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JP2017035317A - 掃除機ヘッド用清掃具 - Google Patents

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JP2017035317A
JP2017035317A JP2015158821A JP2015158821A JP2017035317A JP 2017035317 A JP2017035317 A JP 2017035317A JP 2015158821 A JP2015158821 A JP 2015158821A JP 2015158821 A JP2015158821 A JP 2015158821A JP 2017035317 A JP2017035317 A JP 2017035317A
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JP2015158821A
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直幸 藤本
Naoyuki Fujimoto
直幸 藤本
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Cogit Co Ltd
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Cogit Co Ltd
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Abstract

【課題】掃除機ヘッドの回転ブラシに絡み付いた糸状ゴミをスムーズかつ効率的良く切断することができるとともに、切断した糸状ゴミを絡め取ることができる掃除機ヘッド用清掃具を提供する。
【解決手段】掬い面23を回転ブラシ12の回転軸線13と平行に近い状態にして掬い体21で糸状ゴミ20を掬う際に掃除機ヘッド本体11における吸込口が設けられる面から相対的に離れる方向に掬い面23から離隔した位置に持ち手2が配されるようにして該持ち手2と掬い体21とを一体的に連結し、掬い体21によって掬われた糸状ゴミ20を切断するカッター22をその刃先26が案内面24と鈍角βを成す方向に連続するように持ち手2と掬い体21との間に傾斜配置し、カッター22で切断した糸状ゴミ20を絡め取る櫛歯4を持ち手2に設けるものとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、掃除機ヘッドを清掃するのに用いられて好適な掃除機ヘッド用清掃具に関し、特に、掃除機ヘッドの回転ブラシに絡み付いた髪の毛や糸屑等の糸状ゴミを除去する掃除機ヘッド用清掃具に関するものである。
近年、掃除機ヘッドは、絨毯や畳等の被清掃面に付着した微小なゴミを効果的に吸い取るために、その吸込み口に回転ブラシが設けられているものが多く、回転ブラシを回転させてブラシを被清掃面に繰り返し接触させることにより、絨毯の毛の奥や畳の内部に入り込んだ微小なゴミを掻き出して吸引するようにしている。
ところが、掃除機ヘッドの吸込口に設けられた回転ブラシには、髪の毛や糸屑等の糸状ゴミが絡みついてしまうことがある。回転ブラシに糸状ゴミが絡み付いてしまうと、糸状ゴミが絡み付いてしまった部分が被清掃面に接触することができなくなって、回転ブラシの微小ゴミ排除効果が著しく低下してしまったり、回転ブラシの回転運動の妨げとなり余計な負荷が作用して故障を招いたりする。回転ブラシの微小ゴミ排除効果を安定的に保ち、故障の発生を未然に防ぐためには、回転ブラシに絡み付いた糸状ゴミを定期的に除去する必要がある。
従来、回転ブラシに絡み付いた糸状ゴミを除去する方法としては、例えば、縫い目やしつけ糸の糸切りに使用される洋裁道具のシームリッパー等を利用するものが知られている。
図4(a)に示されるように、シームリッパー100は、人の手指で持つことができる持ち手101と、この持ち手101の先端側に真っ直ぐに延設される軸部102と、軸部102の先端から二股状に分岐して形成される掬い部103および掛止部104とを備えて構成されている。掛止部104は、前方に向かって角状に突出された形状に形成され、一方、掬い部103は、軸部102の軸線に沿って掛止部104よりも長く真っ直ぐに延びる先鋭な形状に形成され、これら掬い部103と掛止部104との間には、カッター105が配設されている。なお、この種のシームリッパー100は、例えば特許文献1にて提案されている。
特開2012−5800号公報
上記のシームリッパー100等を用いて回転ブラシ106に絡み付いた糸状ゴミ107を除去する方法は、以下の通りである。
まず、図4(b)に示されるように、シームリッパー100における掬い部103と掛止部104との間に糸状ゴミ107を掬い込むようにシームリッパー100を回転ブラシ106に差し込み、掬い部103と掛止部104との間に設けられたカッター105に糸状ゴミ107を押し当てながらシームリッパー100を押し進めることで、糸状ゴミ107をカッター105で押し切るという動作を連続的に行うことにより、回転ブラシ106に絡み付いた糸状ゴミ107を切断する。そして、図4(d)に示されるように、切断した糸状ゴミ107を使い古しの歯ブラシ108を用いて絡め取る。
ところで、シームリッパー100においては、図4(b)に示されるように、掬い部103をできる限り回転ブラシ106の回転軸線109と平行に近い状態にして糸状ゴミ107を掬い、掬い部103を回転軸線109と平行に近い状態に維持したままカッター105で押し切るようにすれば、糸状ゴミ107を掬う際の摩擦抵抗が最小限に抑えられるとともに、糸状ゴミ107を押し切る際の切断力が適切に作用して、糸状ゴミ107をスムーズに切断することができる。
上述したように、シームリッパー100は、図4(a)に示されるように、持ち手101、軸部102および掬い部103が一直線上に配設されるという構造であるため、掬い部103を回転軸線109と平行に近い状態にして回転ブラシ106に絡み付いた糸状ゴミ107を押し切るためには、図4(b)に示されるように、シームリッパー100の全体を回転軸線109と平行に近い状態にして押し進めることになる。この場合、掬い部103および軸部102までは回転ブラシ106に沿うように押し進めることができるものの、それ以上押し進めようとすると、回転ブラシ106を支持する掃除機ヘッド本体110に持ち手101が突き当たるため、シームリッパー100を回転軸線109と平行に近い状態でそれ以上押し進めることができない。そこで、掃除機ヘッド本体110と持ち手101との干渉を防ぐため、途中からは、図4(c)に示されるように、シームリッパー100を回転軸線109に対し所定の傾斜角度θを持たせた状態で押し進めることになる。
図4(c)に示されるようなシームリッパー100による糸状ゴミ107の掬い・切断動作の場合では、回転軸線109に対し傾斜角度θを持たせた状態の掬い部103が糸状ゴミ107を掬いつつカッター105で切断を行うことになるため、掬い部103を回転軸線109と平行に近い状態にして糸状ゴミ107を掬う場合と比べて摩擦抵抗が増えるとともに、掬い部103を回転軸線109と平行に近い状態にして糸状ゴミ107をカッター105で切断する場合と比べて、糸状ゴミ107対してカッター105の刃先が直角に近い状態で強引に押し切る状態となって切断抵抗が増加することになり、糸状ゴミ107をスムーズに切断することができないという問題点がある。
また、傾斜角度θを持たせた状態の掬い部103を一気に押し進めると、勢い余って回転ブラシ106の根本深くに食い込んでそれ以上シームリッパー100を押し進めることができなくなったり、回転ブラシ106のブラシ部分を傷付けたりする恐れがあるため、シームリッパー100を間欠的に押し進めて糸状ゴミ107を切断しなければならず効率が悪いという問題点がある。
さらに、上記のシームリッパー100等を用いた糸状ゴミ107の除去方法では、シームリッパー100とは別に、使い古しの歯ブラシ108を用意しなければならず、面倒であるという問題点がある。
本発明は、前述のような問題点に鑑みてなされたもので、掃除機ヘッドの回転ブラシに絡み付いた糸状ゴミをスムーズかつ効率的良く切断することができるとともに、切断した糸状ゴミを絡め取ることができる掃除機ヘッド用清掃具を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明による掃除機ヘッド用清掃具は、
ゴミを吸い込む吸込口を有する掃除機ヘッド本体と、この掃除機ヘッド本体の前記吸込口に配され、被清掃面と平行な回転軸線を有する回転ブラシとを備え、前記回転ブラシを前記回転軸線の回りに回転させながら被清掃面に接触させることにより、被清掃面に付着した微小なゴミを掻き出すように構成される掃除機ヘッドにおける前記回転ブラシに絡み付いた糸状ゴミを除去する掃除機ヘッド用清掃具であって、
人の手指で持つことができる持ち手と、前記糸状ゴミへの掬い方向に延びる掬い面および該掬い面の基端側に連続しその掬い面に対し鈍角をなして傾斜する案内面を有する先鋭な形状の掬い体とを備え、
前記掬い面を前記回転ブラシの回転軸線と平行に近い状態にして前記掬い体で前記糸状ゴミを掬う際に前記掃除機ヘッド本体における前記吸込口が設けられる面から相対的に離れる方向に前記掬い面から離隔した位置に前記持ち手が配されるようにして該持ち手と前記掬い体とを一体的に連結し、前記掬い体によって掬われた前記糸状ゴミを切断するカッターをその刃先が前記案内面と鈍角を成す方向に連続するように前記持ち手と前記掬い体との間に傾斜配置させて前記持ち手と前記掬い体との間に掬い込んだ前記糸状ゴミを前記掬い面から前記案内面を介して前記刃先上を移動させながら切断するようにし、前記カッターで切断した前記糸状ゴミを絡め取る櫛歯またはブラシを前記持ち手に設けることを特徴とするものである(第1発明)。
本発明において、前記持ち手に、先端部が屈曲された鉤形状の引掻き棒が設けられるのが好ましい(第2発明)。
本発明の掃除機ヘッド用清掃具によれば、掬い面を回転ブラシの回転軸線と平行に近い状態にして回転ブラシに絡み付いた糸状ゴミを掬う際に掃除機ヘッド本体における吸込口が設けられる面から相対的に離れる方向に掬い面から離隔した位置に持ち手が配される構造によって、回転ブラシに絡み付いた糸状ゴミを回転ブラシの回転軸線と平行に近い状態にした掬い面で掬いつつカッターで切断する動作を回転ブラシの一端から他端まで行っても持ち手が掃除機ヘッド本体に干渉することがなくなり、掬い面を回転ブラシの回転軸線に平行に近い状態にして糸状ゴミを掬いつつカッターで押し切る動作を、回転ブラシの一端から他端まで一気に行うことができる。また、掬い面によって掬われた糸状ゴミは、その掬い面に対し鈍角をなして傾斜する案内面によってカッターの刃先へとスムーズに案内され、その案内面と鈍角を成す方向に連続する刃先上を刃先が連続する方向に移動することで所謂引き切りと同様にして切断される。この引き切りと同様の切断動作においては、カッターの見かけ上の刃先角度が鋭くなるので、糸状ゴミに対する切断抵抗が少なくなり、糸状ゴミに対しより効果的に切断力を作用させることができる。したがって、回転ブラシに絡み付いた糸状ゴミをスムーズかつ効率的良く切断することができる。
また、使い古しの歯ブラシを別途用意し、この歯ブラシを用いて、切断した糸状ゴミを除去しなくても、持ち手に設けられた櫛歯またはブラシを用いて、切断した糸状ゴミを絡め取って除去することができ、作業効率の向上を図ることができる。
また、第2発明の構成を採用することにより、回転ブラシに局部的に強固に絡み付いた糸状ゴミでも引掻き棒で引っ掻いて容易に取り除くことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る掃除機ヘッド用清掃具を示す図で、(a)は正面図、(b)は底面図である。 図2は、同掃除機ヘッド用清掃具を用いた糸状ゴミの除去動作の説明図である。 図3は、図2(b)のB部拡大図である。 図4は、従来技術の説明図である。
次に、本発明による掃除機ヘッド用清掃具の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
<掃除機ヘッド用清掃具の概略説明>
図1(a)に示される掃除機ヘッド用清掃具1は、掃除機ヘッド10(図2(a)〜(f)参照)を清掃するためのものであって、全体の外観視が魚形状に形成されており、魚の頭部および胴部を模した、人の手指で持つことができる所定厚みの板状の持ち手2を備えている。
持ち手2の一側の板面2a(以下、単に「表面2a」という。)には、魚の目や口、エラ等を示す図柄が刻設されている。一方、図1(b)に示されるように、持ち手2の他側の板面2b(以下、単に「裏面2b」という。)には、図柄等が刻設されておらず、持ち手2の裏面2bは平坦な面に形成されている。
図1(a)に示されるように、掃除機ヘッド用清掃具1においては、模擬した魚の頭部に相当する部位である持ち手2の一端部に引掻き棒3が突設され、模擬した魚の胴部の末端部に相当する部位である持ち手の他端部に魚の尾部を模するように複数の櫛歯4が突設され、模擬した魚の背部を含む部位である持ち手2の一側部に魚の背びれを模するようにリッパー5が配設され、模擬した魚の腹部を含む部位である持ち手2の他側部に魚の腹びれおよび尻びれを模するように所要のひれ状突起6が突設されている。
<掃除機ヘッドの説明>
図2(a)に示されるように、掃除機ヘッド10は、ゴミを吸い込む吸込口を有する掃除機ヘッド本体11と、この掃除機ヘッド本体11の吸込口に配設される回転ブラシ12とを備えて構成されている。回転ブラシ12は、掃除機ヘッド本体11に両端部が支承されて絨毯や畳等の被清掃面と平行な回転軸線13の回りに回転可能な回転軸14を備え、この回転軸14にブラシ15が被清掃面に接触可能に取り付けられてなるものである。なお、図2(a)〜(f)において、掃除機ヘッド10は、説明の都合上、掃除機ヘッド本体11の吸込口を上方に向けた状態を示している。
掃除機ヘッド10においては、回転ブラシ12を回転軸線13の回りに回転させながら被清掃面に繰り返し接触させることにより、絨毯の毛の奥や畳の内部に入り込んだ微小なゴミを掻き出して吸引することができるようになっている。
<リッパーの説明>
図2(b)のB部拡大図である図3に示されるように、リッパー5は、回転ブラシ12に絡み付いた糸状ゴミ20を掬う掬い体21と、この掬い体21で掬った糸状ゴミ20を切断するカッター22とにより構成されている。
<掬い体の説明>
掬い体21は、やや湾曲した基部から先端に向かって進むに従って次第に真っ直ぐに細長く延びる先鋭な形状に形成され、糸状ゴミ20への掬い方向に延びる掬い面23と、この掬い面23の基端側に連続しその掬い面23に対し鈍角αをなして傾斜する案内面24と、この案内面24の基端側に連続し掬い方向の反対側に凹むように湾曲する凹湾曲面25とを有している。
<掬い体と持ち手との位置関係の説明>
掬い体21に対し持ち手2は、掬い面23を回転ブラシ12の回転軸線13と平行に近い状態にして掬い体21で糸状ゴミ20を掬う際に掃除機ヘッド本体11における吸込口が設けられる面から相対的に離れる方向(図3中記号C矢印方向)に掬い面23から所定距離離隔した位置に配され、このような位置関係で持ち手2と掬い体21とが一体的に連結されている。
ここで、掬い体21における掬い面23、案内面24および凹湾曲面25と持ち手2との間には、それぞれ所定の隙間が設けられており、各隙間は、糸状ゴミ20を受け入れるのには十分な大きさであるが、人の指が入り込まない大きさに設定されており、たとえ持ち手2と掬い体21との間に人の指が差し掛かっても、持ち手2と掬い体21との間に指が入り込まないようにして、万が一にもカッター22で指を切るようなことがないようにされている。
<カッターの説明>
カッター22は、その刃先26が案内面24と鈍角βを成す方向に連続するように持ち手2と掬い体21との間において傾斜状態で凹湾曲面25から突出するように配置されている。こうして、持ち手2と掬い体21との間に掬い込んだ糸状ゴミ20を掬い面23から案内面24を介して刃先26上を刃先26が連続する方向に移動させながら切断することができるようになっている。
<櫛歯の説明>
図1(a)および(b)に示される複数の櫛歯4は、カッター22で切断した糸状ゴミ20を絡め取るためのものである。
持ち手2の裏面2bが図1(b)中二点鎖線で示される仮想の水平面30と向かい合わせとなるように掃除機ヘッド用清掃具1をその水平面30上に載置したような姿勢において、各櫛歯4は、その基部31が持ち手2の他端部から外側に向けて上方に傾斜するように延び、中間部32が上凸の円弧を描くように屈曲し、先端が水平面30よりもやや手前に位置するように先端部33が水平面30に向けて伏臥するように湾曲した形状に形成されている。
なお、図示による詳細な説明は省略するが、櫛歯4に代えて例えば合成樹脂製の複数の硬い毛よりなるブラシを採用しても良い。
各櫛歯4においては、中間部32を上凸の円弧を描くように屈曲させることにより、その中間部32の円弧形状の内側に、絡め取った糸状ゴミ20を溜めるための糸状ゴミ溜り部34が形成される。
また、各櫛歯4においては、持ち手2の裏面2bが水平面30と向い合わせとなるように掃除機ヘッド用清掃具1をその水平面30上に載置したときに、櫛歯4の先端が水平面30に接触しないようにされているので、持ち手2が水平面30から浮き上がることがなく、持ち手2の裏面2bを水平面30にぴったりと接触させた状態で水平面30上に掃除機ヘッド用清掃具1を載置することができる。
<引掻き棒の説明>
図1(a)に示されるように、引掻き棒3は、先端部が屈曲された鉤形状に形成されており、持ち手2の一端から先方に向かって進むに従って持ち手2の他側部から一側部に向かう方向(図1(a)中記号A矢印方向)に次第に傾斜する傾斜棒部41に、持ち手2側に近づくように屈曲される屈曲部42を介して先端機能部43が一体的に連設されてなり、回転ブラシ12の回転軸14やブラシ15に局部的に強固に絡み付いた糸状ゴミ20でも先端機能部43で引っ掻けて穿り出すことができるようになっている。
<糸状ゴミの除去動作の説明>
以上に述べたように構成される掃除機ヘッド用清掃具1を用いて、回転ブラシ12に絡み付いた糸状ゴミ20を除去する動作は、以下の通りである。
まず、図2(a)に示されるように、所要のひれ状突起6が突設されている持ち手2の他側部側を図の上側に向けた状態で持ち手2を手指で掴んで持ち、掃除機ヘッド10の回転ブラシ12に向けて掬い体21を近づけていき、回転ブラシ12に絡み付いた髪の毛や糸屑等の糸状ゴミ20と回転軸14との間に掬い体21を差し込み、図3に示されるように、掬い体21の掬い面23を回転軸線13と平行に近い状態にする。
この図3に示されるように、掬い面23を回転軸線13と平行に近い状態に保ちながら、図2(b)〜(c)に示されるように、糸状ゴミ20に向かって掃除機ヘッド用清掃具1を押し進め、図3に示されるように、掬い体21と持ち手2の間の奥側に糸状ゴミ20を掬い込んでいく。このとき、掬い面23によって掬われた糸状ゴミ20は、その掬い面23に対し鈍角αをなして傾斜する案内面24によってカッター22の刃先26へとスムーズに案内され、その案内面24と鈍角βを成す方向に連続する刃先26上を刃先26が連続する方向に移動しながら切断される。
図2(a)〜(c)に示されるような、掬い面23を回転軸線13に平行に近い状態にして回転ブラシ12の一端から他端まで糸状ゴミ20を掬いつつカッター22で押し切る動作を、回転ブラシ12の角度位置を変えて所要回数繰り返し行う。
そして、図2(d)に示されるように、持ち手2の一端部側(引掻き棒3が設けられている側)を手指で掴むように持ち手2を持ち替え、持ち手2の他端部側に設けられた複数の櫛歯4を用いて、図2(d)〜(f)に示されるように、切断した糸状ゴミ20を絡め取る。このとき、絡め取った糸状ゴミ20は、糸状ゴミ溜り部34(図1(b)参照)に溜められていく。
なお、図2(g)に示されるように、回転ブラシ12の回転軸14やブラシ15に局部的に強固に絡み付いた糸状ゴミ20に対しては、引掻き棒3を用いて除去する。すなわち、引掻き棒3の先端機能部43(図1(a)参照)を、回転軸14やブラシ15に局部的に強固に絡み付いた糸状ゴミ20に引っ掛け、穿り出す、あるいは引きちぎる。
本実施形態の掃除機ヘッド用清掃具1によれば、図3に示されるように、掬い面23を回転ブラシ12の回転軸線13と平行に近い状態にして回転ブラシ12に絡み付いた糸状ゴミ20を掬う際に掃除機ヘッド本体11における吸込口が設けられる面から相対的に離れる方向(図3中記号C矢印方向)に掬い面23から所定距離離隔した位置に持ち手2が配される構造によって、回転ブラシ12に絡み付いた糸状ゴミ20を回転ブラシ12の回転軸線13と平行に近い状態にした掬い面23で掬いつつカッター22で切断する動作を回転ブラシ12の一端から他端まで行っても持ち手2が掃除機ヘッド本体11に干渉することがなくなり、掬い面23を回転ブラシ12の回転軸線13に平行に近い状態にして糸状ゴミ20を掬いつつカッター22で押し切る動作を、図2(a)〜(c)に示されるように、回転ブラシ12の一端から他端まで一気に行うことができる。また、掬い面23によって掬われた糸状ゴミ20は、図3に示されるように、その掬い面23に対し鈍角αをなして傾斜する案内面24によってカッター22の刃先26へとスムーズに案内され、その案内面24と鈍角βを成す方向に連続する刃先26上を刃先26が連続する方向に移動することで所謂引き切りと同様にして切断される。この引き切り同様の切断動作においては、カッター22の見かけ上の刃先角度が鋭くなるので、糸状ゴミ20に対する切断抵抗が少なくなり、糸状ゴミ20に対しより効果的に切断力を作用させることができる。したがって、回転ブラシ12に絡み付いた糸状ゴミ20をスムーズかつ効率的良く切断することができる。
なお、カッター22は、案内面24の基端側に連続し掬い方向の反対側に凹むように湾曲する凹湾曲面25から突出するように配置されているので、切断された糸状ゴミ20がカッター22の周辺部位に引っ掛かることがなく、カッター22と凹湾曲面25との間の空間から切断した糸状ゴミ20を外方にスムーズに逃すことができ、糸状ゴミ20の切断動作をより安定的に行くことができる。
また、従来のように使い古しの歯ブラシ108(図4(d)参照)を別途用意し、この歯ブラシ108を用いて、切断した糸状ゴミ20を除去しなくても、持ち手2に設けられた複数の櫛歯4を用いて、切断した糸状ゴミ20を絡め取って除去することができ、作業効率の向上を図ることができる。
また、本実施形態の掃除機ヘッド用清掃具1における各櫛歯4においては、図2(e)〜(f)に示されるように、絡め取った糸状ゴミ20が糸状ゴミ溜り部34(図1(b)参照)に溜められるので、糸状ゴミ20を絡め取る動作をある程度連続的に行うことができ、糸状ゴミ20の絡め取り作業の効率を向上させることができる。
また、本実施形態の掃除機ヘッド用清掃具1における各櫛歯4においては、図1(b)に示されるように、掃除機ヘッド用清掃具1を持ち手2の裏面2bが水平面30と向い合わせでその水平面30上に載置したときに、櫛歯4の先端が水平面30に接触しないようにされて、持ち手2が水平面30から浮き上がることがなく、持ち手2の裏面2bを水平面30にぴったりと接触させることができるようにされている。このことは、例えば掃除機ヘッド本体11や掃除機本体(図示省略)のボディーにおける平坦面を、掃除機ヘッド用清掃具1の取り付けのための取付面35とした場合において、持ち手2の裏面2bをその取付面35にぴったりと接触させることができるということと同等であると言える。したがって、その取付面35として磁性体の性質を有する面を選ぶ、あるいはその取付面35に別途用意した磁性体(鉄板等:図示省略)を貼り付け、一方、持ち手2の裏面2bに磁石体36を埋設するようにすれば、取付面35と持ち手2との間に作用するそれら磁石体36と磁性体による磁力によって掃除機ヘッド用清掃具1を取付面35にワンタッチで安定的に取り付けることができる(勿論、ワンタッチで取り外すこともできる)。
本実施形態の掃除機ヘッド用清掃具1における引掻き棒3においては、図1(a)に示されるように、持ち手2の一端から先方に向かって進むに従って持ち手2の他側部から一側部に向かう方向(図1(a)中記号A矢印方向)に次第に傾斜する傾斜棒部41に、持ち手2側に近づくように屈曲される屈曲部42を介して先端機能部43が一体的に連設されているので、奥まった狭い領域の部分に絡み付いた糸状ゴミ20、例えば、図2(g)に示されるように、掃除機ヘッド本体11と回転ブラシ12との境界位置で露出された回転軸14の一部に絡み付いた糸状ゴミ20に対しても先端機能部43を容易に引っ掛けることができるので、奥まった狭い領域の部分に絡み付いた糸状ゴミ20でも容易に除去することができる。
以上、本発明の掃除機ヘッド用清掃具について、一実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の掃除機ヘッド用清掃具は、掃除機ヘッドの回転ブラシに絡み付いた糸状ゴミをスムーズかつ効率的良く切断することができるとともに、切断した糸状ゴミを絡め取ることができるという特性を有していることから、掃除機ヘッドの回転ブラシに絡み付いた糸状ゴミの除去の用途に好適に用いることができ、産業上の利用可能性が大である。
1 掃除機ヘッド用清掃具
2 持ち手
3 引掻き棒
4 櫛歯
5 リッパー
10 掃除機ヘッド
11 掃除機ヘッド本体
12 回転ブラシ
13 回転軸線
20 糸状ゴミ
21 掬い体
22 カッター
23 掬い面
24 案内面
26 刃先

Claims (2)

  1. ゴミを吸い込む吸込口を有する掃除機ヘッド本体と、この掃除機ヘッド本体の前記吸込口に配され、被清掃面と平行な回転軸線を有する回転ブラシとを備え、前記回転ブラシを前記回転軸線の回りに回転させながら被清掃面に接触させることにより、被清掃面に付着した微小なゴミを掻き出すように構成される掃除機ヘッドにおける前記回転ブラシに絡み付いた糸状ゴミを除去する掃除機ヘッド用清掃具であって、
    人の手指で持つことができる持ち手と、前記糸状ゴミへの掬い方向に延びる掬い面および該掬い面の基端側に連続しその掬い面に対し鈍角をなして傾斜する案内面を有する先鋭な形状の掬い体とを備え、
    前記掬い面を前記回転ブラシの回転軸線と平行に近い状態にして前記掬い体で前記糸状ゴミを掬う際に前記掃除機ヘッド本体における前記吸込口が設けられる面から相対的に離れる方向に前記掬い面から離隔した位置に前記持ち手が配されるようにして該持ち手と前記掬い体とを一体的に連結し、前記掬い体によって掬われた前記糸状ゴミを切断するカッターをその刃先が前記案内面と鈍角を成す方向に連続するように前記持ち手と前記掬い体との間に傾斜配置させて前記持ち手と前記掬い体との間に掬い込んだ前記糸状ゴミを前記掬い面から前記案内面を介して前記刃先上を移動させながら切断するようにし、前記カッターで切断した前記糸状ゴミを絡め取る櫛歯またはブラシを前記持ち手に設けることを特徴とする掃除機ヘッド用清掃具。
  2. 前記持ち手に、先端部が屈曲された鉤形状の引掻き棒が設けられる請求項1に記載の掃除機ヘッド用清掃具。

JP2015158821A 2015-08-11 2015-08-11 掃除機ヘッド用清掃具 Pending JP2017035317A (ja)

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