JP2017116150A - 冷却装置およびこれを搭載した電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、冷却性能の高い冷却装置を提供することを目的とするものである。【解決手段】冷媒の相変化によって冷却する冷却装置1において、受熱部3は、前面または後面の少なくとも一方に発熱体を設置する受熱板を備え、上部に放熱内部経路25と、下部に帰還内部経路24と、フィン部2とを備え、フィン部2には平板状のフィンを、フィン間の冷媒の流路が上下方向となるように設け、流入口30と流出口31とを受熱部3の同一の側面に設け、受熱板A15は、前記仕切壁34は、前記受熱板を介して設置された発熱体と前記発熱体と隣り合う前記発熱体との間に設けることを特徴とする冷却装置1とした。【選択図】図3
Description
本発明は、中央演算処理装置(CPU)、大規模集積回路(LSI)、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、ダイオード等の電子部品を搭載した電子機器の冷却装置およびこれを搭載した電子機器に関するものである。
従来、この種の冷却装置は、以下のような構成となっていた。
すなわち、図6に示すように、筐体112内の管路部130に、発熱体であるインバータ108の熱によって冷媒が沸騰する蒸発器部132と、管路部130において蒸発器部132に隣接して設けられ、冷媒が流入口114から直接流出口116に向かって流通する流通部134とを備える。蒸発器部132には、底壁部120から流通部134の側に向かって突出する複数のフィン140が設けられ、複数のフィン140の間の隙間を冷媒が流通する構成となっていた(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に示された冷却装置は、基本的には、1つの冷却装置が1つの発熱体を冷却するものである。従って、電子機器が複数の発熱体を有する場合は、複数の冷却装置を備える必要があるが、限られた電子機器のスペースにおいて複数の冷却装置を備えることは困難である。
仮に、特許文献1に示された冷却装置を用いて、1つの冷却装置で複数の発熱体を冷却しようとすると、次のような課題がある。
電子機器が複数の発熱体を有する場合、すなわち、発熱体となる電子部品が複数ある場合、隣り合う発熱体と発熱体の間に隙間ができる。この場合、発熱体と発熱体との間に発熱体と接触していない領域が受熱板に存在することとなる。
1つの受熱部で複数の発熱体を効率的に冷却するためには、受熱部の受熱板が発熱体と接触する高温の領域に冷媒を集中的に流入させることが必要となるが、複数の発熱体となる電子部品を特許文献1に示された1つの冷却装置で冷却しようとすると、受熱部の受熱板において、隣り合う電子部品と電子部品の間の電子部品が接触していない低温の領域にも冷媒が流入してしまう。受熱空間内において、発熱体である電子部品に接触する受熱板の高温の領域の周辺の圧力は、低温の領域の周辺と比較して高くなる。これにより、受熱部に流入した冷媒は、発熱体である電子部品に接触していない圧力の低い低温の領域に流入しやすくなり、電子部品に接触している圧力の高い高温領域に流入しにくくなる。すなわち、冷媒を集中的に流入して冷却する必要のある高温領域に冷媒が流入しにくくなるため、受熱部の一部において冷媒が不足する状態、いわゆるドライアウトを生じ、熱伝達率が低下した結果、冷却装置の冷却性能が低下してしまうのである。
そこで本発明は、電子機器が複数の発熱体を有する場合においても、1つの冷却装置で効率的に冷却できる冷却装置を提供することを目的とする。
冷媒の相変化によって冷却する冷却装置において、
受熱部、放熱経路、放熱部、帰還経路を順に連結して前記冷媒の循環経路を形成し、
前記受熱部は、
前面および後面が最大面積の横長の直方体形状で、前記前面または前記後面の少なくとも一方に複数の発熱体を設置する受熱板と、
前記受熱部内の上部に放熱内部経路と、下部に帰還内部経路と、前記放熱内部経路と前記帰還内部経路との間にフィン部と、
前記放熱経路と前記放熱内部経路とを接続する流出口と、前記帰還経路と前記帰還内部経路とを接続する流入口とを有し、
前記フィン部には前記受熱板から内部に突出する複数の平板状のフィンを、フィン間の隙間により構成される冷媒の流路が上下方向となるように設け、
前記受熱部の前記前面と前記後面との間に、前記フィンと平行方向に1または複数の仕切壁を設け、
前記仕切壁は、前記放熱内部経路を貫通させる放熱内部経路開口と、前記帰還内部経路を貫通させる帰還内部経路開口を設け、
前記仕切壁は、前記受熱板を介して設置された前記発熱体と前記発熱体と隣り合う発熱体との間に設けることを特徴とする冷却装置であり、これにより所期の目的を達成するものである。
受熱部、放熱経路、放熱部、帰還経路を順に連結して前記冷媒の循環経路を形成し、
前記受熱部は、
前面および後面が最大面積の横長の直方体形状で、前記前面または前記後面の少なくとも一方に複数の発熱体を設置する受熱板と、
前記受熱部内の上部に放熱内部経路と、下部に帰還内部経路と、前記放熱内部経路と前記帰還内部経路との間にフィン部と、
前記放熱経路と前記放熱内部経路とを接続する流出口と、前記帰還経路と前記帰還内部経路とを接続する流入口とを有し、
前記フィン部には前記受熱板から内部に突出する複数の平板状のフィンを、フィン間の隙間により構成される冷媒の流路が上下方向となるように設け、
前記受熱部の前記前面と前記後面との間に、前記フィンと平行方向に1または複数の仕切壁を設け、
前記仕切壁は、前記放熱内部経路を貫通させる放熱内部経路開口と、前記帰還内部経路を貫通させる帰還内部経路開口を設け、
前記仕切壁は、前記受熱板を介して設置された前記発熱体と前記発熱体と隣り合う発熱体との間に設けることを特徴とする冷却装置であり、これにより所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、冷媒の相変化によって冷却する冷却装置において、受熱部、放熱経路、放熱部、帰還経路を順に連結して前記冷媒の循環経路を形成し、前記受熱部は、前面および後面が最大面積の横長の直方体形状で、前記前面または前記後面の少なくとも一方に複数の発熱体を設置する受熱板と、前記受熱部内の上部に放熱内部経路と、下部に帰還内部経路と、前記放熱内部経路と前記帰還内部経路との間にフィン部と前記放熱経路と前記放熱内部経路とを接続する流出口と、前記帰還経路と前記帰還内部経路とを接続する流入口とを有し、前記フィン部には前記受熱板から内部に突出する複数の平板状のフィンを、フィン間の隙間により構成される冷媒の流路が上下方向となるように設け、前記受熱部の前記前面と前記後面との間に、前記フィンと平行方向に1または複数の仕切壁を設け、前記仕切壁は、前記放熱内部経路を貫通させる放熱内部経路開口と、前記帰還内部経路を貫通させる帰還内部経路開口を設け、前記仕切壁は、前記受熱板を介して設置された前記発熱体と前記発熱体と隣り合う発熱体との間に設けることを特徴とする冷却装置であり、この構成により、電子機器が複数の発熱体を有する場合においても、1つの冷却装置で効率的に冷却できる冷却装置を提供することができるものである。
すなわち、発熱体と発熱体の間の発熱体が接触していない低温かつ圧力の低い受熱部内空間に中実の仕切壁を設けることにより、冷媒が流入する空間をなくしているため、冷媒を集中的に流入して冷却する必要のある発熱体に接触している高温領域に冷媒が流入し易くなり、受熱部の一部において冷媒が不足する状態、いわゆるドライアウトの状態が発生することを抑制することができる。
結果として、仕切壁を、受熱板を介して設置された発熱体と隣り合う発熱体との間に設けることにより、電子機器が複数の発熱体を有する場合においても、受熱部の一部において冷媒が不足する状態、いわゆるドライアウトの状態を防ぎ、冷却性能の高い冷却装置を提供することができるものである。
冷媒の相変化によって冷却する冷却装置において、受熱部、放熱経路、放熱部、帰還経路を順に連結して前記冷媒の循環経路を形成し、前記受熱部は、前面および後面が最大面積の横長の直方体形状で、前記前面または前記後面の少なくとも一方に複数の発熱体を設置する受熱板と、前記受熱部内の上部に放熱内部経路と、下部に帰還内部経路と、前記放熱内部経路と前記帰還内部経路との間にフィン部と前記放熱経路と前記放熱内部経路とを接続する流出口と、前記帰還経路と前記帰還内部経路とを接続する流入口とを有し、前記フィン部には前記受熱板から内部に突出する複数の平板状のフィンを、フィン間の隙間により構成される冷媒の流路が上下方向となるように設け、前記受熱部の前記前面と前記後面との間に、前記フィンと平行方向に1または複数の仕切壁を設け、前記仕切壁は、前記放熱内部経路を貫通させる放熱内部経路開口と、前記帰還内部経路を貫通させる帰還内部経路開口を設け、前記仕切壁は、前記受熱板を介して設置された前記発熱体と前記発熱体と隣り合う発熱体との間に設けることを特徴とする冷却装置であり、電子機器が複数の発熱体を有する場合においても、1つの冷却装置で効率的に冷却できる冷却装置を提供することできるものである。すなわち、発熱体と発熱体の間の発熱体が接触していない低温かつ圧力の低い受熱部内空間に中実の仕切壁を設けることにより、冷媒が流入する空間をなくしているため、冷媒を集中的に流入して冷却する必要のある発熱体に接触している高温領域に冷媒が流入し易くなり、受熱部の一部において冷媒が不足する状態、いわゆるドライアウトの状態が発生することを抑制することができる。
結果として、仕切壁を、受熱板を介して設置された発熱体と隣り合う発熱体との間に設けることにより、電子機器が複数の発熱体を有する場合においても、受熱部の一部において冷媒が不足する状態、いわゆるドライアウトの状態を防ぎ、冷却性能の高い冷却装置を提供することができるものである。
また、前記仕切壁の厚みは前記フィンより厚い構成としてもよい。
これにより、受熱部の受熱板を介して設置された発熱体と隣り合う発熱体との間の発熱体が接触していない領域が中実である仕切壁に占められ、仕切壁がフィンより厚いことで、冷媒が、受熱部の受熱板を介して設置された発熱体と隣り合う発熱体との間の発熱体が接触していない領域に流入できなくなる。すなわち、冷媒が受熱部の受熱板を介して設置された発熱体と接触する領域だけに流入することとなり、電子機器が複数の発熱体を有する場合においても、受熱部内の局所ドライアウトを防ぎ、冷却性能の高い冷却装置を提供することができるものである。
また、本発明の冷却装置を搭載した電子機器にしてもよい。電子機器が複数の発熱体を有する場合においても、受熱部内の局所ドライアウトを防ぎ、冷却性能の高い冷却装置を有した電子機器を提供することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態1の冷却装置を搭載した電子機器50の概略図である。
図1に示すように、電子機器50は、ケース51内に複数の発熱体である発熱体群A47、発熱体群B48となる電力用半導体素子と冷却装置1とが備えられている。
冷却装置1は、発熱体群A47、発熱体群B48を冷却するための受熱部3、放熱部4を備えており、放熱経路5と帰還経路6とにより受熱部3と放熱部4が連結されている。この構成により、冷却装置1は内部が密閉空間となり、図1では図示していないが、冷却装置1内は、減圧した上で、冷媒が封入されている。冷媒としては、フロン類、フッ素系溶剤類などが用いられるが、これらに限られない。受熱部3、放熱部4および後述するフィンであるフィンA22、フィンB23の材質は、アルミニウムが適しているが、これらに限られない。
冷却装置1の放熱部4は、冷媒により輸送した熱を冷却するための水冷チラー(図示なし)に接続されている。水冷チラーで冷却された冷却水を冷却水供給経路7から放熱部4に供給し、放熱部4において冷媒により輸送した熱を冷却水と熱交換することにより冷媒が冷却されて液相冷媒となる。受熱した冷却水は冷却水戻り経路8を経て水冷チラーに戻り水冷チラーにおいて冷却される。
本実施の形態では、水冷チラーによる水冷式としたが、冷却ファンによる空冷式や、その他の方式であってもよい。
次に、上記構成における冷却装置1の基本的な仕組みについて説明する。
冷却装置1は、内部を減圧した後に冷媒を封入したものであり、冷却装置1内は、冷媒の作用により外部温度に応じた冷媒の飽和圧力となる。発熱体群A47、発熱体群B48の熱は受熱部3を介して冷媒に伝わり、冷媒が液相から気相へと変化することで、発熱体群A47、発熱体群B48が冷却される。受熱部3内にて気化した冷媒は、未沸騰の液相の冷媒との気液二相の混相流となって、受熱部3から放熱経路5を通り放熱部4へと移動し、冷却水供給経路7より供給された冷却水により冷やされ再び液化し液相の冷媒となり帰還経路6を経て受熱部3に戻る。
よって、受熱部3内にて冷媒が気化し、気化した冷媒が放熱経路5を通過し放熱部4にて液化し、液化した冷媒が帰還経路6を通過し再び受熱部3内に供給されるサイクルが繰り返されることで、発熱体群A47、発熱体群B48を冷却している。
なお、帰還経路6は、放熱経路5より、経路の径を小さくするものとする。これにより、帰還経路6の流路圧損が、放熱経路5の流路圧損より高くなるので、冷媒が受熱部3から帰還経路6に逆流するのを抑制することができる。
図2は、本実施の形態の冷却装置1の受熱部3の外観を示す図である。
図3および図4は、本実施の形態の冷却装置1の受熱部3の分解斜視図である。
図5は、本実施の形態の冷却装置の受熱部のY−Y´断面を示す図である。
図2、図3、図4に示すように、受熱部3は、前面および後面が最大面積の横長の直方体形状とする。
受熱部3は、前面および後面が垂直方向となるように設置する。
前面には、発熱体群A47を設置する受熱板A15を設け、後面には、発熱体群B48を設置する受熱板B16を設ける。
前面には、発熱体群A47を設置する受熱板A15を設け、後面には、発熱体群B48を設置する受熱板B16を設ける。
なお、発熱体、受熱板、フィン他をそれぞれA,Bに分けているが、これは、各々が2つあることを意味し、特に記載がないかぎりA,Bに違いはなく、AとBは同様に扱うものとする。
また、本実施の形態では、発熱体群A47、発熱体群B48と受熱板A15、受熱板B16とを受熱部3の前面および後面の両方に設けているが、前面または後面のいずれか一方に発熱体群A47と受熱板A15とを設ける構成としてもよい(図示せず)。図5に示すように、一点破線で示す発熱体群B48を、受熱板B16に接触させて熱的に接続する。図示しないが、発熱体群A47を、受熱板A15に接触させて熱的に接続するものとする。受熱板A15と受熱板B16には、発熱体を固定するための固定用ネジ孔19を適宜設けて、受熱板A15に発熱体群A47を、受熱板B16に発熱体群B48をネジで固定する。2つの発熱体群A47と隣り合う発熱体群B48との間に、受熱部3が挟まれるように垂直方向に設置する。
横長の直方体形状である受熱部3内の上部には放熱内部経路25として空間を設け、下部には帰還内部経路24として空間を設ける。
受熱部3内の放熱内部経路25と帰還内部経路24との間の中央部にフィン部2を設けている。
受熱部3には、放熱経路5と放熱内部経路25とを接続する流出口31と、帰還経路6と帰還内部経路24とを接続する流入口30とを設ける。
受熱部3には、放熱経路5と放熱内部経路25とを接続する流出口31と、帰還経路6と帰還内部経路24とを接続する流入口30とを設ける。
流出口31と流入口30とは、受熱部3の同一の側面に設ける。流出口31と流入口30とを設ける側面は、受熱板A15、受熱板B16を設ける前面、後面をつなぐ側面である。
フィン部2には受熱板A15から、受熱部3の内部に突出する複数の平板状のフィンA22を平行に並べて設け、受熱板B16から、受熱部3の内部に突出する複数の平板状のフィンB23を並行に並べて設ける。フィン間の冷媒の流路が上下方向となるようにフィンA22およびフィンB23を配置する。
次に、本実施の形態における特徴的な構成について説明する。
受熱部3の内部を複数のブロックである受熱器11に分割するため、仕切壁34を、受熱板B16を介して設置された発熱体Ba43、発熱体Bb44と発隣り合う熱体Bc45との間に設ける構成とする。仕切壁34と受熱部3の内壁とで囲まれた複数の受熱器11が形成される。仕切壁34には、放熱内部経路25を貫通させる放熱内部経路開口35と、帰還内部経路24を貫通させる帰還内部経路開口36を設ける。
図3、4、5に示すように、受熱部3内の受熱空間を仕切壁34により仕切ることにより、仕切られた空間である受熱器11内に供給された冷媒は、その受熱器11内のフィン部2を流れ、フィンB23と熱交換した後に放熱内部経路25および仕切壁34に設けた放熱内部経路開口35(図3に記載)を通って放熱経路5側に流れる。すなわち、受熱部3の受熱板B16を介して設置された発熱体Ba43、発熱体Bb44、および発熱体Bc45と接触する領域は高温となり、発熱体Ba43と隣り合う発熱体Bb44との間の領域、および、発熱体Bb44と隣り合う発熱体Bc45との間の領域は、発熱体に接触していないため、低温となる。
受熱空間内において、受熱部3の高温の領域の周辺の圧力は、低温の領域の周辺と比較して高くなる。これにより、受熱部3に流入した冷媒は、圧力の低い低温の領域に流入しやすくなり、圧力の高い高温領域に流入しにくくなるが、発熱体Ba43と隣り合う発熱体Bb44との間、および、発熱体Bb44と隣り合う発熱体Bc45との間の発熱体に接触していない低温かつ圧力の低い領域に、中実の仕切壁34を設けることにより、冷媒が流入する空間をなくしているため、冷媒を流入して冷却する必要のある熱体Ba43、発熱体Bb44、発熱体Bc45に接触する高温領域に冷媒が流入し易くなる。そのため、受熱部3の一部において冷媒が不足する状態、いわゆるドライアウトの状態が発生することを抑制することができる。
結果として、仕切壁34を、受熱板B16を介して設置された発熱体Ba43と隣り合う発熱体Bb44との間、および、発熱体Bb44と隣り合う発熱体Bc45との間の発熱体に接触していない領域に設けることにより、電子機器50が複数の発熱体を有する場合においても、受熱部3の一部において冷媒が不足する状態、いわゆるドライアウトの状態を防ぎ、冷却性能の高い冷却装置1を提供することができるものである。
また、仕切壁34の厚みはフィンB23より厚い構成としてもよい。
これにより、受熱部3の受熱板B16を介して設置された発熱体Ba43と隣り合う発熱体Bb44との間、および、発熱体Bb44と隣り合う発熱体Bc45との間の発熱体に接触していない低温かつ圧力の低い領域が中実である仕切壁34に占められ、仕切壁34がフィンB23より厚いことで、冷媒が受熱部3の受熱板B16を介して設置された発熱体Ba43と隣り合う発熱体Bb44との間、および、発熱体Bb44と隣り合う発熱体Bc45との間の発熱体に接触していない低温かつ圧力の低い領域に流入できなくなる。すなわち、冷媒が受熱部3の受熱板B16を介して設置された発熱体Ba43、発熱体Bb44、発熱体Bc45と接触する領域だけに流入することにより、電子機器50が複数の発熱体を有する場合においても、受熱部3内の局所ドライアウトを防ぎ、冷却性能の高い冷却装置1を提供することができるものである。 また、本発明の冷却装置1を搭載した電子機器50にしてもよい。電子機器50が複数の発熱体を有する場合においても、受熱部3内の局所ドライアウトを防ぎ、冷却性能の高い冷却装置1を有した電子機器50を提供することができる。
以上のように本発明にかかる冷却装置は、冷却性能が高いので、中央演算処理装置(CPU)、大規模集積回路(LSI)、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、ダイオード等の電子部品を搭載した電子機器等の冷却装置として有用である。
1 冷却装置
2 フィン部
3 受熱部
4 放熱部
5 放熱経路
6 帰還経路
7 冷却水供給経路
8 冷却水戻り経路
11 受熱器
15 受熱板A
16 受熱板B
19 固定用ネジ孔
22 フィンA
23 フィンB
24 帰還内部経路
25 放熱内部経路
30 流入口
31 流出口
34 仕切壁
35 放熱内部経路開口
36 帰還内部経路開口
43 発熱体Ba
44 発熱体Bb
45 発熱体Bc
47 発熱体群A
48 発熱体群B
50 電子機器
51 ケース
2 フィン部
3 受熱部
4 放熱部
5 放熱経路
6 帰還経路
7 冷却水供給経路
8 冷却水戻り経路
11 受熱器
15 受熱板A
16 受熱板B
19 固定用ネジ孔
22 フィンA
23 フィンB
24 帰還内部経路
25 放熱内部経路
30 流入口
31 流出口
34 仕切壁
35 放熱内部経路開口
36 帰還内部経路開口
43 発熱体Ba
44 発熱体Bb
45 発熱体Bc
47 発熱体群A
48 発熱体群B
50 電子機器
51 ケース
Claims (3)
- 冷媒の相変化によって冷却する冷却装置において、
受熱部、放熱経路、放熱部、帰還経路を順に連結して前記冷媒の循環経路を形成し、
前記受熱部は、
前面および後面が最大面積の横長の直方体形状で、前記前面または前記後面の少なくとも一方に複数の発熱体を設置する受熱板と、
前記受熱部内の上部に放熱内部経路と、下部に帰還内部経路と、前記放熱内部経路と前記帰還内部経路との間にフィン部と、
前記放熱経路と前記放熱内部経路とを接続する流出口と、前記帰還経路と前記帰還内部経路とを接続する流入口とを有し、
前記フィン部には前記受熱板から内部に突出する複数の平板状のフィンを、フィン間の隙間により構成される冷媒の流路が上下方向となるように設け、
前記受熱部の前記前面と前記後面との間に、前記フィンと平行方向に1または複数の仕切壁を設け、
前記仕切壁は、前記放熱内部経路を貫通させる放熱内部経路開口と、前記帰還内部経路を貫通させる帰還内部経路開口を設け、
前記仕切壁は、前記受熱板を介して設置された前記発熱体と前記発熱体と隣り合う発熱体との間に設けることを特徴とする冷却装置。 - 前記仕切壁の厚みは前記フィンより厚いことを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
- 請求項1または2に記載の冷却装置を搭載した電子機器。
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| JP2015250158A JP2017116150A (ja) | 2015-12-22 | 2015-12-22 | 冷却装置およびこれを搭載した電子機器 |
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| JP (1) | JP2017116150A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114025584A (zh) * | 2021-11-25 | 2022-02-08 | 爱克普传热技术(无锡)有限公司 | 用于电子元器件散热的换热器及其装配方法 |
-
2015
- 2015-12-22 JP JP2015250158A patent/JP2017116150A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114025584A (zh) * | 2021-11-25 | 2022-02-08 | 爱克普传热技术(无锡)有限公司 | 用于电子元器件散热的换热器及其装配方法 |
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