベタイン、イミダゾリニウムベタイン、ホスホベタイン等が挙げられる。泡立ちの観点から、スルホベタイン、アミドベタイン及びカルボベタインからなる群から選ばれる1種以上の両性界面活性剤が挙げられる。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、(a)成分として、陰イオン界面活性剤及び非イオン界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤を含有することが好ましく、陰イオン界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤を含有することがより好ましい。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物において、(a)成分中、陰イオン界面活性剤の割合は、好ましくは60質量%以上、より好ましくは70質量%以上、そして、好ましくは100質量%以下である。又は100質量%であっても良い。
〔(b)成分〕
(b)成分は、水溶性無機炭酸塩である。水溶性無機炭酸塩は1種以上を使用できる。(b)成分について、「水溶性」とは、25℃の水100gに、10g以上溶解することをいう。
(b)成分としては、アルカリ金属炭酸塩、及びアルカリ金属炭酸水素塩から選ばれる1種以上の化合物が挙げられる。更に、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、及び炭酸水素カリウムから選ばれる1種以上の化合物が挙げられる。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、(b)成分として、アルカリ金属炭酸塩から選ばれる1種以上の化合物を含有することが、本発明の繊維製品の固形洗浄剤組成物の衣類への残留性が低い点で好ましい。
〔(c)成分〕
(c)成分は、水溶性無機ナトリウム塩(但し、(b)及び(d)に属するものを除く)である。(c)成分は、固形洗浄剤組成物の形態をなすための骨格として使用される。一方で、手洗い作業の快適さを低下させる場合がある。水溶性無機ナトリウム塩(但し、(a)成分を除く)は1種以上を使用できる。(c)成分について、「水溶性」とは、25℃の水100gに、10g以上溶解することをいう。
(c)成分としては、硫酸ナトリウム、及びナトリウムハロゲン化物から選ばれる1種以上の化合物が挙げられる。更に、硫酸ナトリウム、及び塩化ナトリウムから選ばれる1種以上の化合物が挙げられる。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、(c)成分として、硫酸ナトリウムを含有することが好ましい。
〔(d)成分〕
(d)成分は、アルミノケイ酸塩、結晶性ケイ酸塩及びリン酸塩から選ばれる一種以上の無機多価金属イオン捕捉ビルダーである。(d)成分と(c)成分に対して、少量の特定量比で使用することで、手洗い作業の快適さ又は手洗い洗浄時の繊維製品の快適さをより向上することができる。
アルミノケイ酸塩としては、一般式(M,MII 1/2(AlSi2(m+n))・xHOで表される化合物が挙げられる。式中、Mはナトリウム、カリウム又はリチウムであり、MIIはカルシウム、マグネシウム、又はバリウムであり、m、nはそれぞれ整数であり、n≧mである。
は好ましくはナトリウム、カリウムであり、より好ましくはナトリウムである。
IIは好ましくはマグネシウム、カルシウムであり、より好ましくはマグネシウムである。
アルミノケイ酸塩としては、例えばゼオライトA型、ゼオライトP型、フェリエライト、モルデナイトなどが挙げられるが、好ましくはゼオライトA型である。
結晶性ケイ酸塩としては、一般式[ O・SiO]で表される化合物が挙げられる。式中、Mは、ナトリウム、カリウム、又はリチウムであり、好ましくはナトリウムである。結晶性ケイ酸塩としては、オルトケイ酸、メタケイ酸、メタ二ケイ酸及びこれらの金属塩から選ばれる化合物が挙げられる。
リン酸塩としては、オルソリン酸塩、ピロリン酸塩、トリポリリン酸塩、テトラリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩などが挙げられる。好ましくは、オルソリン酸塩、ピロリン酸塩、及びトリポリリン酸塩から選ばれるリン酸塩であり、最も好ましくはトリポリリン酸塩である。金属イオンとしては、ナトリウム、カリウム、リチウムなどが得られるが、好ましくはナトリウムである。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、手洗い作業の快適さ又は手洗い洗浄時の繊維製品の快適さをより向上する観点から、(d)成分として、アルミノケイ酸塩から選ばれる1種以上の化合物を含有することが好ましい。
〔組成、その他の成分等〕
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、洗浄力の向上の点で(a)成分を5質量以上、好ましくは8質量%以上、より好ましくは10質量%以上、そして、洗浄時の手肌のぬるつきが低減される点で50質量%以下、好ましくは40質量%以下、より好ましくは30質量%以下含有する。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、手洗い洗浄時の繊維製品の快適さがより向上の観点から、(d)成分を好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、そして、好ましくは15質量%以下、より好ましくは10質量%以下、更に好ましくは5質量%以下含有する。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、(a)成分の含有量と(c)成分の含有量の質量比である、(a)/(c)の質量比が0.1以上3以下である。(a)/(c)の質量比は、洗浄力の向上の観点から、0.1以上、好ましくは0.15以上、より好ましくは0.20以上であり、手肌の快適さの向上、又は手洗い洗浄中の繊維製品感触の快適さの向上の観点から、3以下、好ましくは2.0以下、より好ましくは1.0以下、更に好ましくは0.90以下である。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、(b)成分の含有量と(c)成分の含有量の質量比である、(b)/(c)の質量比が0以上0.3以下である。(b)/(c)の質量比は、繊維製品への残留抑制の観点から、好ましくは0.01以上、より好ましくは0.020以上、更に好ましくは0.030以上である。そして、手洗い作業の快適さの向上の点から0.3以下、好ましくは0.2以下、より好ましくは0.10以下、更により好ましくは0.050以下、更により好ましくは0.040以下である。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、(d)成分の含有量と(c)成分の含有量の質量比である、(d)/(c)の質量比が0.001以上0.33以下である。(d)/(c)の質量比は、洗浄力をより向上する観点、手洗い作業の快適さをより向上する観点、又は繊維の快適さをより向上する観点から、好ましくは0.0020以上、より好ましくは0.0030以上、そして、洗浄後の繊維製品に洗剤成分がより残留しにくくなる観点、手洗い作業の快適さをより向上する観点、又は繊維の快適さをより向上する観点で、好ましくは0.1以下、より好ましくは0.070以下である。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物の「固形」とは、繊維製品用の手洗い用洗浄剤組成物の性状が、粉末状、粒状、スラリー状及びペースト状から選ばれる状態であることを表す。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、(e)第一酸解離定数が1以上5以下であり、最大酸解離定数が7以下であり、分子量が46以上5,000以下であるカルボン酸〔以下、(e)成分という〕を含有することが、手洗い作業の快適さがより向上する観点から好ましい。
(e)成分の最大酸解離定数(pKamax)とは、水中、20℃での酸解離定数のうち、塩として中和されていない状態のカルボキシル基において、分子内の置換基の中で最も高いpKaを示すものを指す。水道水はアルカリ度の影響により、通常、pHが7.0を超えており、且つ緩衝能のために酸性成分を添加してもpHが低下しにくい水である。このような水に対して、pKamaxが7以下の化合物を加えることで、pHを効果的に低下させることができる。例えばクエン酸の場合、20℃における第一酸解離定数(pKa1)が3.1、第二酸解離定数(pKa2)が4.8、第三酸解離定数(pKa3)が6.4であるため、pKamaxは6.4となり、クエン酸1ナトリウムの場合、20℃におけるpKa1が4.8、pKa2が6.4であり、pKa3に由来するカルボキシル基はナトリウム塩となっているため無視できる。したがってpKamaxはpKa2の6.4となる。(e)成分は、洗浄時のpHを効率的に低下させる観点から、pKamaxは7以下であり、好ましくは6.8以下、より好ましくは6.6以下である。そして、好ましくは1以上、より好ましくは2以上である。
また、(e)成分は、固形の組成物に配合されて用いられる場合の洗浄時の溶解性の観点から、分子量は5,000以下であり、好ましくは3,000以下、より好ましくは1,000以下、より好ましくは500以下、より好ましくは250以下である。また、(e)成分は、基剤の安全性や臭いの観点から、分子量は46以上であり、好ましくは80以上、より好ましくは100以上である。
さらに、(e)成分は、固形洗浄剤組成物の製造及び保存安定性の観点から、20℃の水100gに対する溶解度が、好ましくは0.2g以上、より好ましくは1g以上、より好ましくは5g以上、より好ましくは10g以上、より好ましくは30g以上、より好ましくは50g以上であり、そして、好ましくは500g以下、より好ましくは300g以下である。
(e)成分としては、例えばクエン酸(pKa1:3.1、pKamax:6.4、分子量:192.1、20℃の水100gに対する溶解度73g)、マロン酸(pKa1:2.9、pKamax:5.7、分子量:104.1、20℃の水100gに対する溶解度139g)、マレイン酸(pKa1:1.9、pKamax:6.6、分子量:116.1、20℃の水100gに対する溶解度78g)、フマル酸(pKa1:3.0、pKamax:4.5、分子量:116.1、20℃の水100gに対する溶解度0.6g)、ギ酸(pKa1:3.8、pKamax:3.8、分子量:46.0)、シュウ酸(pKa1:1.3、pKamax:4.3、分子量:90.0、20℃の水100gに対する溶解度10g)、プロピオン酸(pKa1:4.9、pKamax:4.9、分子量:74.1)、乳酸(pKa1:3.8、pKamax:3.8、分子量:90.1、20℃の水100gに対する溶解度88g)、酢酸(pKa1:4.6、pKamax:4.6、分子量:60.1)、リンゴ酸(pKa1:3.4、pKamax:5.1、分子量:134.1、20℃の水100gに対する溶解度56g)、酒石酸(pKa1:3.2、pKamax:4.8、分子量:150.1、20℃の水100gに対する溶解度21g)、コハク酸(pKa1:4.2、pKamax:5.6、分子量:118.1、20℃の水100gに対する溶解度5.8g)、グリコール酸(pKa1:3.8、pKamax:3.8、分子量:76.1、20℃の水100gに対する溶解度10g)、安息香酸(pKa1:4.2、pKamax:4.2、分子量:122.1、20℃の水100gに対する溶解度0.3g)、サリチル酸(pKa1:2.8、pKamax:2.8、分子量:138.1、20℃の水100gに対する溶解度0.2g)、フタル酸(pKa1:2.9、pKamax:5.1、分子量:166.1、20℃の水100gに対する溶解度0.7g)、1,2,3−ベンゼントリカルボン酸(pKa1:2.8、pKamax:5.9、分子量:210.1、20℃の水100gに対する溶解度1.5g)、1,2,4,5−ベンゼンテトラカルボン酸(ピロメリット酸、pKa1:1.9、pKamax:5.6、分子量:254.2、20℃の水100gに対する溶解度1.5g)、及びこれらの塩から選ばれるカルボン酸が挙げられる。
(e)成分としては、クエン酸、マロン酸、マレイン酸、フマル酸、ギ酸、シュウ酸、プロピオン酸、乳酸、酢酸、リンゴ酸、酒石酸、コハク酸、グリコール酸、安息香酸、サリチル酸、フタル酸、1,2,3−ベンゼントリカルボン酸、1,2,4,5−ベンゼンテトラカルボン酸及びこれらの塩から選ばれるカルボン酸が好ましく、クエン酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、リンゴ酸、1,2,3−ベンゼントリカルボン酸、1,2,4,5−ベンゼンテトラカルボン酸、及びこれらの塩から選ばれるカルボン酸がより好ましく、クエン酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、1,2,3−ベンゼントリカルボン酸、1,2,4,5−ベンゼンテトラカルボン酸、及びこれらの塩から選ばれるカルボン酸がより好ましい。塩は、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩が好ましい。(e)成分は、水和物であっても無水物であっても良い。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、(e)成分を、好ましくは1質量%以上、より好ましくは3質量%以上、更に好ましくは5質量%以上、そして、好ましくは10質量%以下含有する。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物が(e)成分を含有する場合、(b)成分の含有量と(e)成分の含有量の質量比である、(b)/(e)の質量比は、好ましくは0以上、より好ましくは0.1以上、更に好ましくは0.2以上、そして、好ましくは1.5以下、より好ましくは1.4以下、更に好ましくは1.2以下である。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、手洗い作業の快適さの向上の観点から、該洗浄剤組成物を、温度が20℃、硬度が10°dH、アルカリ度がCaCO換算で100mg/L、pHが7.5の水を用いて、質量で200倍に希釈したときのpHが2.5以上、好ましくは2.6以上、より好ましくは2.8以上、更に好ましくは3.0以上、より更に好ましくは3.2以上、より更に好ましくは3.4以上、より更に好ましくは3.6以上、より更に好ましくは3.8以上、より更に好ましくは4.0以上であり、そして、手洗い作業の快適さの向上の観点又は食品由来の油汚れに対する洗浄力の向上の観点から、9以下、好ましくは8.0以下、より好ましくは7.9以下、更に好ましくは7.8以下、より更に好ましくは7.6以下、より更に好ましくは7.5以下である。
前記pHに関して、前記洗浄剤組成物の希釈に使用する水は、次のように調製する(以下、同様)。塩化カルシウム・2水和物78.50g及び塩化マグネシウム・6水和物73.58gを1Lのイオン交換水で溶解させた濃厚原液を調製する。この濃厚原液は、硬度成分がカルシウム/マグネシウム=6/4(モル比)である。得られた濃厚原液を、アルカリ度100mg/L(CaCO換算)、pH7.5の希釈用水で希釈し、10゜dHに調整して、前記洗浄剤組成物の希釈に用いる水とする。なお、濃厚原液を希釈する前記希釈用水は、イオン交換水に炭酸水素ナトリウムを添加してアルカリ度を調整し、塩酸を添加してpHを調整して得る。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物には、洗浄性能、手に対する感触及び使用時のpHに大きく影響を与えない範囲で、洗浄剤の成分として公知の成分を配合することができる。具体的には、漂白剤(過ホウ酸塩、漂白活性化剤等)、再汚染防止剤、柔軟化剤(ベントナイト等)、還元剤、蛍光増白剤、抑泡剤(シリコーン等)、香料、酵素(セルラーゼ、プロテアーゼ、ペプチナーゼ、リパーゼ、デキストラナーゼ、アミラーゼ等)、着色剤等が挙げられる。
本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物を用いた洗浄方法として、本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物と水とを混合して得られる、繊維製品の手洗い用洗浄液を用いて、食品由来の油汚れが付着した衣料を洗浄する、衣料の洗浄方法が挙げられる。本発明の洗浄方法は、洗浄後の衣料又は食器を水ですすぐ工程を有することができる。
洗浄に使用される水は、地質の影響や微生物の存在により、炭酸、炭酸イオン、炭酸水素イオンを含有することが知られており、これらのイオン量の指標としてアルカリ度が用いられている。水中での炭酸イオンと炭酸水素イオンのpKaはそれぞれ10.3及び6.3(20℃)であることから、pH10.3並びに6.3近傍でpH緩衝能を持つため、洗浄液のpHが各pKaに近づくと少量の酸成分やアルカリ成分ではpHの変化が起きにくくなる。
一般的な洗浄に使用される水のpHが6〜8であることを考慮すると、アルカリ度の主因子は炭酸水素イオンであり、洗浄pHを水よりも低下させる場合にpH6.3付近で緩衝作用を発現する。アジア地域におけるアルカリ度は総じて高く、50〜200mg/Lであるため、酸性成分を添加してもpHが変化しにくい水である。
前記繊維製品の手洗い用洗浄液の調製には、例えば、アルカリ度10mg/L以上300mg/L以下、硬度1゜dH以上50゜dH以下の水を用いることができる。本発明におけるアルカリ度とは、炭酸、炭酸イオン、炭酸水素イオンの総量を炭酸カルシウム(CaCO換算)の質量に換算した値であり、単位はmg/Lである。
また、洗浄に使用される水には、一般的にカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどの硬度成分が含まれており、洗浄力やすすぎ性に影響を与える。洗浄に使用される水の硬度は、洗浄に使用される水のpHを下げる観点から、1°dH以上、更に2°dH以上、更に3°dH以上、更に5°dH以上であっても使用できる。一方、水の硬度は、洗浄力の観点から50°dH以下、好ましくは40°dH以下、より好ましくは30°dH以下、より好ましくは25°dH以下である。
前記繊維製品の手洗い用洗浄液は、(a)成分を5質量%以上50質量%以下、(b)成分、(c)成分、(d)成分を含有し、(a)/(c)の質量比が0.1以上3以下であり、(b)/(c)の質量比が0以上0.3以下であり、(d)/(c)の質量比が0.001以上0.33以下である繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物と、水とを混合して調製することができる。この場合、組成物と混合する水のアルカリ度は10mgL以上300mg/L以下から選択できる。また、組成物と混合する水の硬度は1゜dH以上50゜dH以下から選択できる。よって、組成物と混合する水は、アルカリ度10mg/L以上300mg/L以下、硬度1゜dH以上50゜dH以下の水が挙げられる。
また、前記手洗い用洗浄液のpHは、手洗い作業の快適さの向上の観点、又は食べ物汚れの洗浄性の向上の観点から、好ましくは2.5以上、より好ましくは2.6以上、更に好ましくは2.8以上、より更に好ましくは3.0以上、より更に好ましくは3.2以上、より更に好ましくは3.4以上、より更に好ましくは3.6以上、より更に好ましくは3.8以上、より更に好ましくは4.0以上であり、そして、好ましくは9以下、より好ましくは8.0以下、更に好ましくは7.9以下、より更に好ましくは7.8以下、より更に好ましくは7.6以下、より更に好ましくは7.5以下である。このpHは、洗浄を行う環境の温度でのpHであり、20℃でのpHであってもよい。
<繊維製品の手洗い洗浄方法>
本発明は、下記工程を有する繊維製品の手洗い洗浄方法を提供する。この洗浄方法には、(a)成分、(b)成分、(c)成分、(d)成分の好ましい例、各成分の含有量、質量比など、繊維製品の手洗い用洗浄液で述べた事項を適宜適用することができる。
<工程1>
(a)界面活性剤5質量%以上50質量%以下、(b)水溶性無機炭酸塩、(c)水溶性無機ナトリウム塩(但し、(b)及び(d)に属するものを除く)、(d)アルミノケイ酸塩、結晶性ケイ酸塩及びリン酸塩から選ばれる一種以上の無機多価金属イオン捕捉ビルダーを含有し、(a)/(c)の質量比が0.1以上3以下であり、(b)/(c)の質量比が0以上0.3以下であり、(d)/(c)の質量比が0.001以上0.33以下である繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物と、水とを混合して、繊維製品の手洗い用洗浄液を調製する工程。
<工程2>
工程1で調製された繊維製品の手洗い用洗浄液で、繊維製品を手洗い洗浄する工程。
工程1で用いる繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、本発明の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物が好ましい。従って、工程1の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物が、該洗浄剤組成物を20℃、硬度が10°dH、アルカリ度がCaCO換算で100mg/L、pH7.5の水を用いて、質量で200倍に希釈したときのpHが2.5以上9以下であることが好ましい。
工程1で用いる繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、(a)として、下記(a1)及び(a2)を含有することが好ましい。
(a1):アルキル基の炭素数が10以上16以下、エチレンオキシド平均付加モル数が1以上3以下のポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩、及びアルキル基の炭素数が10以上16以下のアルキルベンゼンスルホン酸塩から選ばれる1種以上の界面活性剤
(a2):アルキル基の炭素数が10以上16以下のアルキル硫酸エステル塩から選ばれる1種以上の界面活性剤
工程1で用いる繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物が(a)として前記(a1)及び(a2)を含有する場合、(a1)の含有量と(a2)の含有量との質量比である、(a2)/(a1)の質量比は、手洗い作業の快適さ又は手洗い洗浄時の繊維製品の感触の快適さが更に向上する観点から、好ましくは0.05以上、より好ましくは0.1以上、更に好ましくは0.15以上、更に好ましくは0.20以上、更に好ましくは0.25以上であり、そして、汚れの洗浄性が更に向上する観点から、好ましくは5以下、より好ましくは4以下、より好ましくは3以下、より好ましくは2以下、より好ましくは1.5以下、更に好ましくは1.2以下、更により好ましくは1.0以下である。
工程1の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物は、(e)第一酸解離定数が1以上5以下であり、最大酸解離定数が7以下であり、分子量が46以上5,000以下であるカルボン酸を含有し、前記繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物における(b)/(e)の質量比が0以上1.5以下であり、工程1の繊維製品の手洗い用洗浄液が(e)を20ppm以上4000ppm以下、含有することが好ましい。(e)は、繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物の(e)成分である。
(e)成分は、クエン酸、マロン酸、マレイン酸、フマル酸、ギ酸、シュウ酸、プロピオン酸、乳酸、酢酸、リンゴ酸、酒石酸、コハク酸、グリコール酸、安息香酸、サリチル酸、フタル酸、1,2,3−ベンゼントリカルボン酸、及び1,2,4,5−ベンゼンテトラカルボン酸から選ばれる1種以上のカルボン酸又はその塩が好ましい。
工程1で繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物と混合する水のアルカリ度は、10mgL以上300mg/L以下から選択できる。
また、工程1で繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物と混合する水の硬度は、1゜dH以上50゜dH以下から選択できる。
よって、工程1で繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物と混合する水は、アルカリ度10mg/L以上300mg/L以下、硬度1゜dH以上50゜dH以下の水が挙げられる。
また、工程1の繊維製品の手洗い用洗浄液のpHは、好ましくは2.5以上、より好ましくは2.6以上、更に好ましくは2.8以上、より更に好ましくは3.0以上、より更に好ましくは3.2以上、より更に好ましくは3.4以上、より更に好ましくは3.6以上、より更に好ましくは3.8以上、より更に好ましくは4.0以上であり、そして、好ましくは9以下、より好ましくは8.0以下、更に好ましくは7.9以下、より更に好ましくは7.8以下、より更に好ましくは7.6以下、より更に好ましくは7.5以下である。このpHは、工程1を行う環境の温度でのpHであり、20℃でのpHであってもよい。
工程2では、工程1で調製された繊維製品の手洗い用洗浄液で、繊維製品を手洗い洗浄する。
下記の配合成分及び表1の成分を用いて、固形洗浄剤組成物を圧密造粒法により調製した。固形洗浄剤組成物の形態は粉末であった。具体的には(b)成分、(c)成分、(d)成分並びに(e)成分をリボンミキサーで混合した後、(a)成分を噴霧し撹拌することで目的の組成物を得た。任意で、最終工程で前記以外の成分を混合撹拌して配合した。評価は下記の方法で行った。結果を表1に示す。
[1]pHの測定法
pHメーター(HORIBA製 pH/イオンメーター F−23)にpH測定用複合電極(HORIBA製 ガラス摺り合わせスリーブ型)を接続し、電源を投入した。pH電極内部液としては、飽和塩化カリウム水溶液(3.33モル/L)を使用した。
次に、pH4.01標準液(フタル酸塩標準液)、pH6.86(中性リン酸塩標準液)、pH9.18標準液(ホウ酸塩標準液)をそれぞれ100mLビーカーに充填し、25℃の恒温槽に30分間浸漬した。恒温に調整された標準液にpH測定用電極を3分間浸し、pH6.86→pH9.18→pH4.01の順に校正操作を行った。
硬度10゜dH、アルカリ度100mg/L(CaCO換算)、pH7.5、20℃の水を使用し、表1の固形洗浄剤組成物を5g/Lに希釈(質量で200倍希釈)し、その一部を100mLビーカーに充填し、20℃の恒温槽内にて20℃に調整した。恒温に調整された希釈液にpH測定用電極を3分間浸し、pHを測定した。結果を、200倍水希釈液のpHとして表に示した。
前記固形洗浄剤組成物の希釈に使用する水は、次のように調製した。塩化カルシウム・2水和物78.50g及び塩化マグネシウム・6水和物73.58gを1Lのイオン交換水で溶解させた濃厚原液を調製した。この濃厚原液は、硬度成分がカルシウム/マグネシウム=6/4(モル比)であった。得られた濃厚原液を、アルカリ度100mg/L(CaCO換算)、pH7.5の希釈用水で希釈し、10゜dHに調整して、前記洗浄剤組成物の希釈に用いる水とした。なお、濃厚原液を希釈する前記希釈用水は、イオン交換水に炭酸水素ナトリウムを添加してアルカリ度を調整し、塩酸を添加してpHを調整して得た。
[2]衣類残留性評価
表1に示す固形洗浄剤組成物を1g採取し、硬度10゜dH、アルカリ度100mg/L(CaCO換算)、pH7.5、20℃の水1Lを用いて、容量2Lのビーカー中で混合、溶解し洗浄液とした。その中に、乾燥時の質量を測定した肌着1枚を投入し、攪拌子として長さ5cmの棒状のマグネティックスターラーを用い、1分間800rpmで撹拌した。その後、肌着を取り出し、濯がずに2層式洗濯機で1分間脱水した後、25℃湿度50%下でハンガー干しにて一晩乾燥した。乾燥後、肌着の質量を測定し、下記式によって洗剤成分の衣類残存率を算出した。肌着はグンゼYG(丸首Tシャツ、Mサイズ、綿100%)を使用した。
衣類残留率(%)=[(試験後の肌着質量−試験前の肌着質量(g))/(試験前の肌着質量(g)]×100
[3]洗浄力の評価方法
硬度10゜dH、アルカリ度100mg/L(CaCO換算)、pH7.5、30℃の水3Lに対して、表に示す固形洗浄剤組成物15gをたらいの中で希釈溶解して洗浄液を調製した(工程1)。
その後、下記の通り調製したラー油汚染布5枚を縫い付けた肌着1枚、並びに浴比調整用の同じサイズの肌着2枚を、洗浄液に入れ、全体をかき混ぜた。浴比は8であった。肌着はグンゼYG(丸首Tシャツ、Mサイズ、綿100%)を使用した。その後、汚染布を均等に10分間手でこすり洗浄を行った(工程2)。
その後、固形洗浄剤組成物の希釈に用いた水と同様の水3Lで、2回すすいだ後、手で絞って脱水し、乾燥させた。
なお、洗浄及びすすぎに用いる水は、次のように調製した。塩化カルシウム・2水和物78.50g及び塩化マグネシウム・6水和物73.58gを1Lのイオン交換水で溶解させた濃厚原液を調製した。この濃厚原液は、硬度成分がカルシウム/マグネシウム=6/4(モル比)であった。得られた濃厚原液を、アルカリ度100mg/L(CaCO換算)、pH7.5の希釈用水で希釈し、10゜dHに調整して、洗浄及びすすぎに用いる水に用いる水とした。なお、濃厚原液を希釈する前記希釈用水は、イオン交換水に炭酸水素ナトリウムを添加してアルカリ度を調整し、塩酸を添加してpHを調整して得た。
下記の式により洗浄率を測定した。
洗浄率(%)=[(洗浄後の反射率−洗浄前の反射率)/(白布の反射率−洗浄前の反射率)]×100
白布は、ラー油汚染布の調製に用いた綿メリヤス布の未汚染状態の布である。
反射率は日本電色工業(株)製NDR−10DPで460nmフィルターを使用して測定した。
<ラー油汚染布の調製>
市販のS&Bラー油(エスビー食品(株)製、2013年6月購入)0.1mLを6cm×6cmの綿メリヤス布(綿ニット未シル、綿100%、谷頭商店)の上に均一に塗布し、温度25℃、湿度65RH%、15時間乾燥させた。これを試験に供した。
[4]手洗い作業の快適さの評価
上記[3]の「洗浄力の評価方法」での洗濯中及び洗濯後の手の感触により、手洗い作業の快適さを評価した。
具体的には、上記[3]の「洗浄力の評価方法」における、
(I)こすり洗浄中の手の感触、
(II)こすり洗浄、すすぎ及び脱水終了後に、別途用意したタオルによって手を拭いた直後の手の感触、及び
(III)前記タオルによって手を拭いた後2分後の手の感触、
の3つの時期を対象として快適さを評価した。10人のパネラーが、それぞれ、以下の基準で、手洗い作業の快適さを判定した。
上記(I)の判定基準は、手にぬるつく場合を「とても不快」又は「やや不快」、水のみと全く同じ感触を「とても快適」又は「やや快適」とした。また、上記(II)及び上記(III)の判定基準は、洗浄剤組成物成分の残留感がある場合を「とても不快」又は「やや不快」、洗浄剤組成物成分の残留感が全くない場合を「とても快適」又は「やや快適」とした。
1人のパネラーから3つの時期の結果を回収し、その平均値を求めた。その平均値を10人分回収し、更に平均値を求め、これを表に示した。平均値が3.0未満を合格とした。数値が小さい方がより好ましい。
5:とても不快
4:やや不快
3:どちらでもない
2:やや快適
1:とても快適
[5]手洗い作業時の繊維製品感触の快適さの評価
上記[3]の「洗浄力の評価方法」での洗濯中の繊維製品の感触により、繊維製品感触の快適さを評価した。
具体的には、上記[4]の「手洗い作業の快適さの評価」における、「(I)こすり洗浄中」を対象として繊維製品の感触の快適さを評価した。10人のパネラーが、それぞれ、以下の基準で判定を行った。
上記(I)の判定基準は、こすり洗浄において繊維製品がこすれている感覚が強いものを「とても不快」又は「やや不快」、繊維製品がこすれている感覚が水のみでこすり洗浄した場合の感覚に近いものを「とても快適」又は「やや快適」とした。
パネラー10人の平均値を求め、これを表に示した。平均値が3.0未満を合格とした。数値が小さい方がより好ましい。
5:とても不快
4:やや不快
3:どちらでもない
2:やや快適
1:とても快適
[6]配合成分
(a)成分
・AES−Na(1):炭素数10〜16の直鎖アルキル基を有するポリオキシエチレン(平均付加モル数2)アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、オキシエチレン基の酸素原子と結合するアルキル基の炭素原子は1級炭素原子、エマール270S(花王(株)製)
・AES−Na(2):炭素数12の直鎖アルキル基を有するポリオキシエチレン(平均付加モル数3)アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、オキシエチレン基の酸素原子と結合するアルキル基の炭素原子は1級炭素原子、エマール20C(花王(株)製)
・LAS−Na:ラウリルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ネオペレックスG−15(花王(株)製)
・AS−Na:ラウリル硫酸エステルナトリウム、エマール0(花王(株)製)
・ノニオン性界面活性剤:ポリオキシエチレンアルキルエーテル(アルキル基の炭素数12、平均付加モル数10、エマルゲン110L;花王(株)製)
(b)成分
・炭酸ナトリウム:和光純薬工業(株)製
・炭酸水素ナトリウム:和光純薬工業(株)製
(c)成分
・硫酸ナトリウム:和光純薬工業(株)製
・塩化ナトリウム:和光純薬工業(株)製
(d)成分
・ゼオライトA型:ゼオビルダー社製
・2号シリケート:富士化学(株)製「2号シリケート」(純分40%、表中の数字は純分の値。)
・トリポリリン酸ナトリウム:下関三井化学(株)製、商品名:トリポリリン酸ソーダ)
(e)成分
・クエン酸(pKa1=3.1、pKa2=4.8、pKa3=6.4(pKamax)、分子量192.1、20℃の水100gに対する溶解度73g)
・リンゴ酸(pKa1:3.4、pKamax:5.1、分子量:134.1、20℃の水100gに対する溶解度56g)
・ピロメリット酸(1,2,4,5−ベンゼンテトラカルボン酸、pKa1=1.9、pKa2=2.9、pKa3=4.5、pKa4=5.6(pKamax)、分子量254.2、20℃の水100gに対する溶解度1.5g)
・アルカリプロテアーゼ:KAP、花王(株)製、タンパク質含有量が100mg/酵素造粒物1gの造粒物
・セルラーゼ:KAC、花王(株)製、タンパク質含有量が20mg/酵素造粒物1gの造粒物)
・オリゴマーD;ポリアクリル酸ナトリウム、花王(株)製
・ベントナイト:ランドロジルDGA212、Clariant社製
・PEG13000:ポリオキシエチレングリコール、分子量13000、SINO−Japan製
・香料:特開2005−314559に記載の表1のa−3の香料組成物
Figure 2017119734

Claims (12)

  1. (a)界面活性剤5質量%以上50質量%以下、(b)水溶性無機炭酸塩、(c)水溶性無機ナトリウム塩(但し、(b)及び(d)に属するものを除く)、並びに(d)アルミノケイ酸塩、結晶性ケイ酸塩及びリン酸塩から選ばれる一種以上の無機金属イオン捕捉ビルダーを含有する繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物であり、
    (a)/(c)の質量比が0.1以上3以下であり、
    (b)/(c)の質量比が0以上0.3以下であり、
    (d)/(c)の質量比が0.001以上0.33以下であり、
    該洗浄剤組成物を、温度が20℃、硬度が10°dH、アルカリ度がCaCO換算で100mg/L、pHが7.5の水を用いて、質量で200倍に希釈したときのpHが2.5以上9以下である、
    繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物。
  2. (a)として、下記(a1)及び(a2)を含有する、請求項1記載の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物。
    (a1):アルキル基の炭素数が10以上16以下、エチレンオキシド平均付加モル数が1以上3以下のポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩、及びアルキル基の炭素数が10以上16以下のアルキルベンゼンスルホン酸塩から選ばれる1種以上の界面活性剤
    (a2):アルキル基の炭素数が10以上16以下のアルキル硫酸エステル塩から選ばれる1種以上の界面活性剤
  3. (a1)と(a2)の質量比が、(a2)/(a1)で、0.05以上5以下である、請求項2記載の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物。
  4. (e)第一酸解離定数が1以上5以下であり、最大酸解離定数が7以下であり、分子量が46以上5,000以下であるカルボン酸を含有し、(b)/(e)の質量比が0以上1.5以下である、請求項1〜3何れか記載の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物。
  5. (e)が、クエン酸、マロン酸、マレイン酸、フマル酸、ギ酸、シュウ酸、プロピオン酸、乳酸、酢酸、リンゴ酸、酒石酸、コハク酸、グリコール酸、安息香酸、サリチル酸、フタル酸、1,2,3−ベンゼントリカルボン酸、及び1,2,4,5−ベンゼンテトラカルボン酸から選ばれる1種以上のカルボン酸又はその塩である、請求項4記載の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物。
  6. 下記工程を有する繊維製品の手洗い洗浄方法。
    <工程1>
    (a)界面活性剤5質量%以上50質量%以下、(b)水溶性無機炭酸塩、(c)水溶性無機ナトリウム塩(但し、(b)及び(d)に属するものを除く)、(d)アルミノケイ酸塩、結晶性ケイ酸塩及びリン酸塩から選ばれる一種以上の無機多価金属イオン捕捉ビルダーを含有し、(a)/(c)の質量比が0.1以上3以下であり、(b)/(c)の質量比が0以上0.3以下であり、(d)/(c)の質量比が0.001以上0.33以下である繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物と、水とを混合して、繊維製品の手洗い用洗浄液を調製する工程。
    <工程2>
    工程1で調製された繊維製品の手洗い用洗浄液で、繊維製品を手洗い洗浄する工程。
  7. 前記繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物が、(a)として、下記(a1)及び(a2)を含有する、請求項6記載の繊維製品の手洗い洗浄方法。
    (a1):アルキル基の炭素数が10以上16以下、エチレンオキシド平均付加モル数が1以上3以下のポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩、及びアルキル基の炭素数が10以上16以下のアルキルベンゼンスルホン酸塩から選ばれる1種以上の界面活性剤
    (a2):アルキル基の炭素数が10以上16以下のアルキル硫酸エステル塩から選ばれる1種以上の界面活性剤
  8. (a1)と(a2)の質量比が、(a2)/(a1)で、0.05以上0.9以下である、請求項7記載の繊維製品の手洗い洗浄方法。
  9. 工程1の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物が、(e)第一酸解離定数が1以上5以下であり、最大酸解離定数が7以下であり、分子量が46以上5,000以下であるカルボン酸を含有し、前記固形洗浄剤組成物における(b)/(e)の質量比が0以上1.5以下であり、工程1の繊維製品の手洗い用洗浄液が(e)を20ppm以上4000ppm以下含有する、請求項6〜8何れか記載の繊維製品の手洗い洗浄方法。
  10. (e)が、クエン酸、マロン酸、マレイン酸、フマル酸、ギ酸、シュウ酸、プロピオン酸、乳酸、酢酸、リンゴ酸、酒石酸、コハク酸、グリコール酸、安息香酸、サリチル酸、フタル酸、1,2,3−ベンゼントリカルボン酸、及び1,2,4,5−ベンゼンテトラカルボン酸から選ばれる1種以上のカルボン酸又はその塩である、請求項9記載の繊維製品の手洗い洗浄方法。
  11. 工程1の繊維製品の手洗い用固形洗浄剤組成物が、該洗浄剤組成物を、温度が20℃、硬度が10°dH、アルカリ度がCaCO換算で100mg/L、pHが7.5の水を用いて、質量で200倍に希釈したときのpHが2.5以上9以下である、請求項6〜10何れか記載の繊維製品の手洗い洗浄方法。
  12. 工程1の繊維製品の手洗い用洗浄液のpHが2.5以上9以下である、請求項6〜11何れか記載の繊維製品の手洗い洗浄方法。
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