[go: up one dir, main page]

JP2017001484A - ウィンカー付灯火装置 - Google Patents

ウィンカー付灯火装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017001484A
JP2017001484A JP2015116217A JP2015116217A JP2017001484A JP 2017001484 A JP2017001484 A JP 2017001484A JP 2015116217 A JP2015116217 A JP 2015116217A JP 2015116217 A JP2015116217 A JP 2015116217A JP 2017001484 A JP2017001484 A JP 2017001484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
unit
mirror
blinker
lighting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015116217A
Other languages
English (en)
Inventor
正美 河辺
Masami Kawabe
正美 河辺
高嶋 豊隆
Toyotaka Takashima
豊隆 高嶋
賢斗 松元
Kento Matsumoto
賢斗 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2015116217A priority Critical patent/JP2017001484A/ja
Publication of JP2017001484A publication Critical patent/JP2017001484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】ウィンカー付灯火装置において、コンパクト化を容易に図れるようにする。【解決手段】車両の外方に向けて光を照射する灯火部2と、車両に設けられたウィンカースイッチの操作によって点滅するウィンカー部3と、灯火部2及びウィンカー部3に光を投射する光源部4と、光源部4から出射された光の配光を制御する配光制御部5と、を備え、配光制御部5は、独立して揺動可能とされ、光源部4からの光を反射する複数のミラーセルを有するミラーアレイ10を備え、ウィンカースイッチの操作に応じて、少なくとも一部のミラーセルの傾斜角度を変化させることによって、灯火部2に投射される光と、ウィンカー部3に投射される光との配光を切り替えるウィンカー付灯火装置を提供する。【選択図】図9

Description

この発明は、ウィンカー付灯火装置に関する。
車両には、前照灯(ヘッドライト)や、車幅灯(ポジションライト)、補助前照灯(サブヘッドライト)、尾灯(テールライト)、制動灯(ストップライト)、霧灯(フォグライト)、昼間点灯用(デイライト)などの灯火装置が設けられている。例えば特許文献1には、進路変更などを灯火の点滅で表示する方向指示器(ウィンカー)と車幅灯とを同じ筐体(ハウジング)内に収容し、灯体をユニット化したもの(ウィンカー付灯火装置)が開示されている。
特開2012−243452号公報
しかしながら、従来のウィンカー付灯火装置では、ウィンカー用の光源(ランプ)と灯火用の光源(ランプ)とを別々にハウジング内に収容する必要があり、ランプの数を減らすことが困難であるため、ウィンカー付灯火装置のコンパクト化を図ることが難しい。
本発明は、上述した事情に鑑みたものであって、コンパクト化を容易に図ることが可能なウィンカー付灯火装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の車両用のウィンカー付灯火装置は、車両の外方に向けて光を照射する灯火部と、前記車両に設けられたウィンカースイッチの操作によって点滅するウィンカー部と、前記灯火部及び前記ウィンカー部に光を投射する光源部と、前記光源部から出射された光の配光を制御する配光制御部と、を備え、前記配光制御部は、独立して揺動可能とされ、前記光源部からの光を反射する複数のミラーセルを有するミラーアレイを備え、前記ウィンカースイッチの操作に応じて、少なくとも一部の前記ミラーセルの傾斜角度を変化させることによって、前記灯火部に投射される光と、前記ウィンカー部に投射される光との配光を切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、ウィンカースイッチの操作に応じて、少なくとも一部のミラーセルの傾斜角度を変化させて、光源部から灯火部に投射される光と、光源部からウィンカー部に投射される光との配光を切り替えることで、同一の光源部を用いて灯火部の点灯とウィンカー部の点滅とを行うことが可能となる。これにより、ウィンカー付灯火装置のコンパクト化を容易に図ることができる。
本発明の第一実施形態に係るウィンカー付灯火装置及びこれを設けた車両を示す正面図である。 図1のウィンカー付灯火装置の概略を示す断面図である。 図2のウィンカー付灯火装置に備えるミラーアレイの概略を示す平面図である。 図3のミラーアレイのミラーセルの概略を示す平面図である。 図4のミラーセルの概略を示す断面図である。 図2のウィンカー付灯火装置に備える反射鏡の概略を示す平面図である。 図1〜5に示すウィンカー付灯火装置に備える配光制御部の構成を示すブロック図である。 車両の直線走行時における灯火部の点灯状態、及び、ウィンカー部の一時点灯状態を示す模式図である。 車両の直線走行時におけるウィンカー付灯火装置の動作を説明するための模式図であり、(a)はウィンカー部の一時点灯時、(b)はウィンカー部の消灯時を示す。 車両のカーブ走行時における灯火部の点灯状態、及び、ウィンカー部の一時点灯状態を示す模式図である。 車両のカーブ走行時におけるウィンカー付灯火装置の動作を説明するための模式図であり、(a)はウィンカー部の一時点灯時、(b)はウィンカー部の消灯時を示す。 灯火部が消灯した状態におけるウィンカー付灯火装置の動作を説明するための模式図である。 灯火部が点灯した状態におけるウィンカー付灯火装置の動作の変形例を示す模式図である。 ミラーアレイの動作の変形例を説明するための模式図である。 図14のミラーアレイの動作を利用したウィンカー部の形状例を示す模式図である。 図14のミラーアレイの動作を利用したウィンカー部の動作例を示す模式図である。 本発明の第二実施形態に係るウィンカー付灯火装置に備える反射鏡を示す平面図である。 図17の反射鏡におけるウィンカー部の構成を示す断面図である。 図17のウィンカー部における複数の拡散部と、拡散部において反射した光の光路断面との関係を示す模式図である。
〔第一実施形態〕
以下、図1〜13を参照して本発明の第一実施形態について説明する。
本実施形態に係るウィンカー付灯火装置1は、図1に示すように、リーン姿勢(車両Vを車幅(左右)方向に傾ける姿勢)で旋回する車両の一種である自動二輪車に設けられる。
ウィンカー付灯火装置1は、図1,2,7に示すように、灯火部2と、ウィンカー部3と、光源部4と、配光制御部5と、を備える。
灯火部2は、車両Vの外方に向けて光を照射する。本実施形態の灯火部2は、車両Vに設けられた灯火スイッチ(不図示)の操作によって車両Vの外方に光を照射する。本実施形態の灯火部2は、主に車両Vの前方の路面等の所定の照射領域(例えば図8に示す照射領域LA1,LA2)を照らす前照灯(ヘッドライト)を構成する。
ウィンカー部3は、車両Vに設けられたウィンカースイッチ(不図示)の操作によって点滅する。
光源部4は、灯火部2及びウィンカー部3に光を投射する。
配光制御部5は、光源部4から出射された光の配光を制御する。配光制御部5は、独立して揺動可能とされ、光源部4からの光を反射する複数のミラーセル20(図3〜5参照)を有するミラーアレイ10を備え、ウィンカースイッチの操作に応じて、少なくとも一部のミラーセル20の傾斜角度を変化させることによって、灯火部2に投射される光と、ウィンカー部3に投射される光との配光を切り替える。
また、本実施形態の配光制御部5は、灯火スイッチの操作や車両Vの姿勢等の状態に応じて、少なくとも一部のミラーセル20の傾斜角度を変化させることによって、灯火部2に投射される光の配光を切り替える。
以下、本実施形態のウィンカー付灯火装置1の具体的な構成について説明する。
図1,2に示すように、ウィンカー付灯火装置1は、ハウジング11に光源部4、ミラーアレイ10、反射鏡14及びレンズカバー15を設けて構成されている。光源部4、ミラーアレイ10及び反射鏡14はハウジング11の内部に設けられている。レンズカバー15は、透明な材料からなり、ハウジング11の開口部11Aに設けられている。図1において、ハウジング11の開口部11A及びレンズカバー15は、平面視矩形状に形成されているが、これに限ることはない。
本実施形態においてハウジング11の開口部11Aは車両Vの前方に向いている。このため、本実施形態では、光源部4から出射された光が、ミラーアレイ10及び反射鏡14において順番に反射し、さらに、レンズカバー15を通過した上で、主に車両Vの前方に照射される。
光源部4は、ミラーアレイ10の全てのミラーセル20(図3参照)に向けて光を照射する。本実施形態の光源部4は、LED(Light Emitting Diode)であるが、例えばフィラメント灯であってもよい。光源部4の数は、例えば複数であってもよいが、本実施形態では一つである。
レンズカバー15は、ハウジング11の開口部11Aを覆うように設けられる。レンズカバー15は、例えば、光源部4から出射されてハウジング11の開口部11Aから外部に照射される光の広がりが一定となるように形成されている。
図6に示すように、反射鏡14の反射面14Aは、任意の形状に形成されてよいが、本実施形態では左右方向に凹状に湾曲している。本実施形態の反射鏡14では、図6における反射鏡14の左右方向が車両Vの車幅方向(図1参照)に対応し、反射鏡14の上下方向が車両Vの上下方向(図1参照)や路面における車両Vの前後方向に対応する。
反射鏡14は、図2に例示するように一枚だけ設けられてもよいが、例えば二枚以上設けられてもよい。すなわち、ウィンカー付灯火装置1は、例えばミラーアレイ10からの光を複数の反射鏡14で繰り返し反射させた上で、レンズカバー15を通過するように構成されてもよい。
反射鏡14の反射面14Aは、第一反射領域14A1、第二反射領域14A2及び第三反射領域14A3の三種類の反射領域に区画されている。また、図1に示すように、レンズカバー15における光の通過領域は、上記反射面14Aの区画に対応するように、第一通過領域15A、第二通過領域15B及び第三通過領域15Cの三種類の領域に区画されている。
図6に示すように、反射鏡14の第一反射領域14A1は、反射面14Aのうち左右方向の中央に位置する。第一反射領域14A1の面積は、第二反射領域14A2及び第三反射領域14A3よりも大きい。また、図1に示すように、レンズカバー15の第一通過領域15Aは、第一反射領域14A1と同様に、レンズカバー15のうち左右方向の中央に位置する。第一通過領域15Aの面積は、後述の第二通過領域15B及び第三通過領域15Cよりも大きい。
反射鏡14の第一反射領域14A1において反射した光は、図8に示すように、レンズカバー15の第一通過領域15Aを通過した上で、車両Vの前方の第一照射領域LA1に照射される。第一照射領域LA1は、車両Vの車幅方向の中央に位置する。すなわち、反射鏡14の第一反射領域14A1及びレンズカバー15の第一通過領域15Aは、本実施形態の灯火部2のうち主前照灯(メインヘッドライト)としての第一灯火部2Aを構成する。
図6に示すように、反射鏡14の第二反射領域14A2は、反射面14Aのうち第一反射領域14A1の左右方向の両側に位置する。また、図1に示すように、レンズカバー15の第二通過領域15Bは、第二反射領域14A2と同様に、レンズカバー15のうち第一通過領域15Aの左右方向の両側に位置する。
反射鏡14の第二反射領域14A2において反射した光は、図8に示すように、レンズカバー15の第二通過領域15Bを通過した上で、車両Vの前方の第二照射領域LA2に照射される。第二照射領域LA2は、第一照射領域LA1の左右方向の両側に隣り合せて位置する。すなわち、反射鏡14の第二反射領域14A2及びレンズカバー15の第二通過領域15Bは、本実施形態の灯火部2のうち副前照灯(サブヘッドライト)としての第二灯火部2Bを構成する。第二灯火部2Bは、第一灯火部2Aの左右方向の両側に位置する。
本実施形態において、第一照射領域LA1に対する二つの第二照射領域LA2(LA2R,LA2L)の左右の位置は、二つの第二反射領域14A2、二つの第二通過領域15Bの左右の位置に対応している。例えば、第一反射領域14A1、第一通過領域15Aの右側に位置する第二反射領域14A2、第二通過領域15Bに投射された光は、車両Vの前方において第一照射領域LA1の右側に位置する第二照射領域LA2Rに照射される。
図6に示すように、反射鏡14の第三反射領域14A3は、反射面14Aのうち第一反射領域14A1の左右両側かつ第二反射領域14A2の下側に隣り合せて位置する。第三反射領域14A3の面積は、第二反射領域14A2よりも小さい。また、図1に示すように、レンズカバー15の第三通過領域15Cは、第三反射領域14A3と同様に、レンズカバー15のうち第一通過領域15Aの左右両側に位置し、かつ、第二通過領域15Bの下側に隣り合せて位置する。第三通過領域15Cの面積は、第二通過領域15Bよりも小さい。
反射鏡14の第三反射領域14A3において反射した光は、レンズカバー15の第三通過領域15Cを通過する。これら反射鏡14の第三反射領域14A3及びレンズカバー15の第三通過領域15Cは、本実施形態のウィンカー部3を構成する。ウィンカー部3は、第二灯火部2Bと同様に、第一灯火部2Aの左右方向の両側に位置する。
図2,6に示すように、本実施形態のウィンカー部3は、光源部4からの光が投射される領域に対応して設けられるカラーフィルタ16を備える。カラーフィルタ16は、着色された光透過性部材からなり、ウィンカー部3に投射される光を透過させることで着色された色光とする。カラーフィルタ16の色は例えば橙色である。この場合、カラーフィルタ16を透過した光は橙色光となる。
カラーフィルタ16は、少なくともミラーアレイ10からレンズカバー15に至る間の光路中に設けられていればよい。すなわち、カラーフィルタ16は、例えばレンズカバー15の第三通過領域15Cに設けられてもよいが、本実施形態では、反射鏡14の一部である第三反射領域14A3に設けられている。
以上のように構成される本実施形態のウィンカー部3は、例えば図1のように車両Vの前方のみに向けて光を出射するように構成されてもよいが、例えば車両Vの前方及び側方に向けて光を照射するように構成されてもよい。
また、ウィンカー部3の点滅は、例えば光源部4を点滅させることで行われてもよいし、例えば光源部4が点灯している状態でミラーアレイ10のミラーセル20を適宜揺動させることで行われてもよい。
ミラーアレイ10は、図2,3に示すように、複数のミラーセル20を有して光源部4からの光を反射し、反射鏡14の反射面14Aに投射する。
本実施形態のミラーアレイ10では、図3における左右方向が車両Vの車幅方向(図1参照)に対応し、図3における上下方向が車両Vの上下方向(図1参照)や路面における車両Vの前後方向に対応する。
本実施形態のミラーアレイ10では、複数のミラーセル20のうち一部のミラーセル20が第一ミラーセル群10Aを構成し、複数のミラーセル20のうち残部のミラーセル20が第二ミラーセル群10Bを構成する。
第一ミラーセル群10Aを構成するミラーセル20は、光源部4からの光を反射して灯火部2のみに投射する。本実施形態において、第一ミラーセル群10Aを構成するミラーセル20は、光源部4からの光を反射して反射鏡14の第一反射領域14A1や第二反射領域14A2に投射する(例えば図9参照)。
一方、第二ミラーセル群10Bを構成するミラーセル20は、光源部4からの光を反射してウィンカー部3に投射する第一傾斜角度(不図示)と、光源部4からの光を反射して灯火部2に投射する第二傾斜角度(不図示)との間で揺動する。本実施形態において、第二ミラーセル群10Bを構成するミラーセル20は、光源部4からの光を反射して反射鏡14の第三反射領域14A3に投射する第一傾斜角度と、光源部4からの光を反射して反射鏡14の第一反射領域14A1や第二反射領域14A2に投射する第二傾斜角度との間で揺動する(例えば図9参照)。
本実施形態において、第一ミラーセル群10A及び第二ミラーセル群10Bは、ミラーアレイ10を上下方向に区画した縦方向第一ミラーセル群10AH及び縦方向第二ミラーセル群10BHとして構成されることがある。縦方向第二ミラーセル群10BHは、例えば縦方向第一ミラーセル群10AHの下側に配される。縦方向第一ミラーセル群10AHを構成するミラーセル20の反射面の総面積は、縦方向第二ミラーセル群10BHを構成するミラーセル20の反射面の総面積よりも大きい。
また、本実施形態において、第一ミラーセル群10A及び第二ミラーセル群10Bは、ミラーアレイ10を左右方向に区画した横方向第一ミラーセル群10AW及び横方向第二ミラーセル群10BWとして構成されることがある。横方向第一ミラーセル群10AWは、ミラーアレイ10のうち左右方向の中央に配される。また、横方向第二ミラーセル群10BWは、横方向第一ミラーセル群10AWの左右両側に一つずつ配される。横方向第一ミラーセル群10AWを構成するミラーセル20の反射面の総面積は、各横方向第二ミラーセル群10BWを構成するミラーセル20の反射面の総面積よりも大きい。
縦方向第二ミラーセル群10BHや横方向第二ミラーセル群10BWを構成するミラーセル20は、光源部4からの光を反射して、面積が相互に異なる第一、第二反射領域14A1,14A2と、第三反射領域14A3とに投射することがある。このため、ミラーアレイ10のうち縦方向第二ミラーセル群10BHや横方向第二ミラーセル群10BWを構成する部位では、複数の小さなミラーセル20が縦横に配列されている。
一方、縦方向第一ミラーセル群10AHかつ横方向第一ミラーセル群10AWを構成するミラーセル20は、光源部4からの光を反射して常に灯火部2に投射する。このため、ミラーアレイ10のうち縦方向第一ミラーセル群10AHかつ横方向第一ミラーセル群10AWを構成する部位では、例えば縦方向第二ミラーセル群10BHや横方向第二ミラーセル群10BWを構成するミラーセル20よりも大きなミラーセルが配されてもよい。ただし、本実施形態において、ミラーアレイ10のうち縦方向第一ミラーセル群10AHかつ横方向第一ミラーセル群10AWを構成する部位は、縦方向第二ミラーセル群10BHや横方向第二ミラーセル群10BWと同様に、複数の小さなミラーセル20を縦横に配列して構成される。すなわち、本実施形態のミラーアレイ10は、複数の小さなミラーセル20を縦横に配列して構成されている。
縦方向第二ミラーセル群10BHや横方向第二ミラーセル群10BWを構成する複数のミラーセル20は、それぞれ独立して揺動可能である。また、縦方向第二ミラーセル群10BHや横方向第二ミラーセル群10BWを構成する各ミラーセル20の反射面は、ミラーアレイ10の上下左右、及び、これらを組み合わせた任意の方向に向けることができる。すなわち、第二ミラーセル群10Bを構成し得るミラーセル20では反射する光の向きを自在に変えることができる。
一方、縦方向第一ミラーセル群10AHかつ横方向第一ミラーセル群10AWを構成するミラーセル20は、例えば揺動しなくてもよいが、本実施形態では第二ミラーセル群10Bを構成し得るミラーセル20と同様に揺動可能である。
以下、ミラーセル20の具体的構成の一例について説明する。
ミラーセル20は、例えば図4,5に示すように、ベース部21と、ベース部21に対して揺動可能に支持され、光源部4からの光を所定の方向に反射させるミラー板22と、を備える。
ミラー板22は、平坦な反射面22Aを有する。ミラー板22は、ベース部21に対して任意の方向に揺動可能である。ミラー板22は、任意の平面視形状に形成されてよいが、本実施形態では平面視矩形状に形成されている。
ベース部21の構成は任意であってよいが、本実施形態のベース部21は、板状のベース本体23と、ベース本体23の主面23A上に設けられ、ミラー板22をベース本体23の主面23Aの上方に間隔をあけた位置で揺動可能に支持する支持部24とを備える。
ベース本体23は、例えば基板または板状に形成された絶縁材である。支持部24は、ベース本体23の主面23Aから突出して設けられ、ミラー板22を囲む枠部25と、ミラー板22の周縁部から枠部25まで延びる複数の梁部26と、を備える。
枠部25は、ミラー板22に対応する平面視形状に形成されている、すなわち、本実施形態では平面視矩形状に形成されている。
複数の梁部26は、枠部25の周方向に間隔をあけて配列される。各梁部26は、例えば弾性変形可能に形成される。本実施形態において、各梁部26は、ミラー板22の角部とこれに対向する枠部25の角部とを接続する。
これらミラー板22、枠部25、梁部26は、例えば、鉄やニッケル等の軟磁性体、または、半導体からなる基板によって構成することができる。また、ミラー板22の反射面22Aは、例えば、金やアルミ等の金属薄膜を基板に蒸着させることで形成することができる。
また、本実施形態のミラーセル20は、ミラー板22を所望の傾斜角度に変位させるための構成として、ベース本体23の主面23Aに配される複数の電極27を備える。複数の電極27は、ベース本体23の主面23Aのうちミラー板22に対向する領域において枠部25の周方向に互いに間隔をあけて配列される。本実施形態では、電極27がミラー板22の各角部に配されている。
この構成において、ミラー板22を傾斜させる場合には、例えば複数の電極27のうち選択された一部の電極27に駆動電位を印加する。また、ミラー板22に接地電位を印加する。これにより、印加された電極27とその直上に位置するミラー板22の部位との間に静電引力(クーロン力)が発生する。この静電引力によって上記ミラー板22の部位がベース本体23に近づくことでミラー板22が傾斜する。また、選択された電極27に印加する駆動電位の大きさを調整することで、ミラー板22の傾斜角度を変化させ、ミラー板22を所望の傾斜角度に設定することができる。また、駆動電位が印加される電極27を変えることで、ミラー板22を揺動させることができる。
本実施形態におけるミラー板22の傾斜角度(すなわち、ミラーセル20の傾斜角度)の変化は、後述するミラーアレイ制御部17に制御される。
本実施形態の配光制御部5は、図7に示すように、前述したミラーアレイ10と、ミラーアレイ10の動作を制御するミラーアレイ制御部17と、を備える。
本実施形態のミラーアレイ制御部17は、車両Vの状態を検出する状態検出部18の検出結果に基づいてミラーアレイ10の動作を制御する。状態検出部18には、車両Vの少なくともウィンカースイッチの状態を検出するスイッチ検出部18Aと、車両Vの姿勢を検出する姿勢検出部18Bとが含まれる。
スイッチ検出部18Aは、ウィンカースイッチがウィンカー部3を点滅させる位置及びウィンカー部3を消灯させる位置のいずれに配されているか、を検出する。ウィンカー部3を点滅させる位置には、左と右の二つの位置があり、スイッチ検出部18Aはこれら二つの位置も区別する。
また、スイッチ検出部18Aは、灯火スイッチが灯火部2を点灯させる位置及び灯火部2を消灯させる位置のいずれに配されているか、を検出する。
本実施形態では、灯火部2が第一灯火部2A及び第二灯火部2Bを備えるため、灯火スイッチは、灯火部2のうち第一灯火部2Aを点灯させるための主灯火スイッチと、灯火部2のうち第二灯火部2Bを点灯させるための副灯火スイッチと、を含む。これら主灯火スイッチ及び副灯火スイッチは、例えば一体であってもよいし、例えば別個であってもよい。主灯火スイッチ及び副灯火スイッチが別個である場合、スイッチ検出部18Aは、主灯火スイッチ、副灯火スイッチの各々の位置を検出する。
スイッチ検出部18Aにおいて検出されたウィンカースイッチや灯火スイッチの位置を示す信号は、ミラーアレイ制御部17に送出される。
本実施形態の姿勢検出部18Bには、車速度センサ、ハンドル角度センサ、車両傾斜センサが含まれる。車速度センサは、車両Vの車速を検出する。ハンドル角度センサは、操舵輪(本実施形態では前輪タイヤ)が車両Vの前後方向に向いている状態を基準として、操舵輪の左右への回転角度(ハンドル角度)を検出する。車両傾斜センサは、例えばジャイロセンサであり、車両Vが直立した状態(図1,8参照)を基準とした車両Vの左右への傾斜角度(以下、リーン角度と呼ぶ。)を検出する。これら車速度センサ、ハンドル角度センサ、車両傾斜センサにおいて検出された車速、ハンドル角度、リーン角度を示す信号は、ミラーアレイ制御部17に送出される。
ミラーアレイ制御部17は、上記した状態検出部18の検出結果に基づいて、ミラーアレイ10の複数のミラーセル20の傾斜角度を適宜変化させる。
ミラーアレイ制御部17は、例えばスイッチ検出部18Aにおいて検出されたウィンカースイッチや灯火スイッチの位置に基づいて、ミラーアレイ10の複数のミラーセル20の傾斜角度を適宜変化させる。また、ミラーアレイ制御部17は、例えば姿勢検出部18Bにおいて検出されたリーン角度に基づいて、ミラーアレイ10の複数のミラーセル20の傾斜角度を適宜変化させる。
さらに、ミラーアレイ制御部17は、例えば車速及びリーン角度に基づいて車両Vのコーナリング半径を求めてもよい。この場合、ミラーアレイ制御部17は、コーナリング半径により車両Vの走行状態(旋回状態)を予測し、この予測に基づいてミラーアレイ10の複数のミラーセル20の傾斜角度を適宜変化させる。なお、ハンドル角度センサ、車両傾斜センサにおいて検出されるハンドル角度、リーン角度のデータ更新は、車速度センサにおいて検出される車速のデータ更新よりも早い。このため、例えば所定の車速におけるハンドル角度及びリーン角度の変位を検出し、上記したコーナリング半径を求めることで、車両Vの走行状態を予測してもよい。
ミラーアレイ制御部17は、各ミラーセル20の複数の電極27(図4,5参照)に対して駆動電位を選択的に印加することによって、ミラーセル20の傾斜角度を変化させる。ミラーアレイ制御部17は、例えば、電極27に対して駆動電位を印加した状態に保持する機能、すなわち、ミラーセル20を所定の傾斜角度の保持する機能を備えてもよい。ミラーアレイ制御部17は、複数のミラーセル20を独立して制御することができる。
また、本実施形態のウィンカー付灯火装置1は、光源部4の動作を制御する光源制御部30を備える。光源制御部30は、前述したスイッチ検出部18Aの検出結果に基づいて光源部4の動作を制御する。このため、本実施形態では、スイッチ検出部18Aにおいて検出されたウィンカースイッチや灯火スイッチの位置を示す信号が、光源制御部30にも送出される。
光源制御部30は、ウィンカースイッチがウィンカー部3を点滅させる位置に配された状態、また、灯火スイッチが灯火部2を点灯させる位置に配された状態で、光源部4を点灯させる。また、光源制御部30は、ウィンカースイッチがウィンカー部3を消灯させる位置に配され、かつ、灯火スイッチが灯火部2を消灯させる位置に配された状態で、光源部4を消灯させる。
光源制御部30は、例えば状態検出部18の検出結果に基づいて、光源部4の光量を変化させてもよい。
次に、上記構成のウィンカー付灯火装置1を車両Vに設けた場合の動作について説明する。ここでは、車両Vの状態変化に伴うウィンカー付灯火装置1の動作について説明する。本実施形態における車両Vの状態変化には、車両Vのウィンカースイッチや灯火スイッチの状態変化、及び、車両Vの姿勢変化が含まれる。
〔灯火部が点灯し、かつ、車両が傾斜しない場合〕
はじめに、図8,9を参照して、灯火スイッチの操作に応じて灯火部2が点灯した状態、かつ、車両Vがその車幅方向に傾斜しない状態で走行する場合のウィンカー付灯火装置1の動作について、説明する。
図8に示すように、車両Vが、その車幅方向に傾斜しない状態(例えばリーン角度が0度または微小な角度)で走行する場合、具体的には、直線の道路や、直線の道路に近い曲率半径の大きいカーブを走行したりする場合、また、曲率半径の小さいカーブであっても車速が十分に小さい状態で旋回したりする場合を考える。上記したカーブの走行には、湾曲した道路における走行だけではなく、交差点を曲がるときの走行も含まれる。
車両Vがその車幅方向に傾斜しない状態で走行する場合、すなわち、姿勢検出部18Bからの信号に基づいて得られたリーン角度が0度または微小である場合、ウィンカー付灯火装置1の灯火部2の光は、道路のうち車両Vの前方(進行方向Dの奥側(前側))の領域を照射する。この照射領域は、車両Vの車幅方向の中央の第一照射領域LA1、及び、第一照射領域LA1に対して車幅方向両側に位置する第二照射領域LA2である。
このようにウィンカー付灯火装置1から光を出射させるためには、図9(b)に示すように、光源部4から出射され、縦方向第一ミラーセル群10AH及び縦方向第二ミラーセル群10BHを構成するミラーセル20(すなわちミラーアレイ10の全てのミラーセル20)において反射する光が、反射鏡14の第一反射領域14A1及び第二反射領域14A2に投射されるように、ミラーアレイ制御部17が全てのミラーセル20の傾斜角度を設定する。
本実施形態では、ミラーアレイ10のうち横方向第一ミラーセル群10AWにおいて反射する光が、反射鏡14の第一反射領域14A1(第一灯火部2A)に投射されるように、ミラーアレイ制御部17が横方向第一ミラーセル群10AWのミラーセル20の傾斜角度を設定する。これにより、反射鏡14の第一反射領域14A1において反射した光が、レンズカバー15の第一通過領域15Aを通過し、第一照射領域LA1を照射する(図8参照)。
一方、二つの横方向第二ミラーセル群10BWにおいて反射する光は、反射鏡14のうち各横方向第二ミラーセル群10BWに対応する側の各第二反射領域14A2(各第二灯火部2B)に投射されるように、ミラーアレイ制御部17が横方向第二ミラーセル群10BWのミラーセル20の傾斜角度を設定する。例えば、ミラーアレイ制御部17は、右側の横方向第二ミラーセル群10BWにおいて反射した光が右側の第二反射領域14A2(第二灯火部2B)に投射されるように、右側の横方向第二ミラーセル群10BWの傾斜角度を設定する。これにより、反射鏡14の各第二反射領域14A2において反射した光が、レンズカバー15の各第二通過領域15Bを通過し、各第二照射領域LA2を照射する(図8参照)。
この状態において、ウィンカースイッチを操作してウィンカー部3を点滅させる際、ミラーアレイ制御部17は、図9(a)に示すように、縦方向第二ミラーセル群10BHを構成するミラーセル20が、光源部4からの光を反射して反射鏡14の第三反射領域14A3に投射するように、縦方向第二ミラーセル群10BHのミラーセル20を第一傾斜角度に設定する。これにより、反射鏡14の第三反射領域14A3において反射した光が、レンズカバー15の第三通過領域15Cを通過する(図8参照)、すなわち、ウィンカー部3が点灯(一時点灯)する。
また、ミラーアレイ制御部17は、図9(b)に示すように、縦方向第二ミラーセル群10BHを構成するミラーセル20が、光源部4からの光を反射して反射鏡14の第一反射領域14A1や第二反射領域14A2に投射するように、縦方向第二ミラーセル群10BHのミラーセル20を第一傾斜角度と異なる第二傾斜角度に設定する。これにより、反射鏡14の第三反射領域14A3やレンズカバー15の第三通過領域15Cには光が到達しない、すなわち、ウィンカー部3が消灯(一時消灯)する。
以上のことから、ミラーアレイ制御部17は、縦方向第二ミラーセル群10BHのミラーセル20が、上記した第一傾斜角度と第二傾斜角度と間で揺動するように、縦方向第二ミラーセル群10BHのミラーセル20の動作を制御することで、ウィンカー部3が点滅する。
上記したウィンカー部3の点滅動作において、図9(a)に示すようにウィンカー部3が一時点灯している状態では、縦方向第一ミラーセル群10AHを構成するミラーセル20が光源部4からの光を反射して反射鏡14の第一反射領域14A1や第二反射領域14A2に投射するように、ミラーアレイ制御部17が縦方向第一ミラーセル群10AHのミラーセル20の傾斜角度を設定する。具体的に、縦方向第一ミラーセル群10AHのうち横方向第一ミラーセル群10AWを構成するミラーセル20は、光源部4からの光を反射して反射鏡14の第一反射領域14A1全体に投射する。また、縦方向第一ミラーセル群10AHのうち各横方向第二ミラーセル群10BWを構成するミラーセル20は、光源部4からの光を反射して反射鏡14の各第二反射領域14A2全体に投射する。すなわち、ウィンカー部3が一時点灯した状態であっても、灯火部2の点灯状態が確保される。
一方、ウィンカー部3の点滅動作において、図9(b)に示すようにウィンカー部3が一時消灯している状態では、ウィンカー部3が点滅しない場合と同様に、ミラーアレイ10の全てのミラーセル20において反射する光が、反射鏡14の第一反射領域14A1や第二反射領域14A2に投射されるように、ミラーアレイ制御部17が全てのミラーセル20の傾斜角度を設定する。
また、上記したウィンカー部3の点滅動作において、図9(a)に示すようにウィンカー部3が一時点灯している状態では、ウィンカー部3が一時消灯している状態と比較して、光源制御部30が光源部4の光量を増やす。これにより、ウィンカー部3の一時点灯時における灯火部2の明るさ(灯火部2の光によって照射される照射領域LA1,LA2の明るさ)が、ウィンカー部3の一時消灯時における灯火部2の明るさよりも暗くなることを防止できる。
〔灯火部が点灯し、かつ、車両が傾斜する場合〕
次に、図10,11を参照して、灯火スイッチの操作に応じて灯火部2が点灯した状態、かつ、車両Vが所定の車速を維持しながらカーブを走行できるように、車両Vがその車幅方向に傾斜した状態で走行する場合のウィンカー付灯火装置1の動作について、説明する。
図10に示すように、車両Vが傾斜した状態で走行する場合、すなわち、姿勢検出部18Bからの信号に基づいて得られたリーン角度θが所定角度以上である場合に、ミラーアレイ制御部17が何も制御しないと、カーブの外側に位置する一方の第二照射領域LA2Rが、第一照射領域LA1よりも車両Vの進行方向Dの奥側に位置する。一方、車両Vがカーブを走行する際に車両Vの運転者が積極的に見たい方向はカーブの内側である。
このため、車両Vがカーブを走行する際には、カーブの外側に位置する一方の第二照射領域LA2Rが、カーブの内側に位置する他方の第二照射領域LA2Lに隣り合う位置に移動するように、ミラーアレイ制御部17が一方の第二照射領域LA2Rに対応する一方の横方向第二ミラーセル群10BWのミラーセル20の傾斜角度を変化させる。
このようにウィンカー付灯火装置1から光を出射するためには、図11(b)に示すように、一方の横方向第二ミラーセル群10BWにおいて反射する光が、反射鏡14のうち他方の横方向第二ミラーセル群10BWに対応する第二反射領域14A2やその近傍において反射するように、一方の横方向第二ミラーセル群10BWのミラーセル20の傾斜角度が設定されればよい。他方の横方向第二ミラーセル群10BWのミラーセル20の傾斜角度は、車両Vがその車幅方向に傾斜しない状態で走行する場合と同様に設定されてよい。
そして、反射鏡14のうち左右一方の第二反射領域14A2やその近傍において反射した光は、図10に示すように、レンズカバー15のうち左右一方の第二通過領域15Bを通過し、二つの第二照射領域LA2を照射する。これにより、二つの第二照射領域LA2を、第一照射領域LA1に対してカーブの内側に配することができる。
この状態において、ウィンカースイッチを操作してウィンカー部3を点滅させる際のミラーセル20の動作は、車両Vが傾斜しない場合と同様である。
すなわち、ミラーアレイ制御部17は、図11(a)に示すように、縦方向第二ミラーセル群10BHを構成するミラーセル20が、光源部4からの光を反射して反射鏡14の第三反射領域14A3に投射するように、縦方向第二ミラーセル群10BHのミラーセル20を第一傾斜角度に設定する。これにより、ウィンカー部3が一時点灯する。
また、ミラーアレイ制御部17は、図11(b)に示すように、縦方向第二ミラーセル群10BHを構成するミラーセル20が、光源部4からの光を反射して反射鏡14の第一反射領域14A1や第二反射領域14A2に投射するように、縦方向第二ミラーセル群10BHのミラーセル20を第二傾斜角度に設定する。これにより、ウィンカー部3が一時消灯する。
〔灯火部が消灯している場合〕
次に、図12を参照して、灯火スイッチの操作に応じて灯火部2が消灯した状態におけるウィンカー付灯火装置1の動作について説明する。ここでの説明は、車両Vが走行しているか否かを問わない。
灯火部2が消灯した状態において、ウィンカースイッチを操作してウィンカー部3を点滅させる際、ミラーアレイ制御部17は、図12に示すように、ミラーアレイ10の全てのミラーセル20が、光源部4からの光を反射して反射鏡14の第三反射領域14A3に投射するように、全てのミラーセル20の傾斜角度を設定する。その上で、光源制御部30が、光源部4を点滅させることで、ウィンカー部3が点滅する。
以上説明したように、本実施形態のウィンカー付灯火装置1によれば、ウィンカースイッチの操作に応じて、ミラーアレイ10のうち縦方向第二ミラーセル群10BHを構成するミラーセル20、または、全てのミラーセル20の傾斜角度を変化させて、光源部4から灯火部2に投射される光と、光源部4からウィンカー部3に投射される光との配光を切り替える。このため、同一の光源部4を用いて灯火部2の点灯とウィンカー部3の点滅とを行うことが可能となる。これにより、ウィンカー付灯火装置1のコンパクト化を容易に図ることができる。
また、本実施形態のウィンカー付灯火装置1によれば、灯火スイッチの操作に応じて灯火部2が点灯している場合に、縦方向第二ミラーセル群10BHのミラーセル20が第一傾斜角度と第二傾斜角度との間で揺動することにより、ウィンカー部3を点滅させることができる。すなわち、ウィンカー部3の一時点灯と一時消灯とを繰り返すことができる。また、ウィンカー部3の点滅動作時においてウィンカー部3が一時消灯している状態では、縦方向第二ミラーセル群10BHのミラーセル20において反射した光も灯火部2に投射されるため、光源部4の光を有効に利用できる。
また、本実施形態のウィンカー付灯火装置1によれば、ウィンカー部3がカラーフィルタ16を備えるため、ウィンカー部3に投射される光をカラーフィルタ16において着色された色光(橙色光)とすることができる。一方、灯火部2に投射される光はカラーフィルタ16を通らないため、灯火部2の光は、光源部4と同じ色の光(例えば白色光)であり、ウィンカー部3の光の色と異なる。光の色が灯火部2とウィンカー部3とで異なることで、灯火部2の光とウィンカー部3の光とを容易に見分けることができる。特に、本実施形態では、レンズカバー15において、灯火部2をなす第一、第二通過領域15Bと、ウィンカー部3をなす第三通過領域15Cとが隣接しているため、灯火部2とウィンカー部3との間で光の色を異ならせることは有効である。
また、本実施形態のウィンカー付灯火装置1によれば、カラーフィルタ16が反射鏡14の第三反射領域14A3(反射鏡14の一部)に設けられているため、レンズカバー15の第三通過領域15Cに設けられる場合と比較して、カラーフィルタ16の大きさを小さく設定できる。
上記第一実施形態のウィンカー付灯火装置1においては、例えば灯火部2のうち第一灯火部2Aのみが点灯し、第二灯火部2Bは点灯しなくてもよい。すなわち、副前照灯は常に機能しなくてもよい。
第一灯火部2Aのみを点灯させる場合には、例えば図13(b)に示すように、光源部4から出射されてミラーアレイ10を構成する全てのミラーセル20において反射する光が、反射鏡14の第一反射領域14A1に投射されるように、ミラーアレイ制御部17が全てのミラーセル20の傾斜角度を設定すればよい。これにより、光源部4から出射された光を反射鏡14の第一反射領域14A1及び第二反射領域14A2の両方に投射する場合と比較して、光源部4の光量を減らしても、すなわち、消費電力を小さくしても、第一灯火部2Aの明るさを確保することができる。
また、上記のように第一灯火部2Aのみが点灯している状態において、ウィンカースイッチを操作してウィンカー部3を点滅させる際には、例えば第一実施形態の場合と同様に、縦方向第二ミラーセル群10BHを構成するミラーセル20を、光源部4からの光を反射して反射鏡14の第三反射領域14A3に投射させる第一傾斜角度と、光源部4からの光を反射して反射鏡14の第一反射領域14A1に投射させる第二傾斜角度との間で揺動させてもよい。
また、上記のように第一灯火部2Aのみが点灯している状態において、ウィンカースイッチを操作してウィンカー部3を点滅させる場合には、例えば図13に示すように、横方向第一ミラーセル群10AWの左右両側の二つの横方向第二ミラーセル群10BWを、左右両側のウィンカー部3に各々対応させ、左右各々の横方向第二ミラーセル群10BWを左右各々のウィンカー部3の点滅に利用してもよい。
具体的に説明すれば、図13のように左右のいずれか一方のウィンカー部3を点滅させる場合には、一方のウィンカー部3に対応する一方の横方向第二ミラーセル群10BWを構成するミラーセル20を、図13(a)に示すように、光源部4からの光を反射して反射鏡14のうち一方のウィンカー部3をなす一方の第三反射領域14A3に投射させる第一傾斜角度と、図13(b)に示すように、光源部4からの光を反射して反射鏡14の第一反射領域14A1に投射させる第二傾斜角度と、の間で揺動させてもよい。
また、上記第一実施形態のウィンカー付灯火装置1では、例えば図14に示すように、複数のミラーセル20のうち少なくとも一部のミラーセル20が、ウィンカースイッチの操作に応じて、光源部4からの光をウィンカー部3の一部に投射されるスポット光SLとし、かつ、スポット光SLがウィンカー部3内で移動するように揺動してもよい。
具体的に、スポット光SLは、複数のミラーセル20において反射して、反射鏡14の第三反射領域14A3の一部や、レンズカバー15の第三通過領域15Cの一部に投射される光である。
スポット光SLは、これを作る複数のミラーセル20が連携して揺動することでウィンカー部3内(図14において反射鏡14の第三反射領域14A3内)を移動する。スポット光SLは、残像効果を得られる程度の速さでウィンカー部3内を移動する。これにより、ウィンカー部3(第三反射領域14A3)全体に、複数のミラーセル20において反射した光を投射することができる。
スポット光SLの作成及び移動は、ウィンカー部3の一時点灯時のみに行われる。このため、例えば、灯火部2を点灯させながらウィンカー部3を点滅させる場合、ウィンカー部3に用いるミラーセル20は、ウィンカー部3の一時点灯時に対応するミラーセル20の第一傾斜角度を基準として、残像効果が得られる程度の速さで揺動すればよい。
スポット光SLは、例えばウィンカー部3に用いる全てのミラーセル20によって一つだけ作られてもよいが、図14に示す例では複数作られる。以下、スポット光SLについてより具体的に説明する。
ウィンカー部3に用いる複数のミラーセル20のうち一部(図14において五つ)のミラーセル20を一つのセルユニット10Uとし、一つのセルユニット10Uによって一つのスポット光SLが作られる。同一のセルユニット10Uを構成する複数のミラーセル20は、図14のように左右方向に配列されてもよいが、任意に配列されてよい。
ウィンカー部3に向けて投射される各スポット光SLのスポット光投射領域SLAは、ウィンカー部3の一部領域(スポット光移動領域SMA)において移動する。
スポット光移動領域SMAは帯状であり、スポット光投射領域SLAはスポット光移動領域SMAの長手方向に移動する。このため、スポット光移動領域SMAの短手方向の寸法は、これに対応するスポット光投射領域SLAの寸法と同等である。
図14において、スポット光移動領域SMAの長手方向の寸法は、これに対応するスポット光投射領域SLAの寸法の五倍に設定されているが、これに限ることはない。また、帯状のスポット光移動領域SMAは、例えば図14のように折り返さずに直線状に形成されてもよいし、例えば途中で折り返すように形成されてもよい。また、スポット光移動領域SMAの長手方向は、例えば図14のように左右方向に延びてもよいが、これに限ることはない。
複数のスポット光移動領域SMAは、図14例示するように縦横に配列されることに限らず、少なくとも互いに隣り合うように配列されていればよい。
スポット光SLを作成したり移動させたりするためのミラーセル20の動作は、ミラーアレイ制御部17(図7参照)によって制御できる。
上記構成を採用する場合、スポット光SLがウィンカー部3内において残像効果を得られる程度の速さで移動することで、ウィンカー部3を明るく照らすことができる。このため、ウィンカー部3に用いるミラーセル20の数が少なくても、ウィンカー部3の明るさを確保することができる。また、より多くのミラーセル20を灯火部2に使用することが可能となり、灯火部2の明るさを容易に確保することができる。したがって、光源部4の光量を増やすことなく、すなわち、消費電力を大きくすることなく、ウィンカー部3及び灯火部2の明るさを確保することができる。
上記したスポット光SL及びこれを移動させる手法は、例えば灯火部2に投射される光に適用されてもよい。この場合には、ウィンカー部3が一時点灯する際に灯火部2に用いるミラーセル20の数が、ウィンカー部3が一時消灯の際の数よりも少なくなっても、光源部4の光量を増やすことなく、灯火部2の明るさを確保することができる。
上記のようにウィンカー部3に投射される光をスポット光SLとする場合には、例えば図15に示すように、ウィンカー部3内におけるスポット光移動領域SMA(スポット光の移動領域)が所定形状をなしてもよい。
図15(a),(b)に例示する形状は、いずれも複数のスポット光移動領域SMAを用いて作成されている。図15(a)に例示する形状は、四角形状であり、直線状に延びる複数のスポット光移動領域SMAをその幅方向(図15(a)において上下方向)に互いに隣り合わせて配列することで得られる。また、図15(b)に例示する形状は、左右の一方(図15(b)において右方)を頂点とする三角形状であり、直線状に延びる帯状の第一スポット光移動領域SMA1の上下両側に、途中で折り返す帯状の第二スポット光移動領域SMA2を配列することで得られる。
複数のスポット光移動領域SMAにおける相対的なスポット光投射領域SLAの移動方向は、残像効果によって好適に所定形状に見えるように設定されるとよい。具体的には、二つのスポット光投射領域SLAが互いに隣り合った状態で同じ方向に移動しないように設定されるとよい。
例えば、複数のスポット光移動領域SMAが図15(a)のように配列される場合、スポット光投射領域SLAの移動方向は、互いに隣り合う二つのスポット光移動領域SMAの間で互いに逆向きに設定されるとよい。
また、例えば、複数のスポット光移動領域SMAが図15(b)のように配列される場合、スポット光投射領域SLAの移動開始位置が、第一スポット光移動領域SMA1と第二スポット光移動領域SMA2との間で互いに離れて位置するとよい。さらに、第二スポット光移動領域SMA2のうち第一スポット光移動領域SMA1に隣接する領域において移動するスポット光投射領域SLAの移動方向が、第一スポット光移動領域SMA1におけるスポット光投射領域SLAの移動方向と逆向きに設定されるとよい。
ウィンカー部3内におけるスポット光移動領域SMAが所定形状をなす場合、車両Vが曲がる方向を明確に示すことができる。特に、所定形状が左右の一方を頂点とする三角形状である場合、曲がる方向を矢印で示すことになるため、車両Vが曲がる方向をより明確に示すことができる。
所定形状は、三角形状や四角形状に限らず、円形状など任意の形状であってよい。また、所定形状は、例えば文字、数字、記号を表す形状であってもよい。
また、スポット光移動領域SMAによって形成されるウィンカー部3の所定形状は、例えば図16に示すように、ウィンカー部3の点滅毎に変化してもよい。この場合には、車両Vが曲がる方向をさらに明確に示すことができる。
〔第二実施形態〕
次に、図17〜19を参照して本発明の第二実施形態について説明する。
第二実施形態は、第一実施形態に対して、ウィンカー部の構成のみについて異なり、その他の構成は同じである。また、第一実施形態と同一構成には同一符号を付して詳細説明は省略する。
図17に示すように、本実施形態に係るウィンカー付灯火装置のウィンカー部3Nは、第一実施形態と同様に、車両Vに設けられたウィンカースイッチの操作によって点滅するものであり、反射鏡14の第三反射領域14A3やレンズカバー15の第三通過領域15C(図1参照)によって構成される。
その上で、本実施形態のウィンカー部3Nは、図17,18に示すように、光源部4からの光Lが投射される領域に対応して設けられる拡散部50を備える。拡散部50は、ウィンカー部3Nに投射された光Lを拡散させる。拡散部50は、例えばフレネルレンズやプリズム等であってもよいが、本実施形態の拡散部50は凸レンズである。
拡散部50は、少なくともミラーアレイ10からレンズカバー15に至る間の光路中に設けられていればよい。拡散部50は、例えばレンズカバー15の第三通過領域15Cに設けられてもよいが、本実施形態では、反射鏡14の第三反射領域14A3に設けられている。
また、本実施形態の拡散部50は、互いに間隔をあけて複数配列されている。本実施形態において、複数の拡散部50には、反射鏡14の第三反射領域14A3の中央部に位置する第一拡散部50Aと、第三反射領域14A3の左右方向の各端部において上下方向に間隔をあけて配列される二つの第二拡散部50Bと、が含まれる。各第二拡散部50Bは、第一拡散部50Aに対して上方向または下方向にずれて位置する。
さらに、本実施形態のウィンカー部3Nは、第一実施形態と同様のカラーフィルタ16Nを備えてもよい。カラーフィルタ16Nは、例えば拡散部50によって拡散された光Lを透過させるように配されてもよいし、例えばカラーフィルタ16Nを透過した色光を拡散部50によって拡散するように配されてもよい。
本実施形態では、図8に例示するように、反射鏡14の反射面14A上に、カラーフィルタ16Nと拡散部50とが順番に重ねて配されている。このため、ウィンカー部3Nに投射される光Lは、カラーフィルタ16Nを透過して色光となった上で、拡散部50によって拡散される。
カラーフィルタ16Nは、例えば反射鏡14の第三反射領域14A3全体に設けられてもよいが、本実施形態では、第三反射領域14A3のうち拡散部50と重なる部位にのみ設けられている。
本実施形態のウィンカー付灯火装置を車両Vに設けた場合の動作は、第一実施形態と同様である。
ただし、本実施形態において、ウィンカー部3Nを点滅させる場合、具体的にはウィンカー部3Nを一時点灯させる場合には、ウィンカー部3Nに投射される光Lが拡散部50のみに投射されるように、ミラーアレイ制御部17が、縦方向第二ミラーセル群10BHや横方向第二ミラーセル群10BWを構成するミラーセル20の傾斜角度を適宜設定するとよい。
ウィンカー部3Nに投射される光Lを拡散部50のみに投射するためには、例えば、ウィンカー部3Nに投射される光Lをスポット光SL(図14参照)とし、このスポット光SLを拡散部50に投射すればよい。
また、本実施形態では、ウィンカー部3Nが複数の拡散部50を備えるため、ウィンカー部3Nを一時点灯させる際には、例えば複数のスポット光SLを、全ての拡散部50または選択された拡散部50にそれぞれ投射してもよい。
そして、拡散部50に投射される光Lは拡散部50によって拡散されるため、図19に示すように、拡散部50を透過した後の光Lの光路断面PSは、拡散部50から離れるにしたがって大きくなる。本実施形態では、拡散部50を透過した光Lがレンズカバー15の第三通過領域15Cに投射されるため、光路断面PSはレンズカバー15の第三通過領域15Cに近づくにしたがって大きくなる。図19においては、レンズカバー15の第三通過領域15Cにおける光Lの光路断面PSを示している。
また、相互に隣り合う拡散部50にそれぞれスポット光SLを投射した場合には、レンズカバー15の第三通過領域15Cにおいて、隣り合う光路断面PSの一部を互いに重ね合せることができる。
以上説明したように、本実施形態のウィンカー付灯火装置によれば、上記第一実施形態と同様の効果を奏する。
また、本実施形態のウィンカー付灯火装置によれば、ウィンカー部3Nに投射された光Lが拡散部50によって拡散される。このため、ウィンカー部3Nにおいて光Lが投射される領域が小さくても、車両Vの外側から見えるウィンカー部3Nの点滅の領域を大きくすることができる。したがって、ウィンカー部3Nをコンパクトに構成でき、ウィンカー付灯火装置の小型化を図ることができる。特に、本実施形態では、反射鏡14のうちウィンカー部3Nを構成する第三反射領域14A3を小さく設定できるため、ウィンカー付灯火装置の小型化を図ることができる。
また、本実施形態のウィンカー付灯火装置によれば、ウィンカー部3Nをなすカラーフィルタ16N及び拡散部50が第三反射領域14A3において分散して配されている。このため、例えば光源部4からの光Lを第三反射領域14A3全体に投射した場合には、第三反射領域14A3において反射した光Lを、ほぼ着色されていない光(例えば白色光)として、レンズカバー15の第三通過領域15Cに通過させることができる。したがって、反射鏡14の第三反射領域14A3及びレンズカバー15の第三通過領域15Cを、ウィンカー部3N及び灯火部2(第一灯火部2Aや第二灯火部2B)の両方に利用することもできる。
また、本実施形態のウィンカー付灯火装置によれば、複数の拡散部50にそれぞれスポット光SLを投射した際に、拡散部50によって拡大された複数の光路断面PSを互いに重ね合せることができる。このため、光Lが投射される拡散部50を適宜選択することで、ウィンカー部3Nの点滅(一時点灯)を、三角形状や四角形状などの所望の形状の表示光として外部に表示できる。これにより、車両Vが曲がる方向をより明確に示すことができる。
例えば図19(a)に示すように、全ての拡散部50にスポット光SLを投射した場合には、全ての拡散部50によって拡大された五つの光Lの光路断面PSが互いに重なり合うことで、外部に表示されるウィンカー部3Nの表示光を四角形状とすることができる。
また、例えば図19(b)に示すように、第一拡散部50A、及び、第一拡散部50Aに対して左右方向のいずれか一方に位置する二つの第二拡散部50Bにスポット光SLを投射した場合には、これら第一拡散部50A及び二つの第二拡散部50Bによって拡大された三つの光Lの光路断面PSが互いに重なり合うことで、外部に表示されるウィンカー部3Nの表示光を三角形状とすることができる。
上記した第二実施形態のウィンカー付灯火装置では、複数の拡散部50によって形成されるウィンカー部3Nの表示光の形状が、図16に例示したように、ウィンカー部3Nの点滅毎に変化してもよい。この場合には、車両Vが曲がる方向をさらに明確に示すことができる。
また、第二実施形態のウィンカー部3Nでは、例えばカラーフィルタ16Nと拡散部50とが一体に形成されてもよい。すなわち、凸レンズ等の拡散部50自体が、例えば橙色などに着色された光透過性部材によって構成されてもよい。
以上、本発明の詳細について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
ウィンカー付灯火装置は、例えば反射鏡14を備えなくてもよい。すなわち、ミラーアレイ10において反射した光は、例えば、灯火部2やウィンカー部3,3Nとして構成されるレンズカバー15の第一通過領域15Aや第二通過領域15B、第三通過領域15Cに直接投射されてもよい。
また、灯火部2は、例えば、車両Vの後方に向けて光を照射する制動灯(ストップライト)及び尾灯(テールライト)の一方または両方を構成してもよいし、車両Vの前方を照らす前照灯(ヘッドライト)及び霧灯(フォグライト)の一方または両方を構成してもよい。また、灯火部2は、例えば、車両Vの外方(前方や後方、側方)に向けて光を照射する車幅灯(ポジションライト)を構成してもよい。
また、灯火部2が制動灯を構成する場合には、例えば、図14〜16に例示したスポット光SL及びこれを移動させる手法を利用し、灯火部2内におけるスポット光SLの移動領域(スポット光移動領域SMA)によって文字や記号等の所定形状を形成してもよい。
この場合には、例えば、灯火部2において異なる文字(例えば「停」という文字と「止」という文字)を順番に一時点灯させてもよい。また、例えば、灯火部2において大きさの異なる形状のものを順番に一時点灯させてもよい。このように灯火部2の点灯を制御することで、車両Vの後方の車両に対する注意喚起を効果的に行うことができる。
また、上記実施形態では、灯火スイッチを備える車両Vを一例として説明したが、本発明のウィンカー付灯火装置は、例えば灯火スイッチを備えず灯火部2を常時点灯させる車両Vにも適用可能である。
また、本発明のウィンカー付灯火装置は、自動二輪車に適用されることに限らず、例えば、自動三輪車やスノーモービル、ATV(全地形走行車)等のようにリーン姿勢で旋回する他の車両、あるいは、リーン姿勢で旋回しない自動四輪車等の車両にも適用することが可能である。
1 ウィンカー付灯火装置
2 灯火部
2A 第一灯火部
2B 第二灯火部
3,3N ウィンカー部
4 光源部
5 配光制御部
10 ミラーアレイ
10A 第一ミラーセル群
10AH 縦方向第一ミラーセル群
10AW 横方向第一ミラーセル群
10B 第二ミラーセル群
10BH 縦方向第二ミラーセル群
10BW 横方向第二ミラーセル群
14 反射鏡
14A1 第一反射領域
14A2 第二反射領域
14A3 第三反射領域
15 レンズカバー
15A 第一通過領域
15B 第二通過領域
15C 第三通過領域
16,16N カラーフィルタ
17 ミラーアレイ制御部
18 状態検出部
18A スイッチ検出部
18B 姿勢検出部
20 ミラーセル
50 拡散部
50A 第一拡散部
50B 第二拡散部
SL スポット光
SLA スポット光照射領域
SMA スポット光移動領域
SMA1 第一スポット光移動領域
SMA2 第二スポット光移動領域
V 車両

Claims (10)

  1. 車両の外方に向けて光を照射する灯火部と、前記車両に設けられたウィンカースイッチの操作によって点滅するウィンカー部と、前記灯火部及び前記ウィンカー部に光を投射する光源部と、前記光源部から出射された光の配光を制御する配光制御部と、を備え、
    前記配光制御部は、独立して揺動可能とされ、前記光源部からの光を反射する複数のミラーセルを有するミラーアレイを備え、前記ウィンカースイッチの操作に応じて、少なくとも一部の前記ミラーセルの傾斜角度を変化させることによって、前記灯火部に投射される光と、前記ウィンカー部に投射される光との配光を切り替えるウィンカー付灯火装置。
  2. 配光制御部は、前記車両に設けられた灯火スイッチの操作に応じて、少なくとも一部の前記ミラーセルの傾斜角度を変化させることによって、前記灯火部に投射される光の配光を切り替える請求項1に記載のウィンカー付灯火装置。
  3. 前記ウィンカースイッチの操作に応じて、
    前記複数のミラーセルのうち第一ミラーセル群を構成するミラーセルは、前記光源部からの光を反射して前記灯火部に投射し、
    前記複数のミラーセルのうち第二ミラーセル群を構成するミラーセルは、前記光源部からの光を反射して前記ウィンカー部に投射する第一傾斜角度と、前記光源部からの光を反射して前記灯火部に投射する第二傾斜角度との間で揺動する請求項1又は請求項2に記載のウィンカー付灯火装置。
  4. 少なくとも一部の前記ミラーセルは、前記ウィンカースイッチの操作に応じて、前記光源部からの光を前記ウィンカー部の一部に投射されるスポット光とし、かつ、前記スポット光が前記ウィンカー部内を移動するように揺動する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のウィンカー付灯火装置。
  5. 前記ウィンカー部内における前記スポット光の移動領域が所定形状をなす請求項4に記載のウィンカー付灯火装置。
  6. 前記所定形状が、前記ウィンカー部の点滅毎に変化する請求項5に記載のウィンカー付灯火装置。
  7. 前記ウィンカー部は、前記光が投射される領域に対応して設けられたカラーフィルタを備える請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のウィンカー付灯火装置。
  8. 複数の前記ミラーセルにおいて反射した光を再度反射する反射鏡を備え、
    前記カラーフィルタが、前記反射鏡の一部に設けられている請求項7に記載のウィンカー付灯火装置。
  9. 前記ウィンカー部は、前記光が投射される領域に対応して設けられ、前記ウィンカー部に投射された光を拡散させる拡散部を備える請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のウィンカー付灯火装置。
  10. 前記拡散部が、互いに間隔をあけて複数配列されている請求項9に記載のウィンカー付灯火装置。
JP2015116217A 2015-06-09 2015-06-09 ウィンカー付灯火装置 Pending JP2017001484A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015116217A JP2017001484A (ja) 2015-06-09 2015-06-09 ウィンカー付灯火装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015116217A JP2017001484A (ja) 2015-06-09 2015-06-09 ウィンカー付灯火装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017001484A true JP2017001484A (ja) 2017-01-05

Family

ID=57751418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015116217A Pending JP2017001484A (ja) 2015-06-09 2015-06-09 ウィンカー付灯火装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017001484A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018216308A1 (ja) * 2017-05-24 2018-11-29 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両の制御装置
CN111412433A (zh) * 2020-04-27 2020-07-14 江门市大长江集团有限公司 机动车位置灯结构及机动车

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018216308A1 (ja) * 2017-05-24 2018-11-29 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両の制御装置
CN111412433A (zh) * 2020-04-27 2020-07-14 江门市大长江集团有限公司 机动车位置灯结构及机动车

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105351839B (zh) 车辆用前照灯装置
CN112770938B (zh) 车辆用照明灯
US8287163B2 (en) Automotive headlamp apparatus and method of controlling automotive headlamp apparatus where light distribution pattern is controlled
JP4995748B2 (ja) 車両用前照灯装置及び車両用前照灯装置の制御方法
JP5816031B2 (ja) 車両用前照灯装置
JP6709651B2 (ja) 車両用灯具、車両用灯具制御システムおよびこれらを備えた車両
US9108566B2 (en) Multi-pattern headlamp assembly and system
CN108349426B (zh) 用于机动车辆的照明系统
JP4873584B2 (ja) 種々異なる特性を有する光束を生ぜしめるための、車両用の前照灯装置
EP3043108B1 (en) Vehicular lighting system
JP2008010421A (ja) 再構成ヘッドランプ、及び車両の照明システムを再構成するための制御システム
JP2007052955A (ja) 車両用灯具
JP2001213227A (ja) 車輌用照明システム
CN107606579B (zh) 车辆用灯具
KR101852375B1 (ko) 차량의 램프 장치
JP3075966B2 (ja) 車両用前照灯装置
JP7610740B2 (ja) 車両用灯具
JP2020114711A (ja) 車両用前照灯装置
EP2100771B1 (en) Vehicle headlight apparatus and method for controlling same
JP2003187612A (ja) 車両用灯具
JP2017001484A (ja) ウィンカー付灯火装置
JP6461694B2 (ja) 車両用の灯火装置、及び、車両用の灯火システム
JP2008126910A (ja) 車両用照明装置
JP2023128615A (ja) 自転車用灯火装置
JP7561801B2 (ja) 車両用照明装置