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JP2017034443A - 信号処理装置及び信号処理方法 - Google Patents

信号処理装置及び信号処理方法 Download PDF

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JP2017034443A
JP2017034443A JP2015151895A JP2015151895A JP2017034443A JP 2017034443 A JP2017034443 A JP 2017034443A JP 2015151895 A JP2015151895 A JP 2015151895A JP 2015151895 A JP2015151895 A JP 2015151895A JP 2017034443 A JP2017034443 A JP 2017034443A
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JP2015151895A
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佑樹 近藤
Yuki Kondo
佑樹 近藤
伊藤 伸一
Shinichi Ito
伸一 伊藤
小野 純
Jun Ono
小野  純
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Anritsu Corp
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

【課題】乗算器の使用数を削減して、広帯域の信号処理を実行することが可能な信号処理装置及び信号処理方法を提供する。
【解決手段】アナログの被測定信号を所定の中間周波数FIFに周波数変換する周波数変換部12と、周波数変換された被測定信号を、中間周波数FIFの4倍のサンプリング周波数FsでサンプリングしてディジタルデータA(n)に変換するA/D変換部13と、ディジタルデータA(n)を直並列変換してN個の並列データに分離し、サンプリング周波数Fsの1/NのレートでN個の並列データを順次出力するADCIF21と、N個の並列データを直交復調する直交復調部22と、直交復調部22から出力された直交信号に帯域制限処理を施すFIRフィルタ23と、FIRフィルタ23から出力された直交信号I'(n),Q'(m)間のタイミングを調整するI/Qタイミング調整部30と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、信号処理装置及び信号処理方法に関する。
被測定物から出力される広帯域のRF信号を被測定信号として受信し、当該被測定信号の周波数解析を行うシグナルアナライザなどの信号処理装置が従来から知られている。
このような信号処理装置は、入力された被測定信号の搬送周波数を中間周波数FIFに変換する周波数変換部と、周波数変換部により周波数変換された被測定信号を所定のサンプリング周波数FsでサンプリングしてディジタルデータA(n)に変換するA/D変換部と、ディジタルデータA(n)をI,Q信号に直交復調する直交復調部と、を備えている(例えば、特許文献1参照)。ここで、nはサンプリング周波数Fsによるサンプリング点を表すインデックスであり、0以上の整数である。
信号処理装置では、ディジタル信号処理を行う信号処理部をハードウェアで実現する場合、信号処理部は例えばフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA)などのデバイスで構成される。FPGAの最大動作速度には限界があるため、複数のレーンをFPGAに構成して、ディジタルデータA(n)を並列化して信号処理することが行われる場合がある。
さらに、今後は、ミリ波帯を使用するIEEE802.11adや5Gセルラ等の、より広帯域な信号を解析したいという要求が想定される。このように被測定信号が広帯域になればなるほど、A/D変換部においては高いサンプリング周波数Fsが求められ、FPGAにおいてはレーン数を増加させる必要性が増すことになる。
従来の直交復調部は、下記の式(1),(2)に従ってFPGAの動作クロックのタイミングで、並列化されたN個のディジタルデータA(n)をN個の直交信号I(n)とN個の直交信号Q(n)に直交復調する。
図11に示すように、従来の直交復調部は、並列化されたN個のディジタルデータA(n)が入力されるN個の入力レーンと、直交信号I(n),Q(n)が出力される2N個の出力レーンと、2N個の出力レーンに対応して配置される2N個の乗算器31と、並列化されたN個のディジタルデータA(n)の直交復調に使用するsin/cosテーブル32と、を有する。
sin/cosテーブル32は、式(1),(2)の三角関数部分の値を与えるものである。各入力レーンに入力されたディジタルデータA(n)は、乗算器31においてsin/cosテーブル32から与えられる値と乗算され、対応するI相及びQ相の2つの出力レーンから直交信号として出力される。
Figure 2017034443
また、上記のような直交復調部の後段には、直交復調部の各出力レーンに対応して、図12に示すような構成のハーフバンドフィルタ(Half-Band Filter:HBF)が2N個配置される場合がある。
図12に示すようなタップ数が11のHBFは、その出力が式(3)のように表される。ここで、dは、I(n+k)又はQ(n+k)であり(n,kは0以上の整数)、K=10である。また、フィルタ係数C〜C10には、C=C=C=C=0、C=C10≠0、C=C≠0、C=C≠0、C≠0の関係があるため、フィルタ係数は実質的にC,C,C,Cの4つである。
Figure 2017034443
ここで、式(3)における7個のデータd,d,d,d,d,d,d10を、それぞれ改めてD,D,D,D,D,D,Dと記載すると、式(3)は下記の式(4)のように表される。
Figure 2017034443
よって、図12に示すように、従来のタップ数が11のHBFは、DとDの和にフィルタ係数Cを乗じる乗算器33aと、DとDの和にフィルタ係数Cを乗じる乗算器33bと、DとDの和にフィルタ係数Cを乗じる乗算器33cと、Dにフィルタ係数Cを乗じる乗算器33dと、乗算器33a〜33dによる乗算結果を加算する加算器34と、を含む構成となっている。
このため、図12の従来のHBFが図11の直交復調部の後段に配置される場合には、直交復調部の2N個の出力レーンの1レーン当たりに割り当てられる乗算器数は4個となる。
特許第3916617号公報
しかしながら、従来の信号処理装置において、広帯域の被測定信号の解析処理を行うためにFPGAなどのデバイスのレーン数を増加させようとすると、それに伴って乗算器の使用数が増大し、デバイスの使用可能なリソース数の上限を大幅に超えてしまうという問題があった。
この問題を解決するためには、例えば信号処理装置に搭載するFPGAの数を増やすことも考えられるが、その場合には実装効率が著しく低下し、装置全体が非常に大型かつ高価となるだけでなく消費電力も増大するため、現実的ではない。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであって、乗算器の使用数を削減して、広帯域の信号処理を実行することが可能な信号処理装置及び信号処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の信号処理装置は、アナログの被測定信号を所定の中間周波数に周波数変換する周波数変換手段と、前記周波数変換手段により周波数変換された被測定信号を、前記中間周波数の4倍のサンプリング周波数でサンプリングしてディジタルデータA(n)(nは前記サンプリング周波数によるサンプリング点を示すインデックス)に変換するA/D変換手段と、前記ディジタルデータを直並列変換してN個(Nは正の偶数)の並列データに分離し、前記サンプリング周波数の1/Nのレートで当該N個の並列データを順次出力する並列分離手段と、前記N個の並列データを直交復調して直交信号I(n),Q(m)(n,mは前記サンプリング周波数によるサンプリング点を示すインデックス)を出力する直交復調手段と、前記直交復調手段から出力された前記直交信号I(n),Q(m)に帯域制限処理を施してなる直交信号I'(n),Q'(m)を出力するフィルタ処理手段と、前記フィルタ処理手段により帯域制限処理が施された前記直交信号I'(n),Q'(m)間のタイミングを調整するタイミング調整手段(30)と、を備える信号処理装置であって、前記直交信号I(n),Q(m)は、1つおきの前記サンプリング点において0の値を取り、I(m)=0となる前記1つおきのサンプリング点mにおいて、Q(m)=A(m)、又は、Q(m)=−A(m)であり、Q(n)=0となる前記1つおきのサンプリング点nにおいて、I(n)=A(n)、又は、I(n)=−A(n)であり、前記直交復調手段は、I(n)=A(n)、又は、I(n)=−A(n)となる前記直交信号I(n)と、Q(m)=A(m)、又は、Q(m)=−A(m)となる前記直交信号Q(m)を前記フィルタ処理手段に出力することを特徴とする。
また、本発明の請求項2の信号処理装置においては、前記タイミング調整手段は、I(n)=A(n)、又は、I(n)=−A(n)となるサンプリング点nにおける前記直交信号I'(n)に対して補間処理を行うことにより、n≠mとなる前記1つおきのサンプリング点mに対応する直交信号I"(m)を算出することを特徴とする。
また、本発明の請求項3の信号処理装置においては、前記タイミング調整手段は、Q(m)=A(m)、又は、I(m)=−A(m)となるサンプリング点mにおける前記直交信号Q'(m)に対して補間処理を行うことにより、n≠mとなる前記1つおきのサンプリング点nに対応する直交信号Q"(n)を算出することを特徴とする。
また、本発明の請求項4の信号処理装置においては、前記フィルタ処理手段は、前記直交復調手段から出力された前記直交信号I(n)用のN/2個のフィルタと、前記直交復調手段から出力された前記直交信号Q(m)用のN/2個のフィルタと、を備え、前記直交信号I(n)用の各前記フィルタは、1つのフィルタ係数と、前記直交復調手段から出力された前記直交信号I(n)とを乗算する1つの乗算器を有し、前記直交信号Q(m)用の各前記フィルタは、1つのフィルタ係数と、前記直交復調手段から出力された前記直交信号Q(m)とを乗算する1つの乗算器を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項5の信号処理方法は、アナログの被測定信号を所定の中間周波数に周波数変換する周波数変換ステップと、前記周波数変換ステップにより周波数変換された被測定信号を、前記中間周波数の4倍のサンプリング周波数でサンプリングしてディジタルデータA(n)(nは前記サンプリング周波数によるサンプリング点を示すインデックス)に変換するA/D変換ステップと、前記ディジタルデータを直並列変換してN個(Nは正の偶数)の並列データに分離し、前記サンプリング周波数の1/Nのレートで当該N個の並列データを順次出力する並列分離ステップと、前記N個の並列データを直交復調して直交信号I(n),Q(m)(n,mは前記サンプリング周波数によるサンプリング点を示すインデックス)を出力する直交復調ステップと、前記直交復調ステップで出力された前記直交信号I(n),Q(m)に帯域制限処理を施してなる直交信号I'(n),Q'(m)を出力するフィルタ処理ステップと、前記フィルタ処理ステップにより帯域制限処理が施された前記直交信号I'(n),Q'(m)間のタイミングを調整するタイミング調整ステップと、を含む信号処理方法であって、前記直交信号I(n),Q(m)は、1つおきの前記サンプリング点において0の値を取り、I(m)=0となる前記1つおきのサンプリング点mにおいて、Q(m)=A(m)、又は、Q(m)=−A(m)であり、Q(n)=0となる前記1つおきのサンプリング点nにおいて、I(n)=A(n)、又は、I(n)=−A(n)であり、前記直交復調ステップは、I(n)=A(n)、又は、I(n)=−A(n)となる前記直交信号I(n)と、Q(m)=A(m)、又は、Q(m)=−A(m)となる前記直交信号Q(m)を前記フィルタ処理ステップに出力することを特徴とする。
本発明は、乗算器の使用数を削減して、広帯域の信号処理を実行することが可能な信号処理装置及び信号処理方法を提供するものである。
本発明の実施形態としての信号処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態としての信号処理装置が備えるFPGAの詳細な構成を示すブロック図である。 FPGAに構成された直交復調部の詳細な構成を示すブロック図である。 FPGAに構成された直交復調部へデータが入力されるタイミングを示す図である。 FPGAに構成された直交復調部からデータが出力されるタイミングを示す図である。 FPGAに構成されたFIRフィルタの構成図である。 FPGAに構成されたFIRフィルタにおける入力データとフィルタ係数との関係を示す図である。 図6のFIRフィルタの後段に配置されるFIRフィルタの構成図である。 本発明の実施形態としての信号処理装置が備えるI/Qタイミング調整部による補間処理を説明するための図である。 本発明の実施形態としての信号処理装置による信号処理を説明するためのフローチャートである。 従来の直交復調部の構成を示すブロック図である。 従来のHBFの構成図である。
以下、本発明に係る信号処理装置及び信号処理方法の実施形態について図面を用いて説明する。
図1に示すように、本発明の実施形態としての信号処理装置1は、操作部11、周波数変換部12、A/D変換部13、FPGA14、波形メモリ15、データ処理部16、表示部17、及び制御部18を備える。
操作部11は、被試験対象(Device Under Test:DUT)100から出力される被測定信号の通信規格を複数の通信規格の中から選択するために、ユーザが操作するものである。操作部11は、例えば、複数の通信規格を選択可能に表示するディスプレイと、キーボード、ダイヤル又はマウスのような入力デバイスと、を含んで構成される。
DUT100が対応する通信規格としては、例えば、セルラ(LTE、LTE−A、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、1xEV−DO、TD−SCDMA等)、WLAN(IEEE802.11b/g/a/n/ac/ad等)、Bluetooth(登録商標)、GNSS(GPS、Galileo、GLONASS、BeiDou等)、FM、及びディジタル放送(DVB−H、ISDB−T等)が挙げられる。
周波数変換部12は、局部発振器12a及びミキサ12bを有する。局部発振器12aは、例えばPLL回路により構成されており、操作部11により選択された通信規格に応じた周波数fの局部発振信号を発生して、ミキサ12bへ送出するようになっている。ミキサ12bは、局部発振器12aから入力される周波数fの局部発振信号と、DUT100から入力される周波数fのアナログの被測定信号とを乗算して、被測定信号を所定の中間周波数FIFに周波数変換するようになっている。
A/D変換部13は、局部発振器12a及びミキサ12bにより周波数変換された被測定信号を、中間周波数FIFの4倍のサンプリング周波数Fs(FIF=Fs/4)でサンプリングしてディジタルデータA(n)に変換し、ディジタルデータA(n)をFPGA14に出力するようになっている。ここで、nはサンプリング周波数Fsによるサンプリング点を表すインデックスであり、0以上の整数である。
FPGA14は、A/D変換部13から出力されたディジタルデータA(n)を直交復調して直交信号I'(n),Q'(m)を生成するようになっている。ここで、n,mはサンプリング周波数Fsによるサンプリング点を示すインデックスであり、0以上の整数である。さらに、FPGA14は、後述のI/Qタイミング調整部30により直交信号I'(n),Q'(m)のタイミングが調整された直交信号I"(n),Q"(m)を出力するものであってもよい。
波形メモリ15は、FPGA14から出力された直交信号I'(n),Q'(m)のデータを保存するようになっている。また、波形メモリ15は、後述のI/Qタイミング調整部30でタイミングが調整された直交信号I"(n),Q"(m)のデータを保存するようになっている。
データ処理部16は、波形メモリ15からタイミング調整後の直交信号I"(n),Q"(m)のデータを読み出し、これらのデータに対してFFT処理などの任意のデータ処理を行うようになっている。また、データ処理部16は、後述のI/Qタイミング調整部30を含むものであってもよい。
表示部17は、例えばLCDやCRTなどの表示機器で構成され、制御部18からの制御信号に応じて各種表示内容を表示するようになっている。この表示内容には、データ処理部16から出力された処理結果や、測定条件などを設定するためのソフトキー、プルダウンメニュー、テキストボックスなどの操作対象が含まれていてもよい。
制御部18は、例えばCPU、ROM、RAMなどを含むマイクロコンピュータで構成され、信号処理装置1を構成する上記各部の動作を制御するとともに、所定のプログラムを実行することにより、データ処理部16をソフトウェア的に構成するようになっている。
なお、信号処理装置1は、GPIB、Ethernet(登録商標)、USBなどのリモート制御インタフェースを介して、外部制御装置により遠隔制御される構成であってもよい。
以下、FPGA14の機能構成について図2を参照しながら説明する。FPGA14は、ADCインタフェース(以下、「ADCIF」ともいう)21、直交復調部22、FIRフィルタ23、波形メモリインタフェース(以下、「波形メモリIF」ともいう)24、及びI/Qタイミング調整部30を有する。
ADCIF21は、A/D変換部13から出力されたディジタルデータA(n)を直並列変換してN個(Nは正の偶数)の並列データに分離する並列分離手段として機能する。FPGA14の動作クロックはサンプリング周波数Fsの1/Nであり、ADCIF21はFs/Nのレートで当該N個の並列データを順次出力するようになっている。
直交復調部22は、ADCIF21から出力されたN個の並列データを直交復調してベースバンドの直交信号I(n),Q(m)を出力するようになっている。
FIRフィルタ23は、直交復調部22から出力された直交信号I(n),Q(m)に帯域制限処理を施してなる直交信号I'(n),Q'(m)を出力するようになっている。なお、FIRフィルタ23の後段にも帯域制限処理を行うための任意のタップ数のFIRフィルタ26が1つ以上配置されてもよい。FIRフィルタ23の後段に配置されるFIRフィルタの個数は、所望のデータレートによる。
I/Qタイミング調整部30は、FIRフィルタ23又は26により帯域制限処理が施された直交信号I'(n),Q'(m)間のタイミングを調整するものである。
波形メモリIF24は、波形メモリ15やI/Qタイミング調整部30との間でデータの送受信を行うインタフェースである。FIRフィルタ23又は26から出力された帯域制限処理後の直交信号I'(n),Q'(m)の並列データは、波形メモリIF24を介して波形データとして波形メモリ15に保存される。また、I/Qタイミング調整部30でタイミングが調整された直交信号I"(n),Q"(m)の並列データも、波形メモリIF24を介して波形データとして波形メモリ15に保存される。
以下、本実施形態の直交復調部22が行う処理を説明する。本実施形態においては、中間周波数FIFをサンプリング周波数Fsの1/4の値としているため、入力された並列データの直交復調は以下の式(5),(6)に従って行われる。式(5),(6)においては、式(1),(2)の三角関数の括弧内がπ/2の倍数となっている。つまり、式(5),(6)の三角関数部分は、I相側は0,1,0,−1,・・・の繰り返しになり、Q相側は1,0,−1,0,・・・の繰り返しになる。
Figure 2017034443
よって、I相側の直交信号I(n)は、例えばI(0)=0、I(1)=A(1)、I(2)=0、I(3)=−A(3)、・・・のように、1つおきのサンプリング点において0の値を取る。また、Q相側の直交信号Q(m)も同様に、例えばQ(0)=A(0)、Q(1)=0、Q(2)=−A(2)、Q(3)=0、・・・のように、1つおきのサンプリング点において0の値を取る。
つまり、各サンプリング点nについて、I相側の直交信号とQ相側の直交信号のどちらか一方がデータA(n)を含み、他方は0となることが分かる。また、I(m)=0となる1つおきのサンプリング点mにおいて、Q(m)=A(m)、又は、Q(m)=−A(m)である。また、Q(n)=0となる1つおきのサンプリング点nにおいて、I(n)=A(n)、又は、I(n)=−A(n)である。
本実施形態では、このことを利用して、直交復調部22が、I(n)=A(n)、又は、I(n)=−A(n)となる直交信号I(n)と、Q(m)=A(m)、又は、Q(m)=−A(m)となる直交信号Q(m)をFIRフィルタ23に出力するようになっている。
つまり、直交復調部22は、N個の並列データからN個の直交信号の並列データを生成する。図11に示した従来の直交復調部と比較すると、あたかも直交復調後のディジタルデータA(n)が1/2に間引かれたようになる。
具体的には、図3に示すように、従来の直交復調部とは異なり、乗算器を使用せずに直交復調部22を構成することができる。これにより、入力側のレーン数と出力側のレーン数を等しくすることができる。なお、図3では、入力側と出力側のレーン数Nをいずれも24としている。また、直交復調部22は、符号反転部22a,22bにおいて、符号反転部22a,22bが配置されたレーンに入力されたディジタルデータA(n)の符号を反転するようになっている。
図4に示すように、直交復調部22の入力側の各レーンには、サンプリング周波数Fsの1/NのレートでN個の並列データが順次入力される。ここで、サンプリング周波数Fsは例えば4800MHzである。
また、図5(a)に示すように、直交復調部22のI相の出力側の各レーンi0〜i11からは、サンプリング周波数Fsの1/NのレートでN/2個の直交信号の並列データが順次出力される。また、図5(b)に示すように、直交復調部22のQ相の出力側の各レーンq0〜q11からは、サンプリング周波数Fsの1/NのレートでN/2個の直交信号の並列データが順次出力される。
以下、図6,7を用いて本実施形態のFIRフィルタ23の構成を説明する。FIRフィルタ23は、例えばタップ数が11のHBFを変形したものになっており、サンプリング周波数Fsの1/2の帯域幅を有している。
図6に示すように、本実施形態のFIRフィルタ23は、直交復調部22のI相の出力側の各レーンに対応した直交信号I(n)用のN/2個のI相フィルタ23aと、直交復調部22のQ相の出力側の各レーンに対応した直交信号Q(m)用のN/2個のQ相フィルタ23bと、を備える。
図7(a)は、仮にI相フィルタ23aをタップ数が11のHBFと見なした場合に、n=5のタイミングを中心とした直交信号I(n)のデータの組がI相フィルタ23aに入力される場合の、直交信号とフィルタ係数との関係を示している。ここでは、一例として、フィルタ係数の大小関係をC<C<C<C(Cがフィルタ係数の最大値)としている。
式(5)によれば、nが偶数となるI(n)は0の値を取るため、直交復調部22からFIRフィルタ23に出力されない。また、nが奇数となるI(n)については、図7(a)に示すようにI(5)を除いて対応するフィルタ係数が0である。このため、I相フィルタ23aの出力はC×I(5)となる。
よって、図6(a)に示すように、I相フィルタ23aは、1つのフィルタ係数CとI(n)(nは奇数)とを乗算する乗算器25aを1つ備えるものであればよい。なお、I(n)(nは奇数)は、図6(a)におけるデータDに対応している。I相フィルタ23aの出力は、式(7)のように表すことができる。
Figure 2017034443
一方、図7(b)は、仮にQ相フィルタ23bをタップ数が11のHBFと見なした場合に、m=4のタイミングを中心とした直交信号Q(m)のデータの組がQ相フィルタ23bに入力される場合の、直交信号とフィルタ係数との関係を示している。
式(6)によれば、mが奇数となるQ(m)は0の値を取るため、直交復調部22からFIRフィルタ23に出力されない。また、mが偶数となるQ(m)については、図7(b)に示すようにQ(4)を除いて対応するフィルタ係数が0である。このため、Q相フィルタ23bの出力はC×Q(4)となる。
よって、図6(b)に示すように、Q相フィルタ23bは、1つのフィルタ係数CとQ(m)(mは偶数)とを乗算する乗算器25bを1つ備えるものであればよい。なお、Q(m)(mは偶数)は、図6(b)におけるデータDに対応している。Q相フィルタ23bの出力も、上記の式(7)のように表すことができる。
本実施形態では、既に述べたように、各相の直交信号は、I(0)=0、I(1)=1、I(2)=0、I(3)=−1、・・・のように、交互に0が出現するようなデータとなっている。このため、I相フィルタ23a及びQ相フィルタ23bを図6に示すような簡略化した構成とすることができる。
図6においては、I相フィルタ23aの乗算器数は1個であり、Q相フィルタ23bの乗算器数も1個である。つまり、直交復調部22の出力側の1レーン当たりに割り当てられる平均の乗算器数は1個であり、これは図12の従来のHBFと比較すれば1/4の個数である。
なお、I相フィルタ23a又はQ相フィルタ23bの乗算器数は、そのフィルタ形状やフィルタ係数、フィルタタップ数に応じたものとなる。例えば、I相フィルタ23a又はQ相フィルタ23bが121タップのHBFを元にして設計されたものであれば、従来のHBFと比較して乗算器数は1/31個となる。
なお、上記の図7に関する説明から明らかなように、FIRフィルタ23から出力される直交信号I'(n)のデータと直交信号Q'(m)のデータは、互いにタイミングが1サンプル分ずれた状態で波形メモリ15に記憶されることになる。
既に述べたように、上記のFIRフィルタ23の後段には、帯域制限処理を行う1つ以上のFIRフィルタ26が配置されていてもよい。FIRフィルタ26としては、例えば従来のHBFを用いることができる。図8は、タップ数が11のHBFの構成を示している。
図8に示すように、FIRフィルタ26は、FIRフィルタ23の出力側のN個の各レーンに対応して配置されるN個のHBF40を備える。I相側の各レーンに配置されるHBF40は、4つのフィルタ係数C,C,C,Cと、時間的に連続するI'(i),I'(i+2),I'(i+4),I'(i+6),I'(i+8),I'(i+10),I'(i+12)(iは0以上の奇数)の7個のデータが入力される乗算器を4つ備える。
なお、I'(i),I'(i+2),I'(i+4),I'(i+6),I'(i+8),I'(i+10),I'(i+12)は、図8におけるデータD,D,D,D,D,D,Dにそれぞれ対応している。
同様に、Q相側の各レーンに配置されるHBF40は、4つのフィルタ係数C,C,C,Cと、時間的に連続するQ'(j),Q'(j+2),Q'(j+4),Q'(j+6),Q'(j+8),Q'(j+10),Q'(j+12)(jは0以上の偶数)の7個のデータが入力される乗算器を4つ備える。
なお、Q'(j),Q'(j+2),Q'(j+4),Q'(j+6),Q'(j+8),Q'(j+10),Q'(j+12)は、図8におけるデータD,D,D,D,D,D,Dにそれぞれ対応している。
すなわち、図8に示すように、HBF40は、データDとDを加算する加算器25cと、データDとDを加算する加算器25dと、データDとDを加算する加算器25eと、データDとDの和にフィルタ係数Cを乗算する乗算器25fと、データDとDの和にフィルタ係数Cを乗算する乗算器25gと、データDとDの和にフィルタ係数Cを乗算する乗算器25hと、データDにフィルタ係数Cを乗算する乗算器25iと、乗算器25f〜25iによる乗算結果を加算する加算器25jと、を有する構成となっている。
このため、図8の従来のHBF40が図6のFIRフィルタ23の後段に配置される場合には、FIRフィルタ23の出力側の1レーン当たりに割り当てられる乗算器数は4個となる。
既に述べたように、FIRフィルタ23又は26から出力された直交信号I'(n),Q'(m)については、I相のデータI'(n)とQ相のデータQ'(m)とが互いに1サンプル分タイミングがずれている。このため、I/Qタイミング調整部30は、以下に説明する補間処理を行って、このタイミングのずれを補正する。
具体的には、I/Qタイミング調整部30は、FIRフィルタ23又は26から出力された直交信号I'(n),Q'(m)を、波形メモリIF24を介して波形メモリ15から取り込む。
I/Qタイミング調整部30は、I(n)=A(n)、又は、I(n)=−A(n)となるサンプリング点nにおける直交信号I'(n)に対して補間処理を行うことにより、n≠mとなる1つおきのサンプリング点mに対応する直交信号I"(m)を算出する。
あるいは、I/Qタイミング調整部30は、Q(m)=A(m)、又は、Q(m)=−A(m)となるサンプリング点mにおける直交信号Q'(m)に対して補間処理を行うことにより、n≠mとなる1つおきのサンプリング点nに対応する直交信号Q"(n)を算出するようになっている。
直交信号I'(n)の各データを用いて得られる補間値は、補間関数fint(x)を用いて式(8)のように与えられる。同様に、直交信号Q'(m)の各データを用いて得られる補間値は、補間関数fint(x)を用いて式(9)のように与えられる。補間関数fint(x)としては、例えば式(10)に示すようなsinc関数を用いることができる。
Figure 2017034443
Figure 2017034443
Figure 2017034443
図9は、直交信号Q'(m)のタイミングを直交信号I'(n)に合わせる場合の補間処理を説明する図である。式(9)は、図9(a)に示すような直交信号Q'(m)のデータの組に対して、求めたいQ"(x)のサンプリングタイミングxを中心とするsinc関数の値を掛け合わせることを表している。なお、図9(a)には一例として、x=7のタイミングを中心とするsinc関数を例示している。
各サンプリングタイミングxに関して式(9)の演算を行うことにより、図9(b)に示すように、サンプリング点m以外のQ"(x)の値が得られることとなる。よって、式(9)において、x=n(n≠m)とすることにより、図9(b)に示すように直交信号Q"(n)の値を得ることができる。
なお、上記の説明では、直交信号Q'(m)のタイミングを直交信号I'(n)に合わせるとしたが、本発明はこれに限定されず、直交信号I'(n)のタイミングを直交信号Q'(m)に合わせてもよい。この場合には、式(8)を用いた補間処理が行われることになる。
このようにしてタイミングが調整された直交信号I"(n),Q"(m)のデータは、波形メモリ15に保存されるようになっている。
上記の補間処理は、例えば、フィルタ係数がsinc関数で与えられるFIRフィルタを、I/Qタイミング調整部30としてFPGA14内に形成することで実現できる。あるいは、上記の補間処理は、式(8)〜(10)に相当する演算を行うソフトウェアで実現することも可能である。
以下、図10のフローチャートを参照しながら、本実施形態の信号処理装置1を用いた信号処理方法について説明する。
まず、周波数変換部12は、操作部11により選択された通信規格に応じた周波数fの局部発振信号を用いて、周波数fのアナログの被測定信号を所定の中間周波数FIFに周波数変換する(ステップS1)。
次に、A/D変換部13は、ステップS1で周波数変換された被測定信号を、中間周波数FIFの4倍のサンプリング周波数FsでサンプリングしてディジタルデータA(n)に変換する(ステップS2)。
次に、ADCIF21は、ステップS2で得られたディジタルデータA(n)を直並列変換してN個(Nは正の偶数)の並列データに分離し、サンプリング周波数Fsの1/Nのレートで当該N個の並列データを順次出力する(ステップS3)。
次に、直交復調部22は、ステップS3で出力されたN個の並列データを直交復調してベースバンドの直交信号I(n),Q(m)を出力する(ステップS4)。ここで、直交復調部22が出力する直交信号I(n)は、I(n)=A(n)、又は、I(n)=−A(n)となるものである。また、直交復調部22が出力する直交信号Q(m)は、Q(m)=A(m)、又は、Q(m)=−A(m)となるものである。
次に、FIRフィルタ23は、ステップS4で得られた直交信号I(n),Q(m)に対して、帯域制限処理を施してなる直交信号I'(n),Q'(m)を出力する(ステップS5)。
次に、I/Qタイミング調整部30は、ステップS5で帯域制限処理が施された直交信号I'(n),Q'(m)間のタイミングを調整する(ステップS6)。
以上説明したように、本実施形態の信号処理装置は、N個の並列データを直交復調して直交信号I(n),Q(m)を出力する直交復調手段と、直交復調手段から出力された直交信号I(n),Q(m)に対して、帯域制限処理を行うフィルタ処理手段を備え、直交復調手段は、I(n)=A(n)又はI(n)=−A(n)となる直交信号I(n)と、Q(m)=A(m)又はQ(m)=−A(m)となる直交信号Q(m)をフィルタ処理手段に出力する。
上記の構成により、乗算器を使用せずに直交復調手段を構成することができる。これにより、直交復調手段の前後でデータ量を変化させることなくI/Q変換を行うことができる。
また、本実施形態の信号処理装置においては、タイミング調整手段は、I(n)=A(n)、又は、I(n)=−A(n)となるサンプリング点nにおける直交信号I'(n)に対して補間処理を行うことにより、n≠mとなる1つおきのサンプリング点mに対応する直交信号I"(m)を算出する。
あるいは、タイミング調整手段は、Q(m)=A(m)、又は、I(m)=−A(m)となるサンプリング点mにおける直交信号Q'(m)に対して補間処理を行うことにより、n≠mとなる1つおきのサンプリング点nに対応する直交信号Q"(n)を算出する。
フィルタ処理手段から出力されたI相のデータとQ相のデータは互いに1サンプル分タイミングがずれているが、上記の構成によれば、I相のデータとQ相のデータのタイミングを合わせることができる。
また、本実施形態の信号処理装置においては、フィルタ処理手段は、直交復調手段から出力された直交信号I(n)用のN/2個のフィルタと、直交復調手段から出力された直交信号Q(m)用のN/2個のフィルタと、を備える。直交信号I(n)用の各フィルタは、1つのフィルタ係数と、直交復調手段から出力された直交信号I(n)とを乗算する1つの乗算器を有する。直交信号Q(m)用の各フィルタは、1つのフィルタ係数と、直交復調手段から出力された直交信号Q(m)とを乗算する1つの乗算器を有する。
上記の構成により、フィルタ処理手段において、乗算器の使用数を従来のHBFよりも大幅に削減することができる。また、直交復調手段から出力された直交信号I(n),Q(m)に対して、帯域制限処理を行うことができる。
1 信号処理装置
11 操作部
12 周波数変換部(周波数変換手段)
12a 局部発振器
12b ミキサ
13 A/D変換部(A/D変換手段)
14 FPGA
15 波形メモリ
16 データ処理部
17 表示部
18 制御部
21 ADCインタフェース(並列分離手段)
22 直交復調部(直交復調手段)
22a,22b 符号反転部(直交復調手段)
23,26 FIRフィルタ(フィルタ処理手段)
23a I相フィルタ(フィルタ処理手段)
23b Q相フィルタ(フィルタ処理手段)
24 波形メモリインタフェース
25a,25b,25f〜25i 乗算器
25c〜25e,25j 加算器
30 I/Qタイミング調整部(タイミング調整手段)
100 DUT

Claims (5)

  1. アナログの被測定信号を所定の中間周波数に周波数変換する周波数変換手段(12)と、
    前記周波数変換手段により周波数変換された被測定信号を、前記中間周波数の4倍のサンプリング周波数でサンプリングしてディジタルデータA(n)(nは前記サンプリング周波数によるサンプリング点を示すインデックス)に変換するA/D変換手段(13)と、
    前記ディジタルデータを直並列変換してN個(Nは正の偶数)の並列データに分離し、前記サンプリング周波数の1/Nのレートで当該N個の並列データを順次出力する並列分離手段(21)と、
    前記N個の並列データを直交復調して直交信号I(n),Q(m)(n,mは前記サンプリング周波数によるサンプリング点を示すインデックス)を出力する直交復調手段(22)と、
    前記直交復調手段から出力された前記直交信号I(n),Q(m)に帯域制限処理を施してなる直交信号I'(n),Q'(m)を出力するフィルタ処理手段(23)と、
    前記フィルタ処理手段により帯域制限処理が施された前記直交信号I'(n),Q'(m)間のタイミングを調整するタイミング調整手段(30)と、を備える信号処理装置(1)であって、
    前記直交信号I(n),Q(m)は、1つおきの前記サンプリング点において0の値を取り、
    I(m)=0となる前記1つおきのサンプリング点mにおいて、Q(m)=A(m)、又は、Q(m)=−A(m)であり、
    Q(n)=0となる前記1つおきのサンプリング点nにおいて、I(n)=A(n)、又は、I(n)=−A(n)であり、
    前記直交復調手段は、I(n)=A(n)、又は、I(n)=−A(n)となる前記直交信号I(n)と、Q(m)=A(m)、又は、Q(m)=−A(m)となる前記直交信号Q(m)を前記フィルタ処理手段に出力することを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記タイミング調整手段は、I(n)=A(n)、又は、I(n)=−A(n)となるサンプリング点nにおける前記直交信号I'(n)に対して補間処理を行うことにより、n≠mとなる前記1つおきのサンプリング点mに対応する直交信号I"(m)を算出することを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記タイミング調整手段は、Q(m)=A(m)、又は、I(m)=−A(m)となるサンプリング点mにおける前記直交信号Q'(m)に対して補間処理を行うことにより、n≠mとなる前記1つおきのサンプリング点nに対応する直交信号Q"(n)を算出することを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  4. 前記フィルタ処理手段は、前記直交復調手段から出力された前記直交信号I(n)用のN/2個のフィルタ(23a)と、前記直交復調手段から出力された前記直交信号Q(m)用のN/2個のフィルタ(23b)と、を備え、
    前記直交信号I(n)用の各前記フィルタは、1つのフィルタ係数と、前記直交復調手段から出力された前記直交信号I(n)とを乗算する1つの乗算器(25a)を有し、
    前記直交信号Q(m)用の各前記フィルタは、1つのフィルタ係数と、前記直交復調手段から出力された前記直交信号Q(m)とを乗算する1つの乗算器(25b)を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の信号処理装置。
  5. アナログの被測定信号を所定の中間周波数に周波数変換する周波数変換ステップ(S1)と、
    前記周波数変換ステップにより周波数変換された被測定信号を、前記中間周波数の4倍のサンプリング周波数でサンプリングしてディジタルデータA(n)(nは前記サンプリング周波数によるサンプリング点を示すインデックス)に変換するA/D変換ステップ(S2)と、
    前記ディジタルデータを直並列変換してN個(Nは正の偶数)の並列データに分離し、前記サンプリング周波数の1/Nのレートで当該N個の並列データを順次出力する並列分離ステップ(S3)と、
    前記N個の並列データを直交復調して直交信号I(n),Q(m)(n,mは前記サンプリング周波数によるサンプリング点を示すインデックス)を出力する直交復調ステップ(S4)と、
    前記直交復調ステップで出力された前記直交信号I(n),Q(m)に帯域制限処理を施してなる直交信号I'(n),Q'(m)を出力するフィルタ処理ステップ(S5)と、
    前記フィルタ処理ステップにより帯域制限処理が施された前記直交信号I'(n),Q'(m)間のタイミングを調整するタイミング調整ステップ(S6)と、を含む信号処理方法であって、
    前記直交信号I(n),Q(m)は、1つおきの前記サンプリング点において0の値を取り、
    I(m)=0となる前記1つおきのサンプリング点mにおいて、Q(m)=A(m)、又は、Q(m)=−A(m)であり、
    Q(n)=0となる前記1つおきのサンプリング点nにおいて、I(n)=A(n)、又は、I(n)=−A(n)であり、
    前記直交復調ステップは、I(n)=A(n)、又は、I(n)=−A(n)となる前記直交信号I(n)と、Q(m)=A(m)、又は、Q(m)=−A(m)となる前記直交信号Q(m)を前記フィルタ処理ステップに出力することを特徴とする信号処理方法。
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