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JP2017111393A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2017111393A JP2015247550A JP2015247550A JP2017111393A JP 2017111393 A JP2017111393 A JP 2017111393A JP 2015247550 A JP2015247550 A JP 2015247550A JP 2015247550 A JP2015247550 A JP 2015247550A JP 2017111393 A JP2017111393 A JP 2017111393A
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達巳 山田
Tatsumi Yamada
達巳 山田
翔 関口
Sho Sekiguchi
翔 関口
恒司 小嶋
Tsuneji Kojima
恒司 小嶋
一矢 斎藤
Kazuya Saito
一矢 斎藤
卓哉 森山
Takuya Moriyama
卓哉 森山
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Abstract

【課題】顕像剤の劣化に起因する画像品質及び信頼性品質の低下を防止する。
【解決手段】画像形成装置1に、トナーの劣化因子に関するデータを検出するデータ検出部2を備える。また、トナーの劣化因子に関するデータを考慮した吐き出し閾値を予め設定情報記憶部394に記憶しておく。ユーザにより印刷の開始が指示されたとき、プリント制御部391は、データ検出部2により検出されたトナーの劣化因子に関するデータに応じる吐き出し閾値を設定情報記憶部394から読み出し、吐き出し閾値と印字率の差分を吐き出し総量に設定する。そして、プリント制御部391は、印字率が低い領域ほど多くのトナーが吐き出されるようにして、リフレッシュ動作を実行する。
【選択図】図10

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの機能を2つ以上備えた複合機には、電子写真方式の画像形成装置が広く用いられている。電子写真方式の画像形成装置は、レーザ光を照射して像担持体の感光面に静電潜像を形成する工程、静電潜像に沿って現像機で帯電させた顕像剤を付着させ、像担持体の感光面に顕像剤像を形成する工程、顕像剤像を用紙等の記録媒体に転写する工程及び加熱等により顕像剤を記録媒体に定着させる工程を経て、記録媒体に画像を形成する。
像担持体に付着した顕像剤は、その全てが記録媒体に転写されるわけではなく、転写工程終了後の像担持体には、記録媒体に転写されなかった未転写の顕像剤が残っている。そのため、電子写真方式の画像形成装置においては、記録媒体への顕像剤像の転写後に像担持体の感光面に残った顕像剤を除去して回収するためのクリーニングが行われる。
クリーニングにより像担持体の感光面から回収された顕像剤は再使用可能であるので、そのまま廃棄してしまうと顕像剤の消費量が多くなって不経済であるばかりでなく、廃棄顕像剤収納容器の頻繁な交換が必要になって画像形成装置のランニングコストを引き上げる要因になる。また、環境保全の観点からも好ましくない。
このような問題を解決するものとして、像担持体の感光面からクリーニングにより回収された顕像剤の搬送先を条件に応じて現像機又は廃棄顕像剤収納容器に切り替える顕像剤回収ユニットを備えた画像形成装置が従来提案されている。
一方で、像担持体の感光面から回収して再利用する顕像剤は、未使用の顕像剤と比較して品質が劣化していることがある。顕像剤の劣化は、作像プロセスの中で受けるストレスや、紙粉の混入が原因となる。そして、劣化した顕像剤を再利用すると、転写時に転写中抜けや転写率不足等が生じやすくなり、また、像担持体の感光面の摩耗量が増加しやすくなるので、像担持体の感光面から回収した顕像剤の再利用は、画像品質及び信頼性品質が低下する原因となる。
また、像担持体の感光面から回収された紙粉を含む顕像剤が現像機内にリサイクルされると、現像機内で帯電した紙粉(特に、炭酸カルシウム)が像担持体の感光面に静電的な力で強固に付着されるので、像担持体の感光面にクリーニング不良が発生しやすくなる。このクリーニング不良は、印字率(画像の形成が可能な面積に対する印字される面積の割合)が低いときに特に発生しやすく、画像形成領域の一部分に画像データが偏った画像の印刷が続いたときや、画像の両端の印字余白部分で発生率が高くなる。
クリーニング不良は、像担持体の感光面の潤滑不足に起因するものであり、像担持体の感光面に現像機から強制的に顕像剤を吐き出しするリフレッシュ動作を実施することにより解消できる。
リフレッシュ動作を行う画像形成装置としては、顕像剤像の印字率及び所定の印刷枚数毎に算出される画像幅全域の平均印字率に基づいて、リフレッシュ動作の要否及び顕像剤の吐き出し量を決定するものが従来提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、従来のリフレッシュ動作を行う画像形成装置は、印字率又は平均印字率に基づいてリフレッシュ動作の要否及び顕像剤の吐き出し量を決定しており、再利用されることにより劣化した顕像剤が像担持体の感光面に付着することによって生じるクリーニング不良については何も考慮されていない。このため、従来のリフレッシュ動作を行う画像形成装置では、像担持体から回収された顕像剤を条件に応じて現像機に搬送する画像形成装置においては、画像品質及び信頼性品質の低下を効率的に防止することができない。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、顕像剤の劣化に起因する画像品質及び信頼性品質の低下を防止することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、像担持体に形成された顕像剤像を記録媒体に転写した後、前記像担持体から回収された顕像剤を廃棄顕像剤収納容器又は現像機に搬送する回収顕像剤搬送部と、前記像担持体から回収された前記顕像剤の劣化因子に関するデータを検出するデータ検出部と、前記顕像剤像の印字率を取得する印字率取得部と、前記データ検出部により検出された前記顕像剤の劣化因子に関するデータ及び前記印字率取得部により取得された前記印字率に基づいて、前記現像機内から強制的に吐き出される前記顕像剤の吐き出し総量を決定する吐き出し総量決定部と、前記吐き出し総量決定部が決定した前記吐き出し総量に相当する量の前記顕像剤を吐き出させるように前記現像機の駆動を制御するプリント制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、顕像剤の劣化に起因する画像品質及び信頼性品質の低下を防止することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 初期トナーの非静電的付着力と劣化トナーの非静電的付着力とを比較して示すグラフである。 転写紙の平滑度と紙粉との関係を示すグラフである。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の機能構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置のプリントエンジンを簡略化して示す図である。 本発明の実施形態に係る作像ユニットと、感光体ドラムから回収されたトナーを搬送するトナー回収ユニットとを拡大して示す図である。 本発明の実施形態に係るプリントエンジンの機能構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に記憶される吐き出し閾値の設定方法を示す表図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に記憶される領域分割データの設定例を示す表図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置が実行するリフレッシュ動作の動作手順を示すフローチャートである。 回収トナー率が低い場合における画像幅方向へのトナー吐出し量の配分と回収トナー率が高い場合における画像幅方向へのトナー吐出し量の配分とを比較して示す図である。 回収トナー率が低い場合における画像幅方向への画像形成領域の分割数と回収トナー率が高い場合における画像幅方向への画像形成領域の分割数とを比較して示す図である。
以下、本発明に係る画像形成装置の一実施形態について説明する。本実施形態においては、レーザ光で感光体ドラム(像担持体)の感光面に静電潜像を作像し、帯電したトナー(顕像剤)をその静電潜像に沿って付着させて顕像化することにより、感光体ドラムの感光面にトナー像(顕像剤像)を作像した後、そのトナー像を転写紙(記録媒体)に転写し、更にはトナー像が転写された転写紙を加熱しながら加圧することにより、付着したトナーを転写紙に定着させることで画像を形成する電子写真方式の画像形成装置を例にとって説明する。
本実施形態に係る画像形成装置は、画像形成動作を行った後に、感光体ドラムの感光面に残留したトナーをクリーニングにより除去するようになっている。これは、感光体ドラムの感光面に形成されたトナー像を転写紙に転写しても、感光体ドラムの感光面に付着したトナーの全てが転写紙に転写されるわけではないためである。
また、本実施形態に係る画像形成装置は、感光体ドラムの感光面から回収されたトナー(本明細書では、これを「回収トナー」という。)をそのまま廃棄するか、廃棄せずに再利用するかを切り替えるハイブリッドリサイクル構成になっている。
さらに、本実施形態に係る画像形成装置は、感光体ドラムの感光面に生じたクリーニング不良を解消するため、現像機から強制的にトナーを吐き出させて感光体ドラムの感光面に付着させるリフレッシュ動作を実行するようになっている。
そして、本実施形態に係る画像形成装置は、リフレッシュ動作の実行時に、感光体ドラムの感光面から回収されて現像機内にリサイクルされるトナーの劣化の程度を考慮して、現像機から吐き出されるトナーの吐き出し総量を規制することにより、劣化したトナーが感光体ドラムの感光面に付着することに起因するクリーニング不良を防ぎ、これによって画像品質の低下及び信頼性品質の低下を防止又は抑制しようとするものである。
〈画像形成装置1のハードウェア構成〉
このような目的を達成するために、本実施形態に係る画像形成装置1は、図1に示すハードウェア構成を有している。なお、本実施形態に係る画像形成装置1には、図1に示すハードウェア構成に加えて、プリンタ、スキャナ、ファクシミリを実現するためのエンジンが備えられる。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、一般的なサーバやパーソナルコンピュータ等と同様の構成を含む。即ち、本実施形態に係る画像形成装置1は、CPU10、RAM20、ROM30、HDD40及びI/F50がバス90を介して接続されている。
また、本実施形態に係る画像形成装置1においては、これに加えて、トナーの劣化因子に関するデータを検出する各種のデータ検出部2がバス90に接続されている。
データ検出部2としては、図1に示すように、画像形成装置内の温度を検出する機内温度検出器、画像形成装置外の温度を検出する機外温度検出器、画像形成装置内の湿度を検出する機内湿度検出器、画像形成装置外の湿度を検出する機外湿度検出器、印刷枚数をカウントする印刷枚数カウンタ、両面印刷枚数をカウントする両面印刷枚数カウンタ、現像機内に備えられる現像ローラの走行距離を検出する現像ローラ走行距離検出器、トナー補給容器から現像機への供給トナー量を検出する供給トナー量検出器、廃棄トナー収容容器へのトナー廃棄量を検出する廃棄トナー量検出器、転写紙の平滑度を検出する平滑度検出器、トナーの補給時間を計時するトナー補給時間計時タイマ、及び、前回動作時からの放置時間を計時する放置時間計時タイマ等が備えられる。
感光体ドラムの感光面のクリーニング不良は、印字率が低い場合だけでなく、感光体ドラムの感光面に劣化したトナーが付着することによっても生じる。このため、本実施形態に係る画像形成装置1は、リフレッシュ動作の実行時に、現像機内にリサイクルされるトナーの劣化の程度を評価する。
トナーの劣化因子としては、まず、前回リフレッシュ動作が実行されてから現在までの現像機内に備えられた顕像ローラの周面の累積走行距離(本明細書では、これを「累積現像走行距離」という。)、印字率、現像機中に含まれる回収トナーの割合(本明細書では、これを「回収トナー率」という。)が挙げられる。回収トナー率は、印字率やトナー廃棄量の履歴から計算できる。印字率が高い場合及びトナー廃棄量の履歴が多い場合は、感光体ドラムの感光面に残るトナー量が増えるために現像機内中の回収トナー率も増え、廃棄トナー収納容器へのトナー廃棄量が多い場合は、回収トナー率は減る。
トナーは、累積現像走行距離が長くなるほど、現像機内で攪拌されてストレスを受けるために、添加剤の遊離による帯電量低下や割れによる微粉化を生じ、劣化が進行する。特に、何度もリサイクルされたトナーは劣化が進行している場合が多い。このため、累積現像走行距離が長いトナーを用いて画像形成を行った場合には、画像品質が低下しやすくなる。
図2に、未使用のトナー(初期トナー)と劣化により添加剤が遊離又は埋没してしまったトナー(劣化トナー)の非静電的付着力を比較して示す。但し、本データは、遠心分離法によってポリカーボネート製の擬似感光体に初期トナーと劣化トナーを付着させたときの非静電的付着力を示している。この図から明らかなように、劣化トナーは添加剤が遊離又は埋没した結果、スペーサ効果を失い、初期トナーに比べて感光体との非静電的付着力が格段に大きくなっている。このデータから、劣化トナーはクリーニング性が低下することが判る。
トナーの劣化因子の他の例としては、機内温度、機内湿度、機外温度、機外湿度が挙げられる。高温高湿下では、トナーの帯電量が低下するためである。また、両面印刷の比率が高いほど機内温度が上昇するため、両面印刷の比率もトナーの劣化因子となる。
トナーの劣化因子のさらに他の例としては、感光体ドラム及び現像機への通紙枚数、印字パターン、トナー補給容器から現像機への供給トナー量、トナー補給時間、廃棄トナー収容容器への廃棄トナー量が挙げられる。感光体ドラム及び現像機への通紙枚数が多いと、トナーに大きなストレスがかかって添加剤の遊離による帯電量低下や割れによる微粉化を生じやすくなるからである。また、トナー補給容器から現像機への供給トナー量が少ない場合や廃棄トナー収容容器への廃棄トナー量が少ない場合は、現像機内における回収トナー率が高くなるためである。
トナーの劣化因子のさらに他の例としては、トナー像を転写する転写紙の平滑度が挙げられる。図3に示すように、平滑度が低い転写紙ほど、現像機内に混入する紙粉の量が増加する。これは、平滑度が低い転写紙は、一連の印刷動作中に作用する摩擦力により、転写紙の表面から紙粉が落下しやすくなるからである。現像機内に混入する紙粉の量が増加すると、トナーの帯電量が低下して画質が低下しやすくなる。
トナーの劣化因子のさらに他の例としては、前回動作時からの放置時間が挙げられる。長時間現像機内で攪拌されず放置されたトナーは、帯電量が下がるために、画像品質が低下しやすくなる。
本実施形態に係る画像形成装置1は、図1に示した各種のデータ検出器2を備えているので、トナーの劣化の程度を的確に捉えることができる。よって、本実施形態に係る画像形成装置1は、トナーの劣化の程度に応じたリフレッシュ動作を実行することができて、トナーの劣化に起因する画像品質の低下及び感光体ドラムのクリーニング不良を防止することができる。
また、I/F50には、表示部60、操作部70及び専用デバイス80が接続されている。操作部70は、画像形成装置1の使用者が操作する。
CPU10は演算手段であり、画像形成装置1全体の動作を制御する。
RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。
ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムのほか、リフレッシュ動作を実行する際に用いる各種の設定値及び計算式等が格納されている。各種の設定値には、トナーの吐き出し閾値及び画像形成領域の分割データが含まれる。トナーの吐き出し閾値については、後に図8を用いて具体的に説明する。また、画像形成領域の分割データについては、後に図9を用いて具体的に説明する。
HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス90と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。表示部60は、ユーザが画像形成装置1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースであり、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置によって実現される。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザが画像形成装置1に情報を入力するためのユーザインタフェースである。専用デバイス80は、プリンタ、スキャナ、ファクシミリにおいて専用の機能を実現するためのハードウェアである。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がRAM20にロードされたプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る画像形成装置1の機能を実現する機能ブロックが構成される。
〈画像形成装置1の機能構成〉
次に、図4を用いて本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成を説明する。図4は、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成を模式的に示すブロック図である。なお、図4においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、転写紙の流れを破線の矢印で示している。
図4に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、コントローラ100、給紙テーブル200、プリントエンジン300、プリント用排紙トレイ400、ADF(Auto Document Feeder)500、スキャナエンジン600、原稿用排紙トレイ700、ディスプレイパネル800、ネットワークI/F900を有する。また、コントローラ100は、主制御部110、エンジン制御部120、画像処理部130、操作表示制御部140及び入出力制御部150を有する。
給紙テーブル200は、画像形成部であるプリントエンジン300に転写紙を給紙する。プリントエンジン300は、給紙テーブル200から搬送されてきた転写紙に対して画像形成出力を実行することにより画像を描画する画像形成部である。本実施形態に係るプリントエンジン300の具体的態様としては、電子写真方式若しくはインクジェット方式による画像形成機構がある。このプリントエンジン300により画像が描画された画像形成済みの転写紙は、プリント用排紙トレイ400に排紙される。このプリントエンジン300は、図1に示す専用デバイス80によって実現される。
ADF500は、図示しない原稿台にセットされた原稿を、原稿読取部であるスキャナエンジン600に自動搬送する。スキャナエンジン600は、光学情報を電気信号に変換する光電変換素子を含む原稿読取部であり、ADF500により自動搬送されてきた原稿、若しくは、図示しない原稿台ガラスにセットされた原稿を光学的に走査して読み取って画像情報を生成する原稿読取部である。スキャナエンジン600により読み取られた原稿は、原稿用排紙トレイ700に排紙される。ADF500及びスキャナエンジン600は、図1に示す専用デバイス80によって実現される。
ディスプレイパネル800は、画像形成装置1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像形成装置1を直接操作し若しくは画像形成装置1に対して情報を入力する際の入力インタフェースでもある。即ち、ディスプレイパネル800は、ユーザによる操作を受けるための画像を表示する機能を含む。ディスプレイパネル800は、図1に示す表示部60及び操作部70によって実現される
ネットワークI/F900は、画像形成装置1がネットワークを介して管理者用端末やパーソナルコンピュータ等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェース、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、FeliCa(登録商標)等のインタフェースが用いられる。このように、本実施形態に係る画像形成装置1は、ネットワークI/F900を介して接続された端末から印刷依頼の画像データや、印刷要求等の各種制御コマンドを受信する。ネットワークI/F900は、図1に示すI/F50によって実現される。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30やHDD40等の不揮発性記憶媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、RAM20にロードされ、それらのプログラムに従ってCPU10が演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ100が構成される。コントローラ100は、画像形成装置1全体を制御する制御部として機能する。
主制御部110は、コントローラ100に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ100の各部に命令を与える。また、主制御部110は、入出力制御部150を制御し、ネットワークI/F900及びネットワークを介して他の装置にアクセスする。エンジン制御部120は、給紙テーブル200、プリントエンジン300、プリント用排紙トレイ400、ADF500、スキャナエンジン600、原稿用排紙トレイ700等の駆動部を制御し若しくは駆動させる。
画像処理部130は、主制御部110の制御に従い、PDL(Page Description Language)等により記述された画像情報、例えば、入力された印刷ジョブに含まれる文書データ若しくは画像データに基づいて描画情報を出力情報として生成する。
また、画像処理部130は、スキャナエンジン600から入力される撮像データを処理し、画像データを生成する。この画像データとは、スキャナ動作の結果物として画像形成装置1に格納され若しくはネットワークI/F900及びネットワークを介して他の機器に送信される情報である。なお、本実施形態に係る画像形成装置1は、画像情報の代わりに描画情報が直接入力され、直接入力された描画情報に基づいて画像形成出力を実行することも可能である。
操作表示制御部140は、ディスプレイパネル800に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル800を介して入力された情報を主制御部110に通知する。入出力制御部150は、ネットワークI/F900及びネットワークを介して入力される信号や命令を主制御部110に入力する。
〈プリントエンジン300の構成〉
次に、図5を用いて本実施形態に係る画像形成装置1のプリントエンジン300を説明する。図5に示すプリントエンジン300は、モノクロの画像形成装置1に適用されるものであり、その全体構成を簡略化して示している。
図5に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、給紙テーブル200から給紙された転写紙Pに対してプリントエンジン300により画像を形成した後、画像が形成された転写紙Pをプリント用排紙トレイ400に排紙する構成になっている。なお、給紙テーブルの数は1つに限定されるものではなく、2以上の複数であっても良い。
本実施形態に係るプリントエンジン300は、給紙テーブル200からプリント用排紙トレイ400に至る転写紙Pの搬送機構に沿って、給紙ローラ210、分離ローラ対220、平滑度検出器230、レジストローラ対240、作像ユニット320、定着ユニット370、搬送ローラ250及び排ローラ対410が配置されている。
作像ユニット320は、感光体ドラム321、帯電器322、光書き込み装置330、現像機323、転写ローラ340、除電器324、トナー補給容器350、トナー回収ユニット325を含んで構成されている。
帯電器322は、感光体ドラム321の感光面を一様に帯電させる。光書き込み装置330は、感光体ドラム321の感光面にレーザ光を照射して、静電潜像を形成する。現像機323は、感光体ドラム321の感光面に形成された静電潜像に帯電されたトナーを付着させてトナー像を形成する。転写ローラ340は、感光体ドラム321の感光面に押し当てられており、これら転写ローラ340と感光体ドラム321の感光面との間に搬送された転写紙Pに、感光体ドラム321の感光面に形成されたトナー像を転写させる。
除電器324は、転写紙Pへのトナー像の転写が終了した後に、感光体ドラム321の感光面を除電する。トナー補給容器350は、未使用のトナーを蓄えた容器であって、トナー供給口が現像機323と連通されており、現像機323内のトナー濃度が所定値よりも低下する毎に現像機323に適量のトナーを供給する。従って、トナー補給容器350は、現像機323に対する未使用のトナーの供給部として機能する。
トナー回収ユニット325は、感光体ドラム321の感光面に残留したトナーを回収し、回収されたトナーを廃棄側又は再利用側のいずれかに搬送する。トナー回収ユニット325の構成については、後に説明する。
作像ユニット320は、画像形成に際して、まず感光体ドラム321の感光面を暗中にて帯電器322により一様に帯電させる。次いで、作像ユニット320は、一様に帯電した感光体ドラム321の感光面に光書き込み装置330から出射される光を照射して、感光体ドラム321の感光面に画像を静電的に書き込み、静電潜像を形成する。次いで、作像ユニット320は、現像機323によりこの静電潜像をトナーで可視像化することにより、感光体ドラム321の感光面にトナー像を形成する。
しかる後に、作像ユニット320は、このトナー像を、感光体ドラム321の感光面と転写ローラ340との間に構成される転写ニップに給紙テーブル200から取り出された転写紙Pを搬入し、トナー像を転写紙Pに転写する。このとき、転写ローラ340には、転写バイアスが印加されていて、その転写バイアスによって感光体ドラム321と転写ローラ340の間で転写電界が形成され、この転写電界の作用により感光体ドラム321から転写紙Pにトナー像が転写される。
転写紙Pは、給紙トレイ200から給紙ローラ210により取り出され、レジストローラ対240でスキューを修正された後に、所定のタイミングで作像ユニット320内に搬送される。
平滑度検出器230は、発光素子230a及び受光素子230bから構成されており、発光素子230aから出射されたレーザ光を転写紙Pに照射し、転写紙Pの反射レーザ光を受光素子230bで受光する。受光素子230bに入射する反射レーザ光の強度は、転写紙Pの厚みや、転写紙Pの表面の平滑度に応じて変化する。よって、受光素子230bの出力信号より、転写紙Pの厚みや平滑度を検出することができる。
トナー像を転写紙Pに形成し終えると、作像ユニット320は、感光体ドラム321の感光面に残留したトナーをトナー回収ユニット325により除去した後、感光体ドラム321の感光面を除電器324により除電し、次の画像形成のための準備を行って待機状態に移行する。
定着ユニット370は、加熱ローラ371及び加圧ローラ372を備えており、加熱ローラ371と加圧ローラ372とによって構成される定着ニップ内に搬送されたトナー像が転写された転写紙Pに熱と圧力を加えて、転写紙Pにトナー像を定着させる。
〈トナー回収ユニット325の構成〉
次に、本実施形態に係るトナー回収ユニット325の詳細な構成について、図6を参照して説明する。図6に示すように、本実施形態に係るトナー回収ユニット325は、クリーニングブレード325a、回収トナー搬送スクリュー325b、回収トナー搬送路325c、回収トナー搬送路325d、回収トナー誘導路325e、分岐路325f、回収トナー廃棄スクリュー325g、回収トナー廃棄搬送路325h、回収トナー再利用搬送路325i、仕切用シャッター325j等により構成される。
クリーニングブレード325aは、先端を感光体ドラム321の感光面に押し当てることにより感光体ドラム321の感光面に残留したトナーを掻きとり、掻きとったトナーを回収トナー搬送路325c内に回収する。
回収トナー搬送スクリュー325bは、回収トナー搬送路325c内に回収された回収トナーを回収トナー搬送路325cに沿って回収トナー搬送路325dに向けて搬送する。即ち、誘導路325eは、回収トナー搬送スクリュー325bにより回収トナー搬送路325cから搬送されてきた回収トナーを回収トナー搬送路325dに沿って分岐路325fに向かって誘導する。分岐路325fは、回収トナー搬送路325dから回収トナー廃棄搬送路325hと回収トナー再利用搬送路325iとへの分岐点である。
回収トナー廃棄スクリュー325gは、回収トナーを回収トナー廃棄搬送路325hに沿って、廃棄されたトナーを収納するための容器である廃棄トナー収納容器326に向けて搬送する。回収トナー廃棄搬送路325hは、廃棄トナー収納容器326に通じ、回収トナーが廃棄される際の搬送路である。回収トナー再利用搬送路325iは、現像機323に通じ、回収トナーが再利用される際の搬送路である。
仕切用シャッター325jは、分岐路325fに設けられ、回収トナー廃棄搬送路325hと回収トナー再利用搬送路325iとを仕切るための開閉式のシャッターである。仕切用シャッター325jは、回収トナーを再利用せずにそのまま廃棄する場合には、感光体ドラム321の感光面に残留したトナーを回収する際に予め閉じられており、一方、廃棄せずに再利用する場合には、感光体ドラム321の感光面に残留したトナーを回収する際に予め開けられている。
このように構成されたトナー回収ユニット325において、感光体ドラム321の感光面に残留したトナーを回収する際、トナー回収ユニット325はまず、クリーニングブレード325aを図6に示した矢印の向きに回転している感光体ドラム321の感光面に押し当てることにより該面に付着したトナーを掻きとり、掻きとったトナーを回収トナー搬送路325c内に回収する。
トナー回収ユニット325は、回収トナーを回収トナー搬送スクリュー325bにより回収トナー搬送路325cに沿って回収トナー搬送路325dに向かって搬送し、回収トナー搬送路325dに達した回収トナーを回収トナー誘導路325eにより回収トナー搬送路325dに沿って分岐路325fに向かって誘導する。
そして、トナー回収ユニット325は、回収トナーを再利用せずにそのまま廃棄する場合には、回収トナーが分岐路325fに搬送される前に仕切用シャッター325jを予め閉じておき、回収トナーを廃棄トナーとして回収トナー廃棄スクリュー325gにより回収トナー廃棄搬送路325hに沿って廃棄トナー収納容器326に向かって搬送することでトナーを廃棄する。
一方、トナー回収ユニット325は、回収トナーを廃棄せずに再利用する場合には、回収トナーが分岐路325fに搬送される前に仕切用シャッター325jを予め開けておき、回収トナーを回収トナーとして重力により回収トナー再利用搬送路325iに沿って現像機323に向かって搬送することでトナーを再利用する。図6に示すように、現像機323には、現像ローラ323aが備えられており、現像機323内のトナーは、現像ローラ323aにより感光体ドラム321の感光面に付着又は吐き出される。
このように、本実施形態に係るトナー回収ユニット325は、感光体ドラム321の感光面から回収したトナーを再利用せずに廃棄トナー収納容器326に搬送するか、廃棄せずに現像機323に搬送する回収顕像剤搬送部を構成している。
なお、図4に示すように、本実施形態に係る廃棄トナー収納容器326には、回収トナー廃棄搬送路325hとの連結部分に廃棄トナー計測センサ326aが取り付けられている。そして、本実施形態に係る画像形成装置1は、この廃棄トナー計測センサ326aにより出力される検知信号に基づいて、廃棄トナー収納容器326に廃棄されたトナーの量を計測することができるようになっている。
この廃棄トナー計測センサ326aにより、本実施形態に係る画像形成装置1は、廃棄トナー収納容器326に廃棄されたトナーの量を正確に推定することができる。
〈内部コントローラ390の機能構成〉
次に、本実施形態に係る内部コントローラ390の機能構成について、図7を参照して説明する。図7は、本実施形態に係るプリントエンジン300の機能構成を模式的に示すブロック図である。図7に示すように、本実施形態に係る内部コントローラ390は、プリント制御部391、コントローラI/F392、データ収集部393、設定情報記憶部394、印字率取得部395及び吐き出し総量決定部396を含んで構成される。
プリント制御部391は、内部コントローラ390の各部を制御する役割を担い、内部コントローラ390の各部に命令を与える。また、プリント制御部391は、コントローラI/F392を介してエンジン制御部120から入力される情報に基づいて、プリントエンジン300を構成する各部の駆動を制御する。このように、本実施形態に係るプリントエンジン300は、プリントエンジン300を構成する各部を制御し若しくは駆動するための情報をコントローラI/F392を介してエンジン制御部120から取得する。
特に、本実施形態に係るプリント制御部391は、現像機323内に滞留したトナーを強制的に吐き出させて現像機323内をリフレッシュするリフレッシュ動作の制御部として機能する。また、本実施形態に係るプリント制御部391は、トナー回収ユニット325に備えられた仕切用シャッター325jを開閉して、感光体ドラム321の感光面から回収されたトナーの搬送先を現像機323又は廃棄トナー収納容器326に切り替える回収トナーの搬送制御部として機能する。
コントローラI/F392は、内部コントローラ390がエンジン制御部120と通信するためのインタフェースである。
データ収集部393は、トナーの劣化因子に関する各種のデータを図1に例示したデータ検出部2から収集する。なお、本実施形態に係る画像形成装置には、図1に示した全ての検出器を備える必要はなく、また、図1に示したデータ検出器以外のデータ検出器を備えることもできる。
設定情報記憶部394には、図8に例示する吐き出し閾値及び図9に例示する画像形成領域の分割データが記憶される。
以下に、図8を用いて設定情報記憶部394に記憶される吐き出し閾値の一例を説明する。本例においては、吐き出し閾値の設定が、2段階のマトリクスを組むことにより行われている。まず第1段階は、図8の上欄に示すように、機外温度検出器が検出する画像形成装置外の温度を低、中、高の3段階に区分して縦軸に配列すると共に、機外湿度検出器が検出する画像形成装置外の湿度を低、中、高の3段階に区分して横軸に配列し、3×3の9区分からなる第1のマトリクスを作成する。
第2段階は、図8の下欄に示すように、第1段階で得られた第1区分から第9区分までのそれぞれの区分毎に、現像ローラ走行距離検出器が検出する累積現像走行距離を0〜30Km、0〜30Km、60Km以上の3段階に区分して縦軸に配列すると共に、平滑度検出器が検出する転写紙Pの平滑度を低、中、高の3段階に区分して横軸に配列し、3×3の9区分からなる第2のマトリクスを作成する。
そして、第2のマトリクスを構成する各区分に、実験やシミュレーションを実施することにより求められる適正な吐き出し閾値を設定する。これにより、トナーの劣化因子である画像形成装置外の温度、画像形成装置外の湿度、累積現像走行距離、及び、転写紙Pの平滑度を考慮した吐き出し閾値を設定情報記憶部394に記憶することができる。
なお、図8の例では、トナーに関する4つの劣化因子を考慮して吐き出し閾値の設定を行ったが、本発明の吐き出し閾値は、トナーに関する劣化因子が少なくとも1つ以上考慮されていれば良く、本発明の要旨は図8の例に限定されるものではない。トナーに関する劣化因子についても図8の例に挙げたものに限定されるものではなく、各種の検出器で検出されるデータを用いることができる。
次に、図9を用いて設定情報記憶部394に記憶される画像形成領域の分割データの一例を説明する。上述したように、感光体ドラム321の感光面のクリーニング不良は、印字率が低いときに特に発生しやすく、画像形成領域の一部分に画像データが偏った画像の印刷が続いたときや、画像の両端の印刷余白部で発生率が高くなる。
このため、画像の形成が可能な全面積に対する平均印字率に基づいてリフレッシュ動作を実行しても、クリーニング不良を効率的に解消することは困難である。このため、感光体ドラム321の画像形成領域を画像幅の方向に関して複数の小領域に分割し、分割された小領域毎に印字率を求めてリフレッシュ動作を実行することが従来行われている。
図9の例では、感光体ドラム321の画像形成領域が画像幅の方向に関して10個の小領域E1〜E10に分割されている。設定情報記憶部394は、各小領域E1〜E10の両端の位置を記憶している。
印字率取得部395は、分割された各小領域E1〜E10のそれぞれについての印字率と画像の形成が可能な全面積に対する平均印字率を取得する。図9の例では、小領域E1の印字率L1、小領域E2の印字率L2、小領域E9の印字率L9及び小領域E10の印字率L10が0%、小領域E3の印字率L3及び小領域E8の印字率L8が1%、小領域E7の印字率L7が2%、小領域E6の印字率L6が3%、小領域E4の印字率L4及び小領域E5の印字率L5が4%で、平均印字率が1.5%になっている。
吐き出し総量決定部396は、データ検出部2から収集されたトナーの劣化因子に関するデータをデータ収集部393から取り込み、得られたトナーの劣化因子に関するデータに応じた吐き出し閾値と画像形成領域を設定情報記憶部394から読み出す。また、吐き出し総量決定部396は、画像の形成が可能な全面積に対する平均印字率を印字率取得部395から取り込み、吐き出し閾値と平均印字率の差分を吐き出し総量として決定する。
プリント制御部391は、吐き出し総量決定部396が決定した吐き出し総量に相当する量のトナーを、各小領域E1〜E10の印字率に応じて分配する。図9の例では、吐き出し閾値が3%で平均印字率が1.5%であり、吐き出し総量が1.5%になっている。
その結果、小領域E1の吐き出し量R1、小領域E2の吐き出し量R2、小領域E9の吐き出し量R9及び小領域E10の吐き出し量R10が2.5%、小領域E3の吐き出し量R3及び小領域E8の吐き出し量R8が2.0%、小領域E7の吐き出し量R7が1.0%、小領域E4の吐き出し量R4、小領域E5の吐き出し量R5及び小領域E6の吐き出し量R6が0%になっている。
吐き出し総量の決定方法及び吐き出し総量の分配方法については、図10のフローチャートを参照しながらより詳細に説明する。
〈画像形成装置1が実行する画像形成制御方法〉
図10に示すように、ユーザが印刷の開始を指示すると(ステップS1)、データ収集部393は、図1に示した現像ローラ走行距離検出器により検出された現像ローラ323aの走行距離(現像走行距離)のカウントを開始する(ステップS2)。
次いで、プリント制御部391は、データ収集部393から累積現像走行距離及び現像機323内の回収トナー率を読み出し、読み出された累積現像走行距離及び回収トナー率に応じた吐き出し閾値Aを設定情報記憶部394から読み出して、この読み出された吐き出し閾値Aをリフレッシュ動作を実行する際の吐き出し閾値として決定する(ステップS3)。
なお、図10の右欄に示した吐き出し閾値Aのマトリクスは、図8の例とは異なり、縦軸が累積現像走行距離で、横軸が回収トナー率になっている。この表から明らかなように、吐き出し閾値Aは、累積現像走行距離が短く回収トナー率が少ないほど小さな値に設定され、累積現像走行距離が長く回収トナー率が多いほど大きな値に設定されている。
次いで、印字率取得部395は、現像走行距離に対する平均印字率L(ave)をカウントする(ステップS4)。
次いで、プリント制御部391は、ステップS4で取得された平均印字率L(ave)を印字率取得部395から読み出し、読み出された平均印字率L(ave)とステップS3で決定された吐き出し閾値Aの大小関係を判定する(ステップS5)。
ステップS5で平均印字率L(ave)は吐き出し閾値Aよりも小さい(Yes)と判定した場合、プリント制御部391は、平均印字率L(ave)と吐き出し閾値Aの差分をリフレッシュ動作を実行する際の吐き出し総量とする(ステップS6)。
そして、前回の印刷動作が終了した後、プリント制御部391は、感光体ドラム321の画像形成領域を画像幅の方向に関して分割した複数の小領域E1〜E10のそれぞれについて、印字率が低い小領域ほどトナーの吐き出し量が多くなるように吐き出し総量を分配して、現像機323からのトナーの吐き出し(リフレッシュ動作)を実行する(ステップS7)。
次いで、プリント制御部391は、吐き出したトナーが転写位置に来たときに、感光体ドラム321から転写ローラ340を離間させ、トナー回収ユニット325によるクリーニング動作が終了した後に、感光体ドラム321に転写ローラ340を当接させる(ステップS8)。このように印字率が低い領域に優先的に吐き出しを行うことで、クリーニング不良を効率的に防止することができる。
次いで、プリント制御部391は、トナー回収ユニット325に備えられた仕切用シャッター325jを閉じて、感光体ドラム321の感光面から回収された回収トナーを廃棄トナー収納容器326に搬送する(ステップS9)。しかる後に、フローはステップS1に戻る。
また、ステップS5で平均印字率L(ave)は吐き出し閾値Aと同じか吐き出し閾値Aよりも大きい(No)と判定した場合も、フローはステップS1に戻る。
なお、ステップS7でリフレッシュ動作を実行した後、プリント制御部391は、トナー補給容器350から顕像器323内に未使用のトナーを吐き出したトナー量と同量だけ供給する。これにより、リフレッシュ動作を実行しても、現像機323内がトナー濃度不足に陥ることを防止でき、画像濃度の低下や異常画像の発生を防止できる。
ところで、上記の実施形態では、印字率が低い領域に優先的にトナーを吐き出すことでクリーニング不良の防止を図っているが、劣化した回収トナーが大量にクリーニングブレード325aの端部に吐き出されると、却ってクリーニング不良を引き起こしやすくなる。
そこで、本発明の他の実施形態は、図11に示すように、現像機323内における回収トナー率を考慮して、トナーの吐き出し領域を変更する。即ち、図11の上欄に示すように、現像機323内における回収トナー率が低い場合には、クリーニングブレード325aの端部についてもトナーの吐き出しを行う。これに対して、図11の下欄に示すように、現像機323内における回収トナー率が高い場合には、クリーニングブレード325aの端部へのトナーの吐き出しを無くし、その分を画像形成領域の中央部分に振り分けている。このようにすることにより、感光面のクリーニング不良をより効果的に防止できる。
また、本発明のさらに他の実施形態では、図12に示すように、現像機323内における回収トナー率を考慮して、画像形成領域の分割数を変更する。即ち、図12の上欄に示すように、現像機323内における回収トナー率が低い場合には、画像形成領域の分割数を多くして、印字率に応じたトナーの吐き出しを行う。これに対して、図12の下欄に示すように、現像機323内における回収トナー率が高い場合には、画像形成領域の分割数を少なくして、相対的に画像形成領域の中央部分にトナーが吐き出されるようにする。このような方法によっても感光面のクリーニング不良をより効果的に防止できる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置は、トナーの劣化の程度を考慮して現像機323のリフレッシュ動作を行うので、感光体ドラム321の感光面のクリーニング不良を効率的に防止でき、トナーの劣化に起因する画像品質及び信頼性品質の低下を防止することができる。
1 画像形成装置
2 データ検出部
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 表示部
70 操作部
80 専用デバイス
90 バス
100 コントローラ
110 主制御部
120 エンジン制御部
130 画像処理部
140 操作表示制御部
150 入出力制御部
200 給紙テーブル
210 給紙ローラ
220 分離ローラ対
230 平滑度検出器
230a 発光素子
230b 受光素子
240 レジストローラ対
300 プリントエンジン
320 作像ユニット
321 感光体ドラム(像担持体)
322 帯電器
323 現像機
323a 現像ローラ
324 除電器
325 トナー回収ユニット(回収顕像剤搬送部)
326 廃棄トナー収納容器(廃棄顕像剤収納容器)
330 光書き込み装置
340 転写ローラ
350 トナー補給部(顕像剤補給部)
370 定着ユニット
371 定着ローラ
372 定着ローラ
391 プリント制御部
392 コントローラI/F
393 データ収集部
394 設定情報計測部
395 印字率取得部
396 吐き出し総量決定部
400 プリント用排紙トレイ
410 排ローラ対
500 ADF
600 スキャナエンジン
700 原稿用排紙トレイ
800 ディスプレイパネル
900 ネットワークI/F
P 転写紙(記録媒体)
特開2009−092903号公報

Claims (9)

  1. 像担持体に形成された顕像剤像を記録媒体に転写した後、前記像担持体から回収された顕像剤を廃棄顕像剤収納容器又は現像機に搬送する回収顕像剤搬送部と、
    前記像担持体から回収された前記顕像剤の劣化因子に関するデータを検出するデータ検出部と、
    前記顕像剤像の印字率を取得する印字率取得部と、
    前記データ検出部により検出された前記顕像剤の劣化因子に関するデータ及び前記印字率取得部により取得された前記印字率に基づいて、前記現像機内から強制的に吐き出される前記顕像剤の吐き出し総量を決定する吐き出し総量決定部と、
    前記吐き出し総量決定部が決定した前記吐き出し総量に相当する量の前記顕像剤を吐き出させるように前記現像機の駆動を制御するプリント制御部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記顕像剤の劣化因子に関するデータに応じた前記顕像剤の吐き出し閾値を記憶した記憶部を備え、
    前記吐き出し総量決定部は、前記データ検出部により検出された前記顕像剤の劣化因子に関するデータに応じた前記顕像剤の吐き出し閾値を前記記憶部から読み出し、前記記憶部から読み出された前記顕像剤の吐き出し閾値と前記印字率取得部により取得された前記印字率の大小関係を判定し、前記顕像剤の吐き出し閾値よりも前記印字率の方が小さいと判定した場合には、前記顕像剤の吐き出し閾値と前記印字率の差分を前記顕像剤の吐き出し総量に決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶部は、前記顕像剤の吐き出し閾値として、複数の異なる前記顕像剤の劣化因子に関するデータに応じた前記顕像剤の吐き出し閾値をマトリクスの形で記憶していることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記印字率取得部は、前記像担持体における前記顕像剤像の形成領域である画像形成領域を画像幅の方向に関して複数の小領域に分割し、分割されたそれぞれの小領域についての印字率を取得し、
    前記吐き出し総量決定部は、前記複数の小領域について、前記データ検出部により検出された前記顕像剤の劣化因子に関するデータ及び前記印字率取得部により取得された前記印字率に基づいて、前記現像機内から強制的に吐き出される前記顕像剤の吐き出し総量を決定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記印字率取得部は、前記データ検出部により検出された前記顕像剤の劣化因子に関するデータに応じて、前記顕像剤像の形成領域の分割数を変更することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記データ検出部は、機内温度検出器、機外温度検出器、機内湿度検出器、機外湿度検出器、印刷枚数カウンタ、両面印刷枚数カウンタ、現像ローラ走行距離検出器、供給トナー量検出器、廃棄トナー量検出器、平滑度検出器、トナー補給時間計時タイマ及び放置時間計時タイマから選択される1又は複数の検出器を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記平滑度検出器は、前記記録媒体にレーザ光を照射する発光素子と、前記記録媒体で反射された前記レーザ光を受光する受光素子とから構成されていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 未使用の顕剤を蓄えた顕像剤補給部を更に備え、
    前記プリント制御部は、前記現像機から前記吐き出し総量に相当する量の前記顕像剤を吐き出したとき、前記顕像剤補給部から前記現像機内に前記未使用の顕像剤を前記現像機内に供給することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記プリント制御部は、前記記録媒体に対する前記像担持体に形成された前記顕像剤像の転写が終了した後に、前記現像機からの前記顕像剤の吐き出し動作を実行することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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