JP2017178349A - 吸水断熱シートおよびシート付き容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】結露の吸収と充分な断熱とを可能とする吸水断熱シートと、これを備えた飲料用容器とを提供可能とする。
【解決手段】貼り付け部11と、貼り付け部11に接続されて折り畳まれる折り畳み部12と、蓋部13と、を有し、少なくともその一部が発泡性紙材からなる。
【選択図】図1
【解決手段】貼り付け部11と、貼り付け部11に接続されて折り畳まれる折り畳み部12と、蓋部13と、を有し、少なくともその一部が発泡性紙材からなる。
【選択図】図1
Description
本発明は吸水断熱シートおよびシート付き容器に関し、特に飲料や食品を収容する容器を断熱することや結露等の水分が容器側面を滴下することを防止する際に用いて好適な技術に関する。
従来から、冷温状態が好まれるビールやその他の飲料などに用いられている飲料用容器は、ほとんどが熱伝導率の高いアルミニウム缶である。このように、熱伝導率の高いアルミニウム缶とすることで冷蔵する際には効率的に冷やすことができるというメリットが得られる。その反面、冷蔵庫から取り出した後は、室内の空気や缶を持つ手から伝わる熱によって缶内のビール等が急速に温まってしまうデメリットがあり、利用者がビールや飲料を飲み終えるまでの間にビールや冷飲料の味が損なわれてしまうという問題があった。
また、ビールなどの保冷された缶入飲料では、冷蔵ケースから取出され外気に触れると、缶容器表面の温度が外気の露点温度よりも低いために結露する場合が多い。特に夏季においては、缶容器表面と外気温との温度差が大きく、かつ、相対湿度が高いため、ほとんどの場合に結露現象が起き、缶の表面に水滴が多数付着してしまう。このため、結露の水滴により缶を持つ手が濡れてしまう、あるいは、缶を置いているテーブルが濡れてしまう、さらに、結露によって包装紙が浸潤され包装紙の破損や変形の原因となる、という問題もあった。
また、ホット状態が好まれるお茶、コーヒー、紅茶などその他の飲料などに用いられる飲料用容器の缶についても同様に、殆どが熱伝導率の高い金属製とされており、加温する際には効率的に温めることができるというメリットが得られる。その反面、熱すぎて直接手で握れない、あるいは、保温庫から取り出した後は、室内の空気や缶を持つ手から伝わる熱によって缶内のコーヒー等が急速に冷めてしまい、利用者がお茶などの飲料を飲み終えるまでの間に温飲料の風合いが損なわれてしまう、という問題があった。
このような不都合を防止するため種々の工夫がなされている。例えば防熱シールや断熱シートを缶等の容器の外周に巻き付け、巻き付けた部分を介して容器をつかめば、容器が熱すぎても冷たすぎても持って内容物を飲むことができるものが知られている(特許文献1、特許文献2)。
また、コーヒー、スープ、みそ汁、汁粉等の飲料や、ラーメン、焼きそば、うどん等の麺類や、あるいはピラフ、グラタン等の電子レンジで容器ごと加熱して飲食する調理食品用容器としての紙カップ容器においても、飲食時に内容物の熱から容器を把持する指を保護するために断熱対策を施している。例えば、カップの周囲に断熱性の発泡プラスチックシートを周設する方法が知られている。
さらに、この方法では熱湯等の収容物を入れた際の断熱性には優れているものの、これを電子レンジで加熱すると、発泡プラスチックシートも非常に熱くなる。これは電子レンジ加熱の際、収容物が熱くなると共にカップ容器や周りの発泡プラスチックシートも熱せられる。さらに、発泡プラスチックシートはカップ状容器に接してあるため熱が冷めにくいため等と考えられる。
このように、材質に発泡樹脂を使用する方法は、表面に綺麗な印刷を施すことが難しく、また、燃焼カロリーが高く、焼却、廃棄上問題があり、さらには消費者の環境意識の高まりに伴う消費行動の変化により、発泡樹脂に代わる易廃棄性、易焼却性の容器および断熱シートが求められている。
さらに、焼きそば、つけめん、スパゲッティなど、一旦注いだ湯を、麺が戻った時点で捨てる、いわゆる湯切り操作を必要とする食品がある。
従来、湯を注いで使用する容器の材料としても、発泡ポリスチレン樹脂等の断熱性を有する材料が広く用いられていたが、近年環境対応および材料コスト削減の目的から、プラスチックに替って紙容器が用いられるようになってきた(特許文献3)。紙容器を紙の単層で作成した場合、発泡プラスチック容器に比較して断熱性が劣るため、湯切り操作を要する用途には特別の配慮が必要である。
従来、湯を注いで使用する容器の材料としても、発泡ポリスチレン樹脂等の断熱性を有する材料が広く用いられていたが、近年環境対応および材料コスト削減の目的から、プラスチックに替って紙容器が用いられるようになってきた(特許文献3)。紙容器を紙の単層で作成した場合、発泡プラスチック容器に比較して断熱性が劣るため、湯切り操作を要する用途には特別の配慮が必要である。
しかし、特許文献1,2記載の断熱シートでは、比較的薄いため、断熱が充分でない。その結果、温飲料の入った容器はたいてい熱すぎて快適に持つことができない。また、冷飲料の入った容器の外面には水分がつくことが多く、それによって容器の保持が困難になり、持っている人の手やテーブルを濡らしてしまう。そのうえ、断熱性能が足りないため、冷飲料は温くなりやすく、温飲料はすぐに冷めてしまうという問題がある。
さらに、このような断熱シートは容器外側の全面を被覆してしまうため、すべての印刷を隠して広告部分が見えなくなってしまう。特に、缶コーヒーなど特定の商品では、購入者がブランド・ロゴにこだわりを持っていることが多く、缶外表面が見えなくなってしまうことは好ましくない。このような状態に対応するため、透明な断熱シートが作られてはいるが、一般的にそれらは伝導性材料を原料として、その伝導性材料と容器とが密接しているため、断熱シートとしての有効性がほぼ失われてしまう。反対に、充分な断熱効果を呈する断熱シートはかさばり過ぎるため、コンビニエンスストアなどの狭い収納スペースをとり過ぎてしまうか、または、自動販売機に収納できなくなるという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、以下の目的を達成しようとするものである。
1.結露等の水分の吸収と充分な断熱とを可能とする吸水断熱シート、および、これを備えた飲料用容器を提供可能とすること。
2.デザイン性を阻害することなく、充分な断熱吸水効果を呈すること。
3.薄厚化と断熱性能とを両立すること。
4.容器としての体積増加を抑制してほとんど影響を来さないこと。
5.射幸性を刺激し、機能性に優れること。
1.結露等の水分の吸収と充分な断熱とを可能とする吸水断熱シート、および、これを備えた飲料用容器を提供可能とすること。
2.デザイン性を阻害することなく、充分な断熱吸水効果を呈すること。
3.薄厚化と断熱性能とを両立すること。
4.容器としての体積増加を抑制してほとんど影響を来さないこと。
5.射幸性を刺激し、機能性に優れること。
本発明の吸水断熱シートは、貼り付け部と、前記貼り付け部に接続されて折り畳まれる折り畳み部と、を有し、
少なくともその一部が発泡性紙材からなることにより上記課題を解決した。
本発明において、折り畳まれた前記折り畳み部を伸ばした長さが、前記貼り付け部よりも長く設定されていることが好ましい。
本発明は、前記貼り付け部に取り付けられて、折り畳まれた前記折り畳み部を覆う蓋部を有することが可能である。
また、本発明において、前記折り畳み部と前記蓋部とが枚葉の前記発泡性紙材とされて、前記貼り付け部に貼り付けられている手段を採用することもできる。
また、前記貼り付け部には、前記吸水断熱シートを貼り付ける裏面と前記折り畳み部および前記蓋部が貼り付けられる表面とを有し、前記折り畳み部の基端が前記貼り付け部表面に貼り付けられ、前記蓋部の先端が前記貼り付け部表面に剥離可能に貼り付けられて折り畳まれた前記折り畳み部を覆うことができる。
本発明の吸水断熱シートは、印刷表示部を有することができる。
本発明のシート付き容器は、上記のいずれか記載の吸水断熱シートが側面に貼り付けられていることが可能である。
また、本発明のシート付き容器は、前記吸水断熱シートを拡げた際に、前記折り畳み部と前記蓋部とが前記側面を一周する長さとされることが好ましい。
本発明のシート付き容器は、飲料用缶とされることができる。
少なくともその一部が発泡性紙材からなることにより上記課題を解決した。
本発明において、折り畳まれた前記折り畳み部を伸ばした長さが、前記貼り付け部よりも長く設定されていることが好ましい。
本発明は、前記貼り付け部に取り付けられて、折り畳まれた前記折り畳み部を覆う蓋部を有することが可能である。
また、本発明において、前記折り畳み部と前記蓋部とが枚葉の前記発泡性紙材とされて、前記貼り付け部に貼り付けられている手段を採用することもできる。
また、前記貼り付け部には、前記吸水断熱シートを貼り付ける裏面と前記折り畳み部および前記蓋部が貼り付けられる表面とを有し、前記折り畳み部の基端が前記貼り付け部表面に貼り付けられ、前記蓋部の先端が前記貼り付け部表面に剥離可能に貼り付けられて折り畳まれた前記折り畳み部を覆うことができる。
本発明の吸水断熱シートは、印刷表示部を有することができる。
本発明のシート付き容器は、上記のいずれか記載の吸水断熱シートが側面に貼り付けられていることが可能である。
また、本発明のシート付き容器は、前記吸水断熱シートを拡げた際に、前記折り畳み部と前記蓋部とが前記側面を一周する長さとされることが好ましい。
本発明のシート付き容器は、飲料用缶とされることができる。
本発明の吸水断熱シートは、貼り付け部と、前記貼り付け部に接続されて折り畳まれる折り畳み部と、を有し、
少なくともその一部が発泡性紙材からなることにより、充分な断熱性を有しており、容器に貼り付けた際に、容器内部の温度に関係なく、保持する手指を断熱して容器を握ることが可能となる。同時に、発泡性紙材が吸湿性・吸水性を有するため、容器に貼り付けた際に、容器表面の結露あるいは、表記表面で垂れてきた水分を吸収することができ、容器下部付近の底部までこれらの水分が垂れてしまうことを防止することができる。
少なくともその一部が発泡性紙材からなることにより、充分な断熱性を有しており、容器に貼り付けた際に、容器内部の温度に関係なく、保持する手指を断熱して容器を握ることが可能となる。同時に、発泡性紙材が吸湿性・吸水性を有するため、容器に貼り付けた際に、容器表面の結露あるいは、表記表面で垂れてきた水分を吸収することができ、容器下部付近の底部までこれらの水分が垂れてしまうことを防止することができる。
ここで、発泡性紙材とは、空隙率が69%程度以上と高く、密度が0.3〜0.01g/cm3程度の範囲、より好ましくは、密度0.25〜0.05g/cm3の範囲とされるシート状の紙材を意味する。なお、坪量はシート状の紙材における厚さ寸法に依存するので、本発明で重要なのは密度である。紙材の密度が上記の範囲よりも高いと、含有する空気の量が少ないため充分な断熱性を呈さない可能性があるため好ましくなく、紙材の密度が上記の範囲よりも低いと、シートとしての強度が保てず、印刷等の製造工程あるいは使用時に破断してしまう可能性があるため好ましくない。
本発明において、折り畳まれた前記折り畳み部を伸ばした長さが、前記貼り付け部よりも長く設定されていることにより、折り畳んで容器側面に貼り付けた際に、容器側面に形成された表示領域を必要以上に隠すことがなく、容器側面のデザイン性を阻害することがない。また、容器側面に貼り付けて折り畳み部を伸張することにより、貼り付けた面積に比べて容器側面の広い部分を覆うことができ、高温の容器の場合には断熱性を広い領域で呈して把持性を向上できるとともに、低温の容器の場合には吸水性を広い領域で呈することが可能となる。
本発明は、前記貼り付け部に取り付けられて、折り畳まれた前記折り畳み部を覆う蓋部を有することにより、この蓋部を開封することで、はじめて折り畳み部を伸張させることを可能な状態に収納することができるため、吸水断熱シートを容器側面に貼り付けた際に、この容器が自動販売機等に収納されても、不用意に折り畳み部が伸張してしまうことを防止できる。また、折り畳み部を伸張した場合に、蓋部の表面(外側面)とは異なる面を提示することができるので、広告、レシピ、説明、あるいは、クジ等情報を表示部(印刷表示部)として折り畳み部や蓋部の裏面(内側面)に設けて、折り畳み部を折り畳んで収納した状態ではこの表示部を隠匿しておき、容器購入者が蓋部を開封してはじめて表示部を視認可能な状態とすることができる。
また、本発明において、前記折り畳み部と前記蓋部とが枚葉の前記発泡性紙材とされて、前記貼り付け部に貼り付けられていることにより、前記折り畳み部と前記蓋部とを最も伸張することで、発泡性紙材の長さを有効に作用させることができ、例えば、容器側面において、発泡性紙材で全周を覆う状態にすることができる。また、貼り付け部に、この枚葉の前記折り畳み部と前記蓋部とを折り畳んで貼り付けるだけで、吸水断熱シートを形成することができるため、製造工程を低減して、製造コストを削減することができる。
また、前記貼り付け部には、前記吸水断熱シートを貼り付ける裏面と前記折り畳み部および前記蓋部が貼り付けられる表面とを有し、前記折り畳み部の基端が前記貼り付け部表面に貼り付けられ、前記蓋部の先端が前記貼り付け部表面に剥離可能に貼り付けられて折り畳まれた前記折り畳み部を覆うことにより、貼り付けられた部分以外に表示領域を設けることができるとともに、伸張した蓋部の先端と、伸張した折り畳み部先端とを再接着して、吸水断熱シートが、容器側面の全周を覆うとともに、容器側面から離脱しないようにすることが容易となる。
本発明の吸水断熱シートは、印刷表示部を有することにより、貼り付ける容器側面とは異なる情報を表示して、これらの情報を視認させることができる。これにより、容器側面のみの表示量に比べて、表示する情報量を格段に増大させることができる。
本発明のシート付き容器は、上記のいずれか記載の吸水断熱シートが側面に貼り付けられていることにより、断熱性に優れて高温の内容物を収納した場合でも手で容易に把持することができるとともに、吸水性に優れ低温の内お湯物を収納した場合でも結露の水滴あるいは呑みこぼしなどが底部まで垂れないようにすることができる。同時に、容器側面のデザイン性を損なうことなく、側面の面積に比べて大量の情報を表示することが可能となる。またこれを、容器の体積を必要以上に増大させることなく実現することができる。
また、本発明のシート付き容器は、前記吸水断熱シートを拡げた際に、前記折り畳み部と前記蓋部とが前記側面を一周する長さとされることにより、容器側面の全周を吸水断熱シートで覆うことができるため、容器を手で持つ際の安定性を向上するとともに、水分が下部まで垂れることがない。
本発明のシート付き容器は、飲料用缶とされることにより、ホット飲料、あるいは、クール飲料に対応して、缶側面のデザイン性を阻害することなく、断熱性能、吸水性能、表示機能を呈することが可能となる。
本発明によれば、折り畳んでその面積を小さくした状態で、容器側面のデザイン性を阻害することなく、断熱性能、吸水性能、表示機能を呈し、安定した容器把持、結露等の水分の底部への垂れ、クジ等を表示領域として設けて射倖性を呈することなどができる吸水断熱シートおよびこの吸水断熱シート付き容器を提供することができるという効果を奏することが可能となる。
以下、本発明に係る吸水断熱シートおよびシート付き容器の第1実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、本実施形態における吸水断熱シートを示す斜視図であり、図4は、本実施形態における吸水断熱シートの発泡性紙材を示す断面図であり、図において、符号10は、吸水断熱シートである。
図1〜図3は、本実施形態における吸水断熱シートを示す斜視図であり、図4は、本実施形態における吸水断熱シートの発泡性紙材を示す断面図であり、図において、符号10は、吸水断熱シートである。
本実施形態に係る吸水断熱シート10は、図1〜図3に示すように、貼り付け部11と、貼り付け部11に接続されて折り畳まれる折り畳み部12と、折り畳み部12を覆う蓋部13と、を有する。
貼り付け部11は、図4に示すように、発泡性紙材からなるものとされ、発泡部111の内部に空気112を含有しており、いわゆるすかすかの状態になっていて熱の伝導性を低くしている。
ここで、発泡性紙材とは、空隙率が69%程度以上と高く、密度が0.3〜0.01g/cm3程度の範囲、より好ましくは、密度0.25〜0.05g/cm3の範囲とされるシート状の紙材を意味する。紙材の密度が上記の範囲よりも高いと、含有する空気の量が少ないため充分な断熱性および吸水性を呈さない可能性があるため好ましくなく、紙材の密度が上記の範囲よりも低いと、強度が保てず、印刷等の製造工程あるいは使用時に破断してしまう可能性があるため好ましくない。
ここで、発泡性紙材とは、空隙率が69%程度以上と高く、密度が0.3〜0.01g/cm3程度の範囲、より好ましくは、密度0.25〜0.05g/cm3の範囲とされるシート状の紙材を意味する。紙材の密度が上記の範囲よりも高いと、含有する空気の量が少ないため充分な断熱性および吸水性を呈さない可能性があるため好ましくなく、紙材の密度が上記の範囲よりも低いと、強度が保てず、印刷等の製造工程あるいは使用時に破断してしまう可能性があるため好ましくない。
なお、発泡性紙材における厚さ寸法は、0.35〜1.0mm程度の範囲とされ、より好ましくは、0.5〜0.75mm程度とされることができる。この場合、坪量は100〜150g/m2程度となるが、断熱性および吸水性で重要なのは密度であり、坪量は、使用状態によって設定される厚さ寸法に応じて、適宜数値範囲が変更してしまうことが可能である。このような発泡性紙材としては、王子特殊紙株式会社製のフワットライト(登録商標)等を例示することができる。
同様に、折り畳み部12と蓋部13とも、発泡性紙材とされている。折り畳み部12と蓋部13とは、等幅の枚葉の発泡性紙材を、幅方向に延在する罫線(折り線)にしたがって折り曲げ方向に多片となるように折り曲げたものとされている。具体的には、折り畳み部12と蓋部13とは、図3に示すように、右から、蓋部13、折り畳み部12a、折り畳み部12b、折り畳み部12cが長さ方向に順に連続した状態に形成されている。
蓋部13の折り曲げ方向における長さは、折り畳み部12a、折り畳み部12b、折り畳み部12cの折り曲げ方向における長さに比べて大きく設定されている。蓋部13は、折り畳み部12と蓋部13とが折り畳まれた際に、図1に示すように、折り畳み部12を覆って、外部から折り畳み部12の表面が見えない状態に設定されている。
折り畳み部12と蓋部13とは、折り畳み部12と蓋部13との境界付近、具体的には、蓋部13に隣接する折り畳み部12aの基端部に設けられた貼り合わせ部14によって貼り付け部11の表面に接続されている。貼り合わせ部14は、折り畳み部12aの幅方向全長に設けられているとともに、図における貼り付け部11の右側端部となる幅方向全長に設けられている。
蓋部13の先端側には、折り畳み部12を覆った蓋部13先端を貼り付け部11に接着する接着部16が設けられている。接着部16は、後述する易剥離部15によって再開封再接着可能とされている。また、接着部16は、折り畳み部12と蓋部13とを折り畳んだ際に貼り合わせ部11表面と対向する内面側に位置する。この接着部16の設けられた蓋部13の内面は、折り畳み部12と蓋部13とを延伸させて拡げた場合には、貼り合わせ部14の設けられた貼り付け部11表面と同じ外向き位置となる。
貼り付け部11における貼り合わせ部14と逆側端部、つまり、図における貼り付け部11の左側端部となる幅方向全長には、折り畳み部12を覆った蓋部13先端を再開封可能に接着するための易剥離部15が設けられている。この易剥離部15は、発泡性紙材の表面にニスの塗布等の表面処理をおこなったものとされる。
蓋部13において接着部16よりも基端側位置には、易剥離部15と同様の易剥離部16bが形成されている。この易剥離部16bは、接着部16となる接着剤の塗布工程で接着剤がはみ出して、折り畳んだ際に、折り畳み部12側に接着してしまうことを防止するためのものである。
蓋部13において接着部16よりも基端側位置には、易剥離部15と同様の易剥離部16bが形成されている。この易剥離部16bは、接着部16となる接着剤の塗布工程で接着剤がはみ出して、折り畳んだ際に、折り畳み部12側に接着してしまうことを防止するためのものである。
貼り付け部11の裏面には、図4に示すように、糊部11aがその全面に形成されて、吸水断熱シート10を後述する容器C等に貼り付け可能とされている。容器Cに貼り付ける前状態においては、図1〜図3に示すように、糊部11aは、その全面が剥離紙10aに覆われるようにすることができる。
貼り付け部11の表面と、折り畳み部12の表面・裏面と、蓋部13の表裏面には、それぞれ印刷等の手段により、表示部(印刷表示部)17を形成して所定の部分を情報表示のための領域とすることができる。なお、図3においては、蓋部13の内面および折り畳み部12cのみに表示部17を示したが、これは一例であり、表示部17の配置はこの構成に限定されるものではない。
本実施形態の吸水断熱シート10は、図1に示すように、折り畳み部12が折り畳まれて蓋部13に覆われ、接着部16が易剥離部15に接着されていることで、蓋部13の先端が貼り合わせ部11に接着されて折り畳み部12が蓋部13で隠蔽された状態となっている。なお、剥離紙10aが糊部11aに貼り付けられていることができる。
この状態で、図5に示すように、剥離紙10aを剥離して、吸水断熱シート10を容器C側面に貼り付けることもできる。
次に、図2に示すように、接着部16を易剥離部15から剥離して、蓋部13の先端を貼り合わせ部11から離間した状態とする。すると、折り畳み部12が、折り畳まれた状態から開いてくる。
次に、図2に示すように、接着部16を易剥離部15から剥離して、蓋部13の先端を貼り合わせ部11から離間した状態とする。すると、折り畳み部12が、折り畳まれた状態から開いてくる。
次に、図3に示すように、蓋部13の先端を貼り合わせ部11からさらに離間した状態にまで開く。すると、折り畳み部12が折り畳まれた状態から開かれていき、さらに折り曲げた部分を伸ばしてゆく。
すると、折り畳み部12および蓋部13が、貼り付け部11よりも開き方向に大きな寸法に開いてまっすぐに伸張した状態とすることができる。このように折り畳まれた状態における貼り合わせ部11の面積に比べて、広がった吸水断熱シート10の面積を利用して、把持時の断熱、吸水等に利用する。
すると、折り畳み部12および蓋部13が、貼り付け部11よりも開き方向に大きな寸法に開いてまっすぐに伸張した状態とすることができる。このように折り畳まれた状態における貼り合わせ部11の面積に比べて、広がった吸水断熱シート10の面積を利用して、把持時の断熱、吸水等に利用する。
本実施形態の吸水断熱シート10を製造するには、所定の文字・デザインなどを印刷した幅方向に連続する折り畳み部12および蓋部13となる枚葉の発泡性紙材シートを供給し、幅方向にコーター等で易剥離部16bとなる領域にニス等を塗布し、罫線から折り畳み部12と蓋部13とを折り畳んだ後、接着部16となる接着剤を塗布する。同時に、所定の文字・デザインなどを印刷した幅方向に連続する貼り付け部11となる枚葉の発泡性紙材シートを供給し、裏面全域に糊部11aを形成した後に、剥離紙10aに貼り付けて、表面に幅方向にコーター等で易剥離部15となる領域にニス等を塗布する。その後、貼り合わせ部14となる粘着材を塗布して、折り畳まれた折り畳み部12および蓋部13となる枚葉の発泡性紙材シートと貼り合わせるとともに、所定の幅寸法となるように切断して、剥離紙10aに貼り付けられた状態の吸水断熱シート10を完成する。
また吸水断熱性シート10の表面、特に蓋部13の外側面にアイキャッチ効果や情報開示等を狙った表示部17を印刷することによって、吸水断熱シート10を広告ラベルとして兼用することも可能である。その場合、蓋部13の外側面に、コート層とされる非発泡層を設けた構成とすることもでき、これによって表面の平滑性を一層高めて、高精細な印刷をおこなうことを可能として印刷効果を高めることができる。
本実施形態のシート付き容器Cは、図5に示すように、軸方向全長にわたって略均一な径寸法を有するタイプの飲料用缶容器とされ、その側面に折り畳まれた吸水断熱シート10が貼り付けられている。
この状態で、シート付き容器Cは、貼り付けた吸水断熱シート10によってほとんど容積・外形が変わらないため、吸水断熱シート10を貼り付けていない容器Cと同様に、コンビニエンスストアなどの店頭、あるいは、自動販売機などにおいて販売されることができる。
シート付き容器Cにおいて、上述したように吸水断熱シート10を延伸した場合には、図6に示すように、吸水断熱シート10が容器Cの胴部を一周する。そして、容器Cの径方向外側を向いた接着部16に対して、そのさらに外側から、周方向反対側から延びてきた折り畳み部12cの先端部分を接触させることができる。折り畳み部12cには易剥離部が設けられてないので、接着部16と折り畳み部12cとが比較的強固に接着される。これにより、吸水断熱シート10が容器胴部周囲を一周した状態で固定された状態を維持することができる。
シート付き容器Cが、例えば、熱伝導率の高いアルミニウム缶とされて、冷温状態のビールやその他の冷飲料が収納されたものとする。この場合、シート付き容器Cを冷蔵庫から取り出した後であっても、延伸させた吸水断熱シート10によって容器C側面を覆うことにより、室内の空気や缶を持つ手から伝わる熱によって缶内のビールが温まることを低減して、利用者がビールや飲料を飲み終えるまでの間にビールや飲料の風味が損なわれないようにすることができる。
また、ビールなどが収納されて保冷された缶とされたシート付き容器Cでは、相対湿度が高く、かつ、容器C表面と外気温との温度差が大きい夏季等においても、外気の露点温度よりも低い温度の容器C表面が冷蔵ケースから取出され外気に触れて結露現象が起き、容器Cの表面に水滴が多数付着した場合であっても、延伸させた吸水断熱シート10によって容器C側面を覆うことにより、容器Cの全周で結露の水滴等をこの吸水断熱シート10で吸収することができる。このため、結露の水滴により容器Cを持つ手が濡れてしまうことを防止し、容器Cを置いているテーブルが濡れてしまうことを防止し、さらに、結露によって容器Cを包装した包装紙が浸潤され包装紙の破損や変形の原因となることを防止することができる。
また、シート付き容器Cが、熱伝導率の高い金属製の缶とされて、ホット状態が好まれるお茶、コーヒー、紅茶などその他の温飲料などに用いられた場合にも、同様に、吸水断熱シート10を延伸することにより、折り畳んだ状態よりも面積の拡大した吸水断熱シート10で容器Cの全周を覆ってその全域で断熱効果を呈し、熱すぎて直接手で握れないことを防止し、保温庫から取り出した後は、室内の空気や容器Cを持つ手から伝わる熱によって容器C内の温飲料が急速に冷めてしまい、利用者がお茶などの飲料を飲み終えるまでの間に飲料の風合いが損なわれてしまうことを低減することが可能となる。
本実施形態のシート付き容器Cは、折り畳まれて容器Cの表面におけるデザイン性を阻害することなく吸水断熱シート10を貼り付け可能であるとともに、延伸させて吸水断熱シート10を容器Cの外周に巻き付けた状態で固定し、覆った全域で断熱性を呈することにより、この巻き付けた部分を介して容器をつかめば、容器が熱すぎても冷たすぎても持って内容物を飲むことができる。同時に、結露の水滴、呑みこぼし等が垂れてきた場合に水分を吸収して、容器Cの底部まで垂れてしまうことを防止できる。
したがって、断熱性と、吸水性とを同時に呈することができる。
したがって、断熱性と、吸水性とを同時に呈することができる。
さらに、折り畳んだ吸水断熱シート10を貼り付けた店頭陳列状態とした場合、吸水断熱シート10が飲料用容器Cの一部しか被覆していないため、吸水断熱シート10が貼りついている部分以外に商品のロゴ・キャッチコピー等が印刷されていた場合、これを隠すことなく飲料用容器Cの販売促進をおこなってデザイン性を損なわない追加販促をおこなうことができる。
本実施形態の吸水断熱シート10において、折り畳み部12は、3つ折りとされたが、折り畳んで蓋部13に覆い隠される状態であればその状態は限定されるものではなく、蓋部13のみとして折り畳み部12のない状態から、10片程度の多数の折り畳み部12を折り曲げ方向に連設する状態まで増やすことも可能である。また、容器Cの周方向の寸法に応じて、一周して固定可能なようにその折り曲げ方向の寸法を設定することができる。あるいは、折り畳み部12を蓋部13と別の発泡性紙材として貼り付け部11に貼り付ける構成とすることなどもできる。
さらに、本実施形態の吸水断熱シート10において、貼り付け部1、折り畳み部12、蓋部13は、均等な幅方向寸法としたが、これ以外にも、図7に示すように、幅方向外側に折れ片12e,12dを連接しておくことなどもできる。なお、折れ片12e,12dの接続位置は折り畳み部12a〜12cのどれでも構わない。
これにより、折り畳み部12に設ける表示部17の面積を増大して、表示部17で表示させる表示情報の量を増大することができるとともに、例えば、クジなどの射倖性の高い情報を印刷した場合に、表示部17を折り畳みの内側とすることで、開封前に内部の表示部17に形成した表示情報を隠匿することを確実におこなうことが可能となる。
これにより、折り畳み部12に設ける表示部17の面積を増大して、表示部17で表示させる表示情報の量を増大することができるとともに、例えば、クジなどの射倖性の高い情報を印刷した場合に、表示部17を折り畳みの内側とすることで、開封前に内部の表示部17に形成した表示情報を隠匿することを確実におこなうことが可能となる。
さらに、幅方向下側に位置する折り畳み部12eなど折り畳まれた部分を、容器Cの底部全体よりも大きい輪郭形状として形成するとともに、容器Cの底部に届く長さとなるようにその形状を設定し、容器Cの底部に敷いてコースターのようにすることでもできる。これにより、容器C底部への液ダレを防ぐことが可能となる。
また、容器Cとして、飲み口の縮径したスクリューキャップ型とすることもできる。
また、容器Cとして、飲み口の縮径したスクリューキャップ型とすることもできる。
以下、本発明に係る吸水断熱シートおよびシート付き容器の第2実施形態を、図面に基づいて説明する。
図8は、本実施形態におけるシート付き容器を示す斜視図であり、本実施形態において、上述した第1実施形態と異なるのは、容器の用途に関する点であり、これ以外の上述した第1実施形態と対応する構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
図8は、本実施形態におけるシート付き容器を示す斜視図であり、本実施形態において、上述した第1実施形態と異なるのは、容器の用途に関する点であり、これ以外の上述した第1実施形態と対応する構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態におけるシート付き容器C1は、コーヒー、スープ、みそ汁、汁粉等の飲料や、ラーメン、焼きそば、うどん等の麺類や、あるいはピラフ、グラタン等の電子レンジで容器ごと加熱して飲食する調理食品用紙容器とされて、折り畳まれた吸水断熱シート10が周方向に延伸可能なように容器C1の側面に貼り付けられている。
本実施形態のシート付き容器C1においては、折り畳まれた吸水断熱シート10を延伸して、容器C1の周囲に固定することによって、飲食時に内容物の熱から容器を把持する指を保護するために断熱対策とすることができる。
さらに、蓋部13の表面に綺麗な印刷を施した状態とすることができ、また、燃焼カロリーが高く、焼却、廃棄上問題がある発泡樹脂に代わる易廃棄性、易焼却性の容器C1として、消費者の環境意識の高まりに伴う消費行動の変化に対応した容器C1を提供することが可能となる。
本実施形態におけるシート付き容器C1は、熱湯等の収容物を入れた際に充分な断熱性を呈することができるとともに、これを電子レンジで加熱した場合でも、発泡プラスチックシートを使用していないので非常に熱くなることがない。
以下、本発明に係る吸水断熱シートおよびシート付き容器の第3実施形態を、図面に基づいて説明する。
図9は、本実施形態におけるシート付き容器を示す正面図である。
本実施形態において上述した第1および第2実施形態と異なるのは容器の用途に関する点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図9は、本実施形態におけるシート付き容器を示す正面図である。
本実施形態において上述した第1および第2実施形態と異なるのは容器の用途に関する点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態のシート付き容器C2は、例えば、飲食店等において用いられるジュース、サワー、ハイボールなどの冷飲料をいれる取っ手付きのガラスジョッキとされている。
本実施形態のシート付き容器C2においては、吸水断熱シート10は、クジ等の射倖性を励起する表示情報が、折り畳み部12あるいは蓋部13の内面に印刷されている。例えば、吸水断熱シート10は、剥離紙10aに貼り付けられたままで店舗に準備されていることができる。
このような店舗において、特定種類の飲料をオーダーした顧客に、オーダーされた飲料(氷入り)を注入されたジョッキとしての容器C2と、折り畳まれて剥離紙10aに貼り付けられた吸水断熱シート10とを別々に供することができる。
顧客は、蓋部13を開封することで、クジとしての表示情報を確認することができるとともに、折り畳み部12および蓋部13の延伸された吸水断熱シート10を剥離紙10aから剥がして、容器C2の下部で取っ手より下側位置に貼り付ける。
顧客は、蓋部13を開封することで、クジとしての表示情報を確認することができるとともに、折り畳み部12および蓋部13の延伸された吸水断熱シート10を剥離紙10aから剥がして、容器C2の下部で取っ手より下側位置に貼り付ける。
本実施形態のシート付き容器C2においては、吸水断熱シート10を開封して射幸心をかき立てるとともに、折り畳まれた吸水断熱シート10を延伸して、容器C2の下部周囲に固定することによって、飲食時に内容物の温度により容器C2表面に付着して垂下する結露水滴および呑みこぼしの水分を吸収する。これによりテーブル汚し対策とすることができる。
以下、本発明に係る吸水断熱シートおよびシート付き容器の第4実施形態を、図面に基づいて説明する。
図10は、本実施形態におけるシート付き容器を示す正面図である。
本実施形態において上述した第1〜第3実施形態と異なるのは容器の用途に関する点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図10は、本実施形態におけるシート付き容器を示す正面図である。
本実施形態において上述した第1〜第3実施形態と異なるのは容器の用途に関する点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態のシート付き容器C3は、例えば、飲食店等において用いられるビール、発泡水などの冷飲料をいれるガラス製グラスとされている。
本実施形態のシート付き容器C3においては、吸水断熱シート10は、クジ等の射倖性を励起する表示情報、あるいは、飲料、食事、店舗に関する広告情報などが、折り畳み部12あるいは蓋部13の表面および裏面に印刷されている。例えば、吸水断熱シート10は、剥離紙10aに貼り付けられたままで店舗に準備されていることができる。
このような店舗において、特定種類の飲料をオーダーした顧客に、オーダーされたビールなどを注入されたグラスとしての容器C3に折り畳まれた吸水断熱シート10を貼り付けて提供する。
蓋部13を開封することで、表示情報、広告情報を確認するとともに、吸水断熱シート10において、折り畳み部12および蓋部13を延伸して、容器C3の下部周囲に固定することによって、飲食時に内容物の温度により容器C3表面に付着する結露水滴および呑みこぼしの水分を吸収するためにテーブル汚し対策とすることができる。
以下、本発明に係る吸水断熱シートおよびシート付き容器の第5実施形態を、図面に基づいて説明する。
図11は、本実施形態におけるシート付き容器を示す正面図である。
本実施形態において上述した第1〜第4実施形態と異なるのは容器の用途に関する点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図11は、本実施形態におけるシート付き容器を示す正面図である。
本実施形態において上述した第1〜第4実施形態と異なるのは容器の用途に関する点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態のシート付き容器C4は、例えば、ワイン、日本酒、ジュース等の冷飲料をいれるガラスボトルとされている。
本実施形態のシート付き容器C4においては、吸水断熱シート10は、ボトルC4に収納されたワイン等の銘柄・等級・製造元などを説明する表示情報、あるいは、飲料、食事、店舗に関する広告情報などが、折り畳み部12あるいは蓋部13に印刷されている。例えば、吸水断熱シート10は、容器C4に貼り付けられて店舗に搬入されてもよいし、剥離紙10aに貼り付けられたままで店舗に準備されていることができる。
このような店舗において、特定種類の飲料をオーダーした顧客には、オーダーされたワインなどを封入されたボトルとしての容器C4に折り畳まれた吸水断熱シート10が貼り付けられた状態で提供する。この場合、吸水断熱シート10は、容器C4上部となる、注ぎ口近傍の縮径部に貼り付けることができる。
蓋部13を開封することで、表示情報、広告情報を確認できるとともに、吸水断熱シート10において、折り畳み部12および蓋部13を延伸して、容器C4の周囲に固定することによって、注ぎ口から容器C4表面を滴下するワイン等の水分を吸収し、ワインボトル等とされる容器C4のラベルを汚してしまうことがない。
以下、本発明に係る吸水断熱シートおよびシート付き容器の第6実施形態を、図面に基づいて説明する。
図12は、本実施形態におけるシート付き容器を示す正面図である。
本実施形態において上述した第1〜第5実施形態と異なるのは容器の用途に関する点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図12は、本実施形態におけるシート付き容器を示す正面図である。
本実施形態において上述した第1〜第5実施形態と異なるのは容器の用途に関する点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態のシート付き容器C5は、例えば、コーヒー、紅茶等とされる熱すぎて快適に持つことができない温飲料の入った紙容器とされている。
本実施形態のシート付き容器C5において、吸水断熱シート10には、クジ等の射倖性を励起する表示情報、あるいは、飲料、食事、特売、店舗に関する広告情報などが、折り畳み部12あるいは蓋部13の裏面に印刷されている。例えば、吸水断熱シート10は、剥離紙10aに貼り付けられたままで店舗、あるいは、露店等に準備されていることができる。
このような飲料販売場所において、特定種類の飲料をオーダーした顧客に、オーダーされたコーヒーなどをその場で注入した紙コップとしての容器C5に折り畳まれた吸水断熱シート10を貼り付けて提供する。この場合、吸水断熱シート10は、容器C5の上下方向中央付近に貼り付けることができる。
蓋部13を開封することで、表示情報、広告情報を確認するとともに、吸水断熱シート10において、折り畳み部12および蓋部13を延伸して、容器C5の周囲に固定することによって、容器C5を手で掴んだとしても手が容器C5に直接触れることがなく掴んだ手から熱さを感じることがない。また、樹脂等をほとんど使用せずに、紙製の容器C5とし、廃棄分別における簡易判断を容易にすることができる。
以下、本発明に係る吸水断熱シートおよびシート付き容器の第7実施形態を、図面に基づいて説明する。
図13は、本実施形態におけるシート付き容器を示す正面図である。
本実施形態において上述した第1〜第6実施形態と異なるのは容器の用途に関する点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図13は、本実施形態におけるシート付き容器を示す正面図である。
本実施形態において上述した第1〜第6実施形態と異なるのは容器の用途に関する点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態のシート付き容器C6は、例えば、焼きそば、つけめん、スパゲッティなど、一旦注いだ湯を、麺が戻った時点で捨てる、いわゆる湯切り操作を必要とする食品の収納された紙容器とされている。
本実施形態のシート付き容器C6においては、吸水断熱シート10は、クジ等の射倖性を励起する表示情報、あるいは、商品、キャンペーン等に関する広告情報などが、折り畳み部12あるいは蓋部13の裏面に印刷されて、内側に隠匿されている。例えば、吸水断熱シート10は、容器C6側面に貼り付けられた状態で販売される。
商品となるC6を開封した時点で表示部17は視認できる状態ではなく、蓋部13を開封することで、表示情報、広告情報を確認できる。さらに、吸水断熱シート10において、折り畳み部12および蓋部13を延伸して、容器C6の周囲に固定する。その後、上部シールを剥がして、湯注入口C6aから容器C6内部に熱湯を注入し、所定時間経過した後、湯切り口C6bから熱湯を捨てる。
この調理操作において、吸水断熱シート10の断熱効果により、容器C6を手で掴んだとしても手が容器C6に直接触れることがなく掴んだ手から熱さを感じることがない。同時に、所定の時間のかかる調理時間の間に、表示情報、広告情報を視認させることができるため、射倖性に富み、アイキャッチの表示効率が高いという効果を奏することができる。
10…吸水断熱シート
10a…剥離紙
11…貼り付け部
12,12a,12b,12c,12d,12e…折り畳み部
13…蓋部
14…貼り合わせ部
15…易剥離部
16…接着部
16b…易剥離部
17…表示部(印刷表示部)
C,C1〜C6…シート付き容器
10a…剥離紙
11…貼り付け部
12,12a,12b,12c,12d,12e…折り畳み部
13…蓋部
14…貼り合わせ部
15…易剥離部
16…接着部
16b…易剥離部
17…表示部(印刷表示部)
C,C1〜C6…シート付き容器
Claims (9)
- 貼り付け部と、前記貼り付け部に接続されて折り畳まれる折り畳み部と、を有し、
少なくともその一部が発泡性紙材からなることを特徴とする吸水断熱シート。 - 折り畳まれた前記折り畳み部を伸ばした長さが、前記貼り付け部よりも長く設定されていることを特徴とする請求項1記載の吸水断熱シート。
- 前記貼り付け部に取り付けられて、折り畳まれた前記折り畳み部を覆う蓋部を有することを特徴とする請求項1または2記載の吸水断熱シート。
- 前記折り畳み部と前記蓋部とが枚葉の前記発泡性紙材とされて、前記貼り付け部に貼り付けられていることを特徴とする請求項3記載の吸水断熱シート。
- 前記貼り付け部には、前記吸水断熱シートを貼り付ける裏面と前記折り畳み部および前記蓋部が貼り付けられる表面とを有し、前記折り畳み部の基端が前記貼り付け部表面に貼り付けられ、前記蓋部の先端が前記貼り付け部表面に剥離可能に貼り付けられて折り畳まれた前記折り畳み部を覆うことを特徴とする請求項3または4記載の吸水断熱シート。
- 印刷表示部を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか記載の吸水断熱シート。
- 請求項1から6のいずれか記載の吸水断熱シートが側面に貼り付けられていることを特徴とするシート付き容器。
- 前記吸水断熱シートを拡げた際に、前記折り畳み部と前記蓋部とが前記側面を一周する長さとされることを特徴とする請求項7記載のシート付き容器。
- 飲料用缶とされることを特徴とする請求項7または8記載のシート付き容器。
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019143537A (ja) * | 2018-02-21 | 2019-08-29 | 住友重機械工業株式会社 | クライオポンプ |
-
2016
- 2016-03-29 JP JP2016066654A patent/JP2017178349A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019143537A (ja) * | 2018-02-21 | 2019-08-29 | 住友重機械工業株式会社 | クライオポンプ |
| WO2019163760A1 (ja) * | 2018-02-21 | 2019-08-29 | 住友重機械工業株式会社 | クライオポンプ |
| TWI697621B (zh) * | 2018-02-21 | 2020-07-01 | 日商住友重機械工業股份有限公司 | 低溫泵 |
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