以下、本発明の実施形態に係る歩行者衝突検知装置について、図1から図7を参照して説明する。歩行者衝突検知装置は、前側にフロントバンパーを備えた車両に搭載され、車両と歩行者との衝突を検知する。車両は、自家用の乗用自動車、あるいはトラックやバスなどの事業用自動車のいずれであってもよく、用途や車種は特に問わない。
図1および図2には、第1の実施形態に係る歩行者衝突検知装置1が搭載される車両Cの前部の概略構成を示す。図1は、車両前部の外観を車両Cの左上方から見た斜視図、図2は、車両前部の骨格構造を車両Cの左上方から見た斜視図である。なお、図1および図2においては、各図の矢印FRの方向を車両Cの前方(前側)、矢印UPの方向を車両Cの上方(上側)としてそれぞれ定義する。また、これらの矢印方向といずれも直交する方向を車幅方向(左右方向)とし、車幅方向に沿って車両Cの中心に向かう方向を内方(内側)、中心から離れる方向を外方(外側)としてそれぞれ定義する。
図1および図2に示すように、車両Cのフロントピラー2には、車両Cの前方へ向けてアッパーフレーム3が一対をなして結合されている。アッパーフレーム3は、車室よりも前方のフード4に沿って配置されている。フロントピラー2よりも内側、かつアッパーフレーム3よりも下方には、サイドメンバ5が一対をなして配置されている。サイドメンバ5は、車室とフードルーム(フード4によって上方を覆われた車両前部の領域)を仕切るダッシュパネル(図示省略)から車両Cの前方へ向けて伸長している。
一対のアッパーフレーム3には、前端部の間にラジエータサポート7が架け渡されている。ラジエータサポート7は、両端部に設けられた一対の脚部9でサイドメンバ5に結合され、ラジエータ8(図3参照)を支持している。
一対のアッパーフレーム3には、前端部の間にラジエータサポート7が架け渡されている。ラジエータサポート7は、両端部に設けられた一対の脚部9でサイドメンバ5に結合され、ラジエータ8(図3参照)を支持している。
図3は、フロントバンパー11およびその近傍の縦断面を車幅方向から見た図である。図1から図3に示すように、フロントバンパー11は、バンパービーム12と、バンパーリンフォース13と、バンパーフェイシャ14とを備えて構成されている。
バンパービーム12およびバンパーリンフォース13は、いずれも鉄やアルミニウムなどの金属材で形成されたフロントバンパー11の骨格材である。本実施形態では、一例として内部が中空の略角管状にバンパービーム12およびバンパーリンフォース13がそれぞれ形成されている。
バンパービーム12は、一対のサイドメンバ5の前端部の間で車幅方向に延設され、両端がサイドメンバ5の前端部に連結されている。サイドメンバ5の前端部には、クラッシュボックス16が設けられており、バンパービーム12は、クラッシュボックス16を介してサイドメンバ5に結合されて支持されている。
バンパーリンフォース13は、バンパービーム12よりも上方に配置されて一対の前照灯(ヘッドランプ)17の間に、車幅方向に延設されている。バンパーリンフォース13は、バンパーブラケット18でラジエータサポート7に結合されるとともに、第1のアーム部材19でラジエータサポート7の脚部9に結合されている。バンパーブラケット18は、バンパーリンフォース13の長手方向(車幅方向)の略中間部位に一対をなして結合され、ラジエータサポート7に支持されている。第1のアーム部材19は、バンパーリンフォース13の両端部に一対をなして結合され、ラジエータサポート7の脚部9に支持されている。
バンパーフェイシャ14は、車両前部の意匠を構成するパネル部材である。バンパーフェイシャ14は、その上端部14aがバンパーリンフォース13の上面13aに被せられてクリップなどで固定され、バンパービーム12およびバンパーリンフォース13の前方を覆うように起立している。起立したバンパーフェイシャ14の上方には、バンパーフェイシャ14の上端部14aとフード4の前端部4aとの間を塞ぐようにラジエータグリル15が配置されている。
そして、フロントバンパー11には、歩行者衝突検知装置1が設けられている。歩行者衝突検知装置1は、歩行者との衝突時に車両Cが受ける衝撃を検知するセンサ部材20を備えている。センサ部材20は、可撓性を有するチューブ21と、チューブ21を覆うとともに歩行者との衝突時に変形してチューブ21を押圧する緩衝部材22と、チューブ21の内圧の変化を検知する圧力センサ23とを備えている。
チューブ21は、樹脂などの柔軟性を有する弾性変形可能な素材で形成され、車幅寸法よりも若干大きな寸法で車幅方向に伸長している。チューブ21の形状は特に限定されないが、本実施形態では一例として、断面を略円形としている。チューブ21の内部は、気体(一例として、空気)で満たされている。チューブ21は、車両前側に配置され、歩行者との衝突時にその衝撃により変形された緩衝部材22によって押圧され、潰れるように弾性変形する。このように弾性変形することで、チューブ21は、その内圧に変化(具体的には、内気圧の上昇)が生じるようになっている。
緩衝部材22は、硬質ポリウレタンフォームなどのEA(Energy Absorption)材により、断面が略矩形に形成されている。緩衝部材22は、チューブ21の長さに合わせて伸長しており、チューブ21の外周を覆っている。具体的には、緩衝部材22の車両後方側の面には、緩衝部材22の長手方向(車幅方向)に亘って凹状の溝22cが形成されており、この溝22c内にチューブ21が収容されている。また、緩衝部材22の全長は、チューブ21の全長よりもわずかに短く、緩衝部材22の両端からチューブ21の両端近傍が外部へ露出される寸法に調整されている。これにより、歩行者との衝突時にチューブ21が破損しないよう保護しつつ、チューブ21を確実に押圧できるようにしている。
圧力センサ23は、その検出素子がチューブ21の内部に含まれるように、チューブ21の端部に取り付けられている。圧力センサ23は、チューブ21の少なくとも一端に取り付けられていればよいが、本実施形態ではチューブ21の両端にそれぞれ1つずつ取り付けられている。なお、圧力センサ23をチューブ21の一端のみに取り付ける場合、チューブ21の他端は封止する。圧力センサ23は、ワイヤハーネスなどの接続部材で図示しない車両CのECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)に接続されている。チューブ21の内圧の変化を検知すると、圧力センサ23は、その検知信号をECUへ出力する。ECUは、かかる検知信号を受けて歩行者保護装置を直ちに作動させ、例えばフード4のポップアップやフードエアバッグの膨張などを行う。
センサ部材20(チューブ21、緩衝部材22、および圧力センサ23)は、支持部材24で車両Cの車体側に支持されている。具体的には、バンパービーム12よりも上方に、かつバンパービーム12よりも後方に位置付けて、センサ部材20が支持部材24で支持されている。
センサ部材20をこのように位置付けることで、例えば道路を横断している小動物や道路上のポールなど、歩行者の膝丈程度の対象物と車両Cがほぼ正面から衝突した場合、センサ部材20ではなく、バンパービーム12が対象物と衝突し、衝突時の衝撃を受ける。その一方で、センサ部材20(端的には、チューブ21および緩衝部材22)は、対象物とはほぼ接触せず、衝突によって受ける衝撃が各段に軽減される。このため、かかる衝突時にチューブ21が衝撃を受けて弾性変形することを防止できる。
これに対し、歩行者と車両Cがほぼ正面から衝突した場合、歩行者は、まずバンパービーム12と衝突する。バンパービーム12との衝突後、歩行者は、上半身が車両後方へ傾いた状態となるため、バンパーフェイシャ14を介してセンサ部材20(端的には、緩衝部材22およびチューブ21)とも衝突する。そして、緩衝部材22が歩行者の衝突による衝撃を受けて変形してチューブ21を押圧するので、チューブ21が弾性変形されて内圧変化が生じる。
この結果、小動物などの対象物との衝突時には、チューブ21に内圧変化を生じさせにくくする一方、歩行者との衝突時には、チューブ21に内圧変化を生じさせることができる。したがって、圧力センサ23による対人衝突の検知精度を高めることができる。
対人衝突の検知精度の向上を図るべく、本実施形態では、緩衝部材22の下部22aをバンパービーム12の上部12aよりも上方に、かつ緩衝部材22の前部22bをバンパービーム12の前部12bよりも後方に位置付けて、緩衝部材22で覆われたチューブ21を支持部材24の前部に配置している。図3には、緩衝部材22をバンパービーム12よりも高さhだけ上方に、かつ距離dだけ後方に位置付けて、緩衝部材22で覆われたチューブ21を配置した形態を一例として示す。
図4は、支持部材24の構成を車両Cの左上前方から見た斜視図である。支持部材24は、第1の支持部材と第2の支持部材とを含んで構成されている。第1の支持部材は、一対の前照灯17の間に亘ってチューブ21および緩衝部材22を支持している。一方、第2の支持部材は、第1の支持部材の両端よりも車両外側でチューブ21および緩衝部材22を支持している。なお、チューブ21と緩衝部材22とを特段区別する必要がない場合には、緩衝部材22で覆われたチューブ21をまとめて圧力感知部25と称して、以下説明する。
本実施形態では、バンパーリンフォース13を第1の支持部材として構成している。バンパーリンフォース13は、一対の前照灯17の間に亘って圧力感知部25を支持している。バンパーリンフォース13は、4面を有する略角管状に形成されており、そのうちの車両前方を向いた面部13bが、圧力感知部25を支持する座面として構成されている。バンパーリンフォース13の面部13bは、支持部材24の前部に相当する。バンパーリンフォース13の面部13bには、圧力感知部25が固定される。具体的には、圧力感知部25は、緩衝部材22の溝22c内にチューブ21が収容された状態で、緩衝部材22の溝22cが面部13bに対向するように固定される。面部13bに対する圧力感知部25の固定方法は特に限定されない。例えば、粘着テープによる固着や接着剤による接着などを適用可能である。
バンパーリンフォース13は、面部13bに固定された圧力感知部25の前部25a(緩衝部材22の前部22b)が一対の前照灯17の前部17aよりも車両前方に位置付けられるように、ラジエータサポート7およびその脚部9に支持されている。これにより、歩行者との衝突時に前照灯17に阻害されることなく、バンパーリンフォース13の面部13bに配置された緩衝部材22を変形してチューブ21を弾性変形させることができる。
バンパーリンフォース13(本実施形態での第1の支持部材に相当する部位)は、両端が車両外側へ延長されている。すなわち、バンパーリンフォース13は、一対の前照灯17の間に亘る寸法よりも全長を延長するように、両端に延長部26を有している。本実施形態では、バンパーリンフォース13の延長部26を第2の支持部材として構成している。換言すれば、本実施形態の第2の支持部材は、バンパーリンフォース13の延長部26を含んで構成されている。
延長部26は、バンパーリンフォース13の両端から前照灯17の下方(一例として、直下)を通って車両外側へ向けて伸長している。なお、延長部26は、バンパーリンフォース13の両端よりも車両外側へ伸長していればよく、その基点は、バンパーリンフォース13の両端でなくともよい。例えば、バンパーリンフォース13の両端よりも手前で、延長部26をバンパーリンフォース13と一部重畳させてバンパーリンフォース13の全長を延長させても構わない。そして、延長部26は、先端近傍26aが車両Cの前側角部に沿って曲げられ、車両後方へわずかに回り込んでいる。別の捉え方をすれば、延長部26は、フード4の車幅方向の端部(左右端部)よりも車両外側に配置されている。
延長部26は、バンパーリンフォース13の面部13bと一連となる板状に形成されており、そのうちの車両前方を向いた面部26bが圧力感知部25を支持する座面として構成されている。延長部26の面部26bは、支持部材24の前部に相当する。延長部26の面部26bには、圧力感知部25が固定される。その固定方法は、バンパーリンフォース13の面部13bへの固定方法と同様とすればよいが、異なっていても構わない。
これにより、圧力感知部25を車両Cの前側で車両全幅に亘って配置することができるとともに、さらに圧力感知部25の先端近傍25bを車両Cの前側角部から後方へ回り込ませて配置することができる。したがって、車両Cがほぼ正面で小動物などと衝突した場合のみならず、前側角部で小動物などと衝突した場合であっても、その衝突を対人衝突として検知することを防ぐことができる。また、車両Cがほぼ正面で歩行者と衝突した場合のみならず、前側角部で歩行者と衝突した場合であっても、対人衝突をより確実に検知することができる。
図5は、車両前部の内部構造を車両Cの右上方から見た斜視図である。図4および図5に示すように、延長部26は、第2のアーム部材27でフェンダーパネル6に結合されている。第2のアーム部材27は、延長部26の略中間部位に結合され、フェンダーパネル6に支持されている。これにより、延長部26の強度が増し、車両Cが歩行者と衝突した際の延長部26の変形が抑制される。この結果、衝突時にその衝撃を緩衝部材22を介してチューブ21に確実に作用させ、チューブ21を適切に弾性変形させることができる。また、延長部26は、面部26bに固定された圧力感知部25の前部25a(緩衝部材22の前部22b)が一対の前照灯17の前部17aよりも車両前方に位置付けられるように、フェンダーパネル6に支持されている。これにより、歩行者との衝突時に前照灯17に阻害されることなく、延長部26の面部26bに配置されたチューブ21を弾性変形させることができる。
緩衝部材22に覆われたチューブ21は、両端近傍が緩衝部材22の両端から外部へ露出されており、かかる露出部21aを第2のアーム部材27の側面部27aに這わせている。また、圧力センサ23は、第2のアーム部材27の側面部27aに固定され、チューブ21の端部(露出部21aの先端)に取り付けられている。圧力センサ23の固定方法は特に限定されないが、例えばボルトによる締結など、任意の方法を適用することが可能である。
上述した第1の実施形態においては、バンパーリンフォース13の延長部26を第2の支持部材として構成したが、第2の支持部材の構成はこれに限定されない。例えば、図6および図7には、第2の支持部材を前照灯17に設けた実施形態を第2の実施形態として示す。以下、かかる第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態において、歩行者衝突検知装置1における第2の支持部材以外の基本的な構成は、上述した第1の実施形態と同様とすることが可能である。したがって、第2の支持部材以外の構成については、第1の実施形態の対応する記載を参酌し、詳細な説明は省略する。
図6は、本実施形態に係る前照灯17の構成を示す斜視図、図7は、圧力感知部25の支持態様を示す車両前側の縦断面を車幅方向から見た図である。なお、図6には、車両Cの右側の前照灯17の構成を示しているが、左側の前照灯17は、図示された右側の前照灯17の左右を反転させた構成に相当する。このため以下では、図6に示す車両Cの右側の前照灯17についての説明に止める。
前照灯17は、バルブ等の光源、レンズ、反射板などを備えて構成されている。これらの部材は、ランプハウジング28に組み付けられてユニット化されている。前照灯17は、車両前側に車幅方向の両端近傍から車両後方へわずかに回り込むように配置されている。ランプハウジング28は、底部28aの前側から垂下するステー29を有している。本実施形態では、ランプハウジング28のステー29を第2の支持部材として構成している。換言すれば、本実施形態の第2の支持部材は、ランプハウジング28のステー29を含んで構成されている。
ステー29は、ランプハウジング28の底部28a(前照灯17の下部)の前側が所定範囲に亘って下方へ伸長している。ステー29は、内部が中空の扁平な箱状に形成されており、車両前方を向いた面部29aが圧力感知部25を支持する座面として構成されている。ステー29の面部13bは、支持部材の前部に相当する。ステー29の面部29aには、圧力感知部25が固定される。このため、圧力感知部25を固定(支持)するための部材を、別部品として新たに設ける必要がないので、部品点数を増加させずに済む。ステー29の面部29aに対する圧力感知部25の固定方法は、バンパーリンフォース13の面部13bに対する圧力感知部25の固定方法(例えば、粘着テープによる固着や接着剤による接着など)と同様とすればよいが、異なっていても構わない。ステー29の長さは、圧力感知部25を確実に固定することが可能であれば特に限定されない。本実施形態では、車両Cの前側角部から後方へわずかに回り込む長さで、ランプハウジング28の底部28aの形状に沿ってステー29を伸長させている。また、ステー29は、バンパーリンフォース13の面部13bと非連続としているが、連続させてもよい。
したがって、ステー29の面部29aに圧力感知部25を固定した場合であっても、延長部26に固定した場合と同様に、圧力感知部25を車両Cの前側で車両全幅に亘って配置することができるとともに、さらに圧力感知部25の先端近傍25bを車両Cの前側角部から後方へ回り込ませて配置することができる。したがって、車両Cの正面のみならず、前側角部での衝突であっても、対人衝突の検知精度を高めることができる。
ステー29は、ランプブラケット30でランプハウジング28の底部28aに結合されて補強されている。これにより、車両Cが歩行者と衝突した際のステー29の変形が抑制される。この結果、衝突時にその衝撃をチューブ21に確実に作用させ、チューブ21を適切に弾性変形させることができる。また、ステー29は、面部29aに固定された圧力感知部25の前部25aが一対の前照灯17の前部17aよりも車両前方に位置付けられるように、ランプハウジング28から垂下している。これにより、歩行者との衝突時に前照灯17に阻害されることなく、ステー29の面部29aに配置されたチューブ21を弾性変形させることができる。
チューブ21両端の露出部21aは、ステー29の面部29aに這わせている。また、圧力センサ23は、ステー29の面部29aに固定され、チューブ21の端部(露出部21aの先端)に取り付けられている。圧力センサ23の固定方法は特に限定されないが、例えばボルトによる締結など、任意の方法を適用することが可能である。
以上説明したように、第1の実施形態および第2の実施形態に係る歩行者衝突検知装置1によれば、例えば人間以外の小動物などとの衝突を対人衝突とするような検知を防ぎ、車両Cと歩行者との衝突検知精度を向上させることができる。これにより、例えばアクティブフード(ポップアップフード)やフードエアバッグなどの歩行者保護装置を適正に作動させることが可能となり、車両Cと歩行者との衝突時に歩行者に与える衝撃を確実に低減させることができる。衝突時の車両Cの速度としては、例えば時速20kmから60km程度を想定している。
なお、上述した各実施形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。このような新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上述した第1の実施形態および第2の実施形態は、第2の支持部材として、バンパーリンフォース13の延長部26もしくはランプハウジング28のステー29のいずれかを備えた実施形態となっている。このようにいずれか一方ではなく、延長部26およびステー29の双方を備えた実施形態としても構わない。例えば、延長部26およびステー29を車両Cの前後方向に並べて配置し、前側の部材(一例として、ステー29)を後側の部材(同、延長部26)で補強する構成としてもよい。また、互いの面部26b,29aが一連となるように、延長部26およびステー29を形成してもよい。