JP2017016400A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチ駆動動作において束ね駆動を容易に実現する表示装置を提供する。
【解決手段】複数の共通電極と、複数の検出電極と、それぞれのシフトレジスタからの転送信号に基づいて接続するブロック単位の共通電極にタッチ駆動用信号を供給する複数のスイッチ回路とを有する共通電極駆動回路と、4相クロック信号とタッチ駆動用信号を出力して共通電極駆動回路を制御するドライバとを備える。それぞれのシフトレジスタは、4相クロック信号SDCK1〜4のうちの所定の2つのクロック信号によってそれぞれ信号の転送動作と当該シフトレジスタのリセット動作とが制御され、それぞれのスイッチ回路は、シフトレジスタから転送信号が出力されてから4相クロック信号SDCK1〜4のうちの所定の1つのクロック信号が入力されるまでの間にタッチ駆動用信号を出力する。
【選択図】図13
【解決手段】複数の共通電極と、複数の検出電極と、それぞれのシフトレジスタからの転送信号に基づいて接続するブロック単位の共通電極にタッチ駆動用信号を供給する複数のスイッチ回路とを有する共通電極駆動回路と、4相クロック信号とタッチ駆動用信号を出力して共通電極駆動回路を制御するドライバとを備える。それぞれのシフトレジスタは、4相クロック信号SDCK1〜4のうちの所定の2つのクロック信号によってそれぞれ信号の転送動作と当該シフトレジスタのリセット動作とが制御され、それぞれのスイッチ回路は、シフトレジスタから転送信号が出力されてから4相クロック信号SDCK1〜4のうちの所定の1つのクロック信号が入力されるまでの間にタッチ駆動用信号を出力する。
【選択図】図13
Description
本発明の実施形態は、表示装置に関する。
近年、いわゆるタッチパネルと呼ばれるタッチ検出装置を液晶表示装置などの表示装置上に装着し、あるいはタッチパネルと表示装置を一体化し、その表示装置に各種のボタン画像等を表示させることにより、通常の機械式ボタンの代わりとして情報入力を可能とした表示装置が注目されている。このようなタッチ検出機能を有する表示装置は、キーボード、マウス、キーパッドのような入力装置を必要としないため、コンピュータのほか、携帯電話のような携帯情報端末などでも、使用が拡大する傾向にある。
タッチパネルの方式としては、一方向に延伸する複数の電極を互いに交差するように配置した静電容量式のタッチパネルが知られている。このタッチパネルでは、各電極は、それぞれ制御回路と接続され、制御回路から励磁電流を供給することにより、外部近接物体を検出するようになされている。
タッチ検出機能付表示装置としては、表示装置の表示面上にタッチパネルを形成した、いわゆるオンセルタイプの表示装置の他に、表示装置にもともと備えられている表示用の共通電極を、一対のタッチセンサ用電極のうちの一方として兼用し、他方の電極(タッチ検知電極)をこの共通電極と交差するように配置した、いわゆるインセルタイプの表示装置が提案されている。
特許文献1には、タッチ検出機能付き表示デバイスの駆動電極に2つの直流駆動信号を供給する駆動信号駆動電極ドライバがTFT基板上にTFT素子を用いて形成されていることが開示されている。特許文献2には、タッチ検出機能付き表示デバイスの駆動電極に交流駆動信号および直流駆動信号を供給する駆動信号駆動電極ドライバが開示されている。
ところで、従来のインセルタイプの表示装置では、タッチ駆動動作において表示用の共通電極を1電極ずつスキャン駆動する方式が採用されている。そのため、タッチ駆動動作において複数本の共通電極を束ねてスキャン駆動する束ね駆動を実現しようとする際には、表示装置を大幅に変更することが必要であった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、タッチ駆動動作において複数本の共通電極を束ねてスキャン駆動する束ね駆動を容易に実現することのできる表示装置を提供することを目的とする。
一実施形態に係る表示装置は、一方向に延在するように並べて設けられた複数の共通電極と、前記共通電極の延在する方向と交差する方向に延在し、その交差部分に静電容量を形成するように並べて設けられた複数の検出電極と、直列に接続される複数のシフトレジスタと、それぞれの前記シフトレジスタからの転送信号に基づいて接続するブロック単位の前記共通電極にタッチ駆動用信号を供給する複数のスイッチ回路とを有する共通電極駆動回路と、4相クロック信号と前記タッチ駆動用信号を出力して前記共通電極駆動回路を制御するドライバとを備え、それぞれの前記シフトレジスタは、前記4相クロック信号のうちの所定の2つのクロック信号によってそれぞれ信号の転送動作と当該シフトレジスタのリセット動作とが制御されるようになされ、それぞれの前記スイッチ回路は、前記シフトレジスタから前記転送信号が出力されてから前記4相クロック信号のうちの所定の1つのクロック信号が入力されるまでの間に前記タッチ駆動用信号を出力するようになされる。
以下に、本発明の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
なお、本実施の形態の表示装置として液晶表示装置を例として説明するが、本発明は液晶表示装置に限られるものではなく、有機EL表示装置などの他の形式の表示装置についても適用することができる。
図1は、本実施の形態の表示装置の基本構成を示す概略図である。図1に示すように、表示装置100は、液晶表示パネル1と、フロントパネル40とから構成される。
液晶表示パネル1は、TFT基板2とカラーフィルタ基板3とを所定の間隙を隔てて重ね合わせ、該両基板間の周縁部近傍に枠状に設けたシール材により、両基板を貼り合わせると共に、シール材の内側に液晶組成物を封入、封止し、さらに、両基板の外側に偏光板を貼り付けて構成される。
液晶表示パネル1は、TFT基板2とカラーフィルタ基板3とを所定の間隙を隔てて重ね合わせ、該両基板間の周縁部近傍に枠状に設けたシール材により、両基板を貼り合わせると共に、シール材の内側に液晶組成物を封入、封止し、さらに、両基板の外側に偏光板を貼り付けて構成される。
TFT基板2には、共通電極21と、ドライバIC250とが設けられている。共通電極21とドライバIC250とは不図示の信号線を介して電気的に接続され、ドライバIC250は後述するタッチ駆動動作を制御する。カラーフィルタ基板3には検出電極31が設けられている。検出電極31とドライバIC250とは不図示の信号線を介して電気的に接続され、検出電極31からタッチ検出信号がドライバIC250に伝えられる。
液晶表示パネル1には、複数の画素がマトリクス状に備けられている。それぞれの画素は、共通電極21、画素電極及び液晶を備えている。共通電極21と画素電極とは対向してTFT基板2に配置されている。すなわち、液晶表示パネル1はFFS(Fringe Field Switching)やIPS(In Plane Switching)等の横電界方式である。両電極間に電圧を印加することで液晶分子の配向が変化する。この液晶分子の配向の変化に伴い、光の透過率が変化することで画像が表示される。
上述のようにインセルタイプの表示装置では、共通電極21は、表示用電極のみでなくタッチセンサ用電極としても兼用されている。従って、共通電極21には、映像表示時には画像表示に用いられる共通電圧が入力され、タッチの検出時にはタッチの検出に用いられる駆動信号が入力される。駆動信号が共通電極21に印加されると、共通電極21と一定の間隔を持って配置され容量を形成する検出電極31に検出信号が生じる。この検出信号を取り出して処理することでタッチ位置を検出することができる。
図2は、本実施の形態の表示装置の液晶表示パネル1の断面の一部を拡大した概略断面図である。図2に示すようにTFT基板2には画素部200が設けられている。共通電極21は画素の一部として画像表示に用いられる。また、TFT基板2とカラーフィルタ基板3との間には液晶組成物4が狭持されている。カラーフィルタ基板3に設けられた検出電極31とTFT基板2に設けられた共通電極21とは容量を形成しており、共通電極21に駆動信号が印加されると検出電極31の電圧が変化する。この時図2に示すようにフロントパネル40を介して指等の導電体が近接または接触すると、容量に変化が生じ検出電極31に生じる電圧に、近接・接触が無い場合に比較して変化が生じる。従って、液晶表示パネル1に形成した共通電極21と検出電極31との間に生じる容量の変化を検出することで、液晶表示パネル1にタッチパネルの機能を備えることが可能となる。
液晶表示装置の各画素領域に設けられる画素トランジスタを低温ポリシリコン(Low-temperature poly silicon:LTPS)で構成すると解像度や透過率の向上を図ることができる。また、共通電極の駆動回路に用いる半導体として低温ポリシリコンを採用すると、安価なガラス基板(TFT基板)の額縁領域に駆動回路を形成することが可能となることから、現在、低温ポリシリコンが利用されている。低温ポリシリコンは、その製造過程において結晶構造を多結晶質に変化させるためにレーザアニールにより600℃以下で製造されるが、低温ポリシリコンは結晶粒界によって電流が妨げられる割合が高いために高温ポリシリコンより電子移動度が低くなり、トランジスタの駆動能力が低下し、表示品質やタッチ検出に悪影響を与えるおそれがある。
共通電極の駆動回路としてトランジスタの駆動能力が高いCMOSトランジスタを用いることも考えられるが、CMOSトランジスタは複雑な製造プロセスを要求する(コストが高い)という難がある。そこで、単チャネルトランジスタを用いながらトランジスタの駆動能力低下を軽減した共通電極の駆動回路をTFT基板の額縁領域に形成する。
図3は、本実施の形態の表示装置の駆動回路と各電極との接続を模式的に示す図である。表示装置100Zは、表示用電極とタッチ駆動用電極とが共用するように接続される電極CTと、電極CTを駆動する駆動回路210Zとを有する。
駆動回路210Zは、電極CTに接続される第1の薄膜トランジスタTR1と、電極CTに接続される第2の薄膜トランジスタTR2とを有する。第1および第2の薄膜トランジスタTR1,TR2は単チャネルの薄膜トランジスタである。第1の薄膜トランジスタTR1は電極CTをタッチ駆動用として使用するときに導通して、第1の信号VC1を電極CTに伝送する。第2の薄膜トランジスタTR2は電極CTを表示用として使用するときに導通して、第2の信号VC2を電極CTに伝送する。第1の薄膜トランジスタTR1を第1の信号VC1が伝送するときにそのゲート電極G1に印加される電圧VG1は、第2の薄膜トランジスタTR2を第2の信号VC2が伝送するときにそのゲート電極G2に印加される電圧VG2より大きい。
言い換えると、インセルタイプタッチパネルの駆動回路210Zは、タッチ駆動時に電極CTを駆動する第1の信号VC1を通すか否かを制御する薄膜トランジスタTR1と表示時に第2の信号VC2を通すか否かを制御する薄膜トランジスタTR2とを有する。駆動回路210Zは、第1の信号VC1スルー時に薄膜トランジスタTR1のゲート電極G1に印加される電圧VG1を、第2の信号VC2スルーに薄膜トランジスタTR2のゲート電極G2に印加される電圧VG2よりも高くする。
第1の薄膜トランジスタTR1内を第1の信号VC1が伝送するときにそのゲート電極G1に印加される電圧VG1を高くするので、単チャネルの薄膜トランジスタを用いたときでも駆動能力を高くすることができる。第1の薄膜トランジスタTR1側のみ、ゲート電極G1に印加される電圧VG1を高くするので、回路規模を小さくすることができる。駆動回路をCMOSの薄膜トランジスタを用いないで構成することができるので、製造プロセスが簡略化することができる。電極CTの駆動回路210ZをTFT基板の額縁領域に形成しているので、駆動回路210Zと電極CTとの間の配線長が短くなり、S/N比を向上することができる。
なお、電極線CLは電極CTに接続される。ゲート線GLとドレイン線DLで囲まれる部分に薄膜トランジスタTRと画素電極PTとを有する。検出電極TDTは検出電極信号線TDLに接続される。
図4は、本実施の形態の表示装置の実装例を模式的に表した図である。ドライバIC250はTFT基板2上にCOG(Chip On Glass)として実装され、配線を介して映像信号を表示領域Adにマトリックス状に配置された図示しない画素に送る。ゲートスキャン回路(ゲート駆動回路)220(220R,220L)は、TFT基板2上の画素部(表示領域)Adの近傍に、TFT素子を用いて形成されている。この例では、ゲートスキャン回路220は、図4において、TFT基板2の右側(220R)と左側(220L)に配置され、ドライバIC250から配線を介して制御信号等の供給を受ける。そして、画素部Adにマトリックス状に配置された図示しない画素を、両側から駆動する。
Tx回路(共通電極駆動回路)210(210R,210L)は、TFT基板2上にTFT素子を用いて形成されている。この例では、Tx回路210は、図4において、TFT基板2の右側(210R)と左側(210L)に配置され、ドライバIC250から配線(後述するSDCK、TSVCOM、VCOMDCなど)を介して各種信号(後述する4相クロック信号、タッチ駆動用信号、画像表示時とタッチ検出時を識別する信号、画像表示に使用される共通電圧など)の供給を受ける。そして、Tx回路210R,210Lは、並設された複数の共通電極ブロックCOM1、COM2,・・・COMn−1,COMnのそれぞれに、両側から駆動するための信号を供給する。
このように本実施の形態の表示装置100では、TFT基板2上に形成されたTx回路210によって共通電極ブロックCOMを駆動している。また本実施の形態の表示装置では、TFT基板2上に形成されたゲートスキャン回路220によってゲート線GLを駆動している。
図5は、本実施の形態の表示装置のTFT基板上に形成される部分の構成図である。図6は、本実施の形態の表示装置のタッチ検出に関わる部分の構成図である。図5に示すように、TFT基板2には、X方向(図中左右方向)に延びる(n×k)本のゲート線GL1〜GLnk、n本の共通電極信号線(コモン線)CL1〜CLnが設けられ、X方向とは垂直なY方向(図中上下方向)に延びるm本のドレイン線DL1〜DLmが設けられている。ここで、1例としてnは20である。共通電極ブロックCOM1〜COMn(図1、図2に示す共通電極21に対応する)のそれぞれは、X方向に延びるk本の共通電極線で構成されている。
ゲート線GLkとドレイン線DLmを含む隣接するゲート線やドレイン線で囲まれた領域が画素領域Pmkであり、画素領域Pmkには、薄膜トランジスタ(TFT)TRmk、画素電極PTmk、共通電極線CTmkが設けられる。薄膜トランジスタTRmkのドレインはドレイン線DLmに接続され、ゲートはゲート線GLkに接続され、ソースは画素電極PTmkに接続されている。また、画素電極PTmkと離間して共通電極線CTmkが設けられており、この共通電極線CTmkは共通電極信号線CL1に接続されている。画素領域Pmkに限らず隣接するゲート線やドレイン線にて囲まれた領域に画素領域が存在する。よって画素電極はm×n×k個存在する。
表示装置100は、左右額縁部にTx回路210L,210Rが設けられており、Tx回路210L,210Rにより、互いに平行に左右方向に延伸する共通電極信号線CL1〜CLnが左右両端、もしくは左右端交互から駆動される。左右額縁部にはゲートスキャン回路220L,220Rも設けられており、これらのゲートスキャン回路220L,220Rにより、互いに平行に左右方向に延伸するゲート線GL1〜GLnkが左右両端、もしくは左右端交互から駆動される。さらに、表示装置100の下額縁部にはドライバIC250が設けられており、ドライバIC250により、互いに平行に上下方向に延伸するドレイン線DL1〜DLmが下端から駆動される。
図6に示すように、カラーフィルタ基板3上に、Y方向(図中上下方向)に延びるm本の検出電極信号線TDL1〜TDLm(図1、図2の検出電極31に対応する)が設けられる。また、上記したように、画素領域Pmkには、共通電極線CTmkが設けられている。画素領域Pmkに対向するカラーフィルタ基板3上には、検出電極TDTmkが設けられる。同じく画素領域Pmkに限らず画素領域には、共通電極線が設けられている。画素領域に対向するカラーフィルタ基板3上には、検出電極が設けられる。
なお、表示装置100に用いられるトランジスタは、いずれも低温ポリシリコンにより構成されるnチャネル型薄膜トランジスタ(単チャネル薄膜トランジスタ)であり、Tx回路210L,210Rおよびゲートスキャン回路220L,220Rは、TFT基板2の額縁領域に形成される。
なお、上述のように表示動作を行う際、タッチ駆動動作を行う際、のいずれの場合でも、共通電極はブロック単位で駆動される。従って、以下では、上述のブロック単位の共通電極を、単に共通電極と呼ぶ。
図7は、本実施の形態の表示装置のタッチ束ね駆動方法を説明するための図である。図7には、短冊状の共通電極(ブロック単位の共通電極)が上下方向に並べて設けられている。黒く記載された共通電極(ブロック単位の共通電極)がタッチ駆動動作のために選択されていることを表している。
図7(1)は、従来のタッチ駆動動作における共通電極を1電極ずつ順次駆動する方式(1Txスキャン)を示す図である。図7(2)は、本実施の形態において、3本の共通電極を束ねて、束ねる共通電極の位置を順次2つずつ進める(シフトする)駆動方式(3Bundle 2Shift駆動)を示す図である。図7(3)は、本実施の形態において、2本の共通電極を束ねて、束ねる共通電極の位置を順次2つずつ進める(シフトする)駆動方式(2Bundle 2Shift駆動)を示す図である。ここで、本実施の形態の表示装置では、ドライバIC250が出力する駆動信号を変更することで、3Bundle 2Shift駆動と2Bundle 2Shift駆動とを選択することができるように構成されている。
以下、本実施の形態における上述の束ね駆動を可能とするTx回路210の構成と動作とについて説明する。
図8は、本実施の形態の表示装置におけるTx回路のブロック図である。Tx回路210は、シフトレジスタ部211とスイッチ部212とを備えている。なお、図8に記載のブロック図は、Tx回路の機能を説明するための概略の構成図である。詳細の構成については後述する。
シフトレジスタ部211は、n個のシフトレジスタSRi(i=1〜n)を有している。シフトレジスタ部211では、シフトレジスタSRi(i=1〜n)が出力信号線SROUTi(i=1〜n)を経由して縦列に接続されている。なお初段のレジスタSR1には、スタート信号SDSTが入力される。本実施の形態では、シフトレジスタSRi(i=1〜n)は4相クロック信号によって駆動される。即ち、4種類のクロック信号線SDCKj(j=1〜4)の内の2種類のクロック信号線SDCKj、SDCKj+2の信号により駆動される。
図8に示す構成では、シフトレジスタSRiのセット端子ckにはクロック信号線SDCK1が接続され、シフトレジスタSRiのリセット端子CRSTにはクロック信号線SDCK3が接続されている。また、シフトレジスタSRi+1のセット端子ck、リセット端子CRSTには、それぞれクロック信号線SDCK2、クロック信号線SDCK4が接続される。シフトレジスタSRi+2のセット端子ck、リセット端子CRSTには、それぞれクロック信号線SDCK3、クロック信号線SDCK1が接続される。シフトレジスタSRi+3のセット端子ck、リセット端子CRSTには、それぞれクロック信号線SDCK4、クロック信号線SDCK2が接続される。
図8に示す構成では、セット端子ckにクロック信号線SDCKN(N=1〜4)が接続され、リセット端子CRSTにクロック信号線SDCKM(M=1〜4)が接続されているときは、(N+2)≡Mmod4の関係が成立する。
なお、シフトレジスタSRi+4以降のシフトレジスタには、4つのシフトレジスタSRを単位として、上述のシフトレジスタSRiからシフトレジスタSRi+3と同様の組み合わせのクロック信号線SDCKが接続される。また、それぞれのシフトレジスタSRi(i=1〜n)の別のリセット端子RSTには、上述のクロック信号線SDCKからの信号とは別に、リセット信号SDRSTが入力される。リセット信号SDRSTは表示装置のイニシャルスタート時、あるはレジュームからのリスタート時に入力される信号である。
スイッチ部212は、n個のスイッチ回路CSWi(i=1〜n)を有している。シフトレジスタSRiの出力信号線SROUTiは、スイッチ回路CSWiに入力される。なお、スイッチ回路CSWiにも4種類のクロック信号線SDCKiの内の一つのクロック信号線が接続されるが、説明の簡略のために記載を省略している。また、スイッチ回路CSWiには、シフトレジスタSRiの出力信号線SROUTiの信号を保持する保持回路が設けられているが、説明の簡略のために記載を省略している。これらについては、後に詳細に説明する。
スイッチ回路CSWiは、スイッチSW1,SW2,SW3,SW4を有している。スイッチSW1の一端は、スイッチSW2の一端と接続されて、共通電極信号線CLi(i=1〜n)に接続されている。スイッチSW1の他端には交流駆動信号線TSVCOMが接続されている。スイッチSW2の他端には直流駆動信号線VCOMDCが接続されている。スイッチSW3の一端はスイッチSW1を制御するようになっている。スイッチSW3の他端は第1の選択信号線VCOMSEL1が接続されている。スイッチSW4の一端はスイッチSW2を制御するようになっている。スイッチSW4の他端は第2の選択信号線VCOMSEL2が入力されるようになっている。ここで、第1の選択信号線VCOMSEL1はタッチ駆動動作時にハイ電圧(以下High電圧とも表示、nチャネル型薄膜トランジスタで構成されるスイッチをオン可能な電圧を示す)となる信号である。第2の選択信号線VCOMSEL2は表示動作時にハイ電圧となる信号である。この構成によって、第1の選択信号線VCOMSEL1および第2の選択信号線VCOMSEL2の信号に基づいて、交流駆動信号線TSVCOMまたは直流駆動信号線VCOMDCの信号が共通電極信号線CLiを介して共通電極ブロックCOMiに印加される。
なお、図8では記載していないがスイッチ部212には、4相クロック信号のうちの一つのクロック信号がスイッチ回路CSWのリセット信号として使用される。
なお、上述のクロック信号線SDCK1〜SDCK4、第1の選択信号線VCOMSEL1、第2の選択信号線VCOMSEL2、交流駆動信号線TSVCOM、直流駆動信号線VCOMDCの信号はドライバIC250から出力される。
図9は、本実施の形態の表示装置におけるスイッチ部212及びシフトレジスタ部211と4種類のクロック信号線SDCKとの接続を示す図である。なお、図9では図を簡略化するため、シフトレジスタ部211の先頭の6個のシフトレジスタSRi(i=1〜n)と、スイッチ部212の先頭の6個のスイッチ回路CSWiを記載し、他を省略している。
図9に示す構成では、スイッチ部212は、n個のスイッチ回路CSWi(i=1〜n)を有している。それぞれのスイッチ回路CSWiには、保持回路SRRiとスイッチ選択回路SSWiが設けられている。保持回路SRRは、対応するシフトレジスタSRの出力を保持する。スイッチ選択回路SSWは保持回路SRRで保持され保持信号線SSに出力される値に従い前述のスイッチSW1およびスイッチSW2のON/OFFを制御する。
シフトレジスタSRは、入力端子GIN、次段への出力端子GOUT、保持回路への出力端子SOUT、リセット端子CRSTとクロック入力端子CKを有している。入力端子GINには前段のシフトレジスタSRの出力端子GOUTからの出力が入力し、クロック入力端子CKには、4種類のクロック信号線SDCKj(j=1〜4)の内の一つのクロック信号線SDCKに接続し、4相のクロック信号の内の一つのクロック信号がセット信号Sとして入力する。リセット端子CRSTには、クロック入力端子CKに入力するクロック信号に対して、2相進んだクロック信号がリセット信号Rとして入力している。
シフトレジスタSRiは、前段のシフトレジスタSR(i−1)の出力を受けてアクティブになり、クロック入力端子CKから入力する4相のクロック信号の内の一つのクロック信号を出力端子SOUTから出力信号線SROUTiへ出力し、出力端子GOUTから次段のシフトレジスタSRへ出力する。なお、図8にて説明したように、シフトレジスタSRの出力を一つの出力端子outから出力し、次段のシフトレジスタSRの入力in及びスイッチ回路CSWに出力する構成としてもよい。
保持回路SRRiは、対応するシフトレジスタSRiの出力信号線SROUTiが接続する入力端子INRと、4種類のクロック信号線SDCKj(j=1〜4)の内の一つのクロック信号線SDCKjが接続し、4相のクロック信号の内の一つがリセット信号RRとして入力する入力端子CRSTRと、出力端子ROUTを有している。
保持回路SRRiは、対応するシフトレジスタSRiの出力信号線SROUTiの信号を保持し、4種類のクロック信号線SDCKj(j=1〜4)の内の一つのクロック信号線SDCKjのクロック信号によりリセットされるまでの間、出力信号線SROUTiの信号を対応するスイッチ選択回路SSWiに出力する。
スイッチ選択回路SSWiは、図8に示すスイッチSW1、SW2、SW3、SW4を有し、図8と同様の構成を有している。従って、図9に記載のスイッチ選択回路SSWiにおいても、スイッチSW1には交流駆動信号線TSVCOMが接続され、スイッチSW2には直流駆動信号線VCOMDCが接続され、スイッチSW3はスイッチSW1を制御するようになっており、スイッチSW3は第1の選択信号線VCOMSEL1が接続され、スイッチSW4はスイッチSW2を制御するようになっており、スイッチSW4は第2の選択信号線VCOMSEL2が入力されるようになっている。
また、図8では、保持回路SRRiが省略されているため、シフトレジスタSRiの出力信号線SROUTiがスイッチSW3とスイッチSW4に直接接続しているが、図9ではシフトレジスタSRiの出力信号線SROUTiはスイッチSW3とスイッチSW4に直接接続してなく、シフトレジスタSRiの出力信号線SROUTiの信号は、保持回路SRRiで保持される。
保持回路SRRiはシフトレジスタSRiの出力信号線SROUTiの信号を保持すると同時に保持信号線SSiに出力する。図9では、保持信号線SSiとスイッチSW3およびスイッチSW4との接続を省略しているが、保持信号線SSiはスイッチ選択回路SSWiに接続し、さらに、スイッチSW3とスイッチSW4に接続している。従って図9でも図8同様に、保持回路SRRiに保持されたシフトレジスタSRiの信号によってスイッチSW3とスイッチSW4のオン/オフが制御される。
保持回路SRRiに保持される信号(保持信号)は、シフトレジスタSRiの出力開始から4種類の内の一つのクロック信号線SDCKjのクロック信号によりリセットされるまで保持される。保持信号が保持されている期間、スイッチ選択回路SSWiはスイッチSW3とスイッチSW4をオン状態として、第1の選択信号線VCOMSEL1及び第2の選択信号線VCOMSEL2の値に従い、スイッチSW1とスイッチSW2のオン/オフを制御して、交流駆動信号線TSVCOMまたは直流駆動信号線VCOMDCを共通電極信号線CLiに接続する。
従って、本実施の形態の表示装置では、シフトレジスタSRの入力端子CKに入力する4相のクロック信号の内の一つのクロック信号を保持回路SRRの信号保持開始のタイミングとし、保持回路SRRのリセット端子CRSTRに入力する4相のクロック信号の内の一つのクロック信号を保持回路SRRの信号保持終了のタイミングとすることで、共通電極信号線CLiに供給されるタッチ駆動用信号の供給期間を制御することが可能となっている。
なお、スイッチ回路CSW5以降のシフトレジスタには、4つのスイッチ回路CSWを単位として、上述のスイッチ回路CSW1からスイッチ回路CSW4と同様の組み合わせのクロック信号線SDCKが接続される。
図10は、本実施の形態の表示装置におけるTx回路の動作タイミングを示す図である。なお、説明の簡略のため主としてシフトレジスタSR1とスイッチ回路CSW1に着目してTx回路210の動作について図8及び図9を参照しつつ説明する。
[タイミングa]
タイミングaにおいて、リセット信号SDRSTがハイ電圧になると、すべてのシフトレジスタSRi(i=1〜n)はリセットされて、すべてのシフトレジスタSRiの出力信号線SROUTiの信号がロー電圧(以下Low電圧とも表示、nチャネル型薄膜トランジスタで構成されるスイッチをオフ可能な電圧を示す)になる。これによって、保持回路SRRiによりロー電圧が保持信号として保持信号線SSiに出力し、スイッチ回路CSWi(i=1〜n)のそれぞれのスイッチSW3,SW4はオフする。なお、スイッチ回路CSWi(i=1〜n)では、後述する初期化回路によって、スイッチSW1がオフし、スイッチSW2がオンする。
タイミングaにおいて、リセット信号SDRSTがハイ電圧になると、すべてのシフトレジスタSRi(i=1〜n)はリセットされて、すべてのシフトレジスタSRiの出力信号線SROUTiの信号がロー電圧(以下Low電圧とも表示、nチャネル型薄膜トランジスタで構成されるスイッチをオフ可能な電圧を示す)になる。これによって、保持回路SRRiによりロー電圧が保持信号として保持信号線SSiに出力し、スイッチ回路CSWi(i=1〜n)のそれぞれのスイッチSW3,SW4はオフする。なお、スイッチ回路CSWi(i=1〜n)では、後述する初期化回路によって、スイッチSW1がオフし、スイッチSW2がオンする。
[タイミングb]
タイミングbにおいて、スタート信号SDSTがハイ電圧にされると、シフトレジスタSR1の入力端子GINにハイ電圧が入力される。このスタート信号SDSTのハイ電圧は、シフトレジスタSR1において保持される。
タイミングbにおいて、スタート信号SDSTがハイ電圧にされると、シフトレジスタSR1の入力端子GINにハイ電圧が入力される。このスタート信号SDSTのハイ電圧は、シフトレジスタSR1において保持される。
[タイミングc]
タイミングcにおいて、クロック信号線SDCK1のクロック信号がハイ電圧にされると、スタート信号SDSTのハイ電圧がシフトレジスタSR1の内部回路に伝達され、シフトレジスタSR1の出力信号線SROUT1の信号がハイ電圧になる。これによって、保持回路SRR1によりハイ電圧が保持され、ハイ電圧が保持信号線SS1を介してスイッチ選択回路SSW1に出力される。保持信号線SS1がハイ電圧である間、スイッチ回路CSW1のスイッチSW3とスイッチSW4とはオン状態である。スイッチSW3がオンで、第1の選択信号線VCOMSEL1の信号がロー電圧であるので、スイッチ回路CSW1のスイッチSW1はオフのままである。また、スイッチSW4がオンで、第2の選択信号線VCOMSEL2がハイ電圧であるので、スイッチ回路CSW1のスイッチSW2はオンのままである。また出力端子GOUTからの出力電圧がシフトレジスタSR2の入力端子GINに入力される。
タイミングcにおいて、クロック信号線SDCK1のクロック信号がハイ電圧にされると、スタート信号SDSTのハイ電圧がシフトレジスタSR1の内部回路に伝達され、シフトレジスタSR1の出力信号線SROUT1の信号がハイ電圧になる。これによって、保持回路SRR1によりハイ電圧が保持され、ハイ電圧が保持信号線SS1を介してスイッチ選択回路SSW1に出力される。保持信号線SS1がハイ電圧である間、スイッチ回路CSW1のスイッチSW3とスイッチSW4とはオン状態である。スイッチSW3がオンで、第1の選択信号線VCOMSEL1の信号がロー電圧であるので、スイッチ回路CSW1のスイッチSW1はオフのままである。また、スイッチSW4がオンで、第2の選択信号線VCOMSEL2がハイ電圧であるので、スイッチ回路CSW1のスイッチSW2はオンのままである。また出力端子GOUTからの出力電圧がシフトレジスタSR2の入力端子GINに入力される。
タイミングcにおいて、保持回路SRR1によりハイ電圧が保持され、ハイ電圧が保持信号線SS1を介してスイッチ選択回路SSW1に出力されているので、スイッチSW3はオン状態となっており、第1の選択信号線VCOMSEL1の信号をハイ電圧とすることで、スイッチSW1がオンして、交流駆動信号線TSVCOMの信号が共通電極信号線CL1に出力可能となるが、束ね駆動を行うため、共通電極信号線CL2及び共通電極信号線CL3に、交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能となるまで、第1の選択信号線VCOMSEL1の信号はロー電圧で、第2の選択信号線VCOMSEL2の信号はハイ電圧のままである。
[タイミングd]
タイミングdにおいて、クロック信号線SDCK1の信号がロー電圧にされると、シフトレジスタSR1の出力信号線SROUT1の信号がロー電圧になる。但し、スイッチ回路CSW1は、保持回路SRR1で出力信号線SROUT1の信号のハイ電圧を保持しているため、スイッチ回路CSW1の出力状態に変化はない。
タイミングdにおいて、クロック信号線SDCK1の信号がロー電圧にされると、シフトレジスタSR1の出力信号線SROUT1の信号がロー電圧になる。但し、スイッチ回路CSW1は、保持回路SRR1で出力信号線SROUT1の信号のハイ電圧を保持しているため、スイッチ回路CSW1の出力状態に変化はない。
[タイミングe]
タイミングeにおいて、クロック信号線SDCK2の信号がハイ電圧にされると、シフトレジスタSR2が上述のタイミングcと同様に動作して、シフトレジスタSR2の入力端子GINから入力したハイ電圧が内部回路に伝達されて、シフトレジスタSR2の出力信号線SROUT2の信号がハイ電圧になる。同時に保持回路SRR2で出力信号線SROUT2の信号のハイ電圧を保持して保持信号線SS2を介してスイッチ選択回路SSW2に出力する。保持信号線SS2がハイ電圧である間、スイッチ回路CSW2のスイッチSW3とスイッチSW4とはオン状態である。
タイミングeにおいて、クロック信号線SDCK2の信号がハイ電圧にされると、シフトレジスタSR2が上述のタイミングcと同様に動作して、シフトレジスタSR2の入力端子GINから入力したハイ電圧が内部回路に伝達されて、シフトレジスタSR2の出力信号線SROUT2の信号がハイ電圧になる。同時に保持回路SRR2で出力信号線SROUT2の信号のハイ電圧を保持して保持信号線SS2を介してスイッチ選択回路SSW2に出力する。保持信号線SS2がハイ電圧である間、スイッチ回路CSW2のスイッチSW3とスイッチSW4とはオン状態である。
ただし、束ね駆動を行うため、共通電極信号線CL3に、交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能となるまで、第1の選択信号線VCOMSEL1の信号はロー電圧で、第2の選択信号線VCOMSEL2の信号はハイ電圧のままである。
[タイミングf]
タイミングfにおいて、クロック信号線SDCK3の信号がハイ電圧にされると、シフトレジスタSR3の出力信号線SROUT3の信号がハイ電圧になる。同時に保持回路SRR3で出力信号線SROUT3の信号のハイ電圧を保持して保持信号線SS3を介してスイッチ選択回路SSW3に出力する。保持信号線SS3がハイ電圧である間、スイッチ回路CSW3のスイッチSW3とスイッチSW4とはオン状態である。
タイミングfにおいて、クロック信号線SDCK3の信号がハイ電圧にされると、シフトレジスタSR3の出力信号線SROUT3の信号がハイ電圧になる。同時に保持回路SRR3で出力信号線SROUT3の信号のハイ電圧を保持して保持信号線SS3を介してスイッチ選択回路SSW3に出力する。保持信号線SS3がハイ電圧である間、スイッチ回路CSW3のスイッチSW3とスイッチSW4とはオン状態である。
タイミングfにおいて、クロック信号線SDCK3の信号がハイ電圧にされると、シフトレジスタSR1はリセットされて、次の動作開始であるスタート信号SDSTがハイ電圧にされるまでリセット状態(初期状態)を維持する。
[タイミングg]
タイミングgにおいて、第2の選択信号線VCOMSEL2の信号がロー電圧にされると、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW4がオンしているので、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW2はオフする。
タイミングgにおいて、第2の選択信号線VCOMSEL2の信号がロー電圧にされると、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW4がオンしているので、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW2はオフする。
[タイミングh]
タイミングhにおいては、保持信号線SS1、SS2、SS3がハイ電圧を保持しているため、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW3はオン状態である。また、タイミングhにおいて第1の選択信号線VCOMSEL1の信号がハイ電圧にされると、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW3を介してハイ電圧がスイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW1に供給され、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW1が同時にオンする。これによって、共通電極信号として、交流駆動信号線TSVCOMの信号が共通電極信号線CL1、CL2、CL3に出力可能となり、束ね駆動可能な状態となる。
タイミングhにおいては、保持信号線SS1、SS2、SS3がハイ電圧を保持しているため、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW3はオン状態である。また、タイミングhにおいて第1の選択信号線VCOMSEL1の信号がハイ電圧にされると、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW3を介してハイ電圧がスイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW1に供給され、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW1が同時にオンする。これによって、共通電極信号として、交流駆動信号線TSVCOMの信号が共通電極信号線CL1、CL2、CL3に出力可能となり、束ね駆動可能な状態となる。
[タイミングi]
タイミングiにおいて、交流駆動信号線TSVCOMにハイ電圧とロー電圧とを繰り返す交流駆動信号が供給され、共通電極信号線CL1、CL2、CL3に交流駆動信号が出力される。
タイミングiにおいて、交流駆動信号線TSVCOMにハイ電圧とロー電圧とを繰り返す交流駆動信号が供給され、共通電極信号線CL1、CL2、CL3に交流駆動信号が出力される。
[タイミングj]
タイミングjにおいて、第1の選択信号線VCOMSEL1の信号がロー電圧にされると、保持信号線SS1、SS2、SS3がハイ電圧を保持し、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW3がオンしているので、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW1はオフする。これによって、交流駆動信号線TSVCOMの信号が共通電極信号線CL1、CL2、CL3に出力されなくなる。
タイミングjにおいて、第1の選択信号線VCOMSEL1の信号がロー電圧にされると、保持信号線SS1、SS2、SS3がハイ電圧を保持し、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW3がオンしているので、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW1はオフする。これによって、交流駆動信号線TSVCOMの信号が共通電極信号線CL1、CL2、CL3に出力されなくなる。
[タイミングk]
タイミングkにおいて、第2の選択信号線VCOMSEL2の信号がハイ電圧にされると、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW4がオンしているので、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW2がオンする。これによって、共通電極信号として、直流駆動信号線VCOMDCの信号が共通電極信号線CL1、CL2、CL3に出力される。
タイミングkにおいて、第2の選択信号線VCOMSEL2の信号がハイ電圧にされると、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW4がオンしているので、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3のスイッチSW2がオンする。これによって、共通電極信号として、直流駆動信号線VCOMDCの信号が共通電極信号線CL1、CL2、CL3に出力される。
[タイミングl]
タイミングlにおいて、クロック信号線SDCK4の信号がハイ電圧にされると、保持回路SRR1とSRR2とはリセットされて、次に出力信号線SROUT1またはSROUT2の信号がハイ電圧となるまでロー電圧を維持する。また、保持回路SRR3はリセットされずに、ハイ電圧を保持し続ける。
タイミングlにおいて、クロック信号線SDCK4の信号がハイ電圧にされると、保持回路SRR1とSRR2とはリセットされて、次に出力信号線SROUT1またはSROUT2の信号がハイ電圧となるまでロー電圧を維持する。また、保持回路SRR3はリセットされずに、ハイ電圧を保持し続ける。
出力信号線SROUTi、SROUT(i+1)、SROUT(i+2)に出力されるクロック信号線SDCKj、SDCK(j+1)、SDCK(j+2)のクロック信号を、順番に保持回路SRRi、SRR(i+1)、SRR(i+2)で保持し、クロック信号線SDCK(j+3)のクロック信号で保持回路SRRi、SRR(i+1)をリセットすることで、3本の共通電極を束ねて、束ねる共通電極の位置を順次2つずつ進める(シフトする)駆動方式(3Bundle 2Shift駆動)が実現可能となっている。
なお、共通電極信号線CL1、CL2、CL3を束ねて駆動する場合を説明したが、共通電極信号線CL1、CL2を束ねて駆動可能なタイミングeとタイミングfとの間で、第1の選択信号線VCOMSEL1の信号をハイ電圧とし、第2の選択信号線VCOMSEL2の信号をロー電圧とする期間を設け、交流駆動信号線TSVCOMの信号をハイ電圧とロー電圧との間で振幅さて、共通電極信号線CL1、CL2に出力することで、2本の共通電極を束ねて、束ねる共通電極の位置を順次2つずつ進める(シフトする)駆動方式(2Bundle 2Shift駆動)とすることも可能である。
続いて、シフトレジスタSR及びスイッチ回路SWそれぞれの詳細の回路構成と動作とについて詳細に説明する。
[シフトレジスタ回路]
図11は、本実施の形態の表示装置におけるシフトレジスタSRの一例について示す回路図である。この図に示されるように、シフトレジスタSRには、2種類のクロック信号線SDCKn及びSDCKn+2が接続されている。なお、この回路図において、符号STはトランジスタを示し、符号Nはノードを示す。なお、本実施形態において、この回路のトランジスタはLTPS(Low Temperature Poly-Silicon)により形成されていることとするが、アモルファストランジスタ等他の半導体を用いたトランジスタ回路であってもよい。
図11は、本実施の形態の表示装置におけるシフトレジスタSRの一例について示す回路図である。この図に示されるように、シフトレジスタSRには、2種類のクロック信号線SDCKn及びSDCKn+2が接続されている。なお、この回路図において、符号STはトランジスタを示し、符号Nはノードを示す。なお、本実施形態において、この回路のトランジスタはLTPS(Low Temperature Poly-Silicon)により形成されていることとするが、アモルファストランジスタ等他の半導体を用いたトランジスタ回路であってもよい。
図11に示されるように、シフトレジスタSRは、複数のトランジスタSTで構成されている。各トランジスタは、クロック信号がHigh電位になることによる昇圧された電圧に耐えられるようにトランジスタを2つ重ねて配置するダブルゲート構成として高耐圧化している。なお、高電位電源線VGHのHigh電位は、トランジスタを導通させる電位であれば、クロック信号線SDCKのクロック信号CKのHigh電位と同じ電位でもいいし、より低い電位でもよい。
ダイオード接続されたトランジスタST1は、前段からの回路の入力GIN−1をシフトレジスタSRの内部の回路に取り込む。トランジスタST2は、後述するトランジスタST5のゲート電極をLow電位に固定する。トランジスタST3は、クロック信号線SDCKn+2の信号の入力により保持ノードN1をリセットする。トランジスタST12は、クロック信号線SDCKn+2の信号の入力により保持ノードN2を充電する。トランジスタST4は、保持ノードN2をリセットする。トランジスタST5は、スイッチ回路CSWに接続される出力信号線SROUTに信号を出力する。
トランジスタST6は、保持ノードN2により出力信号線SROUTの信号をLow電位に固定する。トランジスタST7は、前段からの入力GIN−1により保持ノードN2をリセットする。トランジスタST8は、リセット信号SDRSTによりシフトレジスタSRを初期リセットする。トランジスタST10は、トランジスタST5による昇圧を高電位電源線VGHのHigh電圧で制限する電圧緩和用である。トランジスタST9は、出力信号線SROUTに出力すると同時に後段への出力線GOUTに信号を転送する。トランジスタST11は、保持ノードN2により後段への出力線GOUTの信号をLow電位に固定する。ここで、容量SC2は、保持ノードN2のリークを防いでいる。
図11において太い黒線で示すように、シフトレジスタSRはクロック信号線SDCKn+2の信号によって初期状態にリセットされるように構成されている。
次に、図11を参照しつつ、シフトレジスタSRの動作について説明する。リセット動作として、リセット信号SDRSTがHigh電位になることにより、トランジスタST8が導通して、保持ノードN2が高電位電源線VGHのHigh電位に設定され、ノードN1が低電位電源線VSSのLow電位となる。次に前段からの入力GIN−1がHigh電位となることにより、トランジスタST7が導通し、ノードN2が低電位電源線VSSのLow電位となってトランジスタST2が遮断する。また、トランジスタST1が導通し、ノードN1がHigh電位となる。トランジスタST1はダイオード接続されているため、この状態が維持される。ノードN1がHigh電位となる結果、高電位電源線VGHのHigh電位がゲートに印加されているトランジスタST10を介して、トランジスタST5及びST9が導通する。
続いて、クロック信号線SDCKnの信号がHigh電位になると、そのHigh電位は、導通しているトランジスタST5を介して出力信号線SROUTの信号をHigh電位とすると共に、導通しているトランジスタST9を介して出力線GOUTの信号をHigh電位とする。そして、クロック信号線SDCKnの信号に追従して、クロック信号線SDCKnの信号がLow電位になると、出力信号線SROUT、出力線GOUTの信号は、Low電位になる。
その後、クロック信号線SDCKn+2の信号がHigh電位になることにより、トランジスタST3が導通し、ノードN1は放電してLow電位に下げる。それと共に、トランジスタST12が導通するため、ノードN2はHigh電位に上げられる。ノードN2のHigh電位によりトランジスタST6及びT11が導通することにより、出力信号線SROUT及び出力線GOUTの信号は、低電位電源線VSSのLow電位に固定される。
このように、図11に示すシフトレジスタSRは、クロック信号線SDCKnから供給されるクロック信号を出力信号線SROUTに出力し、クロック信号線SDCKn+2から供給されるクロック信号でリセットされる。ここで、クロック信号線SDCKで供給されるクロック信号は4相のクロック信号で、クロック信号線SDCKn+2から供給されるクロック信号は、クロック信号線SDCKnから供給されるクロック信号に対して2相進んだクロック信号である。
[スイッチ回路]
図12は、本実施の形態の表示装置におけるスイッチ回路の一例について示す回路図である。スイッチ回路CSWi(i=1〜n)は、薄膜トランジスタT1a、T1b、T2a、T2b、T3〜T19、保持容量C1〜C4を有する。薄膜トランジスタT1a、T1b、T2a、T2b、T3〜T19は、それぞれ薄膜トランジスタが直列に2つ接続されて構成されている。しかし、説明の簡略のため、以下では1つの薄膜トランジスタとして扱って説明する。直列に2つ接続されたトランジスタの構成は、ソース・ドレイン間の電圧を緩和するためのものである。なお、薄膜トランジスタのソース・ドレイン間の耐圧は15V程度である。なお、交流駆動信号線TSVCOMの信号を除いて、各信号のハイ電圧は12V、ロー電圧は−8Vである。直流駆動信号線VCOMDCの信号は0V〜6V近傍の電圧である。交流駆動信号線TSVCOMの信号はおおよそ0Vと5Vの間を動くような振幅にて駆動されてもよく、おおよそ0Vと10Vの間を動くような振幅にて駆動されてもよい。
図12は、本実施の形態の表示装置におけるスイッチ回路の一例について示す回路図である。スイッチ回路CSWi(i=1〜n)は、薄膜トランジスタT1a、T1b、T2a、T2b、T3〜T19、保持容量C1〜C4を有する。薄膜トランジスタT1a、T1b、T2a、T2b、T3〜T19は、それぞれ薄膜トランジスタが直列に2つ接続されて構成されている。しかし、説明の簡略のため、以下では1つの薄膜トランジスタとして扱って説明する。直列に2つ接続されたトランジスタの構成は、ソース・ドレイン間の電圧を緩和するためのものである。なお、薄膜トランジスタのソース・ドレイン間の耐圧は15V程度である。なお、交流駆動信号線TSVCOMの信号を除いて、各信号のハイ電圧は12V、ロー電圧は−8Vである。直流駆動信号線VCOMDCの信号は0V〜6V近傍の電圧である。交流駆動信号線TSVCOMの信号はおおよそ0Vと5Vの間を動くような振幅にて駆動されてもよく、おおよそ0Vと10Vの間を動くような振幅にて駆動されてもよい。
なお、図12に示すスイッチ回路CSWにおいて、薄膜トランジスタT3〜T19が図9のスイッチ選択回路SSWに対応し、スイッチ選択回路SSWの中で、薄膜トランジスタT18、T19が、それぞれ図8のスイッチSW1、SW2に対応し、薄膜トランジスタT9、T10はスイッチSW3、SW4に対応する。また、薄膜トランジスタT1a、T1b、T2a、T2bが、図9の保持回路SRRに対応する。
図12に示すように、共通電極信号線CLi(i=1〜n)と接続する出力段には交互に駆動される薄膜トランジスタ(第1の薄膜トランジスタ)T18および薄膜トランジスタ(第2の薄膜トランジスタ)T19が並列に設けられている。薄膜トランジスタT18および薄膜トランジスタT19の第2の電極に共通電極信号線CLiの出力端子が接続されている。薄膜トランジスタT18,T19がそれぞれ図8のスイッチSW1,SW2に対応する。薄膜トランジスタT18の第1の電極は、共通電極信号線CLi(i=1〜n)に交流電圧を供給する交流駆動信号線TSVCOMに接続されている。薄膜トランジスタT19の第1の電極は、共通電極信号線CLi(i=1〜n)に直流電圧を供給する直流駆動信号線VCOMDCに接続されている。薄膜トランジスタT18の第2の電極は保持容量C1の第1の電極に接続されている。
保持容量C1の第2の電極は、薄膜トランジスタT18のゲート電極、ダイオード接続された薄膜トランジスタ(第3の薄膜トランジスタ)T16の第2の電極(カソード電極)、および薄膜トランジスタT17の第1の電極に接続されている。この接続点を第1のノードNaとする。薄膜トランジスタT16および保持容量C1は第1のノードNaを昇圧する昇圧回路(第1の回路)を構成している。薄膜トランジスタT17の第2の電極は薄膜トランジスタT15の第1の電極に接続されている。薄膜トランジスタT17のゲート電極は高電圧電源線VGHに接続されている。薄膜トランジスタT15の第2の電極は低電圧電源線VGLに接続されている。薄膜トランジスタT15のゲート電極は第2のノードNbに接続されている。薄膜トランジスタT15、T17は第1のノードNaを放電する放電回路(リセット回路、第2の回路)を構成している。薄膜トランジスタT17が第1のノードNaと薄膜トランジスタT15の間に設けられていることによって、薄膜トランジスタT15のソース・ドレイン間電圧を緩和することができる。
薄膜トランジスタT16の第1の電極(アノード電極)は、薄膜トランジスタ(第4の薄膜トランジスタ)T9の第2の電極、保持容量C3の第1の電極、および薄膜トランジスタT14の第1の電極に接続されている。薄膜トランジスタT9の第1の電極は第1の選択信号線VCOMSEL1に、ゲート電極は保持容量C3の第2の電極に接続されている。薄膜トランジスタT9は図8のスイッチSW3に対応している。保持容量C3の第2の電極は薄膜トランジスタ(第6の薄膜トランジスタ)T3の第2の電極に接続されている。薄膜トランジスタT3の第1の電極は薄膜トランジスタT1aの第2の電極及び薄膜トランジスタT2aの第1の電極に、ゲート電極は高電圧電源線VGHに、第2の電極は薄膜トランジスタT9のゲート電極に接続されている。薄膜トランジスタT14の第2の電極は低電圧電源線VGLに、ゲート電極はノードNbに接続されている。薄膜トランジスタT14は第3のノードNcを放電する放電回路(リセット回路、第4の回路)を構成している。
薄膜トランジスタT19のゲート電極は保持容量C2の第1の電極、保持容量C4の第1の電極、薄膜トランジスタ(第5の薄膜トランジスタ)T10の第2の電極、薄膜トランジスタT11の第2の電極、ダイオード接続された薄膜トランジスタT12の第2の電極(カソード電極)、および薄膜トランジスタT13の第1の電極に接続されている。保持容量C2の第2の電極は低電圧電源線VGLに接続されている。薄膜トランジスタT10の第1の電極は第2の選択信号線VCOMSEL2に、ゲート電極は保持容量C4の第2の電極に接続されている。薄膜トランジスタT10は図8のスイッチSW4に対応している。保持容量C4の第2の電極は薄膜トランジスタ(第7の薄膜トランジスタ)T4の第2の電極に接続されている。薄膜トランジスタT4の第1の電極は薄膜トランジスタT1bの第2の電極及び薄膜トランジスタT2bの第1の電極に、ゲート電極は高電圧電源線VGHに、第2の電極は薄膜トランジスタT10のゲート電極に接続されている。薄膜トランジスタT13は第2のノードNbを放電する放電回路(リセット回路、第3の回路)を構成している。
ダイオード接続された薄膜トランジスタ(第6の薄膜トランジスタ)T1aの第1の電極(アノード)とダイオード接続された薄膜トランジスタ(第7の薄膜トランジスタ)T1bの第1の電極(アノード)とが出力信号線SROUTに接続されている。また、薄膜トランジスタT1aの第2の電極(カソード電極)が薄膜トランジスタT3の第1電極と薄膜トランジスタT2aの第1の電極に接続されている。さらに、薄膜トランジスタT2aの第2の電極は低電圧信号線VGLに、ゲート電極はクロック信号線SDCKnに接続されている。また、薄膜トランジスタT1bの第2の電極(カソード電極)が薄膜トランジスタT4の第1の電極と薄膜トランジスタT2bの第1の電極に接続されている。さらに、薄膜トランジスタT2bの第2の電極は低電圧信号線VGLに、ゲート電極はクロック信号線SDCKnに接続されている。薄膜トランジスタT1a,T1bは入力回路を構成している。したがって、薄膜トランジスタT2a,T2bは第4および第5のノードNd,Neを放電する放電回路(リセット回路)を構成している。
シフトレジスタSRから出力するハイ電圧は、ダイオード接続された薄膜トランジスタT1aによって、第4のノードNdにおいて保持され、ダイオード接続された薄膜トランジスタT1bによって、第5のノードNeにおいて保持される。第4のノードNdと第5のノードNeに保持されるハイ電圧は、薄膜トランジスタT2a,T2bにより放電される。従って、保持回路SRRを構成する薄膜トランジスタT1a、T1b、T2a、T2bによって、シフトレジスタSRのハイ電圧が保持/放電される。
薄膜トランジスタT11の第1の電極は高電圧電源線VGHに、ゲート電極はクロック信号線SDCKに接続されている。クロック信号線SDCKは、図9に示すスイッチ回路CSWi(i=1〜n)のリセット端子CRSTRに接続している。図9に示す例では、i≡1mod4あるいはi≡2mod4のときは、スイッチ回路CSWi(i=1〜n)のリセット端子CRSTRにはクロック信号線SDCK4が接続し、i≡3mod4あるいはi≡0mod4のときは、クロック信号線SDCK2がリセット端子CRSTRに接続している。ダイオード接続された薄膜トランジスタT12の第1の電極(アノード電極)はリセット信号線SDRSTに接続され、第2の電極(カソード電極)は第2のノードNbに接続されている。薄膜トランジスタT13の第2の電極は低電圧電源線VGLに、ゲート電極は第3のノードNcに接続されている。薄膜トランジスタT11および薄膜トランジスタT12は保持容量C2(第2のノードNb)を充電する充電回路(初期設定回路、第5の回路)を構成している。薄膜トランジスタT13は第2のノードNbを放電する放電回路(リセット回路、第6の回路)を構成している。
次に図10のタイミングを示す図、及び図12のスイッチ回路の回路図を参照しつつ本実施の形態の表示装置100におけるスイッチ回路CSW1の動作を以下に説明する。なお、他のスイッチ回路CSWの動作についてもスイッチ回路CSW1の動作と同様である。
[タイミングa]
タイミングaにおいて、リセット信号SDRSTがハイ電圧にされると、図11に示すシフトレジスタSRにもリセット信号SDRSTが入力し、スイッチ回路CSW1に入力されるシフトレジスタSR1の出力信号線SROUT1の出力がロー電圧になる。スイッチ回路CSW1の第4および第5のノードNd,Neはロー電圧を維持する。薄膜トランジスタT3,T4のゲートには高電位電圧VGHが付与されているため、薄膜トランジスタT3,T4はそれぞれオン状態にされて、第4および第5のノードNd,Neのロー電圧によって薄膜トランジスタT9,T10はそれぞれオフ状態である。
タイミングaにおいて、リセット信号SDRSTがハイ電圧にされると、図11に示すシフトレジスタSRにもリセット信号SDRSTが入力し、スイッチ回路CSW1に入力されるシフトレジスタSR1の出力信号線SROUT1の出力がロー電圧になる。スイッチ回路CSW1の第4および第5のノードNd,Neはロー電圧を維持する。薄膜トランジスタT3,T4のゲートには高電位電圧VGHが付与されているため、薄膜トランジスタT3,T4はそれぞれオン状態にされて、第4および第5のノードNd,Neのロー電圧によって薄膜トランジスタT9,T10はそれぞれオフ状態である。
一方、リセット信号SDRSTのハイ電圧が薄膜トランジスタT12を介して第2のノードNbに伝達され、保持容量C2が充電される。また、薄膜トランジスタT15、T17が導通するため、低電位電圧VGLのロー電圧が第1のノードNaに付与される。また、薄膜トランジスタT14が導通するため、低電位電圧VGLのロー電圧が第3のノードNcに付与される。この結果、薄膜トランジスタT18はオフ状態に、薄膜トランジスタT19はオン状態にされる。したがって、直流駆動信号線VCOMDCの信号が共通電極信号線CL1に出力される。
[タイミングc]
タイミングcにおいて、クロック信号線SDCK1がハイ電圧になると、シフトレジスタSR1の出力信号線SROUT1の信号がハイ電圧になる。出力信号線SROUT1の信号がハイ電圧になると、ダイオード接続された薄膜トランジスタT1aによってハイ電圧が保持される。これによって、薄膜トランジスタT3を経由して保持容量C3が充電され、薄膜トランジスタT9がオン状態にされる。第1の選択信号線VCOMSEL1の信号がロー電圧であるので、薄膜トランジスタT18はオフ状態のままにされる。また、ダイオード接続された薄膜トランジスタT1bによってハイ電圧が保持されるため、薄膜トランジスタT4を経由して保持容量C4が充電され、薄膜トランジスタT10がオン状態にされる。第2の選択信号線VCOMSEL2の信号がハイ電圧であるので、薄膜トランジスタT19はオン状態のままにされる。したがって、直流駆動信号線VCOMDCの信号が共通電極信号線CL1に出力される。
タイミングcにおいて、クロック信号線SDCK1がハイ電圧になると、シフトレジスタSR1の出力信号線SROUT1の信号がハイ電圧になる。出力信号線SROUT1の信号がハイ電圧になると、ダイオード接続された薄膜トランジスタT1aによってハイ電圧が保持される。これによって、薄膜トランジスタT3を経由して保持容量C3が充電され、薄膜トランジスタT9がオン状態にされる。第1の選択信号線VCOMSEL1の信号がロー電圧であるので、薄膜トランジスタT18はオフ状態のままにされる。また、ダイオード接続された薄膜トランジスタT1bによってハイ電圧が保持されるため、薄膜トランジスタT4を経由して保持容量C4が充電され、薄膜トランジスタT10がオン状態にされる。第2の選択信号線VCOMSEL2の信号がハイ電圧であるので、薄膜トランジスタT19はオン状態のままにされる。したがって、直流駆動信号線VCOMDCの信号が共通電極信号線CL1に出力される。
[タイミングd]
タイミングdにおいて、クロック信号線SDCK1の信号がロー電圧にされると、出力信号線SROUT1の信号がロー電圧になるが、スイッチ回路CSW1では、ダイオード接続された薄膜トランジスタT1a、T1bによってハイ電圧は保持されているため、第4および第5のノードNd,Neはロー電圧にはならない。これによって、直流駆動信号線VCOMDCの信号が共通電極信号線CL1に出力されたままになる。
タイミングdにおいて、クロック信号線SDCK1の信号がロー電圧にされると、出力信号線SROUT1の信号がロー電圧になるが、スイッチ回路CSW1では、ダイオード接続された薄膜トランジスタT1a、T1bによってハイ電圧は保持されているため、第4および第5のノードNd,Neはロー電圧にはならない。これによって、直流駆動信号線VCOMDCの信号が共通電極信号線CL1に出力されたままになる。
[タイミングe]
タイミングeにおいて、クロック信号線SDCK2がハイ電圧になると、シフトレジスタSR2の出力信号線SROUT2の信号がハイ電圧になる。出力信号線SROUT2の信号がハイ電圧になると、スイッチ回路CSW2の薄膜トランジスタT1a、T2aによって、第4および第5のノードNd,Neのハイ電圧が保持される。
タイミングeにおいて、クロック信号線SDCK2がハイ電圧になると、シフトレジスタSR2の出力信号線SROUT2の信号がハイ電圧になる。出力信号線SROUT2の信号がハイ電圧になると、スイッチ回路CSW2の薄膜トランジスタT1a、T2aによって、第4および第5のノードNd,Neのハイ電圧が保持される。
[タイミングf]
タイミングfにおいて、クロック信号線SDCK3がハイ電圧になると、シフトレジスタSR3の出力信号線SROUT3の信号がハイ電圧になる。出力信号線SROUT3の信号がハイ電圧になると、スイッチ回路CSW3の薄膜トランジスタT1a、T2aによって、第4および第5のノードNd,Neのハイ電圧が保持される。
タイミングfにおいて、クロック信号線SDCK3がハイ電圧になると、シフトレジスタSR3の出力信号線SROUT3の信号がハイ電圧になる。出力信号線SROUT3の信号がハイ電圧になると、スイッチ回路CSW3の薄膜トランジスタT1a、T2aによって、第4および第5のノードNd,Neのハイ電圧が保持される。
[タイミングg]
タイミングgにおいて、第2の選択信号線VCOMSEL2の信号がロー電圧にされると、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3の第4および第5のノードNd,Neには、ハイ電圧が保持されており、薄膜トランジスタT10がオン状態になっているので、第4のノードNbが放電されて薄膜トランジスタT19はオフ状態にされる。
タイミングgにおいて、第2の選択信号線VCOMSEL2の信号がロー電圧にされると、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3の第4および第5のノードNd,Neには、ハイ電圧が保持されており、薄膜トランジスタT10がオン状態になっているので、第4のノードNbが放電されて薄膜トランジスタT19はオフ状態にされる。
[タイミングh]
タイミングhにおいて、第1の選択信号線VCOMSEL1の信号がハイ電圧にされると、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3の薄膜トランジスタT9のゲート電圧が保持容量C3によって昇圧されて、電圧降下がないハイ電圧が第3のノードNcに印加される。第3のノードNcのハイ電圧が薄膜トランジスタT16によって、薄膜トランジスタT18のゲートおよび保持容量C1に印加され、保持容量C1が充電される。これによって、薄膜トランジスタT18はオン状態にされ、交流駆動信号線TSVCOMの信号が共通電極信号線CL1、CL2、CL3に出力可能とされ、束ね駆動可能な状態となる。
タイミングhにおいて、第1の選択信号線VCOMSEL1の信号がハイ電圧にされると、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3の薄膜トランジスタT9のゲート電圧が保持容量C3によって昇圧されて、電圧降下がないハイ電圧が第3のノードNcに印加される。第3のノードNcのハイ電圧が薄膜トランジスタT16によって、薄膜トランジスタT18のゲートおよび保持容量C1に印加され、保持容量C1が充電される。これによって、薄膜トランジスタT18はオン状態にされ、交流駆動信号線TSVCOMの信号が共通電極信号線CL1、CL2、CL3に出力可能とされ、束ね駆動可能な状態となる。
[タイミングi]
タイミングiにおいて、交流駆動信号線TSVCOMの信号が共通電極信号線CL1、CL2、CL3に出力可能な状態であるので、交流駆動信号線TSVCOMにハイ電圧とロー電圧とが繰りかえす交流駆動信号が、共通電極信号線CL1、CL2、CL3に出力され、束ね駆動が行われる。
タイミングiにおいて、交流駆動信号線TSVCOMの信号が共通電極信号線CL1、CL2、CL3に出力可能な状態であるので、交流駆動信号線TSVCOMにハイ電圧とロー電圧とが繰りかえす交流駆動信号が、共通電極信号線CL1、CL2、CL3に出力され、束ね駆動が行われる。
[タイミングj]
タイミングjにおいて、第1の選択信号線VCOMSEL1の信号がロー電圧にされると、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3の第4および第5のノードNd,Neにはハイ電圧が保持されており、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3の薄膜トランジスタT9がオン状態になっているので、第3のノードNcはロー電圧にされる。しかし、ダイオード接続された薄膜トランジスタT16があるので、第1のノードNaはロー電圧にはされない。したがって、薄膜トランジスタT18はオン状態のままにされる。
タイミングjにおいて、第1の選択信号線VCOMSEL1の信号がロー電圧にされると、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3の第4および第5のノードNd,Neにはハイ電圧が保持されており、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3の薄膜トランジスタT9がオン状態になっているので、第3のノードNcはロー電圧にされる。しかし、ダイオード接続された薄膜トランジスタT16があるので、第1のノードNaはロー電圧にはされない。したがって、薄膜トランジスタT18はオン状態のままにされる。
[タイミングk]
タイミングkにおいて、第2の選択信号線VCOMSEL2の信号がハイ電圧にされると、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3の薄膜トランジスタT10のゲート電圧が保持容量C4によって昇圧されて、電圧降下がないハイ電圧が第2のノードNbに印加されて、薄膜トランジスタT19はオン状態にされる。また、第2のノードNbがハイ電圧にされると、薄膜トランジスタT15,T17によって、第1のノードNaがロー電圧にされ、薄膜トランジスタT18はオフ状態にされる。また、薄膜トランジスタT14によっても第3のノードNcがロー電圧にされる。これによって、直流駆動信号線VCOMDCの信号が共通電極信号線CL1に出力される。
タイミングkにおいて、第2の選択信号線VCOMSEL2の信号がハイ電圧にされると、スイッチ回路CSW1、CSW2、CSW3の薄膜トランジスタT10のゲート電圧が保持容量C4によって昇圧されて、電圧降下がないハイ電圧が第2のノードNbに印加されて、薄膜トランジスタT19はオン状態にされる。また、第2のノードNbがハイ電圧にされると、薄膜トランジスタT15,T17によって、第1のノードNaがロー電圧にされ、薄膜トランジスタT18はオフ状態にされる。また、薄膜トランジスタT14によっても第3のノードNcがロー電圧にされる。これによって、直流駆動信号線VCOMDCの信号が共通電極信号線CL1に出力される。
[タイミングl]
タイミングlにおいて、図12に示すクロック信号線SDCKの信号(図9においてはスイッチ回路CSW1、CSW2のリセット信号であるクロック信号線SDCK4のクロック信号)がハイ電圧にされると、薄膜トランジスタT2a、T2bによって、第4および第5のノードNd、Neがロー電圧にされる。これによって、薄膜トランジスタT9,T10はオフ状態にされる。
タイミングlにおいて、図12に示すクロック信号線SDCKの信号(図9においてはスイッチ回路CSW1、CSW2のリセット信号であるクロック信号線SDCK4のクロック信号)がハイ電圧にされると、薄膜トランジスタT2a、T2bによって、第4および第5のノードNd、Neがロー電圧にされる。これによって、薄膜トランジスタT9,T10はオフ状態にされる。
これに対して、スイッチ回路CSW3にはクロック信号線SDCK4が接続されていないので、スイッチ回路CSW3の第4および第5のノードNd、Neはハイ電圧を保持し続ける。
続いて、上述のTx回路を用いて、複数本の共通電極を束ねて、束ねる共通電極の位置を順次2つずつ進める(シフトする)束ね駆動方法について説明する。
図13は、本実施の形態の表示装置における3本の共通電極を束ねて、束ねる共通電極の位置を順次2つずつ進める(シフトする)駆動方式(3Bundle 2Shift駆動)を説明するための図である。
図に示すタイムチャートには、タッチ駆動動作時におけるスタート信号SDST、クロック信号線SDCKj(j=1〜4)の信号、交流駆動信号線TSVCOMの信号、及び共通電極信号線CLi(i=1〜n、図13においてはn=11で説明)の状態についての時間推移を示している。なお、スタート信号SDST、クロック信号線SDCKj(j=1〜4)の信号、交流駆動信号線TSVCOMの信号は、ドライバIC250がTx回路210に対して出力する。また、保持回路SRRの出力SSは、図12に示すノードNd、Neに保持される値に対応する。
タイミングt1において、ドライバIC250は、ハイ電圧のスタート信号SDSTをシフトレジスタSR1に入力する。タイミングt2において、ドライバIC250がクロック信号線SDCK1をハイ電圧にすると、それに対応してTx回路210の共通電極信号線CL1に交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能な状態になる。この共通電極信号線CL1に交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能な状態は、クロック信号線SDCK1の信号がロー電圧となった後も維持される。タイミングt3、t4において、ドライバIC250がそれぞれクロック信号線SDCK2、SDCK3の信号をハイ電圧とすることに対応して共通電極信号線CL2、CL3に交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能な状態となり、その状態が維持される。
したがって、タイミングt4において、ドライバIC250がクロック信号線SDCK3の信号をハイ電圧とした後で、交流駆動信号線TSVCOMにパルス列(交流駆動信号)を出力するとそれらのパルス列が3本の共通電極信号線CL1〜CL3に同時に出力される。即ち、3本の共通電極を束ねて駆動することができる。
タイミングt5において、ドライバIC250がクロック信号線SDCK4の信号をハイ電圧にすると、それに対応してTx回路210の共通電極信号線CL4に交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能な状態になる。それとともに、スイッチ回路CSW1、CSW2のリセット端子CRSTRにハイ電圧が入力されるため、共通電極信号線CL1、CL2に交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能な状態がリセット(解消)される。タイミングt6において、ドライバIC250がクロック信号線SDCK1の信号をハイ電圧にすると、それに対応してTx回路210の共通電極信号線CL5に交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能な状態になる。
タイミングt6において、ドライバIC250がクロック信号線SDCK1の信号をハイ電圧とした後で、交流駆動信号線TSVCOMにパルス列(交流駆動信号)を出力するとそれらのパルス列が3本の共通電極信号線CL3、CL4、CL5に同時に出力される。即ち、3本の共通電極を束ね、束ねる共通電極の位置を2つ進めて駆動することができる。
タイミングt7において、ドライバIC250がクロック信号線SDCK2の信号をハイ電圧にすると、それに対応してTx回路210の共通電極信号線CL6に交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能な状態になる。それとともに、スイッチ回路CSW3、CSW4のリセット端子CRSTRにハイ電圧が入力されるため、共通電極信号線CL3、CL4に交流駆動信号線TSVCOMの電圧が出力可能な状態がリセット(解消)される。タイミングt8において、ドライバIC250がクロック信号線SDCK1の信号をハイ電圧にすると、それに対応してTx回路210の共通電極信号線CL7に交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能な状態になる。
以降、ドライバIC250が上述の駆動方法と同様にして2つのクロック信号線SDCKを順次選択してハイ電圧を入力し、その後、交流駆動信号線TSVCOMにパルス列(交流駆動信号)を出力する動作を継続することによって、3本の共通電極を束ねて、束ねる共通電極の位置を順次2つずつ進める(シフトする)駆動方式(3Bundle 2Shift駆動)を実現することができる。
図14は、本実施の形態の表示装置における2本の共通電極を束ねて、束ねる共通電極の位置を順次2つずつ進める(シフトする)駆動方式(2Bundle 2Shift駆動)を説明するための図である。
図に示すタイムチャートには、タッチ駆動動作時におけるスタート信号SDST、クロック信号線SDCKj(j=1〜4)の信号、交流駆動信号線TSVCOMの信号、及び共通電極信号線CLi(i=1〜n、図13においてはn=11で説明)の状態についての時間推移を示している。なお、スタート信号SDST、クロック信号線SDCKj(j=1〜4)の信号、交流駆動信号線TSVCOMの信号は、ドライバIC250がTx回路210に対して出力する。
タイミングt1において、ドライバIC250は、ハイ電圧のスタート信号SDSTをシフトレジスタSR1に入力する。タイミングt2において、ドライバIC250がクロック信号線SDCK1をハイ電圧にすると、それに対応してTx回路210の共通電極信号線CL1に交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能な状態になる。この共通電極信号線CL1に交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能な状態は、クロック信号線SDCK1の信号がロー電圧となった後も維持される。タイミングt3において、ドライバIC250がクロック信号線SDCK2の信号をハイ電圧とすることに対応して共通電極信号線CL2に交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能な状態となり、その状態が維持される。
したがって、タイミングt3において、ドライバIC250がクロック信号線SDCK2の信号をハイ電圧とした後で、交流駆動信号線TSVCOMにパルス列(交流駆動信号)を出力するとそれらのパルス列が2本の共通電極信号線CL1、CL2に同時に出力される。即ち、2本の共通電極を束ねて駆動することができる。
タイミングt4において、ドライバIC250がクロック信号線SDCK3の信号をハイ電圧にすると、それに対応してTx回路210の共通電極信号線CL3に交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能な状態になる。タイミングt5において、ドライバIC250がクロック信号線SDCK4の信号をハイ電圧にすると、それに対応してTx回路210の共通電極信号線CL4に交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能な状態になる。それとともに、スイッチ回路CSW1、CSW2のリセット端子CRSTRにハイ電圧が入力されるため、共通電極信号線CL1、CL2に交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能な状態がリセット(解消)される。
したがって、タイミングt5において、ドライバIC250がクロック信号線SDCK4の信号をハイ電圧とした後で、交流駆動信号線TSVCOMにパルス列(交流駆動信号)を出力するとそれらのパルス列が2本の共通電極信号線CL3、CL4に同時に出力される。即ち、2本の共通電極を束ねて、束ねる共通電極の位置を順次2つ進める(シフトする)ことができる。
タイミングt6において、ドライバIC250がクロック信号線SDCK1の信号をハイ電圧にすると、それに対応してTx回路210の共通電極信号線CL5に交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能な状態になる。タイミングt7において、ドライバIC250がクロック信号線SDCK2の信号をハイ電圧にすると、それに対応してTx回路210の共通電極信号線CL6に交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能な状態になる。それとともに、スイッチ回路CSW3、CSW4のリセット端子CRSTRにハイ電圧が入力されるため、共通電極信号線CL3、CL4に交流駆動信号線TSVCOMの信号が出力可能な状態がリセット(解消)される。
タイミングt7において、ドライバIC250がクロック信号線SDCK2の信号をハイ電圧とした後で、交流駆動信号線TSVCOMにパルス列(交流駆動信号)を出力するとそれらのパルス列が2本の共通電極信号線CL5、CL6に同時に出力される。即ち、3本の共通電極を束ねて、束ねる共通電極の位置を順次2つずつ進める(シフトする)ことができる。
以降、ドライバIC250が上述の駆動方法と同様にして2つのクロック信号線SDCKを順次選択してハイ電圧を入力し、その後、交流駆動信号線TSVCOMにパルス列(交流駆動信号)を出力する動作を継続することによって、2本の共通電極を束ねて、束ねる共通電極の位置を順次2つずつ進める(シフトする)駆動方式(2Bundle 2Shift駆動)を実現することができる。
なお、上述の3Bundle 2Shift駆動及び2Bundle 2Shift駆動は、ドライバIC250の制御信号の出力を変更することで実現することができる。従って、いずれかの駆動方式をドライバIC250に組み込んでも良く、あるいは予めドライバIC250に2つの駆動方式を組み込み、タッチ駆動の条件に応じて適切な駆動方法を自動または手動によって選択するように構成しても良い。
ここで、本実施の形態の3Bundle 2Shift駆動及び2Bundle 2Shift駆動の対象である共通電極ブロックCOM1〜COMnのそれぞれには、図5、図6に示すように複数の画素が含まれている。
以上説明した実施の形態では、Tx回路用転送クロック信号として、4相クロック信号を使用し、Tx回路のシフトレジスタ部のリセット信号に、次段回路からの出力を用いるフィードバック方式ではなく、転送クロック信号でリセットする回路構成としている。更に、Tx電極を複数本束ねて選択できるように、Tx回路のスイッチ部に内部ノードの電圧を保持する回路構成を設け、4相クロック信号を使用してスイッチ部のリセットを行う回路構成としている。この結果、Tx電極を複数本束ねて駆動することを可能とすると共に、Tx電極を束ねる本数は、ドライバICからの制御で選択することができるため、アレイ基板を共通化することができ、低コスト化を図ることができる。
更に、実施の形態では従来のインセルタイプのタッチセンサ付の表示装置において、Tx回路の構成の一部とドライバICからの出力信号を変更することで束ね駆動を実現することができる。表示装置の他の部分についての変更が不要であるため、タッチ駆動動作において複数本の共通電極を束ねて、束ねる共通電極の位置を順次2つずつ進める(シフトする)駆動を容易に実現することができる。
なお、本発明は、実施の形態に記載のパネル構造に限定されない。
実施の形態では、IPS(In−Plane Switching)モード、FFS(Fringe−Field Switching)モードなどの横電界方式の液晶を使用したパネルを例としたが、この形態に限定されずTN(Twisted Nematic)モード、OCB(Optically Compensated Bend)モードなどの縦電界方式の液晶を使用したパネルについても適用することができる。
実施の形態では、IPS(In−Plane Switching)モード、FFS(Fringe−Field Switching)モードなどの横電界方式の液晶を使用したパネルを例としたが、この形態に限定されずTN(Twisted Nematic)モード、OCB(Optically Compensated Bend)モードなどの縦電界方式の液晶を使用したパネルについても適用することができる。
また、実施の形態では、タッチ検出機能付き表示装置として、いわゆるインセルタイプの表示装置を例としたが、表示装置の表示面上にタッチパネルを形成した、いわゆるオンセルタイプの表示装置についても適用することができる。
本発明の実施の形態として上述した表示装置を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての表示装置も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。例えば、上述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除もしくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
また、本実施形態において述べた態様によりもたらされる他の作用効果について本明細書記載から明らかなもの、又は当業者において適宜想到し得るものについては、当然に本発明によりもたらされるものと解される。
上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
SDCK…クロック信号線、COM…共通電極ブロック、SR…シフトレジスタ、CSW…スイッチ回路、TSVCOM…交流駆動信号線、VCOMDC…直流駆動信号線、CL…共通電極信号線、VCOMSEL…選択信号線、SROUT…出力信号線、1…液晶表示パネル、21…共通電極、31…検出電極、100…表示装置、200…画素部、210…共通電極駆動回路、211…シフトレジスタ部、212…スイッチ部、220…ゲートスキャン回路、250…ドライバIC。
Claims (20)
- 一方向に延在するように並べて設けられた複数の共通電極と、
前記共通電極の延在する方向と交差する方向に延在し、その交差部分に静電容量を形成するように並べて設けられた複数の検出電極と、
直列に接続される複数のシフトレジスタと、それぞれの前記シフトレジスタからの転送信号に基づいて接続するブロック単位の前記共通電極にタッチ駆動用信号を供給する複数のスイッチ回路とを有する共通電極駆動回路と、
4相クロック信号と前記タッチ駆動用信号を出力して前記共通電極駆動回路を制御するドライバとを備え、
それぞれの前記シフトレジスタは、前記4相クロック信号のうちの所定の2つのクロック信号によってそれぞれ信号の転送動作と当該シフトレジスタのリセット動作とが制御されるようになされ、
それぞれの前記スイッチ回路は、前記シフトレジスタから前記転送信号が出力されてから前記4相クロック信号のうちの所定の1つのクロック信号が入力されるまでの間に前記タッチ駆動用信号を出力するようになされる表示装置。 - 前記スイッチ回路は、
前記シフトレジスタから前記転送信号が出力された際、ブロック単位の前記共通電極に前記タッチ駆動用信号を出力する線路を接続し、
前記ドライバから前記タッチ駆動用信号が入力された際、当該タッチ駆動用信号を前記線路に出力し、
前記ドライバから前記所定の1つのクロック信号が入力された際、前記線路を遮断するようになされる請求項1に記載の表示装置。 - 前記ドライバは、前記4相クロック信号である第1クロック信号乃至第4クロック信号を順次繰り返して出力し、
前記シフトレジスタの転送動作を制御するクロック信号を第Nクロック信号、リセット動作を制御するクロック信号を第Mクロック信号、当該シフトレジスタと接続する前記スイッチ回路に入力されるクロック信号を第Kクロック信号とすると、N、M、Kはそれぞれ1以上で4以下の整数であって、以下の式が成立する、請求項2に記載の表示装置。
(N+2)≡Mmod4
M≡1mod4、又はM≡2mod4のときは、K=4
M≡3mod4、又はM≡0mod4のときは、K=2 - 前記ドライバは、前記共通電極駆動回路に対して、
最初に前記第1クロック信号から前記第3クロック信号までの3つのクロック信号を順次出力した後に前記タッチ駆動用信号を出力し、以降、前記第4クロック信号から始めて順次2つのクロック信号を出力した後に前記タッチ駆動用信号を出力する動作を繰り返して実行する、請求項3に記載の表示装置。 - 前記ドライバは、前記共通電極駆動回路に対して、
前記第1クロック信号から始めて順次2つのクロック信号を出力した後に前記タッチ駆動用信号を出力する動作を繰り返して実行する、請求項3に記載の表示装置。 - 前記共通電極は、タッチ駆動用の電極と画像表示用の電極とに兼用され、
前記スイッチ回路は、ブロック単位の前記共通電極に対して、画像表示時には画像表示に使用される共通電圧を出力し、タッチ検出時には前記タッチ駆動用信号を出力するようになされる、請求項3に記載の表示装置。 - 前記ドライバは、更に前記共通電極駆動回路に対して、
前記画像表示時と前記タッチ検出時とを識別する信号と、前記共通電圧とを出力する、請求項6に記載の表示装置。 - 表示用とタッチセンス用の共用電極と、
前記共用電極を駆動する駆動回路と、
を有し、
前記共用電極は、n番目の共用電極と(n>=1)、n+1番目の共用電極と、n+2番目の共用電極とを有し、
前記駆動回路は、
前記共用電極にタッチセンス用信号と表示用信号を出力するスイッチ回路と、前記スイッチ回路に制御信号を出力するシフトレジスタ回路とを有し、
前記スイッチ回路は、前記シフトレジスタ回路の制御信号をスイッチ信号として保持する保持回路とを有し、
前記n番目の共用電極には、n番目のスイッチ回路が電気的に接続し、
前記n+1番目の共用電極には、n+1番目のスイッチ回路が電気的に接続し、
前記n+2番目の共用電極には、n+2番目のスイッチ回路が電気的に接続し、
前記n番目のスイッチ回路と、前記n+1番目のスイッチ回路とが同時に前記スイッチ信号を保持している期間に、前記n+2番目のスイッチ回路が、前記スイッチ信号の保持を開始することを特徴とする表示装置。 - 前記シフトレジスタ回路には、第1の電圧と第2の電圧の間で振幅するクロック信号が入力し、
前記クロック信号は、第1のクロック信号、第2のクロック信号、第3のクロック信号、第4のクロック信号を有し、
前記第1のクロック信号、第2のクロック信号、第3のクロック信号、第4のクロック信号の順番に前記第1の電圧となり、
前記第1のクロック信号の第1の電圧が制御信号として入力する前記n番目のスイッチ回路と、前記第2のクロック信号の第1の電圧が制御信号として入力する前記n+1番目のスイッチ回路とは、前記第4のクロック信号の第1の電圧により前記スイッチ信号の保持を停止することを特徴とする請求項8に記載の表示装置。 - 前記スイッチ回路は、タッチセンス用信号を出力する第1の出力トランジスタと、表示用信号を出力する第2の出力トランジスタとを有することを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
- 前記スイッチ回路には、タッチセンス期間を示すタッチ期間信号が入力し、前記スイッチ回路は、前記スイッチ信号に従って前記タッチ期間信号を前記第1の出力トランジスタに供給し、前記第1の出力トランジスタをオン状態とすることを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
- 前記スイッチ回路は、前記n番目のスイッチ回路と、前記n+1番目のスイッチ回路とが同時に前記スイッチ信号を保持している期間に、前記第1の出力トランジスタをオン状態とすることを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
- 前記スイッチ回路は、前記n+2番目のスイッチ回路が、前記スイッチ信号を保持した後に、前記n番目、n+1番目、n+2番目のスイッチ回路の第1の出力トランジスタをオン状態とすることを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
- 前記スイッチ回路には、表示期間を示す表示期間信号が入力し、前記スイッチ回路は、前記スイッチ信号に従って前記表示期間信号を前記第2の出力トランジスタに供給し、前記第2の出力トランジスタをオン状態とすることを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
- 表示用とタッチセンス用の複数の共用電極と、
前記共用電極を駆動する駆動回路と、
を有し、
前記駆動回路は、前記共用電極毎に、
タッチセンス用信号と表示用信号を前記共有電極に出力するスイッチ回路と、前記スイッチ回路に制御信号を出力するシフトレジスタ回路とを有し、
前記スイッチ回路は、前記シフトレジスタ回路の制御信号をスイッチ信号として保持する保持回路とを有し、
前記シフトレジスタ回路には、第1の電圧と第2の電圧の間で振幅するクロック信号が入力し、
前記クロック信号は、第1のクロック信号、第2のクロック信号、第3のクロック信号、第4のクロック信号を有し、
前記第1のクロック信号、第2のクロック信号、第3のクロック信号、第4のクロック信号の順番に前記第1の電圧となり、
前記共用電極は、隣り合う第1の共用電極と、第2の共用電極を有し、
前記スイッチ回路は、
前記第1のクロック信号が制御信号として入力し、前記第1の共用電極に前記タッチセンス用信号を出力する第1のスイッチ回路と、
前記第2のクロック信号が制御信号として入力し、前記第2の共有電極に前記タッチセンス用信号を出力する第2のスイッチ回路とを有し、
前記第1のスイッチ回路と第2のスイッチ回路の前記保持回路は、前記第4のクロック信号の第1の電圧により前記スイッチ信号の保持を停止することを特徴とする表示装置。 - 前記スイッチ回路は、タッチセンス用信号を出力する第1の出力トランジスタと、表示用信号を出力する第2の出力トランジスタとを有することを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
- 前記スイッチ回路には、タッチセンス期間を示すタッチ期間信号が入力し、前記スイッチ回路は、前記スイッチ信号に従って前記タッチ期間信号を前記第1の出力トランジスタに供給し、前記第1の出力トランジスタをオン状態とすることを特徴とする請求項16に記載の表示装置。
- 前記スイッチ回路は、前記第1のスイッチ回路と、前記第2のスイッチ回路とが同時に前記スイッチ信号を保持している期間に、前記タッチ期間信号により前記第1の出力トランジスタをオン状態とすることを特徴とする請求項17に記載の表示装置。
- 前記共用電極は、第2の共用電極と隣り合う、第3の共用電極をさらに有し、前記スイッチ回路は、前記第3の共用電極にタッチセンス用信号を出力する第3のスイッチ回路を有し、前記第3のスイッチ回路が、前記スイッチ信号を保持した後に、前記第1、第2、第3のスイッチング回路の第1の出力トランジスタをオン状態とすることを特徴とする請求項17に記載の表示装置。
- 前記スイッチ回路には、表示期間を示す表示期間信号が入力し、前記スイッチ回路は、前記スイッチ信号に従って前記表示期間信号を前記第2の出力トランジスタに供給し、前記第2の出力トランジスタをオン状態とすることを特徴とする請求項16に記載の表示装置。
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