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JP2017006965A - 金型冷却パイプ、金型冷却装置、金型冷却構造、および金型 - Google Patents

金型冷却パイプ、金型冷却装置、金型冷却構造、および金型 Download PDF

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Abstract

【課題】冷却性能の低下や不純物の堆積による冷却性能の悪化を防止することを可能とした金型冷却パイプを提供する。【解決手段】基端側から先端側へ冷却水を導く供給流路202を内部に形成するとともに冷却穴201の底部へ流出した冷却水を先端側から基端側へ導く戻り流路203を外部に形成するパイプ本体11aと、パイプ本体11aの外周面に沿って形成されるとともに軸線Xに沿って延びる複数の突起部11bとを備え、複数の突起部11bは、それぞれの外周面11cが冷却穴201の内周面201bと接触した状態でパイプ本体11aの中心軸を軸線X上に保持し、かつパイプ本体11aと冷却穴201との間の空間を仕切って複数の戻り流路203を形成する金型冷却パイプを提供する。【選択図】図6

Description

本発明は、金型冷却パイプ、金型冷却装置、金型冷却構造、および金型に関するものである。
従来、外パイプの中に内パイプを配置して冷却水の往路と復路を形成し、これら外パイプおよび内パイプの一端側に、往路に通じる入水接続口と復路に通じる出水接続口とを備えたホース接続口金を取り付けて構成された金型用冷却パイプが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示される金型用冷却パイプにおいて、冷却水が流入する内パイプの一端側(基端側)は、ホース接続口金に取り付けられて固定される。一方、冷却水が流出する内パイプの他端側(先端側)は、固定されずに金型に形成された冷却穴の内部に配置される。
特許第5647773号公報
特許文献1に開示される金型用冷却パイプは、内パイプの先端側が他の部材によって固定されないため、内パイプが延びる軸線と冷却穴が延びる軸線とが一致しない場合がある。例えば、内パイプの基端側のホース接続口金への取付精度が十分でない場合や、内パイプ自体に曲がりが生じている場合に、内パイプが延びる軸線と冷却穴が延びる軸線とが一致しない。
この場合、内パイプの先端側の一部が冷却穴に近接あるいは接触する一方で、内パイプの先端側の他の一部が冷却穴から離間する。そのため、内パイプの先端側から冷却穴へ流出した冷却水は、復路へ導かれる際に円滑に流通せずにその一部が滞留してしまう。冷却水の滞留が生じると、金型が均一に冷却されずに温度差が生じてしまうため、所望の冷却性能が得られない。また、冷却水の滞留が生じる状態が継続すると、滞留する領域に錆やカルキ等の不純物の堆積が発生し、更に冷却性能を悪化させてしまう。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、金型を冷却する冷却穴の底部に流出させた冷却水を円滑に流通させ、冷却性能の低下や不純物の堆積による冷却性能の悪化を防止することを可能とした金型冷却パイプ、金型冷却装置、金型冷却構造、および金型を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明の一態様に係る金型冷却パイプは、金型の内部に軸線に沿って延びるように形成された冷却穴に挿入されるとともに基端側から流入する冷却水を先端側へ導いて前記冷却穴の底部へ流出させる金型冷却パイプであって、前記基端側から前記先端側へ冷却水を導く供給流路を内部に形成するとともに前記冷却穴の前記底部へ流出した冷却水を前記先端側から前記基端側へ導く戻り流路を外部に形成するパイプ本体と、前記パイプ本体の外周面に沿って形成されるとともに前記軸線に沿って延びる複数の突起部とを備え、前記複数の突起部は、それぞれの外周面が前記冷却穴の内周面と接触した状態で前記パイプ本体の中心軸を前記軸線上に保持し、かつ前記パイプ本体と前記冷却穴との間の空間を仕切って複数の前記戻り流路を形成する。
本発明の一態様に係る金型冷却パイプによれば、パイプ本体の内部に形成される供給流路へ導かれた冷却水は、基端側から先端側へ導かれて冷却穴の底部へ流出する。冷却穴の底部へ流出した冷却水は、パイプ本体の外部に形成される戻り流路によって基端側から先端側へ導かれる。
パイプ本体の外周面に沿って形成された軸線に沿って延びる複数の突起部が、その外周面を冷却穴の内周面と接触させた状態でパイプ本体の中心軸を冷却穴が延びる軸線上に保持するため、冷却穴の軸線に対してパイプ本体の中心軸が偏ることが防止される。
また、複数の突起部が、パイプ本体と冷却穴との間の空間を仕切って複数の戻り流路を形成するため、冷却穴へ流出した冷却水が各戻り流路へ円滑に導かれて各戻り流路に隣接する金型が均等に冷却される。
このように、本発明の一態様に係る金型冷却パイプによれば、金型を冷却する冷却穴の底部に流出させた冷却水を円滑に流通させ、冷却性能の低下や不純物の堆積による冷却性能の悪化を防止することが可能となる。
本発明の一態様に係る金型冷却パイプにおいて、前記複数の突起部は、前記パイプ本体の前記先端側の縁部位置またはその近傍位置から前記金型により冷却される製品の前記基端側の端部に対応する位置までの範囲に少なくとも形成される構成であってよい。
上記構成とすることで、冷却穴に流出して複数の戻り流路のそれぞれに流入した冷却水が、隣接する他の戻り流路の冷却水と混合されることなく整流された状態で、少なくとも金型により冷却される製品の基端側の端部に対応する位置まで導かれる。そのため、最も冷却性能が求められる金型が製品と接触する部位において、整流された冷却水による均等な冷却を行うことができる。
上記構成の金型冷却パイプにおいて、前記複数の突起部の前記先端側の端部は、前記軸線に沿って前記基端側から前記先端側に向けて漸次外径が小さくなるテーパ形状となっていてもよい。
このようにすることで、パイプ本体の先端側の端部の外径が冷却穴の内径に比べて小さくなるため、冷却穴へパイプ本体を挿入する作業を容易にすることできる。
本発明の一態様に係る金型冷却パイプにおいて、前記複数の突起部は、前記軸線回りの周方向に等間隔な複数箇所に配置され、前記パイプ本体と前記冷却穴との間の空間を前記周方向に等間隔で仕切って複数の前記戻り流路を形成するものであってもよい。
このようにすることで、冷却穴の底部に流出した冷却水が複数の戻り流路のそれぞれに等量ずつ導かれ、各戻り流路に隣接する金型が均等に冷却される。
本発明の一態様に係る金型冷却装置は、金型の内部に軸線に沿って延びるように形成された冷却穴に挿入される金型冷却装置であって、上記のいずれかに記載の金型冷却パイプと、前記金型の前記基端側の端部に挿入されるとともに前記金型冷却パイプの外側に配置される外パイプと、前記金型冷却パイプの前記基端側の端部と前記外パイプの前記基端側の端部とがそれぞれ取り付けられるとともに、前記金型冷却パイプの内部へ冷却水を導く第1接続口と前記金型冷却パイプと前記外パイプの間から戻される冷却水を外部へ導く第2接続口とを有する接続部とを備える。
本発明の一態様に係る金型冷却装置によれば、金型の内部に軸線に沿って延びるように形成された冷却穴の底部に流出させた冷却水を円滑に流通させ、冷却性能の低下や不純物の堆積による冷却性能の悪化を防止することが可能となる。
本発明の一態様に係る金型冷却装置において、前記複数の突起部は、前記パイプ本体の前記先端側の縁部位置またはその近傍から前記外パイプの前記先端側の端部に対応する位置までの範囲に少なくとも形成されるものであってもよい。
このようにすることで、冷却穴に流出して複数の戻り流路のそれぞれに流入した冷却水が、隣接する他の戻り流路の冷却水と混合されることなく整流された状態で、少なくとも外パイプの先端側の端部に対応する位置まで導かれる。そのため、金型が製品と接触する部位を通過し、更に外パイプの先端側の端部に導かれるまでの範囲において、整流された冷却水による均等な冷却を行うことができる。
本発明の一態様に係る金型冷却構造は、上記に記載の金型冷却装置と、軸線に沿って延びるように形成された冷却穴が内部に形成された金型とを備え、前記冷却穴に前記金型冷却装置が挿入されたものである。
このようにすることで、金型の内部に軸線に沿って延びるように形成された冷却穴の底部に流出させた冷却水を円滑に流通させ、冷却性能の低下や不純物の堆積による冷却性能の悪化を防止することが可能となる。
本発明に係る金型は、基端側から流入する冷却水を先端側へ導く供給流路を内部に形成するとともに前記先端側から前記基端側へ冷却水を導く戻り流路を外部に形成する金型冷却パイプが挿入される金型であって、軸線に沿って延びるように形成されるとともに前記金型冷却パイプが挿入される冷却穴と、前記冷却穴の内周面に沿って形成されるとともに前記軸線に沿って延びる複数の突起部とを備え、前記複数の突起部は、それぞれの内周面が前記金型冷却パイプの外周面と接触した状態で前記金型冷却パイプの中心軸を前記軸線上に保持し、かつ前記金型冷却パイプと前記冷却穴との間の空間を仕切って複数の前記戻り流路を形成する。
本発明の一態様に係る金型によれば、金型冷却パイプの内部に形成された供給流路から冷却穴の底部に冷却水が流出し、金型冷却パイプの外部に形成される戻り流路へ導かれる。
冷却穴の内周面に沿って形成された軸線に沿って延びる複数の突起部が、その内周面を金型冷却パイプの外周面と接触させた状態で金型冷却パイプの中心軸を冷却穴が延びる軸線上に保持するため、冷却穴に対して金型冷却パイプが偏ることが防止される。
また、複数の突起部が、金型冷却パイプと冷却穴との間の空間を仕切って複数の戻り流路を形成するため、冷却穴へ流出した冷却水が各戻り流路へ円滑に導かれて各戻り流路に隣接する金型が均等に冷却される。
このように、本発明の一態様に係る金型によれば、金型の内部に軸線に沿って延びるように形成された冷却穴の底部に流出させた冷却水を円滑に流通させ、冷却性能の低下や不純物の堆積による冷却性能の悪化を防止することが可能となる。
本発明によれば、金型を冷却する冷却穴の底部に流出させた冷却水を円滑に流通させ、冷却性能の低下や不純物の堆積による冷却性能の悪化を防止することを可能とした金型冷却パイプ、金型冷却装置、金型冷却構造、および金型を提供することができる。
第1実施形態のダイカスト鋳造用金型を示す縦断面図である。 図1に示す金型鋳抜ピン冷却装置の分解組立図である。 図1に示す金型鋳抜ピン冷却装置のホース接続口金近傍を示す部分拡大図である。 図1に示す金型鋳抜ピン冷却装置の外パイプの先端側を示す部分拡大図である。 図1に示す金型鋳抜ピン冷却装置の先端側内パイプの先端側を示す部分拡大図である。 図5に示す金型冷却構造のC−C矢視断面図である。 図4に示す金型冷却構造のA−A矢視断面図である。 図4に示す金型冷却構造のB−B矢視断面図である。 内パイプの先端側の端部を冷却穴へ挿入する状態を示す縦断面図である。 変形例の先端側内パイプを示す縦断面図である。 図10に示す先端側内パイプおよび金型鋳抜ピンのF−F矢視断面図である。 第2実施形態の金型冷却構造を示す断面図である。
〔第1実施形態〕
本発明の第1実施形態の金型冷却構造300について、図面を参照して説明する。
図1に示す本実施形態の金型冷却構造300を備えるダイカスト鋳造用金型1は、アルミニウム、亜鉛、マグネシウム等の金属の溶湯を金型に射出して製品の鋳造を行うダイカスト鋳造装置に用いられる金型である。
図1に示すように、ダイカスト鋳造金型1は、金型冷却構造300と、可動型400と、固定型(図示略)とを備える。可動型400は、可動型本体402に連結される油圧シリンダ等の駆動機構(図示略)によって軸線X方向に固定型に対して近接または離間する方向に移動する部材である。
可動型400は、駆動機構によって固定型に対して近接した状態で、可動型キャビティ401と固定型が有する固定型キャビティ(図示略)との間に、キャビティ部500を形成する。
ダイカスト鋳造装置は、ダイカスト鋳造金型1のキャビティ部500へ溶湯を射出して冷却することにより、キャビティ部500の形状と一致した製品を鋳造する。ダイカスト鋳造装置は、溶湯が冷却されて製品となった後に、駆動機構によって可動型400を固定型から離間させ、鋳造された製品を取り出す。以上のようにして、ダイカスト鋳造装置は、製品を製造する。
図1に示す領域P1は、可動型キャビティ401が存在する領域のうち、軸線X上で金型鋳抜ピン200の外周面が溶湯と接触する領域を示している。領域P1の基端側の端部位置X3は、金型鋳抜ピン200により冷却される製品の基端部側の端部に対応する位置となっている。この領域P1は製品が存在する領域であるため、特に金型鋳抜ピン200の十分な冷却性能が求められる領域である。
図1に示す領域P2は、可動型キャビティ401が存在する領域のうち、軸線X上で金型鋳抜ピン200の外周面が溶湯と接触しない領域を示している。この領域における金型鋳抜ピン200は、直接的に溶湯と接触することはないため、領域P1よりは求められる冷却性能が相対的に低い。さらに、図1に示す領域P3は、可動型本体402が配置される領域である。
図1に示すダイカスト鋳造用金型1は、キャビティ部500に突出する金型鋳抜ピン200を備える。金型鋳抜ピン200は、製品に凹所あるいは穴を形成するために用いられる。金型鋳抜ピン200は、可動型キャビティ401および固定型(図示略)とともに、製品の形状を規定する金型の一部を構成する部材である。
鋳抜ピン200の可動型キャビティ401からキャビティ部500に突出した部分は、キャビティ部500へ射出される高温の溶湯と接触する部分である。
製品の製造サイクル(製品1個を製造するのに要する時間)を短縮するためには、キャビティ部500へ射出された溶湯の冷却時間を短縮する必要がある。図1に示すダイカスト鋳造用金型1においては、金型鋳抜ピン200の冷却性能を高める必要があるため、金型鋳抜ピン200の内部を冷却水により冷却する金型冷却構造300を採用している。
図1に示す金型冷却構造300は、金型鋳抜ピン冷却装置100と、金型鋳抜ピン(金型)200とを備え、金型鋳抜ピン200の内部に軸線Xに沿って延びるように形成された冷却穴201に金型鋳抜ピン冷却装置(金型冷却装置)100が挿入された構造である。
金型冷却構造300は、金型鋳抜ピン冷却装置100により冷却水を内パイプ10の基端側(図1中の左側)から先端側(図1中の右側)へ導いて冷却穴201の底部201aへ流出させ、再び冷却穴201の先端側から基端側へ導いて外部へ排出することにより、金型鋳抜ピン200を冷却する構造である。
図1に示す金型鋳抜ピン冷却装置100は、内パイプ(金型冷却パイプ)10と、内パイプ10の外側に配置される外パイプ20と、内パイプ10の基端側(図1中の左側)の端部と外パイプ20の基端側の端部とがそれぞれ取り付けられるホース接続口金(接続部)30とを備える。
図2および図3に示すように、金型鋳抜ピン冷却装置100は、軸線Xに沿って外パイプ20の基端側の端部20aをホース接続口金30の段部30aに突き当て、内パイプ10の基端側の端部12aをホース接続口金30の底部30bに突き当てた状態で、外パイプ20と内パイプ10をそれぞれホース接続口金30に溶接により固定した装置である。
図3に示すように、外パイプ20は、基端側の端部20aをホース接続口金30の段部30aに突き当てた状態で、溶接によりホース接続口金30に固定されている。また、内パイプ10は、基端側の端部12aをホース接続口金30の底部30bに突き当てた状態で、溶接によりホース接続口金30に固定されている。
図3に示すように、ホース接続口金30は、冷却水を外部から供給する冷却水供給ホース601が接続されて内パイプ10の内部へ冷却水を導く入水接続口(第1接続口)31と、冷却水を外部へ排出する冷却水排出ホース602が接続されて内パイプ10と外パイプ20の間から戻される冷却水を外部へ導く出水接続口(第2接続口)32とを有する。
図2および図3に示すように、入水接続口31および出水接続口32は、内周面に雌ねじが形成されて軸線Xに直交する方向に延びる穴である。入水接続口31および出水接続口32は、ホース接続口金30の内部に軸線Xに沿って形成される挿入穴30cに連通している。
冷却水供給ホース601は、ホース接続金具601aの先端側の外周面に形成される雄ねじを入水接続口31の雌ねじに締結することにより、入水接続口31に固定される。同様に、冷却水排出ホース602は、ホース接続金具602aの先端側の外周面に形成される雄ねじを出水接続口32の雌ねじに締結することにより、出水接続口32に固定される。
図2および図3に示すように、基端側内パイプ12の基端側の端部12aは、入水接続口31に面する部分の外周面が切り欠かれた形状となっている。そのため、図3の矢印に示すように、入水接続口31から内パイプ10の基端側の端部12aへ流入した冷却水は、基端側内パイプ12の内部に形成される供給流路202へ導かれて内パイプ10の先端側へ向けて流通する。
図3に示すように、外パイプ20の内周面と基端側内パイプ12の外周面との間には戻り流路203が形成されており、ホース接続口金30の挿入穴30cの基端側内パイプ12の外周側に形成される軸線X回りに延びる筒状の領域に導かれる。この領域は出水接続口32に連通しているため、この領域に導かれた冷却水は出水接続口32から冷却水排出ホース602に導かれる。
図4に示すように、基端側内パイプ12の内部に導かれた冷却水は、先端側内パイプ11の内部へ導かれ、冷却穴201の底部201aへ向けて導かれる。また、冷却水は、金型鋳抜ピン200の内周面201bと先端側内パイプ11の外周面との間の戻り流路203から、外パイプ20の内周面と先端側内パイプ11の外周面との間の戻り流路203を経て、外パイプ20の内周面と基端側内パイプ12の外周面との間の戻り流路203へ導かれる。
基端側内パイプ12と先端側内パイプ11とが接続される接続位置は、供給流路202と戻り流路203とが連通しないように溶接により封止されている。
図4に示すように、外パイプ20の先端側(図4中の右側)の端部20bは、金型鋳抜ピン200の基端側の端部に形成される挿入穴204に挿入されている。外パイプ20の先端側の端部20bの外周面には、軸線Xに沿って間隔を空けた2箇所のOリング取付溝20cに2本のOリング21が取り付けられている。2本のOリング21は、外パイプ20の端部20bが挿入穴204に挿入された状態で、挿入穴204の内周面との間に軸線X回りに延びる無端状のシール領域を形成する。このシール領域により、戻り流路203を流通する冷却水が外パイプ20と挿入穴204との取付け位置から漏出することが防止される。
図5に示すように、先端側内パイプ11は、内部に形成される供給流路202へ導かれた冷却水を、先端側内パイプ11の先端側の端部11dから冷却穴201の底部201aへ流出させる。
図5の断面図に示すように、冷却穴201の底部201aは閉塞されており、かつ軸線Xに沿って先端側へ向けて窪んだ球面形状となっている。そのため、軸線Xに沿って底部201aへ衝突した冷却水は、冷却穴201の外周面に沿って先端側から基端側へ流通方向を反転させる。
図5および図6(図5のC−C矢視断面図)に示すように、先端側内パイプ11は、軸線Xに沿って円筒状に形成されるパイプ本体11aと、パイプ本体11aの外周面に沿って形成されて軸線Xに沿って延びる4本の突起部11bとが一体となった部材である。図6に示すように、パイプ本体11aの外径D1は、冷却穴201の内径D2よりも小さくなっている。
図5は、図6に示すD−D矢視断面図となっている。そのため、図5の断面図においては、突起部11bがパイプ本体11a上方に配置される一方で、パイプ本体11aの下方には突起部11bが配置されない。突起部11bが配置されない位置が、冷却穴201の内周面とパイプ本体11aの外周面との間に形成される戻り流路203が形成される位置となる。
図6に示すように、パイプ本体11aは、基端側から先端側へ冷却水を導く供給流路202を内部に形成するとともに、冷却穴201の底部201aへ流出した冷却水を先端側から基端側へ導く戻り流路203を外部に形成する。
また、4本の突起部11bは、それぞれの外周面11cが冷却穴201の内周面201bと接触した状態でパイプ本体11aの中心軸を軸線X上に保持するように、パイプ本体11aを位置決めする。
図6に示すように、4本の突起部11bは、軸線X回りの周方向に等間隔(90度間隔)で4箇所に配置されている。4本の突起部11bは、パイプ本体11aと冷却穴201の内周面201bとの間の空間を等間隔に仕切り、4つの戻り流路203を形成する。
各戻り流路203の開口面積は同一であるため、冷却穴201の底部201aから各戻り流路203に等量の冷却水が導かれる。
後述するように、突起部11bの先端側の端部11dは、軸線Xに沿って基端側から先端側に向けて漸次外径が小さくなるテーパ形状となっている。そのため、突起部11bの外周面11cは、突起部11bの先端側の縁部に対応する軸線X上の位置X5では冷却穴201の内周面に接触しておらず、テーパ形状の基端側の縁部に対応する軸線X上の位置X4(位置X5の近傍位置)よりも基端部側において冷却穴201の内周面に接触している。
図5および図1に示すように、突起部11bの外周面11cが冷却穴201の内周面に接触する状態は、位置X4から位置X3を経て、冷却穴201の外径が拡大しはじめる軸線X上の位置X2に至るまで維持される。したがって、軸線X上の位置X4から位置X2に至るまでの領域において、等量の冷却水が4つの戻り流路203のそれぞれで流通する状態が維持される。
軸線X上の位置X4から位置X2に至るまでの領域は、可動型キャビティ401が存在する領域のうち軸線X上で金型鋳抜ピン200の外周面が溶湯と接触する領域P1を含んでいる。この領域P1は製品が存在する領域であるため、特に金型鋳抜ピン200の十分な冷却性能が求められる領域である。そのため、領域P1に存在する金型鋳抜ピン200は、4つの戻り流路203を流通する等量の冷却水によって均一に冷却される。
なお、以上の説明においては、突起部11bの先端側の端部11dにテーパ形状が形成されているものとしたが、テーパ形状が形成されないものであってもよい。この場合、突起部11bの先端側の縁部に対応する軸線X上の位置X5よりも基端側において、突起部11bの外周面11cが冷却穴201の外周面に接触することとなる。
次に、冷却穴201の底部201aから4つの戻り流路203へ導かれ、図1に示す位置X2よりもさらに基端側へ導かれる冷却水の流通について説明する。
図1に示す位置X2を基端側に向けて通過した冷却水は、内径が先端側よりも拡大した冷却穴201の内周面201bと先端側内パイプ11の外周面との間の戻り流路203を流通して位置X1(先端側内パイプ11と基端側内パイプ12の連結位置)へ到達する。
図7の断面図に示すように、位置X2から位置X1へ至る領域においては、先端側内パイプ11の突起部11bの外周面11cは冷却穴201の内周面201bに接触していない。これは、位置X4から位置X2へ至る領域と位置X2から位置X1へ至る領域とで突起部11bの形状は一定である一方で、冷却穴201の内径が位置X2の近傍でD2からD3へ拡大しているからである。
なお、位置X2から位置X1へ至る領域においては、戻り流路203が4つの突起部11bによって仕切られていないため、位置X4から位置X2へ至る領域に比べて冷却水の整流効果は低い。しかしながら、軸線Xに沿って延びる突起部11bが先端側内パイプ11の外周面に形成されているため、一定の整流効果を得ることができる。よって、先端側内パイプ11の外周面に突起部11bを形成しない場合に比べて十分な整流効果を得ることができる。
図8の断面図に示すように、位置X2を通過して更に基端側へ向けて戻り流路203を流通する冷却水は、基端側内パイプ12の外周面と外パイプ20の内周面との間に形成される戻り流路203に導かれる。その後、冷却水は、図3に示すように外パイプ20の基端側の端部20aから出水接続口32へ流入し、冷却水排出ホース602へ導かれる。
次に、先端側内パイプ11の先端側の端部11dの形状について図9を用いて説明する。図9は、図6におけるE−E矢視断面図となっている。
図9に示すように、先端側内パイプ11の先端側の端部11dは、軸線Xに沿って基端側から先端側に向けて一定の勾配で漸次外径がD1からD4まで小さくなるテーパ形状となっている。そのため、先端側内パイプ11の端部11dの先端側の縁部の外径D4は、先端側内パイプ11のテーパ形状が形成されない部分の外径D1に対して小さくなっている。
なお、先端側内パイプ11を冷却穴201に挿入する必要があるため、外径D1は、位置X2よりも先端側の冷却穴201の外径D2よりも微小に外径が小さくなっている。そして、外径D4は外径D2よりも更に小さくなっている。
このようにすることで、先端側内パイプ11の端部11dの先端側の縁部を、位置X2よりも先端側の冷却穴201へ挿入する作業を容易にすることができる。
以上においては、位置X2から位置X1へ至る領域においては、戻り流路203が4つの突起部11bによって仕切られていないものとしたが他の態様であってもよい。例えば、位置X2から位置X1へ至る領域においても、戻り流路203が4つの突起部11bによって仕切られるようにしてもよい。
図10は変形例の先端側内パイプ11’を示す縦断面図である。図11は、図10に示す先端側内パイプ11’および金型鋳抜ピン200のF−F矢視断面図である。また、図10は、図11に示す先端側内パイプ11’および金型鋳抜ピン200のG−G矢視断面図である。
図10および図11に示すように、突起部11b’は、位置X1に至るまでの領域においてその外周面11c’が冷却穴の内周面201bに接触するように形成されている。そのため、突起部11b’は、パイプ本体11aの先端側の端部11dの縁部位置(位置X4)またはその近傍(位置X3)から、外パイプ20の先端側の端部に対応する位置までの範囲に少なくとも形成されている。
そのため、冷却穴201に流出して4つの戻り流路203のそれぞれに流入した冷却水が、隣接する他の戻り流路の冷却水と混合されることなく整流された状態で、少なくとも外パイプ20の先端側の端部に対応する位置まで導かれる。
以上説明した本実施形態の内パイプ10、金型鋳抜ピン冷却装置100および金型冷却構造300が奏する作用および効果について説明する。
本実施形態の内パイプ10によれば、パイプ本体11aの内部に形成される供給流路202へ導かれた冷却水は、基端側から先端側へ導かれて冷却穴201の底部201aへ流出する。冷却穴201の底部201aへ流出した冷却水は、パイプ本体11aの外部に形成される戻り流路203によって基端側から先端側へ導かれる。
パイプ本体11aの外周面に沿って形成されて軸線Xに沿って延びる複数の突起部11bが、その外周面を冷却穴201の内周面201bと接触させた状態でパイプ本体11aの中心軸を冷却穴201が延びる軸線X上に保持するため、冷却穴201の軸線Xに対してパイプ本体11aの中心軸が偏ることが防止される。
また、複数の突起部11bが、パイプ本体11aと冷却穴201との間の空間を仕切って複数の戻り流路203を形成するため、冷却穴201へ流出した冷却水が各戻り流路203へ円滑に導かれて各戻り流路203に隣接する金型鋳抜ピン200が均等に冷却される。
このように、本実施形態の内パイプ10によれば、金型鋳抜ピン200を冷却する冷却穴201の底部201aに流出させた冷却水を円滑に流通させ、冷却性能の低下や不純物の堆積による冷却性能の悪化を防止することが可能となる。
本実施形態の内パイプ10において、複数の突起部11bは、パイプ本体1aの先端側の縁部位置X4またはその近傍位置X3から金型鋳抜ピン200により冷却される製品の基端側の端部に対応する位置までの範囲に少なくとも形成される。
そのため、冷却穴201に流出して複数の戻り流路203のそれぞれに流入した冷却水が、隣接する他の戻り流路203の冷却水と混合されることなく整流された状態で、少なくとも金型により冷却される製品の基端側の端部に対応する位置まで導かれる。そのため、最も冷却性能が求められる金型鋳抜ピン200が製品と接触する部位において、整流された冷却水による均等な冷却を行うことができる。
また、本実施形態の内パイプ10において、複数の突起部11bの先端側の端部11dは、軸線Xに沿って基端側から先端側に向けて漸次外径が小さくなるテーパ形状となっている。
このようにすることで、パイプ本体11aの先端側の縁部の外径D4が冷却穴201の内径D2に比べて小さくなるため、冷却穴201へパイプ本体11aを挿入する作業を容易にすることできる。
また、本実施形態の金型冷却パイプにおいて、複数の突起部11bは、軸線X回りの周方向に等間隔な複数箇所に配置され、パイプ本体11aと冷却穴201との間の空間を周方向に等間隔で仕切って複数の戻り流路203を形成する。
このようにすることで、冷却穴201の底部201aに流出した冷却水が複数の戻り流路203のそれぞれに等量ずつ導かれ、各戻り流路203に隣接する金型が均等に冷却される。
本実施形態においては、4本の突起部11bを軸線X回りの周方向に90度ずつの間隔で配置するものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、3本の突起部11bを120度ずつの間隔で配置し、あるいは6本の突起部11bを60度ずつの間隔で配置するなど、任意の本数を任意の等間隔で配置してもよい。
また、本実施形態の金型鋳抜ピン冷却装置100は、金型鋳抜ピン200の内部に軸線Xに沿って延びるように形成された冷却穴201に挿入される金型鋳抜ピン冷却装置100であって、内パイプ10と、外パイプ20と、内パイプ10の基端側の端部と外パイプ20の基端側の端部とがそれぞれ取り付けられるとともに内パイプ10の内部へ冷却水を導く入水接続口31と内パイプ10と外パイプ20の間から戻される冷却水を外部へ導く出水接続口32とを有するホース接続口金30とを備える。
本実施形態の金型鋳抜ピン冷却装置100によれば、金型鋳抜ピン200の内部に軸線Xに沿って延びるように形成された冷却穴201の底部201aに流出させた冷却水を円滑に流通させ、冷却性能の低下や不純物の堆積による冷却性能の悪化を防止することが可能となる。
本実施形態の金型鋳抜ピン冷却装置100において、複数の突起部11bは、パイプ本体11aの先端側の縁部位置X4またはその近傍の位置X3から外パイプ20の先端側の端部に対応する位置までの範囲に少なくとも形成される。
このようにすることで、冷却穴201に流出して複数の戻り流路203のそれぞれに流入した冷却水が、隣接する他の戻り流路203の冷却水と混合されることなく整流された状態で、少なくとも外パイプ20の先端側の端部に対応する位置まで導かれる。そのため、金型鋳抜ピン200が製品と接触する部位を通過し、更に外パイプ20の先端側の端部に導かれるまでの範囲において、整流された冷却水による均等な冷却を行うことができる。
本実施形態の金型冷却構造300は、金型鋳抜ピン冷却装置100と、軸線Xに沿って延びるように形成された冷却穴201が内部に形成された金型鋳抜ピン200とを備え、冷却穴201に金型鋳抜ピン冷却装置100が挿入されたものである。
このようにすることで、金型鋳抜ピン200の内部に軸線Xに沿って延びるように形成された冷却穴201の底部201aに流出させた冷却水を円滑に流通させ、冷却性能の低下や不純物の堆積による冷却性能の悪化を防止することが可能となる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態の金型冷却構造300’は、第1実施形態の金型冷却構造300の変形例であり、以下で特に説明する場合を除いて第1実施形態の金型冷却構造300と同様であるものとする。
第1実施形態の金型冷却構造300は、先端側内パイプ11の外周面に突起部11bを形成し、突起部11bによりパイプ本体11aの中心軸を冷却穴201の軸線Xに一致させるように保持するものであった。
それに対して本実施形態の金型冷却構造300’は、冷却穴201’の内周面201bに突起部201cを形成し、突起部201cにより先端側内パイプ11”の中心軸を冷却穴201’の軸線Xに一致させるように保持するものである。
図12は、本実施形態の金型冷却構造300’を示す断面図である。図12は、第1実施形態の図6と同様に、図5に示す金型冷却構造のC−C矢視断面図に対応する図面である。
図12に示すように、本実施形態の金型冷却構造300’が備える金型鋳抜ピン200’は、先端側内パイプ11が内部に挿入される冷却穴201’が形成されたものである。冷却穴201’は、第1実施形態の冷却穴201と同様に金型鋳抜ピン200’の軸線Xに沿って延びるように形成される。
本実施形態の金型鋳抜ピン200’の冷却穴201’に挿入される先端側内パイプ11”は、基端側から流入する冷却水を先端側へ導く供給流路202を内部に形成するとともに先端側から基端側へ冷却水を導く戻り流路203を外部に形成する部材である。
図12に示す突起部201cは、冷却穴201’の内周面201bに沿って形成されるとともに軸線Xに沿って延びる部材である。突起部201cは、金型鋳抜ピン200’の一部として一体化されている。
図12に示すように、突起部201cは、軸線X回りに90度ずつの間隔で4箇所に形成されている。4つの突起部201cは、それぞれの内周面201dが先端側内パイプ11”の外周面と接触した状態で先端側内パイプ11”の中心軸を軸線X上に保持する。また、突起部201cは、先端側内パイプ11”と冷却穴201’との間の空間を等間隔に仕切って開口面積が等しい4つの戻り流路203を形成する。
各戻り流路203の開口面積は同一であるため、冷却穴201’の底部から各戻り流路203に等量の冷却水が導かれる。
本実施形態の金型鋳抜ピン200’によれば、先端側内パイプ11”の内部に形成された供給流路202から冷却穴201’の底部に冷却水が流出し、先端側内パイプ11”の外部に形成される戻り流路203へ導かれる。
冷却穴201’の内周面201bに沿って形成された軸線Xに沿って延びる複数の突起部201cが、その内周面201dを先端側内パイプ11”の外周面と接触させた状態で先端側内パイプ11”の中心軸を冷却穴201’が延びる軸線X上に保持するため、冷却穴201’に対して先端側内パイプ11”が偏ることが防止される。
また、複数の突起部201cが、先端側内パイプ11”と冷却穴201’との間の空間を仕切って複数の戻り流路203を形成するため、冷却穴201’へ流出した冷却水が各戻り流路203へ円滑に導かれて各戻り流路203に隣接する金型鋳抜ピン200’が均等に冷却される。
このように、本実施形態の金型鋳抜ピン200’によれば、金型鋳抜ピン200’の内部に軸線Xに沿って延びるように形成された冷却穴201’の底部に流出させた冷却水を円滑に流通させ、冷却性能の低下や不純物の堆積による冷却性能の悪化を防止することが可能となる。
1 ダイカスト鋳造用金型
10 内パイプ(金型冷却パイプ)
11,11’,11” 先端側内パイプ
11a パイプ本体
11b,11b’ 突起部
11c,11c’ 外周面
11d 端部
12 基端側内パイプ
12a 端部
20 外パイプ
20a,20b 端部
20c Oリング取付溝
21 Oリング
30 ホース接続口金(接続部)
31 入水接続口(第1接続口)
32 出水接続口(第2接続口)
100 金型鋳抜ピン冷却装置(金型冷却装置)
200,200’ 金型鋳抜ピン(金型)
201,201’ 冷却穴
201a 底部
201b 内周面
201c 突起部
201d 内周面
202 供給流路
203 戻り流路
204 挿入穴
300,300’ 金型冷却構造
400 可動型
500 キャビティ部
X 軸線
本発明の一態様に係る金型冷却パイプにおいて、前記複数の突起部は、前記パイプ本体の前記先端側の縁部位置またはその近傍位置から前記金型により冷却される製品の前記基端側の端部に対応する位置までの範囲に少なくとも形成される。
このようにすることで、冷却穴に流出して複数の戻り流路のそれぞれに流入した冷却水が、隣接する他の戻り流路の冷却水と混合されることなく整流された状態で、少なくとも金型により冷却される製品の基端側の端部に対応する位置まで導かれる。そのため、最も冷却性能が求められる金型が製品と接触する部位において、整流された冷却水による均等な冷却を行うことができる。
本発明の一態様に係る金型冷却パイプにおいて、前記複数の突起部の前記先端側の端部は、前記軸線に沿って前記基端側から前記先端側に向けて漸次外径が小さくなるテーパ形状となってい
このようにすることで、パイプ本体の先端側の端部の外径が冷却穴の内径に比べて小さくなるため、冷却穴へパイプ本体を挿入する作業を容易にすることできる。

Claims (8)

  1. 金型の内部に軸線に沿って延びるように形成された冷却穴に挿入されるとともに基端側から流入する冷却水を先端側へ導いて前記冷却穴の底部へ流出させる金型冷却パイプであって、
    前記基端側から前記先端側へ冷却水を導く供給流路を内部に形成するとともに前記冷却穴の前記底部へ流出した冷却水を前記先端側から前記基端側へ導く戻り流路を外部に形成するパイプ本体と、
    前記パイプ本体の外周面に沿って形成されるとともに前記軸線に沿って延びる複数の突起部とを備え、
    前記複数の突起部は、それぞれの外周面が前記冷却穴の内周面と接触した状態で前記パイプ本体の中心軸を前記軸線上に保持し、かつ前記パイプ本体と前記冷却穴との間の空間を仕切って複数の前記戻り流路を形成する金型冷却パイプ。
  2. 前記複数の突起部は、前記パイプ本体の前記先端側の縁部位置またはその近傍位置から前記金型により冷却される製品の前記基端側の端部に対応する位置までの範囲に少なくとも形成される請求項1に記載の金型冷却パイプ。
  3. 前記複数の突起部の前記先端側の端部は、前記軸線に沿って前記基端側から前記先端側に向けて漸次外径が小さくなるテーパ形状となっている請求項2に記載の金型冷却パイプ。
  4. 前記複数の突起部は、前記軸線回りの周方向に等間隔な複数箇所に配置され、前記パイプ本体と前記冷却穴との間の空間を前記周方向に等間隔で仕切って複数の前記戻り流路を形成する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の金型冷却パイプ。
  5. 金型の内部に軸線に沿って延びるように形成された冷却穴に挿入される金型冷却装置であって、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の金型冷却パイプと、
    前記金型の前記基端側の端部に挿入されるとともに前記金型冷却パイプの外側に配置される外パイプと、
    前記金型冷却パイプの前記基端側の端部と前記外パイプの前記基端側の端部とがそれぞれ取り付けられるとともに、前記金型冷却パイプの内部へ冷却水を導く第1接続口と前記金型冷却パイプと前記外パイプの間から戻される冷却水を外部へ導く第2接続口とを有する接続部とを備える金型冷却装置。
  6. 前記複数の突起部は、前記パイプ本体の前記先端側の縁部位置またはその近傍から前記外パイプの前記先端側の端部に対応する位置までの範囲に少なくとも形成される請求項5に記載の金型冷却装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の金型冷却装置と、
    軸線に沿って延びるように形成された冷却穴が内部に形成された金型とを備え、
    前記冷却穴に前記金型冷却装置が挿入された金型冷却構造。
  8. 基端側から流入する冷却水を先端側へ導く供給流路を内部に形成するとともに前記先端側から前記基端側へ冷却水を導く戻り流路を外部に形成する金型冷却パイプが挿入される金型であって、
    軸線に沿って延びるように形成されるとともに前記金型冷却パイプが挿入される冷却穴と、
    前記冷却穴の内周面に沿って形成されるとともに前記軸線に沿って延びる複数の突起部とを備え、
    前記複数の突起部は、それぞれの内周面が前記金型冷却パイプの外周面と接触した状態で前記金型冷却パイプの中心軸を前記軸線上に保持し、かつ前記金型冷却パイプと前記冷却穴との間の空間を仕切って複数の前記戻り流路を形成する金型。
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