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JP2017161368A - 検知装置 - Google Patents

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JP2017161368A
JP2017161368A JP2016046293A JP2016046293A JP2017161368A JP 2017161368 A JP2017161368 A JP 2017161368A JP 2016046293 A JP2016046293 A JP 2016046293A JP 2016046293 A JP2016046293 A JP 2016046293A JP 2017161368 A JP2017161368 A JP 2017161368A
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浩気 亀井
Hiroki Kamei
浩気 亀井
健一 入江
Kenichi Irie
健一 入江
聡 杉野
Satoshi Sugino
聡 杉野
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Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
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Abstract

【課題】検知対象の接近、離脱、通過などの状態を判定でき、かつ小型の検知装置を提供する。【解決手段】検知装置1において、侵入判定部132は、第1センサ11と検知領域100の外縁101に到達した検知対象との間の距離L1、および第2センサ12と検知領域100の外縁101に到達した検知対象との間の距離L2を外縁データに照合することで、検知領域100に対する検知対象の侵入位置を判定する。追跡部133は、検知対象が侵入位置から移動して検知領域100内に存在する場合、第1センサ信号および第2センサ信号に基づいて移動平面300上における検知対象の位置を検出する。認識部134は、侵入位置、および追跡部133が検出した検知対象の位置に基づいて、検知対象の状態を判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、検知装置に関する。
従来、出入口付近の領域における物体(検知対象)を検知する検知装置がある(例えば、特許文献1参照)。この検知装置は、出入口に近接するように取り付けられた複数のトランスデューサ(センサ)と、プロセッサとを含む。この検知装置では、少なくとも一つのトランスデューサが、出入口付近の領域に信号を繰り返し送信するように配置されている。さらにこの検知装置では、少なくとも2つのトランスデューサが戻り信号を繰り返し受信するように配置されている。
プロセッサは、信号の送信とそれに対応する戻り信号の受信との間の時間から算出された一つもしくは複数の測定された距離に基づく物体の位置を測定する。また、プロセッサは、信号の送信と戻り信号の受信におけるドップラーシフトに基づいた物体の動きを測定することもできる。この結果、プロセッサは、出入口付近の領域における物体の接近、離脱、通過を検出することができる。
特許第5396469号公報
上述の特許文献1の検知装置は、複数のセンサを互いに離して設置しており、設置スペースが必要であった。
そこで、従来、検知対象の接近、離脱、通過などの状態を判定でき、かつ小型の検知装置が求められていた。
本発明の目的は、検知対象の接近、離脱、通過などの状態を判定でき、かつ小型の検知装置を提供することにある。
本発明の一態様に係る検知装置は、第1センサと、第2センサと、判定部と、出力部とを備える。前記第1センサは、第1電波を送信し、前記第1電波が検知対象で反射した第1反射波を受信して、前記検知対象までの距離に対応した第1センサ信号を出力する。前記第2センサは、第2電波を送信し、第2電波が前記検知対象で反射した第2反射波を受信して、前記検知対象までの距離に対応した第2センサ信号を出力する。前記判定部は、前記第1センサ信号および前記第2センサ信号に基づいて前記検知対象の状態を判定する。前記出力部は、前記判定部の判定結果に基づく信号を出力する。前記検知対象が移動する移動平面上において検知領域が設定されている。前記検知領域の前記検知対象に対する前記第1センサの検出感度は、一定レベル以上となり、前記第1センサと前記検知領域の外縁との間の距離である第1外縁距離は、前記第1センサから見た方向に応じて変化している。前記検知領域の前記検知対象に対する前記第2センサの検出感度は、一定レベル以上となり、前記第2センサと前記検知領域の外縁との間の距離である第2外縁距離は、前記第2センサから見た方向に応じて変化している。前記判定部は、データ記憶部と、測距部と、侵入判定部と、追跡部と、認識部とを有する。前記データ記憶部は、外縁データを記憶する。前記外縁データは、前記第1外縁距離と前記検知領域の外縁上の位置との対応関係、および前記第2外縁距離と前記検知領域の外縁上の位置との対応関係を示す。前記測距部は、前記第1センサ信号に基づいて前記第1センサから前記検知対象までの距離を求め、前記第2センサ信号に基づいて前記第2センサから前記検知対象までの距離を求める。前記侵入判定部は、信号強度が閾値以上である前記第1反射波および前記第2反射波を受信して、前記検知対象が前記検知領域の外部から前記検知領域の外縁に到達したと判定する。この場合、前記侵入判定部は、前記第1センサと前記検知領域の外縁に到達した前記検知対象との間の距離、および前記第2センサと前記検知領域の外縁に到達した検知対象との間の距離を外縁データに照合することで、前記検知領域に対する検知対象の侵入位置を判定する。前記追跡部は、前記検知対象が前記侵入位置から移動して前記検知領域内に存在する場合、前記第1センサ信号および前記第2センサ信号に基づいて前記移動平面上における前記検知対象の位置を検出する。前記認識部は、前記侵入位置、および前記追跡部が検出した前記検知対象の位置に基づいて、前記検知対象の状態を判定する。
以上説明したように、本発明では、検知対象の接近、離脱、通過などの状態を判定でき、かつ小型の検知装置を提供することができるという効果がある。
図1は、実施形態における検知装置の構成を示すブロック図である。 図2は、同上の検知装置のセンサと人体との位置関係を示す概略図である。 図3は、同上の検知装置の設置空間を上方から見た場合に、第1センサの検知領域を示す平面図である。 図4は、同上の検知装置の設置空間を上方から見た場合に、第2センサの検知領域を示す平面図である。 図5は、同上の検知装置の外縁データを説明する説明図である。 図6は、同上の検知装置のマップデータを説明する説明図である。 図7は、同上の検知装置が用いるFMCW方式の説明図である。 図8は、同上の検知装置の動作を示すフローチャートである。 図9は、同上の検知装置の測距部による測距処理を説明する説明図である。 図10Aは、同上の変形例1の検知装置のセンサを示すブロック図である。図10Bは、同上の変形例2の検知装置のセンサを示すブロック図である。
本発明は、検知装置に関する。より詳細には、本発明は、電波式のセンサを用いた検知装置に関する。
本実施形態の検知装置1のブロック図を図1に示す。検知装置1は、第1センサ11と、第2センサ12と、信号処理部13とを備える。検知装置1は、設備機器2と組み合わせて用いられる。検知装置1に組み合される設備機器2として、自動ドア、照明装置、監視カメラ、デジタルサイネージ(Digital Signage)、自動販売機、エレベータなどが挙げられる。なお、検知装置1に組み合される設備機器2の種類は限定されない。
第1センサ11は、第1電波を送信し、検知対象で反射された第1電波(第1反射波)を受信して、検知対象までの距離に対応した第1センサ信号を出力する電波式のセンサである。
また、第2センサ12は、第2電波を送信し、検知対象で反射された第2電波(第2反射波)を受信して、検知対象までの距離に対応した第2センサ信号を出力する電波式のセンサである。
なお、本実施形態では、検知対象として人体200を例示する。
人体200は、図2に示すように、床面400(地面を含む)の上を移動している。そして、床面400の上方に設置された第1センサ11および第2センサ12が第1電波および第2電波をそれぞれ送信する。人体200が移動する二次元空間を移動平面300と呼ぶ。移動平面300は、床面400に沿って設定されてもよいし、床面400から上方に所定距離離れて仮想的に設定されてもよい。
図3は、検知装置1の設置空間を上方から見た平面図(設置空間の平面視)であり、移動平面300において、第1センサ11の検知領域110が設定されている。検知領域110は、人体200に対する第1センサ11の感度(検知感度)が一定の第1レベル以上となる領域である。本実施形態において、第1センサ11は、送信する第1電波の信号強度(送信強度)が送信方向に応じて変化するように構成されており、送信強度の強弱によって送信方向に応じた検知感度が設定される。
検知領域110は、基準線501を径方向とする半円形状に形成されている。図3において、基準線501に沿った左方向を角度θ1=0°とする。そして、第1センサ11の検知方向が時計回りに回転するに従って角度θ1は増加する。第1センサ11の検知方向が基準線501に沿った右方向となった場合、角度θ1=180°となる。検知領域110は、半円弧状の外縁111を有しており、図5に示すように、第1センサ11から外縁111までの距離である第1外縁距離L10は、角度θ1が増加するにつれて連続的に増加する。すなわち、外縁111上の一点から第1センサ11までの距離が決まれば、この距離に対応する角度θ1(外縁111上の位置)が一義的に決まる。
図4は、検知装置1の設置空間を上方から見た平面図(設置空間の平面視)であり、移動平面300において、第2センサ12の検知領域120が設定されている。検知領域120は、人体200に対する第2センサ12の感度(検知感度)が一定の第2レベル以上となる領域である。本実施形態において、第2センサ12は、送信する第2電波の信号強度(送信強度)が送信方向に応じて変化するように構成されており、送信強度の強弱によって送信方向に応じた検知感度が設定される。
検知領域120は、基準線502を径方向とする半円形状に形成されている。図4において、基準線502に沿った左方向を角度θ2=0°とする。そして、第2センサ12の検知方向が時計回りに回転するに従って角度θ2は増加する。第2センサ12の検知方向が基準線502に沿った右方向となった場合、角度θ2=180°となる。検知領域120は、半円弧状の外縁121を有しており、図5に示すように、第2センサ12から外縁121までの距離である第2外縁距離L20は、角度θ2が増加するにつれて連続的に減少する。すなわち、外縁121上の一点から第2センサ12までの距離が決まれば、この距離に対応する角度θ2(外縁121上の位置)が一義的に決まる。
なお、第1外縁距離L10は、移動平面300上の距離ではなく、3次元空間内における第1センサ11から外縁111までの距離である。また、第2外縁距離L20は、移動平面300上の距離ではなく、3次元空間内における第2センサ12から外縁121までの距離である。
上述の検知領域110および検知領域120は、互いに合同である。そして、第1センサ11および第2センサ12は、検知領域110および検知領域120が重なり合うように(一致するように)配置される。図6は、検知領域110および検知領域120が重なり合った検知領域100を示す。検知領域100は、基準線500(基準線501および基準線502が重なり合った線)を径方向とする半円形状に形成されており、径方向の中心を目標点P1とする。そして、検知装置1の設置空間の平面視(移動平面300の平面視)において、第1センサ11および第2センサ12は、目標点P1を挟んで基準線500上に並んで位置する。第1センサ11および第2センサ12の間の距離はL0(センサ間距離L0)であり、目標点P1は、第1センサ11と第2センサ12とを結ぶ直線上の中点となる。また、検知領域100は、半円弧状の外縁101(外縁111および外縁121が重なり合った線)を有している。
たとえば、人体200が検知領域100の外部から検知領域100の外縁101上に到達したとする。この場合、検知装置1は、第1センサ11から人体200までの距離L1(≒L10)が判れば、この人体200までの距離に対応する角度θ1を特定することができる。さらに、検知装置1は、第2センサ12から人体200までの距離L2(≒L20)が判れば、この人体200までの距離に対応する角度θ2を特定することができる。
すなわち、検知装置1は、検知領域100の外縁101上に人体200が到達した場合、この人体200までの距離L1,L2に対応する角度θ1,θ2に基づいて、人体200が到達した外縁101上の位置を特定することができる。以降、検知領域100の外部から外縁101上に到達した人体200の位置を侵入位置と呼ぶ。
そして、検知装置1は、人体200の侵入位置を起点とし、第1センサ11が検出した人体200までの距離変化および第2センサ12が検出した人体200までの距離変化に基づいて、検知領域100内における人体200の移動軌跡をさらに求める。この結果、検知装置1は、目標点P1に対する人体200の接近および離隔、さらには検知領域100内における人体200の横切りなどの人体200の状態を判別することができる。
以下、検知装置1の構成、および動作について詳述する(図1参照)。
第1センサ11は、第1送信アンテナ11a、第1受信アンテナ11b、第1通信部11cを備える。
第1通信部11cは、第1送信アンテナ11aを介して第1電波を送信する。第1通信部11cは、第1送信アンテナ11aが送信する第1電波の周波数、送信タイミング等を制御する。第1送信アンテナ11aが送信する第1電波は、10GHz〜30GHzの準ミリ波であることが好ましい。なお、第1送信アンテナ11aが送信する第1電波は、準ミリ波に限らず、ミリ波、マイクロ波でもよい。また、第1送信アンテナ11aが送信する第1電波の周波数の値は、特に限定するものではない。
第1送信アンテナ11aは、図3の検知領域110を形成する指向性を有しており、第1電波の送信方向によって送信強度を変えている。すなわち、第1送信アンテナ11aの指向性によって、検知領域110が形成されている。
第1受信アンテナ11bは、人体200などの物体で反射された第1反射波を受信する。第1受信アンテナ11bは、無指向性であることが好ましい。第1通信部11cは、第1反射波の受信強度が予め決められた第1検知閾値以上であれば、人体200が検知領域110内に存在すると判断して、人体200までの距離に対応した第1センサ信号を出力する。
また、第2センサ12は、第2送信アンテナ12a、第2受信アンテナ12b、第2通信部12cを備える。
第2通信部12cは、第2送信アンテナ12aを介して第2電波を送信する。第2通信部12cは、第2送信アンテナ12aが送信する第2電波の周波数、送信タイミング等を制御する。第2送信アンテナ12aが送信する第2電波は、10GHz〜30GHzの準ミリ波であることが好ましい。なお、第2送信アンテナ12aが送信する第2電波は、準ミリ波に限らず、ミリ波、マイクロ波でもよい。また、第2送信アンテナ12aが送信する第2電波の周波数の値は、特に限定するものではない。
第2送信アンテナ12aは、図4の検知領域120を形成する指向性を有しており、第2電波の送信方向によって送信強度を変えている。すなわち、第2送信アンテナ12aの指向性によって、検知領域120が形成されている。
第2受信アンテナ12bは、人体200などの物体で反射された第2反射波を受信する。第2受信アンテナ12bは、無指向性であることが好ましい。第2通信部12cは、第2反射波の受信強度が予め決められた第2検知閾値以上であれば、人体200が検知領域120内に存在すると判断して、人体200までの距離に対応した第2センサ信号を出力する。
具体的に、第1センサ11および第2センサ12は、送信する電波(第1電波または第2電波)の周波数を時間の経過に伴って変化させて人体200までの距離の情報が含まれるセンサ信号(第1センサ信号または第2センサ信号)を出力する。第1センサ11および第2センサ12は、たとえばFMCW(Frequency-Modulated Continuous-Wave)方式を用いる。図7に示すように、第1通信部11cおよび第2通信部12cは、送信する電波の周波数(送信周波数)fsを上昇させた後に下降させるスイープ処理を繰り返す。スイープ処理は、掃引周波数幅Δfa、掃引時間T1が決められている。
たとえば、第1センサ11と人体200との間の距離をL1、光速をCとすると、第1受信アンテナ11bは、T2=2L1/C後に反射波を受信する(図7)。第1反射波の周波数(受信周波数)frは、送信周波数fsと同様に、掃引周波数幅Δfa、掃引時間T1で変化する。そして、第1通信部11cが、送信周波数fsと受信周波数frとの周波数差に等しい周波数fbの第1ビート信号を生成して、第1センサ信号として出力する。第1ビート信号の周波数fbは、fb=[(Δfa・2L1)/(C・T1)]となる。故に、人体200までの距離L1は、L1=(fb・C・T1)/(2・Δfa)となる。すなわち、第1センサ信号は、距離L1の情報を含んでいる。
また、第2センサ12も上記同様にFMCW方式によって、第2センサ12と人体200との間の距離L2の情報を含む第2ビート信号を生成して、第2センサ信号として出力する。
なお、距離L1は、移動平面300上の距離ではなく、3次元空間内における第1センサ11から人体200までの距離である。また、距離L2は、移動平面300上の距離ではなく、3次元空間内における第2センサ12から人体200までの距離である。
また、第1通信部11cと第2通信部12cとは互いに信号線で電気的に接続されている。そして、第1送信アンテナ11aが送信する第1電波と第2送信アンテナ12aが送信する第2電波との干渉を抑制するために、第1通信部11cおよび第2通信部12cは、第1電波の送信期間と第2電波の送信期間とが互いに重ならないように制御する。あるいは、第1通信部11cおよび第2通信部12cは、第1電波の周波数と第2電波の周波数を互いに異なる周波数に設定してもよい。
また、第1通信部11cおよび第2通信部12cは、掃引時間T1のスイープ処理を定期的に行い、電波を送信しない休止期間をスイープ処理の間に挟んでもよい。たとえば、掃引時間T1=100nsのスイープ処理を1ms毎に1回行う。
したがって、信号処理部13は、距離L1,L2の情報に基づいて、検知領域100(検知領域110および検知領域120と同一領域)における人体200の状態を判定することができる。
信号処理部13は、第1センサ信号および第2センサ信号を信号処理する機能を有する。信号処理部13は、第1前置処理部13a、第1周波数分析部13b、第1補正部13c、第2前置処理部13d、第2周波数分析部13e、第2補正部13f、判定部13g、出力部13hを備える。
第1前置処理部13aは、第1センサ信号を増幅した後、ディジタルの第1センサ信号に変換して出力する。第2前置処理部13dは、第2センサ信号を増幅した後、ディジタルの第2センサ信号に変換して出力する。
第1周波数分析部13bは、ディジタルの第1センサ信号に離散コサイン変換(Discrete Cosine Transform:DCT)を行うことで、周波数領域の第1センサ信号に変換する。第2周波数分析部13eは、ディジタルの第2センサ信号にDCTを行うことで、周波数領域の第2センサ信号に変換する。センサ信号を周波数領域のセンサ信号に変換する直交変換は、DCTに限らず、例えば、高速フーリエ変換(Fast Fourier Transformation:FFT)でもよい。また、センサ信号を周波数領域のセンサ信号に変換する方式は、ウェーブレット変換(Wavelet Transform:WT)でもよい。
第1補正部13cは、周波数領域の第1センサ信号の規格化、平滑化、背景信号除去の各処理を行う。第2補正部13fは、周波数領域の第2センサ信号の規格化、平滑化を行う。平滑化処理は、以下の2つの平滑機能のうち、少なくとも一方を有する。第1の平滑機能は、信号強度を周波数領域(周波数軸方向)において平滑する機能である。第2の平滑機能は、信号強度を時間軸方向において平滑する機能である。
第1補正部13cは、周波数領域の第1センサ信号を、周波数帯域が互いに異なる複数の周波数ビン毎に抽出し、規格化、平滑化、および背景信号除去を行うことが好ましい。また、第2補正部13fは、周波数領域の第2センサ信号を、周波数帯域が互いに異なる複数の周波数ビン毎に抽出し、規格化、平滑化、および背景信号除去を行うことが好ましい。
第1補正部13cおよび第2補正部13fは、周波数領域(周波数軸上)において背景信号を濾波することで背景信号を除去する適応フィルタ(Adaptive filter)を用いることもできる。この種の適応フィルタとしては、DCTを用いた適応フィルタ(Adaptive filter using Discrete Cosine Transform)が好ましい。この場合、適応フィルタの適応アルゴリズムとしては、DCTのLMS(Least Mean Square)アルゴリズムを用いればよい。また、適応フィルタは、FFTを用いた適応フィルタでもよい。この場合、適応フィルタの適応アルゴリズムとしては、FFTのLMSアルゴリズムを用いればよい。
上述のように、第1周波数分析部13bが出力する第1センサ信号は、第1補正部13cによって規格化、平滑化され、さらに背景信号を除去されて、判定部13gに入力される。また、第2周波数分析部13eが出力する第2センサ信号は、第2補正部13fによって規格化、平滑化され、さらに背景信号を除去されて、判定部13gに入力される。
判定部13gは、測距部131、侵入判定部132、追跡部133、認識部134、履歴記憶部135、データ記憶部136を備えて、入力された第1センサ信号および第2センサ信号に基づいて、人体200の状態を判定する判定処理を行う。判定部13gは、人体200を検出対象とするが、雨等の他の移動体を検出対象とすることもできる。
判定部13gの判定処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。
まず、判定部13gは、人体200を検知していない非検知状態とする。第1通信部11cが第1検知閾値以上(または第1検知閾値+α1の範囲内)の受信強度を有する最初の第1反射波を受信すると、第1センサ11から第1センサ信号が出力される。測距部131は、第1センサ信号に基づいて、人体200までの距離L1を求める。なお、「第1検知閾値以上(または第1検知閾値+α1の範囲内)の受信強度を有する最初の第1反射波」は、「第1検知閾値以上(または第1検知閾値+α1の範囲内)の受信強度を有し、かつ追跡部133が後述の追跡処理の対象としていない第1反射波」を意味している。以降、「第1検知閾値以上(または第1検知閾値+α1の範囲内)の受信強度を有する最初の第1反射波」は、「最初の第1反射波」と略称する。
また、非検知状態において、第2通信部12cが第2検知閾値以上(または第2検知閾値+α2の範囲内)の受信強度を有する最初の第2反射波を受信すると、第2センサ12から第2センサ信号が出力される。測距部131は、第2センサ信号に基づいて、人体200までの距離L2を求める。なお、「第2検知閾値以上(または第2検知閾値+αの範囲内)の受信強度を有する最初の第2反射波」は、「第2検知閾値以上(または第2検知閾値+α2の範囲内)の受信強度を有し、かつ追跡部133が後述の追跡処理の対象としていない第2反射波」を意味している。以降、「第2検知閾値以上(または第2検知閾値+α2の範囲内)の受信強度を有する最初の第2反射波」は、「最初の第2反射波」と略称する。
なお、上述のα1およびα2は、同値でもよいし、互いに異なる値でもよい。
データ記憶部136は、マップデータ、外縁データなどを予め格納している。
マップデータは、図6に示すように、移動平面300において目標点P1と検知領域100との位置関係を示すデータである。
外縁データは、図5に示すように、第1センサ11を中心とする角度θ1と第1外縁距離L10との対応関係、および第2センサ12を中心とする角度θ2と第2外縁距離L20との対応関係をデータテーブルまたは数式の形態で示す。第1外縁距離L10は、第1センサ11から外縁101までの距離である。第2外縁距離L20は、第2センサ12から外縁101までの距離である。あるいは、外縁データは、外縁101上の座標と第1外縁距離L10との対応関係を示すデータ、および外縁101上の座標と第2外縁距離L20との対応関係を示すデータであってもよい。すなわち、外縁データは、第1外縁距離L10と外縁101上の位置との対応関係、および第2外縁距離L20と外縁101上の位置との対応関係を示すデータであればよい。
侵入判定部132は、第1センサ11および第2センサ12が最初の第1反射波および第2反射波を所定時間内に連続して受信したか否かを判断する(S1)。なお、最初の第1反射波および第2反射波を所定時間内に連続して受信するとは、最初の第1反射波および第2反射波を同時に受信することも含む。以降、最初の第1反射波による第1センサ信号を、最初の第1センサ信号と呼ぶ。また、最初の第2反射波による第2センサ信号を、最初の第2センサ信号と呼ぶ。上述の所定時間は、人体200の移動速度の範囲、第1センサ11と第2センサ12との間の距離(センサ間距離)L0などによって決められる。
侵入判定部132は、第1センサ11および第2センサ12が最初の第1反射波および第2反射波を所定時間内に連続して受信したと判定した場合、人体200が検知領域100の外部から検知領域100の外縁101に到達したと判定する。その後、侵入判定部132は、ステップS2の処理を行う。
侵入判定部132は、最初の第1センサ信号に基づいて測距部131が求めた人体200までの距離L1(≒L10)に基づいて、角度θ1を特定する(S2)。
また、侵入判定部132は、最初の第2センサ信号に基づいて測距部131が求めた人体200までの距離L2(≒L20)に基づいて、角度θ2を特定する(S3)。
そして、侵入判定部132は、特定した角度θ1,θ2に基づいて、人体200の侵入位置を検出(特定)する(S4)。たとえば、侵入判定部132は、第1センサ11から角度θ1方向に位置する外縁101上の点と、第2センサ12から角度θ2方向に位置する外縁101上の点との中間位置を侵入位置として検出(特定)できる(S4)。
また、第1センサ11および第2センサ12が最初の第1反射波および最初の第2反射波をそれぞれ受信するまで、侵入判定部132は、上述のステップS1の処理を繰り返す。
そして、侵入位置が特定された人体200が検知領域100内に侵入した場合、測距部131は、この人体200によって引き続き入力された第1センサ信号および第2センサ信号に基づいて人体200までの距離L1,L2を定期的に求める測距処理を行う(S5)。
測距部131による測距処理について、図9を用いて説明する。
基準線500をX軸とする。目標点P1を通るY軸を基準線500に垂直に設定する。また、X軸とY軸との交点に位置する目標点P1の座標(X,Y)を(0,0)とする。そして、測距部131が第1センサ信号によって求めた人体200までの距離をL1とする。また、測距部131が第2センサ信号によって求めた人体200までの距離をL2とする。また、L0は、第1センサ11と第2センサ12との間のセンサ間距離である。この場合、人体200が位置する座標(X1,Y1)は、以下の[数1]で求められる。
Figure 2017161368
測距部131は、測距処理において、人体200の座標(X1,Y1)の測距結果を履歴記憶部135に格納する。すなわち、履歴記憶部135は、人体200の座標(X1,Y1)の履歴(位置履歴)を記憶する。
追跡部133は、人体200の位置履歴に基づいて、マップデータにおいて侵入位置を起点とする人体200の追跡処理を行う(S6)。追跡部133は、侵入位置を起点とする人体200の座標の軌跡をマップデータ上に投影することで、マップデータ上の移動軌跡を生成する追跡処理を行うことができる。投影処理は、たとえば床面400に対する第1センサ11および第2センサ12の各設置角度のデータなどを利用して実現される。
認識部134は、人体200の移動軌跡に基づいて、人体200の状態を判定する(S7)。たとえば、認識部134は、検知領域100における人体200の接近、離脱、通過、検知領域100外への人体200の脱出のそれぞれを検出することができる。接近とは、検知領域100において目標点P1に人体200が近付く状態である。離脱とは、検知領域100において目標点P1から人体200が遠ざかる状態である。通過とは、検知領域100を人体200が横切る状態である。脱出とは、検知領域100内から検知領域100外へ人体200が移動した状態である。
そして、認識部134は、検知領域100外へ人体200が脱出したか否かを判定する(S8)。認識部134が人体200の脱出を検出した場合、判定部13gは、上述のステップS1に戻る。
認識部134が人体200の脱出を検出していなければ、出力部13hは、判定部13gの判定結果に基づいて、設備機器2を制御する制御信号を出力するか否かを判定する(S9)。判定部13gの判定結果に基づいて、出力部13hが制御信号を出力する必要がないと判断すれば、上述のステップS5に戻って測距部131が測距処理を行う。
また、出力部13hは、判定部13gの判定結果に基づいて制御信号を出力する必要があると判断すれば、制御信号を出力する(S10)。
設備機器2が自動ドアである場合、出力部13hは、自動ドアの開制御、閉制御などの制御信号を出力する。たとえば、出力部13hは、人体200が自動ドアへ接近するときに開制御の制御信号を出力し、その後、人体200が自動ドアからの離脱するとき閉制御の制御信号を出力する。また、出力部13hは、人体200が自動ドアの周辺を通過するとき、開制御の制御信号を出力せずに、自動ドアの閉状態を維持する。
また、設備機器2が照明装置である場合、出力部13hは、照明装置の点灯、消灯、調光などの制御信号を出力する。たとえば、照明装置が玄関灯である場合、出力部13hは、人体200が玄関へ接近するときに点灯制御の制御信号を出力し、その後、人体200が玄関からの離脱するとき消灯制御の制御信号を出力する。また、出力部13hは、人体200が玄関の前を通過するとき、点灯制御の制御信号を出力せずに、玄関灯の消灯状態を維持する。
なお、設備機器2の種類および制御内容は、特定の設備機器2および制御内容に限定されない。
また、検知装置1は、検知領域100内の複数の人体200を識別することも可能である。すななち、2つの人体200が共通検知領域103内に同時に到達したとしても、検知装置1は、それぞれの侵入位置を個別に判別でき、以降の追跡処理においても、ビート信号の周波数の違いによって2つの人体200を判別できる。
また、検知領域110,120,100の各形状は、角度θ1が増加するにつれて第1外縁距離L10が連続的に増加または減少し、角度θ2が増加するにつれて第2外縁距離L20が連続的に増加または減少するような形状であることが好ましい。言い換えれば、外縁111上の一点から第1センサ11までの距離が決まれば、この距離に対応する角度θ1(外縁111上の位置)が一義的に決まればよい。また、外縁121上の一点から第2センサ12までの距離が決まれば、この距離に対応する角度θ2(外縁121上の位置)が一義的に決まればよい。
たとえば、図3、図4、図6に示す検知領域110,120,100の各形状は、半円形状である。しかし、検知領域110,120,100の各形状として、楕円を短軸または長軸で2分割した一方のような形状としてもよい。
さらに、検知領域110は、目標点P1を通り、かつ基準線501に垂直な基準線511(図3参照)に対して非対称であってもよい。また、検知領域120は、目標点P1を通り、かつ基準線502に垂直な基準線512(図4参照)に対して非対称であってもよい。この場合、検知領域100も、目標点P1を通り、かつ基準線500に垂直な基準線510(図6参照)に対して非対称となる。
また、第1センサ11は、第1反射波の受信利得が受信方向に応じて変化するように構成されてもよい。具体的に、第1送信アンテナ11aは無指向性であり、第1受信アンテナ11bが指向性を有している。この場合、第1受信アンテナ11bは、図3の検知領域110を形成する指向性を有しており、第1反射波の受信方向によって利得を変えている。すなわち、第1受信アンテナ11bの指向性によって、検知領域110が形成される。
また、第1送信アンテナ11aおよび第1受信アンテナ11bの両方が指向性を有していてもよい。この場合、第1送信アンテナ11aおよび第1受信アンテナ11bの両方が、図3の検知領域110を形成する指向性を有している。
また、第2センサ12は、第2反射波の受信利得が受信方向に応じて変化するように構成されてもよい。具体的に、第2送信アンテナ12aは無指向性であり、第2受信アンテナ12bが指向性を有している。この場合、第2受信アンテナ12bは、図4の検知領域120を形成する指向性を有しており、第2反射波の受信方向によって利得を変えている。すなわち、第2受信アンテナ12bの指向性によって、検知領域120が形成される。
また、第2送信アンテナ12aおよび第2受信アンテナ12bの両方が指向性を有していてもよい。この場合、第2送信アンテナ12aおよび第2受信アンテナ12bの両方が、図46の検知領域120を形成する指向性を有している。
また、本実施形態の変形例1を図10Aに示す。
図10Aの第1センサ11は、第1送信アンテナ11aの送信面に第1誘電体レンズ11dを備える。この場合、第1送信アンテナ11aおよび第1受信アンテナ11bは無指向性のアンテナである。そして、第1送信アンテナ11aが発した第1電波は、第1誘電体レンズ11dによって屈折し、第1電波の送信方向によって送信強度を変えている。すなわち、第1誘電体レンズ11dによって、検知領域110が形成されている。
図10Aの第2センサ12は、第2送信アンテナ12aの送信面に第2誘電体レンズ12dを備える。この場合、第2送信アンテナ12aおよび第2受信アンテナ12bは無指向性のアンテナである。そして、第2送信アンテナ12aが発した第2電波は、第2誘電体レンズ12dによって屈折し、第2電波の送信方向によって送信強度を変えている。すなわち、第2誘電体レンズ12dによって、検知領域120が形成されている。
また、本実施形態の変形例2を図10Bに示す。
図10Bの第1センサ11は、第1受信アンテナ11bの受信面に第1誘電体レンズ11eを備える。この場合、第1送信アンテナ11aおよび第1受信アンテナ11bは無指向性のアンテナである。そして、第1反射波は第1誘電体レンズ11eによって屈折し、第1反射波の受信方向によって利得が変わる。すなわち、第1誘電体レンズ11eによって、検知領域110が形成されている。
図10Bの第2センサ12は、第2受信アンテナ12bの受信面に第2誘電体レンズ12eを備える。この場合、第2送信アンテナ12aおよび第2受信アンテナ12bは無指向性のアンテナである。そして、第2反射波は第2誘電体レンズ12eによって屈折し、第2反射波の受信方向によって利得が変わる。すなわち、第2誘電体レンズ12eによって、検知領域120が形成されている。
なお、検知装置1が備える第1センサ11および第2センサ12として、図1、図10A、図10Bのそれぞれの第1センサ11および第2センサ12を個別に組み合わせることは可能である。
上述の検知装置1は、第1センサ11と、第2センサ12と、判定部13gと、出力部13hとを備える。第1センサ11は、第1電波を送信し、第1電波が検知対象(たとえば人体200)で反射した第1反射波を受信して、検知対象までの距離に対応した第1センサ信号を出力する。第2センサ12は、第2電波を送信し、第2電波が検知対象で反射した第2反射波を受信して、検知対象までの距離に対応した第2センサ信号を出力する。判定部13gは、第1センサ信号および第2センサ信号に基づいて検知対象の状態を判定する。出力部13hは、判定部13gの判定結果に基づく信号を出力する。
検知対象が移動する移動平面300上において検知領域100が設定されている。検知領域100の検知対象に対する第1センサ11の検出感度は、一定レベル以上となり、第1センサ11と検知領域100の外縁101との間の距離である第1外縁距離L10は、第1センサ11から見た方向に応じて変化している。検知領域100の検知対象に対する第2センサ12の検出感度は、一定レベル以上となり、第2センサ12と検知領域100の外縁101との間の距離である第2外縁距離L20は、第2センサ12から見た方向に応じて変化している。
判定部13gは、データ記憶部136と、測距部131と、侵入判定部132と、追跡部133と、認識部134とを有する。データ記憶部136は、外縁データを記憶する。外縁データは、第1外縁距離L10と検知領域100の外縁101上の位置との対応関係、および第2外縁距離L20と検知領域100の外縁101上の位置との対応関係を示す。測距部131は、第1センサ信号に基づいて第1センサ11から検知対象までの距離L1を求め、第2センサ信号に基づいて第2センサ12から検知対象までの距離L2を求める。侵入判定部132は、信号強度が閾値以上である第1反射波および第2反射波を受信して、検知対象が検知領域100の外部から検知領域100の外縁101に到達したと判定する。この場合、侵入判定部132は、第1センサ11と検知領域100の外縁101に到達した検知対象との間の距離L1、および第2センサ12と検知領域100の外縁101に到達した検知対象との間の距離L2を外縁データに照合することで、検知領域100に対する検知対象の侵入位置を判定する。追跡部133は、検知対象が侵入位置から移動して検知領域100内に存在する場合、第1センサ信号および第2センサ信号に基づいて移動平面300上における検知対象の位置を検出する。認識部134は、侵入位置、および追跡部133が検出した検知対象の位置に基づいて、検知対象の状態を判定する。
すなわち、第1センサ11および第2センサ12の各検知領域は、共通であり、同一の検知領域100に設定されている。そして、検知装置1は、第1センサ11から見た方向に応じて第1外縁距離L10を変化させている。また、検知装置1は、第2センサ12から見た方向に応じて第2外縁距離L20を変化させている。さらに、検知装置1は、第1外縁距離L10と外縁101上の位置との対応関係、および第2外縁距離L20と外縁101上の位置との対応関係を示す外縁データを保持している。この結果、検知装置1は、第1センサ信号から求めた距離L1、および第2センサ信号から求めた距離L2を外縁データに照合することで、検知対象の侵入位置を判定することができる。
一般に、検知対象までの距離L1、距離L2を上述の[数1]に適用した位置検出は、センサ間距離L0が長いほど、精度が向上する。しかし、センサ間距離L0を長くすると装置の大型化につながってしまう。そこで、本実施形態では、検知対象の侵入位置の判定に上述の[数1]を用いず、第1センサ信号から求めた距離L1、および第2センサ信号から求めた距離L2を外縁データに照合することで検知対象の侵入位置を特定する。したがって、以降の追跡処理において、検出対象までの距離が比較的近距離となるので、センサ間距離L0を比較的短くすることができる。すなわち、検知装置1は、検知対象の接近、離脱、通過などの状態を判定でき、かつ小型化を図ることができる。
また、検知装置1は、侵入位置を判定された検知対象の以降の位置に基づいて、侵入位置を起点とする検出対象の移動軌跡を生成する追跡処理を行うことができる。したがって、検知装置1は、電波式の2つのセンサを用いて、検知対象の接近、離脱、通過などの検知対象の状態を検知できる。
また、光学式のセンサを用いた場合、日光、車両のヘッドライト、照明などの光による誤検知が発生する可能性がある。しかし、検知装置1は、電波式のセンサを備えることによって、日光、車両のヘッドライト、照明などの光による誤検知を抑制できる。
また、第1センサ11は、第1電波を送信する第1送信アンテナ11a、および第1反射波を受信する第1受信アンテナ11bを備える。第1送信アンテナ11aおよび第1受信アンテナ11bの少なくとも一方の指向性が検知領域100に応じて設定されていることが好ましい。第2センサ12は、第2電波を送信する第2送信アンテナ12a、および第2反射波を受信する第2受信アンテナ12bを備える。第2送信アンテナ12aおよび第2受信アンテナ12bの少なくとも一方の指向性が検知領域100に応じて設定されていることが好ましい。
この場合、検知装置1は、アンテナの指向性によって検知領域100の形状を容易に設定できる。
また、第1センサ11は、第1センサ11が送信した第1電波と第1センサ11が受信する第1反射波との少なくとも一方を透過させる第1誘電体レンズ11dまたは11eを備える。第1誘電体レンズ11dまたは11eの指向性が検知領域100に応じて設定されていることが好ましい。第2センサ12は、第2センサ12が送信した第2電波と第2センサ12が受信する第2反射波との少なくとも一方を透過させる第2誘電体レンズ12dまたは12eを備える。第2誘電体レンズの12dまたは12eの指向性が検知領域100に応じて設定されることが好ましい。
この場合、検知装置1は、誘電体レンズの電波屈折特性によって検知領域100の形状を容易に設定できる。
また、検知領域100は、第1電波の電界強度が一定レベル以上となり、かつ、第2電波の電界強度が一定レベル以上となる領域であることが好ましい。
この場合、検知装置1は、受信した反射波の信号強度(受信強度)が予め決められた検知閾値以上であれば、検出対象が検知領域内に存在すると判断することができる。
また、平面視において第1センサ11と第2センサ12との中間点(目標点P1)から見た方向が所定方向から一方向に移動するに従って、第1外縁距離L10が連続的に増加し、かつ第2外縁距離L20が連続的に減少することが好ましい。
この場合、検知装置1は、検知領域100の形状を単純化できるので、検知領域100のサイズ、形状などの精度が向上する。
また、平面視において第1センサ11と第2センサ12との中間点(目標点P1)から見た方向が所定方向から一方向に移動するに従って、第1外縁距離L10が連続的に減少し、かつ第2外縁距離L20が連続的に増加することが好ましい。
この場合、検知装置1は、検知領域100の形状を単純化できるので、検知領域100のサイズ、形状などの精度が向上する。
また、第1センサ11は、周波数変調した第1電波を送信して、第1電波と第1反射波とに基づく第1ビート信号を第1センサ信号として出力することが好ましい。第2センサ12は、周波数変調した第2電波を送信して、第2電波と第2反射波とに基づくビート信号を第2センサ信号として出力することが好ましい。
この場合、第1センサ11および第2センサ12は、検知対象までの距離の情報を含むセンサ信号を出力することができる。
また、検知装置1は、マイクロコンピュータ等で構成されたコンピュータを搭載している。そして、このコンピュータがプログラムを実行することによって、第1周波数分析部13b、第1補正部13c、第2周波数分析部13e、第2補正部13f、判定部13g、出力部13hの各機能が実現されることが好ましい。なお、検知装置1に搭載されるコンピュータは、プログラムに従って動作するプロセッサおよびインターフェースを主なハードウェア構成として備える。この種のプロセッサとしては、DSP(Digital Signal Processor)、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)等を含む。そして、プロセッサがプログラムを実行することによって、第1周波数分析部13b、第1補正部13c、第2周波数分析部13e、第2補正部13f、判定部13g、出力部13hの各機能を実現することができれば、その種類は問わない。
また、プログラムの提供形態としては、コンピュータに読み取り可能なROM(Read Only Memory)、光ディスク等の記録媒体に予め格納されている形態、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給される形態等がある。
すなわち、プログラムは、コンピュータを、第1周波数分析部13b、第1補正部13c、第2周波数分析部13e、第2補正部13f、判定部13g、出力部13hのそれぞれとして機能させることが好ましい。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
1 検知装置
2 設備機器
11 第1センサ
11a 第1送信アンテナ
11b 第1受信アンテナ
11d,11e 第1誘電体レンズ
12 第2センサ
12a 第2送信アンテナ
12b 第2受信アンテナ
12d,12e 第2誘電体レンズ
13 信号処理部
13g 判定部
13h 出力部
131 測距部
132 侵入判定部
133 追跡部
134 認識部
135 履歴記憶部
136 データ記憶部
100 検知領域
101 外縁
200 人体(検知対象)
300 移動平面
L10 第1外縁距離
L20 第2外縁距離









Claims (7)

  1. 第1電波を送信し、前記第1電波が検知対象で反射した第1反射波を受信して、前記検知対象までの距離に対応した第1センサ信号を出力する第1センサと、
    第2電波を送信し、前記第2電波が検知対象で反射した第2反射波を受信して、前記検知対象までの距離に対応した第2センサ信号を出力する第2センサと、
    前記第1センサ信号および前記第2センサ信号に基づいて前記検知対象の状態を判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づく信号を出力する出力部とを備え、
    前記検知対象が移動する移動平面上において検知領域が設定されており、
    前記検知領域の前記検知対象に対する前記第1センサの検出感度は、一定レベル以上となり、前記第1センサと前記検知領域の外縁との間の距離である第1外縁距離は、前記第1センサから見た方向に応じて変化しており、
    前記検知領域の前記検知対象に対する前記第2センサの検出感度は、一定レベル以上となり、前記第2センサと前記検知領域の外縁との間の距離である第2外縁距離は、前記第2センサから見た方向に応じて変化しており、
    前記判定部は、
    前記第1外縁距離と前記検知領域の外縁上の位置との対応関係、および前記第2外縁距離と前記検知領域の外縁上の位置との対応関係を示す外縁データを記憶するデータ記憶部と、
    前記第1センサ信号に基づいて前記第1センサから前記検知対象までの距離を求め、前記第2センサ信号に基づいて前記第2センサから前記検知対象までの距離を求める測距部と、
    信号強度が閾値以上である前記第1反射波および前記第2反射波を受信して、前記検知対象が前記検知領域の外部から前記検知領域の外縁に到達したと判定した場合、前記第1センサと前記検知領域の外縁に到達した前記検知対象との間の距離、および前記第2センサと前記検知領域の外縁に到達した前記検知対象との間の距離を前記外縁データに照合することで、前記検知領域に対する前記検知対象の侵入位置を判定する侵入判定部と、
    前記検知対象が前記侵入位置から移動して前記検知領域内に存在する場合、前記第1センサ信号および前記第2センサ信号に基づいて前記移動平面上における前記検知対象の位置を検出する追跡部と、
    前記侵入位置、および前記追跡部が検出した前記検知対象の位置に基づいて、前記検知対象の状態を判定する認識部とを有する
    ことを特徴とする検知装置。
  2. 前記第1センサは、前記第1電波を送信する第1送信アンテナ、および前記第1反射波を受信する第1受信アンテナを備えて、前記第1送信アンテナおよび前記第1受信アンテナの少なくとも一方の指向性が前記検知領域に応じて設定されており、
    前記第2センサは、前記第2電波を送信する第2送信アンテナ、および前記第2反射波を受信する第2受信アンテナを備えて、前記第2送信アンテナおよび前記第2受信アンテナの少なくとも一方の指向性が前記検知領域に応じて設定されている
    ことを特徴とする請求項1記載の検知装置。
  3. 前記第1センサは、前記第1センサが送信した前記第1電波と前記第1センサが受信する前記第1反射波との少なくとも一方を透過させる第1誘電体レンズを備えて、前記第1誘電体レンズの指向性が前記検知領域に応じて設定されており、
    前記第2センサは、前記第2センサが送信した前記第2電波と前記第2センサが受信する前記第2反射波との少なくとも一方を透過させる第2誘電体レンズを備えて、前記第2誘電体レンズの指向性が前記検知領域に応じて設定されている
    ことを特徴とする請求項1記載の検知装置。
  4. 前記検知領域は、前記第1電波の電界強度が一定レベル以上となり、かつ、前記第2電波の電界強度が一定レベル以上となる領域であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の検知装置。
  5. 平面視において前記第1センサと前記第2センサとの中間点から見た方向が所定方向から一方向に移動するに従って、前記第1外縁距離が連続的に増加し、かつ前記第2外縁距離が連続的に減少することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の検知装置。
  6. 平面視において前記第1センサと前記第2センサとの中間点から見た方向が所定方向から一方向に移動するに従って、前記第1外縁距離が連続的に減少し、かつ前記第2外縁距離が連続的に増加することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の検知装置。
  7. 前記第1センサは、周波数変調した前記第1電波を送信して、前記第1電波と前記第1反射波とに基づく第1ビート信号を前記第1センサ信号として出力し、
    前記第2センサは、周波数変調した前記第2電波を送信して、前記第2電波と前記第2反射波とに基づく第2ビート信号を前記第2センサ信号として出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の検知装置。
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