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JP2017166365A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

内燃機関の可変動弁装置 Download PDF

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JP2017166365A
JP2017166365A JP2016050821A JP2016050821A JP2017166365A JP 2017166365 A JP2017166365 A JP 2017166365A JP 2016050821 A JP2016050821 A JP 2016050821A JP 2016050821 A JP2016050821 A JP 2016050821A JP 2017166365 A JP2017166365 A JP 2017166365A
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片山 学
Manabu Katayama
学 片山
真敬 庄司
Sadataka Shoji
真敬 庄司
清水 健一
Kenichi Shimizu
健一 清水
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Hitachi Automotive Systems Ltd
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Abstract

【課題】装置の上下方向の高さを可及的に小さくして、装置全体の小型化を図ってエンジンルーム内への搭載性を向上させることができる。
【解決手段】駆動軸2の外周に設けられた駆動カム5と、一端部12aが第1ピン14を介して駆動カムに回転自在に連結され、他端部12bが揺動カム4に第2ピン15を介して相対回転自在に設けられたリンクロッド12と、駆動軸の外周に設けられ、基部13aの外面に第1歯車部14が形成され、第1ピンを駆動軸の径方向に沿って移動案内するガイド孔13cを有する制御リンク13と、制御軸17の外周に固定されて、第1歯車部に噛み合う第2歯車部15を有する歯車構成部材18と、を備え、制御軸の正逆回転に伴って第1、第2歯車部を介して制御リンクの回動姿勢を制御して揺動カムによる吸気弁リフト・作動角を可変にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、機関弁である吸気弁や排気弁の少なくとも作動角(開弁期間)を機関運転状態に応じて可変にできる内燃機関の可変動弁装置に関する。
従来の内燃機関の可変動弁装置としては、以下の特許文献1に記載されたものがある。
この可変動弁装置は、クランクシャフトから回転力が伝達される駆動軸の外周に、軸心が駆動軸の軸心から偏心した駆動カムが設けられていると共に、駆動カムの回転力がリンクアームやロッカアーム、リンクロッドなどからなる多節リンク状の伝達機構を介して揺動カムに伝達され、この揺動カムの揺動により吸気弁を、バルブスプリングのばね力を介して開閉作動させるようになっている。また、機関運転状態に応じて吸気弁のリフト量を可変にする制御機構を備えている。
この制御機構は、電動モータやボール螺子機構からなるアクチュエータによって回転位置が制御され、機関前後方向に沿って設けられた長尺な制御軸と、該制御軸の外周に固定されて、前記ロッカアームの揺動支点位置を変更する制御カムと、を有している。
そして、機関運転状態に応じて前記アクチュエータによって制御軸を回転制御して制御カムの回動位置を変化させることにより、ロッカアームの揺動姿勢を変化させる。これにより、揺動中における揺動カムのカム面のバルブリフター上面に対する転接位置が変化して、吸気弁のバルブリフト量を最大リフトから微小リフトまで可変制御するようになっている。
特開2013−24124号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の従来技術にあっては、前記リンクアームやリンクロッドの上方に配置されたロッカアームを、該ロッカアームの中央に有する嵌合孔に嵌合配設された前記制御カムを介して制御軸を支点として揺動させ、この揺動力によって前記揺動カムを揺動させるようになっているため、前記制御軸を必然的に前記ロッカアームやリンクアームなどの前記伝達機構よりも高い位置に設けなければならない。
このため、可変動弁装置の上下方向の高さが大きくなって装置全体の大型化が余儀なくされている。この結果、エンジンルーム内でのレイアウトの自由が制約され機関の搭載性が悪化するおそれがある。
本発明は、前記従来の技術的課題に鑑みて案出されたもので、装置の上下方向の高さを可及的に小さくして、装置全体の小型化を図り得る内燃機関の可変動弁装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、クランクシャフトから回転力が伝達される駆動軸と、該駆動軸の外周に設けられ、該駆動軸の軸心に対して偏心して設けられた駆動カムと、該駆動カムの外周に相対回転自在に設けられたリンク部材と、前記駆動軸の外周に揺動自在に設けられ、機関弁を開閉作動させる揺動カムと、一端部が第1ピンを介して前記リンク部材に回転自在に連結され、他端部が前記揺動カムに第2ピンを介して相対回転自在に設けられたリンクロッドと、前記駆動軸の外周に挿通孔を介して相対回動可能に設けられ、前記第1ピンを前記駆動軸の径方向に沿って移動案内するガイド孔を有する制御部材と、機関運転状態に応じて前記制御部材の回動姿勢を制御して前記揺動カムによる前記機関弁の少なくとも作動角を可変にする制御機構と、を備えたことを特徴としている。
本願発明によれば、装置の上下方向の高さを可及的に小さくして、装置全体の小型化を図ることができる。
本発明に係る第1実施形態の可変動弁装置の要部を示す分解斜視図である。 第1実施形態における可変動弁装置の斜視図である。 図2のA−A線断面図である。 本実施形態の可変動弁装置の一部を示す分解斜視図である。 本実施形態の最小リフト、最小作動角制御時の作用説明図であって、A吸気弁の開弁状態、Bは閉弁状態を示している。 本実施形態の最大リフト、最大作動角制御時の作用説明図であって、A吸気弁の開弁状態、Bは閉弁状態を示している。本実施形態の作用説明図である。 本発明の実施形態における吸気弁のバルブタイミングと作動角の特性図である。 第2実施形態の可変動弁装置における最小リフト、最小作動角制御時の作用説明図であって、A吸気弁の開弁状態、Bは閉弁状態を示している。 本実施形態の可変動弁装置における最大リフト、最大作動角制御時の作用説明図であって、A吸気弁の開弁状態、Bは閉弁状態を示している。
以下、本発明に係る内燃機関の可変動弁装置の実施形態を図面に基づいて詳述する。この実施形態では、可変動弁装置を直列4気筒内燃機関の吸気弁側に適用したものを示しているが、排気弁側に適用することも可能である。
〔第1実施形態〕
前記可変動弁装置は、図1〜図3に示すように、シリンダヘッドに図外のバルブガイドを介して摺動自在に設けられて、吸気ポートを開閉する一気筒当たり2つの機関弁である吸気弁1,1と、機関前後方向に沿って配置された内部中空状の駆動軸2と、前記各吸気弁1,1の上端部に配設された各スイングアーム3,3を介して各吸気弁1,1を開閉作動させる一対の揺動カム4,4と、前記駆動軸2の後述する駆動カム5と揺動カム4,4との間を連係し、前記駆動カム5の回転力を揺動運動に変換して揺動カム4,4に伝達する伝達機構6と、該伝達機構6の姿勢を可変にして各吸気弁1,1のバルブリフト量と作動角を機関運転状態に応じて可変制御する制御機構7と、を備えている。なお、前記作動角とは、吸気弁1,1が開弁されている期間をいう。
前記吸気弁1,1は、シリンダヘッドの上端部内に収容されたほぼ円筒状のボアの底部とバルブステム上端部のスプリングリテーナ1a、1aとの間に弾装されたバルブスプリング8、8によって吸気ポートの各開口端を閉塞する方向に付勢されている。
前記駆動軸2は、シリンダヘッドの上部に設けられた複数の軸受部によって回転自在に軸支されていると共に、一端部に設けられたスプロケットに巻回されたタイミングチェーンを介してクランクシャフトから回転力が伝達されて、図3の時計方向(矢印方向)に回転するようになっている。また、この駆動軸2の外周には、気筒毎に前記駆動カム5がそれぞれ設けられている。
前記駆動カム5は、ほぼ円盤状に形成されたカム本体5aと、該カム本体5aの外側部に一体に設けられた筒状のボス部5bと、からなり、このボス部5bに径方向に穿設されたピン孔5cに挿通する固定用ピン9を介して前記駆動軸2に固定されている。また、この駆動カム5は、前記揺動カム4,4の一端側に配置されていると共に、前記ボス部5bがカム本体5aを挟んで揺動カム4,4と反対側に配置されている。前記カム本体5aは、外周面が偏心円のカムプロフィールに形成されて、軸心Yが駆動軸2の軸心Xから径方向へ所定量だけオフセットしている。
前記各スイングアーム3は、図2及び図3に示すように、一端部3aの凹状下面が前記各吸気弁1のステムエンドに当接していると共に、他端部3bの球面状下面がシリンダヘッドに有する図外の保持穴内に保持された油圧ラッシアジャスタ10の球面状の頭部に当接支持されて、この油圧ラッシアジャスタ10の先端頭部を枢支点として揺動するようになっている。また、各スイングアーム3は、中空状のほぼ中央位置に各揺動カム4が当接するローラ3cが回転自在に支持されている。
前記各揺動カム4は、図1及び図3に示すように、同一形状のほぼ雨滴状を呈し、基端部側に前記駆動軸2の外周面に相対回転自在に嵌挿される円筒状のカムシャフト4aが一体に形成されて、該カムシャフト4aを介して前記駆動軸2の軸心Xを中心として揺動自在に支持されている。また、各揺動カム4は、基端部と先端側のカムノーズ部4bとの間の下面には、カム面4cがそれぞれ形成されている。このカム面4cは、基端部側のベースサークル面と、該ベースサークル面からカムノーズ部4b側に円弧状に延びるランプ面と、該ランプ面からカムノーズ部4bの先端側に有する最大リフトの頂面に連なるリフト面とが形成されており、該ベースサークル面とランプ面、リフト面及び頂面とが、揺動カム4の揺動位置に応じて各スイングアーム3のローラ3cの外周面の変位した位置に当接するようになっている。
また、この各揺動カム4は、それぞれのカム面4cがリフト面側に移動して吸気弁1,1を開作動させる揺動方向が前記駆動軸2の回転方向(矢印方向)と同一に設定されている。したがって、前記駆動軸2と各揺動カム4との間の摩擦係数によって、各揺動カム4がリフトする方向に連れ回りトルクが発生する。このため、各揺動カム4の駆動効率が向上する。
さらに、前記駆動カム5側の第1揺動カム4は、図1及び図3にも示すように、前記カムシャフト4aを挟んだカムノーズ部4bと反対側の位置に連結部4dが一体に突設されており、この連結部4dには、後述するリンクロッド12の他端部に設けられた第2ピン15が挿通される第2挿通孔であるピン孔4eが両側面方向へ貫通形成されている。
なお、前記各ローラ3cは、各スイングアーム3の上面から突出した状態に配置されていることから、作動中において各スイングアーム3と各揺動カム4の連結部4dやリンクロッド12の他端部17bとの干渉が抑制される。
前記伝達機構6は、図1〜図3に示すように、前記駆動カム5とリンクロッド12とを連係するリンク部材であるリンクアーム11と、該リンクアーム11を介して前記駆動カム5と前記第1揺動カム4とを連係する前記リンクロッド12と、前記リンクアーム11とリンクロッド12との間に配置されて、リンクロッド12の回動姿勢を変化させる制御部材である制御リンク13と、から構成され、これらによって多節リンク機構として形成されている。
前記リンクアーム11は、比較的大径な円環部11aと、該円環部11aの外周面所定位置に突設された前記突出端11bと、によって瓢箪状に形成され、前記円環部11aの中央位置には、前記駆動カム5の外周面を回転自在に嵌合支持する嵌合孔11cが形成されている。一方、前記突出端11bの中央には、リンクロッド12の後述する第1ピン14が回転自在に挿入配置される第1挿通孔であるピン孔11dが貫通形成されている。
前記リンクロッド12は、細長い直線状に形成されて、拡幅状の一端部12aのリンクアーム11側の一側面に前記ピン孔11dに回転自在に挿入保持される前記第1ピン14が突設されている一方、狭幅状の他端部12bの前記揺動カム4側の他側面には、前記ピン孔4eに回転自在に挿入保持される第2ピン15が突設されている。前記第1ピン14は、外径が第2ピン15の外径よりも大きく形成されて十分な強度が確保されている。
前記制御リンク13は、後述する制御機構7の一部としても構成され、図1及び図3にも示すように、全体がプレート状に形成されて、前記リンクアーム11とリンクロッド12との間に挟持状態に配置されており、前記駆動軸2に回転自在に支持された一端部側の円弧プレート状の基部13aと、該基部13aの上端部に一体に設けられた延出部である細長いガイド部13bと、前記基部13aの端部側から前記ガイド部13bの幅方向の中央位置に長手方向に沿って形成されたガイド孔13cと、を有している。
前記基部13aは、下部に前記駆動軸2の外周面に対して回転自在に嵌合する支持孔13dが貫通形成されていると共に、一側面には平歯車状の第1歯車部16が形成されている。この第1歯車部16は、円弧状に形成され、その円弧の角度範囲は約75°程度に設定されていると共に、後述する制御機構7の歯車構成部材18の第2歯車部21と噛み合って回転力が伝達されることにより、制御リンク13全体の回動姿勢が駆動軸2を中心に変更されるようになっている。
前記ガイド部13bは、前記基部13aの上端から均一な所定幅の長板状に形成され、先端面13fが他の部材との干渉を未然に回避するために円弧面状に形成されている。前記ガイド孔13cは、ガイド部13bの長手方向に沿って直線長孔状に形成され、その幅長さWが前記第1ピン14の外径よりも僅かに大きく形成されて、挿通された前記1ピン14を摺動案内するようになっている。
前記制御機構7は、図1〜図3に示すように、駆動軸2のほぼ側方位置に平行に配置された内部中空状の制御軸17と、該制御軸17の外周面に気筒毎にボルト20によって固定された歯車構成部材18と、前記制御軸17の軸方向一端部に設けられて、該制御軸17を回転駆動するアクチュエータ19と、を備えている。
前記制御軸17は、機関の前後方向に沿って配設され、外周面の各気筒に対応する位置に前記各ボルト20の軸部20bの雄ねじが螺着される4つのボルト孔17aが直径方向に沿って貫通形成されていると共に、該各ボルト孔17aの外側開口縁に前記ボルト20の頭部20aが着座する円形状の着座面17bが形成されている。
前記歯車構成部材18は、気筒毎に4つ設けられていると共に、それぞれがほぼ扇状に形成されて、要部である基部の中央位置に前記制御軸17が挿通する挿通孔18aが貫通形成されていると共に、基部の外周部の内部には前記ボルト20の軸部20bが挿通されるボルト挿通孔18bが径方向に沿って形成されている。また、前記制御リンク13側の外周面、つまり前記ボルト挿通孔18bと反対側の先端外周部位置には、該制御リンク13の第1歯車部16と噛み合う平歯車状の第2歯車部21が一体に形成されている。この第2歯車部21は、第1歯車部16と同じく全体が円弧状に形成されて、その円弧角度範囲が約75°に設定されている。
そして、前記機関の4サイクルに応じて気筒毎に前記各歯車構成部材18の第2歯車部21に対する前記制御リンク13の第1歯車部16の噛み合い位置が異なるように形成されている。
前記アクチュエータ19は、図2に示すように、シリンダヘッドの後端部に固定された電動モータ22と、該電動モータ22の回転駆動力を前記制御軸17に伝達する減速機であるボール螺子機構23と、から構成されている。
前記電動モータ22は、比例型のDCモータであって、前記ボール螺子機構23の軸方向端部に連結されていると共に、コネクタ22aを介して接続されたコントロールユニット24からの制御信号によって駆動するようになっている。
前記ボール螺子機構23は、図2及び図4に示すように、前記電動モータ22の出力軸に軸方向から連結された螺子軸23aと、該螺子軸23aの外周に螺合して螺子軸23aの回転に伴い軸方向へ移動可能なボールナット23bと、該ボールナット23bの直線運動を回転運動に変換して前記制御軸17に伝達する左右一対の連結リンク23cと、から主として構成されている。
前記螺子軸23aは、外周面全体に雄ねじ部が形成されて、電動モータ22側の基端部と先端部が図外のハウジングに2つのベアリングを介して回転自在に支持されている。前記ボールナット23bは、円筒状に形成され、内周面に前記螺子軸23aの雄ねじ部に螺合する雌ねじ部が形成されていると共に、両側部に前記各連結リンク23cの一端部が連結ピン23dによって回転自在に連結されている。前記各連結リンク23cは、各他端部が図4に示すほぼL字形状の連結部材27を介して制御軸17の一端部に連結されている。
前記連結部材27は、基端部27aに形成された2つのボルト挿通孔27cを介して2つのボルト28によって前記制御軸17の一端部に一体に有する矩形ブラケット17aに固定されている。また基端部27aの上端から突設された突出端27bに形成された支持孔27dを介して前記各連結リンク23cの各他端部が連結ピンを回転自在に連結されている。
前記コントロールユニット24は、機関回転数を検出するクランク角センサや、吸入空気量を検出するエアーフローメータ、機関の水温を検出する水温センサ及び制御軸17の回転位置を検出するポテンショメータ25(図4参照)等の各種のセンサからの検出信号をフィードバックして現在の機関運転状態を演算などにより検出して、前記電動モータ22に制御信号を出力している。
そして、前記アクチュエータ19は、コントロールユニット24から出力された制御パルス信号によって前記電動モータ22及びボール螺子機構23を介して前記制御軸17を正逆回転制御し、この回転位置に応じて前記伝達機構6及び制御機構7を介して前記吸気弁1,1のバルブリフト量(作動角)を微小リフトから最大リフトまで制御するようになっている。
なお、前記制御軸17は、図2及び図4に示すように、一端部側に設けられた扇状のストッパ部29と図外のハウジングの内部に設けられたストッパ溝とによって最大回転位置、つまり、正転位置と逆転位置が規制されるようになっている。
〔可変動弁装置の作動〕
以下、前記本実施形態の可変動弁装置の作動を、図5A、B及び図6A、Bに基づいて説明する。
例えば、機関のアイドリング運転時などの低回転域低負荷(無負荷)では、コントロールユニット24からの制御信号によって電動モータ22が回転駆動し、この回転トルクによってボール螺子機構23を介して制御軸17が、例えば図5に示すように時計方向(矢印)の所定の位置に回転駆動される。したがって、歯車構成部材18も同方向に回転して、予め噛み合っている第2歯車部21が第1歯車部16を介して制御リンク13の回動姿勢を、駆動軸2を中心として前記ガイド部13bが駆動軸2のほぼ上方向となる位置に回動させる。これにより、前記第1揺動カム4は、図5A,Bに示すように、連結部4dがリンクロッド12を介して上方へ持ち上げられて、両揺動カム4が時計方向へ回動してスウィングアーム3のローラ3cの当接位置がカム面4cのベースサークル部側寄りになる。
したがって、前記駆動軸2の回転に伴い駆動カム5が回転すると、リンクロッド12の第1ピン14がガイド部13bのガイド孔13cに沿って上下に摺動しつつリンクロッド12を屈伸運動させ、これによって、前記揺動カム4,4が各スウィングアーム3を介して各吸気弁1,1を開閉作動する。つまり、リンクロッド12が、第1ピン14を介してリンクアーム11によって上方へ伸長すると、各揺動カム4,4は、駆動軸2を支点として第2ピン15を介して連結部4d側(ベースサークル部側)が上方に引っ張られて、カム面4cのリフト面が前記ローラ3eに当接して吸気弁1,1を開弁作動させる(図5A参照)。一方、前記リンクロッド12が、第2ピン15を支点として第1ピン14を介して下方へ屈曲すると、各揺動カム4,4は、駆動軸2を支点として連結部4d側が下方に押圧されてカム面4cのベースサークル部がローラ3eに当接して吸気弁1,1を閉弁作動させる(図5B参照)。
そして、前述のように、前記両揺動カム4,4の各ローラ3c、3cに対する当接位置がカム面4cのベースサークル部側寄りになっていることから、各吸気弁1のバルブリフト量及び作動角が、図7の実線で示すように十分小さくなり、微小リフト・作動角になる。
このように、機関の低回転無負荷(軽負荷)領域では、各吸気弁1のバルブリフト量と作動角が十分に小さくなり、これによって、各吸気弁1の開時期が遅くなり、排気弁とのバルブオーバーラップがなくなる。このため、燃焼改善などによって、燃費の向上と機関の安定した回転が得られる。
次に、機関運転状態が低中回転中負荷領域に移行すると、コントロールユニット24からの制御信号によって電動モータ22を介して制御軸17が、図5A,Bに示す位置から所定量だけ反時計方向へ回転して、歯車構成部材18も同方向に回転して第1、第2歯車部16,21を介して制御リンク13を時計方向へ所定量だけ回動させる。
このため、制御リンク13は、回動姿勢が駆動軸2を中心として図5A,Bに示す位置よりも僅かに右方向へ傾いてリンクアーム11などの伝達機構6全体が駆動軸2を中心に時計方向へ回動し、これによって、各揺動カム4,4も相対的に時計方向(リフト方向)へ回動する。
したがって、開弁時のピークリフトになると、揺動カム4のリフトがスイングアーム3のニードルローラ3cに伝達されてバルブリフトするが、そのリフト量及び作動角が、図7の破線で示すように、増加して中間リフト、中間作動角になる。
よって、かかる機関の低中回転中負荷の領域では、各吸気弁1のバルブリフト量および作動角が大きくなり、燃費とトルクの向上が図れる。
さらに、例えば、機関高回転高負荷領域に移行した場合は、コントロールユニット24からの制御信号によって電動モータ22がボール螺子機構23を介して制御軸17をさらに反時計方向へ回転させると、図6A,Bに示すように、歯車構成部材18も同じ方向へ回動して、第1、第2歯車部16,21を介して制御リンク13を、駆動軸2を中心にさらに時計方向へ最大に回動させる。
このため、制御リンク13は、回動姿勢が図6に示すように、駆動軸2を中心に最大右方向へ傾いてリンクアーム11などの伝達機構6全体が駆動軸2を中心に時計方向へ回動し、これによって、各揺動カム4,4も相対的に時計方向(リフト方向)へ回動する。これによって、各揺動カム4,4も相対的にさらに時計方向(リフト方向)へ回動する。
したがって、開弁時のピークリフトになると、各揺動カム4のリフトがスイングアーム3のローラ3cに伝達されて各吸気弁1バルブリフトするが、そのリフト量及び作動角は、図7の一点破線に示すように、さらに増加して最大リフト、最大作動角になる。
よって、かかる運転領域では、各吸気弁1のバルブリフト量及び作動角が最大になり、排気弁とのバルブオーバーラップが増加すると共に、閉時期が十分に遅くなる。この結果、吸気充填効率が向上して十分な出力が確保できる。
以上のように、本実施形態では、制御軸17回転力を、気筒毎に設けられた従来のようなロッカアームを用いることなく、制御機構7の歯車構成部材18の第2歯車部21と制御リンク13の第1歯車部16を利用して伝達機構6及び各揺動カム4に伝達させるようにしたことから、前記制御軸17の全体の高さを伝達機構6や駆動軸2の上方位置に配置することなく、駆動軸2の側方位置に配置することができる。
この結果、装置の上下方向の高さを可及的に小さくすることができ、小型化を図ることができる。この結果、エンジンルーム内でのレイアウトの自由度が向上して、機関の搭載性を向上させることができる。
また、前述のように、前記制御軸17の回転力を、カムなどによる摺接転動によって行うのではなく、歯車構成部材18と制御リンク16の第1、第2歯車部16,21の噛み合いを利用して各揺動カム4などに伝達するため、確実な伝達性が得られて伝達効率の向上が図れる。これによって、各吸気弁1のバルブリフト量を作動角の制御応答性が良好になる。また、摩耗の発生も抑制できるので、耐久性の向上も図れる。
さらに、伝達機構の一部として従来のようなロッカアームを用いることがなく、歯車部16,21を用いたことから、構造の簡素化が図れ、製造作業能率とコストの向上が図れる。
また、前記リンクロッド12や制御リンク16は、幅寸法の小さな板状の部材によって形成されていることから、装置の軸方向の長さも短くすることが可能になり、前記高さ方向の短尺化と相俟って装置全体のコンパクト化を促進できる。
〔第2実施形態〕
図8及び図9は第2実施形態を示し、制御機構7の制御軸17の外周に設けられた歯車構成部材18を、扇状ではなく一般的な円環状の平歯車に形成したものであって、この外周面に第2歯車21が形成されている。
この円環状の歯車構成部材18は、中央に前記制御軸17に圧入させる圧入用孔18aが貫通形成されている。
そして、この第2実施形態の可変動弁装置も第1実施形態と同じ作動となり、機関のアイドリング運転時などの低回転無負荷、低負荷時には、図8A,Bに示すように、制御軸17の時計方向の回転に伴って歯車構成部材18も同方向に回転して、両歯車部16,21を介して制御リンク13を上方に回動させて、各吸気弁1のバルブリフト量と作動角を図7の実線に示すように、小バルブリフト、小作動角に制御する。
一方、例えば機関高回転高負荷時には、図9A,Bに示すように、制御軸17の反時計方向の回転に伴って歯車構成部材18も同方向に回転して、各歯車部16,21を介して制御リンク13を、駆動軸2を中心に図中右下方へ傾動させて、各吸気弁1のバルブリフト量と作動角を図7の一点鎖線に示すように、大バルブリフト、大作動角に制御する。
なお、図8A、図9Aは各吸気弁1の開弁時、図8B、図9Bは各吸気弁1の閉弁時を示している。
このように、本実施形態では、歯車構成部材18を一般的な円環状に形成したことによって、製造作業が容易になると共に、制御軸17に対して圧入固定するだけであるから、部品点数の削減が図れ、この点でも製造作業が容易になると共に組み付け作業も容易になる。
また、前記歯車構成部材18が円環状に形成されることによって、制御軸17を伝達機構6側へ十分に近づけることができるので、装置の幅長さも小さくできる。このため、装置の高さを低くできることと相俟って装置全体の小型化をさらに促進できる。
他は第1実施形態と同じ構成であるから、第1実施形態と同様な作用効果が得られる。
本発明は、前記各実施形態の構成に限定されるものはなく、例えば、前記制御リンク13の第1歯車部16と歯車構成部材18の第2歯車部21を、ウオーム歯車機構によって形成することも可能である。
また、前記アクチュエータ19を、さらにコンパクトに形成して気筒毎にそれぞれ設けることも可能である。また、電動に限定させるものではなく油圧モータなどの油圧アクチュエータによって構成することも可能である。
1…吸気弁(機関弁)
2…駆動軸
3…スウィングアーム
4…揺動カム
5…駆動カム
6…伝達機構
7…制御機構
8…バルブスプリング
11…リンクアーム(リンク部材)
12…リンクロッド
12a…一端部
12b…他端部
13…制御リンク(制御部材)
13a…基部(一端部)
13b…ガイド部(延出部)
13c…ガイド孔
14…第1ピン
15…第2ピン
16…第1歯車部
17…制御軸
18…歯車構成部材
19…アクチュエータ
21…第2歯車部
22…電動モータ
23…ボール螺子機構(減速機構)
24…コントロールユニット

Claims (10)

  1. クランクシャフトから回転力が伝達される駆動軸と、
    該駆動軸の外周に設けられ、該駆動軸の軸心に対して偏心して設けられた駆動カムと、
    該駆動カムの外周に相対回転自在に設けられたリンク部材と、
    前記駆動軸の外周に揺動自在に設けられ、機関弁を開閉作動させる揺動カムと、
    一端部が第1ピンを介して前記リンク部材に回転自在に連結され、他端部が前記揺動カムに第2ピンを介して相対回転自在に設けられたリンクロッドと、
    前記駆動軸の外周に挿通孔を介して相対回動可能に設けられ、前記第1ピンを前記駆動軸の径方向に沿って移動案内するガイド孔を有する制御部材と、
    機関運転状態に応じて前記制御部材の回動姿勢を制御して前記揺動カムによる前記機関弁の少なくとも作動角を可変にする制御機構と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  2. クランクシャフトから回転力が伝達される駆動軸と、
    該駆動軸の外周に設けられ、該駆動軸の軸心に対して偏心して設けられた駆動カムと、
    該駆動カムの外周に相対回転自在に設けられていると共に、前記駆動軸の軸心に対して偏倚して設けられた第1挿通孔を有するリンク部材と、
    前記駆動軸の外周に揺動自在に設けられていると共に、前記駆動軸の軸心に対して偏倚して設けられた第2挿通孔を有し、機関弁を開閉作動させる揺動カムと、
    一端部に前記第1挿通孔に挿通する第1ピンを有し、他端部に前記第2挿通孔に挿通する第2ピンを有するリンクロッドと、
    前記駆動軸の外周に挿通孔を介して相対回動可能に設けられ、前記第1ピンを前記駆動軸の径方向に沿って移動案内するガイド孔を有する制御部材と、
    前記制御部材の回動姿勢を制御する制御機構と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  3. 請求項1または2に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
    前記制御部材は、前記挿通孔が形成された一端部から前記駆動軸の径方向に沿って延出形成された延出部を有すると共に、前記ガイド孔が前記延出部に沿って長孔状に形成されていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  4. 請求項3に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
    前記制御部材は、前記一端部が前記駆動軸の回転軸方向において前記駆動リンクと前記揺動カムとの間に挟持状態に配置されていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  5. 請求項1または2に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
    前記制御機構は、前記制御部材の外側面に形成された円弧状の第1歯車部と、該第1歯車部と噛み合う第2歯車部と、該第2歯車部を回転駆動するアクチュエータと、を有することを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  6. 請求項5に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
    前記第1歯車部は、前記制御部材の一端部側の外側面に一体に形成されていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  7. 請求項5に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
    前記第2歯車部は、前記アクチュエータによって回転駆動する制御軸の外周に固定された歯車構成部材の外面に形成されていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  8. 請求項7に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
    前記歯車構成部材は、扇状に形成されて、要部が前記制御軸にボルト固定されていると共に、円弧状の先端外面に前記第2歯車が形成されていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  9. 請求項7に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
    前記歯車構成部材は、円環状または円筒状に形成されて、内部中央に貫通形成された圧入用孔を介して前記制御軸の外周に圧入固定されていると共に、外周面に前記第2歯車部が形成されていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  10. 請求項5に記載の内燃機関の可変動弁装置において、
    前記制御機構のアクチュエータは、機関の気筒毎に複数設けられていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019041943A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 株式会社ソフイア 遊技機
JP2019041942A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 株式会社ソフイア 遊技機
JP2019041944A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 株式会社ソフイア 遊技機

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