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JP2017168011A - 有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法 - Google Patents

有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法 Download PDF

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JP2017168011A JP2016054783A JP2016054783A JP2017168011A JP 2017168011 A JP2017168011 A JP 2017168011A JP 2016054783 A JP2016054783 A JP 2016054783A JP 2016054783 A JP2016054783 A JP 2016054783A JP 2017168011 A JP2017168011 A JP 2017168011A
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淳 有方
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弘隆 佐藤
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Keita Nakatsuka
啓太 中塚
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哲 西尾
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Abstract

【課題】共通の一時保留部を用いて有価媒体の入金処理と出金処理を行う場合に、有価媒体の入金処理及び出金処理を円滑かつ効率的に行うことを課題とする。
【解決手段】有価媒体を一時保留する一時保留部20と、この一時保留部20を介して投入部10に投入された有価媒体を特定有価証券収納部30又は損券収納部40,42に収納する処理と、一時保留部20を利用しつつ新券収納部50に収納された新券を払出部60に積層して払い出す処理とを処理可能に制御する図示しない制御部とを設ける。
【選択図】図1

Description

この発明は、硬貨、紙幣、小切手等の有価媒体を処理する有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法に関し、特に、共通する一時保留部を用いて有価媒体の取込処理と排出処理を行う場合に、有価媒体の取込処理及び排出処理を円滑かつ効率的に行うことができる有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法に関する。
従来、銀行等の金融機関には、いわゆる出納機と呼ばれる貨幣処理システムが設けられることが多い。安全性、確実性及び省力化を図るためである。この出納機は、硬貨、紙幣、小切手等の有価媒体の入出金処理及び有価媒体に係る種々の処理を実行する。
ここで、金融機関の操作員が、破れた紙幣、一部が欠損した紙幣等の有価媒体(以下、「損券」と総称する)を出納機に投入した場合に、エラーが発生する可能性がある。このため、損券を入金する損券入金機を出納機とは別に配設し、この損券入金機に対して損券を入金するとともに、この損券入金機内にあらかじめ装填した新券を必要に応じて出金する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2014−71523号公報
しかしながら、上記の特許文献1によれば、損券を入金する際に利用する一時保留部と、新券を出金する場合に利用される一時保留部とが兼用されているため、損券の入金処理がなされている間は、新券を出金処理することができない。このため、ユーザの処理待ち時間が生じ、円滑かつ効率的な業務を行ううえでの阻害要因が生ずるという問題がある。また、新券を出金する過程で損券を入金する場合にも同様の問題が生ずる。
この点を具体的に説明すると、損券の入金を行う際には、この損券を一時保留部に一時保留させた状態で券面確認を行わねばならないため、処理時間を要する。このため、ユーザが、かかる損券の入金を行う途中で新券を出金したいという状況が生ずるが、上記の特許文献1によれば、新券を出金する時点で一時保留部が空になっている必要があるため、損券の入金途中で新券を出金することはできない。新券を連続出金する場合に、紙幣収納部から新券が複数枚重ねて繰り出されたならば、この新券をリジェクト紙幣として一時保留部に一時保留させる必要があるためである。
これらのことから、損券入金機に対する損券の入金処理及び新券の出金処理をいかに円滑かつ効率的に行うかが重要な課題となっている。かかる課題は、損券入金機に限定されるものではなく、有価媒体の取込処理及び排出処理時に共通の一時保留部を用いる各種の有価媒体処理装置においても同様に生ずる課題である。
本発明は、上記の従来技術の課題を解決するためになされたものであって、共通する一時保留部を用いて有価媒体の取込処理と排出処理を行う場合に、有価媒体の取込処理及び排出処理を円滑かつ効率的に行うことができる有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、有価媒体を一時保留する一時保留部と、所定の投入部へ投入された第1の有価媒体を前記一時保留部を介して第1の収納部に収納する処理と、前記一時保留部を利用しつつ第2の収納部に収納された第2の有価媒体を所定の払出部から払い出す処理とを処理可能に制御する制御部とを有することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記一時保留部は、有価媒体をテープとともに巻き取って収納するとともに、収納された有価媒体を前記テープとともに繰り出す巻き取り式の構造を有することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記第1の有価媒体と前記第2の有価媒体とを区別可能に前記一時保留部に一時保留させることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記一時保留部に第1の有価媒体を一時保留した状態で第2の有価媒体を一時保留する場合、又は、前記一時保留部に第2の有価媒体を一時保留した状態で第1の有価媒体を一時保留する場合に、複数の第1の有価媒体又は複数の第2の有価媒体を一時保留する場合における有価媒体間の巻き取り間隔と異なる所定量の巻き取り間隔を空けることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記第1の有価媒体を形成する複数の有価媒体の間を第1の巻き取り間隔で順次巻き取り、前記第2の有価媒体を形成する複数の有価媒体の間を前記第1の巻き取り間隔と異なる第2の巻き取り間隔で順次巻き取ることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記一時保留部に第1の有価媒体を一時保留した状態で第2の有価媒体を一時保留する場合の巻き取り間隔と、前記一時保留部に第2の有価媒体を一時保留した状態で第2の有価媒体を一時保留する場合の巻き取り間隔とを異ならせることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記一時保留部に第2の有価媒体を一時保留した状態で第2の有価媒体を一時保留する場合に、一時保留する第2の有価媒体の金種に応じて前記所定の巻き取り間隔を異ならせることを特徴とする。
また、本発明は、少なくとも有価媒体を一時保留する一時保留部を有する有価媒体処理装置における有価媒体処理方法であって、所定の投入部へ投入された第1の有価媒体を前記一時保留部を介して第1の収納部に収納するよう制御する第1の制御工程と、前記第1の制御工程と並行して、前記一時保留部を利用しつつ第2の収納部に収納された第2の有価媒体を所定の払出部から払い出す第2の制御工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、有価媒体を一時保留する一時保留部を介して所定の投入部へ投入された第1の有価媒体を第1の収納部に収納する処理と、この一時保留部を利用しつつ第2の収納部に収納された有価媒体を所定の払出部から払い出す処理とを処理可能に制御するよう構成したので、共通する一時保留部を用いて有価媒体の取込処理と排出処理を行う場合に、有価媒体の取込処理及び排出処理を円滑かつ効率的に行うことが可能となる。
図1は、本実施例に係る有価媒体処理装置の特徴を説明するための説明図である。 図2は、本実施例に係る有価媒体処理装置を含む貨幣処理システムを示す全体構成図である。 図3は、図2に示す貨幣処理システムの機能ブロック図である。 図4は、図2に示す有価媒体処理装置の内部構成図である。 図5は、図4に示す一時保留部の構造を説明するためのイメージ図である。 図6は、図4に示す有価媒体処理装置の機能ブロック図である。 図7は、図5に示す一時保留部に巻き取られる有価媒体の間隔の一例を説明するための説明図(1)である。 図8は、図5に示す一時保留部に巻き取られる有価媒体の間隔の一例を説明するための説明図(2)である。 図9は、図4に示す有価媒体処理装置の入金処理手順を示すフローチャートである。 図10は、図9に示す入金処理における有価媒体処理装置の動作を説明するための説明図である。 図11は、図4に示す有価媒体処理装置の出金処理手順を示すフローチャートである。 図12は、図11に示す出金処理における有価媒体処理装置の動作を説明するための説明図である。 図13は、図5に示す一時保留部に巻き取られる有価媒体の間隔の変形例を説明するための説明図である。 図14は、本実施例に係る券面確認を説明するための説明図である。
以下に添付図面を参照して、本実施例に係る有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法について説明する。
<用語の定義>
まず、本実施例で用いる用語について説明する。本実施例に示す「有価媒体」は、損券や旧券等を含む紙幣と、紙幣以外の特定の有価証券とを含むものである。この「損券」とは、損傷又は汚損の程度が大きい紙幣を意味し、「旧券」とは、現在発行されている紙幣よりも発行された年代が古い紙幣を意味する。また、「特定の有価証券」とは、小切手や手形等の予め設定された種類の有価証券を意味する。なお、「新券」とは、中央銀行から銀行等の金融機関に配送され、未だ市場流通していない紙幣を意味する。
<有価媒体処理装置の特徴>
本実施例に係る有価媒体処理装置500の特徴について説明する。図1は、本実施例に係る有価媒体処理装置500の特徴を説明するための説明図である。ここでは、貨幣処理システム1の一部をなすバラ紙幣処理装置100に収納されなかった損券を有価媒体処理装置500に入金し、また、新券収納部50に収納された新券を出金する場合を示すこととする。
図1に示すように、有価媒体処理装置500には、投入部10、払出部60、撮像部16、一時保留部20、特定有価証券収納部30、損券収納部40,42、新券収納部50及び簡易識別部64が設けられている。また、図示省略したが、この有価媒体処理装置500には、制御部80が設けられている。
投入部10は、操作者が有価媒体を投入する部位であり、払出部60は、有価媒体を払い出す部位である。撮像部16は、搬送路を搬送される有価媒体の画像データを撮像する部位であり、一時保留部20は、有価媒体を一時保留する部位である。特定有価証券収納部30は、小切手や手形等の予め設定された種類の有価証券を収納する部位であり、損券収納部40及び損券収納部42は、損券を収納する部位である。例えば、損券収納部40には、搬送補助シートが適用された損券が収納され、損券収納部42には、搬送補助シートが適用されない損券が収納される。新券収納部50は、新券を収納する部位である。簡易識別部64は、新券収納部50から繰り出された新券の金種を識別する部位である。制御部80は、有価媒体処理装置500を全体制御する部位である。これらの各構成部位並びに他の構成部位に関する詳細な説明については後述する。
まず、損券の入金時の処理を説明する。図中の実線S1に示すように、損券が投入部10に投入されると、該損券は搬送路上を搬送され、撮像部16において損券の画像データが撮像され、一時保留部20に一時保留される。その後操作員による券面確認及び入金データの入力操作を経た後に、損券収納部42に収納される。また、搬送保護シートが適用された損券については、一時保留部20を経て損券収納部40に収納される。同様に、小切手や手形等の予め設定された種類の有価証券が入金されると、一時保留部20を経て特定有価証券収納部30に収納される。
次に、新券の出金時の処理を説明する。図中の破線S2に示すように、新券の出金指示が行われると、新券収納部50から新券が繰り出され、簡易識別部64にて金種が識別される。この新券が出金対象となる金種である場合には、払出部60に搬送される。これに対して、この新券が出金対象となる金種でない場合又は金種の識別ができない場合には、一時保留部20に一時保留される。なお、払出部60から全ての新券が払い出されたならば、一時保留部20に一時保留された新券が元の新券収納部50に収納される。
このように、有価媒体処理装置500に対して損券又は特定の有価媒体を収納する場合は一時保留部20が使用され、また有価媒体処理装置500から新券を払い出す場合にも同じ一時保留部20が使用される。つまり、入金処理と出金処理とで共通の一時保留部20が利用される。
従来は、一時保留部20に一時保留された有価媒体が入金対象とすべきものであるか出金対象とすべきものであるかを明確にするために、排他制御を行っている。つまり、有価媒体の入金処理を行っている間は、新券の出金処理を禁止している。そして、有価媒体の入金処理が完了し、一時保留部20が空の状態になった後に、新券の出金処理を許可している。
しかしながら、かかる排他制御を行うと、操作員は、有価媒体の入金処理が完了するまで出金処理を待たねばならない。この種の有価媒体の入金処理には、券面確認及び入金データの入力操作が必要であり、処理に時間を要することが多いため、この待ち時間が長期化する。
このため、本実施例に係る有価媒体処理装置500では、かかる問題点を解消し、有価媒体の入金処理及び出金処理を並行処理できるようにしている。言い換えると、一時保留部20の排他制御を行うのではなく、入金処理対象となる有価媒体が一時保留部20に一時保留されている状態であっても、この一時保留部20に新券を一時保留できるようにしている。その詳細な説明は後述するが、制御部80が一時保留部20のテープの移動量を変えるよう制御することにより、有価媒体が入金処理の対象となるものであるか出金処理の対象となるものであるかを特定可能にしている。
このように、本実施例に係る有価媒体処理装置500によれば、ある操作員が損券等を入金している途中で、他の操作員が新券を出金したい場合に、損券等の入金処理を一時中断し、新券の出金処理を優先して行うことが可能となる。なお、かかる場合に、損券の入金処理を一時中断するのではなく、損券の入金処理と新券の出金処理を並行処理することもできる。
<貨幣処理システム全体の概要>
次に、本実施例に係る有価媒体処理装置500を含む貨幣処理システム1について説明する。図2は、本実施例に係る有価媒体処理装置500を含む貨幣処理システムを示す全体構成図である。ここでは、本実施例に係る有価媒体処理装置500が貨幣処理システム1の一部をなす場合を示している。
図2に示すように、貨幣処理システム1は、バラ紙幣処理装置100、束紙幣処理装置200、バラ硬貨処理装置300、包装硬貨処理装置400、有価媒体処理装置500、操作表示部600及びプリンタ700を有する。図2に示すように、バラ紙幣処理装置100、束紙幣処理装置200、バラ硬貨処理装置300、包装硬貨処理装置400及び有価媒体処理装置500は並列に配置され一体的に設けられている。
ここで、バラ紙幣処理装置100及び束紙幣処理装置200は、装置間で紙幣を受渡可能に構成されている。また、バラ硬貨処理装置300及び包装硬貨処理装置400は、装置間で硬貨を受渡可能に構成されている。また、バラ硬貨処理装置300及び包装硬貨処理装置400の上面に、操作表示部600及びプリンタ700が配設されている。
操作表示部600は、タッチパネル等の入出力デバイスであり、各種情報の入力又は各種情報の表示出力を行うことができる。操作員は、この操作表示部600を用いて有価媒体の入金操作及び新券の出金操作を行う。なお、ここでは1台の操作表示部600のみを設けた場合を図示したが、複数台の操作表示部600を設け、入出力内容に応じて使い分けることもできる。
バラ紙幣処理装置100は、その内部に、バラ紙幣を金種別に収納できるようになっており、操作員は、このバラ紙幣処理装置100を利用してバラ紙幣の入金処理又は出金処理を行う。
また、束紙幣処理装置200の内部には束紙幣形成部(図示せず)が設けられており、バラ紙幣処理装置100から所定の枚数(例えば、100枚)のバラ紙幣が束紙幣処理装置200に送られると、この束紙幣形成部により束紙幣が形成される。束紙幣形成部により形成された束紙幣は、束紙幣処理装置200から機体外に投出される。
バラ硬貨処理装置300は、その内部に、バラ硬貨を金種別に収納できるようになっており、このバラ硬貨処理装置300を利用してバラ硬貨の入金処理や出金処理を行う。また、包装硬貨処理装置400の内部には包装硬貨形成部(図示せず)が設けられており、バラ硬貨処理装置300から所定の枚数(例えば、50枚)のバラ硬貨が包装硬貨処理装置400に送られると、包装硬貨形成部により包装硬貨が形成される。包装硬貨形成部により形成された包装硬貨は、包装硬貨処理装置400から機体外に投出される。
また、バラ紙幣処理装置100は、損券又は紙幣以外の有価媒体がバラ紙幣処理装置100の機体内に投入された場合には、このバラ紙幣処理装置100の内部に収納されず、機体外に排出される。かかるバラ紙幣処理装置100で受け付けることができない損券又は紙幣以外の有価媒体は、有価媒体処理装置500に投入され、有価媒体処理装置500の機体内に収納される。
図3は、図2に示す貨幣処理システム1の機能ブロック図である。図3に示すように、貨幣処理システム1は、図2に示すバラ紙幣処理装置100、束紙幣処理装置200、バラ硬貨処理装置300、包装硬貨処理装置400及び有価媒体処理装置500を有する。
また、貨幣処理システム1は、上記の各装置に共用される操作表示部600と、プリンタ700と、ROM(Read Only Memory)804と、RAM(Random Access Memory)806と、ハードディスク装置等の記憶部808と、操作員のID情報の入力装置であるIDカードリーダ810と、通信部802と、各構成部を制御する制御部800とを有する。
制御部800は、貨幣処理システム1全体を制御する制御部であり、バラ紙幣処理装置100、束紙幣処理装置200、バラ硬貨処理装置300、包装硬貨処理装置400及び有価媒体処理装置500を制御する。具体的には、この制御部800は、ROM804及び記憶部808内のプログラムをロードして実行し、RAM806をワークエリアとして使用する。なお、記憶部808には、貨幣処理システム1の設定情報、貨幣処理システム1を構成する各装置における貨幣の処理状況や在高に関する情報等が記憶される。
操作表示部600は、タッチパネル等の入出力デバイスであり、操作員が貨幣処理システム1の各装置に対して様々な指令を与える入力装置として機能するとともに、貨幣処理システム1を構成する各装置における貨幣の処理状況や在高に関する情報等を表示する出力装置としても機能する。
プリンタ700は、各種のデータを用紙に印字する出力デバイスであり、例えば、貨幣処理システム1を構成する各装置における貨幣の処理状況や在高に関する情報等が印字される。
通信部802は、ホストコンピュータ等の外部装置との間で通信を行うインタフェース部である。IDカードリーダ810は、操作員が所持するIDカードのID情報の読み取りを行うデバイスである。このIDカードリーダ810により読み取られたID情報に基づいて、操作員の権限等が認証される。
<有価媒体処理装置の構成>
次に、図1及び図2に示した有価媒体処理装置500について説明する。この有価媒体処理装置500は、損傷又は汚損の程度が大きい紙幣(損券)、現在発行されている紙幣よりも発行された年代が古い紙幣(旧券)、小切手等の有価媒体を処理する装置であり、図2に示すバラ紙幣処理装置100に収納されずに機体外に排出された損券や小切手等の有価媒体を処理する場合に利用される。また、この有価媒体処理装置500には新券が収納されており、この新券を出金する場合に利用される。
図4は、有価媒体処理装置500の内部構成図である。図中の左側の側面が有価媒体処理装置500の前面となっており、図中の右側の側面が有価媒体処理装置500の背面となっている。
図4に示すように、この有価媒体処理装置500には、有価媒体を機体内に投入するための投入部10と、機体内に収納された新券等を機体外に投出するための払出部60とが設けられている。この投入部10及び払出部60は、有価媒体処理装置500の機体前面(図4における左側の側面)に設けられている。
また、投入部10には繰出機構12が設けられており、操作員によって投入部10に束状態で投入された有価媒体は、この繰出機構12により1枚ずつ機体内に繰り出される。また、図4に示すように、有価媒体処理装置500の機体内には搬送部14が設けられており、投入部10から繰出機構12により1枚ずつ繰り出された有価媒体は、搬送部14により1枚ずつ搬送される。
また、繰出機構12下流の搬送部14には撮像部16が設けられている。この撮像部16は、有価媒体処理装置500の機体内に投入された有価媒体を撮像して画像データを取得する。
また、搬送部14には一時保留部20が設けられており、有価媒体処理装置500の機体内に投入された有価媒体は、一時保留部20に一時的に保留される。なお、この一時保留部20には、新券収納部50に収納された新券を払い出す場合に、異常が検知された新券についても一時保留される。
この一時保留部20は、有価媒体をテープに挟んで巻き取るテープ巻取方式のものである。具体的には、この一時保留部20は、正逆両方向に回転可能なドラム20aを有しており、このドラム20aによって一対のテープの巻き取り及び送り出しが行われる。これにより、搬送部14から一時保留部20に送られた有価媒体は、一対のテープの間に挟まれた状態で1枚ずつ順次ドラム20aにより巻き取られて収納される。また、ドラム20aを逆転させると、巻き取られた有価媒体が1枚ずつ繰り出されて、搬送部14に送り出される。なお、この一時保留部20の具体的な構造の説明については後述する。
また、有価媒体処理装置500の機体内には、小切手や手形等の特定の有価証券を収納する特定有価証券収納部30と、損券や旧券を収納する損券収納部40、42とがそれぞれ設けられている。具体的には、特定有価証券収納部30は、第1の収納部30a、第2の収納部30b及び第3の収納部30cの3つの収納部から構成されている。
第1の収納部30aには、貨幣処理システム1が設置されている銀行と同じ銀行における他の支店で発行された小切手等が収納される。また、第2の収納部30bと第3の収納部30cには、貨幣処理システム1が設置されている銀行とは異なる銀行で発行された小切手等が収納される。例えば、第2の収納部30bには、貨幣処理システム1が設置されている場所から比較的近い場所で発行された小切手等が収納され、第3の収納部30cには、貨幣処理システム1が設置されている場所から比較的遠い場所で発行された小切手等が収納される。
特定有価証券収納部30の各収納部30a、30b及び30cは集積方式の収納部であり、搬送部14からこれらの収納部30a、30b及び30cに送られた小切手等は、すでに収納部30a、30b、30cに収納された小切手等の上に積み重ねられるようにして収納される。
損券収納部40、42には、損券が収納される。例えば、搬送補助シートを適用された損券が損券収納部40に収納され、搬送補助シートを適用されない損券が損券収納部42に収納される。
損券収納部40は、集積方式の収納部であり、搬送部14から損券収納部40に送られた損券は、既に損券収納部40に収納されている損券の上に積み重ねられるようにして収納される。
損券収納部42は、テープ巻取方式の収納部である。具体的には、この損券収納部42は、上記の一時保留部20と同様に、正逆両方向に回転可能なドラム42aを有している。そして、搬送部14から損券収納部42に送られた損券は、一対のテープの間に挟まれた状態で1枚ずつ順次ドラム42aにより巻き取られて収納される。また、ドラム42aを逆転させると、巻き取られた損券が1枚ずつ繰り出されて、搬送部14に送出される。
図4に示すように、小切手等の特定の有価証券を収納する特定有価証券収納部30は、損券を収納する損券収納部40、42の上方に設けられる。また、一時保留部20は、特定有価証券収納部30や損券収納部40、42の上方に設けられる。
また、有価媒体処理装置500の機体内には、新券を収納する新券収納部50が設けられる。具体的には、この新券収納部50は、第1の収納部50a、第2の収納部50b、第3の収納部50c及び第4の収納部50dを有する。
例えば、第1の収納部50aには新券の1万円札が収納され、第2の収納部50bには新券の千円札が収納され、第3の収納部50cには新券の五千円札が収納される。また、第4の収納部50dに収納される新券の金種は、操作員により選択される。これらの各収納部50a、50b、50c、50dには、それぞれ繰出機構52a、52b、52c、52dが設けられ、収納部50a、50b、50c、50dに収納されている新券は、それぞれ繰出機構52a、52b、52c、52dにより搬送部14に1枚ずつ繰り出される。この新券収納部50は、図4に示すように、特定有価証券収納部30や損券収納部40の機体前方(図4における左側)に設けられる。
払出部60は、搬送部14に接続されている。新券は、この搬送部14によって払出部60に搬送され、この払出部60で積み重ねるようにして投出される。この払出部60には羽根車62が設けられており、搬送部14から羽根車62に送られた新券は、羽根車62を形成する一対の羽根の間に挟まれた状態で該羽根車62が図4における反時計回りの方向に回転することにより払出部60に送られる。かかる羽根車62を設けることにより、払出部60に集積される新券を整列させることができる。
また、払出部60にはシャッタ61aが設けられており、操作員は、このシャッタ61aが開放状態となったときに、払出部60に集積された新券を取り出すことができる。また、払出部60には抜き取り検知部61bが設けられており、払出部60に集積された新券が当該払出部60から抜き取られたことを検知する。
図4に示すように、有価媒体処理装置500の機体内で有価媒体を搬送する搬送部14には、第1の搬送部14a及び第2の搬送部14bが含まれる。第1の搬送部14aは、投入部10から機体内に投入された有価媒体を、一時保留部20、特定有価証券収納部30、損券収納部40に搬送する。第2の搬送部14bは、新券収納部50に収納された新券を払出部60に搬送する。
ここで、第1の搬送部14aにおける有価媒体の搬送路と、第2の搬送部14bにおける新券の搬送路とは、互いに独立に設けられる。すなわち、第1の搬送部14aは図4に示す仮想線Lの右側に設けられ、第2の搬送部14bは仮想線Lの左側に設けられる。第1の搬送部14a及び第2の搬送部14bは、接続箇所14pで接続されているが、それ以外の箇所では互いに独立している。
また、搬送部14における第2の搬送部14bには簡易識別部64が設けられている。簡易識別部64は、新券収納部50から第2の搬送部14bに繰り出された新券の金種を識別する。この簡易識別部64によって新券の異常が検知されたならば、この新券は第1の搬送部14a、接続箇所14p及び第2の搬送部14bを経由して一時保留部20に一時保留される。新券の繰り出しを行う場合に、複数枚の新券が繰り出されてしまい、これにより異常が発生する場合が多いためである。なお、新券の出金が終了したならば、この一時保留部20に一時保留された新券は、元の新券収納部50に戻される。
また、有価媒体処理装置500の前面(図4における左側の側面)には扉18が設けられており、特定の権限を有する者が、この扉18を開けて有価媒体処理装置500の機体内部にアクセスできるようになっている。この扉18を開くことにより、新券収納部50への新券の補充又は新券収納部50からの新券の取り出しを行うことができる。
<一時保留部20の構造及び動作>
次に、図4に示した一時保留部20の構造についてさらに詳細に説明する。図5は、図4に示す一時保留部20の構造を説明するためのイメージ図である。ここでは説明の便宜上、出金対象とされた新券を一時保留する場合について説明するが、損券などの有価媒体を一時保留する場合も同様となる。
図5に示すように、一時保留部20は、ドラム20a、テープ20b,20c、ゴムローラ20d、検知板20e、インタラプタ20f及び出口搬送路センサ20gを有する。
まず、新券Pを一時保留部20に一時保留する場合には、ドラム20aが回転される。このドラム20aの回転に伴って、ゴムローラ20dに懸架されたテープ20bとテープ20cとが一定量(例えば、80mm)空巻きされる。その後、このテープ20b及び該テープ20cの間に挟まれた状態でドラム20aに巻き取られる。
ここで、入金対象となる有価媒体が一時保留部20に一時保留された状態である場合には、テープ20bとテープ20cとを空巻きする量を通常時と変えてやや広くする(例えば、500mm)。入金対象となる有価媒体と、出金対象とされた新券との境目を明らかにするためである。なお、テープ20b及び20cを空巻きする量は、例示した500mmに限定されるものではなく、300mm等とすることもできるが、新券と新券の間隔(札間)、有価媒体と有価媒体の間隔(札間)との違いを顕在化させる量とする必要がある。特に、一時保留部20に一時保留される入金対象となる有価媒体は、搬送補助シートが適用されるか否かで数十mm程度の差異が生じ、また新券の場合も状況によって同程度の誤差が生ずるので、これらの点を考慮して、テープ20b及び20cを空巻きする量を決める必要がある。
また、一時保留部20に一時保留された新券Pを一時保留部20から送り出す場合には、出口搬送路センサ20gを遮光する間隔が一定値以上となったならば、入金対象となる損券と新券の境目であるとみなして一時保留部20の動作を停止する。具体的には、検知板20eとインタラプタ20fにより、テープの移動量が検出されるため、「札長」と「札間」に関する情報が取得される。これにより、一時保留部20には入金対象となる有価媒体のみが巻き取られた状態となる。
<有価媒体処理装置の機能及び動作>
次に、有価媒体処理装置500の機能について説明する。図6は、図4に示す有価媒体処理装置500の機能ブロック図である。図6に示すように、この有価媒体処理装置500には制御部80が設けられており、この制御部80により有価媒体処理装置500の各構成部位が制御される。
制御部80には、図4に示した撮像部16、搬送部14、特定有価証券収納部30、損券収納部40,42、新券収納部50、投入部10、払出部60、一時保留部20、簡易識別部64、記憶部82及び通信部84等の構成部位が接続される。
制御部80は、撮像部16、搬送部14、特定有価証券収納部30、損券収納部40,42、新券収納部50、投入部10、払出部60、一時保留部20、簡易識別部64等の各構成部位に指令信号を送ることにより各構成部位を制御する。
記憶部82は、ハードディスク装置又は不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、有価媒体処理装置500に関する設定情報、特定有価証券収納部30、損券収納部40,42、新券収納部50等に収納された有価媒体の在高等に関する情報、一時保留部20のテープの送り量に関する情報などを記憶する。また、制御部80は、通信部84を介して貨幣処理システム1の制御部800に対して信号の送受信を行う。
制御部80は、特定有価証券収納部30又は損券収納部40、42への有価媒体の入金処理と、新券収納部50からの新券の出金処理とを並行処理可能に制御する。例えば、ある操作員が有価媒体の入金処理を行っている途中で、他の操作員が所定の割込操作及び新券の出金操作が行った場合には、有価媒体の入金処理を一時中断し、新券の出金処理を行うよう制御する。そして、新券の出金処理が実行された後に、所定の操作がなされたならば、引き続き有価媒体の入金処理を再開する。なお、この制御部80は、特許請求の範囲の「制御部」に対応する。
この制御部80に設けられた一時保留制御部80aは、一時保留部20のドラム20aに巻き取られる有価媒体又は新券の巻き取り間隔を制御する部位である。具体的には、有価媒体又は新券を一時保留する場合には、出口搬送路センサ20gが有価媒体又は新券による遮光を検知したならば、有価媒体又は新券の進入時にドラム20aの回転駆動を加速、減速、停止させ、次の有価媒体又は新券との巻き取り間隔を制御することで、テープ20b及び20cを所定量(例えば、有価媒体の場合は160mm、新券の場合は80mm)空巻きさせる。また、有価媒体又は新券を送り出す場合には、インタラプタ20fにより検出されたテープの移動量を制御部80に通知する。
図7及び図8は、図5に示す一時保留部20に巻き取られる有価媒体の間隔の一例を説明するための説明図である。図7(a)に示すように、入金対象となる損券に引き続いて出金対象とされた新券を一時保留部20に一時保留する場合には、損券と新券との間に例えば500mmの間隔を空ける。
また、図7(b)に示すように、入金対象となる損券に引き続いて損券を一時保留部20に一時保留する場合には、損券と損券との間に例えば160mmの間隔を空ける。さらに、図7(c)に示すように、出金対象とされた新券に引き続いて新券を一時保留部20に一時保留する場合には、新券と新券との間に例えば80mmの間隔を空ける。
このようにすることで、例えば入金対象となる3枚の損券に引き続いて出金対象とされた2枚の新券を一時保留部20に一時保留する場合には、図8に示すような紙幣間隔が空けられることになる。つまり、損券と新券との間が500mmとなり、損券と新券の境目を判別することが可能となる。
<損券入金時の処理手順>
次に、損券を入金する場合の有価媒体処理装置500の処理手順について説明する。なお、ここでは説明の便宜上、損券を入金する場合について説明するが、有価媒体を入金する場合についても同様のものとなる。
図9は、損券を入金する場合の有価媒体処理装置500の処理手順を示すフローチャートであり、図10は、図9に示す入金処理における有価媒体処理装置500の動作を説明するための説明図である。なお、図10に示す有価媒体処理装置500は、図4に示したものを模式的に示している。ここでは、バラ紙幣処理装置100の機体内に収納することができなかった損券を有価媒体処理装置500の機体内に入金する場合を示している。
まず、操作員は、自身が所持するIDカードをIDカードリーダ810に読み取らせ(ステップS101)、制御部800は、IDカードのID情報に基づいて操作員の権限等を確認する。
その後、操作員は、貨幣処理システム1の操作表示部600を操作して入金モードを選択する(ステップS102)。具体的には、操作表示部600には、入金モードとして「一枚取り込みモード(投入部10に一枚ずつ載置された有価媒体を取り込むモード)」、「一括取り込みモード(投入部10に載置された複数の有価媒体を一枚ずつ順次取り込むモード)」、「再取り込みモード(損券等を再び取り込むモード)」という3つのモードが表示され、操作員はこれらの3つのモードのうちから1つのモードを選択する。
その後、操作員が投入部10に損券を投入すると(図10のステップS1)、繰出機構12により損券が有価媒体処理装置500の機体内に1枚ずつ取り込まれ(ステップS103)、搬送部14の第1の搬送部14aにより撮像部16の位置まで搬送され、図10に示すように撮像部16により画像データが取得される(ステップS104)。
その後、図10に示すように、損券は一時保留部20の位置に搬送され、一時保留部20に一時保留される(ステップS105)。このように、損券を一時保留部20に一時保留した状態で、該損券の画像データが操作表示部600に表示される(ステップS106)。ここで、操作者が券面確認を行って入金データを入力すると(ステップS107)、入金データ及び画像データが操作表示部600に表示される(ステップS108)。
そして、入金データの確定操作が行われたならば(ステップS109;Yes)、図10に示すように、一時保留部20に一時保留された損券が損券収納部42の位置に搬送され、該損券収納部42に収納され(ステップS111)、入金データが記憶部82に記憶され(ステップS112)、上記一連の処理が終了する。
一方、入金データの確定操作が行われず、確定操作がキャンセルされたならば(ステップS109;No)、損券を払出部60から返却して(ステップS110)、処理を終了する。なお、ここでは入金データの修正処理を行う場合の処理についてはその説明を省略する。
<新券出金時の処理手順>
次に、新券を出金する場合の有価媒体処理装置500の処理手順について説明する。図11は、図4に示す有価媒体処理装置500の出金処理手順を示すフローチャートであり、図12は、図11に示す出金処理における有価媒体処理装置500の動作を説明するための説明図である。
有価媒体処理装置500からの新券の出金処理では、新券収納部50の各収納部50a、50b、50c、50dに収納された新券の1万円札、5千円札、千円札等が出金される。
まず、操作員は、所有するID力一ドをIDカードリーダ810により読み取らせる(ステップS201)。制御部800は、IDカードリーダ810によって読み取られたIDカードのID情報に基づいて、操作員の権限等を確認する。
次に、操作員は、操作表示部600により出金データを入力する(ステップS202)。ここで、出金データとは、出金すべき紙幣の合計金額や金種毎の枚数に係る情報のことをいう。出金データが入力されると、図12に示すように、一時保留部20が空の状態でなく損券などが収納されているか否かを確認し(ステップS203)、一時保留部20が空の状態でないならば(ステップS203;No)、所定量(例えば500mm)の巻き取り間隔が空けられる(ステップS204)。入金対象となる損券と出金対象となる新券の境目を明らかにするためである。
そして、新券収納部50の各収納部50a、50b、50c、50dから、新券が1枚ずつ搬送部14の第2の搬送部14bに繰り出される(ステップS205)。なお、一時保留部20が空の状態であれば(ステップS203;Yes)、所定量(例えば500mm)の巻き取り間隔は空けられない。
そして、繰り出された新券の金種が簡易識別部64によって識別される。ここで、簡易識別部64による新券の識別結果に異常がない場合には(ステップS206;No)、図12に示すように、この新券は搬送部14の第2の搬送部14b(図4参照)により払出部60に搬送され、この払出部60に集積される(ステップS207)。一方、簡易識別部64による新券の識別結果に異常がある場合には(ステップS206;Yes)、この新券が一時保留部20に収納される(ステップS208)。
このような動作は、払出部60に集積された新券の枚数が、入力された出金データに基づく出金枚数に達するまで行われる(ステップS209;No)。そして、払出部60に集積きれた新券が出金枚数に達すると(ステップS209;Yes)、払出部60に設けられたシャッタ61a(図4参照)が開放され、操作員が払出部60から出金紙幣を取出可能となる(ステップS210)。そして、払出部60に設けられた抜き取り検知部61bにより、払出部60から出金紙幣が抜き取られたことが検知されると(ステップS211;Yes)、シャッタ61aが閉鎖される(ステップS212)。
その後、一時保留部20に収納された新券が搬送部14に繰り出され(ステップS213)、繰り出された新券は新券収納部50の各収納部50a、50b、50c、50dに収納される(ステップS214)。その後、記憶部808や記憶部82において、新券収納部50の各収納部50a、50b、50c、50dに収納されている新券の在高が更新されるとともに、出金データが記憶部808や記憶部82に記憶される(ステップS215)。
上述してきたように、本実施例に係る有価媒体処理装置500では、有価媒体を一時保留する一時保留部20と、この一時保留部20を介して投入部10に投入された有価媒体を特定有価証券収納部30又は損券収納部40,42に収納する処理と、一時保留部20を利用しつつ新券収納部50に収納された新券を払出部60に積層して払い出す処理とを処理可能に制御する制御部80とを設けるよう構成したので、共通の一時保留部20を用いて有価媒体の入金処理と出金処理を行う場合に、有価媒体の入金処理及び出金処理を円滑かつ効率的に行うことができる。
また、本実施例では、一時保留部20は、有価媒体をテープとともに巻き取って収納するとともに、収納された有価媒体をテープとともに繰り出す巻き取り式の構造を有するよう構成したので、確実に有価媒体を一時保留することができる。
また、本実施例では、制御部80が、入金対象となる損券又は有価媒体と出金対象とされた新券とを区別可能に一時保留部20に一時保留させるよう構成したので、共通の一時保留部20を用いた入金処理と出金処理を並行処理させることが可能となる。
また、本実施例では、制御部80が、一時保留部20に入金対象となる損券又は有価媒体を一時保留した状態で出金対象とされた新券を一時保留する場合に、通常の巻き取り間隔(例えば、有価媒体を出金する場合には160mm、新券を出金する場合には80mm)と異なる所定量(例えば、500mm)の巻き取り間隔を空けるよう構成したので、迅速かつ効率的に損券又は有価媒体と新券とを区別することができる。なお、本実施例では、損券又は有価媒体を一時保留した状態で新券を一時保留する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、新券を一時保留した状態で損券又は有価媒体を一時保留する場合に適用することもできる。この場合も、同様にして新券と損券又は有価媒体との間に通常の巻き取り間隔(例えば、有価媒体を出金する場合には160mm、新券を出金する場合には80mm)と異なる所定量(例えば、500mm)の巻き取り間隔を空けるよう構成すればよい。
<変形例1>
ところで、複数金種の新券を出金処理する場合に、異なる金種の新券が一時保留部20に一時保留されるケースがある。この場合には、金種間の境目を見分けられるようにする必要がある。このため、新券の金種に応じて該新券の間隔を変えることもできる。
例えば、図13(a)に示すように、新券が千円札である場合には80mmの間隔を空け、同図(b)に示すように、新券が五千円札である場合には130mmの間隔を空け、同図(c)に示すように、新券が1万円札である場合には180mmの間隔を空けることになる。このようにすることで、新券の間隔に基づいて金種を特定することが可能となる。なお、ここでは新券の間隔を金種に応じて変更する場合を示したが、損券又は有価媒体についても金種又は種別に応じて間隔を変えることもできる。
<変形例2>
上記の実施例では、その詳細な説明を省略したが、有価媒体処理装置500に貨幣を収納する場合には、操作表示部600を用いて券面確認が行われる。かかる券面確認は、貨幣の手入力データに誤りが無いか、また真贋判定が疑われる貨幣が存在しないかを上位者が目視にて確認する処理となる。
具体的には、操作表示部600に入金された取引一覧を表示し、所望の取引が選択されたならば、操作表示部600に該当する取引の承認画面を表示する。図14(a)に示すように、この承認画面には、取引の電子ジャーナル、撮像部16で撮像された貨幣の画像データ(表面と裏面)、該画像データの比較の対象となる見本画像データ(表面と裏面)が含まれている。
上位者が、この承認画面上に設けられた承認ボタンを押下操作すると、この貨幣に関する券面確認が承認されるとともに、引き続き他の貨幣の承認画面が表示される。上位者は、これらの全ての券面確認を終えたならば、承認が完了する。
しかしながら、取引件数及び貨幣の入金枚数が多くなればなるほど、上位者の承認操作に必要な手数が増加するとともに、同一の取引であっても複数回の承認操作を行わねばならず、券面確認に係る上位者の労力が増加するという問題がある。
そこで、本実施例では、図14(b)に示すように、同一金種の貨幣のサムネイル画像(表面と裏面)を取引とは無関係に複数表示し、見本画像データは表示しない。実際の現場では、上位者は見本データを参照しなくとも、対象となる画像データのみ確認すれば判断できるためである。
ここで、真贋が疑われる貨幣が存在する状況が生じたならば、この貨幣のみを選択して入金内容の確認を行う。なお、営業時間中に一度も入金されなかった金種に関しては、かかる表示を行わない。また、承認画面が取引内容に依存しないため、取引一覧は表示しない。
このようにすることで、上位金種(高額)の貨幣から順番に画面遷移を行わせることで、複数取引や複数金種に対して一括で承認することが可能となる。その結果、上位者等による券面確認作業の効率化を図ることが可能となる。また、同一金種のサムネイルをまとめて表示するため、真贋が疑わしい貨幣や異金種の貨幣の発見率を向上させることができる。なお、ここでは貨幣処理システム1に適用した場合について説明したが、画像データを撮像して参照する各種の装置に適用することができる。
なお、本実施例では、紙幣を例に説明を行ったが、処理対象がこれに限定されるものではなく、記念硬貨、旧硬貨等を対象として、損傷度合いの激しい硬貨や汚損の激しい硬貨を処理することも可能である。また、簡易識別部64を通過した新券を一時保留部20に導く経路は、図4に示すものに限定されるものではなく、簡易識別部64を通過する搬送路を損券又は有価媒体の搬送路と直結させて新券を一時保留部20に導くよう構成することもできる。
本発明の有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法は、共通の一時保留部20を用いて有価媒体の入金処理と出金処理を行う場合に有用である。
1 貨幣処理システム
10 投入部
12、52a〜52d 繰出機構
14 搬送部
16 撮像部
18 扉
20 一時保留部
20a、42a ドラム
20b,20c テープ
20d ゴムローラ
20e 検知板
20f インタラプタ
20g 出口搬送路センサ
30 特定有価証券収納部
40、42 損券収納部
50 新券収納部
60 払出部
61a シャッタ
61b 抜き取り検知部
62 羽根車
64 簡易識別部
80、800 制御部
80a 一時保留制御部
82、808 記憶部
84、802 通信部
100 バラ紙幣処理装置
200 束紙幣処理装置
300 バラ硬貨処理装置
400 包装硬貨処理装置
500 有価媒体処理装置
600 操作表示部
700 プリンタ
804 ROM
806 RAM
810 IDカードリーダ

Claims (8)

  1. 有価媒体を一時保留する一時保留部と、
    所定の投入部へ投入された第1の有価媒体を前記一時保留部を介して第1の収納部に収納する処理と、前記一時保留部を利用しつつ第2の収納部に収納された第2の有価媒体を所定の払出部から払い出す処理とを処理可能に制御する制御部と
    を有することを特徴とする有価媒体処理装置。
  2. 前記一時保留部は、
    有価媒体をテープとともに巻き取って収納するとともに、収納された有価媒体を前記テープとともに繰り出す巻き取り式の構造を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の有価媒体処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第1の有価媒体と前記第2の有価媒体とを区別可能に前記一時保留部に一時保留させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の有価媒体処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記一時保留部に第1の有価媒体を一時保留した状態で第2の有価媒体を一時保留する場合、又は、前記一時保留部に第2の有価媒体を一時保留した状態で第1の有価媒体を一時保留する場合に、複数の第1の有価媒体又は複数の第2の有価媒体を一時保留する場合における有価媒体間の巻き取り間隔と異なる所定量の巻き取り間隔を空ける
    ことを特徴とする請求項3に記載の有価媒体処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記第1の有価媒体を形成する複数の有価媒体の間を第1の巻き取り間隔で順次巻き取り、前記第2の有価媒体を形成する複数の有価媒体の間を前記第1の巻き取り間隔と異なる第2の巻き取り間隔で順次巻き取る
    ことを特徴とする請求項3に記載の有価媒体処理装置。
  6. 前記制御部は、
    前記一時保留部に第1の有価媒体を一時保留した状態で第2の有価媒体を一時保留する場合の巻き取り間隔と、前記一時保留部に第2の有価媒体を一時保留した状態で第2の有価媒体を一時保留する場合の巻き取り間隔とを異ならせる
    ことを特徴とする請求項3に記載の有価媒体処理装置。
  7. 前記制御部は、
    前記一時保留部に第2の有価媒体を一時保留した状態で第2の有価媒体を一時保留する場合に、一時保留する第2の有価媒体の金種に応じて前記所定の巻き取り間隔を異ならせる
    ことを特徴とする請求項3に記載の有価媒体処理装置。
  8. 少なくとも有価媒体を一時保留する一時保留部を有する有価媒体処理装置における有価媒体処理方法であって、
    所定の投入部へ投入された第1の有価媒体を前記一時保留部を介して第1の収納部に収納するよう制御する第1の制御工程と、
    前記第1の制御工程と並行して、前記一時保留部を利用しつつ第2の収納部に収納された第2の有価媒体を所定の払出部から払い出す第2の制御工程と
    を含んだことを特徴とする有価媒体処理方法。
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