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JP2017112478A - 静電気保護回路、半導体集積回路装置、及び、電子機器 - Google Patents

静電気保護回路、半導体集積回路装置、及び、電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】特殊なプロセス工程を必要とすることなく、比較的任意にトリガー電圧を設定することが可能で、通常動作時のリーク電流が小さい静電気保護回路を提供する。
【解決手段】この静電気保護回路は、第1の端子に第1のノードを介して接続されると共に、第2の端子に第2のノードを介して接続された静電気保護回路であって、(i)第1のノードと第2のノードとの間に直列に接続されたトランジスター、所定数のダイオード、及び、インピーダンス素子を含む直列回路であって、トランジスターのソースとバックゲートとの間に、少なくとも所定数のダイオードが接続された直列回路と、(ii)第1のノードが第2のノードよりも高電位になって直列回路に電流が流れるときに、インピーダンス素子の両端に発生する電位差の増大に従って第1のノードから第2のノードに電流を流す放電回路とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体集積回路装置の内部回路をESD(Electro-Static Discharge:静電気の放電)から保護する静電気保護回路に関する。さらに、本発明は、そのような静電気保護回路を内蔵した半導体集積回路装置、及び、そのような半導体集積回路装置を用いた電子機器等に関する。
半導体集積回路装置において、人体や搬送機器等に帯電した静電気が内部回路に印加されることによる内部回路の破壊を防止するために、静電気保護回路を設けることが行われている。例えば、静電気保護回路は、高電位側の電源電位が供給される第1の端子と低電位側の電源電位が供給される第2の端子との間に接続される。静電気の放電等によって第1の端子に正の電荷が印加されると、正の電荷が静電気保護回路を介して第2の端子に放出されるので、内部回路に過大な電圧が印加されることがなく、内部回路の破壊を防止することができる。
関連する技術として、特許文献1には、高電圧端子及び基準電圧端子と、それらの端子間に結合されるSCR回路と、所定の電圧で電気的に導電を開始してSCR回路の導電をトリガーするために端子間に結合される降伏デバイスとを含むESD保護回路が開示されている。
特開平10−50494号公報(請求項1、図2、図4、図5)
特許文献1の図2に示されているESD保護回路においては、高電圧端子と基準電圧端子との間の電圧が所定の電圧を超えると、ツェナー・ダイオードZ2が降伏して、PNPトランジスターQ1がオンする。それにより、抵抗R2の両端間電圧が上昇して、NPNトランジスターQ2もオンする。従って、ツェナー・ダイオードZ2のブレークダウン電圧(降伏電圧)によって、SCR回路のトリガー電圧を設定することができる。
しかしながら、ツェナー・ダイオードを半導体集積回路装置に形成するために、特殊なプロセス工程が必要となる。即ち、ツェナー・ダイオードのブレークダウン電圧を適切な値とするためには、不純物濃度を調整するための不純物注入工程(打ち込み工程)が必要となる。
特許文献1の図4に示されているESD保護回路においては、ツェナー・ダイオードの替りに、ゲートがソースに短絡されたNチャネルMOSトランジスターMN1又はPチャネルMOSトランジスターMP1が用いられる。その場合には、特殊なプロセス工程は必要とならない。
しかしながら、SCR回路のトリガー電圧は、MOSトランジスターのブレークダウン電圧又はスナップバック開始電圧等の特性によって決定されるので、きめ細かな調整ができない。また、SCR回路のトリガー電圧は、内部回路において用いられているMOSトランジスターのブレークダウン電圧よりも低い値とすることが望ましい。
特許文献1の図5に示されているESD保護回路においては、高電圧端子(パッド)とNチャネルMOSトランジスターMN2のゲートとの間に、ツェナー・ダイオードDZ1が接続されている。SCR回路のトリガー電圧は、図2に示されているESD保護回路と同様に、ツェナー・ダイオードのブレークダウン電圧によって決定されるが、ツェナー・ダイオードのサイズをより小さくすることができる。しかしながら、ツェナー・ダイオードを形成するために、特殊なプロセス工程が必要となることに変わりはない。
また、特許文献1の図5におけるツェナー・ダイオードDZ1の替りに、順方向に直列接続された複数のダイオードを用いることも考えられる。その場合には、特殊なプロセス工程は必要とならない。SCR回路のトリガー電圧も、ダイオードの直列接続数を調整することによって容易に調整が可能である。しかしながら、高電圧端子と基準電圧端子との間の電圧が低くてもダイオードには順方向の電流が流れるので、通常動作時にトリガー回路部のリーク電流が大きいという課題がある。
そこで、上記の点に鑑み、本発明の第1の目的は、特殊なプロセス工程を必要とすることなく、比較的任意にトリガー電圧を設定することが可能で、通常動作時のリーク電流が小さい静電気保護回路を提供することである。また、本発明の第2の目的は、そのような静電気保護回路を内蔵した半導体集積回路装置を提供することであり、本発明の第3の目的は、そのような半導体集積回路装置を用いた電子機器等を提供することである。
以上の課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の第1の観点に係る静電気保護回路は、第1の端子に第1のノードを介して接続されると共に、第2の端子に第2のノードを介して接続された静電気保護回路であって、(i)第1のノードと第2のノードとの間に直列に接続されたトランジスター、所定数のダイオード、及び、インピーダンス素子を含む直列回路であって、トランジスターのソースとバックゲートとの間に、少なくとも所定数のダイオードが接続された直列回路と、(ii)第1のノードが第2のノードよりも高電位になって直列回路に電流が流れるときに、インピーダンス素子の両端に発生する電位差の増大に従って第1のノードから第2のノードに電流を流す放電回路とを備える。
本発明の第1の観点によれば、第1のノードと第2のノードとの間にトランジスターと所定数のダイオードとが直列に接続されているので、トランジスターがオンしない限り、ダイオードのリーク電流は流れない。また、ダイオードによってトランジスターのソース・バックゲート間に電位差が生じ、バックゲート効果によってトランジスターの実効閾値電圧が上昇する。その結果、特殊なプロセス工程を必要とすることなく、比較的任意にトリガー電圧を設定することが可能で、通常動作時のリーク電流が小さい静電気保護回路を提供することができる。
ここで、トランジスターが、Nチャネルトランジスターで構成され、トランジスターのバックゲートが第2のノードに接続されるようにしても良い。また、所定数のダイオードが、トランジスターのソースから第2のノードに向けて順方向に直列接続された複数のダイオードで構成されても良い。その場合には、複数のダイオードによってNチャネルトランジスターのソースの電位をバックゲートの電位よりも高くして、Nチャネルトランジスターの実効閾値電圧を上昇させることができる。
あるいは、トランジスターが、Pチャネルトランジスターで構成され、トランジスターのバックゲートが第1のノードに接続されるようにしても良い。また、所定数のダイオードが、第1のノードからトランジスターのソースに向けて順方向に直列接続された複数のダイオードで構成されても良い。その場合には、複数のダイオードによってPチャネルトランジスターのソースの電位をバックゲートの電位よりも低くして、Pチャネルトランジスターの実効閾値電圧を上昇させることができる。
以上において、放電回路が、第1のノードと第2のノードとの間に接続されたサイリスターと、インピーダンス素子の両端に発生する電位差の増大に従ってサイリスターを導通状態にする第2のトランジスターとを含むようにしても良い。それにより、高速動作が可能で大電力にも耐えられる放電回路を実現することができる。
本発明の第2の観点に係る半導体集積回路装置は、上記いずれかの静電気保護回路を備える。本発明の第2の観点によれば、特殊なプロセス工程を必要とすることなく、比較的任意にトリガー電圧を設定することが可能で、通常動作時のリーク電流が小さい静電気保護回路を内蔵した半導体集積回路装置を提供することができる。
本発明の第3の観点に係る電子機器は、上記の半導体集積回路装置を備える。本発明の第3の観点によれば、比較的任意にトリガー電圧を設定することが可能で通常動作時のリーク電流が小さい静電気保護回路を内蔵した半導体集積回路装置を用いて、故障し難く消費電力の小さい電子機器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る半導体集積回路装置の構成例を示す回路図。 本発明の一実施形態に係る半導体集積回路装置の構成例を示す回路図。 本発明の第1の実施形態に係る静電気保護回路の構成例を示す回路図。 本発明の第2の実施形態に係る静電気保護回路の構成例を示す回路図。 本発明の第3の実施形態に係る静電気保護回路の構成例を示す回路図。 本発明の第4の実施形態に係る静電気保護回路の構成例を示す回路図。 本発明の第5の実施形態に係る静電気保護回路の構成例を示す回路図。 本発明の第6の実施形態に係る静電気保護回路の構成例を示す回路図。 放電回路において使用可能な3端子素子の例を示す図。 本発明の一実施形態に係る電子機器の構成例を示すブロック図。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、重複する説明を省略する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る半導体集積回路装置の構成例を示す回路図である。この半導体集積回路装置は、電源端子P1及びP2と、信号端子P3と、ダイオード1及び2と、電源配線3及び4と、本発明のいずれかの実施形態に係る静電気保護回路10と、内部回路20とを含んでいる。電源配線3及び4の各々は、抵抗成分を有している。また、内部回路20は、PチャネルMOSトランジスターQP20と、NチャネルMOSトランジスターQN20とを含んでいる。
図1及び図2においては、信号端子P3が内部回路20の出力側(トランジスターQP20及びQN20のドレイン)に接続されているが、信号端子P3は、内部回路20の入力側(トランジスターQP20及びQN20のゲート)に接続されても良い。いずれにしても、静電気保護回路10の動作仕様は、内部回路20のトランジスターのゲート破壊電圧によって主に決定される。
例えば、静電気保護回路10は、高電位側の電源電位VDDが供給される電源端子P1と低電位側の電源電位VSSが供給される電源端子P2との間に接続されても良い。また、静電気保護回路10は、電源端子P1と信号端子P3との間に接続されても良いし、信号端子P3と電源端子P2との間に接続されても良い。以下の実施形態においては、一例として、図1及び図2に示すように、静電気保護回路10が、電源端子P1にノードN1を介して接続されると共に、電源端子P2にノードN2を介して接続される場合について説明する。
静電気の放電等によって電源端子P2に正の電荷が印加されると、正の電荷がダイオード2を介して信号端子P3に放出され、又は、ダイオード2及び1を介して電源端子P1に放出されるので、内部回路20に過大な電圧が印加されることがなく、内部回路20の破壊を防止することができる。従って、問題となるのは、ダイオード1及び2の内の少なくとも一方に逆電圧が印加される場合である。
図1には、静電気の放電等によって信号端子P3に正の電荷が印加される一方、電源端子P2が接地されている場合の放電経路が示されている。静電気の放電等によって、サージ電流IESDが、ダイオード1、電源配線3、静電気保護回路10、及び、電源配線4の経路で流れる。
放電動作において、逆電圧が印加されるダイオード2と並列に接続されたトランジスターQN20のドレイン・ソース間電圧が、トランジスターQN20が破壊に至る破壊電圧VDMGよりも小さければ、静電気保護回路10が内部回路20を保護することができる。そのためには、次式(1)を満たす必要がある。
+V+VPC<VDMG ・・・(1)
ここで、Vはダイオード1の順方向電圧であり、Vは電源配線3の抵抗成分にサージ電流IESDが流れた際に発生する電圧であり、VPCは静電気保護回路10にサージ電流IESDが流れた際に発生する電圧である。
また、図2には、静電気の放電等によって信号端子P3に負の電荷が印加される一方、電源端子P1が接地されている場合の放電経路が示されている。静電気の放電等によって、サージ電流IESDが、電源配線3、静電気保護回路10、電源配線4、及び、ダイオード2の経路で流れる。
放電動作において、逆電圧が印加されるダイオード1と並列に接続されたトランジスターQP20のソース・ドレイン間電圧が、トランジスターQP20が破壊に至る破壊電圧VDMGよりも小さければ、静電気保護回路10が内部回路20を保護することができる。そのためには、次式(2)を満たす必要がある。
+V+VPC<VDMG ・・・(2)
ここで、Vはダイオード2の順方向電圧であり、Vは電源配線4の抵抗成分にサージ電流IESDが流れた際に発生する電圧であり、VPCは静電気保護回路10にサージ電流IESDが流れた際に発生する電圧である。
式(1)及び式(2)から分かるように、図1に示す場合と図2に示す場合とにおいて、内部回路20を保護するための条件は、同じ式で表すことができる。即ち、放電経路上のデバイスに発生する電圧の総和が、内部回路20の素子が破壊に至る破壊電圧VDMGよりも小さいことが、内部回路20を保護するための条件となる。そのような静電気保護回路10を設けることにより、各種の半導体集積回路装置において、静電気の放電等による内部回路20の破壊を防止することができる。
<第1の実施形態>
図3は、本発明の第1の実施形態に係る静電気保護回路の構成例を示す回路図である。図3に示すように、静電気保護回路は、ノードN1とノードN2との間に直列に接続されたNチャネルMOSトランジスターQN1と、所定数のダイオードD1及びD2と、インピーダンス素子としての抵抗素子R1とを含む直列回路を含んでいる。
図3等においては、一例として、直列接続された2つのダイオードD1及びD2が示されているが、直列接続されるダイオードの数は、静電気保護回路に設定すべきトリガー電圧に応じて決定される。また、静電気保護回路は、ノードN1がノードN2よりも高電位になって上記直列回路に電流が流れるときに、抵抗素子R1の両端に発生する電位差の増大に従ってノードN1からノードN2に電流を流す放電回路11を含んでいる。
トランジスターQN1のバックゲート(B)は、P型の半導体基板、又は、半導体基板に配置されたPウエルで構成される。トランジスターQN1のソース(S)とバックゲート(B)との間には、少なくとも所定数のダイオードD1及びD2が接続される。図3に示す例においては、トランジスターQN1のソース(S)とバックゲート(B)との間に、ダイオードD1及びD2と、抵抗素子R1とが接続されている。
例えば、トランジスターQN1のドレイン(D)及びゲート(G)は、ノードN1に接続されており、バックゲート(B)は、ノードN2に接続されている。また、ダイオードD1及びD2は、トランジスターQN1のソース(S)からノードN2に向けて順方向に直列接続されている。
即ち、ダイオードD1のアノードは、トランジスターQN1のソース(S)に接続されており、ダイオードD2のカソードは、抵抗素子R1を介してノードN2に接続されている。それにより、ダイオードD1及びD2によってトランジスターQN1のソース(S)の電位をバックゲート(B)の電位よりも高くして、トランジスターQN1の実効閾値電圧を上昇させることができる。
放電回路11は、ノードN1とノードN2との間に接続されたサイリスターS11と、抵抗素子R11及びR12と、NチャネルMOSトランジスターQN11とを含んでいる。それにより、高速動作が可能で大電力にも耐えられる放電回路11を実現することができる。
サイリスターS11は、PNPバイポーラトランジスターQS1と、NPNバイポーラトランジスターQS2とで構成される。ここで、トランジスターQS1のエミッターがサイリスターS11のアノードに相当し、トランジスターQS2のエミッターがサイリスターS11のカソードに相当する。
トランジスターQS1のエミッターは、ノードN1に接続されており、コレクターは、抵抗素子R12を介してノードN2に接続されており、ベースは、抵抗素子R11を介してノードN1に接続されている。また、トランジスターQS2のコレクターは、トランジスターQS1のベースに接続されており、エミッターは、ノードN2に接続されており、ベースは、トランジスターQS1のコレクターに接続されている。
トランジスターQN11のドレインは、トランジスターQS1のベースに接続されており、ソースは、ノードN2に接続されており、ゲートは、ダイオードD2と抵抗素子R1との接続点に接続されている。トランジスターQN11は、抵抗素子R1の両端に発生する電位差の増大に従ってサイリスターS11を導通状態(オン状態)にする。即ち、抵抗素子R1の両端間電圧がトランジスターQN11の閾値電圧以上になると、サイリスターS11がオン状態になる。
ノードN1とノードN2との間に正の電圧(ノードN1の電位>ノードN2の電位)が印加されて、トランジスターQN1のゲート・ソース間電圧が実効閾値電圧以上になると、トランジスターQN1がオン状態になって、ノードN1から直列回路を介してノードN2に電流が流れる。
それにより、抵抗素子R1の両端子間に電位差が生じて、放電回路11のトランジスターQN11のゲート・ソース間電圧が上昇する。トランジスターQN11のゲート・ソース間電圧が閾値電圧以上になると、トランジスターQN11がオン状態になって、抵抗素子R11に電流が流れる。その結果、抵抗素子R11の両端子間に電位差が生じて、サイリスターS11がオン状態になる。
即ち、抵抗素子R11の両端子間に電位差が生じて、トランジスターQS1のエミッター・ベース間電圧が閾値電圧以上になると、トランジスターQS1がオン状態になり、抵抗素子R12に電流が流れる。また、抵抗素子R12の両端子間に電位差が生じて、トランジスターQS2のベース・エミッター間電圧が閾値電圧以上になると、トランジスターQS2がオン状態になる。
このようにして、ノードN1とノードN2との間にトリガー電圧以上の電圧が印加されると、放電回路11は、ノードN1からノードN2に電流を流し始める。放電回路11に電流が流れ続けると、半導体集積回路装置に蓄積された電荷が放出されて、ノードN1とノードN2との間の電圧が所定の電圧よりも低下する。
それにより、トランジスターQN1のゲート・ソース間電圧が実効閾値電圧よりも低下するので、トランジスターQN1がオン状態からオフ状態に遷移する。その結果、抵抗素子R1に流れる電流が減少するので、放電回路11のトランジスターQN11がオン状態からオフ状態に遷移する。
一般に、MOSトランジスターの実効閾値電圧Vtは、次式(3)で近似できることが知られている。
Vt≒Vt0+γ(Vsb)1/2
=Vt0+γ(N×V1/2 ・・・(3)
ここで、Vsbは、ソース・バックゲート間の電位差を表しており、Vt0は、Vsb=0のときの閾値電圧を表しており、γは、MOSトランジスターが形成される半導体基板又はウエルのドーピングに依存する定数(例えば、0.7〜1.4程度)を表しており、Nは、直列接続されたダイオードの個数を表す自然数であり、Vは、ダイオードの順方向電圧を表している。
式(3)より、ダイオードの個数Nを増やすことによって、MOSトランジスターの実効閾値電圧Vtが増大することが分かる。従って、サイリスターS11がオン状態になるときのノードN1とノードN2との間の電圧、即ち、静電気保護回路のトリガー電圧を、ダイオードの個数Nによって設定することができる。
本実施形態によれば、ノードN1とノードN2との間にトランジスターQN1とダイオードD1及びD2とが直列に接続されているので、トランジスターQN1がオンしない限り、ダイオードD1及びD2のリーク電流は流れない。また、ダイオードD1及びD2によってトランジスターQN1のソース・バックゲート間に電位差が生じ、バックゲート効果によってトランジスターQN1の実効閾値電圧が上昇する。
その結果、特殊なプロセス工程を必要とすることなく、比較的任意にトリガー電圧を設定することが可能で、通常動作時のリーク電流が小さい静電気保護回路を提供することができる。さらに、本実施形態によれば、特殊なプロセス工程を必要とすることなく、比較的任意にトリガー電圧を設定することが可能で、通常動作時のリーク電流が小さい静電気保護回路を内蔵した半導体集積回路装置を提供することができる。
<第2の実施形態>
図4は、本発明の第2の実施形態に係る静電気保護回路の構成例を示す回路図である。図4に示すように、第2の実施形態に係る静電気保護回路は、ノードN1とノードN2との間に直列に接続された所定数のダイオードD1及びD2と、PチャネルMOSトランジスターQP1と、インピーダンス素子としての抵抗素子R1とを含む直列回路を含んでいる。その他の点に関しては、第2の実施形態は、第1の実施形態と同様でも良い。
トランジスターQP1のバックゲート(B)は、N型の半導体基板、又は、半導体基板に配置されたNウエルで構成される。トランジスターQP1のバックゲート(B)とソース(S)との間には、少なくとも所定数のダイオードD1及びD2が接続される。図4に示す例においては、トランジスターQP1のバックゲート(B)とソース(S)との間に、ダイオードD1及びD2のみが接続されている。
例えば、トランジスターQP1のドレイン(D)は、抵抗素子R1を介してノードN2に接続されており、ゲート(G)は、ノードN2に接続されており、バックゲート(B)は、ノードN1に接続されている。また、ダイオードD1及びD2は、ノードN1からトランジスターQP1のソース(S)に向けて順方向に直列接続されている。
即ち、ダイオードD1のアノードは、ノードN1に接続されており、ダイオードD2のカソードは、トランジスターQP1のソース(S)に接続されている。それにより、ダイオードD1及びD2によってトランジスターQP1のソース(S)の電位をバックゲート(B)の電位よりも低くして、トランジスターQP1の実効閾値電圧を上昇させることができる。
ノードN1とノードN2との間に正の電圧(ノードN1の電位>ノードN2の電位)が印加されて、トランジスターQP1のソース・ゲート間電圧が実効閾値電圧以上になると、トランジスターQP1がオン状態になって、ノードN1から直列回路を介してノードN2に電流が流れる。
それにより、抵抗素子R1の両端子間に電位差が生じて、放電回路11のトランジスターQN11のゲート・ソース間電圧が上昇する。トランジスターQN11のゲート・ソース間電圧が閾値電圧以上になると、トランジスターQN11がオン状態になって、抵抗素子R11に電流が流れる。その結果、抵抗素子R11の両端子間に電位差が生じて、サイリスターS11がオン状態になる。
このようにして、ノードN1とノードN2との間にトリガー電圧以上の電圧が印加されると、放電回路11は、ノードN1からノードN2に電流を流し始める。放電回路11に電流が流れ続けると、半導体集積回路装置に蓄積された電荷が放出されて、ノードN1とノードN2との間の電圧が所定の電圧よりも低下する。
それにより、トランジスターQP1のソース・ゲート間電圧が実効閾値電圧よりも低下するので、トランジスターQP1がオン状態からオフ状態に遷移する。その結果、抵抗素子R1に流れる電流が減少するので、放電回路11のトランジスターQP11がオン状態からオフ状態に遷移する。本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
<第3の実施形態>
図5は、本発明の第3の実施形態に係る静電気保護回路の構成例を示す回路図である。図5に示すように、第3の実施形態に係る静電気保護回路は、ノードN1とノードN2との間に直列に接続されたインピーダンス素子としての抵抗素子R1と、所定数のダイオードD1及びD2と、PチャネルMOSトランジスターQP1とを含む直列回路を含んでいる。また、放電回路12は、PチャネルMOSトランジスターQP11を含んでいる。その他の点に関しては、第3の実施形態は、第1の実施形態と同様でも良い。
トランジスターQP1のバックゲート(B)は、N型の半導体基板、又は、半導体基板に配置されたNウエルで構成される。トランジスターQP1のバックゲート(B)とソース(S)との間には、少なくとも所定数のダイオードD1及びD2が接続される。図5に示す例においては、トランジスターQP1のバックゲート(B)とソース(S)との間に、抵抗素子R1と、ダイオードD1及びD2とが接続されている。
例えば、トランジスターQP1のドレイン(D)及びゲート(G)は、ノードN2に接続されており、バックゲート(B)は、ノードN1に接続されている。また、ダイオードD1及びD2は、ノードN1からトランジスターQP1のソース(S)に向けて順方向に直列接続されている。
即ち、ダイオードD1のアノードは、抵抗素子R1を介してノードN1に接続されており、ダイオードD2のカソードは、トランジスターQP1のソース(S)に接続されている。それにより、ダイオードD1及びD2によってトランジスターQP1のソース(S)の電位をバックゲート(B)の電位よりも低くして、トランジスターQP1の実効閾値電圧を上昇させることができる。
ノードN1とノードN2との間に正の電圧(ノードN1の電位>ノードN2の電位)が印加されて、トランジスターQP1のソース・ゲート間電圧が実効閾値電圧以上になると、トランジスターQP1がオン状態になって、ノードN1から直列回路を介してノードN2に電流が流れる。
それにより、抵抗素子R1の両端子間に電位差が生じて、放電回路12のトランジスターQP11のソース・ゲート間電圧が上昇する。トランジスターQP11のソース・ゲート間電圧が閾値電圧以上になると、トランジスターQP11がオン状態になって、抵抗素子R11に電流が流れる。その結果、抵抗素子R11の両端子間に電位差が生じて、サイリスターS11がオン状態になる。
このようにして、ノードN1とノードN2との間にトリガー電圧以上の電圧が印加されると、放電回路12は、ノードN1からノードN2に電流を流し始める。放電回路12に電流が流れ続けると、半導体集積回路装置に蓄積された電荷が放出されて、ノードN1とノードN2との間の電圧が所定の電圧よりも低下する。
それにより、トランジスターQP1のソース・ゲート間電圧が実効閾値電圧よりも低下するので、トランジスターQP1がオン状態からオフ状態に遷移する。その結果、抵抗素子R1に流れる電流が減少するので、放電回路12のトランジスターQP11がオン状態からオフ状態に遷移する。本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
<第4の実施形態>
図6は、本発明の第4の実施形態に係る静電気保護回路の構成例を示す回路図である。図6に示すように、第4の実施形態に係る静電気保護回路は、ノードN1とノードN2との間に直列に接続されたインピーダンス素子としての抵抗素子R1と、NチャネルMOSトランジスターQN1と、所定数のダイオードD1及びD2とを含む直列回路を含んでいる。その他の点に関しては、第4の実施形態は、第3の実施形態と同様でも良い。
トランジスターQN1のバックゲート(B)は、P型の半導体基板、又は、半導体基板に配置されたPウエルで構成される。トランジスターQN1のソース(S)とバックゲート(B)との間には、少なくとも所定数のダイオードD1及びD2が接続される。図6に示す例においては、トランジスターQN1のソース(S)とバックゲート(B)との間に、ダイオードD1及びD2のみが接続されている。
例えば、トランジスターQN1のドレイン(D)は、抵抗素子R1を介してノードN1に接続されており、ゲート(G)は、ノードN1に接続されており、バックゲート(B)は、ノードN2に接続されている。また、ダイオードD1及びD2は、トランジスターQN1のソース(S)からノードN2に向けて順方向に直列接続されている。
即ち、ダイオードD1のアノードは、トランジスターQN1のソース(S)に接続されており、ダイオードD2のカソードは、ノードN2に接続されている。それにより、ダイオードD1及びD2によってトランジスターQN1のソース(S)の電位をバックゲート(B)の電位よりも高くして、トランジスターQN1の実効閾値電圧を上昇させることができる。
ノードN1とノードN2との間に正の電圧(ノードN1の電位>ノードN2の電位)が印加されて、トランジスターQN1のゲート・ソース間電圧が実効閾値電圧以上になると、トランジスターQN1がオン状態になって、ノードN1から直列回路を介してノードN2に電流が流れる。
それにより、抵抗素子R1の両端子間に電位差が生じて、放電回路12のトランジスターQP11のソース・ゲート間電圧が上昇する。トランジスターQP11のソース・ゲート間電圧が閾値電圧以上になると、トランジスターQP11がオン状態になって、抵抗素子R11に電流が流れる。その結果、抵抗素子R11の両端子間に電位差が生じて、サイリスターS11がオン状態になる。
このようにして、ノードN1とノードN2との間にトリガー電圧以上の電圧が印加されると、放電回路12は、ノードN1からノードN2に電流を流し始める。放電回路12に電流が流れ続けると、半導体集積回路装置に蓄積された電荷が放出されて、ノードN1とノードN2との間の電圧が所定の電圧よりも低下する。
それにより、トランジスターQN1のゲート・ソース間電圧が実効閾値電圧よりも低下するので、トランジスターQN1がオン状態からオフ状態に遷移する。その結果、抵抗素子R1に流れる電流が減少するので、放電回路12のトランジスターQP11がオン状態からオフ状態に遷移する。本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
<第5の実施形態>
図7は、本発明の第5の実施形態に係る静電気保護回路の構成例を示す回路図である。第5の実施形態に係る静電気保護回路は、図3に示す第1の実施形態における放電回路11の替りに放電回路13を含んでいる。その他の点に関しては、第5の実施形態は、第1の実施形態と同様でも良い。
図7に示すように、放電回路13は、ノードN1とノードN2との間に接続された放電素子13aと、放電素子13aに制御信号を供給するNチャネルMOSトランジスターQN11とを含んでいる。トランジスターQN11のドレインは、放電素子13aの制御端子に接続されており、ソースは、ノードN2に接続されており、ゲートは、ダイオードD2と抵抗素子R1との接続点に接続されている。
ノードN1とノードN2との間に正の電圧(ノードN1の電位>ノードN2の電位)が印加されて、トランジスターQN1のゲート・ソース間電圧が実効閾値電圧以上になると、トランジスターQN1がオン状態になって、ノードN1から直列回路を介してノードN2に電流が流れる。
それにより、抵抗素子R1の両端子間に電位差が生じて、放電回路13のトランジスターQN11のゲート・ソース間電圧が上昇する。トランジスターQN11のゲート・ソース間電圧が閾値電圧以上になると、トランジスターQN11がオン状態になって、放電素子13aの制御端子の電位がノードN2の電位に近付き、放電素子13aがノードN1からノードN2に電流を流す。本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
<第6の実施形態>
図8は、本発明の第6の実施形態に係る静電気保護回路の構成例を示す回路図である。第6の実施形態に係る静電気保護回路は、図5に示す第3の実施形態における放電回路12の替りに放電回路14を含んでいる。その他の点に関しては、第6の実施形態は、第3の実施形態と同様でも良い。
図8に示すように、放電回路14は、ノードN1とノードN2との間に接続された放電素子14aと、放電素子14aに制御信号を供給するPチャネルMOSトランジスターQP11とを含んでいる。トランジスターQP11のソースは、ノードN1に接続されており、ドレインは、放電素子14aの制御端子に接続されており、ゲートは、抵抗素子R1とダイオードD1との接続点に接続されている。
ノードN1とノードN2との間に正の電圧(ノードN1の電位>ノードN2の電位)が印加されて、トランジスターQP1のソース・ゲート間電圧が実効閾値電圧以上になると、トランジスターQP1がオン状態になって、ノードN1から直列回路を介してノードN2に電流が流れる。
それにより、抵抗素子R1の両端子間に電位差が生じて、放電回路14のトランジスターQP11のソース・ゲート間電圧が上昇する。トランジスターQP11のソース・ゲート間電圧が閾値電圧以上になると、トランジスターQP11がオン状態になって、放電素子14aの制御端子の電位がノードN1の電位に近付き、放電素子14aがノードN1からノードN2に電流を流す。本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
<放電素子の例>
本発明の第1〜第6の実施形態に係る静電気保護回路の放電回路においては、図3等に示すサイリスターS11以外にも、制御信号に従って電流をオン/オフ制御する機能を有する各種の3端子素子や回路等を用いることができる。
3端子素子としては、金属酸化膜型電界効果トランジスター(MOS (Metal Oxide Semiconductor) FET)、接合形電界効果トランジスター(Junction FET)、金属半導体形電界効果トランジスター(Metal Semiconductor FET)、及び、バイポーラトランジスター等が挙げられる。
図9は、放電回路において使用可能な3端子素子の例を示す図である。なお、図9において、「NS」は制御信号が供給されるノードを表している。例えば、図7に示す放電素子13aとして、図9(a)に示すPチャネルMOSトランジスター、又は、図9(b)に示すPNPバイポーラトランジスターを用いることができる。
あるいは、図8に示す放電素子14aとして、図9(c)に示すNチャネルMOSトランジスター、又は、図9(d)に示すNPNバイポーラトランジスターを用いることができる。なお、MOSトランジスターのゲートとソースとの間、又は、バイポーラトランジスターのベースとエミッターとの間に、抵抗を接続しても良い。
<電子機器>
次に、本発明の一実施形態に係る電子機器について説明する。
図10は、本発明の一実施形態に係る電子機器の構成例を示すブロック図である。図10に示すように、電子機器110は、CPU120と、操作部130と、ROM(リードオンリー・メモリー)140と、RAM(ランダムアクセス・メモリー)150と、通信部160と、表示部170と、音声出力部180とを含んでも良い。
ここで、CPU120、及び、ROM140〜音声出力部180の少なくとも一部は、本発明の一実施形態に係る半導体集積回路装置に内蔵される。なお、図10に示す構成要素の一部を省略又は変更しても良いし、あるいは、図10に示す構成要素に他の構成要素を付加しても良い。
CPU120は、ROM140等に記憶されているプログラムに従って、外部から供給されるデータ等を用いて各種の信号処理や制御処理を行う。例えば、CPU120は、操作部130から供給される操作信号に応じて各種の信号処理を行ったり、外部との間でデータ通信を行うために通信部160を制御したり、表示部170に各種の画像を表示させるための画像信号を生成したり、音声出力部180に各種の音声を出力させるための音声信号を生成したりする。
操作部130は、例えば、操作キーやボタンスイッチ等を含む入力装置であり、ユーザーによる操作に応じた操作信号をCPU120に出力する。ROM140は、CPU120が各種の信号処理や制御処理を行うためのプログラムやデータ等を記憶している。また、RAM150は、CPU120の作業領域として用いられ、ROM140から読み出されたプログラムやデータ、操作部130を用いて入力されたデータ、又は、CPU120がプログラムに従って実行した演算結果等を一時的に記憶する。
通信部160は、例えば、アナログ回路及びデジタル回路で構成され、CPU120と外部装置との間のデータ通信を行う。表示部170は、例えば、LCD(液晶表示装置)等を含み、CPU120から供給される画像信号に基づいて各種の画像を表示する。また、音声出力部180は、例えば、スピーカー等を含み、CPU120から供給される音声信号に基づいて音声を出力する。
電子機器110としては、例えば、携帯電話機等の移動端末、スマートカード、電卓、電子辞書、電子ゲーム機器、デジタルスチルカメラ、デジタルムービー、ビデオプロジェクター、テレビ、テレビ電話、防犯用テレビモニター、ヘッドマウント・ディスプレイ、パーソナルコンピューター、プリンター、ネットワーク機器、カーナビゲーション装置、測定機器、及び、医療機器(例えば、電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、及び、電子内視鏡)等が該当する。
本実施形態によれば、比較的任意にトリガー電圧を設定することが可能で通常動作時のリーク電流が小さい静電気保護回路を内蔵した半導体集積回路装置を用いて、故障し難く消費電力の小さい電子機器を提供することができる。
上記の実施形態においては、インピーダンス素子として抵抗素子を用いる場合について説明したが、インピーダンス素子としては、抵抗素子とインダクターとの直列回路や、抵抗素子とキャパシターとの並列回路等を用いることもできる。このように、本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、当該技術分野において通常の知識を有する者によって、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。
1、2…ダイオード、3、4…電源配線、10…静電気保護回路、11〜14…放電回路、13a、14a…放電素子、20…内部回路、110…電子機器、120…CPU、130…操作部、140…ROM、150…RAM、160…通信部、170…表示部、180…音声出力部、P1、P2…電源端子、P3…信号端子、R1〜R12…抵抗素子、D1、D2…ダイオード、QP1〜QP20…PチャネルMOSトランジスター、QN1〜QN20…NチャネルMOSトランジスター、S11…サイリスター、QS1…PNPバイポーラトランジスター、QS2…NPNバイポーラトランジスター

Claims (8)

  1. 第1の端子に第1のノードを介して接続されると共に、第2の端子に第2のノードを介して接続された静電気保護回路であって、
    前記第1のノードと前記第2のノードとの間に直列に接続されたトランジスター、所定数のダイオード、及び、インピーダンス素子を含む直列回路であって、前記トランジスターのソースとバックゲートとの間に、少なくとも前記所定数のダイオードが接続された前記直列回路と、
    前記第1のノードが前記第2のノードよりも高電位になって前記直列回路に電流が流れるときに、前記インピーダンス素子の両端に発生する電位差の増大に従って前記第1のノードから前記第2のノードに電流を流す放電回路と、
    を備える静電気保護回路。
  2. 前記トランジスターが、Nチャネルトランジスターで構成され、前記トランジスターのバックゲートが前記第2のノードに接続されている、請求項1記載の静電気保護回路。
  3. 前記トランジスターが、Pチャネルトランジスターで構成され、前記トランジスターのバックゲートが前記第1のノードに接続されている、請求項1記載の静電気保護回路。
  4. 前記所定数のダイオードが、前記トランジスターのソースから前記第2のノードに向けて順方向に直列接続された複数のダイオードで構成される、請求項2記載の静電気保護回路。
  5. 前記所定数のダイオードが、前記第1のノードから前記トランジスターのソースに向けて順方向に直列接続された複数のダイオードで構成される、請求項3記載の静電気保護回路。
  6. 前記放電回路が、前記第1のノードと前記第2のノードとの間に接続されたサイリスターと、前記インピーダンス素子の両端に発生する電位差の増大に従って前記サイリスターを導通状態にする第2のトランジスターとを含む、請求項1〜5のいずれか1項記載の静電気保護回路。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項記載の静電気保護回路を備える半導体集積回路装置。
  8. 請求項7記載の半導体集積回路装置を備える電子機器。
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