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JP2017014418A - ラジカル重合性組成物 - Google Patents

ラジカル重合性組成物 Download PDF

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JP2017014418A
JP2017014418A JP2015133534A JP2015133534A JP2017014418A JP 2017014418 A JP2017014418 A JP 2017014418A JP 2015133534 A JP2015133534 A JP 2015133534A JP 2015133534 A JP2015133534 A JP 2015133534A JP 2017014418 A JP2017014418 A JP 2017014418A
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carbon atoms
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polymer
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翔 六谷
Sho Rokutani
翔 六谷
智仁 石黒
Tomohito Ishiguro
智仁 石黒
豊史 篠塚
Toyoji Shinozuka
豊史 篠塚
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Adeka Corp
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Abstract

【課題】高感度で硬化物を形成でき、得られた硬化物が透明性、耐薬品性、及び絶縁性に優れるラジカル重合組成物を提供すること。【解決手段】ラジカル重合性組成物の必須成分として、(Ia)及び(Ib)からなる群から選ばれる骨格を少なくとも1つ有する、好ましくは更に(Ic)及び/又は(Id)に示す骨格を有するポリマー(A)、一般式(II)で表されるラジカル重合開始剤(B)及びポリマー(A)を除くエチレン性不飽和化合物(C)を併用する。【選択図】なし

Description

本発明は、テトラヒドロピラン骨格又はジヒドロマレイミド骨格を含むポリマー、オキシムエステル基を有するラジカル重合開始剤及びエチレン性不飽和結合を有する化合物を含有するラジカル重合性組成物に関する。
ラジカル重合性組成物は、紫外線、電子線の照射、又は加熱等を行うことによって速やかに重合硬化させることができるので、様々な用途において有用である。
上記のラジカル重合性組成物は、液晶ディスプレイやタッチパネルセンサーにおいて透明絶縁膜を形成する際に用いられることがある。透明絶縁膜には可視域における高透明性、高絶縁性及び高い耐薬品性が求められているが、これらの特性を同時に満たすことは難しく、透明絶縁膜において問題となっている。
下記特許文献1には主鎖にテトラヒドロピラン骨格を主鎖に有するポリマーを含有する硬化性組成物が開示され、下記特許文献2には、主鎖にジヒドロマレイミド骨格を有するポリマーを含有するネガ型レジスト組成物が開示され、下記特許文献3には、オキシムエステル基を含有する可視光領域の透過性が高く、高感度の光重合開始剤が開示され、下記特許文献4には、ジヒドロマレイミド骨格を主鎖に有するポリマーを含有する感光性透明絶縁膜形成材料が開示されている。しかしながら高感度で硬化物を形成でき、得られた硬化物が透明性、耐薬品性、及び絶縁性に優れるラジカル重合性組成物は得られていない。
特開2009−067826号公報 特開2013−061599号公報 特開2011−132215号公報 特開2002−365800号公報
よって、本発明が解決しようとする課題は、高感度で硬化物を形成でき、得られた硬化物が透明性、耐薬品性、及び絶縁性に優れるラジカル重合組成物を提供することである。
本発明者は、テトラヒドロピラン骨格又はジヒドロマレイミド骨格を含むポリマー、オキシムエステル基を有するラジカル重合開始剤及びエチレン性不飽和結合を有する化合物を併用することにより、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、下記(Ia)及び(Ib)からなる群から選ばれる骨格
を少なくとも1つ有するポリマー(A)(以下、ポリマー(A)とも記載)と下記一般式(II)で表されるラジカル重合開始剤(B)(以下、ラジカル重合開始剤(B)とも記載)及びポリマー(A)を除くエチレン性不飽和化合物(C)(以下、エチレン性不飽和化合物(C)とも記載)を含有するラジカル重合性組成物を提供するものである。
Figure 2017014418
(式中、R1及びR2は、それぞれ独立に、水素原子、炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数6〜20のアリール基、炭素原子数3〜20のシクロアルキル基又は炭素原子数7〜20のアリールアルキル基を表し、
上記炭素原子数1〜20のアルキル基及び炭素原子数7〜20のアリールアルキル基のアルキレン部分は更に置換基を有する場合があり、
上記炭素原子数1〜20のアルキル基及び炭素原子数7〜20のアリールアルキル基中のメチレン基は−O−、−S−、−NHCO−、−SO2−、−SS−、−SO−、−CO−又はOCO−で置換される場合もあり、
ポリマー(A)中に複数のR1及びR2が存在する場合、それぞれ同一の場合も異なる場合もある。)
Figure 2017014418
(式中、R3及びR4は、それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数6〜20のアリール基、炭素原子数7〜20のアリールアルキル基又は炭素原子数2〜20の複素環含有基を表し、
3及びR4で表される炭素原子数1〜20のアルキル基の末端は炭素原子数4〜10のシクロアルキル基である場合もあり、
3及びR4で表される炭素原子数6〜20のアリール基は、炭素原子数1〜20のアルキル基又はORで置換される場合もあり、
Rは炭素原子数1〜20のアルキル基を表し、
Rで表される炭素原子数1〜20のアルキル基は、ハロゲン原子で置換される場合もあり、
Rで表される炭素原子数1〜20のアルキル基中のメチレン基は、−O−で置換される場合もあり、
5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12及びR13(以下、R5〜R13とも記載)は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基、カルボキシル基、R14、OR15、SR16、NR1718、COR19、SOR20、SO221又はCONR2223を表し、
14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22及びR23は、それぞれ独立に、炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数6〜20のアリール基、炭素原子数7〜20のアリールアルキル基又は炭素原子数2〜20の複素環含有基を表し、
15で表される炭素原子数1〜20のアルキル基は、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基又はカルボキシル基で置換される場合もあり、
19で表される炭素原子数6〜20のアリール基は、ニトロ基、OR'、炭素原子数1〜20のアルキル基又は炭素原子数2〜20の複素環含有基で置換される場合もあり、
R'は、炭素原子数1〜20のアルキル基を表し、
R'で表される炭素原子数1〜20のアルキル基は、その末端が、炭素原子数3〜10の複素環含有基である場合もあり、
1は、酸素原子、硫黄原子、セレン原子、CR2425、CO、NR26又はPR27を表し、
24、R25、R26及びR27は、それぞれ独立に、炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数6〜20のアリール基、炭素原子数7〜20のアリールアルキル基、炭素原子数2〜20の複素環含有基を表し、
26で表される炭素原子数6〜20のアリール基は、−C(R3)=N−O−C(=O)R4で置換される場合もあり、
2は、単結合又はCOを表し、
5とR6、R5とR24、R5とR25、R5とR26、R5とR27、R7とR8、R8とR9、R8とR24、R8とR25、R8とR26、R8とR27、R9とR10、R9とR24、R9とR25、R9とR26、R9とR27、R10とR11、R11とR12、R12とR13、R13とR24、R13とR25、R13とR26及びR13とR27は結合して環を形成する場合もある。)
また、本発明は、上記ラジカル重合性組成物を用いた硬化物の製造方法及び上記ラジカル重合組成物を用いて得られる硬化物を提供するものである。
本発明によれば、高感度のラジカル重合性組成物を提供することができる。また、該ラジカル重合性組成物を用いることによって透明性、耐薬品性及び絶縁性に優れた硬化物を提供することができる。
以下、本発明のラジカル重合性組成物について、好ましい実施形態に基づき説明する。
本発明のラジカル重合成組成物は、ポリマー(A)、ラジカル重合開始剤(B)及びエチレン性不飽和化合物(C)を含有する。以下、各成分について順に説明する。
<ポリマー(A)>
本発明の硬化性組成物に用いられるポリマー(A)は、上記(Ia)及び(Ib)からなる群から選ばれる骨格を少なくとも1つ有するポリマーであ
る。
(Ia)又は(Ib)で表される骨格をポリマー主鎖に少なくとも1つ有すると、ポリマー(A)、ラジカル重合開始剤(B)及びエチレン性不飽和化合物(C)を含有するラジカル重合性組成物より得られる硬化物の耐熱性が向上する。また、下記(Ic)に示す骨格を更に主鎖に有すると上記硬化物の硬度、耐薬品性が向上する。
Figure 2017014418
(式中、R28及びR30は、それぞれ独立に水素原子及び炭素原子数1〜5のアルキル基を表し、
29は、炭素原子数1〜20のアルカンジイル基を表し、
上記アルカンジイル基は更に置換基を有する場合があり、
上記アルカンジイル基中のメチレン基は-O-、-S−、−NHCO−、−SO2−、−SS−、−SO−、−CO−又はOCO−で置換される場合もあり、
ポリマー(A)中に複数のR28、R29及びR30が存在する場合、それぞれ同一の場合も異なる場合もある。)
また、下記(Id)に示す骨格を主鎖に有すると上記ラジカル重合性組成物にアルカリ現像性を付与できる。
Figure 2017014418
(式中、R31は、水素原子及び炭素原子数1〜5のアルキル基を表し、
ポリマー(A)中に複数のR31が存在する場合、それぞれ同一の場合も異なる場合もある。)
上記骨格(Ia)及び(Ib)中のR1及びR2で表される炭素原子数1〜20のアルキル基としては、例えば、メチル、エチル、プロピル、iso−プロピル、ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、iso−ブチル、アミル、iso−アミル、tert−アミル、ヘキシル、ヘプチル、イソヘプチル、t−ヘプチル、n−オクチル、イソオクチル、t−オクチル、2−エチルヘキシル、n−ノニル、n−デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、イソトリデシル、ミリスチル、パルミチル、ステアリル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、モノフルオロメチル、ペンタフルオロエチル、テトラフルオロエチル、トリフルオロエチル、ジフルオロエチル及びヘプタフルオロプロピル等が挙げられ、
上記骨格(Ia)及び(Ib)中のR1及びR2で表される炭素原子数6〜20のアリール基としては、例えば、フェニル、ナフチル、アントラセン−1−イル、フェナントレン−1−イル、o−トリル、m−トリル、p−トリル、4−ビニルフェニル、3−イソプロピルフェニル、4−イソプロピルフェニル、4−ブチルフェニル、4−イソブチルフェニル、4−t−ブチルフェニル、4−ヘキシルフェニル、4−シクロヘキシルフェニル、4−オクチルフェニル、4−(2−エチルヘキシル)フェニル、2,3−ジメチルフェニル、2,4−ジメチルフェニル、2,5−ジメチルフェニル、2,6−ジメチルフェニル、3,4−ジメチルフェニル、3,5−ジメチルフェニル、2,4−ジ−t−ブチルフェニル、2,5−ジ−t−ブチルフェニル、2,6−ジ−t−ブチルフェニル、2,4−ジ−t−ペンチルフェニル、2,5−ジ−t−アミルフェニル、シクロヘキシルフェニル、ビフェニル、2,4,5−トリメチルフェニル、4−クロロフェニル、3,4−ジクロロフェニル、4−トリクロロフェニル、4−トリフルオロフェニル及びパーフルオロフェニル等が挙げられ、
上記骨格(Ia)及び(Ib)中のR1及びR2で表される炭素原子数3〜20のシクロアルキル基とは、3〜20の炭素原子を有する、飽和単環式又は飽和多環式アルキル基を意味し、このような基として、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロノニル、シクロデシル、アダマンチル、デカハイドロナフチル、オクタヒドロペンタレン及びビシクロ[1.1.1]ペンタニル基等が挙げられる。
上記骨格(Ia)及び(Ib)中のR1及びR2で表される炭素原子数7〜20のアリールアルキル基としては、ベンジル、フェネチル、2−フェニルプロピル、ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、スチリル、シンナミル及び4−クロロフェニルメチル等が挙げられ、
上記骨格(Ia)及び(Ib)中のR1及びR2で表される炭素原子数1〜20のアルキル基及び炭素原子数7〜20のアリールアルキル基のアルキレン部分の置換基としては、例えば、(メタ)アクリロイル基、ビニル基、アリル基、エポキシ基、アミノ基、イソシアネート基、カルボキシル基、ヒドロキシ基、アリール基、複素環含有基、脂環式炭化水素基、ハロゲン原子及びMgX基(ここで、Xはハロゲン原子、好ましくは臭素原子又は塩素原子)等が挙げられる。
上記骨格(Ia)中のR1としては、骨格(Ia)を形成するモノマーの反応性が良いことからα位が−CO−、β位が−O−で中断されていることがより好ましく、例えば、メチルアセテート基が挙げられ、
上記骨格(Ib)中のR2としては、耐熱性が良いことから、アリールアルキル基が好ましく、例えば、ベンジル基が挙げられる。
上記骨格(Ic)中のR28及びR30並びに上記骨格(Id)中のR31で表される炭素原子数1〜5のアルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、iso−プロピル、ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、iso−ブチルアミル、iso−アミル及びtert−アミル等が挙げられ、
28及びR31としてはポリマーを形成するモノマーの反応性が良いことから水素原子又はメチルが好ましく、R30としてはポリマーの側鎖に存在する不飽和性二重結合の反応性が良好なことから、水素原子又はメチル基が好ましい。
上記骨格(Ic)中のR29で表される炭素原子数1〜20のアルカンジイル基としては、例えば、メタンジイル、エタンジイル、プロパンジイル、iso−プロパンジイル、ブタンジイル、sec−ブタンジイル、tert−ブタンジイル、iso−ブタンジイル、ペンタンジイル、iso−ペンタンジイル、tert−ペンタンジイル、ヘキサンジイル、ヘプタンジイル、イソヘプタンジイル、t−ヘプタンジイル、n−オクタンジイル、イソオクタンジイル、t−オクタンジイル、2−エチルヘキサンジイル、n−ノナンジイル、n−デカンジイル、ウンデカンジイル、ドデカンジイル、トリデカンジイル、イソトリデカンジイル、テトラでカンジイル、ヘキサデカンジイル、オクタデカンジイル、トリフルオロメタンジイル及びジフルオロメタンジイル等が挙げられ、
上記骨格(Ic)中のR29で表される炭素原子数1〜20のアルカンジイル基の置換基としては、例えば、(メタ)アクリロイル基、ビニル基、アリル基、エポキシ基、アミノ基、イソシアネート基、カルボキシル基、ヒドロキシ基、アリール基、複素環含有基、脂環式炭化水素基、ハロゲン原子及びMgX基(ここで、Xはハロゲン原子、好ましくは臭素原子又は塩素原子)等が挙げられる。
上記骨格(Ic)中のR29で表される炭素原子数1〜20のアルカンジイル基としては、容易に入手できることから、α位のメチレン基が−O−に置換され、γ位にヒドロキシル基を有するブタンジイルがより好ましい。
上記骨格(Ia)の割合は特に制限されないが、骨格(Ib)を含まない場合、骨格(Ia)に由来する質量がポリマー(A)の質量に対して2〜60質量%、より好ましくは、5〜50質量%である。骨格(Ia)に由来する質量が、60質量%より大きいと重合反応を制御することが困難になる場合があり、2質量%より小さいとラジカル重合性組成物より得られる硬化物の耐熱性が不十分となる場合がある。
上記骨格(Ib)の割合は特に制限されないが、骨格(Ia)を含まない場合、骨格(Ib)に由来する質量がポリマー(A)の質量に対して50質量%以上、より好ましくは、70質量%以上であり、更に好ましくは90質量%以上である。骨格(Ib)に由来する質量が、50質量%より小さいとラジカル重合性組成物より得られる硬化物の耐熱性が不十分となる場合がある。
ポリマー(A)が上記骨格(Ia)及び骨格(Ib)の両方を含む場合、骨格(Ia)と骨格(Ib)に由来する質量の和がポリマー(A)の質量に対して5〜80質量%、より好ましくは、10〜70質量%である。骨格(Ia)及び骨格(Ib)を構成する骨格(Ia)と骨格(Ib)に由来する質量の和が、80質量%より大きいと重合反応を制御することが困難になる場合があり、5質量%より小さいとラジカル重合性組成物より得られる硬化物の耐熱性が不十分となる場合がある。
上記骨格(Ic)の割合は特に制限されないが、骨格(Ic)に由来する質量がポリマー(A)の質量に対して0〜70質量%、より好ましくは、5〜70質量%であり、更に好ましくは10〜60質量%である。骨格(Ic)を構成する骨格(Ic)に由来する質量が、70質量%より大きいとラジカル重合性組成物より得られる硬化物の耐熱性が不十分となる場合があり、5質量%より小さいとラジカル重合性組成物の感度の低下やラジカル重合性組成物より得られる硬化物の耐薬品性が不十分となる場合がある。
上記骨格(Id)の割合は特に制限されないが、骨格(Id)に由来する質量がポリマー(A)の質量に対して0〜70質量%、より好ましくは、5〜70質量%であり、更に好ましくは10〜60質量%である。骨格(Id)を構成する骨格(Id)に由来する質量が、70質量%より大きいとラジカル重合性組成物より得られる硬化物の耐熱性が不十分となる場合があり、5質量%より小さいとラジカル重合性組成物にアルカリ現像性を付与できない場合がある。
ポリマー(A)の分子量は特に制限されないが、重量平均分子量が好ましくは2000〜50000であり、より好ましくは5000〜20000である。重量平均分子量が2000より小さいと、硬化物の耐熱性が低下する場合があり、重量平均分子量が50000を超えると、アルカリ現像性が低下する場合がある。
本発明の硬化物の製造方法に用いる硬化性組成物において、ポリマー(A)の含有量は、ポリマー(A)、ラジカル重合開始剤(B)及びエチレン性不飽和化合物(C)の質量の和100質量部に対して、好ましくは20〜80質量部、より好ましくは、30〜60質量部である。上記ポリマー(A)の含有量が20質量部より小さいと、硬化物の体積抵抗率が低下する場合があり、80質量部より大きいと硬化物の耐薬品性が低下する場合がある。
例えば膜厚1〜100μmの硬化物を形成する場合には、ポリマー(A)の含有量は、ポリマー(A)、ラジカル重合開始剤(B)及びエチレン性不飽和化合物(C)の質量の和100質量部に対して、好ましくは20〜80質量部である。より好ましくは、30〜60質量部である。
上記ポリマー(A)の含有量が20質量部より小さいと、硬化物の体積抵抗率が低下する場合があり、80質量部より大きいと硬化物の耐薬品性が低下する場合がある。
<ラジカル重合開始剤(B)>
本発明の硬化性組成物に用いられるラジカル重合開始剤(B)としては、ラジカル重合性組成物の感度及びラジカル重合性組成物より得られる硬化物の耐熱性及び耐薬品性がよいことから上記一般式(II)で表される化合物が用いられる。
上記一般式(II)のR3、R4、R14〜R27で表される炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数6〜20のアリール基及び炭素原子数7〜20のアリールアルキル基、R、R'で表される炭素原子数1〜20のアルキル基の例としては、上記R1及びR2で例示したものと同様のものが挙げられる。
上記一般式(II)のR3、R4、R14〜R27で表される炭素原子数2〜20の複素環含有基としては、例えば、ピロリル、ピリジル、ピリジルエチル、ピリミジル、ピリダジル、ピペラジル、ピペリジル、ピラニル、ピラニルエチル、ピラゾリル、トリアジル、トリアジルメチル、ピロリジル、キノリル、イソキノリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、トリアゾリル、フリル、フラニル、ベンゾフラニル、チエニル、チオフェニル、ベンゾチオフェニル、チアジアゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、インドリル、ユロリジル、モルフォリニル、チオモルフォリニル、2−ピロリジノン−1−イル、2−ピペリドン−1−イル、2,4−ジオキシイミダゾリジン−3−イル及び2,4−ジオキシオキサゾリジン−3−イル等が挙げられる。
3及びR4で表される炭素原子数1〜20のアルキル基の末端が炭素原子数3〜10のシクロアルキル基である場合の例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロノニル、シクロデシル等が挙げられる。
R'で表される炭素原子数1〜20のアルキル基の末端が炭素原子数3〜10の複素環含有基である場合の例としては、R3等で表される複素環含有基のうち、所定の炭素原子数を満たすものの他、1,3−ジオキソラン等が挙げられる。
5〜R13は、互いに結合して環を形成する場合があり、またR5とR6、R5とR24、R5とR25、R5とR26、R5とR27、R7とR8、R8とR9、R8とR24、R8とR25、R8とR26、R8とR27、R9とR10、R9とR24、R9とR25、R9とR26、R9とR27、R10とR11、R11とR12、R12とR13、R13とR24、R13とR25、R13とR26及びR13とR27は結合して環を形成する場合もある。
このような環としては、シクロペンタン環、シクロヘキサン環、シクロペンテン環、ベンゼン環、ピロリジン環、ピロール環、ピペラジン環、ピペリジン環、モルホリン環、チオモルホリン環、テトラヒドロピリジン環、ラクトン環、ラクタム環等の5〜7員環及びナフタレン環、アントラセン環、カルバゾール環等の縮合環等が挙げられる。
上記一般式(II)で表されるオキシムエステル化合物のうち、下記一般式(IIa)〜(IId)で表される構造が、感度及び透明性の点から好ましい。
Figure 2017014418
(式中、R3、R4、R5、R6、R7、R10、R11、R12、R13、R24、R25及びX2は、上記一般式(II)と同じである。)
Figure 2017014418
(式中、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R26及びX2は、上記一般式(II)と同じである。)
Figure 2017014418
(式中、R3、R4、R5、R6、R7、R10、R11、R12、R13、R26及びX2は、上記一般式(II)と同じである。)
Figure 2017014418
(式中、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13及びX2は、上記一般式(II)と同じである。)
上記一般式(II)で表されるオキシムエステル化合物の好ましい具体例としては、以下の化合物No.B1〜No.B26が挙げられる。但し、本発明は以下の化合物により何ら制限を受けるものではない。
Figure 2017014418
Figure 2017014418
Figure 2017014418
Figure 2017014418
Figure 2017014418
上記一般式(IIa)で表される化合物の中では、下記のものが好ましい。
・R3及びR4はそれぞれ独立に炭素原子数1〜6のアルキル基又は炭素原子数6〜10のアリール基(特に炭素原子数1〜6のアルキル基で置換されているもの)であるもの
・R10〜R13の何れか、特にR12が、ニトロ基又はCOR19〔R19は、炭素原子数6〜10のアリール基(特に無置換、炭素原子数1〜6のアルキル基若しくはニトロ基で置換されたベンゼン環又は無置換のナフタレン環)又は炭素原子数3〜10の複素環含有基(特にチオフェン環)であるもの〕であるもの
・R24及び/又はR25が、炭素原子数1〜10のアルキル基(特に炭素原子数3〜6のアルキル基)であるもの
また、上記一般式(IIb)で表される化合物の中では、下記のものが好ましい。
・R3又はR4が、炭素原子数1〜6のアルキル基であるもの
・R9〜R13の何れか、特にR11が、COR19〔R19は、炭素原子数6〜10のアリール基(特に無置換若しくは炭素原子数1〜6のアルキル基に置換されたベンゼン環又は無置換のナフタレン環)又は炭素原子数3〜10の複素環含有基(特にチオフェン環)であるもの〕であるもの
・R26が、炭素原子数6〜10のアリール基であって、且つ、−C(R3)=N−O−C(=O)R4に置換されているもの
また、上記一般式(IIc)で表される化合物の中では、下記のものが好ましい。
・R3又はR4が、炭素原子数1〜20のアルキル基(その末端が炭素原子数4〜6のシクロアルキル基であるものを含む)、炭素原子数6〜20のアリール基〔炭素原子数1〜6のアルキル基又はOR(Rは炭素原子数1〜6のアルキル基、但し、ハロゲン原子で置換されている場合もあり、途中のメチレンは−O−で置換されている場合もある)で置換されたものを含む〕であるもの
・R10〜R13の何れか、特にR11が、ニトロ基、COR19[R19は、炭素原子数6〜10のアリール基〔特に無置換、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数3〜20の複素環含有基、OR'(但し、R'は、炭素原子数1〜6のアルキル基であって、その末端は、炭素原子数3〜10の複素環含有基(特に1,3−ジオキソラン)であるものを含む〕で置換されたもの]であるもの
・R26が、炭素原子数1〜6のアルキル基又は炭素原子数6〜10のアリール基であって、且つ、−C(R)=N−O−C(=O)R'で置換されているもの
また、上記一般式(IId)で表される化合物の中では、下記のものが好ましい。
・R3又はR4が、炭素原子数1〜20のアルキル基(その末端が炭素原子数4〜6のシクロアルキル基であるものを含む)、炭素原子数6〜20のアリール基(炭素原子数1〜6のアルキル基で置換されたものを含む)であるもの
・R9〜R13の何れか、特にR11が、OR15(R15は炭素原子数1〜6のアルキル基で、水酸基で置換されている場合もある)、COR19(R19は、炭素原子数6〜10のアリール基)であるもの
・R26が、炭素原子数1〜6のアルキル基又は炭素原子数6〜10のアリール基であって、且つ、−C(R3)=N−O−C(=O)R4で置換されているもの
上記一般式(II)で表されるラジカル重合性化合物としては市販品を用いることもでき、例えば、DFI−091、DFI−120(ダイトーケミックス社製)、SOX−337(サンタイプ社製)、TR−PBG−304、TR−PBG−305、TR−PBG−309、TR−PBG−314、TR−PBG−327(TRONLY社製)、アデカオプトマーN−1919、アデカアークルズNCI−831、アデカアークルズNCI−930(ADEKA社製)、IRGACURE OXE01、IRGACURE OXE02、IRGACURE OXE03及びIRGACURE OXE04(BASF社製)等が挙げられる。
これらのラジカル重合開始剤は1種又は2種以上のものを所望の性能に応じて配合して使用することができる。
本発明の硬化物の製造方法に用いる硬化性組成物において、ポリマー(A)の含有量は、ポリマー(A)、ラジカル重合開始剤(B)及びエチレン性不飽和化合物(C)の質量の和100質量部に対して、好ましくは2.0〜60質量部である。より好ましくは、10〜40質量部である。上記ラジカル重合開始剤(B)の含有量が2.0質量部より小さいと、ラジカル重合性組成物の感度が低下する場合があり、60質量部より大きいと硬化物の耐薬品性が低下する場合がある。
例えば膜厚1〜100μmの硬化物を形成する場合には、ラジカル重合開始剤(B)の含有量は、ポリマー(A)、ラジカル重合開始剤(B)及びエチレン性不飽和化合物(C)の質量の和100質量部に対して、好ましくは2.0〜60質量部である。より好ましくは、10〜40質量部である。上記ラジカル重合開始剤(B)の含有量が2.0質量部より小さいと、ラジカル重合性組成物の感度が低下する場合があり、60質量部より大きいと硬化物の耐薬品性が低下する場合がある。
<エチレン性不飽和化合物(C)>
本発明のラジカル重合性組成物に用いられるエチレン性不飽和化合物(C)としては、化合物中に炭素-炭素2重結合を有する化合物であればよく、特に限定されず、既存に用いられているものを用いることができる。
上記エチレン性不飽和化合物(C)としては、例えば、エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニリデン及びテトラフルオロエチレン等の不飽和脂肪族炭化水素;(メタ)アクリル酸、α―クロルアクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、シトラコン酸、フマル酸、ハイミック酸、クロトン酸、イソクロトン酸、ビニル酢酸、アリル酢酸、桂皮酸、ソルビン酸、メサコン酸、コハク酸モノ[2−(メタ)アクリロイロキシエチル]、フタル酸モノ[2−(メタ)アクリロイロキシエチル]及びω−カルボキシポリカプロラクトンモノ(メタ)アクリレート等の両末端にカルボキシ基と水酸基とを有するポリマーのモノ(メタ)アクリレート;ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート・マレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート・マレート、ジシクロペンタジエン・マレート及び1個のカルボキシル基と2個以上の(メタ)アクリロイル基とを有する多官能(メタ)アクリレート等の不飽和一塩基酸;(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸グリシジル、下記化合物No.C1〜No.C4、(メタ)アクリル酸メチル、 (メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸−t−ブチル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸n−オクチル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノメチル、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸アミノプロピル、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノプロピル、(メタ)アクリル酸エトキシエチル、(メタ)アクリル酸ポリ(エトキシ)エチル、(メタ)アクリル酸ブトキシエトキシエチル、(メタ)アクリル酸エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸フェノキシエチル、(メタ)アクリル酸テトラヒドロフリル、(メタ)アクリル酸ビニル、(メタ)アクリル酸アリル、(メタ)アクリル酸ベンジル、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリシクロデカンジメチロールジ(メタ)アクリレート及びトリ[(メタ)アクリロイルエチル]イソシアヌレート及びポリエステル(メタ)アクリレートオリゴマー等の不飽和一塩基酸と多価アルコール又は多価フェノールのエステル;(メタ)アクリル酸亜鉛及び(メタ)アクリル酸マグネシウム等の不飽和多塩基酸の金属塩;マレイン酸無水物、イタコン酸無水物、シトラコン酸無水物、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、トリアルキルテトラヒドロ無水フタル酸、5−(2,5−ジオキソテトラヒドロフリル)−3−メチル−3−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸無水物、トリアルキルテトラヒドロ無水フタル酸−無水マレイン酸付加物、ドデセニル無水コハク酸及び無水メチルハイミック酸等の不飽和多塩基酸の酸無水物;(メタ)アクリルアミド、メチレンビス−(メタ)アクリルアミド、ジエチレントリアミントリス(メタ)アクリルアミド、キシリレンビス(メタ)アクリルアミド、α−クロロアクリルアミド及びN−2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド等の不飽和一塩基酸及び多価アミンのアミド;アクロレイン等の不飽和アルデヒド;(メタ)アクリロニトリル、α−クロロアクリロニトリル、シアン化ビニリデン及びシアン化アリル等の不飽和ニトリル;スチレン、4−メチルスチレン、4−エチルスチレン、4−メトキシスチレン、4−ヒドロキシスチレン、4−クロロスチレン、ジビニルベンゼン、ビニルトルエン、ビニル安息香酸、ビニルフェノール、ビニルスルホン酸、4−ビニルベンゼンスルホン酸、ビニルベンジルメチルエーテル及びビニルベンジルグリシジルエーテル等の不飽和芳香族化合物;メチルビニルケトン等の不飽和ケトン;ビニルアミン、アリルアミン、N−ビニルピロリドン及びビニルピペリジン等の不飽和アミン化合物;アリルアルコール及びクロチルアルコール等のビニルアルコール;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル及びアリルグリシジルエーテル等のビニルエーテル;マレイミド、N−フェニルマレイミド及びN−シクロヘキシルマレイミド等の不飽和イミド類;インデン及び1−メチルインデン等のインデン類;1,3−ブタジエン、イソプレン及びクロロプレン等の脂肪族共役ジエン類;ポリスチレン、ポリメチル(メタ)アクリレート、ポリ−n−ブチル(メタ)アクリレート及びポリシロキサン等の重合体分子鎖の末端にモノ(メタ)アクリロイル基を有するマクロモノマー類;ビニルクロリド、ビニリデンクロリド、ジビニルスクシナート、ジアリルフタラート、トリアリルホスファート、トリアリルイソシアヌラート、ビニルチオエーテル、ビニルイミダゾール、ビニルオキサゾリン、ビニルカルバゾール、ビニルピロリドン、ビニルピリジン、水酸基含有ビニルモノマー、ポリイソシアネート化合物のビニルウレタン化合物、水酸基含有ビニルモノマー及びポリエポキシ化合物のビニルエポキシ化合物等が挙げられる。
Figure 2017014418
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上記エチレン性不飽和化合物(C)の中でも、酸性基を有する化合物を用いた場合、本発明のラジカル重合性組成物にアルカリ現像性を付与することができる。上記酸性基を有する化合物を用いる場合、その使用量は上記エチレン性不飽和化合物(C)全体の50〜99質量%となるようにすることが好ましい。
また、上記酸性基を有する化合物は、更に単官能又は多官能エポキシ化合物を反応させることにより酸価調整してから用いることもできる。上記酸性基を有する化合物の酸価を調整することにより、ラジカル重合性組成物のアルカリ現像性を改良することができる。上記酸性基を有する化合物(即ちアルカリ現像性を付与するエチレン性不飽和化合物(C)は、固形分の酸価が5〜120mgKOH/gの範囲であることが好ましく、単官能又は多官能エポキシ化合物の使用量は、上記酸価を満たすように選択するのが好ましい。
上記単官能エポキシ化合物としては、グリシジルメタクリレート、メチルグリシジルエーテル、エチルグリシジルエーテル、プロピルグリシジルエーテル、イソプロピルグリシジルエーテル、ブチルグリシジルエーテル、イソブチルグリシジルエーテル、t−ブチルグリシジルエーテル、ペンチルグリシジルエーテル、ヘキシルグリシジルエーテル、ヘプチルグリシジルエーテル、オクチルグリシジルエーテル、ノニルグリシジルエーテル、デシルグリシジルエーテル、ウンデシルグリシジルエーテル、ドデシルグリシジルエーテル、トリデシルグリシジルエーテル、テトラデシルグリシジルエーテル、ペンタデシルグリシジルエーテル、ヘキサデシルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、プロパルギルグリシジルエーテル、p−メトキシエチルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、p−メトキシグリシジルエーテル、p−ブチルフェノールグリシジルエーテル、クレジルグリシジルエーテル、2−メチルクレジルグリシジルエーテル、4−ノニルフェニルグリシジルエーテル、ベンジルグリシジルエーテル、p−クミルフェニルグリシジルエーテル、トリチルグリシジルエーテル、2,3−エポキシプロピルメタクリレート、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、グリシジルブチレート、ビニルシクロヘキサンモノオキシド、1,2−エポキシ−4−ビニルシクロヘキサン、スチレンオキシド、ピネンオキシド、メチルスチレンオキシド、シクロヘキセンオキシド、プロピレンオキシド、上記化合物No.C2及びNo.C3等が挙げられる。
上記エチレン性不飽和化合物(C)としては市販品を用いることができ、例えば、カヤラッドDPHA、DPEA−12、PEG400DA、THE−330、RP−1040、NPGDA、PET30(日本化薬社製)、SPC−3000(昭和電工製)、アロニックスM−140、M−215、M−350(東亞合成社製)、NKエステルA−DPHA−TMPT、A−DCP、A−HD−N、A−9300、TMPT、DCP、NPG及びHD−N(新中村化学工業社製)等が挙げられる。
本発明の硬化物の製造方法に用いる硬化性組成物において、エチレン性不飽和化合物(C)の含有量は、ポリマー(A)、ラジカル重合開始剤(B)及びエチレン性不飽和化合物(C)の質量の和100質量部に対して、好ましくは5.0〜70質量部である。より好ましくは、10〜50質量部である。上記エチレン性不飽和化合物(C)の含有量が5.0質量部より小さいと、ラジカル重合性組成物からなる硬化物の耐薬品性が低下する場合があり、70質量部より大きいと硬化物の体積抵抗率が低下する場合がある。
例えば膜厚1〜100μmの硬化物を形成する場合には、エチレン性不飽和化合物(C)の含有量は、ポリマー(A)、ラジカル重合開始剤(B)及びエチレン性不飽和化合物(C)の質量の和100質量部に対して、好ましくは5.0〜70質量部である。より好ましくは、10〜50質量部である。上記エチレン性不飽和化合物(C)の含有量が5.0質量部より小さいと、ラジカル重合性組成物からなる硬化物の耐薬品性が低下する場合があり、70質量部より大きいと硬化物の体積抵抗率が低下する場合がある。
本発明のラジカル重合性組成物は、エチレン性不飽和結合を有さず、アルカリ現像性を付与する化合物を含有してもよく、そのような化合物としては、酸性基を有することでアルカリ水溶液に可溶な化合物であれば特に限定されないが、代表的なものとしてアルカリ可溶性ノボラック樹脂(以下、単に「ノボラック樹脂」という)が挙げられる。ノボラック樹脂は、フェノール類とアルデヒド類とを酸触媒の存在下に重縮合して得られる。
上記フェノール類としては、例えばフェノール、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、o−エチルフェノール、m−エチルフェノール、p−エチルフェノール、o−ブチルフェノール、m−ブチルフェノール、p−ブチルフェノール、2,3−キシレノール、2,4−キシレノール、2,5−キシレノール、3,4−キシレノール、3,5−キシレノール、2,3,5−トリメチルフェノール、p−フェニルフェノール、ヒドロキノン、カテコール、レゾルシノール、2−メチルレゾルシノール、ピロガロール、α−ナフトール、ビスフェノールA及びジヒドロキシ安息香酸エステル及び没食子酸エステル等が用いられ、これらのフェノール類のうちフェノール、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、2,5−キシレノール、3,5−キシレノール、2,3,5−トリメチルフェノール、レゾルシノール、2−メチルレゾルシノール及びビスフェノールAが好ましい。これらのフェノール類は、単独で又は2種以上混合して用いられる。
上記アルデヒド類としては、例えばホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピルアルデヒド、ベンズアルデヒド、フェニルアセトアルデヒド、α−フェニルプロピルアルデヒド、β−フェニルプロピルアルデヒド、o−ヒドロキシベンズアルデヒド、m−ヒドロキシベンズアルデヒド、p−ヒドロキシベンズアルデヒド、o−クロロベンズアルデヒド、m−クロロベンズアルデヒド、p−クロロベンズアルデヒド、o−ニトロベンズアルデヒド、m−ニトロベンズアルデヒド、p−ニトロベンズアルデヒド、o−メチルベンズアルデヒド、m−メチルベンズアルデヒド、p−メチルベンズアルデヒド、p−エチルベンズアルデヒド及びp−n−ブチルベンズアルデヒド等が用いられ、これらの化合物のうちホルムアルデヒド、アセトアルデヒド及びベンズアルデヒドが好ましい。これらのアルデヒド類は、単独で又は2種以上混合して用いられる。アルデヒド類はフェノール類1モル当たり、好ましくは0.7〜3モル、特に好ましくは0.7〜2モルの割合で使用される。
上記酸触媒としては、例えば塩酸、硝酸、硫酸等の無機酸、又は蟻酸、蓚酸、酢酸等の有機酸が用いられる。これらの酸触媒の使用量は、フェノール類1モル当たり、1×10-4〜5×10-1モルが好ましい。縮合反応においては、通常、反応媒質として水が用いられるが、縮合反応に用いられるフェノール類がアルデヒド類の水溶液に溶解せず、反応初期から不均一系になる場合には、反応媒質として親水性溶媒を使用することもできる。これらの親水性溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、プロパノール及びブタノール等のアルコール類、又はテトラヒドロフラン及びジオキサン等の環状エーテル類が挙げられる。これらの反応媒質の使用量は、通常、反応原料100質量部当たり、20〜1000質量部である。縮合反応の反応温度は、反応原料の反応性に応じて適宜調整することができるが、通常、10〜200℃、好ましくは70〜150℃である。縮合反応終了後、系内に存在する未反応原料、酸触媒及び反応媒質を除去するため、一般的には内温を130〜230℃に上昇させ、減圧下に揮発分を留去し、次いで熔融したノボラック樹脂をスチール製ベルト等の上に流涎して回収する。
また縮合反応終了後に、前記親水性溶媒に反応混合物を溶解し、水、n−ヘキサン及びn−ヘプタン等の沈殿剤に添加することにより、ノボラック樹脂を析出させ、析出物を分離し、加熱乾燥することにより回収することもできる。
上記ノボラック樹脂以外の例としては、ポリヒドロキシスチレン又はその誘導体、スチレン−無水マレイン酸共重合体及びポリビニルヒドロキシベンゾエート等が挙げられる。
上記硬化性組成物には、必要に応じて上記の各成分(ポリマー(A)、ラジカル重合開始剤(B)及びエチレン性不飽和化合物(C))を溶解又は分散することが可能な溶剤を添加することができる。例えば、メチルエチルケトン、メチルアミルケトン、ジエチルケトン、アセトン、メチルイソプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン及び2−ヘプタノン等のケトン類;エチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン及びジプロピレングリコールジメチルエーテル等のエーテル系溶剤;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸−n−プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸n−ブチル、酢酸シクロヘキシル、乳酸エチル、コハク酸ジメチル及びテキサノール等のエステル系溶剤;エチレングリコールモノメチルエーテル及びエチレングリコールモノエチルエーテル等のセロソルブ系溶剤;メタノール、エタノール、イソ−又はn−プロパノール、イソ−又はn−ブタノール及びアミルアルコール等のアルコール系溶剤;エチレングリコールモノメチルアセテート、エチレングリコールモノエチルアセテート、プロピレングリコール−1−モノメチルエーテル−2−アセテート(PGMEA)、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、3−メトキシブチルアセテート及びエトキシエチルプロピオネート等のエーテルエステル系溶剤;ベンゼン、トルエン及びキシレン等のBTX系溶剤;ヘキサン、ヘプタン、オクタン及びシクロヘキサン等の脂肪族炭化水素系溶剤;テレピン油、D−リモネン及びピネン等のテルペン系炭化水素油;ミネラルスピリット、スワゾール#310(コスモ松山石油社製)及びソルベッソ#100(エクソン化学社製)等のパラフィン系溶剤;四塩化炭素、クロロホルム、トリクロロエチレン、塩化メチレン及び1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化脂肪族炭化水素系溶剤;クロロベンゼン等のハロゲン化芳香族炭化水素系溶剤;カルビトール系溶剤、アニリン、トリエチルアミン、ピリジン、酢酸、アセトニトリル、二硫化炭素、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド及び水等が挙げられ、これらの溶剤は1種又は2種以上の混合溶剤として使用することができる。これらの中でもケトン類、エーテルエステル系溶剤等、特にプロピレングリコール−1−モノメチルエーテル−2−アセテート(PGMEA)及びシクロヘキサノン等が、上記の各成分と相溶性がよいので好ましい。
本発明のラジカル重合性組成物において、溶剤の含有量は、特に限定されるものではないが、ハンドリングが良好になることから溶剤以外の組成物の濃度(以下、固形分とも記載)が5〜50質量%になることが好ましく、より好ましくは、10〜30質量%である。5質量%より小さい場合、十分な膜厚の硬化物が得られない場合があり、50質量%より大きいとラジカル重合性組成物の粘度が上がり、良好なハンドリングが得られない場合がある。例えば透明絶縁膜を形成する場合には、溶剤(D)の含有量は、溶剤以外の組成物の濃度が5〜50質量%になることが好ましく、より好ましくは、10〜30質量%である。5質量%より小さい場合、十分な膜厚の硬化物が得られない場合があり、50質量%より大きいとラジカル重合性組成物の粘度が上がり、良好なハンドリングが得られない場合がある。
本発明のラジカル重合性組成物には、必要に応じて、上記一般式(II)で表されるラジカル重合開始剤以外の開始剤;p−アニソール、ハイドロキノン、ピロカテコール、t−ブチルカテコール及びフェノチアジン等の熱重合抑制剤;可塑剤;接着促進剤;充填剤;消泡剤;カップリング剤;レベリング剤;表面調整剤;酸化防止剤;紫外線吸収剤;分散助剤;凝集防止剤;触媒;効果促進剤;架橋剤及び増粘剤等の慣用の添加物を加えることができる。
上記カップリング剤を添加することにより、硬化物と基材間の密着性を向上するので好ましい。例えば、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、メチルエチルジメトキシシラン、メチルエチルジエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリメトキシシラン等のアルキル官能性アルコキシシラン、ビニルトリクロロシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、アリルトリメトキシシラン等のアルケニル官能性アルコキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、2−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン等の(メタ)アクリル酸エステル官能性アルコキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−(3,4−エポキシシクロヘキシル)プロピルトリメトキシシラン等のエポキシ官能性アルコキシシラン、N−β(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フェニル−γ −アミノプロピルトリメトキシシラン等のアミノ官能性アルコキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等のメルカプト官能性アルコキシシラン、3−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン等のイソシアネート官能性アルコキシシラン、3−ウレイドプロピルトリアルコキシシラン等のウレイド官能性アルコキシシラン、トリス−(トリメトキシシリルプロピル)イソシアヌレート等のイソシアヌレート官能性アルコキシシラン、チタンテトライソプロポキシド、チタンテトラノルマルブトキシド等のチタンアルコキシド類、チタンジオクチロキシビス(オクチレングリコレート)、チタンジイソプロポキシビス(エチルアセトアセテート)等のチタンキレート類、ジルコニウムテトラアセチルアセトネート、ジルコニウムトリブトキシモノアセチルアセトネート等のジルコニウムキレート類、ジルコニウムトリブトキシモノステアレート等のジルコニウムアシレート類、メチルトリイソシアネートシラン等のイソシアネートシラン類等を用いることができる。
上記カップリング剤としては市販品を用いることができ、例えば、KA−1003、KBM−1003、KBE−1003、KBM−303、KBM−403、KBE−402、KBE−403、KBM−1403、KBM−502、KBM−503、KBE−502、KBE−503、KBM−5103、KBM−602、KBM−603、KBE−603,KBM−903,KBE−903,KBE−9103,KBM−573、KBM−575、KBM−6123、KBE−585、KBM−703、KBM−802、KBM−803、KBE−846、KBE−9007、KBM−04、KBE−04、KBM−13、KBE−13、KBE−22、KBE−103、HMDS−3、KBM−3063、KBM−3103C、KPN−3504及びKF−99(信越シリコーン製)等が挙げられる。
本発明のラジカル重合性組成物には、更に、連鎖移動剤、増感剤、界面活性剤及びメラミン等を併用することができる。
上記連鎖移動剤、増感剤としては、一般的に硫黄原子含有化合物が用いられる。例えばチオグリコール酸、チオリンゴ酸、チオサリチル酸、2−メルカプトプロピオン酸、3−メルカプトプロピオン酸、3−メルカプト酪酸、N−(2−メルカプトプロピオニル)グリシン、2−メルカプトニコチン酸、3−[N−(2−メルカプトエチル)カルバモイル]プロピオン酸、3−[N−(2−メルカプトエチル)アミノ]プロピオン酸、N−(3−メルカプトプロピオニル)アラニン、2−メルカプトエタンスルホン酸、3−メルカプトプロパンスルホン酸、4−メルカプトブタンスルホン酸、ドデシル(4−メチルチオ)フェニルエーテル、2−メルカプトエタノール、3−メルカプト−1,2−プロパンジオール、1−メルカプト−2−プロパノール、3−メルカプト−2−ブタノール、メルカプトフェノール、2−メルカプトエチルアミン、2−メルカプトイミダゾール、2−メルカプトベンゾイミダゾール、2−メルカプト−3−ピリジノール、2−メルカプトベンゾチアゾール、メルカプト酢酸、トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトプロピオネート)及びペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)等のメルカプト化合物;該メルカプト化合物を酸化して得られるジスルフィド化合物、ヨード酢酸、ヨードプロピオン酸、2−ヨードエタノール、2−ヨードエタンスルホン酸、3−ヨードプロパンスルホン酸等のヨード化アルキル化合物、トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトイソブチレート)、ブタンジオールビス(3−メルカプトイソブチレート)、ヘキサンジチオール、デカンジチオール、1,4−ジメチルメルカプトベンゼン、ブタンジオールビスチオプロピオネート、ブタンジオールビスチオグリコレート、エチレングリコールビスチオグリコレート、トリメチロールプロパントリスチオグリコレート、ブタンジオールビスチオプロピオネート、トリメチロールプロパントリスチオプロピオネート、トリメチロールプロパントリスチオグリコレート、ペンタエリスリトールテトラキスチオプロピオネート、ペンタエリスリトールテトラキスチオグリコレート、トリスヒドロキシエチルトリスチオプロピオネート、下記化合物No.D1、昭和電工社製カレンズPE1及びNR1等が挙げられる。
Figure 2017014418
上記増感剤の具体例としては、ベンゾフェノン、p,p ’− テトラメチルジアミノベンゾフェノン、p,p ’− テトラエチルアミノベンゾフェノン、2−クロロチオキサントン、アントロン、9−エトキシアントラセン、アントラセン、ピレン、ペリレン、フェノチアジン、ベンジル、アクリジンオレンジ、ベンゾフラビン、セトフラビン−T、9 , 1 0−ジフェニルアントラセン、9−フルオレノン、アセトフェノン、フェナントレン、2−ニトロフルオレン、5−ニトロアセナフテン、ベンゾキノン、2−クロロ−4−ニトロアニリン、N−アセチル−p−ニトロアニリン、p−ニトロアニリン、N−アセチル−4−ニトロ−1− ナフチルアミン、ピクラミド、アントラキノン、2−エチルアントラキノン、2−tert− ブチルアントラキノン、1,2−ベンズアンスラキノン、3−メチル−1,3−ジアザ−1,9−ベンズアンスロン、ジベンザルアセトン、1,2−ナフトキノン、3 ,3’−カルボニル−ビス( 5,7−ジメトキシカルボニルクマリン)及びコロネン等が挙げられる。
上記界面活性剤としては、パーフルオロアルキルリン酸エステル、パーフルオロアルキルカルボン酸塩等のフッ素界面活性剤、高級脂肪酸アルカリ塩、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩等のアニオン系界面活性剤、高級アミンハロゲン酸塩、第四級アンモニウム塩等のカチオン系界面活性剤、ポリエチレングリコールアルキルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル及び脂肪酸モノグリセリド等の非イオン界面活性剤、両性界面活性剤及びシリコーン系界面活性剤等の界面活性剤を用いることができ、これらは組み合わせて用いてもよい。
上記メラミン化合物としては、(ポリ)メチロールメラミン、(ポリ)メチロールグリコールウリル、(ポリ)メチロールベンゾグアナミン及び(ポリ)メチロールウレア等の窒素化合物中の活性メチロール基(CH2OH基)の全部又は一部(少なくとも2つ)がアルキルエーテル化された化合物を挙げることができる。ここで、アルキルエーテルを構成するアルキル基としては、メチル基、エチル基及びブチル基等が挙げられ、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。また、アルキルエーテル化されていないメチロール基は、一分子内で自己縮合していてもよく、二分子間で縮合して、その結果オリゴマー成分が形成されていてもよい。具体的には、ヘキサメトキシメチルメラミン、ヘキサブトキシメチルメラミン、テトラメトキシメチルグリコールウリル及びテトラブトキシメチルグリコールウリル等を用いることができる。これらのなかでも、ヘキサメトキシメチルメラミン及びヘキサブトキシメチルメラミン等のアルキルエーテル化されたメラミンが好ましい。
本発明のラジカル重合性組成物において、ポリマー(A)、ラジカル重合開始剤(B)、及びエチレン性不飽和化合物(C)を除く任意成分の含有量は、その使用目的に応じて適宜選択され特に制限されないが、好ましくは、ラジカル重合性組成物の固形分100質量部に対して合計で20質量部以下とする。任意成分の含有量が20質量部を超えると本発明の効果が十分に発現できない場合がある。
本発明のラジカル重合性組成物は、硬化性塗料或いはワニス、接着剤、印刷インク、ゲルコート、電子工学用のフォトレジスト、電気メッキレジスト、エッチングレジスト、液状及び乾燥膜の双方、はんだレジスト、LCDの製造工程において構造を形成するためのレジスト、電気及び電子部品を封入するための組成物、ソルダーレジスト、ガラス繊維ケーブルコーティング、ステレオリトグラフィによって三次元物体を製造するための材料、ホログラフィ記録用材料、画像記録材料、微細電子回路、脱色材料、画像記録材料のための脱色材料、マイクロカプセルを使用する画像記録材料用の脱色材料、印刷配線板用フォトレジスト材料、UV及び可視レーザー直接画像系用のフォトレジスト材料及びプリント回路基板の逐次積層における誘電体層形成に使用するフォトレジスト材料等の各種の用途に使用することができ、その用途に特に制限はない。
本発明の硬化物の製造方法について、好ましい塗布方法、硬化方法及び硬化条件を以下に示す。
本発明のラジカル重合性組成物は、スピンコーター、ロールコーター、バーコーター、ダイコーター、カーテンコーター、各種の印刷、浸漬等の公知の手段で、ジアセチルセルロース、トリアセチルセルロース(TAC)、プロピオニルセルロース、ブチリルセルロース、アセチルプロピオニルセルロース、ニトロセルロース等のセルロースエステル;ポリアミド;ポリカーボネート;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ−1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート、ポリエチレン−1,2−ジフェノキシエタン−4,4'−ジカルボキシレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル;ポリスチレン;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン;ポリメチルメタクリレート等のアクリル系樹脂;ポリカーボネート;ポリスルホン;ポリエーテルスルホン;ポリエーテルケトン;ポリエーテルイミド;ポリオキシエチレン、ノルボルネン樹脂等のプラスチック;ソーダガラス及び石英ガラス等のガラス;半導体基板;金属;及び紙等の支持基体上に適用することができる。また、一旦フィルム等の支持基体上に施した後、他の支持基体上に転写することもでき、その適用方法に制限はない。
また、本発明の着色組成物を硬化させる際に用いられる活性光の光源としては、波長300〜450nmの光を発光するものを用いることができ、例えば、超高圧水銀、水銀蒸気アーク、カーボンアーク及びキセノンアーク等を用いることができる。
更に、露光光源にレーザー光を用いることにより、マスクを用いずに、コンピューター等のデジタル情報から直接画像を形成するレーザー直接描画法が、生産性のみならず、解像性や位置精度等の向上も図れることから有用であり、そのレーザー光としては、340〜430nmの波長の光が好適に使用されるが、アルゴンイオンレーザー、ヘリウムネオンレーザー、YAGレーザー、及び半導体レーザー等の可視から赤外領域の光を発するものも用いられる。これらのレーザーを使用する場合には、可視から赤外の当該領域を吸収する増感色素が加えられる。
以下、硬化物の製造方法について具体例を挙げるが、本発明は下記の製造方法に限定されるものではない。
例えば、ガラス板に膜厚が2μmとなるようにスピンコーティングし、プレベイクとして110℃×2分焼成し、高圧水銀ランプにて100mJ/cm2露光、ポストベイクとして230℃×20分焼成し硬化物を作成した。
本発明のラジカル重合性組成物を用いた硬化物は、プリント基板、カラーテレビ、PCモニタ、携帯情報端末、デジタルカメラ等のカラー表示の液晶表示パネルにおけるカラーフィルタ、CCDイメージセンサのカラーフィルタ、タッチパネル、プラズマ表示パネル用の電極材料、粉末コーティング、印刷版、高透明性絶縁膜、電気発光表示装置、磁気記録材料、微小機械部品、導波路、光スイッチ、めっき用マスク、エッチングマスク、ガラス繊維ケーブルコーティング、スクリーン印刷用ステンシル、及び保護膜等の各種の用途に使用することができ、その用途に特に制限はない。
本発明のラジカル重合性組成物を用いた硬化物は、上記用途の中でも、主に透明絶縁膜を形成する目的で使用され、該透明絶縁膜は、特にタッチパネル等の画像表示装置用の透明絶縁膜として有用である。
以下、実施例等を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[製造例1]ポリマー(A)No.1の調製
ジメチル−2,2’−[オキシビス(メチレン)]ジアクリレートを20質量部、メタクリル酸メチルを50質量部、メタクリル酸を65質量部、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエートを4質量部及びプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(以下PGMEAとも記載する)100質量部を均一になるまで混合し、モノマー滴下層に充填した。他方、冷却管をつけたセパラブルフラスコからなる反応槽に、PGMEA130質量部を仕込み、窒素置換した後、攪拌しながらオイルバスで加熱し、反応槽の温度を90℃まで昇温させて同温度で安定させた。そして温度を90℃に保ちながら、120分間かけてモノマー滴下槽からモノマー滴下液を滴下した。滴下が終了してから60分後、反応槽を110℃に昇温させ、その状態で3時間維持した。更にその後、反応槽にガス導入管を介して酸素/窒素=5/95(v/v)混合ガスをバブリングしながら、反応槽に、メタクリル酸グリシジル30質量部、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)0.2質量部、テトラフェニルホスフォニウムブロミド0.35質量部を仕込み、そのまま110℃で12時間反応させた後、室温まで冷却し、得られた重合体溶液をn−ヘキサンで再沈した後、減圧でn−ヘキサンを除去してポリマーを得た。その後、PGMEAに溶解させ、ポリマー成分が40wt%となるように調整し、ポリマー(A)No.1とした。
得られたポリマー(A)No.1の重量平均分子量は12000であり、酸価は70mgKOH/gであった。
[製造例2]ポリマー(A)No.2の調製
重合槽に、溶媒としてPGMEA40.0質量部を仕込み、窒素雰囲気下に90℃に昇温した後、滴下系1としてベンジルマレイミド7質量部、PGMEA15質量部、メチルメタクリレート25質量部、メタクリル酸(MAA)12.55質量部、滴下系2として、パーブチルO(日本油脂製)0.6部、滴下系3としてn‐ドデシルメルカプタン(n−DM)1.2質量部を、それぞれ3時間かけて連続的に供給した。その後、30分90℃を保持した後、温度を105℃に昇温し、3時間重合を継続した。
続いてメタクリル酸グリシジル13質量部、触媒としてトリエチルアミン0.1質量部、重合禁止剤としてアンテージW400(川口化学工業製)0.1質量部を追加し、5%酸素濃度に調整した空気、窒素混合ガスを200ml/分の流量でバブリングしながら8時間反応を継続した。室温まで放冷後、固形分40wt%となるようにPGMEAを添加した。
ポリマー(A)No.2の平均分子量は7500であり、酸価は70mgKOH/gであった。
[製造例3]ポリマー(A)No.3の調製
ジメチル−2,2’−[オキシビス(メチレン)]ジアクリレートを20質量部、メタクリル酸メチルを50質量部、メタクリル酸を20質量部、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエートを4質量部及びPGMEA80質量部を均一になるまで混合し、モノマー滴下層に充填した。
他方、冷却管をつけたセパラブルフラスコからなる反応槽に、PGMEA130質量部を仕込み、窒素置換した後、攪拌しながらオイルバスで加熱し、反応槽の温度を90℃まで昇温させて同温度で安定させた。そして温度を90℃に保ちながら、120分間かけてモノマー滴下槽からモノマー滴下液を滴下した。滴下が終了してから60分後、反応槽を110℃に昇温させ、その状態で3時間維持した。更にその後、反応槽にガス導入管を介して酸素/窒素=5/95(v/v)混合ガスをバブリングしながら、反応槽に、メタクリル酸グリシジル30質量部、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)0.2質量部、テトラフェニルホスフォニウムブロミド0.35質量部を仕込み、そのまま110℃で12時間反応させた後、室温まで冷却し、得られた重合体溶液をn−ヘキサンで再沈した後、減圧でn−ヘキサンを除去してポリマーを得た。その後、PGMEAに溶解させ、ポリマー成分が40wt%となるように調整し、ポリマー(A)No.3とした。
得られたポリマー(A)No.3の重量平均分子量は18000であり、酸価は2mgKOH/gであった。
[比較製造例1]エチレン性不飽和化合物No.1の製造
9,9−ビス(4−グリシジルオキシフェニル)フルオレン75.0g、アクリル酸23.8g、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール0.273g、テトラブチルアンモニウムクロリド0.585g、及びPGMEA65.9gを仕込み、90℃で1時間、100℃ で1時間、110℃ で1時間及び120℃ で14時間撹拌した。室温まで冷却し、無水コハク酸25.9g、テトラブチルアンモニウムクロリド0.427g、及びPGMEA1.37gを加えて、100℃ で5時間撹拌した。さらに、9,9−ビス(4
−グリシジルオキシフェニル)フルオレン30.0g、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール0.269g、及びPGMEA1.50gを加えて、90℃で90分、120℃で4時間撹拌後、PGMEA122.2gを加えて、PGMEA溶液として目的物であるエチレン性不飽和化合物No.1を得た(Mw=4190、Mn=2170,酸価(固形分)52mg・KOH/g)
[実施例1〜8及び比較例1〜6]ラジカル重合組成物の調製
[表1]及び[表2]の配合に従って各成分を調製しラジカル重合性組成物(実施例1〜8及び比較例1〜6)を得た。尚、表中の数字は質量部を表す。また、表中の各成分の符号は、下記の成分を表す。
A-1 ポリマー(A)No.1(固形分40wt%PGMEA溶液)
A-2 ポリマー(A)No.2(固形分40wt%PGMEA溶液)
A-3 ポリマー(A)No.3(固形分40wt%PGMEA溶液)
B−1 アデカアークルズNCI−930
(オキシムエステル系ラジカル重合開始剤;ADEKA製)
B−2 IRGACURE OXE01
(オキシムエステル系ラジカル重合開始剤;BASF製)
C−1 カヤラッド DPHA(多官能アクリレート;日本化薬製)
C−2 SPC−3000(多官能アクリレート;昭和電工製)
C−3 エチレン性不飽和化合物No.1
(多官能アクリレート;固形分55wt%PGMEA溶液)
D−1 KBM−403(シランカップリング剤;信越化学製)
D−2 PGMEA
D−3 Irg−369
(α-アミノアルキルフェノン系ラジカル重合開始剤;BASF製)
D−4 Irg−907
(α-アミノアルキルフェノン系ラジカル重合開始剤;BASF製)
[評価例1〜8及び比較評価例1〜6]
下記に示す硬化条件でそれぞれ硬化物を得た。得られた硬化物について透明性、耐薬品試験、体積抵抗率及び感度の評価を行った。結果を[表1]及び[表2]に示す。
(感度)
露光量が30mJ/cm2で現像後のパターンの定着が良好となるものをAとし、露光量が40mJ/cm2で現像後のパターンの定着が不良で露光量が80mJ/cm2において現像後のパターンの定着が良好となるものをBとした。
(透明性)
硬化物が2μmとなるようにスピンコーティングし、プレベイクとして110℃×2分焼成し、高圧水銀ランプにて100mJ/cm2露光、ポストベイクとして230℃×20分焼成して得られた硬化物を作製した。得られた硬化物の、400nm透過率が95%以上あるものを○、95%未満のものを×とした。
(耐薬品試験)
硬化物が2μmとなるようにスピンコーティングし、プレベイクとして110℃×2分焼成し、高圧水銀ランプにて100mJ/cm2露光、ポストベイクとして230℃×20分焼成し硬化物を作製した。作製した硬化物の耐薬品試験は下記の方法で行った。
JIS D 0202の試験方法に従い、硬化物に基盤目状にクロスカットを入れた。次に、作製した硬化物を50℃王水に5分、40℃KOHに5分、45℃ Al酸水溶液(リン酸、硝酸水溶液) に5分及び80℃レジスト剥離液 N−300(ナガセケムテックス) 20分(5分×4回)に順番に浸漬し、水洗した。次いでセロハンテープによってピーリングテストを行い、基盤目の剥離の状態を目視により評価した。全く剥離が認められなかったものを○、剥離が認められたものを×とした。
(体積抵抗率)
クロム基板にクリア膜を2μmとなるようにスピンコーティングし、プレベイクとして110℃×2分焼成し、100mJ/cm2にて高圧水銀ランプにて露光、ポストベイクとして230℃×180分焼成して得られたクリア膜を、85℃、85%RHの高温高湿装置内に100時間静置した後、体積抵抗率の測定を行った。単位はΩ・cmである。
Figure 2017014418
Figure 2017014418
以上の結果より、本発明の硬化性組成物は、高感度で硬化物を形成でき、得られた硬化物が透明性、耐薬品性及び絶縁性に優れることが明らかである。よって、本発明のラジカル重合性組成物は、透明性を有する絶縁膜に対して特に有用である。

Claims (5)

  1. 下記(Ia)及び(Ib)からなる群から選ばれる骨格を少なくとも1つ
    有するポリマー(A)(以下、ポリマー(A)とも記載)と下記一般式(II)で表されるラジカル重合開始剤(B)(以下、ラジカル重合開始剤(B)とも記載)及びポリマー(A)を除くエチレン性不飽和化合物(C)(以下、エチレン性不飽和化合物(C)とも記載)を含有するラジカル重合性組成物。
    Figure 2017014418
    (式中、R1及びR2は、それぞれ独立に、水素原子、炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数6〜20のアリール基、炭素原子数3〜20のシクロアルキル基又は炭素原子数7〜20のアリールアルキル基を表し、
    上記炭素原子数1〜20のアルキル基及び炭素原子数7〜20のアリールアルキル基のアルキレン部分は更に置換基を有する場合があり、
    上記炭素原子数1〜20のアルキル基及び炭素原子数7〜20のアリールアルキル基中のメチレン基は−O−、−S−、−NHCO−、−SO2−、−SS−、−SO−、−CO−又はOCO−で置換される場合もあり、
    ポリマー(A)中に複数のR1及びR2が存在する場合、それぞれ同一の場合も異なる場合もある。)
    Figure 2017014418
    (式中、R3及びR4は、それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数6〜20のアリール基、炭素原子数7〜20のアリールアルキル基又は炭素原子数2〜20の複素環含有基を表し、
    3及びR4で表される炭素原子数1〜20のアルキル基の末端は炭素原子数4〜10のシクロアルキル基である場合もあり、
    3及びR4で表される炭素原子数6〜20のアリール基は、炭素原子数1〜20のアルキル基又はORで置換される場合もあり、
    Rは炭素原子数1〜20のアルキル基を表し、
    Rで表される炭素原子数1〜20のアルキル基は、ハロゲン原子で置換される場合もあり、
    Rで表される炭素原子数1〜20のアルキル基中のメチレン基は、−O−で置換される場合もあり、
    5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12及びR13(以下、R5〜R13とも記載)は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基、カルボキシル基、R14、OR15、SR16、NR1718、COR19、SOR20、SO221又はCONR2223を表し、
    14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22及びR23は、それぞれ独立に、炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数6〜20のアリール基、炭素原子数7〜20のアリールアルキル基又は炭素原子数2〜20の複素環含有基を表し、
    15で表される炭素原子数1〜20のアルキル基は、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基又はカルボキシル基で置換される場合もあり、
    19で表される炭素原子数6〜20のアリール基は、ニトロ基、OR'、炭素原子数1〜20のアルキル基又は炭素原子数2〜20の複素環含有基で置換される場合もあり、
    R'は、炭素原子数1〜20のアルキル基を表し、
    R'で表される炭素原子数1〜20のアルキル基は、その末端が、炭素原子数3〜10の複素環含有基である場合もあり、
    1は、酸素原子、硫黄原子、セレン原子、CR2425、CO、NR26又はPR27を表し、
    24、R25、R26及びR27は、それぞれ独立に、炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数6〜20のアリール基、炭素原子数7〜20のアリールアルキル基、炭素原子数2〜20の複素環含有基を表し、
    26で表される炭素原子数6〜20のアリール基は、−C(R3)=N−O−C(=O)R4で置換される場合もあり、
    2は、単結合又はCOを表し、
    5とR6、R5とR24、R5とR25、R5とR26、R5とR27、R7とR8、R8とR9、R8とR24、R8とR25、R8とR26、R8とR27、R9とR10、R9とR24、R9とR25、R9とR26、R9とR27、R10とR11、R11とR12、R12とR13、R13とR24、R13とR25、R13とR26及びR13とR27は結合して環を形成する場合もある。)
  2. ポリマー(A)が、更に下記(Ic)に示す骨格を有することを特徴とす
    る請求項1記載のラジカル重合性組成物。
    Figure 2017014418
    (式中、R28及びR30は、それぞれ独立に水素原子及び炭素原子数1〜5のアルキル基を表し、
    29は、炭素原子数1〜20のアルカンジイル基を表し、
    上記アルカンジイル基は更に置換基を有する場合があり、
    上記アルカンジイル基中のメチレン基は-O-、-S−、−NHCO−、−SO2−、−SS−、−SO−、−CO−又はOCO−で置換される場合もあり、
    ポリマー(A)中に複数のR28、R29及びR30が存在する場合、それぞれ同一の場合も異なる場合もある。)
  3. ポリマー(A)が、更に下記(Id)に示す骨格を有することを特徴とす
    る請求項1又は2の何れか一項に記載のラジカル重合性組成物。
    Figure 2017014418
    (式中、R31は、水素原子及び炭素原子数1〜5のアルキル基を表し、
    ポリマー(A)中に複数のR31が存在する場合、それぞれ同一の場合も異なる場合もある。)
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載のラジカル重合性組成物を用いた硬化物の製造方法。
  5. 請求項1〜3の何れか一項に記載のラジカル重合性組成物を用いて得られる硬化物。
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