JP2017032036A - 自動変速機 - Google Patents
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Abstract
【課題】軸方向の全長を長くすることなく、多段変速を実現することができる自動変速機を提供する。
【解決手段】カウンタギヤ35の回転を入力ギヤ81に伝達可能な第1のカウンタシャフト部6と、カウンタギヤ35の回転を入力ギヤ81に伝達可能な第2のカウンタシャフト部7と、を備え、カウンタギヤ35から第1のカウンタシャフト部6を介して入力ギヤ81まで回転が伝達される第1の動力伝達経路a1の変速比である第1の変速比と、カウンタギヤ35から第2のカウンタシャフト部7を介して入力ギヤ81まで回転が伝達される第2の動力伝達経路a2の変速比である第2の変速比とは、異なる。
【選択図】図1
【解決手段】カウンタギヤ35の回転を入力ギヤ81に伝達可能な第1のカウンタシャフト部6と、カウンタギヤ35の回転を入力ギヤ81に伝達可能な第2のカウンタシャフト部7と、を備え、カウンタギヤ35から第1のカウンタシャフト部6を介して入力ギヤ81まで回転が伝達される第1の動力伝達経路a1の変速比である第1の変速比と、カウンタギヤ35から第2のカウンタシャフト部7を介して入力ギヤ81まで回転が伝達される第2の動力伝達経路a2の変速比である第2の変速比とは、異なる。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば自動車等の車両に搭載され、変速機構を有する自動変速機に関する。
従来、例えば、車両に用いて好適な自動変速機において、変速機構として例えば前進8速段以上の変速段を形成可能な多段変速機構が普及している。このような多段変速機構を備えた自動変速機としては、例えば、前進10速段を形成可能なものが知られている(特許文献1参照)。この自動変速機では、4個のプラネタリギヤ及び6個の係合要素を備え、各係合要素の組み合わせによって、前進10速段を形成することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の自動変速機では、4個のプラネタリギヤが入力軸と同軸上に軸方向に並んで配置されている。このため、自動変速機の軸方向の全長が長くなってしまい、車両への搭載性が低下してしまうという問題があった。
そこで、軸方向の全長を長くすることなく、多段変速を実現することができる自動変速機を提供することを目的とする。
本開示に係る自動変速機は、駆動源に駆動連結される入力部材と、前記入力部材の回転を変速してカウンタギヤから出力する変速機構と、入力ギヤを有し、前記入力ギヤに入力された回転を車輪に出力するディファレンシャル部と、前記カウンタギヤに噛合する第1のドリブンギヤと、前記入力ギヤに噛合する第1のドライブギヤと、前記第1のドリブンギヤ及び前記第1のドライブギヤを連結可能な第1のカウンタシャフトと、前記第1のカウンタシャフトに介在されて連結状態と切断状態とに切換可能な第1の係合要素と、を有し、前記カウンタギヤの回転を前記入力ギヤに伝達可能な第1のカウンタシャフト部と、前記カウンタギヤに噛合する第2のドリブンギヤと、前記入力ギヤに噛合する第2のドライブギヤと、前記第2のドリブンギヤ及び前記第2のドライブギヤを連結可能な第2のカウンタシャフトと、前記第2のカウンタシャフトに介在されて連結状態と切断状態とに切換可能な第2の係合要素と、を有し、前記カウンタギヤの回転を前記入力ギヤに伝達可能な第2のカウンタシャフト部と、を備え、前記カウンタギヤから前記第1のカウンタシャフト部を介して前記入力ギヤまで回転が伝達される第1の動力伝達経路の変速比である第1の変速比と、前記カウンタギヤから前記第2のカウンタシャフト部を介して前記入力ギヤまで回転が伝達される第2の動力伝達経路の変速比である第2の変速比とは、異なる。
本自動変速機によると、変速機構のカウンタギヤとディファレンシャル部の入力ギヤとの間に、変速比の異なる2つの動力伝達経路を有するので、1つの変速機構で2つの変速比の範囲を実現することができる。このため、1つの動力伝達経路のみを有する場合に比べて、自動変速機の変速比の範囲を広げることができるので、より多い段数の多段変速を実現することができる。また、第1の動力伝達経路及び第2の動力伝達経路は、第1のカウンタシャフト部及び第2のカウンタシャフト部を介して形成され、これら第1のカウンタシャフト部及び第2のカウンタシャフト部は変速機構のカウンタギヤと同軸上に配置する必要は無い。これにより、自動変速機の軸方向の全長を長くすることなく、多段変速を実現することができる。
以下、車両用駆動装置の実施の形態を図1乃至図3に沿って説明する。
本実施の形態の自動変速機は、例えばFF(フロントエンジン・フロントドライブ)タイプの車両に搭載されて好適なものであり、図1中における左右方向が実際の車両搭載状態における左右方向(又は左右逆方向)に対応する。
また、駆動連結とは、互いの回転要素が駆動力を伝達可能に連結された状態を指し、それら回転要素が一体的に回転するように連結された状態、あるいはそれら回転要素がクラッチ等を介して駆動力を伝達可能に連結された状態を含む概念として用いる。また、本実施の形態では、変速機構31は前進8速段としているが、これには限られず、例えば前進3〜7速段等を達成する有段変速機であってもよく、あるいは、ベルト式無段変速機、トロイダル式無段変速機、コーンリング式無段変速機などの無段変速機構であってもよく、つまりどのような変速機構であっても適用し得る。
本実施形態の自動変速機3を備える車両1の概略構成について、図1に沿って説明する。車両1は、内燃エンジン(駆動源)2と、自動変速機3と、前輪(車輪)4と、ECU5とを備えている。内燃エンジン2は、例えばガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関であり、自動変速機3に連結されている。
自動変速機3は、入力軸(入力部材)30と、発進装置10と、変速機構31と、第1のカウンタシャフト部6と、第2のカウンタシャフト部7と、ディファレンシャル部8と、これらを収容するケース32と、油圧制御装置33とを備えている。自動変速機3の入力軸30は、第1軸AX1上に配置され、内燃エンジン2のクランク軸20に駆動連結されている。
発進装置10は、トルクコンバータ11と、それをロックアップし得るロックアップクラッチ12とを備えている。トルクコンバータ11は、自動変速機3の入力軸30に接続されたポンプインペラ11aと、作動流体である油を介してポンプインペラ11aの回転が伝達されるタービンランナ11bと、それらの間に配置されると共にワンウェイクラッチ11dにより一方向に回転が規制されたステータ11cとを有している。タービンランナ11bは、入力軸30と同軸の変速機構31の入力軸34に接続されている。ロックアップクラッチ12は、係合によりフロントカバー12aと変速機構31の入力軸34とを直接係合し、トルクコンバータ11をロックアップした状態にする。
変速機構31には、入力軸34上において、プラネタリギヤDP、及び変速用プラネタリギヤユニットPUが備えられている。プラネタリギヤDPは、第1のサンギヤS1、第1のキャリヤCR1、及び第1のリングギヤR1を備えており、第1のキャリヤCR1に、第1のサンギヤS1に噛合するピニオンP2及び第1のリングギヤR1に噛合するピニオンP1を互いに噛合する形で有している所謂ダブルピニオンプラネタリギヤである。
一方、プラネタリギヤユニットPUは、4つの回転要素として第2のサンギヤS2、第3のサンギヤS3、第2のキャリヤCR2、第2のリングギヤR2を有し、第2のキャリヤCR2に、第3のサンギヤS3及び第2のリングギヤR2に噛合するロングピニオンP3と、第2のサンギヤS2に噛合するショートピニオンP4とを互いに噛合する形で有している所謂ラビニヨ型プラネタリギヤである。
プラネタリギヤDPの第1のサンギヤS1は、ケース32に対して回転が固定されている。また、第1のキャリヤCR1は、入力軸34に接続されて、入力軸34の回転と同回転(以下、入力回転という)になっていると共に、第4のクラッチC4に接続されている。更に、第1のリングギヤR1は、固定された第1のサンギヤS1と入力回転する第1のキャリヤCR1とにより、入力回転が減速された減速回転になると共に、第1のクラッチC1及び第3のクラッチC3に接続されている。
プラネタリギヤユニットPUの第3のサンギヤS3は、第1のブレーキB1に接続されてケース32に対して固定自在となっていると共に、第4のクラッチC4及び第3のクラッチC3に接続されて、第4のクラッチC4を介して第1のキャリヤCR1の入力回転が、第3のクラッチC3を介して第1のリングギヤR1の減速回転が、それぞれ入力自在となっている。また、第2のサンギヤS2は、第1のクラッチC1に接続されており、第1のリングギヤR1の減速回転が入力自在となっている。
更に、第2のキャリヤCR2は、入力軸34の回転が入力される第2のクラッチC2に接続されて、第2のクラッチC2を介して入力回転が入力自在となっており、また、第2のキャリヤCR2は、第2のブレーキB2及びワンウェイクラッチ(OWC)F1に接続されて、第2のブレーキB2又はワンウェイクラッチF1を介して回転が固定自在となっている。そして、第2のリングギヤR2は、ケース32に固定されたセンターサポート部材に対して回転自在に支持されたカウンタギヤ35に接続されている。即ち、変速機構31は、入力軸34の回転を変速してカウンタギヤ35から出力する。カウンタギヤ35は、第1軸AX1上に配置され、第1のカウンタシャフト部6及び第2のカウンタシャフト部7のいずれか一方によりディファレンシャル部8に接続される。
ここで、以上のように構成された変速機構31は、カウンタギヤ35からの出力について、図1のスケルトン図に示す各第1のクラッチC1〜第4のクラッチC4、第1のブレーキB1及び第2のブレーキB2が、カウンタクラッチを除く図2の係合表に示す組み合わせで係脱されることにより、前進1速段(1st)〜前進8速段(8th)、及び後進1速段(Rev1)〜後進2速段(Rev2)が達成される。
ディファレンシャル部8は、ディファレンシャルギヤ80及び入力ギヤ81を有している。ディファレンシャルギヤ80には、左右の前輪4の車軸82,82が接続されている。これにより、ディファレンシャル部8は、入力ギヤ81に入力された回転を、ディファレンシャルギヤ80を介して前輪4に出力する。入力ギヤ81は、第1軸AX1に平行な第2軸AX2上に配置されている。また、図3に示すように、第1軸AX1と第2軸AX2とは、ほぼ横方向に並んで配置されている。
図1に示すように、第1のカウンタシャフト部6は、第1のドリブンギヤ60と、第1のドライブギヤ61と、第1のカウンタシャフト62と、Low側カウンタクラッチ(第1の係合要素)63とを有し、カウンタギヤ35の回転をディファレンシャル部8の入力ギヤ81に伝達可能である。第1のドリブンギヤ60は、カウンタギヤ35に噛合している。第1のドライブギヤ61は、入力ギヤ81に噛合している。Low側カウンタクラッチ63は、例えば、単数又は複数の摩擦板を有する摩擦係合要素であり、第1のカウンタシャフト62に介在されて連結状態と切断状態とに切換可能である。第1のカウンタシャフト62は、Low側カウンタクラッチ63を介在することで、第1のドリブンギヤ60及び第1のドライブギヤ61を連結可能である。第1のカウンタシャフト部6は、第2軸AX2と平行な第3軸AX3上に配置されている。第1のカウンタシャフト部6は、第1軸AX1と平行に配置されており、自動変速機3の軸方向の全長を長くすることはない。
第1のドライブギヤ61の歯数は、第1のドリブンギヤ60の歯数よりも少なく設けられており、第1のカウンタシャフト部6によってカウンタギヤ35の回転が減速される。なお、カウンタギヤ35から第1のカウンタシャフト部6を介して入力ギヤ81まで回転が伝達される動力伝達経路を、第1の動力伝達経路a1とする。また、この第1の動力伝達経路a1の変速比を、第1の変速比とする。更に、図3に示すように、軸方向から視て、第1軸AX1と第2軸AX2とを結ぶ直線を境界BOとして、第3軸AX3は境界BOの上側に配置されている。
図1に示すように、第2のカウンタシャフト部7は、第2のドリブンギヤ70と、第2のドライブギヤ71と、第2のカウンタシャフト72と、High側カウンタクラッチ(第2の係合要素)73とを有し、カウンタギヤ35の回転をディファレンシャル部8の入力ギヤ81に伝達可能である。第2のドリブンギヤ70は、カウンタギヤ35に噛合している。第2のドライブギヤ71は、入力ギヤ81に噛合している。High側カウンタクラッチ73は、例えば、単数又は複数の摩擦板を有する摩擦係合要素であり、第2のカウンタシャフト72に介在されて連結状態と切断状態とに切換可能である。第2のカウンタシャフト72は、High側カウンタクラッチ73を介在することで、第2のドリブンギヤ70及び第2のドライブギヤ71を連結可能である。第2のカウンタシャフト部7は、第3軸AX3と平行な第4軸AX4上に配置されている。第2のカウンタシャフト部7は、第1軸AX1と平行に配置されており、自動変速機3の軸方向の全長を長くすることはない。
第2のドライブギヤ71の歯数は、第2のドリブンギヤ70の歯数よりも少なく設けられており、第2のカウンタシャフト部7によってカウンタギヤ35の回転が減速される。なお、カウンタギヤ35から第2のカウンタシャフト部7を介して入力ギヤ81まで回転が伝達される動力伝達経路を、第2の動力伝達経路a2とする。また、この第2の動力伝達経路a2の変速比を、第2の変速比とする。更に、図3に示すように、軸方向から視て、第1軸AX1と第2軸AX2とを結ぶ直線を境界BOとして、第4軸AX4は境界BOの下側に配置されている。
ここで、図1に示すように、第1のカウンタシャフト部6を介する第1の動力伝達経路a1の第1の変速比と、第2のカウンタシャフト部7を介する第2の動力伝達経路a2の第2の変速比とは、異なっている。本実施の形態では、第2のドリブンギヤ70は第1のドリブンギヤ60よりも小径であり、第2の変速比は第1の変速比より小さく設定されている。即ち、第2のドリブンギヤ70と第2のドライブギヤ71との歯数比は、第1のドリブンギヤ60と第1のドライブギヤ61との歯数比より小さく設定されている。このため、Low側カウンタクラッチ63は、連結により低速(Low)側の変速段を形成し、High側カウンタクラッチ73は、連結により高速(High)側の変速段を形成する。
また、本実施の形態では、第1のカウンタシャフト部6の接続時の前進8速段の変速比が第2のカウンタシャフト部7の接続時の前進1速段の変速比よりも大きくなるように、第1の変速比及び第2の変速比が設定されている。これにより、図2に示すように、Low側カウンタクラッチ63の接続時には、自動変速機3は前進1速段(1st)〜前進8速段(8th)、及び後進1速段(Rev1)〜後進2速段(Rev2)が達成され、High側カウンタクラッチ73の接続時には、自動変速機3は前進9速段(9th)〜前進16速段(16th)、及び後進3速段(Rev3)〜後進4速段(Rev4)が達成される。なお、ECU5は、Low側カウンタクラッチ63及びHigh側カウンタクラッチ73のいずれか一方を、選択的に係脱する。
以上のように構成された自動変速機3は、図1のスケルトン図に示す各第1のクラッチC1〜第4のクラッチC4、第1のブレーキB1及び第2のブレーキB2、Low側カウンタクラッチ63及びHigh側カウンタクラッチ73が、図2の係合表に示す組み合わせで係脱されることにより、前進1速段(1st)〜前進16速段(16th)、及び後進1速段(Rev1)〜後進4速段(Rev4)が達成される。
油圧制御装置33は、例えばバルブボディにより構成されており、オイルポンプから供給された油圧からライン圧等を生成し、ECU5からの制御信号に基づいて各第1〜第4クラッチC1〜C4と、第1及び第2ブレーキB1,B2と、Low側カウンタクラッチ63及びHigh側カウンタクラッチ73とをそれぞれ制御するための油圧を給排可能になっている。
ECU5は、例えば、CPUと、処理プログラムを記憶するROMと、データを一時的に記憶するRAMと、入出力ポートと、通信ポートとを備えている。ECU5は、例えば、車速や不図示のアクセルペダルの踏込量等に応じて、自動変速機3の変速段を設定し、その変速段を形成するために、例えば、各第1〜第4クラッチC1〜C4と、第1及び第2ブレーキB1,B2と、Low側カウンタクラッチ63及びHigh側カウンタクラッチ73とを係脱するための制御信号を出力する。
上述した自動変速機3の動作を、以下に説明する。
図1に示すように、車両1が発進して低速で前進走行する際は、ECU5は、Low側カウンタクラッチ63を連結すると共に、High側カウンタクラッチ73を切断する。これにより、自動変速機3は、図2に示すように、前進1速段〜前進8速段を形成可能になり、低速走行に適した低速側の変速段を選択することができる。
図1に示すように、車両1が加速して高速で前進走行する際は、ECU5は、Low側カウンタクラッチ63を切断すると共に、High側カウンタクラッチ73を連結する。これにより、自動変速機3は、図2に示すように、前進9速段〜前進16速段を形成可能になり、高速走行に適した高速側の変速段を選択することができる。
同様に、車両1が後進走行する際には、低速走行時にはLow側カウンタクラッチ63を連結すると共にHigh側カウンタクラッチ73を切断することで低速走行に適した後進1速段〜後進2速段を形成可能になり、高速走行時にはLow側カウンタクラッチ63を切断すると共にHigh側カウンタクラッチ73を連結することで高速走行に適した後進3速段〜後進4速段を形成可能になる。
以上説明したように、本実施の形態の自動変速機3によると、カウンタギヤ35と入力ギヤ81との間に、変速比の異なる2つの動力伝達経路a1,a2を有するので、1つの変速機構31で2つの変速比の範囲を実現することができる。このため、1つの動力伝達経路のみを有する場合に比べて、自動変速機3の変速比の範囲を広げることができるので、より多い段数の多段変速を実現することができる。また、第1の動力伝達経路a1及び第2の動力伝達経路a2は、第1のカウンタシャフト部6及び第2のカウンタシャフト部7を介して形成され、これら第1のカウンタシャフト部6及び第2のカウンタシャフト部7はカウンタギヤ35及び入力ギヤ81と異なる軸上に配置されている。これにより、自動変速機3の軸方向の全長を長くすることなく、多段変速を実現することができる。
また、変速機構31として既存の構成を利用することにより、1つのカウンタシャフト部を追加するだけで本実施の形態の自動変速機3を実現することができるので、製造コストの大幅な増加を抑えることができる。
また、本実施の形態の自動変速機3によると、図3に示すように、第2のドリブンギヤ70は第1のドリブンギヤ60よりも小径であり、軸方向から視て、第2のカウンタシャフト部7は境界BOの下側に配置されている。このため、第1のカウンタシャフト部6を境界BOの下側に配置する場合に比べて自動変速機3の下部の大型化を抑制し、自動変速機3の車両1への搭載性を向上すると共に最低地上高を高く維持することができる。
尚、上述した本実施の形態においては、図2に示すように、Low側カウンタクラッチ63の接続時には、自動変速機3は前進1速段(1st)〜前進8速段(8th)、及び後進1速段(Rev1)〜後進2速段(Rev2)が達成され、High側カウンタクラッチ73の接続時には、自動変速機3は前進9速段(9th)〜前進16速段(16th)、及び後進3速段(Rev3)〜後進4速段(Rev4)が達成される場合について説明したが、これには限られない。例えば、Low側カウンタクラッチ63の接続時の自動変速機3の変速比と、High側カウンタクラッチ73の接続時の自動変速機3の変速比とを一部重ねるようにして、Low側カウンタクラッチ63の接続時の自動変速機3の変速段と、High側カウンタクラッチ73の接続時の自動変速機3の変速段とが交互に形成されるようにしてもよい。
また、上述した本実施の形態においては、前進8速段の変速機構31を用いて前進16速段の自動変速機3とした場合について説明したが、これには限られない。例えば、図4に示すように、Low側カウンタクラッチ63の接続時には変速機構31の全変速段(前進1速段〜前進8速段)を利用し、High側カウンタクラッチ73の接続時には変速機構31の高速段側(前進7速段〜前進8速段)を利用して、全体で前進10速段を形成可能な自動変速機3としてもよい。この場合、カウンタギヤ35と第1のドリブンギヤ60及び第2のドリブンギヤ70との径差を比較的小さくできるので、自動変速機3の車両1への搭載性を更に向上することができる。あるいは、例えば、Low側カウンタクラッチ63の接続時には変速機構31の低速段側(例えば、前進1速段〜前進7速段)を利用し、High側カウンタクラッチ73の接続時には変速機構31の高速段側(例えば、前進6速段〜前進8速段)を利用して、全体で前進10速段や他の段数の変速段を形成可能になる自動変速機3としてもよい。あるいは、前進8速段の変速機構31を用いることには限られず、例えば、前進6速段の変速機構を用いて、前進12速段以下の変速段を形成するようにしてもよい。
同様に、後進時については、例えば、図4に示すように、Low側カウンタクラッチ63の接続時の低速側の後進段を1stローとし、Low側カウンタクラッチ63の接続時の高速側の後進段を2ndローとして、後進2速段となるようにしてもよい。あるいは、例えば、Low側カウンタクラッチ63の接続時の低速側の後進段をスーパーローとし、Low側カウンタクラッチ63の接続時の高速側の後進段を1stローとし、High側カウンタクラッチ73の接続時の低速側の後進段を2ndローとしてもよい。
また、上述した本実施の形態においては、Low側カウンタクラッチ63及びHigh側カウンタクラッチ73として、単数又は複数の摩擦板を有する摩擦係合要素を適用した場合について説明したが、これには限られない。Low側カウンタクラッチ63及びHigh側カウンタクラッチ73としては、例えば、ドグクラッチや、ツーウェイクラッチ等を適用することができる。
また、上述した本実施の形態においては、変速機構31として複数の係合要素の係脱の組合せにより複数の変速段を形成可能な多段変速機構を適用した場合について説明したが、これには限られない。変速機構としては、例えば、ベルト式無段変速機、トロイダル式無段変速機、コーンリング式無段変速機などの無段変速機構を適用してもよい。この場合、1つの無段変速機構に対して第1のカウンタシャフト部6及び第2のカウンタシャフト部7を選択的に接続することにより、1つの無段変速機構で2つの変速比の範囲を実現することができる。このため、1つの動力伝達経路のみを有する場合に比べて、自動変速機3の変速比の範囲を広げることができる。また、これら第1のカウンタシャフト部6及び第2のカウンタシャフト部7は無段変速機構の2軸と同軸上に配置する必要は無いので、自動変速機3の軸方向の全長を長くすることはない。
尚、本実施の形態は、以下の構成を少なくとも備える。本実施の形態の自動変速機(3)は、駆動源(2)に駆動連結される入力部材(30)と、前記入力部材(30)の回転を変速してカウンタギヤ(35)から出力する変速機構(31)と、入力ギヤ(81)を有し、前記入力ギヤ(81)に入力された回転を車輪(4)に出力するディファレンシャル部(8)と、前記カウンタギヤ(35)に噛合する第1のドリブンギヤ(60)と、前記入力ギヤ(81)に噛合する第1のドライブギヤ(61)と、前記第1のドリブンギヤ(60)及び前記第1のドライブギヤ(61)を連結可能な第1のカウンタシャフト(62)と、前記第1のカウンタシャフト(62)に介在されて連結状態と切断状態とに切換可能な第1の係合要素(63)と、を有し、前記カウンタギヤ(35)の回転を前記入力ギヤ(81)に伝達可能な第1のカウンタシャフト部(6)と、前記カウンタギヤ(35)に噛合する第2のドリブンギヤ(70)と、前記入力ギヤ(81)に噛合する第2のドライブギヤ(71)と、前記第2のドリブンギヤ(70)及び前記第2のドライブギヤ(71)を連結可能な第2のカウンタシャフト(72)と、前記第2のカウンタシャフト(72)に介在されて連結状態と切断状態とに切換可能な第2の係合要素(73)と、を有し、前記カウンタギヤ(35)の回転を前記入力ギヤ(81)に伝達可能な第2のカウンタシャフト部(7)と、を備え、前記カウンタギヤ(35)から前記第1のカウンタシャフト部(6)を介して前記入力ギヤ(81)まで回転が伝達される第1の動力伝達経路(a1)の変速比である第1の変速比と、前記カウンタギヤ(35)から前記第2のカウンタシャフト部(7)を介して前記入力ギヤ(81)まで回転が伝達される第2の動力伝達経路(a2)の変速比である第2の変速比とは、異なる。この構成によれば、変速機構(31)のカウンタギヤ(35)とディファレンシャル部(8)の入力ギヤ(81)との間に、変速比の異なる2つの動力伝達経路(a1,a2)を有するので、1つの変速機構(31)で2つの変速比の範囲を実現することができる。このため、1つの動力伝達経路のみを有する場合に比べて、自動変速機(3)の変速比の範囲を広げることができるので、より多い段数の多段変速を実現することができる。また、第1の動力伝達経路(a1)及び第2の動力伝達経路(a2)は、第1のカウンタシャフト部(6)及び第2のカウンタシャフト部(7)を介して形成され、これら第1のカウンタシャフト部(6)及び第2のカウンタシャフト部(7)は変速機構(31)のカウンタギヤ(35)と同軸上に配置する必要は無い。これにより、自動変速機(3)の軸方向の全長を長くすることなく、多段変速を実現することができる。
また、本実施の形態の自動変速機(3)では、前記カウンタギヤ(35)は、第1軸(AX1)上に配置され、前記入力ギヤ(81)は、前記第1軸(AX1)に平行な第2軸(AX2)上に配置され、前記第1のカウンタシャフト部(6)は、前記第2軸(AX2)と平行な第3軸(AX3)上に配置され、前記第2のカウンタシャフト部(7)は、前記第3軸(AX3)と平行な第4軸(AX4)上に配置される。この構成によれば、第1のカウンタシャフト部(6)及び第2のカウンタシャフト部(7)は、いずれもカウンタギヤ(35)及び入力ギヤ(81)と異なる軸上に配置される。このため、自動変速機(3)の軸方向の全長を長くすることなく、多段変速を実現することができる。
また、本実施の形態の自動変速機(3)では、前記第2のドリブンギヤ(70)は前記第1のドリブンギヤ(60)よりも小径であり、前記第2の変速比は前記第1の変速比より小さく、軸方向から視て、前記第1軸(AX1)と前記第2軸(AX2)とを結ぶ直線を境界(BO)として、前記第3軸(AX3)は前記境界(BO)の上側に配置され、前記第4軸(AX4)は前記境界(BO)の下側に配置される。この構成によれば、第1のドリブンギヤ(60)よりも小径の第2のドリブンギヤ(70)を有する第2のカウンタシャフト部(7)を境界(BO)の下側に配置するので、第1のカウンタシャフト部(6)を境界(BO)の下側に配置する場合に比べて自動変速機(3)の下部の大型化を抑制し、自動変速機(3)の車両(1)への搭載性を向上すると共に最低地上高を高く維持することができる。
1 車両
2 内燃エンジン(駆動源)
3 自動変速機
4 前輪(車輪)
6 第1のカウンタシャフト部
7 第2のカウンタシャフト部
8 ディファレンシャル部
30 入力軸(入力部材)
31 変速機構
35 カウンタギヤ
60 第1のドリブンギヤ
61 第1のドライブギヤ
62 第1のカウンタシャフト
63 Low側カウンタクラッチ(第1の係合要素)
70 第2のドリブンギヤ
71 第2のドライブギヤ
72 第2のカウンタシャフト
73 High側カウンタクラッチ(第2の係合要素)
81 入力ギヤ
AX1 第1軸
AX2 第2軸
AX3 第3軸
AX4 第4軸
a1 第1の動力伝達経路
a2 第2の動力伝達経路
BO 境界
2 内燃エンジン(駆動源)
3 自動変速機
4 前輪(車輪)
6 第1のカウンタシャフト部
7 第2のカウンタシャフト部
8 ディファレンシャル部
30 入力軸(入力部材)
31 変速機構
35 カウンタギヤ
60 第1のドリブンギヤ
61 第1のドライブギヤ
62 第1のカウンタシャフト
63 Low側カウンタクラッチ(第1の係合要素)
70 第2のドリブンギヤ
71 第2のドライブギヤ
72 第2のカウンタシャフト
73 High側カウンタクラッチ(第2の係合要素)
81 入力ギヤ
AX1 第1軸
AX2 第2軸
AX3 第3軸
AX4 第4軸
a1 第1の動力伝達経路
a2 第2の動力伝達経路
BO 境界
Claims (3)
- 駆動源に駆動連結される入力部材と、
前記入力部材の回転を変速してカウンタギヤから出力する変速機構と、
入力ギヤを有し、前記入力ギヤに入力された回転を車輪に出力するディファレンシャル部と、
前記カウンタギヤに噛合する第1のドリブンギヤと、前記入力ギヤに噛合する第1のドライブギヤと、前記第1のドリブンギヤ及び前記第1のドライブギヤを連結可能な第1のカウンタシャフトと、前記第1のカウンタシャフトに介在されて連結状態と切断状態とに切換可能な第1の係合要素と、を有し、前記カウンタギヤの回転を前記入力ギヤに伝達可能な第1のカウンタシャフト部と、
前記カウンタギヤに噛合する第2のドリブンギヤと、前記入力ギヤに噛合する第2のドライブギヤと、前記第2のドリブンギヤ及び前記第2のドライブギヤを連結可能な第2のカウンタシャフトと、前記第2のカウンタシャフトに介在されて連結状態と切断状態とに切換可能な第2の係合要素と、を有し、前記カウンタギヤの回転を前記入力ギヤに伝達可能な第2のカウンタシャフト部と、を備え、
前記カウンタギヤから前記第1のカウンタシャフト部を介して前記入力ギヤまで回転が伝達される第1の動力伝達経路の変速比である第1の変速比と、前記カウンタギヤから前記第2のカウンタシャフト部を介して前記入力ギヤまで回転が伝達される第2の動力伝達経路の変速比である第2の変速比とは、異なる、自動変速機。 - 前記カウンタギヤは、第1軸上に配置され、
前記入力ギヤは、前記第1軸に平行な第2軸上に配置され、
前記第1のカウンタシャフト部は、前記第2軸と平行な第3軸上に配置され、
前記第2のカウンタシャフト部は、前記第3軸と平行な第4軸上に配置される、請求項1に記載の自動変速機。 - 前記第2のドリブンギヤは前記第1のドリブンギヤよりも小径であり、前記第2の変速比は前記第1の変速比より小さく、
軸方向から視て、前記第1軸と前記第2軸とを結ぶ直線を境界として、前記第3軸は前記境界の上側に配置され、前記第4軸は前記境界の下側に配置される、請求項2に記載の自動変速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015151380A JP2017032036A (ja) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | 自動変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015151380A JP2017032036A (ja) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | 自動変速機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017032036A true JP2017032036A (ja) | 2017-02-09 |
Family
ID=57988273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015151380A Pending JP2017032036A (ja) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | 自動変速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2017032036A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11002340B2 (en) | 2017-09-08 | 2021-05-11 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Automatic transmission |
-
2015
- 2015-07-31 JP JP2015151380A patent/JP2017032036A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11002340B2 (en) | 2017-09-08 | 2021-05-11 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Automatic transmission |
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