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JP2017113314A - シューズ用アウトソール構造およびそれを用いたクリーツシューズ - Google Patents

シューズ用アウトソール構造およびそれを用いたクリーツシューズ Download PDF

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Abstract

【課題】シューズ用アウトソール構造において、前足部の前後略中央から先端までの領域で特に中足趾節関節を曲げやすくするとともに、中足趾節関節より後方の前足部後側から後足部に至る領域を安定させるようにする。【解決手段】シューズ用アウトソール1は、前足部Fから後足部Hまでの足裏面全体を支持する変形可能な軟質樹脂材からなる第1アウトソール部10と、この第1アウトソール部10の上側に一体的に形成され、かつ第1アウトソール部10よりも剛性が高い硬質樹脂材からなり、中足趾節関節MPより後方の前足部F後側から後足部Hに至る領域内の足裏面を支持する第2アウトソール部20とを有している。【選択図】図1

Description

本発明は、シューズ用アウトソール構造およびそれを用いたクリーツシューズに関するものである。
従来から、例えば特許文献1のように、剛性が互いに異なる2種の樹脂材を一体的に形成したシューズ用アウトソール構造が知られている。
具体的に、特許文献1には、スパイクを備えた靴底が開示されており、この靴底は、ヤング率の小さい第1樹脂およびこの第1樹脂よりもヤング率の大きい第2樹脂が一体に形成されたもので、第1樹脂は、前足部の中足趾節関節(いわゆるMP関節)から爪先の間にわたって設けられ、第2樹脂は、足の内側の第1指に沿って帯状に設けられた第1帯状部および足の外側の第5指に沿って帯状に設けられた第2帯状部を有する。そして、この第1帯状部は、前足部の後端から第1指の基節骨近位骨頭の部位まで設けられている一方、第2帯状部は、前足部の後端から第5指の基節骨近位骨頭の部位まで設けられている。
特許第4020879号公報
ところで、例えばサッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、野球などの瞬発的な動作を要するスポーツに用いられるクリーツシューズの特性として、着用者の足における中足趾節関節を含めた前足部の前後略中央から先端までの領域では、運動時に前足部の各関節(特に中足趾節関節)が曲げやすくなる一方、中足趾節関節より後方の前足部後側から後足部に至る領域では、方向転換などの瞬発的な動作時に生じる足への衝撃を軽減して、前足部後側から後足部に至る領域をシューズ内に安定させることが求められている。
しかしながら、特許文献1の靴底では、第1帯状部および第2帯状部の各々が中足趾節関節を越えて基節骨近位骨頭の部位まで延びていることから、キック時の背屈が主に爪先部の範囲で生じるため、効率良く走行の推進力を発生させるものの、前足部は中足趾節関節で屈曲することが抑制されている。すなわち、特許文献1の靴底を備えたクリーツシューズでは、中足趾節関節より後方の前足部後側から後足部に至る領域を安定させ、かつ前足部における中足趾節関節を柔軟に曲げることが容易ではなかった。このため、サッカーなどの競技中において繰り返される瞬発的な動作により、着用者の足(特に中足趾節関節付近)に物理的なストレスが生じてしまうおそれがあった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、前足部の前後略中央から先端までの領域で特に中足趾節関節を曲げやすくするとともに、中足趾節関節より後方の前足部後側から後足部に至る領域を安定させるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の形態は、着用者の足裏面を支持するシューズ用アウトソール構造であって、前足部から後足部までの足裏面全体を支持する変形可能な軟質樹脂材からなる第1アウトソール部と、第1アウトソール部の上側に一体的に形成され、かつ該第1アウトソール部よりも剛性が高い硬質樹脂材からなり、中足趾節関節より後方の前足部後側から後足部に至る領域内の足裏面を支持する第2アウトソール部と、を備えることを特徴とする。
この第1の形態において、中足趾節関節を含めた前足部の前後略中央から先端までの領域では、変形可能な軟質樹脂材からなる第1アウトソール部により、運動時に前足部の各関節(特に中足趾節関節)を柔軟に曲げることができる。これに対して、中足趾節関節より後方の前足部後側から後足部に至る領域では、第1アウトソール部よりも剛性が高い硬質樹脂材からなる第2アウトソール部により、十分な曲げ剛性を保持しつつ、方向転換などの瞬発的な動作時に生じる足への衝撃を軽減して、シューズ内に前足部後側から後足部に至る領域を安定させることができる。そして、第2アウトソール部が第1アウトソール部の上側に一体的に形成されているため、中足趾節関節を含めた前足部の前後略中央から先端までの領域の上記効果と、中足趾節関節より後方の前足部後側から後足部に至る領域の上記効果とを両立させることが可能となる。
第2の形態は、第1の形態において、第2アウトソール部の前側部分は、第1ないし第5中足骨の前後略中央から遠位骨頭に至る領域内まで延びかつ該第1ないし第5中足骨を支持するように第1アウトソール部の左右両側まで延びていることを特徴とする。
この第2の形態では、第1アウトソール部により特に中足趾節関節が曲げやすい状態を維持しつつ、高剛性の硬質樹脂材からなる第2アウトソール部により特に第1ないし第5中足骨をシューズ内に安定させることができる。
第3の形態は、第1または第2の形態において、第1アウトソール部の裏面には、前足部領域に複数の第1スタッド部が分散して配列された状態で設けられており、第2アウトソール部の前端部は、平面視において、中足趾節関節より後方に位置する第1スタッド部に部分的に重なっていることを特徴とする。
この第3の形態では、第1スタッド部により地面へのグリップ性を高めることができる。さらに、第2アウトソール部の前端部が平面視において中足趾節関節より後方に配置された第1スタッド部に部分的に重なっていることから、第1アウトソール部と第2アウトソール部との境界が中足趾節関節より後方に位置する第1スタッド部上に配置されることになる。すなわち、第1および第2アウトソール部の境界は、屈曲による変形が極めて小さい第1スタッド部上に重なっている。このため、剛性が互いに異なる第1および第2アウトソール部の境界で応力が集中しにくくなり、その結果、この境界で第2アウトソール部が第1アウトソール部から剥がれにくくなるようにすることができる。
第4の形態は、第1または第2の形態において、中足趾節関節より後方の前足部後側から中足部までの領域内の第1アウトソール部に位置し、第2アウトソール部の一部を該第1アウトソール部に貫通させて裏面に突出させた前後方向に延びる左右一対のリブが設けられていることを特徴とする。
この第4の形態では、高剛性の第2アウトソール部の一部からなる左右一対のリブによって、アウトソール構造の全体的な軽量化を図りつつ、中足趾節関節より後方の前足部後側から中足部までの領域における曲げ剛性を向上させることができる。その結果、着用者の中足趾節関節より後方の前足部後側から中足部までの領域における物理的ストレスを抑制することが可能となる。
第5の形態は、第4の形態において、左右一対のリブは、前後方向の中央位置が第1ないし第5中足骨の近位骨頭付近に配置されるように構成されていることを特徴とする。
一般的に、サッカーなどのスポーツでは、走行中における方向転換の際に主に前足部でブレーキをかけて捻る動作を繰り返すことで中足骨(特に第5中足骨)の近位骨頭付近に物理的なストレスが蓄積することが知られている。この第5の形態では、左右一対のリブの前後方向における中央位置が第1ないし第5中足骨の近位骨頭付近に配置されるように構成されているため、第1ないし第5中足骨の近位骨頭付近における曲げ剛性をより一層向上させることができる。その結果、中足骨(特に第5中足骨)の近位骨頭付近における物理的なストレスを低減することが可能となる。
第6の形態は、第4または第5の形態において、第1アウトソール部の裏面には、前足部領域に複数の第1スタッド部が、また後足部領域に複数の第2スタッド部がそれぞれ分散して配列された状態で設けられており、左右一対のリブの各々は、平面視において、その前端部が中足趾節関節より後方かつ前足部領域の最後方に位置する第1スタッド部に部分的に重なっている一方、その後端部が後足部領域の最前方に位置する第2スタッド部に部分的に重なっていることを特徴とする。
この第6の形態では、第1および第2スタッド部により地面へのグリップ性を高めることができる。それと同時に、左右一対のリブの各々が中足趾節関節より後方かつ前足部領域の最後方に位置する第1スタッド部および後足部領域の最前方に位置する第2スタッド部にそれぞれ連続しているため、特に中足部領域の曲げ剛性をより一層向上させることができる。
第7の形態は、第1〜第6のいずれか1つに形態において、第1アウトソール部の後側部分の左右両側部ないし後部から上方に踵部を覆うように延びるカウンター部が設けられており、第2アウトソール部の後側部分からカウンター部上端よりも低い位置まで上方に延びて踵部の下側部分を支持する踵支持部が設けられていることを特徴とする。
この第7の形態では、高剛性の踵支持部によって、踵部の下側部分を安定させることができる。さらに、踵支持部よりも上方に延びる低剛性のカウンター部によって、踵部周囲が柔軟に保持されるので、運動時に着用者の足に痛みが生じないようにすることができる。
第8の形態は、第1〜7の形態のいずれか1つのシューズ用アウトソール構造を備えたクリーツシューズであることを特徴とする。
この第8の形態では、第1〜7の形態のいずれか1つの形態と同様の効果を奏するクリーツシューズを提供することができる。
以上説明したように、本発明によると、中足趾節関節を含めた前足部の前後略中央から先端までの領域では、運動時に前足部の各関節(特に中足趾節関節)を柔軟に曲げることができる一方、中足趾節関節より後方の前足部後側から後足部に至る領域では、十分な曲げ剛性を保持しつつ、瞬発的な動作時に生じる足への衝撃を軽減して、シューズ内に前足部後側から後足部に至る領域を安定させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係るシューズ用アウトソールを示す斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係るシューズ用アウトソールを示す平面図である。 図3は、アウトソールと足の骨格構造との位置関係を模式的に示す平面図である。 図4は、本発明の実施形態に係るシューズ用アウトソールを示す背面図である。 図5は、本発明の実施形態に係るシューズ用アウトソールを示す左側面図である。 図6は、本発明の実施形態に係るシューズ用アウトソールを示す底面図である。 図7は、アウトソールと足の骨格構造との位置関係を模式的に示す底面図である。 図8は、図2のVIII−VIII線拡大断面図である。 図9は、図2のIX−IX線断面図である。 図10は、図2のX−X線拡大断面図である。 図11は、図4のXI−XI線拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1〜図11は、本発明の実施形態に係るシューズ用アウトソール1を示し、このアウトソール1を備えたシューズは、例えばサッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、野球などの瞬発的な動作が要求されるスポーツに用いられるクリーツシューズである。ここで、シューズ用アウトソール1は、左足用のアウトソールのみを例示している。右足用のアウトソールは、左足用アウトソールと左右対称になるように構成されているので、以下の説明では左足用アウトソールのみについて説明し、右足用アウトソールの説明は省略する。また、以下の説明において、上方(上側)および下方(下側)とはアウトソール1の上下方向の位置関係を表し、前方(前側)および後方(後側)とはアウトソール1の前後方向の位置関係を表し、左側および右側とはアウトソール1の左右方向の位置関係を表すものとする。さらに、以下の説明において、人体の足における中足骨の近位骨頭とは、体幹(すなわち身体の頭部と四肢を除く胴体部分)に近い側における中足骨の骨頭部分を指し、中足骨の遠位骨頭とは、体幹に遠い側における中足骨の骨頭部分を指す。
図1〜図3に示すように、シューズ用アウトソール1は、着用者の足裏面を支持するものであり、このアウトソール1は、前足部Fから後足部Hまでの足裏面全体を支持する第1アウトソール部10を備えている。この第1アウトソール部10は、例えばナイロン系エラストマーなどの軟質樹脂材からなり、薄肉のプレート状に形成されている。すなわち、第1アウトソール部10は、比較的曲げ剛性が低く、外力を受けることによって変形可能に構成されている。
また、第1アウトソール部10の表面(上面)には、中足趾節関節MPを含めた前足部Fの前後略中央から先端までの領域で足裏面に当接する第1足裏当接面11が形成されている。なお、中足趾節関節MPとは、中足骨MT1〜5の遠位骨頭と基節骨PP1〜5の近位骨頭との間に存在し、中足骨MT1〜5と基節骨PP1〜5とをつなぐ半関節である。さらに、図9にも示すように、第1アウトソール部10の表面には、後述する第1および第2スタッド15,16のそれぞれに対応する位置に凹陥状に形成された丸孔部12,12,…が複数設けられている。
図1〜図5に示すように、第1アウトソール部10の前側および左右両側における外周縁部には、上方に延びる立ち上がり部13が形成されている。この立ち上がり部13および後述するカウンター部14の内側面には、シューズに備えられるアッパー(図示せず)下部の外側面が固着されるようになっている。
図1〜図5に示すように、第1アウトソール部10の後側部分には、立ち上がり部13に連続して立ち上がり部13よりも上方に延びるカウンター部14が設けられている。このカウンター部14は、踵骨CB(踵部)を左右両側部および後部から覆うように形成されており、その内側面が外方に膨らむように湾曲状に形成されている。また、図11にも示すように、カウンター部14の左右両側には、踵骨CBよりも上方に突出して踵骨CB両側を覆う側壁部14a,14aが形成されている一方、カウンター部14の後側には、側壁部14a,14aに連続して踵骨CB後側を覆う後壁部14bが形成されている。この後壁部14bは、その上端が踵骨CB上端付近まで延びており、下方に向かって後側に膨らむように円弧状に湾曲している。このように、カウンター部14は、両側壁部14a,14aによって踵部両側をしっかり保持して踵骨CBにおける左右方向のひねり動作を抑制するとともに、後壁部14bによって足首の屈曲動作が妨げられない範囲で踵部後側を保持するように構成されている。
図5〜図7に示すように、第1アウトソール部10の前足部F後側から中足部Mまでの領域には、後述するリブ22,22の各々を下方に突出させるためのリブ貫通孔18a,18aが前後方向に延びるように形成され、このリブ貫通孔18a,18aの各々に隣接してリブ22,22の各々を左右両側から挟み込むように下方に盛り上がったリブ保持部18b,18b,…が設けられている(図9および図10参照)。
第1アウトソール部10の裏面であって前足部領域Fに対応する位置には、下方に突出した円柱状の複数(本実施形態では8つ)の第1スタッド部15,15,…が分散して配列された状態で設けられている。具体的には、第1スタッド部15,15,…は、左右(内甲側および外甲側)のそれぞれに形成されており、これら左右一対の第1スタッド部15,15が前後方向に所定の間隔をあけて並設されている。
また、前足部領域Fの略中心(図7に示す第2基節骨PP2および第3基節骨PP3付近)には、底面視で略楕円形状の第3スタッド部17が設けられている。
さらに、第1アウトソール部10の裏面であって後足部領域Hに対応する位置には、下方に突出した円柱状の複数(本実施形態では4つ)の第2スタッド部16,16,…が分散して配列された状態で設けられている。具体的には、第2スタッド部16,16,…は、左右(内甲側および外甲側)のそれぞれに形成されており、これら左右一対の第2スタッド部16,16が前後方向に所定の間隔をあけて並設されている。
第1〜第3スタッド部15,16,17の各々は、例えば熱可塑性ポリウレタンなどの耐摩耗性の高い樹脂材からなる。また、図9に示すように、第1および第2スタッド部15,16の各々は、第1アウトソール部10の各丸孔部12,12,…の位置に対応するようにそれぞれ配置されて、例えば射出成形により第1アウトソール部10の裏面に一体的に成形されている。このような第1〜第3スタッド部15,16,17によって、アウトソール1における地面へのグリップ性が高められる。
次に、図1〜図3に示すように、本発明の特徴として、アウトソール1は、中足趾節関節MPを含まない領域の足裏面、すなわち中足趾節関節MPより後方の前足部F後側から後足部Hに至る領域内の足裏面を支持する第2アウトソール部20を備えている。この第2アウトソール部20は、第1アウトソール部10よりも剛性が高い硬質樹脂材からなり、例えばグラスファイバーが含有されたナイロン等からなる。すなわち、第2アウトソール部20は、第1アウトソール部10よりも曲げ剛性が高く、外力を受けても変形しにくいように構成されている。
第2アウトソール部20は、中足趾節関節MPより後方の前足部F後側から後足部Hに至る領域内の足裏面に当接する第2足裏当接面21が形成されている。図8に示すように、第2アウトソール部20は、第2足裏当接面21が第1アウトソール部10の第1足裏当接面11と面一になるように、例えば射出成形によって第1アウトソール部10の上側に一体的に成形されている。すなわち、本実施形態のアウトソール1では、中足趾節関節MPを含めた前足部Fの前後略中央から先端までの領域において、変形可能な軟質樹脂材からなる第1アウトソール部10の第1足裏当接面11がアウトソール1上面に露出する一方、中足趾節関節MPより後方の前足部後側から後足部に至る領域において、高剛性の硬質樹脂材からなる第2アウトソール部20の第2足裏当接面21がアウトソール1上面に露出するように構成されている。
図3に示すように、第2アウトソール部20の前側部分は、前後方向において、第1ないし第5中足骨MT1〜5の前後略中央から遠位骨頭に至る領域内まで延びている。さらに、第2アウトソール部20の前側部分は、左右方向において、第1ないし第5中足骨MT1〜5を支持するように第1アウトソール部10の左右両側まで延びている。
図5〜図7に示すように、第1アウトソール部10の裏面には、中足趾節関節MPより後方の前足部F後側から中足部Mまでの領域内で前後方向に延びる左右一対のリブ22,22が突出している。図9および図10に示すように、リブ22,22の各々は、第2アウトソール部20の一部が下側に向かって凸状に膨らむように形成されており、第1アウトソール部10を貫通してその下方に突出した構成となっている。より具体的には、リブ22,22の各々は、その下端部が第1アウトソール部10のリブ貫通孔18a,18aを貫通した状態で第1アウトソール部10の下方に突出するように構成されている。このような第2アウトソール部20の一部からなるリブ22,22では、第1アウトソール部10の下面に別部材のリブを設ける構成に比べて、アウトソール1の足裏支持面(本実施形態では第2足裏支持面21)からの突出量をより長く形成することが可能となり、アウトソール1の全体的な軽量化を図りつつ、第2アウトソール部20の曲げ剛性を向上させることができる。
図5および図9に示すように、リブ22,22の各々は、その下端部が第1アウトソール部10および最後方の第1スタッド部15の接合箇所と、第1アウトソール部10および最前方の第2スタッド部16の接合箇所とを結んだ接合位置J(図5および図9の一点鎖線を参照)よりも上方に位置するように配設されている。これにより、リブ22,22の各々の突出量を最大限に確保しつつ、第1および第2スタッド部15,16のグリップ性を損なわないようにすることが可能となる。そして、図6および図10に示すように、リブ22,22の各々は、第1アウトソール部10のリブ保持部18b,18bにより左右から挟み込まれて、第1アウトソール部10に強固に保持されている。
また、図1〜3に示すように、リブ22,22の各々の内部(凹部内)には、ハニカム構造24,24が形成されている。このハニカム構造24は、第2アウトソール部20の第2足裏当接面21から下方に向けて陥没した正六角形状の複数の隔壁部23,23,…(図10参照)が隙間なく並べられた構造となっている。このハニカム構造24により、リブ22内が中空状になってリブ22の重さが抑えられるとともに、中足趾節関節MPより後方の前足部F後側から中足部Mまでの領域内の曲げ剛性がより一層高められる。なお、図9に示したハニカム構造24,24については、図示の便宜上、隔壁部23,23,…を省略している。
図6および図7に示すように、内甲側に設けられたリブ22は、中足趾節関節MPより後方かつ前足部領域Fの最後方に位置する内甲側の第1スタッド部15と後足部領域Hの最前方に位置する内甲側の第2スタッド部16との間に亘って前後方向に沿って延び、中央部分が内甲側から外甲側に向かって膨らむように湾曲している。また、外甲側に設けられたリブ22は、中足趾節関節MPより後方かつ前足部領域Fの最後方に位置する外甲側の第1スタッド部15と後足部領域Hの最前方に位置する外甲側の第2スタッド部16との間に亘り、前後方向に沿って略直線状に延びている。さらに、リブ22,22の各々は、前後方向の中央位置が第1ないし第5中足骨MT1〜5の近位骨頭付近に配置されるように構成されている。
ここで、図1〜図3に示すように、第2アウトソール部20の前端部は、平面視において、中足趾節関節MPより後方に位置する第1スタッド部15,15に部分的に重なっている。より具体的には、図9に示すように、リブ22,22内部に形成されたハニカム構造24,24の各々の前端部は、前足部領域Fの最後方に配置された第1スタッド部15,15の位置に対応する第1アウトソール部10の丸孔部12,12の前後略中央より後側となる半円部分をそれぞれ覆っている。他方、ハニカム構造24,24の各々の後端部は、後足部領域Hの最前方に配置された第2スタッド部16,16の位置に対応する第1アウトソール部10の丸孔部12,12の前後略中央より前側となる半円部分を覆っている。すなわち、リブ22,22の各々は、中足趾節関節MPより後方かつ前足部領域Fの最後方に位置する第1スタッド部15,15および後足部領域Hの最前方に位置する第2スタッド部16,16にそれぞれ連続している。
上記丸孔部12の後側の半円部分には、上記ハニカム構造24,24の各々の後端に隣接して、半円形状の穴部25,25が第2アウトソール部20にそれぞれ形成されている。また、後足部領域Hの最後方の第2スタッド部16,16に対応する位置には、第1アウトソール部10の丸孔部12,12と同じ大きさに形成された円状の穴部26,26が第2アウトソール部20にそれぞれ形成されている。
次に、図1〜3に示すように、第2アウトソール部20の後側部分には、カウンター部14まで延びて踵骨CB(踵部)の下側部分を支持する踵支持部27が設けられている。図11に示すように、この踵支持部27は、その表面がカウンター部14の表面と面一になるようにカウンター部14の上側に一体的に形成されている。そして、踵支持部27の左右両側には、上方に突出して踵骨CB両側の下側部分を覆う側壁部27a,27aが形成されている一方、踵支持部27の後側には、側壁部27a,27aに連続して踵骨CB後側の下側部分を覆う後壁部27bが形成されている。
踵支持部27は、カウンター部14上端よりも低い位置まで上方に延びるように形成されている。より具体的には、図11に示すように、踵支持部27の後壁部27b上端は、側面視で踵骨CB後端が後方に向かって最も盛り上がった部分の位置(すなわち図11に示す一点鎖線hの位置)まで上方に延びている。また、踵支持部27の側壁部27a上端は、後壁部27b上端よりも上方に延びている。
以上のように、本実施形態に係るシューズ用アウトソール1によると、中足趾節関節MPを含めた前足部Fの前後略中央から先端までの領域では、変形可能な軟質樹脂材からなる第1アウトソール部10により、運動時に前足部領域Fに存在する各関節(特に中足趾節関節MP)を柔軟に曲げることができる。これに対して、中足趾節関節MPより後方の前足部F後側から後足部Hに至る領域では、第1アウトソール部10よりも剛性が高い硬質樹脂材からなる第2アウトソール部20により、十分な曲げ剛性を保持しつつ、方向転換などの瞬発的な動作時に生じる足への衝撃を軽減して、シューズ内に前足部F後側から後足部Hに至る領域を安定させることができる。そして、本実施形態のアウトソール1では、第2アウトソール部20が第1アウトソール部10の上側に一体的に形成されているため、中足趾節関節MPを含めた前足部Fの前後略中央から先端までの領域の上記効果と、中足趾節関節MPより後方の前足部F後側から後足部Hに至る領域の上記効果とを両立させることが可能となる。
また、第2アウトソール部20の前側部分が第1ないし第5中足骨の前後略中央から遠位骨頭に至る領域内まで延びかつ第1ないし第5中足骨MT1〜5を支持するように第1アウトソール部10の左右両側まで延びているため、第1アウトソール部10により特に中足趾節関節MPが曲げやすい状態を維持しつつ、高剛性の第2アウトソール部20により特に第1ないし第5中足骨MT1〜5をシューズ内に安定させることができる。
また、第2アウトソール部20の前端部が平面視において中足趾節関節MPより後方に位置する第1スタッド部15,15に部分的に重なっていることから、第1アウトソール部10と第2アウトソール部20との境界が中足趾節関節MPより後方に位置する第1スタッド部15,15上に配置されることになる。すなわち、第1および第2アウトソール部10,20の境界は、屈曲による変形が極めて小さい第1スタッド部15,15上に重なっている。このため、剛性が互いに異なる第1および第2アウトソール部10,20の境界で応力が集中しにくくなり、その結果、この境界で第2アウトソール部20が第1アウトソール部10から剥がれにくくなる。
また、本実施形態では、高剛性の第2アウトソール部20の一部からなる左右一対のリブ22,22により、アウトソール1の全体的な軽量化を図りつつ、中足趾節関節MPより後方の前足部F後側から中足部Mまでの領域における曲げ剛性を向上させることができる。その結果、着用者の中足趾節関節MPより後方の前足部F後側から中足部Mまでの領域における物理的ストレスを抑制することが可能となる。
また、リブ22,22の前後方向の中央位置が第1ないし第5中足骨MT1〜5の近位骨頭付近に配置されているため、第1ないし第5中足骨MT1〜5の近位骨頭付近における曲げ剛性をより一層向上させることができる。その結果、走行中における方向転換の際に前足部Fでブレーキをかけて捻る動作を繰り返すことで中足骨MT(特に第5中足骨MT5)の近位骨頭付近における物理的なストレスを低減することが可能となる。
そして、リブ22,22の各々は、平面視において、その前端部が中足趾節関節MPより後方かつ前足部領域Fの最後方に位置する第1スタッド部15,15に部分的に重なっている一方、その後端部が後足部領域Hの最前方に位置する第2スタッド部16,16に部分的に重なっている。すなわち、リブ22,22の各々が中足趾節関節MPより後方かつ前足部領域Fの最後方に位置する第1スタッド部15,15および後足部領域Hの最前方に位置する第2スタッド部16,16にそれぞれ連続している。このため、特に中足部領域Mの曲げ剛性をより一層向上させることができる。
また、本実施形態では、高剛性の踵支持部27によって、踵骨CB(踵部)の下側部分を安定させることができる。さらに、低剛性のカウンター部14によって、踵部周囲が柔軟に保持されるので、着用者の足に痛みが生じないようにすることができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態では、平面視で内甲側のリブ22前端部が前足部領域Fの最後方に位置する第1スタッド部15に部分的に重なっている形態を示したが、この形態に限られない。例えば、内甲側のリブ22前端部が図1〜図3に示すような前足部領域Fの内甲側の前から3つ目に位置する第1スタッド部15に部分的に重なっていてもよい。要は、第2アウトソール部20の前端部が平面視で中足趾節関節MPより後方に位置する第1スタッド部15に部分的に重なっている形態であればよい。
また、上記実施形態では、カウンター部14および踵支持部27を設けた形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、アウトソール1(アウトソール構造)は、カウンター部14を有しない第1アウトソール部10と、踵支持部27を有しない第2アウトソール部20と、を備える形態であってもよい。
以上、本発明についての実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、発明の範囲内で種々の変更が可能である。
本発明は、例えばサッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、野球などの瞬発的な動作を要するスポーツに用いられるクリーツシューズとして産業上の利用が可能である。
1:アウトソール(シューズ用アウトソール構造)
10:第1アウトソール部
14:カウンター部
15:第1スタッド部
16:第2スタッド部
20:第2アウトソール部
22:リブ
24:ハニカム構造
27:踵支持部
F:前足部
M:中足部
H:後足部
MP:中足趾節関節
PP:基節骨
MT:中足骨
CB:踵骨(踵部)
本発明は、シューズ用アウトソール構造およびそれを用いたクリーツシューズに関するものである。
従来から、例えば特許文献1のように、剛性が互いに異なる2種の樹脂材を一体的に形成したシューズ用アウトソール構造が知られている。
具体的に、特許文献1には、スパイクを備えた靴底が開示されており、この靴底は、ヤング率の小さい第1樹脂およびこの第1樹脂よりもヤング率の大きい第2樹脂が一体に形成されたもので、第1樹脂は、前足部の中足趾節関節(いわゆるMP関節)から爪先の間にわたって設けられ、第2樹脂は、足の内側の第1指に沿って帯状に設けられた第1帯状部および足の外側の第5指に沿って帯状に設けられた第2帯状部を有する。そして、この第1帯状部は、前足部の後端から第1指の基節骨近位骨頭の部位まで設けられている一方、第2帯状部は、前足部の後端から第5指の基節骨近位骨頭の部位まで設けられている。
特許第4020879号公報
ところで、例えばサッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、野球などの瞬発的な動作を要するスポーツに用いられるクリーツシューズの特性として、着用者の足における中足趾節関節を含めた前足部の前後略中央から先端までの領域では、運動時に前足部の各関節(特に中足趾節関節)が曲げやすくなる一方、中足趾節関節より後方の前足部後側から後足部に至る領域では、方向転換などの瞬発的な動作時に生じる足への衝撃を軽減して、前足部後側から後足部に至る領域をシューズ内に安定させることが求められている。
しかしながら、特許文献1の靴底では、第1帯状部および第2帯状部の各々が中足趾節関節を越えて基節骨近位骨頭の部位まで延びていることから、キック時の背屈が主に爪先部の範囲で生じるため、効率良く走行の推進力を発生させるものの、前足部は中足趾節関節で屈曲することが抑制されている。すなわち、特許文献1の靴底を備えたクリーツシューズでは、中足趾節関節より後方の前足部後側から後足部に至る領域を安定させ、かつ前足部における中足趾節関節を柔軟に曲げることが容易ではなかった。このため、サッカーなどの競技中において繰り返される瞬発的な動作により、着用者の足(特に中足趾節関節付近)に物理的なストレスが生じてしまうおそれがあった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、前足部の前後略中央から先端までの領域で特に中足趾節関節を曲げやすくするとともに、中足趾節関節より後方の前足部後側から後足部に至る領域を安定させるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の形態は、着用者の足裏面を支持するシューズ用アウトソール構造であって、前足部から後足部までの足裏面全体を支持する変形可能な軟質樹脂材からなる第1アウトソール部と、第1アウトソール部の上側に一体的に形成され、かつ該第1アウトソール部よりも剛性が高い硬質樹脂材からなり、中足趾節関節より後方の前足部後側から後足部に至る領域内の足裏面を支持する第2アウトソール部と、を備え、中足趾節関節より後方の前足部後側から中足部までの領域内の第1アウトソール部に位置し、第2アウトソール部の一部を該第1アウトソール部に貫通させて裏面に突出させた前後方向に延びる左右一対のリブが設けられていることを特徴とする。
この第1の形態において、中足趾節関節を含めた前足部の前後略中央から先端までの領域では、変形可能な軟質樹脂材からなる第1アウトソール部により、運動時に前足部の各関節(特に中足趾節関節)を柔軟に曲げることができる。これに対して、中足趾節関節より後方の前足部後側から後足部に至る領域では、第1アウトソール部よりも剛性が高い硬質樹脂材からなる第2アウトソール部により、十分な曲げ剛性を保持しつつ、方向転換などの瞬発的な動作時に生じる足への衝撃を軽減して、シューズ内に前足部後側から後足部に至る領域を安定させることができる。そして、第2アウトソール部が第1アウトソール部の上側に一体的に形成されているため、中足趾節関節を含めた前足部の前後略中央から先端までの領域の上記効果と、中足趾節関節より後方の前足部後側から後足部に至る領域の上記効果とを両立させることが可能となる。さらに、第1の形態では、高剛性の第2アウトソール部の一部からなる左右一対のリブによって、アウトソール構造の全体的な軽量化を図りつつ、中足趾節関節より後方の前足部後側から中足部までの領域における曲げ剛性を向上させることができる。その結果、着用者の中足趾節関節より後方の前足部後側から中足部までの領域における物理的ストレスを抑制することが可能となる。
第2の形態は、第1の形態において、第2アウトソール部の前側部分は、第1ないし第5中足骨の前後略中央から遠位骨頭に至る領域内まで延びかつ該第1ないし第5中足骨を支持するように第1アウトソール部の左右両側まで延びていることを特徴とする。
この第2の形態では、第1アウトソール部により特に中足趾節関節が曲げやすい状態を維持しつつ、高剛性の硬質樹脂材からなる第2アウトソール部により特に第1ないし第5中足骨をシューズ内に安定させることができる。
第3の形態は、第1または第2の形態において、第1アウトソール部の裏面には、前足部領域に複数の第1スタッド部が分散して配列された状態で設けられており、第2アウトソール部の前端部は、平面視において、中足趾節関節より後方に位置する第1スタッド部に部分的に重なっていることを特徴とする。
この第3の形態では、第1スタッド部により地面へのグリップ性を高めることができる。さらに、第2アウトソール部の前端部が平面視において中足趾節関節より後方に配置された第1スタッド部に部分的に重なっていることから、第1アウトソール部と第2アウトソール部との境界が中足趾節関節より後方に位置する第1スタッド部上に配置されることになる。すなわち、第1および第2アウトソール部の境界は、屈曲による変形が極めて小さい第1スタッド部上に重なっている。このため、剛性が互いに異なる第1および第2アウトソール部の境界で応力が集中しにくくなり、その結果、この境界で第2アウトソール部が第1アウトソール部から剥がれにくくなるようにすることができる。
の形態は、第の形態において、左右一対のリブは、前後方向の中央位置が第1ないし第5中足骨の近位骨頭付近に配置されるように構成されていることを特徴とする。
一般的に、サッカーなどのスポーツでは、走行中における方向転換の際に主に前足部でブレーキをかけて捻る動作を繰り返すことで中足骨(特に第5中足骨)の近位骨頭付近に物理的なストレスが蓄積することが知られている。この第の形態では、左右一対のリブの前後方向における中央位置が第1ないし第5中足骨の近位骨頭付近に配置されるように構成されているため、第1ないし第5中足骨の近位骨頭付近における曲げ剛性をより一層向上させることができる。その結果、中足骨(特に第5中足骨)の近位骨頭付近における物理的なストレスを低減することが可能となる。
の形態は、第または第の形態において、第1アウトソール部の裏面には、前足部領域に複数の第1スタッド部が、また後足部領域に複数の第2スタッド部がそれぞれ分散して配列された状態で設けられており、左右一対のリブの各々は、平面視において、その前端部が中足趾節関節より後方かつ前足部領域の最後方に位置する第1スタッド部に部分的に重なっている一方、その後端部が後足部領域の最前方に位置する第2スタッド部に部分的に重なっていることを特徴とする。
この第の形態では、第1および第2スタッド部により地面へのグリップ性を高めることができる。それと同時に、左右一対のリブの各々が中足趾節関節より後方かつ前足部領域の最後方に位置する第1スタッド部および後足部領域の最前方に位置する第2スタッド部にそれぞれ連続しているため、特に中足部領域の曲げ剛性をより一層向上させることができる。
の形態は、第1〜第のいずれか1つ形態において、第1アウトソール部の後側部分の左右両側部ないし後部から上方に踵部を覆うように延びるカウンター部が設けられており、第2アウトソール部の後側部分からカウンター部上端よりも低い位置まで上方に延びて踵部の下側部分を支持する踵支持部が設けられていることを特徴とする。
この第の形態では、高剛性の踵支持部によって、踵部の下側部分を安定させることができる。さらに、踵支持部よりも上方に延びる低剛性のカウンター部によって、踵部周囲が柔軟に保持されるので、運動時に着用者の足に痛みが生じないようにすることができる。
の形態は、第1〜の形態のいずれか1つのシューズ用アウトソール構造を備えたクリーツシューズであることを特徴とする。
この第の形態では、第1〜の形態のいずれか1つの形態と同様の効果を奏するクリーツシューズを提供することができる。
以上説明したように、本発明によると、中足趾節関節を含めた前足部の前後略中央から先端までの領域では、運動時に前足部の各関節(特に中足趾節関節)を柔軟に曲げることができる一方、中足趾節関節より後方の前足部後側から後足部に至る領域では、十分な曲げ剛性を保持しつつ、瞬発的な動作時に生じる足への衝撃を軽減して、シューズ内に前足部後側から後足部に至る領域を安定させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係るシューズ用アウトソールを示す斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係るシューズ用アウトソールを示す平面図である。 図3は、アウトソールと足の骨格構造との位置関係を模式的に示す平面図である。 図4は、本発明の実施形態に係るシューズ用アウトソールを示す背面図である。 図5は、本発明の実施形態に係るシューズ用アウトソールを示す左側面図である。 図6は、本発明の実施形態に係るシューズ用アウトソールを示す底面図である。 図7は、アウトソールと足の骨格構造との位置関係を模式的に示す底面図である。 図8は、図2のVIII−VIII線拡大断面図である。 図9は、図2のIX−IX線断面図である。 図10は、図2のX−X線拡大断面図である。 図11は、図4のXI−XI線拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1〜図11は、本発明の実施形態に係るシューズ用アウトソール1を示し、このアウトソール1を備えたシューズは、例えばサッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、野球などの瞬発的な動作が要求されるスポーツに用いられるクリーツシューズである。ここで、シューズ用アウトソール1は、左足用のアウトソールのみを例示している。右足用のアウトソールは、左足用アウトソールと左右対称になるように構成されているので、以下の説明では左足用アウトソールのみについて説明し、右足用アウトソールの説明は省略する。また、以下の説明において、上方(上側)および下方(下側)とはアウトソール1の上下方向の位置関係を表し、前方(前側)および後方(後側)とはアウトソール1の前後方向の位置関係を表し、左側および右側とはアウトソール1の左右方向の位置関係を表すものとする。さらに、以下の説明において、人体の足における中足骨の近位骨頭とは、体幹(すなわち身体の頭部と四肢を除く胴体部分)に近い側における中足骨の骨頭部分を指し、中足骨の遠位骨頭とは、体幹に遠い側における中足骨の骨頭部分を指す。
図1〜図3に示すように、シューズ用アウトソール1は、着用者の足裏面を支持するものであり、このアウトソール1は、前足部Fから後足部Hまでの足裏面全体を支持する第1アウトソール部10を備えている。この第1アウトソール部10は、例えばナイロン系エラストマーなどの軟質樹脂材からなり、薄肉のプレート状に形成されている。すなわち、第1アウトソール部10は、比較的曲げ剛性が低く、外力を受けることによって変形可能に構成されている。
また、第1アウトソール部10の表面(上面)には、中足趾節関節MPを含めた前足部Fの前後略中央から先端までの領域で足裏面に当接する第1足裏当接面11が形成されている。なお、中足趾節関節MPとは、中足骨MT1〜5の遠位骨頭と基節骨PP1〜5の近位骨頭との間に存在し、中足骨MT1〜5と基節骨PP1〜5とをつなぐ半関節である。さらに、図9にも示すように、第1アウトソール部10の表面には、後述する第1および第2スタッド15,16のそれぞれに対応する位置に凹陥状に形成された丸孔部12,12,…が複数設けられている。
図1〜図5に示すように、第1アウトソール部10の前側および左右両側における外周縁部には、上方に延びる立ち上がり部13が形成されている。この立ち上がり部13および後述するカウンター部14の内側面には、シューズに備えられるアッパー(図示せず)
下部の外側面が固着されるようになっている。
図1〜図5に示すように、第1アウトソール部10の後側部分には、立ち上がり部13に連続して立ち上がり部13よりも上方に延びるカウンター部14が設けられている。このカウンター部14は、踵骨CB(踵部)を左右両側部および後部から覆うように形成されており、その内側面が外方に膨らむように湾曲状に形成されている。また、図11にも示すように、カウンター部14の左右両側には、踵骨CBよりも上方に突出して踵骨CB両側を覆う側壁部14a,14aが形成されている一方、カウンター部14の後側には、側壁部14a,14aに連続して踵骨CB後側を覆う後壁部14bが形成されている。この後壁部14bは、その上端が踵骨CB上端付近まで延びており、下方に向かって後側に膨らむように円弧状に湾曲している。このように、カウンター部14は、両側壁部14a,14aによって踵部両側をしっかり保持して踵骨CBにおける左右方向のひねり動作を抑制するとともに、後壁部14bによって足首の屈曲動作が妨げられない範囲で踵部後側を保持するように構成されている。
図5〜図7に示すように、第1アウトソール部10の前足部F後側から中足部Mまでの領域には、後述するリブ22,22の各々を下方に突出させるためのリブ貫通孔18a,18aが前後方向に延びるように形成され、このリブ貫通孔18a,18aの各々に隣接してリブ22,22の各々を左右両側から挟み込むように下方に盛り上がったリブ保持部18b,18b,…が設けられている(図9および図10参照)。
第1アウトソール部10の裏面であって前足部領域Fに対応する位置には、下方に突出した円柱状の複数(本実施形態では8つ)の第1スタッド部15,15,…が分散して配列された状態で設けられている。具体的には、第1スタッド部15,15,…は、左右(内甲側および外甲側)のそれぞれに形成されており、これら左右一対の第1スタッド部15,15が前後方向に所定の間隔をあけて並設されている。
また、前足部領域Fの略中心(図7に示す第2基節骨PP2および第3基節骨PP3付近)には、底面視で略楕円形状の第3スタッド部17が設けられている。
さらに、第1アウトソール部10の裏面であって後足部領域Hに対応する位置には、下方に突出した円柱状の複数(本実施形態では4つ)の第2スタッド部16,16,…が分散して配列された状態で設けられている。具体的には、第2スタッド部16,16,…は、左右(内甲側および外甲側)のそれぞれに形成されており、これら左右一対の第2スタッド部16,16が前後方向に所定の間隔をあけて並設されている。
第1〜第3スタッド部15,16,17の各々は、例えば熱可塑性ポリウレタンなどの耐摩耗性の高い樹脂材からなる。また、図9に示すように、第1および第2スタッド部15,16の各々は、第1アウトソール部10の各丸孔部12,12,…の位置に対応するようにそれぞれ配置されて、例えば射出成形により第1アウトソール部10の裏面に一体的に成形されている。このような第1〜第3スタッド部15,16,17によって、アウトソール1における地面へのグリップ性が高められる。
次に、図1〜図3に示すように、本発明の特徴として、アウトソール1は、中足趾節関節MPを含まない領域の足裏面、すなわち中足趾節関節MPより後方の前足部F後側から後足部Hに至る領域内の足裏面を支持する第2アウトソール部20を備えている。この第2アウトソール部20は、第1アウトソール部10よりも剛性が高い硬質樹脂材からなり、例えばグラスファイバーが含有されたナイロン等からなる。すなわち、第2アウトソール部20は、第1アウトソール部10よりも曲げ剛性が高く、外力を受けても変形しにくいように構成されている。
第2アウトソール部20は、中足趾節関節MPより後方の前足部F後側から後足部Hに至る領域内の足裏面に当接する第2足裏当接面21が形成されている。図8に示すように、第2アウトソール部20は、第2足裏当接面21が第1アウトソール部10の第1足裏当接面11と面一になるように、例えば射出成形によって第1アウトソール部10の上側に一体的に成形されている。すなわち、本実施形態のアウトソール1では、中足趾節関節MPを含めた前足部Fの前後略中央から先端までの領域において、変形可能な軟質樹脂材からなる第1アウトソール部10の第1足裏当接面11がアウトソール1上面に露出する一方、中足趾節関節MPより後方の前足部後側から後足部に至る領域において、高剛性の硬質樹脂材からなる第2アウトソール部20の第2足裏当接面21がアウトソール1上面に露出するように構成されている。
図3に示すように、第2アウトソール部20の前側部分は、前後方向において、第1ないし第5中足骨MT1〜5の前後略中央から遠位骨頭に至る領域内まで延びている。さらに、第2アウトソール部20の前側部分は、左右方向において、第1ないし第5中足骨MT1〜5を支持するように第1アウトソール部10の左右両側まで延びている。
図5〜図7に示すように、第1アウトソール部10の裏面には、中足趾節関節MPより後方の前足部F後側から中足部Mまでの領域内で前後方向に延びる左右一対のリブ22,22が突出している。図9および図10に示すように、リブ22,22の各々は、第2アウトソール部20の一部が下側に向かって凸状に膨らむように形成されており、第1アウトソール部10を貫通してその下方に突出した構成となっている。より具体的には、リブ22,22の各々は、その下端部が第1アウトソール部10のリブ貫通孔18a,18aを貫通した状態で第1アウトソール部10の下方に突出するように構成されている。このような第2アウトソール部20の一部からなるリブ22,22では、第1アウトソール部10の下面に別部材のリブを設ける構成に比べて、アウトソール1の足裏支持面(本実施形態では第2足裏支持面21)からの突出量をより長く形成することが可能となり、アウトソール1の全体的な軽量化を図りつつ、第2アウトソール部20の曲げ剛性を向上させることができる。
図5および図9に示すように、リブ22,22の各々は、その下端部が第1アウトソール部10および最後方の第1スタッド部15の接合箇所と、第1アウトソール部10および最前方の第2スタッド部16の接合箇所とを結んだ接合位置J(図5および図9の一点鎖線を参照)よりも上方に位置するように配設されている。これにより、リブ22,22の各々の突出量を最大限に確保しつつ、第1および第2スタッド部15,16のグリップ性を損なわないようにすることが可能となる。そして、図6および図10に示すように、リブ22,22の各々は、第1アウトソール部10のリブ保持部18b,18bにより左右から挟み込まれて、第1アウトソール部10に強固に保持されている。
また、図1〜3に示すように、リブ22,22の各々の内部(凹部内)には、ハニカム構造24,24が形成されている。このハニカム構造24は、第2アウトソール部20の第2足裏当接面21から下方に向けて陥没した正六角形状の複数の隔壁部23,23,…(図10参照)が隙間なく並べられた構造となっている。このハニカム構造24により、リブ22内が中空状になってリブ22の重さが抑えられるとともに、中足趾節関節MPより後方の前足部F後側から中足部Mまでの領域内の曲げ剛性がより一層高められる。なお、図9に示したハニカム構造24,24については、図示の便宜上、隔壁部23,23,…を省略している。
図6および図7に示すように、内甲側に設けられたリブ22は、中足趾節関節MPより後方かつ前足部領域Fの最後方に位置する内甲側の第1スタッド部15と後足部領域Hの最前方に位置する内甲側の第2スタッド部16との間に亘って前後方向に沿って延び、中央部分が内甲側から外甲側に向かって膨らむように湾曲している。また、外甲側に設けられたリブ22は、中足趾節関節MPより後方かつ前足部領域Fの最後方に位置する外甲側の第1スタッド部15と後足部領域Hの最前方に位置する外甲側の第2スタッド部16との間に亘り、前後方向に沿って略直線状に延びている。さらに、リブ22,22の各々は、前後方向の中央位置が第1ないし第5中足骨MT1〜5の近位骨頭付近に配置されるように構成されている。
ここで、図1〜図3に示すように、第2アウトソール部20の前端部は、平面視において、中足趾節関節MPより後方に位置する第1スタッド部15,15に部分的に重なっている。より具体的には、図9に示すように、リブ22,22内部に形成されたハニカム構造24,24の各々の前端部は、前足部領域Fの最後方に配置された第1スタッド部15,15の位置に対応する第1アウトソール部10の丸孔部12,12の前後略中央より後側となる半円部分をそれぞれ覆っている。他方、ハニカム構造24,24の各々の後端部は、後足部領域Hの最前方に配置された第2スタッド部16,16の位置に対応する第1アウトソール部10の丸孔部12,12の前後略中央より前側となる半円部分を覆っている。すなわち、リブ22,22の各々は、中足趾節関節MPより後方かつ前足部領域Fの最後方に位置する第1スタッド部15,15および後足部領域Hの最前方に位置する第2スタッド部16,16にそれぞれ連続している。
上記丸孔部12の後側の半円部分には、上記ハニカム構造24,24の各々の後端に隣接して、半円形状の穴部25,25が第2アウトソール部20にそれぞれ形成されている。また、後足部領域Hの最後方の第2スタッド部16,16に対応する位置には、第1アウトソール部10の丸孔部12,12と同じ大きさに形成された円状の穴部26,26が第2アウトソール部20にそれぞれ形成されている。
次に、図1〜3に示すように、第2アウトソール部20の後側部分には、カウンター部14まで延びて踵骨CB(踵部)の下側部分を支持する踵支持部27が設けられている。図11に示すように、この踵支持部27は、その表面がカウンター部14の表面と面一になるようにカウンター部14の上側に一体的に形成されている。そして、踵支持部27の左右両側には、上方に突出して踵骨CB両側の下側部分を覆う側壁部27a,27aが形成されている一方、踵支持部27の後側には、側壁部27a,27aに連続して踵骨CB後側の下側部分を覆う後壁部27bが形成されている。
踵支持部27は、カウンター部14上端よりも低い位置まで上方に延びるように形成されている。より具体的には、図11に示すように、踵支持部27の後壁部27b上端は、側面視で踵骨CB後端が後方に向かって最も盛り上がった部分の位置(すなわち図11に示す一点鎖線hの位置)まで上方に延びている。また、踵支持部27の側壁部27a上端は、後壁部27b上端よりも上方に延びている。
以上のように、本実施形態に係るシューズ用アウトソール1によると、中足趾節関節MPを含めた前足部Fの前後略中央から先端までの領域では、変形可能な軟質樹脂材からなる第1アウトソール部10により、運動時に前足部領域Fに存在する各関節(特に中足趾節関節MP)を柔軟に曲げることができる。これに対して、中足趾節関節MPより後方の前足部F後側から後足部Hに至る領域では、第1アウトソール部10よりも剛性が高い硬質樹脂材からなる第2アウトソール部20により、十分な曲げ剛性を保持しつつ、方向転換などの瞬発的な動作時に生じる足への衝撃を軽減して、シューズ内に前足部F後側から後足部Hに至る領域を安定させることができる。そして、本実施形態のアウトソール1では、第2アウトソール部20が第1アウトソール部10の上側に一体的に形成されているため、中足趾節関節MPを含めた前足部Fの前後略中央から先端までの領域の上記効果と、中足趾節関節MPより後方の前足部F後側から後足部Hに至る領域の上記効果とを両立させることが可能となる。
また、第2アウトソール部20の前側部分が第1ないし第5中足骨の前後略中央から遠位骨頭に至る領域内まで延びかつ第1ないし第5中足骨MT1〜5を支持するように第1アウトソール部10の左右両側まで延びているため、第1アウトソール部10により特に中足趾節関節MPが曲げやすい状態を維持しつつ、高剛性の第2アウトソール部20により特に第1ないし第5中足骨MT1〜5をシューズ内に安定させることができる。
また、第2アウトソール部20の前端部が平面視において中足趾節関節MPより後方に位置する第1スタッド部15,15に部分的に重なっていることから、第1アウトソール部10と第2アウトソール部20との境界が中足趾節関節MPより後方に位置する第1スタッド部15,15上に配置されることになる。すなわち、第1および第2アウトソール部10,20の境界は、屈曲による変形が極めて小さい第1スタッド部15,15上に重なっている。このため、剛性が互いに異なる第1および第2アウトソール部10,20の境界で応力が集中しにくくなり、その結果、この境界で第2アウトソール部20が第1アウトソール部10から剥がれにくくなる。
また、本実施形態では、高剛性の第2アウトソール部20の一部からなる左右一対のリブ22,22により、アウトソール1の全体的な軽量化を図りつつ、中足趾節関節MPより後方の前足部F後側から中足部Mまでの領域における曲げ剛性を向上させることができる。その結果、着用者の中足趾節関節MPより後方の前足部F後側から中足部Mまでの領域における物理的ストレスを抑制することが可能となる。
また、リブ22,22の前後方向の中央位置が第1ないし第5中足骨MT1〜5の近位骨頭付近に配置されているため、第1ないし第5中足骨MT1〜5の近位骨頭付近における曲げ剛性をより一層向上させることができる。その結果、走行中における方向転換の際に前足部Fでブレーキをかけて捻る動作を繰り返すことで中足骨MT(特に第5中足骨MT5)の近位骨頭付近における物理的なストレスを低減することが可能となる。
そして、リブ22,22の各々は、平面視において、その前端部が中足趾節関節MPより後方かつ前足部領域Fの最後方に位置する第1スタッド部15,15に部分的に重なっている一方、その後端部が後足部領域Hの最前方に位置する第2スタッド部16,16に部分的に重なっている。すなわち、リブ22,22の各々が中足趾節関節MPより後方かつ前足部領域Fの最後方に位置する第1スタッド部15,15および後足部領域Hの最前方に位置する第2スタッド部16,16にそれぞれ連続している。このため、特に中足部領域Mの曲げ剛性をより一層向上させることができる。
また、本実施形態では、高剛性の踵支持部27によって、踵骨CB(踵部)の下側部分を安定させることができる。さらに、低剛性のカウンター部14によって、踵部周囲が柔軟に保持されるので、着用者の足に痛みが生じないようにすることができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態では、平面視で内甲側のリブ22前端部が前足部領域Fの最後方に位置する第1スタッド部15に部分的に重なっている形態を示したが、この形態に限られない。例えば、内甲側のリブ22前端部が図1〜図3に示すような前足部領域Fの内甲側の前から3つ目に位置する第1スタッド部15に部分的に重なっていてもよい。要は、第2アウトソール部20の前端部が平面視で中足趾節関節MPより後方に位置する第1スタッド部15に部分的に重なっている形態であればよい。
また、上記実施形態では、カウンター部14および踵支持部27を設けた形態を示したが、この形態に限られない。すなわち、アウトソール1(アウトソール構造)は、カウンター部14を有しない第1アウトソール部10と、踵支持部27を有しない第2アウトソール部20と、を備える形態であってもよい。
以上、本発明についての実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、発明の範囲内で種々の変更が可能である。
本発明は、例えばサッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、野球などの瞬発的な動作を要するスポーツに用いられるクリーツシューズとして産業上の利用が可能である。
1:アウトソール(シューズ用アウトソール構造)
10:第1アウトソール部
14:カウンター部
15:第1スタッド部
16:第2スタッド部
20:第2アウトソール部
22:リブ
24:ハニカム構造
27:踵支持部
F:前足部
M:中足部
H:後足部
MP:中足趾節関節
PP:基節骨
MT:中足骨
CB:踵骨(踵部)

Claims (8)

  1. 着用者の足裏面を支持するシューズ用アウトソール構造であって、
    前足部から後足部までの足裏面全体を支持する変形可能な軟質樹脂材からなる第1アウトソール部と、
    前記第1アウトソール部の上側に一体的に形成され、かつ該第1アウトソール部よりも剛性が高い硬質樹脂材からなり、中足趾節関節より後方の前足部後側から後足部に至る領域内の足裏面を支持する第2アウトソール部と、を備える、シューズ用アウトソール構造。
  2. 請求項1に記載のシューズ用アウトソール構造において、
    前記第2アウトソール部の前側部分は、第1ないし第5中足骨の前後略中央から遠位骨頭に至る領域内まで延びかつ該第1ないし第5中足骨を支持するように前記第1アウトソール部の左右両側まで延びている、シューズ用アウトソール構造。
  3. 請求項1または2に記載のシューズ用アウトソール構造において、
    前記第1アウトソール部の裏面には、前足部領域に複数の第1スタッド部が分散して配列された状態で設けられており、
    前記第2アウトソール部の前端部は、平面視において、中足趾節関節より後方に位置する前記第1スタッド部に部分的に重なっている、シューズ用アウトソール構造。
  4. 請求項1または2に記載のシューズ用アウトソール構造において、
    中足趾節関節より後方の前足部後側から中足部までの領域内の前記第1アウトソール部に位置し、前記第2アウトソール部の一部を該第1アウトソール部に貫通させて裏面に突出させた前後方向に延びる左右一対のリブが設けられている、シューズ用アウトソール構造。
  5. 請求項4に記載のシューズ用アウトソール構造において、
    前記左右一対のリブは、前後方向の中央位置が第1ないし第5中足骨の近位骨頭付近に配置されるように構成されている、シューズ用アウトソール構造。
  6. 請求項4または5に記載のシューズ用アウトソール構造において、
    前記第1アウトソール部の裏面には、前足部領域に複数の第1スタッド部が、また後足部領域に複数の第2スタッド部がそれぞれ分散して配列された状態で設けられており、
    前記左右一対のリブの各々は、平面視において、その前端部が中足趾節関節より後方かつ前足部領域の最後方に位置する前記第1スタッド部に部分的に重なっている一方、その後端部が後足部領域の最前方に位置する前記第2スタッド部に部分的に重なっている、シューズ用アウトソール構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のシューズ用アウトソール構造において、
    前記第1アウトソール部の後側部分の左右両側部ないし後部から上方に踵部を覆うように延びるカウンター部が設けられており、
    前記第2アウトソール部の後側部分から前記カウンター部上端よりも低い位置まで上方に延びて踵部の下側部分を支持する踵支持部が設けられている、シューズ用アウトソール構造。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のシューズ用アウトソール構造を備えた、クリーツシューズ。
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