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JP2017034344A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法 Download PDF

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JP2017034344A
JP2017034344A JP2015149653A JP2015149653A JP2017034344A JP 2017034344 A JP2017034344 A JP 2017034344A JP 2015149653 A JP2015149653 A JP 2015149653A JP 2015149653 A JP2015149653 A JP 2015149653A JP 2017034344 A JP2017034344 A JP 2017034344A
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Abstract

【課題】合焦状態の確認を円滑且つ正確に行い得る撮像装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】複数の画素を備え、複数の画素のうちの第1の画素群によって取得される第1の画像信号と、複数の画素のうちの第2の画素群によって取得される第2の画像信号とを出力する撮像手段と、第2の画像信号に基づく処理を行うとともに第1の画像信号に応じた第1の画像を表示画面に表示する第1の制御と、第1の画像信号と第2の画像信号とを合成することにより得られる第2の画像を表示画面に表示する第2の制御とを行い得る制御手段とを有している。
【選択図】図7

Description

本発明は、撮像装置及びその制御方法に関する。
近年のデジタルカメラやデジタルビデオカメラにおいては、撮像素子に備えられた全ての画素のうちの一部の画素の出力信号のみを読み出したり、複数の画素の出力信号を加算してまとめて読み出したりすることが行われている。これらの手法は、動画像の撮影やライブビュー表示の際に用いられる場合が多い。これらの手法を採用することにより、読み出しに要する時間を短くすることができ、フレームレートの向上や消費電力の抑制等を図ることができる。
しかし、かかる手法を用いた場合には、解像度が低下するため、ピントが合っているか否か、即ち、合焦状態か否かを、ライブビュー表示の画面上で正確に確認することは容易ではない。
合焦状態か否かの確認を行いやすくための技術として、以下のような技術が提案されている。特許文献1には、電子ビューファインダを見ながらマニュアルフォーカスを行う際に、電子ビューファインダの画面上に撮像画像を表示するとともに、フォーカス領域に対応する部分の画像を拡大表示させる技術が開示されている。また、特許文献2には、拡大スイッチによって拡大が指示されると、1コマ全体から所定の部分画像を切り出し、切り出した部分画像を液晶モニタの全画面に拡大表示する技術が開示されている。
特開2001−251540号公報 特開平11−298791号公報
しかしながら、提案されているこれらの技術では、合焦状態か否かを円滑且つ正確に確認し得ない場合があった。
本発明の目的は、合焦状態の確認を円滑且つ正確に行い得る撮像装置及びその制御方法を提供することにある。
本発明の一観点によれば、複数の画素を備え、光学像を撮像し、前記複数の画素のうちの第1の画素群によって取得される第1の画像信号と、前記複数の画素のうちの第2の画素群によって取得される第2の画像信号とを出力する撮像手段と、前記第2の画像信号に基づく処理を行うとともに前記第1の画像信号に応じた第1の画像を表示部に表示させる第1の制御と、前記第1の画像信号と前記第2の画像信号とを合成することにより得られる第2の画像を前記表示部に表示させる第2の制御とを行い得る制御手段とを有することを特徴とする撮像装置が提供される。
本発明によれば、合焦状態の確認を円滑且つ正確に行い得る撮像装置及びその制御方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態による撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態による撮像装置における撮像素子の構造を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態による撮像装置における撮像素子の回路構成を示す図である。 本発明の第1実施形態による撮像装置における読み出しの際の選択行の例を示す図である。 本発明の第1実施形態による撮像装置の動作を示すタイムチャートである。 第1の画像信号、第2の画像信号及び表示用画像の例を示す概略図である。 本発明の第1実施形態による撮像装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態による撮像装置の動作を示すタイムチャートである。 第1の画像信号、第2の画像信号及び表示用画像の例を示す概略図である。 本発明の第2実施形態による撮像装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態による撮像装置を図1乃至図6を用いて説明する。図1は、本実施形態による撮像装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態による撮像装置(以下、単に「カメラ」とも呼ぶ)は、例えば、オートフォーカス(AF)機能付きの電子スチルカメラ又はビデオカメラである。
本実施形態による撮像装置100は、光学鏡筒101と、撮像素子102と、駆動部103と、信号処理部104と、圧縮伸長部105と、制御部106と、発光部107と、操作部108と、画像表示部109と、画像記録部110とを有している。
光学鏡筒101は、撮影レンズユニット(以下、単に「撮影レンズ」とも呼ぶ)1010と光学機構部1011とを備えている。撮影レンズ1010は、被写体(図示せず)からの光を撮像素子102に集光する。即ち、撮影レンズ1010は、光学像を撮像素子102に結像する。
図示はしないが、光学機構部1011は、AF機構、ズーム駆動機構、メカニカルシャッタ機構、及び、絞り機構等を有している。光学機構部1011は、制御部106の制御下で駆動部(駆動回路)103によって駆動される。
撮像素子102は、後述する画素部201とA/Dコンバータ(図示せず)とを含んでいる。撮像素子102は、例えば、XY読み出し方式のCMOS型のイメージセンサである。撮像素子102は、制御部106の制御下で動作する駆動部103によって駆動され、露光、信号読み出し、リセット等の撮像動作を行い、撮像信号(以下、「画像信号」ともいう)を出力する。
信号処理部104は、制御部106の制御下で、撮像素子102から出力される画像信号に対して、ホワイトバランス調整処理、色補正処理、AE(Auto Exposure)処理等の所定の信号処理を行い、画像データを出力する。また、信号処理部104には、AF評価値算出部1041と、注目領域判別部1042と、画像合成部1043とが備えられている。
AF評価値算出部1041は、画像信号から得られるコントラスト情報に応じてAF評価値を求めるものである。AF評価値算出部1041によって求められたAF評価値は、制御部106に出力される。
注目領域判別部1042は、撮像素子102によって取得される撮影画像のうちから注目領域を判別するものである。注目領域判別部1042によって判別された注目領域の情報や当該注目領域の画像情報が、制御部106に出力される。注目領域は、ユーザが注目している被写体や、AFによって合焦させたい領域である。
画像合成部1043は、複数の画像信号を合成することによって、より具体的には、後述する第1の画像信号と第2の画像信号とを合成することによって、高解像度の画像を生成するものである。なお、第1の画像信号に対応する画角(範囲)と第2の画像信号に対応する画角(範囲)とは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。第1の画像信号に対応する画角と第2の画像信号に対応する画角とが互いに異なっていても、共通する部分が存在すれば、共通する部分についての第1の画像信号と第2の画像信号とを合成することによって、部分的に高解像度の画像を得ることができる。
圧縮伸長部105は、制御部106の制御下で動作する。圧縮伸長部105は、信号処理部104から出力される画像データに対して圧縮符号化処理を行うことにより、符号化画像データを生成する。圧縮符号化処理においては、例えば、JPEG方式等の所定の静止画像データフォーマットが用いられる。なお、JPEGは、Joint Photographic Coding Experts Groupの略である。また、圧縮伸長部105は、制御部106から送られてくる符号化画像データに対して伸長復号化処理を行うことにより、復号化画像データを得る。
なお、圧縮伸長部105は、動画像データに対して圧縮符号化処理や伸長復号化処理を行うこともできる。動画像データに対する圧縮符号化処理や伸長復号化処理においては、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式等が用いられる。
制御部106は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等を備える。CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することによって、カメラ100全体が制御部106によって統括的に制御される。
信号処理部104によって行われるAE処理において被写体の露光値が低いことが判定された場合には、制御部106は、発光部107を制御することによって被写体に対して光を発し、被写体に対する照明を行う。発光部107としては、例えば、キセノン管を用いたストロボ装置やLED発光装置等が用いられる。
操作部108は、例えば、シャッタレリーズボタン等の各種操作キー、レバー、ダイヤル、タッチパネル等であり、ユーザの入力操作に応じた操作信号を制御部106に与える。
画像表示部109は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示デバイス(図示せず)と、当該表示デバイスに対するインタフェース回路(図示せず)とを備えている。画像表示部109は、制御部106から送られる画像データに応じた画像を、表示デバイスの表示画面に表示する。
画像記録部110としては、例えば、可搬型の半導体メモリ、光ディスク、HDD(Hard Disk Drive)、磁気テープ等の記録媒体が用いられる。画像記録部110には、圧縮伸長部105によって圧縮符号化処理が施された符号化画像データが画像ファイルとして記録される。画像記録部110は、制御部106によって指定された画像ファイルを記録媒体から読み出し、当該画像ファイルを制御部106に出力する。制御部106は、画像記録部110から読み出された符号化画像データの伸長復号化処理を圧縮伸長部105によって行わせることにより、復号化画像データを得る。
次に、本実施形態による撮像装置の基本的な動作について説明する。
例えば、静止画像を撮影する際には、静止画像の撮像前において、撮像素子102が以下のように動作する。即ち、撮像素子102は、後述する画素部201から出力される画像信号に対してCDS処理とAGC処理とを順次施し、これらの処理が施された画像信号をA/Dコンバータを用いてデジタル画像信号に変換する。こうして得られたデジタル画像信号は、信号処理部104に送られる。
AF評価値算出部1041は、後述する第2の画像信号から得られるコントラスト情報に基づいて、AF評価値、より具体的には、コントラストAF評価値(コントラスト制御情報)を求める。AF評価値算出部1041は、AF評価値を制御部106に出力する。
注目領域判別部1042は、操作部108を介してユーザから指定された領域を注目領域として設定し、当該注目領域についての情報、即ち、注目領域情報を制御部106に出力する。
なお、ここでは、ユーザによる操作部108の操作によって注目領域が設定される場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。撮影画像に基づいて注目領域が自動的に決定されるようにしてもよい。例えば、撮影画像のうちから人物の顔等を検出し、人物の顔等が位置している領域を注目領域としてもよい。
制御部106は、AF評価値と注目領域情報とに基づいて、注目領域に位置する被写体に合焦させるために必要な、光学機構部1011に対しての制御量を決定する。制御部106は、決定した制御量で光学機構部1011が制御されるように、駆動部103を制御する。このようにして行われるAF動作(オートフォーカス制御、オートフォーカス処理)は、被写体に合焦するまで毎フレーム繰り返し行われる。
信号処理部104は、撮像素子102から出力されるデジタル画像信号に対して、例えば画質補正処理を行うことにより、カメラスルー画像信号を生成する。信号処理部104は、生成したカメラスルー画像信号を、制御部106を介して画像表示部109に送信する。画像表示部109には、カメラスルー画像信号に応じたカメラスルー画像(ライブビュー画像)が表示される。ユーザは、画像表示部109に表示されたカメラスルー画像を目視しつつ、画角合わせ(フレーミング)を行うことができる。
カメラスルー画像が画像表示部109に表示されている状態で、操作部108のうちのシャッタレリーズボタンが押下されると、制御部106は、以下のような処理を行う。即ち、制御部106は、駆動部103を介して撮像素子102を制御することにより、撮像素子102から1フレーム分の撮像信号(デジタル画像信号)を信号処理部104に送信させる。信号処理部104は、撮像素子102から送信された1フレーム分のデジタル画像信号に対して例えば画質補正処理を施し、画質補正処理後のデジタル画像信号(画像データ)を圧縮伸長部105に送信する。
圧縮伸長部105は、画像データに対して圧縮符号化の処理を施すことにより、符号化画像データを得る。圧縮伸長部105によって得られた符号化画像データは、制御部106を介して画像記録部110に送信される。こうして、撮像された静止画像の画像ファイルが、画像記録部110に記録される。
画像記録部110に記録された画像ファイルを再生する際には、制御部106は、以下のような処理を行う。即ち、制御部106は、操作部108からの操作入力に応じて選択された画像ファイルを、画像記録部110から読み出す。そして、制御部106は、画像記録部110から読み出した画像ファイルを圧縮伸長部105に送信する。圧縮伸長部105は、画像ファイルに対して伸長復号化の処理を施すことにより、復号化画像データを得る。制御部106は、圧縮伸長部105によって得られた復号化画像データを、画像表示部109に送信する。画像表示部109は、復号化画像データに応じた静止画像を表示する。
一方、動画像データを記録する際には、制御部106は、以下のような処理を行う。即ち、制御部106は、駆動部103を介して撮像素子102を制御することによって、撮像素子102から順次出力されるデジタル画像信号を信号処理部104に順次入力させる。信号処理部104は、順次入力されるデジタル画像信号に対して所定の画像処理を順次行うことにより、画像データ、即ち、動画像データを生成する。信号処理部104によって生成される動画像データは、圧縮伸長部105に入力される。圧縮伸長部105は、動画像データに対して圧縮符号化の処理を施すことにより、符号化動画像データを得る。圧縮伸長部105によって得られる符号化動画像データは、制御部106を介して画像記録部110に順次転送され、動画像ファイルとして画像記録部110に記録される。
画像記録部110に記録された動画像ファイルを再生する際には、制御部106は、以下のような処理を行う。即ち、制御部106は、操作部108からの操作入力に応じて選択された動画像ファイルを、画像記録部110から読み出す。制御部106は、画像記録部110から読み出した動画像ファイルを圧縮伸長部105に送信する。圧縮伸長部105は、動画像ファイルに対して伸長復号化の処理を施すことにより、復号化動画像データを得る。制御部106は、圧縮伸長部105によって得られた復号化動画像データを画像表示部109に送信する。画像表示部109は、復号化動画像データに応じた動画像を表示する。
図2は、本実施形態による撮像装置における撮像素子102の構造を示す斜視図である。
図2に示すように、撮像素子102は、第1のチップ20と第2のチップ21とを有しており、第2のチップ21の上に第1のチップ20が積層された積層型イメージセンサである。第1のチップ20は、マトリックス状に配列された複数の画素部(画素)201を有しており、第1のチップ20は、第2のチップ21に対して光入射側に配置されている。即ち、第1のチップ20は、第2のチップ21に対して、光学像の受光側に位置している。第2のチップ21には、後述する列走査回路213a及び213bと行走査回路212とを含む画素駆動回路(周辺回路)が形成されている。
画素部201が形成される第1のチップ20と周辺回路が形成される第2のチップ21とを別個にすれば、画素部201の製造プロセスと周辺回路の製造プロセスとを分離することができる。このため、画素部201が形成される第1のチップ20と周辺回路が形成される第2のチップ21とを別個にすれば、周辺回路における配線の細線化や高密度化等を実現することができ、撮像素子102の高速化、小型化、高機能化等を実現することができる。
図3は、本実施形態による撮像装置における撮像素子102の回路構成を示す図である。図3(b)は、画素部201の回路構成を示すものである。
図3(a)に示すように、第1のチップ20においては、画素部201が2次元マトリクス状に配列されている。画素部201は、水平方向(行方向)において、転送信号線203、リセット信号線204、行選択信号線205にそれぞれ接続されており、垂直方向(列方向)において、列信号線202a又は202bにそれぞれ接続されている。なお、列信号線202a及び202bの接続先の画素部201は、読み出し行によって異なっている。
図3(b)に示すように、画素部201は、光電変換素子であるフォトダイオードPDと、転送トランジスタM1と、リセットトランジスタM2と、増幅トランジスタM3と、選択トランジスタM4と、フローティングディフュージョンFDとを有している。トランジスタM1〜M4としては、例えば、nチャネル型のMOSFET(MOS Field−Effect Transistor)が用いられている。
転送トランジスタM1のゲートには、転送信号線203が接続されている。リセットトランジスタM2のゲートには、リセット信号線204が接続されている。選択トランジスタM4のゲートには、行選択信号線205が接続されている。これら信号線203〜205は水平方向に延在しており、同一行に位置する画素部201が同時に駆動される。これによって、ライン順次動作型のローリングシャッタ又は全行同時動作型のグローバルシャッタの動作を実現することができる。更に、選択トランジスタM4のソースには、列信号線202a又は202bが接続されている。
フォトダイオードPDは、光電変換によって電荷を生成する。フォトダイオードPDのアノード側は接地されており、フォトダイオードPDのカソード側は転送トランジスタM1のソースに接続されている。転送トランジスタM1がオン状態になると、フォトダイオードPDの電荷がフローティングディフュージョンFDに転送される。フローティングディフュージョンFDには寄生容量が存在するため、フローティングディフュージョンFDにはフォトダイオードPDから転送された電荷が蓄積される。
増幅トランジスタM3のドレインには電源電圧Vddが印加され、増幅トランジスタM3のゲートはフローティングディフュージョンFDに接続されている。増幅トランジスタM3は、フローティングディフュージョンFDに蓄積された電荷を電圧信号に変換する。選択トランジスタM4は、信号が読み出される画素部201を選択するためのものであり、選択トランジスタM4のドレインは増幅トランジスタM3のソースに接続されている。また、選択トランジスタM4のソースは、列信号線202a又は202bに接続されている。
選択トランジスタM4がオン状態になると、フローティングディフュージョンFDに蓄積された電荷に対応する電圧信号が列信号線202a又は202bに出力される。リセットトランジスタM2のドレインには電源電圧Vddが印加され、リセットトランジスタM2のソースはフローティングディフュージョンFDに接続されている。リセットトランジスタM2がオン状態になることによって、フローティングディフュージョンFDの電位は電源電圧Vddにリセットされる。
第2のチップ21には、カラムADCブロック211が備えられており、カラムADCブロック211は列信号線202a又は202bに接続されている。更に、第2のチップ21には、行走査回路212、列走査回路213a及び213b、タイミング制御回路214、水平信号線(出力手段)215a及び215bが備えられている。
タイミング制御回路214は、制御部106の制御下で、行走査回路212、列走査回路213a及び213b、及び、カラムADCブロック211の動作タイミングを制御する。行走査回路212は各行の走査を行い、列走査回路213a及び213bはそれぞれ各列の走査を行う。
水平信号線215a及び215bは、列走査回路213a及び213bによってそれぞれ制御されるタイミングに応じて、カラムADCブロック211から出力される出力信号(画像信号)を信号処理部104に転送する。
なお、後述するように、水平信号線215aに転送される画像信号は、ライブビュー表示用の画像信号、即ち、第1の画像信号として信号処理部104に出力される。一方、水平信号線215bに転送される画像信号は、AF用の画像信号、即ち、第2の画像信号として信号処理部104に出力される。なお、第2の画像信号は、AF動作の際にはAF用、即ち、AF評価値の算出に用いられるが、高解像度の画像(後述する(A+B))を生成する際には、第1の画像信号と合成される対象となる。
図4は、本実施形態による撮像装置における読み出しの際の選択行の例を示す図である。
図4には、2次元マトリクス状に配された複数の画素部201のうちの8行×6列の画素部201が抜き出されて示されている。これらの画素部201は、ベイヤ配列となっている。本実施形態では、第1の画像信号の取得と第2の画像信号の取得とを同時に行うことができるように、第1の画像信号を取得する際の選択行と第2の画像信号を取得する際の選択行とがそれぞれ設定されている。第1の画像信号は、列信号線202aに出力されるようになっている。一方、第2の画像信号は、列信号線202bに出力されるようになっている。
行番号1、2の行は、例えば、第2の画像信号を取得するための画素群(第2の画素群)が配された行である。行番号3〜8の行は、例えば、第1の画像信号を取得するための画素群(第1の画素群)が配された行である。
第2の画像信号は、AF動作の際にはAF用に用いられるため、フレームレートを速くすることが重視される。このため、第2の画像信号は、間引き率が比較的高く設定される。一方、第2の画像信号は、ライブビュー表示用に用いられるため、画質が重視される。このため、第2の画像信号は、間引き率が比較的低く設定される。
第1の画像信号の取得においては、第1のフレームレートで第1の画素群が読み出される。一方、第2の画像信号の取得においては、第1のフレームレートより速い第2のフレームレートで第2の画素群が読み出される。
このように、本実施形態では、第1の画像信号を取得する際に読み出される行と、第2の画像信号を取得するために読み出される行とが別個に設定されている。このため、本実施形態によれば、異なる電荷蓄積時間、異なるデータサイズ、異なるフレームレートの第1の画像信号及び第2の画像信号を同時に取得することができる。
なお、ここでは、第2の画像信号を取得するための第2の画素群が行番号1,2の行に位置し、第1の画像信号を取得するための第1の画素群が行番号3〜8の行に位置する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。また、読み出しにおける間引き率も、適宜設定することができる。
列信号線202a又は202bに出力された電圧信号(アナログ信号)は、カラムADCブロック211においてアナログ信号からデジタル信号(画像信号)に変換される。
列走査回路213aは、カラムADCブロック211から出力される第1の画像信号を、水平信号線215aを介して信号処理部104に送信する。また、列走査回路213bは、カラムADCブロック211から出力される第2の画像信号を、水平信号線215bを介して信号処理部104に送信する。
ここでは、列信号線202aと水平信号線215aとを介して第1の画像信号を出力する経路を第1のチャンネル(CH1)と呼び、列信号線202bと水平信号線215bとを介して第2の画像信号を出力する経路を第2のチャンネル(CH2)と呼ぶ。
図5は、本実施形態による撮像装置の動作を示すタイムチャートである。
図5に示すように、垂直同期信号VDによって撮像タイミングが規定されている。第1のチャンネルCH1を経由して出力される第1の画像信号のフレームレートは固定であるが、第2のチャンネルCH2を経由して出力される第2の画像信号のフレームレートは可変である。ここでは、AF動作の際における第2の画像信号のフレームレートは、第1の画像信号のフレームレートの4倍とする場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。第1のチャンネルCH1を経由して出力される第1の画像信号は、上述したようにライブビュー表示に用いられる。なお、ここでは、ライブビュー表示が常時行われる場合を例に説明する。図5において、第1の画像信号は符号Aで表されており、第2の画像信号は符号Bで表されている。
タイミングT0からタイミングT1までの期間の長さは、第1の画像信号Aの1フレームに相当する。タイミングT0からタイミングT1までの期間においては、第1のチャンネルCH1を経由して出力される第1の画像信号Aが取得される。タイミングT1より前の動作は、通常時の動作である。このように、通常時においては、第1の画像信号Aの読み出しのみが行われる。図6(a)は、第1の画像信号Aの例を示す概略図である。
タイミングT1において、操作部108のうちのレリーズボタンをユーザが半押しした場合、即ち、撮影準備の指示がユーザによって行われた場合には、以下のような動作に移行する。即ち、タイミングT1以降においては、第1のチャンネルCH1を経由して出力される第1の画像信号Aの取得は継続され、第2のチャンネルCH2を経由して出力されるAF用の画像信号、即ち、第2の画像信号Bの取得が開始される。図6(b)は、第2の画像信号Bの例を示す概略図である。本実施形態では、第1の画像信号Aに対応する画角と第2の画像信号Bに対応する画角とが同じに設定されている。タイミングT1以降においても、第1の画像信号Aを用いたライブビュー表示が、タイミングT1より前と同様に継続されるため、ライブビュー表示の画面が不自然に変化してしまうことはない。
タイミングT1からタイミングT2までの期間においては、AF動作が行われる。第2のチャンネルCH2を経由して出力されるAF用の画像信号、即ち、第2の画像信号Bは、AF評価値算出部1041に入力される。AF評価値算出部1041は、第2の画像信号Bに基づいてAF評価値を算出する。AF評価値算出部1041によって算出されたAF評価値は、制御部106に伝達される。制御部106は、合焦状態であることをAF評価値が示していない場合には、注目領域が合焦状態となるように、駆動部103及び光学機構部1101を介してフォーカスレンズを駆動する。このようなAF動作は、AF評価値が、既定の値を上回り、合焦状態であることを示すようになるまで継続的に行われる。
タイミングT2において、AF評価値が合焦状態を示すようになった場合には、制御部106は、AF動作を終了させる。AF動作を終了させた後には、制御部106は、合焦確認用のライブビュー表示を行うための処理に移行する。なお、AF評価値が合焦状態を示すようになった場合には、電子音や合焦箇所の枠表示等によって、合焦したことをユーザに知らしめるが、ここではこれらの動作については省略する。
合焦確認用のライブビュー表示においては、第1の画像信号Aと第2の画像信号Bとを合成することにより得られる画像(A+B)を、画像表示部109の表示画面に表示する。第2の画像信号Bが合成に用いられるため、タイミングT2以降においては、第2の画像信号Bのフレームレートを第1の画像信号Aのフレームレートと同等に設定する。
タイミングT2以降において撮影される第1の画像信号A及び第2の画像信号Bは、画像合成部1043によって合成され、これにより高解像度の表示用画像(A+B)が得られる(図5の(A+B))。こうして得られた高解像度の画像(表示用画像)(A+B)は、画像表示部109の表示画面にライブビュー表示される。図6(c)は、第1の画像信号Aと第2の画像信号Bとを合成することにより得られる表示用画像(A+B)の例を示す概略図である。画像表示部109に高解像度の画像(A+B)が表示されるため、かかる高解像度の画像(A+B)を観察することによってユーザは合焦状態を正確に確認することができる。
このように、制御部106は、通常時のライブビュー表示においては、第1の画像信号Aに応じた画像を画像表示部109の表示画面に表示させる。通常時のライブビュー表示においては、第2の画像信号Bの取得は行われず、AF制御も行われない。AF動作の際には、制御部106は、第2の画像信号Bを用いてAF制御を行うとともに、第1の画像信号Aに応じた画像を画像表示部109の表示画面に表示する。AF動作の後に行われる合焦確認の際には、制御部106は、第1の画像信号Aと第2の画像信号Bとを合成することにより得られる高解像度の画像(A+B)を画像表示部109の表示画面に表示させる。
このように、本実施形態では、AF制御を行う際においては、第2の画像信号Bを用いてAF動作を行いつつ、第1の画像信号Aを用いてライブビュー表示を行う。そして、合焦確認を行う際においては、第1の画像信号Aと第2の第2の画像信号Bとを合成することによって得られる高解像度の画像(A+B)を表示する。高解像度の画像(A+B)が表示されるため、合焦確認を正確に行うことができる。しかも、合焦確認用の高解像度の画像(A+B)を表示する際に、全体表示が部分表示に切り替わってしまうことはない。また、合焦用の高解像度の画像(A+B)を表示する際に、大きなタイムラグが生じてしまうこともない。このように、本実施形態によれば、合焦状態の確認を円滑且つ正確に行い得る撮像装置を提供することができる。
なお、上述した特許文献1では、解像度の低い画像の一部を拡大したにすぎないため、合焦状態か否かを必ずしも十分に正確に確認し得ない。また、特許文献2では、液晶モニタの画面に表示される画像が全体画像から部分画像に変化してしまうため、フレーミングを確認することができなくなってしまう。
図7は、本実施形態による撮像装置の動作を示すフローチャートである。なお、図7に示す動作は、制御部106の制御下において実行される。
カメラ100の電源がオン状態に設定され、操作部108からの操作入力によってカメラ100が撮影モードに設定されると、制御部106は、上記のようにして、ライブビュー表示用の撮像、即ち、第1の画像信号Aの取得を開始する(ステップS701)。ライブビュー表示用の撮像においては、図4を用いて上述したように、第1の画像信号Aを取得するための選択行に位置する画素部201からの画像信号、即ち、第1の画像信号Aが読み出される。なお、第1の画像信号Aは、上述したように、第1のチャンネルCH1を経由して出力される。
ステップS702では、第1の画像信号Aに対して所定の画像処理を施すことにより、ライブビュー表示用の画像を生成する。こうして生成されたライブビュー表示用の画像は、画像表示部109の表示画面に表示される。
ステップS703では、制御部106は、操作部108のうちのレリーズボタンが半押し状態となったか否かを検出する。レリーズボタンが半押し状態になると、SW1(図示せず)がオン状態となる。レリーズボタンが半押し状態でない場合、即ち、SW1がオン状態でない場合には(ステップS703においてNO)、ステップS701に戻り、ライブビュー表示用の撮像、即ち、第1の画像信号Aの取得が継続される。
レリーズボタンが半押しの状態、即ち、SW1がオンの状態は、静止画の撮影を行うための準備を行うことを撮影者がカメラに指示していることを意味する。このため、レリーズボタンが半押しとなった場合には(ステップS703においてYES)、制御部106は、最適な状態で静止画を撮影し得るようにカメラ100を制御し、ステップS704に移行する。
ステップS704では、制御部106は、ライブビュー表示用の撮像、即ち、第1の画像信号Aの取得と、AF用の撮像、即ち、第2の画像信号Bの取得とを同時に実行する。図4を用いて上述したように、第1の画像信号Aは、第1の画像信号Aを取得するための選択行に位置する画素部201から読み出され、第2の画像信号Bは、第2の画像信号Bを取得するための選択行に位置する画素部201から読み出される。
ステップS705では、第1の画像信号Aに対して所定の画像処理が施され、これにより、ライブビュー表示用の画像が生成される。こうして生成されたライブビュー表示用の画像は、画像表示部109の表示画面に表示される。
ステップS706では、制御部106は、AF動作を行う。具体的には、第2の画像信号Bを用いて、AF評価値算出部1041においてAF評価値の算出が行われる。制御部106は、AF評価値に応じた制御信号を駆動部103に出力することにより、駆動部103と光学機構部1101とを介してフォーカスレンズを駆動する。図5を用いて上述したように、第2の画像信号Bのフレームレートは、第1の画像信号Aのフレームレートよりも速く設定することができる。ステップS706においては、第1の画像信号Aの1フレームの間に、第2の画像信号Bの取得が複数回行われる。なお、ここでは、繰り返し行われる第2の画像信号Bの取得についての詳細な説明は、省略することとする。
ステップS707では、制御部106は、合焦状態になったか否かを確認する。合焦状態になっていない場合には(ステップS707においてNO)、ステップS704に戻り、ライブビュー表示及びAF動作が継続される。一方、合焦状態となった場合には(ステップS707においてYES)、ステップS708に移行する。
ステップS708では、制御部106は、第2の画像信号Bを取得する際のフレームレートを調整する。具体的には、制御部106は、第2の画像信号Bのフレームレートを、第1の画像信号Aのフレームレートと同等に設定する。
ステップS709においては、制御部106は、第1の画像信号Aの取得と第2の画像信号Bの取得とを同時に行う。
ステップS710では、制御部106は、画像合成部1043によって第1の画像信号Aと第2の画像信号Bとを合成する。第1の画像信号Aを取得する際に読み出される画素部201と第2の画像信号Bを取得する際に読み出される画素部201とは、互いに補完する関係にあるため、合成後の画像(A+B)は、間引きが行われていない高解像度の画像となる。
ステップS711では、ステップS710において合成された画像に対して所定の画像処理を行い、合焦確認用のライブビュー画像を生成する。こうして生成された合焦確認用のライブビュー画像は、画像表示部109の表示画面に表示される。間引きが行われていない高解像度の画像(A+B)が合焦確認用のライブビュー画像として表示される、合焦状態の確認を正確に行うことができる。
ステップS712では、合焦確認用のライブビュー表示を終了するか否かを、制御部106が判断する。合焦確認用のライブビュー表示を終了しない場合には(ステップS712においてNO)、ステップS709に戻り、第1の画像信号Aと第2の画像信号Bの取得及び合焦確認用のライブビュー表示を再度行う。合焦確認用のライブビュー表示を終了する場合には(ステップS712においてYES)、撮影の動作を終了する。
このように、本実施形態では、合焦確認用の画像を表示する際には、第1の画像信号Aと第2の第2の画像信号Bとを合成することによって得られる高解像度の画像(A+B)を表示する。高解像の画像(A+B)が表示されるため、合焦状態の確認を正確に行うことができる。しかも、合焦確認用の高解像度の画像(A+B)を表示する際に、全体表示が部分表示に切り替わってしまうことはない。また、合焦用の高解像度の画像(A+B)を表示する際に、大きなタイムラグが生じてしまうこともない。このように、本実施形態によれば、合焦状態の確認を円滑且つ正確に行い得る撮像装置を提供することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態による撮像装置及びその制御方法を図8乃至図10を用いて説明する。図1乃至図7に示す第1実施形態による撮像装置及びその制御方法と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
本実施形態による撮像装置は、第1の画像信号Aに対応する画角と第2の画像信号Bに対応する画角とが異なっているものである。
図8は、本実施形態による撮像装置の動作を示すタイムチャートである。
図8に示すように、垂直同期信号VDによって撮像タイミングが規定されている。本実施形態においても、第1実施形態と同様に、第1の画像信号Aのフレームレートは固定であるが、第2の画像信号Bのフレームレートは可変である。ここでは、AF動作の際における第2の画像信号Bのフレームレートを、第1の画像信号Aのフレームレートの8倍とする場合を例に説明するが、これに限定されるものではない。第1実施形態と同様に、第1の画像信号Aは、ライブビュー表示に用いられる。
タイミングT1より前においては、第1実施形態と同様に、第1の画像信号Aの読み出しが行われる。図9(a)は、第1の画像信号Aの例を示す概略図である。
タイミングT1において、ユーザが操作部108のうちのレリーズボタンを半押しした場合、即ち、撮影準備の指示がユーザによって行われた場合には、以下のような動作に移行する。即ち、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、タイミングT1以降においては、第1の画像信号Aの取得が継続され、第2の画像信号Bの取得が開始される。図9(b)は、第2の画像信号Bの例を示す概略図である。図9(b)に示すように、本実施形態では、第1の画像信号Aに対応する画角と第2の画像信号Bに対応する画角とが異なっている。より具体的には、本実施形態では、第2の画像信号Bに対応する画角が、第1の画像信号Aに対応する画角より小さく設定されている。第2の画像信号Bに対応する画角、即ち、第2の画像信号Bの読み出し領域は、ピントを合わせる対象となる被写体である注目被写体を含む領域である注目被写体領域(注目領域)とする。
本実施形態では、第2の画像信号Bに対応する画角が第1の画像信号Aに対応する画角よりも小さく設定されているため、本実施形態における第2の画像信号Bのデータ量は、第1実施形態における第2の画像信号Bのデータ量よりも小さくなっている。このため、本実施形態では、第2の画像信号Bを取得する際のフレームレートを、第1実施形態の場合よりも速くすることができる。タイミングT1以降においても、第1実施形態と同様に、第1の画像信号Aを用いてライブビュー表示が行われる。タイミングT1以降においてもタイミングT1以前と同様のライブビュー表示が行われるため、第1実施形態と同様に、ライブビュー表示の画面が不自然に変化してしまうことはない。
タイミングT1からタイミングT2までの期間においては、第1実施形態と同様に、AF動作が行われる。第2の画像信号Bは、AF評価値算出部1041に入力される。AF評価値算出部1041は、第2の画像信号Bに基づいてAF評価値を算出する。AF評価値算出部1041によって算出されたAF評価値は、制御部106に伝達される。制御部106は、合焦状態であることをAF評価値が示していない場合には、注目領域が合焦状態となるように、駆動部103及び光学機構部1101を介してフォーカスレンズを駆動する。このようなAF動作は、AF評価値が、既定の値を上回り、合焦状態であることを示すようになるまで継続的に行われる。
タイミングT2において、AF評価値が合焦状態を示すようになった場合には、制御部106は、第1実施形態と同様に、AF動作を終了させる。AF動作を終了させた後には、制御部106は、合焦確認用のライブビュー表示を行うための処理に移行する。
合焦確認用のライブビュー表示においては、第1の画像信号Aと第2の画像信号Bとを合成することにより得られる画像(A+B)を表示する。このため、タイミングT2以降においては、第2の画像信号Bを取得する際のフレームレートを第1の画像信号Aを取得する際のフレームレートと同等に設定する。
タイミングT2以降において撮影される第1の画像信号A及び第2の画像信号Bは、画像合成部1043によって合成され、これにより高解像度の画像(A+B)が得られる(図8の(A+B))。こうして得られた高解像度の画像(A+B)は、画像表示部109においてライブビュー表示される。図9(c)は、第1の画像信号Aと第2の画像信号Bとを合成することにより得られる表示用画像(A+B)の例を示す概略図である。図9(c)に示すように、第2の画像信号Bに対応する画角の部分、即ち、注目領域が高解像度となっており、高解像度となった当該注目領域が拡大表示されている。注目領域が画像表示部109に高解像度で表示されるため、かかる高解像度の注目領域を観察することによってユーザは合焦状態の確認を正確に行うことができる。
なお、ここでは、解像度を向上させた注目領域を拡大表示する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、解像度を向上させた注目領域を拡大せずに表示してもよいし、解像度を向上させた注目領域のみを切り出して画像表示部109の表示画面いっぱいに表示するようにしてもよい。
図10は、本実施形態による撮像装置の動作を示すフローチャートである。なお、図10に示す動作は、制御部106の制御下において実行される。
まず、ステップS1001からステップS1003までの動作は、第1実施形態のステップS701からステップ703までの動作と同様であるため、説明を省略する。
レリーズボタンが半押しとなった場合には(ステップS1003においてYES)、ステップS1004に移行する。
ステップS1004においては、制御部106は、注目領域判別部1042によって注目領域情報を取得する。
ステップS1005では、注目領域の画素部201から出力されるAF用の画像信号、即ち、第2の画像信号Bを読み出すべく、制御部106は、駆動部103に対して読み出し領域の設定の指示を行う。なお、第2の画像信号Bは、上述したように、第2のチャンネルCH2を経由して出力される。
ステップS1006からステップS1011までは、第1実施形態のステップS704からステップ709までと同様であるため、説明を省略する。
ステップS1012では、制御部106は、画像合成部1043によって第1の画像信号Aと第2の画像信号Bとを合成する。第1の画像信号Aを取得する際に読み出される画素部201と第2の画像信号Bを取得する際に読み出される画素部201とは、注目領域において互いに補完する関係にあるため、合成後の画像における注目領域の部分は、間引きが行われていない画像となる。
ステップS1013では、ステップS1012において合成された画像に対して所定の画像処理を行い、合焦確認用のライブビュー画像を生成する。この際、解像度が向上した注目領域が拡大表示されるように、合焦確認用のライブビュー画像を生成する。こうして生成された合焦確認用のライブビュー画像は、画像表示部109の表示画面に表示される。注目領域が高解像度で表示され、しかも、注目領域が拡大表示されるため、ユーザは合焦状態の確認を正確に行うことができる。
ステップS1014は、第1実施形態のステップ712と同様であるため、説明を省略する。
このように、本実施形態では、合焦確認用の画像を表示する際には、第1の画像信号Aと第2の画像信号Bとを合成することによって、注目領域を高解像度にし、しかも、注目領域を拡大表示する。しかも、合焦確認用の高解像度の画像(A+B)を表示する際に、全体表示が部分表示に切り替わってしまうことはない。また、合焦用の高解像度の画像(A+B)を表示する際に、大きなタイムラグが生じてしまうこともない。本実施形態においても、合焦状態の確認を円滑且つ正確に行い得る撮像装置を提供することができる。
なお、上記実施形態では、第2の画像信号Bを用いてAF制御を行う場合を例として説明したが、撮影者自らがフォーカスを合わせるマニュアルフォーカス動作の場合においても、本発明を適用することができる。この場合には、第2の画像信号Bは、例えば、マニュアルフォーカスをアシストする処理のために用いられる。マニュアルフォーカスをアシストする処理としては、例えば、合焦枠の表示態様を変化させることによって合焦状態か否かをユーザに知らしめる処理等が挙げられる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で変更した様々な形態も本発明に含まれる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101…光学鏡筒
102…撮像素子
103…駆動部
104…信号処理部
106…制御部
108…操作部
109…画像表示部
1010…撮影レンズ
1011…光学機構部
1041…AF評価値算出部
1042…注目領域判別部
1043…画像合成部

Claims (10)

  1. 複数の画素を備え、前記複数の画素のうちの第1の画素群によって取得される第1の画像信号と、前記複数の画素のうちの第2の画素群によって取得される第2の画像信号とを出力する撮像手段と、
    前記第2の画像信号に基づく処理を行うとともに前記第1の画像信号に応じた第1の画像を表示画面に表示する第1の制御と、前記第1の画像信号と前記第2の画像信号とを合成することにより得られる第2の画像を前記表示画面に表示する第2の制御とを行い得る制御手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第2の画像信号に基づく前記処理は、オートフォーカス制御である
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記第2の画像信号に基づく前記処理は、マニュアルフォーカスのアシストである
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記第2の画像信号に対応する画角は、前記第1の画像信号に対応する画角よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記第2の画像信号に対応する前記画角は、合焦させる対象となる被写体を含む領域に対応する画角である
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 第1の制御における前記第2の画像信号のフレームレートは、前記第1の画像信号のフレームレートよりも速い
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記第2の画像を表示する際には、前記第1の画像信号と第2の画像信号とを合成することによって解像度が向上した部分を拡大して表示する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 複数の画素を備え、前記複数の画素のうちの第1の画素群によって取得される第1の画像信号と、前記複数の画素のうちの第2の画素群によって取得される第2の画像信号とを出力する撮像手段を含む撮像装置の制御方法であって、
    前記第2の画像信号に基づいた処理を行うとともに前記第1の画像信号に応じた第1の画像を表示画面に表示するステップと、
    前記第1の画像信号と前記第2の画像信号とを合成することにより得られる第2の画像を前記表示画面に表示するステップと
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  9. 請求項8に記載の撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 請求項8に記載の撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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