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JP2017016241A - 電極フィルムの製造方法、電極フィルムを備えたタッチパネルセンサ、及び貼り合せ装置 - Google Patents

電極フィルムの製造方法、電極フィルムを備えたタッチパネルセンサ、及び貼り合せ装置 Download PDF

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JP2017016241A
JP2017016241A JP2015129758A JP2015129758A JP2017016241A JP 2017016241 A JP2017016241 A JP 2017016241A JP 2015129758 A JP2015129758 A JP 2015129758A JP 2015129758 A JP2015129758 A JP 2015129758A JP 2017016241 A JP2017016241 A JP 2017016241A
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福島 和宏
Kazuhiro Fukushima
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Abstract

【課題】視認性の高い電極フィルムを、簡単な装置で製造することができる電極フィルムの製造方法を提供する。【解決手段】本発明の電極フィルムの製造方法は、基材上に、所定のパターンを有する導電体メッシュが形成された電極フィルムの製造方法であって、離型フィルムに導電体箔が剥離可能に支持された転写箔を用意する工程(a)と、導電体箔を、所定のパターンにエッチングして導電体メッシュを形成する工程(b)と、転写箔の導電体メッシュが形成された面と基材の面とに、大気圧プラズマにより活性化された気体を照射した後、基材及び転写箔を加熱圧着して、基材と前記転写箔とを貼り合せる工程(c)と、離型フィルムを剥離して、基材上に導電体メッシュを転写する工程(d)とを含む。【選択図】図1C

Description

本発明は、基材上に導電体メッシュが形成された電極フィルムの製造方法、電極フィルムを備えたタッチパネルセンサ、電極フィルムの製造方法等に使用される貼り合せ装置に関する。
従来、静電容量式のタッチパネルセンサに使用される電極フィルムは、ITO(Indium Tin Oxide:酸化インジウムスズ)を透明な導電材料として使用していたが、ITOは抵抗率を10−4Ω・cm以下にすることが極めて困難な材料である。そのため、着色が目立たない厚みで、シート抵抗値を100Ω/□以下に下げられないことから大型化が困難であった。そこで、抵抗率の低い金属の導電材料を、透明な基材の両面にメッシュ状に形成した電極フィルムが開発されている。しかしながら、この場合、メッシュ部の金属反射により視認性が低下するため、透明な基材の両面に形成された金属メッシュの視認される側の表面に、黒化膜を形成する必要がある。
通常、金属メッシュからなる電極フィルムは、透明な基材の両面に、接着層を介して金属箔を積層し、その後、パターニングされたレジスト膜をマスクに金属箔をエッチングすることにより作製される。しかしながら、このようにして作製された電極フィルムは、透明な基材の表面に接着層が存在するため、透過率が低下したり着色したりするという問題がある。また、視認される側と反対側の基材表面に形成される金属箔の黒化膜は、基材側に形成されるため、金属箔をエッチングする際、黒化膜表面に凹凸があると、この凹凸が接着層に転写されるため、透過率がさらに低下するという問題がある。
そこで、特許文献1には、スパッタリングや蒸着等により、金属箔を透明な基板表面に直接形成した後、金属箔の表面に黒化膜を形成し、然る後、黒化膜及び金属箔をパターニングされたレジスト膜をマスクにエッチングして、金属メッシュを形成する方法が開示されている。
特開2014−16944号公報
しかしながら、基材の両面に、スパッタリングや蒸着等により、金属箔を形成した場合、基材に熱的負荷が加わるため、基材に熱による歪みや応力等が発生するという問題がある。さらに、基材に金属箔及び黒化膜を形成した後、金属箔及び黒化膜をエッチングして金属メッシュを形成した場合、金属メッシュの側面が露出するため、金属メッシュの側面で金属反射が起こり、視認性が低下するという問題がある。加えて、基材の両面に形成した金属箔及び黒化膜をエッチングして金属メッシュを形成する場合、エッチングや位置合わせを精度良く行うことが難しいという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その主な目的は、視認性の高い電極フィルムを、簡単な装置で製造することができる電極フィルムの製造方法を提供することにある。
本発明は、基材上に、導電体メッシュが形成された電極フィルムの製造方法において、予め、離型フィルムに導電体メッシュが形成された転写箔を用意し、転写箔の導電体メッシュが形成された面と基材面のそれぞれに、大気圧プラズマにより活性化された気体を照射することにより、それぞれの面を浄化および活性化してから、速やかに基材と転写箔とを加熱圧着して両者を貼り合せた後、離型フィルムを剥離することにより、基材上に導電体メッシュを転写するようにしたものである。
ここで、「大気圧プラズマにより活性化された気体」とは、例えば、原子状酸素、酸素ラジカル、原子状窒素、窒素ラジカル、ヒドロキシルラジカルなど、主に電気的に中性でかつイオンや電子よりも寿命が長いものをいう。
すなわち、本発明に係る電極フィルムの製造方法は、基材上に、所定のパターンを有する導電体メッシュが形成された電極フィルムの製造方法であって、離型フィルムに導電体箔が剥離可能に支持された転写箔を用意する工程(a)と、導電体箔を、所定のパターンにエッチングして導電体メッシュを形成する工程(b)と、転写箔の導電体メッシュが形成された面及び基材の面に、大気圧プラズマにより活性化された気体を照射した後、基材及び転写箔を加熱圧着して、基材と転写箔とを貼り合せる工程(c)と、離型フィルムを剥離して、基材上に導電体メッシュを転写する工程(d)とを含むことを特徴とする。
本発明に係る他の電極フィルムの製造方法は、基材上に、所定のパターンを有する導電体メッシュが形成された電極フィルムの製造方法であって、離型フィルムに導電体箔が剥離可能に支持された転写箔を用意する工程(a)と、転写箔の導電体箔が形成された面と基材の面とに、大気圧プラズマにより活性化された気体を照射した後、基材及び転写箔を加熱圧着して、基材と転写箔とを貼り合せる工程(b)と、離型フィルムを剥離して、基材上に導電体箔を転写する工程(c)と、基材上に転写された導電体箔を、所定のパターンにエッチングして導電体メッシュを形成する工程(d)とを含むことを特徴とする。
本発明に係る他の電極フィルムの製造方法は、基材の両面に、所定のパターンを有する導電体メッシュが形成された電極フィルムの製造方法であって、第1の離型フィルムに導電体箔が剥離可能に支持された第1の転写箔、及び第2の離型フィルムに導電体箔が剥離可能に支持された第2の転写箔を用意する工程(a)と、第1及び第2の転写箔において、それぞれ、導電体箔を、所定のパターンにエッチングして第1の導電体メッシュ及び第2の導電体メッシュを形成する工程(b)とを含み、
第1の転写箔において、導電体メッシュが形成された面と基材の一方の面とに、大気圧プラズマにより活性化された気体を照射した後、基材及び第1の転写箔を加熱圧着して、基材と第1の転写箔とを貼り合せる工程(c1)と、第1の離型フィルムを剥離して、基材の一方の面に第1の導電体メッシュを転写する工程(c2)と、第1の導電体メッシュの表面及び側面に黒化膜を形成する工程(c3)とを含み、
第2の転写箔において、第2の導電体メッシュの表面及び側面に黒化膜を形成する工程(d1)と、第2の導電体メッシュの黒化膜が形成された面と基材の他方の面とに、大気圧プラズマにより活性化された気体を照射した後、基材及び第2の転写箔を加熱圧着して、基材と第2の転写箔とを貼り合せる工程(d2)と、第2の離型フィルムを剥離して、基材の他方の面に第2の導電体メッシュを転写する工程(d3)とを含むことを特徴とする。
本発明に係る貼り合せ装置は、第1の基材と第2の基と材を貼り合わせて、積層体を形成する貼り合せ装置であって、第1の基材及び第2の基材の互いに対向する面に、大気圧プラズマにより活性化された気体を照射する照射手段と、第1の基材及び第2の基材を加熱圧着して、互いに接触する面を接合させる接合手段とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、視認性の高い電極フィルムを、簡単な装置で製造することができる電極フィルムの製造方法を提供することができる。
本発明の一実施形態における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本実施形態の方法により製造された電極フィルムを備えたタッチパネルセンサの構成を模式的に示した平面図である。 本発明の変形例における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の変形例における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の変形例における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の変形例における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の変形例における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の変形例における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の変形例における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の変形例における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の変形例における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。 本発明の他の実施形態における電極フィルムの製造方法に使用される貼り合せ装置の構成を模式的に示した図である。 本発明の他の実施形態における電極フィルムの製造方法に使用される貼り合せ装置の構成を模式的に示した図である。 本発明の他の実施形態における活性化された気体の照射装置(プラズマヘッド)の構成を模式的に示した図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。また、本発明の効果を奏する範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更は可能である。
図1A〜1C、図2A〜2C、図3A〜3D、及び図4A〜4Cは、本発明の一実施形態における電極フィルムの製造方法を模式的に示した断面図である。
図1Aに示すように、離型フィルム(第1の離型フィルム)11に金属箔(第1の金属箔)12が剥離可能に支持された転写箔10を用意する。ここで、離型フィルム11の材料は特に限定されず、透明な材料でも、不透明な材料でもよい。離型フィルム11が透明な材料からなる場合は、貼り合せ時の位置合わせや、貼り合せ後の品質検査を容易に行うことができる。また、離型フィルム11の表面には、後述する金属メッシュとの剥離を円滑に行うための剥離層13が形成されている。金属箔12の材料は、電極フィルムの金属メッシュとなる材料を用いることができ、例えば、銅、金、銀、アルミニウム、マンガン、あるいはこれらのうちのいずれかを含む合金等を用いることができる。なお、金属箔12は、離型フィルム11の表面に、スパッタリング、蒸着、無電解めっき、あるいはこれらのいずれかと電解めっきを併用する等の方法で形成することができる。
次に、図1Bに示すように、金属箔12を、所定のパターンにエッチングして金属メッシュ(第1の金属メッシュ)12aを形成する。エッチングは、例えば、所定の形状にパターニングされたレジスト膜をマスクに、ウエットエッチング等で行うことができる。
次に、図1Cに示すように、転写箔10の金属メッシュ12aが形成された面を、透明な基材30に対向して配置し、透明な基材30及び転写箔10の対向面(貼り合せ面)に、大気圧プラズマにより活性化された気体(以下、単に「活性化された気体」という場合もある)を照射する。これにより、金属メッシュ12aが形成された面及び基材30の面は、活性化された気体の照射により、浄化および活性化される。
次に、図2Aに示すように、金属メッシュ12aが形成された面及び基材30の面に、活性化された気体を照射した後に、基材30及び転写箔10を所定の温度と圧力で押圧して、金属メッシュ12aを基材30に貼り合せる。これにより、転写箔10の金属メッシュ12aの面を、基材30に接合することができる。
なお、金属メッシュ12aは、微細な形状であるため、大気圧プラズマを直接金属メッシュ12aに照射すると、プラズマ中の電荷と電位により、金属メッシュ12aが破壊されるおそれがある。また、大気圧プラズマを直接透明な基材30に照射すると、プラズマ中の電荷と電位により、透明な基材30が帯電するおそれがある。一方、金属メッシュ12aが形成された面及び基材30の面に、活性化された気体を照射すれば、これらのおそれがない。
ここで、本実施形態における大気圧プラズマにより活性化された気体を照射することによる貼り合せは、次のようなメカニズムで行われると考えられる。
すなわち、基材30及び転写箔10の貼り合せ面に、活性化された気体を照射すると、基材30及び金属メッシュ12aの表面が浄化および活性化されて、それぞれの表面に反応活性な官能基が形成される。この官能基同士が所定の温度と圧力により押圧されることによって結合反応し、これにより、基材30と金属メッシュ12aとの安定した接合が実現される。
ところで、本実施形態におけるプラズマで活性化された気体の照射による貼り合せは、大気中で行われる。従って、真空中でプラズマまたはプラズマで活性された気体を照射する場合と違って、基材30及び金属メッシュ12aの表面に形成された活性な官能基は、大気中に存在する水分、酸素、有機物等によって終端されるおそれがある。そのため、官能基が活性な時間は限られてくる。
官能基の活性な時間は、形成される官能基の種類や、雰囲気の気体の組成等によって変わるが、概ね、数秒から数分のオーダである。従って、活性化された気体の照射による貼り合せは、活性化された気体を照射した後、できるだけ速やかに行うことが好ましく、少なくも、基材30及び金属メッシュ12aの貼り合せ面が、活性化された状態で行うことが好ましい。
本実施形態におけるプラズマ照射による貼り合せは、大気中に存在する水分の影響を受けるため、できるだけ、乾燥した雰囲気中で行うのが好ましい。また、活性化された気体の照射後に行う押圧工程は、基材30及び転写箔10を加熱しながら行うのが好ましい。これにより、基材30及び金属メッシュ12aの表面がお互いに接触し易くなると共に、各表面に形成された官能基が結合反応し易くなる。
また、活性化された気体の照射工程で、基材30及び転写箔10を加熱してもよい。これにより、基材30及び転写箔10の表面に付着する水分を速やかに蒸発させることができるため、官能基の活性な時間を長くすることができる。その結果、より安定した基材30と金属メッシュ12aとの接合が実現できる。
さらに、活性化された気体の照射工程の前に、基材30及び転写箔10を予備加熱する前処理工程を行ってもよい。これにより、活性化された気体の照射前に、基材30及び転写箔10の表面に付着した水分を予め蒸発させておくことができるため、官能基の活性な時間をより長くすることができる。
さらに、基材30及び金属メッシュ12aの面に、活性化された気体を吹き付けるようにして照射してもよい。活性化された気体の気流によって、基材30及び金属メッシュ12aの面に付着した水分や不純物を除去することができ、官能基の活性な時間をより長くすることができる。
このように、本実施形態におけるプラズマにより活性化された気体の照射は、大気中で行うため、その後の貼り合せ工程において、基材30と金属メッシュ12aとの安定した接合を得るには、水分の管理や制御が重要となる。水分の管理や制御は、上記で述べた方法以外の方法も、適宜、採用すればよい。
なお、本実施形態における活性化された気体の照射は、例えば、大気圧プラズマを発生さるプラズマ発生装置(プラズマヘッド)から、プラズマにより活性化された気体を取り出して行うことができる。
次に、図2Bに示すように、転写箔10から離型フィルム11を剥離して、基材30上に金属メッシュ12aを転写する。このとき、離型フィルム11の表面に、剥離層13が予め形成されていると、金属メッシュ12aとの剥離を円滑に行うことができる。
次に、図2Cに示すように、金属メッシュ12aの表面及び側面に黒化膜14を形成する。ここで、黒化膜14は、例えば、金属メッシュ12aの表面及び側面を、特定の処理液で黒化処理することにより、形成することができる。あるいは、金属メッシュ12aの表面及び側面に、反射の少ない材料からなる塗布液を塗布することにより形成してもよい。
以上の工程により、透明な基材30の一方の面(金属メッシュ12aの視認される側の面)に、表面及び側面に黒化膜14が形成された金属メッシュ(第1の金属メッシュ)12aが形成された電極フィルムが形成される。
次に、図3A〜3D、及び図4A〜4Cを参照しながら、透明な基材30の他方の面(金属メッシュ12aの視認される側と反対側の面)に、金属メッシュを形成する工程を説明する。
まず、図3Aに示すように、離型フィルム(第2の離型フィルム)21に金属箔22が剥離可能に支持された転写箔(第2の転写箔)20を用意する。ここで、離型フィルム21の材料は特に限定されず、透明な材料でも、不透明な材料でもよいが、透明な方が、貼り合せ時の位置合わせや貼り合せ後の品質検査を行い易いのでよい。。また、離型フィルム21の表面には、後述する金属メッシュとの剥離を円滑に行うための剥離層23が形成されている。ここで、金属箔22の材料、及び離型フィルム21の表面への形成方法は、図1A、1Bで説明した金属箔12と同様の材料、及び形成方法を用いることができる。
次に、図3Bに示すように、金属箔22を、所定のパターンにエッチングして金属メッシュ(第2の金属メッシュ)22aを形成する。エッチングは、例えば、所定の形状にパターニングされたレジスト膜をマスクに、ウエットエッチング等で行うことができる。
次に、図3Cに示すように、金属メッシュ22aの表面及び側面に黒化膜24を形成する。ここで、黒化膜14は、例えば、金属メッシュ22aの表面及び側面を、特定の処理液で黒化処理することにより、形成することができる。あるいは、金属メッシュ22aの表面及び側面に、反射の少ない材料からなる塗布液を塗布することにより形成してもよい。
次に、図3Dに示すように、転写箔20の金属メッシュ22aが形成された面を、透明な基材30に対向して配置し、基材30及び転写箔20の互いに対向する面に、活性化された気体を照射する。
次に、図4Aに示すように、活性化された気体を照射した直後に、基材30及び転写箔20を所定の温度と圧力で押圧して、金属メッシュ22aを基材30に貼り合せる。これにより、転写箔20の金属メッシュ22aの面を、基材30に接合することができる。なお、金属メッシュ22aは、活性化された気体が照射された黒化膜24を介して、基材30の表面に接合される。
次に、図4Bに示すように、転写箔20から離型フィルム21を剥離して、基材30上に金属メッシュ22aを転写する。このとき、離型フィルム21の表面に、剥離層23が予め形成されていると、金属メッシュ22aとの剥離を円滑に行うことができる。
以上の工程により、図4Cに示すように、透明な基材30の両面に、所定のパターンを有する金属メッシュ12a、22aが形成された電極フィルム100が製造方法される。ここで、基材30の両面に形成された金属メッシュ12a、22aは、共に、金属メッシュ12a、22aの視認される側の面に、黒化膜14、24が形成されている。
本実施形態により製造された電極フィルム100は、大気圧プラズマにより活性化された気体の照射により、透明な基材30の両面に、接着層なしに、金属メッシュ12a、22aが接合されているため、接着層が存在することによる透過率の低下や着色を防止することができる。
また、活性化された気体の照射による転写箔10、20(金属メッシュ12a、22a)の基材30への貼り合せは、基材30への過度な熱的負荷がかからないため、スパッタリングや蒸着等による電極形成と違って、基材30が熱による歪みや応力等が発生することはない。
また、黒化膜14、24は、金属箔12、22をエッチングして、金属メッシュ12a、22aを形成した後に形成するため、金属メッシュ12a、22aの表面及び側面に、黒化膜14、24を形成することができる。これにより、金属メッシュ12a、22aが露出しないため、金属反射による視認性の低下を防止することができる。
また、転写箔10、20に金属メッシュ12a、22aを形成した後、活性化された気体を照射することで、金属メッシュ12a、22aを基材30の両面に貼り合せるため、従来のように、基材30の両面に形成した金属箔及び黒化膜を、エッチングして金属メッシュを形成する際のエッチング精度は要求されない。また、転写箔10、20を透明な材料で構成すれば、金属メッシュ12a、22aを基材30の両面に貼り合せる際の位置合わせも容易に行うことができる。
さらに、基材30の他方の面(金属メッシュ12aの視認される側と反対側の面)に、金属メッシュ22aを形成する場合、金属メッシュ22aの表面及び側面に黒化膜を形成した後、金属メッシュ22aに活性化された気体を照射することで基材30に貼り合せるため、従来のように、金属箔をエッチングする際、黒化膜の凹凸が接着層に転写して、透過率が低下するという問題は生じない。
本実施形態における電極フィルムの製造方法によれば、視認性の高い電極フィルムを、プラズマにより活性化された気体の照射を大気圧中で行う簡単な装置で製造することができる。
図5は、本実施形態の方法により製造された電極フィルム100を備えたタッチパネルセンサの構成を模式的に示した平面図である。
図5に示すように、基材30の一方の面に形成された金属メッシュ12a(実線)、及び、基材30の他方の面に形成された金属メッシュ22a(破線)は、互いに直交するように配置されている。
(変形例1)
上記実施形態では、転写箔10の金属箔12を、所定のパターンにエッチングして金属メッシュ12aを形成した後、この金属メッシュ12aを、大気圧プラズマにより活性化された気体の照射により基材30に貼り合せた例を説明したが、金属箔12を活性化された気体の照射で基材30に貼り合せた後、金属箔12をエッチングして金属メッシュ12aを形成してもよい。
以下、図6A〜6C、図7A〜7Dを参照しながら、本変形例における電極フィルムの製造方法を説明する。
図6Aに示すように、離型フィルム11に金属箔12が剥離可能に支持された転写箔10を用意する。ここで、離型フィルム11の表面には、後述する金属メッシュとの剥離を円滑に行うための剥離層13が形成されている。
次に、図6Bに示すように、転写箔10の金属箔12が形成された面を、透明な基材30に対向して配置し、基材30及び転写箔10の互いに対向する面に、活性化された気体を照射する。
次に、図6Cに示すように、活性化された気体を照射した後に、基材30及び転写箔10を所定の温度と圧力で押圧して、金属箔12を基材30に貼り合せる。これにより、転写箔10の金属箔12の面を、基材30に接合することができる。
次に、図7A、7Bに示すように、転写箔10から離型フィルム11を剥離して、基材30上に金属箔12を転写する(図7B)。このとき、離型フィルム11の表面に、剥離層13が予め形成されていると、金属箔12との剥離を円滑に行うことができる。
次に、図7Cに示すように、金属箔12を、所定のパターンにエッチングして金属メッシュ12aを形成する。エッチングは、例えば、所定の形状にパターニングされたレジスト膜をマスクに、ウエットエッチング等で行うことができる。
次に、図7Dに示すように、金属メッシュ12aの表面及び側面に黒化膜14を形成する。ここで、黒化膜14は、例えば、金属メッシュ12aの表面及び側面を、特定の処理液で黒化処理することにより、形成することができる。あるいは、金属メッシュ12aの表面及び側面に、反射の少ない材料からなる塗布液を塗布することにより形成してもよい。
以上の工程により、透明な基材30の一方の面(金属メッシュ12aの視認される側の面)に、表面及び側面に黒化膜14が形成された金属メッシュ12aが形成された電極フィルムが形成される。
なお、基材30の他方の面にも、同様の方法で金属メッシュを形成することができる。なお、この場合、転写箔は、離型フィルム11に金属箔12及び黒化膜が形成されたものが使用される。
(変形例2)
上記実施形態では、基材30の両面に、それぞれ金属メッシュ12a、22aを大気圧プラズマにより活性化された気体を照射することにより貼り合せた後、離型フィルム11、21を剥離して、基材の両面に金属メッシュ12a、22aを転写して、電極フィルム100を作成したが、離型フィルム11、21を剥離しない状態で、電極フィルムを出荷する場合もある。
図8A及び8Bは、このような出荷状態の電極フィルム110の製造方法を模式的に示した断面図である。
図8Aに示すように、図2Cに示した工程において、金属メッシュ12aの表面及び側面に黒化膜14を形成した後、金属メッシュ12aの表面に、保護フィルム40を形成した後、図3Dに示したように、転写箔20の金属メッシュ22aが形成された面を、透明な基材30に対向して配置し、基材30及び転写箔20の互いに対向する面に、活性化された気体を照射する。
次に、図8Bに示すように、活性化された気体を照射した後に、基材30及び転写箔20を所定の圧力で押圧して、金属メッシュ22aを基材30に貼り合せる。これにより、転写箔20の金属メッシュ22aの面が、基材30に接合される。
これにより、基材30の両面に形成された金属メッシュ12a、22aは、それぞれ、保護フィルム40及び離型フィルム21によって保護された状態で、電極フィルム110を出荷することができる。電極フィルム110を、例えば、タッチパネルセンターとして使用する際には、保護フィルム40及び離型フィルム21を剥がせばよい。
(貼り合せ装置)
図9は、本実施形態における電極フィルムの製造方法に使用される貼り合せ装置200の構成を模式的に示した図である。なお、本実施形態では、長尺の透明な基材フィルムに、金属メッシュを、ロール・ツー・ロールで形成する例を説明するが、これに限定されず、例えば、バッチ式で、透明な基材に金属メッシュを形成してもよい。
図9に示すように、送り出しロール61、62から、それぞれ、図1Bに示したような金属メッシュ12aが形成された転写箔10、及び基材フィルム30が送り出され、ローラ91〜94によって、転写箔10及び基材フィルム30は、大気圧プラズマにより活性化された気体を照射する装置(照射手段)50に搬送される。
照射手段50には、活性化された気体を照射するプラズマヘッド51、52が配置され、プラズマヘッド51、52から活性化された気体が取り出され、転写箔10及び基材フィルム30の互いに対向すべき面10a、10bに、それぞれ活性化された気体が照射される。
活性化された気体が照射された転写箔10及び基材フィルム30は、ローラ95、6によって、一対の押圧ローラ71、72(押圧手段70)に押し出される。なお、ローラ95、96は、転写箔10及び基材フィルム30の活性化された気体が照射された面に触れない位置に配置される。押圧手段70では、転写箔10及び基材フィルム30を、一対の押圧ローラ71、72によって押圧することによって、図2Aに示したように、互いに対向する面が圧着される。そして、転写箔10の金属メッシュ12aが基材フィルム30に接合された状態で、巻き取りロール80によって巻き取られる。
このように、本実施形態における貼り合せ装置200は、プラズマにより活性化された気体の照射を大気圧中で行うため、簡単な装置で、転写箔10と基材フィルム30との貼り合せを行うことができる。
また、一対の押圧ローラ71、72に、加熱手段を設けておいてもよい。これにより、活性化された気体が照射された転写箔10及び基材フィルム30を、加熱しながら押圧することができるため、基材30及び金属メッシュ12aの表面がお互いに接触し易くなると共に、各表面に形成された官能基が結合反応し易くなる。また、活性化された気体を照射工程、あるいは照射工程前に、転写箔10及び基材フィルム30を予備加熱する前処理手段を設けておいてもよい。これにより、基材30及び転写箔10の表面に付着する水分を速やかに蒸発させることができるため、官能基の活性な時間を長くすることができる。その結果、より安定した基材30と金属メッシュ12aとの接合が実現できる。
ところで、図9に示した貼り合わせ装置200では、照射手段50で、活性化された気体が照射された転写箔10及び基材フィルム30を、押圧手段70のところまで搬送して、そこで、転写箔10と基材フィルム30とを圧着するため、活性化された気体の照射から押圧までに、多少の時間的な遅れが生じる。従って、活性化された官能基の活性な時間は、概ね、数秒から数分のオーダであるため、照射手段50と押圧手段70との距離は、できるだけ接近していることが好ましく、少なくも、活性化された官能基が失活しない距離に配置することが好ましい。
図10は、本発明の他の実施形態における貼り合わせ装置210の構成を模式的に示した図である。
図10に示すように、送り出しロール61、62から、それぞれ、金属メッシュ12aが形成された転写箔10、及び基材フィルム30が送り出され、ローラ97、98、及び一対の押圧ローラ71、72によって、転写箔10及び基材フィルム30は、大気圧プラズマにより活性化された気体を照射する装置(照射手段)50に搬送される。
照射手段50には、活性化された気体を照射するプラズマヘッド53が、一対の押圧ローラ71、72の当接面近傍に配置されており、プラズマヘッド53から、転写箔10及び基材フィルム30の互いに対向すべき面に、活性化された気体が照射される。そして、活性化された気体が照射された転写箔10及び基材フィルム30は、直ちに、一対の押圧ローラ71、72(押圧手段70)により、押圧されることによって、互いに対向する面が圧着される。そして、転写箔10の金属メッシュ12aが基材フィルム30に接合された状態で、巻き取りロール80によって巻き取られる。
本実施形態によれば、活性化された気体が照射された転写箔10及び基材フィルム30は、直ちに、押圧手段70により押圧されるため、活性化された気体の照射から押圧までの時間を大幅に短縮でき、これにより、より安定した基材30と金属メッシュ12aとの接合が実現できる。なお、図11に示した構成のプラズマヘッド53を使用すれば、活性化された気体が放出される放出口から、転写箔10及び基材フィルム30の貼り合わせの接合部分までの距離を、30mm程度もしくは、それ以下の距離まで接近させることができる。
なお、本実施形態における貼り合せ装置は、電極フィルムの製造方法に使用される場合だけでなく、第1の基材と第2の基材を貼り合わせて、積層体を形成する場合にも適用することができる。この場合、貼り合せ装置は、第1の基材及び第2の基材の互いに対向する面に、大気圧プラズマにより活性化された気体を照射する照射手段と、第1の基材及び第2の基材を加熱圧着して、互いに接触する面を接合させる接合手段とを備えている。
(大気圧プラズマにより活性化された気体の照射装置)
図11は、図10に示した大気圧プラズマにより活性化された気体の照射装置(プラズマヘッド)53の構成を模式的に示した図である。
図11に示すように、セラミックス54で被覆された電極55に、交流の高圧電源が接続されている。電極55の外側には、金属製で、略円筒状の筐体(接地電極)56が配置されて、接地されている。なお、電極55と筐体56はお互いに電気的に絶縁された冷媒で所望の温度まで冷却することも可能である。筐体56は、窒素、二酸化炭素、乾燥空気などの気体を、所望の組成で、かつ所望の流量で導入する導入口57を備えている。筐体56内に導入された気体は、電極55と筐体(接地電極)56との間に交流電圧を印加することによって、筐体56内にプラズマ60Aが発生する。また、筐体56は、大気圧プラズマにより活性化された気体60Bを放出する放出口58を備えている。ここで、筐体(接地電極)56は、放出口58近傍において、筐体56の軸方向に沿って、くさび形の電極56a、56aを構成しており、これにより、活性化された気体60Bが、放出口58から外部に放射される。
本実施形態におけるプラズマヘッドの具体的構成の一例を挙げれば、次のようになる。
電極55の外径:30mm
筐体(接地電極)56の内径:35mm
くさび型電極56a、56aの軸方向の幅:30cm
交流電源:30kHz、0.5〜5kW
導入ガス:窒素/二酸化炭素/乾燥空気の混合気体(混合比率:3/2/5)
流量:50〜150L/min
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、もちろん、種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態では、透明な基材30を用いたが、不透明な基材30を用いてもよい。また、基材30の両面に金属メッシュ12a、22aを形成したが、金属以外の導電性材料から導電体メッシュを形成してもよい。金属以外の導電性材料としては、例えば、インジウム錫酸化物、III族元素添加酸化亜鉛、酸化ルテニウム等を用いことができる。
また、上記実施形態において、基材30の両面に、大気圧プラズマにより活性化された気体の照射により金属メッシュ、または金属箔を貼り合せたが、基材30の少なくとも一方の面に、活性化された気体の照射により、金属メッシュ、または金属箔を貼り合せてもよい。
また、上記実施形態では、電極フィルム100を、タッチパネルセンサに適用する例を説明したが、これに限定されず、例えば、近接センサ、透明ヒーター、感圧センサ用電極等に適用することができる。
10、20 転写箔
11、21 離型フィルム
12、22 金属箔 (導電体箔)
12a、22a 金属メッシュ(導電体メッシュ)
13、23 剥離層
14、24 黒化膜
30 基材
40 保護フィルム
50 大気圧プラズマ照射装置(照射手段)
51、52、53 プラズマヘッド
55 電極
56 筐体(接地電極)
56a、56a くさび型電極
57 導入口
58 放出口
60A プラズマ
60B 活性化された気体
61、62 送り出しロール
70(71、72) 押圧手段(一対の押圧ローラ)
80 巻き取りロール
91〜98 ローラ
100、110 電極フィルム
200、210 貼り合せ装置

Claims (12)

  1. 基材上に、所定のパターンを有する導電体メッシュが形成された電極フィルムの製造方法であって、
    離型フィルムに導電体箔が剥離可能に支持された転写箔を用意する工程(a)と、
    前記導電体箔を、所定のパターンにエッチングして導電体メッシュを形成する工程(b)と、
    前記転写箔の前記導電体メッシュが形成された面と前記基材の面とに、大気圧プラズマにより活性化された気体を照射した後、前記基材及び前記転写箔を加熱圧着して、前記基材と前記転写箔とを貼り合せる工程(c)と、
    前記離型フィルムを剥離して、前記基材上に導電体メッシュを転写する工程(d)と
    を含む、電極フィルムの製造方法。
  2. 前記工程(d)の後、前記導電体メッシュの表面及び側面に黒化膜を形成する工程をさらに含む、請求項1に記載の電極フィルムの製造方法。
  3. 前記工程(b)の後、前記導電体メッシュの表面及び側面に黒化膜を形成する工程をさらに含み、
    前記工程(c)において、前記導電体メッシュの前記黒化膜が形成された面が、前記基材に貼り合せられる、請求項1に記載の電極フィルムの製造方法。
  4. 前記工程(b)の前に、前記導電体箔の表面に黒化膜を形成する工程をさらに含み、
    前記工程(b)において、前記導電体箔の前記黒化膜が形成された面が、大気圧プラズマ照射により前記基材に貼り合せられる、請求項1に記載の電極フィルムの製造方法。
  5. 基材上に、所定のパターンを有する導電体メッシュが形成された電極フィルムの製造方法であって、
    離型フィルムに導電体箔が剥離可能に支持された転写箔を用意する工程(a)と、
    前記転写箔の前記導電体箔が形成された面と前記基材の面とに、大気圧プラズマにより活性化された気体を照射した後、前記基材及び前記転写箔を加熱圧着して、前記基材と前記転写箔とを貼り合せる工程(b)と、
    前記離型フィルムを剥離して、前記基材上に導電体箔を転写する工程(c)と、
    前記基材上に転写された前記導電体箔を、所定のパターンにエッチングして前記導電体メッシュを形成する工程(d)と、
    を含む、電極フィルムの製造方法。
  6. 前記工程(d)の後、前記導電体メッシュの表面及び側面に黒化膜を形成する工程をさらに含む、請求項5に記載の電極フィルムの製造方法。
  7. 基材の両面に、所定のパターンを有する導電体メッシュが形成された電極フィルムの製造方法であって、
    第1の離型フィルムに導電体箔が剥離可能に支持された第1の転写箔、及び第2の離型フィルムに導電体箔が剥離可能に支持された第2の転写箔を用意する工程(a)と、
    前記第1及び第2の転写箔において、それぞれ、前記導電体箔を、所定のパターンにエッチングして第1の導電体メッシュ及び第2の導電体メッシュを形成する工程(b)と
    を含み、
    前記第1の転写箔において、
    前記導電体メッシュが形成された面と前記基材の一方の面とに、大気圧プラズマにより活性化された気体を照射した後、前記基材及び前記第1の転写箔を加熱圧着して、前記基材と前記第1の転写箔とを貼り合せる工程(c1)と、
    前記第1の離型フィルムを剥離して、前記基材の一方の面に前記第1の導電体メッシュを転写する工程(c2)と、
    前記第1の導電体メッシュの表面及び側面に黒化膜を形成する工程(c3)と
    を含み、
    前記第2の転写箔において、
    前記第2の導電体メッシュの表面及び側面に黒化膜を形成する工程(d1)と、
    前記第2の導電体メッシュの前記黒化膜が形成された面と前記基材の他方の面とに、大気圧プラズマにより活性化された気体を照射した後、前記基材及び前記第2の転写箔を加熱圧着して、前記基材と前記第2の転写箔とを貼り合せる工程(d2)と、
    前記第2の離型フィルムを剥離して、前記基材の他方の面に前記第2の導電体メッシュを転写する工程(d3)と
    を含む、電極フィルムの製造方法。
  8. 前記基材と前記転写箔とを貼り合せる工程において、
    前記導電体メッシュまたは前記導電体箔が形成された面及び前記基材の面が、前記活性化された気体の照射によって活性化された状態で、前記基材及び前記転写箔が加熱圧着される、請求項1〜7の何れかに記載の電極フィルムの製造方法。
  9. 前記基材と前記転写箔とを貼り合せる工程において、
    前記導電体メッシュまたは前記導電体箔が形成された面及び前記基材の面を、前記活性化された気体で照射する前に、前記基材及び前記転写箔を予備加熱する前処理工程が行われる、請求項1〜7の何れかに記載の電極フィルムの製造方法。
  10. 請求項1〜9の何れかに記載された方法により製造された電極フィルムを備えたタッチパネルセンサ。
  11. 第1の基材と第2の基材とを貼り合わせて、積層体を形成する貼り合せ装置であって、
    前記第1の基材及び前記第2の基材の互いに対向する面に、大気圧プラズマにより活性化された気体を照射する照射手段と、
    前記第1の基材及び前記第2の基材を加熱圧着して、互いに接触する面を接合させる接合手段と
    を備えている、貼り合せ装置。
  12. 前記接合手段は、前記第1の基材及び前記第2の基材の互いに対向する面が、前記活性化された気体の照射によって活性化された状態で行われる、請求項11に記載の貼り合せ装置。
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