JP2017009191A - 熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ヘッダープレート6の平面を支持するための座部8をコアサポート4に一体に切り起こし形成し、コアサポート4の挿通用端部7をヘッダープレート6の偏平孔5に挿通して、ヘッダープレート6の長手方向端部を座部8に着座させる。
【選択図】 図1
Description
ろう付けに当たって、コアとヘッダーとは適宜な仮固定手段により、両者間が位置決めされる。その位置決め手段としては、従来、先細り加工したチューブをヘッダープレートの偏平孔に挿通してチューブを当て止めした上でTIG溶接で点付けする方法や、一体ろう付け工程まで専用治具で固定する方法が用いられていた。
そこで、本発明はヘッダープレートとコアとの仮固定を簡単な工程で、行うことができる熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段を提供することを課題とする。
前記コア(3)の各偏平チューブ(1)の先端部およびコアサポート(4)の先端部が挿通される偏平孔(5)が並列されたヘッダープレート(6)と、
を具備し、
前記コア(3)とヘッダープレート(6)との間が一体にろう付けされる熱交換器であって、そのろう付け前のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段において、
前記コアサポート(4)の長手方向の端部に、前記偏平孔(5)に嵌合する挿通用端部(7)を有すると共に、そのコアサポート(4)の挿通用端部(7)に隣接して、その挿通用端部(7)よりコアサポート(4)の中央寄りに、前記ヘッダープレート(6)の平面を支持するための座部(8)がコアサポート(4)に一体に切り起こし形成され、
各偏平チューブ(1)の端部および、コアサポート(4)の挿通用端部(7)を、ヘッダープレート(6)の前記偏平孔(5)に挿通して、ヘッダープレート(6)を前記座部(8)に着座させたことを特徴とする熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段である。
前記挿通用端部(7)の少なくとも一部を塑性変形させることにより、その塑性変形部(7a)を前記偏平孔(5)に圧着させたことを特徴とする熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段である。
前記偏平孔(5)がコアの幅方向に形成され、
前記挿通用端部(7)に、その先端に向かって拡開するV字状欠切部(9)(U字状欠切部(9a)を含む、以下同じ)を有し、そのV字の少なくとも片側に端部変形容易部(10)を形成しておき、その端部変形容易部(10)を塑性変形させることにより、その縁を偏平孔(5)の縁に圧着させたことを特徴とする熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段である。
前記挿通用端部(7)に、複数の前記V字状欠切部(9)をその幅方向に並列しておき、その幅方向両端に一対の端部変形容易部(10)を形成しておき、各端部変形容易部(10)を塑性変形させることにより、その縁を偏平孔(5)の両縁に圧着させたことを特徴とする熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段である。
前記挿通用端部(7)に、複数の前記V字状欠切部(9)を有し、それらの前記V字状欠切部(9)の間に少なくとも一つの中央変形容易部(11)を形成しておき、その中央変形容易部(11)をヘッダープレートの長手方向に折り曲げて、その曲げ部を偏平孔(5)の孔縁に圧着させたことを特徴とする熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段である。
その着座によりコア3とヘッダープレート6との位置決めを簡素、簡便に行って、ろう付けを円滑に行うことができる。
それにより、コア3とヘッダープレート6との間を簡素、簡便に仮固定して、ろう付けを円滑に行うことができる。
この場合、端部変形容易部10が、容易に塑性変形するので、小さな力で、かつそれ以外の部分に過剰な荷重を与えることなく、コア3とヘッダープレート6との間を容易、確実に仮固定して、ろう付けを円滑に行うことができる。
この発明によれば、コアサポート4の幅方向の両端が主に塑性変形して偏平孔5に仮固定されるので、コア3とヘッダープレート6との間をより確実に仮固定して、ろう付けを円滑に行うことができる。
この手段でも、コア3とヘッダープレート6との間を容易、簡便に仮固定して、ろう付けを円滑に行うことができる。
この熱交換器は、一例として、図8の分解斜視図に示す空調用の凝縮器に適用することができるものである。(なお、この凝縮器は、実際の使用においては、入口パイプ16が上側、出口パイプ17が下側で、各偏平チューブの偏平面が水平になるように配置される。)
この例では、偏平チューブ1とフィン2とを交互に並列し、その並列方向の両端位置に一対のコアサポート4を配置して、コア3を構成する。そして、そのコア3に対し、図の上下方向の両端にヘッダープレート6とヘッダー本体15とを有するヘッダー23が配置される。ヘッダープレート6には、各偏平チューブ1およびコアサポート4の両端に嵌合する偏平孔5が定間隔に形成されている。また、ヘッダー23の両端には、それぞれ一対の端蓋13が配置されるとともに、その中間部に上側ヘッダー23では、一つの仕切板14が配置され、下側ヘッダー23では2つの仕切板14がそれぞれ適宜位置に配置されている。
図8の例の熱交換器においては、ヘッダー23の入口パイプ16から冷媒18が流入する。この時、冷媒18はコンプレッサーにより圧縮されて比較的高温になっている。その冷媒18は、矢印の如く上下のヘッダー23を各仕切板14間で蛇行状に流通し、その間にコア3の幅方向に流通する冷却風と熱交換され、ヘッダー23の出口パイプ17から流出する。その間に、冷媒18は次第に凝縮され、最終的に過冷却の状態で出口パイプ17から外部に流出するものである。
ここにおいて、本発明の特徴とするところは、そのろう付け前のコア3と上下一対のヘッダープレート6との位置決め仮固定である。
ここで、コアサポート4は予め、プレス成形により、その上下両端に挿通用端部7が形成される。挿通用端部7の横断面外周は、ヘッダープレート6の偏平孔5の内周に整合する。そして、その挿通用端部7には、幅方向に離間して一対のV字状欠切部9が設けられ、その幅方向両端位置に一対の端部変形容易部10が形成される。そして、挿通用端部7に隣接して、コアサポート4の端部に舌片がヘッダープレート6の下面に略平行に切り起こされて座部8を形成する。
この例では、さらに図4に示す如く、コアサポート4の挿通用端部7の幅方向両端の一対の端部変形容易部10が幅方向に塑性変形され、偏平孔5の長軸の孔縁部に端部変形容易部10の塑性変形部7aが圧着される。それにより、一対の挿通用端部7が偏平孔5の長軸側の両縁部に仮固定される。
なお、互いに接触する各部品の少なくとも一方には、予め、ろう材が被覆され、又は塗布されている。そして、その仮組立て体を高温の炉内に挿入し、各部品間を一体的にろう付け固定するものである。
この例においても、挿通用端部7の幅方向両端に位置する端部変形容易部10が、図4に示す如く、鎖線の状態から実線の状態に塑性変形され、偏平孔5の長軸の両端縁にその塑性変形部7aが圧着固定される。
この例においても、挿通用端部7の幅方向両端に位置する端部変形容易部10が偏平孔5の長軸方向に塑性変形されて、その長軸側両縁に塑性変形部7aが圧着固定される。
図6は、その挿通用端部7の塑性変形の他の例である。この例では、コアサポート4の幅方向の両端に位置する一対の端部変形容易部10が偏平孔の短径方向の一方側に塑性変形されるとともに、その中央に位置する中央変形容易部11が他方側に塑性変形され、それにより、コアサポート4の端部とヘッダープレート6とが圧着固定される。
次に図7は、図5に記載の挿通用端部7の塑性変形のまた別の例である。この例では、一対のU字状欠切部9a間に位置する中央変形容易部11が座部8側に塑性変形されて、それにより、コアサポート4とヘッダープレート6とが圧着固定される。
2 フィン
3 コア
4 コアサポート
4a 側壁部
5 偏平孔
6 ヘッダープレート
7 挿通用端部
7a 塑性変形部
8 座部
9a U字状欠切部
10 端部変形容易部
11 中央変形容易部
13 端蓋
14 仕切板
15 ヘッダー本体
16 入口パイプ
17 出口パイプ
19 カシメ爪
20 係止孔
21 窓部
22 側部欠切部
23 ヘッダー
24 凸部
Claims (5)
- 偏平チューブ(1)とフィン(2)とが交互に並列されると共に、その並列方向の両端に一対のコアサポート(4)が配置されたコア(3)と、
前記コア(3)の各偏平チューブ(1)の先端部およびコアサポート(4)の先端部が挿通される偏平孔(5)が並列されたヘッダープレート(6)と、
を具備し、
前記コア(3)とヘッダープレート(6)との間が一体にろう付けされる熱交換器であって、そのろう付け前のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段において、
前記コアサポート(4)の長手方向の端部に、前記偏平孔(5)に嵌合する挿通用端部(7)を有すると共に、そのコアサポート(4)の挿通用端部(7)に隣接して、その挿通用端部(7)よりコアサポート(4)の中央寄りに、前記ヘッダープレート(6)の平面を支持するための座部(8)がコアサポート(4)に一体に切り起こし形成され、
各偏平チューブ(1)の端部および、コアサポート(4)の挿通用端部(7)を、ヘッダープレート(6)の前記偏平孔(5)に挿通して、ヘッダープレート(6)を前記座部(8)に着座させたことを特徴とする熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段。 - 請求項1に記載の熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段において、
前記挿通用端部(7)の少なくとも一部を塑性変形させることにより、その塑性変形部(7a)を前記偏平孔(5)に圧着させたことを特徴とする熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段。 - 請求項2に記載の熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段において、
前記偏平孔(5)がコアの幅方向に形成され、
前記挿通用端部(7)に、その先端に向かって拡開するV字状欠切部(9)(U字状欠切部(9a)を含む、以下同じ)を有し、そのV字の少なくとも片側に端部変形容易部(10)を形成しておき、その端部変形容易部(10)を塑性変形させることにより、その縁を偏平孔(5)の縁に圧着させたことを特徴とする熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段。 - 請求項3に記載の熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段において、
前記挿通用端部(7)に、複数の前記V字状欠切部(9)をその幅方向に並列しておき、その幅方向両端に一対の端部変形容易部(10)を形成しておき、各端部変形容易部(10)を塑性変形させることにより、その縁を偏平孔(5)の両縁に圧着させたことを特徴とする熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段。 - 請求項1に記載の熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段において、
前記挿通用端部(7)に、複数の前記V字状欠切部(9)を有し、それらの前記V字状欠切部(9)の間に少なくとも一つの中央変形容易部(11)を形成しておき、その中央変形容易部(11)をヘッダープレートの長手方向に折り曲げて、その曲げ部を偏平孔(5)の孔縁に圧着させたことを特徴とする熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段。
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2015
- 2015-06-22 JP JP2015125010A patent/JP2017009191A/ja active Pending
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