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JP2017037305A - 着色感光性樹脂組成物およびこれを用いるカラーフィルタ - Google Patents

着色感光性樹脂組成物およびこれを用いるカラーフィルタ Download PDF

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JP2017037305A
JP2017037305A JP2016154451A JP2016154451A JP2017037305A JP 2017037305 A JP2017037305 A JP 2017037305A JP 2016154451 A JP2016154451 A JP 2016154451A JP 2016154451 A JP2016154451 A JP 2016154451A JP 2017037305 A JP2017037305 A JP 2017037305A
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colored photosensitive
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セ−ファ チェ,
Se Hwa Choi
セ−ファ チェ,
ジェ−フン イ,
Jae Hoon Lee
ジェ−フン イ,
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Dongwoo Fine Chem Co Ltd
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Abstract

【課題】着色感光性樹脂組成物およびこれを用いるカラーフィルタの提供。【解決手段】本発明は、着色感光性樹脂組成物およびこれを用いて製造されたカラーフィルタに関し、より詳細には、カラー液晶表示装置などに用いられるカラーフィルタを製造する際に使用されるカラーフィルタ用着色感光性樹脂組成物およびこれを用いて製造されたカラーフィルタに関する。本発明の着色感光性樹脂組成物は、低温焼成工程で十分な硬化が可能で、優れた感度を示すことにより、高信頼性のカラーフィルタを提供することができる。【選択図】なし

Description

本発明は、着色感光性樹脂組成物およびこれを用いるカラーフィルタに関し、より詳細には、カラー液晶表示装置などに用いられるカラーフィルタを製造する際に使用されるカラーフィルタ用着色感光性樹脂組成物およびこれを用いて製造されたカラーフィルタに関する。
カラーフィルタ(color filter)は、染色法、印刷法、電着法、顔料分散法、フィルム転写法などによって製造され、液晶表示装置(liquid crystal display pannel、LCD)においてのみならず、電荷結合素子(charge coupled device、CCD)および液晶シャッタなどに広く用いられている。特に、その用途が拡大しているLCDにおいてカラーフィルタは色合いを再現する最も重要な部品の一つである。
最近は、LCD製造工程では、生産性向上のために、カラーフィルタパターンの製造時、高温焼成工程よりは低温焼成工程で高信頼性のカラーフィルタを製造するための研究が進められている。しかし、200℃以下で既存の着色感光性樹脂組成物を硬化する場合に前記樹脂組成物の硬化が十分に行われず、下部基板との密着性が低下してパターンの剥離が発生したり、または薄膜を形成するために露光量が増加して感度が低下する問題などが発生している。したがって、200℃以下の焼成工程で十分な硬化が行われ、高感度および高信頼性を有するカラーフィルタを提供可能な低温硬化型着色感光性樹脂組成物に対する要求が高まっており、これに対する研究が活発に進められている。一例として、特許文献1では、200℃以下の低温焼成工程時に基板上で十分な硬化が可能で、低温焼成後に基板との密着力に優れた着色剤、アルカリ可溶性樹脂、光重合化合物、光重合開始剤、溶剤、アゾ化合物、メルカプト化合物、およびエポキシ化合物を含む着色感光性樹脂組成物を提供している。しかし、前記従来技術は、アゾ化合物が含まれることによってカラーフィルタの透過度が低くなり、アゾ化合物が熱分解されてヒューム(fume)の問題があり、依然として200℃以下の低温焼成工程時に基板上で十分な硬化が可能で、かつ、信頼性が向上した着色感光性樹脂組成物が要求され続けている。
韓国公開特許第10−2012−0088026号公報
本発明は、低温焼成工程で基板との十分な硬化が可能で、優れた感度を示す着色感光性樹脂組成物を提供することを目的とする。
また、本発明は、前記着色感光性樹脂組成物で製造され、高信頼性を有するカラーフィルタを提供することを目的とする。
本発明は、着色剤(A)、アルカリ可溶性樹脂(B)、多官能性単量体(C)、光重合開始剤(D)、溶剤(E)、およびメルカプト化合物(F)を含み、前記多官能性単量体(C)は、3官能以上の(メタ)アクリル系多官能単量体(C−1)、および下記化学式1で表される多官能性単量体(C−2)を含むことを特徴とする着色感光性樹脂組成物を提供する。
Figure 2017037305
前記化学式1において、Xは、ヘテロ原子が含まれているか、或いは含まれていない炭素数1〜10の脂肪族炭化水素であり、
、R、R、R、RおよびRは、独立にそれぞれエポキシ化合物または下記化学式2で表される化合物であり、R〜Rの少なくとも1つ以上は、化学式2で表される化合物およびエポキシ化合物であり、
Figure 2017037305
nは、0〜5の整数である。
一実施形態は、化学式1で表される多官能性単量体(C−2)が下記化学式3で表される化合物であってもよい。
Figure 2017037305
他の実施形態は、3官能以上の(メタ)アクリル系多官能単量体(C−1)が、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エトキシル化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロポキシル化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、エトキシル化ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、プロポキシル化ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、およびジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレートからなる群より選択される1種以上のものであってもよい。
さらに他の実施形態は、メルカプト化合物(F)が、4−メルカプトヒドロ桂皮酸(4−Mercaptohydrocinnamic Acid)、4−メルカプト安息香酸(4−Mercaptobenzoic Acid)、チオサリチル酸(Thiosalicylic Acid)、3,4−ジメトキシベンゼンチオール(3,4−Dimethoxybenzenethiol)、3−エトキシベンゼンチオール(3−Ethoxybenzenethiol)、4−ヒドロキシベンゼンチオール(4−Hydroxybenzenethiol)、3−メトキシベンゼンチオール(3−Methoxybenzenethiol)、2−ヒドロキシベンゼンチオール(2−Hydroxybenzenethiol)、4−メトキシベンゼンチオール(4−Methoxybenzenethiol)、3−ヒドロキシベンゼンチオール(3−Hydroxybenzenethiol)、2−メトキシベンゼンチオール(2−Methoxybenzenethiol)、メチルチオサリシレート(Methyl Thiosalicylate)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メルカプト安息香酸(2,3,5,6−Tetrafluoro−4−mercaptobenzoic Acid)、2−メルカプトベンゾチアゾール、1,4−ビス(3−メルカプトブチリルオキシ)ブタン、β−メルカプトプロピオン酸(β−Mercaptopropionic acid)、メチル3−メルカプトプロピオネート(Methyl 3−Mercaptopropionate)、2−エチルヘキシル3−メルカプトプロピオネート(2−Ethylhexyl 3−Mercaptopropionate)、n−オクチル3−メルカプトプロピオネート(n−Octyl 3−Mercaptopropionate)、メトキシブチル3−メルカプトプロピオネート(Methoxybuthyl 3−Mercaptopropionate)、ステアリル3−メルカプトプロピオネート(Stearyl 3−Mercaptopropionate)、トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトプロピオネート)(Trimethylolpropane tris(3−mercaptopropionate))、トリス[(3−メルカプトプロピオニルオキシ)−エチル]−イソシアヌレート(Tris[(3−Mercaptopropionyloxy)−ethyl]−isocyanurate)、 ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)(Pentaerythritol tetrakis(3−mercaptopropionate))、テトラエチレングリコールビス(3−メルカプトプロピオネート)(Tetraethyleneglycol bis(3−mercaptopropionate))、およびジペンタエリスリトールヘキサキス(3−メルカプトプロピオネート)(Dipentaerythritol hexakis(3−mercaptopropionate))からなる群より選択される1種以上のものであってもよい。
さらに他の実施形態は、着色剤(A)が5〜60重量%含まれ、アルカリ可溶性樹脂(B)は10〜80重量%含まれ、多官能性単量体(C)は5〜80重量%含まれ、メルカプト化合物(F)は0.1〜5重量%含まれ、光重合開始剤(D)はアルカリ可溶性樹脂(B)と多官能性単量体(C)の総含有量を基準として0.1〜40重量%含まれ、溶剤(E)は着色感光性樹脂組成物の総重量を基準として60〜90重量%含まれるものであってもよい。
また、本発明は、前記着色感光性樹脂組成物で製造されたカラーフィルタを提供する。
本発明の着色感光性樹脂組成物は、低温焼成工程で十分な硬化が可能で、優れた感度を示すことにより、高信頼性のカラーフィルタを提供することができる。
本発明は、着色感光性樹脂組成物およびこれを用いて製造されたカラーフィルタに関する。
本発明の着色感光性樹脂組成物は、化学式1で表される多官能性単量体(C−2)、およびメルカプト化合物(F)を含むことにより、低温焼成工程で十分な硬化が可能で、カラーフィルタの信頼性が向上することが特徴である。
以下、本発明を詳細に説明する。
着色剤(A)
前記着色剤(A)は、1種以上の顔料(a1)、または1種以上の染料(a2)を必須成分とする。
顔料(a1)
前記顔料は、当該分野で一般的に使用される有機顔料または無機顔料を使用することができる。前記顔料は、印刷インク、インクジェットインクなどに使用される各種の顔料を使用することができ、具体的には、水溶性アゾ顔料、不溶性アゾ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔料、イソインドリノン顔料、イソインドリン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、ジオキサジン顔料、アントラキノン顔料、ジアントラキノニル顔料、アントラピリミジン顔料、アンタントロン(anthanthrone)顔料、インダントロン(indanthrone)顔料、フラバントロン顔料、ピラントロン(pyranthrone)顔料、ジケトピロロピロール顔料などが挙げられる。前記無機顔料としては、金属酸化物や金属錯塩などの金属化合物が挙げられ、具体的には、鉄、コバルト、アルミニウム、カドミウム、鉛、銅、チタン、マグネシウム、クロム、亜鉛、アンチモン、カーボンブラックなどの金属の酸化物または複合金属酸化物などが挙げられる。特に、前記有機顔料および無機顔料としては、具体的には、色指数(The society of Dyers and Colourists出版)においてピグメントに分類されている化合物が挙げられ、より具体的には、以下のような色指数(C.I.)番号の顔料が挙げられるが、必ずしもこれらに限定されるものではなく、これらは、それぞれ単独または2種以上を組み合わせて使用することができる。
C.I.ピグメントイエロー13、20、24、31、53、83、86、93、94、109、110、117、125、137、138、139、147、148、150、153、154、166、173、180、および185
C.I.ピグメントオレンジ13、31、36、38、40、42、43、51、55、59、61、64、65、および71
C.I.ピグメントレッド9、97、105、122、123、144、149、166、168、176、177、180、192、208、215、216、224、242、254、255、および264
C.I.ピグメントバイオレット14、19、23、29、32、33、36、37、および38
C.I.ピグメントブルー15(15:3、15:4、15:6など)、21、28、60、64、および76
C.I.ピグメントグリーン7、10、15、25、36、47、および58
C.I.ピグメントブラウン28
C.I.ピグメントブラック1および7など
前記顔料は、当該分野で一般的に使用される有機顔料または無機顔料を使用することができ、これらは、それぞれ単独または2種以上を組み合わせて使用することができる。
前記例示されたC.I.ピグメント顔料の中でも、C.I.ピグメントイエロー138、C.I.ピグメントイエロー139、C.I.ピグメントイエロー150、C.I.ピグメントイエロー185、C.I.ピグメントオレンジ38、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド166、C.I.ピグメントレッド177、C.I.ピグメントレッド208、C.I.ピグメントレッド242、C.I.ピグメントレッド254、C.I.ピグメントレッド255、C.I.ピグメントバイオレット23、C.I.ピグメントブルー15:3、ピグメントブルー15:6、C.I.ピグメントグリーン7、C.I.ピグメントグリーン36、C.I.ピグメントグリーン58から選択される顔料が好ましく使用される。
前記顔料は、その粒径が均一に分散した顔料分散液を使用することが好ましい。顔料の粒径を均一に分散させるための方法の一例として、顔料分散剤(a3)を含有させて分散処理する方法などが挙げられ、この方法によれば、顔料が溶液中に均一に分散した状態の顔料分散液を得ることができる。
前記顔料分散剤の具体例としては、陽イオン系、陰イオン系、非イオン系、両性、ポリエステル系、ポリアミン系などの界面活性剤などが挙げられ、これらは、それぞれ単独または2種以上を組み合わせて使用することができる。
顔料分散剤(a3)
前記顔料分散剤(a3)は、顔料の脱凝集および安定性維持のために添加されるものであって、当該分野で一般的に使用されるものを制限なく使用することができる。好ましくは、BMA(ブチルメタクリレート)またはDMAEMA(N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート)を含むアクリレート系分散剤(以下、アクリル分散剤という)を含有するのが良い。この時、前記アクリル分散剤は、大韓民国公開特許第2004−0014311号で提示されたようなリビング制御方法によって製造されたものを適用することが好ましいが、前記リビング制御方法により製造されたアクリレート系分散剤の市販品としては、DISPER BYK−2000、DISPER BYK−2001、DISPER BYK−2070、DISPER BYK−2150などが挙げられる。
前記例示されたアクリル分散剤は、それぞれ単独または2種以上を組み合わせて使用することができる。
前記分散剤(a3)は、上記のアクリル分散剤のほか、他の樹脂タイプの顔料分散剤を使用してもよい。前記他の樹脂タイプの顔料分散剤としては、公知の樹脂タイプの顔料分散剤、特にポリウレタン、ポリアクリレートに代表されるポリカルボン酸エステル、不飽和ポリアミド、ポリカルボン酸、ポリカルボン酸の(部分的)アミン塩、ポリカルボン酸のアンモニウム塩、ポリカルボン酸のアルキルアミン塩、ポリシロキサン、長鎖ポリアミノアミドホスフェート塩、ヒドロキシル基−含ポリカルボン酸のエステル、およびこれらの改質生成物、またはフリー(free)カルボキシル基を有するポリエステルとポリ(低級アルキレンイミン)の反応によって形成されたアミドまたはこれらの塩のような油質の分散剤;(メタ)アクリル酸−スチレンコポリマー、(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリレートエステルコポリマー、スチレン−マレイン酸コポリマー、ポリビニルアルコール、またはポリビニルピロリドンのような水溶性樹脂または水溶性ポリマー化合物;ポリエステル;改質ポリアクリレート;エチレンオキサイド/プロピレンオキサイドの付加生成物およびホスフェートエステルなどが挙げられる。前記樹脂型分散剤の市販品としては、陽イオン系樹脂分散剤としては、例えば、BYK(ビック)ケミー社の商品名:DISPER BYK−160、DISPER BYK−161、DISPER BYK−162、DISPER BYK−163、DISPER BYK−164、DISPER BYK−166、DISPER BYK−171、DISPER BYK−182、DISPER BYK−184;BASF社の商品名:EFKA−44、EFKA−46、EFKA−47、EFKA−48、EFKA−4010、EFKA−4050、EFKA−4055、EFKA−4020、EFKA−4015、EFKA−4060、EFKA−4300、EFKA−4330、EFKA−4400、EFKA−4406、EFKA−4510、EFKA−4800;Lubirzol社の商品名:SOLSPERS−24000、SOLSPERS−32550、NBZ−4204/10;川研ファインケミカル社の商品名:ヒノアクト(HINOACT)T−6000、ヒノアクトT−7000、ヒノアクトT−8000;味の素社の商品名:アジスパー(AJISPUR)PB−821、アジスパーPB−822、アジスパーPB−823;共栄社化学社の商品名:フローレン(FLORENE)DOPA−17HF、フローレンDOPA−15BHF、フローレンDOPA−33、フローレンDOPA−44などが挙げられる。前記アクリル分散剤のほか、他の樹脂タイプの顔料分散剤は、それぞれ単独または2種以上を組み合わせて使用することができ、アクリル分散剤と併用して使用してもよい。
前記分散剤(a3)の使用量は、使用される顔料(a1)の固形分100重量部に対して、5〜60重量部、より好ましくは15〜50重量部の範囲である。分散剤(a3)の含有量が前記基準で60重量部を超えると、粘度が高くなり、5重量部未満の場合には、顔料の微粒化が難しいか、分散後ゲル化などの問題を引き起こすことがある。
染料(a2)
前記染料(a2)は、有機溶剤に対する溶解性を有するものであれば制限なく使用することができる。好ましくは、有機溶剤に対する溶解性を有し、かつ、アルカリ現像液に対する溶解性および耐溶剤性、経時安定性などの信頼性を確保できる染料を使用することが好ましい。
前記染料としては、スルホン酸やカルボン酸などの酸性基を有する酸性染料、酸性染料と窒素含有化合物の塩、酸性染料のスルホンアミド体などとこれらの誘導体から選択されたものを使用することができ、その他にも、アゾ系、キサンテン系、フタロシアニン系の酸性染料およびこれらの誘導体も選択することができる。
好ましくは、前記染料は、カラーインデックス(The Society of Dyers and Colourists出版)内に染料として分類されている化合物や、染色ノート(色染社)に記載されている公知の染料が挙げられる。
前記染料の具体例としては、C.I.ソルベント染料として、
C.I.ソルベントイエロー4、14、15、16、21、23、24、38、56、62、63、68、79、82、93、94、98、99、151、162、163などの黄色染料;
C.I.ソルベントレッド8、45、49、89、111、122、125、130、132、146、179などの赤色染料;
C.I.ソルベントオレンジ2、7、11、15、26、41、45、56、62などのオレンジ色染料;
C.I.ソルベントブルー5、35、36、37、44、59、67、70などの青色染料;
C.I.ソルベントバイオレット8、9、13、14、36、37、47、49などのバイオレット染料;
C.I.ソルベントグリーン1、3、4、5、7、28、29、32、33、34、35などの緑色染料などが挙げられる。
C.I.ソルベント染料のうち、有機溶媒に対する溶解性に優れたC.I.ソルベントイエロー14、16、21、56、151、79、93;C.I.ソルベントレッド8、49、89、111、122、132、146、179;C.I.ソルベントオレンジ41、45、62;C.I.ソルベントブルー35、36、44、45、70;C.I.ソルベントバイオレット13が好ましく、このうち、C.I.ソルベントイエロー21、79;C.I.ソルベントレッド8、122、132;C.I.がより好ましい。
また、C.I.アシッド染料として、
C.I.アシッドイエロー1、3、7、9、11、17、23、25、29、34、36、38、40、42、54、65、72、73、76、79、98、99、111、112、113、114、116、119、123、128、134、135、138、139、140、144、150、155、157、160、161、163、168、169、172、177、178、179、184、190、193、196、197、199、202、203、204、205、207、212、214、220、221、228、230、232、235、238、240、242、243、251などの黄色染料;
C.I.アシッドレッド1、4、8、14、17、18、26、27、29、31、34、35、37、42、44、50、51、52、57、66、73、80、87、88、91、92、94、97、103、111、114、129、133、134、138、143、145、150、151、158、176、182、183、198、206、211、215、216、217、227、228、249、252、257、258、260、261、266、268、270、274、277、280、281、195、308、312、315、316、339、341、345、346、349、382、383、394、401、412、417、418、422、426などの赤色染料;
C.I.アシッドオレンジ6、7、8、10、12、26、50、51、52、56、62、63、64、74、75、94、95、107、108、169、173などのオレンジ色染料;
C.I.アシッドブルー1、7、9、15、18、23、25、27、29、40、42、45、51、62、70、74、80、83、86、87、90、92、96、103、112、113、120、129、138、147、150、158、171、182、192、210、242、243、256、259、267、278、280、285、290、296、315、324:1、335、340などの青色染料;
C.I.アシッドバイオレット6B、7、9、17、19、66などのバイオレット色染料;
C.I.アシッドグリーン1、3、5、9、16、25、27、50、58、63、65、80、104、105、106、109などの緑色染料などが挙げられる。
アシッド染料のうち、有機溶媒に対する溶解度に優れたC.I.アシッドイエロー42;C.I.アシッドレッド92;C.I.アシッドブルー80、90;C.I.アシッドバイオレット66;C.I.アシッドグリーン27が好ましい。
また、C.I.ダイレクト染料として、
C.I.ダイレクトイエロー2、33、34、35、38、39、43、47、50、54、58、68、69、70、71、86、93、94、95、98、102、108、109、129、136、138、141などの黄色染料;
C.I.ダイレクトレッド79、82、83、84、91、92、96、97、98、99、105、106、107、172、173、176、177、179、181、182、184、204、207、211、213、218、220、221、222、232、233、234、241、243、246、250などの赤色染料;
C.I.ダイレクトオレンジ34、39、41、46、50、52、56、57、61、64、65、68、70、96、97、106、107などのオレンジ色染料;
C.I.ダイレクトブルー38、44、57、70、77、80、81、84、85、86、90、93、94、95、97、98、99、100、101、106、107、108、109、113、114、115、117、119、137、149、150、153、155、156、158、159、160、161、162、163、164、166、167、170、171、172、173、188、189、190、192、193、194、196、198、199、200、207、209、210、212、213、214、222、228、229、237、238、242、243、244、245、247、248、250、251、252、256、257、259、260、268、274、275、293などの青色染料;
C.I.ダイレクトバイオレット47、52、54、59、60、65、66、79、80、81、82、84、89、90、93、95、96、103、104などのバイオレット色染料;
C.I.ダイレクトグリーン25、27、31、32、34、37、63、65、66、67、68、69、72、77、79、82などの緑色染料などが挙げられる。
さらに、C.I.モーダント染料として、
C.I.モーダントイエロー5、8、10、16、20、26、30、31、33、42、43、45、56、61、62、65などの黄色染料;
C.I.モーダントレッド1、2、3、4、9、11、12、14、17、18、19、22、23、24、25、26、30、32、33、36、37、38、39、41、43、45、46、48、53、56、63、71、74、85、86、88、90、94、95などの赤色染料;
C.I.モーダントオレンジ3、4、5、8、12、13、14、20、21、23、24、28、29、32、34、35、36、37、42、43、47、48などのオレンジ色染料;
C.I.モーダントブルー1、2、3、7、8、9、12、13、15、16、19、20、21、22、23、24、26、30、31、32、39、40、41、43、44、48、49、53、61、74、77、83、84などの青色染料;
C.I.モーダントバイオレット1、2、4、5、7、14、22、24、30、31、32、37、40、41、44、45、47、48、53、58などのバイオレット色染料;
C.I.モーダントグリーン1、3、4、5、10、15、19、26、29、33、34、35、41、43、53などの緑色染料などが挙げられる。
これらの染料は、それぞれ単独または2種以上を組み合わせて使用することができる。
前記着色剤(A)の含有量は、着色感光性樹脂組成物中の固形分を基準として5〜60重量%、好ましくは10〜45重量%含まれるのが良い。前記着色剤(A)が前記基準で5〜60重量%含まれる場合には、薄膜を形成しても画素の色濃度が十分であり、現像時に非画素部の欠落性が低下しないため、残渣が発生しにくいので好ましい。
本発明において、着色感光性樹脂組成物中の固形分含有量とは、着色感光性樹脂組成物から溶剤を除いた残りの成分の総含有量を意味する。
アルカリ可溶性樹脂(B)
パターンを形成する時の現像処理工程で用いられるアルカリ現像液に対して可溶性を有するために、カルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体(b1)を必須成分として共重合して製造する。
また、染料(a2)との相溶性および着色感光性樹脂組成物の経時安定性を確保するために、アルカリ可溶性樹脂(B)の酸価は30〜150mgKOH/gであることが好ましい。アルカリ可溶性樹脂(B)の酸価が30mgKOH/g未満の場合、着色感光性樹脂組成物が十分な現像速度を確保しにくく、150mgKOH/gを超える場合、基板との密着性が減少してパターンの短絡が発生しやすく、染料との相溶性に問題が発生して着色感光性樹脂組成物内の染料が析出したり、着色感光性樹脂組成物の経時安定性が低下して粘度が上昇しやすい。
前記アルカリ可溶性樹脂(B)の追加的な現像性を確保するために、水酸基を付与することができる。水酸基を付与する現像速度が改善される効果があるが、アルカリ可溶性樹脂(B)と多官能性単量体(C)の水酸化基価の合計が50mgKOH/g以上250mgKOH/g以下に限定される。水酸化基の合計が50mgKOH/g未満の場合、十分な現像速度を確保することができず、250mgKOH/gを超える場合、形成されるパターンの寸法安定性が低下してパターンの直進性が不良になりやすく、染料との相溶性が低下して経時安定性の問題が発生しやすい。
前記カルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体(b1)は、具体例としては、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸などのモノカルボン酸類;フマル酸、メサコン酸、イタコン酸などのジカルボン酸類;およびこれらジカルボン酸の無水物;ω−カルボキシポリカプロラクトンモノ(メタ)アクリレートなどの両末端にカルボキシル基と水酸基を有するポリマーのモノ(メタ)アクリレート類などが挙げられ、アクリル酸、メタクリル酸が好ましい。
アルカリ可溶性樹脂(B)に水酸基を付与するためには、カルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体(b1)と水酸基を有するエチレン性不飽和単量体(b2)とを共重合して製造することができ、カルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体(b1)の共重合体に、グリシジル基を有する化合物(b3)を追加的に反応させて製造することができる。また、カルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体(b1)と水酸基を有するエチレン性不飽和単量体(b2)との共重合体に、追加的にグリシジル基を有する化合物(b3)を反応させて製造することができる。
前記水酸基を有するエチレン性不飽和単量体(b2)の具体例としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、N−ヒドロキシエチルアクリルアミドなどがあり、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートが好ましく、2種以上を組み合わせて使用することができる。
前記グリシジル基を有する化合物(b3)の具体的なブチルグリシジルエーテル、グリシジルプロピルエーテル、グリシジルフェニルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル、グリシジルブチレート、グリシジルメチルエーテル、エチルグリシジルエーテル、グリシジルイソプロピルエーテル、t−ブチルグリシジルエーテル、ベンジルグリシジルエーテル、グリシジル4−t−ブチルベンゾエート、グリシジルステアレート、アリールグリシジルエーテル、メタクリル酸グリシジルエステルなどがあり、ブチルグリシジルエーテル、アリールグリシジルエーテル、メタクリル酸グリシジルエステルが好ましく、2種以上を組み合わせて使用することができる。
前記グリシジル基を有する化合物(b3)として例示した単量体は、それぞれ単独または2種以上を組み合わせて使用することができる。
共重合が可能な不飽和結合を有する重合単量体(b4)の具体例としては、スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、p−クロロスチレン、o−メトキシスチレン、m−メトキシスチレン、p−メトキシスチレン、o−ビニルベンジルメチルエーテル、m−ビニルベンジルメチルエーテル、p−ビニルベンジルメチルエーテル、o−ビニルベンジルグリシジルエーテル、m−ビニルベンジルグリシジルエーテル、p−ビニルベンジルグリシジルエーテルなどの芳香族ビニル化合物;
N−シクロヘキシルマレイミド、N−ベンジルマレイミド、N−フェニルマレイミド、N−o−ヒドロキシフェニルマレイミド、N−m−ヒドロキシフェニルマレイミド、N−p−ヒドロキシフェニルマレイミド、N−o−メチルフェニルマレイミド、N−m−メチルフェニルマレイミド、N−p−メチルフェニルマレイミド、N−o−メトキシフェニルマレイミド、N−m−メトキシフェニルマレイミド、N−p−メトキシフェニルマレイミドなどのN−置換マレイミド系化合物;
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、i−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、sec−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレートなどのアルキル(メタ)アクリレート類;
シクロペンチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−メチルシクロヘキシル(メタ)アクリレート、トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン−8−イル(メタ)アクリレート、2−ジシクロペンタニルオキシエチル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレートなどの脂環族(メタ)アクリレート類;
フェニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレートなどのアリール(メタ)アクリレート類;
3−(メタクリロイルオキシメチル)オキセタン、3−(メタクリロイルオキシメチル)−3−エチルオキセタン、3−(メタクリロイルオキシメチル)−2−トリフルオロメチルオキセタン、3−(メタクリロイルオキシメチル)−2−フェニルオキセタン、2−(メタクリロイルオキシメチル)オキセタン、2−(メタクリロイルオキシメチル)−4−トリフルオロメチルオキセタンなどの不飽和オキセタン化合物などがある。
前記アルカリ可溶性樹脂(B)の含有量は、アルカリ可溶性樹脂(B)と多官能性単量体(C)の水酸化基価の合計が50mgKOH/g以上250mgKOH/gである条件を満足しなければならず、着色感光性樹脂組成物中の固形分基準で10〜80重量%、好ましくは10〜70重量%の範囲である。前記アルカリ可溶性樹脂(B)の含有量が前記基準で10〜80重量%であれば、現像液への溶解性が十分でパターン形成が容易であり、現像時に露光部の画素部分の膜減少が防止されて非画素部分の欠落性が良好になるので好ましい。
多官能性単量体(C)
多官能性単量体(C)は、3官能以上の(メタ)アクリル系多官能単量体(C−1)、および下記化学式1で表される多官能性単量体(C−2)を含むことを必須とする。
Figure 2017037305
前記化学式1において、Xは、ヘテロ原子が含まれているか、或いは含まれていない炭素数1〜10の脂肪族炭化水素であり、R、R、R、R、RおよびRは、独立にそれぞれエポキシ化合物または下記化学式2で表される化合物であり、R〜Rの少なくとも1つ以上は、化学式2で表される化合物およびエポキシ化合物であり、
Figure 2017037305
nは、0〜5の整数である。
より具体的には、前記化学式1で表される多官能性単量体(C−2)は、下記化学式3で表される化合物であってもよい。
Figure 2017037305
本発明の着色感光性樹脂組成物は、前記多官能性単量体(C)を含むことにより、低温焼成工程で基板との十分な硬化が可能で感度に優れ、これによって高信頼性のカラーフィルタを提供することができる。また、高い光重合密度によってガラス基板に対する接着力と着色力に優れている。
前記多官能性単量体(C)は、単官能単量体、2官能単量体と混用使用可能であり、好ましくは、2官能以上の多官能単量体を使用することができる。
前記単官能単量体の具体例としては、ノニルフェニルカルビトールアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、2−エチルヘキシルカルビトールアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、N−ビニルピロリドンなどが挙げられ、市販品としては、アロニックスM−101(東亜合成)、KAYARAD TC−110S(日本化薬)、ビスコート158(大阪有機化学工業)などが挙げられる。
前記2官能単量体の具体例としては、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAのビス(アクリロイルオキシエチル)エーテル、3−メチルペンタンジオールジ(メタ)アクリレートなどが挙げられ、市販品としては、アロニックスM−210、M−1100、1200(東亜合成)、KAYARAD HDDA(日本化薬)、ビスコート260(大阪有機化学工業)、AH−600、AT−600、UA−306H(共栄社化学社)などがある。
前記3官能以上の(メタ)アクリル系多官能単量体(C−1)の具体例としては、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エトキシル化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロポキシル化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、エトキシル化ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、プロポキシル化ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレートなどがあり、市販品としては、アロニックスM−309、TO−1382(東亜合成)、KAYARAD TMPTA、KAYARAD DPHA、KAYARAD DPHA−40H(日本化薬)などがあるが、(メタ)アクリル酸エステル類およびウレタン(メタ)アクリレートが重合性に優れ、強度を向上させることができるという点で特に好ましい。
3官能以上の(メタ)アクリル系多官能単量体(C−1)および前記化学式1で表される多官能性単量体(C−2)と混用して使用する時、全体単量体を基準として3官能以上の(メタ)アクリル系多官能単量体(C−1)および前記化学式1で表される多官能性単量体(C−2)の総含有量が80重量%以下で使用することが好ましい。80重量%を超えて使用する場合、前記多官能性単量体の性能が実現されにくい。
前記多官能性単量体(C)は、着色感光性樹脂組成物中の固形分を基準として5〜80重量%含まれることが好ましく、特に20〜70重量%含まれることがより好ましい。前記光重合性化合物(C)が前記基準で20〜45重量%含まれる場合には、画素部の強度や平滑性が良好になるので好ましい。
前記化学式1で表される多官能性単量体(C−2)は、全体単量体中、0.01〜60重量%含まれることが好ましく、特に1〜40重量%含まれることがより好ましい。
光重合開始剤(D)
前記光重合開始剤(D)は、多官能性単量体(C)を重合させることができるものであればその種類を特別に制限なく使用することができる。特に、前記光重合開始剤(D)は、重合特性、開始効率、吸収波長、入手性、価格などの観点で、アセトフェノン系化合物、ベンゾフェノン系化合物、トリアジン系化合物、ビイミダゾール系化合物、オキシム化合物、およびチオキサントン系化合物からなる群より選択される1種以上の化合物を使用することが好ましい。
前記アセトフェノン系化合物の具体例としては、ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、ベンジルジメチルケタール、2−ヒドロキシ−1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−2−メチルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルホリノプロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)ブタン−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−[4−(1−メチルビニル)フェニル]プロパン−1−オン、2−(4−メチルベンジル)−2−(ジメチルアミノ)−1−(4−モルホリノフェニル)ブタン−1−オンなどが挙げられる。
前記ベンゾフェノン系化合物としては、例えば、ベンゾフェノン、0−ベンゾイル安息香酸メチル、4−フェニルベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルスルフィド、3,3’,4,4’−テトラ(tert−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン、2,4,6−トリメチルベンゾフェノンなどがある。
前記トリアジン系化合物の具体例としては、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−(4−メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−(4−メトキシナフチル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−ピペロニル−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−(4−メトキシスチリル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−[2−(5−メチルフラン−2−イル)エテニル]−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−[2−(フラン−2−イル)エテニル]−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−[2−(4−ジエチルアミノ−2−メチルフェニル)エテニル]−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−[2−(3,4−ジメトキシフェニル)エテニル]−1,3,5−トリアジンなどが挙げられる。
前記ビイミダゾール化合物の具体例としては、2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニルビイミダゾール、2,2’−ビス(2,3−ジクロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニルビイミダゾール、2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラ(アルコキシフェニル)ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラ(トリアルコキシフェニル)ビイミダゾール、2,2−ビス(2,6−ジクロロフェニル)−4,4’5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール、または4,4’,5,5’位のフェニル基がカルボアルコキシ基によって置換されているイミダゾール化合物などが挙げられる。これらの中で、2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニルビイミダゾール、2,2’−ビス(2,3−ジクロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニルビイミダゾール、2,2−ビス(2,6−ジクロロフェニル)−4,4’5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾールが好ましく使用される。
前記オキシム化合物の具体例としては、o−エトキシカルボニル−α−オキシイミノ−1−フェニルプロパン−1−オンなどが挙げられ、市販品として、バスフ社のOXE01、OXE02が代表的である。
前記チオキサントン系化合物としては、例えば、2−イソプロピルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジクロロチオキサントン、1−クロロ−4−プロポキシチオキサントンなどがある。
また、前記光重合開始剤(D)は、本発明の着色感光性樹脂組成物の感度を向上させるために、光重合開始補助剤(d2)をさらに含むことができる。本発明に係る着色感光性樹脂組成物は、光重合開始補助剤(d2)を含有することにより、感度がさらに高くなって生産性を向上させることができる。
前記光重合開始補助剤(d2)は、例えば、アミン化合物、カルボン酸化合物、チオール基を有する有機硫黄化合物からなる群より選択される1種以上の化合物が好ましく使用される。
前記アミン化合物としては、芳香族アミン化合物を使用することが好ましく、具体的には、トリエタノールアミン、メチルジエタノールアミン、トリイソプロパノールアミンなどの脂肪族アミン化合物、4−ジメチルアミノ安息香酸メチル、4−ジメチルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル、4−ジメチルアミノ安息香酸2−エチルヘキシル、安息香酸2−ジメチルアミノエチル、N,N−ジメチルパラトルイジン、4,4’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン(通称:ミヒラーケトン)、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノンなどを使用することができる。
前記カルボン酸化合物は、芳香族ヘテロ酢酸類であることが好ましく、具体的には、フェニルチオ酢酸、メチルフェニルチオ酢酸、エチルフェニルチオ酢酸、メチルエチルフェニルチオ酢酸、ジメチルフェニルチオ酢酸、メトキシフェニルチオ酢酸、ジメトキシフェニルチオ酢酸、クロロフェニルチオ酢酸、ジクロロフェニルチオ酢酸、N−フェニルグリシン、フェノキシ酢酸、ナフチルチオ酢酸、N−ナフチルグリシン、ナフトキシ酢酸などが挙げられる。
前記チオール基を有する有機硫黄化合物の具体例としては、2−メルカプトベンゾチアゾール、1,4−ビス(3−メルカプトブチリルオキシ)ブタン、1,3,5−トリス(3−メルカプトブチルオキシエチル)−1,3,5−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン、トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトプロピオネート)、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトブチレート)、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)、ジペンタエリスリトールヘキサキス(3−メルカプトプロピオネート)、テトラエチレングリコールビス(3−メルカプトプロピオネート)などが挙げられる。
前記光重合開始剤(D)は、本発明の着色感光性樹脂組成物の固形分の総重量を基準として、アルカリ可溶性樹脂(B)と多官能性単量体(C)の総含有量に対して0.1〜40重量%、好ましくは1〜30重量%含まれる。前記光重合開始剤(D)が上述した0.1〜40重量%の範囲内にあると、着色感光性樹脂組成物が高感度化されて露光時間が短縮されるので、生産性が向上し、高い解像度を維持できるので好ましい。また、上述した条件の組成物を用いて形成した画素部の強度と前記画素部の表面における平滑性が良好になる。
また、前記光重合開始補助剤(d2)をさらに使用する場合、前記光重合開始補助剤(d2)は、本発明の着色感光性樹脂組成物の固形分の総重量を基準として、アルカリ可溶性樹脂と(B)多官能性単量体(C)の総含有量に対して0.1〜40重量%、好ましくは1〜30重量%含まれる。前記光重合開始補助剤(d2)の使用量が上述した0.1〜40重量%の範囲内にあると、着色感光性樹脂組成物の感度がさらに高くなり、前記組成物を用いて形成されるカラーフィルタの生産性が向上する効果を提供する。
溶剤(E)
前記溶剤は、着色感光性樹脂組成物に含まれる他の成分を溶解させるのに効果的なものであれば、通常の着色感光性樹脂組成物で使用される溶剤を特に制限なく使用することができ、特に、エーテル類、芳香族炭化水素類、ケトン類、アルコール類、エステル類、またはアミド類などが好ましい。
前記溶剤(E)は、具体的には、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテルなどのエチレングリコールモノアルキルエーテル類、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジプロピルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテルなどのジエチレングリコールジアルキルエーテル類、
メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテートなどのエチレングリコールアルキルエーテルアセテート類、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、メトキシブチルアセテート、メトキシペンチルアセテートなどのアルキレングリコールアルキルエーテルアセテート類、
ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレンなどの芳香族炭化水素類、
メチルエチルケトン、アセトン、メチルアミルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、
エタノール、プロパノール、ブタノール、ヘキサノール、シクロヘキサノール、エチレングリコール、グリセリンなどのアルコール類、
3−エトキシプロピオン酸エチル、3−メトキシプロピオン酸メチルなどのエステル類、γ−ブテロラクトンなどの環状エステル類などが挙げられる。
前記溶剤(E)は、塗布性および乾燥性の面で、沸点が100℃〜200℃の有機溶剤が好ましく、より好ましくは、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、シクロヘキサノン、エチルラクテート、ブチルラクテート、3−エトキシプロピオン酸エチル、3−メトキシプロピオン酸メチルなどを用いることができる。
前記例示した溶剤(E)は、それぞれ単独または2種以上を混合して使用することができ、本発明の着色感光性樹脂組成物の総重量を基準として60〜90重量%、好ましくは70〜85重量%含まれる。前記溶剤(E)が上述した60〜90重量%の範囲であれば、ロールコーター、スピンコーター、スリットアンドスピンコーター、スリットコーター(ダイコーターともいうことがある)、インクジェットなどの塗布装置で塗布した時、塗布性が良好になる効果を提供する。
メルカプト化合物(F)
前記化学式1で表される多官能性単量体(C−2)によって低温焼成でも高い架橋度の達成が可能であるが、多官能性単量体(C−2)が単独で使用される場合、露光時に多官能単量体の効率が低下してパターンの短絡が発生し得るので、多官能チオール化合物と混用して使用すると、多官能チオール化合物によって多官能単量体の効率が低下するのを防止することができる。
前記多官能チオール化合物は、メルカプト化合物(F)である。
前記メルカプト化合物(F)は、4−メルカプトヒドロ桂皮酸(4−Mercaptohydrocinnamic Acid)、4−メルカプト安息香酸(4−Mercaptobenzoic Acid)、チオサリチル酸(Thiosalicylic Acid)、3,4−ジメトキシベンゼンチオール(3,4−Dimethoxybenzenethiol)、3−エトキシベンゼンチオール(3−Ethoxybenzenethiol)、4−ヒドロキシベンゼンチオール(4−Hydroxybenzenethiol)、3−メトキシベンゼンチオール(3−Methoxybenzenethiol)、2−ヒドロキシベンゼンチオール(2−Hydroxybenzenethiol)、4−メトキシベンゼンチオール(4−Methoxybenzenethiol)、3−ヒドロキシベンゼンチオール(3−Hydroxybenzenethiol)、2−メトキシベンゼンチオール(2−Methoxybenzenethiol)、メチルチオサリシレート(Methyl Thiosalicylate)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メルカプト安息香酸(2,3,5,6−Tetrafluoro−4−mercaptobenzoic Acid)、2−メルカプトベンゾチアゾール、1,4−ビス(3−メルカプトブチリルオキシ)ブタン、β−メルカプトプロピオン酸(β−Mercaptopropionic acid)、メチル3−メルカプトプロピオネート(Methyl 3−Mercaptopropionate)、2−エチルヘキシル3−メルカプトプロピオネート(2−Ethylhexyl 3−Mercaptopropionate)、n−オクチル3−メルカプトプロピオネート(n−Octyl 3−Mercaptopropionate)、メトキシブチル3−メルカプトプロピオネート(Methoxybuthyl 3−Mercaptopropionate)、ステアリル3−メルカプトプロピオネート(Stearyl 3−Mercaptopropionate)、トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトプロピオネート)(Trimethylolpropane tris(3−mercaptopropionate))、トリス[(3−メルカプトプロピオニルオキシ)−エチル]−イソシアヌレート(Tris[(3−Mercaptopropionyloxy)−ethyl]−isocyanurate)、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)(Pentaerythritol tetrakis(3−mercaptopropionate))、テトラエチレングリコールビス(3−メルカプトプロピオネート)(Tetraethyleneglycol bis(3−mercaptopropionate))、およびジペンタエリスリトールヘキサキス(3−メルカプトプロピオネート)(Dipentaerythritol hexakis(3−mercaptopropionate))からなる群より選択された1種以上であってもよい。
前記メルカプト化合物(F)は、前記着色感光性樹脂組成物中、全体固形分基準で0.1〜5重量%含まれる。前記メルカプト化合物(F)が前記範囲内に含まれると、低温焼成でも多官能単量体によって架橋度が低下することが防止され、着色感光性樹脂組成物の感度がさらに高くなったり、または組成物を用いて形成されるカラーフィルタの生産性が向上できる。
本発明に係る着色感光性樹脂組成物は、必要に応じて添加剤をさらに含むことができ、具体例として、分散剤、湿潤剤、シランカップリング剤、および凝集防止剤などから選択された少なくとも1つ以上を使用することができる。
以下、本発明の着色感光性樹脂組成物の製造方法を例を挙げて説明する。
まず、前記着色剤(A)中の顔料(a1)を溶剤(E)と混合して、顔料の平均粒径が0.2μm以下程度となるまでビーズミルなどを用いて分散させる。この時、必要に応じて、顔料分散剤(a3)、アルカリ可溶性樹脂(B)の一部または全部、または染料(a2)を溶剤(E)とともに混合させて、溶解または分散させることができる。
前記混合された分散液に、染料(a2)、アルカリ可溶性樹脂の残部(B)、多官能性単量体(C)、および光重合開始剤(D)と、必要に応じて、添加剤および溶剤(E)を所定の濃度となるようにさらに添加して、本発明に係る着色感光性樹脂組成物を製造することができる。
以下、本発明を合成例、実施例、比較例および実験例を用いてより詳細に説明する。しかし、下記の合成例、実施例、比較例および実験例は本発明を例示するためのものであって、本発明は、下記の合成例、実施例、比較例および実験例によって限定されず、多様に修正および変更可能である。
合成例1.A−1の合成
Figure 2017037305
250mlの三つ口フラスコに、pentaerythritol(10mmol)、NaOH(20mmol)、epichlorohydrin(80ml)をエタノール200mlに溶解させた反応混合物を、90℃に昇温した後、12時間撹拌した。12時間後、NaOH(2.89g、72.20mmol)を蒸留水20mlに溶解させて、60℃で1時間ゆっくり滴加した後、80℃で2時間反応させた。反応が終了した後、精製水50mlとTHF50mlを加えた後、30分間撹拌し、有機層を分離した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濾過した後、濾液を減圧下で濃縮し、濃縮残留物をメタノールと蒸留水を加えて不純物を除去して、白色固体のA−1 5.3g(yield84%)を得た。
合成例2.T−1の合成
Figure 2017037305
反応器に、前記A−1 30mmolとpent−4−enoyl chloride(40ml)、0.1重量%ナトリウム、0.02重量%カルシウム、p−toluenesulfonic acid monohydrate 15mmolを200mlのtolueneに溶解させた反応混合物を、窒素気流下で120℃に昇温した後、撹拌した。反応が終了した後、常温に冷却した後、tolueneを400mlを加えた。有機層を取った後、精製水200mlを加えて洗浄し、有機層に無水硫酸マグネシウムを加えた後、30分間撹拌した。有機層を濾過した後、減圧下で濃縮し、濃縮残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ethyl acetate:n−hexane=1:4)で精製して、T−1を得た。
合成例3.アルカリ可溶性樹脂(B)の合成
撹拌機、温度計、還流冷却管、滴下ロートおよび窒素導入管を備えたフラスコに、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート120部、プロピレングリコールモノメチルエーテル80部、AIBN2部、アクリル酸19.0部、ベンジルメタクリレート10部、スチレン51.0部、n−ドデシルメルカプタン3部を投入し、窒素置換した。その後、撹拌し、温度を110℃に上昇させて6時間反応させた。次に、反応液の温度を常温に下げて、フラスコの空気を再び一般空気に置換した後、トリエチルアミン0.3部、グリシジルメタクリレート20部を投入し、110℃で5時間反応させた。このように合成されたアルカリ可溶性樹脂の固形分酸価は80mgKOH/gであり、GPCで測定した重量平均分子量Mwは約22,000であった。
実施例1.着色感光性樹脂組成物の製造
C.I.ピグメントブルー15:6(顔料)12重量部、C.I.アシッドレッド52 1.8重量部、顔料分散剤としてBYK−2001 4.0重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート82.2重量部を混合し、ビーズミルを用いて顔料を十分に分散(A−1)させ、次に、合成例3のアルカリ可溶性樹脂(B)18.2重量部、多官能性単量体(C−1)4.9重量部(製品名:DPHA、製造社:日本化薬)、前記合成例2のT−1の多官能性単量体(C−2)1.2重量部、オキシムエステル系開始剤としてPBG−305(D、製造会社:TRONLY)1重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(E)48.4重量部、メルカプト化合物としてトリメチロールプロパントリス(F−2)0.2重量部(製品名:TMMP、製造会社:堺化学)を混合して、着色感光性樹脂組成物を得た(表1参照)。
実施例2.着色感光性樹脂組成物の製造
C.I.ピグメントブルー15:6(顔料)12重量部、C.I.アシッドレッド52 1.8重量部、顔料分散剤としてBYK−2001 4.0重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート82.2重量部を混合し、ビーズミルを用いて顔料を十分に分散(A−1)させ、次に、合成例3のアルカリ可溶性樹脂(B)18.2重量部、多官能性単量体(C−1)4.9重量部(製品名:DPHA、製造会社:日本化薬)、前記合成例2のT−1の多官能性単量体(C−2)1.2重量部、オキシムエステル系開始剤としてPBG−305(D、製造会社:TRONLY)1重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(E)48.4重量部、メルカプト化合物としてジペンタエリスリトールヘキサキス(F−2)0.2重量部(製品名:DPMP、製造会社:堺化学)を混合して、着色感光性樹脂組成物を得た(表1参照)。
実施例3.着色感光性樹脂組成物の製造
C.I.ピグメントブルー15:6(顔料)12重量部、C.I.アシッドレッド52 1.8重量部、顔料分散剤としてBYK−2001 4.0重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート82.2重量部を混合し、ビーズミルを用いて顔料を十分に分散(A−1)させ、次に、合成例3のアルカリ可溶性樹脂(B)18.2重量部、多官能性単量体(C−1)3.1重量部(製品名:DPHA、製造会社:日本化薬)、合成例2のT−1の多官能性単量体(C−2)3.1重量部、オキシムエステル系開始剤としてPBG−305(D、製造会社:TRONLY)1重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(E)48.4重量部、メルカプト化合物としてトリメチロールプロパントリス(F−1)0.2重量部(製品名:TMMP、製造会社:堺化学)を混合して、着色感光性樹脂組成物を得た(表1参照)。
実施例4.着色感光性樹脂組成物の製造
C.I.ピグメントブルー15:6(顔料)12重量部、C.I.アシッドレッド52 1.8重量部、顔料分散剤としてBYK−2001 4.0重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート82.2重量部を混合し、ビーズミルを用いて顔料を十分に分散(A−1)させ、次に、合成例3のアルカリ可溶性樹脂(B)18.2重量部、多官能性単量体(C−1)3.1重量部(製品名:DPHA、製造会社:日本化薬)、合成例2のT−1の多官能性単量体(C−2)3.1重量部、オキシムエステル系開始剤としてPBG−305(D、製造会社:TRONLY)1重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(E)48.4重量部、メルカプト化合物としてジペンタエリスリトールヘキサキス(F−2)0.2重量部(製品名:DPMP、製造会社:堺化学)を混合して、着色感光性樹脂組成物を得た(表1参照)。
実施例5.着色感光性樹脂組成物の製造
C.I.ピグメントブルー15:6(顔料)12重量部、C.I.アシッドレッド52 1.8重量部、顔料分散剤としてBYK−2001 4.0重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート82.2重量部を混合した顔料分散物(A−1)とC.I.アシッドバイオレット66(A−2)をビーズミルを用いて十分に分散させ、次に、合成例3のアルカリ可溶性樹脂(B)18.4重量部、多官能性単量体(C−1)4.9重量部(製品名:DPHA、製造会社:日本化薬)、合成例2のT−1の多官能性単量体(C−2)1.2重量部、オキシムエステル系開始剤としてPBG−305(D、製造会社:TRONLY)1重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(E)50.4重量部、メルカプト化合物としてトリメチロールプロパントリス(F−1)0.2重量部(製品名:TMMP、製造会社:堺化学)を混合して、着色感光性樹脂組成物を得た(表1参照)。
実施例6.着色感光性樹脂組成物の製造
C.I.ピグメントブルー15:6(顔料)12重量部、C.I.アシッドレッド52 1.8重量部、顔料分散剤としてBYK−2001 4.0重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート82.2重量部を混合した顔料分散物(A−1)、C.I.アシッドバイオレット66(A−2)をビーズミルを用いて十分に分散させ、次に、合成例3のアルカリ可溶性樹脂(B)18.4重量部、多官能性単量体(C−1)4.9重量部(製品名:DPHA、製造会社:日本化薬)、合成例2のT−1の多官能性単量体(C−2)1.2重量部、オキシムエステル系開始剤としてPBG−305(D、製造会社:TRONLY)1重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(E)50.4重量部、メルカプト化合物としてジペンタエリスリトールヘキサキス(F−2)0.2重量部(製品名:DPMP、製造会社:堺化学)を混合して、着色感光性樹脂組成物を得た(表1参照)。
比較例1.着色感光性樹脂組成物の製造
C.I.ピグメントブルー15:6(顔料)12重量部、C.I.アシッドレッド52 1.8重量部、顔料分散剤としてBYK−2001 4.0重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート82.2重量部を混合し、ビーズミルを用いて顔料を十分に分散(A−1)させ、次に、合成例3のアルカリ可溶性樹脂(B)18.2重量部、多官能性単量体(C−1)6.1重量部(製品名:DPHA、製造会社:日本化薬)、オキシムエステル系開始剤としてPBG−305(D、製造会社:TRONLY)1.2重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(E)48.4重量部を混合して、着色感光性樹脂組成物を得た(表1参照)。
比較例2.着色感光性樹脂組成物の製造
C.I.ピグメントブルー15:6(顔料)12重量部、C.I.アシッドレッド52 1.8重量部、顔料分散剤としてBYK−2001 4.0重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート82.2重量部を混合し、ビーズミルを用いて顔料を十分に分散(A−1)させ、次に、合成例3のアルカリ可溶性樹脂(B)18.2重量部、多官能性単量体(C−1)4.9重量部(製品名:DPHA、製造会社:日本化薬)、合成例2のT−1の多官能性単量体(C−2)1.2重量部、オキシムエステル系開始剤としてPBG−305(D、製造会社:TRONLY)1.2重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(E)48.4重量部を混合して、着色感光性樹脂組成物を得た(表1参照)。
比較例3.着色感光性樹脂組成物の製造
C.I.ピグメントブルー15:6(顔料)12重量部、C.I.アシッドレッド52 1.8重量部、顔料分散剤としてBYK−2001 4.0重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート82.2重量部を混合した顔料分散物(A−1)、C.I.アシッドバイオレット66(A−2)をビーズミルを用いて十分に分散させ、次に、合成例3のアルカリ可溶性樹脂(B)18.4重量部、多官能性単量体(C−1)6.1重量部(製品名:DPHA、製造会社:日本化薬)、オキシムエステル系開始剤としてPBG−305(D、製造会社:TRONLY)1重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(E)50.4重量部、トリメチロールプロパントリス(F−1)0.2重量部(製品名:TMMP、製造会社:堺化学)を混合して、着色感光性樹脂組成物を得た(表1参照)。
比較例4.着色感光性樹脂組成物の製造
C.I.ピグメントブルー15:6(顔料)12重量部、C.I.アシッドレッド52 1.8重量部、顔料分散剤としてBYK−2001 4.0重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート82.2重量部を混合した顔料分散物(A−1)、C.I.アシッドバイオレット66(A−2)をビーズミルを用いて十分に分散させ、次に、合成例3のアルカリ可溶性樹脂(B)18.4重量部、多官能性単量体(C−1)4.9重量部(製品名:DPHA、製造会社:日本化薬)、合成例2のT−1の多官能性単量体(C−2)1.2重量部、オキシムエステル系開始剤としてPBG−305(D、製造会社:TRONLY)1.2重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(E)50.4重量部を混合して、着色感光性樹脂組成物を得た(表1参照)。
Figure 2017037305
実験例1.感度測定、密着性評価および耐溶剤性評価
前記実施例1〜6および比較例1〜4で製造された着色感光性樹脂組成物を用いてカラーフィルタを製造した。
具体的には、前記それぞれの着色感光性樹脂組成物を、スピンコーティング法で2インチ角のガラス基板(コーニング社製造、「EAGLE XG」)上に塗布した後、加熱板上に置いて、100℃の温度で3分間維持して薄膜を形成させた。次に、前記薄膜上に、透過率を1〜100%の範囲で階段状に変化させるパターンと、1μm〜50μmのライン/スペースパターンを有する試験フォトマスクを載せて、試験フォトマスクとの間隔を100μmとして紫外線を照射した。この時、紫外線光源は、g、h、i線をすべて含む1KWの高圧水銀灯を用いて100mJ/cmの照度で照射し、特別な光学フィルタは用いなかった。前記紫外線の照射された薄膜を、pH10.5のKOH水溶液現像溶液に2分間浸漬して現像した。前記薄膜の塗布されたガラス板を蒸留水を用いて洗浄した後、窒素ガスを吹き付けて乾燥し、150℃の加熱オーブンにて20分間加熱して、カラーフィルタを製造した。
前記製造されたカラーフィルタのフィルム厚さは2.0μmであった。前記実施例1〜6および比較例1〜4で製造した着色感光性樹脂組成物を、以下のような方法で信頼性評価を行い、その結果を下記表2に示した。
<感度>
現像後、パターンのむしれがない薄膜を形成するために必要な最低露光量を測定した。
<密着性>
生成されたパターンを光学顕微鏡により評価した時、以下のようなパターン上のむしれ現象の程度で評価した。
○:パターン上のむしれ無し
△:パターン上のむしれ1〜3個
×:パターン上のむしれ4個以上
<耐溶剤性>
前記作製されたカラーフィルタをN−メチルピロリドン溶剤に30分間浸漬させて、評価前後の色変化を比較評価した。この時使用する式は、L*、a*、b*で定義される3次元色度計での色変化を示す下記数式1によって計算され、色変化値が小さいほど高信頼性のカラーフィルタの製造が可能である。
△Eab*値が3.0以下であれば、人が色差を感じられない基準である。
[数式1]
△Eab*=[(△L*)+(△a*)+(△b*)](1/2)
Figure 2017037305
表2に示されているように、実施例1〜6の着色感光性樹脂組成物の場合、耐熱性および耐溶剤性に優れ、硬化度に優れていることを確認した。
具体的には、実施例1〜6の着色感光性樹脂組成物は、低温焼成工程で十分な硬化が行われることにより、基板との密着性に優れ、耐溶剤性が改善された。これにより、本発明の着色感光性樹脂組成物を低温焼成工程に用いても高信頼性のカラーフィルムを提供できることを確認した。
これに対し、比較例2および比較例4は、メルカプト化合物が添加されない着色感光性樹脂組成物に関するもので、耐溶剤性は良好であるが、パターンの密着性が低下していることを確認した。また、化学式1で表される多官能単量体(C−2)が添加されない比較例1および比較例3の着色感光性樹脂組成物は、低温硬化後に耐溶剤性が不良であることを確認した。

Claims (6)

  1. 着色剤、アルカリ可溶性樹脂、多官能性単量体、光重合開始剤、溶剤、およびメルカプト化合物を含み、
    前記多官能性単量体は、3官能以上の(メタ)アクリル系多官能単量体、および下記化学式1で表される多官能性単量体を含むことを特徴とする着色感光性樹脂組成物。
    Figure 2017037305
    (式中、Xは、ヘテロ原子が含まれているか、或いは含まれていない炭素数1〜10の脂肪族炭化水素であり、
    、R、R、R、RおよびRは、独立にそれぞれエポキシ化合物または下記化学式2で表される化合物であり、R〜Rの少なくとも1つ以上は、化学式2で表される化合物およびエポキシ化合物であり、
    Figure 2017037305
    nは、0〜5の整数である。)
  2. 前記化学式1で表される多官能性単量体は、下記化学式3で表される化合物であることを特徴とする、請求項1に記載の着色感光性樹脂組成物。
    Figure 2017037305
  3. 前記3官能以上の(メタ)アクリル系多官能単量体は、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エトキシル化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロポキシル化トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、エトキシル化ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、プロポキシル化ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、およびジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレートからなる群より選択される1種以上であることを特徴とする、請求項1に記載の着色感光性樹脂組成物。
  4. 前記メルカプト化合物は、4−メルカプトヒドロ桂皮酸、4−メルカプト安息香酸、チオサリチル酸、3,4−ジメトキシベンゼンチオール、3−エトキシベンゼンチオール、4−ヒドロキシベンゼンチオール、3−メトキシベンゼンチオール、2−ヒドロキシベンゼンチオール、4−メトキシベンゼンチオール、3−ヒドロキシベンゼンチオール、2−メトキシベンゼンチオール、メチルチオサリシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メルカプト安息香酸、2−メルカプトベンゾチアゾール、1,4−ビス(3−メルカプトブチリルオキシ)ブタン、β−メルカプトプロピオン酸、メチル3−メルカプトプロピオネート、2−エチルヘキシル3−メルカプトプロピオネート、n−オクチル3−メルカプトプロピオネート、メトキシブチル3−メルカプトプロピオネート、ステアリル3−メルカプトプロピオネート、トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトプロピオネート)、トリス[(3−メルカプトプロピオニルオキシ)−エチル]−イソシアヌレート、ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)、テトラエチレングリコールビス(3−メルカプトプロピオネート)、およびジペンタエリスリトールヘキサキス(3−メルカプトプロピオネート)からなる群より選択される1種以上であることを特徴とする、請求項1に記載の着色感光性樹脂組成物。
  5. 前記着色感光性樹脂組成物は、固形分の総重量を基準として、
    前記着色剤が5〜60重量%含まれ、
    前記アルカリ可溶性樹脂が10〜80重量%含まれ、
    前記多官能性単量体が5〜80重量%含まれ、
    前記メルカプト化合物が0.1〜5重量%含まれ、
    前記光重合開始剤がアルカリ可溶性樹脂と多官能性単量体の総含有量を基準として0.1〜40重量%含まれ、
    前記溶剤が着色感光性樹脂組成物の総重量を基準として60〜90重量%含まれることを特徴とする、請求項1に記載の着色感光性樹脂組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の着色感光性樹脂組成物で製造されたカラーフィルタ。
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