JP2017039383A - 4輪車の車体フロア構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】重量増加、製作コストの増加を招くことなく、振動特性を向上させることができる4輪車の車体フロア構造を提供する。【解決手段】フロアパネル1に、車両下側に突出する複数の凹み部11,12が車両前後方向に間隔を空けて並設されており、フロアパネル1上には、車幅方向に長いクロスメンバ4が配設され、クロスメンバ4は、フロアパネル1の複数の凹み部11,12の互いに対向する一対の端部11A,12Aに跨って配置されており、クロスメンバ4の基端部4Fは、フロアパネル1の凹み部11,12の開口周縁11S,12Sとの交差部付近でフロアパネル1に接合されている。【選択図】図3
Description
本発明は、
フロアパネルに、車両下側に突出する複数の凹み部が車両前後方向に間隔を空けて並設されており、
前記フロアパネル上には、車幅方向に長いクロスメンバが配設されている4輪車の車体フロア構造に関する。
フロアパネルに、車両下側に突出する複数の凹み部が車両前後方向に間隔を空けて並設されており、
前記フロアパネル上には、車幅方向に長いクロスメンバが配設されている4輪車の車体フロア構造に関する。
車体フロアの面剛性を向上させる方法として、冒頭に記載したように、フロアパネルに、車両下側に突出する複数の凹み部を車両前後方向に間隔を空けて並設し、フロアパネル上に、車幅方向に長いクロスメンバを配設している(特許文献1参照)。凹み部を、車両前後方向に連続した一つの長い凹み部にすることなく、前記複数の凹み部に分割しているのは、凹み部の成形加工を簡単かつ精度よく行うことができるからである。
従来、このような4輪車の車体フロア構造においては、図6(a)〜図6(c)に示すように、クロスメンバ4は、フロアパネル1の互いに隣り合う一対の凹み部11,12間の平坦なフロアパネル部分45に載置されて接合されていた。この平坦なフロアパネル部分45の車両前後方向の長さは、クロスメンバ4の幅(クロスメンバ4の下端部の取り付けフランジ4Fを含む)よりも長く設定されている。これは、製造上の公差などを考慮したことによる。符号2はフロアトンネル、3はサイドシル、Frは車両前方側、Rrは車両後方側である。
上記の図6(a)〜図6(c)に示す構造によれば、クロスメンバ4の取り付けフランジ4Fと、フロアパネル1の凹み部11,12の端部11A,12Aとの間に平面部分45aが存在してしまう。
この場合、剛性の高いクロスメンバ4とフロアパネル1の凹み部11,12に対し、前記平面部分45aの剛性が低くなる。そのために、そこがフロア振動時に変形し、振動を促進するなどの悪影響が発生するという問題がある。
すなわち、フロアパネル1が振動する際、前記平面部分45aの剛性が低いために、この平面部分45aが変形する(図7(a),図7(b)参照、符号45Zは変形部を示す)。
この変形において、凹み部11,12はあまり変形しない。これにより、凹み部11,12が上下振動するため(図7(b)参照)、車室内音や足元フロア振動への悪影響が発生する。図7(b)の二点鎖線は、振動前の凹み部12を示している。
この問題を解決する手段として、従来、前記平面部分45aを補強するための補強部材や制振材を追加していた。その結果、従来の構造では、フロアの重量増加、製作コストの増加の要因になっていた。
従来、このような4輪車の車体フロア構造においては、図6(a)〜図6(c)に示すように、クロスメンバ4は、フロアパネル1の互いに隣り合う一対の凹み部11,12間の平坦なフロアパネル部分45に載置されて接合されていた。この平坦なフロアパネル部分45の車両前後方向の長さは、クロスメンバ4の幅(クロスメンバ4の下端部の取り付けフランジ4Fを含む)よりも長く設定されている。これは、製造上の公差などを考慮したことによる。符号2はフロアトンネル、3はサイドシル、Frは車両前方側、Rrは車両後方側である。
上記の図6(a)〜図6(c)に示す構造によれば、クロスメンバ4の取り付けフランジ4Fと、フロアパネル1の凹み部11,12の端部11A,12Aとの間に平面部分45aが存在してしまう。
この場合、剛性の高いクロスメンバ4とフロアパネル1の凹み部11,12に対し、前記平面部分45aの剛性が低くなる。そのために、そこがフロア振動時に変形し、振動を促進するなどの悪影響が発生するという問題がある。
すなわち、フロアパネル1が振動する際、前記平面部分45aの剛性が低いために、この平面部分45aが変形する(図7(a),図7(b)参照、符号45Zは変形部を示す)。
この変形において、凹み部11,12はあまり変形しない。これにより、凹み部11,12が上下振動するため(図7(b)参照)、車室内音や足元フロア振動への悪影響が発生する。図7(b)の二点鎖線は、振動前の凹み部12を示している。
この問題を解決する手段として、従来、前記平面部分45aを補強するための補強部材や制振材を追加していた。その結果、従来の構造では、フロアの重量増加、製作コストの増加の要因になっていた。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、重量増加、製作コストの増加を招くことなく、振動特性を向上させることができる4輪車の車体フロア構造を提供する点にある。
本発明の特徴は、
フロアパネルに、車両下側に突出する複数の凹み部が車両前後方向に間隔を空けて並設されており、
前記フロアパネル上には、車幅方向に長いクロスメンバが配設されている4輪車の車体フロア構造であって、
前記クロスメンバは、前記フロアパネルの複数の凹み部の互いに対向する一対の端部に跨って配置されて、前記複数の凹み部の車両前後方向に略沿う開口周縁と交差しており、
前記クロスメンバの基端部は、前記フロアパネルの凹み部の開口周縁との交差部付近で前記フロアパネルに接合されている点にある。(請求項1)
フロアパネルに、車両下側に突出する複数の凹み部が車両前後方向に間隔を空けて並設されており、
前記フロアパネル上には、車幅方向に長いクロスメンバが配設されている4輪車の車体フロア構造であって、
前記クロスメンバは、前記フロアパネルの複数の凹み部の互いに対向する一対の端部に跨って配置されて、前記複数の凹み部の車両前後方向に略沿う開口周縁と交差しており、
前記クロスメンバの基端部は、前記フロアパネルの凹み部の開口周縁との交差部付近で前記フロアパネルに接合されている点にある。(請求項1)
上記の構成によれば、クロスメンバとの接合部付近に形成されるフロアパネルの平面部を小さくすることができ、さらに、凹み部の縦壁(内周面)が梁となって、振動発生時にフロアパネルの変形の起点が生じないようにすることができる。その結果、フロアパネルの振動の増幅を抑えることができる。また、フロアパネルの剛性が高まるため、車体の剛性向上にも効果がある。これにより、前記平面部を補強するための補強部材や制振材を省くことができて、フロアの重量増加、製作コストの増加を抑制することができる。(請求項1)
本発明において、
前記フロアパネルの複数の凹み部の互いに対向する一対の端部同士は車両前後方向で互いに前記クロスメンバの幅よりも狭い間隔で近接していると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
前記フロアパネルの複数の凹み部の互いに対向する一対の端部同士は車両前後方向で互いに前記クロスメンバの幅よりも狭い間隔で近接していると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
クロスメンバとの接合部付近に形成されるフロアパネルの平面部を、より小さくすることができる。(請求項2)
本発明において、
前記凹み部の端部に、車両上側に膨出し、頂面が前記クロスメンバの基端部に接合される膨出部が設けられていると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
前記凹み部の端部に、車両上側に膨出し、頂面が前記クロスメンバの基端部に接合される膨出部が設けられていると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
フロアパネルの凹み部の幅(車幅方向の長さ)が長い場合、凹み部の振動が大きくなることも考えられるが、前記膨出部を設けることで、凹み部の面剛性が上がり、フロアパネルの振動をより低減できる。また、膨出部をクロスメンバとの接合点として利用することで、接合点の数を増やすことができ、接合強度を強くすることができる。(請求項3)
本発明によれば、
重量増加、製作コストの増加を招くことなく、振動特性を向上させることができる4輪車の車体フロア構造を提供することができた。
重量増加、製作コストの増加を招くことなく、振動特性を向上させることができる4輪車の車体フロア構造を提供することができた。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1,図2に示すように、自動車100(4輪車に相当)のフロアパネル1の左右中央部に、上方に膨出するフロアトンネル2が車両前後方向に沿って形成されている。そして、フロアトンネル2と、車両前後方向に沿う左右のサイドシル3とを連結する左右一対の第1クロスメンバ4が、フロアトンネル2の左右両側のフロアパネル1の上面に左右に並んで溶接接合されている。前記第1クロスメンバ4は車幅方向に長く形成されている。
図1,図2に示すように、自動車100(4輪車に相当)のフロアパネル1の左右中央部に、上方に膨出するフロアトンネル2が車両前後方向に沿って形成されている。そして、フロアトンネル2と、車両前後方向に沿う左右のサイドシル3とを連結する左右一対の第1クロスメンバ4が、フロアトンネル2の左右両側のフロアパネル1の上面に左右に並んで溶接接合されている。前記第1クロスメンバ4は車幅方向に長く形成されている。
また、第1クロスメンバ4の車両前方側Frに、フロアトンネル2と左右のサイドシル3とを連結する左右一対の第2クロスメンバ5が、フロアトンネル2の左右両側のフロアパネル1の上面に左右に並んで溶接接合されている。第2クロスメンバ5も車幅方向に長く形成されている。
図2等には、フロアトンネル2の右側のフロアパネル1、第1クロスメンバ4等を示し、左側のフロアパネル1、第1クロスメンバ4等は示してない。フロアトンネル2よりも右側の構造と左側の構造は、車体の左右中心線に対して略対称(略左右対称)である。以下、フロアトンネル2の右側に位置する各部品の構造について説明し、左側に位置する各部品の構造の説明は省略する。
[第1クロスメンバ4の構造]
図2,図3(c)に示すように、第1クロスメンバ4は、下側が開放した断面ハット形状であり、上壁4Jと前後一対の側壁4Sと、各側壁4Sの下端部から車両前後方向に張り出す前後一対の取り付けフランジ4F(クロスメンバの基端部に相当)とを備えている。この前後一対の取り付けフランジ4Fがフロアパネル1の上面に溶接接合されている。
図2,図3(c)に示すように、第1クロスメンバ4は、下側が開放した断面ハット形状であり、上壁4Jと前後一対の側壁4Sと、各側壁4Sの下端部から車両前後方向に張り出す前後一対の取り付けフランジ4F(クロスメンバの基端部に相当)とを備えている。この前後一対の取り付けフランジ4Fがフロアパネル1の上面に溶接接合されている。
第1クロスメンバ4の上壁4Jには、前席用のシート取り付けブラケット7が溶接接合されている。前席用のシート取り付けブラケット7は、前記第2クロスメンバ5の上壁5Jにも溶接接合されている。第1クロスメンバ4のフロアパネル1に対する接合構造については後でさらに詳しく説明する。
[第1凹み部11,12の構造]
図3(a)に示すように、フロアトンネル2よりも右側のフロアパネル1の幅方向中央部に、車両下側に突出する複数の第1凹み部11,12が、車両前後方向に間隔を空けて並設されている。
図3(a)に示すように、フロアトンネル2よりも右側のフロアパネル1の幅方向中央部に、車両下側に突出する複数の第1凹み部11,12が、車両前後方向に間隔を空けて並設されている。
[車両前方側Frの第1凹み部11の構造]
車両前方側Frの第1凹み部11(以下、「前側第1凹み部11」と称する)は、車両前後方向に長く、かつ、平面視で車両後方側Rrほど幅広の略台形状に形成されている。前側第1凹み部11のフロアトンネル2側の開口周縁11Sは車両前後方向に沿っている。
車両前方側Frの第1凹み部11(以下、「前側第1凹み部11」と称する)は、車両前後方向に長く、かつ、平面視で車両後方側Rrほど幅広の略台形状に形成されている。前側第1凹み部11のフロアトンネル2側の開口周縁11Sは車両前後方向に沿っている。
一方、前側第1凹み部11のサイドシル3側の開口周縁11Sは、車両後方側Rrほどサイドシル3側に位置するように傾斜している。前側第1凹み部11の車両後方側Rrの開口周縁(後端縁11K、図4参照)は車幅方向に沿っている。
図4に示すように、前記前側第1凹み部11の端部11A(後端部)の幅方向中間部に、車両上側に膨出し、頂面が第1クロスメンバ4の車両前方側Frの取り付けフランジ4Fに溶接接合される略円錐台状の膨出部40が設けられている。膨出部40の頂面の直径は、第1クロスメンバ4の車両前方側Frの取り付けフランジ4Fの幅と略同一である(車両前方側Frの取り付けフランジ4Fの幅よりも小径であってもよい)。
[車両後方側Rrの第1凹み部12の構造]
車両後方側Rrの第1凹み部12(以下、「後側第1凹み部12」と称する)は、車両前後方向に長く、かつ、平面視で車両後方側Rrほど幅広の略台形状に形成されている。後側第1凹み部12のフロアトンネル2側の開口周縁12Sは略車両前後方向に沿っており、平面視で、前側第1凹み部11のフロアトンネル2側の開口周縁11Sの略延長線上に位置している。
車両後方側Rrの第1凹み部12(以下、「後側第1凹み部12」と称する)は、車両前後方向に長く、かつ、平面視で車両後方側Rrほど幅広の略台形状に形成されている。後側第1凹み部12のフロアトンネル2側の開口周縁12Sは略車両前後方向に沿っており、平面視で、前側第1凹み部11のフロアトンネル2側の開口周縁11Sの略延長線上に位置している。
一方、後側第1凹み部12のサイドシル3側の開口周縁12Sは、車両後方側Rrほどサイドシル3側に位置するように傾斜しており、平面視で、前側第1凹み部11のサイドシル3側の開口周縁11Sの略延長線上に位置している。
後側第1凹み部12の車両前方側Frの開口周縁(前端縁12M、図4参照)は車幅方向に沿っており、後側第1凹み部12の車両後方側Rrの開口周縁(後端縁12K、図3(a)参照)は、車両後方側Rrが凸の円弧状に形成されている。
図4に示すように、前記後側第1凹み部12の端部12A(前端部)の幅方向中間部に、車両上側に膨出し、頂面が第1クロスメンバ4の車両後方側Rrの取り付けフランジ4Fに溶接接合される略円錐台状の膨出部40が設けられている。膨出部40の頂面の直径は、第1クロスメンバ4の車両後方側Rrの取り付けフランジ4Fの幅と略同一である(車両後方側Rrの取り付けフランジ4Fの幅よりも小径であってもよい)。
前記フロアパネル1の前側第1凹み部11と後側第1凹み部12の互いに対向する一対の端部11A,12A同士は車両前後方向で互いに近接している。
また、上記のように、複数の膨出部40(前側第1凹み部11の端部11Aに設けられた膨出部40と、後側第1凹み部12の端部12Aに設けられた膨出部40)が車両前後方向で近接して複数配置されている。
この構成によれば、前側第1凹み部11の開口周縁(後端縁11K)、後側第1凹み部12の開口周縁(前端縁12M)と近接して、複数の膨出部40が車両前後方向に並んだ構造となるため、前側第1凹み部11の端部11A、及び、後側第1凹み部12の端部12Aの面剛性をより向上させることができる。また、第1クロスメンバ4の位置を車両前後方向に移動させることができるため、車両レイアウトの自由度を確保することができる。
[第2凹み部21,22の構造]
図3(a)に示すように、前記右側のフロアパネル1のフロアトンネル2側に、車両下側に突出する複数の第2凹み部21,22が、車両前後方向に間隔を空けて並設されている。
図3(a)に示すように、前記右側のフロアパネル1のフロアトンネル2側に、車両下側に突出する複数の第2凹み部21,22が、車両前後方向に間隔を空けて並設されている。
[車両前方側Frの第2凹み部21の構造]
車両前方側Frの第2凹み部21(以下、「前側第2凹み部21」と称する)は、平面視で、車両前後方向に長い長方形状に形成されている。前側第2凹み部21のフロアトンネル2側の開口周縁21S、及び、前側第2凹み部21のサイドシル3側の開口周縁21Sは車両前後方向に沿っている。
車両前方側Frの第2凹み部21(以下、「前側第2凹み部21」と称する)は、平面視で、車両前後方向に長い長方形状に形成されている。前側第2凹み部21のフロアトンネル2側の開口周縁21S、及び、前側第2凹み部21のサイドシル3側の開口周縁21Sは車両前後方向に沿っている。
また、前側第2凹み部21の車両後方側Rrの開口周縁(後端縁21K、図3(d)参照)は車幅方向に沿っており、平面視で、前側第1凹み部11の車両後方側Rrの開口周縁(後端縁11K、図4参照)の略延長線上に位置する。
[車両後方側Rrの第2凹み部22の構造]
車両後方側Rrの第2凹み部22(以下、「後側第2凹み部22」と称する)は、平面視で、車両前後方向に長い長方形状に形成されている。後側第2凹み部22のフロアトンネル2側の開口周縁22S、及び、サイドシル3側の開口周縁22Sは車両前後方向に沿っている。
車両後方側Rrの第2凹み部22(以下、「後側第2凹み部22」と称する)は、平面視で、車両前後方向に長い長方形状に形成されている。後側第2凹み部22のフロアトンネル2側の開口周縁22S、及び、サイドシル3側の開口周縁22Sは車両前後方向に沿っている。
また、後側第2凹み部22の車両前方側Frの開口周縁(前端縁22M、図3(d)参照)は車幅方向に沿っており、平面視で、後側第1凹み部12の車両前方側Frの開口周縁(前端縁12M、図4参照)の略延長線上に位置する。後側第2凹み部22の車両後方側Rrの開口周縁(後端縁22K、図3(a)参照)は、車両後方側Rrが凸の円弧状に形成されている。
前記前側第1凹み部11は、前側第2凹み部21及び後側第2凹み部22よりも幅広(車幅方向の長さが長い)であり、前記後側第1凹み部12は、前側第2凹み部21及び後側第2凹み部22よりも幅広である。前側第2凹み部21と後側第2凹み部22は略同一幅である。
フロアパネル1の前側第2凹み部21と後側第2凹み部22の互いに対向する一対の端部21A,22A同士は車両前後方向で互いに第1クロスメンバ4の幅よりも狭い間隔で近接している。
[第1クロスメンバ4の接合構造]
図3(a),図4に示すように、フロアトンネル2とサイドシル3間の第1クロスメンバ4の車幅方向中央部は、フロアパネル1の前側第1凹み部11と後側第1凹み部12の互いに対向する一対の端部11A,12Aに跨って配置されて、前側第1凹み部11と後側第1凹み部12の車両前後方向に略沿う開口周縁11S,12Sと交差している。
図3(a),図4に示すように、フロアトンネル2とサイドシル3間の第1クロスメンバ4の車幅方向中央部は、フロアパネル1の前側第1凹み部11と後側第1凹み部12の互いに対向する一対の端部11A,12Aに跨って配置されて、前側第1凹み部11と後側第1凹み部12の車両前後方向に略沿う開口周縁11S,12Sと交差している。
そして、第1クロスメンバ4の車両前方側Frの取り付けフランジ4Fが、前側第1凹み部11の左右一対の開口周縁11Sとの交差部付近でフロアパネル1に溶接接合(スポット溶接である)されている。図4の符号Wが溶接接合部である。また、第1クロスメンバ4の車両後方側Rrの取り付けフランジ4Fが、後側第1凹み部12の左右一対の開口周縁12Sとの交差部付近でフロアパネル1に溶接接合(スポット溶接である)されている。
そして、図4に示すように、前側第1凹み部11の端部11Aの幅方向中間部に位置する前記膨出部40の頂面が、第1クロスメンバ4の車両前方側Frの取り付けフランジ4Fに溶接接合されている。さらに、後側第1凹み部12の端部12Aの幅方向中間部に位置する前記膨出部40の頂面が、第1クロスメンバ4の車両後方側Rrの取り付けフランジ4Fに溶接接合されている。
図3(d)に示すように、第1クロスメンバ4のフロアトンネル2側の部分は、フロアパネル1の前側第2凹み部21と後側第2凹み部22の互いに対向する一対の端部21A,22Aに跨って配置されて、前側第2凹み部21と後側第2凹み部22の車両前後方向に略沿う開口周縁21S,22Sと交差している。
そして、第1クロスメンバ4の車両前方側Frの取り付けフランジ4Fが、前側第2凹み部21の左右一対の開口周縁21Sとの交差部付近でフロアパネル1に溶接接合(スポット溶接である)されている。図3(d)の符号Wが溶接接合部である。また、第1クロスメンバ4の車両後方側Rrの取り付けフランジ4Fが、後側第2凹み部22の左右一対の開口周縁22Sとの交差部付近でフロアパネル1に溶接接合(スポット溶接である)されている。
本発明の構成によれば、
(1) 第1クロスメンバ4との接合部付近に形成されるフロアパネル1の平面部30,31(図4,図3(d)参照)を小さくすることができる。さらに、前側第1凹み部11・後側第1凹み部12・前側第2凹み部21・後側第2凹み部22の各縦壁(内周面)が梁となって、振動発生時にフロアパネル1の変形の起点が生じないようにすることができる。
その結果、フロアパネル1の振動の増幅を抑えることができる。また、フロアパネル1の剛性が高まるため、車体の剛性向上にも効果がある。これにより、前記平面部30,31を補強するための補強部材や制振材を省くことができて、フロアの重量増加、製作コストの増加を抑制することができる。
本発明者は、本発明の構成を備えると、本発明の構成を備えない構造に比べて、フロア振動レベルが低減することを実験により確認した。
(1) 第1クロスメンバ4との接合部付近に形成されるフロアパネル1の平面部30,31(図4,図3(d)参照)を小さくすることができる。さらに、前側第1凹み部11・後側第1凹み部12・前側第2凹み部21・後側第2凹み部22の各縦壁(内周面)が梁となって、振動発生時にフロアパネル1の変形の起点が生じないようにすることができる。
その結果、フロアパネル1の振動の増幅を抑えることができる。また、フロアパネル1の剛性が高まるため、車体の剛性向上にも効果がある。これにより、前記平面部30,31を補強するための補強部材や制振材を省くことができて、フロアの重量増加、製作コストの増加を抑制することができる。
本発明者は、本発明の構成を備えると、本発明の構成を備えない構造に比べて、フロア振動レベルが低減することを実験により確認した。
(2) 前記前側第1凹み部11、後側第1凹み部12、前側第2凹み部21、後側第2凹み部22が車両前後方向に長く形成されているから、フロアパネル1が、車幅方向に沿う軸芯周りに折れ曲がりにくくなり、フロアパネル1の剛性をより向上させることができる。
(3) 前記前側第1凹み部11の端部11Aと、後側第1凹み部12の端部12Aとに、車両上側に膨出し、頂面が第1クロスメンバ4の取り付けフランジ4Fに接合される膨出部40が設けられているから、次の作用を奏することができる。
すなわち、前記膨出部40を設けることで、前側第1凹み部11と後側第1凹み部12の面剛性が上がり、フロアパネル1の振動をより低減できる。また、膨出部40を第1クロスメンバ4との接合点として利用することで、接合点の数を増やすことができ、接合強度を強くすることができる。
[別実施形態]
(1) 図5(a),図5(b)に示すように、第1クロスメンバ4の車両後方側Rrの後席足元に第3クロスメンバ6が設けられている。そして、第3クロスメンバ6の下方で、前記後側第1凹み部12が車両前後方向に2分割されるとともに、後側第2凹み部22が車両前後方向に2分割されている。この分割された後側第1凹み部12、後側第2凹み部22に対して本発明を適用してある。
図5(a)に示す自動車と図5(b)に示す自動車とは、互いに異なる機種である。図5(b)に示す構造においては、前側第1凹み部11と後側第1凹み部12との間、及び、前側第2凹み部21と後側第2凹み部22との間には、本発明の構成は適用してない。衝突性能を考慮したためである。
(1) 図5(a),図5(b)に示すように、第1クロスメンバ4の車両後方側Rrの後席足元に第3クロスメンバ6が設けられている。そして、第3クロスメンバ6の下方で、前記後側第1凹み部12が車両前後方向に2分割されるとともに、後側第2凹み部22が車両前後方向に2分割されている。この分割された後側第1凹み部12、後側第2凹み部22に対して本発明を適用してある。
図5(a)に示す自動車と図5(b)に示す自動車とは、互いに異なる機種である。図5(b)に示す構造においては、前側第1凹み部11と後側第1凹み部12との間、及び、前側第2凹み部21と後側第2凹み部22との間には、本発明の構成は適用してない。衝突性能を考慮したためである。
1 フロアパネル
4 クロスメンバ(第1クロスメンバ)
4F クロスメンバの基端部(取り付けフランジ)
11 凹み部(前側第1凹み部)
11A 端部(前側第1凹み部の端部)
11S 開口周縁(前側第1凹み部の開口周縁)
12 凹み部(後側第1凹み部)
12A 端部(後側第1凹み部の端部)
12S 開口周縁(後側第1凹み部の開口周縁)
21 凹み部(前側第2凹み部)
21A 端部(前側第2凹み部の端部)
21S 開口周縁(前側第2凹み部の開口周縁)
22 凹み部(後側第2凹み部)
22A 端部(後側第2凹み部の端部)
22S 開口周縁(後側第2凹み部の開口周縁)
40 膨出部
4 クロスメンバ(第1クロスメンバ)
4F クロスメンバの基端部(取り付けフランジ)
11 凹み部(前側第1凹み部)
11A 端部(前側第1凹み部の端部)
11S 開口周縁(前側第1凹み部の開口周縁)
12 凹み部(後側第1凹み部)
12A 端部(後側第1凹み部の端部)
12S 開口周縁(後側第1凹み部の開口周縁)
21 凹み部(前側第2凹み部)
21A 端部(前側第2凹み部の端部)
21S 開口周縁(前側第2凹み部の開口周縁)
22 凹み部(後側第2凹み部)
22A 端部(後側第2凹み部の端部)
22S 開口周縁(後側第2凹み部の開口周縁)
40 膨出部
Claims (3)
- フロアパネルに、車両下側に突出する複数の凹み部が車両前後方向に間隔を空けて並設されており、
前記フロアパネル上には、車幅方向に長いクロスメンバが配設されている4輪車の車体フロア構造であって、
前記クロスメンバは、前記フロアパネルの複数の凹み部の互いに対向する一対の端部に跨って配置されて、前記複数の凹み部の車両前後方向に略沿う開口周縁と交差しており、
前記クロスメンバの基端部は、前記フロアパネルの凹み部の開口周縁との交差部付近で前記フロアパネルに接合されている4輪車の車体フロア構造。 - 前記フロアパネルの複数の凹み部の互いに対向する一対の端部同士は車両前後方向で互いに前記クロスメンバの幅よりも狭い間隔で近接している請求項1記載の4輪車の車体フロア構造。
- 前記凹み部の端部に、車両上側に膨出し、頂面が前記クロスメンバの基端部に接合される膨出部が設けられている請求項1又は2に記載の4輪車の車体フロア構造。
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